JP2023525453A - 車両シート用の前後方向調節装置 - Google Patents

車両シート用の前後方向調節装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、車両床への載置用の底壁(3)を有する、車両床への固定用のフロアレール(1)と、フロアレール(1)に対して変位可能なシートレール(4)と、フロアレール(1)に強固に連結されたスピンドル(8)と、スピンドル(8)に係合するスピンドルナットを有しシートレール(4)に軸方向に強固に連結されたギア(9)と、ギア(9)をシートレール(4)に固定するためにシートレール(4)の固定壁(5)の複数の固定開口(20a,b)を通って案内される複数の固定手段(22a,b)とを備える、車両シート用前後方向調節装置に関する。この前後方向調節装置は、固定壁(5)が底壁(3)に対して角度をつけて配置されており、ギアを留めるための固定手段(22a,b)がシートレール(4)の全体に亘っており、二面せん断で衝突の力も吸収することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部分の特徴を有する、車両シート用前後方向調節装置に関する。
この種の前後方向調節装置は、車両シートを車両の前後方向に沿って動かすために使用される。ここでは、手動で調節可能な装置に加えて、モータ駆動式で調節が行われる前後方向調節装置も本発明の対象となる。一方、このような前後方向調節装置は、たとえば衝突時などにおいて大きな負荷に耐えられることも重要である。したがって、そのような場合に、車両シートは決してそのロック装置から外れてはならない。
本発明の発端となった独国特許第102006011717号明細書には、フロアレールが車両床に結合され、シートレールが車両シートに結合された前後方向調節装置が記載されている。モータ駆動式の前後方向調節は、ウォームを介してスピンドルナットを駆動するシャフトによって行われる。スピンドルナットは、スピンドルとともにスピンドルナットギアを構成する。ウォームおよびスピンドルナットは、ピンによってシートレールの上壁に固定されたギアハウジング内に配置されている。一方、スピンドルはフロアレールに強固に結合されている。
しかしながら、この従来技術の前後方向調節装置は、ギアハウジングのシートレールへの固定が可能な限り強固なものではない。万一、ギアハウジングの固定がシートレールから外れると、車両シートは車両に固定されなくなってしまう。たとえ衝突時にギアハウジングがシートレールから完全に分離しない場合でも、固定性が著しく悪化し、意図された動作が不可能になる可能性が高い。
したがって、本発明の目的は、衝突時に発生する負荷に関わる変形という点について、従来技術から公知の前後方向調節装置を改良することである。
請求項1の前提部分に記載の特徴を有する前後方向調節装置について、請求項1の特徴部分に記載の特徴によって上記の目的が達成される。
本発明に重要なことは、ギアハウジング固定用のシートレールの開口が車両床に対して角度をつけて配置されていることで様々な理由により衝突負荷をより吸収可能になるという発見である。具体的には、前後方向調節装置の大きさを少し大きくするだけでも、開口を通って案内される固定手段をより強固に設計することが可能になり、また固定手段を反対側まで案内することも可能になる。
提案される前後方向調節装置は、車両シート用である。提案される前後方向調節装置は、車両床への固定用のフロアレールを有し、フロアレールは、車両床への載置用の底壁を有する。言い換えると、前後方向調節装置が車両内で意図されたように配置された場合、底壁は車両床に載置される。
提案される前後方向調節装置は、フロアレールに対して変位可能なシートレールと、フロアレールに強固に連結されたスピンドルと、スピンドルに係合するスピンドルナットを有しシートレールに軸方向に強固に連結されたギアと、をさらに有する。「軸方向に強固に連結された」とは、ギアが、スピンドルの長手方向に沿った運動に関してシートレールに強固に連結されていることを意味する。
また、提案される前後方向調節装置は、ギアをシートレールに固定するためにシートレールの固定壁の複数の固定開口を通って案内される複数の固定手段を有する。
提案される前後方向調節装置は、固定壁が底壁に対して角度をつけて配置されていることを特徴とする。言い換えると、固定壁は底壁に平行に延びていない。底壁は車両床上に載置されているはずなので、固定壁はとりわけ車両床に平行に延びていない。さらに、固定壁がフロアレールと係合していることが好ましい。この係合は、シートレールがフロアレールに対して変位可能であることと矛盾しない。
原則として、フロアレールは、所望の態様で直接的または間接的に車両床に固定可能である。底壁は、フロアレールを車両床に固定するための複数の開口を有していることが好ましい。特には、前後方向調節装置は、これらの開口を通って案内される、フロアレールを車両床に固定するためのフロア固定手段を有することができる。
提案される前後方向調節装置の好適な一実施形態は、シートレールが、固定壁に実質的に平行に配置された側壁を有することを特徴とする。この側壁がフロアレールと係合していることが好ましい。具体的には、固定壁と側壁とがそれぞれフロアレールと係合することで、シートレールがフロアレールに対して変位可能に案内される構成が提供される。好ましくは、側壁が固定壁に対向配置される。
提案される前後方向調節装置のさらに別の実施形態は、側壁が固定開口と同じ高さの複数の側部開口を有することを特徴とする。それに応じて、固定手段がこれらの側部開口を通って案内されることが好ましい。このように固定手段が固定壁と側壁との両方を通って案内されるので、特に大きな負荷の力を確実に吸収することができる。複数の固定手段を一体的に形成することができる。
提案される前後方向調節装置の好適な一実施形態によると、シートレールがフロアレールと係合してチャネルを形成する構成が提供される。好適には、このチャネルにスピンドルが配置される。固定手段がチャネルに突出していてもよい。また、固定手段がチャネルを横断してもよい。「横断」という表現は、固定手段がチャネル内へ案内されてチャネルを通過してまたチャネル外へ案内され得ることを意味する。
提案される前後方向調節装置のさらに好適な一実施形態によると、ギアをシートレールに固定するために、中央部とその中央部の両側に位置する側部とを備えるギアホルダをギアが有している構成と、その側部がそれぞれ、固定手段が案内されるホルダ開口を有している構成とが提供される。各側部のホルダ開口は、好適には固定開口と同じ高さである。また、固定手段がホルダ開口を通って案内されることが好ましい。ギアホルダは好適には単一部材に形成される。
提案される前後方向調節装置の好適な一実施形態は、シートレールが変位軸に沿ってフロアレールに対して変位可能であることを特徴とする。ここで、特には、中央部が実質的に変位軸に沿って側部同士の間に配置されている構成でもよい。言い換えると、各側部は、中央部に対して、少なくとも変位軸に沿って、さらにはそれぞれ逆方向に、オフセットしている。中央部が固定壁に実質的に平行な中央部壁を有することがさらに好ましい。
提案される前後方向調節装置のさらに好適な一実施形態では、側部がそれぞれ、ホルダ開口を備える屈曲壁と、その屈曲壁に対して角度をつけて配置された立上壁とを有することを特徴とする。屈曲壁がそれぞれ立上壁によって中央部に接続されていることがさらに好ましい。好適には、各側部が、スピンドルが案内されるスピンドル開口を有する。立上壁がスピンドル開口を有することが好ましい。
提案される前後方向調節装置の好適な一実施形態では、ホルダ開口が、車両床に対して垂直な垂直軸に沿ってスピンドル開口に対してオフセットに配置されている構成が提供される。この態様では、固定手段がスピンドルに干渉することを防止できる。さらには、ホルダ開口が、垂直軸に沿ってスピンドル開口に対して重複しない態様でオフセットに配置されていてよい。重複しない態様でオフセットとは、各スピンドル開口および各ホルダ開口の投影を開口表面に垂直な方向でそれぞれ行った場合にそれらの投影が接触しないことを意味する。
提案される前後方向調節装置のさらに好適な一実施形態によると、固定壁が車両床に対して角度をつけて配置される構成が提供される。好適には、固定壁が底壁に対して実質的に直角に配置される。したがって、固定壁が車両床に対して実質的に直角に配置されていることが好ましい。
提案される前後方向調節装置の好適な一実施形態は、フロアレールが複数の第1留めアームを受ける複数の第1留め穴を有することを特徴とする。これらの第1留め穴によって、シートレールをフロアレールに対してロックすることが実現できる。好適には、これらの第1留め穴が変位軸に沿って互いにオフセットしている。好適には、フロアレールが、複数の第2留めアームを受ける複数の第2留め穴を有し、これらの第2留め穴が第1留め穴に対して固定壁の方向にオフセットに配置されている。追加で第2留め穴が設けられていることで、ロック性能が高められる。
提案される前後方向調節装置のさらに好適な一実施形態は、前後方向調節装置がスピンドルナットを駆動するためのシャフトを有しており、ギアがシャフト受けを有し、このシャフト受けがシャフトの回転運動をスピンドルナットに伝達するよう構成されていることを特徴とする。原則として、シャフトの回転運動のスピンドルナットへの伝達は、いかなる所望の態様でも実施することができる。シャフト受けがギアのウォームに連結され、このウォームがスピンドルナットと係合していることが好ましい。特には、このウォームはスピンドルナットの外側歯部と係合してよい。
前後方向調節装置の好適な一実施形態によると、ギアがギアハウジングを有し、このギアハウジング内にシャフト受けとスピンドルナットとが配置される構成が提供される。好適には、このギアハウジング内にウォームも配置される。特には、ギアハウジングがギアホルダに包囲されていてもよい。
前後方向調節装置のさらに好適な一実施手形態によると、ギアハウジングの垂直軸方向の大きさが変位軸方向の大きさよりも大きい構成が提供される。
前後方向調節装置の好適な一実施形態は、ギアが複数のゴム取付具を有し、それらの間にギアハウジングが挟まれていることを特徴とする。好適には、これらのゴム取付具がギアホルダとギアハウジングの間に配置されている。特には、これらのゴム取付具が変位軸に沿って互いにオフセットに配置されていてよい。
前後方向調節装置のさらに好適な一実施形態は、固定壁が、シャフトが案内されるシャフト開口を有していることを特徴とする。そのシャフト開口が、特には変位軸に沿って固定開口同士の間に配置されていることが好ましい。詳細には、シャフト開口が垂直軸に沿って固定開口の高さに配置されてよい。
前後方向調節装置の好適な一実施形態によると、シートレールが、底壁と実質的に平行に配置された上壁を有する構成が提供される。好適には、上壁が、固定壁に対して角度をつけて、特には直角に配置される。また、上壁が固定壁を側壁に接続してよい。
図面を参照した以下の説明から、有利で好適な構成がさらに生じるが、それらは単に例示的な実施形態を示しているに過ぎない。以下の図を示す。
提案される前後方向調節装置の例示的な実施形態の詳細な分解図。 図1の前後方向調節装置の断面斜視図。
図1に示す前後方向調節装置は、図示しない車両シートの前後方向調節に使用される。前後方向調節装置は、底壁3の複数の開口2を介して図示しない車両床に固定可能なフロアレール1を有する。固定の際には、車両床が底壁3に平行になるよう位置合わせされる。フロアレールは、複数の第1留め穴25と複数の第2留め穴26とをさらに有し、これらは、所望の位置に到達後の手動での前後方向調節においてロックのために使用される。第1留め穴25と第2留め穴26とに係合する留めアームは図示されていない。
また、前後方向調節装置は、固定壁5と、上壁6と、側壁7とを備えるシートレール4を有する。図2に示すように、シートレール4は、変位軸27に沿ってフロアレール1に対して変位可能にフロアレール1に係合している。固定壁5は、底壁3に対して垂直で、したがって車両床に対しても垂直である。
フロアレール1とシートレール4は、係合によりチャネルを形成し、このチャネルに、フロアレール1に強固に連結されたスピンドル8が配置される。一方、シートレール4にはギア9が強固に連結されており、ギア9は、ギアホルダ10と、シャフト(図示せず)受け11と、ギアハウジング12と、ゴム取付具13a,bと、スピンドル8に係合するスピンドルナットと、ウォームとにより構成される。シャフト受け11は、それに係合するシャフトによって駆動可能で、それによりウォームが駆動され、ひいては、外側歯部がウォームと係合するスピンドルナットが駆動される。ウォームおよびスピンドルナットはギアハウジング12内に配置されているため、個別には図示されていない。
スピンドルナットの回転により、ギア9、そしてシートレール4の変位軸27の方向の変位を生じさせる。固定壁5は、シャフト受け11と同じ高さのシャフト開口28を有する。
ギアホルダは、中央部壁16を有する中央部14と側部15a,bとから構成され、側部15a,bはそれぞれ、屈曲壁17a,bおよび立上壁18a,bを有する。屈曲壁17a,bは、それぞれホルダ開口19a,bを有し、ホルダ開口はそれぞれ、固定壁5の固定開口20a,bと同じ高さである。また、ホルダ開口19a,bはそれぞれ、側壁7の側部開口21a,bとも同じ高さである。固定手段22a,bは、本実施形態ではネジとして構成され、固定開口20a,bと、ホルダ開口19a,bと、側部開口21a,bとを通って案内され、したがって、両方のネジがチャネルを横断する。これにより、車両シートにかかる衝突負荷は、固定壁5と側壁7の両方によって吸収される。各ネジは、スクリューナット29a,bにそれぞれ係合する。
立上壁18a,bはそれぞれスピンドル開口23a,bを有し、これらの開口を通ってスピンドル8が案内される。スピンドル開口23a,bが、車両床および底壁3に対して垂直な垂直軸24に沿ってホルダ開口19a,bに対してオフセットしているため、スピンドル8と固定手段22a,bとは干渉しない。
本発明は、請求項1の前提部分の特徴を有する、車両シート用前後方向調節装置に関する。
この種の前後方向調節装置は、車両シートを車両の前後方向に沿って動かすために使用される。ここでは、手動で調節可能な装置に加えて、モータ駆動式で調節が行われる前後方向調節装置も本発明の対象となる。一方、このような前後方向調節装置は、たとえば衝突時などにおいて大きな負荷に耐えられることも重要である。したがって、そのような場合に、車両シートは決してそのロック装置から外れてはならない。
国特許第102006011717号明細書には、フロアレールが車両床に結合され、シートレールが車両シートに結合された前後方向調節装置が記載されている。モータ駆動式の前後方向調節は、ウォームを介してスピンドルナットを駆動するシャフトによって行われる。スピンドルナットは、スピンドルとともにスピンドルナットギアを構成する。ウォームおよびスピンドルナットは、ピンによってシートレールの上壁に固定されたギアハウジング内に配置されている。一方、スピンドルはフロアレールに強固に結合されている。
しかしながら、この従来技術の前後方向調節装置は、ギアハウジングのシートレールへの固定が可能な限り強固なものではない。万一、ギアハウジングの固定がシートレールから外れると、車両シートは車両に固定されなくなってしまう。たとえ衝突時にギアハウジングがシートレールから完全に分離しない場合でも、固定性が著しく悪化し、意図された動作が不可能になる可能性が高い。
仏国特許出願公開第2928880号明細書には、長手方向に沿って互いに変位可能に取り付けられた可動形材と固定形材とを備える複数のスライドレールを有するシャシが記載されている。調節機構はハウジングに回転可能に取り付けられたネジを有する。スライダー同士の間に、長手方向に直交する横方向に沿ってクロス部材が延在している。このクロス部材によりモータが支持され、伝達チェーンがウォームを回転駆動する。クロスビームはハウジングに直接固定されている。
米国特許出願公開第2017/0166090号明細書は、車両シートの前後位置を調節するための調節装置を開示している。この装置は、第1ガイドレールと、第1ガイドレールに固定され、長手軸に沿って延在するスピンドルと、長手軸に沿って第1ガイドレールに対して直線的に移動可能で、基部およびその基部から延びる第1ウォームを有する第2ガイドレールと、第2ガイドレールに固定され、ハウジングを有するギアとを備え、ギアは、第2ガイドレールを第1ガイドレールに対して移動させるために、スピンドルに動作的に接続されている。少なくとも1つの支持要素が第2ガイドレールに配置され、この少なくとも1つの支持要素は、長手軸に対して横断する方向に延びて第2ガイドレールに関してギアを支持するためにギアのハウジングに対面する支持面を有する。支持面は第1縁部を備え、第1縁部は、基部または第1脚部に対面し、溶接部を有し、この溶接部を介して第1縁部が基部または第1脚部に溶接により固定される。第1縁部から耳部が突出し、その開口に基部または第1脚部が係合する。
欧州特許出願公開第2305512号明細書は、本発明に最も近い従来技術であり、上側または下側のレールを開示している。レールは、幅方向における両側のうち一方側の位置に配置された第1壁部と、幅方向の他方側の位置に第1壁部に対向して配置された第2壁部とを有する。第1壁部と第2壁部の少なくとも一方が開口を有する。少なくとも1つの保持要素の幅方向外側部分とナット要素の幅方向外側部分とがこの開口に挿入され、この開口の内側面に対向して配置される。
したがって、本発明の目的は、衝突時に発生する負荷に関わる変形という点について、従来技術から公知の前後方向調節装置を改良することである。
請求項1の前提部分に記載の特徴を有する前後方向調節装置について、請求項1の特徴部分に記載の特徴によって上記の目的が達成される。
本発明に重要なことは、ギアハウジング固定用のシートレールの開口が車両床に対して角度をつけて配置されていることで様々な理由により衝突負荷をより吸収可能になるという発見である。具体的には、前後方向調節装置の大きさを少し大きくするだけでも、開口を通って案内される固定手段をより強固に設計することが可能になり、また固定手段を反対側まで案内することも可能になる。
提案される前後方向調節装置は、車両シート用である。提案される前後方向調節装置は、車両床への固定用のフロアレールを有し、フロアレールは、車両床への載置用の底壁を有する。言い換えると、前後方向調節装置が車両内で意図されたように配置された場合、底壁は車両床に載置される。
提案される前後方向調節装置は、フロアレールに対して変位可能なシートレールと、フロアレールに強固に連結されたスピンドルと、スピンドルに係合するスピンドルナットを有しシートレールに軸方向に強固に連結されたギアと、をさらに有する。「軸方向に強固に連結された」とは、ギアが、スピンドルの長手方向に沿った運動に関してシートレールに強固に連結されていることを意味する。
また、提案される前後方向調節装置は、ギアをシートレールに固定するためにシートレールの固定壁の複数の固定開口を通って案内される複数の固定手段を有する。
提案される前後方向調節装置は、固定壁が底壁に対して角度をつけて配置されている。言い換えると、固定壁は底壁に平行に延びていない。底壁は車両床上に載置されているはずなので、固定壁はとりわけ車両床に平行に延びていない。さらに、固定壁がフロアレールと係合していることが好ましい。この係合は、シートレールがフロアレールに対して変位可能であることと矛盾しない。
原則として、フロアレールは、所望の態様で直接的または間接的に車両床に固定可能である。底壁は、フロアレールを車両床に固定するための複数の開口を有していることが好ましい。特には、前後方向調節装置は、これらの開口を通って案内される、フロアレールを車両床に固定するためのフロア固定手段を有することができる。
提案される前後方向調節装置は、シートレールが、固定壁に実質的に平行に配置された側壁を有する。この側壁がフロアレールと係合していることが好ましい。具体的には、固定壁と側壁とがそれぞれフロアレールと係合することで、シートレールがフロアレールに対して変位可能に案内される構成が提供される。好ましくは、側壁が固定壁に対向配置される。
提案される前後方向調節装置は、側壁が固定開口と同じ高さの複数の側部開口を有する。固定手段がこれらの側部開口を通って案内されることが提案される。このように固定手段が固定壁と側壁との両方を通って案内されるので、特に大きな負荷の力を確実に吸収することができる。複数の固定手段を一体的に形成することができる。
提案される前後方向調節装置の好適な一実施形態によると、シートレールがフロアレールと係合してチャネルを形成する構成が提供される。好適には、このチャネルにスピンドルが配置される。固定手段がチャネルに突出していてもよい。また、固定手段がチャネルを横断してもよい。「横断」という表現は、固定手段がチャネル内へ案内されてチャネルを通過してまたチャネル外へ案内され得ることを意味する。
提案される前後方向調節装置、ギアをシートレールに固定するために、中央部とその中央部の両側に位置する側部とを備えるギアホルダをギアが有していることと、その側部がそれぞれ、固定手段が案内されるホルダ開口を有していることを特徴とする。各側部のホルダ開口は、好適には固定開口と同じ高さである。ギアホルダは好適には単一部材に形成される。
提案される前後方向調節装置の好適な一実施形態は、シートレールが変位軸に沿ってフロアレールに対して変位可能であることを特徴とする。ここで、特には、中央部が実質的に変位軸に沿って側部同士の間に配置されている構成でもよい。言い換えると、各側部は、中央部に対して、少なくとも変位軸に沿って、さらにはそれぞれ逆方向に、オフセットしている。中央部が固定壁に実質的に平行な中央部壁を有することがさらに好ましい。
提案される前後方向調節装置のさらに好適な一実施形態では、側部がそれぞれ、ホルダ開口を備える屈曲壁と、その屈曲壁に対して角度をつけて配置された立上壁とを有することを特徴とする。屈曲壁がそれぞれ立上壁によって中央部に接続されていることがさらに好ましい。好適には、各側部が、スピンドルが案内されるスピンドル開口を有する。立上壁がスピンドル開口を有することが好ましい。
提案される前後方向調節装置の好適な一実施形態では、ホルダ開口が、車両床に対して垂直な垂直軸に沿ってスピンドル開口に対してオフセットに配置されている構成が提供される。この態様では、固定手段がスピンドルに干渉することを防止できる。さらには、ホルダ開口が、垂直軸に沿ってスピンドル開口に対して重複しない態様でオフセットに配置されていてよい。重複しない態様でオフセットとは、各スピンドル開口および各ホルダ開口の投影を開口表面に垂直な方向でそれぞれ行った場合にそれらの投影が接触しないことを意味する。
提案される前後方向調節装置のさらに好適な一実施形態によると、固定壁が車両床に対して角度をつけて配置される構成が提供される。好適には、固定壁が底壁に対して実質的に直角に配置される。したがって、固定壁が車両床に対して実質的に直角に配置されていることが好ましい。
提案される前後方向調節装置の好適な一実施形態は、フロアレールが複数の第1留めアームを受ける複数の第1留め穴を有することを特徴とする。これらの第1留め穴によって、シートレールをフロアレールに対してロックすることが実現できる。好適には、これらの第1留め穴が変位軸に沿って互いにオフセットしている。好適には、フロアレールが、複数の第2留めアームを受ける複数の第2留め穴を有し、これらの第2留め穴が第1留め穴に対して固定壁の方向にオフセットに配置されている。追加で第2留め穴が設けられていることで、ロック性能が高められる。
提案される前後方向調節装置のさらに好適な一実施形態は、前後方向調節装置がスピンドルナットを駆動するためのシャフトを有しており、ギアがシャフト受けを有し、このシャフト受けがシャフトの回転運動をスピンドルナットに伝達するよう構成されていることを特徴とする。原則として、シャフトの回転運動のスピンドルナットへの伝達は、いかなる所望の態様でも実施することができる。シャフト受けがギアのウォームに連結され、このウォームがスピンドルナットと係合していることが好ましい。特には、このウォームはスピンドルナットの外側歯部と係合してよい。
前後方向調節装置の好適な一実施形態によると、ギアがギアハウジングを有し、このギアハウジング内にシャフト受けとスピンドルナットとが配置される構成が提供される。好適には、このギアハウジング内にウォームも配置される。特には、ギアハウジングがギアホルダに包囲されていてもよい。
前後方向調節装置のさらに好適な一実施手形態によると、ギアハウジングの垂直軸方向の大きさが変位軸方向の大きさよりも大きい構成が提供される。
前後方向調節装置の好適な一実施形態は、ギアが複数のゴム取付具を有し、それらの間にギアハウジングが挟まれていることを特徴とする。好適には、これらのゴム取付具がギアホルダとギアハウジングの間に配置されている。特には、これらのゴム取付具が変位軸に沿って互いにオフセットに配置されていてよい。
前後方向調節装置のさらに好適な一実施形態は、固定壁が、シャフトが案内されるシャフト開口を有していることを特徴とする。そのシャフト開口が、特には変位軸に沿って固定開口同士の間に配置されていることが好ましい。詳細には、シャフト開口が垂直軸に沿って固定開口の高さに配置されてよい。
前後方向調節装置の好適な一実施形態によると、シートレールが、底壁と実質的に平行に配置された上壁を有する構成が提供される。好適には、上壁が、固定壁に対して角度をつけて、特には直角に配置される。また、上壁が固定壁を側壁に接続してよい。
図面を参照した以下の説明から、有利で好適な構成がさらに生じるが、それらは単に例示的な実施形態を示しているに過ぎない。以下の図を示す。
提案される前後方向調節装置の例示的な実施形態の詳細な分解図。 図1の前後方向調節装置の断面斜視図。
図1に示す前後方向調節装置は、図示しない車両シートの前後方向調節に使用される。前後方向調節装置は、底壁3の複数の開口2を介して図示しない車両床に固定可能なフロアレール1を有する。固定の際には、車両床が底壁3に平行になるよう位置合わせされる。フロアレールは、複数の第1留め穴25と複数の第2留め穴26とをさらに有し、これらは、所望の位置に到達後の手動での前後方向調節においてロックのために使用される。第1留め穴25と第2留め穴26とに係合する留めアームは図示されていない。
また、前後方向調節装置は、固定壁5と、上壁6と、側壁7とを備えるシートレール4を有する。図2に示すように、シートレール4は、変位軸27に沿ってフロアレール1に対して変位可能にフロアレール1に係合している。固定壁5は、底壁3に対して垂直で、したがって車両床に対しても垂直である。
フロアレール1とシートレール4は、係合によりチャネルを形成し、このチャネルに、フロアレール1に強固に連結されたスピンドル8が配置される。一方、シートレール4にはギア9が強固に連結されており、ギア9は、ギアホルダ10と、シャフト(図示せず)受け11と、ギアハウジング12と、ゴム取付具13a,bと、スピンドル8に係合するスピンドルナットと、ウォームとにより構成される。シャフト受け11は、それに係合するシャフトによって駆動可能で、それによりウォームが駆動され、ひいては、外側歯部がウォームと係合するスピンドルナットが駆動される。ウォームおよびスピンドルナットはギアハウジング12内に配置されているため、個別には図示されていない。
スピンドルナットの回転により、ギア9、そしてシートレール4の変位軸27の方向の変位を生じさせる。固定壁5は、シャフト受け11と同じ高さのシャフト開口28を有する。
ギアホルダは、中央部壁16を有する中央部14と側部15a,bとから構成され、側部15a,bはそれぞれ、屈曲壁17a,bおよび立上壁18a,bを有する。屈曲壁17a,bは、それぞれホルダ開口19a,bを有し、ホルダ開口はそれぞれ、固定壁5の固定開口20a,bと同じ高さである。また、ホルダ開口19a,bはそれぞれ、側壁7の側部開口21a,bとも同じ高さである。固定手段22a,bは、本実施形態ではネジとして構成され、固定開口20a,bと、ホルダ開口19a,bと、側部開口21a,bとを通って案内され、したがって、両方のネジがチャネルを横断する。これにより、車両シートにかかる衝突負荷は、固定壁5と側壁7の両方によって吸収される。各ネジは、スクリューナット29a,bにそれぞれ係合する。
立上壁18a,bはそれぞれスピンドル開口23a,bを有し、これらの開口を通ってスピンドル8が案内される。スピンドル開口23a,bが、車両床および底壁3に対して垂直な垂直軸24に沿ってホルダ開口19a,bに対してオフセットしているため、スピンドル8と固定手段22a,bとは干渉しない。

Claims (15)

  1. 車両床への載置用の底壁(3)を有する、前記車両床への固定用のフロアレール(1)と、前記フロアレール(1)に対して変位可能なシートレール(4)と、前記フロアレール(1)に強固に連結されたスピンドル(8)と、前記スピンドル(8)に係合するスピンドルナットを有し前記シートレール(4)に軸方向に強固に連結されたギア(9)と、前記ギア(9)を前記シートレール(4)に固定するために前記シートレール(4)の固定壁(5)の複数の固定開口(20a,b)を通って案内される複数の固定手段(22a,b)と、を備え、前記固定壁(5)が前記底壁(3)に対して角度をつけて配置されていることを特徴とする、車両シート用前後方向調節装置。
  2. 前記シートレール(4)が、前記固定壁(5)に実質的に平行に配置された側壁(7)を有し、好適には、前記側壁(7)が前記固定壁(5)に対向配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の前後方向調節装置。
  3. 前記側壁(7)が、前記固定開口(20a,b)と同じ高さの複数の側部開口(21a,b)を有し、好適には、前記固定手段(22a,b)が特に一体状で前記側部開口(21a,b)を通って案内されることを特徴とする、請求項2に記載の前後方向調節装置。
  4. 前記シートレール(4)が前記フロアレール(1)と係合してチャネルを形成し、好適には、前記固定手段(22a,b)が前記チャネルに突出していることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の前後方向調節装置。
  5. 前記ギア(9)が、前記ギア(9)を前記シートレール(4)に固定するために、中央部(14)とその両側に位置する側部(15a,b)とを備えるギアホルダ(10)を有しており、前記側部(15a,b)がそれぞれ、前記固定手段(22a,b)がそれぞれ案内されるホルダ開口(19a,b)を有しており、好適には、前記側部(15a,b)の前記ホルダ開口(19a,b)が前記固定開口(20a,b)と同じ高さであることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の前後方向調節装置。
  6. 前記シートレール(4)が変位軸(27)に沿って前記フロアレール(1)に対して変位可能であり、特には、前記中央部(14)が前記変位軸(27)に沿って前記側部(15a,b)同士の間に配置されており、好適には、前記中央部(14)が、前記固定壁(5)に実質的に平行な中央部壁(16)を有することを特徴とする、請求項5に記載の前後方向調節装置。
  7. 前記側部(15a,b)がそれぞれ、前記ホルダ開口(19a,b)を備える屈曲壁(17a,b)と、前記屈曲壁(17a,b)に対して角度をつけて配置された立上壁(18a,b)とを有しており、好適には、前記側部(15a,b)がそれぞれ、前記スピンドル(8)が案内されるスピンドル開口(23a,b)を有しており、特には、前記立上壁(18a,b)が前記スピンドル開口(23a,b)を有している、請求項5または6に記載の前後方向調節装置。
  8. 前記ホルダ開口(19a,b)が、前記車両床に対して垂直な垂直軸(24)に沿って前記スピンドル開口(23a,b)に対してオフセットに、特には、重複しない態様でオフセットに配置されていることを特徴とする、請求項7に記載の前後方向調節装置。
  9. 前記固定壁(5)が前記車両床に対して角度をつけて配置されており、好適には、前記固定壁(5)が前記底壁(3)に対して実質的に直角に配置されており、特には、前記固定壁(5)が前記車両床に対して実質的に直角に配置されていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載の前後方向調節装置。
  10. 前記フロアレール(1)が、複数の第1留めアームを受ける複数の第1留め穴(25)を有し、前記第1留め穴が好適には前記変位軸(27)に沿って互いにオフセットしており、好適には、前記フロアレール(1)が、複数の第2留めアームを受ける複数の第2留め穴(26)を有し、前記第2留め穴(26)が前記第1留め穴(25)に対して前記固定壁(5)の方向にオフセットに配置されていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の前後方向調節装置。
  11. 前記前後方向調節装置が前記スピンドルナットを駆動するためのシャフトを有しており、前記ギア(9)が前記シャフト用のシャフト受け(11)を有し、前記シャフト受け(11)が前記シャフトの回転運動を前記スピンドルナットに伝達するよう構成されており、好適には、前記シャフト受けが前記ギア(9)のウォームに連結され、前記ウォームが前記スピンドルナットと係合している、請求項1から10のいずれか1項に記載の前後方向調節装置。
  12. 前記ギア(9)がギアハウジング(12)を有し、前記ギアハウジング(12)内に、前記シャフト受け(11)と、前記スピンドルナットとが、好適には前記ウォームも配置されており、特には、前記ギアハウジング(12)が前記ギアホルダ(10)に包囲されていることを特徴とする、請求項11に記載の前後方向調節装置。

  13. 前記ギアハウジング(12)の前記垂直軸(24)の方向の大きさが前記変位軸(27)の方向の大きさよりも大きいことを特徴とする、請求項12に記載の前後方向調節装置。
  14. 前記ギア(9)が複数のゴム取付具(13a,b)を有し、それらの間に前記ギアハウジング(12)が挟まれており、好適には、前記ゴム取付具(13a,b)が前記ギアホルダ(10)と前記ギアハウジング(12)の間に配置されており、特には、前記ゴム取付具(13a,b)が前記変位軸(27)に沿って互いにオフセットに配置されていることを特徴とする、請求項12または13に記載の前後方向調節装置。
  15. 前記固定壁(5)が、前記シャフトが案内されるシャフト開口(28)を有しており、好適には、前記シャフト開口(28)が、前記変位軸(7)に沿って特に前記固定開口(20a,b)同士の間に配置されており、特には、前記シャフト開口(28)が前記垂直軸(24)に沿って前記固定開口(20a,b)の高さに配置されることを特徴とする、請求項11から14のいずれか1項に記載の前後方向調節装置。

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