JP2023521663A5 - - Google Patents
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本明細書で使用される節の見出しは、構成目的のみのためであり、記載される主題を限定するものと解釈されるべきではない。
[本発明1001]
標的化脂質粒子であって、
(a)内腔を包囲する脂質二重層と、
(b)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、
(c)(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び(ii)シングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む、標的化エンベロープタンパク質であって、前記sdAb可変ドメインが、前記Gタンパク質もしくはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されており、及び/または前記sdAbが、ペプチドリンカーを介して前記Gタンパク質もしくはその生物学的に活性な部分に結合されており、前記sdAbが、標的細胞の細胞表面分子に結合する、前記標的化エンベロープタンパク質と
を含み、前記Fタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分及び前記標的化エンベロープタンパク質が、脂質二重層に埋め込まれている、前記標的化脂質粒子。
[本発明1002]
前記細胞表面分子が、タンパク質、グリカン、脂質または低分子量分子である、本発明1001の標的化脂質粒子。
[本発明1003]
前記標的細胞が、腫瘍浸潤リンパ球、T細胞、新生物または腫瘍細胞、ウイルス感染細胞、幹細胞、中枢神経系(CNS)細胞、造血幹細胞(HSC)、肝臓細胞または完全に分化した細胞からなる群から選択される、本発明1001または本発明1002の標的化脂質粒子。
[本発明1004]
前記標的細胞が、CD3+ T細胞、CD4+ T細胞、CD8+ T細胞、肝細胞、造血幹細胞、CD34+ 造血幹細胞、CD105+ 造血幹細胞、CD117+ 造血幹細胞、CD105+ 内皮細胞、B細胞、CD20+ B細胞、CD19+ B細胞、がん細胞、CD133+ がん細胞、EpCAM+ がん細胞、CD19+ がん細胞、Her2/Neu+ がん細胞、GluA2+ ニューロン、GluA4+ ニューロン、NKG2D+ ナチュラルキラー細胞、SLC1A3+ 星状細胞、SLC7A10+ 脂肪細胞、またはCD30+ 肺上皮細胞からなる群から選択される、本発明1001~1003のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1005]
前記シングルドメイン抗体が、肝細胞上に存在する抗原またはその一部に結合する、本発明1001~1004のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1006]
前記細胞表面分子または抗原が、ASGR1、ASGR2及びTM4SFからなる群から選択される、本発明1001~1005のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1007]
前記シングルドメイン抗体が、T細胞上に存在する抗原またはその一部に結合する、本発明1001~1004のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1008]
前記細胞表面分子または抗原が、CD8またはCD4である、本発明1001~1004及び1007のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1009]
前記細胞表面分子または抗原が、LDL-Rである、本発明1001~1004のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1010]
標的化脂質粒子であって、
(a)内腔を包囲する脂質二重層と、
(b)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、
(c)(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び(ii)結合ドメインを含む、標的化エンベロープタンパク質であって、前記結合ドメインが、前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されており、前記結合ドメインが、ASGR1、ASGR2、TM4SF5、CD8、CD4及びLDL-Rからなる群から選択される細胞表面分子と結合する、前記標的化エンベロープタンパク質と
を含み、前記Fタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分及び前記標的化エンベロープタンパク質が、前記脂質二重層に埋め込まれている、前記標的化脂質粒子。
[本発明1011]
前記結合ドメインが、リンカーを介して前記Gタンパク質に結合されている、本発明1010の標的化脂質粒子。
[本発明1012]
前記リンカーが、ペプチドリンカーである、本発明1011の標的化脂質粒子。
[本発明1013]
レンチウイルスベクターである、本発明1001~1012のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1014]
(a)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、
(b)(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び(ii)結合ドメインを含む、標的化エンベロープタンパク質であって、前記結合ドメインが、前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されており、前記結合ドメインが、CD4と結合する、前記標的化エンベロープタンパク質と、
(c)キメラ抗原受容体(CAR)をコードする核酸を含むカーゴであって、前記CARが、
(i)CD19と結合する細胞外抗原結合ドメインであって、任意に前記細胞外抗原結合ドメインがscFvである、前記細胞外抗原結合ドメイン、
(ii)膜貫通ドメイン、及び
(iii)CD3ゼータシグナル伝達ドメインを含む細胞内シグナル伝達領域
を含む、前記カーゴと
を含む、レンチウイルスベクター。
[本発明1015]
前記CARの前記細胞内シグナル伝達領域が、4-1BB共刺激シグナル伝達ドメインをさらに含む、本発明1014のレンチウイルスベクター。
[本発明1016]
前記レンチウイルスベクターが、前記CARをコードする前記核酸をT細胞に送達することが可能であり、任意に前記T細胞が、対象においてin vivoである、本発明1014または本発明1015のレンチウイルスベクター。
[本発明1017]
(a)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、
(b)(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び(ii)結合ドメインを含む、標的化エンベロープタンパク質であって、前記結合ドメインが、前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されており、前記結合ドメインが、ASGR1、ASGR2及びTM4SF5からなる群から選択される細胞表面分子と結合する、前記標的化エンベロープタンパク質と
を含む、レンチウイルスベクター。
[本発明1018]
肝細胞を標的とすることが可能である、本発明1017のレンチウイルスベクター。
[本発明1019]
肝細胞への送達のための外因性物質をさらに含み、及び/または前記レンチウイルスベクターが前記外因性物質を肝細胞に送達することが可能であり、任意に前記肝細胞が対象においてin vivoである、本発明1017及び本発明1018のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1020]
前記結合ドメインが、リンカーを介して前記Gタンパク質に結合されており、任意に前記リンカーが、ペプチドリンカーである、本発明1014~1019のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1021]
前記結合ドメインが、シングルドメイン抗体であるか、または一本鎖可変断片(scFv)である、本発明1010~1013のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1020のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1022]
前記ペプチドリンカーが、最大で65アミノ酸の長さ、任意に2~65アミノ酸の長さを含む、本発明1001~1009、1012、及び1013のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1020もしくは本発明1021のレンチウイルスベクター。
[本発明1023]
前記ペプチドリンカーが、GS、GGS、GGGGS(配列番号43)、GGGGGS(配列番号41)もしくはそれらの組み合わせを含むフレキシブルリンカーであるか、または前記ペプチドリンカーが、nが1~10である(GGS)n、nが1~10である(GGGGS)n(配列番号42)、もしくはnが1~6である(GGGGGS)n(配列番号27)を含む、本発明1001~1009、1012、1013及び1022のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1020~1022のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1024]
前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスG(NiV-G)タンパク質もしくはヘンドラウイルスGタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013、1022及び1023のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1023のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1025]
前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013及び1022~1024のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1024のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1026]
前記NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44に示されるアミノ酸配列、または配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、少なくとも84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1024または本発明1025の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1027]
前記NiV-Gタンパク質が、
切断型でありかつ前記野生型NiV-Gタンパク質(配列番号9、配列番号28または配列番号44)のN末端におけるまたはその近くの最大で40個の連続アミノ酸残基を欠く生物学的に活性な部分
である、本発明1024~1026のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルス粒子。
[本発明1028]
前記NiV-Gタンパク質が、野生型NiV-GのN末端で切断された生物学的に活性な部分であり、配列番号10~15、35~40もしくは45~50のいずれかに示される配列、または配列番号10~15、35~40もしくは45~50と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、少なくとも84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する、本発明1024~1027のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルス粒子。
[本発明1029]
前記NiV-Gタンパク質が、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの5アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの10アミノ酸切断、前記N末端におけるまたはその近くの15アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの20アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの25アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの30アミノ酸切断、または前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの34アミノ酸切断からなる群から選択される前記野生型NiV-GのN末端におけるまたはその近くの切断を有する生物学的に活性な部分であり、任意に前記野生型NiV-Gタンパク質が、配列番号9、配列番号28または配列番号44に示される、本発明1024~1028のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1030]
前記NiV-Gタンパク質が、前記野生型NiV-Gタンパク質(配列番号9、配列番号28または配列番号44)のN末端におけるまたはその近くの34アミノ酸切断を有する生物学的に活性な部分である、本発明1024~1029のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1031]
前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、エフリンB2またはエフリンB3に対する減少した結合を示す変異体NiV-Gタンパク質である、本発明1001~1013、及び1022~1030のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1030のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1032]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、
配列番号28に示される付番を参照してE501A、W504A、Q530A及びE533Aからなる群から選択されるアミノ酸置換に対応する1つ以上のアミノ酸置換
を含む、本発明1031の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1033]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、
配列番号28に示される付番を参照してアミノ酸置換E501A、W504A、Q530A及びE533A
を含む、本発明1031または本発明1032の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1034]
前記変異体NiV-Gタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号16に示されるアミノ酸配列、または配列番号16と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する、本発明1031~1033のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1035]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスF(NiV-F)タンパク質もしくはヘンドラウイルスFタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013及び1022~1034のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1034のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1036]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013、及び1022~1035のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1035のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1037]
前記NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号2示されるアミノ酸配列、または配列番号2と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1001~1013及び1022~1036のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1036のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1038]
前記NiV-Fタンパク質が、
i)前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるもしくはその近くの20アミノ酸切断、及び/または
ii)N結合型グリコシル化部位における点変異
を含むその生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013、及び1022~1037のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1037のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1039]
前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号5もしくは配列番号7に示される配列、または配列番号5もしくは配列番号7と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する、本発明1038の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1040]
前記NiV-Fタンパク質が、前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるまたはその近くの22アミノ酸切断を有するその生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013、及び1022~1037のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1037のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1041]
前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号8もしくは配列番号23に示される配列、または配列番号8もしくは配列番号23と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有する配列をコードするヌクレオチドの配列によってコードされるアミノ酸配列を有する、本発明1040の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1042]
前記Fタンパク質が、配列番号23に示される配列を含み、前記Gタンパク質が、配列番号16に示される配列を含む、本発明1001~1013、及び1022~1041のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1041のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1043]
前記脂質二重層が、レトロウイルスまたはレトロウイルス様粒子を生成するために使用される宿主細胞の膜に由来する、本発明1001~1013、及び1022~1042のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1044]
前記宿主細胞が、CHO細胞、BHK細胞、MDCK細胞、C3H 10T1/2細胞、FLY細胞、Psi-2細胞、BOSC 23細胞、PA317細胞、WEHI細胞、COS細胞、BSC 1細胞、BSC 40細胞、BMT 10細胞、VERO細胞、W138細胞、MRC5細胞、A549細胞、HT1080細胞、293細胞、293T細胞、B-50細胞、3T3細胞、NIH3T3細胞、HepG2細胞、Saos-2細胞、Huh7細胞、HeLa細胞、W163細胞、211細胞、及び211A細胞からなる群から選択される、本発明1043の標的化脂質粒子。
[本発明1045]
前記脂質二重層が、ウイルスエンベロープであるか、またはそれを含む、本発明1001~1013、及び1022~1044のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1046]
前記Fタンパク質分子及び前記Gタンパク質以外の1つ以上のウイルス成分を含む、本発明1001~1013及び1022~1045のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1047]
前記1つ以上のウイルス成分が、レトロウイルスからのものである、本発明1046の標的化脂質粒子。
[本発明1048]
前記レトロウイルスが、レンチウイルスまたはレンチウイルス様粒子である、本発明1043~1047のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1049]
外因性物質をさらに含む、本発明1001~1013及び1022~1048のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1042のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1050]
前記外因性物質が、前記内腔に存在する、本発明1049の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1051]
前記外因性物質がタンパク質または核酸であり、任意に前記核酸が、DNAまたはRNAである、本発明1049または本発明1050の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1052]
前記外因性物質が、前記標的細胞への送達のためのカーゴをコードする核酸である、本発明1049~1051のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1053]
前記外因性物質が、治療剤または診断剤をコードする、本発明1049~1052のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1054]
前記外因性物質が膜タンパク質をコードし、任意に前記膜タンパク質が、疾患または病態によって発現するまたはそれに関連する細胞を標的とするための抗原受容体である、本発明1049~1053のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1055]
前記膜タンパク質がキメラ抗原受容体(CAR)である、本発明1053の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1056]
前記標的細胞がT細胞である、本発明1052~1055のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1057]
前記外因性物質が、遺伝子欠損、任意に前記標的細胞における遺伝子欠損を修正するためのペイロード遺伝子を含む核酸であり、任意に前記遺伝子欠損が、肝臓細胞または肝細胞に関連する、本発明1049~1053のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1058]
(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分と(ii)シングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインとをコードする核酸配列を含む、ポリヌクレオチドであって、前記sdAb可変ドメインが、前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されている、前記ポリヌクレオチド。
[本発明1059]
前記シングルドメイン抗体が、標的細胞上に存在する細胞表面分子と結合する、本発明1058のポリヌクレオチド。
[本発明1060]
前記細胞表面分子が、タンパク質、グリカン、脂質または低分子量分子である、本発明1059のポリヌクレオチド。
[本発明1061]
前記標的細胞が、腫瘍浸潤リンパ球、T細胞、新生物もしくは腫瘍細胞、ウイルス感染細胞、幹細胞、中枢神経系(CNS)細胞、造血幹細胞(HSC)、肝臓細胞または完全に分化した細胞からなる群から選択される、本発明1059または本発明1060のポリヌクレオチド。
[本発明1062]
前記標的細胞が、CD3+ T細胞、CD4+ T細胞、CD8+ T細胞、肝細胞、造血幹細胞、CD34+ 造血幹細胞、CD105+ 造血幹細胞、CD117+ 造血幹細胞、CD105+ 内皮細胞、B細胞、CD20+ B細胞、CD19+ B細胞、がん細胞、CD133+ がん細胞、EpCAM+ がん細胞、CD19+ がん細胞、Her2/Neu+ がん細胞、GluA2+ ニューロン、GluA4+ ニューロン、NKG2D+ ナチュラルキラー細胞、SLC1A3+ 星状細胞、SLC7A10+ 脂肪細胞、またはCD30+ 肺上皮細胞からなる群から選択される、本発明1059~1061のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1063]
前記細胞表面分子または抗原が、ASGR1、ASGR2、TM4SF5、CD8、CD4、及び低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)からなる群から選択される、本発明1059~1062のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1064]
(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分と(ii)ASGR1、ASGR2、TM4SF5、CD4、CD8、及び低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)からなる群から選択される細胞表面分子に結合する結合ドメインとをコードする核酸配列を含む、ポリヌクレオチド。
[本発明1065]
前記結合ドメインが、シングルドメイン抗体(sdAb)であるか、または一本鎖可変断片(scFv)である、本発明1064のポリヌクレオチド。
[本発明1066]
前記核酸配列が、第1の核酸配列であり、前記ポリヌクレオチドが、ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする第2の核酸配列をさらに含む、本発明1058~1065のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1067]
前記ポリヌクレオチドが、IRESまたは前記第1及び第2の核酸配列間の連結ペプチドをコードする配列を含み、任意に、前記連結ペプチドが、自己切断性ペプチドまたはリボソームスキッピングを引き起こすペプチド、任意にT2Aペプチドである、本発明1066のポリヌクレオチド。
[本発明1068]
前記核酸の発現、任意に前記第1の核酸配列及び前記第2の核酸配列の発現をコントロールするために機能可能に連結された少なくとも1つのプロモーターをさらに含む、本発明1058~1067のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1069]
前記sdAb可変ドメインまたは前記結合ドメインが、コードされるペプチドリンカーを介して前記Gタンパク質に結合されている、本発明1058~1068のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1070]
前記コードされるペプチドリンカーが、最大で65アミノ酸の長さ、任意に2~65アミノ酸の長さを含む、本発明1069のポリヌクレオチド。
[本発明1071]
前記コードされるペプチドリンカーが、GS、GGS、GGGGS(配列番号43)、GGGGGS(配列番号41)及びそれらの組み合わせを含み、または前記コードされるペプチドリンカーが、nが1~10である(GGS)n、nが1~10である(GGGGS)n(配列番号42)、もしくはnが1~4である(GGGGGS)n(配列番号27)を含む、本発明1069または本発明1070のポリヌクレオチド。
[本発明1072]
前記コードされるGタンパク質が、野生型ニパウイルスG(NiV-G)タンパク質もしくはヘンドラウイルスGタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分であり、任意に前記バリアントが、ネイティブ結合パートナーについて減少した結合を示すそのバリアントである、本発明1058~1071のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1073]
前記コードされるGタンパク質が、野生型NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1058~1072のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1074]
前記NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44に示されるアミノ酸配列を含み、または配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1072または本発明1073のポリヌクレオチド。
[本発明1075]
前記NiV-Gタンパク質が、
切断型でありかつ前記野生型NiV-Gタンパク質(配列番号9、配列番号28または配列番号44)のN末端におけるまたはその近くの最大で40個の連続アミノ酸残基を欠く生物学的に活性な部分
である、本発明1072~1074のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1076]
前記NiV-Gタンパク質が、野生型NiV-GのN末端で切断された生物学的に活性な部分であり、配列番号10~15、35~40もしくは45~50のいずれかに示される配列、または配列番号10~15、35~40もしくは45~50と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1072~1075のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1077]
前記NiV-Gタンパク質が、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの5アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの10アミノ酸切断、前記N末端におけるまたはその近くの15アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの20アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの25アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの30アミノ酸切断、または前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの34アミノ酸切断からなる群から選択される前記野生型NiV-GのN末端におけるまたはその近くの切断を有する生物学的に活性な部分であり、任意に前記野生型NiV-Gタンパク質が、配列番号9、配列番号28または配列番号44に示される、本発明1072~1076のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1078]
前記NiV-Gタンパク質が、前記野生型NiV-Gタンパク質(配列番号9、配列番号28または配列番号44)のN末端におけるまたはその近くの34アミノ酸切断を有する生物学的に活性な部分である、本発明1072~1077のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1079]
前記Gタンパク質が、エフリンB2またはエフリンB3に対する減少した結合を示す変異体NiV-Gタンパク質である、本発明1058~1078のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1080]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、配列番号28に示される付番を参照してE501A、W504A、Q530A及びE533Aからなる群から選択されるアミノ酸置換に対応する1つ以上のアミノ酸置換を含む、本発明1079のポリヌクレオチド。
[本発明1081]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、配列番号28に示される付番を参照してアミノ酸置換E501A、W504A、Q530A及びE533Aを含む、本発明1079または本発明1080のポリヌクレオチド。
[本発明1082]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、配列番号16に示されるアミノ酸配列、または配列番号16と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1079~1081のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1083]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスF(NiV-F)タンパク質もしくはヘンドラウイルスFタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1066~1082のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1084]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1066~1083のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1085]
前記NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号2に示されるアミノ酸配列、または配列番号2と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1083または本発明1084のポリヌクレオチド。
[本発明1086]
前記NiV-Fタンパク質が、
i)前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるもしくはその近くの20アミノ酸切断、及び/または
ii)N結合型グリコシル化部位における点変異
を含むその生物学的に活性な部分である、本発明1085または本発明1085のポリヌクレオチド。
[本発明1087]
前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号5もしくは配列番号7に示される配列、または配列番号5もしくは配列番号7と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する、本発明1086のポリヌクレオチド。
[本発明1088]
前記NiV-Fタンパク質が、前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるまたはその近くの22アミノ酸切断を有するその生物学的に活性な部分である、本発明1085または本発明1086のポリヌクレオチド。
[本発明1089]
前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号8もしくは配列番号23に示される配列、または配列番号8もしくは配列番号23と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有する配列をコードするヌクレオチドの配列によってコードされるアミノ酸配列を有する、本発明1088のポリヌクレオチド。
[本発明1090]
前記Fタンパク質が、配列番号23に示される配列を含み、前記Gタンパク質が、配列番号16に示される配列を含む、本発明1066~1089のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1091]
本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチドを含む、ベクター。
[本発明1092]
前記ベクターが、哺乳動物ベクター、ウイルスベクターまたは人工染色体であり、任意に前記人工染色体が、細菌人工染色体(BAC)である、本発明1091のベクター。
[本発明1093]
本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチドを含む、プラスミド。
[本発明1094]
レンチウイルス生成のためのタンパク質をコードする1つ以上の核酸をさらに含む、本発明1093のプラスミド。
[本発明1095]
本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチド、または本発明1091もしくは本発明1092のベクター、または本発明1093もしくは1094のプラスミドを含む、細胞。
[本発明1096]
ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及びシングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む標的化エンベロープタンパク質とを含む、標的化脂質粒子を作製する方法であって、
a)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、細胞を提供することであって、前記標的化エンベロープタンパク質が、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及びシングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む、前記提供すること、
b)標的化脂質粒子の生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記標的化脂質粒子を分離、濃縮、または精製し、それにより前記標的化脂質粒子を作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1097]
偽型化レンチウイルスベクターを作製する方法であって、
a)レンチウイルスウイルス核酸(複数可)と、ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、プロデューサー細胞を提供することであって、前記標的化エンベロープタンパク質が、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及びシングルドメイン抗体を含む、前記提供すること、
b)前記レンチウイルスベクターの生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記レンチウイルスベクターを分離、濃縮、または精製し、それにより前記偽型化レンチウイルスベクターを作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1098]
ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び結合ドメインを含む標的化エンベロープタンパク質とを含む、標的化脂質粒子を作製する方法であって、
a)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、細胞を提供することであって、前記標的化エンベロープタンパク質が、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び結合ドメインを含み、前記結合ドメインが、
(i)ASGR1、ASGR2、及びTM4SF5、任意にヒトASGR1、ヒトASGR2及びヒトASGR2からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、
(ii)CD4またはCD8、任意にヒトCD4またはヒトCD8からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、または
(iii)低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)、任意にヒトLDL-Rである細胞表面分子と結合する、
前記提供すること、
b)標的化脂質粒子の生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記標的化脂質粒子を分離、濃縮、または精製し、それにより前記標的化脂質粒子を作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1099]
偽型化レンチウイルスベクターを作製する方法であって、
a)レンチウイルスウイルス核酸(複数可)と、ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、プロデューサー細胞を提供することであって、前記標的化エンベロープタンパク質が、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び結合ドメインを含み、前記結合ドメインが、
(i)ASGR1、ASGR2、及びTM4SF5、任意にヒトASGR1、ヒトASGR2及びヒトASGR2からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、
(ii)CD4またはCD8、任意にヒトCD4またはヒトCD8からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、または
(iii)低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)、任意にヒトLDL-Rである細胞表面分子と結合する、
前記提供すること、
b)レンチウイルスベクターの生成を可能とする条件下で前記プロデューサー細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記レンチウイルスベクターを分離、濃縮、または精製し、それにより前記偽型化レンチウイルスベクターを作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1100]
前記結合ドメインが、シングルドメイン抗体であるか、または一本鎖可変断片(scFv)である、本発明1098または本発明1099の方法。
[本発明1101]
ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、標的化エンベロープタンパク質とを含む、標的化脂質粒子を作製する方法であって、
a)本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチド、または本発明1091もしくは本発明1092のベクター、または本発明1093もしくは本発明1094のプラスミドを含む細胞を提供すること、
b)標的化脂質粒子の生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記標的化脂質粒子を分離、濃縮、または精製し、それにより前記標的化脂質粒子を作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1102]
偽型化レンチウイルスベクターを作製する方法であって、
a)レンチウイルスウイルス核酸(複数可)と、本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチド、または本発明1091もしくは本発明1092のベクター、または本発明1093もしくは本発明1094のプラスミドとを含む、プロデューサー細胞を提供すること、
b)前記レンチウイルスベクターの生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記レンチウイルスベクターを分離、濃縮、または精製し、それにより前記偽型化レンチウイルスベクターを作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1103]
ステップ(b)の前に、ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードするポリヌクレオチドを前記細胞に提供することをさらに含む、本発明1101または本発明1102の方法。
[本発明1104]
前記細胞が、哺乳動物細胞である、本発明1096~1103のいずれかの方法。
[本発明1105]
前記細胞が、ウイルス核酸、任意にレトロウイルス核酸またはレンチウイルス核酸を含むプロデューサー細胞であり、前記標的化脂質粒子が、ウイルス粒子またはウイルス様粒子、任意にレトロウイルス粒子またはレトロウイルス様粒子、任意にレンチウイルス粒子またはレンチウイルス様粒子である、本発明1096~1104のいずれかの方法。
[本発明1106]
本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチド、または本発明1091もしくは本発明1092のベクター、または本発明1093もしくは本発明1094のプラスミドを含む、プロデューサー細胞。
[本発明1107]
ヘニパウイルスFタンパク質またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸をさらに含む、本発明1106のプロデューサー細胞。
[本発明1108]
前記細胞がウイルス核酸をさらに含み、任意に前記ウイルス核酸が、レンチウイルス核酸である、本発明1106または本発明1107のプロデューサー細胞。
[本発明1109]
(i)ウイルス核酸(複数可)と、(ii)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、(iii)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及びシングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、プロデューサー細胞であって、任意に前記ウイルス核酸(複数可)が、レンチウイルス核酸である、前記プロデューサー細胞。
[本発明1110]
前記シングルドメイン抗体が、標的細胞上に存在する細胞表面分子と結合する、本発明1109のプロデューサー細胞。
[本発明1111]
前記細胞表面分子が、タンパク質、グリカン、脂質または低分子量分子である、本発明1110のプロデューサー細胞。
[本発明1112]
前記標的細胞が、腫瘍浸潤リンパ球、T細胞、新生物または腫瘍細胞、ウイルス感染細胞、幹細胞、中枢神経系(CNS)細胞、造血幹細胞(HSC)、肝臓細胞または完全に分化した細胞からなる群から選択される、本発明1110または本発明1111のプロデューサー細胞。
[本発明1113]
前記標的細胞が、CD3+ T細胞、CD4+ T細胞、CD8+ T細胞、肝細胞、造血幹細胞、CD34+ 造血幹細胞、CD105+ 造血幹細胞、CD117+ 造血幹細胞、CD105+ 内皮細胞、B細胞、CD20+ B細胞、CD19+ B細胞、がん細胞、CD133+ がん細胞、EpCAM+ がん細胞、CD19+ がん細胞、Her2/Neu+ がん細胞、GluA2+ ニューロン、GluA4+ ニューロン、NKG2D+ ナチュラルキラー細胞、SLC1A3+ 星状細胞、SLC7A10+ 脂肪細胞、またはCD30+ 肺上皮細胞からなる群から選択される、本発明1110~1112のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1114]
(i)ウイルス核酸(複数可)と、(ii)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、(iii)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び結合ドメインを含む標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、プロデューサー細胞であって、前記結合ドメインが、
(i)ASGR1、ASGR2、及びTM4SF5、任意にヒトASGR1、ヒトASGR2及びヒトASGR2からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、
(ii)CD4またはCD8、任意にヒトCD4またはヒトCD8からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、または
(iii)低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)、任意にヒトLDL-Rである細胞表面分子と結合し、
任意に前記ウイルス核酸(複数可)が、レンチウイルス核酸である、
前記プロデューサー細胞。
[本発明1115]
前記結合ドメインが、シングルドメイン抗体であるか、または一本鎖可変断片である、本発明1114のプロデューサー細胞。
[本発明1116]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスF(NiV-F)タンパク質もしくはヘンドラウイルスFタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1109~1115のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1117]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1109~1116のいずれかのプロデューサー。
[本発明1118]
前記ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分が、
(i)配列番号2、配列番号5、配列番号7、配列番号8または配列番号23に示される配列、
(ii)配列番号2、配列番号5、配列番号7、配列番号8または配列番号23と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、少なくとも96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列
を含む、本発明1109~1117のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1119]
前記コードされるGタンパク質が、野生型ニパウイルスG(NiV-G)タンパク質もしくはヘンドラウイルスGタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分であり、任意に前記バリアントが、ネイティブ結合パートナーについて減少した結合を示すそのバリアントである、本発明1109~1118のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1120]
前記コードされるGタンパク質が、野生型NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1109~1119のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1121]
前記ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分が、
(i)配列番号9、配列番号28または配列番号44に示される配列、
(ii)配列番号9、配列番号28または配列番号44と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、少なくとも96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列
を含む、本発明1109~1120のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1122]
前記ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分が、
(i)配列番号10~16、35~40または45~51に示される配列、
(ii)配列番号10~16、35~40または45~51と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、少なくとも96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列
を含む、本発明1109~1121のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1123]
膜(例えば、細胞膜)に同じエンベロープタンパク質が組み込まれているがそれが代替的標的化部位に融合されている参照プロデューサー細胞と比較して多い、前記標的化エンベロープタンパク質の膜(例えば、細胞膜)発現を、前記プロデューサー細胞が有し、任意に前記代替的標的化部位が、一本鎖可変断片(scFv)である、ならびに/または
平方ミクロン当たり少なくとも20のタンパク質(例えば、少なくとも50、100、200、500、1000、2000、5000、もしくは10,000のタンパク質)である、前記プロデューサー細胞の膜(例えば、細胞膜)上の前記標的化エンベロープタンパク質の発現を、前記プロデューサー細胞が有する、及び/もしくは前記標的化エンベロープタンパク質が、前記プロデューサー細胞の総膜(例えば、細胞膜)タンパク質の少なくとも0.1%(例えば、少なくとも0.2%、0.5%、1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、もしくは10%)(例えば、総タンパク質重量に対して)を構成する、
本発明1109~1122のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1124]
本発明1096~1105のいずれかの方法によってまたは本発明1106~1122のいずれかのプロデューサー細胞から生成された、標的化脂質粒子または偽型化レンチウイルスベクター。
[本発明1125]
前記標的化脂質粒子が、同様の脂質二重層に同じエンベロープタンパク質が組み込まれているがそれか代替的標的化部位に融合されている参照脂質粒子と比較して多い前記標的化エンベロープタンパク質発現を有し、任意に前記代替的標的化部位が、一本鎖可変断片(scFv)である、本発明1001~1013、1021~1057及び1124のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1126]
形質導入後の標的細胞における力価が、1×10 6 形質導入単位(TU)/mL以上、2×10 6 TU/mL以上、3×10 6 TU/mL以上、4×10 6 TU/mL以上、5×10 6 TU/mL以上、6×10 6 TU/mL以上、7×10 6 TU/mL以上、8×10 6 TU/mL以上、9x10 6 TU/mL以上、もしくは1x10 7 TU/mL以上である、及び/または
前記標的化エンベロープタンパク質が、少なくとも約(0.001、0.002、0.005、0.01、0.02、0.05、0.1、0.2もしくは0.5)の標的化エンベロープタンパク質/nm 2 の密度で前記標的化脂質粒子の表面上に存在する、
本発明1001~1013、1021~1057、1124及び1125のいずれかの標的化脂質粒子、本発明1013~1042、1049~1057及び1124のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1127]
本発明1001~1057及び1124~1126のいずれかの複数の標的化脂質粒子または複数のレンチウイルスベクターを含む、組成物。
[本発明1128]
薬学的に許容可能な担体をさらに含む、本発明1127の組成物。
[本発明1129]
前記組成物における脂質粒子またはレンチウイルスベクターの集団の中で、50%もしくは約50%超、55%もしくは約55%超、60%もしくは約60%超、65%もしくは約65%超、70%もしくは約70%超、または75%もしくは約75%超が、前記標的化エンベロープタンパク質について表面陽性である、及び/または
前記標的化エンベロープタンパク質が、少なくとも約(0.001、0.002、0.005、0.01、0.02、0.05、0.1、0.2もしくは0.5)の標的化エンベロープタンパク質/nm 2 の平均密度で前記標的化脂質粒子の表面上に存在する、
本発明1127または本発明1128の組成物。
[本発明1130]
細胞に形質導入する方法であって、本発明1013~1042、1049~1057及び1124のいずれかのレンチウイルスベクターまたは本発明1013~1042、1049~1057及び1124のいずれかのレンチウイルスベクターもしくは複数のレンチウイルスベクターを含む組成物で細胞に形質導入することを含む、前記方法。
[本発明1131]
前記レンチウイルスベクターもしくは標的化脂質粒子の前記標的化エンベロープタンパク質が、CD4を標的とし、前記細胞が、CD4+細胞であるか、または
前記レンチウイルスベクターの前記標的化エンベロープタンパク質が、CD8を標的とし、前記細胞が、CD8+細胞であるか、または
前記レンチウイルスベクターの前記標的化エンベロープタンパク質が、ASGR1、ASGR2もしくはTM4SF5を標的とし、前記細胞が、肝細胞である、
本発明1130の方法。
[本発明1132]
外因性物質を対象(例えば、ヒト対象)に送達する方法であって、本発明1049~1057、1125及び1126のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクターを前記対象に投与することを含み、標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクターが、前記外因性物質を含む、前記方法。
[本発明1133]
外因性物質を対象(例えば、ヒト対象)に送達する方法であって、本発明1127~1129のいずれかの組成物を前記対象に投与することを含み、複数の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクターが、前記外因性物質を含む、前記方法。
[本発明1134]
キメラ抗原受容体(CAR)を細胞に送達する方法であって、細胞を、本発明1014~1016及び1019~1042のいずれかのレンチウイルスベクターまたは本発明1055もしくは本発明1056の標的化脂質粒子と接触させることを含み、前記レンチウイルスベクターまたは標的化脂質粒子が、前記CARをコードする核酸を含む、前記方法。
[本発明1135]
キメラ抗原受容体(CAR)を細胞に送達する方法であって、細胞を、本発明1127~1129のいずれかの組成物と接触させることを含み、複数のレンチウイルスベクターまたは標的化脂質粒子が、前記CARをコードする核酸を含む、前記方法。
[本発明1136]
外因性物質を肝細胞に送達する方法であって、細胞を、本発明1017~1042のいずれかのレンチウイルスベクターまたは本発明1057の標的化脂質粒子もしくはレンチウイルスベクターと接触させることを含む、前記方法。
[本発明1137]
外因性物質を肝細胞に送達する方法であって、細胞を、本発明1127~1129のいずれかの組成物と接触させることを含み、複数のレンチウイルスベクターまたは標的化脂質粒子が、前記肝細胞への送達のための外因性物質を含む、前記方法。
[本発明1138]
前記接触させることが、レンチウイルスベクターまたは前記標的化脂質粒子で前記細胞に形質導入することを含み、任意に前記接触させることが、対象においてin vivoである、本発明1134~1137のいずれかの方法。
[本発明1139]
対象(例えば、ヒト対象)における疾患または障害を処置する方法であって、本発明1001~1013、1021~1057、及び1124~1126のいずれかの標的化脂質粒子、または本発明1013~1042、1049~1057、1124及び1126のいずれかのレンチウイルスベクター、または本発明1127~1129のいずれかの組成物を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1140]
哺乳動物細胞を標的化脂質粒子に融合させる方法であって、本発明1001~1013、1021~1057、及び1124~1126のいずれかの標的化脂質粒子、本発明1013~1042、1049~1057、1124及び1126のいずれかのレンチウイルスベクター、または本発明1127~1129のいずれかの組成物を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1141]
前記哺乳動物細胞を前記標的化脂質粒子に前記融合させることが、外因性物質を対象(例えば、ヒト対象)に送達する、本発明1140の方法。
[本発明1001]
標的化脂質粒子であって、
(a)内腔を包囲する脂質二重層と、
(b)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、
(c)(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び(ii)シングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む、標的化エンベロープタンパク質であって、前記sdAb可変ドメインが、前記Gタンパク質もしくはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されており、及び/または前記sdAbが、ペプチドリンカーを介して前記Gタンパク質もしくはその生物学的に活性な部分に結合されており、前記sdAbが、標的細胞の細胞表面分子に結合する、前記標的化エンベロープタンパク質と
を含み、前記Fタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分及び前記標的化エンベロープタンパク質が、脂質二重層に埋め込まれている、前記標的化脂質粒子。
[本発明1002]
前記細胞表面分子が、タンパク質、グリカン、脂質または低分子量分子である、本発明1001の標的化脂質粒子。
[本発明1003]
前記標的細胞が、腫瘍浸潤リンパ球、T細胞、新生物または腫瘍細胞、ウイルス感染細胞、幹細胞、中枢神経系(CNS)細胞、造血幹細胞(HSC)、肝臓細胞または完全に分化した細胞からなる群から選択される、本発明1001または本発明1002の標的化脂質粒子。
[本発明1004]
前記標的細胞が、CD3+ T細胞、CD4+ T細胞、CD8+ T細胞、肝細胞、造血幹細胞、CD34+ 造血幹細胞、CD105+ 造血幹細胞、CD117+ 造血幹細胞、CD105+ 内皮細胞、B細胞、CD20+ B細胞、CD19+ B細胞、がん細胞、CD133+ がん細胞、EpCAM+ がん細胞、CD19+ がん細胞、Her2/Neu+ がん細胞、GluA2+ ニューロン、GluA4+ ニューロン、NKG2D+ ナチュラルキラー細胞、SLC1A3+ 星状細胞、SLC7A10+ 脂肪細胞、またはCD30+ 肺上皮細胞からなる群から選択される、本発明1001~1003のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1005]
前記シングルドメイン抗体が、肝細胞上に存在する抗原またはその一部に結合する、本発明1001~1004のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1006]
前記細胞表面分子または抗原が、ASGR1、ASGR2及びTM4SFからなる群から選択される、本発明1001~1005のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1007]
前記シングルドメイン抗体が、T細胞上に存在する抗原またはその一部に結合する、本発明1001~1004のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1008]
前記細胞表面分子または抗原が、CD8またはCD4である、本発明1001~1004及び1007のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1009]
前記細胞表面分子または抗原が、LDL-Rである、本発明1001~1004のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1010]
標的化脂質粒子であって、
(a)内腔を包囲する脂質二重層と、
(b)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、
(c)(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び(ii)結合ドメインを含む、標的化エンベロープタンパク質であって、前記結合ドメインが、前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されており、前記結合ドメインが、ASGR1、ASGR2、TM4SF5、CD8、CD4及びLDL-Rからなる群から選択される細胞表面分子と結合する、前記標的化エンベロープタンパク質と
を含み、前記Fタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分及び前記標的化エンベロープタンパク質が、前記脂質二重層に埋め込まれている、前記標的化脂質粒子。
[本発明1011]
前記結合ドメインが、リンカーを介して前記Gタンパク質に結合されている、本発明1010の標的化脂質粒子。
[本発明1012]
前記リンカーが、ペプチドリンカーである、本発明1011の標的化脂質粒子。
[本発明1013]
レンチウイルスベクターである、本発明1001~1012のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1014]
(a)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、
(b)(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び(ii)結合ドメインを含む、標的化エンベロープタンパク質であって、前記結合ドメインが、前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されており、前記結合ドメインが、CD4と結合する、前記標的化エンベロープタンパク質と、
(c)キメラ抗原受容体(CAR)をコードする核酸を含むカーゴであって、前記CARが、
(i)CD19と結合する細胞外抗原結合ドメインであって、任意に前記細胞外抗原結合ドメインがscFvである、前記細胞外抗原結合ドメイン、
(ii)膜貫通ドメイン、及び
(iii)CD3ゼータシグナル伝達ドメインを含む細胞内シグナル伝達領域
を含む、前記カーゴと
を含む、レンチウイルスベクター。
[本発明1015]
前記CARの前記細胞内シグナル伝達領域が、4-1BB共刺激シグナル伝達ドメインをさらに含む、本発明1014のレンチウイルスベクター。
[本発明1016]
前記レンチウイルスベクターが、前記CARをコードする前記核酸をT細胞に送達することが可能であり、任意に前記T細胞が、対象においてin vivoである、本発明1014または本発明1015のレンチウイルスベクター。
[本発明1017]
(a)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、
(b)(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び(ii)結合ドメインを含む、標的化エンベロープタンパク質であって、前記結合ドメインが、前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されており、前記結合ドメインが、ASGR1、ASGR2及びTM4SF5からなる群から選択される細胞表面分子と結合する、前記標的化エンベロープタンパク質と
を含む、レンチウイルスベクター。
[本発明1018]
肝細胞を標的とすることが可能である、本発明1017のレンチウイルスベクター。
[本発明1019]
肝細胞への送達のための外因性物質をさらに含み、及び/または前記レンチウイルスベクターが前記外因性物質を肝細胞に送達することが可能であり、任意に前記肝細胞が対象においてin vivoである、本発明1017及び本発明1018のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1020]
前記結合ドメインが、リンカーを介して前記Gタンパク質に結合されており、任意に前記リンカーが、ペプチドリンカーである、本発明1014~1019のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1021]
前記結合ドメインが、シングルドメイン抗体であるか、または一本鎖可変断片(scFv)である、本発明1010~1013のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1020のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1022]
前記ペプチドリンカーが、最大で65アミノ酸の長さ、任意に2~65アミノ酸の長さを含む、本発明1001~1009、1012、及び1013のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1020もしくは本発明1021のレンチウイルスベクター。
[本発明1023]
前記ペプチドリンカーが、GS、GGS、GGGGS(配列番号43)、GGGGGS(配列番号41)もしくはそれらの組み合わせを含むフレキシブルリンカーであるか、または前記ペプチドリンカーが、nが1~10である(GGS)n、nが1~10である(GGGGS)n(配列番号42)、もしくはnが1~6である(GGGGGS)n(配列番号27)を含む、本発明1001~1009、1012、1013及び1022のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1020~1022のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1024]
前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスG(NiV-G)タンパク質もしくはヘンドラウイルスGタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013、1022及び1023のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1023のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1025]
前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013及び1022~1024のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1024のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1026]
前記NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44に示されるアミノ酸配列、または配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、少なくとも84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1024または本発明1025の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1027]
前記NiV-Gタンパク質が、
切断型でありかつ前記野生型NiV-Gタンパク質(配列番号9、配列番号28または配列番号44)のN末端におけるまたはその近くの最大で40個の連続アミノ酸残基を欠く生物学的に活性な部分
である、本発明1024~1026のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルス粒子。
[本発明1028]
前記NiV-Gタンパク質が、野生型NiV-GのN末端で切断された生物学的に活性な部分であり、配列番号10~15、35~40もしくは45~50のいずれかに示される配列、または配列番号10~15、35~40もしくは45~50と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、少なくとも84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する、本発明1024~1027のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルス粒子。
[本発明1029]
前記NiV-Gタンパク質が、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの5アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの10アミノ酸切断、前記N末端におけるまたはその近くの15アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの20アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの25アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの30アミノ酸切断、または前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの34アミノ酸切断からなる群から選択される前記野生型NiV-GのN末端におけるまたはその近くの切断を有する生物学的に活性な部分であり、任意に前記野生型NiV-Gタンパク質が、配列番号9、配列番号28または配列番号44に示される、本発明1024~1028のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1030]
前記NiV-Gタンパク質が、前記野生型NiV-Gタンパク質(配列番号9、配列番号28または配列番号44)のN末端におけるまたはその近くの34アミノ酸切断を有する生物学的に活性な部分である、本発明1024~1029のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1031]
前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、エフリンB2またはエフリンB3に対する減少した結合を示す変異体NiV-Gタンパク質である、本発明1001~1013、及び1022~1030のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1030のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1032]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、
配列番号28に示される付番を参照してE501A、W504A、Q530A及びE533Aからなる群から選択されるアミノ酸置換に対応する1つ以上のアミノ酸置換
を含む、本発明1031の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1033]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、
配列番号28に示される付番を参照してアミノ酸置換E501A、W504A、Q530A及びE533A
を含む、本発明1031または本発明1032の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1034]
前記変異体NiV-Gタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号16に示されるアミノ酸配列、または配列番号16と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する、本発明1031~1033のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1035]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスF(NiV-F)タンパク質もしくはヘンドラウイルスFタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013及び1022~1034のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1034のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1036]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013、及び1022~1035のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1035のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1037]
前記NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号2示されるアミノ酸配列、または配列番号2と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1001~1013及び1022~1036のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1036のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1038]
前記NiV-Fタンパク質が、
i)前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるもしくはその近くの20アミノ酸切断、及び/または
ii)N結合型グリコシル化部位における点変異
を含むその生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013、及び1022~1037のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1037のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1039]
前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号5もしくは配列番号7に示される配列、または配列番号5もしくは配列番号7と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する、本発明1038の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1040]
前記NiV-Fタンパク質が、前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるまたはその近くの22アミノ酸切断を有するその生物学的に活性な部分である、本発明1001~1013、及び1022~1037のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1037のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1041]
前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号8もしくは配列番号23に示される配列、または配列番号8もしくは配列番号23と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有する配列をコードするヌクレオチドの配列によってコードされるアミノ酸配列を有する、本発明1040の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1042]
前記Fタンパク質が、配列番号23に示される配列を含み、前記Gタンパク質が、配列番号16に示される配列を含む、本発明1001~1013、及び1022~1041のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1041のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1043]
前記脂質二重層が、レトロウイルスまたはレトロウイルス様粒子を生成するために使用される宿主細胞の膜に由来する、本発明1001~1013、及び1022~1042のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1044]
前記宿主細胞が、CHO細胞、BHK細胞、MDCK細胞、C3H 10T1/2細胞、FLY細胞、Psi-2細胞、BOSC 23細胞、PA317細胞、WEHI細胞、COS細胞、BSC 1細胞、BSC 40細胞、BMT 10細胞、VERO細胞、W138細胞、MRC5細胞、A549細胞、HT1080細胞、293細胞、293T細胞、B-50細胞、3T3細胞、NIH3T3細胞、HepG2細胞、Saos-2細胞、Huh7細胞、HeLa細胞、W163細胞、211細胞、及び211A細胞からなる群から選択される、本発明1043の標的化脂質粒子。
[本発明1045]
前記脂質二重層が、ウイルスエンベロープであるか、またはそれを含む、本発明1001~1013、及び1022~1044のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1046]
前記Fタンパク質分子及び前記Gタンパク質以外の1つ以上のウイルス成分を含む、本発明1001~1013及び1022~1045のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1047]
前記1つ以上のウイルス成分が、レトロウイルスからのものである、本発明1046の標的化脂質粒子。
[本発明1048]
前記レトロウイルスが、レンチウイルスまたはレンチウイルス様粒子である、本発明1043~1047のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1049]
外因性物質をさらに含む、本発明1001~1013及び1022~1048のいずれかの標的化脂質粒子または本発明1014~1042のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1050]
前記外因性物質が、前記内腔に存在する、本発明1049の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1051]
前記外因性物質がタンパク質または核酸であり、任意に前記核酸が、DNAまたはRNAである、本発明1049または本発明1050の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1052]
前記外因性物質が、前記標的細胞への送達のためのカーゴをコードする核酸である、本発明1049~1051のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1053]
前記外因性物質が、治療剤または診断剤をコードする、本発明1049~1052のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1054]
前記外因性物質が膜タンパク質をコードし、任意に前記膜タンパク質が、疾患または病態によって発現するまたはそれに関連する細胞を標的とするための抗原受容体である、本発明1049~1053のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1055]
前記膜タンパク質がキメラ抗原受容体(CAR)である、本発明1053の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1056]
前記標的細胞がT細胞である、本発明1052~1055のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1057]
前記外因性物質が、遺伝子欠損、任意に前記標的細胞における遺伝子欠損を修正するためのペイロード遺伝子を含む核酸であり、任意に前記遺伝子欠損が、肝臓細胞または肝細胞に関連する、本発明1049~1053のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクター。
[本発明1058]
(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分と(ii)シングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインとをコードする核酸配列を含む、ポリヌクレオチドであって、前記sdAb可変ドメインが、前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されている、前記ポリヌクレオチド。
[本発明1059]
前記シングルドメイン抗体が、標的細胞上に存在する細胞表面分子と結合する、本発明1058のポリヌクレオチド。
[本発明1060]
前記細胞表面分子が、タンパク質、グリカン、脂質または低分子量分子である、本発明1059のポリヌクレオチド。
[本発明1061]
前記標的細胞が、腫瘍浸潤リンパ球、T細胞、新生物もしくは腫瘍細胞、ウイルス感染細胞、幹細胞、中枢神経系(CNS)細胞、造血幹細胞(HSC)、肝臓細胞または完全に分化した細胞からなる群から選択される、本発明1059または本発明1060のポリヌクレオチド。
[本発明1062]
前記標的細胞が、CD3+ T細胞、CD4+ T細胞、CD8+ T細胞、肝細胞、造血幹細胞、CD34+ 造血幹細胞、CD105+ 造血幹細胞、CD117+ 造血幹細胞、CD105+ 内皮細胞、B細胞、CD20+ B細胞、CD19+ B細胞、がん細胞、CD133+ がん細胞、EpCAM+ がん細胞、CD19+ がん細胞、Her2/Neu+ がん細胞、GluA2+ ニューロン、GluA4+ ニューロン、NKG2D+ ナチュラルキラー細胞、SLC1A3+ 星状細胞、SLC7A10+ 脂肪細胞、またはCD30+ 肺上皮細胞からなる群から選択される、本発明1059~1061のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1063]
前記細胞表面分子または抗原が、ASGR1、ASGR2、TM4SF5、CD8、CD4、及び低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)からなる群から選択される、本発明1059~1062のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1064]
(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分と(ii)ASGR1、ASGR2、TM4SF5、CD4、CD8、及び低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)からなる群から選択される細胞表面分子に結合する結合ドメインとをコードする核酸配列を含む、ポリヌクレオチド。
[本発明1065]
前記結合ドメインが、シングルドメイン抗体(sdAb)であるか、または一本鎖可変断片(scFv)である、本発明1064のポリヌクレオチド。
[本発明1066]
前記核酸配列が、第1の核酸配列であり、前記ポリヌクレオチドが、ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする第2の核酸配列をさらに含む、本発明1058~1065のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1067]
前記ポリヌクレオチドが、IRESまたは前記第1及び第2の核酸配列間の連結ペプチドをコードする配列を含み、任意に、前記連結ペプチドが、自己切断性ペプチドまたはリボソームスキッピングを引き起こすペプチド、任意にT2Aペプチドである、本発明1066のポリヌクレオチド。
[本発明1068]
前記核酸の発現、任意に前記第1の核酸配列及び前記第2の核酸配列の発現をコントロールするために機能可能に連結された少なくとも1つのプロモーターをさらに含む、本発明1058~1067のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1069]
前記sdAb可変ドメインまたは前記結合ドメインが、コードされるペプチドリンカーを介して前記Gタンパク質に結合されている、本発明1058~1068のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1070]
前記コードされるペプチドリンカーが、最大で65アミノ酸の長さ、任意に2~65アミノ酸の長さを含む、本発明1069のポリヌクレオチド。
[本発明1071]
前記コードされるペプチドリンカーが、GS、GGS、GGGGS(配列番号43)、GGGGGS(配列番号41)及びそれらの組み合わせを含み、または前記コードされるペプチドリンカーが、nが1~10である(GGS)n、nが1~10である(GGGGS)n(配列番号42)、もしくはnが1~4である(GGGGGS)n(配列番号27)を含む、本発明1069または本発明1070のポリヌクレオチド。
[本発明1072]
前記コードされるGタンパク質が、野生型ニパウイルスG(NiV-G)タンパク質もしくはヘンドラウイルスGタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分であり、任意に前記バリアントが、ネイティブ結合パートナーについて減少した結合を示すそのバリアントである、本発明1058~1071のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1073]
前記コードされるGタンパク質が、野生型NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1058~1072のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1074]
前記NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44に示されるアミノ酸配列を含み、または配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1072または本発明1073のポリヌクレオチド。
[本発明1075]
前記NiV-Gタンパク質が、
切断型でありかつ前記野生型NiV-Gタンパク質(配列番号9、配列番号28または配列番号44)のN末端におけるまたはその近くの最大で40個の連続アミノ酸残基を欠く生物学的に活性な部分
である、本発明1072~1074のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1076]
前記NiV-Gタンパク質が、野生型NiV-GのN末端で切断された生物学的に活性な部分であり、配列番号10~15、35~40もしくは45~50のいずれかに示される配列、または配列番号10~15、35~40もしくは45~50と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1072~1075のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1077]
前記NiV-Gタンパク質が、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの5アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの10アミノ酸切断、前記N末端におけるまたはその近くの15アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの20アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの25アミノ酸切断、前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの30アミノ酸切断、または前記野生型NiV-Gタンパク質のN末端におけるまたはその近くの34アミノ酸切断からなる群から選択される前記野生型NiV-GのN末端におけるまたはその近くの切断を有する生物学的に活性な部分であり、任意に前記野生型NiV-Gタンパク質が、配列番号9、配列番号28または配列番号44に示される、本発明1072~1076のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1078]
前記NiV-Gタンパク質が、前記野生型NiV-Gタンパク質(配列番号9、配列番号28または配列番号44)のN末端におけるまたはその近くの34アミノ酸切断を有する生物学的に活性な部分である、本発明1072~1077のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1079]
前記Gタンパク質が、エフリンB2またはエフリンB3に対する減少した結合を示す変異体NiV-Gタンパク質である、本発明1058~1078のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1080]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、配列番号28に示される付番を参照してE501A、W504A、Q530A及びE533Aからなる群から選択されるアミノ酸置換に対応する1つ以上のアミノ酸置換を含む、本発明1079のポリヌクレオチド。
[本発明1081]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、配列番号28に示される付番を参照してアミノ酸置換E501A、W504A、Q530A及びE533Aを含む、本発明1079または本発明1080のポリヌクレオチド。
[本発明1082]
前記変異体NiV-Gタンパク質が、配列番号16に示されるアミノ酸配列、または配列番号16と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1079~1081のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1083]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスF(NiV-F)タンパク質もしくはヘンドラウイルスFタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1066~1082のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1084]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1066~1083のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1085]
前記NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号2に示されるアミノ酸配列、または配列番号2と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1083または本発明1084のポリヌクレオチド。
[本発明1086]
前記NiV-Fタンパク質が、
i)前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるもしくはその近くの20アミノ酸切断、及び/または
ii)N結合型グリコシル化部位における点変異
を含むその生物学的に活性な部分である、本発明1085または本発明1085のポリヌクレオチド。
[本発明1087]
前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号5もしくは配列番号7に示される配列、または配列番号5もしくは配列番号7と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する、本発明1086のポリヌクレオチド。
[本発明1088]
前記NiV-Fタンパク質が、前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるまたはその近くの22アミノ酸切断を有するその生物学的に活性な部分である、本発明1085または本発明1086のポリヌクレオチド。
[本発明1089]
前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号8もしくは配列番号23に示される配列、または配列番号8もしくは配列番号23と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有する配列をコードするヌクレオチドの配列によってコードされるアミノ酸配列を有する、本発明1088のポリヌクレオチド。
[本発明1090]
前記Fタンパク質が、配列番号23に示される配列を含み、前記Gタンパク質が、配列番号16に示される配列を含む、本発明1066~1089のいずれかのポリヌクレオチド。
[本発明1091]
本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチドを含む、ベクター。
[本発明1092]
前記ベクターが、哺乳動物ベクター、ウイルスベクターまたは人工染色体であり、任意に前記人工染色体が、細菌人工染色体(BAC)である、本発明1091のベクター。
[本発明1093]
本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチドを含む、プラスミド。
[本発明1094]
レンチウイルス生成のためのタンパク質をコードする1つ以上の核酸をさらに含む、本発明1093のプラスミド。
[本発明1095]
本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチド、または本発明1091もしくは本発明1092のベクター、または本発明1093もしくは1094のプラスミドを含む、細胞。
[本発明1096]
ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及びシングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む標的化エンベロープタンパク質とを含む、標的化脂質粒子を作製する方法であって、
a)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、細胞を提供することであって、前記標的化エンベロープタンパク質が、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及びシングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む、前記提供すること、
b)標的化脂質粒子の生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記標的化脂質粒子を分離、濃縮、または精製し、それにより前記標的化脂質粒子を作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1097]
偽型化レンチウイルスベクターを作製する方法であって、
a)レンチウイルスウイルス核酸(複数可)と、ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、プロデューサー細胞を提供することであって、前記標的化エンベロープタンパク質が、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及びシングルドメイン抗体を含む、前記提供すること、
b)前記レンチウイルスベクターの生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記レンチウイルスベクターを分離、濃縮、または精製し、それにより前記偽型化レンチウイルスベクターを作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1098]
ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び結合ドメインを含む標的化エンベロープタンパク質とを含む、標的化脂質粒子を作製する方法であって、
a)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、細胞を提供することであって、前記標的化エンベロープタンパク質が、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び結合ドメインを含み、前記結合ドメインが、
(i)ASGR1、ASGR2、及びTM4SF5、任意にヒトASGR1、ヒトASGR2及びヒトASGR2からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、
(ii)CD4またはCD8、任意にヒトCD4またはヒトCD8からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、または
(iii)低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)、任意にヒトLDL-Rである細胞表面分子と結合する、
前記提供すること、
b)標的化脂質粒子の生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記標的化脂質粒子を分離、濃縮、または精製し、それにより前記標的化脂質粒子を作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1099]
偽型化レンチウイルスベクターを作製する方法であって、
a)レンチウイルスウイルス核酸(複数可)と、ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、プロデューサー細胞を提供することであって、前記標的化エンベロープタンパク質が、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び結合ドメインを含み、前記結合ドメインが、
(i)ASGR1、ASGR2、及びTM4SF5、任意にヒトASGR1、ヒトASGR2及びヒトASGR2からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、
(ii)CD4またはCD8、任意にヒトCD4またはヒトCD8からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、または
(iii)低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)、任意にヒトLDL-Rである細胞表面分子と結合する、
前記提供すること、
b)レンチウイルスベクターの生成を可能とする条件下で前記プロデューサー細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記レンチウイルスベクターを分離、濃縮、または精製し、それにより前記偽型化レンチウイルスベクターを作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1100]
前記結合ドメインが、シングルドメイン抗体であるか、または一本鎖可変断片(scFv)である、本発明1098または本発明1099の方法。
[本発明1101]
ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、標的化エンベロープタンパク質とを含む、標的化脂質粒子を作製する方法であって、
a)本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチド、または本発明1091もしくは本発明1092のベクター、または本発明1093もしくは本発明1094のプラスミドを含む細胞を提供すること、
b)標的化脂質粒子の生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記標的化脂質粒子を分離、濃縮、または精製し、それにより前記標的化脂質粒子を作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1102]
偽型化レンチウイルスベクターを作製する方法であって、
a)レンチウイルスウイルス核酸(複数可)と、本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチド、または本発明1091もしくは本発明1092のベクター、または本発明1093もしくは本発明1094のプラスミドとを含む、プロデューサー細胞を提供すること、
b)前記レンチウイルスベクターの生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記レンチウイルスベクターを分離、濃縮、または精製し、それにより前記偽型化レンチウイルスベクターを作製すること
を含む、前記方法。
[本発明1103]
ステップ(b)の前に、ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードするポリヌクレオチドを前記細胞に提供することをさらに含む、本発明1101または本発明1102の方法。
[本発明1104]
前記細胞が、哺乳動物細胞である、本発明1096~1103のいずれかの方法。
[本発明1105]
前記細胞が、ウイルス核酸、任意にレトロウイルス核酸またはレンチウイルス核酸を含むプロデューサー細胞であり、前記標的化脂質粒子が、ウイルス粒子またはウイルス様粒子、任意にレトロウイルス粒子またはレトロウイルス様粒子、任意にレンチウイルス粒子またはレンチウイルス様粒子である、本発明1096~1104のいずれかの方法。
[本発明1106]
本発明1058~1090のいずれかのポリヌクレオチド、または本発明1091もしくは本発明1092のベクター、または本発明1093もしくは本発明1094のプラスミドを含む、プロデューサー細胞。
[本発明1107]
ヘニパウイルスFタンパク質またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸をさらに含む、本発明1106のプロデューサー細胞。
[本発明1108]
前記細胞がウイルス核酸をさらに含み、任意に前記ウイルス核酸が、レンチウイルス核酸である、本発明1106または本発明1107のプロデューサー細胞。
[本発明1109]
(i)ウイルス核酸(複数可)と、(ii)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、(iii)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及びシングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、プロデューサー細胞であって、任意に前記ウイルス核酸(複数可)が、レンチウイルス核酸である、前記プロデューサー細胞。
[本発明1110]
前記シングルドメイン抗体が、標的細胞上に存在する細胞表面分子と結合する、本発明1109のプロデューサー細胞。
[本発明1111]
前記細胞表面分子が、タンパク質、グリカン、脂質または低分子量分子である、本発明1110のプロデューサー細胞。
[本発明1112]
前記標的細胞が、腫瘍浸潤リンパ球、T細胞、新生物または腫瘍細胞、ウイルス感染細胞、幹細胞、中枢神経系(CNS)細胞、造血幹細胞(HSC)、肝臓細胞または完全に分化した細胞からなる群から選択される、本発明1110または本発明1111のプロデューサー細胞。
[本発明1113]
前記標的細胞が、CD3+ T細胞、CD4+ T細胞、CD8+ T細胞、肝細胞、造血幹細胞、CD34+ 造血幹細胞、CD105+ 造血幹細胞、CD117+ 造血幹細胞、CD105+ 内皮細胞、B細胞、CD20+ B細胞、CD19+ B細胞、がん細胞、CD133+ がん細胞、EpCAM+ がん細胞、CD19+ がん細胞、Her2/Neu+ がん細胞、GluA2+ ニューロン、GluA4+ ニューロン、NKG2D+ ナチュラルキラー細胞、SLC1A3+ 星状細胞、SLC7A10+ 脂肪細胞、またはCD30+ 肺上皮細胞からなる群から選択される、本発明1110~1112のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1114]
(i)ウイルス核酸(複数可)と、(ii)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分をコードする核酸と、(iii)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び結合ドメインを含む標的化エンベロープタンパク質をコードする核酸とを含む、プロデューサー細胞であって、前記結合ドメインが、
(i)ASGR1、ASGR2、及びTM4SF5、任意にヒトASGR1、ヒトASGR2及びヒトASGR2からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、
(ii)CD4またはCD8、任意にヒトCD4またはヒトCD8からなる群から選択される細胞表面分子と結合するか、または
(iii)低密度リポタンパク質受容体(LDL-R)、任意にヒトLDL-Rである細胞表面分子と結合し、
任意に前記ウイルス核酸(複数可)が、レンチウイルス核酸である、
前記プロデューサー細胞。
[本発明1115]
前記結合ドメインが、シングルドメイン抗体であるか、または一本鎖可変断片である、本発明1114のプロデューサー細胞。
[本発明1116]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスF(NiV-F)タンパク質もしくはヘンドラウイルスFタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1109~1115のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1117]
前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1109~1116のいずれかのプロデューサー。
[本発明1118]
前記ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分が、
(i)配列番号2、配列番号5、配列番号7、配列番号8または配列番号23に示される配列、
(ii)配列番号2、配列番号5、配列番号7、配列番号8または配列番号23と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、少なくとも96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列
を含む、本発明1109~1117のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1119]
前記コードされるGタンパク質が、野生型ニパウイルスG(NiV-G)タンパク質もしくはヘンドラウイルスGタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分であり、任意に前記バリアントが、ネイティブ結合パートナーについて減少した結合を示すそのバリアントである、本発明1109~1118のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1120]
前記コードされるGタンパク質が、野生型NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、本発明1109~1119のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1121]
前記ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分が、
(i)配列番号9、配列番号28または配列番号44に示される配列、
(ii)配列番号9、配列番号28または配列番号44と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、少なくとも96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列
を含む、本発明1109~1120のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1122]
前記ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分が、
(i)配列番号10~16、35~40または45~51に示される配列、
(ii)配列番号10~16、35~40または45~51と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、少なくとも96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列
を含む、本発明1109~1121のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1123]
膜(例えば、細胞膜)に同じエンベロープタンパク質が組み込まれているがそれが代替的標的化部位に融合されている参照プロデューサー細胞と比較して多い、前記標的化エンベロープタンパク質の膜(例えば、細胞膜)発現を、前記プロデューサー細胞が有し、任意に前記代替的標的化部位が、一本鎖可変断片(scFv)である、ならびに/または
平方ミクロン当たり少なくとも20のタンパク質(例えば、少なくとも50、100、200、500、1000、2000、5000、もしくは10,000のタンパク質)である、前記プロデューサー細胞の膜(例えば、細胞膜)上の前記標的化エンベロープタンパク質の発現を、前記プロデューサー細胞が有する、及び/もしくは前記標的化エンベロープタンパク質が、前記プロデューサー細胞の総膜(例えば、細胞膜)タンパク質の少なくとも0.1%(例えば、少なくとも0.2%、0.5%、1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、もしくは10%)(例えば、総タンパク質重量に対して)を構成する、
本発明1109~1122のいずれかのプロデューサー細胞。
[本発明1124]
本発明1096~1105のいずれかの方法によってまたは本発明1106~1122のいずれかのプロデューサー細胞から生成された、標的化脂質粒子または偽型化レンチウイルスベクター。
[本発明1125]
前記標的化脂質粒子が、同様の脂質二重層に同じエンベロープタンパク質が組み込まれているがそれか代替的標的化部位に融合されている参照脂質粒子と比較して多い前記標的化エンベロープタンパク質発現を有し、任意に前記代替的標的化部位が、一本鎖可変断片(scFv)である、本発明1001~1013、1021~1057及び1124のいずれかの標的化脂質粒子。
[本発明1126]
形質導入後の標的細胞における力価が、1×10 6 形質導入単位(TU)/mL以上、2×10 6 TU/mL以上、3×10 6 TU/mL以上、4×10 6 TU/mL以上、5×10 6 TU/mL以上、6×10 6 TU/mL以上、7×10 6 TU/mL以上、8×10 6 TU/mL以上、9x10 6 TU/mL以上、もしくは1x10 7 TU/mL以上である、及び/または
前記標的化エンベロープタンパク質が、少なくとも約(0.001、0.002、0.005、0.01、0.02、0.05、0.1、0.2もしくは0.5)の標的化エンベロープタンパク質/nm 2 の密度で前記標的化脂質粒子の表面上に存在する、
本発明1001~1013、1021~1057、1124及び1125のいずれかの標的化脂質粒子、本発明1013~1042、1049~1057及び1124のいずれかのレンチウイルスベクター。
[本発明1127]
本発明1001~1057及び1124~1126のいずれかの複数の標的化脂質粒子または複数のレンチウイルスベクターを含む、組成物。
[本発明1128]
薬学的に許容可能な担体をさらに含む、本発明1127の組成物。
[本発明1129]
前記組成物における脂質粒子またはレンチウイルスベクターの集団の中で、50%もしくは約50%超、55%もしくは約55%超、60%もしくは約60%超、65%もしくは約65%超、70%もしくは約70%超、または75%もしくは約75%超が、前記標的化エンベロープタンパク質について表面陽性である、及び/または
前記標的化エンベロープタンパク質が、少なくとも約(0.001、0.002、0.005、0.01、0.02、0.05、0.1、0.2もしくは0.5)の標的化エンベロープタンパク質/nm 2 の平均密度で前記標的化脂質粒子の表面上に存在する、
本発明1127または本発明1128の組成物。
[本発明1130]
細胞に形質導入する方法であって、本発明1013~1042、1049~1057及び1124のいずれかのレンチウイルスベクターまたは本発明1013~1042、1049~1057及び1124のいずれかのレンチウイルスベクターもしくは複数のレンチウイルスベクターを含む組成物で細胞に形質導入することを含む、前記方法。
[本発明1131]
前記レンチウイルスベクターもしくは標的化脂質粒子の前記標的化エンベロープタンパク質が、CD4を標的とし、前記細胞が、CD4+細胞であるか、または
前記レンチウイルスベクターの前記標的化エンベロープタンパク質が、CD8を標的とし、前記細胞が、CD8+細胞であるか、または
前記レンチウイルスベクターの前記標的化エンベロープタンパク質が、ASGR1、ASGR2もしくはTM4SF5を標的とし、前記細胞が、肝細胞である、
本発明1130の方法。
[本発明1132]
外因性物質を対象(例えば、ヒト対象)に送達する方法であって、本発明1049~1057、1125及び1126のいずれかの標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクターを前記対象に投与することを含み、標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクターが、前記外因性物質を含む、前記方法。
[本発明1133]
外因性物質を対象(例えば、ヒト対象)に送達する方法であって、本発明1127~1129のいずれかの組成物を前記対象に投与することを含み、複数の標的化脂質粒子またはレンチウイルスベクターが、前記外因性物質を含む、前記方法。
[本発明1134]
キメラ抗原受容体(CAR)を細胞に送達する方法であって、細胞を、本発明1014~1016及び1019~1042のいずれかのレンチウイルスベクターまたは本発明1055もしくは本発明1056の標的化脂質粒子と接触させることを含み、前記レンチウイルスベクターまたは標的化脂質粒子が、前記CARをコードする核酸を含む、前記方法。
[本発明1135]
キメラ抗原受容体(CAR)を細胞に送達する方法であって、細胞を、本発明1127~1129のいずれかの組成物と接触させることを含み、複数のレンチウイルスベクターまたは標的化脂質粒子が、前記CARをコードする核酸を含む、前記方法。
[本発明1136]
外因性物質を肝細胞に送達する方法であって、細胞を、本発明1017~1042のいずれかのレンチウイルスベクターまたは本発明1057の標的化脂質粒子もしくはレンチウイルスベクターと接触させることを含む、前記方法。
[本発明1137]
外因性物質を肝細胞に送達する方法であって、細胞を、本発明1127~1129のいずれかの組成物と接触させることを含み、複数のレンチウイルスベクターまたは標的化脂質粒子が、前記肝細胞への送達のための外因性物質を含む、前記方法。
[本発明1138]
前記接触させることが、レンチウイルスベクターまたは前記標的化脂質粒子で前記細胞に形質導入することを含み、任意に前記接触させることが、対象においてin vivoである、本発明1134~1137のいずれかの方法。
[本発明1139]
対象(例えば、ヒト対象)における疾患または障害を処置する方法であって、本発明1001~1013、1021~1057、及び1124~1126のいずれかの標的化脂質粒子、または本発明1013~1042、1049~1057、1124及び1126のいずれかのレンチウイルスベクター、または本発明1127~1129のいずれかの組成物を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1140]
哺乳動物細胞を標的化脂質粒子に融合させる方法であって、本発明1001~1013、1021~1057、及び1124~1126のいずれかの標的化脂質粒子、本発明1013~1042、1049~1057、1124及び1126のいずれかのレンチウイルスベクター、または本発明1127~1129のいずれかの組成物を前記対象に投与することを含む、前記方法。
[本発明1141]
前記哺乳動物細胞を前記標的化脂質粒子に前記融合させることが、外因性物質を対象(例えば、ヒト対象)に送達する、本発明1140の方法。
Claims (36)
- 標的化脂質粒子であって、
(a)内腔を包囲する脂質二重層と、
(b)ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、
(c)(i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及び(ii)シングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む、標的化エンベロープタンパク質であって、前記sdAb可変ドメインが、前記Gタンパク質もしくはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されており、及び/または前記sdAbが、ペプチドリンカーを介して前記Gタンパク質もしくはその生物学的に活性な部分に結合されており、前記sdAbが、標的細胞の細胞表面分子に結合する、前記標的化エンベロープタンパク質と
を含み、前記Fタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分及び前記標的化エンベロープタンパク質が、脂質二重層に埋め込まれている、前記標的化脂質粒子。 - 前記細胞表面分子が、タンパク質、グリカン、脂質または低分子量分子である;および/または
前記標的細胞が、腫瘍浸潤リンパ球、T細胞、新生物または腫瘍細胞、ウイルス感染細胞、幹細胞、中枢神経系(CNS)細胞、造血幹細胞(HSC)、肝臓細胞または完全に分化した細胞からなる群から選択される、
請求項1に記載の標的化脂質粒子。 - 前記標的細胞が、CD3+ T細胞、CD4+ T細胞、CD8+ T細胞、肝細胞、造血幹細胞、CD34+ 造血幹細胞、CD105+ 造血幹細胞、CD117+ 造血幹細胞、CD105+ 内皮細胞、B細胞、CD20+ B細胞、CD19+ B細胞、がん細胞、CD133+ がん細胞、EpCAM+ がん細胞、CD19+ がん細胞、Her2/Neu+ がん細胞、GluA2+ ニューロン、GluA4+ ニューロン、NKG2D+ ナチュラルキラー細胞、SLC1A3+ 星状細胞、SLC7A10+ 脂肪細胞、またはCD30+ 肺上皮細胞からなる群から選択される、請求項1または2に記載の標的化脂質粒子。
- 前記シングルドメイン抗体が、肝細胞上に存在する抗原またはその一部に結合する; および/または、前記細胞表面分子または抗原が、ASGR1、ASGR2及びTM4SFからなる群から選択される; または
前記細胞表面分子または抗原が、CD8またはCD4である; または
前記細胞表面分子または抗原が、LDL-Rである、
請求項1~3のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。 - 前記脂質粒子がレンチウイルスベクターである; および/または、前記脂質二重層が、ウイルスエンベロープであるか、またはそれを含む、
請求項1~4のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。 - 前記ペプチドリンカーが、最大で65アミノ酸の長さを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。
- 前記ペプチドリンカーが、2~65アミノ酸の長さを含み;
GS、GGS、GGGGS(配列番号43)、GGGGGS(配列番号41)もしくはそれらの組み合わせを含むフレキシブルリンカーであるか、または前記ペプチドリンカーが、nが1~10である(GGS)n、nが1~10である(GGGGS)n(配列番号42)、もしくはnが1~6である(GGGGGS)n(配列番号27)を含む、請求項6に記載の標的化脂質粒子。 - 前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスG(NiV-G)タンパク質もしくはヘンドラウイルスGタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、請求項1~7のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。
- 前記NiV-Gタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44に示されるアミノ酸配列、または配列番号9、配列番号28もしくは配列番号44と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、少なくとも84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む;
前記NiV-Gタンパク質が、切断型でありかつ前記野生型NiV-Gタンパク質(配列番号9、配列番号28または配列番号44)のN末端におけるまたはその近くの最大で40個の連続アミノ酸残基を欠く生物学的に活性な部分である; および/または
前記NiV-Gタンパク質が、野生型NiV-GのN末端で切断された生物学的に活性な部分であり、配列番号10~15、35~40もしくは45~50のいずれかに示される配列、または配列番号10~15、35~40もしくは45~50と少なくとも80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、少なくとも84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する、
請求項8に記載の標的化脂質粒子。 - 前記野生型NiV-Gタンパク質が、配列番号9、配列番号28または配列番号44に示される、請求項8または9に記載の標的化脂質粒子。
- 前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、エフリンB2またはエフリンB3に対する減少した結合を示す変異体NiV-Gタンパク質である、請求項1~10のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。
- 前記変異体NiV-Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、
配列番号28に示される付番を参照してE501A、W504A、Q530A及びE533Aからなる群から選択されるアミノ酸置換に対応する1つ以上のアミノ酸置換;
配列番号28に示される付番を参照してアミノ酸置換E501A、W504A、Q530A及びE533A; および/または
配列番号16に示されるアミノ酸配列、または配列番号16と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列、
を含む、請求項11に記載の標的化脂質粒子。 - 前記Fタンパク質またはその生物学的に活性な部分が、野生型ニパウイルスF(NiV-F)タンパク質もしくはヘンドラウイルスFタンパク質であるか、またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分である、請求項1~12のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。
- (a)前記NiV-Fタンパク質またはその機能的に活性なバリアントもしくは生物学的に活性な部分が、配列番号2示されるアミノ酸配列、または配列番号2と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む; または
(b)前記NiV-Fタンパク質が、
i)前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるもしくはその近くの20アミノ酸切断、及び/または
ii)N結合型グリコシル化部位における点変異
を含むその生物学的に活性な部分である; または
(c)前記NiV-Fタンパク質が、前記野生型NiV-Fタンパク質(配列番号2)のC末端におけるまたはその近くの22アミノ酸切断を有するその生物学的に活性な部分である、
請求項1~13のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。 - 前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号5もしくは配列番号7に示される配列、または配列番号5もしくは配列番号7と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有するアミノ酸配列を有する; または
前記NiV-Fタンパク質または前記生物学的に活性な部分が、配列番号8もしくは配列番号23に示される配列、または配列番号8もしくは配列番号23と80%もしくは約80%、少なくとも81%もしくは約81%、少なくとも82%もしくは約82%、少なくとも83%もしくは約83%、84%もしくは約84%、少なくとも85%もしくは約85%、少なくとも86%もしくは約86%、または少なくとも87%もしくは約87%、少なくとも88%もしくは約88%、または少なくとも89%もしくは約89%、少なくとも90%もしくは約90%、少なくとも91%もしくは約91%、少なくとも92%もしくは約92%、少なくとも93%もしくは約93%、少なくとも94%もしくは約94%、少なくとも95%もしくは約95%、96%もしくは約96%、少なくとも97%もしくは約97%、少なくとも98%もしくは約98%、または少なくとも99%もしくは約99%の配列同一性を有する配列をコードするヌクレオチドの配列によってコードされるアミノ酸配列を有する、
請求項1~14のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。 - 前記Fタンパク質が、配列番号23に示される配列を含み、前記Gタンパク質が、配列番号16に示される配列を含む、請求項1~15のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。
- 前記脂質粒子またはレンチウイルスが外因性物質をさらに含む、請求項1~16のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。
- 前記外因性物質が前記内腔に存在する;
前記外因性物質がタンパク質または核酸である;
前記外因性物質が、前記標的細胞への送達のためのカーゴをコードする核酸であり、任意で、該標的細胞はT細胞である;
前記外因性物質が、治療剤または診断剤をコードする;
前記外因性物質が膜タンパク質をコードする; および/または
前記外因性物質が、遺伝子欠損を修正するためのペイロード遺伝子を含む核酸である、
請求項17に記載の標的化脂質粒子。 - 前記核酸が、DNAまたはRNAである、請求項18に記載の標的化脂質粒子。
- 前記膜タンパク質が、疾患または病態によって発現するまたはそれに関連する細胞を標的とするための抗原受容体である、請求項18または19に記載の標的化脂質粒子。
- 前記膜タンパク質がキメラ抗原受容体(CAR)である、請求項18~20のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。
- 前記遺伝子欠損が、前記標的細胞における遺伝子欠損であり、および/または、前記遺伝子欠損が、肝臓細胞または肝細胞に関連する、請求項18~21のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子。
- (i)ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分と(ii)標的細胞上に存在する細胞表面分子と結合するシングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインとをコードする核酸配列を含む、ポリヌクレオチドであって、前記sdAb可変ドメインが、前記Gタンパク質またはその生物学的に活性な部分のC末端に結合されている、前記ポリヌクレオチド。
- 請求項23に記載のポリヌクレオチドを含む、ベクターまたはプラスミド。
- 請求項23に記載のポリヌクレオチド、または請求項24に記載のベクターもしくはプラスミドを含む、細胞。
- 前記細胞がプロデューサー細胞である、請求項25に記載の細胞。
- ヘニパウイルスFタンパク質分子またはその生物学的に活性な部分と、ヘニパウイルスエンベロープ結合糖タンパク質G(Gタンパク質)またはその生物学的に活性な部分及びシングルドメイン抗体(sdAb)可変ドメインを含む標的化エンベロープタンパク質とを含む、標的化脂質粒子を作製する方法であって、
a)請求項25または26に記載の細胞を提供すること、
b)標的化脂質粒子の生成を可能とする条件下で前記細胞を培養すること、及び
c)前記細胞から前記標的化脂質粒子を分離、濃縮、または精製し、それにより前記標的化脂質粒子を作製すること
を含む、前記方法。 - 請求項1~22のいずれか一項に記載の複数の標的化脂質粒子を含む、組成物。
- 薬学的に許容可能な担体をさらに含む、請求項28に記載の組成物。
- 対象における疾患もしくは障害を処置する方法における使用のための、請求項17~22のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子であって、ここで、該方法は、外因性物質を対象に送達することを含み、さらにここで、該標的化脂質粒子が前記外因性物質を含む、前記標的化脂質粒子。
- 対象における疾患もしくは障害を処置するための薬剤の製造における、請求項17~22のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子の使用。
- 対象における疾患もしくは障害を処置する方法における使用のための、請求項28または29に記載の組成物であって、ここで、該方法は、外因性物質を対象に送達することを含み、さらにここで、複数の標的化脂質粒子が前記外因性物質を含む、前記組成物。
- 前記外因性物質がキメラ抗原受容体(CAR)であり、前記方法がCARを対象の細胞に送達することをさらに含む、請求項30に記載の使用のための標的化脂質粒子、請求項31に記載の使用、または、請求項32に記載の使用のための組成物。
- 前記細胞が肝細胞である、請求項33に記載の使用のための標的化脂質粒子、使用、または、使用のための組成物。
- 前記方法が、哺乳動物細胞を標的化脂質粒子に融合させることを含む、請求項1~22のいずれか一項に記載の標的化脂質粒子、または、対象における疾患もしくは障害を処置するための方法における使用のための請求項28もしくは29の組成物。
- 前記対象がヒト対象である、請求項30および33~35のいずれか一項に記載の使用のための標的化脂質粒子、請求項31、33、および34のいずれか一項に記載の使用、または、請求項32~35のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
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