JP2023517191A - シール要素及びリブ構造を有する研磨パッド、及びサンダー - Google Patents

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Abstract

本発明は、サンダー15の研磨パッド40であって、研磨パッドの機械側41に位置する駆動装置ホルダ49を有し、研磨パッド40がワークピースWを研磨するのに適している特に回転研磨運動及び/又は偏心研磨運動にてサンダー15によって駆動可能であるように、サンダー15の駆動装置26に回転しないように固定される研磨パッド40に関する。研磨パッドは、機械側41の反対側にある加工側42であって、ワークピースWを砥粒加工するための研磨手段90が接着層66を用いて固定されるように又は取り外し可能であるように配置され得る加工面45を有する加工側42を有する。埃の多い汚れた空気Sが流入するための複数の流入開口48が加工面45に位置しており、通路59を介して流入開口に流体的に接続した複数の流出開口43が機械側41に位置している。流出開口43は、サンダーの反対シール要素36に密封して接触するために機械側41に位置する環状のシール要素80の内側の吸引領域44に位置している。研磨パッドは、研磨手段90を支持するために設けられた支持壁54を有する平坦ボディ50を有し、当該支持壁はリブ構造55により補強されており、その複数のリブ56は支持壁54を越えて機械側41に向かって突出している。リブ56は、加工側42に対して支持壁54により閉じられたキャビティ57であって、機械側41に対して開いている複数のキャビティ57を画定する。本発明はまた、このタイプの研磨パッドを含むサンダーに関する。本発明によれば、シール要素80が機械側41に向かって少なくとも幾つかのキャビティ57を覆う。

Description

本発明は、研磨パッドの機械側に位置する駆動装置ホルダを有する、サンダー用の研磨パッドに関し、研磨パッドがワークピースを研磨するのに適している特に回転研磨運動及び/又は偏心研磨運動にてサンダーによって駆動可能であるように、駆動装置ホルダはサンダーの駆動装置に回転しないように固定される。研磨パッドは、機械側に対向する加工面であって、ワークピースを砥粒加工(abrasive machining)するための研磨手段が接着層を用いて固定される又は除去可能であるように配置され得る加工面を有する。埃の多い汚れた空気が流入するための複数の流入開口が加工面に位置しており、通路(through-channels)を介して流入開口に流体的に接続した複数の流出開口が機械側に位置している。流出開口は、サンダーの反対シール要素に密封して接触するために機械側に位置する環状シール要素の内側の吸引領域に位置している。研磨パッドは、研磨手段を支持するために設けられた支持壁を有する平坦なボディを有し、当該支持壁はリブ構造により補強されており、そのリブは支持壁を越えて機械側に向かって突出する。リブは、機械側に対して支持壁により閉じられ及び機械側に対して開いているキャビティ(空洞)を画定する。本発明はまた、このタイプの研磨パッドを有するサンダーに関する。
このような研磨パッドは、例えば特許文献1に記載されている。公知の研磨パッドの場合、平坦ボディは支持体として設計されており、ソフトパッドがその下側に配置されており、それにより加工側に向かって指向している。平坦ボディは、駆動装置ホルダの周りに延びるリブ構造によって強化されている。走行面(running surface)の形態のシール要素がこのリブ構造の周りに環状に延在し、そこにはサンダーの反対シール要素、例えばシールカラーなどが密封的に当接している。研磨パッドが回転するとき、カラーは研磨パッドのシール要素に沿ってスライドし、したがって埃の多い空気が吸い取られ得る吸引領域を包囲する。
公知の研磨パッドのコンセプトは、リブが単に内部にて半径方向に駆動装置ホルダの近くに配置され得る一方、板状のシール要素又は走行面が外側に半径方向に設置されることを意図する。強化のためのコンセプトはしたがって、公知の研磨パッドの場合は制限される。
特許文献2から公知の研磨パッドは、研磨パッドが配置される平坦ボディを有し、一列の貫流開口が、その加工側からその機械側への研磨パッドを通る流れを可能にする。貫流開口を貫通する流れをガイドするのに適したカバーリングが機械側に配置されている。
チャンバー構造を有するクッションを含む研磨パッドが特許文献3から知られている。支持板がチャンバー構造に配置されており、チャンバー構造を覆う。
特許文献4は、サンダーを駆動するために工具ホルダを含むベースプレートと、ベースプレートの下側に空気通路を有するクッション部分とを有する研磨プレートを記載している。
DE102016100072A1 US9302365B2 DE202013010480U1 DE102010012007A1
ゆえに、本発明の目的は、改良された研磨パッドとそれを装備したサンダーを提供することである。
当該目的を達成するために、冒頭で述べたタイプの研磨パッドにおいて、シール要素が機械側に向かって少なくとも幾つかのキャビティを覆うことが意図される。
研磨パッドの基本コンセプトは、リブ構造がシール要素の領域にも、例えばサンダーの反対シール要素のための走行面の領域にも存在し、リブの間の間隔がシール要素によって覆われることである。これにより、平坦ボディ及び結局は研磨パッドも、シール要素の領域で又はシール要素の駆動装置ホルダまでの半径方向距離においてリブ構造によって補強される。それにもかかわらず、シール要素はそこに位置している。
シール要素によって閉じられる又は覆われる平坦ボディのキャビティは、特に、平坦ボディの材料によって平坦ボディの半径方向外側のエッジ領域に対して閉じられたこのようなキャビティである。
平坦ボディは好ましくは、研磨パッドを強化する研磨パッドの硬い構成部品を形成する。
平坦ボディは好ましくは、発泡材料から及び/又は発泡体から作られていない。
平坦ボディは好ましくは、硬いプラスチック又は硬質プラスチック又は金属で作られている。
平坦ボディは有利には、加工側に配置されたカバー本体、例えば研磨パッドに関してより硬い及び/又はより硬質である。
リブ構造は好ましくは、支持壁と一体である。しかしながら、リブ構造を支持壁などに接着接合し、外側被覆(オーバーモールド)し、又は鋳造することも可能である。
シール要素が、第1構成部品及び、リブ構造を有する支持壁を形成し、研磨パッドの第2構成部品を形成し、それらが互いに接続している又は接続し得るように、研磨パッドが製造されると有利である。
ゆえに、既に支持壁に存在するリブ構造が、研磨パッドの製造途中でシール要素によって少なくとも部分的に覆われる。
平坦ボディは、駆動装置ホルダに対して半径方向外側のエッジ領域にさらなる複数のリブ、特に平坦ボディ又は研磨パッドの中央から星形に又は放射状に延びるタイプの複数のリブを有すると有利である。このようなリブは例えば強化機能を有し得る。リブが流路を形成することも可能である。これらのリブの間に、有利にはシール要素で覆われない複数の凹部が存在する。平坦ボディの半径方向外側のエッジ領域は有利にはシール要素で覆われない。
シール要素は例えば板状であり得る。しかしながら、シール要素はシールカラー又はシールカラーの一部を含むことも可能である。ゆえに、シール要素又は反対シール要素又はその両方はカラー又はフレキシブルなシール要素として設計され得る。
サンダーの操作中に、シール要素と反対シール要素は互いに密封フィットにより当接し、それで吸引領域はシール要素と反対シール要素によって包まれる又は包囲される。
機械側にてキャビティを覆うシール要素は好ましくは、サンダーの反対シール要素の又は前記反対シール要素の密封接触用のシール要素だけである。
平坦ボディ及び/又はシール要素は好ましくは、特に互いに配置された状態で、本質的に硬い。
シール要素は好ましくは、平面又は平坦表面として設計された、反対シール要素に接触するシール面を有する。シール面及び加工面は好ましくは、互いに平行である。
シール要素は好ましくは、リング本体及び/又は板状本体又は壁状本体を含む。
平坦ボディ及び/又はシール要素は有利には、金属及び/又は熱可塑性樹脂から成る。平坦ボディ及び/又はシール要素は繊維強化材料、例えば、ガラスファイバー及び/又は炭素繊維強化プラスチックを含む材料から成る。
平坦ボディは好ましくは、それがキャビティを少なくとも部分的に覆うシール要素無しに、サンダーの前記反対シール要素又は反対シール要素と密封接触するために、シール面を有しない、特に駆動装置ホルダの周りに環状に延びるシール面を有しないように、機械側に設計される。しかしながら、原則として、平坦ボディは、キャビティを覆うシール要素に加えて、サンダーの反対シール要素と密封接触するために、特に駆動装置ホルダの周りに環状に延びる少なくとも1つの付加的なシール面又はシール輪郭を有することが可能である。
シール要素と反対シール要素の両方とも、硬い構成部品又は柔らかい構成部品又は両方であってもよい。特に、シール要素が板状又は平坦であり、すなわち研磨パッド上に位置する構成部品が板状形状又はウェブ状形状を有すると有利である。反対シール要素は好ましくは、サンダーの駆動装置ホルダと係合され得る、例えばサンダーの工具ホルダに配置されたシールカラー又は密封カラーとして設計されている。例えば、サンダーの工具ホルダは反対シール要素内に特に中央に位置しており、それにより環状に包囲される。もちろん、この構造はやはり研磨パッドにおいて有利であり、すなわち駆動装置ホルダはシール要素の領域に中央に又はその中心に位置している。
シール要素と平坦ボディは一体であってもよい。例えば、シール要素は平坦ボディの上に突出しており又は例えば射出成形法によって一体的に製造されている。
好ましいコンセプトは、平坦ボディとシール要素が別個の、しかしながら互いに固定的に接続された構成部品であることを意図する。固定接続は、取り外せない接続、例えば溶接接合、接着接合などである。固定接続はまた、取り外し可能な接続、例えばラッチ接続、クランプ接続、確動係合接続(噛み合い接続、嵌合接続)、取り外し可能な接着剤を用いた接着接合などであってもよい。しかしながら、シール要素は、研磨パッドの操作中又は平坦ボディでの研磨パッドの操作のために平坦ボディに固定して配置されている。
機械側にて研磨パッドのシール要素により覆われる少なくとも1つのキャビティは、有利にはキャビティから鋳造コア(casting core)を除去することで形成される離型キャビティ(demolding cavity)である。平坦ボディは、例えば型及びコアによって製造される。型は、支持壁の形成を最終的に定める一方、コアはリブ構造を形成するために必要となる。平坦ボディが鋳造又は射出成形の間に形成される鋳造キャビティは、型とコアの間に設けられる。コアが鋳型から取り外される場合、言わば平坦ボディが取り外される場合、リブ構造のリブ間のキャビティが創出される。
シール要素は、駆動装置ホルダと平坦ボディのエッジ領域の間で吸引領域内の及び/又は平坦ボディの平坦サイドにおける、平坦ボディの全てのキャビティを覆う及び/又はしっかり閉じる、ことが有利には意図される。例えば、平坦ボディは、駆動装置ホルダ又はシール要素に対して外側に又は半径方向外側にさらなる複数のリブを有し、それらはしかしながらシール要素で覆われていない又は重なっていない。エッジ領域は好ましくは円錐の又は傾斜したプロフィールを有する。エッジ領域は好ましくは、平坦ボディの外側エッジから、シール要素が配置されているその領域まで立ち上がる。
シール要素は、流出開口を除いて、平坦ボディの全てのキャビティ又はキャビティの少なくとも大部分を覆う、特にそれらをしっかり閉じることが可能である。シール要素が流出開口を除いて、平坦ボディ又は研磨パッドの駆動装置ホルダに対して半径方向外側に開いていない平坦ボディの全てのキャビティを覆う又はしっかり閉じると特に有利である。
シール要素が少なくとも1つの、好ましくは複数の又は全てのキャビティを完全に及び/又はしっかり閉じると特に有利である。
好ましいコンセプトは、シール要素が、流出開口を除いて、少なくとも一部のキャビティを、好ましくは全てのキャビティ又は多数のキャビティをしっかり閉じ、それでそれぞれのキャビティ内にある体積が防塵式に閉じられている又は包囲されていることを意図する。
シール要素によって閉じられた平坦ボディのそれらキャビティは好ましくは、シール要素によって完全に閉じられている。このような閉じられたキャビティは例えばリブ構造によって閉じられ、リブ構造の複数のリブがキャビティの周壁を形成し、互いの反対側を支持壁及びシール要素によって閉じられている。支持壁及びシール要素は周壁を形成するリブに接続しており、それでキャビティは完全に閉じられている。
シール要素は、1又は複数の通路及び/又は少なくとも1つの若しくは全ての通路を形成するために設けられ、構成された、少なくとも1つの、複数の又は全てのキャビティを覆う及び/又はしっかり閉じることが好ましくは意図される。通路から離れた複数のキャビティがシール要素によって覆われるが、完全にしっかり閉じられないことが可能である。例えば溶接や接着接合によってしっかり閉じられないシール要素により覆われるキャビティもまたダストの侵入から保護される。
ゆえに、言わば複数のキャビティが最初にまだ未加工の平坦ボディに存在するが、これらはシール要素によって覆われる又は閉じられる。キャビティは例えばリブと支持壁によって、第1のサイド、例えば2つ、3つ又は4つのサイドで画定され、シール要素は少なくとも1つの第2のサイド、例えば第4の、第5の又は第6のサイドを閉じる。ゆえに、シール要素、支持壁及びリブが1又は複数のキャビティの容積・体積を完全に取り囲む又は包囲すると有利である。よって、研磨パッドの稼働中においてダストはそれぞれのキャビティに入り込めない。結局、機械的特性、例えば研磨パッドの釣り合わせや同期が、さもないとキャビティに溜まり得るダストによって変化せず又は少なくとも変えられない。
シール要素がシール要素に向いたリブ構造のリブの端面に平らに載ると好ましい。これは例えばそれぞれのキャビティにおける体積を包囲することを可能にする。
シール要素が、溶接により、例えば熱溶接、超音波溶接などにより、平坦ボディに、例えばそのリブに、特にそれらの端面に接続しているとまた有利である。しかしながら、溶接に加えて又は代えて、接着接合もまた提供され得る。ゆえに、シール要素と平坦ボディの永続的な接続が有利である。
溶接、特に熱溶接を生成するために、いわゆる溶接チップ(welding tips)や溶接突起(welding projections)が提供されると有利である。例えば、シール要素及び/又は平坦ボディは、シール要素及び平坦ボディのそれぞれの他の構成部品に溶接するために、少なくとも1つの溶接突起、例えば溶接チップ、溶接リブなどを有し、又はこのような溶接突起により互いに接続していると有利である。溶接突起は例えば細い隆起部(ridge)として構成され得る。前記少なくとも1つの溶接突起は、例えばいわゆるエネルギー方向指示器(energy director)であり得る。熱溶接、例えば超音波溶接の場合、溶接突起は溶け、それにより平坦ボディとシール要素が溶接されることを保証する。
前記少なくとも1つの溶接突起は細長い形状を有することが可能である。しかしながら、前記少なくとも1つの溶接突起はまた、例えば多数の溶接スポットや点状の溶接突起の配置を含み得る又はそれにより形成され得る。
前記少なくとも1つの溶接突起又は溶接突起により形成される溶接接続は、例えばフレームのように設計されるか、フレームを形成する。前記少なくとも1つの溶接突起又は溶接突起により形成される溶接接続は、例えば平坦ボディの流出開口の周りに延び、それで前記少なくとも1つの溶接突起又は溶接突起により形成される溶接接続がシール要素を流出開口の環境において平坦ボディに接続すると、流出開口は環境からシールされる。結局、例えば、流出開口の領域から埃の多い空気はシール要素と平坦ボディの間に達し得ない。
平坦ボディ及びシール要素は有利には、加工面又は加工面の幾何学平面と平行な力方向に確動係合により互いに支持されている。例えば、平坦ボディとシール要素の確動係合輪郭は互いにぴったり合う。確動係合輪郭又は確動係合面は、例えば平坦ボディとシール要素のそれぞれ一部分における確動係合突起と確動係合収容部を含み得る。確動係合支持は例えば、サンダーを使用する操作中に平坦ボディとシール要素の間で生じるトルクを支持し得る。このようなトルクは、例えば、研磨パッドがサンダーによって駆動されるときにそれぞれ、反対シール要素のシール要素との摩擦のために及び/又は加工面のワークピースとの研磨接触の場合に生じる。
この点において、サンダーは簡単に回転研磨機であり得ると記述され、すなわち研磨パッドはワークピースの回転加工、砥粒加工(abrasive machining)又は研磨加工(sanding machining)のために設計され、意図されている。しかしながら、研磨パッドを偏心研磨パッドとして構成し、サンダーを偏心研磨機として構成することも可能である。様々な操作モードを、例えばサンダーを回転原理、偏心駆動原理又はハイパーサイクロイド回転駆動原理の間で、すなわち偏心回転操作に設定することで調節可能であることは、簡単に可能である。
シール要素が、特にクランプ手段及び/又はラッチ手段及び/又は取り外し可能な接着接合により、平坦ボディに取り外し可能に配置されていると好ましい。シール要素は本質的に平坦ボディとは別個の構成部品であるが、それは平坦ボディに取り外し可能に接続している。したがって、例えば、シール要素又は平坦ボディが摩耗したとき、それぞれの摩耗した構成部品を容易に交換できる。
シール要素と平坦ボディは合目的的には、少なくとも1組の確動係合突起及び確動係合収容部によって確動係合により互いに接続されており、確動係合突起及び確動係合収容部は加工面とは横断方向に、特に垂直に延び、互いに噛み合う。前記少なくとも1つの確動係合突起は例えば確動係合ピンであり、前記少なくとも1つの確動係合収容部は例えば確動係合ピン収容部である。もちろん、確動係合突起はまた壁状の構造を有してもよい。確動係合突起は、例えばリブ構造のリブに支持され得る。そのとき、確動係合収容部がリブの間に形成される。それぞれの確動係合突起が、確動係合収容部の壁に、例えばリブ構造のリブに、1つの力方向にのみ支持されることが可能である。少なくとも1組の確動係合突起及び確動係合収容部又は複数組の確動係合突起及び確動係合収容部の装置もまた、例えば溶接や接着接合がシール要素と平坦ボディの間で作られるまで、組み立て援助又は一時ホルダとして使用され得る。
合目的的には、ラッチピン又はラッチ突起が少なくとも1つの確動係合突起として設けられる。前記少なくとも1つの確動係合収容部は合目的的にはラッチ収容部を含む。
前記少なくとも1つの確動係合突起はまた、プラグ突起(差し込み突起)であってもよく、前記少なくとも1つの確動係合収容部はプラグ収容部(差し込み収容部)であってもよい。プラグ突起はプラグ軸(差し込み軸)に沿ってプラグ収容部に差し込み可能である。もちろん、プラグ収容部がラッチプラグ収容部として設計されてもよく、プラグ突起がラッチプラグ突起として設計されてもよい。
プラグ収容部とプラグ突起は合目的的には、プラグ軸と横断方向に延びる、プラグ突起のプラグ収容部からの取り外しの邪魔をする又は防止する複数の後把持面を有する。後把持面は、例えばプラグ軸と斜めに又はプラグ軸と直角に整列され得る。特にシール要素が、特に反対シール要素によって平坦ボディの方向に力をとにかく受けるとき、後把持面が通常は互いに距離を隔てていることが可能である。しかしながら、後把持面が互いにぴったり合い、それでシール要素がプラグ軸の方向に平坦ボディに固定的に保持されると好ましい。
プラグ突起は合目的的には、少なくとも2つのプラグセグメント、好ましくは3又は4つのプラグセグメントを有し、これらはプラグ軸と横断方向に互いに対して移動可能である。プラグ突起がプラグ収容部に差し込まれると、プラグセグメントは互いに向かって移動可能であり及び/又は互いから離れて可動である。例えば、プラグセグメントが互いから再び離れて移動することができる自由空間があるまで、プラグセグメントは差し込み時にプラグ軸方向に互いに向かって最初に移動可能である。前述の後把持面は例えば自由空間に設けられる。プラグ突起がプラグ軸の方向に延びる溝であって、プラグ軸の位置する平面を貫通する溝を有するように、プラグセグメントは例えば形成される。
シール要素は、キャビティを画定するリブに横に接触するように意図され構成された、少なくとも1つの支持輪郭、例えば支持収容部及び/又はシール要素の前に突出する支持リブを有すると好ましい。支持輪郭はまた例えば溶接突起であってよく、又はそれにより形成されてもよい。結局、シール要素と平坦ボディは加工面と平行な力方向に互いに支持される。原則として、しかしながら、平坦ボディが、シール要素の反対支持輪郭と係合するように、例えばシール要素における支持収容部、溝部などとの係合のために意図され構成された支持輪郭、特に支持リブを有することも可能である。
シール要素が、2つの互いに離間した支持輪郭、例えば確動係合収容部の、特に収容溝部の2つの互いに離間した支持リブ又は内側を有し、それらはキャビティを画定する対向するリブに接触するように意図されており又は例えば収容溝部の形態でリブに係合する収容部を画定する。よって、シール要素と平坦ボディは加工面と平行に互いに反対の力方向に互いに支持される。
前記少なくとも1つの支持輪郭は、互いに対する傾斜したリブへの支持のために、互いに傾斜して延びる少なくとも2つの支持輪郭、例えば支持リブを有するとさらに好ましい。結局、シール要素と平坦ボディは加工面と平行に互いに傾斜した力方向に互いに支持される。
有利な実施形態は、前記少なくとも1つの支持輪郭が、複数のリブ、例えば3,4又は5のリブによって画定されるキャビティの内周に横に接触するための支持フレームを含むことを意図する。支持フレームのリブ及び脚部は、例えば三角形、正方形、台形などの形状で、互いに傾斜して延びる。
前記少なくとも1つの支持輪郭は好ましくは、シール要素を平坦ボディに熱溶接する、例えば超音波溶接するための溶接突起を形成する又は含み得る。しかしながら、前記少なくとも1つの支持輪郭は例えばシール要素の平坦ボディへの確動係合保持を保証するだけである及び/又はシール要素と平坦ボディの接着接合のために提供され、構成される支持輪郭を示すことも可能である。
原則として、シール要素が機械側で、吸引空間内に位置する全てのキャビティを覆うことが可能である。吸引空間の外側に位置するキャビティもシール要素によって覆われてもよい。ここで、吸引空間の外側に位置する全てのキャビティがシール要素によって覆われることが可能である。
しかしながら、ある設計、すなわち研磨パッドが機械側にてキャビティの少なくとも一部を覆うカバー要素を有することが好ましい。したがって、シール要素とカバー要素の両方がそれぞれ、機械側でキャビティを覆うことができる。サンドウィッチ状の装置も可能である、すなわちシール要素とカバー要素の両方がそれぞれのキャビティの上に配置される。シール要素がカバー要素の介在によってキャビティの少なくとも一部を覆うことも可能であり、それはまたカバー要素無しで覆い得る。
カバー要素は好ましくは板状である。カバー要素は好ましくはリング本体として構成されている。
シール要素とカバー要素が互いに一体的に又は固定的に接続していることも可能である。さらに、シール要素がカバー要素を含む又は形成することが可能である。
カバー要素は好ましくは平坦ボディに固定して保持されている。例えば、カバー要素は、確動係合により及び/又はシール要素により及び/又は接着接合により、特に取り外し可能な接着接合により及び/又は溶接により平坦ボディに保持されている。シール要素はしたがって、言わばカバー要素用の保持要素を形成し得る。シール要素をカバー要素によって、例えば確動係合式に平坦ボディに保持することも簡単に可能である。例えば、シール要素の一部がカバー要素と平坦ボディの間の隙間に係合でき、したがって、カバー要素によって平坦ボディに保持され得る。
有利には、カバー要素は、多数の目的のために、例えば確動係合要素のために供され得る複数の開口を有し、それを用いてシール要素と平坦ボディが確動係合により互いに固定され、シール要素の保持輪郭、すなわち例えばシール要素に配置されていてこれら開口に係合する保持突起の係合のために。しかしながら、開口はまた汚れた空気を貫流させるために又は駆動装置ホルダのために設けられ得る。開口は好ましくは通過開口であり得る。しかしながら、例えばシール要素の保持輪郭との係合のために、開口が単に凹部又は窪みであることも可能である。通過開口はこれらの位置で必ず必要ではない。
シール要素は好ましくは、カバー要素を平坦ボディに保持するための複数の保持突起を有する。保持突起は好ましくは加工面と平行な平面内に延びる。保持突起はフック突起を含みうる。そのフック突起はカバー要素に係合し、例えば通過開口又は凹部として構成される前述した開口の1つに係合する。保持突起は、半径方向外側に、すなわち駆動装置ホルダから離れて、しかし好ましくは駆動装置ホルダの方向に突出する保持突起であり得る又は含み得る。特に、駆動装置ホルダの方向に、すなわち吸引領域において、追加の保持突起がカバー要素を平坦ボディに保持すると有利である。保持突起は駆動装置ホルダまで延在し得る。
シール要素及び/又はカバー要素は好ましくは、吸引ゾーンの領域で平坦ボディのキャビティを完全に又は大体覆う。吸引ゾーンにおける汚れた空気のための流出開口だけ及び/又は駆動装置ホルダがシール要素及び/又はカバー要素によって覆われないことが有利には意図される。
例えば、シール要素とカバー要素は偏心している及び/又は環状である。シール要素とカバー要素の両者は駆動装置ホルダの周りに環状に延び得る。円環(circular ring)がここでは簡単に可能である。
研磨パッドが円形以外の形状、例えば三角形状又は四角形状を有する場合、シール要素及び/又はカバー要素は平坦ボディ又は研磨パッドと同様な基本幾何学的輪郭を有すると有利である。前述したシール要素とカバー要素の環状形状は円環形状であり得るが、それは例えば三角形環状形状又は四角形環状形状であってもよい。
シール要素及び/又はカバー要素は合目的的には、平坦ボディ又は研磨パッドの外周輪郭と相関関係を有する外周輪郭、例えば丸みを帯びた又は円形の環状外周輪郭、三角形外周輪郭、又は四角形外周輪郭を有する。
カバー要素は好ましくは、平坦ボディがサンダーの操作中にその周りをまわる回転軸に対して回転固定式に(回転しないように)シール要素によって平坦ボディに保持される。確動係合輪郭であって、それらを用いてシール要素と平坦ボディが互いに係合される確動係合輪郭は好ましくは、カバー要素の確動係合収容部又は確動係合輪郭と確動係合式に係合する。
シール要素及び/又は平坦ボディのキャビティを少なくとも部分的に覆うカバー要素、例えば上述したカバー要素は、板状又は壁状であり得る。
シール要素はカバー要素より高い機械的耐荷重及び/又は壁厚を有することが可能である。例えば、カバー要素は薄膜状材料又は薄い壁厚を有する材料から成る一方、サンダーの反対シール要素によって操作中に少なくとも摩擦により負荷を掛けられるシール要素は、カバー要素より高い剛性又は強度を有する。例えば、段・ステップがシール要素とカバー要素の間に設けられる。例えば、シール要素がカバー要素より大きい材料厚さを有するように、段は形成される。
吸引領域の外側及び/又は内側の汚れた空気のための流出開口を除いて、シール要素及び/又は平坦ボディのキャビティを少なくとも部分的に覆う前記カバー要素又はカバー要素が、例えば両方共に、機械側にて平坦ボディの全てのキャビティを覆い、それらが、機械側と加工側の間で閉じられている。例えば、さらなるキャビティが平坦ボディの外側に又はエッジに半径方向に設けられてもよく、それらはカバー要素やシール要素によって閉じられていない。例えば、リブ構造のリブは研磨パッドの外側エッジに向かって又はエッジにおいて開いており、そこではカバー要素やシール要素によって覆われていない。
平坦ボディのリブの少なくとも一部が、駆動装置ホルダから半径方向に又は放射状に研磨パッドのエッジ領域に延びる。もちろん、横断リブや横断補強材がこれらリブの間に設けられ得る。
平坦ボディのリブの少なくとも一部が好ましくは、リブがシール要素及び/又はカバー要素を支持する共通の支持平面又は支持表面を画定する。支持平面は言わば、平坦ボディのリブが言わば支持平面を形成する包絡平面又は共通平面である。支持平面は平坦表面又は平坦面であり得る。支持平面の領域における平坦ボディの全てのリブ又はキャビティがシール要素及び/又はカバー要素によって覆われる及び/又は閉じられると有利である。
支持壁は実質的に閉じた支持壁であって良く、しかしながらそこに流入開口が設けられている。しかしながら、支持壁が加工側に複数の凹部及び窪みを有し、それで例えば一種のリブ構造が形成されていることも可能である。平坦ボディの支持壁は例えば、流入開口を形成するために及び/又は通路の少なくとも部分セクションを提供するために、加工側に複数の凹部を有する。凹部は例えば、研磨パッドの外周から駆動装置ホルダに向かって及び/又は駆動装置ホルダに隣接する流出開口に向かって半径方向に延びる。
研磨パッドの加工面が支持壁によって直接提供され得る。例えば、研磨手段のための接着層又は研磨手段自体がそこに配置され得る。研磨手段は、例えば研磨ニット及び/又は砥粒用の砂粒材料、例えばコランダムを含む。研磨手段は好ましくは研磨シートである。研磨パッドは有利には、研磨シートを加工表面に固定するのに適している。
さらに、支持壁を覆い、さらに特に平坦ボディにおける複数の凹部を閉じるカバー本体を支持壁に配置することが可能である。カバー本体は、複数の貫流開口又は通路を有し得、また研磨パッドの流入開口を有し得る。
カバー本体は、例えば弾性のある及び/又は弾力的なクッション本体、例えば一種のパッドを含み又はそれにより形成されている。
クッション本体は弾性を有し、及び/又は塵粒子に対して気密である及び/又は不透過性のプラスチックから成る。例えば、クッション本体は発泡体から成る。好ましい実施形態では、クッション本体はポリウレタンフォーム、特にポリエステルベースの弾性発泡体及び/又は芳香族のPUR弾性発泡体を含む又はそれから成る。クッション本体は例えばパッドやクッションとして構成されている。
カバー本体は加工側において平坦ボディを完全に又は実質的に完全に覆う。カバー本体が駆動装置ホルダから離れたエッジ領域であって、研磨手段の後ろに係合するように設けられたエッジ領域を除いて、及び/又は汚れた空気用の流入開口又は貫流開口を除いて、加工側において平坦ボディを覆うと好ましい。例えば、エッジ領域には接着層は無く、それにより研磨手段、例えば研磨シートが研磨パッドから取り外し可能である。もちろん、加工面における流入開口はカバー本体の流入開口又は貫流開口に流体接続している及び/又は連通している。
カバー本体の以下の実施形態は本発明の有利な実施形態を形成する、すなわちそれは平坦ボディへの有利な装置に適している。しかしながら、カバー本体が異なる研磨パッドに、例えばキャビティを有しない研磨パッド及び/又はシール要素やカバー要素若しくはその両方で覆われない研磨パッドに使用されることも可能である。特に、このような研磨パッドは、カバー本体が以下の実施形態に従って配置される平坦ボディであって、しかし特別な手段が講じられていない平坦ボディを有することが可能である。しかしながら、このような平坦ボディが複数の通路によって互いに流体接続した複数の流入開口及び流出開口を有すると有利であり、それにより平坦ボディの加工側に流入する汚れた空気が通路を通って流出開口に到達し、そこでそれは例えば吸引装置、サンダーなどによって吸引され得る。
有利には又は独立した発明として、カバー本体が研磨パッドのために又は研磨パッドの構成部品として設けられている。研磨パッドは特に前述の請求項のいずれか一項に従って構成されており、カバー本体はクッションとして構成されており、支持壁本体及び加工壁本体を有し、それらの間に弾力のある及び/又は弾性的なクッション本体がサンドウィッチ状に保持されている。支持壁本体と加工壁本体は、互いに離れる方を向いた平坦サイドを有し、そのうち支持壁本体の平坦サイドは、研磨パッドの1つの平坦ボディ又は平坦ボディに接触するために意図され、構成されており、加工壁本体の平坦サイドは研磨手段を含む又は研磨手段を取り外し可能に固定するための接着層を含む。加工壁本体と支持壁本体が、カバー本体の外周にて接続装置によって互いに接続しており、それでクッション本体は、支持壁本体、加工壁本体及び接続装置によってカバー本体の外周において機械的損傷から保護されている。
カバー本体がエッジにおいて、すなわちその周囲において接続装置によって言わば強化されている、少なくともそれがクッション本体を覆っていることが基本コンセプトである。ゆえに、クッション本体は、一方でクッション本体の反対側で支持壁本体及び加工壁本体によって及び周囲側で接続装置によってもたらされる空間に閉じ込められている。従って、接続装置は好ましくはその外周においてカバー本体の強化部を形成する。
この点について、カバー本体の外周が好ましくは本質的に、研磨パッドの平坦ボディ又はディスク本体と同じ輪郭を有することを特筆する。
支持壁本体及び/又は加工壁本体は、クッション本体とは異なる材料及び/又はクッション本体より高い引張強度を有する材料から成る。ゆえに、カバー本体と加工壁本体は高い引張強度を有するクッション本体のための保護覆いを保証する。
クッション本体は好ましくは発泡体であり、例えばポリウレタンフォームなどで作られている。ゆえに、クッション本体は弾性的に曲げやすい。
支持壁本体が存在しない、すなわちクッション本体が平坦ボディ、例えば平坦ボディの支持壁に直接当接し、平坦ボディが接続装置によって加工壁本体に接続している実施形態もまた考えられる。
クッション本体は例えば、単一の発泡材材料又は発泡材料から成る又は少なくとも2つの発泡材料又は発泡材材料の組み合わせから成る。
支持壁本体及び/又は加工壁本体は好ましくは織物材料(textile material)から成る。特に、支持壁本体及び/又は加工壁本体はクッション本体より緊密なメッシュであるか又は編み目の粗いメッシュである。クッション本体と比べて、支持壁本体及び加工壁本体は薄く、すなわち例えばクッション本体は支持壁本体及び加工壁本体の少なくとも2倍の厚さ、好ましくは3倍の厚さである。
支持壁本体及び/又は加工壁本体の織物材料は好ましくは、例えばポリアミド繊維によって補強されている。
接続装置は例えば、シーム又は互いに離間した複数の接続本体、例えばリベットなどを含み、又はシーム又はリベットによって形成されている。シーム又は接続本体は例えば互いに角度的に離間している。シーム又は接続本体は支持壁本体と加工壁本体を互いに、例えば直接、接続する。しかしながら、クッション本体の少なくとも1つのセクションが、言わば支持壁本体と加工壁本体の間で接続装置、例えばシーム、接続本体などにより貫通されることも可能である。カバー本体がその外周においてシームで縁取りされると好ましい。しかしながら、シームが支持壁本体及び加工壁本体のそれぞれの正面又は平坦サイドを通って縫われることも可能である。
材料結合された接続がさらに可能である。この場合、接続装置は、材料結合を含む、又は材料結合、例えば溶接接合及び/又は接着接合によって形成されている。材料結合は支持壁本体と加工壁本体を互いに、例えば互いに直接、接続する。この場合、例えば中間層又はクッション本体の一部が支持壁本体と加工壁本体の間に接着接合される又は溶接されることも可能であり、溶接はクッション本体の材料をその外周において言わばより堅く及びより弾力的にする。接着接合に代えて又は加えて、例えば超音波溶接があってもよい。さらに、接続装置は、支持壁本体と加工壁本体に加硫処理された材料によって形成されてもよく、それは同時に2つの壁本体の間に材料結合を創出する。
カバー本体の外周を少なくとも部分的に包囲するリング本体が接続装置として有利である。例えば、リング本体は留め具(締め具、金具)のようにカバー本体を包囲する。
リング本体は、例えば、カバー本体の外周にてクッション本体を覆う少なくとも1つの周壁又は周壁セクションに含む。それが1又は複数の、例えば2つの脚部分であって、支持壁本体のそれぞれの平坦サイド、加工壁本体の平坦サイド又は研磨パッドの平坦ボディが支持される脚部分を有すると、リング本体にとってさらに有利である。例えば、支持壁本体、加工壁本体及び平坦ボディは、対向する脚の間に又はリング本体の脚の間に支持され得る。ゆえに、リング本体もまた平坦ボディを保持し得る。
リング本体は例えば、リング本体をカバー本体に固定させ得るクランプ開口又は溝を有する。リング本体の長手端部であって、その間にクランプ開口又は溝が設けられる長手端部は、カバー本体を包囲するという意味で互いに向かって移動可能であり得る。しかしながら、幾つかのリングセグメントが一緒に結合されてリング本体を形成したり、リング本体が多数のリングセグメントを含んだりすることも可能である。リング本体がカバー本体の外周を完全に又は本質的に取り囲み、それでそれがリング本体によって周囲をなるべく完全に保護されていると好ましい。
リング本体は加工壁本体を支持壁本体及び/又は平坦ボディにクランプする。例えばリング本体は屈曲部品として構成され得る。
リング本体が、互いに反対側にある複数のリング本体であって、特にリベット、ボルト又は他の同様の接続本体によって接続しているリング本体を含むことも可能であり、それらリング本体の間に、加工壁本体と支持壁本体がサンドウィッチ状に保持されている。さらに、平坦ボディのセクション、例えば平坦ボディの外側エッジ部分もこれらリング本体の間に係合することが可能である。
しかしながら、前記少なくとも1つのリング本体はさらに、加工壁本体と支持壁本体の間に配置されたリング本体を有する又はそれにより形成され得、又は加工壁本体と支持壁本体の間に配置されたセクションを有する。例えば、リング本体はクッション本体を半径方向外側で又はカバー本体の外周において取り囲み得る。
上方で:支持壁本体及び/又は加工壁本体は有利には、クッション本体より耐衝撃性のある及び/又は高密な及び/又は硬い材料から成る。
支持壁本体と加工壁本体の間に挟まれたリング本体は好ましくは、クッション本体より高い引張強度を有する及び/又はより耐衝撃性のある及び/又はより高密度であるリング本体から成る。さらに、このリング本体はさらに、例えば発泡材料又は多孔物質又は可撓性材料で作られてもよい。しかしながら、この材料は好ましくはクッション本体より多孔質でなく又は強くなく又は硬くなく又はそれら全てである。
リング本体は、弾性を有してもよく、また支持壁本体の方向に加工壁本体に作用する力によって変形可能であり得る。例えば、リング本体は少なくとも部分的にゴム又は弾性プラスチックから成る。リング本体は例えば加硫によって製造され得、又は加硫によりカバー本体に、例えば支持壁本体及び/又は加工壁本体に接続され得る。ゆえに、リング本体は好ましくは、クッション本体を半径方向外側で又はカバー本体の外周で覆う壁本体を形成する。
カバー本体は合目的的には、クッション本体が配置される大面積の中央領域を有し、その周りに接続装置が延びる。中央領域には、加工壁本体と支持壁本体の間においてクッション本体を貫く接続部が無い。ここでその利点は、中央領域ではクッション本体が極度にその弾性を有し、すなわちそれがそこに配置される研磨手段を、例えば加工すべきワークピースに対して平坦に接触させることである。
さらに、加工壁本体が、加工壁本体がカバー本体の外周におけるよりも支持壁本体の前により遠くへ及び/又は平坦ボディの前により遠くへ突出する大面積の中央領域を有すると有利である。そこでは、例えば、セットバックが接続装置により実施されている。しかしながら、このセットバックは有利には階段状ではなく、連続的である。ゆえに、カバー本体は好ましくは、加工壁本体の領域に凸状の又はクッション状の形状を有する。
汚れた空気のための複数の流出開口が合目的的には、加工壁本体の平坦サイドに配置されており、それらは、複数の通路を介して支持壁本体の平坦サイドにおいて複数の流出開口に接続している。汚れた空気は通路を通ってカバー本体を流れ得る。カバー本体の流出開口は、研磨パッドの平坦ボディに設けられると平坦ボディの流入開口に連通し、それらは他方で通路を介して研磨パッドの機械側の流出開口に流体接続される。
クッション本体がカバー本体の外周に完全に及び/又は接続装置まで延びることが可能である。しかしながら、例えば支持壁本体及び加工壁本体によって包囲されるキャビティが、言わば空気が、クッション本体とカバー本体の外周の間に配置されることも可能である。このキャビティは好ましくは環状空間として構成されている。
エッジ側の接続装置を有するカバー本体は、特に偏心研磨機に関連して、すなわち研磨パッドが偏心運動又は少なくとも非回転運動を行うとき、特別な利点をもたらす。したがって、研磨パッドのエッジ領域がワークピース又は障害に当たると、接続装置はクッション本体を損傷から保護する。
この点について、研磨手段は好ましくは、研磨パッドから取り外し可能である及びそこに取り外し可能に保持され得る研磨シートであることを述べておく。
接着層は、例えば、研磨手段の取り外し可能な固定のために、フックループ接続(hook-and-loop connection)の構成部品、例えばフックループ層やフックループフックを含む。
研磨手段はカバー本体、例えば研磨マットに直接配置され得る。しかしながら、カバー本体が研磨手段の研磨パッドへの取り外し可能な固定のために、接着層、例えばフックループ層を有する又は担持することも可能である。
本発明はさらに、本発明に従う研磨パッドと、研磨パッドのシール要素に接触するための反対シール要素とを有するサンダーに関する。反対シール要素は、例えば、弾性材料で作られた弾性リング本体を有する。しかしながら、反対シール要素はまた簡単には、シール要素に沿ってスライドする板状本体であってもよい。特に、反対シール要素はシール要素に関して弾性的に可撓性であるようにサンダーのハウジングに保持されると有利である。
サンダーは、例えば工具ホルダを駆動させる駆動モータを有し、そこに研磨パッドの駆動装置ホルダが取り外し可能に固定され得る。駆動モータは電気モータ、例えば電子的に整流される又はブラシレスモータ、ユニバーサルモータなどであり得る。しかしながら、駆動モータはまた圧縮空気モータであり得る。駆動モータの回転軸に対して工具ホルダを偏心設置するための偏心軸受及び/又はギヤが、工具ホルダと駆動モータの間に配置され得る。
合目的的には、反対シール要素の弾性リング本体には、1又は複数の接触体が研磨パッドのシール要素に研磨接触するために埋め込まれており、少なくとも1つの接触体は弾性材料より硬い材料、例えば金属で作られている。したがって、反対シール要素は耐摩耗性である。
保持ピン、特に角度間隔を置いた複数の保持ピンが、合目的的には、シール要素から突出し、平坦ボディのピン収容部に係合する。
カバー要素及び/又はシール要素の適切な幾何学的構造によって、研磨パッドの吸引コンセプトを個々に設定することが簡単に可能である。研磨パッドのキャビティはダストや他の物質で時間経過により満たされ、それは研磨パッドの運転挙動やスムーズな運転やその釣り合わせに悪影響を及ぼし得る。
シール要素の異なる構成、例えば幾何学的構成及び/又は異なる材料により、吸引挙動や汚れた空気の吸引挙動が調節され得る。
既に存在する板本体又は研磨パッドはシール要素を据え付けられ得る。研磨パッドの変形例が異なるシール要素を使用することで簡単に作られ得る。
シール要素は摩耗時に簡単に交換できる。
シール要素の材料は、反対シール要素の特性、例えばその接触力、摩擦力などに簡単に適合でき、それでシール要素と反対シール要素の適合する材料組み合わせが選択可能である。
本発明の例示の実施形態を以下に図面に関連して説明する。
図示の研磨パッドを有する部分断面におけるサンダーの透視斜視図である。 上から斜めに見た分解図と詳細な拡大図D2,D3及びD4を示す図である。 上から斜めに見た組み立て図である。 上の図面に従う、ほぼ図2に一致するが、下から斜めに見た研磨パッドの分解図と詳細な拡大図D5及びD6を示す図である。 下から斜めに見た先行の図面に従う研磨パッドを示す図である。 上から正面に見た先行の図面の研磨パッドの平面図である。 詳細D1に対応する部分断面図である。 詳細D1に従うが、詳細D1の図6における切断線B-Bに沿う部分断面図である。 別な実施形態において研磨パッドを有する図1に従う部分断面におけるサンダーの分解図である。 上から斜めに見た図9に従う研磨パッドの図である。 上から斜めに見た図10に従う研磨パッドの分解図である。 下から斜めに見た図10,11に従う研磨パッドの分解図である。 図9~12に従う研磨パッドのための代替のシール要素を示す図である。 図10に従う研磨パッドを通る切断線C-Cに沿う断面図である。 図10に従う研磨パッドを通る切断線D-Dに沿う断面図である。 先行の図面に従うが、第1実施形態において補強装置によりエッジを補強されたカバー要素を有する研磨パッドの変形例を示す図である。 下から斜めに見た図16に従う研磨パッド及び特にカバー本体を示す図である。 図17からの詳細D7を示す図である。 図16の詳細D8にほぼ一致する、小さめのクッション本体を有する図16に従う研磨パッドの変形例を示す図である。 さらなるカバー本体、研磨パッドの変形例及び接続装置としてのリング本体を有するカバー本体を示す図である。 図16における詳細D8にほぼ一致する、図20に従う研磨パッドを通る断面図である。 上から斜めに見た図20に従うが、代替のリング本体を有する研磨パッドを示す図である。 詳細D8にほぼ一致する、図22に従う研磨パッドのエッジ領域を通る部分断面図である。 カバー本体のエッジ側の接着又は溶接を有するさらなるカバー本体とさらなる研磨パッドを示す図である。 詳細D8にほぼ一致する、図24に従う研磨パッドとカバー本体の詳細を示す図である。 このうち、リング本体及び接続装置としての型打ちされ曲げられた部分を有するさらなる研磨パッドとカバー本体を示す図である。 詳細D8にほぼ一致する詳細な断面が示された図である。 このうち、下から斜めに見たさらなる研磨パッドとカバー本体を示す図である。 詳細な断面、例えば詳細D8が示された図である。 詳細に示された、弾性エッジ保護部を有する下から斜めに見たさらなる研磨パッドとカバー本体を示す図である。 (詳細D8にほぼ一致する)断面図としての図である。
サンダー15が、ワークピース表面、例えばスペースの壁表面、可搬型のワークピースWなどを研磨するために使用される。サンダー15は、図面とは対照的に固定的に又は図面に示すようにジョイント17により可動にサンダー15の機械筐体20に接続され得るハンドル16にて把持され得る。ハンドル16は、機械筐体20の一体化部品であり得、図面に示されているものとは異なりそこから固定的に突出し得る。特に棒状のハンドル16は、サンダー15が離れたワークピース表面に沿って、例えば部屋の天井や側壁に沿って案内されるのを可能とする。
駆動モータ25が、機械筐体20のモータ部分21に収納されており、それは例えば電子整流子モータ、ユニバーサルモータなどである。駆動モータ25の出力部26が、工具軸28を回転可能に、すなわち1又は複数の回転軸受け(pivot bearings)により支持する偏心軸受装置27を駆動する。軸受装置27は工具ホルダ29を有し、工具ホルダ29に研磨パッド40がその駆動装置ホルダ49を用いて取り外し可能に固定され得る。駆動装置ホルダ49と工具ホルダ29は例えば、対応するねじ輪郭、差し込み輪郭(bayonet contours)又は取り外し可能な固定のための他の固定手段を有する。工具軸28は、出力部26が配置される駆動モータ25(図面に詳細に示さない)の軸に対して偏心を有し、すなわち工具ホルダ29の回転軸Eが駆動モータ25の回転軸Mに対して偏心している。それゆえ、回転のしかし偏心の研磨運動又は駆動運動がサンダー15の駆動伝達装置によって生成され得る。もちろん、この偏心は1つの実施形態だけであり、すなわち例えば工具ホルダ29が駆動モータ25の出力部26に直接配置される場合、サンダー15は原則としてこのような偏心なしに研磨パッド50を駆動させ得る。
研磨パッド40は、例えば吸引フード又は保護フードの態様で設計される保護ボディ23内に配置されている。保護ボディ23は、モータ部分21に配置されたモータ筐体20の工具部分22により保持されるか、それと一体化している。
研磨パッド40の加工面45が、保護ボディ23の前に、すなわち加工面45に向かって指向する又は突出するそのエッジ24の前に突出している。
サンダー15又は研磨パッド40の使用時に生成されるダスト・埃を吸い取るために、すなわち、粒子がワークピースWから除去される点で吸引装置30が使用される。例えば、吸引装置30は工具部分22に配置されている。吸引装置30は、吸引装置11、例えば真空掃除機のホース12が接続可能である吸引取付具31を有する。汚れた空気Sが加工面45の領域から排出され得るように、吸引装置11は吸引流れを生成する。もちろん、吸引装置又は気流生成器(flow generator)が、サンダー15に、特にファンホイールなどに直接設置されてもよい。これは、駆動モータ25又は別個の駆動モータによって駆動可能である。
吸引取付具31は、工具ホルダ29の周りに延びる吸引室32に流体接続している。研磨パッド40の機械側41が負圧を受ける又は吸引される場合、そこに存在し吸引室32内にある汚れた空気Sのための流出開口43は負圧を受ける。
周囲空気Lが、例えば保護ボディ23、吸引フード及び研磨パッド40の間の隙間34を介して及び/又は保護ボディ23の貫流開口33を介して、外側から研磨パッド40の周りにさらに流れる。
貫流開口33は、研磨パッド40のエッジ領域47に設けられている。研磨パッド40の中央における吸引領域44が、すなわち駆動装置ホルダ49の周りに延びる吸引領域が、やはり吸引室32を包囲する又は包むシール装置35によって画定されている。
シール装置35は、サンダー15の反対シール要素36を含み、反対シール要素36は、研磨パッド40がサンダー15に設置されると、研磨パッド40のシール要素80に当接してシールを形成する。反対シール要素36は、例えば弾性リング本体37、特に一種のシールカラーを含む。リング本体は例えば弾性プラスチック、ゴムなどから成る。反対シール要素36は、移動輪郭、ビーズなどを有し、それによりそれは実質的に硬い又は弾性のないシール要素80に対して変形可能である。
反対シール要素36の摩耗を軽減するために、複数の接触体38がリング本体37内に埋め込まれており、研磨パッド40のシール要素80に沿ってスライドする。接触体38はリング本体37より硬い材料で作られており、例えば複数の金属ピンを含む。
研磨パッド40の加工面45はその加工側42に配置されている。汚れた空気Sの流入のための流入開口48もまたそこに位置している。流入開口48は研磨パッド40の通路59と連通しており、通路59は流出開口43に流体接続している。
シール要素80は、機械側41で吸引領域44の周りに延びる。吸引室32に開口している流出開口43は、言わば吸引領域44の内側に配置されている。シール要素80はしたがって、吸引領域44を環状に取り囲む。外側領域46が駆動装置ホルダ49に関して半径方向外側に、すなわちエッジ領域47又は研磨パッド40の外周とシール要素80との間に設けられており、すなわちカバー要素70によって機械側41に向かって閉鎖されている。駆動装置ホルダ49に関して半径方向外側にのみ、つまりエッジ領域47に、研磨パッド40のリブ構造45が、サイド41に対してではなく、研磨パッド40の外側エッジに対して開いており、それによりいかなるダスト堆積物などもそこに生じる恐れがない。
研磨パッド40は、基本的に硬い平坦ボディ50のために基本的にその剛性・硬さを得る。例えば、平坦ボディ50は金属、熱可塑性プラスチックなどから成る。加えて、平坦ボディ50はリブ構造45によって補強されている。
平坦ボディ50は、その機械側51に、リブ構造55の複数のリブ56の間に位置する複数のキャビティ57を具備している。キャビティ57は、例えば鋳造コアGK(図3に概略的に図示)がそれぞれのキャビティ57から取り外されるとき、鋳造プロセスとの関連で平坦ボディ50の離型のために基本的に生じる。よって、リブ56の間の中間スペース、ゆえにキャビティ57は開いている一方、支持壁54の部分は平坦ボディ50の加工側52にてリブ56の間に延びる。
しかしながら、この点について、支持壁54は複数の凹部59Aを含み、それら凹部59Aは研磨パッド40の流入開口と連通し又はそれらを形成することを特筆する。例えば凹部59Aの部分は流入開口58によって表され得る。通路59は平坦ボディ50の機械側にて複数の流出開口53に連通しており、それで凹部59A又は流入開口58に流入する汚れた空気は、通路59を通って流出開口53に流れ得る。
平坦ボディ50が凹部59Aのためにその加工側52にて開いている限り、それはとにかくカバー本体560によって閉じられる又は覆われる。
カバー本体560は、その機械側61によって平坦ボディ50の加工側52に配置され、例えば平坦ボディ50に接着接合され、確動係合などにより接続される(不図示)。
カバー本体560は板状形状を有する。カバー本体560は例えば、平坦ボディ50の流入開口58に流体接続した又はそれらと連通した複数の貫流開口63を有する。さらに、通過開口569が駆動装置ホルダ49の領域においてカバー本体560に設けられており、それにより例えば締め付けねじなどが作動可能であり、それを用いて研磨パッド40は工具ホルダ29に接続可能である。
その加工側62において、カバー本体560は好ましくは、研磨手段90のための、特に研磨シート90Aのための接着層66、例えばフックループ層(hook-and-loop layer)、接着層などを有する。もちろん、接着層66に代えて、例えば砂粒、研磨生地などの研磨手段が直接配置され得る。
平坦ボディ50は機械側51をカバー要素70によって基本的に覆われている。
カバー要素70は外側領域46に延び、そこでリブ構造55を機械側に向かって覆う。したがって、ダストや他の望まれない物質は外側領域46のキャビティ57に入り込めない。カバー要素70はまた、シール要素80に対して半径方向内側にリブ構造55のキャビティ57を基本的に覆う。
カバー要素70の加工側72がリブ56に載り、例えば接着接合され得る及び/又はそれらリブに溶接され得る、例えば熱溶接され得る。
例示の実施形態では、カバー要素70は確動係合により、すなわちシール要素80によって平坦ボディ50に保持される。よって、例えば、カバー要素70の複数の貫流開口73は平坦ボディ50の流出開口53と整列され、それによりそれらは研磨パッド40の流出開口43を示す。これは、カバー要素70がキャビティ57の一部を覆うために外側領域46の領域に設けられるだけでなく、吸引領域44にも設けられるからである。そこではカバー要素70は、貫流開口73又は通過開口79がそれぞれ提供される流出開口53及び駆動装置ホルダ49を除いてリブ構造55の全てのキャビティ57を覆う。
カバー要素70はさらに通過開口78を有し、それらはすなわち確動係合により収容部又は通過開口78に係合する保持突起89及びしたがって保持輪郭88のためのものである。例えば、保持突起85は多角形であり、又はそれらの外周において、すなわちそれらのそれぞれの差し込み軸であって、それに沿ってそれらが保持収容部78に差し込み可能である軸の周りに、反捩れ輪郭を用いた他の幾つかの方法で設けられる。
シール要素80は、通過開口83を有する、従ってリング形状を有するシール本体83Aを有する。通過開口83を画定するシール本体83Aの内周輪郭は吸引領域44を画定する。壁状又は板状であるシール本体83Aには、例えば、シール面83Bがシール要素80の機械側81に設けられ、それに対して反対シール要素36が当接してシールを形成する、すなわち例えば擦れ得る。
保持突起89は保持要素70の保持収容部78又は通過開口を貫通し、キャビティ57に自由に突出する。もちろん、複数の差し込み収容部や同様の他の確動係合する保持輪郭も保持突起89のために設置されてもよく、それでシール要素80は保持突起89によって確動係合式に平坦ボディ50に直接固定され得る。このような確動係合の支持は、例えば、加工面45と平行に延びる力方向Fに抗する支持を可能にする。したがって、例えば、互いに擦れるシール要素36及び80によって生成されるトルクが平坦ボディ50に支持される。
シール要素80は、ラッチ手段84を用いて平坦ボディ50に確動係合により接続される、すなわちラッチ係合される。ラッチ手段84は、シール要素80の加工側82に向かって突出する及び平坦ボディ50の確動係合収容部95に確動係合により係合する確動係合突起85を含む。確動係合突起85及び確動係合収容部95は例えば差し込み突起及び差し込み収容部である。
確動係合突起85は、例えば圧入(プレス嵌め)によって確動係合収容部95に係合してもよく、これは例えば確動係合突起85が溝85C,85Dを有し、それで、差し込み軸SAに対して横断して互いに向かって及び互いから離れて相対的に移動可能である差し込みセグメント85A,85Bが形成されることで生じる。特に、このような圧入は確動係合収容部95の横支持面98にもたらされ、それを用いて、力Fを支持するためのそれぞれの確動係合突起85が確動係合収容部95に支持される。支持面98は、例えばそれぞれの確動係合突起85のベース領域を支持し、それを用いてそれがシール本体83Aに接続される。
確動係合突起85は例えば、保持収容部又は確動係合収容部95に係合する保持ピンのように構成される。
複数の後把持面97が、確動係合突起85が確動係合収容部95に挿入されるときに沿う差し込み軸方向と反対方向に設けられている。後把持面97はそれぞれの確動係合収容部95の拡張セクション96に位置しており、そこにそれぞれの確動係合突起86のヘッド領域86が係合する。ヘッド領域86もまた、それぞれの確動係合突起85のベース領域又はベースセクションの前に差し込み軸SAとは横断方向に突出する複数の後把持面87を有する。確動係合突起85はしたがって、平坦ボディ50からのシール要素80の取り外しの方向に確動係合収容部95に確動係合により支持される。確動係合突起85が確動係合収容部95に挿入されるとき、差し込みセグメント85A,85Bは、溝85C,85Dの方向に又は溝85C,85Dの狭い部分の方向に互いに向かって移動し、それでヘッド領域86は、支持面98を通過して確動係合収容部95の幅広部分96に到達し、そこで確動係合収容部95とラッチ係合し得る。
溝85C,85Dは例えば、十字形状に及び/又は互いに傾斜して延びる。
ラッチ手段84に加えて又は代えて、シール要素80の平坦ボディ50への接着接合もまた意図され得る。
それに代えて、例えば確動係合突起が平坦ボディから突出し、シール要素の確動係合収容部に係合することも可能である。ゆえに、例えば、確動係合突起85に代えて設けられるシール要素80の確動係合収容部に係合する、複数の突起が平坦ボディ50に設けられ得る。
確動係合突起85は、角度間隔をもって、好ましくは等しい又は等距離の角度間隔でシール要素80に配置されており、この要素の加工側82に向かって突出する。確動係合突起85はカバー要素70の通過開口75に入り込み、それでこれはシール要素80と平坦ボディ50の間にサンドウィッチ状に保持される。
複数の保持輪郭88又は保持突起89は、カバー要素70を平坦ボディ50に対して固定する複数の追加の保持要素を形成する。保持突起89は、例えば、同様に互いに角度間隔を置いて、特に互いに規則的な角度間隔で配置されている。保持突起89が全ての、好ましくは1つおきの確動係合突起85にのみ又はその隣に設けられることが意図され得る。
研磨シート90Aの形態の研磨手段が直接配置され得るカバー本体560の代わりに、カバー本体60もまた設けられ得る。
カバー本体60は機械側61により平坦ボディ50に固定され、例えばそこに接着接合されるかそこに取り外し可能に接続される、それは以下でより明らかになろう。例えば、カバー本体60の支持壁本体64が平坦ボディ50に当接する。
機械側61の反対側の加工側62には、カバー本体60は、研磨手段90、特に研磨手段90Aを固定し支持するために使用される加工壁本体65を有する。例えば接着層66が、研磨手段90の接着層94に例えばフックループ接続により接続し得る加工壁本体65に配置されている。
発泡材料又は他の弾性材料で作られたクッション本体67が、支持壁本体64と加工壁本体65の間に配置されており、それで加工側62又は加工壁本体65はクッション本体67の変形によって平坦ボディ50の加工側52の方向に変形でき、ワークピースWの輪郭に一致する。
支持壁本体64と加工壁本体65は、互いに離反する(離れる方を向いた)平坦サイド64F,65Fを有し、そのうち支持壁本体64の平坦サイド64Fは、研磨パッド60,160の平坦ボディ50に接触するために意図され、構成されており、加工壁本体65の平坦サイド65Fは接着層66を有する。
カバー本体60は複数の貫流開口63を有し、それら貫流開口63は、カバー本体60が平坦ボディ50に設置されると流入開口58に整列し、それで研磨手段90の貫流開口93を通ってカバー本体60に流れる汚れた空気Sがカバー本体60の流入開口63Eに流れ、貫流開口63を介して、カバー本体60の流出開口63Aから流出し、さらに平坦ボディ50を通って流れ得る。
接着層66に代えて、研磨手段、例えば研磨生地、砂粒材料などがカバー本体60又は560に容易に直接配置され得る。
例えばカバー本体60は平坦ボディ50に接着接合される。
他方で、カバー本体60は有利には、すなわち例えば通過開口68を介してカバー本体160に挿入されるねじ68Bであって、その加工側52に配置された平坦ボディ150のねじ収容部68Dにねじ留めされたねじ68Bにより、研磨パッド140の平坦ボディ150に解放可能に固定可能である。ねじ68Bは、平坦サイドとして構成されたカバー本体60の加工側62に支持された複数のねじ頭68Cを有する。図面に示されていることと異なるが、図14において破線で示されているように、ねじ頭68Cは加工側52又は加工壁本体65に突入する、というのもねじ頭68Cが収容される複数の溝部(troughs)がそこに形成されており、実質的に平坦面62Bが加工側62に生じるからである。このような溝部を形成するために、溝68Aが通過開口68から例えば星形に延びており、それらはねじ頭68Cの領域でカバー本体60の変形又は溝部形成を可能にする又は容易にする。
研磨パッド160は、駆動装置ホルダ149が設置される機械側51を有する上述した平坦ボディ150を有する。駆動装置ホルダ149は、工具ホルダ59とは或る差異を有するがやはり偏心軸受装置27を有する工具ホルダ129を固定するために使用される。複数の保持突起29Aが、ねじ収容部29Bが配置されるその外周に設けられている。保持突起29Aは好ましくは、例えば合致する収容部輪郭により、確動係合により駆動装置ホルダ149に収容されている。しかしながら、これは絶対に必要ではなく、すなわち、平坦ボディ150の通過開口29Dに入り込み、ねじ収容部29Bにねじ込まれた複数のねじ29Cが設けられているからである。
平坦ボディ150は平坦ボディ50と同様に構成されており、すなわちそれはその加工側に支持壁54及び流入開口58を有し、それらは通路59を介して平坦ボディ150の機械側51の流出開口53に流体的に接続している。リブ構造155が支持壁54を強化し、支持し、機械側51に向かって開いており、すなわち複数のキャビティ57がリブ構造155の複数のリブ156間に存在する。これらキャビティ57はまた、平坦ボディ150及びしたがって研磨パッド140の場合に機械側51で覆われており、それでダスト及び同様な他の望ましくない物質はキャビティ57に入り込まない。
研磨パッド160は、カバー要素170によって一体的に包囲されるシール要素180を有する。シール要素80の機械側81が、弾性リング本体37及び/又は反対シール要素36がそれに当接してシールを形成することを保証するために、使用される。環状シール面83Bが、反対シール要素36の密封接触のためにシール要素180のシール本体83Aに設置され、シール要素180の通過開口83の周りに延びる。カバー要素170は、シール要素180に半径方向外側に配置されており、環状形状を有するリング本体174によってシール要素180を環状に包囲する。
シール要素180は、溶接により平坦ボディ150に接続しており、研磨パッド140に対して半径方向外側に開いたリブ構造を除いて、そのキャビティ57を基本的に覆う。
シール要素180とカバー要素170の両方とも板形状を有する。シール要素180は、平坦ボディ150から離れる方向にカバー要素170の前に突出している。複数の保持輪郭188がシール要素180に設けられ得、それらは例えば平坦ボディ150に係合する、例えばそのリブ構造155のリブ156に支持される保持突起である。
さらに、複数の確動係合輪郭が平坦ボディ150の機械側51とシール要素180の加工側82に有利には設けられており、確動係合輪郭は、有利には及び/又は少なくとも組立工程の間及び/又は2つの構成部品の溶接工程の間、確動係合により噛み合い、互いに対して2つの構成部品を保持し、それで以下で記載する溶接が最適な精度で成功する。例えば、複数の確動係合突起158Aが、カバー要素170の確動係合収容部178に係合する例えばセンタリング突起又はセンタリングピンの形態で平坦ボディ150の機械側51に設けられている。確動係合収容部170と確動係合突起158Aの組は、研磨パッド140の回転軸又は中心軸に関して角度間隔を置いて設けられている。
複数の溶接突起185が、シール要素180の加工側82に及びカバー要素170の加工側72に、すなわち両方の構成部品の同じ側に設けられており、当該突起はリブ156に支持されており、超音波溶接によってそれらに接続している。溶接突起185は、平坦ボディ50の流出開口53の周りに部分的に環状に延び、流入する汚れた空気が流入開口58を介して平坦ボディ50の加工側52に流れ得る通路59をこの程度閉じる。溶接突起185のコース(経過)はリブ156のコースに適合されており、例えば、駆動装置ホルダ149の外周とほぼ平行に延びる複数の部分185Aを有し、そこから複数の部分185Bが駆動装置ホルダ149の方向に離れて延び、そこに至る。
シール要素180はしたがって、駆動装置ホルダ159を取り囲む平坦ボディ150の機械側51の半径方向内側領域を覆い又はシールし、この領域に溶接されている。キャビティ57はカバー要素170によって半径方向外側を覆われており、当該カバー要素はリブ156の端面にしっかり載っているが、それら端面に溶接されていない又は完全には溶接されていない。しかしながら、複数の溶接突起177、例えば点状の溶接突起が、カバー要素170の加工側72において研磨パッド140の回転軸に関して半径方向外側に設けられており、平坦ボディ150の材料に溶接されている。例えば、複数の溶接突起177が、研磨パッド140の回転軸に関して周方向に角度間隔を置いて互いに隣接して設けられ、配置されている。溶接突起177は、研磨パッド140の回転軸に関してカバー要素170の半径方向外側のエッジ領域に配置されている。
複数の、例えば4つの溶接突起177が例えば溶接突起グループを形成する。溶接突起177の溶接突起グループの間には、好ましくは、溶接突起が設けられていない角度間隔がある。溶接突起177は好ましくは、複数の列配置を形成する。
そこに配置されたカバー要素170を含むシール要素180に原則として一致するシール要素180Aの例では、線形状を有し、カバー要素170の領域において平坦ボディ150への最適な溶接をも可能とする複数の溶接突起がある。例えば、カバー要素170の外周に延在する複数の周囲溶接突起185Dが設けられている。複数の環状溶接突起185Eもまた、例えばねじ収容部86Dの周りに延びている。さらに、複数のさらなる溶接突起185Cが、カバー要素170の領域において星形で半径方向外側に延びている。全体的に、シール要素180の溶接突起は基本的にリブ状形状を形成し、それは言わばリブ構造155と補完するものであり、従ってリブ156の端面に載る又は隣接する。例えば20キロワット以上の対応的に強力な溶接システムによって、細長い溶接突起と多数の溶接突起が、シール要素180Aの場合と同様に超音波を用いて溶接され得る。
カバー本体60のクッション本体67は、カバー本体60の外周69に晒されている。結局、例えば、研磨パッド140が障害物に当たる場合にそれは損傷から保護されない。
この問題を解決するために、代わりのカバー本体60A,60B,60C,60D,60E,60F,60Gが、カバー本体60に設けられており、その外周69に、接続装置110A,110B,110C,110D,110E,110F,110Gが設けられている。接続装置110A-110Gはそれぞれの外周69を損傷から保護する、すなわちクッション本体67は接続装置100A-110Gによって保護される。それは簡単化のために以下では接続装置100とも称する。カバー本体60A,60B,60C,60D,60E,60F,60Gの基本構造はカバー本体60に一致する、すなわちそれらは支持壁本体64と加工壁本体65を有し、それらの間にクッション本体67がそれぞれにサンドウィッチ状に収容されている。
例えば、支持壁本体64と加工壁本体65を互いに直接接続するシーム101がカバー本体60Aに設けられている。シーム101は好ましくはジグザグシームとして構成されている。シーム101が一種の縁取りとして構成されていると特に有利である。
支持壁本体64及び/又は加工壁本体65は例えば、ゴム、布(織物材料)、複合材料などで構成される。
支持壁本体64と加工壁本体65は、言わば、接続装置100Aによって縁で互いに接続している。1つの有利な効果は、接続装置100A、特にシーム101が外周69に周囲部分69Bを形成し、その中で又はそこで壁本体64及び65が互いに直接隣接して配置され、互いに固定的に接続されることである。これから始まって、外周69の傾斜部分69Aが、研磨手段90を固定するために設けられた平らな又は本質的に平らな固定平面69Cまで延びる。傾斜部分69Aは固定平面69Cに対して斜めに延びる。
固定平面69Cは好ましくは平坦平面であり、その前にはねじ68Bの頭が突出しない、すなわちそれはクッション本体67の溝部又は溝68Aに入り込んでいる。
シーム101に代えて又は加えて、例えば溶接、接着接合などの材料結合101Aもまた可能である。これらの全ての場合で、壁本体64及び65は互いに直接接続しており、それでクッション本体67は外周69にて包囲されており、独立していない。
傾斜部分69Aをより良く形成するために、例えばキャビティ67Aがクッション本体67と外周69の間に設けられている。これは例えばカバー本体60A2の場合である。
有利には、クッション本体67及び支持壁本体64及び加工壁本体65に入り込む接続部、例えば接続装置100の一部が無いように、すなわち例えばシームや材料結合などが無いように、固定平面69C及び/又は従って中間領域又は中央領域又は中央領域69Z又はカバー本体60Aの加工側62の最大表面延伸が構成されている。これは原則として可能であるが、或る状況下では、固定平面69Cが溝部や同様な他の刻み目を有することになる。
接続装置100Bの場合、言わば、支持壁本体64、加工壁本体65及び支持壁54をも取り囲むリング本体102が設けられている。リング本体102は、例えば周壁部分102Aを有し、そこから脚部分102B,102Cが傾斜して、例えば直角に突出している。U形収容部がそれにより形成され、そこに加工壁本体65の周囲部分65Aと支持壁本体64の周囲部分64Aが収容されている。
リング本体102は好ましくは溝又はクランプ開口102Dを有し、それでそれは平坦ボディ150とカバー本体60Bを取り囲む研磨パッド140の外周の周りにクランプのように取り付け可能である。
接続装置100Cは接続装置100Bと同様のコンセプトを有し、リング本体102と異なり、リング本体103が言わば支持壁本体64と加工壁本体65を挟むだけである。リング本体103Aは周壁部分103を有し、そこから脚部分103B,103Cが傾斜して突出しており、それで支持壁本体64及び加工壁本体65の周囲部分65Aが収容される収容部が形成されている。
リング本体102のように、リング本体103もまた溝又はクランプ開口103Dを有し、それでそれはカバー本体60Cに配置され得、クランプのようにそれを取り囲む。その際、それは例えば、平坦ボディ150Cの窪み又は周囲収容部54Aに係合する。窪み又は周囲収容部54Aは、その支持壁54の外周に配置されており及び/又は半径方向外側に開いている。さもなければ、平坦ボディ150Cは平坦ボディ150に一致する。
しかしながら、平坦ボディ150Cはまた、言わば2部品リング本体104を有する接続装置100Dに適している。これは例えば型打ちされた屈曲部品として構成されている。リング要素104A及びリング要素104Bは例えばリング要素104Aの周囲部分104Eの領域で、例えば互いに溶接されており及び/又は互いに接着接合されている。周壁部分104Cが周囲部分104Eからリング要素104Bとは離れる方向に延びる一方、脚部分104Bが今度はリング要素104Bの反対側に位置し、それでこれら2つの構成部品の間に、周壁部分64A及び65Aが係合する又はそれらが収容される収容部がある。
これに対する代わりのコンセプトが接続装置100Eにおいて実施されており、そのリング本体105はリング要素105B及び105Cを有し、それらは周囲部分64A及び65Aをサンドウィッチ状に収容し、それらを互いに接続する。リング要素105B及び105Cは、例えば環状の、特に円環状の、板本体又は壁本体であり、それら本体はそれらの端面又は平坦サイドで互いに面している。加工壁本体65の周囲部分65Aと支持壁本体64の1つの周囲部分64Aは端面又は平坦サイドの間に収容されている。
例えば、リング要素105B及び105Cは接続本体105Aにより、例えばリベット(鋲)、ねじなどにより互いに接続されている。それら接続本体は、リング要素105B及びリング要素105Cと、支持壁本体64及び加工壁本体65の両方を貫き、よって全ての構成部品を互いに固定接続する。結局、カバー本体60Eはその外周69にてコンパクト化され、硬く、有利には耐衝撃性を有する。しかしながら、リング要素105B及び/又はリング要素105Cが設置されないことも考えられ、そのとき接続本体105Aは周囲部分64A及び65Aを直接互いに接続する。リング要素105B及び/又はリング要素105Cの内の1つだけが存在することも意図され得る。
しかしながら、カバー要素60Fの比較的柔らかい外周がクッション本体67のための最適な保護を与える。例えば、接続装置105のリング本体106が、例えばプラスチック、ゴムなどの弾性材料で作られている。リング本体106は、互いに対して移動可能な壁部品106Bを好ましくは有する周壁106Aを有する。例えば、壁部品106BはV形状に整列されており又は互いにたいしてV形状に位置する。壁部分106C及び106Dが周壁106Aから離れて延び、例えば材料結合、接着接合などによって、支持壁本体64及び加工壁本体65に接続している。
さらに、リング本体106の部分106Eが平坦ボディ150の上述した収容部64Aに係合している。支持壁本体64を有する平坦ボディ150が周壁部分106D及び106Cまでほぼ突出していると有利であり、それによりそれはクッション本体67のための追加の機械的保護を実施し得る。
しかしながら、接続装置100Gの場合のように、クッション本体67より耐磨耗性であるが、それにもかかわらず柔軟であって、壁本体64及び65の間に収容された材料が接続装置を表してもよい。そこでは、例えば、リング本体107が、クッション本体67の発泡材料より耐磨耗性である、例えばより硬い、及び/又はより独立気泡などである発泡材料から形成されている。リング本体107は外周69まで延び、そこでそれは前方に開いており、すなわち例えば支持壁本体64や加工壁本体65によって覆われていない。しかしながら、リング本体107はクッション本体67より機械的に弾力があるので、クッション本体67より衝撃荷重に対して感度が低い。リング本体107の厚さが、クッション本体67の厚さより小さいように有利には選択され、その厚さは支持壁本体64と加工壁本体65の間の距離を表す。したがって、カバー本体60Gの中央領域又は主表面領域から、傾斜部分69Aが、中央部分に対して後方に位置する周囲部分69Bまで延びる。
支持壁本体64が全ての場合において必要ではないことが分かる。例えば、カバー本体60Cの例示実施形態において、支持壁本体64は無く、そのときリング本体103は加工壁本体65を支持壁54に直接接続し、それでクッション本体67は支持壁54と加工壁本体65の間に包囲されている。この場合、リング本体103は外周69への十分な保護をもたらす。
このような態様は他の例示実施形態においても可能である、すなわち支持壁本体が無い。例えば、カバー本体60Aの例示実施形態において、加工壁本体65は、平坦ボディ50に、すなわち支持壁54に、外周69にて、例えばシーム、溶接などによって直接接続されてもよい。
15 サンダー
26 駆動装置
36 反対シール要素
40 研磨パッド
41 機械側
42 加工側
43 流出開口
44 吸引領域
45 加工面
48 流入開口
49 駆動装置ホルダ
54 支持壁
56 リブ
57 キャビティ
59 通路
66 接着層
80 シール要素
90 研磨手段
S 汚れた空気
W ワークピース

Claims (45)

  1. サンダー(15)の研磨パッドであって、
    前記研磨パッドの機械側(41)に位置する駆動装置ホルダ(49)を有し、研磨パッド(40)がワークピース(W)を研磨するのに適している特に回転研磨運動及び/又は偏心研磨運動にてサンダー(15)によって駆動可能であるように、前記サンダー(15)の駆動装置(26)に回転しないように固定され、
    前記研磨パッド(40)は、前記機械側(41)の反対側にある加工側(42)であって、ワークピース(W)を砥粒加工するための研磨手段(90)が接着層(66)を用いて固定されるように又は取り外し可能であるように配置され得る加工面(45)を有する加工側(42)を有し、
    埃の多い汚れた空気(S)が流入するための複数の流入開口(48)が前記加工面(45)に位置しており、通路(59)を介して前記流入開口に流体的に接続した複数の流出開口(43)が前記機械側(41)に位置しており、
    前記流出開口(43)は、前記サンダー(15)の反対シール要素(36)に密封して接触するために前記機械側(41)に位置する環状のシール要素(80)の内側の吸引領域(44)に位置しており、
    前記研磨パッド(40)は、前記研磨手段(90)を支持するために設けられた支持壁(54)を有する平坦ボディ(50)を有し、当該支持壁はリブ構造(55)により補強されており、その複数のリブ(56)は前記支持壁(54)を越えて前記機械側(41)に向かって突出しており、
    前記リブ(56)は、前記加工側(42)に対して前記支持壁(54)により閉じられ及び前記機械側(41)に対して開いている複数のキャビティ(57)を画定する、研磨パッドにおいて、
    前記シール要素(80)が前記機械側(41)に向かって少なくとも幾つかの前記キャビティ(57)を覆うことを特徴とする研磨パッド。
  2. 前記シール要素(80)と前記平坦ボディ(50)が一体である、又は前記シール要素(80)と前記平坦ボディ(50)が、互いに固定的に接続された別個の構成部品である、ことを特徴とする請求項1に記載の研磨パッド。
  3. 前記機械側(41)にて前記シール要素(80)によって覆われた少なくとも1つのキャビティ(57)が、前記キャビティ(57)から鋳造コア(GK)を除去することで形成される離型キャビティである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の研磨パッド。
  4. 前記シール要素(80)は、前記流出開口(43)を除いて、前記吸引領域(44)内の及び/又は平坦ボディ(50)の平坦サイドにおける及び/又は前記駆動装置ホルダ(49)と前記平坦ボディ(50)のエッジ領域(47)の間の、前記平坦ボディ(50)の全てのキャビティ(57)を覆う及び/又はしっかり閉じる、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  5. 前記シール要素(80)は、前記流出開口(43)を除いて、少なくとも一部のキャビティ(57)を、好ましくは全てのキャビティ(57)をしっかり閉じ、それでそれぞれのキャビティ(57)内にある体積が防塵式に閉じられている、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  6. 前記シール要素(80)は、1又は複数の通路(59)及び/又は少なくとも1つの若しくは全ての通路(59)を形成するために設けられ、構成された、少なくとも1つの、複数の又は全ての前記キャビティ(57)を覆う及び/又はしっかり閉じる、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  7. 前記シール要素(80)は、前記シール要素(80)に向いた前記リブ(56)の端面に平らに載る、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  8. 前記シール要素(80)は、溶接により、特に超音波溶接により、及び/又は接着接合により、前記平坦ボディ(50)に、特に前記リブ(56)に接続している、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  9. 前記シール要素(80)及び/又は前記平坦ボディ(50)は、シール要素(80)又は平坦ボディ(50)のそれぞれの他の構成部品に溶接するために、少なくとも1つの溶接突起、特に溶接チップを有し、又は前記少なくとも1つの溶接突起によりシール要素(80)又は平坦ボディ(50)のそれぞれの他の構成部品に溶接されている、ことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  10. 前記平坦ボディ(50)及び前記シール要素(80)は前記加工面(45)と平行な力方向(F)に確動係合により互いに支持されている、ことを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  11. 前記シール要素(80)は、特にクランプ手段及び/又はラッチ手段(84)及び/又は取り外し可能な接着接合により、前記平坦ボディ(50)に取り外し可能に配置されている、ことを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  12. 前記シール要素(80)と前記平坦ボディ(50)は、前記加工面(45)とは横断方向に、特に垂直に延びる少なくとも1組の確動係合突起(85)及び確動係合収容部(95)によって確動係合により互いに接続されている、ことを特徴とする請求項1~11のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  13. 前記シール要素(80)は、キャビティ(57)を画定するリブ(56)に横に接触するために、少なくとも1つの支持輪郭、特に支持収容部及び/又は前記シール要素(80)の前に突出する支持リブを有する、ことを特徴とする請求項1~12のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  14. 前記シール要素(80)は、2つの互いに離間した支持輪郭及び/又は溶接突起、特にキャビティ(57)を画定する対向するリブ(56)に接触するように設けられた又はリブ(56)に係合する収容部を画定する複数の支持リブを有する、ことを特徴とする請求項13に記載の研磨パッド。
  15. 前記少なくとも1つの支持輪郭又は前記少なくとも1つの溶接突起は、互いに対する傾斜したリブ(56)への支持のために、互いに傾斜して延びる少なくとも2つの支持輪郭又は溶接突起、特に支持リブを有する、ことを特徴とする請求項13又は14に記載の研磨パッド。
  16. 前記少なくとも1つの支持輪郭又は前記少なくとも1つの溶接突起は、前記リブ構造(55)の複数のリブ(56)によって画定されるキャビティ(57)の内周に横に接触するための支持フレームを含む、ことを特徴とする請求項13~15のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  17. 前記少なくとも1つの支持輪郭は、前記シール要素(80)を前記平坦ボディ(50)に熱溶接するための及び/又は超音波溶接するための溶接突起を形成する又は含む、ことを特徴とする請求項13~16のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  18. 前記機械側(41)にて前記キャビティ(57)の少なくとも一部を覆うカバー要素(70)を有する、ことを特徴とする請求項1~17のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  19. 前記カバー要素(70)は、確動係合により及び/又は前記シール要素(80)により及び/又は接着接合により前記平坦ボディ(50)に保持されており、及び/又は前記シール要素(80)と一体に形成され若しくは固定的に接続されており、又は前記シール要素(80)によって形成されている、ことを特徴とする請求項18に記載の研磨パッド。
  20. 前記カバー要素(70)は、前記シール要素(80)と前記平坦ボディ(50)を確動係合により互いに固定するための確動係合要素のために、及び/又は前記シール要素(80)の複数の保持輪郭(88)に係合するために及び/又は汚れた空気(S)の貫流のために及び/又は前記駆動装置ホルダ(49)のために、複数の開口、特に通過開口(78)及び/又は貫流開口(73)を有する、ことを特徴とする請求項18又は19に記載の研磨パッド。
  21. 前記吸引領域(44)の外側及び/又は内側の前記汚れた空気(S)のための前記流出開口(43)を除いて、前記シール要素(80)及び/又は前記平坦ボディ(50)の前記キャビティ(57)を少なくとも部分的に覆う前記カバー要素(70)若しくはカバー要素(70)が、前記機械側(41)にて前記平坦ボディ(50)の全てのキャビティ(57)を覆い、それらが、前記平坦ボディ(50)の外周(69)に対して前記機械側(41)と前記加工側(42)の間で又は前記研磨パッド(40)の外側エッジまで閉じられている、ことを特徴とする請求項1~20のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  22. 前記平坦ボディ(50)の前記リブ(56)の少なくとも一部が、前記駆動装置ホルダ(49)から半径方向に又は放射状に前記研磨パッド(40)のエッジ領域(47)に延びる、ことを特徴とする請求項1~21のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  23. 前記平坦ボディ(50)の前記リブ(56)の少なくとも一部が、前記リブ(56)が前記シール要素(80)及び/又は前記カバー要素(70)を支持する共通の支持平面(SE)まで延びる、ことを特徴とする請求項1~22のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  24. 前記平坦ボディ(50)の前記支持壁(54)が、前記流入開口(48)を形成するために及び/又は前記通路(59)の少なくとも部分セクションを提供するために、前記加工側(42)に複数の凹部(59A)を有する、ことを特徴とする請求項1~23のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  25. 前記研磨パッド(40)の前記加工面(45)が前記支持壁(54)によって直接提供されており、又は前記加工面(45)を有していて特に前記平坦ボディ(50)における複数の凹部(59A)を閉じるカバー本体(60,60A-60G,560)が前記支持壁(54)に配置されている、ことを特徴とする請求項1~24のいずれか一項に記載の研磨パッド。
  26. 前記カバー本体(60,60A-60G,560)は、弾性のある及び/又は弾力的なクッション本体(67)を含み又はそれにより形成されており、及び/又は前記カバー本体(60,60A-60G,560)は前記加工側(42)における前記平坦ボディ(50)を、完全に又は前記駆動装置ホルダ(49)から離れたエッジ領域であって、前記研磨手段(90)の後ろに延びるよう意図されたエッジ領域を除いて、覆い、及び/又は前記カバー本体(60,60A-60G,560)は前記研磨手段(90)を有する又は前記研磨手段(90)を前記研磨パッド(40)に取り外し可能に固定するために前記接着層(66)を有する、ことを特徴とする請求項25に記載の研磨パッド。
  27. 前記カバー本体(60,60A-60G,560)は、ボルト、特にねじ付きボルトによって前記平坦ボディ(50)に取り外し可能に固定されている、ことを特徴とする請求項25又は26に記載の研磨パッド。
  28. 研磨パッド(40)のための又は研磨パッド(40)の構成部品としてのカバー本体(60A-60G)であって、
    前記研磨パッド(40)は、特に請求項1~27のいずれか一項に従って構成されており、
    前記カバー本体(60A-60G)はクッションとして構成されており、支持壁本体(64)と加工壁本体(65)を有し、それらの間に弾性の及び/又は弾力性のクッション本体(67)がサンドウィッチ状に保持されており、
    前記支持壁本体(64)と前記加工壁本体(65)は、互いに離れる方を向いた平坦サイド(64F,65F)を有し、そのうち前記支持壁本体(64)の前記平坦サイド(64F)は、前記研磨パッドの1つの平坦ボディ又は前記平坦ボディに接触するために意図され、構成されており、前記加工壁本体(65)の前記平坦サイド(65F)は研磨手段(90)を含む又は研磨手段(90)を取り外し可能に固定するための接着層(66)を含む、カバー本体(60A-60G)において、
    前記加工壁本体(65)と前記支持壁本体(64)が、カバー本体(60A-60G)の外周(69)にて接続装置(100A-100G)によって互いに接続しており、それで前記クッション本体(67)は、前記支持壁本体(64)、前記加工壁本体(65)及び前記接続装置(100A-100G)によってカバー本体(60A-60G)の前記外周(69)において機械的損傷から保護されている、ことを特徴とするカバー本体(60A-60G)。
  29. 前記支持壁本体(64)及び/又は前記加工壁本体(65)は、前記クッション本体(67)とは異なる材料及び/又は前記クッション本体(67)より高い引張強度を有する材料及び/又は前記クッション本体(67)より耐衝撃性を有する材料及び/又は前記クッション本体(67)より高密度である材料及び/又は前記クッション本体(67)より硬い材料から成る、ことを特徴とする請求項28に記載のカバー本体(60A~60G)。
  30. 前記支持壁本体(64)及び/又は前記加工壁本体(65)は織物材料から成る、ことを特徴とする請求項28又は29に記載のカバー本体(60A~60G)。
  31. 前記接続装置(100A-100G)はシーム(101)又は互いに離間した複数の接続本体を含み、又はシーム(101)又は互いに離間した複数の接続本体によって形成されており、
    前記シーム(101)又は前記接続本体は前記支持壁本体(64)と前記加工壁本体(65)を互いに、特に直接、接続する、ことを特徴とする請求項28~30のいずれか一項に記載のカバー本体(60A~60G)。
  32. 前記接続装置(100A-100G)は、材料結合を含む、又は材料結合(101A)、特に溶接接合及び/又は接着接合によって形成されており、
    前記材料結合(101A)は前記支持壁本体(64)と前記加工壁本体を互いに、特に直接、接続する、ことを特徴とする請求項28~31のいずれか一項に記載のカバー本体(60A~60G)。
  33. 前記接続装置(100A-100G)は、特に締め具のように前記カバー本体の前記外周(69)を少なくとも部分的に包囲する少なくとも1つのリング本体(102-107)を含む、ことを特徴とする請求項28~32のいずれか一項に記載のカバー本体(60A~60G)。
  34. 前記少なくとも1つのリング本体(102-107)は、カバー本体(60A-60G)の前記外周(69)にて前記クッション本体(67)を覆う少なくとも1つの周壁部分(102A)を有し、及び/又は前記支持壁本体(64)の平坦サイド(64F)又は前記加工壁本体(65)の平坦サイド(65F)又は前記研磨パッドの前記平坦ボディが支持される少なくとも1つの脚部分(102B,102C)を有する、ことを特徴とする請求項33に記載のカバー本体(60A~60G)。
  35. 前記少なくとも1つのリング本体(102-107)は、前記加工壁本体(65)を前記支持壁本体(64)及び/又は前記平坦ボディにクランプし、及び/又は互いに反対側にある、特に接続本体及び/又はリベット及び/又はボルトによって互いに接続しているリング本体(102-107)を含み、それらリング本体の間に、前記加工壁本体(65)と前記支持壁本体(64)がサンドウィッチ状に保持されている、ことを特徴とする請求項33又は34に記載のカバー本体(60A~60G)。
  36. 前記少なくとも1つのリング本体(102-107)は、前記加工壁本体(65)と前記支持壁本体(64)の間にサンドウィッチ状に配置されており、又は前記加工壁本体(65)と前記支持壁本体(64)の間に配置されたセクションを有する、ことを特徴とする請求項33,34又は35に記載のカバー本体(60A~60G)。
  37. 前記リング本体(102-107)は、弾性を有し又は弾性部分を有し、前記支持壁本体(64)の方向に前記加工壁本体(65)に作用する力によって変形可能である、ことを特徴とする請求項33~36のいずれか一項に記載のカバー本体(60A~60G)。
  38. 前記クッション本体(67)が配置される大面積の中央領域(69Z)を有し、その周りに前記接続装置(100A-100G)が延び、
    前記中央領域(69Z)には、前記加工壁本体(65)と前記支持壁本体(64)の間において前記クッション本体(67)を貫く接続部が無い、ことを特徴とする請求項28~37のいずれか一項に記載のカバー本体(60A~60G)。
  39. 前記加工壁本体(65)は、前記加工壁本体(65)が前記カバー本体(60A-60G)の前記外周(69)におけるよりも前記支持壁本体(64)の前により遠くへ突出する大面積の中央領域(69Z)を有する、ことを特徴とする請求項28~38のいずれか一項に記載のカバー本体(60A~60G)。
  40. 汚れた空気のための複数の流出開口(63E)が、前記加工壁本体(65)の前記平坦サイド(65F)に配置されており、複数の通路(63)を介して前記支持壁本体(64)の前記平坦サイド(64F)において複数の流出開口(63A)に接続している、ことを特徴とする請求項28~39のいずれか一項に記載のカバー本体(60A~60G)。
  41. 前記支持壁本体(64)と前記加工壁本体(65)によって包囲されるキャビティ(57)が、前記クッション本体(67)と、カバー本体(60A~60G)の前記外周(69)の間に設けられている、ことを特徴とする請求項28~40のいずれか一項に記載のカバー本体(60A~60G)。
  42. 出力部(26)を駆動させる駆動モータ(25)を有する、及び請求項1~27のいずれか一項に記載の前記出力部(26)に固定される研磨パッド(40)を有する、及び/又は請求項28~41のいずれか一項に記載のカバー本体が配置される研磨パッド(40)を有する、サンダー(15)であって、
    前記研磨パッド(40)に及び/又は前記研磨パッド(40)の前記シール要素(80)に接触するための反対シール要素(36)を有する、サンダー(15)。
  43. 前記反対シール要素(36)が弾性材料で作られた弾性リング本体(37)を有する、ことを特徴とする請求項42に記載のサンダー(15)。
  44. 前記シール要素(80)に研磨接触するために設けられ、前記弾性材料より硬い材料で作られた、特に金属で作られた少なくとも1つの接触体(38)が前記リング本体(37)に埋め込まれている、ことを特徴とする請求項43に記載のサンダー(15)。
  45. 前記研磨パッド(40)を偏心駆動するための偏心軸受装置(27)を有する、ことを特徴とする請求項42~44のいずれか一項に記載のサンダー(15)。
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