JP2023504093A - 製材パッケージを主製品と副製品とに分離するための方法および装置 - Google Patents

Abstract

分離コンベアを用いて木の幹から得られた製材パッケージを主製品と副製品とに分離する方法において当該製材パッケージが当該分離コンベアの下側の運搬装置を介して長手方向に搬送される。当該一つまたは複数のピースからなる主製品が当該運搬装置によって支持されている間、落下のために側方の各保持要素が短期間開口されることによって一つまたは複数の各副製品板が重力および／または長手方向に対して横方向への外力の作用を用いて分離される。できる限り大きな直径領域における木の幹を加工することを可能にするため、当該製材パッケージの対向する各側面に位置する当該各副製品板が二つの連続する分離段部において分離されるのは、連続する当該分離段部における当該分離コンベアの当該側方の各保持要素が片側においてそれぞれの落下側において開口されることによって実現される。

Description

本発明は、分離コンベアを用いて木の幹から得られた製材パッケージを主製品と副製品とに分離する方法に関し、当該方法においては当該製材パッケージが下側の運搬装置を介して長手方向に運搬され、一つまたは複数のピースからなる当該主製品が当該運搬装置によって支持される間に重力の作用を利用して副製品板が長手方向に対して横方向に切り離される。

さらに本発明は、相当する分離コンベアに関し、当該分離コンベアは下側の運搬装置と、制御可能な側方の各保持要素と、一つまたは複数の副製品板を落下させるために当該側方の各保持要素を開口するように形成された制御装置とを有する。

製材所において各木の幹は鋸盤、特にガングソーを用いて自身の長手方向に沿って切断される。当該各木の幹は各寸法が異なるため、幹形状に最適なカットを決定するために当該各木の幹を計測する。切断時には製材パッケージとして利用可能な各板が生じる。ここで当該製材パッケージは、一つまたは複数のピースからなる主製品コアと一つまたは複数の副製品板からなる副製品とからなる。当該主製品は、当該製材パッケージの内部領域内に配されるのに対して当該副製品は当該製材パッケージの各側面に配される。当該主製品および副製品は、通常異なる用途のために設けられるため、切断後に分離されて別々に加工される。

主製品と副製品との分離は、効率化のため分離コンベアの力を借りて長手方向の運搬中に実施される。この種の分離コンベアは、ＤＥ２０２００６０１２５０７Ｕ１において開示されている。そこでは当該主製品が下側の運搬装置上に載置されており、当該運搬装置によって長手方向に運搬されるのに対して当該副製品は各保持要素によって当該主製品に対して押圧される。その後、当該主製品から当該副製品を分離するために当該各保持要素が当該製材パッケージの両側へと短時間開口することによって両側における当該各副製品板が落下する。

運搬装置としては各運搬ローラが使用される。異なる強さを有する各主製品パッケージに当該運搬装置を対応させ得るためには当該運搬装置の幅を調整可能にする必要がある。この目的のため連続する各運搬ローラは互いに対して横方向に調整可能であるように形成されているため、当該各運搬ローラは互いに対して横方向にオフセットされて配置可能である。これによって得られる最大の調整幅は、ローラ幅の三倍であり、すなわち全てのローラが中央に存在する中央位置にある状態から中央のローラに対してそれぞれ一つのローラが左側また一つのローラが右側に配置された場合である。これにより最小で一ロール幅および最大で三ロール幅の間における調整領域が得られる。このことはこの種の装置で加工され得る最大および最小の幹直径に制限があることを意味する。

ＤＥ２０２００６０１２５０７Ｕ１

本発明の課題は、調整領域にこのような制限がないためより大きな直径領域の木の幹を加工することが可能である、木の幹から得られる製材パッケージを主製品と副製品とに分離するための方法および装置を提示することにある。

当該課題は、当該方法に関しては請求項１の各特徴と当該装置に関しては請求項３の各特徴とによって解消される。有利な各実施態様については各従属請求項から得られるものである。

冒頭で述べた類の方法において、本発明では当該製材パッケージの対向する各側面に設けられた各副製品板が連続する各分離段部において、当該連続する各分離段部における当該分離コンベアの各側方の各保持要素のそれぞれ片側が開口されることによって分離される。時間的に連続するステップにおいて当該製材パッケージの一方および他方における各副製品板の落下を分離することにより、主製品パッケージの最大または最小幅の寸法上の制限がなくなる。

本発明の好ましい実施形態において当該運搬装置は、当該連続する各分離段部においてそれぞれ片側の落下端を調整するために運搬方向に対して横方向に調整され、当該各副製品板を落下させるために当該落下端側の当該各保持要素が開口される。

したがって当該運搬装置を当該搬送方向に対して横方向に側方へ調整移動させることによって変動する各製材寸法および／または製材パッケージの当該副製品の変動する各位置に対応することが可能となる。

したがって本発明による当該分離コンベアは、当該製材パッケージの対向する各側面における当該各副製品板をそれぞれ片側において分離するために少なくとも二つの連続する分離段部を有する。さらに当該連続する各分離段部において当該側方の各保持要素をそれぞれ片側において開口するように形成された制御装置が設けられている。

したがって当該運搬装置は、当該両分離段部においてそれぞれ一つの片側における落下端を形成するため、当該第一の分離段部において当該製材パッケージの一方側における当該副製品が落下させられ、当該第二の分離段部において当該製材パッケージの他方側における当該副製品が落下させられる。

当該第一の分離段部において当該主製品を含む当該製材パッケージは当該下側の運搬装置上に載置されているのに対して当該副製品は側方の各保持要素によって当該製材パッケージの両側面にて保持されている。当該副製品の落下させるべき部分は、当該第一の分離段部において片側において当該運搬装置を越えてはみ出ているため、当該側面において当該各保持要素を開口した後、当該運搬装置の当該側面端が落下端を形成するのに対して当該製材パッケージの対向する側における当該副製品の他方の部分は当該下側の運搬装置上に載置されている。

副製品の落下を意図する場合、当該落下端の側における当該側方の各保持要素が開口位置に移動される。当該各保持要素を片側のみ開口することにより重力単独あるいは追加的に作用する力との組み合わせにより当該落下端を越えてはみ出ていた各副製品板の分離が実施される。当該製材パッケージの他方側にある当該側方の各保持要素は不変のままとなり、当該製材パッケージの残りの部分の幅に応じた横方向の境界を示す。

当該副製品を落下させた後、当該製材パッケージは当該第一の分離段部を離れて当該第二の分離段部に進入する。当該第二の分離段部において当該製材パッケージは当該主製品とここでは他方側において当該運搬装置の当該落下端を越えてはみ出す、残った当該副製品のみとを有する。当該副製品の当該第二の部分を当該主製品から分離すべき場合、当該側方の各保持要素が当該第二の分離段部の当該落下側において開口される。これにより重力および／または追加的に作用する力の作用によって当該第二の分離段部の当該落下端に沿って片側において当該副製品の当該第二の部分が落下する。驚くべきことに連続的な片側における副製品の落下によって分離工程の自由度を大幅に向上させることが可能となる。最新技術とは対照的に上述の方法において個々の落下端に対する当該製材パッケージの相対姿勢と相当する当該各保持要素の片側開口とだけが重要である。対向する側における当該各保持要素が閉じたままであることで第二の落下端を設ける必要がない。これにより当該下側の運搬装置は任意の幅を有することが可能であり、当該調整領域は当該運搬装置の全幅に該当する。これにより最新技術と比べて構造上必要である当該調整領域の下限をなくすことが可能であるため、特に当該運搬装置の全幅よりも小さい各寸法を有する各製材パッケージを確実に取り扱うことが可能となる。

特に当該運搬装置が当該両分離段部において当該運搬方向に対して横方向に調整可能であり、当該制御装置が当該連続する各分離段部においてそれぞれ片側における落下端を形成するように当該運搬装置を調整し、当該副製品板を落下させるために当該落下端側における当該各保持要素を開口するように形成されているように設けることが可能である。したがって異なる強さを有する当該各製材パッケージに対応するように幅を調整することは、当該側方の各保持要素に対して当該運搬装置を簡単に横方向に調整することで実施される。

調整性を付与するために当該下側の運搬装置は、当該運搬方向に対して横方向に延伸する各レールまたは各軸上で案内されて当該レールまたは各軸に沿って調整可能であり得る。調整動作は、制御ユニットによって制御可能である電気機械式または油圧式の各アクチュエータによって実施可能である。

当該落下端の位置を必要に応じて調整するために制御ユニットは、当該製材パッケージの各寸法と当該製材パッケージ内における当該副製品の姿勢とに関する情報を取得することが可能である。当該各情報は、通常は連続する当該各製材パッケージのそれぞれについて前述の当該鋸盤の設定から公知である。このことから当該製材パッケージのそれぞれに応じて当該下側の運搬装置のための調整路と調整位置とを決定することが可能であるため、当該下側の運搬装置の位置をそれぞれ該当する当該製材パッケージの各寸法および姿勢に合わせることが可能となる。
片側における落下端の形成と当該運搬装置の横方向への調整は、特に当該運搬装置が当該両分離段部においてそれぞれ自身の当該落下端に対向する側に片側に配置されることによって実現することが可能である。本発明において当該副製品の落下は一つの分離段部においてそれぞれ片側において実施されるため、当該下側の運搬装置のための各ベアリング部品および／または各駆動要素を取り付けるのに当該運搬装置の反対側を利用することが可能である。これにより当該装置を頑丈で低保守性を有するように形成することが可能である。

好ましい実施形態において、当該分離コンベアは当該両分離段部においてそれぞれの当該落下端のそれぞれの側に配置されているノックオフ装置をそれぞれ有する。当該各ノックオフ装置により当該各副製品板が重力により自ら当該主製品から離れない場合に当該各副製品板に対して追加的な力を付与することが可能である。当該各ノックオフ装置を形成することは、各木の幹が低温で製材され、天然のあるいは工程上必要な水分によって当該主製品および当該副製品の各表面が互いに対して凍結するような場合に特に有利であり得る。当該ノックオフ装置による力の付与は、当該ノックオフ装置の固定要素による当該副製品への衝突あるいは特に重力に沿った方向に向けたものであり得る当該ノックオフ装置の動作によって実施され得る。

別の好ましい実施形態において当該各保持要素は、連続する当該各製材パッケージの異なる各寸法に対応するため、両側および当該運搬方向に対して横方向に水平方向における片側を開口するように調整可能である。これにより当該各保持要素の各側面間の距離を調整することによって当該製材パッケージの幅に対応させることが可能であり、片側を開口することによって該当する側における当該各副製品板の落下を実施することが可能であり、いずれの場合であっても当該各保持要素の横方向動作は同一の当該各アクチュエータによって実施され得る。

当該各保持要素の動作は、特に直線的に実施され得るため、単純なリニア駆動装置やリニア駆動ガイドを使用することが可能である。当該保持要素がその接触面において当該製材パッケージの保持すべき側に対して常に平行に整列されることが可能であるため、当該側方の各保持要素の回転動作と比較して直線な移動動作は有利である。これにより特に当該製材パッケージの各寸法が変動する場合、当該保持要素のそれぞれの閉位置を力の調整のみで設定することが可能であるため、当該分離コンベアの自由度が向上する。加えて直線動作と回転動作とを組み合わせることも考えられる。

当該製材パッケージの各寸法に対応するように当該運搬装置を横方向調整することと重複的ないし選択的に連続する各製材パッケージの幅を当該運搬方向によって形成される片側の落下端に調整するために当該片側の落下に対向する側の当該各保持要素を当該運搬方向に対して横方向に側方へ調整することも可能である。したがって当該運搬装置を横方向に調整する別法として―またはさらに加えて―当該製材パッケージの落下させない部分の側方の境界として機能する、当該落下に対向する側の当該各保持要素を当該運搬装置に対して側方に調整することが可能である。

当該閉位置において当該側方の各保持要素は、当該製材パッケージを正しい姿勢において当該運搬方向に沿って当該落下端へと案内し、当該各主製品板のみならず当該各副製品板をも保持する役割を果たす。当該閉位置を力の調整によって保持することが可能であるため、運搬の信頼性を向上することが可能である。

当該側方の各保持要素は、例えば分離段部の一部または全長に亘って延伸し得るガイドプレートとして形成され得る。しかしながら好ましい実施形態において側方の各保持要素として複数の保持ローラが設けられており、当該各保持ローラは対応する各アクチュエータによって自身の軸に対して横方向に調整可能である。当該各ローラによって当該副製品が低摩擦状態にて支持される。当該制御装置を介して当該各保持ローラの移動動作を実施することが可能である。当該移動動作は、経路の制御あるいは力の制御によっても実施することが可能であり、これにより当該製材パッケージの押圧条件を一定にし、運搬および落下の信頼性を確保することが可能である。

当該分離コンベアの好ましい実施態様において一つの分離段部の複数の保持ローラが一つの保持ローラ群をなすようにまとめられており、この場合当該各保持ローラは共同でのみ調整可能なように互いに機械的に結合される。複数の保持ローラを共同して調整することによって必要とされる各アクチュエータおよび各ガイド要素ならびに各ベアリング要素の数が少なくなる。ここで当該各保持ローラの機械的結合は、少なくとも一つの空気圧式、油圧式あるいは電気機械式の位置決めユニットを介してリニアガイド上を移動可能である保持ローラキャリアによって形成され得る。

特に当該各分離段部のそれぞれが二つまたはそれ以上の当該保持ローラ群を各側面に有することが実用的である。これにより後方に存在する保持ローラ群がまだ先行する製材パッケージをまとめて保持して案内している間に既に前方の当該各保持ローラ群が後続の製材パッケージのために位置づけされることが可能となる。

本発明による当該分離コンベアは、下側の運搬装置を有し、当該下側の運搬装置の上に当該製材パッケージが載置されて運搬方向に沿って運搬され得る。ここで運搬は、当該運搬要素から当該製材パッケージに対する摩擦係止的な力の伝達および／または当該下側の運搬装置上の当該製材パッケージの一義的な位置づけを可能にする相補係合係止駆動体を介して実施され得る。

好ましい実施形態において当該下側の運搬装置は、当該製材パッケージを当該搬送方向に沿って移動させる一つまたは複数の運搬ローラを有する。ここで少なくとも一部、好ましくは全ての当該各運搬ローラが当該製材パッケージを運搬するための駆動装置によって駆動されることが実用的である。ここで個々の当該各運搬ローラの駆動は、共同して、群単位で、あるいは別々に実施することが可能である。したがって運搬の間、当該主製品は一つあるいは複数の運搬ローラ上に載置されて当該各運搬ローラの回転動作によって搬送方向へと移動される。ここで当該各運搬ローラは実質的に円筒形に形成されて回転する端によって落下のための当該落下端を形成することが可能である。駆動は、従来の方法で特に周波数変換器または油圧モータ、特にオイルモータを有する電気機械を用いて実施され得る。さらに異なる搬送速度を実現するために変速装置を設けることが可能である。

ローラは頑丈で故障しにくくすぐに汚れることもない。特に平らに構成された運搬ローラは、自身に汚れが蓄積しにくいという利点を奏する。さらに当該各ローラは、主製品と当該各運搬ローラとの間の滑りを回避および／または的確に調整することを可能にするコーティングを有し得る。連続する当該各製材パッケージ間の隙間を大きくするために例えば当該各運搬ローラを搬送速度よりも若干速い速度で駆動させることが可能である。

別の好ましい実施態様においてそれぞれの当該各分離段部においてそれぞれ複数の当該運搬ローラが一つの運搬ローラ群へとグループ化されており、ここでは一つの運搬ローラ群の当該各運搬ローラは共通のキャリア要素に配置されている。このことは取り付けを容易にするだけではなく、共通のアクチュエータを介して当該運搬ローラ群を横方向に調整することを可能とする。

特に複数の当該運搬ローラを例えばクロスビームまたは形付けされたキャリアまたはキャリアアッセンブリなどの共通のキャリア要素に対して配置することで一つのアッセンブリへとまとめることが可能である。当該キャリア要素は、全ての当該運搬ローラ群にとって一体的であるように形成され、当該各運搬ローラが積載される各軸要素のための機械的な各インターフェースを有し得る。さらに当該キャリア要素は、当該各運搬ローラの駆動のための電気駆動装置を取り付けるための各インターフェースを有し得る。さらに当該キャリア要素は、各ガイドレールおよび空気圧式、油圧式あるいは電気機械式である各位置付けユニットを有し得て、当該各ガイドレールおよび当該各位置付けユニットを介して片側の当該落下端を形成するために複数の当該運搬ローラを自身の調整動作に沿って機械的に連結することが可能である。これにより必要とされる各構成要素の数を減らすことが可能となる。特に当該各運搬ローラのグループ化を当該側方の各保持要素のグループ化と対応する方法で実施することが可能である。

当該分離コンベアの別の好ましい実施態様において当該分離コンベアは一つまたは複数の上部における垂直方向に調整可能な各押圧ローラを有し、当該各押圧ローラは長手方向への運搬時に当該製材パッケージに対して押圧力を付与するように形成されている。これにより運搬中の当該主製品を当該分離コンベアの全長に亘って固定して傾きを防止することが可能である。このことは当該側方の各保持要素が開口位置にされて当該製材パッケージが該当する側においてはもはや保持されなくなった場合に特に有利である。さらには当該各主製品板が運搬時の振動によって当該製材パッケージの上部からはみ出ることがあり得る。ここで当該各押圧ローラは、はみ出ている当該各主製品板を再び当該下側の運搬装置の方向へと押すことで運搬の信頼性を高める上で役に立つことが可能である。

当該側方の各保持要素同様、一つの分離段部の複数の当該押圧ローラを一つの押圧ローラ群へとまとめることが可能であり、この場合当該各押圧ローラは共同してのみそれぞれの押圧位置へと調整可能なように機械的に互いに連結されることが可能である。機械的連結は、空気圧式、油圧式または電気機械式である位置付けユニットによって各リニアガイド沿いを移動される、共通のキャリア要素によって形成され得る。これによって各アクチュエータ、各ガイド要素および各ベアリング要素の数を省略することが可能となる。当該各押圧ローラを調整するための直線動作に加えてあるいは別法として当該各押圧ローラの回転動作も考えられる。例えば当該各押圧ローラの調整可能性が回転動作によって実現される後者の場合、当該各押圧ローラは群ごとに互いに連結されるのではなく個々に作動されることが好ましい。

当該分離コンベアの別の好ましい実施態様において少なくとも当該下側の運搬装置と当該両分離段部の当該側方の各保持要素とが互いに鏡面対称的に配置されている。当該各分離段部の鏡面対称的構造により当該第二の分離段部において当該第一の分離段部の制御原理を少なくとも部分的に倣うことが可能であるため、当該分離コンベアの構造および取り付けならびに始動を容易にする。

さらなる各利点や実施態様は、以下における各図面を用いた実施形態例の説明から明らかとなる。

製材パッケージの運搬方向に沿った分離コンベアの第一の分離段部 当該第一の分離段部の等軸側視図 当該第一の分離段部の下流側における当該分離コンベアの第二の分離段部 当該第二の分離段部の等軸側視図 ノックオフ装置を有する分離段部の別の実施形態

図１は、製材パッケージ２を搬送方向３に沿って運搬する分離コンベア１の第一の分離段部１－１を図示している。当該製材パッケージ２は、各主製品板４と当該搬送方向３に対して当該各主製品板４の左右に配置される各副製品板５－１および５－２からなる。図示される図１において当該各副製品板５－１が各主製品板４から分離される。

運搬時において当該各主製品板４は横方向に隣接するように配置され、連続した支持幅６－１に沿って下側の運搬装置７上に支持される。当該運搬装置は、当該運搬方向に前後方向に連続するように配置されている複数の運搬ローラ７－１を備える。

当該各運搬ローラ７－１は、それぞれ回転軸８－１を有し、一方のベアリング側においてそれぞれ電気機械９－１と連結されており、当該各電気機械によって当該各運搬ローラ７－１が自身の各回転軸８－１を中心とした回転動作を実施する。これにより当該搬送方向３に沿った当該製材パッケージ２の動作が実施される。

運搬中、当該各副製品板５－１および５－２は最初は当該各運搬ローラ７－１上には載置されておらず、保持ローラ１０－１および１１－１の形における側方の各保持要素１０によって当該各主製品板４に対して押圧される。これにより摩擦力が生じ、当該摩擦力によって当該各副製品板５－１および５－２が自由浮動的に運搬され得る。

当該各保持ローラ１０－１および１１－１は、それぞれ閉位置と開位置との間において直線的に調整され得る。そのためには当該各保持ローラ１０－１および１１－１のベアリングと連結されている各リニアアクチュエータ１２－１および１３－１が用いられる。ここでは見えないが、さらなる各保持ローラが見えている当該各保持ローラ１０－１および１１－１の後方において前後方向に連続するように配置されている。図示されている当該各リニアアクチュエータ１２－１および１３－１の別法としてまたはさらに加えて当該分離コンベアは各位置付けユニットを有し、当該各位置付けユニットによって当該各保持ローラ１０－１および１１－１の回転動作を実施することができる。

当該各運搬ローラ７－１は自身の当該回転軸８－１に沿って当該搬送方向３に対して横方向に調整可能である。当該調整はリニアアクチュエータ１４－１を介して実施され、当該リニアアクチュエータを用いて製材パッケージ２の進入前に当該主製品４に対してほぼ平らに密接している落下端１５－１が調整される。

当該第一の分離段部の落下位置に到達すると、当該落下側における当該各保持ローラ１０－１が当該リニアアクチュエータ１２－１を介して当該製材パッケージ２から離れるように移動されることで当該各副製品板５－１と当該各主製品板４間の摩擦結合が解消される。重力１６によって自由浮動している当該各副製品板５－１が当該製材パッケージ２から離脱して図示されるように落下する。加えて分離すべき当該各副製品板５－１の領域においてノックオフ装置（図５を参照）を設けて当該各副製品板を当該主製品から離脱させることが可能である。加えて必要に応じて当該各副製品板５－１の離脱速度および離脱方向に影響を与えるために（ここでは図示されない）摺動面を用いることが可能である。

各押圧ローラ１７－１は、当該製材パッケージの上方に形成されており、当該運搬方向に対して前後方向に配置されている。押圧位置において当該各押圧ローラは当該各主製品板４に対して押圧力を付与することにより個々の主製品板が当該運搬ローラから不要に横方向に上昇することが防止される。さらに当該各押圧ローラ１７－１は落下時において当該各主製品板４が傾斜しないように守る役割を担っている。

異なる高さの各製材パッケージに対応できるようにするため、当該押圧ローラ１７－１はリニア駆動装置１８－１によって横方向に押圧位置へと移動される。別法としてまたはさらに加えて当該各押圧ローラ１７－１の動作を実現するために旋回機構を設けることが可能である。

必要とされる各ベアリング構成要素および各駆動構成要素の数を減らすためにそれぞれ複数の前後方向に配置される当該各運搬ローラ７－１、当該各保持ローラ１０－１および１１－１ならびに当該各押圧ローラ１７－１の各調整動作は、それぞれ一体的に結合されている。このことは図２において見受けられる。

図２において図示される分離コンベア１の第一の分離段部１－１は、九つの各運搬ローラ７－１を備え、当該各運搬ローラはそれぞれ自身の電気機械９－１に連結されている。図示されている当該九つの運搬ローラ９－１のうちそれぞれ三つが一つの運搬ローラ群１９－１にまとめられている。当該運搬ローラ群１９－１の当該各運搬ローラは、共通のキャリア要素２０－１に形成されている。当該キャリア要素は、当該リニア駆動装置１４－１を介して当該運搬方向に対して横方向に移動され得ることで当該落下端１５－１を調整することが可能となる。

さらに当該第一の分離段部１－１は九つの保持ローラ１１－１を備え、当該各保持ローラのうちそれぞれ三つの当該保持ローラ１１－１が一つの保持ローラ群２１－１にまとめられている。当該保持ローラ群２１－１の当該各保持ローラ１１－１は、キャリア２２－１を介して機械的に一体的に結合されており、当該キャリアは当該リニア駆動装置１３－１を介して横方向に移動され得るため、当該保持ローラ群２１－１の当該各保持ローラ１１－１はそれぞれ自身の閉位置と自身の開位置との間において共同でのみ調整することができる。

さらに当該第一の分離段部１－１は九つの保持ローラ１０－１を備え、当該各保持ローラのうちそれぞれ三つの当該保持ローラが一つの保持ローラ群２３－１にまとめられている。当該保持ローラ群２３－１の当該各保持ローラは、当該保持ローラ群２１－１同様、キャリア２４－１を介して機械的に一体的に結合されているため、開位置と閉位置との間においてそれぞれの当該保持ローラ群２３－１の当該各保持ローラ１２－２の横方向への調整は一緒にしか実施することができない。

さらに当該第一の分離段部１－１は九つの押圧ローラ１７－１を備え、当該各押圧ローラのうちそれぞれ三つの当該押圧ローラ１７－１が一つの押圧ローラ群２５－１にまとめられている。当該押圧ローラ群２５－１の当該各押圧ローラ１７－１は、キャリア２６－１を介して機械的に一体的に結合されており、当該キャリアは当該リニア駆動装置１８－１を介して横方向に駆動させ得ることでグループ化された当該各押圧ローラ１７－１をそれぞれ押圧位置へと移動させる。別法としてまたはさらに加えて当該各押圧ローラ群２５－１の動作を実現するために旋回機構を設けることが可能である。

当該各副製品板５－１を落下させた後、当該製材パッケージ２は当該第一の分離段部１－１を離れ、図３において図示されているように当該第二の分離段部１－２へと進入する。

当該第二の分離段部１－２は、当該第一の分離段部１－１に対して鏡面対称的に造成されている。

当該製材パッケージ２は、当該各副製品板５－１を落下させた後、当該各主製品板４と当該第一の分離段部１－１において保持された当該各副製品板５－２のみを備えており、当該各副製品板が当該第二の分離段部１－２において図３に図示されるように当該主製品から離脱される。

当該第二の分離段部１－２において当該搬送方向３に沿って当該製材パッケージ２を運搬する際、当該主製品４は運搬ローラ７－２の支持幅６－２に沿って載置される。当該運搬ローラは、回転軸８－２を有し、当該回転軸を介して当該運搬ローラ７－２が一方のベアリング側において電気機械９－２を介して駆動される。

当該第二の分離段部１－２の当該側方の各保持要素は、当該各保持ローラ１０－２および１１－２を備える。当該各ローラはそれぞれ閉位置と開位置との間で直線的に調整可能である。そのためにリニア駆動装置１２－２および１３－３が用いられ、当該各リニア駆動装置は当該各保持ローラ１０－２および１１－２が積載されている各軸と連結されている。ここでは見えないがさらなる各保持ローラ１０－２および１１－２が前後方向に配置されている。図示されている当該各リニア駆動装置１２－２および１３－２の別法としてまたはさらに加えて当該分離コンベアは各位置付けユニットを有し、当該各位置付けユニットを用いて当該各保持ローラ１０－２および１１－２の回転動作を実施することが可能である。

当該各運搬ローラ７－２は、当該搬送方向３に対して横方向に回転軸８－２に沿って調整可能である。当該調整は、リニア駆動装置１４－２を介して実施され、当該リニア駆動装置によって当該製材パッケージ２の進入前に当該主製品４とほぼ平らに密接している落下端１５－２が調整される。当該落下端１５－２は、当該製材パッケージ２に対して当該第一の分離段部１－１の当該落下端１５－１に対向する側において存在する。

当該第二の分離段部１－２の当該落下位置に到達すると、当該落下側における当該各保持ローラ１０－２が当該製材パッケージ２から離れるように当該リニア駆動装置１２－２を介して移動されることで当該各副製品板５－２と当該各主製品板４との間における摩擦結合が解消される。重力１６によって自由浮動する当該各副製品板５－２が当該製材パッケージ２から離脱して当該第一の分離段部１－１の作用様態と同様、落下する。加えて分離すべき当該各副製品板５－２の領域においてノックオフ装置（図５を参照）を設けて当該各副製品板を当該主製品から分離させることが可能である。加えて必要に応じて当該各副製品板５－２の離脱速度および離脱方向に影響を与えるために（ここでは図示されない）摺動面を用いることが可能である。

各押圧ローラ１７－２は、当該製材パッケージの上方に形成されており、ここでは見えないが前後方向に配置されている。押圧位置において当該各押圧ローラは当該各主製品板４に対して押圧力を付与することにより個々の主製品板が当該運搬ローラから不要に横方向に上昇することが防止される。さらに当該各押圧ローラ１７－２は落下時において当該各主製品板４が傾斜しないように守る役割を担っている。

異なる高さの各製材パッケージに対応できるようにするため、当該各押圧ローラ１７－２はリニア駆動装置１８－２によって押圧位置へと移動され得る。別法としてまたはさらに加えて当該各押圧ローラ１７－１の動作を実現するために旋回機構を設けることが可能である。

必要とされる各ベアリング構成要素および各駆動構成要素の数を減らすために当該各運搬ローラ７－２、当該各保持ローラ１０－２および１１－２ならびに当該各押圧ローラ１７－２の各調整動作は、それぞれ一体的に結合されている。このことは図４において見受けられる。

当該各運搬ローラ７－２、当該各保持ローラ１０－２および１１－２ならびに当該各押圧ローラ１７－２の同期的動作を実現するため、当該各ローラは当該第一の分離段部１－１同様、図４において見受けられるようにそれぞれ一体的に結合されている。

図４において図示される分離コンベア１の第二の分離段部１－２は、九つの運搬ローラ７－２を備え、当該各運搬ローラはそれぞれ自身の電気機械９－２に連結されている。図示されている当該九つの運搬ローラ９－２のうちそれぞれ三つが一つの運搬ローラ群１９－２にまとめられている。当該運搬ローラ群１９－２の当該各運搬ローラは、共通のキャリア要素２０－２に形成されている。当該キャリア要素は（見えない）リニア駆動装置１４－２によって当該運搬方向に対して横方向に移動され得ることで当該落下端１５－２を調整することが可能となる。

さらに当該第二の分離段部１－２は九つの保持ローラ１１－２を備え、当該各保持ローラのうちそれぞれ三つの当該保持ローラ１１－２が一つの保持ローラ群２１－２にまとめられている。当該保持ローラ群２１－２の当該各保持ローラ１１－２は、キャリア２２－２を介して機械的に一体的に結合されており、当該キャリアは当該リニア駆動装置１３－２を介して移動され得るため、当該保持ローラ群２１－２の当該各保持ローラ１１－２は自身の閉位置と自身の開位置との間において一緒にしか調整することができない。

さらに当該第二の分離段部１－２は九つの保持ローラ１０－２を備え、当該各保持ローラのうちそれぞれ三つの当該保持ローラが一つの保持ローラ群２３－２にまとめられている。当該保持ローラ群２３－２の当該各保持ローラは、当該保持ローラ群２１－２同様、キャリア２４－２を介して機械的に一体的に結合されているため、開位置と閉位置との間においてそれぞれの当該保持ローラ群２３－２の当該各保持ローラ１２－２の調整は一緒にしか実施することができない。

さらに当該第二の分離段部１－２は九つの押圧ローラ１７－２を備え、当該各押圧ローラのうちそれぞれ三つの当該押圧ローラ１７－２が一つの押圧ローラ群２５－２にまとめられている。当該押圧ローラ群２５－２の当該各押圧ローラ１７－２は、キャリア２６－２を介して機械的に一体的に結合されており、当該キャリアは当該リニア駆動装置１８－２を介して横方向に駆動させ得ることでグループ化された当該各押圧ローラ１７－２をそれぞれ押圧位置へと移動させる。別法としてまたはさらに加えて当該各押圧ローラ群２５－２の動作を実現するために旋回機構を設けることが可能である。

当該副製品５－２を落下させた後、当該各主製品板のみからなる当該製材パッケージ２は当該分離コンベア１から離れる。

図５において当該分離コンベア１の分離段部の別途実施形態例が図示されている。図１から４において図示されている各分離段部と比べると図５に図示される分離段部では押圧ローラの位置において機械的なノックオフ装置２７が設けられている。加えて図５における当該分離段部の各構成要素は図１から４における当該各分離段部における各構成要素と同一である。

図５において図示される当該分離段部において当該ノックオフ装置２７はキャリア上に配置されており、ノックオフアーム２８を備え、当該ノックオフアームは第一のサーボシリンダ２９を用いて当該搬送方向に対して横方向にノックオフすべき当該副製品の位置に対応され得る。さらに当該ノックオフ装置２７は、第二のサーボシリンダ３０を備え、当該第二のサーボシリンダを用いて当該ノックオフアーム３０がノックオフ動作を実施することが可能である。当該ノックオフ装置２７は自身の各構成要素に関して二つのサーボシリンダ２８、２９と一つのノックオフアーム３０とに限定されるものではない。むしろ当該ノックオフ装置２７はノックオフ精度とノックオフ効果とを改善するため、追加的な、図示されない各位置付けユニットおよび各ノックオフアームを有し得る。当該副製品を当該主製品から分離する際の処理信頼性を向上するために当該ノックオフ装置を当該分離段部内または当該分離段部上における別の適切な位置または配列に配置することも同じく本発明の範囲に属する。

Claims (15)

1. 分離コンベア（１）を用いて木の幹から得られた製材パッケージ（２）を主製品と副製品（４、５－１、５－２）とに分離する方法であって、前記製材パッケージ（２）が前記分離コンベア（１）の下側の運搬装置（７）を介して長手方向（３）に搬送され、一つまたは複数のピースからなる前記主製品（４）が前記運搬装置（７）によって支持されている間、前記副製品（５－１、５－２）を重力および／または前記長手方向（３）に対する横方向への外力の作用によって分離させる方法において、
   連続する各分離段部（１－１、１－２）において、前記製材パッケージ（２）の両側の前記副製品（５－１、５－２）を、前記連続する各分離段部（１－１、１－２）における前記分離コンベア（１）の側方の保持要素（１０－１）をそれぞれ片側ずつ開口させることによって分離することを特徴とする方法。
2. 前記運搬装置（７―１）は、前記連続する各分離段部において、それぞれ片側における落下端（１５－１、１５－２）を調整するために搬送方向（３）に対して横方向に調整され、前記副製品（５－１、５－２）を落下させるために前記落下端（１５－１、１５－２）側における前記保持要素（１０－１）が開口されることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. 木の幹から得られた製材パッケージ（２）をその長手方向への運搬時に主製品と副製品（４、５－１、５－２）とに分離するための分離コンベアであって、下側の運搬装置（７）と、制御可能な側方の保持要素（１０）と、一つまたは複数の副製品（５－１、５－２）を落下させるために前記側方の保持要素（１０）を開口させるように構成されている制御装置とを有する分離コンベアにおいて、
   前記分離コンベア（１）は、前記製材パッケージの両側に存在する前記副製品（５－１、５－２）をそれぞれ片側において分離するために少なくとも二つの連続する分離段部（１－１、１－２）を有し、前記制御装置は、前記連続する分離段部（１－１、１－２）における前記側方の保持要素（１０）をそれぞれ片側において開口するように構成されていることを特徴とする分離コンベア。
4. 前記両分離段部における前記運搬装置（７）が運搬方向（３）に対して横方向に調整可能であり、前記制御装置は、前記連続する各分離段部においてそれぞれ片側における落下端（１５－１、１５－２）を形成するために前記運搬装置（７）を調整し、前記副製品を落下させるために前記落下端側における前記各保持要素を開口するように構成されていることを特徴とする、請求項３に記載の分離コンベア。
5. 前記運搬装置（７）は、前記両分離段部においてそれぞれの落下端の反対側において片側支持されていることを特徴とする、請求項４に記載の分離コンベア。
6. 前記分離段部のうち片方または両方において前記副製品（５－１、５－２）を機械的に離脱させるためのノックオフ装置（２７）が設けられていることを特徴とする、請求項３から５のちいずれか一項に記載の分離コンベア。
7. 前記保持要素は、連続する各製材パッケージの異なる各寸法に対応するために両側が、また開口するために片側が、前記運搬方向に対する横方向である水平方向に調節可能であることを特徴とする、請求項３から６のいずれか一項に記載の分離コンベア。
8. 前記各保持要素は、連続する製材パッケージを配置するために、前記運搬方向によって形成される片側の落下端において、片側の落下の反対側の前記運搬方向に対する横方向である側方に調整可能であることを特徴とする、請求項３から７のいずれか一項に記載の分離コンベア。
9. 前記各保持要素は、垂直に配置された保持ローラ（１０）を有し、前記保持ローラはその回転軸に対して横方向に側方へ調整可能であることを特徴とする、請求項３から８のいずれか一項に記載の分離コンベア。
10. それぞれ複数の前記保持ローラが機械的に一つの保持ローラ群（２１－１、２１－２）へと連結されているため、前記保持ローラを共同してのみ調整可能であり、特に前記各分離段部のそれぞれがそれぞれの側面において二つあるいはそれ以上の保持ローラ群を備えることを特徴とする、請求項９に記載の分離コンベア。
11. 前記搬送装置は、一つまたはそれ以上の運搬ローラ（７－１、７－２）を備え、各運搬ローラを介して前記製材パッケージが前記搬送方向に沿って移動され、特に少なくとも一部、好ましくは全ての前記運搬ローラ（７－１、７－２）が前記製材パッケージを運搬するための駆動装置を介して駆動されることを特徴とする、請求項３から１０のいずれか一項に記載の分離コンベア。
12. 前記それぞれの分離段部においてそれぞれ複数の前記運搬ローラ（７－１、７－２）が一つの運搬ローラ群（１９－１、１９－２）へとグループ化され、一つの運搬ローラ群の各運搬ローラが共通のキャリア要素に配置されていることを特徴とする、請求項１１に記載の分離コンベア。
13. 前記長手方向への運搬時に前記製材パッケージ（２）に対して押圧力を付与するように形成されている、一つまたは複数の上側における、垂直に調整可能な押圧ローラ（１７－１、１７－２）を有することを特徴とする、請求項３から１１のいずれか一項に記載の分離コンベア。
14. それぞれ複数の前記押圧ローラが一つの押圧ローラ群へと機械的に互いに連結されており、これにより前記押圧ローラが少なくとも部分的に共同して調整可能であることを特徴とする、請求項１３に記載の分離コンベア。
15. 前記両分離段部（１－１、１－２）において、少なくとも前記下側の運搬装置（７）と前記側方の各保持要素（１０）とが互いに対して鏡面対称的に配置されていることを特徴とする、請求項３から１４のいずれか一項に記載の分離コンベア。

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