JP2023184229A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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裕司 植田
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岳 須藤
Takeshi Sudo
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Abstract

【課題】オンラインサイトの利用を促進することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供すること。【解決手段】願に係る情報処理装置は、取得部と、判定部と、提示部とを備える。取得部は、オンラインサイトにおけるユーザの行動履歴を示す履歴情報を取得する。判定部は、取得部によって取得された履歴情報で示される行動履歴と利益が適用される条件との差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する。提示部は、判定部によって差分が予め定められた条件を満たすと判定された場合、差分を示す差分コンテンツを提示する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
従来、オンラインサイトによって種々の情報を提供するオンラインサービスが知られている。例えば、検索クエリに対応するコンテンツを表示する技術が提供されている(例えば特許文献1)。
特許第6776072号公報
しかしながら、従来の技術では、オンラインサイトの利用を促進するといった点でさらなる改善の余地がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、オンラインサイトの利用を促進することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、取得部と、判定部と、提示部とを備える。取得部は、オンラインサイトにおけるユーザの行動履歴を示す履歴情報を取得する。判定部は、取得部によって取得された履歴情報で示される行動履歴と利益が適用される条件との差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する。提示部は、判定部によって差分が予め定められた条件を満たすと判定された場合、差分を示す差分コンテンツを提示する。
実施形態の一態様によれば、オンラインサイトの利用を促進することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るコンテンツ記憶部に記憶されるコンテンツテーブルの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る情報処理装置の提示部によって提供先ユーザに提示される提供コンテンツの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置の提示部によって提供先ユーザに提示される提供コンテンツの他の例を示す図である。 図9は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による情報処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図1に示す情報処理装置1は、ニュースサイト、検索サイト、電子商取引サイト、飲食店紹介サイト、口コミサイト、またはSNS(Social Networking Service)サイトなどの種々のオンラインサイトによるオンラインサービスを提供する。
情報処理装置1は、ユーザUからのコンテンツ要求を受け付ける(ステップS1)。ステップS1において、例えば、ユーザUは端末装置2を操作することによって、端末装置2からコンテンツ要求を情報処理装置1に送信させる。情報処理装置1は、端末装置2から送信されるコンテンツ要求を受け付ける。
情報処理装置1は、コンテンツ要求で特定されるユーザUのオンラインサイトにおける履歴情報を取得する(ステップS2)。ステップS2の処理において、情報処理装置1は、外部の情報提供装置または内部の記憶部からコンテンツ要求で特定されるユーザUのオンラインサイトにおける履歴情報を取得する。
ステップS2で取得される履歴情報には、オンラインサイトにおけるユーザUの行動履歴の情報が含まれている。オンラインサイトにおけるユーザUの行動履歴は、例えば、オンラインサイトにおけるユーザUの検索履歴の情報、またはオンラインサイトにおけるユーザUの閲覧履歴の情報などである。
つづいて、情報処理装置1は、ステップS2で取得したユーザUの履歴情報で示される行動履歴と利益が適用される条件である利益適用条件との差分を判定する(ステップS3)。利益適用条件は、例えば、ニュースサイトで提供するコンテンツであるニュースコンテンツの閲覧回数の条件である閲覧回数条件、検索サイトで提供する検索サービスの利用回数(以下、検索回数と記載する場合がある)の条件である検索回数条件である。
ステップS3の処理において、情報処理装置1は、例えば、ユーザUによるニュースコンテンツの閲覧回数と閲覧回数条件で示される閾値回数との差分である閲覧回数差分や、ユーザUによる検索回数と検索回数条件で示される閾値回数との差分である検索回数差分などを判定する。
閲覧回数条件は、ニュースコンテンツの種別を問わない閲覧回数の条件、またはニュースコンテンツの種別毎の閲覧回数の条件である。情報処理装置1は、閲覧回数条件がニュースコンテンツの種別を問わない閲覧回数の条件である場合、種別を問わないニュースコンテンツの閲覧回数差分を判定する。または、情報処理装置1は、例えば、閲覧回数条件がニュースコンテンツの種別毎の閲覧回数の条件である場合、ニュースコンテンツの種別毎に閲覧回数差分を判定する。
また、検索回数条件は、検索内容を問わない検索回数の条件、または検索内容の種別毎の検索回数の条件である。検索内容の種別は、例えば、検索対象のカテゴリであり、検索クエリに含まれる検索キーワードなどによって分類される。情報処理装置1は、検索回数条件が検索内容を問わない検索回数の条件である場合、種別を問わない検索回数の検索回数差分を判定する。また、情報処理装置1は、検索回数条件が検索内容の種別毎の検索回数の条件である場合、検索内容の種別毎に検索回数差分を判定する。
つづいて、情報処理装置1は、ステップS3で判定した差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する(ステップS4)。予め定められた条件は、例えば、閲覧回数差分が閲覧回数差分閾値以下であるといった条件、検索回数差分が検索回数差分閾値以下であるといった条件である。
情報処理装置1は、ステップS3で判定した差分のうち予め定められた条件を満たす差分がある場合、予め定められた条件を満たす差分を示す差分コンテンツを含む提供コンテンツを端末装置2に送信することで、予め定められた条件を満たす差分を示す差分コンテンツを含む提供コンテンツをユーザUに提示する(ステップS5)。
ステップS5の処理において、情報処理装置1は、ステップS3で判定した差分のうち予め定められた条件を満たす差分が複数ある場合、これら複数の差分のうち特定条件を満たす差分に対応する差分コンテンツを優先してユーザUに提示する。
特定条件を満たす差分は、例えば、利益適用条件を満たす容易さを示す充足容易度が最も高い利益適用条件との差分、利益適用条件を満たす困難さを示す充足困難度が最も高い利益適用条件との差分などである。
情報処理装置1は、例えば、差分が少ないほど、差分の変化(例えば、差分の減少度)が速いほど、利益適用条件を満たす容易さを示す充足容易度が高いと判定する。また、情報処理装置1は、ユーザUの情報(例えば、ユーザUの属性の情報)を入力とし、充足容易度を示すスコアを出力とする充足容易度判定モデルを用いて充足容易度を判定することもできる。
また、情報処理装置1は、例えば、差分が多いほど、差分の変化(例えば、差分の減少度)が遅いほど、利益適用条件を満たす困難さを示す充足困難度が高いと判定する。また、情報処理装置1は、ユーザUの情報(例えば、ユーザUの属性の情報)の情報を入力とし、充足困難度を示すスコアを出力とする充足困難度判定モデルを用いて充足困難度を判定することもできる。
図1に示すように、情報処理装置1から端末装置2に送信され端末装置2で表示される提供コンテンツAには、差分コンテンツが含まれる。提供コンテンツAに含まれる差分コンテンツは、文字列「家電のカテゴリをあと6回検索すると特典が付与されます。」と、差分を示す差分提示バーとを含む。
提供コンテンツAの差分提示バーでは、差分が少なくなるほど強調部分(図1に示す例ではハッチング部分)が多くなり、かかる差分提示バーによってユーザUは、直感的に差分を把握することができる。また、提供コンテンツAの差分コンテンツに含まれる文字列によって、ユーザUは、特典が得られるまでに必要な具体的な残りの検索回数を把握することができる。
差分コンテンツは、利益適用条件に関係するコンテンツである関係コンテンツの位置と特定の関係を有する位置である特定位置に提示される。提供コンテンツAの差分コンテンツは、検索枠と検索ボタンとを含む検索コンテンツの近傍に配置されており、これにより、利益適用条件を満たす検索行動をユーザUがし易くすることができ、ユーザUによる検索行動を促進することができる。
提供コンテンツAには、複数のニュースコンテンツが含まれており、ユーザUは、これら複数のニュースコンテンツのうち閲覧したいニュースコンテンツを選択して端末装置2に表示させることができる。
ユーザUが提供コンテンツに含まれる複数のニュースコンテンツの中から1つのニュースコンテンツを選択した場合、端末装置2からユーザUが選択したニュースコンテンツの情報を示す選択情報が情報処理装置1に送信される(ステップS6)。
情報処理装置1は、端末装置2からの選択情報で特定されるニュースコンテンツを含む提供コンテンツを端末装置2に送信して端末装置2に表示させることによって、ユーザUが選択したニュースコンテンツを含む提供コンテンツをユーザUに提供する(ステップS7)。
図1に示す例では、ステップS7で情報処理装置1から端末装置2に送信され端末装置2で表示される提供コンテンツは、提供コンテンツBである。かかる提供コンテンツBには、ユーザUが選択したニュースコンテンツ(記事K)の詳細内容を示すニュースコンテンツと、ユーザUが選択したニュースコンテンツに関連する記事である関連記事へのリンク、およびユーザUが選択したニュースコンテンツに対する投稿コメントに加えて、差分コンテンツが含まれる。
提供コンテンツBに含まれる差分コンテンツは、文字列「ニュースを本日中にあと4回閲覧すると特典が付与されます。」と、差分を示す差分提示バーとを含む。提供コンテンツBの差分提示バーは、提供コンテンツAの差分提示バーと同様に、差分が少なくなるほど強調部分(図1に示す例ではハッチング部分)が多くなる。
提供コンテンツBの差分コンテンツは、ユーザUが選択したニュースコンテンツの詳細内容を示すニュースコンテンツの近傍であって、関連記事へのリンクの近傍に配置されており、利益適用条件を満たすニュースコンテンツの閲覧行動をユーザUがし易くすることができ、ユーザUによるニュースコンテンツの閲覧行動を促進することができる。
提供コンテンツBの差分提示バーは、閲覧差分が少なくなるほど強調部分(図1に示す例ではハッチング部分)が多くなり、かかる差分提示バーによってユーザUは、直感的に閲覧差分を把握することができる。また、提供コンテンツBの差分コンテンツに含まれる文字列によって、ユーザUは、特典が得られるまでに必要な具体的な残りの閲覧回数を把握することができる。
なお、情報処理装置1は、ステップS2~S4の処理をステップS1およびステップS6の各々の後に実行する構成であってもよく、ステップS1の前に実行する構成であってもよい。
また、差分コンテンツを含む提供コンテンツなどのコンテンツは、端末装置2主体の処理により表示されてもよく、API(Application Programming Interface)などのインターフェイスを介して端末装置2から入力された情報に基づき、情報処理装置1が端末装置2に表示させるものであってもよい。また、図1では、端末装置2と情報処理装置1とが別装置である場合を示したが、端末装置2と情報処理装置1とが一体であってもよい。また、上述した情報処理装置1の処理の一部または全部を端末装置2で行う構成であってもよい。例えば、端末装置2は、ユーザUの履歴情報を有し、かかるユーザUの履歴情報に基づいて差分コンテンツを生成して表示する構成であってもよい。
このように、実施形態に係る情報処理装置1は、オンラインサイトにおけるユーザUの行動履歴を示す履歴情報で示される行動履歴と利益適用条件との差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定し、差分が予め定められた条件を満たすと判定した場合、差分を示す差分コンテンツを提示する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトの利用を促進することができる。
以下、このような処理を行う情報処理装置1および端末装置2を含む情報提供システムの構成などについて、詳細に説明する。
〔2.情報提供システムの構成〕
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム100は、情報処理装置1と、複数の端末装置2とを含む。
情報処理装置1および複数の端末装置2は、ネットワークNを介して、有線または無線により互いに通信可能に接続される。なお、図2に示す情報処理システム100には、情報処理装置1が複数含まれてもよい。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
情報処理装置1は、ニュースサイト、検索サイト、電子商取引サイト、飲食店紹介サイト、口コミサイト、またはSNSサイトなどの種々のオンラインサイトによるオンラインサービスを提供する。電子商取引サイトは、例えば、ショッピングサイト、オークションサイト、フリーマーケットサイトなどである。
各端末装置2は、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機、またはPDA(Personal Digital Assistant)などである。各端末装置2は、ユーザUによって操作される。なお、各端末装置2は、上述した例に限定されず、例えば、スマートウォッチまたはウェアラブルデバイス(Wearable Device)などであってもよい。
また、端末装置2は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)などの無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LANなどの近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報処理装置1と通信することができる。
〔3.端末装置2〕
図3は、実施形態に係る端末装置2の構成の一例を示す図である。図3に示すように、実施形態に係る端末装置2は、通信部10と、表示部11と、操作部12と、センサ群13と、記憶部14と、処理部15とを備える。
〔3.1.通信部10〕
通信部10は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部10は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置1との間で情報の送受信を行う。
〔3.2.表示部11〕
表示部11は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどである。
〔3.3.操作部12〕
操作部12は、例えば、文字、数字、およびスペースを入力するためのキー、エンターキーおよび矢印キーなどを含むキーボード、マウス、および電源ボタンなどを含む。表示部11は、タッチパネル対応ディスプレイであり場合、操作部12はタッチパネルを含む。
〔3.4.センサ群13〕
センサ群13は、例えば、測位センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、およびイメージセンサなどを含む。測位センサは、端末装置2の位置をユーザUの位置として検出するセンサである。加速度センサは、端末装置2の加速度を検出するセンサである。ジャイロセンサは、端末装置2の傾きおよび回転などの姿勢を検出するセンサである。イメージセンサは、端末装置2の周囲を撮像するセンサである。
〔3.5.記憶部14〕
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。
記憶部14には、例えば、情報処理装置1から送信されネットワークNおよび通信部10を介して処理部15によって取得された情報およびセンサ群13によって検出された情報である検出情報などが記憶される。
〔3.6.処理部15〕
処理部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)などによって、端末装置2内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。処理部15は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により一部または全部が実現されてもよい。処理部15は、情報取得部16と、表示処理部17と、情報出力部18とを備える。
〔3.6.1.情報取得部16〕
情報取得部16は、情報処理装置1から送信されネットワークNを介して通信部10で受信される種々のコンテンツを取得する。情報処理装置1から送信されるコンテンツは、例えば、上述した差分コンテンツを含む提供コンテンツなどであるが、かかる例に限定されない。
〔3.6.2.表示処理部17〕
表示処理部17は、情報取得部16によって取得された情報を表示部11に表示させる。例えば、表示処理部17は、情報取得部16によって取得されたコンテンツなどを表示部11に表示させる。
〔3.6.3.情報出力部18〕
情報出力部18は、例えば、ユーザUによる操作部12への操作に応じた情報である操作情報を情報処理装置1へ通信部10を介して送信する。また、情報出力部18は、センサ群13によって検出された情報である検出情報を情報処理装置1へ通信部10を介して送信する。
〔4.情報処理装置1の構成〕
図4は、実施形態に係る情報処理装置1の構成の一例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置1は、通信部20と、記憶部21と、処理部22とを有する。
〔4.1.通信部20〕
通信部20は、例えば、NICなどによって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、他の各種装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部20は、端末装置2との間でネットワークNを介して情報の送受信を行う。
〔4.2.記憶部21〕
記憶部21は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。記憶部21は、ユーザ情報記憶部30と、コンテンツ記憶部31とを有する。
〔4.2.1.ユーザ情報記憶部30〕
ユーザ情報記憶部30は、ユーザUに関する各種の情報を記憶する。図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部30に記憶されるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。図5に示す例では、ユーザ情報記憶部30に記憶されるユーザ情報テーブルは、「ユーザID」、「属性情報」、および「履歴情報」といった項目の情報をユーザU毎に含む。
「ユーザID」は、ユーザUを識別する識別子である。「属性情報」は、ユーザUの属性に関する属性情報である。ユーザUの属性は、例えば、デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性などである。デモグラフィック属性は、人口統計学的属性であり、例えば、年齢、性別、職業、居住地、年収、家族構成などである。サイコグラフィック属性は、心理学的属性であり、例えば、ライフスタイル、価値観、興味関心などである。
「履歴情報」は、ユーザUによるサービスの利用履歴(行動履歴の一例)などの情報を含む履歴情報であり、例えば、ユーザUの決済履歴情報、ユーザUの検索履歴情報、ユーザUの閲覧履歴情報、およびユーザUのクーポンに関する行動履歴情報などを含む。
ユーザUの決済履歴情報には、ユーザUが決済サービスを用いてオンラインの店舗やショッピングモールなどにおいて購入した商品に関する購入履歴情報、ユーザUが決済サービスを用いてオンラインの店舗やショッピングモールなどにおいて有料で利用したサービスに関するサービス利用履歴情報などが含まれる。
購入履歴情報には、ユーザUが購入した取引対象(商品やサービス)の情報、購入費用の情報、購入日時、購入店舗の情報などが含まれる。サービス利用履歴情報には、ユーザUが利用したサービスの情報、利用費用の情報、利用日時、利用店舗の情報などが含まれる。
ユーザUの検索履歴情報は、例えば、検索サイトでのウェブコンテンツの検索履歴の情報、各種のウェブサイトでの検索履歴の情報などである。ユーザUの閲覧履歴情報は、ユーザUの各サイトでの商品情報の閲覧履歴の情報を含む。
ユーザUのクーポンに関する行動履歴情報は、ユーザUによるクーポンの検索の履歴、ユーザUによるクーポンの獲得の履歴、およびユーザUによるクーポンの利用の履歴などの情報を含む。
図5で示す例では、ユーザID「U1」のユーザUは、属性情報が「属性情報AT1」であり、履歴情報が「履歴情報AC1」であり、ユーザID「U2」のユーザUは、属性情報が「属性情報AT2」であり、履歴情報が「履歴情報AC2」である。また、ユーザID「U3」のユーザUは、属性情報が「属性情報AT3」であり、履歴情報が「履歴情報AC3」である。
なお、図5に示した例では、属性情報や履歴情報などを、「属性情報AT1」~「属性情報AT3」、「履歴情報AC1」~「履歴情報AC3」などの抽象的な文字列で表現したが、属性情報や履歴情報は、具体的な情報またはファイルのアドレスを示す情報などであり、例えば、テキストのデータまたはファイル形式のデータである。また、ユーザ情報記憶部30は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
〔4.2.2.コンテンツ記憶部31〕
コンテンツ記憶部31は、オンラインサイトで提供するコンテンツの情報を記憶する。図6は、実施形態に係るコンテンツ記憶部31に記憶されるコンテンツテーブルの一例を示す図である。図6に示す例では、コンテンツ記憶部31に記憶されるコンテンツテーブルは、「コンテンツID」、「コンテンツ」、および「コンテンツ関連情報」といった項目の情報をコンテンツ毎に含む。
「コンテンツID」は、コンテンツを識別する識別子である。「コンテンツ」は、コンテンツを示す情報であり、例えば、ニュースのコンテンツを示す情報、電子商取引サイトでの取引対象となる商品に関するコンテンツを示す情報、口コミサイトでの口コミの対象となる商品やサービスに関するコンテンツを示す情報などである。
「コンテンツ関連情報」は、コンテンツに関する情報であり、例えば、コンテンツに対してユーザUによって投稿されたコメントである投稿コメントの情報、およびユーザUによるコンテンツに対する評価や投稿コメントに対する評価を示す情報などである。
投稿コメントの情報であり、投稿コメントを識別する識別子、投稿ユーザを識別する識別子、投稿コメントの投稿日時を示す情報、投稿ユーザが投稿コメントを投稿したときの投稿ユーザの位置(投稿位置)を示す情報、投稿コメントの情報、投稿コメントに対する評価を示す情報などを投稿コメント毎に含む。
コンテンツに対する評価は、例えば、肯定的な評価、または否定的な評価などである。肯定的な評価は、例えば、ユーザUによる肯定評価ボタンの選択(例えば、よいボタンの選択)によって行われる。否定評価は、例えば、ユーザUによる否定評価ボタンの選択(例えば、わるいボタンの選択)によって行われる。なお、コンテンツに対する評価は、例えば、学びがある、わかりやすい、新しい視点などといった評価であってもよい。
図6で示す例では、コンテンツID「CO1」のコンテンツは、コンテンツの情報が「コンテンツC1」であり、コンテンツ関連情報が「コンテンツ関連情報E1」である。また、コンテンツID「CO2」のコンテンツは、コンテンツの情報が「コンテンツC2」であり、コンテンツ関連情報が「コンテンツ関連情報E2」である。また、コンテンツID「CO3」のコンテンツは、コンテンツの情報が「コンテンツC3」であり、コンテンツ関連情報が「コンテンツ関連情報E3」である。
なお、図6に示した例では、コンテンツおよびコンテンツ関連情報などを、「コンテンツC1」~「コンテンツC3」および「コンテンツ関連情報E1」~「コンテンツ関連情報E3」などの抽象的な文字列で表現したが、コンテンツおよびコンテンツ関連情報は、具体的な情報またはファイルのアドレスを示す情報などであり、例えば、テキストのデータまたはファイル形式のデータである。また、コンテンツ記憶部31は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
〔4.3.処理部22〕
処理部22は、コントローラであり、例えば、CPUまたはMPUなどのプロセッサによって、情報処理装置1内部の記憶装置(例えば、記憶部21)に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、処理部22は、例えば、ASICやFPGAなどの集積回路により一部または全部が実現されてもよい。
図4に示すように、処理部22は、取得部40と、受付部41と、判定部42と、提供部43と、学習部44とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、処理部22の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
〔4.3.1.取得部40〕
取得部40は、各種情報を取得する。取得部40は、記憶部21から各種の情報を取得する。取得部40は、ユーザ情報記憶部30およびコンテンツ記憶部31などから各種の情報を取得する。例えば、取得部40は、受付部41によって受け付けられた要求や情報などに応じた情報を記憶部21から取得する。
また、取得部40は、通信部20を介して、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、取得部40は、ユーザ情報を外部装置から取得し、取得したユーザ情報をユーザ情報記憶部30に記憶させる。また、取得部40は、コンテンツの情報を外部装置から取得し、取得したコンテンツの情報をコンテンツ記憶部31に記憶させる。
〔4.3.2.受付部41〕
受付部41は、端末装置2などから各種の要求を受け付ける。例えば、受付部41は、端末装置2から送信され通信部20によって受信される要求や情報を受け付ける。
端末装置2から送信され受付部41で受け付けられる要求は、例えば、提供コンテンツ要求、検索要求(検索クエリ)などである。提供コンテンツ要求は、コンテンツの送信要求であり、送信対象となるコンテンツを特定する情報などを含む。検索要求は、例えば、ウェブサイトの検索要求または特定サイトの検索要求などであり、検索キーワードなどの情報を含む。
端末装置2から送信され受付部41で受け付けられる情報は、例えば、情報処理装置1から提供されるコンテンツに対して投稿されたコメントである投稿コメントや情報処理装置1から提供されるコンテンツに対する評価の情報などであるが、かかる例に限定されない。
端末装置2から送信される要求や情報には、例えば、ユーザUを特定するための情報(例えば、ユーザID)および検出情報などを含む。検出情報は、センサ群13によって検出された情報であり、例えば、ユーザUの位置を示す情報などを含む。
〔4.3.3.判定部42〕
判定部42は、取得部40によって取得された履歴情報で示される提供先ユーザの行動履歴と利益適用条件との差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する。提供先ユーザは、提供部43によるコンテンツの提供先となるユーザUである。判定部42は、例えば、利益適用条件毎に差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する。
判定部42は、取得部40によって取得された履歴情報で示される提供先ユーザの行動履歴と利益適用条件との差分を判定する。利益適用条件は、例えば、ニュースサイトで提供するコンテンツであるニュースコンテンツの閲覧回数の条件である閲覧回数条件、検索サイトで提供する検索サービスの利用回数である検索回数の条件である検索回数条件などである。
判定部42は、例えば、ユーザUによるニュースコンテンツの閲覧回数と閲覧回数条件で示される閾値回数との差分である閲覧回数差分や、ユーザUによる検索回数と検索回数条件で示される閾値回数との差分である検索回数差分などを判定する。
閲覧回数条件は、ニュースコンテンツの種別を問わない閲覧回数の条件、またはニュースコンテンツの種別毎の閲覧回数の条件である。判定部42は、閲覧回数条件がニュースコンテンツの種別を問わない閲覧回数の条件である場合、種別を問わないニュースコンテンツの閲覧回数差分を判定する。または、判定部42は、例えば、閲覧回数条件がニュースコンテンツの種別毎の閲覧回数の条件である場合、ニュースコンテンツの種別毎に閲覧回数差分を判定する。
なお、閲覧回数条件は、ニュースコンテンツの閲覧回数の条件に限定されず、例えば、電子商取引イト、飲食店紹介サイト、口コミサイト、またはSNSサイトなどのサイトのコンテンツの閲覧回数の条件であってもよい。
また、検索回数条件は、検索内容を問わない検索回数の条件、または検索内容の種別毎の検索回数の条件である。判定部42は、検索回数条件が検索内容を問わない検索回数の条件である場合、種別を問わない検索回数の検索回数差分を判定する。また、判定部42は、検索回数条件が検索内容の種別毎の検索回数の条件である場合、検索内容の種別毎に検索回数差分を判定する。
検索内容の種別は、例えば、検索対象のカテゴリであり、検索クエリに含まれる検索キーワードなどによって分類される。判定部42は、例えば、キーワードとカテゴリとが対応付けられたカテゴリテーブルを有しており、検索要求に含まれている検索キーワードに対応付けられたカテゴリをカテゴリテーブルから抽出する。
また、検索要求の対象は、検索サイトでのウェブサイトの検索に限定されず、例えば、ニュースサイト、電子商取引イト、飲食店紹介サイト、口コミサイト、またはSNSサイトなどのサイトでのサイト内の検索であってもよい。
利益適用条件は、上述した例に限定されず、例えば、電子商取引イトでの決済金額の条件、電子商取引サイトでの特定カテゴリにおける商品の購入金額の条件、特定サイト(例えば、ポータルサイトやニュースサイト)への訪問回数の条件などであってもよい。
また、判定部42は、提供先ユーザの行動履歴と利益適用条件との差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する。予め定められた条件は、例えば、差分が閾値以下であるという条件である。
差分が閲覧回数差分である場合、閾値は、閲覧回数差分閾値であり、差分が検索回数差分である場合、閾値は、検索回数差分閾値である。また、差分が購入金額差分である場合、閾値は、購入金額差分閾値であり、差分が決済金額差分である場合、閾値は、決済金額差分閾値であり、差分が訪問回数差分である場合、閾値は、訪問回数差分閾値であるが、これらの例に限定されない。
判定部42は、例えば、提供先ユーザの属性、コンテンツを提供する日時や天気、サイトなどに応じて、上述した閾値を変更することができる。例えば、判定部42は、差分の変化が大きい提供先ユーザであれば、閾値を小さくし、差分の変化が小さい提供先ユーザであれば、閾値を大きくしたりすることができる。また、判定部42は、コンテンツを提供する日時が休日であれば、閾値を小さくし、コンテンツを提供する日時が平日であれば、閾値を大きくしたりすることができる。
〔4.3.4.提供部43〕
提供部43は、受付部41によって受け付けられた要求や情報に応じたコンテンツである提供コンテンツを要求元の端末装置2に送信して端末装置2の表示部11に表示させることで、提供コンテンツを要求元の端末装置2のユーザUである提供先ユーザに提供する。
提供部43は、利益適用条件毎に充足容易度および充足困難度を推定する推定部46と、判定部42によって差分が予め定められた条件を満たすと判定された場合、差分を示す提示部47とを備える。
〔4.3.4.1.推定部46〕
推定部46は、利益適用条件を満たす容易さを示す充足容易度を利益適用条件毎に推定する。推定部46は、例えば、差分が少ないほど、差分の変化(例えば、差分の減少度)が速いほど、利益適用条件を満たす容易さを示す充足容易度が高いと判定する。また、推定部46は、提供先ユーザの情報(例えば、提供先ユーザの属性の情報)を入力とし、充足容易度を示すスコアを出力とする充足容易度判定モデルを用いて充足容易度を判定することもできる。
推定部46は、利益適用条件を満たす困難さを示す充足困難度を利益適用条件毎に推定する。推定部46は、例えば、差分が多いほど、差分の変化(例えば、差分の減少度)が遅いほど、利益適用条件を満たす困難さを示す充足困難度が高いと判定する。また、推定部46は、提供先ユーザの情報(例えば、提供先ユーザの属性の情報)の情報を入力とし、充足困難度を示すスコアを出力とする充足困難度判定モデルを用いて充足困難度を判定することもできる。
〔4.3.4.2.提示部47〕
提示部47は、受付部41によって受け付けられた要求や情報に応じたコンテンツである提供コンテンツを要求元の端末装置2に送信して端末装置2の表示部11に表示させることで、提供先ユーザに提供コンテンツに提示する。
提示部47は、判定部42によって差分が予め定められた条件を満たすと判定された場合、判定部42によって予め定められた条件を満たすと判定された差分を示す差分コンテンツを含む提供コンテンツを提供先ユーザに提示する。提示部47は、判定部42によって予め定められた条件を満たすと判定された差分が複数ある場合、これら複数の差分のうち特定条件を満たす差分に対応する差分コンテンツを優先して提供先ユーザに提示する。
ここで、「優先」とは、複数の差分コンテンツを提供先ユーザに提示する場合に提供先ユーザに提示する順番を上位にすることに限定されず、例えば、複数の差分のうち予め定められた数を提供先ユーザに提示する場合に提供先ユーザへの提示対象とすることも含む意味である。
特定条件を満たす差分は、例えば、推定部46によって充足容易度が最も高いと推定された差分、推定部46によって充足困難度が最も高いと推定された差分などであるが、かかる例に限定されない。例えば、特定条件を満たす差分は、推定部46によって充足容易度が閾値以上である推定された差分、推定部46によって充足困難度が閾値以上であると推定された差分などであってもよい。
なお、提示部47は、推定部46によって推定された充足容易度が高い順に差分ンコンテンツを表示することもでき、推定部46によって推定された充足困難度が高い順に差分ンコンテンツを表示することもできる。
また、提示部47は、特定条件にかかわらず、ランダムまたは所定の規則に基づいて、判定部42によって予め定められた条件を満たすと判定された複数の差分のうち選択した差分の差分コンテンツを提供先ユーザへの提示対象とすることもできる。
提示部47は、受付部41によってコンテンツ要求が受け付けられた場合、コンテンツ要求によって特定される提供コンテンツを要求元の端末装置2に送信して端末装置2の表示部11に表示させることで、コンテンツ要求に応じた提供コンテンツを要求元の端末装置2のユーザUである提供先ユーザに提示する。
図7は、実施形態に係る情報処理装置1の提示部47によって提供先ユーザに提示される提供コンテンツの一例を示す図である。図7に示す提供コンテンツ50は、検索コンテンツ51、第1コンテンツ列52、タブ列53、第2コンテンツ列54、第3コンテンツ列55、および差分コンテンツ56を含む。
検索コンテンツ51は、検索枠57aと、検索ボタン57bとを含む。検索枠57aには、提供先ユーザによる操作部12への操作によって検索キーワードが入力される。検索枠57aに検索キーワードが入力された状態で提供先ユーザによる操作部12への操作によって検索ボタン57bが選択されると、端末装置2の情報出力部18は、検索枠57aに入力されている検索キーワードを含む検索要求を不図示の情報提供装置または情報処理装置1に送信する。かかる情報提供装置または情報処理装置1の提供部43は、検索要求に含まれる検索キーワードに応じた検索結果を端末装置2に送信する。かかる検索結果は、情報取得部16によって取得され、表示処理部17によって表示部11に表示される。
第1コンテンツ列52、第2コンテンツ列54、および第3コンテンツ列55に含まれる各コンテンツは、提供先ユーザによって選択された場合に移行先のコンテンツに移行させるコンテンツであり、一部のコンテンツには、例えば、移行先のコンテンツに含まれる情報の一部が表示される。
第1コンテンツ列52のコンテンツが提供先ユーザによって選択された場合、選択されたコンテンツの移行先となるコンテンツが、表示部11に表示される。提供先ユーザは、表示部11に表示される戻るボタンまたはホームボタンを選択することで提供コンテンツ50を再表示させることができる。
第2コンテンツ列54では、上下方向に複数のニュースコンテンツ58a,58b,58c,58dが並べて配列される。第2コンテンツ列54に配列される複数のニュースコンテンツ58a,58b,58c,58dは、タブ列53に含まれるタブの選択によって切り替えられる。
第3コンテンツ列55は、初期画面に移行させためのホームボタンコンテンツの他、提供先ユーザによる選択がある場合に移行先のコンテンツに移行させるコンテンツが含まれる。以下において、ニュースコンテンツ58a,58b,58c,58dの各々を個別に区別せずに示す場合、ニュースコンテンツ58と記載する場合がある。
差分コンテンツ56は、検索コンテンツ51での検索に対応する利益適用条件と提供先ユーザによる検索コンテンツ51での検索履歴との差分である検索差分(例えば、閲覧回数差分)を示す差分コンテンツである。かかる差分コンテンツ56は、検索差分に関する文字列59aと、差分を示す差分提示バー59bとを含む。図7に示す例では、検索差分に関する文字列59aは、「家電のカテゴリをあと6回検索すると特典が付与されます。」であり、差分提示バー59bは、検索差分を図形で示す情報を含む。
差分提示バー59bは、検索差分が少なくなるほど強調部分(図7に示す例ではハッチング部分)が多くなり、かかる差分提示バー59bによって提供先ユーザは、直感的に検索差分を把握することができる。また、差分コンテンツ56に含まれる文字列59aによって、提供先ユーザは、特典が得られるまでに必要な具体的な残りの検索回数を把握することができる。
差分コンテンツ56は、利益適用条件に関係するコンテンツである関係コンテンツの位置と特定の関係を有する位置である特定位置に提示される。図7に示す差分コンテンツ56は、関係コンテンツである検索コンテンツ51の近傍に配置されており、これにより、利益適用条件を満たす検索行動を提供先ユーザがし易くすることができ、提供先ユーザによる検索行動を促進することができる。
なお、差分コンテンツ56の位置(特定位置)は、第1コンテンツ列52とタブ列53との間に限定されず、例えば、検索コンテンツ51と第1コンテンツ列52との間であってもよく、タブ列53と第2コンテンツ列54との間などであってもよい。また、差分コンテンツ56の位置(特定位置)は、検索差分に応じた位置、例えば、検索差分が小さくなるほど検索コンテンツ51の近い位置に配置されてもよい。このように、提示部47は、検索差分に応じた位置に差分コンテンツ56を配置することができる。
第2コンテンツ列54に含まれる複数のニュースコンテンツ58のいずれかが提供先ユーザによる操作部12への操作によって選択されると、端末装置2の情報出力部18は、提供先ユーザによって選択されたニュースコンテンツ58を特定する情報などを含むコンテンツ要求を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1の提示部47は、コンテンツ要求に応じた提供コンテンツを要求元の端末装置2に送信して端末装置2の表示部11に表示させることで、提供先ユーザに提供コンテンツを提供する。提供コンテンツは、例えば、コンテンツ要求で特定されるニュースコンテンツ58とおよびニュースコンテンツ58に関する差分コンテンツなどを含む。
図8は、実施形態に係る情報処理装置1の提示部47によって提供先ユーザに提示される提供コンテンツの他の例を示す図である。図8に示す提供コンテンツ60は、コンテンツ要求で特定されるニュースコンテンツ58と、関連リンク群61と、差分コンテンツ62と、コメントコンテンツ63と、リンク64とを含む。リンク64は、図7に示す提供コンテンツ50に戻るためのGUIであり、提供先ユーザは、リンク64を選択することによって、端末装置2に提供コンテンツ50を表示させることができる。
提供コンテンツ60に含まれるニュースコンテンツ58は、提供先ユーザによって選択されたニュースコンテンツ58であってコンテンツ要求で特定されるニュースコンテンツ58である。関連リンク群61は、提供コンテンツ60に含まれるニュースコンテンツ58に関連するニュースコンテンツに移行するための複数のリンク65a,65bを含む。
差分コンテンツ62は、ニュースコンテンツの閲覧に対応する利益適用条件と提供先ユーザによるニュースコンテンツの閲覧履歴との差分である閲覧差分(例えば、検索回数差分)を示す差分コンテンツである。かかる差分コンテンツ62は、閲覧差分に関する文字列66aと、閲覧差分を示す差分提示バー66bとを含む。図8に示す例では、閲覧差分に関する文字列66aは、「ニュースを本日中にあと4回閲覧すると特典が付与されます。」であり、差分提示バー66bは、閲覧差分を図形で示す情報を含む。
差分提示バー66bは、閲覧差分が少なくなるほど強調部分(図8に示す例ではハッチング部分)が多くなり、かかる差分提示バー66bによって提供先ユーザは、直感的に閲覧差分を把握することができる。また、差分コンテンツ62に含まれる文字列66aによって、提供先ユーザは、特典が得られるまでに必要な具体的な残りの閲覧回数を把握することができる。
差分コンテンツ62は、利益適用条件に関係するコンテンツである関係コンテンツの位置と特定の関係を有する位置である特定位置に提示される。図8に示す差分コンテンツ56は、ニュースコンテンツ58の近傍に配置されており、これにより、利益適用条件を満たす閲覧行動を提供先ユーザがし易くすることができ、提供先ユーザによる閲覧行動を促進することができる。
なお、差分コンテンツ62の位置(特定位置)は、関連リンク群61とコメントコンテンツ63との間に限定されず、例えば、ニュースコンテンツ58内、ニュースコンテンツ58と関連リンク群61との間であってもよく、コメントコンテンツ63内の位置などであってもよい。また、差分コンテンツ62の位置(特定位置)は、閲覧差分に応じた位置、例えば、閲覧差分が小さくなるほどニュースコンテンツ58の近い位置に配置されてもよい。このように、提示部47は、閲覧差分に応じた位置に差分コンテンツ62を配置することができる。
提示部47は、例えば、提供先ユーザの属性や関係コンテンツの種類に応じて、差分コンテンツ56,62の提示位置(上述した特定位置)や提示態様を変更することができる。提示態様は、例えば、文字列59a,66aのフォント、修飾、色、差分提示バー59b,66bの色や形などであるが、かかる例に限定されない。
また、提示部47は、検索差分や閲覧差分に応じて提示態様を変更することもできる。例えば、提示部47は、検索差分が少ないほど差分コンテンツ56の強調度合いを高めたり、閲覧差分が少ないほど差分コンテンツ62の強調度合いを高めたりすることができる。提示態様の変更は、例えば、文字列59a,66aのフォント、修飾、色、差分提示バー59b,66bの色や形を変更することによって行われる。
コメントコンテンツ63は、コンテンツ要求で特定されるニュースコンテンツ58に対応する投稿コメント情報67a,67bを含む。投稿コメント情報67a,67bの各々には、投稿コメント670と、肯定評価ボタン671と、否定評価ボタン672とを含む。
各投稿コメント670は、コンテンツ要求で特定されるニュースコンテンツ58に対する投稿コメントである。肯定評価ボタン671は、投稿コメント670を閲覧した提供先ユーザが投稿コメント670に対して肯定的な評価を行う場合に選択するGUI(Graphical User Interface)ボタンであり、肯定評価ボタン671と対応する位置に、肯定評価ボタン671の選択数が示されている。
否定評価ボタン672は、投稿コメント670を閲覧した提供先ユーザが投稿コメント670に対して否定的な評価を行う場合に選択するGUIボタンであり、否定評価ボタン672と対応する位置に、否定評価ボタン672の選択数が示されている。
〔4.3.5.学習部44〕
学習部44は、各ユーザUと利益適用条件を満たす容易さとの関係について機械学習を行い、ユーザUごとに学習モデルを生成する。例えば、学習部44は、各ユーザUの属性と利益適用条件を満たす容易さとの関係について機械学習を行い、ユーザUの属性ごとに学習モデルを充足容易度判定モデルとして生成することもできる。
例えば、学習部44は、適用される条件を満たす容易さを示す情報として、利益適用条件を満たすまでに要する時間に応じた値または利益適用条件を満たす確率などをラベルとして用いて、各ユーザUの属性と利益適用条件を満たす容易さとの関係について機械学習を行う。推定部46は、提供先ユーザの属性の情報を充足容易度判定モデルに入力し、充足容易度判定モデルから出力されるスコアを充足容易度として用いる。
また学習部44は、各ユーザUと利益適用条件を満たす困難さとの関係について機械学習を行い、ユーザUごとに学習モデルを生成する。例えば、学習部44は、各ユーザUの属性と利益適用条件を満たす困難さとの関係について機械学習を行い、ユーザUの属性ごとに学習モデルを充足困難度判定モデルとして生成することもできる。推定部46は、提供先ユーザの属性の情報を充足困難度判定モデルに入力し、充足困難度判定モデルから出力されるスコアを充足容易度として用いる。
例えば、学習部44は、適用される条件を満たす困難さを示す情報として、利益適用条件を満たすまでに要する時間に応じた値または利益適用条件を満たされない確率などをラベルとして用いて、各ユーザUの属性と利益適用条件を満たす困難さとの関係について機械学習を行う。推定部46は、提供先ユーザの属性の情報を充足困難度判定モデルに入力し、充足容易度判定モデルから出力されるスコアを充足容易度として用いる。
また、学習部44は、例えば、ユーザUの属性に代えてまたは加えてユーザUの行動履歴を用いて、上述した学習モデルを生成することもできる。
〔5.処理手順〕
次に、実施形態に係る情報処理装置1の処理部22による情報処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る情報処理装置1の処理部22による情報処理の一例を示すフローチャートである。図9に示す処理は、例えば、端末装置2からの要求がある場合に開始される処理である。
図9に示すように、情報処理装置1の処理部22は、提供先ユーザの履歴情報を記憶部21から取得する(ステップS20)。そして、処理部22は、ステップS20で取得した履歴情報で示される行動履歴と利益適用条件との差分を判定する(ステップS21)。
つづいて、処理部22は、行動履歴と利益適用条件との差分が予め定められた条件を充足するか否かを判定する(ステップS22)。処理部22は、行動履歴と利益適用条件との差分が予め定められた条件を充足すると判定した場合(ステップS22:Yes)、行動履歴と利益適用条件との差分に対応する差分コンテンツを含む提供コンテンツを提示する(ステップS23)。
また、処理部22は、行動履歴と利益適用条件との差分が予め定められた条件を充足しないと判定した場合(ステップS22:No)、行動履歴と利益適用条件との差分に対応する差分コンテンツを含まない提供コンテンツを提示する(ステップS24)。
処理部22は、ステップS23の処理が終了した場合、またはステップS24の処理が終了した場合、図9に示す処理を終了する。
〔6.変形例〕
提示部47は、差分コンテンツ56,62の提示位置(上述した特定位置)や提示態様は、学習モデルを用いて決定することができる。例えば、提示部47は、提供先ユーザの属性または行動履歴の情報を学習モデルに入力し、学習モデルから出力されるスコアが最も高い提示位置と提示態様の組み合わせを差分コンテンツ56,62の提示位置や提示態様とすることができる。
学習部44は、各ユーザUと差分が利益適用条件を満たし易い差分コンテンツの提示位置および表示対象との組み合わせとの関係について機械学習を行い、ユーザUごとに学習モデルを生成する。例えば、学習部44は、各ユーザUの属性と利益適用条件を満たし易い差分コンテンツの提示位置および表示対象の組み合わせとの関係について機械学習を行い、ユーザUの属性ごとに学習モデルを提示態様判定モデルとして生成することもできる。
また、提示部47は、第2コンテンツ列54に含まれるコンテンツの1つとして差分コンテンツ56,62を含めることもできる。
また、提示部47は、例えば、提供先ユーザのコンテキストが特定のコンテキストである場合には、差分コンテンツ56,62を含まない提供コンテンツを提供先ユーザに提示することもできる。特定のコンテキストは、例えば、提供先ユーザが徒歩や車で移動中であるといった状況であるが、かかる例に限定されない。提供先ユーザのコンテキストは、例えば、端末装置2から送信される検出情報に基づいて、判定部42によって判定される。
また、端末装置2は、情報処理装置1と連携して、取得部40、受付部41、判定部42、提供部43、および学習部44のうちの1以上の一部または全部の機能を実行することができ、取得部40、受付部41、判定部42、提供部43、および学習部44のうちの1以上の機能の一部または全部を有する情報処理装置の一部として機能することができる。例えば、端末装置2は、上述した情報処理装置1の処理のすべてを行う構成あってもよく、処理部15は、取得部40、受付部41、判定部42、提供部43、および学習部44として機能し、記憶部14は、例えば、ユーザ情報記憶部30に記憶される複数のユーザUの情報のうち端末装置2のユーザUの情報などを記憶する。なお、以下において、上述した情報処理装置1と端末装置2の一部または全部とを含む構成または端末装置2を情報処理装置1と記載する場合がある。
図3に示す処理部15は、例えば、CPUまたはMPUなどのプロセッサによって、端末装置2内部の記憶装置(例えば、記憶部14)に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る情報処理装置1または端末装置2は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ80によって実現される。以下、情報処理装置1を例に挙げて説明する。図10は、実施形態に係る情報処理装置1の機能を実現するコンピュータ80の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ80は、CPU81、RAM82、ROM(Read Only Memory)83、HDD(Hard Disk Drive)84、通信インターフェイス(I/F)85、入出力インターフェイス(I/F)86、およびメディアインターフェイス(I/F)87を有する。
CPU81は、ROM83またはHDD84に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM83は、コンピュータ80の起動時にCPU81によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ80のハードウェアに依存するプログラムなどを記憶する。
HDD84は、CPU81によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータなどを記憶する。通信インターフェイス85は、ネットワークN(図2参照)を介して他の機器からデータを受信してCPU81へ送り、CPU81が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器に送信する。
CPU81は、入出力インターフェイス86を介して、ディスプレイやプリンタなどの出力装置、および、キーボードまたはマウスなどの入力装置を制御する。CPU81は、入出力インターフェイス86を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU81は、入出力インターフェイス86を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス87は、記録媒体88に記憶されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM82を介してCPU81に提供する。CPU81は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス87を介して記録媒体88からRAM82上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体88は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)などの光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどである。
例えば、コンピュータ80が実施形態に係る情報処理装置1として機能する場合、コンピュータ80のCPU81は、RAM82上にロードされたプログラムを実行することにより、処理部22の機能を実現する。また、HDD84には、記憶部21内のデータが記憶される。コンピュータ80のCPU81は、これらのプログラムを記録媒体88から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報処理装置1は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホームなどをAPIやネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。また、情報処理装置1の上述した処理の一部は、端末装置2が担ってもよく。この場合、端末装置2の一部の機能は、情報処理装置1と共に情報処理装置として機能する。
また、例えば、図4に示した記憶部21の一部または全部は、各装置によって保持されるのではなく、ストレージサーバなどに保持されてもよい。この場合、各装置は、ストレージサーバにアクセスすることで、各種情報を取得する。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置1は、取得部40と、判定部42と、提示部47とを備える。取得部40は、オンラインサイトにおけるユーザの行動履歴を示す履歴情報を取得する。判定部42は、取得部40によって取得された履歴情報で示される行動履歴と利益が適用される条件との差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する。提示部47は、判定部42によって差分が予め定められた条件を満たすと判定された場合、差分を示す差分コンテンツを提示する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトの利用を促進することができる。
また、提示部47は、利益が適用される条件に関係するコンテンツである関係コンテンツの位置と特定の関係を有する位置である特定位置に差分コンテンツを提示する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトの利用をより促進することができる。
また、関係コンテンツは、ニュースコンテンツ58であり、予め定められた条件は、ニュースコンテンツ58の閲覧回数の条件である。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトによって提供されるニュースコンテンツの利用を促進することができる。
また、関係コンテンツは、検索枠57aと検索ボタン57bとを含む検索コンテンツ51であり、予め定められた条件は、検索コンテンツの利用回数の条件である。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトによって提供される検索サービスの利用を促進することができる。
また、提示部47は、判定部42によって差分に応じて特定位置を変更する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトの利用をより促進することができる。
また、提示部47は、判定部42によって差分に応じて差分コンテンツの提示態様を変更する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトの利用をより促進することができる。
また、判定部42は、利益が適用される条件毎に差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定し、提示部47は、予め定められた条件を満たす差分が複数ある場合、複数の差分のうち特定条件を満たす差分に対応する差分コンテンツを優先して提示する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトの利用をより促進することができる。
また、情報処理装置1は、利益が適用される条件を満たす容易さを示す充足容易度を利益が適用される条件毎に推定する推定部46を備える。特定条件を満たす差分は、複数の差分のうち推定部46で推定された充足容易度が最も高い利益が適用される条件との差分である。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトの利用をより促進することができる。
また、情報処理装置1は、利益が適用される条件を満たす困難さを示す充足困難度を利益が適用される条件毎に推定する推定部46を備える。特定条件を満たす差分は、複数の差分のうち推定部46によって推定された充足困難度が最も高い利益が適用される条件との差分である。これにより、情報処理装置1は、ユーザUによるオンラインサイトの利用をより促進することができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理装置
2 端末装置
10,20 通信部
11 表示部
12 操作部
13 センサ群
14,21 記憶部
15,22 処理部
16 情報取得部
17 表示処理部
18 情報出力部
30 ユーザ情報記憶部
31 コンテンツ記憶部
40 取得部
41 受付部
42 判定部
43 提供部
44 学習部
46 推定部
47 提示部
51 検索コンテンツ
56,62 差分コンテンツ
57a 検索枠
57b 検索ボタン
58,58a,58b,58c,58d ニュースコンテンツ
100 情報処理システム
N ネットワーク

Claims (11)

  1. オンラインサイトにおけるユーザの行動履歴を示す履歴情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記履歴情報で示される前記行動履歴と利益が適用される条件との差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記差分が前記予め定められた条件を満たすと判定された場合、前記差分を示す差分コンテンツを提示する提示部と、を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記提示部は、
    前記利益が適用される条件に関係するコンテンツである関係コンテンツの位置と特定の関係を有する位置である特定位置に前記差分コンテンツを提示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記関係コンテンツは、
    ニュースコンテンツであり、
    前記予め定められた条件は、
    前記ニュースコンテンツの閲覧回数の条件である
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記関係コンテンツは、
    検索枠と検索ボタンとを含む検索コンテンツであり、
    前記予め定められた条件は、
    前記検索コンテンツの利用回数の条件である
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記提示部は、
    前記判定部によって前記差分に応じて前記特定位置を変更する
    ことを特徴とする請求項2~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記提示部は、
    前記判定部によって前記差分に応じて前記差分コンテンツの提示態様を変更する
    ことを特徴とする請求項2~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部は、
    前記利益が適用される条件毎に前記差分が前記予め定められた条件を満たすか否かを判定し、
    前記提示部は、
    前記予め定められた条件を満たす前記差分が複数ある場合、複数の前記差分のうち特定条件を満たす差分に対応する前記差分コンテンツを優先して提示する
    ことを特徴とする請求項2~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記利益が適用される条件を満たす容易さを示す充足容易度を前記利益が適用される条件毎に推定する推定部を備え、
    前記特定条件を満たす差分は、
    複数の前記差分のうち前記推定部で推定された前記充足容易度が最も高い前記利益が適用される条件との差分である
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記利益が適用される条件を満たす困難さを示す充足困難度を前記利益が適用される条件毎に推定する推定部を備え、
    前記特定条件を満たす差分は、
    複数の前記差分のうち前記推定部によって推定された前記充足困難度が最も高い前記利益が適用される条件との差分である
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    オンラインサイトにおけるユーザの行動履歴を示す履歴情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記履歴情報で示される前記行動履歴と利益が適用される条件との差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって前記差分が前記予め定められた条件を満たすと判定された場合、前記差分を示す差分コンテンツを提示する提示工程と、を含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  11. オンラインサイトにおけるユーザの行動履歴を示す履歴情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された前記履歴情報で示される前記行動履歴と利益が適用される条件との差分が予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順によって前記差分が前記予め定められた条件を満たすと判定された場合、前記差分を示す差分コンテンツを提示する提示手順と、をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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