JP2024013530A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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Misuzu Tanno
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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、推定部と、提供部とを備える。推定部は、ユーザが興味を有するカテゴリを推定する。提供部は、推定部によって推定されたカテゴリに属するコンテンツを表示させるタブであってユーザに対して設定されていないタブである未設定タブの情報を提供する。【選択図】図4

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和4年4月11日公開アドレス https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yahoo.android.yjtop&hl=ja&gl=US
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
従来、ユーザに様々な情報を提供する技術が知られている。例えば、複数のタブのうちユーザによって選択されたタブに対応するコンテンツを提供する技術が知られている。
特開2016-062394号公報
上記の従来技術では、タブの追加が可能であり、ユーザは表示させたいカテゴリのタブを追加することができるが、ユーザによるタブの追加をさらに支援することができれば、ユーザの利便性を向上させることができ、この点で改善の余地がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの利便性を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、推定部と、提供部とを備える。推定部は、ユーザが興味を有するカテゴリを推定する。提供部は、推定部によって推定されたカテゴリに属するコンテンツを表示させるタブであってユーザに対して設定されていないタブである未設定タブの情報を提供する。
実施形態の一態様によれば、ユーザの利便性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るコンテンツ記憶部に記憶されるコンテンツテーブルの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る情報処理装置の提供部によって提供され端末装置の表示部に表示されるホームコンテンツの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置の提供部によって提供され端末装置の表示部に表示されるタブコンテンツを含むホームコンテンツの一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る情報処理装置の提供部によって提供され端末装置の表示部に表示されるタブ編集情報の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る情報処理装置の提供部によって提供され端末装置の表示部に表示されるタブコンテンツを含むホームコンテンツの他の例を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による情報処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係る情報処理装置および端末装置の各々の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図1に示す情報処理装置1は、各ユーザUの端末装置2と連携し、オンラインで各種の情報を各ユーザUに提供する情報処理装置であり、例えば、1以上のサーバまたはクラウドシステムなどにより実現される。
情報処理装置1は、各種のコンテンツを提供する。ユーザUは、例えば、ニュース、天気、雨雲、災害、電子メール、路線、決済、ショッピング、オークション、チケット、ファイナンス、スポーツ、イベント、動画、音楽、テレビ番組、旅行、飲食店、渋滞、混雑、経路、地図、ルート検索、ウェブ検索、または料理などに関するコンテンツを情報処理装置1から取得することができる。以下においては、情報処理装置1から主に提供されるコンテンツがニュースのコンテンツであるニュースコンテンツである場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、端末装置2は、情報処理装置1に対してコンテンツ要求を送信し、情報処理装置1は、端末装置2からのコンテンツ要求を受け付ける(ステップS1)。コンテンツ要求は、ユーザUによる端末装置2への操作に応じて、端末装置2から送信される。かかるコンテンツ要求には、例えば、ユーザUの識別子であるユーザID(Identifier)が含まれており、情報処理装置1は、コンテンツ要求に含まれるユーザIDによってユーザUを特定する。
情報処理装置1は、端末装置2からのコンテンツ要求を受け付けると、ホームコンテンツを生成し(ステップS2)、生成したホームコンテンツを端末装置2に送信する(ステップS3)。図1の(a)に示すホームコンテンツには、タブ列と、主タブコンテンツとが含まれる。タブ列には、複数のタブが含まれており、これらのタブの各々は、表示されるコンテンツを切り替えて表示するためのGUI(Graphical User Interface)である。
タブ列に含まれる複数のタブは、例えば、ユーザUによって追加や削除の設定が可能であり、また、並び順の設定も可能である。ユーザUによるタブの設定情報は、例えば、情報処理装置1に記憶されており、情報処理装置1は、ユーザUによるタブの設定情報に基づいて、ホームコンテンツに含まれるタブ列を生成する。なお、後述するように、タブの設定情報は、端末装置2に記憶されてもよく、この場合、タブ列は、端末装置2によって生成される。
主タブコンテンツは、デフォルトのタブコンテンツであり、図1の(a)に示すように、タブ「すべて」に対応する複数のニュースコンテンツを含む。タブ「すべて」は、カテゴリを問わずに選択される複数のニュースコンテンツを表示するためのタブであり、図1の(a)に示す状態では、選択された状態を示すために強調されている。
図1の(a)に示すホームコンテンツにおけるタブ列には、タブ「すべて」、タブ「芸能」、タブ「スポーツ」、タブ「話題」、およびタブ「IT」などが含まれている。ユーザUは、タブ列に含まれる複数のタブの中から所望のタブを選択することができる。タブ「芸能」は、「芸能」のカテゴリに含まれる複数のニュースコンテンツを含むニュースコンテンツ群を表示させるためのタブである。
タブ「スポーツ」は、「スポーツ」のカテゴリに含まれる複数のニュースコンテンツを含むニュースコンテンツ群を表示させるためのタブである。タブ「話題」は、「話題」のカテゴリに含まれる複数のニュースコンテンツを含むニュースコンテンツ群を表示させるためのタブである。タブ「IT」は、「IT」のカテゴリに含まれる複数のニュースコンテンツを含むニュースコンテンツ群を表示させるためのタブである。
タブコンテンツに含まれるニュースコンテンツは、サムネイルとタイトルとを含む見出しコンテンツであり、ユーザUは、見出しコンテンツをクリックまたはタップすることなどによって選択することで、見出しコンテンツのリンク先のニュースコンテンツであるランディングコンテンツを端末装置2に表示させることができる。
ユーザUがタブ列に含まれる複数のタブの中から1つのタブを選択すると、ユーザUが選択したタブを示す情報を含む選択情報が端末装置2から情報処理装置1へ送信される(ステップS4)。かかる選択情報には、ユーザUが選択したタブを示す情報に加え、ユーザUのユーザIDが含まれる。
情報処理装置1は、端末装置2からの選択情報を受け付けると、選択情報に含まれるユーザIDによって特定されるユーザUが興味を有する複数のカテゴリのうちユーザUによってタブ列に追加されていないカテゴリである未設定カテゴリを推定する(ステップS5)。ユーザUが興味を有するカテゴリは、例えば、ユーザUの興味度合いが閾値以上のカテゴリである。
例えば、情報処理装置1は、ステップS5の処理において、端末装置2からの選択情報に含まれるタブを示す情報によって特定されるカテゴリに分類される複数のサブカテゴリの中から、ユーザUが興味を有する未設定カテゴリを推定する。
例えば、選択情報に含まれるタブを示す情報がタブ「スポーツ」を示す情報であり、「スポーツ」のカテゴリに分類される複数のサブカテゴリが、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」であるとする。また、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」がタブ列に設定されていないとする。
この場合、情報処理装置1は、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」の中から、ユーザUが興味を有する未設定カテゴリを推定する。
情報処理装置1において、ユーザUが興味を有するカテゴリの推定は、ユーザUの情報に基づいて行われる。ユーザUの情報は、例えば、ユーザUの属性情報、ユーザUの履歴情報、およびユーザUのコンテキストの情報のうちの1以上の情報である。
ユーザUの属性情報は、ユーザUの属性を示す情報であり、例えば、デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性などである。情報処理装置1は、例えば、ユーザUのサイコグラフィック属性やデモグラフィック属性からユーザUが興味を有するカテゴリを推定することができる。
ユーザUの履歴情報は、例えば、情報処理装置1が提供するオンラインサービスの利用履歴であり、例えば、ユーザUの検索履歴情報や閲覧履歴情報などを含む。情報処理装置1は、例えば、ユーザUの検索履歴情報や閲覧履歴情報からユーザUが興味を有するカテゴリを推定することができる。
ユーザUのコンテキストは、ユーザUの状況であり、例えば、端末装置2に内蔵された1以上のセンサから得られるユーザUの状況(例えば、ユーザUの位置、ユーザUの向き、ユーザUの動作、ユーザUの体温、ユーザUの心拍数など)である。情報処理装置1は、例えば、ユーザUのコンテキストの情報からユーザUが興味を有するカテゴリを推定することができる。
情報処理装置1は、例えば、ユーザUの情報を入力とし、カテゴリ毎の興味スコアを出力とする機械学習によって生成された学習モデルを用いて、ユーザUが興味を有するカテゴリを推定することができる。例えば、情報処理装置1は、選択情報で特定されるユーザUの情報を学習モデルに入力し、学習モデルから出力されるカテゴリ毎の興味スコアが閾値以上であるカテゴリを、ユーザUが興味を有するカテゴリとして推定する。興味スコアは、上述した興味度合いの一例である。
つづいて、情報処理装置1は、選択タブコンテンツを生成する(ステップS6)。選択タブコンテンツは、例えば、選択情報に含まれるタブを示す情報によって特定されるカテゴリに属する複数のコンテンツと、ステップS5でユーザUが興味を有すると推定された未設定タブに対応するカテゴリに属する1以上のニュースコンテンツと、ステップS6でユーザUが興味を有すると推定される未設定タブの情報とを含む。
例えば、選択情報に含まれるタブを示す情報がタブ「スポーツ」を示す情報であり、ステップS5でユーザUが興味を有すると推定された未設定タブがタブ「サッカー」であるとする。この場合、情報処理装置1によって生成される選択タブコンテンツは、カテゴリ「スポーツ」に属する複数のニュースコンテンツと、カテゴリ「サッカー」に属する複数のニュースコンテンツと、タブ「サッカー」の情報とを含む。
カテゴリ「サッカー」に属する複数のニュースコンテンツは、ユーザUが興味を有すると推定される未設定タブに対応する複数のニュースコンテンツである。タブ「サッカー」の情報は、ユーザUが興味を有すると推定される未設定タブの情報である。
つづいて、情報処理装置1は、ステップS6で生成した選択タブコンテンツを端末装置2に送信する(ステップS7)。端末装置2は、情報処理装置1から選択タブコンテンツを取得すると、取得した選択タブコンテンツを表示する。
図1の(b)に示す選択タブコンテンツは、カテゴリ「スポーツ」に属する複数のニュースコンテンツと、カテゴリ「サッカー」に属する複数のニュースコンテンツと、タブ「サッカー」の情報とを含む。カテゴリ「サッカー」に属する複数のニュースコンテンツは、ユーザUが興味を有すると推定される未設定タブに対応する複数のニュースコンテンツである。タブ「サッカー」の情報は、ユーザUが興味を有すると推定される未設定タブの情報であり、「サッカータブを追加してもっと見る」の文字列を含むGUIボタンである。
ユーザUは、選択タブコンテンツのうち、未設定タブの情報であるタブ「サッカー」の情報を選択すると、未設定タブの情報が選択されたことを示す選択情報が端末装置2から情報処理装置1に送信される。情報処理装置1は、未設定タブの情報が選択されたことを示す選択情報を受け付けると、未設定タブを設定済タブとして追加するためのタブ編集情報を端末装置2に送信する。
端末装置2は、タブ編集情報を表示する。ユーザUは、端末装置2を操作することで、タブ編集情報において、タブ列にタブ「サッカー」を追加することができる。これにより、情報処理装置1から端末装置2にタブ「サッカー」が追加されたタブ列を含むホームコンテンツが送信され、ユーザUは、端末装置2を操作することで、タブ「サッカー」を選択し、タブ「サッカー」に対応するカテゴリ「サッカー」に属する複数のコンテンツを含む選択タブコンテンツを端末装置2に表示させることができる。
なお、情報処理装置1は、未設定タブの情報を選択したことを示す選択情報を受け付けると、選択情報で示される未設定タブをタブ列に追加したホームコンテンツを端末装置2に送信して端末装置2に表示させることもできる。情報処理装置1は、選択情報で示される未設定タブのタブ列への追加において、例えば、選択タブコンテンツに対応するタブ(例えば、上述したタブ「スポーツ」)よりも未設定タブ(例えば、上述したタブ「サッカー」)を上位の並び順にすることができる。並び順は、図1の(a),(b)に示すタブ列の左側にあるほど上位の位置である。
このように、選択タブコンテンツには、ユーザUが選択したタブに対応する複数のニュースコンテンツに加えて、ユーザUが興味を有すると推定される未設定タブの情報が含まれる。これにより、ユーザUは、興味を有するがタブ列に未設定であるタブを容易に把握することができ、かかる未設定のタブをタブ列に追加することで、興味を有するコンテンツをタブコンテンツとして端末装置2に表示させることができる。このように、情報処理装置1は、ユーザUが興味を有すると推定される未設定タブの情報を提供することから、ユーザUの利便性を向上させることができる。
例えば、上述した例では、ユーザUが選択したタブ「スポーツ」に対応するカテゴリ「スポーツ」に属する複数のニュースコンテンツを含む選択タブコンテンツに、カテゴリ「スポーツ」のサブカテゴリであるカテゴリ「サッカー」に対応するタブ「サッカー」の情報を含む。そのため、情報処理装置1は、選択したタブに対応するカテゴリをさらに絞り込んだカテゴリのタブをタブ列に追加することを支援することができ、ユーザUの利便性を向上させることができる。
また、上述した例では、ユーザUが選択したタブ「スポーツ」に対応するカテゴリ「スポーツ」に属する複数のニュースコンテンツを含む選択タブコンテンツに、カテゴリ「スポーツ」のサブカテゴリであるカテゴリ「サッカー」に属する複数のニュースコンテンツが含まれる。これにより、ユーザUは、カテゴリ「サッカー」に対応するタブ「サッカー」をタブ列に追加するかどうかの判断を容易に行うことができ、これによっても、ユーザUの利便性を向上させることができる。
なお、上述した例では、ユーザUが選択したタブがタブ「スポーツ」である場合の選択タブコンテンツに含まれる未設定タブについて説明したが、情報処理装置1は、ユーザUが選択したタブがタブ「すべて」である場合の主タブコンテンツにおいても、未設定タブの情報を含ませることができる。
この場合、情報処理装置1は、すべてのカテゴリのうちでユーザUが興味を有すると推定されるカテゴリに対応する未設定タブの情報を主タブコンテンツに含ませることができる。例えば、情報処理装置1は、ユーザUが有する興味度合いが最も高いカテゴリに対応する未設定タブの情報またはユーザUが有する興味度合いが閾値以上であって予め定められた数のカテゴリを主タブコンテンツに含ませることができる。
また、図1に示すホームコンテンツの一部は、端末装置2において予め記憶された情報に基づいて端末装置2によって生成されてもよい。例えば、ユーザUによって編集されたタブの設定情報は、端末装置2に記憶されてもよく、この場合、端末装置2は、ユーザUによるタブの設定情報に基づいて、ホームコンテンツのうちタブ列を生成する。
また、上述した例では、情報処理装置1がホームコンテンツを生成して端末装置2に表示させるが、ホームコンテンツは、端末装置2主体の処理により表示されてもよい。例えば、情報処理装置1は、API(Application Programming Interface)などのインターフェイスを介して端末装置2から入力された情報に基づき、複数の情報(例えば、ニュースコンテンツ)を端末装置2に提供し、端末装置2が情報処理装置1から提供された複数の情報に基づいてホームコンテンツを生成して表示させるものであってもよい。また、図1では、端末装置2と情報処理装置1とが別装置である場合を示したが、端末装置2と情報処理装置1とが一体であってもよい。
以下、このような処理を行う情報処理装置1および端末装置2を含む情報処理システムの構成などについて、詳細に説明する。
〔2.情報処理システムの構成〕
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム100は、情報処理装置1と、複数の端末装置2とを含む。
情報処理装置1および複数の端末装置2は、ネットワークNを介して、有線または無線により互いに通信可能に接続される。なお、図2に示す情報処理システム100には、情報処理装置1が複数含まれてもよい。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
情報処理装置1は、各種のコンテンツを提供する。例えば、情報処理装置1は、ニュースコンテンツを提供するサービスであるニュース提供サービスを提供する。また、情報処理装置1は、例えば、ショッピングサイト、オークションサイト、フリーマーケットサイト、飲食店紹介サイト、口コミサイト、またはSNS(Social Networking Service)サイトなどによるオンラインサービスを提供することもできる。
各端末装置2は、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機、またはPDA(Personal Digital Assistant)などである。各端末装置2は、ユーザUによって操作される。なお、各端末装置2は、上述した例に限定されず、例えば、スマートウォッチまたはウェアラブルデバイス(Wearable Device)などであってもよい。
また、端末装置2は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)などの無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LANなどの近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報処理装置1と通信することができる。
〔3.端末装置2〕
図3は、実施形態に係る端末装置2の構成の一例を示す図である。図3に示すように、実施形態に係る端末装置2は、通信部10と、表示部11と、操作部12と、センサ群13と、記憶部14と、処理部15とを備える。
〔3.1.通信部10〕
通信部10は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部10は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置1との間で情報の送受信を行う。
〔3.2.表示部11〕
表示部11は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどである。
〔3.3.操作部12〕
操作部12は、例えば、文字、数字、およびスペースを入力するためのキー、エンターキーおよび矢印キーなどを含むキーボード、マウス、および電源ボタンなどを含む。表示部11は、タッチパネル対応ディスプレイであり場合、操作部12はタッチパネルを含む。
〔3.4.センサ群13〕
センサ群13は、例えば、測位センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、照度センサ、およびイメージセンサなどを含む。測位センサは、端末装置2の位置を検出するセンサである。加速度センサは、端末装置2の加速度を検出するセンサである。ジャイロセンサは、端末装置2の傾きおよび回転などの姿勢を検出するセンサである。地磁気センサは、地磁気を検出するセンサである。照度センサは、端末装置2の周囲の明暗を示す照度を検出するセンサであり、イメージセンサは、端末装置2の周囲を撮像するセンサである。
〔3.5.記憶部14〕
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。
記憶部14には、例えば、情報処理装置1から送信されネットワークNおよび通信部10を介して処理部15によって取得された情報およびセンサ群13によって検出された情報である検出情報などが記憶される。
〔3.6.処理部15〕
処理部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)などによって、端末装置2内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。処理部15は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により一部または全部が実現されてもよい。処理部15は、情報取得部16と、表示処理部17と、情報出力部18とを備える。
〔3.6.1.情報取得部16〕
情報取得部16は、情報処理装置1から送信されネットワークNを介して通信部10で受信される種々のコンテンツを取得する。情報処理装置1から送信されるコンテンツは、例えば、上述したホームコンテンツ、主タブコンテンツ、選択タブコンテンツ、およびタブ編集情報などである。
〔3.6.2.表示処理部17〕
表示処理部17は、情報取得部16によって取得された情報を表示部11に表示させる。例えば、表示処理部17は、情報取得部16によって取得されたコンテンツなどの情報を表示部11に表示させる。
〔3.6.3.情報出力部18〕
情報出力部18は、例えば、ユーザUによる操作部12への操作に応じた情報である操作情報を情報処理装置1へ通信部10を介して送信する。また、情報出力部18は、センサ群13によって検出された情報である検出情報を情報処理装置1へ通信部10を介して送信する。
〔4.情報処理装置1の構成〕
図4は、実施形態に係る情報処理装置1の構成の一例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置1は、通信部20と、記憶部21と、処理部22とを有する。
〔4.1.通信部20〕
通信部20は、例えば、NICなどによって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、他の各種装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部20は、複数の端末装置2の各々との間でネットワークNを介して情報の送受信を行う。
〔4.2.記憶部21〕
記憶部21は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。記憶部21は、ユーザ情報記憶部30とコンテンツ記憶部31とを有する。
〔4.2.1.ユーザ情報記憶部30〕
ユーザ情報記憶部30は、ユーザUに関する各種の情報を記憶する。図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部30に記憶されるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。図5に示す例では、ユーザ情報記憶部30に記憶されるユーザ情報テーブルは、「ユーザID」、「属性情報」、「履歴情報」、および「設定情報」といった項目の情報を含む。
「ユーザID」は、ユーザUを識別する識別子である。「属性情報」は、「ユーザID」に対応付けられたユーザUの属性に関する属性情報である。ユーザUの属性は、例えば、デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性などである。デモグラフィック属性は、人口統計学的属性であり、例えば、年齢、性別、職業、居住地、年収、家族構成などである。サイコグラフィック属性は、心理学的属性であり、例えば、ライフスタイル、価値観、興味関心などである。
「履歴情報」は、「ユーザID」に対応付けられたユーザUのサービスの利用履歴などの情報を含む履歴情報であり、例えば、ユーザUの決済履歴情報、ユーザUの検索履歴情報、ユーザUの閲覧履歴情報、ユーザUのコンテキスト履歴情報、およびユーザUの移動履歴情報などを含む。
ユーザUの決済履歴情報には、ユーザUが決済サービスを用いてオンライン、実店舗、または実施設などにおいて購入した商品に関する購入履歴情報、ユーザUが決済サービスを用いてオンライン、実店舗、実施設などにおいて有料で利用したサービスに関するサービス利用履歴情報などが含まれる。
購入履歴情報には、ユーザUが購入した商品の情報、購入費用の情報、購入日時、購入店舗の情報などが含まれる。サービス利用履歴情報には、ユーザUが利用したサービスの情報、利用費用の情報、利用日時、利用店舗の情報などが含まれる。
ユーザUの検索履歴情報は、例えば、検索サイトでのウェブコンテンツの検索履歴の情報、各種のウェブサイトでの検索履歴の情報などである。ユーザUの閲覧履歴情報は、ユーザUのウェブコンテンツの閲覧履歴の情報であり、例えば、ユーザUの物件情報の閲覧履歴の情報、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗のチラシの閲覧履歴の情報などの種々の情報を含む。
ユーザUの移動履歴情報は、ユーザUの移動履歴の情報であり、例えば、単位時間毎のユーザUの位置の情報を含む。なお、ユーザUの移動履歴情報は、訪問した店舗や施設などの情報であってもよい。ユーザUのコンテキスト履歴情報は、処理部22によって推定されたユーザUコンテキストの履歴情報である。ユーザUのコンテキストは、ユーザUの状況である。
ユーザUの状況は、例えば、ユーザUの位置、ユーザUの向き、ユーザUの動作、ユーザUの体温、ユーザUの心拍数などであり、例えば、端末装置2から情報処理装置1に送信される検出情報に基づいて、処理部22によってユーザ情報記憶部30に記憶される。なお、ユーザUの状況は、例えば、ユーザUが電車で移動している状態、ユーザUが散歩している状態、ユーザUが入浴している状態、ユーザUが就寝している状態などであってもよい。
「設定情報」は、「ユーザID」に対応付けられたユーザUに対して設定された上述したタブ列の設定情報であり、タブ列に含まれる複数のタブの種類を示す情報、タブ列に含まれる複数のタブの並び順を示す情報などが含まれる。なお、タブ列の設定情報は、予め定められたタブの種類と並び順とを示すデフォルトの情報であるが、タブ編集情報によってユーザUによってタブ列が編集された場合、ユーザUによって編集されたタブの種類と並び順とを示す情報である。
〔4.2.2.コンテンツ記憶部31〕
コンテンツ記憶部31は、コンテンツに関する情報を記憶する。図6は、実施形態に係るコンテンツ記憶部31に記憶されるコンテンツテーブルの一例を示す図である。図6に示した例では、コンテンツ記憶部31に記憶されるコンテンツテーブルは、「コンテンツID」、「コンテンツ」、および「カテゴリ」といった項目の情報を有する。
「コンテンツID」は、コンテンツを識別する識別子である。「コンテンツ」は、「コンテンツID」に対応付けられたコンテンツに関する情報である。具体的には、コンテンツに関する情報は、例えば、コンテンツの内容に関する情報またはコンテンツのアドレスの情報などである。
例えば、「コンテンツ」は、タブコンテンツに含まれるコンテンツである見出しコンテンツの情報(例えば、サムネイル、タイトル、リンク先の情報など)と、見出しコンテンツのリンク先となるコンテンツであるランディングコンテンツの情報などを含む。
「コンテンツ」は、例えば、ニュースコンテンツであるが、ニュースコンテンツ以外のコンテンツを含んでいてもよい。例えば、ショッピングやオークションのコンテンツであってもよく、Q&A(知恵袋)、天気、雨雲、災害、電子メール、路線、決済、チケット、ファイナンス、スポーツ、イベント、動画、音楽、テレビ番組、旅行、飲食店、渋滞、混雑、経路、地図、ルート検索、ウェブ検索、または料理などに関するコンテンツであってもよい。また、コンテンツは、ウェブブログサイト、SNSサイト、決済サービスなどに関するコンテンツであってもよい。
「カテゴリ」は、「コンテンツID」に対応付けられたコンテンツが属するカテゴリを示す情報である。コンテンツのカテゴリは、例えば、階層構造で規定されており、コンテンツのカテゴリの大きさは、階層構造における上層のカテゴリほど大きく、階層構造における下層のカテゴリほど小さい。例えば、カテゴリ「スポーツ」の下層のカテゴリは、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、カテゴリ「格闘技」などである。
また、カテゴリ「ファッション」の下層のカテゴは、例えば、カテゴリ「メンズファッション」、カテゴリ「レディースファッション」などである。また、カテゴリ「メンズファッション」下層のカテゴリは、カテゴリ「Tシャツ」、カテゴリ「カジュアルシャツ」、カテゴリ「チノパン」、カテゴリ「ジーンズ」、カテゴリ「パーカー」、カテゴリ「ローファー」などである。
「カテゴリ」には、例えば、該当カテゴリの情報が含まれ、該当カテゴリの上層のカテゴリがある場合には最上層までのカテゴリの情報がさらに含まれる。例えば、カテゴリ「ボクシング」に該当するコンテンツのカテゴリの情報は、カテゴリ「ボクシング」、カテゴリ「格闘技」、カテゴリ「スポーツ」を含む。
図6では、コンテンツID「C1」のコンテンツは、コンテンツCNT1であり、カテゴリは、カテゴリCA1であり、コンテンツID「C2」のコンテンツは、コンテンツCNT2であり、カテゴリは、カテゴリCB3である。また、コンテンツID「C3」のコンテンツは、コンテンツCNT3であり、カテゴリは、カテゴリCD2である。
なお、図6に示した例では、コンテンツなどを「コンテンツCNT1」などの抽象的な符号を含む文字列で表現したが、コンテンツなどは、例えば、具体的な数値および具体的な文字列などの各種情報を含むファイル形式のデータ、またはかかるデータの格納場所を示す情報である。コンテンツなどは、上記形式以外の情報であってもよい。また、コンテンツ記憶部31は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
〔4.3.処理部22〕
処理部22は、コントローラであり、例えば、CPUまたはMPUなどのプロセッサによって、情報処理装置1内部の記憶装置(例えば、記憶部21)に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、処理部22は、例えば、ASICやFPGAなどの集積回路により一部または全部が実現されてもよい。
図4に示すように、処理部22は、取得部40と、受付部41と、推定部42と、判定部43と、提供部44とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、処理部22の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
〔4.3.1.取得部40〕
取得部40は、各種情報を取得する。取得部40は、記憶部21から各種の情報を取得する。取得部40は、ユーザ情報記憶部30およびコンテンツ記憶部31などから各種の情報を取得する。
また、取得部40は、例えば、端末装置2または外部装置などからユーザUの情報を取得し、取得したユーザUの情報をユーザ情報記憶部30に記憶することもできる。端末装置2から取得されるユーザUの情報には、例えば、上述した検出情報が含まれる。また、取得部40は、例えば、外部装置などから各種のコンテンツを取得し、取得したコンテンツをコンテンツ記憶部31に記憶することもできる。
〔4.3.2.受付部41〕
受付部41は、各種要求を受け付ける。受付部41は、外部の情報処理装置から各種要求を受け付ける。受付部41は、通信部20を介して、外部の情報処理装置から各種要求を示す情報を受信する。例えば、受付部41は、端末装置2から要求を受け付ける。
受付部41は、例えば、上述したコンテンツ要求や選択情報を端末装置2から受け付ける。コンテンツ要求には、例えば、コンテンツ要求を送信した端末装置2のユーザUのユーザIDや要求対象となるコンテンツを特定する情報などが含まれている。選択情報には、例えば、コンテンツ要求を送信した端末装置2のユーザUのユーザIDや選択されたタブを特定する情報などが含まれる。
また、受付部41は、タブ列編集要求を受け付ける。タブ列編集要求には、例えば、タブ列に追加するタブを示す情報、タブ列から削除するタブを示す情報、タブ列を構成する複数のタブの並び順を示す情報などが含まれる。受付部41は、タブ列編集要求を受け付けた場合、タブ列編集要求に応じたユーザ情報記憶部30に記憶される設定情報を更新する。
〔4.3.3.推定部42〕
推定部42は、ユーザUが興味を有するカテゴリを推定する。推定部42は、例えば、ユーザUの情報に基づいて、ユーザUが興味を有するカテゴリを推定する。ユーザUの情報は、例えば、ユーザUの属性情報、ユーザUの履歴情報、およびユーザUのコンテキストの情報のうちの1以上の情報である。
推定部42は、例えば、ユーザUの情報を入力とし、カテゴリ毎の興味スコアを出力とする機械学習によって生成された学習モデルを用いて、ユーザUが興味を有するカテゴリを推定することができる。
例えば、推定部42は、選択情報で特定されるユーザUの情報を学習モデルに入力し、学習モデルから出力されるカテゴリ毎の興味スコアが閾値以上であるカテゴリを、ユーザUが興味を有するカテゴリとして推定する。興味スコアは、ユーザUが興味を有する度合いが高いカテゴリほど値が高くなる。
学習モデルは、例えば、ユーザUが興味を有するカテゴリを示すデータとユーザUの情報とをユーザU毎に含むデータセットを用いて生成される。学習モデルは、例えば、畳み込みニューラルネットワーク、リカレントニューラルネットワーク、またはディープニューラルネットワークなどのニューラルネットワークによる機械学習によって生成されるが、かかる例に限定されない。例えば、学習モデルは、ニューラルネットワークに代えて、線形回帰またはロジスティック回帰といった学習アルゴリズムによる機械学習を用いて生成されてもよい。
推定部42は、ユーザUに対して設定されているタブである設定済タブに対応する複数のカテゴリの中からユーザUが興味を有するカテゴリを推定する。設定済タブに対応する複数のカテゴリは、設定済タブで表示されるコンテンツが属するカテゴリを分類した複数のサブカテゴリであり、設定済タブで示されるカテゴリの下層の複数のカテゴリである。
例えば、設定済タブがタブ「スポーツ」である場合、設定済タブで表示されるコンテンツが属するカテゴリを分類した複数のサブカテゴリは、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」などである。
推定部42は、例えば、受付部41によって端末装置2からの選択情報が受け付けられた場合、タブ列に設定されていないカテゴリであって選択情報に含まれるユーザIDによって特定されるユーザUが興味を有するカテゴリを推定する。
例えば、推定部42は、端末装置2からの選択情報に含まれるタブを示す情報によって特定されるカテゴリに分類されるサブカテゴリのうちの未設定カテゴリの中から、ユーザUが興味を有する未設定カテゴリを推定する。
例えば、選択情報に含まれるタブを示す情報がタブ「スポーツ」を示す情報であり、「スポーツ」のカテゴリに分類される複数のサブカテゴリが、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」であるとする。また、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」がタブ列に設定されていないとする。
この場合、推定部42は、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」の中から、ユーザUが興味を有する未設定カテゴリを推定する。
また、選択情報に含まれるタブを示す情報がタブ「すべて」を示す情報であるとする。この場合、推定部42は、すべてのカテゴリの中から、ユーザUが興味を有する未設定カテゴリを推定する。また、推定部42は、受付部41によって端末装置2からの選択情報を受け付けられる前に、ユーザUが興味を有する未設定カテゴリを推定することもできる。
また、ユーザUが興味を有するカテゴリとして推定部42によって推定されるカテゴリは、未設定カテゴリに加えて、タブ列に設定済みのタブに対応するカテゴリである設定済カテゴリを含むこともできる。例えば、推定部42は、選択情報に含まれるタブを示す情報がタブ「すべて」を示す情報である場合、ユーザUが興味を有する未設定カテゴリと設定済カテゴリとを推定する。
また、推定部42は、タブコンテンツに含まれるコンテンツのユーザUによる選択履歴に基づいて、ユーザUが興味を有するカテゴリを推定することができる。タブコンテンツにおける設定済タブに対応するコンテンツは、例えば、タブコンテンツにおける設定済タブに含まれる見出しコンテンツである。見出しコンテンツのユーザUによる選択は、例えば、見出しコンテンツに対するタップ操作またはクリック操作などによって行われる。
例えば、推定部42は、設定済タブがタブ「スポーツ」である場合、タブ「スポーツ」に対応するコンテンツのユーザUによる選択履歴に基づいて、タブ「スポーツ」に対応するカテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」の中から、ユーザUが興味を有するカテゴリを推定する。この場合、推定部42は、例えば、コンテンツの選択回数またはコンテンツの選択頻度が閾値以上のカテゴリ、またはコンテンツの選択回数またはコンテンツの選択頻度が最も高いカテゴリをユーザUが興味を有するカテゴリとして推定する。
〔4.3.4.判定部43〕
判定部43は、タブ列に含まれるタブの選択の頻度が閾値以下であるか否かを判定する。タブの選択の頻度は、例えば、単位期間当たりのユーザUによるタブの選択回数である。
例えば、判定部43は、受付部41によって受け付けられた選択情報で特定されユーザUによって選択されたタブ(設定済タブの一例)の選択の頻度が閾値以下であるか否かを判定する。
〔4.3.5.提供部44〕
提供部44は、端末装置2からのコンテンツ要求が受付部41によって受け付けられた場合、受付部41によって受け付けられたコンテンツ要求で特定されるコンテンツを端末装置2に送信することで、コンテンツ要求で特定されるコンテンツをユーザUに提供する。例えば、提供部44は、コンテンツ要求で特定されるコンテンツがホームコンテンツである場合、上述した主タブコンテンツを含むホームコンテンツを端末装置2に送信する。
また、提供部44は、端末装置2からの選択情報が受付部41によって受け付けられた場合、受付部41によって受け付けられた選択情報で特定されるタブコンテンツである選択タブコンテンツを端末装置2に送信する。
選択タブコンテンツは、推定部42によってユーザUが興味を有するとして推定されたカテゴリに属するコンテンツを表示させるタブであってユーザUに対して設定されていないタブである未設定タブの情報を含む。また、選択タブコンテンツは、未設定タブの情報と共に表示される情報として未設定タブに対応するコンテンツを含む。
例えば、選択情報に含まれるタブを示す情報がタブ「スポーツ」を示す情報であり、「スポーツ」のカテゴリに分類される複数のサブカテゴリが、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」であるとする。また、カテゴリ「野球」、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」がタブ列に設定されておらず、ユーザUが興味を有するカテゴリとして、推定部42によってカテゴリ「サッカー」が推定されたとする。
この場合、選択タブコンテンツは、ユーザUが興味を有する未設定カテゴリの情報およびそのコンテンツとして、カテゴリ「サッカー」の情報と、カテゴリ「サッカー」に属する1以上のコンテンツとを含む。
また、選択タブコンテンツは、ユーザUに対して設定されているタブである設定済タブに対応するカテゴリが推定部42によってユーザUが興味を有すると推定された場合、かかる設定済タブに遷移するリンクの情報を含む。
例えば、選択情報に含まれるタブを示す情報がタブ「スポーツ」を示す情報であり、「スポーツ」のカテゴリに分類されるカテゴリ「テニス」に対応するタブ「テニス」がタブ列に設定されており、ユーザUが興味を有するカテゴリとして、推定部42によってカテゴリ「テニス」が推定されたとする。この場合、選択タブコンテンツは、ユーザUが興味を有する設定済カテゴリとして、カテゴリ「テニス」の情報と、タブ「テニス」に遷移するリンクの情報を含む。ユーザUは、タブ「テニス」に遷移するリンクの情報を選択することでタブ「テニス」の選択タブコンテンツを端末装置2に表示させることができる。
提供部44は、判定部43による判定結果に基づいて、タブコンテンツを端末装置2に送信することもできる。例えば、提供部44は、判定部43によって設定済タブの選択の頻度が閾値以下であると判定された場合に、ユーザUが興味を有するカテゴリに対応する未設定タブの情報を含むタブコンテンツを端末装置2に送信する。
例えば、ユーザUによって選択された設定済タブがタブ「スポーツ」であり、かかるタブ「スポーツ」の選択の頻度が閾値以下であるとする。この場合、提供部44は、タブ「スポーツ」に対応するカテゴリ「スポーツ」に含まれるサブカテゴリのうちユーザUが興味を有するサブカテゴリに対応する未設定タブの情報を含むタブコンテンツを端末装置2に送信する。
また、提供部44は、判定部43によって設定済タブの選択の頻度が閾値以上であると判定された場合に、ユーザUが興味を有するカテゴリに対応する未設定タブの情報を含むタブコンテンツを端末装置2に送信することもできる。
ここで、提供部44によって提供され端末装置2の表示部11に表示されるホームコンテンツについて、図面を参照してさらに詳細に説明する。なお、以下において、ニュースコンテンツを単にコンテンツと記載する場合がある。
図7は、実施形態に係る情報処理装置1の提供部44によって提供され端末装置2の表示部11に表示されるホームコンテンツの一例を示す図である。図7に示すホームコンテンツ50は、検索ボックス51、検索ボタン52、タブ列53、タブコンテンツ54を含む。図1に示すタブコンテンツ54は、上述した主タブコンテンツの一例である。
検索ボックス51には、ユーザUによる操作部12への操作によって検索キーワードが入力される。検索ボックス51に検索キーワードが入力された状態でユーザUによる操作部12への操作によって検索ボタン52が選択されると、端末装置2の情報出力部18は、検索ボックス51に入力されている検索キーワードを含む検索クエリを情報処理装置1に送信する。提供部44は、検索クエリに含まれる検索キーワードに応じた検索結果を端末装置2に送信する。かかる検索結果は、情報取得部16によって取得され、表示処理部17によって表示部11に表示される。
タブ列53は、ユーザUによって選択可能な複数のタブ56a,56b,56c,56d,56eを含む。タブ56aは、タブ「すべて」であり、タブ56bは、タブ「芸能」であり、タブ56cは、タブ「スポーツ」であり、タブ56eは、タブ「話題」であり、タブ56eは、タブ「IT」である。
図示していないが、タブ列53には、タブ56a,56b,56c,56d,56e以外のタブも含まれている。ユーザUは、スワイプ操作またはスクロール操作によって、端末装置2の表示部11に、タブ56a,56b,56c,56d,56e以外のタブを選択可能に表示させることができる。以下において、タブ56a,56b,56c,56d,56eを含む複数のタブの各々を個別に区別せずに示す場合、タブ56と記載する場合がある。
図7に示すタブコンテンツ54では、上下方向に複数のコンテンツ57a,57b,57c,57d,57eが並べて配列される。タブコンテンツ54には、コンテンツ57a,57b,57c,57d,57e以外のコンテンツも含まれている。
タブコンテンツ54に含まれる各コンテンツは、ユーザUによって選択された場合にリンク先のコンテンツに移行させるコンテンツであり、リンク先のコンテンツに含まれる情報の一部が表示される。
ユーザUは、スワイプ操作またはスクロール操作によって、端末装置2の表示部11に、コンテンツ57a,57b,57c,57d,57e以外のコンテンツを選択可能に表示させることができる。以下において、コンテンツ57a,57b,57c,57d,57eを含む複数のコンテンツの各々を個別に区別せずに示す場合、コンテンツ57と記載する場合がある。
タブコンテンツ54に配列される複数のコンテンツ57は、タブ列53に含まれるタブ56の選択によって切り替えられる。図8は、実施形態に係る情報処理装置1の提供部44によって提供され端末装置2の表示部11に表示されるタブコンテンツを含むホームコンテンツ50の一例を示す図である。
図8に示すホームコンテンツ50は、図7に示すホームコンテンツ50のタブ56cがユーザUによって選択された場合、端末装置2の表示部11に表示されるコンテンツである。図8に示すホームコンテンツ50は、タブコンテンツ54に代えて、タブコンテンツ55を含み、タブ列53においてユーザUによって選択されたタブ56cが強調表示される。タブコンテンツ55は、選択タブコンテンツの一例である。
図8に示すタブコンテンツ55は、第1コンテンツ60a,60bと、第2コンテンツ61a,61bと、レコメンド情報62と、未設定タブ情報63とを含む。第1コンテンツ60a,60bは、ユーザUによって選択されたタブ56cであるタブ「スポーツ」に対応するカテゴリ「スポーツ」に属するコンテンツである。
図8に示す例では、第1コンテンツ60a,60bは、カテゴリ「スポーツ」に含まれるカテゴリ「野球」に属するコンテンツであるが、第1コンテンツ60a,60bは、カテゴリ「スポーツ」に属するコンテンツであればよく、例えば、カテゴリ「サッカー」、カテゴリ「テニス」、およびカテゴリ「格闘技」のいずれかに属するコンテンツであってもよい。
第2コンテンツ61a,61bは、推定部42によってユーザUが興味を有すると推定された未設定カテゴリに属するコンテンツであり、図8に示す例では、タブ「スポーツ」に対応する複数のサブカテゴリ(例えば、野球、サッカー、テニス、格闘技など)のうちカテゴリ「サッカー」である。以下において、第2コンテンツ61a,61bを含む複数の第2コンテンツの各々を個別に区別せずに示す場合、第2コンテンツ61と記載する場合がある。
図8に示す例では、第2コンテンツ61は、図8に示す上下方向に配列されるが、図8に示す左右方向に配列されてもよい。複数の第2コンテンツ61が左右方向に配列される場合、複数の第2コンテンツ61は、スワイプ操作またはスクロール操作によって、スクロール可能であってもよく、またカルーセル表示されてもよい。
このように、図8に示すタブコンテンツ55では、推定部42によってユーザUが興味を有すると推定された未設定カテゴリに属するコンテンツが含まれており、これにより、情報処理装置1は、ユーザUの利便性を向上させることができる。
また、レコメンド情報62は、推定部42によってユーザUが興味を有すると推定された未設定カテゴリを提案する情報であり、図8に示す例では、文字列「サッカータブで最新のサッカー情報をまとめてチェック」を含む。
また、未設定タブ情報63は、推定部42によってユーザUが興味を有すると推定された未設定タブの情報であり、「サッカータブを追加してもっと見る」の文字列を含むGUIボタンである。図8に示す例では、推定部42によってユーザUが興味を有すると推定された未設定タブは、タブ「サッカー」である。
このように、図8に示すタブコンテンツ55では、推定部42によってユーザUが興味を有すると推定された未設定タブの情報が含まれることから、情報処理装置1は、ユーザUの利便性を向上させることができる。
また、第2コンテンツ61やレコメンド情報62は、未設定タブ情報63に対応する位置に配置されることから、ユーザUは、第2コンテンツ61やレコメンド情報62を確認することで、未設定タブ情報63を選択するか否かの判断を容易に行うことができる。なお、図8に示すタブコンテンツ55において例えばレコメンド情報62などは含まれなくてもよい。
ユーザUは、操作部12への操作によって未設定タブ情報63を選択すると、端末装置2の情報出力部18は未設定タブの情報を選択したことを示す選択情報を情報処理装置1に送信する。情報処理装置1の提供部44は、未設定タブの情報を選択したことを示す選択情報が受付部41によって受け付けられた場合、未設定タブを設定済タブとして編集するためのタブ編集情報を端末装置2に送信する。かかるタブ編集情報は、情報取得部16によって取得され、表示処理部17によって表示部11に表示される。
ユーザUは、端末装置2を操作することで、タブ編集情報において、タブ列53にタブ「サッカー」を追加することができる。これにより、情報処理装置1から端末装置2にタブ「サッカー」が追加されたタブ列53を含むホームコンテンツ50が送信され、ユーザUは、端末装置2を操作することで、タブ「サッカー」を選択し、タブ「サッカー」に対応するカテゴリ「サッカー」に属する複数のコンテンツを含む選択タブコンテンツを端末装置2の表示部11に表示させることができる。
図9は、実施形態に係る情報処理装置1の提供部44によって提供され端末装置2の表示部11に表示されるタブ編集情報の一例を示す図である。図9に示すタブ編集情報70は、タブ列状態領域71と、タブ編集領域72と、完了ボタン73とを含む。タブ列状態領域71では、現時点のタブ列53に含まれる複数のタブ56を示す情報が現時点のタブ列53におけるタブ56の並び順で示される。
タブ編集領域72では、タブ列53に含ませることが可能な複数のタブ56のサムネイルを含むGUIが示されており、ユーザUは、操作部12への操作(例えば、タップ操作やクリック操作)によって、追加や削除したいタブのサムネイルを選択することで、タブ列53へのタブ56の追加やタブ列53からのタブ56の削除が可能である。また、ユーザUは、操作部12への操作(例えば、タップ操作、クリック操作、またはドラッグアンドドロップ操作)によって、タブ列53における複数のタブ56の並び順を設定することができる。
ユーザUは、タブ編集領域72でタブ列53の編集を行った後、操作部12への操作(例えば、タップ操作やクリック操作)によって、完了ボタン73を選択することで、端末装置2の情報出力部18がタブ列53の編集内容を示すタブ設定情報を情報処理装置1に送信する。情報処理装置1の受付部41は、タブ設定情報を受け付けた場合、受け付けたタブ設定情報に基づいて、ユーザ情報記憶部30に記憶される設定情報を更新する。
情報処理装置1の提供部44は、更新した設定情報に基づいて、更新後のタブ列53とタブコンテンツ54またはタブコンテンツ55とを含むホームコンテンツ50を端末装置2に送信する。かかるホームコンテンツ50は、情報取得部16によって取得され、表示処理部17によって表示部11に表示される。
図8に示すタブコンテンツ55は、推定部42によってユーザUが興味を有するとして推定されたカテゴリに属するコンテンツを表示させるタブ56であってユーザUに対して設定されている設定済タブである場合、未設定タブ情報63に代えて、設定済タブ情報が含まれてもよい。
設定済タブ情報は、推定部42によってユーザUが興味を有するとして推定されたカテゴリに属するコンテンツを表示させるタブ56であってユーザUに対して設定されている設定済タブに遷移するリンクの情報を含む。
例えば、選択情報に含まれるタブ56を示す情報がタブ「スポーツ」を示す情報であり、「スポーツ」のカテゴリに分類されるカテゴリ「サッカー」に対応するタブ「サッカー」がタブ列53に設定されており、ユーザUが興味を有するカテゴリとして、推定部42によってカテゴリ「サッカー」が推定されたとする。
この場合、タブコンテンツ55は、第2コンテンツ61としてカテゴリ「サッカー」のコンテンツを含み、設定済タブ情報として、タブ「サッカー」に遷移するリンクの情報を含む。この場合、設定済タブ情報は、例えば、文字列「サッカータブに移動してもっと見る」を含むGUIボタンである。
ユーザUは、タブコンテンツ55に含まれる設定済タブ情報を選択すると、端末装置2の情報出力部18は設定済タブ情報を選択したことを示す選択情報を情報処理装置1に送信する。情報処理装置1の提供部44は、設定済タブ情報を選択したことを示す選択情報が受付部41によって受け付けられた場合、設定済タブ情報で特定されるタブ56に対応するタブコンテンツとして複数の第1コンテンツ60を含むタブコンテンツを端末装置2に送信する。
図10は、実施形態に係る情報処理装置1の提供部44によって提供され端末装置2の表示部11に表示されるタブコンテンツを含むホームコンテンツ50の他の例を示す図である。図10に示すタブコンテンツ58は、複数の第1コンテンツ60a,60b,60c,60d,60eを含む。
第1コンテンツ60a,60b,60c,60d,60eは、カテゴリ「サッカー」に属するコンテンツである。このように、ユーザUは、設定済タブ情報を選択することで、設定済タブ情報で特定されるタブ56に対応するコンテンツを端末装置2に表示させることができる。
なお、図7に示す例では、タブコンテンツ54は、第2コンテンツ61、レコメンド情報62、および未設定タブ情報63を含まないが、提供部44は、タブコンテンツ55と同様に、第2コンテンツ61、レコメンド情報62、および未設定タブ情報63をタブコンテンツ54に含ませることもできる。
〔5.処理手順〕
次に、実施形態に係る情報処理装置1の処理部22による情報処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る情報処理装置1の処理部22による情報処理の一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、情報処理装置1の処理部22は、端末装置2からのコンテンツ要求があるか否かを判定する(ステップS10)。次に、処理部22は、コンテンツ要求があると判定した場合(ステップS10:Yes)、タブ列53およびタブコンテンツ54などを含むホームコンテンツ50を生成し、生成したホームコンテンツ50をユーザUに提供する(ステップS11)。
処理部22は、ステップS11の処理が終了した場合、またはコンテンツ要求がないと判定した場合(ステップS10:No)、端末装置2からの設定済タブの選択情報があるか否かを判定する(ステップS12)。処理部22は、設定済タブの選択情報があると判定した場合(ステップS12:Yes)、ユーザUが興味を有するカテゴリを推定する(ステップS13)。そして、処理部22は、ステップS13の推定結果に基づいて、タブコンテンツ55またはタブコンテンツ58を生成し、生成したタブコンテンツ55またはタブコンテンツ58をユーザUに提供する(ステップS14)。
処理部22は、ステップS14の処理が終了した場合、または設定済タブの選択情報がないと判定した場合(ステップS12:No)、端末装置2からの未設定タブの選択情報があるか否かを判定する(ステップS15)。処理部22は、未設定タブの選択情報があると判定した場合(ステップS15:Yes)、設定情報の編集を行うタブ編集処理を行う(ステップS16)。
処理部22は、ステップS16の処理が終了した場合、または未設定タブの選択情報がないと判定した場合(ステップS15:No)、動作終了タイミングになったか否かを判定する(ステップS17)。処理部22は、例えば、情報処理装置1の電源がオフにされた場合、または情報処理装置1の不図示の操作部への操作によって終了操作が行われたと判定した場合に、動作終了タイミングになったと判定する。
処理部22は、動作終了タイミングになっていないと判定した場合(ステップS17:No)、処理をステップS10へ移行し、動作終了タイミングになったと判定した場合(ステップS17:Yes)、図11に示す処理を終了する。
〔6.変形例〕
上述した例では、提供部44は、タブコンテンツ54,55に含まれるコンテンツとしてニュースコンテンツを一例に挙げて主に説明したが、かかる例に限定されない。例えば、タブコンテンツ54,55に含まれるコンテンツは、ショッピングやオークションのコンテンツ(例えば、取引対象の購入のためのコンテンツ)、Q&Aのコンテンツ、動画コンテンツ、音楽コンテンツ、口コミコンテンツ、検索対象のコンテンツであってもよい。
また、提供部44は、タブコンテンツ55に含ませる第2コンテンツ61の数を、かかる第2コンテンツ61が属する未設定カテゴリに対するユーザUによる興味度合いに応じた数にすることができる。例えば、提供部44は、未設定カテゴリに対するユーザUによる興味度合いが高いほど、タブコンテンツ55に含ませる第2コンテンツ61の数を多くすることができる。
また、提供部44は、ユーザUが興味を有するカテゴリとして推定部42によって推定されるカテゴリであってユーザUによる興味度合いが閾値以上である未設定カテゴリである場合に第2コンテンツ61をタブコンテンツ55に含ませ、ユーザUが興味を有するカテゴリとして推定部42によって推定されるカテゴリであってユーザUによる興味度合いが閾値未満である未設定カテゴリである場合に第2コンテンツ61をタブコンテンツ55に含ませないこともできる。
また、提供部44は、選択されたタブ56に対応するカテゴリに含まれるサブカテゴリであってユーザUが興味を有するカテゴリとして推定部42によって推定される未設定のサブカテゴリが複数ある場合、未設定のサブカテゴリ毎に第2コンテンツ61、レコメンド情報62、および未設定タブ情報63をタブコンテンツ55に含ませることもできる。
提供部44は、未設定タブ情報63を第2コンテンツ61よりも下位(下方)の位置に配置することに代えて、未設定タブ情報63を第2コンテンツ61よりも上位(上方)の位置に配置することでもできる。提供部44は、第2コンテンツ61の数が閾値未満である場合に、未設定タブ情報63を第2コンテンツ61よりも下位(下方)の位置に配置し、第2コンテンツ61の数が閾値以上である場合に、未設定タブ情報63を第2コンテンツ61よりも上位(上方)の位置に配置することができる。
また、提供部44は、例えば、初期表示状態ではタブコンテンツ55に第2コンテンツ61、レコメンド情報62、および未設定タブ情報63を含めずに、タブコンテンツ55がユーザUによってスクロールされ且つスクロール量に対する第2コンテンツ61の選択数が閾値以下になった場合に、タブコンテンツ55に第2コンテンツ61、レコメンド情報62、および未設定タブ情報63をタブコンテンツ55に追加することもできる。
また、提供部44は、未設定タブに対するユーザUによる興味度合いが高いほど強調度合いが高い未設定タブ情報63の強調表示を行うこともできる。強調表示は、例えば、未設定タブ情報63の枠を目立つように変更したり、未設定タブ情報63に含まれる文字の色を目立つ色に変えたりすることによって行われる。
また、端末装置2は、情報処理装置1と連携して、取得部40、受付部41、推定部42、判定部43、および提供部44のうちの1以上の一部または全部の機能を実行することができ、取得部40、受付部41、推定部42、判定部43、および提供部44のうちの1以上の機能の一部または全部を有する情報処理装置の一部として機能することができる。なお、以下において、上述した情報処理装置1と端末装置2の一部または全部とを含む構成を情報処理装置1と記載する場合がある。
図3に示す処理部15は、例えば、CPUまたはMPUなどのプロセッサによって、端末装置2内部の記憶装置(例えば、記憶部14)に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る情報処理装置1および端末装置2の各々は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ80によって実現される。図12は、実施形態に係る情報処理装置1および端末装置2の各々の機能を実現するコンピュータ80の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ80は、CPU81、RAM82、ROM(Read Only Memory)83、HDD(Hard Disk Drive)84、通信インターフェイス(I/F)85、入出力インターフェイス(I/F)86、およびメディアインターフェイス(I/F)87を有する。
CPU81は、ROM83またはHDD84に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM83は、コンピュータ80の起動時にCPU81によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ80のハードウェアに依存するプログラムなどを記憶する。
HDD84は、CPU81によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータなどを記憶する。通信インターフェイス85は、ネットワークN(図2参照)を介して他の機器からデータを受信してCPU81へ送り、CPU81が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU81は、入出力インターフェイス86を介して、ディスプレイやプリンタなどの出力装置、および、キーボードまたはマウスなどの入力装置を制御する。CPU81は、入出力インターフェイス86を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU81は、入出力インターフェイス86を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス87は、記録媒体88に記憶されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM82を介してCPU81に提供する。CPU81は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス87を介して記録媒体88からRAM82上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体88は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)などの光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどである。
例えば、コンピュータ80が実施形態に係る情報処理装置1または端末装置2として機能する場合、コンピュータ80のCPU81は、RAM82上にロードされたプログラムを実行することにより、処理部15や処理部22の機能を実現する。また、HDD84には、記憶部14内または記憶部21内のデータが記憶される。コンピュータ80のCPU81は、これらのプログラムを記録媒体88から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報処理装置1は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホームなどをAPIやネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態および変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置1は、推定部42と、提供部44とを備える。推定部42は、ユーザUが興味を有するカテゴリを推定する。提供部44は、推定部42によって推定されたカテゴリに属するコンテンツを表示させるタブ56であってユーザUに対して設定されていないタブ56である未設定タブの情報を提供する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUが興味を有すると推定される未設定タブの情報を提供することから、ユーザUの利便性を向上させることができる。
また、推定部42は、ユーザUに対して設定されているタブ56である設定済タブに対応する複数のカテゴリの中からユーザUが興味を有するカテゴリを推定し、提供部44は、設定済タブに対応するコンテンツと共に表示される情報として未設定タブの情報を提供する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUの利便性をさらに向上させることができる。
また、提供部44は、未設定タブの情報と共に表示される情報として未設定タブに対応するコンテンツを提供する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUの利便性をさらに向上させることができる。
また、設定済タブに対応する複数のカテゴリは、設定済タブで表示されるコンテンツが属するカテゴリを分類した複数のサブカテゴリである。これにより、情報処理装置1は、ユーザUの利便性をさらに向上させることができる。
また、推定部42は、設定済タブに対応するコンテンツのユーザUによる選択履歴に基づいて、複数のカテゴリの中からユーザUが興味を有するカテゴリを推定する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUの利便性をさらに向上させることができる。
また、提供部44は、未設定タブを設定済タブとして追加するためのタブ編集情報70を提供する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUの利便性をさらに向上させることができる。
また、提供部44は、推定部42によって推定されたカテゴリに属するコンテンツを表示させるタブ56がユーザUに対して設定されている設定済タブである場合、設定済タブに遷移するリンクの情報を設定済タブに対応するコンテンツと共に表示される情報として提供する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUの利便性をさらに向上させることができる。
また、情報処理装置1は、設定済タブの選択の頻度が閾値以下であるか否かを判定する判定部43を備える。提供部44は、判定部43によって設定済タブの選択の頻度が閾値以下であると判定された場合に、未設定タブの情報を提供する。これにより、情報処理装置1は、ユーザUの利便性をさらに向上させることができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理装置
2 端末装置
10,20 通信部
11 表示部
12 操作部
13 センサ群
14,21 記憶部
15,22 処理部
16 情報取得部
17 表示処理部
18 情報出力部
30 ユーザ情報記憶部
31 コンテンツ記憶部
40 取得部
41 受付部
42 推定部
43 判定部
44 提供部
100 情報処理システム

Claims (10)

  1. ユーザが興味を有するカテゴリを推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された前記カテゴリに属するコンテンツを表示させるタブであって前記ユーザに対して設定されていないタブである未設定タブの情報を提供する提供部と、を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記推定部は、
    前記ユーザに対して設定されているタブである設定済タブに対応する複数のカテゴリの中から前記ユーザが興味を有するカテゴリを推定し、
    前記提供部は、
    前記設定済タブに対応するコンテンツと共に表示される情報として前記未設定タブの情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提供部は、
    前記未設定タブの情報と共に表示される情報として前記未設定タブに対応するコンテンツを提供する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定済タブに対応する複数のカテゴリは、
    前記設定済タブで表示されるコンテンツが属するカテゴリを分類した複数のサブカテゴリである
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記推定部は、
    前記設定済タブに対応するコンテンツの前記ユーザによる選択履歴に基づいて、前記複数のカテゴリの中から前記ユーザが興味を有するカテゴリを推定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  6. 前記提供部は、
    前記未設定タブを設定済タブとして追加するためのタブ編集情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記提供部は、
    前記推定部によって推定された前記カテゴリに属するコンテンツを表示させるタブが前記ユーザに対して設定されている設定済タブである場合、前記設定済タブに遷移するリンクの情報を前記設定済タブに対応するコンテンツと共に表示される情報として提供する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記設定済タブの選択の頻度が閾値以下であるか否かを判定する判定部を備え、
    前記提供部は、
    前記判定部によって前記設定済タブの選択の頻度が閾値以下であると判定された場合に、前記未設定タブの情報を提供する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザが興味を有するカテゴリを推定する推定工程と、
    前記推定工程によって推定された前記カテゴリに属するコンテンツを表示させるタブであって前記ユーザに対して設定されていないタブである未設定タブの情報を提供する提供工程と、を含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. ユーザが興味を有するカテゴリを推定する推定手順と、
    前記推定手順によって推定された前記カテゴリに属するコンテンツを表示させるタブであって前記ユーザに対して設定されていないタブである未設定タブの情報を提供する提供手順と、をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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