JP2023184179A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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友里絵 広垣
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Abstract

【課題】コメントの閲覧を容易にすることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、分類部と、特定部と、提供部とを備える。分類部は、コンテンツに対して複数投稿されたコメントを複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類する。特定部は、グループ毎のコメントに含まれるテキストに基づいて、グループ毎のキーワードを特定する。提供部は、複数のコメントの中からグループに分類されたコメントを絞り込むタグとして特定部によって特定されたキーワードを示す情報を含むタグを提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
従来、ニュースなどのコンテンツを提供する際に、第3者により投稿されたコンテンツに対する意見、感想などを示すコンテンツを、コンテンツに合わせて提供するサービスが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-49094号公報
しかしながら、上記の従来技術では、指定されたテーマに包含される複数のコンテンツとこれら複数のコメントに対して投稿された複数のコメントを提供することが可能であるものの、提供されるコメントの数が多い場合にコメントの閲覧を容易にする点については、さらなる改善の余地がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、コメントの閲覧を容易にすることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、分類部と、特定部と、提供部とを備える。分類部は、コンテンツに対して複数投稿されたコメントを複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類する。特定部は、グループ毎のコメントに含まれるテキストに基づいて、グループ毎のキーワードを特定する。提供部は、複数のコメントの中からグループに分類されたコメントを絞り込むタグとして特定部によって特定されたキーワードを示す情報を含むタグを提供する。
実施形態の一態様によれば、コメントの閲覧を容易にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るコンテンツ記憶部に記憶されるコンテンツテーブルの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る情報処理装置の提供部によって提供される一覧コンテンツの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理装置の提供部によって提供される提供コンテンツの一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る情報処理装置の提供部によって提供されるコメントコンテンツの一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る情報処理装置の提供部によって提供される提供コンテンツの他の例を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報処理装置の処理部による情報処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図1に示す情報処理装置1は、ニュースサイト、ショッピングサイト、オークションサイト、フリーマーケットサイト、飲食店紹介サイト、口コミサイト、またはSNS(Social Networking Service)サイトなどによるオンラインサービスを提供する。
図1に示すように、情報処理装置1は、ユーザU~Un-1からのコンテンツ要求に応じたコンテンツをユーザU~Un-1に提供する(ステップS1~S1n-1)。nは、例えば、3以上の整数である。
ステップS1~S1n-1で提供されるコンテンツは、例えば、ショッピングサイトやオークションサイトでの取引対象となる商品に関するコンテンツ、ニュースのコンテンツ、または口コミサイトでの口コミの対象となる商品やサービスに関するコンテンツなどであり、以下において、対象コンテンツと記載する場合がある。
例えば、ユーザU~Un-1は、端末装置2~2n-1のうち対応する端末装置を操作することによって、端末装置2~2n-1のうち対応する端末装置から情報処理装置1にコンテンツ要求を送信させる。情報処理装置1は、端末装置2~2n-1から送信されるコンテンツ要求に応じた対象コンテンツを端末装置2~2n-1に送信し、端末装置2~2n-1にコンテンツ要求に応じた対象コンテンツを表示させることによって、ユーザU~Un-1からの要求に応じた対象コンテンツをユーザU~Un-1に提供する。
そして、情報処理装置1は、ユーザU~Un-1から対象コンテンツに対するコメントの投稿を受け付ける(ステップS2~S2n-1)。情報処理装置1は、ユーザU~Un-1から受け付けたコメントの情報を記憶する(ステップS3)。例えば、ユーザU~Un-1は、端末装置2~2n-1のうち対応する端末装置を操作することによって、端末装置2~2n-1のうち対応する端末装置から情報処理装置1に対象コンテンツに対するコメントの情報を送信させる。
情報処理装置1は、端末装置2~2n-1から送信されるコメントの情報を受け付け、受け付けたコメントの情報を記憶することによって、ユーザU~Un-1から受け付けたコメントの情報を記憶する。以下において、コメントを投稿したユーザU~Un-1の各々を投稿ユーザと記載する場合があり、対象コンテンツに対して投稿されたコメントを投稿コメントと記載する場合がある。
その後、情報処理装置1は、ユーザUからのコンテンツ要求を受け付ける(ステップS4)。情報処理装置1は、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツに対して投稿された複数の投稿コメントの各々を複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類する(ステップS5)。
分類条件は、例えば、投稿コメントの内容に関する条件、投稿ユーザの属性に関する条件、投稿ユーザの行動履歴に関する条件、および投稿コメントの投稿日時や投稿位置に関する条件のうちの1以上である。例えば、情報処理装置1は、複数の投稿コメントの各々を投稿コメントの内容に応じたグループに分類することができる。
また、情報処理装置1は、複数の投稿コメントの各々を投稿ユーザの属性に応じたグループに分類することができる。投稿ユーザの属性に関する条件は、例えば、投稿ユーザの性別、投稿ユーザの年代、投稿ユーザの位置や居住地などの条件である。
また、情報処理装置1は、複数の投稿コメントの各々を投稿ユーザの行動履歴に応じたグループに分類することができる。投稿ユーザの行動履歴に関する条件は、例えば、投稿ユーザによってコンテンツの閲覧傾向の条件、投稿ユーザによる取引対象の購入傾向の条件、投稿ユーザによる決済金額の条件などである。
また、情報処理装置1は、複数の投稿コメントの各々を投稿コメントの投稿日時や投稿位置に応じたグループに分類することができる。投稿日時は、投稿ユーザが投稿コメントを投稿した日時であり、投稿位置は、投稿ユーザが投稿コメントを投稿したときの投稿ユーザの位置である。
つづいて、情報処理装置1は、各グループの投稿コメントに含まれるテキストに基づいて、グループ毎のキーワードを特定する(ステップS6)。例えば、情報処理装置1は、複数のキーワード特定モードを有しており、これら複数のキーワード特定モードの中から選択されたキーワード特定モードを用いて、グループ毎のキーワードを特定することができる。
例えば、情報処理装置1は、キーワード特定モードが第1のモードである場合、同一グループの投稿コメントに含まれる単語または語句のうち最も数が多い単語または語句をグループ毎に抽出し、抽出したグループ毎の単語または語句をグループ毎のキーワードとして特定する。
また、情報処理装置1は、キーワード特定モードが第2のモードである場合、投稿コメントに含まれる単語または語句のTF-IDF(Term Frequency-Inverse Document Frequency)値をグループ毎に算出し、かかるTF-IDF値に基づいて、グループ毎に特徴的な単語または語句をグループ毎のキーワードとして抽出することもできる。
また、情報処理装置1は、キーワード特定モードが第3のモードである場合、例えば、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツの提供対象となるユーザUである提供先ユーザの属性に応じた特定条件で、グループ毎のキーワードを特定する。例えば、情報処理装置1は、ユーザUの属性毎のキーワード候補テーブルを有し、提供先ユーザの属性に応じた種類のキーワード候補テーブルを用いて、グループ毎のキーワードを特定する。
また、情報処理装置1は、キーワード特定モードが第4のモードである場合、例えば、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツの提供対象となるユーザUである提供先ユーザの行動履歴に応じた特定条件で、グループ毎のキーワードを特定する。例えば、情報処理装置1は、ユーザUの行動種別毎のキーワード候補テーブルを有し、提供先ユーザの行動履歴に応じた種類のキーワード候補テーブルを用いて、グループ毎のキーワードを特定する。
例えば、情報処理装置1は、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツの種別または提供先ユーザの属性などに基づいて、第1のモードから第4のモードのうちのいずれかのキーワード特定モードを選択し、選択した、キーワード特定モードを用いて、グループ毎のキーワードを特定することができる。
つづいて、情報処理装置1は、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツと、ステップS6で特定した各グループのキーワードを含むグループ選択コンテンツと、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツに対する複数の投稿コメントを含むコメントコンテンツとを含むコンテンツを提供コンテンツとして端末装置2に送信することによって、ユーザUに提供コンテンツを提供する(ステップS7)。
ステップS7の処理において、情報処理装置1は、提供コンテンツを端末装置2に送信して端末装置2に表示させることによって、ユーザUに提供コンテンツを提供する。提供コンテンツには、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツと、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツに対応するグループ選択コンテンツと、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツに対する複数の投稿コメントを含むコメントコンテンツとが含まれる。グループ選択コンテンツは、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツに対して投稿された複数の投稿コメントの中からグループに分類された投稿コメントを絞り込むタグをグループ毎に含む。
図1に示す提供コンテンツでは、対象コンテンツとして、文字列「テレワーク社員の評価をどうする・・・」を含むニュースKのコンテンツが含まれ、グループ選択コンテンツとして、「コミュニケーション」、「社員」、「環境構築」、または「カフェ」などのキーワードを含むグループ毎のタグが含まれ、コメントコンテンツとして、複数の投稿コメントCA-3,CB-2が含まれている。
ユーザUは、グループ選択コンテンツにおいて、グループ毎のキーワードのうち、所望のキーワードを選択することができる。例えば、ユーザUは、提供コンテンツにおいて、「コミュニケーション」が枠で囲まれた領域で示されるタグを選択することで、「コミュニケーション」のキーワードが特定されたグループを選択することができる。
ユーザUが複数のタグの中から1つのタグを選択した場合、端末装置2からユーザUが選択したタグまたはタグのグループの情報を示す選択情報が情報処理装置1に送信される(ステップS8)。
情報処理装置1は、端末装置2からの選択情報で示されるタグのグループに分類された複数の投稿コメントを含むコメントコンテンツを端末装置2に送信して端末装置2に表示させることによって、ユーザUにユーザUが選択したグループに対応するコメントコンテンツを提供する(ステップS9)。
図1に示す例では、コメントコンテンツとして、「コミュニケーション」のキーワードが特定されたグループに分類された複数の投稿コメントCA-9,CA-6,CA-3,CA-1の情報などが含まれている。これにより、ユーザUは、「コミュニケーション」のキーワードが特定されたグループの分類された複数の投稿コメントCA-9,CA-6,CA-3,CA-1を確認することができるため、ユーザUが選択したキーワードが特定されたグループに分類された複数の投稿コメントを容易に把握することができる。
なお、上述した例では、情報処理装置1は、コンテンツ要求に対してグループ選択コンテンツを含む提供コンテンツを提供したが、グループ選択コンテンツは、コンテンツ要求以外の要求に対して提供することもできる。
例えば、情報処理装置1は、コンテンツ要求に対して提供する提供コンテンツには、グループ選択コンテンツに代えて、グループ選択コンテンツに移行するためのリンクを含ませ、かかるリンクが選択された場合に、グループ選択コンテンツを提供することもできる。
また、情報処理装置1は、ステップS5の処理をステップS4の処理の前に実行する構成であってもよく、ステップS5,S6の処理をステップS4の処理の前に実行する構成であってもよい。
また、提供コンテンツ、コメントコンテンツ、およびグループ選択コンテンツなどは、端末装置2~2主体の処理により表示されてもよく、API(Application Programming Interface)などのインターフェイスを介して端末装置2から入力された情報に基づき、情報処理装置1が端末装置2~2に表示させるものであってもよい。また、図1では、端末装置2~2と情報処理装置1とが別装置である場合を示したが、端末装置2~2と情報処理装置1とが一体であってもよい。
このように、情報処理装置1は、対象コンテンツに対して複数投稿された投稿コメントの各々を複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類し、グループ毎の投稿コメントに含まれるテキストに基づいて、グループ毎のキーワードを特定する。そして、情報処理装置1は、複数の投稿コメントの中からグループに分類された投稿コメントを絞り込むタグとして上記特定したキーワードを示す情報を含むタグを提供する。これにより、情報処理装置1は、投稿コメントの閲覧を容易にすることができる。
以下、このような処理を行う情報処理装置1および複数の端末装置2~2を含む情報処理システムの構成などについて、詳細に説明する。
〔2.情報処理システムの構成〕
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム100は、情報処理装置1と、複数の端末装置2~2と、複数の入稿者装置3~3とを含む。mは、2以上の整数である。
情報処理装置1、端末装置2~2、および入稿者装置3~3は、ネットワークNを介して、有線または無線により互いに通信可能に接続される。なお、図2に示す情報処理システム100には、情報処理装置1が複数含まれてもよい。
情報処理装置1は、ニュースサイト、ショッピングサイト、オークションサイト、フリーマーケットサイト、飲食店紹介サイト、口コミサイト、またはSNSサイトなどによるオンラインサービスを提供する。
複数の端末装置2~2の各々は、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機、またはPDA(Personal Digital Assistant)などである。複数の端末装置2~2の各々は、複数のユーザU~Uのうち対応するユーザによって操作される。
なお、複数の端末装置2~2の各々は、上述した例に限定されず、例えば、スマートウォッチまたはウェアラブルデバイス(Wearable Device)などであってもよい。また、以下において、複数の端末装置2~2の各々を個別に区別せずに示す場合、端末装置2と記載する場合がある。また、複数のユーザU~Uの各々を個別に区別せずに示す場合、ユーザUと記載する場合がある。
複数の入稿者装置3~3の各々は、情報処理装置1で提供されるオンラインサービスで提供される対象コンテンツを入稿する情報処理装置である。例えば、複数の入稿者装置3~3の各々は、ニュースのコンテンツ、ショッピングサイトやオークションサイトでの取引対象となる商品に関するコンテンツ、または口コミサイトでの口コミの対象となる商品やサービスに関するコンテンツなどを対象コンテンツとして情報処理装置1に送信する。以下において、複数の入稿者装置3~3の各々を個別に区別せずに示す場合、入稿者装置3と記載する場合がある。
〔3.端末装置2〕
図3は、実施形態に係る端末装置2の構成の一例を示す図である。図3に示すように、実施形態に係る端末装置2は、通信部10と、表示部11と、操作部12と、センサ群13と、記憶部14と、処理部15とを備える。
〔3.1.通信部10〕
通信部10は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部10は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置1との間で情報の送受信を行う。
〔3.2.表示部11〕
表示部11は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどである。
〔3.3.操作部12〕
操作部12は、例えば、文字、数字、およびスペースを入力するためのキー、エンターキーおよび矢印キーなどを含むキーボード、マウス、および電源ボタンなどを含む。表示部11は、タッチパネル対応ディスプレイであり場合、操作部12はタッチパネルを含む。
〔3.4.センサ群13〕
センサ群13は、例えば、測位センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、およびイメージセンサなどを含む。測位センサは、端末装置2の位置をユーザUの位置として検出するセンサである。加速度センサは、端末装置2の加速度を検出するセンサである。ジャイロセンサは、端末装置2の傾きおよび回転などの姿勢を検出するセンサである。イメージセンサは、端末装置2の周囲を撮像するセンサである。
〔3.5.記憶部14〕
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。
記憶部14には、例えば、情報処理装置1から送信されネットワークNおよび通信部10を介して処理部15によって取得された情報およびセンサ群13によって検出された情報である検出情報などが記憶される。
〔3.6.処理部15〕
処理部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)などによって、端末装置2内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。処理部15は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により一部または全部が実現されてもよい。処理部15は、情報取得部16と、表示処理部17と、情報出力部18とを備える。
〔3.6.1.情報取得部16〕
情報取得部16は、情報処理装置1から送信されネットワークNを介して通信部10で受信される種々のコンテンツを取得する。情報処理装置1から送信されるコンテンツは、例えば、上述した提供コンテンツやコメントコンテンツなどである。
〔3.6.2.表示処理部17〕
表示処理部17は、情報取得部16によって取得された情報を表示部11に表示させる。例えば、表示処理部17は、情報取得部16によって取得されたコンテンツなどを表示部11に表示させる。
〔3.6.3.情報出力部18〕
情報出力部18は、例えば、ユーザUによる操作部12への操作に応じた情報である操作情報を情報処理装置1へ通信部10を介して送信する。また、情報出力部18は、センサ群13によって検出された情報である検出情報を情報処理装置1へ通信部10を介して送信する。
〔4.情報処理装置1の構成〕
図4は、実施形態に係る情報処理装置1の構成の一例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置1は、通信部20と、記憶部21と、処理部22とを有する。
〔4.1.通信部20〕
通信部20は、例えば、NICなどによって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、他の各種装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部20は、端末装置2や入稿者装置3との間でネットワークNを介して情報の送受信を行う。
〔4.2.記憶部21〕
記憶部21は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。記憶部21は、ユーザ情報記憶部30と、コンテンツ記憶部31とを有する。
〔4.2.1.ユーザ情報記憶部30〕
ユーザ情報記憶部30は、ユーザUに関する各種の情報を記憶する。図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部30に記憶されるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。図5に示す例では、ユーザ情報記憶部30に記憶されるユーザ情報テーブルは、「ユーザID」、「属性情報」、および「履歴情報」といった項目の情報を含む。
「ユーザID」は、ユーザUを識別する識別子である。「属性情報」は、「ユーザID」に対応付けられたユーザUの属性に関する属性情報である。ユーザUの属性は、例えば、デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性などである。デモグラフィック属性は、人口統計学的属性であり、例えば、年齢、性別、職業、居住地、年収、家族構成などである。サイコグラフィック属性は、心理学的属性であり、例えば、ライフスタイル、価値観、興味関心などである。
「履歴情報」は、ユーザUによるサービスの利用履歴(行動履歴の一例)などの情報を含む履歴情報であり、例えば、ユーザUの決済履歴情報、ユーザUの検索履歴情報、およびユーザUの閲覧履歴情報などを含む。
ユーザUの決済履歴情報には、ユーザUが決済サービスを用いてオンライン、実店舗、または実施設などにおいて購入した商品に関する購入履歴情報、ユーザUが決済サービスを用いてオンライン、実店舗、実施設などにおいて有料で利用したサービスに関するサービス利用履歴情報などが含まれる。
購入履歴情報には、ユーザUが購入した商品の情報、購入費用の情報、購入日時、購入店舗の情報などが含まれる。サービス利用履歴情報には、ユーザUが利用したサービスの情報、利用費用の情報、利用日時、利用店舗の情報などが含まれる。
ユーザUの検索履歴情報は、例えば、検索サイトでのウェブコンテンツの検索履歴の情報、各種のウェブサイトでの検索履歴の情報などである。ユーザUの閲覧履歴情報は、ユーザUの各サイトでの商品情報の閲覧履歴の情報を含む。
図5で示す例では、ユーザID「U1」のユーザUは、属性情報が「属性情報AT1」であり、履歴情報が「履歴情報AC1」であり、ユーザID「U2」のユーザUは、属性情報が「属性情報AT2」であり、履歴情報が「履歴情報AC2」である。また、ユーザID「U3」のユーザUは、属性情報が「属性情報AT3」であり、履歴情報が「履歴情報AC3」である。
なお、図5に示した例では、属性情報や履歴情報などを、「属性情報AT1」~「属性情報AT3」、「履歴情報AC1」~「履歴情報AC3」などの抽象的な文字列で表現したが、属性情報や履歴情報は、例えば、テキストのデータまたはファイル形式のデータである。また、ユーザ情報記憶部30は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
〔4.2.2.コンテンツ記憶部31〕
コンテンツ記憶部31は、入稿者装置3から入稿される対象コンテンツに関する各種の情報や端末装置2から送信される投稿コメントや評価などの情報を記憶する。図6は、実施形態に係るコンテンツ記憶部31に記憶されるコンテンツテーブルの一例を示す図である。図6に示す例では、コンテンツ記憶部31に記憶されるコンテンツテーブルは、「コンテンツID」、「コンテンツ」、「評価情報」、および「コメント情報」といった項目の情報を含む。
「コンテンツID」は、対象コンテンツを識別する識別子である。「コンテンツ」は、対象コンテンツを示す情報であり、例えば、ニュースのコンテンツを示す情報、ショッピングサイトやオークションサイトでの取引対象となる商品に関するコンテンツを示す情報、口コミサイトでの口コミの対象となる商品やサービスに関するコンテンツを示す情報などである。
「評価情報」は、ユーザUによる対象コンテンツや投稿コメントに対する評価を示す情報である。対象コンテンツに対する評価は、例えば、肯定的な評価、中立的な評価、または否定的な評価などである。肯定的な評価は、例えば、ユーザUによる肯定評価ボタンの選択(例えば、よいボタンの選択)によって行われる。中立的評価は、例えば、ユーザUによる中立評価ボタンの選択(例えば、ふつうボタンの選択)によって行われる。否定評価は、例えば、ユーザUによる否定評価ボタンの選択(例えば、わるいボタンの選択)によって行われる。
なお、対象コンテンツに対する評価は、中立的な評価を含まなくてもよく、また、肯定的な評価、中立的な評価、または否定的な評価などに加えてまたは代えて、例えば、学びがある、わかりやすい、新しい視点などといった評価であってもよい。
「コメント情報」は、投稿コメントに関する情報であり、投稿コメントを識別する識別子、投稿ユーザを識別する識別子、投稿コメントの投稿日時を示す情報、投稿ユーザが投稿コメントを投稿したときの投稿ユーザの位置(投稿位置)を示す情報、投稿コメントの情報、投稿コメントに対する評価を示す情報などを投稿コメント毎に含む。また、「コメント情報」には、投稿コメントに対する投稿コメントがある場合、投稿コメントに対する投稿コメントに関する情報なども含まれる。
図6で示す例では、コンテンツID「CO1」の対象コンテンツは、対象コンテンツの情報が「コンテンツC1」であり、評価情報が「評価情報E1」であり、コメント情報が「コメント情報D1」である。また、コンテンツID「CO2」の対象コンテンツは、対象コンテンツの情報が「コンテンツC2」であり、評価情報が「評価情報E2」であり、コメント情報が「コメント情報D2」である。また、コンテンツID「CO3」の対象コンテンツは、対象コンテンツの情報が「コンテンツC3」であり、評価情報が「評価情報E3」であり、コメント情報が「コメント情報D3」である。
なお、図6に示した例では、対象コンテンツ、評価情報、およびコメント情報などを、「コンテンツC1」~「コンテンツC3」、「評価情報E1」~「評価情報E3」、「コメント情報D1」~「コメント情報D3」などの抽象的な文字列で表現したが、これらの情報は、例えば、テキストのデータまたはファイル形式のデータである。また、コンテンツ記憶部31は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。
〔4.3.処理部22〕
処理部22は、コントローラであり、例えば、CPUまたはMPUなどのプロセッサによって、情報処理装置1内部の記憶装置(例えば、記憶部21)に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、処理部22は、例えば、ASICやFPGAなどの集積回路により一部または全部が実現されてもよい。
図4に示すように、処理部22は、取得部40と、受付部41と、分類部42と、特定部43と、並び順決定部44と、提供部45とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、処理部22の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
〔4.3.1.取得部40〕
取得部40は、各種情報を取得する。取得部40は、記憶部21から各種の情報を取得する。取得部40は、ユーザ情報記憶部30およびコンテンツ記憶部31などから各種の情報を取得する。
例えば、取得部40は、受付部41によって受け付けられた要求や情報などに応じた情報を記憶部21から取得する。例えば、取得部40は、受付部41によってコンテンツ一覧要求が受け付けられた場合、コンテンツ一覧要求によって特定される種別の複数の対象コンテンツをコンテンツ記憶部31から取得する。
また、取得部40は、例えば、受付部41によってコンテンツ要求が受け付けられた場合、コンテンツ要求によって特定される対象コンテンツおよびコンテンツ要求によって特定される対象コンテンツに対して投稿された複数の投稿コメントなどの情報をコンテンツ記憶部31から取得する。
対象コンテンツに対して投稿された投稿コメントは、対象コンテンツに対して直接的に投稿された投稿コメントに加えて、対象コンテンツに対して間接的に投稿された投稿コメントを含むが、かかる例に限定されない。対象コンテンツに対して間接的に投稿された投稿コメントは、例えば、対象コンテンツに対して投稿された投稿コメントに対して投稿された投稿コメントである。
また、取得部40は、受付部41によって選択情報が受け付けられた場合、選択情報によって特定されたグループの複数の投稿コメントの情報などをコンテンツ記憶部31から取得する。また、取得部40は、受付部41によってコンテンツ要求や選択情報などが受け付けられた場合、コンテンツ要求や選択情報によって特定されるユーザUの情報をユーザ情報記憶部30から取得する。
また、取得部40は、通信部20を介して、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、取得部40は、ユーザ情報を外部装置から取得し、取得したユーザ情報をユーザ情報記憶部30に記憶する。例えば、取得部40は、所定の期間毎に、ユーザ情報を外部装置から取得し、ユーザ情報記憶部30に記憶されるユーザ情報テーブルを更新する。
〔4.3.2.受付部41〕
受付部41は、端末装置2や入稿者装置3などから各種の要求を受け付ける。例えば、入稿者装置3から送信され通信部20によって受信される入稿要求を受け付ける。入稿要求には、入稿される対象コンテンツが含まれており、受付部41は、入稿要求を受け付けた場合に、入稿要求に含まれる対象コンテンツをコンテンツ記憶部31に記憶されているコンテンツテーブルに追加してコンテンツテーブルを更新する。
受付部41は、端末装置2から送信され通信部20によって受信されるコンテンツ一覧要求を受け付ける。コンテンツ一覧要求は、例えば、ユーザUを特定するための情報(例えば、ユーザID)、対象コンテンツの種別を特定する情報、および検出情報などを含む。検出情報は、センサ群13によって検出された情報であり、例えば、ユーザUの位置を示す情報などを含む。
受付部41は、端末装置2から送信され通信部20によって受信されるコンテンツ要求を受け付ける。コンテンツ要求は、ユーザUを特定するための情報、対象コンテンツを特定する情報、および検出情報などを含む。
また、受付部41は、端末装置2から送信され通信部20によって受信される選択情報を受け付ける。選択情報は、ユーザUを特定するための情報、ユーザUに提供された提供コンテンツに情報が含まれる複数のグループのうちユーザUが選択したグループの情報、および検出情報などを含む。
受付部41は、端末装置2から送信され通信部20によって受信される選択情報に基づいて、グループ選択コンテンツで示される複数のグループのうちユーザUによるグループの選択を受け付ける。
また、受付部41は、端末装置2から送信され通信部20によって受信される投稿コメント情報を受け付ける。投稿コメント情報は、投稿ユーザを特定するための情報、投稿ユーザであるユーザUが端末装置2に入力した投稿コメントの情報、投稿コメントの対象となる対象コンテンツを特定する情報、および検出情報などを含む。受付部41は、投稿コメントの情報を受け付けた場合、受け付けた投稿コメントの情報をコンテンツ記憶部31に記憶されているコンテンツテーブルに追加する。
〔4.3.3.分類部42〕
分類部42は、取得部40によって取得された情報に基づいて、対象コンテンツに対して複数投稿された投稿コメントを複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類する。
例えば、分類部42は、コンテンツ要求が受付部41によって受け付けられた場合、取得部40によって取得された情報に基づいて、コンテンツ要求によって特定される対象コンテンツに対して複数投稿された投稿コメントを複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類する。
また、分類部42は、コンテンツ要求が受付部41によって受け付けられた場合に代えて、対象コンテンツに対して投稿コメントが投稿される毎に、かかる対象コンテンツに対して複数投稿された投稿コメントを複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類することもできる。
分類条件は、例えば、投稿コメントの内容に関する条件、投稿ユーザの属性に関する条件、投稿ユーザの行動履歴に関する条件、および投稿コメントの投稿日時や投稿位置に関する条件のうちの1以上である。
例えば、分類部42は、複数の投稿コメントの各々を投稿コメントの内容に応じたグループに分類することができる。投稿コメントの内容に関する条件は、例えば、対象コンテンツに対する評価の種別の条件である。評価の種別は、例えば、肯定的な評価、否定的な評価、および中立的な評価である。
この場合、分類部42は、投稿コメントの内容に基づいて、複数の投稿コメントを、対象コンテンツに対して肯定的な評価を示す投稿コメントのグループ、対象コンテンツに対して否定的な評価を示す投稿コメントのグループ、および対象コンテンツに対して中立的な評価を示す投稿コメントのグループのいずれかに分類する。
また、投稿コメントの内容に関する条件は、例えば、対象コンテンツが政治に関するニュースのコンテンツである場合、政治的思想の傾向の条件であってもよい。政治的思想の傾向は、例えば、保守、中道、および革新である。
この場合、分類部42は、投稿コメントの内容に基づいて、複数の投稿コメントを、対象コンテンツに対して保守的な内容を示す投稿コメントのグループ、対象コンテンツに対して中道的な内容を示す投稿コメントのグループ、および対象コンテンツに対して革新的な内容を示す投稿コメントのグループのいずれかに分類する。
分類部42は、コメント分類モデルを有しており、投稿コメントの情報(例えば、テキスト情報)をコメント分類モデルに入力し、コメント分類モデルから出力されるグループ毎のスコアのうち最も高いスコアのグループに投稿コメントを分類する。
分類部42は、例えば、投稿コメントの情報とグループラベルを示す情報とを含むデータセットを学習用データとして用いて、コメント分類モデルを機械学習によって生成することができる。
例えば、コメント分類モデルは、投稿コメントの情報を入力とし、肯定的な評価、否定的な評価、および中立的な評価の各々のスコアを出力するモデル、投稿コメントの情報を入力とし、保守、中道、および革新の各々のスコアを出力するモデルなどである。
また、投稿コメントの内容に関する条件は、例えば、建設的な内容である度合いの条件であってもよい。この場合、コメント分類モデルは、例えば、投稿コメントの情報を入力とし、建設スコアを出力とするモデルである。
建設スコアは、建設的な内容である度合いを示すスコアであり、建設的な内容の代表コメントほど建設スコアが高くなる。分類部42は、投稿コメントの情報をコメント分類モデルに入力し、コメント分類モデルから出力される建設スコアが含まれる範囲のグループに投稿コメントを分類する。
また、分類部42は、例えば、投稿コメントの情報を形態素解析によって複数の形態素に分割し、分解した複数の形態素に含まれる名詞および動詞などの特定の品詞の文字列を解析することによって、複数の投稿コメントを分類する構成であってもよい。
この場合、分類部42は、例えば、分類対象の投稿コメントが、肯定的な評価を示す投稿コメント、否定的な評価を示す投稿コメント、および中立的な評価を示す投稿コメントのいずれであるかなどを分類する。
また、分類部42は、複数の投稿コメントの各々を投稿ユーザの属性に応じたグループに分類することができる。投稿ユーザの属性に関する条件は、例えば、投稿ユーザの性別、投稿ユーザの年代、投稿ユーザの位置や居住地などの条件である。
例えば、投稿ユーザの属性に関する条件が投稿ユーザの性別であるとする。この場合、分類部42は、例えば、複数の投稿コメントを、性別が男性である投稿ユーザの投稿コメントのグループ、性別が女性である投稿ユーザの投稿コメントのグループ、および性別がその他または不明である投稿ユーザの投稿コメントのグループのいずれかに分類する。
また、投稿ユーザの属性に関する条件が例えば投稿ユーザの年代であるとする。この場合、分類部42は、例えば、複数の投稿コメントを、年代が10代以下である投稿ユーザの投稿コメントのグループ、年代が20~40才までの投稿ユーザの投稿コメントのグループ、および年代が50才以上の投稿ユーザの投稿コメントのグループのいずれかに分類する。
なお、投稿ユーザの属性に関する条件は、投稿ユーザの性別や投稿ユーザの年代に代えて、投稿ユーザの位置や居住地などであってもよく、また、投稿ユーザの性別、投稿ユーザの年代、および投稿ユーザの位置や居住地などの組み合わせの条件であってもよい。
投稿ユーザの行動履歴に関する条件は、例えば、投稿ユーザによってコンテンツの閲覧傾向の条件、投稿ユーザによる取引対象の購入傾向の条件、投稿ユーザによる決済金額の条件などである。
例えば、投稿ユーザの行動履歴に関する条件が投稿ユーザによってニュースコンテンツの閲覧傾向の条件であるとする。この場合、分類部42は、複数の投稿コメントを、ニュースコンテンツの閲覧傾向に応じたグループに分類する。例えば、分類部42は、複数の投稿コメントを、ニュースコンテンツの閲覧頻度が第1閾値未満の投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループ、ニュースコンテンツの閲覧頻度が第1閾値以上第2閾値未満の投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループ、ニュースコンテンツの閲覧頻度が第2閾値以上の投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループのいずれかに分類する。
また、分類部42は、例えば、複数の投稿コメントを、芸能ニュースのコンテンツの閲覧頻度が最も高い投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループ、スポーツニュースのコンテンツの閲覧頻度が最も高い投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループ、経済ニュースのコンテンツの閲覧頻度が最も高い投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループなどの複数のグループのうちのいずれかに分類する。
また、投稿ユーザの行動履歴に関する条件が投稿ユーザによる取引対象の購入傾向の条件とする。この場合、分類部42は、複数の投稿コメントを、取引対象の購入傾向に応じたグループに分類する。例えば、分類部42は、オンラインショップでの購入頻度が最も高い投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループ、実店舗での購入頻度が最も高い投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループなどの複数のグループのうちのいずれかに分類する。
また、投稿ユーザの行動履歴に関する条件が投稿ユーザによる決済金額の条件とする。この場合、分類部42は、複数の投稿コメントを、決済金額に応じたグループに分類する。例えば、分類部42は、複数の投稿コメントを、単位期間当たりの決済金額が第1閾値未満の投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループ、単位期間当たりの決済金額が第1閾値以上第2閾値未満の投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループ、単位期間当たりの決済金額が第2閾値以上の投稿ユーザが投稿した投稿コメントのグループのいずれかに分類する。
また、分類部42は、複数の投稿コメントの各々を投稿コメントの投稿日時や投稿位置に応じたグループに分類することができる。投稿日時は、投稿ユーザが投稿コメントを投稿した日時であり、投稿位置は、投稿ユーザが投稿コメントを投稿したときの投稿ユーザの位置であり、入稿要求に含まれる投稿ユーザの検出情報で示される位置である。
この場合、分類部42は、複数の投稿コメントを、投稿日時に応じたグループに分類する。例えば、分類部42は、複数の投稿コメントを、投稿日時が24時間以内である投稿コメントのグループ、投稿日時が1週間前までの投稿コメントのグループ、および投稿日時が1週間前以前の投稿コメントのグループのいずれかに分類する。
また、分類部42は、複数の投稿コメントを、投稿位置に応じたグループまたは投稿日時と投稿位置との組み合わせに応じたグループに分類することもできる。例えば、分類部42は、複数の投稿コメントを、投稿位置が関東地域である投稿コメントのグループ、投稿位置が関西地域である投稿コメントのグループ、および投稿位置が関東地域および関西地域以外の地域である投稿コメントのグループのいずれかに分類することもできる。また、分類部42は、投稿日時と投稿位置との組み合わせに応じたグループに分類することもできる。
分類条件は、対象コンテンツの種別や提供先ユーザの属性などによって異なる条件であってもよい。対象コンテンツの種別は、対象コンテンツがニュースのコンテンツであれば、スポーツ、政治、経済、芸能、国際などである。提供先ユーザは、対象コンテンツおよび投稿コメントを含むコンテンツの提供先となるユーザであり、コンテンツ要求を送信した端末装置2のユーザUである。
例えば、分類部42は、対象コンテンツの種別毎に異なる分類条件を用いて複数の投稿コメントを分類したり、提供先ユーザの属性毎に異なる分類条件を用いて複数の投稿コメントを分類したりすることができる。また、分類部42は、提供先ユーザの位置に応じた分類条件を用いて複数の投稿コメントを分類したり、提供先ユーザの属性および位置に応じた分類条件を用いて複数の投稿コメントを分類したりすることもできる。
また、分類部42によって用いられる分類条件は、上述した複数種類の条件の中から、対象コンテンツの提供者が設定することもできる。また、分類部42は、複数種類の分類条件のうち用いる分類条件を順次変えることもできる。この場合、分類部42は、各分類条件でのグループ選択コンテンツのうちタグの選択頻度が最も高いグループ選択コンテンツの分類条件を用いる分類条件として決定することもできる。
上述したコメント分類モデルは、例えば、GBDT(Gradient Boosting Decision Tree)によって生成される学習モデルまたはディープニューラルネットワーク(DNN:Deep Neural Network)を利用した深層学習(Deep Learning)によって生成される学習モデルなどであるが、かかる例に限定されず、その他の機械学習方法で生成される学習モデルであってもよい。
〔4.3.4.特定部43〕
特定部43は、グループ毎の投稿コメントに含まれるテキストに基づいて、グループ毎のキーワードを特定する。
特定部43は、複数のキーワード特定モードを有しており、これら複数のキーワード特定モードの中から選択されたキーワード特定モードを用いて、グループ毎のキーワードを特定することができる。
例えば、特定部43は、キーワード特定モードが第1のモードである場合、同一グループの投稿コメントに含まれる単語または語句のうち最も数が多い単語または語句をグループ毎に抽出し、抽出したグループ毎の単語または語句をグループ毎のキーワードとして特定する。なお、特定部43は、数が多い単語または語句の順に2以上の単語または語句をグループ毎のキーワードとして特定することもできる。
また、特定部43は、キーワード特定モードが第2のモードである場合、投稿コメントに含まれる単語または語句のTF-IDF値をグループ毎に算出し、かかるTF-IDF値に基づいて、グループ毎に特徴的な単語または語句をグループ毎のキーワードとして抽出することもできる。なお、特定部43は、TF-IDF値が高い単語または語句の順に2以上の単語または語句をグループ毎のキーワードとして特定することもできる。
また、特定部43は、キーワード特定モードが第3のモードである場合、例えば、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツの提供対象となるユーザUである提供先ユーザの属性に応じた特定条件で、グループ毎のキーワードを特定する。例えば、特定部43は、ユーザUの属性毎のキーワード候補テーブルを有し、提供先ユーザの属性に応じた種類のキーワード候補テーブルを用いて、グループ毎のキーワードを特定する。
また、特定部43は、キーワード特定モードが第4のモードである場合、例えば、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツの提供対象となるユーザUである提供先ユーザの行動履歴に応じた特定条件で、グループ毎のキーワードを特定する。例えば、特定部43は、ユーザUの行動種別毎のキーワード候補テーブルを有し、提供先ユーザの行動履歴に応じた種類のキーワード候補テーブルを用いて、グループ毎のキーワードを特定する。
例えば、特定部43は、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツの種別または提供先ユーザの属性などに基づいて、第1のモードから第4のモードのうちのいずれかのキーワード特定モードを選択し、選択した、キーワード特定モードを用いて、グループ毎のキーワードを特定することができる。
また、特定部43は、上述したモード以外のキーワードを用いて、特定モードグループ毎のキーワードを特定することもできる。また、キーワード特定モードは、対象コンテンツ毎に入稿者装置3からの情報で指定されるモードに設定されてもよい。
〔4.3.5.並び順決定部44〕
並び順決定部44は、特定部43によって特定されたグループ毎のキーワードの並び順を決定する。例えば、並び順決定部44は、グループ内の複数の投稿コメントに対する評価、グループ内の投稿コメントの数、および提供先ユーザの属性のうちの少なくとも1つに基づいて、グループ毎のキーワードの並び順を決定する。
また、並び順決定部44は、グループ内の複数の投稿コメントに対する評価が高いグループのキーワードほど優先して並び順の位置を上位の位置に決定する。例えば、投稿コメントに対する評価は、例えば、投稿コメントの投稿ユーザ以外のユーザによる評価であり、例えば、グループ内の複数の投稿コメントに対する肯定的な評価が多いグループほど評価が高いグループである。投稿コメントに対する評価は、肯定的な評価の割合、例えば否定的な評価に対する肯定的な評価の比であってもよく、この場合、例えば、肯定的な評価の割合が高い投稿コメントほど評価が高い投稿コメントである。
また、並び順決定部44は、グループ内の投稿コメントの数が多いグループのキーワードほど優先して並び順の位置を上位の位置に決定する。
また、並び順決定部44は、提供先ユーザと属性の類似度が高い投稿ユーザによって投稿された投稿コメントが多いグループのキーワードほど優先して並び順の位置を上位の位置に決定する。例えば、並び順決定部44は、提供先ユーザの属性と類似度が高い属性を有する投稿ユーザによって投稿された投稿コメントの数が多いほど優先して並び順の位置を上位の位置に決定する。属性の類似度は、例えば、ユーザの性別、年代、職業、および位置(または居住地)で一致する項目が多いほどまたは一致する度合いが高くなるほど高くなるが、かかる例に限定されないが、かかる例に限定されない。
また、並び順決定部44は、提供先ユーザと属性の類似度が低い投稿ユーザによって投稿された投稿コメントが多いグループのキーワードほど優先して並び順の位置を上位の位置に決定することもできる。
〔4.3.6.提供部45〕
提供部45は、受付部41によって受け付けられた要求や情報に応じたコンテンツを要求元の端末装置2に送信して端末装置2の表示部11に表示させることで、要求や情報に応じたコンテンツを要求元の端末装置2のユーザUに提供する。
例えば、提供部45は、受付部41によってコンテンツ一覧要求が受け付けられた場合、コンテンツ一覧要求によって特定される種別の複数の対象コンテンツを含む一覧コンテンツを要求元の端末装置2に送信して端末装置2の表示部11に表示させることで、コンテンツ一覧要求に応じた一覧コンテンツを要求元の端末装置2のユーザUに提供する。
図7は、実施形態に係る情報処理装置1の提供部45によって提供される一覧コンテンツの一例を示す図である。図7に示す一覧コンテンツ50は、検索ボックス51、検索ボタン52、第1コンテンツ列53、タブ列54、第2コンテンツ列55、および第3コンテンツ列56を含む。
検索ボックス51には、ユーザUによる操作部12への操作によって検索キーワードが入力される。検索ボックス51に検索キーワードが入力された状態でユーザUによる操作部12への操作によって検索ボタン52が選択されると、端末装置2の情報出力部18は、検索ボックス51に入力されている検索キーワードを含む検索クエリを不図示の情報提供装置に送信する。かかる情報提供装置は、検索クエリに含まれる検索キーワードに応じた検索結果を端末装置2に送信する。かかる検索結果は、情報取得部16によって取得され、表示処理部17によって表示部11に表示される。
第1コンテンツ列53、第2コンテンツ列55、および第3コンテンツ列56に含まれる各コンテンツは、ユーザUによって選択された場合に移行先のコンテンツに移行させるコンテンツであり、一部のコンテンツには、例えば、移行先のコンテンツに含まれる情報の一部が表示される。
第1コンテンツ列53のコンテンツがユーザUによって選択された場合、選択されたコンテンツの移行先となるコンテンツが、表示部11に表示される。ユーザUは、表示部11に表示される戻るボタンまたはホームボタンを選択することで一覧コンテンツ50を再表示させることができる。
第2コンテンツ列55では、上下方向に複数の対象コンテンツ57a,57b,57c,57d,57eが並べて配列される。第2コンテンツ列55に配列される複数の対象コンテンツ57a,57b,57c,57d,57eは、タブ列54に含まれるタブの選択によって切り替えられる。
第3コンテンツ列56は、初期画面に移行させためのホームボタンコンテンツの他、ユーザUによる選択がある場合に移行先のコンテンツに移行させるコンテンツが含まれる。以下において、対象コンテンツ57a,57b,57c,57d,57eの各々を個別に区別せずに示す場合、対象コンテンツ57と記載する場合がある。
第2コンテンツ列55に含まれる複数の対象コンテンツ57のいずれかがユーザUによる操作部12への操作によって選択されると、端末装置2の情報出力部18は、ユーザUによって選択された対象コンテンツ57を特定する情報などを含むコンテンツ要求を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1の提供部45は、コンテンツ要求に応じた提供コンテンツを要求元の端末装置2に送信して端末装置2の表示部11に表示させることで、ユーザUに提供コンテンツを提供する。
提供コンテンツには、例えば、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツと、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツに対応するグループ選択コンテンツと、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツに対する複数の投稿コメントを含むコメントコンテンツとが含まれる。グループ選択コンテンツは、コンテンツ要求に応じた対象コンテンツに対して投稿された複数の投稿コメントの中からグループに分類された投稿コメントを絞り込むタグをグループ毎に含む。
図8は、実施形態に係る情報処理装置1の提供部45によって提供される提供コンテンツの一例を示す図である。図8に示す提供コンテンツ60は、コンテンツ要求で特定される対象コンテンツ57と、コメントコンテンツ61と、グループ選択コンテンツ64と、リンク65とを含む。リンク65は、図7に示す一覧コンテンツ50に戻るためのGUIであり、ユーザUは、リンク65を選択することによって、端末装置2に一覧コンテンツ50を表示させることができる。
コメントコンテンツ61は、コンテンツ要求で特定される対象コンテンツ57に対応する投稿コメント情報62a,62bと、追加表示ボタン63とを含む。投稿コメント情報62a,62bの各々には、投稿コメント620と、肯定評価ボタン621と、否定評価ボタン622と、返信コメントボタン623とを含む。なお、投稿コメント情報62a,62bには、中立評価ボタンが含まれていてもよい。
各投稿コメント620は、コンテンツ要求で特定される対象コンテンツ57に対する投稿コメントである。肯定評価ボタン621は、投稿コメント620を閲覧したユーザUが投稿コメント620に対して肯定的な評価を行う場合に選択するGUI(Graphical User Interface)ボタンであり、肯定評価ボタン621と対応する位置に、肯定評価ボタン621の選択数が示されている。
否定評価ボタン622は、投稿コメント620を閲覧したユーザUが投稿コメント620に対して否定的な評価を行う場合に選択するGUIボタンであり、否定評価ボタン622と対応する位置に、否定評価ボタン622の選択数が示されている。
返信コメントボタン623は、投稿コメント620に対する投稿コメントを表示するためのGUIボタンである。例えば、投稿コメント情報62aに含まれる投稿コメント620に対する投稿コメントの数は、43であり、ユーザUは、投稿コメント情報62aに含まれる返信コメントボタン623を選択することで、43件の投稿コメントを端末装置2の表示部11に表示させることができる。
追加表示ボタン63は、コンテンツ要求で特定される対象コンテンツ57に対する投稿コメントであってコメントコンテンツ61で示される投稿コメント情報62a,62b以外の投稿コメント情報である。ユーザUは、追加表示ボタン63を選択することによって、端末装置2に投稿コメント情報62a,62b以外の投稿コメント情報をさらに表示させることができる。
グループ選択コンテンツ64は、コンテンツ要求で特定される対象コンテンツ57に対応するグループ毎のタグ640,641,642,643を含む。図8に示す対象コンテンツ57に対する複数の投稿コメントは分類部42によって4つのグループに分類されており、タグ640,641,642,643は、分類部42によって分類された4つのグループのうち対応するグループのキーワードであって特定部43によって特定されたキーワードを示す情報を含む。
タグ640は、キーワード「コミュニケーション」の情報を含み、キーワード「コミュニケーション」に対応するグループに分類された複数の投稿コメントを含むコメントコンテンツを端末装置2に表示させるためのタグである。タグ641は、キーワード「社員」の情報を含み、キーワード「社員」に対応するグループに分類された複数の投稿コメントを含むコメントコンテンツを端末装置2に表示させるためのタグである。
タグ642は、キーワード「環境構築」の情報を含み、キーワード「環境構築」に対応するグループに分類された複数の投稿コメントを含むコメントコンテンツを端末装置2に表示させるためのタグである。タグ643は、キーワード「カフェ」の情報を含み、キーワード「カフェ」に対応するグループに分類された複数の投稿コメントを含むコメントコンテンツを端末装置2に表示させるためのタグである。ユーザUは、タグ640,641,642,643のうち1つのタグを選択したり2以上のタグを選択したりすることができる。
グループ選択コンテンツ64において、タグ640,641,642,643は、並び順決定部44によって決定された並び順で配列される。タグ640,641,642,643のうちタグ640が最も上位であり、タグ641,642,643の順に1つずつ下位になる。
なお、図8に示す例では、各タグ640,641,642,643には、対応するグループのキーワードの1つが含まれるが、特定部43によって複数のキーワードが特定された場合、各タグ640,641,642,643には、対応するグループのキーワードが複数含まれていてもよい。
提供部45は、受付部41によって受け付けた選択情報がタグ640,641,642,643のいずれかを特定するための情報を含む場合、タグ640,641,642,643のうち選択情報で特定されるタグに応じたグループに分類された複数の投稿コメントを含むコメントコンテンツを端末装置2に送信して端末装置2の表示部11に表示させることで、コメントコンテンツをユーザUに提供する。
図9は、実施形態に係る情報処理装置1の提供部45によって提供されるコメントコンテンツの一例を示す図である。図9に示すコメントコンテンツ70は、投稿コメント情報71a,71b,71c,・・・と、リンク72とが含まれる。投稿コメント情報71a,71b,71c,・・・は、選択情報で特定されるタグに応じたグループに分類された投稿コメントの情報であり、投稿コメント情報62a,62bと同様に、肯定評価ボタン、否定評価ボタン、および返信コメントボタンなどを含む。なお、投稿コメント情報71a,71b,71c,・・・には、中立評価ボタンが含まれていてもよい。
リンク72は、図8に示す提供コンテンツ60に戻るためのGUIであり、ユーザUは、リンク72を選択することによって、端末装置2に提供コンテンツ60を表示させることができる。
なお、提供部45は、選択情報で特定されるタグが2つ以上の場合、選択情報で特定される2つ以上のタグの各々に対応するグループに分類された投稿コメントの情報を含むコメントコンテンツ70を提供する。
提供部45によって提供されるコンテンツは、上述した例に限定されない。図10は、実施形態に係る情報処理装置1の提供部45によって提供される提供コンテンツの他の例を示す図である。
提供部45は、図8に示す提供コンテンツ60に代えて、図10に示す提供コンテンツ60をユーザUに提供することができる。図10に示す提供コンテンツ60は、並び順選択コンテンツ66をさらに含む点で、図9に示す提供コンテンツ60と異なる。
並び順選択コンテンツ66には、コメントコンテンツ70における複数の投稿コメントの並び順を選択するためのタグ660,661,662を含む。タグ660は、肯定的な投稿コメントを優先して上位の位置に並び順の位置を決定するタグである。タグ661は、否定的な投稿コメントを優先して上位の位置に並び順の位置を決定するタグである。タグ662は、肯定的な投稿コメントおよび否定的な投稿コメント以外の投稿コメントを優先して上位の位置に並び順の位置を決定するタグである。
〔5.処理手順〕
次に、実施形態に係る情報処理装置1の処理部22による情報処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る情報処理装置1の処理部22による情報処理の一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、情報処理装置1の処理部22は、対象コンテンツが入稿者装置3から入稿されたか否かを判定する(ステップS20)。処理部22は、対象コンテンツが入稿されたと判定した場合(ステップS20:Yes)、入稿された対象コンテンツを記憶部21に記憶させる(ステップS21)。
処理部22は、ステップS21の処理が終了した場合、または対象コンテンツが入稿されていないと判定した場合(ステップS20:No)、投稿コメントの投稿があるか否かを判定する(ステップS22)。処理部22は、投稿コメントの投稿があると判定した場合(ステップS22:Yes)、投稿された投稿コメントを記憶部21に記憶させる(ステップS23)。
処理部22は、ステップS23の処理が終了した場合、または投稿コメントの投稿がないと判定した場合(ステップS22:No)、分類タイミングになったか否かを判定する(ステップS24)。処理部22は、例えば、コンテンツ要求を受け付けた場合、または投稿コメントが投稿された場合に、分類タイミングになったと判定する。
処理部22は、分類タイミングになったと判定した場合(ステップS24:Yes)、複数の投稿コメントを複数のグループに分類する(ステップS25)。そして、処理部22は、各グループのキーワードを決定する(ステップS26)。さらに、処理部22は、ステップS26で決定したキーワードの並び順を決定する(ステップS27)。
処理部22は、ステップS27の処理が終了した場合、または分類タイミングになっていないと判定した場合(ステップS24:No)、コンテンツ要求または選択情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS28)。処理部22は、コンテンツ要求または選択情報を受け付けたと判定した場合(ステップS28:Yes)、コンテンツ要求または選択情報に応じたコンテンツを端末装置2に送信して端末装置2に表示させることで、コンテンツ要求または選択情報に応じたコンテンツをユーザUに提供する(ステップS29)。
処理部22は、ステップS29の処理が終了した場合、またはコンテンツ要求または選択情報を受け付けていないと判定した場合(ステップS28:No)、動作終了タイミングになったか否かを判定する(ステップS30)。処理部22は、例えば、情報処理装置1の電源がオフにされた場合、または情報処理装置1の不図示の操作部への操作によって終了操作が行われたと判定した場合に、動作終了タイミングになったと判定する。
処理部22は、動作終了タイミングになっていないと判定した場合(ステップS30:No)、処理をステップS20へ移行し、動作終了タイミングになったと判定した場合(ステップS30:Yes)、図11に示す処理を終了する。
〔6.変形例〕
上述した例では、情報処理装置1が提供するオンラインサービスは、ニュースサイト、ショッピングサイト、オークションサイト、フリーマーケットサイト、飲食店紹介サイト、口コミサイト、SNSサイトなどによるオンラインサービスであるが、かかる例に限定されない。情報処理装置1は、例えば、地図提供サイト、旅行サイト、検索サイトなどによるオンラインサービスを提供してもよい。
また、端末装置2は、情報処理装置1と連携して、取得部40、受付部41、分類部42、特定部43、並び順決定部44、および提供部45のうちの1以上の一部または全部の機能を実行することができ、取得部40、受付部41、分類部42、特定部43、並び順決定部44、および提供部45のうちの1以上の機能の一部または全部を有する情報処理装置の一部として機能することができる。なお、以下において、上述した情報処理装置1と端末装置2の一部または全部とを含む構成を情報処理装置1と記載する場合がある。
図3に示す処理部15は、例えば、CPUまたはMPUなどのプロセッサによって、端末装置2内部の記憶装置(例えば、記憶部14)に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る情報処理装置1または端末装置2は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ80によって実現される。以下、情報処理装置1を例に挙げて説明する。図12は、実施形態に係る情報処理装置1の機能を実現するコンピュータ80の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ80は、CPU81、RAM82、ROM(Read Only Memory)83、HDD(Hard Disk Drive)84、通信インターフェイス(I/F)85、入出力インターフェイス(I/F)86、およびメディアインターフェイス(I/F)87を有する。
CPU81は、ROM83またはHDD84に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM83は、コンピュータ80の起動時にCPU81によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ80のハードウェアに依存するプログラムなどを記憶する。
HDD84は、CPU81によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータなどを記憶する。通信インターフェイス85は、ネットワークN(図2参照)を介して他の機器からデータを受信してCPU81へ送り、CPU81が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器に送信する。
CPU81は、入出力インターフェイス86を介して、ディスプレイやプリンタなどの出力装置、および、キーボードまたはマウスなどの入力装置を制御する。CPU81は、入出力インターフェイス86を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU81は、入出力インターフェイス86を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス87は、記録媒体88に記憶されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM82を介してCPU81に提供する。CPU81は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス87を介して記録媒体88からRAM82上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体88は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)などの光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどである。
例えば、コンピュータ80が実施形態に係る情報処理装置1として機能する場合、コンピュータ80のCPU81は、RAM82上にロードされたプログラムを実行することにより、処理部22の機能を実現する。また、HDD84には、記憶部21内のデータが記憶される。コンピュータ80のCPU81は、これらのプログラムを記録媒体88から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報処理装置1は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホームなどをAPIやネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。また、情報処理装置1の上述した処理の一部は、端末装置2が担ってもよく。この場合、端末装置2の一部の機能は、情報処理装置1と共に情報処理装置として機能する。
また、例えば、図4に示した記憶部21の一部または全部は、各装置によって保持されるのではなく、ストレージサーバなどに保持されてもよい。この場合、各装置は、ストレージサーバにアクセスすることで、各種情報を取得する。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置1は、分類部42と、特定部43と、提供部45とを備える。分類部42は、コンテンツに対して複数投稿されたコメントを複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類する。特定部43は、グループ毎のコメントに含まれるテキストに基づいて、グループ毎のキーワードを特定する。提供部45は、複数のコメントの中からグループに分類されたコメントを絞り込むタグとして特定部43によって特定されたキーワードを示す情報を含むタグを提供する。これにより、情報処理装置1は、コメントの閲覧を容易にすることができる。
また、特定部43は、タグの提供対象となるユーザの属性に応じた特定条件で、グループ毎のキーワードを特定する。これにより、情報処理装置1は、コメントの閲覧をより容易にすることができる。
また、特定部43は、タグの提供対象となるユーザの行動履歴に応じた特定条件でグループ毎のキーワードを特定する。これにより、情報処理装置1は、コメントの閲覧をより容易にすることができる。
また、特定部43は、同一グループにおいて対応するコメントの数が多いキーワードを優先してグループ毎のキーワードとして特定する。これにより、情報処理装置1は、コメントの閲覧をより容易にすることができる。
また、分類部42は、コメントを内容に応じたグループに分類する。これにより、情報処理装置1は、コメントの閲覧をより容易にすることができる。
また、分類部42は、コメントを投稿ユーザの属性に応じたグループに分類する。これにより、情報処理装置1は、コメントの閲覧をより容易にすることができる。
また、分類部42は、コメントを投稿ユーザの行動履歴に応じたグループに分類する。これにより、情報処理装置1は、コメントの閲覧をより容易にすることができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理装置
2,2~2 端末装置
3,3~3 入稿者装置
10,20 通信部
11 表示部
12 操作部
13 センサ群
14,21 記憶部
15,22 処理部
16 情報取得部
17 表示処理部
18 情報出力部
30 ユーザ情報記憶部
31 コンテンツ記憶部
40 取得部
41 受付部
42 分類部
43 特定部
44 並び順決定部
45 提供部
100 情報処理システム
N ネットワーク

Claims (9)

  1. コンテンツに対して複数投稿されたコメントを複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類する分類部と、
    前記グループ毎の前記コメントに含まれるテキストに基づいて、前記グループ毎のキーワードを特定する特定部と、
    複数の前記コメントの中から前記グループに分類されたコメントを絞り込むタグとして前記特定部によって特定された前記キーワードを示す情報を含むタグを提供する提供部と、を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定部は、
    前記タグの提供対象となるユーザの属性に応じた特定条件で、前記グループ毎のキーワードを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定部は、
    前記タグの提供対象となるユーザの行動履歴に応じた特定条件で前記グループ毎のキーワードを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定部は、
    同一グループにおいて対応するコメントの数が多いキーワードを優先して前記グループ毎のキーワードとして特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記分類部は、
    前記コメントを内容に応じたグループに分類する
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記分類部は、
    前記コメントを投稿ユーザの属性に応じたグループに分類する
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記分類部は、
    前記コメントを投稿ユーザの行動履歴に応じたグループに分類する
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    コンテンツに対して複数投稿されたコメントを複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類する分類工程と、
    前記グループ毎の前記コメントに含まれるテキストに基づいて、前記グループ毎のキーワードを特定する特定工程と、
    複数の前記コメントの中から前記グループに分類されたコメントを絞り込むタグとして前記特定工程によって特定された前記キーワードを示す情報を含むタグを提供する提供工程と、を含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. コンテンツに対して複数投稿されたコメントを複数のグループのうち分類条件を満たすグループに分類する分類手順と、
    前記グループ毎の前記コメントに含まれるテキストに基づいて、前記グループ毎のキーワードを特定する特定手順と、
    複数の前記コメントの中から前記グループに分類されたコメントを絞り込むタグとして前記特定手順によって特定された前記キーワードを示す情報を含むタグを提供する提供手順と、をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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