JP7351944B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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特許法第30条第2項適用 https://finance.yahoo.co.jp/card-loan/experts/ 掲載日 令和3年7月8日 https://finance.yahoo.co.jp/card-loan/experts/questions/q14214124334 掲載日 令和3年7月8日
本出願は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
従来、様々な情報をユーザに提供する情報提供技術が知られている。このような情報提供技術の一例として、たとえば、自然言語で記述された質問の供給を受けたとき、その質問に対する回答を自然言語処理によって出力する技術などが提案されている。
また、このような情報提供技術を利用することにより、たとえば、質問者により投稿された質問の内容と、この質問に対する回答者の内容を対応付けて表示する、いわゆるQ&A(question answering)サービス(「Q&Aサイト」、「質問サイト」、「Q&Aコミュニティ」、「ナレッジコミュティ」とも称される。)が広く知られている。
特開2005-332271号公報
しかしながら、従来の技術は、情報提供サービスにおけるユーザビリティを高める上で改善の余地がある。たとえば、ユーザが、上述のQ&Aサービスにおいて商品やサービスなどに対する投稿を閲覧した際、商品やサービスなどについての詳細な情報を確認したいという要請がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、情報提供サービスにおけるユーザビリティを高めることができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、選定部と、提供部とを有する。選定部は、ユーザにより指定された選択された質問文に含まれる所定の対象を選定する。提供部は、質問文の内容を示す情報に関連付けて、選定部により選定された所定の対象に関する情報を提供する。
実施形態の態様の1つによれば、情報提供サービスにおけるユーザビリティを高めることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る商品選定方法の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る投稿情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る商品管理情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るユーザ情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る情報処理装置による情報処理手順を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する複数の実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下に説明する複数の実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下に説明する複数の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.情報処理の概要]
図1を用いて、実施形態にかかる情報処理の一例を説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。なお、図1では、実施形態に係る情報処理の一例として、情報処理装置100が、利用者に提供するQ&A(FAQ:Frequently Asked Question)サービスに関する処理について説明する。
図1に示す例において、情報処理システムSYSは、ユーザ端末10と、情報処理装置100とを有する。ユーザ端末10と、情報処理装置100とは、有線または無線によりネットワークN(たとえば、図3参照)に接続される。ユーザ端末10と、情報処理装置100は、ネットワークNを介して相互に通信できる。なお、図1に示す例には特に限定される必要はなく、情報処理システムSYSは、図1に示す場合よりも多くのユーザ端末10や、情報処理装置100を含んでいてもよい。
図1に示すユーザ端末10は、情報処理装置100から提供される各種サービスの利用者であるユーザUによって使用される情報処理端末である。ユーザ端末10の典型例としては、スマートフォンが該当するが、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)などにより実現されてもよい。図1の例では、ユーザ端末10として、スマートフォンが示されている。
また、ユーザ端末10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)などの無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)などの近距離無線通信を介してネットワークNに接続するための通信ユニットを有する。ユーザUは、通信ユニットを有するユーザ端末10を操作して情報処理装置100にアクセスし、情報処理装置100により提供されるQ&Aサービスの情報を閲覧する。
また、ユーザ端末10は、情報処理装置100により提供される各種サービスを利用するための情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示できる。このとき、ユーザ端末10は、ウェブブラウザやアプリケーションなどによる情報の表示処理を実現するための制御情報を情報処理装置100から受け取った場合には、受け取った制御情報に従って表示処理を実現する。
また、ユーザ端末10は、たとえば、GPS(Global Positioning System)などを利用して、自装置が所在する位置を示す情報である位置情報を取得できる。ユーザUは、各種サービスの利用を通じて、情報処理装置100に対し、位置情報を含む端末情報を提供できる。なお、以下の説明では、ユーザ端末10をユーザUと言い換えて表記する場合がある。つまり、ユーザUをユーザ端末10と読み替えることができる。
図1に示す情報処理装置100は、ユーザUに対して各種サービスを提供する情報処理装置である。情報処理装置100は、典型的にはサーバ装置であるが、メインフレームやワークステーションなどにより実現されてもよい。情報処理装置100がサーバ装置で実現される場合、単独のサーバにより実現されてもよいし、複数のサーバ装置及び複数のストレージ装置が協働して動作するクラウドシステムなどにより実現されてもよい。
なお、情報処理装置100は、各種サービスの利用者が使用するユーザ端末10に制御情報を配信する配信装置として機能してもよい。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)などのスタイルシート言語により記述される。なお、情報処理装置100から配信されるアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
また、情報処理装置100が提供する各種サービスには、各種アプリケーションに対応するAPI(Application Programming Interface)サービスや、各種オンラインサービスが含まれていてもよい。各種オンラインサービスには、Q&Aサービスや、インターネット接続や、検索サービスや、SNS(Social Networking Service)や、電子商取引サービスや、電子決済サービスや、オンラインゲームや、オンラインバンキングサービスや、オンライントレーディングサービスや、宿泊予約サービスや、チケット予約サービスや、動画配信サービスや、音楽配信サービスや、ニュース配信サービスや、地図情報サービスや、ルート検索サービスや、経路案内サービスや、路線情報サービスや、運行情報サービスや、天気情報サービスなどのサービスが含まれ得る。
ところで、オンラインサービスの1つとして情報処理装置100により提供されるQ&Aサービスにおいて、たとえば、商品に関する質問文の内容を閲覧した後、質問文に含まれる商品情報を辿って、より具体的な商品情報の確認を望むサービス利用者が少なからず存在する。そこで、情報処理装置100は、ユーザUにより選択された質問文に含まれる所定の対象(商品またはサービス)を選定し、質問文の内容を示す情報とともに、選定された所定の対象に関する情報を提供する。これにより、情報処理装置100は、Q&Aサービスにおいて、商品やサービスなどについての具体的な情報をワンストップでユーザに提供でき、情報提供サービスにおけるユーザビリティを高めることができる。以下、実施形態に係る情報処理について、この情報処理が実施される際に想定される流れに沿って具体的に説明する。
ユーザ端末10のディスプレイ11には、ユーザUの要求に応じて、情報処理装置100から提供されたQ&AサービスのトップページW1が表示される。図1の例では、各ユーザにより投稿されたお金に関する質問と、質問に対する回答を検索可能な「お金のQ&Aサイト」が表示されている。
ユーザUが、トップページW1に設けられている入力ボックスBX1に検索ワードを入力すると、ユーザ端末10のディスプレイ11には、各ユーザにより投稿された複数の質問の中から検索ワードに合致する質問の一覧(質問および回答の一覧)が表示される。図1の例では、検索ワード:「カードローン」に合致する質問一覧を含むトップページW1に、質問文Q1-1や、質問文Q2-1や、質問文Q3-1が表示される様子が示されている。
そして、図1に示すユーザ端末10は、「カードローン」に合致する質問一覧の中から、質問Q1-1がユーザUにより選択されると、ユーザUにより選択された質問文Q1-1へのアクセス要求を情報処理装置100に送信する(ステップS1)。
一方、情報処理装置100は、ユーザ端末10から質問文Q1-1に対するアクセス要求を受信すると、ユーザUにより選択された質問文Q1-1を解析して、質問文Q1-1に含まれる商品名を選定する(ステップS2)。
また、情報処理装置100は、選定した商品名に対応する商品に関する情報を取得する(ステップS3)。そして、情報処理装置100は、質問文Q1-1の内容を示す情報に対して、商品に関する情報を関連付けて、ユーザUに提供する(ステップS4)。
情報処理装置100からの情報提供を受けて、ユーザ端末10のディスプレイには、図1に示すように、質問文Q1-1の全文と、質問文Q1-1から選定された商品名に対応する商品に関する情報の一覧とを含む詳細表示ページW2が表示される。
また、図1に示す詳細表示ページW2において、質問文Q1-1から選定された商品名に対応する商品に関する情報の一覧には、質問文Q1-1から選定された商品名:「AAAローン」に対応する商品に関する情報C1-1や、商品名:「BBBローン」に対応する商品に関する情報C1-2などが表示されている。
また、図1に示す詳細表示ページW2において、商品に関する情報には、商品に関連する他の質問および回答に関する情報の一覧が表示されている。具体的には、商品名:「AAAローン」が登場するQ&A情報一覧QA1-1が表示されている。
以下、図2を用いて、情報処理装置100による商品選定方法の一例を説明する。図2は、実施形態に係る商品選定方法の一例を示す図である。図2では、ユーザUにより質問文Q1-1が選択された場合の商品選定方法を例示している。
図2に示すように、情報処理装置100は、ユーザUにより選択された質問文Q1-1を解析し、質問文Q1-1に含まれる各文を抽出する(ステップS11)。図2では、質問文Q1-1から、文1、文2、及び文3が抽出される例が示されている。
次に、情報処理装置100は、質問文Q1-1から抽出した各文について、質問文Q1-1における重要度を算出する(ステップS12)。図2では、文1の重要度を示すスコアが「0.5」で、文2の重要度を示すスコアが「0.9」で、文3の重要度を示すスコアが「0.7」である例が示されている。
たとえば、情報処理装置100は、既存の自然言語解析技術で用いられる自動要約生成処理(形態素解析や、文脈解析や、構文解析や、自動要約など)を用いて、各文の重要度を算出できる。具体的には、情報処理装置100は、自動要約生成処理において質問文Q1-1に含まれる各文を選択する文選択の過程において計算される重要度(スコア)を、質問文Q1-1に含まれる各文の重要度としてそのまま採用できる。
あるいは、情報処理装置100は、トップページW1において各ユーザにより指定された検索ワードと親和性の高い文言を評価するために予め規定された辞書情報(ルールベース)に基づいて、質問文Q1-1に含まれる文1、文2、及び文3の重要度を算出してもよい。たとえば、情報処理装置100は、辞書情報を参照して、各文に含まれる文言に対応するスコアを引き当て、各文のスコアリングを行うことにより、各文の重要度を算出する。
あるいは、情報処理装置100は、機械学習により生成された学習済みモデルを用いて、質問文Q1-1に含まれる各文の重要度を推定してもよい。たとえば、情報処理装置100は、質問文Q1-1に関連付けられているタグ(たとえば、カードローン)との関係性が強い文(類似度が高い文)ほど重要度が高いものと仮定し、タグ(たとえば、カードローン)との関係性が強い文ほど、より高い値のスコアが出力されるようにモデルを学習してもよい。この場合、情報処理装置100は、たとえば、質問文Q1-1から抽出した各文の特徴を示す特徴量を入力することにより出力されるスコアに基づいて、各文の重要度を推定する。
質問文Q1-1に含まれる各文の重要度を算出した後、情報処理装置100は、各文に含まれる商品名を抽出する(ステップS13)。図2では、文1から「商品名1」が抽出され、文2から「商品名2」が抽出され、文3から「商品名3」が抽出される例が示されている。
そして、情報処理装置100は、ステップS12で算出した各文の重要度に基づいて各文から抽出した商品名の重み付けを行い、所定の基準を満たす商品名を選定する(ステップS14)。たとえば、情報処理装置100は、ステップS12で算出した各文の重要度を、各文から抽出した商品名の重要度とみなす。そして、情報処理装置100は、重要度が最も高い商品名を選定する。図2では、文2から抽出された「商品名2」が選び出される例が示されている。なお、情報処理装置100は、図2に示す例に限られず、重要度が所定の閾値以上である商品名を抽出してもよい。
情報処理装置100は、「商品名2」に対応する商品に関する情報を取得し、取得した情報を、質問文Q1-1の内容を示す情報をユーザUに提供する際に合わせて提供する。たとえば、情報処理装置100は、「商品名2」に対応付けて予め登録されている商品情報を取得して、ユーザUに提供できる。
このようにして、情報処理装置100は、商品やサービスなどに対する投稿を閲覧した際、商品やサービスなどについての詳細な情報をワンストップでユーザに提供でき、Q&Aサービスのような情報提供サービスのユーザビリティを高めることができる。また、情報処理装置100は、質問文に複数の商品が含まれる場合であっても、ユーザにとってより有益であると推定される商品を選定し、選定した商品の情報をユーザに提供できるので、情報提供サービスのユーザビリティをさらに高めることができる。
また、情報処理装置100は、質問文に対する回答文に含まれる各文の重要度を算出し、回答文に含まれる各文の重要度をさらに加味して、商品名(商品)を選定してもよい。これにより、情報処理装置100は、Q&Aサービスなどの情報提供サービスにおいて、ユーザUに提供する商品に関する具体的な情報を質問と回答の両面から提供でき、ユーザUが望む情報を提供できる可能性を高めることができる。
たとえば、情報処理装置100は、質問文に対する回答文が投稿されている場合、回答文についても、上述の質問文に対する処理と同様の処理を実行する。具体的には、情報処理装置100は、回答文に含まれる各文を抽出し、回答文から抽出した各文について、回答文における重要度を算出する。また、情報処理装置100は、各文に含まれる商品名を抽出する。また、情報処理装置100は、回答文から抽出した各文の重要度に基づいて、各文から抽出した商品名の重み付けを行う。また、情報処理装置100は、質問文および回答文から抽出した商品名を突合し、同一の商品名についてはスコア(重要度)を合算することにより、質問文および回答文から抽出した商品名のスコアリングを行う。そして、情報処理装置100は、重要度(スコア)が最も大きい商品名を選定する。
また、情報処理装置100は、ユーザに関するユーザ情報に基づいて、商品名(商品)を選定してもよい。これにより、情報処理装置100は、ユーザUの興味嗜好の傾向に即した商品に関する具体的な情報を提供できる。たとえば、情報処理装置100は、質問文のアクセス元であるユーザUの検索履歴(または閲覧履歴)を参照する。そして、情報処理装置100は、質問文Q1-1から抽出した商品名のうち、アクセス元のユーザUが検索(または閲覧)する頻度が高い商品名とカテゴリが同一または類似する商品の商品名や、カテゴリが関連する商品の商品名などを選定する。たとえば、情報処理装置100は、ユーザUの検索履歴においてカードローン商品の検索頻度が高い場合、質問文に含まれる商品名の中からカードローン商品を選定する他、カードローン商品に類似する商品として自動車ローンや、住宅ローンや、教育ローンなどの各種ローン商品の商品名を選定できる。また、たとえば、情報処理装置100は、ユーザUの検索履歴(または閲覧履歴)において保険商品の検索頻度(または閲覧頻度)が高い場合、質問文に含まれる商品名の中から保険商品の商品名を選定する他、保険商品に関連する商品として、投資信託や、株式や、社債や、公債などの金融商品の商品名を保険商品に関連する商品として選定できる。なお、類似商品や関連商品の範囲は、情報処理装置100の管理者が予め任意に規定できる。
なお、情報処理装置100は、上述のように、質問文のアクセス元であるユーザUの検索履歴(または閲覧履歴)に基づいて質問文に含まれる商品名を選定する例には限られず、質問文から抽出した商品名に対応する商品の詳細情報を掲載する掲載ページ(たとえば、金融商品や保険商品を含むファイナンスに関する商品の詳細情報を掲載するウェブページ)に対する全てのユーザのアクセス数に基づいて、質問文に含まれる商品名を選定してもよい。たとえば、情報処理装置100は、質問文に含まれる複数の商品の中から、アクセス数が最も多い商品名を選定できる。
また、情報処理装置100は、図1に示すQ&A情報一覧QA1-1のように、質問文から選定した商品名に対応する商品に関連する他の質問及び回答の情報をさらに提供できる。これにより、情報処理装置100は、ユーザUに対して、質問文に含まれる商品に関する他の質問および回答を簡易に閲覧させることができる。
[2.情報処理装置の構成]
図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続される。情報処理装置100は、ネットワークNを介して、ユーザ端末10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、たとえば、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスクや、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。記憶部120は、投稿情報記憶部121と、商品情報記憶部122と、ユーザ情報記憶部123とを有する。
(投稿情報記憶部121)
投稿情報記憶部121は、サービス利用者によりQ&Aサービスに投稿された質問や回答などに関する投稿情報を記憶する。図4は、実施形態に係る投稿情報の一例を示す図である。なお、図4は、実施形態に係る投稿情報の一例を示しており、図4に示す以外の情報を含んでいてもよい。
図4に示すように、投稿情報記憶部121に記憶される投稿情報は、「情報ID」の項目や、「タグ」の項目や、「質問情報」の項目や、「回答情報」の項目などといった複数の項目を有する。投稿情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「情報ID」の項目には、サービス利用者により投稿された情報を識別するための識別情報が記憶される。「タグ」の項目には、サービス利用者により投稿された情報の内容を分類するために付与される分類情報が記憶される。「タグ」の項目に記憶される分類情報は、投稿を受け付けた際、投稿内容に応じて付与される。「質問情報」の項目には、サービス利用者により投稿された質問に関する各種情報が記憶される。たとえば、「質問情報」の項目に記憶される各種情報には、投稿された質問文の内容を示す情報や、投稿者の情報や、投稿日時の情報などが含まれる。「回答情報」の項目には、サービス利用者により投稿された回答に関する各種情報が記憶される。たとえば、「回答情報」の項目に記憶される各種情報には、投稿された回答文の内容を示す情報や、投稿者の情報や、投稿日時の情報や、質問者により付与された評価情報などが含まれる。
図4によれば、情報ID:「情報#01」で識別される投稿情報には、タグ:「タグ#01」が付与され、「質問情報#01」や、「回答情報#01」などが含まれることが示されている。
(商品情報記憶部122)
商品情報記憶部122は、商品に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係る商品に関する各種情報の一例を示す図である。なお、図5は、実施形態に係る商品に関する各種情報の一例を示しており、図5に示す以外の情報を含んでいてもよい。たとえば、商品情報記憶部122は、サービスに関する各種情報をさらに記憶していてもよい。
図5に示すように、商品情報記憶部121に記憶される商品に関する各種情報は、「商品名」の項目や、「カテゴリ」の項目や、「類似カテゴリ」の項目や、「関連カテゴリ」の項目や、「商品情報」の項目などといった複数の項目を有する。商品に関する各種情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「商品名」の項目には、商品の名称を示す情報が記憶されている。たとえば、「商品名」の項目には、「AAAローン」や「BBBローン」などの商品名(たとえば、図1参照)を示す情報が記憶される。「カテゴリ」の項目には、商品に対応するカテゴリを示す情報が記憶される。たとえば、「カテゴリ」の項目には、「カードローン」や、「住宅ローン」や、「教育ローン」などの商品カテゴリを示す情報が記憶される。「類似カテゴリ」の項目には、類似する商品カテゴリを示す情報が記憶される。「関連カテゴリ」の項目には、関連する商品カテゴリを示す情報が記憶される。「商品情報」の項目には、商品の具体的な情報が記憶される。商品情報は、商品ページへのリンクや、商品の情報を示すサムネイルなどであってもよい。
図5によれば、商品名:「商品名#01」である商品の商品カテゴリが「カテゴリ#01」であり、この商品に類似する商品カテゴリとして「カテゴリ#10」が含まれており、この商品に関連する関連カテゴリとして「カテゴリ#11」が含まれており、この商品の具体的な情報が「商品情報#01」であることが示されている。
(ユーザ情報記憶部123)
ユーザ情報記憶部123は、サービス利用者に関するユーザ情報が記憶される。図6は、実施形態に係るユーザ情報の一例を示す図である。なお、図6は、実施形態に係るユーザ情報の一例を示しており、図6に示す以外の情報を含んでいてもよい。
図6に示すように、ユーザ情報記憶部123に記憶されるユーザ情報は、「ユーザID」の項目や、「個人情報」の項目や、「検索履歴」の項目や、「閲覧履歴」の項目や、「購買履歴」の項目や、「投稿履歴」の項目といった複数の項目を有する。ユーザ情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「ユーザID」の項目には、サービス利用者(たとえば、図1に示すユーザUなど)を識別するために各サービス利用者に個別に割り振られた各サービス利用者に固有の識別情報が記憶される。「個人情報」の項目には、名前や性別、年齢や職業、住所や家族構成などの人口統計学的な属性(いわゆる「デモグラフィック属性」)を示す情報が記憶される。また、「個人情報」の項目には、ユーザU1の価値観や、ライフスタイルや、性格や、興味・嗜好などの心理学的な属性(いわゆる「サイコグラフィック属性」)を示す情報が記憶されてもよい。
「検索履歴」の項目には、サービス利用者が入力した検索クエリの履歴である検索履歴を示す情報が記憶される。また、「アクセス履歴」の項目には、サービス利用者がアクセスしたコンテンツの履歴であるアクセス履歴を示す情報が記憶される。また、「購買履歴」の項目には、サービス利用者による購買の履歴である購買履歴を示す情報が記憶される。また、「投稿履歴」の項目には、サービス利用者による投稿の履歴である投稿履歴を示す情報が記憶される。
図6によれば、ユーザID:「ユーザ#01」で識別されるサービス利用者に対応するユーザ情報として、個人情報#01や、検索履歴#01や、閲覧履歴#01や、購買履歴#01や、投稿履歴#01などが示されている。
(制御部130について)
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、算出部131と、選定部132と、提供部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(算出部131)
算出部131は、サービス利用者であるユーザ(たとえば、図1に示すユーザUなど)により選択された質問文を含まれる各文の重要度を算出する。たとえば、算出部131は、自動要約生成処理を用いて重要度を算出する。あるいは、算出部131は、質問文を検索する際にユーザにより指定された検索ワードと親和性の高い文言を評価するために予め規定された辞書情報(ルールベース)に基づいて、質問文に含まれる各文の重要度を算出する。
また、算出部131は、質問文に対する回答文が存在する場合、質問文に対する回答文に含まれる各文の重要度を算出することもできる。たとえば、算出部131は、回答文に含まれる各文を抽出する。そして、算出部131は、回答文から抽出した各文について、質問文と同様の方法で、回答文における重要度を算出する。
(選定部132)
選定部132は、サービス利用者であるユーザにより選択された質問文に含まれる所定の対象を選定する。たとえば、選定部132は、算出部131により算出された質問文に含まれる各文の重要度に基づいて所定の対象(たとえば、商品またはサービス)の重み付けを行い、所定の基準を満たす所定の対象を選定する。具体的には、選定部132は、質問文から抽出した各文に含まれる商品名を抽出する。そして、選定部132は、算出部131により算出された各文の重要度を、各文から抽出した商品名の重要度とみなし、重要度が最も高い商品名を選定する。あるいは、選定部132は、重要度が所定の閾値以上である商品名を選定してもよい。
また、選定部132は、算出部131により質問文に対する回答文に含まれる各文の重要度が算出された場合、回答文に含まれる各文の重要度をさらに加味して、所定の対象を選定してもよい。具体的には、選定部132は、回答文から抽出した各文に含まれる商品名を抽出する。また、選定部132は、回答文から抽出した各文の重要度に基づいて、質問文と同様の方法で、各文から抽出した商品名の重み付けを行う。つまり、選定部132は、算出部131により算出された各文の重要度を、各文から抽出した商品名の重要度とみなす。また、選定部132は、質問文および回答文から抽出した商品名を突合し、同一の商品名についてはスコア(重要度)を合算することにより、質問文および回答文から抽出した商品名のスコアリングを行う。そして、情報処理装置100は、重要度(スコア)が最も大きい商品名を選定する。あるいは、選定部132は、重要度が所定の閾値以上である商品名を選定してもよい。
また、選定部132は、サービス利用者であるユーザに関するユーザ情報に基づいて、商品名(商品)を選定してもよい。たとえば、選定部132は、質問文のアクセス元であるユーザの検索履歴を参照する。そして、選定部132は、商品管理情報を参照して、質問文から抽出した商品名のうち、アクセス元のユーザが検索する頻度が高い商品名とカテゴリが同一または類似する商品の商品名や、カテゴリが関連する商品の商品名などを選定する。たとえば、選定部132は、ユーザUの検索履歴においてカードローン商品の検索頻度が高い場合、質問文に含まれる商品名の中からカードローン商品を選定する他、カードローン商品に類似する商品として自動車ローンや、住宅ローンや、教育ローンなどの各種ローン商品の商品名を選定できる。また、たとえば、選定部132は、ユーザUの検索履歴において保険商品の検索頻度が高い場合、質問文に含まれる商品名の中から保険商品の商品名を選定する他、保険商品に関連する商品として、投資信託や、株式や、社債や、公債などの金融商品の商品名を保険商品に関連する商品として選定できる。なお、類似商品や関連商品の範囲は、情報処理装置100の管理者が予め任意に規定できる。
(提供部133)
提供部133は、質問文の内容を示す情報に関連付けて、選定部132により選定された所定の対象に関する情報を提供する。たとえば、提供部133は、選定部132により選定された商品名に対応するコンテンツIDに基づいて、商品名に対応する商品に関する情報(コンテンツ)を取得する。そして、提供部132は、取得した商品に関する情報を、質問文の内容を示す情報に関連付けて、サービス利用者であるユーザに提供する。
また、提供部133は、選定部により選定された所定の対象に関連する他の質問及び回答に関する情報をサービス利用者にさらに提供してもよい。たとえば、提供部133は、投稿情報記憶部121に記憶されている投稿情報を参照して、質問文から選定された商品名を含む投稿情報を特定することにより、サービス利用者に提供できる。
[3.処理手順]
図7を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る情報処理装置による情報処理手順を示すフローチャートである。図7に示す処理手順は、情報処理装置100の制御部130により実行される。図7に示す処理手順は、情報処理装置100の稼働中、繰り返し実行される。
図7に示すように、算出部131は、サービス利用者であるユーザにより選択された質問文に含まれる各文の重要度を算出する(ステップS101)。
また、選定部132は、質問文から抽出した各文に含まれている商品名を抽出する(ステップS102)。
また、選定部132は、ステップS101で算出した重要度に基づいて、ステップS102で抽出した商品名の重み付けを行う(ステップS103)。
また、選定部132は、テップS102で抽出した商品名の中から、所定の基準を満たす商品名を選定する(ステップS104)。
また、提供部133は、ユーザにより選択された質問文の内容を示す情報とともに、ステップS104で選定した商品名に対応する商品に関する情報をユーザに提供して(ステップS105)、図7に示す処理手順を終了する。
[4.変形例]
上記実施形態にかかる情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
(4-1.商品名の重要度について)
上記の実施形態では、情報処理装置100が、質問文に含まれる各文の重要度に基づいて、各文から抽出した商品名を重み付けする例を説明したが、この例には特に限られる必要はない。たとえば、情報処理装置100は、質問文に含まれる各文について、質問文を閲覧するサービス利用者が指定した検索ワード(たとえば、カードローン)に対する重要度を算出してもよい。そして、情報処理装置100は、検索ワードに対する重要度に基づいて、各文から抽出した商品名の重み付けを行う。なお、情報処理装置100は、回答文に含まれる各文ついても、質問文に含まれる各文と同様に、検索ワード(たとえば、カードローン)に対する重要度を算出してもよい。
(4-2.情報処理システムSYSの構成について)
上記の実施形態では、情報処理システムSYSに含まれる情報処理装置100が、商品情報を管理する例について説明したが、実施形態に係る情報処理システムSYSの構成は、このような例には特に限定される必要はない。たとえば、情報処理システムSYSは、商品の詳細情報が掲載されたコンテンツを管理するコンテンツサーバをさらに有してもよい。この場合、情報処理装置100は、商品管理情報として、商品名に対応付けてコンテンツを識別するためのコンテンツIDを管理する。そして、情報処理装置100は、サービス利用者に対して質問文の内容を示す情報を提供する際、コンテンツIDに基づいて、コンテンツサーバから商品のコンテンツを取得し、サービス利用者に提供できる。
[5.ハードウェア構成]
また、上述してきた本実施形態に係るサービス提供装置100は、たとえば、図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、本実施形態に係るサービス提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラムなどに基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAMなど、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、たとえば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナなどといった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、たとえば、USBなどにより実現される。
なお、入力装置1020は、たとえば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどから情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリなどの外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。たとえば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
たとえば、コンピュータ1000が本実施形態に係る情報処理装置の一例であるサービス提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)を実行することにより、制御部130と同様の機能を実現する。すなわち、演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)との協働により、本実施形態に係るサービス提供装置100による処理を実現する。
[6.その他]
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[7.効果]
実施形態に係る情報処理装置100は、選定部132と、提供部133とを有する。選定部132は、ユーザにより選択された質問文に含まれる所定の対象を選定する。提供部133は、質問文の内容を示す情報に関連付けて、選定部132により選定された所定の対象に関する情報を提供する。
このようなことから、実施形態に係る情報処理装置100は、Q&Aサービスにおいて、商品やサービスなどについての具体的な情報をワンストップでユーザに提供でき、情報提供サービスにおけるユーザビリティを高めることができる。
また、情報処理装置100は、質問文を含まれる各文の重要度を算出する算出部131をさらに有する。選定部132は、算出部131により算出された質問文に含まれる各文の重要度に基づいて所定の対象の重み付けを行い、所定の基準を満たす所定の対象を選定する。
また、情報処理装置100において、算出部131は、自動要約生成処理を用いて重要度を算出する。
また、情報処理装置100において、算出部131は、質問文を検索する際にユーザにより指定された検索ワードと親和性の高い文言を評価するために予め規定された辞書情報に基づいて、重要度を算出する。
これらにより、情報処理装置100は、質問文に複数の商品が含まれる場合であっても、ユーザにとってより有益であると推定される商品を選定し、選定した商品の情報をユーザに提供できるので、情報提供サービスのユーザビリティをさらに高める効果を期待できる。
また、情報処理装置100において、算出部131は、質問文に対する回答文に含まれる各文の重要度を算出する。選定部132は、回答文に含まれる各文の重要度をさらに加味して、所定の対象を選定する。これにより、情報処理装置100は、ユーザUが望む情報を提供できる可能性を高めることができる。
また、情報処理装置100において、選定部132は、ユーザに関するユーザ情報に基づいて、所定の対象を選定する。これにより、情報処理装置100は、ユーザUの興味嗜好の傾向に即した商品に関する具体的な情報を提供できる。
また、情報処理装置100において、提供部133は、選定部132により選定された所定の対象に関連する他の質問及び回答に関する情報をさらに提供する。これにより、情報処理装置100は、ユーザUに対して、質問文に含まれる商品に関する他の質問および回答を簡易に閲覧させることができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、特定部は、特定手段や特定回路に読み替えることができる。
10 ユーザ端末
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 投稿情報記憶部
122 商品情報記憶部
123 ユーザ情報記憶部
130 制御部
131 算出部
132 選定部
133 提供部

Claims (7)

  1. 他のユーザにより投稿された質問の内容を示す質問文、及び前記質問に対する回答の内容を示す回答文を含む投稿情報を記憶する記憶部と、
    前記投稿情報の中からユーザに提供される情報であって、前記ユーザより指定された検索ワードに合致する質問の一覧の中から、前記ユーザにより選択された質問文に対するアクセス要求を受信した場合、前記ユーザにより選択された前記質問文に含まれる各文の重要度を、自動要約生成処理において前記質問文に含まれる各文を選択する過程において計算されるスコアにより算出する算出部と、
    前記算出部により算出された各文の重要度を、前記各文に含まれる商品またはサービスの情報の重要度とみなし、当該重要度が所定の基準を満たす商品またはサービスを選定する選定部と、
    前記ユーザにより選択された前記質問文の内容を示す情報と、前記選定部により選定された前記商品または前記サービスに関する情報を提供する提供部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記算出部は、
    記検索ワードと親和性の高い文言を評価するために予め規定された辞書情報に基づいて、前記重要度を算出する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記算出部は、
    自動要約生成処理において前記回答文に含まれる各文を選択する過程において計算されるスコアにより、記回答文に含まれる各文の重要度を算出し、
    前記選定部は、
    前記算出部により算出された各文の重要度を、前記各文に含まれる商品またはサービスの情報の重要度とみなし、当該重要度をさらに加味して、前記商品または前記サービスを選定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記選定部は、
    前記ユーザの検索履歴に基づいて、前記ユーザの検索頻度が所定の条件を満たす前記商品または前記サービスと同一または類似する前記商品または前記サービスを選定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記提供部は、
    前記選定部により選定された前記商品または前記サービスに関連する他の質問及び当該他の質問に対する回答に関する情報をさらに提供する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 他のユーザにより投稿された質問の内容を示す質問文、及び前記質問に対する回答の内容を示す回答文を含む投稿情報を記憶する記憶部を有するコンピュータが実行する情報処理方法であって、
    前記投稿情報の中からユーザに提供される情報であって、前記ユーザより指定された検索ワードに合致する質問の一覧の中から、前記ユーザにより選択された質問文に対するアクセス要求を受信した場合、前記ユーザにより選択された前記質問文に含まれる各文の重要度を、自動要約生成処理において前記質問文に含まれる各文を選択する過程において計算されるスコアにより算出する算出工程と、
    前記算出工程により算出された各文の重要度を、前記各文に含まれる商品またはサービスの情報の重要度とみなし、当該重要度が所定の基準を満たす商品またはサービスを選定する選定工程と、
    前記ユーザにより選択された前記質問文の内容を示す情報と、前記選定工程により選定された前記商品または前記サービスに関する情報を提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 他のユーザにより投稿された質問の内容を示す質問文、及び前記質問に対する回答の内容を示す回答文を含む投稿情報を記憶する記憶部を有するコンピュータに、
    前記投稿情報の中からユーザに提供される情報であって、前記ユーザより指定された検索ワードに合致する質問の一覧の中から、前記ユーザにより選択された質問文に対するアクセス要求を受信した場合、前記ユーザにより選択された前記質問文に含まれる各文の重要度を、自動要約生成処理において前記質問文に含まれる各文を選択する過程において計算されるスコアにより算出する算出手順と、
    前記算出手順により算出された各文の重要度を、前記各文に含まれる商品またはサービスの情報の重要度とみなし、当該重要度が所定の基準を満たす商品またはサービスを選定する選定手順と、
    前記ユーザにより選択された前記質問文の内容を示す情報と、前記選定手順により選定された前記商品または前記サービスに関する情報を提供する提供手順と
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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