JP2023181771A - 車両用表示制御装置及び車両用表示方法 - Google Patents

車両用表示制御装置及び車両用表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両に搭載される表示器の画面を大型化した場合であっても、表示器の消費電力の無駄を抑制することを可能にする。【解決手段】自車に搭載される表示器13の表示領域内の輝度を部分的に制御可能な表示制御部105と、自車の乗員を検出した結果をもとに、乗員が注視する可能性があると推定される領域である視認領域を特定する領域特定部102とを備え、表示制御部105は、1つの表示器13の表示領域のうちの、領域特定部102で視認領域と特定した領域外である非視認領域の輝度を、視認領域と特定する場合に比べて下げるように制御する。【選択図】図2

Description

本開示は、車両用表示制御装置及び車両用表示方法に関するものである。
カーボンニュートラル社会の実現に向けて、省エネルギーのニーズが増加している。これに対して、車両に搭載される表示器での消費電力を抑える技術が知られている。特許文献1には、車両に搭載される複数の表示器のうちの、ドライバの視線が表示領域に向いていない表示器の輝度を下げる技術が開示されている。
特開2021-24402号公報
車両に搭載される表示器の画面の大型化による消費電力の増大が課題となっている。これに対して、特許文献1に開示の技術では、表示器の画面の一部でもドライバの視線が向いていると、画面全体の輝度を下げないことになる。よって、ドライバが注視する可能性がある領域(以下、視認領域)から外れている画面の輝度を保っている分だけ、消費電力の無駄が生じる。
この開示の1つの目的は、車両に搭載される表示器の画面を大型化した場合であっても、表示器の消費電力の無駄を抑制することを可能にする車両用表示制御装置及び車両用表示方法を提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、開示の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、1つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本開示の車両用表示制御装置は、車両で用いられ、車両に搭載される表示器(13)の表示領域内の輝度を部分的に制御可能な表示制御部(105)を備える車両用表示制御装置であって、車両の乗員を検出した結果をもとに、乗員が注視する可能性があると推定される領域である視認領域を特定する領域特定部(102)を備え、表示制御部は、1つの表示器の表示領域のうちの、領域特定部で視認領域と特定した領域外である非視認領域の輝度を、視認領域と特定する場合に比べて下げるように制御する。
上記目的を達成するために、本開示の車両用表示方法は、少なくとも1つのプロセッサにより実行される、車両で用いられ、車両に搭載される表示器(13)の表示領域内の輝度を部分的に制御可能な表示制御工程を含む車両用表示制御方法であって、車両の乗員を検出した結果をもとに、乗員が注視する可能性があると推定される領域である視認領域を特定する領域特定工程を含み、表示制御工程では、1つの表示器の表示領域のうちの、領域特定工程で視認領域と特定した領域外である非視認領域の輝度を、視認領域と特定する場合に比べて下げる。
これらによれば、1つの表示器の表示領域のうちの、乗員が注視する可能性があると推定される視認領域外である非視認領域の輝度を、視認領域と特定する場合に比べて下げることになる。よって、1つの表示器の表示領域のうちの、視認領域から外れている領域については、消費電力を抑えることが可能になる。その結果、車両に搭載される表示器の画面を大型化した場合であっても、表示器の消費電力の無駄を抑制することが可能になる。
車両用システム1の概略的な構成の一例を示す図である。 HCU10の概略的な構成の一例を示す図である。 ぼかし領域を設けない場合の領域の特定の例について説明するための図である。 ぼかし領域を設ける場合の領域の特定の例について説明するための図である。 乗員距離に応じたぼかし領域の幅の変化について説明するための図である。 交差領域の輝度制御について説明するための図である。 HCU10での輝度制御関連処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図面を参照しながら、開示のための複数の実施形態を説明する。なお、説明の便宜上、複数の実施形態の間において、それまでの説明に用いた図に示した部分と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。同一の符号を付した部分については、他の実施形態における説明を参照することができる。
(実施形態1)
<車両用システム1の概略構成>
以下、本開示の実施形態1について、図面を用いて説明する。図1に示す車両用システム1は、車両で用いることが可能なものである。図1に示すように、車両用システム1は、HCU(Human Machine Interface Control Unit)10、自動運転ECU11、室内カメラ12、及び表示器13を含む。例えば、HCU10及び自動運転ECU11は、車内LAN(図1のLAN参照)と接続される構成とすればよい。以下では、車両用システム1を用いる車両が自動車である場合を例に挙げて説明する。なお、車両用システム1を用いる車両は、必ずしも自動車に限らなくてもよい。車両用システム1を用いる車両を、以下では自車と呼ぶ。
自動運転ECU11は、例えばプロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備える電子制御装置である。自動運転ECU11は、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで自動運転に関する処理を実行する。自動運転ECU11は、自車の自動運転の度合い(以下、自動化レベル)を切り替え可能なものとする。自動化レベルとしては、例えばSAEが定義しているように、複数のレベルが存在し得る。自動化レベルは、例えば以下のようにレベル0~5に区分される。
レベル0は、車両側のシステムが介入せずに運転者が全ての運転タスクを実施するレベルである。運転タスクは動的運転タスクと言い換えてもよい。運転タスクは、例えば操舵、加減速、及び周辺監視とする。レベル0は、いわゆる手動運転に相当する。レベル1は、システムが操舵と加減速とのいずれかを支援するレベルである。レベル1は、いわゆる運転支援に相当する。レベル2は、システムが操舵と加減速とのいずれをも支援するレベルである。レベル2は、いわゆる部分運転自動化に相当する。レベル1~2も自動運転の一部であるものとする。レベル3は、高速道路等の特定の場所ではシステムが全ての運転タスクを実施可能であり、緊急時に運転者が運転操作を行うレベルである。レベル3では、システムから運転交代の要求があった場合に、運転手が迅速に対応可能であることが求められる。レベル3は、いわゆる条件付運転自動化に相当する。レベル4は、対応不可能な道路,極限環境等の特定状況下を除き、システムが全ての運転タスクを実施可能なレベルである。レベル4は、いわゆる高度運転自動化に相当する。レベル5は、あらゆる環境下でシステムが全ての運転タスクを実施可能なレベルである。レベル5は、いわゆる完全運転自動化に相当する。
本施形態の自車は、自動化レベルをレベル0~5のうちの一部のレベル間でのみ切り替え可能な構成であってもよい。本実施形態では、自車が、手動運転とレベル1以上の自動運転とを切り替え可能な場合を例に挙げて説明を行う。
室内カメラ12は、自車の車室内の所定範囲を撮影する。室内カメラ12は、少なくとも自車の運転席を含む範囲を撮影することが好ましい。室内カメラ12は、自車の運転席の他、助手席を含む範囲も撮影することがより好ましい。室内カメラ12は、自車の運転席の他、助手席及び後部座席を含む範囲を撮影してもよい。室内カメラ12は、複数であってもよい。
室内カメラ12は、例えば近赤外光源及び近赤外カメラと、これらを制御する制御ユニット等とによって構成される。近赤外カメラによる撮像画像は、制御ユニットによって画像解析される。制御ユニットは、画像認識技術によって、乗員の存在を検出する。制御ユニットは、乗員の顔を認識することで、乗員の存在を検出すればよい。制御ユニットは、撮像画像を画像解析して乗員の顔の特徴量を検出する。制御ユニットは、検出した乗員の顔の特徴量をもとに、乗員の顔向きを検出する。一例として、制御ユニットは、顔の各部位の相対的な位置関係から乗員の顔向きを検出すればよい。顔向き角度は、例えば乗員の正面方向を0度とし、その正面方向から右方向への回転角度を正の角度、左方向への回転角度を負の角度として表せばよい。乗員の顔向きは、水平方向の動きとして2次元的に求めてもよいし、水平方向及び上下方向の動きとして3次元的に求めてもよい。本実施形態では、乗員の顔向きを、水平方向の動きとして2次元的に求める場合を例に挙げて説明する。
制御ユニットは、乗員の視線方向を検出してもよい。この場合、制御ユニットは、撮像画像から、画像認識処理によって瞳孔及び角膜反射を検出する。そして、検出した顔向き、及び検出した瞳孔と角膜反射との位置関係から視線方向を検出する。視線方向は、乗員の目の位置であるアイポイントを起点とする直線として表せばよい。アイポイントは、例えば自車における所定位置を原点とする3次元空間上の座標として特定する構成とすればよい。アイポイントの座標は、撮像画像中の目の位置と3次元空間上の位置との対応関係をもとに特定する構成とすればよい。
表示器13は、情報を表示する。表示器13は、自車の室内に設けられる。表示器13としては、メータMID(Multi Information Display)、CID(Center Information Display)、助手席側ディスプレイ、HUD(Head-Up Display)、電子ミラー、大型ディスプレイ等が挙げられる。表示器13は、表示領域内の輝度を部分的に制御可能であるものとする。例えば、表示器13としては、有機ELディスプレイ等を用いればよい。
メータMIDは、運転席の正面に配置される表示器である。メータMIDの表示領域は、メータMIDの配置位置と同じ位置に設けられるものとする。一例として、メータMIDは、メータパネルに設けられる構成とすればよい。CIDは、センタクラスタに配置される表示器である。CIDの表示領域は、CIDの配置位置と同じ位置に設けられるものとする。助手席側ディスプレイは、助手席の正面に配置される表示器である。助手席側ディスプレイの表示領域は、助手席側ディスプレイの配置位置と同じ位置に設けられるものとする。
HUDは、HCU10から取得した画像データに基づいて表示素子に形成された表示画像を、運転席前方の投影部材に規定された投影領域に投影する。これにより、表示画像の虚像を車両前方の外界風景と重ねて視認可能に表示させる。運転席前方の投影部材に規定された投影領域が表示領域に相当する。HUDが表示画像を投影する投影部材は、フロントウインドシールドであってもよいし、透光性コンバイナであってもよい。
電子ミラーは、周辺監視カメラで逐次撮像する自車の左右後側方及び/又は後方の撮像画像を逐次表示する表示器である。周辺監視カメラは、自車周辺の所定範囲を撮像するカメラである。サイドミラーの機能を担う電子ミラーは、フロントウインドシールドの両側に位置する左右のピラーの根本にそれぞれ配置される構成とすればよい。バックミラーの機能を担う電子ミラーは、フロントウインドシールドの上方に配置される構成とすればよい。電子ミラーの表示領域は、電子ミラーの配置位置と同じ位置に設けられるものとする。
大型化ディスプレイとしては、ピラートゥーピラータイプのディスプレイ(以下、PtoPディスプレイ)が挙げられる。PtoPディスプレイは、フロントウインドシールドの両側に位置する左右のピラー間に表示領域が広がる表示器である。PtoPディスプレイは、複数のディスプレイをインストルメントパネル上に横一列に配置することで実現すればよい。PtoPディスプレイは、1つディスプレイで実現する構成としてもよい。
HCU10は、例えばプロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備える電子制御装置である。HCU10は、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで、表示器13での表示を制御する。このHCU10が車両用表示制御装置に相当する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)である。また、非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリ又は磁気ディスクなどによって実現される。HCU10によって表示を制御される表示器13は、複数種類であってもよい。HCU10の詳細については以下で述べる。
<HCU10の概略構成>
続いて、図2を用いてHCU10の概略構成について説明する。HCU10は、図2に示すように、乗員状態特定部101、領域特定部102、距離特定部103、車両状態特定部104、及び表示制御部105を機能ブロックとして備える。また、コンピュータによってHCU10の各機能ブロックの処理が実行されることが、車両用表示制御方法が実行されることに相当する。なお、HCU10が実行する機能の一部又は全部を、1つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、HCU10が備える機能ブロックの一部又は全部は、プロセッサによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されてもよい。
乗員状態特定部101は、自車の乗員の状態を特定する。乗員状態特定部101は、室内カメラ12での自車の乗員の存在の検出結果から、自車の乗員の存在を特定すればよい。乗員状態特定部101は、自車に複数の乗員が存在する場合に、複数の乗員の存在を特定する。乗員状態特定部101は、室内カメラ12で撮影した画像中に乗員を認識できた位置から、乗員の種別も特定すればよい。乗員の種別は、運転者,助手席乗員,後部座席乗員等である。運転者は、運転席に位置する乗員である。助手席乗員は、助手席に位置する乗員である。後部座席乗員は、後部座席に位置する乗員である。以下では、乗員状態特定部101は、乗員の種別として、例えば運転者と助手席乗員とを区別して特定するものとして説明する。
乗員状態特定部101は、室内カメラ12での顔向きの検出結果から、自車の乗員の顔向きを特定すればよい。乗員状態特定部101は、室内カメラ12での視線方向の検出結果から、自車の乗員の視線方向を特定してもよい。なお、乗員状態特定部101は、前述した室内カメラ12の制御ユニットの機能を一部担う構成としてもよい。室内カメラ12で撮影した画像をもとに、乗員状態特定部101が、乗員の存在,顔向き,視線方向の検出を行ってもよい。
領域特定部102は、自車の乗員を検出した結果をもとに、乗員が注視する可能性があると推定される領域(以下、視認領域)を特定する。領域特定部102は、乗員状態特定部101で特定する乗員の顔向きをもとに、視認領域を特定すればよい。視認領域は、いわゆる有効視野にあたる範囲とすればよい。有効視野とは、人の注視点から左右10度ずつの20度程度の範囲である。有効視野は、物体の色及び形をほぼ明瞭に認識できる範囲である。有効視野外の範囲は、周辺視野にあたる。周辺視野は、物体の色及び形を明瞭に認識できないが、物体の動きは認識できる範囲である。視認領域は、自車の乗員を検出した結果をもとにした視認領域の特定誤差を考慮し、有効視野にマージンを加えた範囲としてもよい。他にも、顔向き,視線方向の動きを先取りした有効視野の範囲も含ませられるように、有効視野にマージンを加えた範囲としてもよい。例えば、人の注視点から左右数10度ずつの範囲とすればよい。領域特定部102は、予め対応付けられた顔向きと視認領域との対応関係を利用して、顔向きから視認領域を特定すればよい。この対応関係は、数式であってもよいし、マップであってもよい。領域特定部102は、乗員状態特定部101で特定する乗員の視線方向をもとに、視認領域を特定してもよい。この場合は、予め対応付けられた視線方向と視認領域との対応関係を利用して、視線方向から視認領域を特定すればよい。この領域特定部102での処理が領域特定工程に相当する。
領域特定部102で特定する視認領域の形状は、楕円形状であっても、円形状であってもよい。表示器13の表示領域上での人の有効視野の範囲は楕円形状となる。しかしながら、視認領域か否かに応じた後述の輝度の制御の境界が楕円形状となると、境界が矩形状の場合に比べ、乗員に違和感を与えるおそれがある。よって、領域特定部102で特定する視認領域の形状は、矩形状とすることが好ましい。以下では、領域特定部102で特定する視認領域の形状が、矩形状である場合を例に挙げて説明する。
領域特定部102は、1つの表示器13の表示領域内における、視認領域と視認領域外の非視認領域との境界に、ぼかし領域を追加で特定することが好ましい。ぼかし領域とは、視認領域と非視認領域との輝度差をぼかすための領域である。後述するが、非視認領域では、領域特定部102で視認領域と特定される場合に比べ、表示の輝度を下げることになる。ここで、ぼかし領域を設けない場合、非視認領域であっても視認領域との急峻な輝度差が乗員に認識され、乗員に違和感を与えるおそれがある。これに対して、ぼかし領域を設けることで、非視認領域の輝度を抑えつつも、乗員に違和感を与えにくくなる。領域特定部102は、ぼかし領域を設けない場合は、視認領域外を非視認領域と特定すればよい。領域特定部102は、ぼかし領域を設ける場合は、視認領域及びぼかし領域以外の表示領域を非視認領域と特定すればよい。
ここで、領域特定部102での領域の特定について、図3,図4を用いて説明する。図3は、ぼかし領域を設けない場合の例を説明する図である。図3の例では、乗員が運転者Drである場合を例に挙げて説明する。図3の一点鎖線が、運転者Drの正面位置を示す。図3のDrARが、運転者Drについて領域特定部102で特定される領域を表している。図3のVARが視認領域を示す。図3のNVARが非視認領域を示す。図3のNBLDが、ぼかし領域なしの場合の1つの表示器13の表示領域内における輝度分布を表している。後述するが、図3に示すように、表示領域内における視認領域では、Aで示すように、輝度をデフォルトから下げない。一方、表示領域内における非視認領域では、Bで示すように、輝度をデフォルトから下げる。
図4は、ぼかし領域を設ける場合の例を説明する図である。図4の例でも、乗員が運転者Drである場合を例に挙げて説明する。図4の一点鎖線も、運転者Drの正面位置を示す。図4のBARが、ぼかし領域を示す。図4のHBLDが、ぼかし領域ありの場合の1つの表示器13の表示領域内における輝度分布を表している。後述するが、図4に示すように、表示領域内におけるぼかし領域では、Cで示すように、視認領域の輝度から非視認領域の輝度にかけて徐々に輝度が下がっていくようにする。
領域特定部102は、自車に複数の乗員が存在する場合に、1つの表示器13の表示領域における、複数の乗員のそれぞれについての視認領域及びぼかし領域を特定することが好ましい。領域特定部102は、自車に複数の乗員が存在するか否かは、乗員状態特定部101で特定する自車の乗員の存在から判別すればよい。なお、領域特定部102は、運転者以外の乗員については、視認領域及びぼかし領域を特定しない構成としてもよい。
距離特定部103は、乗員から表示器13の表示領域上の位置までの距離(以下、乗員距離)を特定する。距離特定部103は、乗員から、領域特定部102で特定する視認領域の端部までの距離を特定すればよい。視認領域の端部は、例えば自車の左右方向の端部とすればよい。以下では、視認領域の左側の端部を左端部と呼ぶ。以下では、視認領域の右側の端部を右端部と呼ぶ。なお、表示器13の表示領域が自車の前後方向に広がっている場合は、上述の左右を前後と置き換えればよい。距離特定部103は、左端部と右端部とのそれぞれについて、乗員距離を特定する。距離特定部103は、乗員の種別に予め対応付けられた表示領域上の位置と乗員距離との対応関係を利用して、視認領域の端部の位置から乗員距離を特定すればよい。この対応関係は、数式であってもよいし、マップであってもよい。視認領域の端部の位置は、例えば自車の上下方向における中心点といった、端部のうちの代表点の位置を用いればよい。
領域特定部102は、距離特定部103で特定する乗員距離をもとに、乗員距離が近くなるのに応じてぼかし領域の幅を広く特定することが好ましい。領域特定部102は、左端部側のぼかし領域については、左端部についての乗員距離が近くなるのに応じて、その左端部を起点としたぼかし領域の幅を広く特定すればよい。領域特定部102は、右端部側のぼかし領域については、右端部についての乗員距離が近くなるのに応じて、その右端部を起点としたぼかし領域の幅を広く特定すればよい。ぼかし領域の幅が広くなるほど、視認領域と非視認領域との境界が曖昧になり、乗員に違和感を与えにくくなる。以上の構成によれば、乗員からの距離が近くて見えやすい側のぼかし領域ほど違和感を与えにくくすることが可能になる。
ここで、図5を用いて、乗員距離に応じたぼかし領域の幅の変化について説明する。図5の例でも、乗員が運転者Drである場合を例に挙げて説明する。図5の一点鎖線も、運転者Drの正面位置を示す。図5の例では、図3の例に比べ、運転者Drの視認領域が正面位置から左方向にずれている。つまり、図5の例は、運転者Drの視線が正面位置から左方向にずれている場合を表している。図5のBARLが、左端部側のぼかし領域を示す。図5のBARRが、右端部側のぼかし領域を示す。図5に示すように、運転者Drからの距離が近い右端部側のぼかし領域BARRの幅は、運転者Drからの距離が遠い左端部側のぼかし領域BARLの幅よりも広くなる。
領域特定部102は、視認領域の端部と表示領域に表示されているコンテンツの端部とが一致している領域については、ぼかし領域を特定しないことが好ましい。つまり、視認領域の端部と表示領域に表示されているコンテンツの端部とが一致している領域については、ぼかし領域を設けないことが好ましい。これは、コンテンツの端部であれば、輝度の変化が急峻であったとしても乗員に違和感を与えにくいためである。表示領域に表示されるコンテンツとしては、ナビ情報,オーディオ情報,メータ情報,エンタメ情報等が挙げられる。ナビ情報は、経路案内画像等である。オーディオ情報は、オーディオ機器の操作に関する画像等である。メータ情報は、計器を模式的に表す画像等である。エンタメ情報は、映画等の画像である。コンテンツの端部とは、1つの表示器13の表示領域内に複数のコンテンツが表示される場合の、コンテンツ間の境界を指す。
車両状態特定部104は、自車の状態を特定する。車両状態特定部104は、自動運転ECU11をモニタすることで、自車が手動運転中か自動運転中かを特定する。なお、自動運転は、監視義務なしのLV3以上の自動運転に限る構成としてもよい。
表示制御部105は、表示器13での表示を制御する。表示制御部105は、表示器13の表示領域内の輝度を制御する。表示制御部105は、表示器13の表示領域内の輝度を部分的に制御可能なものとする。表示制御部105は、1つの表示器13の表示領域のうちの、領域特定部102で非視認領域と特定した領域の輝度を、視認領域と特定する場合に比べて下げるように制御する。例えば、視認領域では、輝度をデフォルトの輝度から下げないのに対し、非視認領域では、輝度をデフォルトの輝度よりも下げる。この表示制御部105での処理が表示制御工程に相当する。これによれば、1つの表示器13の表示領域のうちの、非視認領域については、消費電力を抑えることが可能になる。その結果、車両に搭載される表示器13の画面を大型化した場合であっても、表示器13の消費電力の無駄を抑制することが可能になる。表示制御部105は、非視認領域の輝度を0としてもよいし、非視認領域の輝度を0まで下げない構成としてもよい。表示領域のうちの非視認領域の輝度を、視認領域と特定する場合に比べて下げることを、以下では輝度低下処理と呼ぶ。
表示制御部105は、輝度低下処理を行う際に、表示領域に表示されているコンテンツの、自車の運転に関する重要度が高いほど、輝度の下げ幅が小さくなるように制御することが好ましい。自車の運転に関する重要度(以下、運転重要度)が高いコンテンツほど、輝度を高めに保つ必要性が高いと考えられる。これは、領域の輝度を落とすほど、乗員の意識が向かい難くなってしまうと考えられるためである。これに対して、以上の構成によれば、非視認領域の輝度を下げつつも、運転重要度が高いコンテンツほど輝度を高めに保つことが可能になる。表示制御部105は、予め対応付けられたコンテンツの種類と運転重要度との対応関係をもとに、コンテンツの運転重要度を判別すればよい。例えば、ナビ情報,メータ情報は、運転重要度が高い区分とすればよい。オーディオ情報,エンタメ情報は、運転重要度の低い区分とすればよい。運転重要度は、高いと低いとの2つの区分としてもよい。
表示制御部105は、距離特定部103で特定する乗員距離をもとに、乗員距離が遠くなるのに応じて、表示領域の輝度が高くなるように制御することが好ましい。これは、表示領域の輝度が均一である場合、乗員からの距離が遠い領域ほど暗く見えるためである。以上の構成によれば、乗員からの距離にかかわらず、表示領域をみやすくすることが可能になる。
表示制御部105は、輝度低下処理を行う際に、自車が自動運転中の場合と自車が手動運転中の場合とで輝度の下げ幅が異なるように制御することが好ましい。自動運転中と手動運転中とでは、必要となるコンテンツに違いがある。これに対して、以上の構成によれば、非視認領域の輝度を下げつつも、自動運転中か手動運転中かに応じて、必要なコンテンツほど輝度を高めに保つことが可能になる。
表示制御部105は、手動運転中には、運転重要度が高いコンテンツほど、輝度の下げ幅を小さくすればよい。これは、手動運転中には、運転重要度が高いコンテンツほど、必要性が高くなると考えられるためである。表示制御部105は、手動運転中には、運転重要度が高いコンテンツほど、輝度の下げ幅を小さくすればよい。表示制御部105は、手動運転中には、運転重要度が低いコンテンツほど、輝度の下げ幅を大きくすればよい。これは、手動運転中には、運転重要度が高いコンテンツほど、必要性が高くなると考えられるためである。一方、表示制御部105は、自動運転中には、運転重要度にかかわらず、一律に輝度の下げ幅を小さくしてもよい。これは、自動運転中は、コンテンツへの誘目が運転に与える影響が小さくなるためである。
表示制御部105は、表示領域のうちのぼかし領域の輝度を、視認領域の輝度から非視認領域の輝度にかけて徐々に輝度が下がっていくように制御することが好ましい。これによれば、非視認領域の輝度を抑えつつも、乗員に違和感を与えにくくなる。視認領域及びぼかし領域は、領域特定部102で特定する。
表示制御部105は、領域特定部102で複数の乗員の視認領域を特定した場合には、いずれの乗員についても非視認領域にあたる領域の輝度を下げるように制御すればよい。ここで言うところの輝度を下げるとは、視認領域と特定する場合に比べて下げることを指す。
表示制御部105は、表示領域のうちの、複数の乗員についてのぼかし領域が交わる領域に該当する領域の輝度は、視認領域と特定する場合と同じ輝度となるように制御すればよい。複数の乗員についてのぼかし領域が交わる領域に該当する領域を、以下では交差領域と呼ぶ。交差領域は、視認領域同士に挟まれる領域である。よって、交差領域の輝度を視認領域よりも下げると、乗員に違和感を与えるおそれがある。これに対して、以上の構成によれば、このような違和感を乗員に与えずに済む。
ここで、図6を用いて、交差領域の輝度制御について説明する。図6の例では、乗員が運転者Drと助手席乗員Psとである場合を例に挙げて説明する。図6の一点鎖線が、運転者Drの正面位置を示す。図6の点線が、助手席乗員Psの正面位置を示す。図6のDrARが、運転者Drについて領域特定部102で特定される領域を表している。図6のPsARが、助手席乗員Psについて領域特定部102で特定される領域を表している。図6のIARが交差領域を示す。図6中のぼかし領域BARは、運転者Drについての右端部側のぼかし領域にあたる。図6に示すように、運転者Drと助手席乗員Psとの視認領域にあたる領域は輝度を下げない。また、交差領域IARについても、視認領域と同様に輝度を下げない。
<HCU10での輝度制御関連処理>
続いて、図7のフローチャートを用いて、HCU10での1つの表示器13の表示領域内での輝度の制御に関連する処理(以下、輝度制御関連処理)の流れの一例について説明を行う。図7のフローチャートは、例えば自車のパワースイッチがオンになった場合に開始する構成とすればよい。パワースイッチとは、内燃機関又はモータジェネレータを始動させるためのスイッチである。
まず、ステップS1では、運転者,車両の状態を特定する。S1では、乗員状態特定部101が、乗員の存在,顔向き等を特定する。S1では、車両状態特定部104が、自車が手動運転中か自動運転中かを特定する。ステップS2では、領域特定部102が、S1で特定した顔向きをもとに、乗員についての視認領域を特定する。
ステップS3では、S2で特定した視認領域をもとに、距離特定部103が、視認領域の端部までの乗員距離を特定する。ステップS4では、S2で特定した視認領域とS3で特定した乗員距離とをもとに、領域特定部102が、乗員についてのぼかし領域を特定する。また、S4では、領域特定部102が、視認領域及びぼかし領域以外の表示領域を非視認領域と特定する。
ステップS5では、表示制御部105が、表示器13の表示領域について、S4で特定した領域に応じた輝度制御を行う。詳しくは、前述した通りである。S5では、前述したように、自車が自動運転中か手動運転中かに応じた輝度制御を行ってもよい。S5では、前述したように、表示領域に表示されているコンテンツの種別に応じた輝度制御を行ってもよい。
ステップS6では、輝度制御関連処理の終了タイミングであった場合(S6でYES)には、輝度制御関連処理を終了する。一方、輝度制御関連処理の終了タイミングでなかった場合(S6でNO)には、S1に戻って、処理を繰り返す。輝度制御関連処理の終了タイミングとしては、パワースイッチがオフになること等が挙げられる。
(実施形態2)
実施形態1では、視認領域の上下の端部にはぼかし領域を設けない構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、視認領域の上下の端部にぼかし領域を設ける構成としてもよい。
なお、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。また、本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された1つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサを構成する専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の装置及びその手法は、専用ハードウェア論理回路により、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の装置及びその手法は、コンピュータプログラムを実行するプロセッサと1つ以上のハードウェア論理回路との組み合わせにより構成された1つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
1 車両用システム、10 HCU(車両用表示制御装置)、13 表示器、102 領域特定部、103 距離特定部、105 表示制御部

Claims (8)

  1. 車両で用いられ、前記車両に搭載される表示器(13)の表示領域内の輝度を部分的に制御可能な表示制御部(105)を備える車両用表示制御装置であって、
    前記車両の乗員を検出した結果をもとに、前記乗員が注視する可能性があると推定される領域である視認領域を特定する領域特定部(102)を備え、
    前記表示制御部は、1つの前記表示器の前記表示領域のうちの、前記領域特定部で前記視認領域と特定した領域外である非視認領域の輝度を、前記視認領域と特定する場合に比べて下げるように制御する車両用表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用表示制御装置であって、
    前記表示制御部は、前記表示領域のうちの前記非視認領域の輝度を、前記視認領域と特定する場合に比べて下げる際に、前記表示領域に表示されているコンテンツの、前記車両の運転に関する重要度が高いほど、前記輝度の下げ幅が小さくなるように制御する車両用表示制御装置。
  3. 請求項1に記載の車両用表示制御装置であって、
    前記車両は、手動運転と自動運転との切り替えが可能なものであり、
    前記表示制御部は、前記表示領域のうちの前記非視認領域と特定した領域の輝度を、前記視認領域と特定する場合に比べて下げる際に、前記車両が自動運転中の場合と前記車両が手動運転中の場合とで前記輝度の下げ幅が異なるように制御する車両用表示制御装置。
  4. 請求項1に記載の車両用表示制御装置であって、
    前記領域特定部は、1つの前記表示器の表示領域内における、前記視認領域と前記視認領域外の前記非視認領域との境界に、前記視認領域と前記非視認領域との輝度差をぼかすためのぼかし領域を追加で特定し、
    前記表示制御部は、前記表示領域のうちの前記ぼかし領域の輝度を、前記視認領域の輝度から前記非視認領域の輝度にかけて徐々に輝度が下がっていくように制御する車両用表示制御装置。
  5. 請求項4に記載の車両用表示制御装置であって、
    前記領域特定部は、前記車両に複数の乗員が存在する場合に、1つの前記表示器の表示領域における、複数の前記乗員のそれぞれについての前記視認領域及び前記ぼかし領域を特定し、
    前記表示制御部は、前記表示領域のうちの、複数の前記乗員についての前記ぼかし領域が交わる領域に該当する領域の輝度は、前記視認領域と特定する場合と同じ輝度となるように制御する車両用表示制御装置。
  6. 請求項4に記載の車両用表示制御装置であって、
    前記乗員から前記表示領域上の位置までの距離を特定する距離特定部(103)を備え、
    前記領域特定部は、前記距離特定部で特定する前記乗員から前記表示領域上の位置までの距離をもとに、前記乗員からの距離が近くなるのに応じて前記ぼかし領域の幅を広く特定する車両用表示制御装置。
  7. 請求項4に記載の車両用表示制御装置であって、
    前記領域特定部は、前記視認領域の端部と前記表示領域に表示されているコンテンツの端部とが一致している領域については、前記ぼかし領域を特定しない車両用表示制御装置。
  8. 少なくとも1つのプロセッサにより実行される、
    車両で用いられ、前記車両に搭載される表示器(13)の表示領域内の輝度を部分的に制御可能な表示制御工程を含む車両用表示制御方法であって、
    前記車両の乗員を検出した結果をもとに、前記乗員が注視する可能性があると推定される領域である視認領域を特定する領域特定工程を含み、
    前記表示制御工程では、1つの前記表示器の前記表示領域のうちの、前記領域特定工程で前記視認領域と特定した領域外である非視認領域の輝度を、前記視認領域と特定する場合に比べて下げる車両用表示制御方法。
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