JP2023180778A - コーティング方法 - Google Patents

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Kenji Nakamura
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Abstract

【課題】デザインに合わせて、効率的に模様を塗分け、デザイン性のあるコーティング方法を提供すること。【解決手段】コーティングしない部分を指定するためのシールをコーティング対象に貼付する。当該シールにコーテイング部分を表す中空部を設け、中空部にコーティング剤を塗布する。コーティング剤を色彩によって使い分けることができ、コーティング剤の位置によって模様を構成することができる。すなわち、好みの模様・色彩でコーティング剤を塗布することができる。これによって、事前に設計されたデザインを保つような模様・色彩でコーティングを行うことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、靴、靴表面及び皮革表面その他のコーティング方法に関する。
従来、フッ素樹脂には耐熱性及び耐候性があることが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、従来から、靴表面の耐磨耗性、光沢、潤滑、汚染抵抗性、撥水性等を向上させるために、靴表面をフッ素樹脂でコーティングすることが行われている(例えば、特許文献2参照)。また、ワックスを塗布することも行われている(例えば特許文献3参照)。
特開2016-009853号公報 特表2008-545838号公報 特開2022-034148号公報
靴表面に文字、記号、印、ロゴマーク、絵等(以下、「模様」という)を描いてデザイン性のある皮革を製造する場合、皮革表面をフッ素樹脂等でコーティングする前に、皮革表面に模様を形成する加工を行う必要があった。また、皮革表面に模様を形成する加工方法としては、着色や型押しに限られており、手間がかかる割には美観に乏しいという問題があった。従来より、皮革のコーティング方法を工夫して容易に美観の高い模様を形成したいというニーズがあった。
以上のニーズは、特に靴において強かった。
本発明は、表面に色彩・模様が形成された靴及び表面、その他に色彩・模様を形成するコーティング方法を提供することを課題とする。
本発明のコーティング方法は、表面の一部にコーティング剤を塗布し、他部にコーティング剤を塗布せず、上記一部及び他部の双方にフッ素樹脂を塗布することを特徴とする。
この特徴によれば、コーティング剤にグリッターあるいはラメと呼ばれる樹脂を色分けして好みの色彩とすることができる。
本発明のコーティング方法は、さらに、上記コーティング剤は、ワックスに、フッ素、グリッターを混ぜたものであることを特徴とする。
この特徴によれば、要望に応じた調合のコーティング剤とすることができる。
本発明のコーティング方法は、さらに、コーティング対象が靴の皮革、靴底の横部又は建築物の床材であることを特徴とする。
この特徴によれば、幅広い分野のコーティングを行うことができる。
本発明のコーティング方法は、さらに、コーティング剤を塗布しない部分にシールを貼付し、コーティング剤塗布後に当該シールをはがすことによってコーティング剤を塗布し、コーティング剤を塗布する部分と塗布しない部分とを区別することを特徴とする。
この特徴によれば、コーティング剤を塗布しない部分を特定し、コーティングする部分の色分けを好みに応じて行うことができる。
本発明のコーティング方法は、さらに、前記シールが、中空のコーティング剤塗布部分を備えることを特徴とする。
この特徴によれば、模様を構成すると考えられるコーティング剤塗布部分を明示てきる。
本発明のコーティング方法は、さらに、剥離剤を用いてコーティングを剥離することができることを特徴とする。
この特徴によれば、コーティングのやり直りが可能となる。具体的には、剥離剤を塗って樹脂を落とせばよい。
本発明によれば、色の塗り分けができ、容易に修正のできる、コーティング方法を提供することができる。
図1は、特許文献3におけるシールである。シール本体11があり、当該部分にはコーティング剤が塗布されない。 図2は、本発明(請求項6)におけるシールである。シール本体11の中に中空部分12があり、中空部分12にはコーティング剤が塗布される。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
コーティング対象(靴の皮革、靴底の横部又は建築物の床材)の色彩・模様をデザインし、それに合わせて図2に示すシールを設計する。中空部分12をコーティング剤塗布希望部分とする。
コーティング対象に図2のシールを貼付し、中空部分12に、設計されたデザインに基づき、希望の模様、色彩によるコーティング剤を塗布する。
コーティング剤としては、一般的な公知のものを用いて色彩を調整することができる。例えば、水とアクリル系樹脂とが混合されたエマルジョン系の樹脂ワックスを用いることができる。また、フルオロエチレンを単量体単位として含むフルオロエチレン重合体を用いることができる。
このように、デザインに合わせてコーティング剤を塗布することができる。
このように中空部分を有するシールを貼付することで、デザインに合わせた色彩・模様を実現することができる。
一度塗られた模様・色彩を変更したい場合には、剥離剤を塗布し、たわし等でこすることにより、コーティングを剥離する。こうすれば、コーティングをやり直すことができる。
図2は、本発明の実施形態に係るシールである。当該シールはコーティング剤を塗布して色彩・模様を与える中空部分を含む。このシールをコーティング対象部分に貼付する。
コーティング剤が乾いた後に、シールを剥離し、フッ素樹脂を塗布する。
コーティングの後に、デザインを変更したくなった場合には、剥離剤を塗布し、たわし等でこすることにより、コーティングを剥離する。
このようにして、コーティングをやり直すことができる。
このように、シールを貼付した状態でコーティング剤を塗布し、その後シールを剥離してフッ素樹脂を全体に塗布することで、デザインに合わせたコーティングか可能となる。
なお、上述した実施形態は一例に過ぎず、本発明は特許請求の範囲に記載の発明の範囲で種々変形して実施することが可能である。
また、上述した実施形態では、コーティング対象を限定していないが、合成皮革、人工皮革、合成樹脂、プラスチック等の油脂を含んでいない素材であってもよく、建築物の床面であってもよい。
以上説明したように、コーティング対象にシールを貼付してコーティング剤を塗布することで、デザインに合わせたコーティングが可能となる。
本発明は、靴等の表面に光沢のある模様を形成するコーティング技術の分野に利用できる。

Claims (8)

  1. 表面の一部にコーティング剤を塗布し、他部にコーティング剤を塗布せず、上記一部及び他部の双方にフッ素樹脂を塗布することを特徴とする、コーティング方法。
  2. 上記コーティング剤は、ワックスに、フッ素、グリッターを混ぜたものであることを特徴とする、請求項1に記載のコーティング方法。
  3. コーティング対象が靴の皮革であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のコーティング方法。
  4. コーティング対象が、靴底の横部であることを特徴とする、請求項3に記載のコーティング方法。
  5. コーティング対象が建築物の床材であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のコーティング方法。
  6. コーティング剤を塗布しない部分にシールを貼付し、コーティング剤塗布後に当該シールをはがすことによって、コーティング剤を塗布する部分と塗布しない部分とを区別することを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載のコーティング方法。
  7. 前記シールが、中空のコーティング剤塗布部分を備えることを特徴とする、請求項6に記載のコーティング方法。
  8. 剥離剤を用いてコーティングを剥離することのできることを特徴とする、請求項1~7のいずれか1項に記載のコーティング方法。
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