JP2023177776A - 画像形成装置及び画像形成装置のフレームの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 接着剤を用いて画像形成装置のフレームを組み上げる構成において、接着剤の剥離方向におけるフレーム剛性を確保しつつ、フレームを軽量化させる。【解決手段】 記録材に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を挟むように対向して設けられた第1の板金と、第2の板金と、前記第1の板金と前記第2の板金の間に設けられ、前記第1の板金と前記第2の板金それぞれと接合した第3の板金と、を有する画像形成装置において、前記第1の板金と前記第3の板金は少なくとも2か所の溶接位置において溶接されており、前記第1の板金と前記第3の板金が接触している領域の中であって、2か所の前記溶接位置によって挟まれる範囲において、前記第1の板金と前記第3の板金の間に接着剤が塗布され、前記第1の板金と前記第3の板金が接合していることを特徴とする。【選択図】 図11
Description
本発明は、画像形成装置のフレームに関するものである。
電子写真方式における画像形成装置は、記録材に画像形成を行う画像形成部や、シートを搬送する搬送部等を支持するフレーム(枠体ともいう)を有している。フレームは複数の板金をビスによって締結して組み上げる構成が広く知られている。ここで、フレームの剛性が低いと、シートに形成される画像のゆがみや色ずれ等の画像不良につながる。このため、画像形成装置に必要なフレーム剛性を実現するために、ビスによる板金の締結箇所を増加させたり、板金の板厚を厚くしたりすることで、フレーム剛性を改善する対応がとられている。
これに対して、例えば特許文献1では、接着剤を用いることで複数の板金を接合させ、画像形成装置のフレームを組み上げることが記載されている。特許文献2では、ビスによる締結と接着剤の2つの方法を組み合わせて画像形成装置のフレームを組み上げることが記載されている。このように、接着剤を用いてフレームを組み上げることで、ビスを使用しない分フレームを軽量化することができる。
しかしながら、接着剤によって複数の板金を接合させる際には以下の課題がある。一般的に接着剤は剥離方向の力に対して強くないため、接着剤によって複数の板金を接合させる場合、ビス締結等の方法によって剥離方向におけるフレームの剛性を補う必要がある。特許文献2には、接着剤を塗布した位置の近くにおいて板金同士をビス締結することにより、接着剤の剥離を防ぐ構成が記載されている。特許文献2の構成では、接着剤を用いることで従来よりもビスの数を減らすことはできていたが、近年更なるフレームの軽量化が求められていた。
本発明は上述した課題を鑑み、接着剤を用いて画像形成装置のフレームを組み上げる構成において、接着剤の剥離方向におけるフレーム剛性を確保しつつ、フレームを軽量化させることを目的とする。
上記目的を達成するための本出願に係る発明は、記録材に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を挟むように対向して設けられた第1の板金と、第2の板金と、前記第1の板金と前記第2の板金の間に設けられ、前記第1の板金と前記第2の板金それぞれと接合した第3の板金と、を有する画像形成装置において、前記第1の板金と前記第3の板金は少なくとも2か所の溶接位置において溶接されており、前記第1の板金と前記第3の板金が接触している領域の中であって、2か所の前記溶接位置によって挟まれる範囲において、前記第1の板金と前記第3の板金の間に接着剤が塗布され、前記第1の板金と前記第3の板金が接合していることを特徴とする。
本発明によれば、接着剤を用いて画像形成装置のフレームを組み上げる構成において、接着剤の剥離方向におけるフレーム剛性を確保しつつ、フレームを軽量化させることができる。
[実施例1]
(画像形成装置の全体構成)
図1は本実施例の画像形成装置100の全体構成を示す断面図である。本実施例の画像形成装置100はシートSにカラー画像をプリントできるレーザビームプリンタである。
(画像形成装置の全体構成)
図1は本実施例の画像形成装置100の全体構成を示す断面図である。本実施例の画像形成装置100はシートSにカラー画像をプリントできるレーザビームプリンタである。
以下の説明において、画像形成装置100が水平な面に設置された場合における画像形成装置100の高さ方向(鉛直方向)をZ方向とする。Z方向と交差し、後述する感光体7の軸線方向(主走査方向)と平行な方向をY方向とする。Y方向及びZ方向と交差する方向をX方向とする。X方向、Y方向、Z方向は、好ましくは互いに垂直に交差する。また便宜上、X方向においてプラス側を右側、マイナス側を左側と呼び、Y方向においてプラス側を前側または正面側、マイナス側を後側または背面側と呼び、Z方向においてプラス側を上側、マイナス側を下側と呼ぶ。
1は画像形成装置の装置本体、2はシートSを収納すると共に装置本体1に対して着脱可能なカセット、3は給紙部である。給紙部3によってカセット2に収容されたシートSは1枚毎に搬送路上に送り出され、中間搬送ローラ10を経由してレジストレーションローラ5に送られる。レジストレーションローラ5はシートSの斜行を修正する。4は手差し給紙部である。
画像形成装置100はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応する4つの画像形成部6Y、6M、6C、6Kを有する。以後、簡潔のためアルファベットを省略して画像形成部6と表示する。他の部材の場合も同様とする。画像形成部6は、感光体7Y、7M、7C、7K(感光体7)、感光体7の表面を帯電させる帯電部8Y、8M、8C、8K(帯電部8)を有する。更に、トナーを用いて感光体7に形成された静電潜像を現像する現像部9Y、9M、9C、9K(現像部9)を有する。これら、感光体7および現像部9などは一つの容器に保持され、一体となって装置本体1に対して着脱可能なカートリッジを構成している。
12は感光体7を画像情報に応じた光で走査する光走査部(スキャナユニット)である。光走査部12は、感光体7よりも鉛直方向(Z方向)において下方に設けられている。本実施例の光走査部12は半導体レーザから出射されるレーザ光を回転多面鏡で偏向し感光体7を走査するレーザスキャナユニットである。
現像部9の上部には中間転写ユニット15が設けられている。感光体7に形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト17は、回転可能な無端状のベルトであり、複数の張架ローラに張架されている。中間転写ベルト17の内面には、一次転写ローラ18Y、18M、18C、18K(一次転写ローラ18)が接触している。一次転写ローラ18は、中間転写ベルト17を介して各感光体7と一次転写部を形成している。各一次転写部において、一次転写ローラ18に電圧を印加することによって、各感光体7から中間転写ベルト17にトナー画像が転写される。中間転写ベルト17、中間転写ベルト17を張架する複数の張架ローラ、複数の一次転写ローラ18は中間転写ユニット15としてユニット化されており、装置本体1に対して着脱可能に構成されている。
二次転写ローラ20は中間転写ベルト17と接触しており、中間転写ベルト17を介して対向側のローラと二次転写部16を形成している。二次転写部16において、中間転写ベルト17上に転写されたトナー画像はシートSに二次転写される。二次転写工程で中間転写ベルト17上に残留したトナーはクリーニングユニット21により除去される。クリーニングユニット21で除去されたトナーは図示しない廃トナー搬送手段によりトナー回収容器22へ搬送される。また、中間転写ユニット15の上方であって、かつトナー回収容器22の下方には、帯電部8、現像部9、一次転写ローラ18、二次転写ローラ20等に印加する電圧を生成するための高圧電源基板13が配置されている。
二次転写部16でトナー画像が転写されたシートSは、定着部23に搬送される。定着部23は熱源を有する加熱ユニット23aと、加熱ユニット23aと共に定着ニップ部を形成する加圧ローラ23bを有する。未定着のトナー画像を担持するシートSは定着ニップ部で挟持搬送されつつシートSに加熱定着される。
排紙トレイ25は、中間転写ベルト17の上方に設けられており、装置本体1の内部から排紙されるシートSを支持する。二次転写部16でトナー画像が転写されたシートSは定着部23を経由して排紙ローラ対24へ搬送され、排紙ローラ対24によって排紙トレイ25に排紙される。
(画像形成装置のフレーム)
次に、画像形成装置100のフレーム200(枠体ともいう)について、図2を用いて詳細に説明する。
次に、画像形成装置100のフレーム200(枠体ともいう)について、図2を用いて詳細に説明する。
フレーム200は並列して配置された前側板27(第1の板金)および後側板28(第2の板金)と、両側板の間に懸架された複数のステー(第3の板金)を備えており、両側板と各ステーはいずれも板金で構成されている。
前側板27には、装置前方からカートリッジ(画像形成部6)を挿抜できるように、大きな穴27aが設けられている。カートリッジは、メインステー29に設けられた不図示のカートリッジレールによって装置内部に導かれ、カートリッジレール上に設けられたバネ等の付勢部材によって上方(Z方向マイナス側からプラス側)に押し上げられる。これにより、図2において点線で囲まれた前側板の凹部27bにカートリッジの長手方向における位置決め部(不図示)が当接し、カートリッジの位置が精度良く決まるようになっている。また、後側板28にもこれと同様の凹部28bが設けられており、両側板の相対位置を精度よく決めることによってカートリッジの位置精度を高めることができる。
フィードステー30には、中間搬送ローラ10やレジストレーションローラ5(ともに図1に記載)を保持するユニットが取り付けられ、シートSの搬送路の一部を支持している。基板ステー31には、高圧電源基板13(図1に記載)が取り付けられている。高圧電源基板13は、金属製のビスによって基板ステー31に固定されることで、高圧電源基板13のアース(接地)を確保している。
左下ステー32には光走査部12(図1に記載)が取り付けられるための位置決め部(不図示)を内側に備えている。光走査部12はフィードステー30の一部と左下ステー32の間に橋渡しされるように取り付けられる。定着下ステー33は定着部23の下方に配置されている。右上ステー34および右下ステー35は画像形成装置100の外装部品(不図示)を保持する形状を備えている。右後ピラー36、左前ピラー38はフレーム200の剛性を補うように他の部材と接続されている。
(フレームの組み上げ工程)
次に、図3のフローチャートを用いて、フレーム200を組み上げる工程(製造方法)について説明する。図3に記載したフレーム200の組み上げ工程は、接着剤の塗布を行う塗付工程と、接着剤が塗布された板金を組み合わせて溶接する溶接工程に大別される。
次に、図3のフローチャートを用いて、フレーム200を組み上げる工程(製造方法)について説明する。図3に記載したフレーム200の組み上げ工程は、接着剤の塗布を行う塗付工程と、接着剤が塗布された板金を組み合わせて溶接する溶接工程に大別される。
また、図3のフローチャートは組み上げを担当する作業者や、プログラムに従って動作する自動化ロボットにより実行される。ここでは、作業者と自動化ロボットが協働してフレーム200を組み上げる工程について説明する。
初めに、接着剤を塗布する塗付工程について説明する。図3にこの様子を示す。まず、作業者は前側板27、後側板28を接着剤の塗布装置内に水平にセットする。両側板は塗布装置内で図4(a)、図4(b)に示す姿勢でセットされる。接着剤は2液性のアクリル系接着剤であり、図4(b)に示す2つのシリンジ80、81にそれぞれ充填されている。シリンジ80、81は自動塗布ロボットのアーム82、83にそれぞれ接続されており、XYZ方向に移動可能に保持されている。自動塗布ロボットは、あらかじめ決められた各塗布箇所へアーム82、83を移動させ、所定量の接着剤を塗布するようにプログラムされている。
なお、前側板27、後側板28の各塗布箇所には目印となる十字の刻印(不図示)が設けられている。十字の刻印は例えば深さが0.3mm程度、サイズが数mm程度の目印であり、作業者やカメラ付きの自動塗付ロボットが接着剤の塗布位置を確認できるようになっている。また、数mm程度のサイズの刻印で良いため、ビスで締結する場合のような穿孔形状は板金に対して不要である。そのため、接着剤の塗布箇所に対して、スペースの制約が無く形状の自由度が高まる。
本実施例においては図4(a)、図4(b)に示すように、前側板27の表面の13箇所(60a~60q)、後側板28の表面の10箇所(60r~60zz)の合計23箇所に接着剤を塗布する。自動塗付ロボットは、1か所における接着剤の塗布作業をおよそ数十秒程度で完了させるようにプログラムされている。自動塗付ロボットを使用することにより、手動で接着剤を塗布する煩雑さや接着剤の塗布漏れの心配もない。また、塗布された接着剤が硬化するよりも十分早く全ての個所における接着剤の塗布が完了するようにしているので、フレーム200を組み上げる次の工程へも余裕をもって移ることが可能となる。
ここで、本実施例における接着剤の粘度はおよそ10000~20000[mPa・s]程度の比較的高粘度のものである。そのため、接着剤を塗布するために両側板を水平に寝かした状態から、フレーム200の組み上げのために両側板を立ち上げた姿勢に移行させても、接着剤が両側板から直ちに流れてしまうことはない。
次に、前側板27と後側板28を組み上げる工程について説明する。図5に接着剤が塗布された両側板を含む各板金がフレーム200として組み合わされる直前の姿勢を示す。各板金は不図示の枠組み工具にそれぞれ磁石等で固定保持されて、その姿勢を保つようにしてある。その後、枠組み工具の板金保持部の移動によって図中の矢印方向へ所定の順序で各板金を係合させて、全ての板金が組み合わされた状態で溶接工程に入る。組み付けの順序としては、はじめに前側板27および後側板28を矢印方向(Y方向)へ係合させる。次に、左下ステー32、右下ステー35を矢印方向(X方向)へ係合させて、右上ステー34を矢印方向(Z方向)へ係合させて、フレーム200を組み合わせる。
溶接工程は、フレーム200が枠組み工具によって姿勢を保たれたまま、溶接装置内に運ばれておこなわれる。本実施例において溶接個所は約50箇所である。メインステー29、基板ステー31以外はすべて溶接のみで締結される。
溶接作業は自動溶接ロボットにより連続的に実行されるようにプログラムされている。図6に本実施例における自動溶接ロボットのアーム先端部70を示す。アーム先端部70は二本の可動可能な腕形状のノズル71、72を備えており、その二本のノズルの先端73で板金を挟み込んで溶接する。
図7に前側板27とメインステー29、および前側板27と基板ステー31を溶接する際の自動溶接ロボットのアーム先端部70の姿勢を示す。アーム先端部70は順番に移動しながら複数個所の溶接を行っていくが、図7では4カ所の溶接点についてアーム先端部70の溶接時の姿勢を同時に表示している。
図8に前側板27とメインステー29を溶接する一姿勢を示す。自動溶接ロボットのアーム先端部70が溶接位置50aにおいて2枚の板金を溶接する瞬間を示している。このときのアーム先端部のT―T断面図を図9に示す。図9は、前側板27とメインステー29がノズル71、72の先端73によって挟まれている様子を示している。ノズルの先端73は電流を流せるようになっており、ノズル71と72の間で電流を流すことによりノズルの先端73で挟み込んだ板金の一部を溶接することができる。
なお、図9において溶接位置50aのZ方向の位置は、現状以上に上方(Z方向プラス側)へは移動できない。これは、自動溶接ロボットのノズル72とメインステー29のZ方向における隙間を所定量確保する必要があるからである。
このように自動溶接ロボットを用いると、ビスを用いることなく接合強度が高い状態で2枚の板金を接合させることができる。一方で、フレーム200の中心部75には自動溶接ロボットを入れることが難しい。フレームの中心部75を溶接するためには、図10(a)で示す、メインステー29と左下ステー32の隙間76からアーム先端部70を進入させる必要があるが、この隙間が小さいためアーム先端部70を進入させることができない。あるいは、図10(b)で示す、フィードステー30と右下ステー35の隙間77からアーム先端部70を進入させる方法も考えられるが、同様に隙間77が不足している。
このように、画像形成装置100の小型化に伴い、フレーム200の小型化も進んでいるため、これらの隙間76、77も現状以上に広げることは難しい。また、アーム先端部70のサイズを小さくすることに対しても制限がある。よって、フレームの中心部75においては溶接以外の締結手段が必要となるため、本実施例においては接着剤を用いている。
このようにして、接着剤の塗布と溶接が完了したフレームについて、特に板金同士が接触している領域に関して詳細に説明する。図11に前側板27とメインステー29の接触領域40を示す。斜線で示した接触領域40の両端付近には溶接位置50a、50bがあり、その2点に挟まれた範囲には60d~60qで示す計10カ所にわたり接着剤が塗布された状態となっている。つまり、前側板27とメインステー29は溶接と接着剤により接合している。
前側板27と基板ステー31との接触領域41においては、接触領域41の両端付近に溶接位置50c、50dがあり、その2点に挟まれた範囲には60a~cの計3カ所にわたり接着剤が塗布されている。つまり、前側板27と基板ステー31は溶接と接着剤により接合している。
図12に示す後側板28とメインステー29の接触領域42においては、接触領域42の両端付近に溶接位置50e、50fがあり、その2点に挟まれた範囲には60r~60zzで示す計10カ所にわたり接着剤が塗布されている。つまり、後側板28とメインステー29は溶接と接着剤により接合している。
ここで、板金同士の接合の剥離耐性について説明する。図13に前側板27とメインステー29に剥離力が働いた場合の一例として、矢印Aの方向に剥離力が働いた場合について説明する。図13が示すように、剥離力が前側板27とメインステー29の端部に働いた場合、一般的に、剥離力の最大値は接触領域40の左側(X方向マイナス側)端部に集中する形となる。しかし、溶接位置50aにおいて前側板27とメインステー29は溶接されているため、所定の剥離力に対しては十分な耐性がある。よって、その溶接位置50aの右側にある接着位置60d、60eなどには、直接的に大きな剥離力が働くことがない。これにより、接着剤の剥離する方向への力に対して強度がさほど強くない点を補うことができている。
もう一例として、図14に前側板27とメインステー29の接触領域40中央部付近に剥離力Bが働いた場合を想定する。ここではさらに、断面線S-Sから見た図15を用いて説明する。図15(a)において、平面上の前側板27の表面に沿うような形で、メインステー29の一部が折り曲げられ、曲げ部を形成している。そして、前側板27とメインステー29の間に接着剤60hが塗布されている様子を表している。この状態から図15(b)のように剥離力Bが作用すると、はじめにメインステー29の曲げ部が変形し、次に、接着剤60hの上端に力が集中して上端を起点に剥離しやすい状態となる。このため、本実施例においては図15(c)に示すように、接着剤の塗布位置をメインステー29の曲げ部の根元に位置するように調整している。これによって、剥離力Bがメインステー29を伝わるもののメインステー29の曲げ部の変形が生じずに、接着剤60hが塗布された領域全体で力が分散されるため剥離しない。特に曲げ部の根元の領域は、溶接やビス等では締結することができないため、接着剤特有の効果が得られる。
また、接着剤を使用することで前述したようにビスで締結する場合のような穿孔形状が不要で滑らかな平面形状とすることが可能であり、溶接のような溶接痕も無い。これにより、本実施例のようにカートリッジの挿入口でユーザがアクセスするような準外観部においては、表面状態が綺麗でありながら高い剛性を確保することが可能となっている。
本実施例においてはフレームの溶接が開始されてから溶接が完了するまで数分程度の時間を要するが、溶接が完了したタイミングで、上記塗布された接着剤も固化して実用強度が確保された状態になっている。この接着剤が実用強度に到達するまでの時間を個別に確保する必要がないため生産上も効率的である。つまり、フレーム200に対してさらに部材を取り付けて、画像形成装置100を組み立てていく後工程を遮ることもない。
前述した複数の溶接位置50a~fによって挟まれた範囲は自動溶接ロボットが入る穴やスペースが無いため、従来であればビス等の締結部材を使用する必要があったが、本実施例のように接着剤を使用することで効率的に板金同士を締結することが可能となった。また、ビス締結の方法と比べると、自動塗布ロボットで連続的に接着剤を塗布するため、作業時間も短く、材料費も抑えられるためコストダウンとなる。また、接着接合された板金同士のせん断方向へ強度に関してはビスによるせん断強度(すなわちビスによって板金同士を挟持しその摩擦力で維持されるせん断方向への力)に比べて5~20倍以上の強度を有することがわかっている。したがって、ビスなどの締結部材の欠点である衝撃によるビスずれと呼ばれる現象を解消することも可能となる。
また、接着剤は剥離する方向への力に対する強度はさほど強くない性質をもつが、2枚の板金の接触領域における両端付近を溶接してあるため、接着剤の剥離による破壊を防止することができる。
さらに、接着剤自体は非導電部材であるため、ステーと側板を全ての個所において接着剤で固定してしまうと、その間に薄い膜が張られているような状態となり、ステーから側板にうまく電流が流れない可能性がある。つまり、アースを取れない可能性が生じる。高圧電源基板13を支持する基板ステー31はしっかりとアースを取る必要があるため、本実施例においては特に前側板27と基板ステー31の接触領域41(図11に記載)における両端を溶接で接合させることでそのような不具合を防いでいる。ここで、溶接位置50c~dにおいては導通が確保されている。
なお、本実施例のフレーム200においては、溶接と接着剤の両者で接合している板金の組もあれば、溶接だけで接合している板金の組もある。どの方法を用いて接合するかは、その板金が支持する部材や構成などによって最適な固定方法を選択すればよい。
以上より、本実施例によれば、接着剤を用いて画像形成装置のフレームを組み上げる構成において、接着剤の剥離方向におけるフレーム剛性を確保しつつ、フレームを軽量化させることができる。
本実施例においては接着剤に加えて自動溶接ロボットを用いて2枚の板金を接合させることで、接着剤の剥離方向におけるフレーム剛性を確保しつつ、フレームを軽量化させている。特に接着剤によって2枚の板金が接合している位置を挟むようにして2枚の板金を溶接させたことで、剥離方向にかかる力を主に溶接位置で受けるように構成しており、従来よりも接着剤が剥離しにくい構成となっている。
また、自動溶接ロボットに代表される溶接機は進入できる領域に制約があるため、本実施例においては2枚の板金を溶接する溶接位置と接着剤を塗布する位置を工夫している。つまり、上述したように、接着剤によって2枚の板金が接合している位置を挟むようにして溶接を行うようにしており、接着剤が塗布されている位置と比べて、溶接位置は板金の端部側に位置している。その結果、自動溶接ロボットなどの溶接機が比較的進入しやすい構成となっている。
(変形例)
なお、上記の実施例においては板金には塗布位置の目安を示す刻印のみであったが、必要に応じて塗布位置に板金に対して絞り・エンボス加工等を施してもよい。接合する二枚の板金の互いもしくは少なくとも一方にこれらの加工を加えることによって、板金同士の接着力を向上させる効果が期待できる。これらの加工を実施するか否かはスペースや形状の自由度とのバランスを考慮しながら適宜選択できる。
なお、上記の実施例においては板金には塗布位置の目安を示す刻印のみであったが、必要に応じて塗布位置に板金に対して絞り・エンボス加工等を施してもよい。接合する二枚の板金の互いもしくは少なくとも一方にこれらの加工を加えることによって、板金同士の接着力を向上させる効果が期待できる。これらの加工を実施するか否かはスペースや形状の自由度とのバランスを考慮しながら適宜選択できる。
また、上記の実施例では両側板に対して接着剤を複数個所に点状に塗布していた。しかしこれに限定されない。図16に示すように接着剤を線状に塗布するように構成してもよい。図4に示す工程と比較すると、接着面積を増すことができるので、更に高強度のフレーム剛性をつくることが可能である。
図17に前側板27とメインステー29の接触領域40/前側板27と基板ステー31の接触領域41の状態を示す。溶接位置50a~fに挟まれた領域は自動溶接ロボットが入る穴やスペースが無いため、従来であればビス等の締結部材を使用する必要があったが、本変形例のように接着剤を使用することで効率的に板金同士を接合することが可能となっている。
また、上記の実施例においては先に接着剤を塗布してから、板金を組み上げて溶接する工程としていたが、必ずしもこれだけに限定されるものではない。溶接工程を経たのちに、接着剤を2枚の板金の隙間に注入することも可能である。例えば、図15(c)におけるメインステー29の曲げ部の根元に後から接着剤を注入することによって、接着剤塗布の効果が期待できる。注入する場合には3000~10000[mPa・s]程度の比較的低粘度の接着剤を使用し、重力と毛細管現象を利用して板金間に浸透させればよい。
また、上記の実施例においては、図11に記載されているように、例えば前側板27とメインステー29の接触領域40における両端部を溶接していたが、これに限定されない。2か所の溶接位置に挟まれた範囲に接着剤が塗布されており、さらに溶接位置の外側(端部側)にも接着剤が塗布されていてもよい。つまり、本発明は2か所の溶接位置に挟まれていない範囲にも接着剤が塗布されている構成を除外するものではない。
また、上記の実施例においては電子写真方式の画像形成装置100について説明を行ったがこれに限定されない。インクジェット方式やオフセット印刷方式など異なる印刷方式を採用している画像形成装置のフレームを組み上げる際にも、同様に本発明を適用することができる。
6 画像形成部
27 前側板
28 後側板
29 メインステー
100 画像形成装置
27 前側板
28 後側板
29 メインステー
100 画像形成装置
Claims (7)
- 記録材に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を挟むように対向して設けられた第1の板金と、第2の板金と、
前記第1の板金と前記第2の板金の間に設けられ、前記第1の板金と前記第2の板金それぞれと接合した第3の板金と、を有する画像形成装置において、
前記第1の板金と前記第3の板金は少なくとも2か所の溶接位置において溶接されており、前記第1の板金と前記第3の板金が接触している領域の中であって、2か所の前記溶接位置によって挟まれる範囲において、前記第1の板金と前記第3の板金の間に接着剤が塗布され、前記第1の板金と前記第3の板金が接合していることを特徴とする画像形成装置。 - 2か所の前記溶接位置は、前記第1の板金と前記第3の板金が接触している前記領域の両端部に位置しており、2か所の前記溶接位置によって挟まれる前記範囲のみにおいて、前記第1の板金と前記第3の板金の間に接着剤が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第3の板金の一部は前記第1の板金の表面に沿うように折り曲げられており、
前記接着剤は前記第3の板金の曲げ部に塗付されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第2の板金と前記第3の板金は少なくとも2か所の溶接位置において溶接されており、前記第2の板金と前記第3の板金が接触している第2の領域の中であって、2か所の前記溶接位置によって挟まれる第2の範囲においては、前記第2の板金と前記第3の板金の間に接着剤が塗布され、前記第2の板金と前記第3の板金が接合していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は、感光体と、前記感光体を帯電する帯電部と、前記感光体に形成された静電潜像を現像する現像部と、を含むカートリッジであって、前記カートリッジは前記画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に設けられており、
前記第1の板金と前記第2の板金は、前記カートリッジの長手方向における前記カートリッジの端部とそれぞれ当接して前記カートリッジを位置決めする位置決め部を備え、前記第3の板金は前記カートリッジを支持していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成部に印加する電圧を生成する電源基板を有し、
前記第3の板金は前記電源基板を支持していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置のフレームの製造方法であって、
第1の板金と第2の板金それぞれの表面に対し接着剤を塗布する塗付工程と、
前記第1の板金と前記第2の板金が第3の板金を挟むようにして、かつ前記第1の板金と前記第2の板金が接着剤を介して前記第3の板金と接合するように組み付けを行う組み付け工程と、
前記第1の板金と前記第3の板金が接着剤で接合している位置を挟むようにして、少なくとも2か所において前記第1の板金と前記第3の板金を溶接する第1の溶接工程と、
前記第1の板金と前記第3の板金が接着剤で接合している位置を挟むようにして、少なくとも2か所において前記第1の板金と前記第3の板金を溶接する第2の溶接工程と、
を有することを特徴とする製造方法。
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JP2022090633A JP2023177776A (ja) | 2022-06-03 | 2022-06-03 | 画像形成装置及び画像形成装置のフレームの製造方法 |
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