JP2023173293A - 求職求人マッチング方法、求職求人マッチングシステム、求職求人マッチングサーバ - Google Patents

求職求人マッチング方法、求職求人マッチングシステム、求職求人マッチングサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】求職者と求人者との間で円滑に情報を送受信し合うことができる求職求人マッチング方法、システム及びサーバを提供する。【解決手段】方法は、登録された利用者同士の間で情報を送受信する機能を端末装置に提供する第1のインターフェース機能提供サイトを介して、求職端末装置からのジョブエントリ情報を受信し、ジョブエントリ情報に基づいてジョブエントリ関連情報を、ジョブエントリ情報に対応する対応求人端末装置に送信するジョブエントリ情報送信ステップと、ジョブスカウト情報に基づいてジョブスカウト関連情報を生成し、ジョブエントリ情報に対応する対応求職端末装置に送信可能に記憶するジョブスカウト情報記憶ステップと、ジョブスカウト関連情報が送信された求職端末装置からの希望情報を前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信し、希望情報を対応求人端末装置に送信する希望関連情報送信ステップと、を有する。【選択図】図2

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
求職者と求人者とをマッチングするための方法、システム、サーバに関する。
求職者の端末装置と採用企業のサーバとをネットワークで接続する就職支援システムがある。この就職支援システムは、求職者の端末装置からの登録を受け付け、採用条件に合致する求職者の端末装置にスカウトメールを送信するものであった(特許文献1参照)。
また、求職者の端末から求人情報取得の要求に応じて、求人情報を一覧表示する表示用データを要求元の端末に送信して表示させるシステムがある(特許文献2参照)。
特開2020-4048公報 特開2013-125537公報
従来のシステムは、求人者からのスカウトを求職者にメールで送信するシステムであった。このため、メールの送受信の設定や、メールソフトを起動するタイミングなどによって、求職者への連絡が遅れる場合があった。連絡の遅れにより、求職者が他の求人者に決めてしまった場合には、所望していた求職者を採用できず、新たに求職者を探す手間が生じていた。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、求職者と求人者との間で円滑に情報を連絡し合える求職求人マッチング方法、求職求人マッチングシステム、求職求人マッチングサーバを提供することにある。
本発明による求職求人マッチング方法は、
登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第1のインターフェース機能提供サイトを介して、少なくとも一つの求職端末装置からのジョブエントリ情報を受信し、前記ジョブエントリ情報に基づいてジョブエントリ関連情報を、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求人端末装置に送信するジョブエントリ情報送信ステップと、
少なくとも一つの前記対応求人端末装置からのジョブスカウト情報を受信し、前記ジョブスカウト情報に基づいてジョブスカウト関連情報を生成し、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求職端末装置に送信可能に記憶するジョブスカウト情報記憶ステップと、
前記ジョブスカウト関連情報が送信された求職端末装置からの希望情報を前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信し、前記希望情報を前記対応求人端末装置に送信する希望関連情報送信ステップと、を有する。
求職者と求人者との間で円滑に情報を送受信し合うことができる。
本実施の形態による求職求人マッチングシステム10の構成の概略を示す概略図である。 本実施の形態による求職求人マッチングシステム10におけるJOBエントリに関連する処理を示すフローチャートである。 本実施の形態による求職求人マッチングシステム10におけるスカウトリストに関連する処理を示すフローチャートである。 本実施の形態による求職求人マッチングシステム10における希望情報に関連する処理を示すフローチャートである。 本実施の形態による求職求人マッチングシステム10における面接の連絡先に関連する処理を示すフローチャートである。 本実施の形態による求職求人マッチングシステム10において端末装置に表示される画像の例を示す図である。
<<<<本実施の形態の概要>>>>
本実施の形態による求職求人マッチングシステム(例えば、後述する求職求人マッチングシステム10など)の概要について説明する。なお、以下では、簡便のため、求職求人マッチングシステムを、マッチングシステムと称したり、システムと称したりする場合もある。
マッチングシステムは、求職する者と求人する者とを結びつける機会を形成するためのシステムである。求職する者は、職を求めている者であり、雇用されることを希望する者である。求人する者は、人を求めている者であり、人を雇い入れることを希望する者である。以下、求職する者を求職者と称し、求人する者を求人者と称する。なお、雇用形態には、正規社員や非正規社員(パートタイマーやアルバイトや契約社員など)などがある。本マッチングシステムでは、いずれの雇用形態でも対応可能である。なお、特定の雇用形態に限定してもよい。
<求職者及び求人者>
求職者は、一般に、個人である。マッチングシステムは、原則として、複数の求職者を想定している。なお、社会的状況や職種など各種の条件によっては、求職者が、単数である場合もあり得る。
求人者は、一般には、企業などの法人であるが、個人事業者などの個人も含む。マッチングシステムは、原則として、複数の求職者を想定している。なお、社会的状況や職種などの各種の条件によっては、求人者も単数である場合もあり得る。
情報保護の観点では、求職者に関連する情報や、求人者に関連する情報が、マッチングシステムの外部に流出しないように保護されることが好ましい。本マッチングシステムの信頼性を維持したり高めたりすることで、本マッチングシステムの利用者を増やすことができる。
マッチングシステムの利用の観点では、求職者と求人者とのマッチングが成立するよりも前の時点では、求職者と求人者とが直接に連絡できないようにすることが好ましい。常に、本マッチングシステムを介してのみ連絡できるようにする。すなわち、マッチングが成立するまで、本マッチングシステムの利用を継続させることができる。
求職者は、端末装置(例えば、後述する求職端末装置110など)を操作して、求職求人マッチングサーバ(例えば、後述する人材マッチングサーバ130など)とアクセスすることができる。一方、求人者は、端末装置(例えば、後述する求人端末装置150など)を操作して、求職求人マッチングサーバとアクセスすることができる。
<第1のインターフェースサイト>
求職者の端末装置と求職求人マッチングサーバとの間には、第1のインターフェースサイトが介在する。求職求人マッチングサーバが第1のインターフェースサイトにアクセスできるとともに、求職者の端末装置も第1のインターフェースサイトにアクセスできる。
第1のインターフェースサイトは、主に、求職者の端末装置でのインターフェース機能を提供する。インターフェース機能は、例えば、主に、求職者の端末装置における各種の情報の表示機能や、各種の情報の入力操作などを支援する。なお、第1のインターフェースサイトは、求職求人マッチングサーバの表示機能や各種の情報の入力操作などを支援するようにしてもよい。
インターフェース機能は、具体的には、入力操作のための入力フォームを端末装置に表示したり、各種の情報を端末装置に表示したり、検索用の画面を端末装置に表示したりする機能などである。第1のインターフェースサイトは、ユーザーインターフェース機能を提供するサイトである。第1のインターフェースサイトによって、求職者の端末装置における求職者の作業などが容易にかつ的確になる。第1のインターフェースサイトは、インターフェース機能だけでなく、必要な各種の情報を記憶するサーバ機能も有する。
第1のインターフェースサイトは、登録された利用者同士の間で、各種の情報を提供し合うことができる機能を有する。第1のインターフェースサイトは、利用者同士の間で即時にかつ的確に情報を送受信し合える機能を有する。すなわち、第1のインターフェースサイトを介すことで、一の利用者(求職者)と他の利用者(本マッチングシステムの提供者や管理者)との間で、情報を即時に送受信し合うことができる。
具体的には、求職者の端末装置と第1のインターフェースサイトとの間で、各種の情報を即時に送受信し合うことができる。第1のインターフェースサイトと求職求人マッチングサーバとの間で、各種の情報を即時に送受信し合うことができる。これにより、第1のインターフェースサイトを介して、求職者の端末装置と求職求人マッチングサーバとの間で、各種の情報を即時に送受信し合うことができる。
第1のインターフェースサイトは、各種のソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供するサイトである。第1のインターフェースサイトは、例えば、BtoC(消費者向け取引)ビジネスを展開できるソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供するサイトが好ましい。
さらに、本マッチングシステムは、第1のインターフェースサイトを介した送受信のための専用のアプリケーションを提供する。専用のアプリケーションは、求職者の端末装置から呼び出して第1のインターフェースサイトで実行される。専用のアプリケーションは、求職者と本マッチングシステムの提供者や管理者との間で、特定の情報を送受信するためのソフトウエアである。専用のアプリケーションを実行することで、特定の情報の送受信を、即時にかつ簡便にかつ的確に送受信することができる。専用のアプリケーションによって、本マッチングシステムの提供者や管理者から求職者に迅速に連絡することができるとともに、求職者から本マッチングシステムの提供者や管理者に迅速に連絡することができる。
<第2のインターフェースサイト>
求人者の端末装置と求職求人マッチングサーバとの間には、第1のインターフェースサイトとは異なる第2のインターフェースサイトが介在する。求職求人マッチングサーバが第2のインターフェースサイトにアクセスできるとともに、求人者の端末装置も第2のインターフェースサイトにアクセスできる。
第2のインターフェースサイトは、主に、求人者の端末装置でのインターフェース機能を提供する。インターフェース機能は、例えば、主に、求人者の端末装置における各種の情報の表示機能や、各種の情報の入力操作などを支援する。第2のインターフェースサイトは、求職求人マッチングサーバにおいて、各種の情報の表示機能や、各種の情報の入力操作などを支援してもよい。
インターフェース機能は、具体的には、入力操作のための入力フォームを端末装置に表示したり、各種の情報を端末装置に表示したり、検索用の画面を端末装置に表示したりする機能などである。第2のインターフェースサイトは、ユーザーインターフェース機能を提供するサイトである。第2のインターフェースサイトによって、求人者の端末装置における求人者の作業などが容易にかつ的確になる。第2のインターフェースサイトは、インターフェース機能だけでなく、必要な各種の情報を記憶するサーバ機能も有する。
第2のインターフェースサイトは、登録された利用者との間で、各種の情報を提供し合うことができる機能を有する。求職求人マッチングサーバは、第2のインターフェースサイトに所定のタイミングで情報を送信する。具体的には、求職求人マッチングサーバは、所定のタイミングに達したと判断したときに、第2のインターフェースサイトに情報を送信する。このように、求職求人マッチングサーバは、送信するタイミングを調整して、第2のインターフェースサイトに情報を送信する。
第2のインターフェースサイトは、求職求人マッチングサーバから各種の情報を受信したときには、即時に、受信した情報を求人者の端末装置に送信する。同様に、第2のインターフェースサイトは、求人者の端末装置から各種の情報を受信したときには、即時に、受信した情報を求職求人マッチングサーバに送信する。
第2のインターフェースサイトと求人者の端末装置との間では、即時に情報を送受信し合うことができる。第2のインターフェースサイトと求人者の端末装置との間では、アクセス頻度は多くなく、制限を設ける必要はない。なお、求職求人マッチングサーバと同様に、所定のタイミングに達したときに、第2のインターフェースサイトと求人者の端末装置との間で情報を送受信し合うようにしてもよい。
このように、第2のインターフェースサイトは、求職求人マッチングサーバに対しても、求人者の端末装置に対しても、即時に情報を送信する。
第2のインターフェースサイトは、具体的には、各種のソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供するサイトである。第2のインターフェースサイトは、具体的には、BtoB(企業間取引)ビジネスを展開するためのサービスを提供するサイトが好ましい。第2のインターフェースサイトを用いることで、情報の送受信や情報の記憶などの各種の処理の信頼性を高めることができる。
さらに、第2のインターフェースサイトは、求人者と本マッチングシステムの提供者や管理者との間で送受信する各種の情報を記憶するサーバ機能も有する。すなわち、求職求人マッチングサーバで記憶させる情報を、第2のインターフェースサイトでも記憶させることができる。第2のインターフェースサイトを求職求人マッチングサーバのバックアップシステムとして機能させる。第2のインターフェースサイトによって、求職求人マッチングサーバの機能を冗長化できる。第2のインターフェースサイトは、記憶する情報が更新されたときには、更新されたことを示す通知を求人者の端末装置に送信する。
<第1のインターフェースサイトと第2のインターフェースサイトとの相違>
前述したように、第1のインターフェースサイトは、求職者の端末装置と求職求人マッチングサーバとの間で、各種の情報を即時に送受信し合う。求職者の端末装置から送信された情報は、第1のインターフェースサイトで受信された後、求職求人マッチングサーバに直ちに送信される。これにより、求職求人マッチングサーバは、求職者の端末装置から送信された情報を即時に受信できる。逆に、求職求人マッチングサーバから送信された情報は、第1のインターフェースサイトで受信された後、求職者の端末装置に直ちに送信される。これにより、求職者の端末装置は、求職求人マッチングサーバから送信された情報を即時に受信できる。このように、第1のインターフェースサイトを介在させることで、求職者の端末装置と求職求人マッチングサーバとの間で情報を即時に送受信できる。
これに対して、求職求人マッチングサーバは、第2のインターフェースサイトに対して所定のタイミングでのみ情報を送信する。この所定のタイミングは、所定の条件を満たしたときである。所定の条件は、所定の時間ごと、例えば、1時間ごとにしたり、求職求人マッチングサーバに所定の情報量が蓄積されたこと、例えば、1メガバイト以上蓄積されたことにしたりできる。条件は、これに限られず、通信環境や、求職求人マッチングサーバのハードウエアの構成などに応じて適宜に決めることができる。なお、所定の条件を満たすときは、通常、即時とはならない。しかしながら、所定の条件を満たすときが、偶発的に即時となる場合もある。
求職者の端末装置から送信されて求職求人マッチングサーバに記憶された各種の情報は、所定のタイミングに達したときのみに第2のインターフェースサイトに送信される。これにより、第2のインターフェースサイトは、求職者の端末装置から送信された情報を求職求人マッチングサーバから受信する。
求職者の端末装置から情報が送信されて求職求人マッチングサーバの記憶内容が更新された場合でも、求職者の端末装置からの情報は第2のインターフェースサイトに直ちには送信されない。求職者の端末装置からの情報は、所定のタイミングに達したことを条件に第2のインターフェースサイトに送信される。求職求人マッチングサーバを介在させることで、求職求人マッチングサーバと第2のインターフェースサイトとの間の通信頻度が調整される。また、通信処理の負荷を軽くできる。すなわち、求職求人マッチングサーバと第2のインターフェースサイトとの間で、頻繁なアクセスを防止し、過度なアクセスを制限できる。
また、第1のインターフェースサイト及び第2のインターフェースサイトは、直接に情報を送受信できない。すなわち、第1のインターフェースサイト及び第2のインターフェースサイトは、求職求人マッチングサーバを介して通信可能に接続されている。
また、マッチングシステムは、第1のインターフェースサイトと第2のインターフェースサイトとの双方を有する場合だけでなく、いずれか一方のみを有してもよい。
<<<第1の特徴>>>
第1の特徴によれば、
登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第1のインターフェース機能提供サイト(例えば、後述するSNSシステム120など)を介して、少なくとも一つの求職端末装置(例えば、後述する求職端末装置110など)からのジョブエントリ情報を受信し、前記ジョブエントリ情報に基づいてジョブエントリ関連情報(例えば、後述するJOBエントリや、JOBエントリ一覧や、JOBエントリ通知など)を、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求人端末装置(例えば、後述する求人端末装置150など)に送信するジョブエントリ情報送信ステップと、
少なくとも一つの前記対応求人端末装置からのジョブスカウト情報を受信し、前記ジョブスカウト情報に基づいてジョブスカウト関連情報(例えば、スカウトリストなど)を生成し、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求職端末装置に送信可能に記憶するジョブスカウト情報記憶ステップと、
前記ジョブスカウト関連情報が送信された求職端末装置からの希望情報(例えば、後述する連絡希望情報や、辞退希望情報など)を前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信し、前記希望情報を前記対応求人端末装置に送信する希望関連情報送信ステップと、を有する求職求人マッチング方法が提供される。
<<第1の特徴による求職求人マッチング方法>>
第1の特徴による求職求人マッチング方法は、ジョブエントリ情報送信ステップと、ジョブスカウト情報記憶ステップと、希望関連情報送信ステップと、を有する。以下、これらのステップについて説明する。
<<ジョブエントリ情報送信ステップ>>
ジョブエントリ情報送信ステップは、第1のインターフェース機能提供サイトを介して、少なくとも一つの求職端末装置からのジョブエントリ情報を受信する処理を含む。
<求職端末装置>
求職端末装置は、求職者が操作できる端末装置である。求職端末装置は、求職者が所有している端末装置でなくてもよい。求職者の意図を入力操作により反映できる端末装置であればよい。求職者が求職端末装置を操作することで、ジョブエントリ情報が求職端末装置に入力されて送信される。
一人の求職者がいる場合も複数の求職者がいる場合も想定している。したがって、少なくとも一人の求職者が操作する求職端末装置からジョブエントリ情報が送信される。すなわち、少なくとも一つの求職端末装置からジョブエントリ情報が送信される。
求職端末装置における求職者の操作の処理は、後述する第1のインターフェース機能提供サイトが提供するインターフェース機能によって実行される。すなわち、第1のインターフェース機能提供サイトのインターフェース機能によって、求職端末装置に入力フォームが表示され、入力フォームに入力されたジョブエントリ情報が送信される。
<ジョブエントリ情報>
ジョブエントリ情報は、雇用を求めている求職者に関する情報である。ジョブエントリ情報は、求職者が希望する求人者ごとに対応する。例えば、一の求職者が、複数の求人者に対して求職を希望する場合には、複数の求人者ごとに、対応するジョブエントリ情報を送信する。
具体的には、ジョブエントリ情報として以下のような情報がある。ジョブエントリ情報は、職を求めていることを示す情報(例えば、後述するJOBエントリなど)を含む。ジョブエントリ情報は、求人者のリストを要求することを示す情報(例えば、後述するスカウトリストなど)を含む。ジョブエントリ情報は、求人者との面接の連絡先を要求することを示す情報(例えば、面接の連絡先要求)を含む。
<第1のインターフェース機能提供サイト>
第1のインターフェース機能提供サイトは、登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を提供するサイトである。具体的には、第1のインターフェース機能提供サイトは、求職端末装置で使用するためのインターフェース機能を提供する。求職端末装置は、第1のインターフェース機能提供サイトの利用者として登録された求職者が使用する端末装置である。
インターフェース機能により求職端末装置のディスプレイ(図示せず)に、入力フォームが表示される。入力フォームは、ジョブエントリ情報の入力に適したフォームである。入力フォームは、ジョブエントリ情報の内容に応じて、テキストフィールドや、テキストエリアや、チェックボックスや、ラジオボタンや、プルダウンや、送信ボタンなどを有する。求職者は、表示された入力フォームに従って、ジョブエントリ情報を入力する。求職者は、ジョブエントリ情報の入力を終えた後、入力フォームに表示されている送信ボタンの画像を操作する。この操作により、入力されたジョブエントリ情報が送信される。
インターフェース機能の提供により、求職者は、求職端末装置において容易にかつ的確に作業できる。第1のインターフェース機能提供サイトは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供するサイトが好ましい。
求職端末装置から送信されたジョブエントリ情報は、第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信される。
ジョブエントリ情報送信ステップは、受信したジョブエントリ情報を、ジョブエントリ情報に対応する対応求人端末装置に送信する処理をさらに含む。ジョブエントリ情報は、求職者が職を希望する求人者に対応する。対応求人端末装置は、求職者が希望する求人者が操作できる端末装置である。
<求人端末装置>
求人端末装置は、求人者が操作できる端末装置である。求人端末装置は、求人者が所有している端末装置でなくてもよい。求人者の意図を入力操作により反映できる端末装置であればよい。一人の求人者がいる場合も複数の求人者がいる場合も想定している。
対応求人端末装置は、ジョブエントリ情報に対応する求人端末装置である。ジョブエントリ情報は、求職者が雇用を所望する求人者の情報を含む。対応求人端末装置は、求職者が希望する求人者が操作できる端末装置である。例えば、求職者が、第1~第nの求人者のうちの第iの求人者との雇用を希望している場合には、ジョブエントリ情報は、第iの求人者を識別する情報を含む。この場合に、対応求人端末装置は、第iの求人者が操作できる端末装置である。
<<ジョブスカウト情報記憶ステップ>>
ジョブスカウト情報記憶ステップは、少なくとも一つの対応求人端末装置からのジョブスカウト情報を受信する処理を含む。
求人者は、前述したジョブエントリ情報送信ステップの処理で送信されたジョブエントリ情報から求職者を確認する。求人者は、応募してきた求職者が所望している人物か否かを判断する。求人者は、所望している人物であると判断したときには、自己が操作できる求人端末装置(対応求人端末装置)からジョブスカウト情報を送信する。ジョブスカウト情報は、雇用の可能性のあることを求職者に示すための求人者から提示である。
なお、対応求人端末装置に送信されたジョブエントリ情報に基づいて、ソフトウエアによる判定処理によって、求職者が所望する人物か否かを判断してもよい。
さらに、ジョブスカウト情報記憶ステップは、受信したジョブスカウト情報に基づいてジョブスカウト関連情報を生成する処理を含む。
<ジョブスカウト関連情報>
ジョブスカウト関連情報は、受信したジョブスカウト情報を含む。ジョブスカウト情報は、雇用の可能性を求職者に示すための求人者から提示である。一の求人者のみからのジョブスカウト情報を受信したときには、ジョブスカウト関連情報は、一の求人者からのジョブスカウト情報のみを含む。
また、一の求職者が、第1~第nの求人者のうちの第i、j、kの求人者との雇用を希望し、第i、j、kの求人者の全てが、一の求職者に雇用を希望する場合がある。この場合には、第i、j、kの求人者の各々からジョブスカウト情報が送信される。ジョブスカウト関連情報は、第iの求人者からのジョブスカウト情報と、第jの求人者からのジョブスカウト情報と、第kの求人者からのジョブスカウト情報とを含む。このように、ジョブスカウト関連情報は、一の求職者との面接を希望する少なくとも一の求人者の一覧を示す情報となる。ジョブスカウト関連情報は、例えば、後述するスカウトリストなどがある。
さらに、ジョブスカウト情報記憶ステップは、生成したジョブスカウト関連情報を、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求職端末装置に送信可能に記憶する処理を含む。
対応求職端末装置は、ジョブエントリ情報を送信した求職端末装置である。すなわち、ジョブエントリ情報を送信した求職者が操作した求職端末装置である。生成したジョブスカウト関連情報は、データベースなどに記憶される。
<希望関連情報送信ステップ>
希望関連情報送信ステップは、前記ジョブスカウト関連情報が送信された求職端末装置からの希望情報を前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信する処理を含む。
希望情報は、例えば、連絡希望情報や辞退希望情報などがある。連絡希望情報は、ジョブスカウト関連情報に含まれる求人者との面接のための連絡を希望する情報である。すなわち、求職者が、求人者との面接を希望する情報である。辞退希望情報は、求職を希望したものの、その後の状況の変化などにより、雇用を辞退する旨の情報である。
さらに、希望関連情報送信ステップは、前記希望情報を前記対応求人端末装置に送信する処理を含む。
このようにすることで、求職求人マッチングを常に介して求職者と求人者との間で情報を送受信し合うので、求職者と求人者との間で円滑に連絡し合うことができる。
<<第2の特徴>>
第2の特徴は、第1の特徴において、
前記第1のインターフェース機能提供サイトは、
前記ジョブエントリ情報を受信した後に、即時に前記ジョブエントリ情報を送信する。
第1のインターフェース機能は、求職端末装置に実行可能に常駐するソフトウエアによって実行されるものが好ましい。
<<第3の特徴>>
第3の特徴は、第1の特徴において、
前記第1のインターフェース機能提供サイトは、
前記希望情報を受信した後に、即時に前記希望情報を送信する。
<<第4の特徴>>
第4の特徴は、第1の特徴において、
前記ジョブエントリ情報送信ステップは、
前記第1のインターフェース機能提供サイトとは異なる第2のインターフェース機能提供サイトであって、登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第2のインターフェース機能提供サイト(例えば、後述するデータ閲覧用サーバ140など)を介して、前記ジョブエントリ関連情報を前記対応求人端末装置に送信するジョブエントリ関連情報送信ステップを有する。
<<第5の特徴>>
第5の特徴は、第1の特徴において、
前記第1のインターフェース機能提供サイトとは異なる第2のインターフェース機能提供サイトであって、登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第2のインターフェース機能提供サイト(例えば、後述するデータ閲覧用サーバ140など)を介して、前記少なくとも一つの前記対応求人端末装置からの前記ジョブスカウト情報を受信するジョブスカウト情報受信ステップを、さらに有する。
<<第6の特徴>>
第6の特徴は、第4の特徴において、
前記ジョブエントリ情報送信ステップは、
前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して送信された前記ジョブエントリ情報を受信した後に、所定の条件を満たしたときに(例えば、後述する所望のタイミングなど)、前記ジョブエントリ情報を前記第2のインターフェース機能提供サイト(例えば、後述するデータ閲覧用サーバ140など)に送信する、ジョブエントリ情報送信タイミング調整ステップを、有する。
<<第7の特徴>>
第7の特徴は、第4の特徴において、
前記希望関連情報送信ステップは、
前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して送信された前記希望関連情報を受信した後に、所定の条件を満たしたときに(例えば、後述する所望のタイミングなど)、前記希望関連情報を前記第2のインターフェース機能提供サイト(例えば、後述するデータ閲覧用サーバ140など)に送信する、希望関連情報送信タイミング調整ステップを有する。
<<第8の特徴>>
第8の特徴は、第4の特徴において、
前記ジョブスカウト情報記憶ステップは、
前記対応求人端末装置から前記ジョブスカウト情報を受信したときに、前記ジョブスカウトリスト情報を前記ジョブスカウト関連情報として生成するジョブスカウト関連情報生成ステップを有する。
<<<第9の特徴>>>
第9の特徴によれば、
登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第1のインターフェース機能提供サイト(例えば、後述するSNSシステム120など)を介して、少なくとも一つの求職端末装置(例えば、後述する求職端末装置110など)からのジョブエントリ情報を受信し、前記ジョブエントリ情報に基づいてジョブエントリ関連情報(例えば、後述するJOBエントリや、JOBエントリ一覧や、JOBエントリ通知など)を、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求人端末装置(例えば、後述する求人端末装置150など)に送信するジョブエントリ情報送信部と、
少なくとも一つの前記対応求人端末装置からのジョブスカウト情報を受信し、前記ジョブスカウト情報に基づいてジョブスカウト関連情報(例えば、スカウトリストなど)を生成し、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求職端末装置に送信可能に記憶するジョブスカウト情報記憶部と、
前記ジョブスカウト関連情報が送信された求職端末装置からの希望情報(例えば、後述する連絡希望情報や、辞退希望情報など)を前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信し、前記希望情報を前記対応求人端末装置に送信する希望関連情報送信部と、を有する求職求人マッチングシステムが提供される。
<<<第10の特徴>>>
第10の特徴によれば、
登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第1のインターフェース機能提供サイト(例えば、後述するSNSシステム120など)を介して、少なくとも一つの求職端末装置(例えば、後述する求職端末装置110など)からのジョブエントリ情報を受信し、前記ジョブエントリ情報に基づいてジョブエントリ関連情報(例えば、後述するJOBエントリや、JOBエントリ一覧や、JOBエントリ通知など)を、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求人端末装置(例えば、後述する求人端末装置150など)に送信するジョブエントリ情報送信ステップと、
少なくとも一つの前記対応求人端末装置からのジョブスカウト情報を受信し、前記ジョブスカウト情報に基づいてジョブスカウト関連情報(例えば、スカウトリストなど)を生成し、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求職端末装置に送信可能に記憶するジョブスカウト情報記憶ステップと、
前記ジョブスカウト関連情報が送信された求職端末装置からの希望情報(例えば、後述する連絡希望情報や、辞退希望情報など)を前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信し、前記希望情報を前記対応求人端末装置に送信する希望関連情報送信ステップと、を含む求職求人マッチングサーバが提供される。
<<<<本実施の形態の詳細>>>>
以下に、本実施の形態について図面に基づいて説明する。
<<<求職求人マッチングシステム10の構成>>>
図1は、求職求人マッチングシステム10の構成を示す概略図である。なお、以下では、簡便のため、求職求人マッチングシステム10を、マッチングシステム10と称したり、システム10と称したりする場合もある。
求職求人マッチングシステム10は、主に、通信ネットワーク100と求職端末装置110とSNSシステム120と人材マッチングサーバ130とデータ閲覧用サーバ140と求人端末装置150とを有する。本実施の形態では、求職端末装置110及び求人端末装置150は、ともに複数台ある。複数の求職端末装置110及び求人端末装置150は、通信ネットワーク100を介して、SNSシステム120と人材マッチングサーバ130とデータ閲覧用サーバ140に互いに通信可能に接続されている。
<<通信ネットワーク100>>
通信ネットワーク100は、インターネットのほか、社内LAN(Local Area Network)などデータやコマンドなどの各種の情報を送受信できる回線であればよく、有線でも無線でもよい。
<<求職端末装置110>>
求職端末装置110は、求職者が管理したり所有したりして操作することができる端末装置である。求職者の操作によって、SNSシステム120に各種の情報を送信したり、SNSシステム120から各種の情報を受信したりすることができる。例えば、求職端末装置110は、求職者の操作に応じて、JOBエントリやスカウトリスト要求や応答情報(連絡希望情や辞退希望情報など)や面接の連絡先要求などをSNSシステム120に送信する。求職端末装置110は、求職者の操作に応じて、JOBスカウト通知やスカウトリストや連絡先通知や面接の連絡先などを受信する。SNSシステム120の送受信の処理については、後で詳述する。
求職端末装置110は、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、I/F(通信インターフェース装置)や入力操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)や表示装置(液晶ディスプレイ、タッチパネルなど)などを備えたパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、携帯型端末装置などにすることができる。求職端末装置110は、各種の演算処理及びデータ処理や、SNSシステム120との通信処理などの各種の処理を実行できる装置である。
<<SNSシステム120>>
SNSシステム120は、主に、通信インターフェース装置(図示せず)などを有する。SNSシステム120は、通信ネットワーク100を介して、少なくとも一つの求職端末装置110及び人材マッチングサーバ130と互いに通信可能に接続されている。SNSシステム120は、登録された利用者同士の間で、通信ネットワーク100を介して、各種の情報を送受信し合えるシステムである。
SNSシステム120は、通信ネットワーク100を介して、利用者同士の間で即時に各種の情報を送受信し合える。具体的には、求職端末装置110とSNSシステム120との間で、各種の情報を即時に送受信し合うことができる。SNSシステム120と人材マッチングサーバ130との間で、各種の情報を即時に送受信し合うことができる。これにより、SNSシステム120を介して、求職端末装置110と人材マッチングサーバ130との間で、各種の情報を即時に送受信し合うことができる。
SNSシステム120は、各種のソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供するシステムが好ましい。SNSシステム120は、例えば、BtoC(消費者向け取引)ビジネスを展開できるソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供する。
<<人材マッチングサーバ130>>
人材マッチングサーバ130は、求職求人マッチングシステム10の管理者や提供者や運営者など(以下、運営者等と称する。)が管理したり所有したりして操作することができるサーバである。人材マッチングサーバ130は、主に、SNSシステム120及びデータ閲覧用サーバ140との間で、各種の情報を送受信し合うことができる。すなわち、SNSシステム120及びデータ閲覧用サーバ140は、人材マッチングサーバ130を介して各種の情報を送受信し合う。
人材マッチングサーバ130は、主に、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、I/F(通信インターフェース装置)や入力操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)や表示装置(液晶ディスプレイ、タッチパネルなど)などを備えた各種のパーソナルコンピュータやワークステーションなどにすることができる。人材マッチングサーバ130は、各種の演算処理及びデータ処理や、SNSシステム120及びデータ閲覧用サーバ140との通信処理などの各種の処理を実行できる。
人材マッチングサーバ130がアクセス可能なHDDには、各種のプログラムが記憶されている。HDDには、例えば、各種の処理等を実行するプログラム(後述する図2~図5に示すフローチャート参照)や、後述するデータベースマネジメントシステムや、データベースなどが記憶される。なお、各種のプログラムの記憶のために、HDDのみならず、SSD(ソリッドステートドライブ)や、各種のメモリーカードなどの補助記憶装置も適宜に用いてもよい。
人材マッチングサーバ130は、データベースマネジメントシステム(以下、DBMSと称する)を介してアクセス可能なデータベースを有する。データベースは、人材マッチングサーバ130がアクセス可能なHDDの所定の記憶領域に読み書き可能に形成されている。データベースには、求職者に関する情報及び求人者に関する情報が読み書き可能に記憶される。具体的には、データベースには、求職者識別情報、求人者識別情報、JOBエントリ、JOBスカウト、連絡希望情報、辞退希望情報、面接の連絡先情報などが、読み書き可能に記憶される。人材マッチングサーバ130は、新たな情報を受信するたびにデータベースを更新する。
求職者識別情報は、求職者の各々を識別するための情報である。求人者識別情報は、求人者の各々を識別するための情報である。
<<データ閲覧用サーバ140>>
データ閲覧用サーバ140は、主に、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、I/F(通信インターフェース装置)や入力操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)や表示装置(液晶ディスプレイ、タッチパネルなど)などを備えた各種のパーソナルコンピュータやワークステーションなどにすることができる。データ閲覧用サーバ140は、各種の演算処理及びデータ処理や、人材マッチングサーバ130及び少なくとも一つの求人端末装置150との通信処理などの各種の処理を実行できる。
データ閲覧用サーバ140は、登録された利用者同士の間で、各種の情報を送受信し合えるサーバである。データ閲覧用サーバ140を提供するサイトは、具体的には、各種のソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供するサイトが好ましい。データ閲覧用サーバ140を提供するサイトは、具体的には、BtoB(企業間取引)ビジネスを展開するためのサービスを提供するサイトが好ましい。
データ閲覧用サーバ140は、人材マッチングサーバ130及び求人端末装置150の双方とアクセスできる。データ閲覧用サーバ140は、人材マッチングサーバ130から送信された各種の情報をHDDに記憶させる。データ閲覧用サーバ140は、HDDに記憶されている各種の情報を、求人者が閲覧できるように求人端末装置150に送信する。さらに、データ閲覧用サーバ140は、HDDに記憶する情報が更新されたときには、更新されたことを示す通知を求人端末装置150に送信する。
データ閲覧用サーバ140は、データベースマネジメントシステム(以下、DBMSと称する)を介してアクセス可能なデータベースを有する。データベースは、データ閲覧用サーバ140がアクセス可能なHDDの所定の記憶領域に読み書き可能に形成されている。データベースには、求職者に関する情報及び求人者に関する情報が読み書き可能に記憶される。具体的には、データベースには、求職者識別情報、求人者識別情報、JOBエントリ、JOBスカウト、連絡希望情報、辞退希望情報、面接の連絡先情報などの各種の情報が、読み書き可能に記憶される。データ閲覧用サーバ140は、人材マッチングサーバ130や求人端末装置150から新たな情報を受信するたびに、データベースを更新する。
人材マッチングサーバ130は、所定のタイミングでデータベースに記憶されている情報をデータ閲覧用サーバ140に送信する。これにより、人材マッチングサーバ130のデータベースに記憶される内容と、データ閲覧用サーバ140のデータベースに記憶される内容とを同期させることができる。すなわち、人材マッチングサーバ130は、所定のタイミングに達したと判断したときに、未送信の情報をデータ閲覧用サーバ140に送信する。このようにすることで、人材マッチングサーバ130のデータベースに記憶される内容と、データ閲覧用サーバ140のデータベースに記憶させる内容とを、所定のタイミングごとに一致させることができる。
後述する求人端末装置150は、送信すべき情報が生じたときには、即時にデータ閲覧用サーバ140に送信する。
データ閲覧用サーバ140は、人材マッチングサーバ130から各種の情報を受信し、求人端末装置150に送信すべき情報は、即時に求人端末装置150に送信する。データ閲覧用サーバ140は、求人端末装置150から各種の情報を受信し、人材マッチングサーバ130に送信すべき情報は、即時に人材マッチングサーバ130に送信する。
<<求人端末装置150>>
求人端末装置150は、求人者が管理したり所有したりして操作することができる端末装置である。求人者の操作によって、データ閲覧用サーバ140に各種の情報を送信したり、データ閲覧用サーバ140から各種の情報を受信したりすることができる。例えば、求人端末装置150は、求人者の操作に応じて、JOBエントリやJOBエントリ一覧や連絡希望情報や辞退希望情報などを求人端末装置150から受信する。求人端末装置150は、求人者の操作に応じて、閲覧要求やJOBスカウトなどを送信する。求人端末装置150の送受信の処理については後で詳述する。
求人端末装置150は、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、HDD(ハードディスクドライブ)、I/F(通信インターフェース装置)や入力操作装置(キーボード、マウス、タッチパネルなど)や表示装置(液晶ディスプレイ、タッチパネルなど)などを備えたパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、携帯型端末装置などにすることができる。求人端末装置150は、各種の演算処理及びデータ処理や、求人端末装置150との通信処理などの各種の処理を実行できる装置である。
<<<求職求人マッチングシステム10の処理>>>
求職求人マッチングシステム10の処理は、主に、JOBエントリに関連する処理と(図2)と、スカウトリストに関連する処理(図3)と、希望情報に関連する処理(図4)と、面接の連絡先に関連する処理(図5)と、を有する。求職求人マッチングシステム10の処理は、前述した求職端末装置110とSNSシステム120と人材マッチングサーバ130とデータ閲覧用サーバ140と求人端末装置150との間で各種の情報が送受信される処理である。図2~図5では、コマンドや要求などの送受信を太い実線で示し、データや情報などの送受信を太い破線で示した。
<<JOBエントリに関連する処理>>
図2は、求職求人マッチングシステム10におけるJOBエントリに関連する処理を示すフローチャートである。
<求職端末装置110における処理>
最初に、求職者は、求職端末装置110のタッチパネル(図示せず)を操作してJOBエントリ情報を入力する。求職端末装置110は、求職者の操作によって入力されたJOBエントリ情報をSNSシステム120に送信する(ステップHT211)。
ステップHT211の処理は、SNSシステム120が提供するインターフェース機能によって実行される。求職端末装置110は、ステップHT211の処理で、SNSシステム120のインターフェース機能を実行する。求職端末装置110は、インターフェース機能によって求職端末装置110のディスプレイ(図示せず)に入力フォームを表示する。求職者は、求職端末装置110のタッチパネル(図示せず)を操作して、表示された入力フォームに応じてJOBエントリ情報を入力する。求職端末装置110は、入力されたJOBエントリ情報をSNSシステム120に送信する。
図6(a)は、求職端末装置110のディスプレイ(図示せず)に表示される入力フォームの例を示す。入力フォームは、JOBエントリ情報を入力するためのフォームである。JOBエントリ情報は、例えば、性別、年齢、希望する曜日、希望する時間帯、希望する勤務地、希望する雇用形態などがある。JOBエントリ情報は、これらの情報に限られず、求人者が欲する情報を含めることができる。
<SNSシステム120における処理>
SNSシステム120は、求職端末装置110から送信されたJOBエントリ情報を受信し、受信したJOBエントリ情報を人材マッチングサーバ130に即時に送信する(ステップSS211)。
前述したように、SNSシステム120は、利用者同士の間で即時に情報を送受信し合える機能を有する。この機能により、SNSシステム120は、受信したJOBエントリ情報を、即時に人材マッチングサーバ130に送信する。
<人材マッチングサーバ130における処理>
人材マッチングサーバ130は、SNSシステム120から送信されたJOBエントリ情報を受信し、受信したJOBエントリ情報をデータベースに記憶するとともにデータ閲覧用サーバ140に送信する(ステップMS211)。
人材マッチングサーバ130は、受信したJOBエントリ情報をデータベースに記憶するので、求職求人マッチングシステム10の運営者等は、求職者の情報を管理することができる。
データ閲覧用サーバ140への送信は、所定のタイミングに到達したときに実行される。すなわち、人材マッチングサーバ130は、所定のタイミングに到達したか否かを判断する。人材マッチングサーバ130は、所定のタイミングに到達していないときには、JOBエントリ情報を送信しない。人材マッチングサーバ130は、所定のタイミングに到達したときに、データベースに未送信のJOBエントリ情報がある場合には、未送信のJOBエントリ情報をデータ閲覧用サーバ140に送信する。
所定のタイミングでJOBエントリ情報をデータ閲覧用サーバ140に送信するので、データ閲覧用サーバ140とアクセスするタイミングを調整することができる。アクセスするタイミングの調整により、データ閲覧用サーバ140や通信ネットワーク100の負荷を低減できる。
所定のタイミングでJOBエントリ情報をデータ閲覧用サーバ140に送信することで、人材マッチングサーバ130のデータベースに記憶される内容と、データ閲覧用サーバ140のデータベースに記憶される内容とを同期させることができる。所定のタイミングごとに、人材マッチングサーバ130のデータベースの内容と、データ閲覧用サーバ140のデータベースの内容とを一致させることができる。
<データ閲覧用サーバ140における処理>
データ閲覧用サーバ140は、人材マッチングサーバ130から送信されたJOBエントリ情報を受信し、受信したJOBエントリ情報をデータ閲覧用サーバ140のデータベースに記憶させる(ステップBS211)。
データ閲覧用サーバ140は、データベースに記憶させたJOBエントリ情報からJOBエントリ一覧を生成する(ステップBS213)。JOBエントリ一覧は、求職者からのJOBエントリ情報を、求人者ごとに振り分けてまとめた一覧データである。一の求人者に対して、複数の求職者からJOBエントリ情報が送信される場合がある。また、一の求職者が、複数の求人者に対して、JOBエントリ情報を送信する場合もある。このため、求人者ごとに、JOBエントリ情報を振り分ける必要がある。振り分けによってまとめられたJOBエントリ情報がJOBエントリ一覧である。
データ閲覧用サーバ140は、人材マッチングサーバ130から、新たなJOBエントリ情報を受信する度に、JOBエントリ一覧を更新する。
データ閲覧用サーバ140は、JOBエントリ一覧が更新されたときには、対応する求人者の求人端末装置150に、JOBエントリ情報が更新された旨の情報(JOBエントリ通知)を送信する(ステップBS215)。なお、データ閲覧用サーバ140は、JOBエントリ一覧が更新されていない求人者の求人端末装置150にはJOBエントリ通知を送信しない。
<求人端末装置150における処理>
求人端末装置150は、データ閲覧用サーバ140から送信されたJOBエントリ通知を受信する。このJOBエントリ通知により、求人者(例えば、求人の担当者など)は、新たにJOBエントリがあったことを知得することができる。求人者は、具体的な求職者の情報を得るためにJOBエントリ情報を取得したい場合には、求人端末装置150を操作する。求人端末装置150は、この操作に応じて閲覧要求をデータ閲覧用サーバ140に送信する(ステップOT217)。
<データ閲覧用サーバ140における処理>
データ閲覧用サーバ140は、求人端末装置150から送信された閲覧要求に応じて、求人者に対応するJOBエントリ一覧をデータ閲覧用サーバ140に送信する(ステップBS217)。
<求人端末装置150における処理>
求人端末装置150は、データ閲覧用サーバ140から送信されたJOBエントリ一覧を求人端末装置150のディスプレイ(図示せず)に表示する(ステップOT219)。
図6(b)は、求人端末装置150のディスプレイに表示されるJOBエントリ一覧の例を示す。エントリされた求職者の各々のJOBエントリ情報の一覧が表示される。求職者の各々に対応して表示される内容は、JOBエントリで入力された情報である。
求人者は、JOBエントリ情報の一覧を視認し、求人者にとって所望する求職者であるか否かを判断する。
図6(c)は、JOBエントリ一覧に含まれる一の求職者のJOBエントリの例を示す。求人者がJOBエントリ一覧から一の求職者を選択操作することで、一の求職者のJOBエントリが、求人端末装置150のディスプレイに表示される。これにより、求人者は、求職者の詳細な情報を知得できる。
<<スカウトリストに関連する処理>>
図3は、求職求人マッチングシステム10におけるスカウトリストに関連する処理を示すフローチャートである。
<求人端末装置150における処理>
求人者は、JOBエントリ情報の一覧に、雇用したい求職者が存在する場合には、求人端末装置150のタッチパネル(図示せず)を操作して、その求職者を選択する。求人端末装置150は、この操作に応じて、その求職者に対するJOBスカウトをデータ閲覧用サーバ140に送信する(ステップOT311)。
データ閲覧用サーバ140は、求人端末装置150から送信されたJOBスカウトを受信すると、即時に人材マッチングサーバ130にJOBスカウトを送信する。これにより、データ閲覧用サーバ140及び人材マッチングサーバ130は、JOBスカウトをほぼ同時に受信することができる。
次に、データ閲覧用サーバ140は、JOBスカウトをデータベースに記憶する(ステップBS311)。
<人材マッチングサーバ130における処理>
人材マッチングサーバ130は、JOBスカウトをデータベースに記憶する(ステップMS311)。これにより、人材マッチングサーバ130のデータベースに記憶させる内容と、データ閲覧用サーバ140のデータベースに記憶させる内容とを一致させることができる。
次に、人材マッチングサーバ130は、求人者からJOBスカウトが送信されたことを示すスカウト通知をSNSシステム120に即時に求職端末装置110送信する(ステップMS313)。
人材マッチングサーバ130は、受信したJOBスカウトに対応する求人者及び求職者のデータベースにJOBスカウトを記憶してデータベースを更新する(ステップMS315)。
<SNSシステム120における処理>
SNSシステム120は、受信したスカウト通知を即時に求職端末装置110に送信する。
<求職端末装置110における処理>
求職端末装置110は、SNSシステム120から送信されたスカウト通知を受信する(ステップHT313)。求職端末装置110は、スカウト通知を受信したことを音声や振動などによって求職者に報知する。このようにすることで、求職者は、スカウトされたことを迅速に知得することができる。
求職端末装置110における音声や振動などによる報知も、SNSシステム120のインターフェース機能や専用のアプリケーションなどによって実行される。即時性を担保できるものであればよい。
上述したように、データ閲覧用サーバ140の即時性を有する伝達機能や、SNSシステム120の即時性を有するインターフェース機能によって、求人端末装置150からJOBスカウトが送信され、求職端末装置110にスカウト通知を即時に送信できる。求職者は、スカウトされたことを迅速かつ的確に知得できる。
求職者は、報知を知得して、求職端末装置110を操作する。求職端末装置110は、求職者の操作に応じてJOBスカウト要求をSNSシステム120に送信する(ステップHT315)。JOBスカウト要求は、求人者から送信されたJOBスカウトを受け取ることを示す情報である。
<SNSシステム120における処理>
SNSシステム120は、受信したJOBスカウト要求を即時に人材マッチングサーバ130に送信する。
<人材マッチングサーバ130における処理>
人材マッチングサーバ130は、JOBスカウト要求を受信し、スカウトリストとしてJOBスカウトをSNSシステム120に送信する(ステップMS317)。スカウトリストは、少なくとも1つのJOBスカウトを含む。例えば、互いに異なる複数の求人者から一の求職者にJOBスカウトが送信される場合がある。この場合には、スカウトリストは、異なる複数の求人者からの複数のJOBスカウトを含む。
<SNSシステム120における処理>
SNSシステム120は、受信したスカウトリストに基づいて、求職端末装置110における表示用のデータに変換し(ステップSS319)、変換した表示用のデータを求職端末装置110に送信する(ステップSS321)。
<求職端末装置110における処理>
求職端末装置110は、SNSシステム120から送信された表示用のデータを受信して、求職端末装置110のディスプレイにスカウトリストとして表示する(ステップHT321)。
図6(d)は、求職端末装置110のディスプレイ(図示せず)に表示されるスカウトリストの例を示す。スカウトリストは、複数の求人者の名称及び住所などからなる。
スカウトリストの表示用のデータの表示もSNSシステム120が提供するインターフェース機能によって実行される。
求職者は、スカウトリストから、雇用の可能性のある具体的な求人者の情報を視認できる。
<<希望情報に関連する処理>>
図4は、求職求人マッチングシステム10における希望情報に関連する処理を示すフローチャートである。
<求職端末装置110における処理>
最初に、求職者は、求職端末装置110のタッチパネル(図示せず)を操作して希望情報を入力する。希望情報は、連絡希望情報と辞退希望情報とのいずれかである。連絡希望情報は、最終的な雇用のために、求人者との面接に関する連絡を希望する旨の情報である。辞退希望情報は、状況の変化などにより、雇用を辞退する旨の情報である。
求職端末装置110は、希望情報をSNSシステム120に送信する(ステップHT411)。
ステップHT411の処理も、SNSシステム120が提供するインターフェース機能によって実行される。求職端末装置110は、ステップHT411の処理で、SNSシステム120のインターフェース機能を実行する。例えば、求職端末装置110は、インターフェース機能によって求職端末装置110のディスプレイ(図示せず)に連絡希望ボタン又は辞退希望ボタンの画像を表示する。求職者は、求職端末装置110のタッチパネル(図示せず)でいずれかのボタンの画像にタッチすることで希望情報を入力する。求職端末装置110は、求職者によって入力された希望情報をSNSシステム120に送信する。
<SNSシステム120における処理>
SNSシステム120は、求職端末装置110から送信された連絡希望情報を受信し、受信した希望情報を人材マッチングサーバ130に即時に送信する(ステップSS411)。
前述したように、SNSシステム120は、利用者同士の間で即時に情報を送受信し合える機能を有する。この機能により、SNSシステム120は、受信した希望情報を、即時に人材マッチングサーバ130に送信する。
<人材マッチングサーバ130における処理>
人材マッチングサーバ130は、SNSシステム120から送信された希望情報を受信し、受信した希望情報をデータベースに記憶するとともにデータ閲覧用サーバ140に送信する(ステップMS411)。
人材マッチングサーバ130は、受信した連絡希望情報をデータベースに記憶するので、求職求人マッチングシステム10の運営者等は、求職者の情報を管理することができる。
データ閲覧用サーバ140への送信は、所定のタイミングに到達したときに実行される。すなわち、人材マッチングサーバ130は、所定のタイミングに到達したか否かを判断する。人材マッチングサーバ130は、所定のタイミングに到達していないときには、希望情報を送信しない。人材マッチングサーバ130は、所定のタイミングに到達したときに、データベースに未送信の希望情報がある場合には、未送信の希望情報をデータ閲覧用サーバ140に送信する。
所定のタイミングで希望情報をデータ閲覧用サーバ140に送信するので、データ閲覧用サーバ140とアクセスするタイミングを調整することができる。アクセスするタイミングの調整により、データ閲覧用サーバ140や通信ネットワーク100の負荷を低減できる。
所定のタイミングで連絡希望情報をデータ閲覧用サーバ140に送信することで、人材マッチングサーバ130のデータベースに記憶される内容と、データ閲覧用サーバ140のデータベースに記憶される内容とを同期させることができる。所定のタイミングごとに、人材マッチングサーバ130のデータベースの内容と、データ閲覧用サーバ140のデータベースの内容とを一致させることができる。
<データ閲覧用サーバ140における処理>
データ閲覧用サーバ140は、人材マッチングサーバ130から送信された希望情報を受信し、受信した希望情報をデータ閲覧用サーバ140のデータベースに記憶させる(ステップBS411)。次に、データ閲覧用サーバ140は、希望情報を送信する(ステップBS415)。
<求人端末装置150における処理>
求人端末装置150は、データ閲覧用サーバ140から送信された希望情報を受信する。この希望情報により、求人者(例えば、求人の担当者)は、求職者が希望の内容を知得できる。前述したように、希望情報は、連絡希望情報と辞退希望情報とのいずれか一方である。求人者は、希望情報が連絡希望情報である場合には、具体的な連絡希望情報の求職者の情報(例えば、メールアドレスなど)を得るために、求人端末装置150を操作する。求人端末装置150は、この操作に応じて閲覧要求をデータ閲覧用サーバ140に送信する(ステップOT417)。
<データ閲覧用サーバ140における処理>
データ閲覧用サーバ140は、求人端末装置150から送信された閲覧要求に応じて、連絡希望情報の求職者の情報をデータ閲覧用サーバ140に送信する(ステップBS417)。
<求人端末装置150における処理>
求人端末装置150は、データ閲覧用サーバ140から送信された連絡希望情報の求職者の情報を求人端末装置150のディスプレイ(図示せず)に表示する(ステップOT419)。
<<面接の連絡先に関連する処理>>
図5は、求職求人マッチングシステム10における面接の連絡先に関連する処理を示すフローチャートである。
<求人端末装置150における処理>
求人者は、面接したい求職者が存在する場合には、その求人者と面接できるように、求人端末装置150のタッチパネル(図示せず)を操作する。求人端末装置150は、操作に応じて面接の連絡先をデータ閲覧用サーバ140に送信する(ステップOT511)。
データ閲覧用サーバ140は、求人端末装置150から送信された面接の連絡先を受信すると、即時に人材マッチングサーバ130に面接の連絡先を送信する。これにより、データ閲覧用サーバ140及び人材マッチングサーバ130は、面接の連絡先をほぼ同時に受信することができる。
次に、データ閲覧用サーバ140は、面接の連絡先をデータベースに記憶する(ステップBS511)。
<人材マッチングサーバ130における処理>
人材マッチングサーバ130は、面接の連絡先をデータベースに記憶する(ステップMS511)。これにより、人材マッチングサーバ130のデータベースに記憶させる内容と、データ閲覧用サーバ140のデータベースに記憶させる内容とを一致させることができる。
次に、人材マッチングサーバ130は、求人者から面接の連絡先が送信されたことを示す連絡先通知をSNSシステム120に送信する(ステップMS513)。
人材マッチングサーバ130は、受信した連絡先通知に対応する求人者及び求職者のデータベースにJOBスカウトを記憶してデータベースを更新する(ステップMS515)。
<SNSシステム120における処理>
SNSシステム120は、受信した連絡先通知を即時に求職端末装置110に送信する。
<求職端末装置110における処理>
求職端末装置110は、SNSシステム120から送信された連絡先通知を受信する(ステップHT513)。求職端末装置110は、連絡先通知を受信したことを音声や振動などによって求職者に報知する。このようにすることで、求職者は、連絡先通知が送信されたことを迅速に知得することができる。
求職端末装置110のおける音声や振動などによる報知も、SNSシステム120のインターフェース機能によって実行される。
上述したように、データ閲覧用サーバ140の即時性を有する伝達機能や、SNSシステム120の即時性を有するインターフェース機能によって、求人端末装置150から面接の連絡先が送信され、求職端末装置110に連絡先通知を即時に送信できる。求職者は、面接の連絡先されたことを迅速かつ的確に知得できる。
求職者は、報知を知得して、求職端末装置110を操作する。求職端末装置110は、この操作に応じて面接の連絡先要求をSNSシステム120に送信する(ステップHT515)。面接の連絡先要求は、面接の連絡先を受け取ることを示す情報である。
<SNSシステム120における処理>
SNSシステム120は、受信した面接の連絡先要求を即時に人材マッチングサーバ130に送信する。
<人材マッチングサーバ130における処理>
人材マッチングサーバ130は、面接の連絡先要求を受信し、面接の連絡先の情報をSNSシステム120に送信する(ステップMS517)。
<SNSシステム120における処理>
SNSシステム120は、受信した面接の連絡先の情報に基づいて、求職端末装置110での表示用のデータに変換し(ステップSS519)、変換した表示用のデータを求職端末装置110に送信する(ステップSS521)。
<求職端末装置110における処理>
求職端末装置110は、SNSシステム120から送信された表示用のデータを受信して、求職端末装置110のディスプレイに面接の連絡先の情報を表示する(ステップHT521)。
表示用のデータの表示もSNSシステム120が提供するインターフェース機能によって実行される。
求職者は、雇用の可能性のある具体的な求人者と面接する連絡先の情報を視認できる。
<<<変形例>>>
前述した形態では、マッチングシステム10は、SNSシステム120と人材マッチングサーバ130とデータ閲覧用サーバ140とを、互いに独立させ、通信ネットワーク100を介して互いに通信可能にした構成を有した。マッチングシステム10は、この構成には限られない。例えば、マッチングシステム10-2は、SNSシステム120が、通信ネットワーク100を介することなく、人材マッチングサーバ130に含まれた構成を有してもよい。マッチングシステム10-3は、データ閲覧用サーバ140が、通信ネットワーク100を介することなく、人材マッチングサーバ130に含まれた構成を有してもよい。マッチングシステム10-4は、SNSシステム120及びデータ閲覧用サーバ140の双方が、通信ネットワーク100を介することなく、人材マッチングサーバ130に含まれた構成を有してもよい。
マッチングシステム10-2、マッチングシステム10-3、マッチングシステム10-4は、通信ネットワーク100を介しない構成を含むことで、通信環境の影響や仕様変更の影響などを受けにくくできる。これらのシステムは、情報を互いに的確に送受信しあうことができる。
<<<<実施の形態の範囲>>>>
上述したように、本実施の形態を記載したが、この開示の一部をなす記載及び図面は、限定するものと理解すべきでない。ここで記載していない様々な実施の形態等が含まれる。
10 求職求人マッチングシステム10
100 通信ネットワーク
110 求職端末装置
120 SNSシステム
130 人材マッチングサーバ
140 データ閲覧用サーバ
150 求人端末装置

Claims (10)

  1. 登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第1のインターフェース機能提供サイトを介して、少なくとも一つの求職端末装置からのジョブエントリ情報を受信し、前記ジョブエントリ情報に基づいてジョブエントリ関連情報を、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求人端末装置に送信するジョブエントリ情報送信ステップと、
    少なくとも一つの前記対応求人端末装置からのジョブスカウト情報を受信し、前記ジョブスカウト情報に基づいてジョブスカウト関連情報を生成し、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求職端末装置に送信可能に記憶するジョブスカウト情報記憶ステップと、
    前記ジョブスカウト関連情報が送信された求職端末装置からの希望情報を前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信し、前記希望情報を前記対応求人端末装置に送信する希望関連情報送信ステップと、を有する求職求人マッチング方法。
  2. 前記第1のインターフェース機能提供サイトは、
    前記ジョブエントリ情報を受信した後に、即時に前記ジョブエントリ情報を送信する、請求項1に記載の求職求人マッチング方法。
  3. 前記第1のインターフェース機能提供サイトは、
    前記希望情報を受信した後に、即時に前記希望情報を送信する、請求項1に記載の求職求人マッチング方法。
  4. 前記ジョブエントリ情報送信ステップは、
    前記第1のインターフェース機能提供サイトとは異なる第2のインターフェース機能提供サイトであって、登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第2のインターフェース機能提供サイトを介して、前記ジョブエントリ関連情報を前記対応求人端末装置に送信するジョブエントリ関連情報送信ステップを有する、請求項1に記載の求職求人マッチング方法。
  5. 前記第1のインターフェース機能提供サイトとは異なる第2のインターフェース機能提供サイトであって、登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第2のインターフェース機能提供サイトを介して、前記少なくとも一つの前記対応求人端末装置からの前記ジョブスカウト情報を受信するジョブスカウト情報受信ステップを、さらに有する、請求項1に記載の求職求人マッチング方法。
  6. 前記ジョブエントリ情報送信ステップは、
    前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して送信された前記ジョブエントリ情報を受信した後に、所定の条件を満たしたときに、前記ジョブエントリ情報を前記第2のインターフェース機能提供サイトに送信する、ジョブエントリ情報送信タイミング調整ステップを、有する請求項4に記載の求職求人マッチング方法。
  7. 前記希望関連情報送信ステップは、
    前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して送信された前記希望関連情報を受信した後に、所定の条件を満たしたときに、前記希望関連情報を前記第2のインターフェース機能提供サイトに送信する、希望関連情報送信タイミング調整ステップを有する請求項4に記載の求職求人マッチングサーバ。
  8. 前記ジョブスカウト情報記憶ステップは、
    前記対応求人端末装置から前記ジョブスカウト情報を受信したときに、前記ジョブスカウトリスト情報を前記ジョブスカウト関連情報として生成するジョブスカウト関連情報生成ステップを有する、請求項1に記載の求職求人マッチング方法。
  9. 登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第1のインターフェース機能提供サイトを介して、少なくとも一つの求職端末装置からのジョブエントリ情報を受信し、前記ジョブエントリ情報に基づいてジョブエントリ関連情報を、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求人端末装置に送信するジョブエントリ情報送信部と、
    少なくとも一つの前記対応求人端末装置からのジョブスカウト情報を受信し、前記ジョブスカウト情報に基づいてジョブスカウト関連情報を生成し、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求職端末装置に送信可能に記憶するジョブスカウト情報記憶部と、
    前記ジョブスカウト関連情報が送信された求職端末装置からの希望情報を前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信し、前記希望情報を前記対応求人端末装置に送信する希望関連情報送信部と、を有する求職求人マッチングシステム。
  10. 登録された利用者同士の間で情報を送受信するためのインターフェース機能を端末装置に提供する第1のインターフェース機能提供サイトを介して、少なくとも一つの求職端末装置からのジョブエントリ情報を受信し、前記ジョブエントリ情報に基づいてジョブエントリ関連情報を、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求人端末装置に送信するジョブエントリ情報送信ステップと、
    少なくとも一つの前記対応求人端末装置からのジョブスカウト情報を受信し、前記ジョブスカウト情報に基づいてジョブスカウト関連情報を生成し、前記ジョブエントリ情報に対応する対応求職端末装置に送信可能に記憶するジョブスカウト情報記憶ステップと、
    前記ジョブスカウト関連情報が送信された求職端末装置からの希望情報を前記第1のインターフェース機能提供サイトを介して受信し、前記希望情報を前記対応求人端末装置に送信する希望関連情報送信ステップと、を含む求職求人マッチングサーバ。
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