JP2023168754A - 積層鉄心の製造装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023168754000001
【課題】不要な樹脂硬化物であるカルを容易に取り除くことができる積層鉄心の製造装置を提供する。
【解決手段】ロータコア本体5に形成される磁石挿入部25と当該磁石挿入部25に挿入される磁石片6との間に溶融樹脂を供給する樹脂流路80を備えた積層鉄心の製造装置であって、溶融樹脂を磁石挿入部25へと導くガイド部材70を備え、ガイド部材70は、ロータコア本体5側に配される第一ガイド部71と、第一ガイド部71と対向するように配される第二ガイド部72とを含み、樹脂流路80は、第一ガイド部71における第二ガイド部72と対向する第一対向面91と、第二ガイド部72における第一ガイド部71と対向する第二対向面92に設けられたガイド溝95とにより形成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、積層鉄心本体に形成される磁石挿入部と当該磁石挿入部に挿入される磁石片との間に溶融樹脂を供給する樹脂流路を備えた積層鉄心の製造装置に関する。
例えば、特許文献1には、積層鉄心本体の内部に挿入された磁石片を樹脂封止により固定する積層鉄心の製造装置が開示されている。
特許文献1に開示された積層鉄心の製造装置は、積層鉄心本体に当接される上押圧プレートと、溶融樹脂を磁石挿入部へと導く樹脂流路とを備えている。樹脂流路は、上押圧プレートに下側開放で設けられた樹脂溝と、上押圧プレートが当接される積層鉄心本体の上側表面とによって形成されている。
この積層鉄心の製造装置においては、積層鉄心本体に形成された磁石挿入部に磁石片を挿入し、樹脂流路を介して磁石挿入部に溶融樹脂を供給し、一定温度に加熱して溶融樹脂を硬化させることにより、磁石片を磁石挿入部に固定するようにされている。
特開2006-197693号公報
上記特許文献1の積層鉄心の製造装置では、樹脂流路を介して磁石挿入部に供給される溶融樹脂が、積層鉄心本体の上側表面に接しながら流れ、積層鉄心本体の上側表面で硬化した樹脂が残留してしまうことになる。このため、磁石挿入部への樹脂充填工程の後に、積層鉄心(積層鉄心本体)の上側表面に残留したカルと称される不要な樹脂硬化物を除去するにあたって、手間と時間を要するという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、不要な樹脂硬化物であるカルを容易に取り除くことができる積層鉄心の製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る積層鉄心の製造装置の特徴構成は、
積層鉄心本体に形成される磁石挿入部と当該磁石挿入部に挿入される磁石片との間に溶融樹脂を供給する樹脂流路を備えた積層鉄心の製造装置であって、
前記溶融樹脂を前記磁石挿入部へと導くガイド部材を備え、
前記ガイド部材は、前記積層鉄心本体側に配される第一ガイド部と、前記第一ガイド部と対向するように配される第二ガイド部とを含み、
前記樹脂流路は、前記第一ガイド部における前記第二ガイド部と対向する第一対向面と、前記第二ガイド部における前記第一ガイド部と対向する第二対向面に設けられたガイド溝とにより形成されることにある。
本構成の積層鉄心の製造装置によれば、溶融樹脂は、ガイド部材に設けられた樹脂流路を通して、積層鉄心本体に形成された磁石挿入部と当該磁石挿入部に挿入された磁石片との間に供給される。ガイド部材は、第一ガイド部と第二ガイド部とを含む構成とされている。樹脂流路は、第一ガイド部における第一対向面と、第二ガイド部における第二対向面に設けられたガイド溝とにより形成されている。このため、溶融樹脂は、第一ガイド部の第一対向面と、第二ガイド部のガイド溝とに接しながら流れる。そして、第一対向面とガイド溝との間において硬化した樹脂は、不要な樹脂硬化物であるカルとして、ガイド溝と第一対向面との間に残留する。このように、カルは、第一ガイド部と第二ガイド部との間に配された状態でガイド部材によって保持されることになる。従って、積層鉄心からガイド部材を取り外せば、カルを容易に取り除くことができる。
本発明に係る積層鉄心の製造装置において、
前記第二対向面は、前記ガイド溝が形成された凹面を含み、
前記第一対向面は、前記凹面に沿う凸面を含むことが好ましい。
本構成の積層鉄心の製造装置によれば、積層鉄心本体からより離れた側に配される第二ガイド部における第二対向面は、ガイド溝が形成された凹面を含み、この凹面に沿う凸面を含む第一対向面とそのガイド溝とによって樹脂流路が形成される。このため、樹脂流路は、積層鉄心本体からより離れた位置から積層鉄心本体へと延在するように形成されることになり、曲がる角度が急であるような形状にしなくて済み、比較的ゆるやかな傾斜状を呈する形状や、比較的ゆるやかな角度で曲がる形状などに形成することができる。その結果、溶融樹脂が樹脂流路を流れる際の流路抵抗を低減することができ、樹脂注入動作をスムーズに行うことができる。
本発明に係る積層鉄心の製造装置において、
前記凹面は、前記凸面に向う方向に進むに従って拡径するような末広がりテーパ面状に形成されることが好ましい。
本構成の積層鉄心の製造装置によれば、凹面に設けられたガイド溝は、凸面に向う方向に進むに従って拡径するような末広がりテーパ面状に形成される。このため、ガイド溝の全体が凸面に向って開く抜き勾配が付されたような形状となり、ガイド溝にカルが残留していても、例えば、ガイド溝からカルを押し出すような力を軽く加えるだけで、ガイド溝からカルを容易に取り出すことができる。
本発明に係る積層鉄心の製造装置において、
前記樹脂流路に前記溶融樹脂を押し込む充填部をさらに備え、
前記第二ガイド部は、
前記充填部によって押し込まれる前記溶融樹脂を受け入れる受入口を有し、前記充填部に向う方向に進むに従って縮径するような形状で前記充填部に当接される円錐台状部と、
前記円錐台状部の外周側に段部が形成されるように前記円錐台状部に一体的に連設され、前記第一ガイド部に当接されるフランジ部と、
を含むことが好ましい。
本構成の積層鉄心の製造装置によれば、第二ガイド部は、円錐台状部の外周側に段部が形成されるように張出状態で円錐台状部に一体的に連設されるフランジ部を介して第一ガイド部に当接される。これにより、第二ガイド部は、フランジ部を介して第一ガイド部に安定的に支持される。また、第二ガイド部は、充填部に向う方向に進むに従って縮径するような形状の円錐台状部を介して充填部に当接される。これにより、第二ガイド部と充填部との接触面圧を増加させることができ、充填部に対する円錐台状部の密着度を高めることができる。その結果、充填部から第二ガイド部の受入口を通して樹脂流路に溶融樹脂が押し込まれる際に、第二ガイド部と充填部との間から溶融樹脂が漏れるといったような不具合を確実に防ぐことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る積層鉄心の製造装置によって製造される積層鉄心を具備するロータの説明図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る積層鉄心の製造装置を示す断面図である。 図3は、第一ガイド部の説明図である。 図4は、第二ガイド部の説明図である。 図5は、図2のB部拡大図である。 図6は、樹脂注入前の状態図である。 図7は、樹脂注入中の状態図である。 図8は、カルを分離した状態図である。 図9は、カルを除去した状態図である。 図10は、本発明の別実施形態に係る積層鉄心の製造装置を示す断面図である。
以下、本発明について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることは意図しない。なお、図1,2,5~8において、後述する鉄心片10が複数積層される状態が示されているが、各層(鉄心片10)の厚み関係は適宜誇張又は簡略化しており、実際の各層の厚みの大小関係(縮尺)を厳密に反映したものではない。また、図1,2,5~9において、図の理解容易化のため、後述する磁石片6、接着部7、磁石挿入部25、カル120等について適宜に誇張又は簡略化して描いている。
本発明において、積層鉄心2は、基本的に、後述する積層鉄心本体5に設けられたシャフト挿通部21の軸中心線S(図2参照)を鉛直方向に向けた状態で製造される。以下の説明においては、積層鉄心2の製造段階での状態を基準とし、特に断りのない限り、後述するシャフト挿通部21の軸中心線Sが延びる方向を上下方向とする。
<ロータ>
図1は、本発明の一実施形態に係る積層鉄心の製造装置50(図2参照)によって製造される積層鉄心2を具備するロータ1の説明図である。図1(a)は、ロータ1の平面図であり、図1(b)は、ロータ1の側面図である。図1(a)及び(b)に示すように、ロータ1は、積層鉄心(以下、「ロータコア」と称する。)2と、ロータシャフト3とを備えている。ロータ1においては、円筒状のロータコア2の中心部にロータシャフト3が貫通状態で固定されている。ロータ1を具備するモータにおいては、ロータコア2の外周側に微少間隔を存してステータコア4が円環状に配設され、ステータコア4の図示しない電磁コイルから発生する磁束がロータコア2の外周部を通るように構成されている。なお、図1(a)において、後述する磁石片6及び接着部7は、実際には樹脂8によって覆われて平面視で見ることができないが(底面視も同様)、後述する磁石挿入部25の内部での磁石片6、接着部7及び樹脂8の配置を分かり易くするため、磁石片6及び接着部7が平面視で見えるものとして描いている。
<ロータコア(積層鉄心)>
図1(a)に示すように、ロータコア2は、主として、ロータコア本体5、磁石片6、接着部7及び樹脂8を備えている。
<ロータコア本体>
ロータコア本体5は、例えば、電磁鋼板の打抜き加工によって得られる、中心部が開口された円板状の鉄心片10を複数積層して形成される。鉄心片10は、中心部に形成されたシャフト挿通孔11を有するとともに、外周寄りの部分に周方向に所定の配置で形成された複数の磁石挿通孔15を有している。また、鉄心片10の内周縁には、シャフト挿通孔11の中心部に向って突出する矩形状の一対の突片17が突設されている。
ロータコア本体5においては、鉄心片10が複数積層されることで円筒状に形成されており、シャフト挿通孔11によって上下方向に貫通したシャフト挿通部21が形成され、磁石挿通孔15によって上下方向に貫通した磁石挿入部25が形成され、一対の突片17によって上下方向に延在する一対のキー部27が形成されている。シャフト挿通部21には、ロータシャフト3が挿通・固定され、磁石挿入部25には、磁石片6が挿入・固定される。一対のキー部27は、ロータシャフト3に回転動力を伝える機械要素であるが、後述する下型51に対する位置決めのためにも用いられる。
<磁石挿入部>
複数の磁石挿入部25は、ロータコア本体5の外周寄りの部分に周方向に所定の配置で貫設されている。磁石挿入部25は、平面視の輪郭が矩形状(本例では長方形状)の孔によって形成されている。複数の磁石挿入部25において、ロータコア本体5の周方向に隣り合って対をなす磁石挿入部25(図1(a)中記号Aで示す一点鎖線の囲み枠で囲まれる二つの磁石挿入部25)を一組として、複数組の磁石挿入部25が周方向に一定間隔を存して円環状に配置されている。囲み枠Aで囲まれる対をなす一組の磁石挿入部25は、その平面視形状がロータコア本体5の径方向外側に向って広がるような略Vの字状をなすように傾斜配置され、複数組の磁石挿入部25の全体がロータコア本体5の周方向においてジグザグ状に配置されている。
<磁石片>
磁石片6は、幅に対して厚みが相対的に小さく、幅に対して上下方向の長さが相対的に大きいような四角柱状に形成されている。磁石片6の断面は、磁石挿入部25に挿入されたときに、磁石挿入部25との間に所定の隙間が存するような形状(本例では長方形状)とされている。磁石片6の長さは、ロータコア本体5(磁石挿入部25)の上下方向の長さよりも若干小さく設定されている。本例の磁石片6としては、例えば、ネオジム焼結磁石等の焼結磁石が用いられており、未着磁状態で磁石挿入部25に挿入・固定された後に着磁(磁化)される。
図1(a)の部分拡大図に示すように、磁石片6は、磁石挿入部25における長辺31,32に沿う方向の両側の内面33,34との間に所定の隙間が存在し、且つ磁石挿入部25におけるロータコア本体5の外周に近い一方側の長辺31を含む内面35に押付状態で配置されている。
<接着部>
図1(a)の部分拡大図に示すように、磁石挿入部25における他方側の長辺32を含む内面36と磁石片6と間には、接着部7が介在されている。本例において、接着部7は、樹脂をベースとして構成される、加熱によって発泡し膨らむ接着性を有する素材(以下、「加熱発泡樹脂」と称する。)が膨らんだ状態で硬化することによって形成されている。加熱発泡樹脂としては、公知の発泡性接着剤や発泡樹脂シート、又はこれらを組み合わせたものを用いることができる。加熱発泡樹脂が発泡・硬化する前では、磁石挿入部25に対し磁石片6を容易に挿入することができるとともに、磁石挿入部25に対し磁石片6の相対位置を容易に調整することができる。そして、加熱発泡樹脂が発泡・硬化すると、磁石挿入部25の内面35に磁石片6が押し付けられ、磁石挿入部25に対し磁石片6を内面35に押付状態で位置決めすることができる。このように、接着部7は、磁石挿入部25に対して磁石片6を片側に寄せた状態で位置決めする位置決め手段として機能する。
<樹脂>
図1(a)の部分拡大図に示すように、磁石挿入部25と磁石片6との間には、磁石挿入部25に磁石片6を固定するように樹脂(モールド樹脂)8が充填されている。具体的には、樹脂8は、磁石挿入部25における長辺31,32に沿う方向の両側の内面33,34と磁石片6の幅方向両側面の間に充填されている。樹脂8としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられる。樹脂8の充填は、磁石挿入部25と磁石片6との間に硬化温度以下の溶融状態で注入した後に、加熱硬化させることにより行われる。このように、樹脂8は、接着部7によって位置決めされた磁石片6を磁石挿入部25に固定する固定手段として機能する。
<積層鉄心の製造装置の全体構成>
図2は、本発明の一実施形態に係る積層鉄心の製造装置50を示す断面図である。図2に示す積層鉄心の製造装置50は、接着部7によって磁石挿入部25に対し位置決めがなされた状態で磁石片6が収容されたロータコア本体5において、磁石挿入部25と磁石片6との間の隙間に溶融樹脂を供給するように構成されており、下型51、上型52及び充填部53を備えている。
<下型>
下型51は、接着部7によって磁石挿入部25に位置決めがなされた状態で磁石片6が収容されたロータコア本体5を下側から支持する支持部材61と、支持部材61を下側から支持するヒータ機能を備えたベース部材62とを備えている。ここで、支持部材61においては、シャフト挿通部21の軸中心線Sを鉛直方向に向けた状態のロータコア本体5が載置され、ロータコア本体5のシャフト挿通部21に嵌合可能に突設される図示されない位置決め用突起部の外周面に設けられた一対のキー溝をロータコア本体5に設けられた一対のキー部27(図1(a)参照)に係合させることにより、下型51に対するロータコア本体5の位置決めが行われる。
<上型>
上型52は、ガイド部材70及びピラー部材75を備えている。ガイド部材70は、下型51の支持部材61上に位置決め状態で載置されたロータコア本体5を間に挟むように支持部材61上にピラー部材75を介して設置されている。ピラー部材75は、ロータコア本体5の周囲に所要本数配置され、且つガイド部材70と支持部材61との間に介在されるように、ガイド部材70(後述する第一ガイド部71)に一体的に設けられている。
<ガイド部材>
ガイド部材70は、充填部53から押し出される溶融樹脂を磁石挿入部25へと導く樹脂流路80を有している。ガイド部材70は、ロータコア本体5側に配される第一ガイド部71と、第一ガイド部71と対向するように第一ガイド部71の上側に配される第二ガイド部72とを備えている。
<第一ガイド部>
図3は、第一ガイド部71の説明図である。図3(a)は、第一ガイド部71の平面図、図3(b)は、第一ガイド部71の正面図、図3(c)は、第一ガイド部71の底面図である。第一ガイド部71は、ロータコア本体5を間に挟んだ状態で支持部材61(図2参照)に対向する円盤状部81と、円盤状部81の中央部において上方に向けて突設される凸部82とを有している。円盤状部81には、各磁石挿入部25における長辺31,32(図1(a)参照)に沿う方向の両側の内面33,34(図1(a)参照)と各磁石片6の幅方向両側面の間の隙間に対応するようにゲート部83が設けられている。ゲート部83は、円盤状部81の厚み方向(上下方向)に貫通する、下方に向って先細るような貫通孔によって形成されている。凸部82は、上方に向って進むに従って縮径するような円錐台状に形成されている。
<第二ガイド部>
図4は、第二ガイド部72の説明図である。図4(a)は、第二ガイド部72の平面図、図4(b)は、第二ガイド部72の正面図、図4(c)は、第二ガイド部72の底面図である。第二ガイド部72は、充填部53(図2参照)に向う方向に進むに従って縮径するような形状で充填部53に当接される円錐台状部85と、第一ガイド部71の円盤状部81(図3参照)に当接されるフランジ部86とを有している。円錐台状部85の中央には、充填部53から押し出される溶融樹脂を受け入れる貫通孔よりなる受入口87が形成されている。第二ガイド部72は、充填部53に向う方向に進むに従って縮径するような形状の円錐台状部85を介して充填部53に当接される。これにより、第二ガイド部72と充填部53との接触面圧を増加させることができ、充填部53に対する円錐台状部85の密着度を高めることができる。フランジ部86は、円錐台状部85の外周側に段部88が形成されるように円錐台状部85に一体的に連設され、第一ガイド部71の円盤状部81(図3参照)に当接可能な円環状に形成されている。これにより、第二ガイド部72は、フランジ部86を介して第一ガイド部71に安定的に支持される。第二ガイド部72には、第一ガイド部71に設けられた凸部82(図3(b)参照)と係合可能な凹部89が設けられている。
<第一対向面、凸面>
図3(b)に示すように、第一ガイド部71は、円盤状部81の上面において円環状に形成される円環状水平面81aと、凸部82の側面において上方に向って進むに従って縮径するような先細りテーパ面状に形成される凸面82aとを有している。そして、第一ガイド部71において、第二ガイド部72と対向する第一対向面91は、円環状水平面81aと凸面82aとを含む。第一対向面91における凸面82aは、後述する凹面89aに沿う形状に形成されている。
<第二対向面、凹面>
図4(b)に示すように、第二ガイド部72は、フランジ部86において第一ガイド部71の円環状水平面81aに当接可能な円環状に形成される円環状水平面86aと、凹部89において第一ガイド部71の凸面82aに対応するように当該凸面82aに向う方向(下方)に進むに従って拡径するような末広がりテーパ面状に形成される凹面89aとを有している。そして、第二ガイド部72において、第一ガイド部71と対向する第二対向面92は、円環状水平面86aと凹面89aとを含む。
<樹脂流路>
図5は、図2のB部拡大図である。図5に示すように、樹脂流路80は、第一ガイド部71の第一対向面91と、第二ガイド部72の第二対向面92に設けられたガイド溝95とにより形成されている。すなわち、第二ガイド部72において、第二対向面92における凹面89aには、中央に設けられた受入口87から放射状に延在するように下側に開放された傾斜ガイド溝96が形成されている。第二ガイド部72において、第二対向面92における円環状水平面86aには、第一ガイド部71に設けられた各ゲート部83に向って延在するように下側に開放された水平ガイド溝97が傾斜ガイド溝96と連続するように形成されている。ガイド溝95は、傾斜ガイド溝96と水平ガイド溝97とを含み、中心角が180°未満の円弧状断面で抜き勾配が付されたような溝形状に形成されるとともに、全体が下方に配された凸面82aに向って開く抜き勾配が付されたような形状に形成されている。そして、樹脂流路80は、傾斜ガイド溝96と凸面82aとによって区画形成されるとともに、水平ガイド溝97と円環状水平面81aとによって区画形成されている。
<充填部>
図2に示すように、充填部53は、樹脂流路80に溶融樹脂を押し込むものであり、ロータコア本体5上に載置されたガイド部材70に対して、上下方向に相対移動可能に配設されている。充填部53は、スペーサ101、充填部本体102及びプランジャ103を備えている。スペーサ101は、第二ガイド部72と充填部本体102との間に介在される板状部材であって、第二ガイド部72の受入口87に対応する充填口105を有している。充填部本体102は、スペーサ101の充填口105及び第二ガイド部72の受入口87を介して樹脂流路80に連通するように上下方向に延在する収容部106を有している。充填部本体102は、収容部106に投入された熱硬化性樹脂(例えば、熱硬化性エポキシ樹脂)からなる樹脂タブレットを加熱して溶融するヒータ機能を備えている。プランジャ103は、収容部106から、スペーサ101の充填口105及び第二ガイド部72の受入口87を貫通する位置において上下方向に往復動可能に配され、図示されない駆動機構によって駆動される。
<ロータコアの製造方法>
以上に述べたように構成される積層鉄心の製造装置50を用いてロータコア2を製造する方法について説明する。
<準備工程>
図6は、ロータコア2の製造方法の説明図であって、樹脂注入前の状態図である。図6に示すように、接着部7によって位置決めされた磁石片6が組み込まれたロータコア本体5を、下型51にセットする。この際、下型51における位置決め用突起部(図示省略)に設けられた一対のキー溝と、ロータコア本体5に設けられた一対のキー部27(図1(a)参照)とを係合させるようにロータコア本体5を支持部材61上に載置する。こうして、下型51に対するロータコア本体5の位置決めが行われる。そして、第一ガイド部71の凸部82(図3(b)参照)と第二ガイド部72の凹部89(図4(b)参照)とを係合させるように重ね合わせて組まれたガイド部材70を、下型51との間にロータコア本体5を挟むようにピラー部材75を介して下型51上に載置するとともに、ガイド部材70に充填部53を当接させ、熱硬化性樹脂(例えば、熱硬化性エポキシ樹脂)からなる樹脂タブレット110を85℃程度に予熱した後に充填部53における収容部106に投入する。
<磁石片固定工程>
図7は、ロータコア2の製造方法の説明図であって、樹脂注入中の状態図である。図7に示すように、準備工程において投入された樹脂タブレット110(図6参照)は、充填部本体102の熱によって溶融樹脂115となる。そして、プランジャ103の押込作動により、収容部106内の溶融樹脂115を押し出し、樹脂流路80及び各ゲート部83を介して磁石挿入部25と磁石片6との間の空隙に溶融樹脂115を注入・充填する。次いで、充填部本体102及びベース部材62によってさらに加熱することにより、充填された溶融樹脂115を硬化温度まで加熱して硬化させる。これにより、磁石挿入部25と磁石片6との間の空隙に充填された樹脂8(図1(a)参照)によって磁石片6が磁石挿入部25に固定される。
磁石片固定工程において、溶融樹脂115は、図5に示す第一対向面91とガイド溝95とに接しながら流れる。そして、第一対向面91とガイド溝95との間において硬化した樹脂は、不要な樹脂硬化物であるカルとして、ガイド溝95と第一対向面91との間に残留する。このように、カルは、第一ガイド部71と第二ガイド部72との間に配された状態でガイド部材70によって保持されることになる。
図5に示すように、ロータコア本体5からより離れた側に配される第二ガイド部72における第二対向面92は、ガイド溝95(傾斜ガイド溝96)が形成された凹面89aを含み、凹面89aに沿う凸面82aを含む第一対向面91とそのガイド溝95とによって樹脂流路80が形成される。このため、樹脂流路80は、ロータコア本体5からより離れた位置からロータコア本体5へと延在するように形成されることになり、比較的ゆるやかな傾斜状を呈する形状に形成することができる。その結果、磁石片固定工程において、溶融樹脂115(図7参照)が樹脂流路80を流れる際の流路抵抗を低減することができ、樹脂注入動作をスムーズに行うことができる。
図5に示すように、第二ガイド部72は、充填部53に向う方向に進むに従って縮径するような形状の円錐台状部85を介して充填部53に当接されており、第二ガイド部72と充填部53との接触面圧を増加させることができ、充填部53に対する円錐台状部85の密着度を高めることができる。その結果、充填部53から第二ガイド部72の受入口87を通して樹脂流路80に溶融樹脂115(図7参照)が押し込まれる際に、第二ガイド部72と充填部53との間から溶融樹脂115が漏れるといったような不具合を確実に防ぐことができる。
<カル分離工程>
図8は、ロータコア2の製造方法の説明図であって、カル120を分離した状態図である。図8に示すように、上型52と共に充填部53を上方に移動させることにより、下型51から上型52を離脱させて型開きする。こうして、ロータコア2からガイド部材70が取り外されるに伴い、ガイド部材70に保持されたカル120を容易に取り除くことができる。
<着磁工程>
磁石片固定工程を経てカル120が分離されたロータコア本体5は、下型51から取り出され、図示されない着磁装置によって磁石片6が着磁される。こうして、ロータコア2を製造することができる。
<カル除去工程>
図9は、ロータコアの製造方法の説明図であって、カル120を除去した状態図である。図9に示すように、第二ガイド部72に対し、第一ガイド部71を離脱させた状態にした後に、プランジャ103を第二ガイド部72の受入口87を貫通する位置まで押し込んで、第二ガイド部72に残留しているカル120を押し出す。なお、第二ガイド部72には、円錐台状部85の外側に張り出すようなフランジ部86が設けられているので、フランジ部86とスペーサ101との間にバールのような工具を差し込み、当該工具を適宜操作することにより、ガイド部72とスペーサ101とを容易に分離することができる。
ガイド溝95においては、中心角が180°未満の円弧状断面で抜き勾配が付されたような溝形状に形成されるとともに、全体が下方に向って開く抜き勾配が付されたような形状であるため、プランジャ103による押出動作によってガイド溝95に残留しているカル120を容易にガイド溝95から取り出し、除去することができる。
なお、ガイド部材70の使用期間の経過に伴い、ガイド溝95のヘタリ、摩耗が生じた場合、例えば、エンドミル等を用いた掘り込みと称される追加工程を施すことにより、ガイド部材70(第二ガイド部72)の寿命を延長することができる。
以上、本発明の積層鉄心の製造装置について、一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
(別実施形態)
上記実施形態においては、図5に示すように、第一ガイド部71における円環状水平面81aと第二ガイド部72における円環状水平面86aとを当接させるとともに、第一ガイド部71における凸面82aと第二ガイド部72における凹面89aとを当接させるようにしたが、これに限定されるものではなく、円環状水平面81aと円環状水平面86aとを当接させずに、凸面82aと凹面89aとのみを当接させる態様もある。この態様について、図10を用いて以下に説明する。図10は、本発明の別実施形態に係る積層鉄心の製造装置50を示す断面図である。図10(a)は、下型51、上型52及び充填部53を組んだ状態で示す断面図であり、図10(b)は、上型52及び充填部53の一部を分離させた状態で示す断面図である。なお、別実施形態において、上記実施形態と同一又は同様ものについては、図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、別実施形態に特有の部分を中心に説明することとする。
<第一ガイド部>
図10(b)に示すように、第一ガイド部71は、ロータコア本体5を間に挟んだ状態で支持部材61に対向する円盤状部81と、円盤状部81の外周近傍から中央部に亘って上方に向けて突設される凸部82とを有している。凸部82には、各磁石挿入部25における長辺31,32(図1(a)参照)に沿う方向の両側の内面33,34(図1(a)参照)と各磁石片6の幅方向両側面の間の隙間に対応するようにゲート部83が設けられている。ゲート部83は、凸部82の厚み方向(上下方向)に貫通する、下方に向って先細るような貫通孔によって形成されている。凸部82は、上方に向って進むに従って縮径するような円錐台状に形成されている。
<第二ガイド部>
図10(a)に示すように、第二ガイド部72は、比較的厚みが大きい外観視円盤状に形成されている。図10(b)に示すように、第二ガイド部材72の中央には、充填部53から押し出される溶融樹脂を受け入れる貫通孔よりなる受入口87が形成されている。第二ガイド部72には、第一ガイド部71に設けられた凸部82と係合可能な凹部89が設けられている。
<第一対向面、凸面>
図10(b)に示すように、第一ガイド部71は、円盤状部81の上面において円環状に形成される円環状水平面81aと、凸部82の側面において上方に向って進むに従って縮径するような先細りテーパ面状に形成される凸面82aとを有している。そして、第一ガイド部71において、第二ガイド部72と対向する第一対向面91は、円環状水平面81aと凸面82aとを含む。第一対向面91における凸面82aは、後述する凹面89aに沿う形状に形成されている。
<第二対向面、凹面>
図10(a)に示すように、第二ガイド部72は、下面側において外周から外周近傍に亘って円環状に形成される円環状水平面86aと、第一ガイド部71の凸面82aに対応するように当該凸面82aに向う方向(下方)に進むに従って拡径するような末広がりテーパ面状に形成される凹面89aとを有している。そして、第二ガイド部72において、第一ガイド部71と対向する第二対向面92は、円環状水平面86aと凹面89aとを含む。
<樹脂流路>
図10(a)に示す樹脂流路80は、第一ガイド部71の凸面82aと、第二ガイド部72の凹面89aに設けられた傾斜ガイド溝96とによって区画形成されている。
図10(a)における部分拡大図に示すように、第一ガイド部71における凸面82aと第二ガイド部72における凹面89aとが当接した状態において、第一ガイド部71における円環状水平面81aと第二ガイド部72における円環状水平面86aとの間には、隙間Tが形成される。このように、別実施形態の積層鉄心の製造装置50では、円環状水平面81aと円環状水平面86aとを当接させずに、凸面82aと凹面89aとのみを当接させるように構成されている。このような構成によれば、第一ガイド部71と第二ガイド部72とをガイド部材70として機能させるように互いに押し付けて組み合わせた際に、凸面82aと凹面89aとの間に押付力が集中的に作用するため、凸面82aと凹面89aとの密着度を高めることができる。従って、樹脂流路80に溶融樹脂115(図7参照)が押し込まれる際に、凸面82aと凹面89aとの間から溶融樹脂115が漏れるといったような不具合を確実に防ぐことができる。なお、隙間Tが形成される部分にドライバーのような工具を差し込み、当該工具を適宜操作することにより、第一ガイド部71と第二ガイド部72とを容易に分離することができる。
本発明の積層鉄心の製造装置は、産業機器や自動車用のモータの構成部品としてのロータを製造する用途において利用可能である。
1 ロータ
2 ロータコア(積層鉄心)
5 ロータコア本体(積層鉄心本体)
6 磁石片
25 磁石挿入部
50 積層鉄心の製造装置
51 下型
52 上型
53 充填部
70 ガイド部材
71 第一ガイド部
72 第二ガイド部
80 樹脂流路
82a 凸面
85 円錐台状部
86 フランジ部
87 受入口
88 段部
89a 凹面
91 第一対向面
92 第二対向面
95 ガイド溝
115 溶融樹脂

Claims (4)

  1. 積層鉄心本体に形成される磁石挿入部と当該磁石挿入部に挿入される磁石片との間に溶融樹脂を供給する樹脂流路を備えた積層鉄心の製造装置であって、
    前記溶融樹脂を前記磁石挿入部へと導くガイド部材を備え、
    前記ガイド部材は、前記積層鉄心本体側に配される第一ガイド部と、前記第一ガイド部と対向するように配される第二ガイド部とを含み、
    前記樹脂流路は、前記第一ガイド部における前記第二ガイド部と対向する第一対向面と、前記第二ガイド部における前記第一ガイド部と対向する第二対向面に設けられたガイド溝とにより形成される積層鉄心の製造装置。
  2. 前記第二対向面は、前記ガイド溝が形成された凹面を含み、
    前記第一対向面は、前記凹面に沿う凸面を含む請求項1に記載の積層鉄心の製造装置。
  3. 前記凹面は、前記凸面に向う方向に進むに従って拡径するような末広がりテーパ面状に形成される請求項2に記載の積層鉄心の製造装置。
  4. 前記樹脂流路に前記溶融樹脂を押し込む充填部をさらに備え、
    前記第二ガイド部は、
    前記充填部によって押し込まれる前記溶融樹脂を受け入れる受入口を有し、前記充填部に向う方向に進むに従って縮径するような形状で前記充填部に当接される円錐台状部と、
    前記円錐台状部の外周側に段部が形成されるように前記円錐台状部に一体的に連設され、前記第一ガイド部に当接されるフランジ部と、
    を含む請求項1~3の何れか一項に記載の積層鉄心の製造装置。
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