JP2023163562A - 駐輪場管理システム - Google Patents

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Yoshishige Nakazawa
啓樹 石田
Hiroki Ishida
彰宣 原
Akinobu Hara
孝義 市川
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Abstract

【課題】駐輪場運営業者の運営面及びユーザの双方において、駐輪場利用の申し込みから利用開始までの間の不便を解消することが可能な駐輪場管理システムを提供すること。【解決手段】駐輪場管理システム1は、ユーザ23と駐輪場運営業者24との間で交わされた契約によって、駐輪場10をユーザ23と自転車25と定期券シール28を貼付することにより対応付けて駐輪場10を管理する。更新精算機20は、ユーザ23が所有するスマートフォン27からサーバ22を介してユーザ情報D1-1、駐輪場特定情報D1-2及び駐輪場利用期間情報D1-3を含む申し込み情報D1を入力することで、ユーザ23、駐輪場10及び駐輪場利用期間を特定する定期券シール情報D2を生成する。定期券シール発券機21は、更新精算機20からの定期券シール発券依頼を受け取ったときに、定期券シール情報D2に基づき定期券シール28を作成し、発券する。【選択図】図1

Description

本発明は、駐輪場管理システムに関する。
駅周辺などに設置された定期利用を主とした、いわゆる月極駐輪場には、駐輪場を運営するための駐輪場管理システムが用いられることがある。この駐輪場システムにおいては、まず、ユーザは自身の自転車を特定して駐輪場運営業者などに対して駐輪場利用に係る申込みを行う。駐輪場運営業者などは、ユーザの個人認証、氏名や住所などの確認、利用料金の支払い等の利用契約の成立を確認後、ユーザ及びユーザの自転車が契約済みであることを特定する識別シール等を作成してユーザに郵送などによって送る。
そこで、駐輪場の利用申込みから利用開始までの不便を解消しようとする、特許文献1のような駐輪場管理システムが提案されている。特許文献1に記載の駐輪場管理システムは、駐輪場所をユーザと自転車の両方に割り当てて運営する駐輪場管理システムである。この駐輪場管理システムは、駐輪場運営業者のサーバからシール情報の配信を受けて識別シールをユーザに発券するシール発券機との間で駐輪場の管理に係る情報を送受信して記録する駐輪場運営業者が所有するサーバを有している。ユーザの端末機器(PC、タブレット、スマートフォンなど)、駐輪場に設置された発券機、及びサーバは、インターネットなどの公衆回線で接続されて相互に通信可能となっている。
特開2015-141512号公報
上記特許文献1に記載の駐輪場管理システムによれば、契約申し込みから識別シールの発券までを、ユーザの端末機器、シール発券機及びサーバをインターネットで接続し相互の通信によって行うことが可能となっている。このことは、ユーザが直接機器を操作してシールを手にすることに等しく、駐輪場運営業者などによる業務を簡素化し、契約申込みからシール発券までの時間を短縮することが可能となる。しかし、この駐輪場管理システムは、契約情報として、認証キー、ユーザ情報、駐輪場所情報、有効期間、及び精算情報が含まれていて、ユーザとしてはスマートフォンなどの利用者に限られ、認証に入力も必要となるため、全てのユーザに等しく使い勝手がよいとは言い切れない。また、駐輪場内の駐輪場所をユーザと自転車の両方に割り当てていることにより、駐輪場運営業者の運営面及びユーザの利用面の双方にとって以下のような課題を有している。
(イ)契約情報は、駐輪場管理システムが保存と管理をすることとなる。しかし、契約情報に個人情報を含むと、個人情報の入手元の駐輪場運営業者が駐輪場管理システムの運営者又は所有者とは限らず、また、一般の駐輪場運営業者が必ずしもサーバの運用など技術的に明るい、或いは、専門職を置けるとは限らないため、サーバを外部委託することになる場合もあり得るが、紙の台帳などなどの現物がないことからも、個人情報の所在や管理又は複製の有無など、セキュリティ対策の主体が契約情報を集める駐輪場運営業者であることを希薄にさせてしまうおそれがある。また、駐輪場運営業者においても同様であり、重要な個人情報の管理主体が希薄になりやすくなる。
(ロ)駐輪場所を指定するシステムの場合、何らかの原因でユーザが駐輪できなくなる場合があるが、駐輪場運営業者にとっては、充当する予備の駐輪場所を用意しておくことや、代替する別の駐輪場の確保が必要となる。従って、駐輪場所の総数に対する有効利用率を低下させることになる。
(ハ)駐輪場所が固定されることから、駐輪場所の位置が入り口に近い、電車などへの乗り換え口への移動が便利など利便性に不公平を感じたりすることがある。また、駐輪場所によって駐輪料金に価格差がある場合には、契約した駐輪場所が故障などの都合で使用できない場合の返金や割引など補償などの対応が必要になる場合も考えられる。
(ニ)入場ゲートがなくフリーアクセスが可能な駐輪場運営方式の場合、定期利用と定期利用契約がないユーザの利用でその日限りの利用、いわゆる一時利用とを、入場時に区別できないため、特に一時利用ユーザが誤って定期利用ユーザの駐輪場所に駐輪することを防ぐことは難しいため、併用することが困難であり、多様な駐輪場運営が妨げられる。また、定期利用と一時利用とを併用するために、明確に区画を分割すると、一時利用が増加すると考えられる繁忙期、大型連休、夏季休暇などの期間において運営形態を容易に変えたり、調整したりすることが困難である。
そこで、本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、駐輪場運営業者の運営面及びユーザの双方において、駐輪場利用の申込みから利用開始までの間の不便を解消することが可能な駐輪場管理システムを提供しようとするものである。
[1]本発明の駐輪場管理システムは、駐輪場に設置される更新精算機及び定期券シール発券機、並びにサーバを有し、ユーザと駐輪場運営業者との間で交わされた契約によって、前記駐輪場を前記ユーザと自転車に貼付した定期券シールとに対応付けて前記駐輪場を管理する駐輪場管理システムであって、前記更新精算機は、前記ユーザが所有する携帯端末機から前記サーバを介してユーザ情報、駐輪場特定情報及び駐輪場利用期間情報を含む申し込み情報を入力することで、前記ユーザ、前記駐輪場及び駐輪場利用期間を特定する定期券シール情報を生成することが可能に構成され、前記定期券シール発券機は、前記更新精算機からの定期券シール発券依頼を受け取ったときに、前記定期券シール情報に基づき前記定期券シールを作成し、発券することが可能に構成されていることを特徴とする。
[2]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記更新精算機は、前記ユーザが所有する前記携帯端末機が持つ個人を特定しない携帯端末機IDを読み取ることもできるICカード読み取り装置を有し、前記携帯端末機IDを前記申し込み情報に追加し、ユーザを識別するために用いることが可能に構成されていることが好ましい。
[3]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記更新精算機は、携帯端末機IDをICカードを用いた定期券又は前記携帯端末機IDのコピーと置き替えたものの何れかを読み取り、前記携帯端末機IDの代わりにIC定期券としても使用することが可能に構成されていることが好ましい。
[4]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記更新精算機は、前記申し込み情報に基づき定期駐輪料金を決定し、前記定期駐輪料金を精算する決済装置をさらに有していることが好ましい。
[5]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記決済装置は、前記定期駐輪料金の請求に基づき精算可能な現金決済装置であることが好ましい。
[6]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記決済装置は、前記定期駐輪料金の請求に基づき精算可能な現金決済装置及び電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済装置であることが好ましい。
[7]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記決済装置は、前記定期駐輪料金の請求に基づき精算可能な電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済装置であることが好ましい。
[8]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記更新精算機は、複数のオンライン決済のうちの少なくとも一つの前記オンライン決済で決済した情報を、前記サーバを介し、現金決済装置を用いた決済情報に替えることが可能であることが好ましい。
[9]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記更新精算機は、前記定期券シール発券機が前記定期券シールの発券を完了したことの発券履歴を記録することが可能に構成されていることが好ましい。
[10]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記更新精算機は、前記定期券シール発券機が前記定期券シールを発券するタイミングを、任意とすることが可能に構成されていることが好ましい。
[11]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記更新精算機は、前記駐輪場の入退場用ゲート機器を制御する入退場制御装置をさらに有し、前記更新精算機は、携帯端末機ID又はIC定期券を読み取った情報に基づき、前記入退場制御装置を制御することが可能に構成されているが好ましい。
[12]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記駐輪場は、定期利用エリア及び一時利用エリアを有し、前記更新精算機は、前記一時利用エリアを利用する前記ユーザのために決められた駐輪料金を精算した後に、駐輪チケットを発券することが可能であることが好ましい。
[13]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記携帯端末機は、前記更新精算機の表示機に表示、或いは、更新精算機又は前記定期券シール発券機に貼付されている前記駐輪場毎に専用の二次元コードを読み込み、前記サーバに前記ユーザが容易かつ誤りなくアクセスすることが可能に構成されていることが好ましい。
[14]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記定期券シールは、前記自転車の外側から視認しやすい場所に貼付されていることが好ましい。
[15]本発明の駐輪場管理システムにおいては、前記更新精算機と前記定期券シール発券機の何れかを一体化することが可能に構成されることが好ましい。
本発明の駐輪場管理システムは、駐輪場をユーザと自転車とに割り当てて運営する駐輪場管理システムである。定期利用のユーザは、定期券シール発券時において認証キーなどの入力が不要で、空いている任意の駐輪場所を自身の判断で選択し駐輪することが可能となる。駐輪場運営業者は、駐輪場内の特定の駐輪場所が利用できない事態が発生したときなどに、ユーザが駐輪できなくなるという不便をなくし、さらに、定期利用及び一時利用の需要に応じた駐輪場を運営することが可能となり、駐輪場の稼働率を上げるこことが可能となる。以上のことから、駐輪場運営業者の運営面及びユーザ双方において、駐輪場利用の申込みから利用開始までの不便を解消することが可能となる。
駐輪場管理システム1の構成を示す構成説明図である。 更新精算機20の概要を説明する正面側から見た外観斜視図である。 更新精算機20の主要な機能構成について説明する図である。 キャッシュレス決済手段を有する更新精算機20の概要を示す正面側から見た外観斜視図である。 定期券シール発券機21を正面側から見た外観斜視図である。 一時利用料金を先払いする場合の駐輪場管理システム2を示す斜視図である。
(第1の実施の形態)
図1は、駐輪場管理システム1の構成を示す説明図である。駐輪場管理システム1は、駐輪場10に設置される更新精算機20、定期券シール発券機21、及びサーバ22によって構成される。駐輪場管理システム1は、ユーザ23と駐輪場運営業者24との間で交わされた利用契約によって、駐輪場10をユーザ23と、自転車25に貼付された定期券シール28とを対応付けて管理する。更新精算機20及び定期券シール発券機21は、駐輪場10内において併設される場合と、離れた位置に設置される場合とがある。駐輪場10には、多数の駐輪場所15が区画されている。ユーザ23は、空いている駐輪場所15を自身の判断で選択し駐輪することができる。
(ユーザとの通信接続)
ユーザ23は、所有するPC26又はスマートフォン27などの携帯端末機から、更新精算機20が持つ、駐輪場利用に必要な各種情報(図3に詳細を示す)をインターネット30、サーバ22、ネットワーク35を介して参照、登録することで、駐輪場10の利用を契約することができる。或いは、携帯端末機に代えてIC定期券31が使用可能である。
(運営業者との通信接続)
駐輪場運営業者24は、所有するPC29からサーバ22を介して更新精算機20が持つ駐輪場運営に係る全ての情報を閲覧、設定することができる。ユーザ23との通信接続と異なり、駐輪場運営業者24が所有するPC29は、駐輪場運営業者24のネットワーク34によってサーバ22を介して更新精算機20に接続される。サーバ22は、一般に公開されない専用線などのネットワーク35で更新精算機20に接続され、セキュリティ対策を容易にしている。なお、駐輪場運営業者24は社外などでネットワーク34を使わずに更新精算機20と接続できるが、その場合はユーザ23と同等の扱いとするなど制限される場合もある。
(定期券シール発券機との通信接続)
定期券シール発券機21は、一般のPC及びプリンタなどと同様に直接更新精算機20に接続されている。
(更新精算機の外観構成)
図2は、更新精算機20の概要を説明する正面側から見た外観斜視図である。なお、図2で示す例は、駐輪料金決済方法が現金決済の場合である。更新精算機20は、上部に操作メニュー及び駐輪料金などを表示し、或いは操作メニューを選択するために設けられるユーザインターフェースとしての表示機能及び操作機能を有する表示機であるタッチパネル40、ユーザ23が駐輪場10に持ち込んだスマートフォン27の情報を読み取るICカード読み取り部41、現金決済装置47として紙幣投入口42、紙幣返却口43、及び硬貨投入口44、並びに硬貨返却口45を有している。
領収書は、ユーザ23の領収書ボタン押し下げなどなどによる要求によって発行される。硬貨返却口45は、領収書発行口を兼ねている。また、更新精算機20は接近検出器54を有している。更新精算機20は、接近検出器54によって人が接近したことを検知すると、インターフェースとしてのタッチパネル40などを起動する。これらの装備は、一般のコインパーキングに設置されている精算機と同様な構成といえる。
(更新精算機の機能構成概要)
図3は、更新精算機20の主要な機能構成について説明する図である。タッチパネル40は、表示や、画面に触れることに依り、ユーザ23との相互ユーザインターフェースとして用いられる。ICカード読み取り装置46は、ユーザ23のスマートフォン27を駐輪場10に持ち込んだ場合に、これを読み取ることでユーザ23を識別するのに用いられる。現金決済装置47は、定期駐輪料金を駐輪場10で、紙幣又は硬貨の現金で支払うために用いられる。記憶装置49は、ユーザ23の個人情報を含む申し込み情報D1や駐輪場運営業者24が設定する駐輪場運営に関する定期券シール情報D2、駐輪場情報39、決済に関連する決済完了情報D5、シール発券に関連する発券履歴情報D4などの情報を保持する。内部制御装置38は、装置全般を制御するものであり、定期券シール情報生成装置48及び定期券シール発券制御装置58は定期券シール発券機21を制御する機能を有する。入退場制御装置51は、駐輪場10への入退場を制限する装置を制御する機能を有し、通信装置53は、外部のサーバ22と通信するための機能を有する。
(記憶装置49が内包する情報)
申し込み情報D1は、ユーザ情報D1-1、駐輪場特定情報D1-2、駐輪場利用期間情報D1-3を有し、何れもユーザ23が希望する駐輪場10の場所と期間を指定するために必要な最小限の情報である。申し込み情報D1の各項目は、駐輪場運営業者24により任意に決められるが、氏名、駐輪場10の固有名称、駐輪開始と終了日付で、各項目の内容は、基本的にユーザ23が直接設定する。ユーザ23がPC26、スマートフォン27の何れの利用も希望しない、或いは、直接設定を希望しない場合は、駐輪場運営業者24がPC29を用いて代理で内容を設定することもできる。駐輪場情報39は駐輪料金設定情報D3、駐輪場所情報D6を有し、何れも運営する駐輪場10の料金に関する情報で、駐輪場運営業者24がPC29で設定する。
(駐輪場10の設営から定期券シール28の受け取り迄)
駐輪場10に、更新精算機20の設置が完了すると、駐輪場運営業者24によって駐輪場情報39が設定される。この情報のURLなどが公開されると、駐輪場情報39はネットワーク35、サーバ22、インターネット30を経由し閲覧できるようになる。ユーザ23がインターネット・ブラウザなどで閲覧の後に駐輪を希望すると、申し込み情報D1がユーザ23の手によって設定される。ユーザ23は、駐輪する自転車25で目的の駐輪場10へ向かい、更新精算機20のタッチパネル40に自身のユーザIDなどを入力して自身を特定し、表示された申し込み情報D1を確認し、タッチパネル40に表示される定期駐輪料金を現金決済装置47で精算を開始する。
定期駐輪料金は、駐輪場利用期間情報D1-3と駐輪料金設定情報D3とにより内部制御装置38により計算され、現金決済装置47からの入金金額と比較し、精算が完了すると、決済完了情報D5に決済が完了したことを記録する。決済が完了すると、定期券シール情報生成装置48に駐輪場運営業者24の意匠や印字内容を反映するように設定された定期券シール情報D2に基づき、申し込み情報D1や駐輪場情報39を含む印字情報が生成される。印字情報は、定期券シール発券制御装置58から定期券シール発券機21に送られ、定期券シール28が作成、発券される。発券履歴情報D4には、定期券シール28の発券が完了したことが記録される。
(決済完了から駐輪まで)
ユーザ23は、発券された定期券シール28を受取って、自転車25に貼付するなどした時点から契約した駐輪場10に駐輪することが可能となる。定期券シール28は、自転車25の外側から視認しやすい場所に貼付することが可能なシール部材などである。このことにより、ユーザ23は、定期券シール28に記載された申し込み期間満了まで駐輪場10を利用することができる。
なお、精算を開始するボタンは、タッチパネル40に表示されるボタン機能などに限定されず、機械的なボタンなどでも良い。
入退場制御装置51は、図6を参照して説明する。
ICカード読み取り装置46は、その一部がICカード読み取り部41(図2参照)として外部に露出しており、非接触で情報を読み取ることができる。ICカード読み取り部41が読み取るのは、スマートフォン27に専ら用いられている非接触型ICカード機能の固有の製造番号で、これを個別識別用に携帯端末機IDとし、所有者であるユーザ23を識別することに利用する。ユーザ23が申し込みの時に用いたスマートフォン27を駐輪場10に持ち込み、更新精算機20のICカード読み取り部41にかざすと、更新精算機20は、ユーザ23が駐輪場10に来たと認識する。
ユーザ23が申し込み情報D1を登録するためには、一般にリーダと呼ばれる装置が必要なため、これをユーザ23が持たない場合は利用できないが、更新精算機20のICカード読み取り装置46をリーダとして使用することもできる。タッチパネル40にユーザIDなどを入力してユーザ23と特定した後、ユーザ23は申し込みの時に用いたスマートフォン27をICカード読み取り部41にかざし、ユーザID、すなわち携帯端末IDを読み込み、ユーザ情報D1-1に追加保存することにより、ユーザ23とスマートフォン27を関連付けることができる。以降は、タッチパネル40にユーザIDなどを入力することなく、前述のかざす操作でユーザ23を識別することができるようになる。
(携帯端末機IDの代替)
非接触で読み取る方式は、非接触型ICカードをIC定期券31(図1参照)として用いる、又は接触式のICカードとし、ICカード読み取り部41に挿入して読み取る方式などに換えることも可能である。また、更新精算機20は、スマートフォン27などの携帯端末機にICカードを用いた定期券をコピー又は置き替えたものの何れかを読み取り、携帯端末機IDの代わりにIC定期券31としても使用することが可能に構成されている。
(定期券シール受け取りの確認)
なお、ユーザ23が精算を完了したとき、更新精算機20は、定期券シール28の発券の際にタッチパネル40にその旨の表示をしたり、定期券シール発券機21の定期券シール発券口60に照明を点灯したり、電子メールアドレスに発券した旨の内容を送信したりするなどの、受け取り忘れの注意喚起を妨げない。
(現金決済を代替した時のシール発券)
なお、更新精算機20は、インターネット30を介してのWeb決済やネット決済とも呼ばれる支払い方法、いわゆるオンライン決済装置(図示は省略)のうちの少なくとも一つで決済した情報を、サーバ22を介し現金決済装置47を用いた決済情報に替えることが可能である。オンライン決済した場合、ユーザ23が駐輪場10から離れた場所、或いは定期券シール発券機21の近隣に居ない可能性もあり、意図せず定期券シール28の発券となってしまう場合があり得る。そのような場合において、定期券シール情報生成装置48は、オンラインで決済済みである情報を保存した決済完了情報D5と、未発券である発券履歴情報D4とをユーザ23の要請により記録することで、定期券シール発券機21が定期券シール28を発券するタイミングを、任意に決めることが可能になるように構成されている。そのことによって、ユーザ23が確実に定期券シール28を受取ることを可能にしている。なお、更新精算機20に対して定期券シール発券機21の設置場所が離れている場合も同様である。
更新精算機20は、決済手段として現金決済に限らず、キャッシュレス決済を採用することも可能である。
(キャッシュレス決済の種類と機器)
図4は、キャッシュレス決済手段を有する更新精算機20の概要を示す正面側から見た外観斜視図である。図4は、図2で説明した現金決済装置47を備えた更新精算機20に、キャッシュレス決済装置として交通系電子マネー決済ユニット55、クレジットカード決済ユニット56、磁気カードR/Wユニット57を備える例を示している。磁気カードR/Wユニット57によって、プリペイドカード、サービス券などの磁気カードを読み取り、精算金額又はその一部に充当できる。
(キャッシュレスカードの種類)
交通系電子マネー決済ユニット55は、例えば、Suica、PASUMO、ICOCA、SUGOCA、nimoca(以上、各社の登録商標)、及び相互利用している電子マネーのICカード乗車券で駐車料金を支払う場合に使用する装置である。
(現金決済なしのキャッシュレス専用)
なお、図4に示す更新精算機20は、現金決済装置47を搭載している例であるが、交通系電子マネー決済ユニット55、クレジットカード決済ユニット56、又は磁気カードR/Wユニット57だけ、或いは、それらの何れか1つ以上の組み合わせ、さらには何れも搭載しないオンライン決済のみの場合を否定しない。
(通信接続の代替手段)
なお、前述したURLを、更新精算機20に掲示したり、タッチパネル40に表示したり、これらを二次元コードとしたりして、入力の簡素化や誤入力の防止をすることもできる。また、このURLを個別の駐輪場専用としたり、サーバ22がURLに任意に生成する情報を付加して表示したりしてユーザ23の駐輪場10を選択する操作を省略することができる。また、定期券シール発券機21に専用の二次元コードシール32を貼付し、これを読み込んでアクセスすることで定期券シール28の発券を希望していることとして処理することもできる。さらに、上記新規ユーザ登録は、インターネット・ブラウザを用いる方法としたが、スマートフォン27を利用する場合、手続きや入力をより簡素化するためなどに専用のアプリケーション・プログラム、いわゆるアプリを用いる方法を妨げない。
また、ユーザIDとパスワードは、個人情報を用いず特定の個人として識別するために用いられるが、昨今のオンラインユーザ登録や、製品登録に同じく、ユーザIDを電子メールアドレスやパスワードを暗証番号とするなどとすることもできる。すなわち、新規ユーザの初回の申し込み情報D1には、氏名、住所など必要な情報の総ての入力が必要だが、これ以後はユーザIDとパスワードの入力だけで、再度の氏名入力などをせずに済ますことができるのも、オンラインユーザ登録などと同様である。さらに、登録内容の確認は、登録された電子メールアドレスに確認のメッセージを自動的に送信することや、2段階認証などの各種情報確認手法を用いることを否定しない。なお、設定した情報は、図3に示すように、全てを更新精算機20が保存し、サーバ22はユーザ23のスマートフォン27などと通信のための画面表示とデータの仲介に限定される。
続いて、定期券シール発券機21について図5を参照して説明する。
(定期券シール発券機21の構成)
図5は、定期券シール発券機21を正面側から見た外観斜視図である。定期券シール発券機21には、正面に定期券シール28を発券する定期券シール発券口60が配設されている。定期券シール発券機21は、更新精算機20からの定期券シール発券依頼を受取ったときに、定期券シール情報D2に基づき内蔵される定期券シール作成装置によって定期券シール28を作成し、定期券シール発券口60から発券する。
(定期利用期間の更新)
この駐輪場利用は1期間に留まらず、更新する場合もあるため、次に、ユーザ23のスマートフォン27を使用した、同じ駐輪場10の利用を延長する場合の方法を説明する。
ユーザ23は、駐輪場10においてスマートフォン27でサーバ22を介して更新精算機20にアクセスし、設定したユーザIDとパスワードを入力するとユーザ23の利用期間などの利用履歴がタッチパネル40に表示される。ユーザ23は、表示された内容に相違がなければ延長する期間をタッチパネル40に入力し、表示される駐輪料金を精算する。すると、定期券シール発券機21が、期間が更新された定期券シール28を前述の発券までの手順で生成し、発券する。ユーザ23は、この定期券シール28を受取って、自転車25に貼付するなどして駐輪場利用期間を更新することができる。なお、前回の利用時に携帯端末機IDを保存した場合には、更新精算機20のICカード読み取り部41にスマートフォン27をかざすと、ユーザIDとパスワードの入力は不要で、操作を省力化できる。
また、更新精算機20は、利用履歴を来訪したその駐輪場10だけを表示しても、ユーザ23が利用した他の駐輪場10、或いは、以前に利用していた駐輪場10など、駐輪場運営業者24の運営形態によって任意に変更できることとしてもよく、ユーザ23のPC26又はスマートフォン27で登録又は利用した駐輪場10と必ずしも一致させなくてもよい。
第1の実施の形態に係る駐輪場管理システム1は、自転車25に定期券シール28が貼付されていることを駐輪場運営業者24が確認することで利用契約が完了していることを認識して運営する駐輪場管理システム1である。ユーザ23は、自身のPC26やスマートフォン27によって駐輪場運営業者24により指定される契約に必要な氏名、住所、年齢などの情報を入力し、希望の駐輪場10と駐輪場利用期間とを設定する。このことによって、駐輪場10の定期利用を申込み、定期券シール28を受取り、自転車25に貼付することで駐輪することが可能となる。一方、PC26やスマートフォン27を使用しないユーザ23は、駐輪場運営業者24の手によって、PC29からユーザ23に代わって契約に必要な情報と希望の駐輪場利用期間、携帯端末機IDの代わりに提供するIC定期券31(図1参照)を設定し、このIC定期券31を使用して定期券シール28を受取ることにより駐輪することが可能となる。
ユーザ23は、一時利用エリア10Bの空いている任意の駐輪場所15を自己の判断で選択し駐輪する。駐輪場運営業者24は、駐輪可否を定期券シール28によって判断するため、駐輪場10内の特定の駐輪場所15が利用できない事態が発生したときなどに、ユーザ23が駐輪できなくなるという不便をなくし、駐輪場利用の稼働率をあげることが可能となる。
以上のことから、駐輪場管理システム1は、駐輪場運営業者24の運営面及びユーザ23の双方において、駐輪場利用の申込みから利用開始までの間の不便を解消することが可能となる。
(第2の実施の形態)
既述した駐輪場管理システム1は、駐輪場10が定期利用ユーザだけが利用可能な例であるが、駐輪場10に、定期利用エリア10Aと、定期利用以外の例えば1日だけ利用するための一時利用エリア10Bが併設される駐輪場管理システム2を第2の実施の形態として説明する。
図6は、一時利用料金を先払いする場合の駐輪場管理システム2を示す斜視図である。駐輪場管理システム2においては、駐輪場10が、定期利用エリア10Aと一時利用エリア10Bとに区分けされている。定期利用エリア10A及び一時利用エリア10Bは、それぞれ区画された複数の駐輪場所15を有している。定期利用エリア10A及び一時利用エリア10Bの占有率は、駐輪場運営業者24によって適宜設定される。但し、必ずしも、定期利用エリア10Aと一時利用エリア10Bはフェンスなど構造物で明確な区分けをしなくても駐輪場管理システム2を運営・管理することが可能である。
駐輪場管理システム2は、駐輪場10の入り口に入退場用ゲート機器75(以降、ゲート75という)を有している。ゲート75は、一般のコインパーキングなどで使用されている入退場を制限する装置であるゲートと同類の機能のものを使用することも可能であり詳細な説明は省略する。更新精算機20は、ゲート75による入退場を制限する入退場制御装置51(図3参照)を有し、一時利用の料金支払によって、又は有効な定期券を使用することで、ゲート75を開ける制御をすることが可能となっている。
(一次利用ユーザの駐輪場10への入退場)
一時利用ユーザが利用する場合は、停止線75Aで自転車25を停止させ、更新精算機20のタッチパネル40において一時利用であることを選択し、駐輪料金を確認して紙幣投入口42及び硬貨投入口44から現金を投入する。精算が完了すると硬貨返却口45から駐輪チケット33が発券されゲート75が開く。一時利用ユーザは駐輪チケット33を受け取り入場する。ゲート75は、自転車25の通過を確認した後に閉鎖する。一時利用ユーザは、駐輪チケット33を駐輪場運営業者24が指定する箇所に貼り付けるなどして掲示し、一時利用エリア10Bの空いている任意の駐輪場所15を自身の判断で選択し駐輪する。なお、駐輪チケット33の貼り付けは、ゲート75の通過後に限らず駐輪場運営業者24が任意に決めてもよい。
一時利用ユーザが退場する際には、停止線75Bで自転車25を停止させると、自動的にゲート75が開き、退場することができる。
(定期利用ユーザの入退場)
一方、定期利用のユーザ23が入場する際には、ゲート75の手前側(駐輪場外側)の停止線75Aで一旦停止し、登録済のスマートフォン27をICカード読み取り部41にかざす。更新精算機20は、スマートフォン27の携帯端末機IDを認識しゲート75を開く。ゲート75は、自転車25の通過を確認した後に閉鎖する。ユーザ23は、定期利用エリア10Aの空いている任意の駐輪場所15を自身の判断で選択し駐輪する。なお、既述した通り、スマートフォン27の代わりにIC定期券31が使用できることなどに変わりはない。
定期利用ユーザが退場する際には、一時利用と同様にゲート75の駐輪場10内側の停止線75Bで一旦停止するとゲート75が開き、退場することができる。なお、駐輪場管理システム2においては、退場時にゲート75を開くのに駐輪チケット33やスマートフォン27又はIC定期券31を読み込んだりすることを妨げない。さらに入退場を円滑にしたり、共連れ入場を阻止するために、機械的に入退場する方向を一方通行とし、入り口と出口を専用に設けたり、料金精算とは別に退場に特化したICカード読み取り装置46を更新精算機20に付加したり別体として単独に設けたりしてもよい。この様に入退場を一方通行とすると、前述の入口と出口、一方通行の方向を逆とする事により、出口側に更新精算機20とゲート75があることとなるため、後払い方式の運営とすることもでき、一定額以外に、利用時間で料金を徴収することも可能とすることができる。
(チケット媒体の変更)
駐輪チケット33は、領収書と併用しても、定期券シール発券機21を用いた添付式としてもよく、駐輪チケット33を磁気カードとし、磁気カードR/Wユニット57から発券してもよい。
駐輪チケット33を磁気カードとした場合の退場時において、一時利用ユーザは、ゲート75の停止線75Bで自転車25を停止させ、磁気カードの駐輪チケット33を磁気カードR/Wユニット57に挿入する。磁気カードの駐輪チケット33を読み取った更新精算機20は、ゲート75を開き、退場することができる。一時利用ユーザは、領収書を要求することが可能となっている。なお、磁気カードR/Wユニット57は、この駐輪チケット33を回収することも、領収書の代わりとして返却することもできる。駐輪チケット33を回収する場合の領収書は、タッチパネル40の領収書ボタン、又は専用ボタン(図示は省略)によって発券を要求することが可能であり、硬貨返却口45から発行される。
駐輪場管理システム2は、退場時の利便性を向上させるために、退場時専用の磁気カードR/Wユニット57を内蔵した退場装置を設けたり、専用の出口を設け、退場装置などを併設したりしてもよいことは、既述した例と同様である。
(ユーザ割合の調節)
駐輪場運営業者24は、定期利用のユーザ23による利用前に確定した申し込み状況を更新精算機20から入手し、定期利用エリア10Aが定数に達したところで、ユーザ23からの申し込みの受付を停止する。一時利用においても、一時利用エリア10Bが定数に達したところで、駐輪チケット33の発券を停止する。なお、駐輪場運営業者24は、定期利用の申し込みが定期利用エリア10Aを超える可能性がある場合には、定期利用エリア10Aを一時利用エリア10Bに拡張することが可能である。或いは、不正駐輪を含む利用可否のための確認などの手間はかかるが、駐輪場10の運営を柔軟にするために、定期利用のユーザ23は、一時利用エリア10Bの空いている任意の駐輪場所15を自身の判断で選択し駐輪できるようにすることが可能である。この場合、駐輪場10全体の自転車25を収容できる数は変わらないため、駐輪が不可能になることはない。但し、管理上、例えば、定期利用エリア10Aに定期券シール28のない自転車25が駐輪されていた場合、同数の駐輪チケット33のある自転車25が、定期利用エリア10Aにあることの確認が必要になる場合がある。
第2の実施の形態に係る駐輪場管理システム2は、定期利用ユーザ及び一時利用ユーザが利用することが可能な駐輪場管理システムである。駐輪場10は、定期利用エリア10Aと一時利用エリア10Bとに区分けされている。定期利用ユーザは、スマートフォン27やIC定期券31を使用してICカード読み取り部41で更新精算機20にアクセスしゲート75を開け、定期利用エリア10Aに駐輪する。一時利用ユーザは、更新精算機20で駐輪料金を事前に精算しゲート75を開け、一時利用エリア10Bに駐輪する。
駐輪場運営業者24は、定期利用及び一時利用の駐輪位置が固定化されないので、需要に応じて駐輪場10を柔軟に運営することが可能になることから、駐輪場10の稼働率を上げることが可能になる。
なお、既述した第1の実施の形態及び第2の実施の形態においては、定期券シール発券機21を有する構成としているが、定期券シール発券機21を複数設け、更新精算機20を切り替えて発券したり、定期券シール発券機21の機能と更新精算機20を一体化し設置したりすることが可能である。
また、以上説明した各駐輪場管理システム1,2においては、自転車25に対応する駐輪場10について説明したが、このような各駐輪場管理システムは、駐輪場10に駐車場が併設される駐車場の定期利用、いわゆる月極駐車場にも応用可能であり、同じく定期利用するコインパーキングにも適用することが可能である。
1,2…駐輪場管理システム
10…駐輪場
10A…定期利用エリア
10B…一時利用エリア
15…駐輪場所
20…更新精算機
21…定期券シール発券機
22…サーバ
23…ユーザ
24…駐輪場運営業者
25…自転車
26,29…PC
27…スマートフォン(携帯端末機)
28…定期券シール
30…インターネット
31…IC定期券
34,35…ネットワーク
38…内部制御装置
39…駐輪場情報
40…タッチパネル(表示機)
41…ICカード読み取り部
42…紙幣投入口
43…紙幣返却口
44…硬貨返却口
45…硬貨返却口
46…ICカード読み取り装置
47…現金決済装置
48…定期券シール情報生成装置
49…記憶装置
51…入退場制御装置
53…通信装置
54…接近検出器
55…交通系電子マネー決済ユニット
56…クレジットカード決済ユニット
57…磁気カードR/Wユニット
58…定期券シール発券制御装置
60…定期券シール発券口
75…ゲート(入退場ゲート機器)
D1…申し込み情報
D1-1…ユーザ情報
D1-2…駐輪場特定情報
D1-3…駐輪場利用期間情報
D2…定期券シール情報

Claims (15)

  1. 駐輪場に設置される更新精算機及び定期券シール発券機、並びにサーバを有し、ユーザと駐輪場運営業者との間で交わされた契約によって、前記駐輪場を前記ユーザと自転車に貼付した定期券シールとに対応付けて前記駐輪場を管理する駐輪場管理システムであって、
    前記更新精算機は、前記ユーザが所有する携帯端末機から前記サーバを介してユーザ情報、駐輪場特定情報及び駐輪場利用期間情報を含む申し込み情報を入力することで、前記ユーザ、前記駐輪場及び駐輪場利用期間を特定する定期券シール情報を生成することが可能に構成され、
    前記定期券シール発券機は、前記更新精算機からの定期券シール発券依頼を受け取ったときに、前記定期券シール情報に基づき前記定期券シールを作成し、発券することが可能に構成されている、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  2. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記更新精算機は、前記ユーザが所有する前記携帯端末機が持つ個人を特定しない携帯端末機IDを読み取ることもできるICカード読み取り装置を有し、前記携帯端末機IDを前記申し込み情報に追加し、前記ユーザを識別するために用いることが可能に構成されている、ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  3. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記更新精算機は、携帯端末機IDをICカードを用いた定期券又は前記携帯端末機IDのコピーと置き替えたものの何れかを読み取り、前記携帯端末機IDの代わりにIC定期券としても使用することが可能に構成されている、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  4. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記更新精算機は、前記申し込み情報に基づき定期駐輪料金を決定し、前記定期駐輪料金を精算する決済装置をさらに有している、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  5. 請求項4に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記決済装置は、前記定期駐輪料金の請求に基づき精算可能な現金決済装置である、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  6. 請求項4に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記決済装置は、前記定期駐輪料金の請求に基づき精算可能な現金決済装置及び電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済装置である、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  7. 請求項4に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記決済装置は、前記定期駐輪料金の請求に基づき精算可能な電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済装置である、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  8. 請求項4に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記更新精算機は、複数のオンライン決済のうちの少なくとも一つの前記オンライン決済で決済した情報を、前記サーバを介し、現金決済装置を用いた決済情報に替えることが可能である、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  9. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記更新精算機は、前記定期券シール発券機が前記定期券シールの発券を完了したことの発券履歴を記録することが可能に構成されている、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  10. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記更新精算機は、前記定期券シール発券機が前記定期券シールを発券するタイミングを、任意とすることが可能に構成されている、
    ことをと特徴とする駐輪場管理システム。
  11. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記更新精算機は、前記駐輪場の入退場用ゲート機器を制御する入退場制御装置をさらに有し、
    前記更新精算機は、携帯端末機ID又はIC定期券を読み取った情報に基づき、前記入退場制御装置を制御することが可能に構成されている、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  12. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記駐輪場は、定期利用エリア及び一時利用エリアを有し、
    前記更新精算機は、前記一時利用エリアを利用する前記ユーザのために決められた駐輪料金を精算した後に、駐輪チケットを発券することが可能である、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  13. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記携帯端末機は、前記更新精算機の表示機に表示、或いは、前記更新精算機又は前記定期券シール発券機に貼付されている前記駐輪場毎に専用の二次元コードを読み込み、前記サーバに前記ユーザが容易かつ誤りなくアクセスすることが可能に構成されている、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  14. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記定期券シールは、前記自転車の外側から視認しやすい場所に貼付されている、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
  15. 請求項1に記載の駐輪場管理システムにおいて、
    前記更新精算機と前記定期券シール発券機の何れかを一体化することが可能に構成される、
    ことを特徴とする駐輪場管理システム。
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