JPH10134129A - チケット予約及び発券システム及び記録媒体 - Google Patents

チケット予約及び発券システム及び記録媒体

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JPH10134129A
JPH10134129A JP23924797A JP23924797A JPH10134129A JP H10134129 A JPH10134129 A JP H10134129A JP 23924797 A JP23924797 A JP 23924797A JP 23924797 A JP23924797 A JP 23924797A JP H10134129 A JPH10134129 A JP H10134129A
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JP
Japan
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ticket
information
reservation
card
recording medium
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JP23924797A
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Ichiro Shinkai
伊知郎 新開
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N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が簡易で且つ確実な手続操作で容易に
チケットを予約・入手することができるようにする。 【解決手段】 予約処理部13は、入力操作部11によ
る入力情報に基づいて、チケットの発行元センタ2にア
クセスし、入力操作部11及び表示部12と連携してチ
ケットの予約処理を行う。この予約処理部13は、予約
処理に際し、発行元センタ2に所要の情報を送信し、チ
ケットの予約登録を行うとともに、予約成立によって発
行元センタ2から送信される予約番号等の予約情報を受
信する。予約書込部14は、予約処理部13が、予約登
録の結果として、発行元センタ2から受信した予約情報
を光ICカードCDに書き込むためにカード処理部15
に与える。カード処理部15は、予約書込部14から与
えられた予約情報を光ICカードCDの光記憶部CD2
に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道等の指定席
乗車券、航空機の航空券、映画の指定席券、演劇・コン
サートの入場券、スポーツ観戦の入場券等のチケットの
予約又は発券を行うためのチケット予約及び発券システ
ムに係り、特にチケットの予約及び発券のための手続を
簡素化し得るチケット予約及び発券システムに関する。
また、この発明はこれらのシステムを形成するためのプ
ログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道等の指定席乗車券は、所定の駅の窓
口又は旅行業者等にて発券されており、航空機の航空券
は、空港又は旅行業者等にて発券されている。また、映
画の指定席券は、映画館又はプレイガイド等にて発券さ
れており、演劇・コンサートの入場券及びスポーツ観戦
の入場券は、該当する会場又はプレイガイド等にて発券
されている。
【0003】一般に、これら鉄道等の指定席乗車券、普
通乗車券、航空機の航空券、映画の指定席券、演劇・コ
ンサートの入場券及びスポーツ観戦の入場券等のチケッ
トは、発行数が席の数等により限定されている。そのた
め、当日、チケットを使用する直前にチケットを購入し
ようとしても、既にチケットが売り切れていて入手でき
ないことがある。そこで、このようなチケットを購入す
るために、予め電話等により予約をしておくことが行わ
れている。
【0004】通常の場合、電話等の予約に基づくチケッ
トの購入は、おおむね次のようにして行われる。まず、
チケットの発行元、すなわち鉄道会社、航空会社、映画
館、興行会社等の窓口、又はこれらと連携する旅行業
者、プレイガイド等の窓口に電話をかけ、あるいは、先
に述べた鉄道会社、航空会社、映画館、興行会社、旅行
業者、又はプレイガイド等が提供するコンピュータ通信
等の予約窓口にアクセスして、予約を行う。予約に際し
ては、チケットの条件を確認した後、予約登録を行っ
て、登録した予約を識別するための予約番号を入手す
る。
【0005】そして、所定の発券所に出向き、予約番号
を告げ、予約内容を確認してから、支払を行って、該当
するチケットを入手する。あるいは、発券所において、
予約番号により予約内容を確認してから、所定の書式に
よる申し込み用紙等に、予約番号及び予約内容等を記入
し、支払を行って、チケットを入手する。発券所は、多
くの場合、先に述べた発行元とほぼ共通であるが、予約
の受け付けのみを行い発券を行わない窓口や、発券のみ
を行い予約を受け付けない窓口も存在する。発券所にお
ける、支払は、通常の場合、現金又はクレジットカード
等により行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】チケットの予約購入に
は、このような煩雑な手続が必要である。このような煩
雑な手続を回避するために、チケットの発行元の窓口に
直接出向いて、チケットを入手することも可能である。
ところが、わざわざ出向いても、所望のチケットを入手
できないことも少なくない。
【0007】また、チケットの発行元においても、予
約、発券等の電話及び窓口による受け付け処理のための
適切な人員を配置するために、人材を確保しなければな
らないという問題もあった。
【0008】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、利用者が簡易で且つ確実な手続操作で容易に
チケットを入手することができるチケット予約及び発券
システムを提供することを目的とする。また、この発明
は、利用者及び発行者の負担が小さいチケット予約及び
発券システムを提供することを目的とする。さらに、こ
の発明は、これらのシステムを形成するためのプログラ
ムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点によるチケット予約システム
は、利用者の操作に応じて情報を入力するための入力手
段と、記録媒体カードの書き込みを行うための媒体処理
手段と、前記入力手段より入力された情報に基づき、チ
ケット発行元にアクセスして、所望のチケットの予約を
行い且つ前記チケット発行元から与えられる予約情報を
受信する予約処理手段と、前記予約処理手段で得られる
前記予約情報を前記媒体処理手段により記録媒体カード
に記録する予約書込手段と、を具備する。
【0010】前記記録媒体カードは、例えば、記録媒体
としてメモリチップを内蔵するICカード、或いは記録
媒体として光記録部を含む光ICカードである。
【0011】この発明の第2の観点によるチケット発券
システムは、利用者の操作に応じて情報を入力するため
の入力手段と、記録媒体カードの読み出しを行うための
媒体処理手段と、チケットの予約情報が記録された記録
媒体カードから前記媒体処理手段により前記予約情報を
読み取る予約読取手段と、前記予約読取手段により読み
取られた前記予約情報に基づき、前記予約情報に対応す
るチケット発行元に対して、電子的にチケット代金の支
払処理を行うと共に、チケット発行元にアクセスし、前
記予約情報に対応するチケットの発券処理を行う発券処
理手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】この発明の第3の観点によるチケット発券
システムは、利用者の操作に応じて情報を入力するため
の入力手段と、記録媒体カードの読み出し及び書き込み
を行うための媒体処理手段と、前記入力手段より入力さ
れた情報に基づき、チケット発行元にアクセスして、所
望のチケットの予約を行い且つ前記チケット発行元から
与えられる予約情報を受信する予約処理手段と、前記予
約処理手段で得られる前記予約情報を前記媒体処理手段
により記録媒体カードに記録するとともに、前記予約情
報が記録された記録媒体カードから前記媒体処理手段に
より該予約情報を読み込む予約入出力手段と、前記予約
入出力手段により読み取られた前記予約情報に基づき、
前記予約情報に対応するチケット発行元に対して、所要
のチケット代金の支払処理を行う支払処理手段と、前記
支払処理手段による支払処理に応答して、チケット発行
元にアクセスし、前記予約情報に対応するチケットの発
券処理を行う発券処理手段と、を具備することを特徴と
する。
【0013】前記発券処理手段は、チケットの予約情報
が記録された記録媒体カードにチケット情報を記録する
電子発券手段を含んでいてもよい。前記発券処理手段
は、チケットをプリントアウトするチケットプリント手
段を含んでいてもよい。
【0014】前記記録媒体カードは、記録媒体としてメ
モリチップを内蔵するICカードであってもよい。ま
た、前記記録媒体カードは、記録媒体として光記録部を
含む光ICカードであってもよい。前記記録媒体カード
は、金融機関の取引カード機能を含み、且つ前記発券処
理手段は、該記録媒体カードに基づいて支払処理を行う
ようにしてもよい。前記記録媒体カードは、電子マネー
情報の保持機能を含み、且つ前記発券処理手段は、該電
子マネー情報に基づいて電子マネーによる支払処理を行
うようにしてもよい。
【0015】この発明の第4の観点によるチケット発券
システムは、利用者の操作に応じて情報を入力するため
の入力手段と、記録媒体カードの読み出し及び書き込み
を行うための媒体処理手段と、前記入力手段より入力さ
れた情報に基づき、チケット発行元にアクセスして、所
望のチケットの発行を要求するチケット発行要求手段
と、チケット発行要求に応答して前記チケット発行元か
ら送信されてくる電子的形態のチケットに相当するチケ
ット情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受
信されたチケット情報を、光ICカードの光記憶部に格
納する格納手段と、を具備することを特徴とする。
【0016】前記光記憶部は、書き換え不可能な追記型
の光記憶部から構成され、前記光ICカードは、前記光
記憶部をアクセスするための情報の少なくとも一部を記
憶したICチップを備え、前記格納手段は、前記ICチ
ップに格納された情報に基づいて、前記光記憶部に前記
チケット情報を書き込む、ようにしてもよい。
【0017】前記チケット発行元に対して、チケット代
金の支払処理を行う支払処理手段をさらに備え、前記記
録媒体カードは金融機関の取引カード機能を含み且つ前
記発券処理手段は該記録媒体カードに基づいて支払処理
を行う、又は、前記記録媒体カードは電子マネー情報の
保持機能を含み且つ前記発券処理手段は該電子マネー情
報に基づいて電子マネーによる支払処理を行う、又は、
前記記録媒体カードはクレジットカード情報の保持機能
を含み且つ前記発券処理手段は該クレジットカード情報
に基づいてクレジットカードによる支払処理を行う、こ
とを特徴とする。
【0018】この発明の第1の観点に係るチケット予約
システムによれば、利用者は、予め用意した記録媒体カ
ードを端末にセットし、希望するチケット条件を入力す
るだけで、容易に且つ迅速に所望のチケットの予約登録
を行うことができる。しかも、チケット発行元から与え
られる予約情報は、そのまま記録媒体カードに書き込ま
れるので、わざわざメモしたり暗記したりする必要もな
い。
【0019】この発明の第2の観点に係るチケット発券
システムによれば、このシステムでは、利用者は、予め
チケット予約情報を登録した記録媒体カードを、端末に
セットし、希望する支払方法を選定し、所要の支払操作
を行うだけで、容易に且つ迅速に所望のチケットを得る
ことができる。
【0020】この発明の第3の観点に係るチケット発券
システムによれば、利用者は、予め用意した記録媒体カ
ードを端末にセットし、希望するチケット条件を入力す
るだけで、容易に且つ迅速に所望のチケットの予約登録
を行うことができる。しかも、チケット発行元から与え
られる予約情報は、そのまま記録媒体カードに書き込ま
れるので、わざわざメモしたり暗記したりする必要もな
い。さらに、利用者は、予めチケット予約情報を登録し
た記録媒体カードを、端末にセットし、希望する支払方
法を選定し、所要の支払操作を行うだけで、容易に且つ
迅速に所望のチケットを得ることができる。しかも、こ
のような手続を共通の端末により行うことができる。
【0021】この発明の第4の観点に係るチケット発券
システムによれば、この発明によれば、チケット発行元
にアクセスして、チケットとしての価値を有するチケッ
ト情報を受信し、光ICカードの光記憶部に格納するこ
とができる。この光記憶部を内容を参照することによ
り、チケットの内容を確認することができる。前記光記
憶部を書き換え不可能な追記型の光記憶部から構成すれ
ば、情報の改造、不正使用などを防止することができ
る。また、ICチップに、前記光記憶部をアクセスする
ための情報の少なくとも一部を記憶させることにより、
権限のない者が光記憶部に直接アクセスすることを防止
し、しかも、ICチップと正当に交信が可能な者は光記
憶部にもアクセスすることができる。
【0022】コンピュータにこれらの機能を実現させる
ためのプログラムを媒体に格納して配布し、このプログ
ラムをコンピュータにインストールし、該プログラムを
OS上などで実行することにより、上述の各システムを
実現してもよい。
【0023】即ち、この発明の第5の観点に係るコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、利
用者の操作に応じて情報を入力するための入力手段、記
録媒体カードにデータを書き込むための媒体処理手段、
前記入力手段より入力された情報に基づき、チケット発
行元にアクセスして、所望のチケットの予約を行い且つ
前記チケット発行元から与えられる予約情報を受信する
予約処理手段、前記予約処理手段で得られる前記予約情
報を前記媒体処理手段により記録媒体カードに記録する
予約書込手段、として機能させるためのプログラムが記
録されている。
【0024】即ち、この発明の第6の観点に係るコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、利
用者の操作に応じて情報を入力するための入力手段、記
録媒体カードの読み出しを行うための媒体処理手段、チ
ケットの予約情報が記録された記録媒体カードから前記
媒体処理手段により前記予約情報を読み取る予約読取手
段、前記予約読取手段により読み取られた前記予約情報
に基づき、前記予約情報に対応するチケット発行元に対
して、電子的にチケット代金の支払処理を行うと共に、
チケット発行元にアクセスし、前記予約情報に対応する
チケットの発券処理を行う発券処理手段と、として機能
させるためのプログラムが記録されている。
【0025】即ち、この発明の第7の観点に係るコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体は、ICカードリーダ・
ライタを備えるコンピュータを、利用者の操作に応じて
情報を入力するための入力手段、ICカードの読み出し
及び書き込みを行うための媒体処理手段、前記入力手段
より入力された情報に基づき、チケット発行元にアクセ
スして、所望のチケットの発行を要求するチケット発行
要求手段、前記チケット発行元から前記チケット発行要
求に応答して送信されてくる電子的形態のチケットに相
当するチケット情報を受信する受信手段、前記受信手段
により受信されたチケット情報を、記録媒体としてメモ
リチップと光ICカードの光記憶部に格納する格納手
段、として機能させるためのプログラムが記録されてい
る。
【0026】なお、記録媒体は、例えば、CD−RO
M、フロッピーディスク、光磁気ディスク、着脱可能な
ハードディスク、EEPROM、フラッシュメモリ、コ
ンピュータに固定された主メモリ等を含む。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1及び図2を参照して、この
発明の第1の実施の形態に係るチケット予約システムを
説明する。図1は、この発明の第1の実施の形態に係る
チケット予約システムの構成を模式的に示している。
【0028】図1に示すチケット予約システムは、主と
して端末装置1により構成されており、該端末装置1
は、通信ネットワーク、電話公衆回線等の通信回線を介
して発行元センタ2に結合される。発行元センタ2は、
鉄道会社、航空会社、映画館、興行会社、旅行業者、又
はプレイガイド等のチケット発行元の予約の窓口となる
コンピュータセンタである。この場合、予約情報は、光
IC(集積回路)カードCDに書き込まれる。光ICカ
ードCDは、プロセッサチップ及びプログラム等の記憶
部を含むIC部CD1、及び1回のみ書込可能な、いわ
ゆる追記型の不揮発性記憶部である光記憶部CD2を有
している。
【0029】端末装置1は、入力操作部11、表示部1
2、予約処理部13、予約書込部14及びカード処理部
15を具備している。入力操作部11は、キーボード又
はタッチパネル等を含み、チケット入手希望者、すなわ
ち利用者が、チケットの予約に必要な情報を入力するた
めに用いられる。
【0030】表示部12は、CRT(陰極線管)ディス
プレイ又は液晶表示パネル等を含み、システムからユー
ザに対して提示される情報及び入力操作部11による入
力情報の少なくともいずれかを表示して、入力操作部1
1による対話的操作入力を可能とする。なお、入力操作
部11を透明タッチパネルにより構成し、表示部12の
表示画面上に重ね合わせて設けて、表示画面上の所要箇
所を押圧することにより、適切で且つ簡易な情報入力を
可能とするようにしてもよい。
【0031】予約処理部13は、例えば、キャプテンシ
ステム(CAPTAIN:Character And Pattern Tele
phone Access Information Network System)を介して
発行元センタ2に接続されており、入力操作部11によ
る入力情報に基づいて、チケットの発行元センタ2にア
クセスし、入力操作部11及び表示部12と連携してチ
ケットの予約処理を行う。この予約処理部13は、予約
処理に際し、発行元センタ2に所要の情報を送信し、チ
ケットの予約登録を行うとともに、予約成立によって発
行元センタ2から送信される予約番号等の予約情報を受
信する。
【0032】予約書込部14は、予約処理部13が予約
登録の結果として発行元センタ2から受信した予約情報
を、光ICカードCDに書き込むためにカード処理部1
5に与える。カード処理部15は、予約書込部14から
与えられた予約情報を光ICカードCDの光記憶部CD
2に書き込む。
【0033】なお、このようなチケット予約システムの
端末装置1は、通常の利用者の最寄りの場所に設置して
おく。また、通常のパーソナルコンピュータ等に後述の
機能を持たせて各個人の部屋或いは企業等に配置しても
よい。該端末装置1の設置場所としては、金融機関の発
行するキャッシュカードによる現金引出用の現金自動支
払機(Cash Dispenser)のような取引端末等と同様に、
例えば、事業所(企業等)、金融機関(銀行等)の店
舗、コンビニエンスストアの店舗、スーパーマーケット
の店舗、デパートの店舗、商店街、鉄道の駅、空港等の
内部及びその近傍等が考えられる。
【0034】次に、図1に示したチケット予約システム
による予約手続及びそれに関連する各部の動作を図2に
示すフローチャートを参照して説明する。利用者は、チ
ケット予約に使用することができる記録媒体カードであ
る光ICカードCDを予め入手しておく。
【0035】まず、予約手続に際して、利用者は、端末
装置1に光ICカードCDをセットする(ステップS1
1)。そして、利用者は、表示部12の表示を見ながら
入力操作部11のキーボード等を対話的に操作して、希
望するチケットの種類、内容等のようなチケット条件情
報を入力する(ステップS12)。
【0036】予約処理部13は、発行元センタ2にアク
セスして(ステップS13)、該発行元センタ2から該
当するチケットの予約状況の情報を取り出し、必要に応
じて表示部12に予約状況を表示する(ステップS1
4)。利用者は、表示部12に表示されたチケットの予
約状況を確認して、予約条件を変更するか否かを入力
し、予約処理部13がその予約条件の変更の有無を判別
する(ステップS15)。予約状況の変更は、例えば、
所望するチケットが売り切れている場合、所望するチケ
ットの残りが少なく、所望の予約条件を満たすチケット
の入手が困難である場合などに行う。予約条件を変更す
る際には、予約処理部13は、ステップS12に戻り、
チケット条件を変更、すなわち再設定して、上述のステ
ップS12〜S15の処理を繰り返す。
【0037】ステップS15にて、予約条件の変更を行
わないと判定された場合、予約処理部13は、入力操作
部11を介しての利用者の選択に応じた内容のチケット
について、発行元センタ2に対する予約登録を行う(ス
テップS16)。この予約登録のため、予約処理部13
は、自己を特定するための情報、例えば、光ICカード
CDに登録されているID、予約要求番号等と共に予約
対象のチケットを特定する情報を送信する。
【0038】発行元センタ2は、受信した情報から、要
求者の正当性を判別し、正当であると判別した場合に
は、予約内容を判別し、予約が可能か否かを判別する。
予約が可能であれば、予約を成立させ、予約したチケッ
トの内容を特定するための情報、発行元、発行日時、予
約番号等を含む予約情報を送信する。この予約情報に、
例えば、発行元センタ2が受信した情報を全て暗号・圧
縮化した情報を含ませる等により、予約情報の信頼性及
び追跡性を高めることができる。予約処理部13は、発
行元センタ2からの予約情報を受信する(ステップS1
7)。
【0039】予約処理部13は、受信情報の正当性を判
別する。例えば、予約情報に、予約処理部が送信したデ
ータ等が暗号化及び圧縮化して含まれているので、これ
らの内容を確認することにより、その正当性を判別する
ことができる。
【0040】ステップS17において予約処理部13で
受信された予約情報は、予約書込部14に与えられる。
予約書込部14は、カード処理部15を介して光ICカ
ードCDの追記型の不揮発性光記憶部CD2に、予約情
報を書き込んで(ステップS18)、チケットの予約処
理を終了する。
【0041】なお、光ICカードCDの不揮発性光記憶
部CD2に格納されるデータは、スクランブルされてお
り、スクランブル情報及びアドレス情報等の、不揮発性
光記憶部CD2をアクセスするためのアクセス情報はI
C部CD1に格納されている。このため、予約書込部1
4は、カード処理部15を介して、ICチップCD1か
らこのアクセス情報を読み出し、このアクセス情報に基
づいて、追記型の不揮発性光記憶部CD2に予約情報を
書き込んで(ステップS18)、チケットの予約処理を
終了する。
【0042】したがって、利用者は、予め用意したチケ
ット予約用の光ICカードCDを端末装置1にセット
し、希望するチケット条件を該端末装置1の入力操作部
11によって入力するだけで、容易に且つ迅速に所望の
チケットの予約登録を行うことができる。しかも、発行
元センタ2から与えられる予約情報は、そのまま光IC
カードCDの不揮発性光記憶部CD2に追記記録される
ので、わざわざメモしたり暗記したりする必要もない。
【0043】次に、このようにして光ICカードCDに
記録された予約情報に基づいて、チケットを発券するチ
ケット発券システムを、図3及び図4を参照して説明す
る。このチケット発券システムは、この図3に示すよう
に、主として端末装置3により構成されている。端末装
置3は、端末装置1と同様に、各個人の自宅、事業所、
金融機関の店舗、コンビニエンスストアの店舗、スーパ
ーマーケットの店舗、デパートの店舗、商店街、鉄道の
駅、空港等の内部及びその近傍等に設置される。該端末
装置3は、通信ネットワーク、電話公衆回線等の通信回
線を介して金融システム4に結合される。金融システム
4は、銀行等の金融機関のオンラインシステムであり、
少なくとも、利用者の口座である利用者口座41からチ
ケットの発行元の発行元口座42ヘのオンラインでの振
替処理が可能である。
【0044】また、端末装置3は、通信ネットワーク、
電話公衆回線等の通信回線を介して発行元センタ5に結
合される。発行元センタ5は、鉄道会社、航空会社、映
画館、興行会社、旅行業者、又はプレイガイド等のチケ
ット発行元の発券の窓口となるコンピュータセンタであ
る。この発行元センタ5は、図1における発行元センタ
2とほぼ同様であるが、発行元センタ2はチケットの予
約のためのセンタであったのに対し、発行元センタ5は
チケットの発行のためのセンタであり、予約のためのセ
ンタと共通の場合もあるし、予約のためのセンタとは別
個に設けられている場合もある。
【0045】前述のように、予約番号、金額、発行元の
口座番号等を含む予約情報は、光IC(集積回路)カー
ドCDに予め書き込まれている。端末装置3は、入力操
作部31、表示部32、支払処理部33、予約読取部3
4、カード処理部35、発券処理部36及びチケットプ
リンタ37を具備している。
【0046】入力操作部31、表示部32及びカード処
理部35は、図1に示した入力操作部11、表示部12
及びカード処理部15とほぼ同様であり、共通のハード
ウェアを使用することができる。すなわち、入力操作部
31は、キーボード又はタッチパネル等を含み、チケッ
ト入手希望者、すなわち利用者が、チケットの代金の支
払い及び発券に必要な情報を入力するために用いられ
る。
【0047】表示部32は、CRTディスプレイ又は液
晶表示パネル等を含み、システムからユーザに対して提
示される情報及び入力操作部31による入力情報の少な
くともいずれかを表示して、入力操作部31による対話
的操作入力を可能とする。なお、入力操作部31を透明
タッチパネルにより構成し、表示部32の表示画面上に
重ね合わせて設けて、表示画面上の所要箇所を押圧する
ことにより、適切で且つ簡易な情報入力を可能とするよ
うにしてもよい。
【0048】カード処理部35は、予約情報が書き込ま
れた光ICカードCDの記憶情報の書き込み及び読み出
しを行う。なお、前述のように、光ICカードCDの不
揮発性光記憶部CD2に格納されるデータは、スクラン
ブルされており、スクランブル情報及び不揮発性光記憶
部CD2をアクセスするためのアクセス情報はIC部C
D1に格納されている。このため、カード処理部35
は、ICチップCD1からこのアクセス情報を読み出
し、このアクセス情報に基づいて、追記型の不揮発性光
記憶部CD2に予約情報を書き込んで(ステップS1
8)、チケットの予約処理を終了する。
【0049】予約読取部34は、カード処理部35を介
して光ICカードCDから予約情報及び金融システム4
の利用者口座のアクセスに必要な情報を読み出す。支払
処理部33は、ネットワーク、例えば、キャプテンシス
テム(CAPTAIN:Character And Pattern Teleph
one Access Information Network System)、インタネ
ットを介して金融システム4に接続されている。支払処
理部33は、入力操作部31による入力情報及び光IC
カードCDから得られる情報に基づいて、金融システム
4にアクセスし、入力操作部31及び表示部32と連携
して、チケットの代金の支払処理を行う。なお、この支
払処理部33は、チケット予約に用いた光ICカードC
D以外のキャッシュカード又は通帳による口座振替機能
及び金融機関の自動取引装置(Automatic Teller Machi
ne〜ATM)等とほぼ同様の現金の直接入金機能をも備
えているものとし、そのためのキャッシュカード及び通
帳処理部、現金判別部、現金格納部及び釣り銭返却部等
(図示していない)を有する。
【0050】支払処理部33は、支払処理に際し、金融
システム4に所要の情報を送信し、利用者口座41から
発行元口座42ヘの振替処理又は発行元口座42への振
込処理を行ってチケット代金の支払いを行う。即ち、支
払い処理部33は、金融システム4に、光ICカードC
Dから読み出した予約情報に含まれているチケット発行
元の口座番号等のチケット発行元の口座42にアクセス
するための発行元アクセス情報やチケット代金を示すデ
ータ等と、光ICカードCDに予め登録されている利用
者の口座情報、暗証番号等を送信する。金融システム4
は、受信したデータに含まれている暗証番号等から、振
り替え要求の正当性を確認した後、利用者の口座41か
らチケット代金を引き落とし、発行元の口座42にチケ
ット代金を振り込む。このとき、金融システム4の利用
者口座41へのアクセスに必要な暗証番号の入力等、通
常のキャッシュカードの場合と同様な手続も、この端末
装置3により入力操作部31等を介して行われる。ま
た、金融システム4により、発行元口座への振込処理が
行われた際に、振込が行われたことの認証のための振替
番号等の振込情報が支払処理部33から発券処理部36
に通知される。
【0051】発券処理部36は、例えば、キャプテンシ
ステム(CAPTAIN:Character And Pattern Tele
phone Access Information Network System)を介して
発行元センタ5に接続されている。発券処理部36は、
支払処理部33による支払の完了に応答して、発行元セ
ンタ5にアクセスし、支払の完了を認証のための振替番
号等と共に通知し、チケットの発券のための情報を発行
元センタ5から受信して、チケットプリンタ37に与え
る。チケットプリンタ37は、発券処理部36から得た
情報に基づいて、チケットTKをプリントアウトして発
券する。
【0052】チケット発券システムの端末装置3も、チ
ケット予約システムの端末装置1と同様に、通常の利用
者の最寄りの場所に設置しておく。したがって、端末装
置3の設置場所としては、金融機関の発行するキャッシ
ュカードによる現金引出用の現金自動支払機のような取
引端末等と同様に、例えば、事業所、金融機関の店舗、
コンビニエンスストアの店舗、スーパーマーケットの店
舗、デパートの店舗、商店街、鉄道の駅、空港等の内部
及びその近傍等が考えられる。また、通常のパーソナル
コンピュータ等に端末装置3の機能を持たせて各個人の
部屋或いは企業等に配置してもよい。端末装置1と3を
同一の筐体内に配置し、1つの装置としてもよい。
【0053】次に、図3に示したチケット発券システム
による発券手続及びそれに関連する各部の動作を図4に
示すフローチャートを参照して説明する。利用者は、図
1に示したようなチケット予約システムによって、予約
情報が予め書き込まれた記録媒体カードである光ICカ
ードCDを用いて発券手続を行う。発券手続に際して、
まず、利用者は、端末装置3に光ICカードCDをセッ
トする(ステップS21)。光ICカードCDがセット
されると、予約読取部34がカード処理部35を介し
て、光ICカードCDから予約情報を読み取り、支払処
理部33に転送する(ステップS22)。
【0054】そして、利用者は、表示部32の表示を見
ながら入力操作部31のキーボード等を対話的に操作し
て、希望する支払方法の選定を行う(ステップS2
3)。このステップS23における支払方法の選定は、
支払処理部33の制御のもとで、入力操作部31及び表
示部32を介して行われる。該支払方法の選定には、口
座振替か現金支払いかの支払方法の指定、支払のために
使用する利用者口座の指定などが含まれる。
【0055】ステップS23で支払方法が選定される
と、支払処理部33は、金融機関の金融システム4にア
クセスする(ステップS24)。アクセス先の金融機関
は、支払方法が口座振替である場合は、支払方法におい
て指定された利用者口座41及びチケット発行元の発行
元口座42であり、支払方法が現金支払いである場合
は、チケット発行元の発行元口座42である。
【0056】発行元口座42の口座番号及びチケット代
金金額は、予め予約情報に含まれているものとする。こ
の発行元口座42の口座番号は、予約情報に直接含めず
に、予約情報には、チケットの種類、発行元等の情報を
含ませておき、支払処理に際し、支払処理部33から発
行元センタ5をアクセスして、チケットの種類、発行元
等の情報に該当する発行元口座42の口座番号を入手す
るようにしてもよい。また、口座振替の場合の利用者口
座41の口座番号は、光ICカードCDに予め記憶され
ている。口座振替に、他のキャッシュカードを用いる場
合には、当該キャッシュカードに予め記憶されている。
【0057】支払処理部33は、金融システム4を操作
して支払処理を行う(ステップS25)。ステップS2
5の支払処理においては、支払方法が口座振替である場
合は、金融システム4により、利用者口座41から発行
元口座42へ所要の代金の振替を行う。また、支払処理
において、支払方法が現金支払いである場合には、端末
装置3に直接現金で入金された代金を発行元口座42に
振り込む。
【0058】次に、支払処理部33は、支払処理の結
果、支払が完了したか否かを判定し(ステップS2
6)、支払処理が完了した場合には、所要の情報を発券
処理部36に与える。一方、例えば、残高不足等に起因
して、指定された利用者口座41を利用することができ
ず、支払処理が完了していない場合は、ステップS23
に戻り、改めて支払方法を選定して、再度、ステップS
23〜ステップS26の支払処理を行う。
【0059】発券処理部36は、支払処理の完了を確認
して、発行元センタ5にアクセスして(ステップS2
7)、発行元センタ5との連携のもとに、発行元センタ
5に登録された予約を発券済みに登録変更するなどの発
行元センタ5に対する該当するチケットの発券処理を行
う(ステップS28)。
【0060】具体的に説明すると、発券処理部36は、
自己を特定するための情報、例えば、光ICカードCD
に登録されているID、支払済を証明するデータ、予約
番号等を発行元センタ5に送信する。
【0061】発行元センタ5は、受信した情報から、送
信元の正当性を判別し、正当であると判別した場合に
は、予約内容を判別し、予約内容に対応するチケットと
しての価値を有するチケット情報を発行する。このチケ
ット情報は、チケットの内容を特定するための情報、発
行元、発行日時、発行番号、支払いに関する情報を含
む。さらに、このチケット情報に、受信した予約情報を
含ませることにより、チケット情報の信頼性及び追跡性
を高めることができる。発券処理部36は、発行元セン
タ5からのチケット情報を受信する。
【0062】発券処理部36は、受信内容からその正当
性を判別する。正当であると判別すると、受信内容に基
づいて、チケットプリンタ37により、チケットTKを
プリントアウトする(ステップS29)。
【0063】したがって、利用者は、予めチケット予約
情報を登録した光ICカードCDを端末装置3にセット
し、希望する支払方法を該端末装置3の入力操作部31
によって入力し、支払方法を選定して、所要の支払操作
を行うだけで、容易に且つ迅速に所望のチケットを、端
末装置3のチケットプリンタ37からプリント出力させ
ることができる。しかも、発行元センタ5から与えられ
る予約情報は、そのまま光ICカードCDの不揮発性光
記憶部CD2に追記記録されるので、わざわざメモした
り暗記したりする必要もない。
【0064】図5及び図6を参照して、この発明の第2
の実施の形態に係るチケット発券システムを説明する。
図5は、この発明の第2の実施の形態に係るチケット発
券システムの構成を模式的に示している。図5に示すチ
ケット発券システムは、図3に示したチケット発券シス
テムとほぼ同様のチケット発券システムであり、図1の
チケット予約システムで行ったチケットの予約に基づき
チケットを発券するシステムである。
【0065】図5に示すチケット発券システムは、主と
して端末装置3Aにより構成されており、該端末装置3
Aは、図3の端末装置3とおおむね同様に、通信ネット
ワーク、電話公衆回線等の通信回線を介して金融システ
ム4に結合される。また、端末装置3Aは、通信ネット
ワーク、電話公衆回線等の通信回線を介して発行元セン
タ5に結合される。
【0066】この場合も、予約番号、金額、発行元の口
座番号等を含む予約情報は、光IC(集積回路)カード
CDに予め書き込まれている。光ICカードCDは、プ
ロセッサチップ及びプログラム等の記憶部を含むIC部
CD1、及び1回のみ書込可能な、いわゆる追記型の不
揮発性記憶部である光記憶部CD2を有しており、この
場合金融機関のキャッシュカードとしての機能も有して
いる。
【0067】この図5のシステムは、チケットを紙にプ
リントして発券するのではなく、光ICカードCDの光
記憶部CD2にチケット情報を書き込むことにより、該
光ICカードCDをいわば電子チケットとして利用しよ
うとするものである。端末装置3Aは、図3の端末装置
3と同様の入力操作部31、表示部32、支払処理部3
3及び予約読取部34を具備し、さらに図3の端末装置
3のカード処理部35及び発券処理部36とは若干異な
るカード処理部35A及び発券処理部36Aを具備して
いる。この端末装置3Aは、図3の端末装置3のチケッ
トプリンタ37に相当する構成は有していない。
【0068】入力操作部31、表示部32、支払処理部
33及び予約読取部34は、図3の入力操作部31、表
示部32、支払処理部33及び予約読取部34と実質的
に同様である。
【0069】カード処理部35Aは、予約情報及びチケ
ット情報が書き込まれる光ICカードCDの記憶情報の
書き込み及び読み出しを行う。この場合、予約読取部3
4は、カード処理部35Aを介して光ICカードCDか
ら予約情報及び金融システム4の利用者口座のアクセス
に必要な情報を読み出すことになる。なお、光ICカー
ドCDの不揮発性光記憶部CD2に格納されるデータ
は、スクランブルされており、スクランブル情報及びア
ドレス情報等の不揮発性光記憶部CD2をアクセスする
ためのアクセス情報はIC部CD1に格納されている。
このため、カード処理部35Aは、ICチップCD1か
らこのアクセス情報を読み出し、このアクセス情報に基
づいて、追記型の不揮発性光記憶部CD2をアクセスす
る。
【0070】発券処理部36Aは、支払処理部33によ
る支払の完了に応答して、発行元センタ5にアクセス
し、支払の完了を認証のための振替番号等と共に通知
し、チケットの発券のための情報を発行元センタ5から
受信して、カード処理部35Aに与える。カード処理部
35Aは、発券処理部36Aから得た情報に基づいて、
チケットとしての価値を有するチケット情報を光ICカ
ードCDの光記憶部CD2に書き込むことにより、電子
的な発券を行う。
【0071】次に、図5に示したチケット発券システム
による発券手続及びそれに関連する各部の動作を図6に
示すフローチャートを参照して説明する。図6に示すフ
ローチャートは、図4のフローチャートのステップS2
9に代えてステップS29Aとなっている点において相
違し、他は同様である。
【0072】すなわち、利用者は、端末装置3Aに光I
CカードCDをセットする(ステップS21)。光IC
カードCDがセットされると、予約読取部34がカード
処理部35Aを介して、光ICカードCDから予約情報
を読み取り、支払処理部33に転送する(ステップS2
2)。
【0073】そして、利用者は、表示部32の表示を見
ながら入力操作部31のキーボード等を対話的に操作し
て、希望する支払方法の選定を行う(ステップS2
3)。ステップS23で支払方法が選定されると、支払
処理部33は、金融機関の金融システム4にアクセスす
る(ステップS24)。
【0074】支払処理部33は、金融システム4を操作
して支払処理を行う(ステップS25)。ステップS2
5の支払処理においては、支払方法が口座振替である場
合は、金融システム4により、利用者口座41から発行
元口座42へ所要の代金の振替を行う。また、支払処理
において、支払方法が現金支払いである場合には、端末
装置3Aに直接現金で入金された代金を発行元口座42
に振り込む。
【0075】次に、支払処理部33は、支払処理の結
果、支払が完了したか否かを判定し(ステップS2
6)、支払処理が完了した場合には、所要の情報を発券
処理部36Aに与える。支払処理が完了していない場合
は、ステップS23に戻り、改めて支払方法を選定し
て、再度、ステップS23〜ステップS26の支払処理
を行う。
【0076】発券処理部36Aは、支払処理の完了を確
認して、発行元センタ5にアクセスして(ステップS2
7)、発行元センタ5との連携のもとに、発行元センタ
5に登録された予約を発券済みに登録変更するなどのよ
うな、該当するチケットの発券処理を行う(ステップS
28)。ステップS28の発券処理の結果、発券処理部
36Aは、チケットの発券情報を得てカード処理部35
Aを介してチケット情報を光ICカードCDの光記憶部
CD2に電子的情報として書き込む(ステップS29
A)。
【0077】したがって、利用者は、予めチケット予約
情報を登録した光ICカードCDを端末装置3Aにセッ
トし、希望する支払方法を該端末装置3Aの入力操作部
31によって入力し、支払方法を選定して、所要の支払
操作を行うだけで、容易に且つ迅速に光ICカードCD
の光記憶部CD2にチケット情報を書き込んで、光IC
カードCDを所望の電子チケットとすることができる。
しかも、発行元センタ5から与えられる予約情報は、そ
のまま光ICカードCDの光記憶部CD2に追記記録さ
れるので、わざわざメモしたり暗記したりする必要もな
い。
【0078】チケット情報が、書き換えできない光記憶
部CD2に記憶されているので、チケット情報の改変等
を防止することができる。また、チケット情報が予約情
報を含んでいるので、履歴をたどることが可能になり、
その信頼性を向上することができる。さらに、光記憶部
CD2に記憶されたデータ自体がスクランブルされてい
るので、第三者が光記憶部CD2の内容を読みとること
も困難である。
【0079】このような、光ICカードCDによる電子
チケットの場合には、当該電子チケットを使用するコン
サート等のイベント会場、鉄道駅、空港等に電子チケッ
トの読み取り及び確認のための端末装置を設置しておく
ことになる。この端末装置は、光ICカードCDのIC
チップ部CD1との間で暗号化された通信を行い、ここ
に格納されているアクセス情報を読み出す。このアクセ
ス情報に基づいて、光記憶部CD2に格納されているチ
ケット情報を読み出し、デコードして、表示部等に表示
する。この際、発行元センタ7にアクセスし、発行元セ
ンタ7に登録されている情報(チケット情報及び予約情
報)を読み出し、光記憶部CD2から読み出したチケッ
ト情報と比較し、内容が一致することを確認してもよ
い。イベントの担当者は、この端末装置の表示からチケ
ットの内容を判別する。
【0080】図7を参照して、この発明の第3の実施の
形態に係るチケット発券システムを説明する。図7は、
この発明の第3の実施の形態に係るチケット発券システ
ムの構成を模式的に示している。図7に示すチケット発
券システムは、図1に示したチケット予約システムの端
末装置1と、図5に示したチケット発券システムの端末
装置3Aとを一体化して端末装置6としたチケット発券
システムである。
【0081】図7に示すチケット発券システムは、主と
して端末装置6により構成されている。端末装置6は、
端末装置1と同様に、各個人の自宅、事業所、金融機関
の店舗、コンビニエンスストアの店舗、スーパーマーケ
ットの店舗、デパートの店舗、商店街、鉄道の駅、空港
等の内部等に設置される。端末装置6は、入力操作部6
1、表示部62、予約処理部63、予約入出力部64、
支払処理部65、発券処理部66及びカード処理部67
を具備している。入力操作部61は、キーボード又はタ
ッチパネル等を含み、チケット入手希望者、すなわち利
用者が、チケットの予約、代金の支払い及び発券に必要
な情報を入力するために用いられる。
【0082】表示部62は、CRTディスプレイ又は液
晶表示パネル等を含み、システムからユーザに対して提
示される情報及び入力操作部61による入力情報の少な
くともいずれかを表示して、入力操作部61による対話
的操作入力を可能とする。なお、入力操作部61を透明
タッチパネルにより構成し、表示部62の表示画面上に
重ね合わせて設けて、表示画面上の所要箇所を押圧する
ことにより、適切で且つ簡易な情報入力を可能とするよ
うにしてもよい。
【0083】予約処理部63は、入力操作部61による
入力情報に基づいて、チケットの発行元センタ7にアク
セスし、入力操作部61及び表示部62と連携してチケ
ットの予約処理を行う。この予約処理部63は、予約処
理に際し、発行元センタ7に所要の情報を送信し、チケ
ットの予約登録を行うとともに、予約成立によって発行
元センタ7から送信される予約番号等の予約情報を受信
する。
【0084】カード処理部67は、予約情報及び電子チ
ケット情報が書き込まれる光ICカードCDの記憶情報
の書き込み及び読み出しを行う。予約入出力部64は、
予約処理部63が予約登録の結果として発行元センタ7
から受信した予約情報を、光ICカードCDに書き込む
ためにカード処理部67に与える。また、予約入出力部
64は、カード処理部67を介して光ICカードCDか
ら予約情報及び金融システム4の利用者口座のアクセス
に必要な情報を読み出す。
【0085】支払処理部65は、入力操作部61による
入力情報及び光ICカードCDから得られる情報に基づ
いて、金融システム4にアクセスし、入力操作部61及
び表示部62と連携して、チケットの代金の支払処理を
行う。なお、この支払処理部65は、チケット予約に用
いた光ICカードCD以外のキャッシュカード又は通帳
による口座振替機能及び金融機関の自動取引装置等とほ
ぼ同様の現金の直接入金機能をも備えているものとし、
そのためのキャッシュカード及び通帳処理部、現金判別
部、現金格納部及び釣り銭返却部等を有する。
【0086】この支払処理部65は、支払処理に際し、
金融システム4に所要の情報を送信し、利用者口座41
から発行元口座42ヘの振替処理又は発行元口座42へ
の振込処理を行ってチケット代金の支払いを行う。この
とき、金融システム4の利用者口座41へのアクセスに
必要な暗証番号の入力等、通常のキャッシュカードの場
合と同様な手続も、この端末装置6により入力操作部6
1等を介して行われる。また、金融システム4により、
発行元口座42への振込処理が行われた際に、振込が行
われたことの認証のための振替番号等の振込情報が支払
処理部65に通知される。
【0087】発券処理部66は、支払処理部63による
支払の完了に応答して、発行元センタ7にアクセスし、
支払の完了を、認証のための振替番号等と共に通知し、
チケットの発券のための情報を発行元センタ7から受信
して、カード処理部67に与える。カード処理部67
は、発券処理部66から得た情報に基づいて、チケット
情報を光ICカードCDの光記憶部CD2に書き込むこ
とにより、電子的な発券を行う。
【0088】このようなチケット発券システムの端末装
置6も、チケット予約システムの端末装置1又はチケッ
ト発券システムの端末装置3,3Aと同様に、通常の利
用者の最寄りの場所に設置しておく。したがって、端末
装置6の設置場所としては、例えば、個人自宅、事業
所、金融機関の店舗、スーパーマーケットの店舗、デパ
ートの店舗、商店街、鉄道の駅、空港等の内部及びその
近傍等が考えられる。また、通常のパーソナルコンピュ
ータ等に端末装置6の機能を持たせて各個人の部屋或い
は企業等に配置してもよい。
【0089】したがって、利用者は、予め用意したチケ
ット予約用の光ICカードCDを端末装置6にセット
し、希望するチケット条件を該端末装置6の入力操作部
61によって入力するだけで、容易に且つ迅速に所望の
チケットの予約登録を行うことができる。しかも、発行
元センタ7から与えられる予約情報は、そのまま光IC
カードCDの不揮発性光記憶部CD2に追記記録される
ので、わざわざメモしたり暗記したりする必要もない。
また、利用者は、予めチケット予約情報を登録した光I
CカードCDを端末装置6にセットし、希望する支払方
法を該端末装置6の入力操作部61によって入力し、支
払方法を選定して、所要の支払操作を行うだけで、容易
に且つ迅速に光ICカードCDの光記憶部CD2にチケ
ット情報を書き込んで、光ICカードCDを所望の電子
チケットとすることができる。
【0090】図7に示したこの発明の第3の実施の形態
に係るチケット発券システムは、チケットの予約と発券
とを共通の端末装置6で行うものである。このように、
チケットの予約と発券とを共通の端末装置で行う場合、
予約情報をその都度光ICカードCDに書き込まなくと
も、予約登録時に直ちに発券することも可能である。こ
のような構成の第4の実施の形態を説明する。
【0091】図8は、この発明の第4の実施の形態に係
るチケット発券システムの構成を模式的に示している。
図8に示すチケット発券システムは、図7に示したチケ
ット発券システムにおけるチケットの予約情報の光IC
カードCDに対する書き込みに関連する構成を省き、チ
ケットの予約に基づくチケットを発券するようにしたシ
ステムである。
【0092】図8に示すチケット発券システムは、主と
して端末装置8により構成されており、該端末装置8
は、図7の端末装置6とおおむね同様であり、通信ネッ
トワーク、電話公衆回線等の通信回線を介して金融シス
テム4に結合され、且つ通信ネットワーク、電話公衆回
線等の通信回線を介して発行元センタ7に結合される。
端末装置8は、図7の端末装置6の入力操作部61、表
示部62、支払処理部65、発券処理部66及びカード
処理部67とほぼ同様の入力操作部81、表示部82、
支払処理部84、発券処理部85及びカード処理部86
を具備し、さらに図7の端末装置6の予約処理部63と
は異なる予約処理部83を具備している。この端末装置
8は、図7の端末装置6のような予約入出力部64に相
当する構成は有していない。
【0093】入力操作部81、表示部82、支払処理部
84及び発券処理部85は、図7の入力操作部61、表
示部62、支払処理部65及び発券処理部66とほぼ同
様である。そこで、ここでは、図8において、図7と相
違する点についてのみ説明する。
【0094】予約処理部83は、入力操作部81による
入力情報に基づいて、チケットの発行元センタ7にアク
セスし、入力操作部81及び表示部82と連携してチケ
ットの予約処理を行う。この予約処理部83は、予約処
理に際し、発行元センタ7に所要の情報を送信し、チケ
ットの予約登録を行うとともに、予約成立によって発行
元センタ7から送信される予約番号等の予約情報を受信
する。発行元センタ7から予約番号等の予約情報を受信
すると予約処理部83は、支払処理部84に、予約が登
録された旨を予約情報と共に通知する。
【0095】支払処理部84は、入力操作部81による
入力情報及び予約処理部83から得られる予約情報に基
づいて、金融システム4にアクセスし、入力操作部81
及び表示部82と連携して、チケットの代金の支払処理
を行う。この支払処理部84は、支払処理に際し、金融
システム4に所要の情報を送信し、利用者口座41から
発行元口座42ヘの振替処理又は発行元口座42への振
込処理を行ってチケット代金の支払いを行う。金融シス
テム4により、発行元口座42への振込処理が行われた
際に、振込が行われたことの認証のための振替番号等の
振込情報が、支払処理部84から発券処理部85に通知
される。
【0096】なお、支払処理部84は、この場合も、電
子チケットに用いる光ICカードCD以外のキャッシュ
カード又は通帳による口座振替機能及び金融機関の自動
取引装置等とほぼ同様の現金の直接入金機能をも備えて
いるものとし、そのためのキャッシュカード及び通帳処
理部、現金判別部、現金格納部及び釣り銭返却部等を有
している。
【0097】発券処理部85は、支払処理部84による
支払の完了に応答して、発行元センタ7にアクセスし、
支払の完了を、認証のための振替番号等と共に通知し、
チケットの発券のための情報を発行元センタ7から受信
して、カード処理部86に与える。カード処理部86
は、発券処理部85から得た情報に基づいて、チケット
情報を光ICカードCDの光記憶部CD2に書き込むこ
とにより、電子的な発券を行う。
【0098】次に、図8に示したチケット発券システム
による予約発券手続及びそれに関連する各部の動作を図
9に示すフローチャートを参照して説明する。予約発券
手続に際して、利用者は、電子チケットに使用すること
ができる記録媒体カードである光ICカードCDを予め
入手しておく。
【0099】まず、利用者は、端末装置8に光ICカー
ドCDをセットする(ステップS31)。そして、利用
者は、表示部82の表示を見ながら入力操作部81のキ
ーボード等を対話的に操作して、希望するチケットの種
類、内容等のようなチケット条件情報を入力する(ステ
ップS32)。
【0100】予約処理部83は、発行元センタ7にアク
セスして(ステップS33)、該発行元センタ7から該
当するチケットの予約状況の情報を取り出し、必要に応
じて表示部82に予約状況を表示する(ステップS3
4)。利用者は、表示部82に表示されたチケットの予
約状況を確認して、予約条件を変更するか否かを入力
し、予約処理部83がその予約条件の変更の有無を判別
する(ステップS35)。予約状況の変更は、例えば、
所望するチケットが売り切れている場合や、所望するチ
ケットの残りが少なく、所望の予約条件を満たすチケッ
トの入手が困難である場合などに行う。予約条件を変更
する際には、予約処理部83は、ステップS32に戻
り、チケット条件を変更、すなわち再設定して、上述の
ステップS32〜S35の処理を繰り返す。
【0101】ステップS35にて、予約条件の変更を行
わないと判定された場合、予約処理部83は、入力操作
部81を介しての利用者の選択に応じた内容のチケット
について、発行元センタ7に対する予約登録を行う(ス
テップS36)。ステップS36の予約登録の結果、予
約が成立すると、発行元センタから登録された予約につ
いての予約番号のような予約情報が送信され、予約処理
部83がこの予約情報を受信する(ステップS37)。
ステップS37において予約処理部83で受信された予
約情報は、支払処理部84に与えられる。
【0102】そして、利用者は、表示部82の表示を見
ながら入力操作部81のキーボード等を対話的に操作し
て、希望する支払方法の選定を行う(ステップS3
8)。ステップS38で支払方法が選定されると、支払
処理部84は、金融機関の金融システム4にアクセスす
る(ステップS39)。
【0103】支払処理部84は、金融システム4を操作
して支払処理を行う(ステップS40)。ステップS4
0の支払処理においては、支払方法が口座振替である場
合は、金融システム4により、利用者口座41から発行
元口座42へ所要の代金の振替を行う。また、支払処理
において、支払方法が現金支払いである場合には、端末
装置8に直接現金で入金された代金を発行元口座42に
振り込む。
【0104】次に、支払処理部84は、支払処理の結
果、支払が完了したか否かを判定し(ステップS4
1)、支払処理が完了した場合には、所要の情報を発券
処理部85に与える。利用者口座41の残高不足などに
より支払処理が完了しない場合には、ステップS38に
戻り、ステップS38〜ステップS41の支払処理を、
改めて支払方法を選定して再度行う。
【0105】発券処理部85は、支払処理の完了を確認
して、発行元センタ7にアクセスして(ステップS4
2)、発行元センタ7との連携のもとに、発行元センタ
7に登録された予約を発券済みに登録変更するなどのよ
うな、該当するチケットの発券処理を行う(ステップS
43)。ステップS43の発券処理の結果、発券処理部
85は、チケットの発券情報を得るとともに、カード処
理部86を介して、該発券情報に基づくチケット情報を
光ICカードCDの光記憶部CD2に電子的情報として
書き込む(ステップS44)。
【0106】したがって、利用者は、電子チケットとし
て用いる光ICカードCDを端末装置8にセットし、希
望するチケット条件を該端末装置8の入力操作部81に
よって入力し、同時に、希望する支払方法を該端末装置
8の入力操作部81によって入力し、支払方法を選定し
て、所要の支払操作を行うだけで、容易に且つ迅速に所
望のチケットの予約を行うとともに、光ICカードCD
の光記憶部CD2にチケット情報を書き込んで、光IC
カードCDを所望の電子チケットとすることができる。
【0107】先に述べたように、このような、光ICカ
ードCDによる電子チケットを使用可能とするために
は、当該電子チケットを使用するコンサート等のイベン
ト会場、鉄道駅、空港等に電子チケットの読み取り及び
確認のための端末装置を設置しておく。
【0108】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されるものではない。例えば、上述の実施例では、一旦
チケットを予約し、続いて、支払いを行い、発券処理を
行っているが、予約なしで、電子的なチケットを直接購
入してもよい。
【0109】例えば、図3の構成において、表示部32
に表示される初期画面に、予約なくチケットを直接購入
することを選択する選択肢を設ける。そして、このモー
ドが選択された場合には、例えば、図4のステップS2
2の段階で、光ICカードCDから読みとった情報では
なく、購入したいチケットの条件を入力し、発行元セン
タ5との間で発行が可能か否かを判別し、可能な場合
に、支払い方法の選択及び支払いを行い(ステップS2
3〜S26)、続いて、発行元センタ5との間で発券処
理を行う(ステップS27〜S29)。また、チケット
を印刷するのではなく、光ICカードCDの光記憶部C
D2に書き込んでも良い(図6、ステップS29A)。
【0110】同様に、図9の処理において、ステップS
36,S37を取り除き、ステップS32〜S35で選
択したチケットをステップS43で印刷又はカードに書
き込んでも良い。
【0111】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されるものではない。例えば、記録媒体カードとして、
光ICカード以外のICカード、磁気記録媒体カード等
を用いてもよい。また、記録媒体カードを代金の払い込
みに用いる場合、通常のキャッシュカードの機能でな
く、クレジットカード機能や、いわゆる電子マネー機能
を有する記録媒体カードとしてもよい。
【0112】電子マネー機能を有する光ICカードを使
用する場合には、予め、例えば、自己の口座から振り替
えることにより、或いは、ATM機等に現金を入金する
こと等により、光ICカードCDの光記憶部CD2に貨
幣的価値を有するデータ(電子マネー)を格納してお
く。そして、支払い処理時には、光ICカードCDに格
納されている電子マネーからチケットの額に相当する金
額を引出し(減額し)、チケット相当額の電子マネーを
チケット発行元に送信する。チケット送信元は、この電
子マネーを受信すると、その正当性を確認した後、自己
の電子さいふ(ICカード、端末等)に格納し、後ほ
ど、この電子さいふを金融機関で処理することにより、
自己の口座に対応額を振込み、或いは、現金を取得す
る。
【0113】また、クレジットカード機能を有する光I
CカードCDを使用する場合には、場合には、支払い処
理時には、光ICカードCDに格納されている情報か
ら、クレジットカード番号等がチケット発行元とクレジ
ットカード会社に通知される。実際の金額の引き落とし
は、後日、クレジットカード会社からの依頼に基づいて
金融機関4で利用者口座41からクレジットカード会社
の口座に相当額を引き落とし、発行元には、クレジット
会社から相当額を支払うことにより行われる。
【0114】この発明の予約・発券システムは、他の電
子機器と組み合わされて構成されてもよい。例えば、各
地に設置されている現金支払機(キャッシュデスペン
サ)やATM端末に、付加的な機能として、この発明の
予約・発券システムを組み込んでも良い。
【0115】尚、現金支払機(CD:キャッシュデスペ
ンサ)は、企業内設置機と銀行内設置機で通信部分の構
成が異なる。企業内CDは、CAFISを介して金融機
関に接続され、銀行内CDとATMは専用線を介して金
融機関に接続されている。銀行内CDとATMは、任意
の発券会社と通信を行うためには、金融機関のホストセ
ンターに接続されている専用線の他に公衆回線と接続で
きる必要がある。そこで、マルチタスクを実現するOS
を用いて銀行内CD及びATMを制御することによって
これらに専用線と公衆回線を接続し、チケット予約・発
券サービスを行う。
【0116】次に、企業内CDは、公衆回線を介してC
AFISセンターに接続されているが、CAFISでは
1銀行内の口座振替しかできない。そこで、CAFIS
接続に代えて、例えば、前述のCAPTAINシステム
を利用することによってチケットの発行元会社と金融機
関に接続する。
【0117】支払処理部33、65、84は、現金支払
機能を備えず、銀行振替機能及び電子現金(電子キャッ
シュ)機能の両方もしくはそのいずれかのみを備えても
良い。
【0118】なお、この発明のチケット発券・予約シス
テムは、専用機で構成される必要はない。たとえば、I
Cカードのリーダ/ライタが接続された通信機能を有す
るパーソナルコンピュータに上述の各部の機能を実現す
るためのプログラム記憶した媒体(フロッピーディス
ク、CD−ROM、光磁気ディスク、EEPROM、フ
ラッシュメモリ、等)から、該プログラムをインストー
ルすることにより、記録媒体である主メモリ上に読み出
して実行し、この発明のチケット発券・予約システムを
構成することも可能である。
【0119】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的且つ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
観点に係るチケット予約システムによれば、利用者は、
予め用意した記録媒体カードを端末にセットし、希望す
るチケット条件を入力するだけで、容易に且つ迅速に所
望のチケットの予約登録を行うことができる。しかも、
チケット発行元から与えられる予約情報は、そのまま記
録媒体カードに書き込まれるので、わざわざメモしたり
暗記したりする必要もない。
【0121】また、この発明の第2の観点に係るチケッ
ト発券システムによれば、利用者は、予めチケット予約
情報を登録した記録媒体カードを、端末にセットし、希
望する支払方法を選定し、所要の支払操作を行うだけ
で、容易に且つ迅速に所望のチケットを得ることができ
る。
【0122】この発明の第3の観点に係るチケット発券
システムによれば、利用者は、予め用意した記録媒体カ
ードを端末にセットし、希望するチケット条件を入力す
るだけで、容易に且つ迅速に所望のチケットの予約登録
を行うことができる。しかも、チケット発行元から与え
られる予約情報は、そのまま記録媒体カードに書き込ま
れるので、わざわざメモしたり暗記したりする必要もな
い。さらに、利用者は、予めチケット予約情報を登録し
た記録媒体カードを、端末にセットし、希望する支払方
法を選定し、所要の支払操作を行うだけで、容易に且つ
迅速に所望のチケットを得ることができる。しかも、こ
のような手続を共通の端末により行うことができる。
【0123】この発明の第4の観点に係るチケット発券
システムによれば、利用者は、予め用意した記録媒体カ
ードを端末にセットし、希望するチケット条件を入力す
るだけで、容易に且つ迅速に所望のチケットを購入する
ことができる。しかも、チケット発行元から与えられる
チケット情報は、そのまま記録媒体カードに書き込まれ
るので、わざわざメモしたり暗記したりする必要もな
い。さらに、光記憶部にチケット情報が記憶されるの
で、チケット情報の改ざん等を防止できる。すなわち、
この発明では、利用者が簡易で且つ確実な手続操作で容
易にチケットを入手することができるチケット予約及び
発券システムを提供することができる。また、チケット
発行側も、人的資源の負担を低減できる。また、この発
明の媒体によれば、コンピュータを第1〜第4の観点に
かかるシステムとして動作及び機能させることができ
る。
【0124】この発明の第5〜第7の観点に係る記録媒
体によれば、コンピュータを上述のシステムとして動作
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るチケット予
約システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1のチケット予約システムにおける動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】この発明の第1の実施の形態に係るチケット発
券システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】図3のチケット発券システムにおける動作を説
明するためのフローチャートである。
【図5】この発明の第2の実施の形態に係るチケット発
券システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図6】図5のチケット発券システムにおける動作を説
明するためのフローチャートである。
【図7】この発明の第3の実施の形態に係るチケット発
券システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図8】この発明の第4の実施の形態に係るチケット発
券システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図9】図8のチケット発券システムにおける動作を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1,3,3A,6,8 端末装置、 2,5,7 発行元センタ、 4 金融システム、 11,31,61,81 入力操作部、 12,32,62,82 表示部、 13,63,83 予約処理部、 14 予約書込部、 15,35,35A,67,86 カード処理部、 33,65,84 支払処理部、 34 予約読取部、 36,36A,66,85 発券処理部、 37 チケットプリンタ、 41 利用者口座、 42 発行元口座、 64 予約入出力部、 CD 光ICカード、 CD1 IC部、 CD2 光記憶部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の操作に応じて情報を入力するため
    の入力手段と、 記録媒体カードにデータを書き込むための媒体処理手段
    と、 前記入力手段より入力された情報に基づき、チケット発
    行元にアクセスして、所望のチケットの予約を行い且つ
    前記チケット発行元から与えられる予約情報を受信する
    予約処理手段と、 前記予約処理手段で得られる前記予約情報を前記媒体処
    理手段により記録媒体カードに記録する予約書込手段
    と、を具備することを特徴とするチケット予約システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記記録媒体カードは、記録媒体としてメ
    モリチップを内蔵するICカード又は記録媒体として光
    記録部を含む光ICカードであることを特徴とする請求
    項1に記載のチケット予約システム。
  3. 【請求項3】利用者の操作に応じて情報を入力するため
    の入力手段と、 記録媒体カードからデータを読み出すための媒体処理手
    段と、 チケットの予約情報が記録された記録媒体カードから前
    記媒体処理手段により前記予約情報を読み取る予約読取
    手段と、 前記予約読取手段により読み取られた前記予約情報に基
    づき、前記予約情報に対応するチケット発行元に対し
    て、電子的にチケット代金の支払処理を行うと共に、チ
    ケット発行元にアクセスし、前記予約情報に対応するチ
    ケットの発券処理を行う発券処理手段と、を具備するこ
    とを特徴とするチケット発券システム。
  4. 【請求項4】利用者の操作に応じて情報を入力するため
    の入力手段と、 記録媒体カードの読み出し及び書き込みを行うための媒
    体処理手段と、 前記入力手段より入力された情報に基づき、チケット発
    行元にアクセスして、所望のチケットの予約を行い且つ
    前記チケット発行元から与えられる予約情報を受信する
    予約処理手段と、 前記予約処理手段で得られる前記予約情報を前記媒体処
    理手段により記録媒体カードに記録する手段と、前記入
    力手段からの指示に応答して、前記予約情報が記録され
    た記録媒体カードから前記媒体処理手段により該予約情
    報を読み込む手段とを備える予約入出力手段と、 前記予約入出力手段により読み取られた前記予約情報に
    基づき、前記予約情報に対応するチケット発行元に対し
    て、所要のチケット代金の支払処理を行う支払処理手段
    と、 前記支払処理手段による支払処理に応答して、チケット
    発行元にアクセスし、前記予約情報に対応するチケット
    の発券処理を行う発券処理手段と、を具備することを特
    徴とするチケット発券システム。
  5. 【請求項5】前記発券処理手段は、チケットの予約情報
    が記録された記録媒体カードにチケット情報を記録する
    電子発券手段と、チケットをプリントアウトするチケッ
    トプリント手段との少なくとも一方を含む、ことを特徴
    とする請求項3又は4に記載のチケット発券システム。
  6. 【請求項6】前記発券処理手段は、チケット発行元に対
    して、電子的にチケット代金を支払う電子的支払手段を
    備え、 前記予約情報は、チケット発行元の口座番号を含むチケ
    ット発行元の口座にアクセスするための発行元アクセス
    情報を含み、 前記記録媒体カードには、予め利用者の口座にアクセス
    するための利用者口座情報が登録されており、 前記電子的支払手段は、前記記録媒体カードから読み出
    した発行元アクセス情報と利用者口座情報に基づいて、
    発行元の口座と利用者の口座にアクセスし、利用者の口
    座から発行元の口座にチケット代金を振り替える手段を
    含む、 ことを特徴とする請求項3、4又は5に記載のチケット
    発券システム。
  7. 【請求項7】前記発券処理手段は、チケット発行元に対
    して、電子的にチケット代金を支払う電子的支払手段を
    備え、 前記記録媒体カードには、予め貨幣的価値を有する電子
    マネーデータと利用者を特定するための情報が記憶され
    ており、 前記電子的支払手段は、前記記録媒体カードに格納され
    たマネーデータからチケット代金を減額し、前記発行元
    にチケット代金に相当するマネーデータを利用者を特定
    する情報と共に送信する、 ことを特徴とする請求項3、4又は5に記載のチケット
    発券システム。
  8. 【請求項8】前記記録媒体カードは、記録媒体としてメ
    モリチップを内蔵するICカード又は記録媒体として光
    記録部を含む光ICカードであることを特徴とする請求
    項3乃至7のいずれか1項に記載のチケット発券システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記記録媒体カードは、金融機関の取引カ
    ード機能を含み、且つ前記発券処理手段は、該記録媒体
    カードに基づいて支払処理を行うことを特徴とする請求
    項3乃至8のいずれか1項に記載のチケット発券システ
    ム。
  10. 【請求項10】前記記録媒体カードは、電子マネー情報
    の保持機能を含み、且つ前記発券処理手段は、該電子マ
    ネー情報に基づいて電子マネーによる支払処理を行うこ
    とを特徴とする請求項3乃至9のうちのいずれか1項に
    記載のチケット発券システム。
  11. 【請求項11】利用者の操作に応じて情報を入力するた
    めの入力手段と、 記録媒体カードの読み出し及び書き込みを行うための媒
    体処理手段と、 前記入力手段より入力された情報に基づき、チケット発
    行元にアクセスして、所望のチケットの発行を要求する
    チケット発行要求手段と、 チケット発行要求に応答して前記チケット発行元から送
    信されてくる電子的形態のチケットに相当するチケット
    情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信されたチケット情報を、光IC
    カードの光記憶部に格納する格納手段と、を具備するこ
    とを特徴とするチケット発券システム。
  12. 【請求項12】前記光記憶部は、書き換え不可能な追記
    型の光記憶部から構成され、 前記光ICカードは、前記光記憶部をアクセスするため
    の情報の少なくとも一部を記憶したICチップを備え、 前記格納手段は、前記ICチップに格納された情報に基
    づいて、前記光記憶部に前記チケット情報を書き込む、 ことを特徴とする請求項11に記載のチケット発券シス
    テム。
  13. 【請求項13】前記チケット発行元に対して、チケット
    代金の支払処理を行う支払処理手段を備え、 前記記録媒体カードは金融機関の取引カード機能を含み
    且つ前記発券処理手段は該記録媒体カードに基づいて支
    払処理を行い、又は、前記記録媒体カードは電子マネー
    情報の保持機能を含み且つ前記発券処理手段は該電子マ
    ネー情報に基づいて電子マネーによる支払処理を行う、 ことを特徴とする請求項11又は12に記載のチケット
    発券システム。
  14. 【請求項14】コンピュータを、 利用者の操作に応じて情報を入力するための入力手段、 記録媒体カードにデータを書き込むための媒体処理手
    段、 前記入力手段より入力された情報に基づき、チケット発
    行元にアクセスして、所望のチケットの予約を行い且つ
    前記チケット発行元から与えられる予約情報を受信する
    予約処理手段、 前記予約処理手段で得られる前記予約情報を前記媒体処
    理手段により記録媒体カードに記録する予約書込手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】コンピュータを、 利用者の操作に応じて情報を入力するための入力手段、 記録媒体カードの読み出しを行うための媒体処理手段、 チケットの予約情報が記録された記録媒体カードから前
    記媒体処理手段により前記予約情報を読み取る予約読取
    手段、 前記予約読取手段により読み取られた前記予約情報に基
    づき、前記予約情報に対応するチケット発行元に対し
    て、電子的にチケット代金の支払処理を行うと共に、チ
    ケット発行元にアクセスし、前記予約情報に対応するチ
    ケットの発券処理を行う発券処理手段と、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】ICカードリーダ・ライタを備えるコン
    ピュータを、 利用者の操作に応じて情報を入力するための入力手段、 ICカードの読み出し及び書き込みを行うための媒体処
    理手段、 前記入力手段より入力された情報に基づき、チケット発
    行元にアクセスして、所望のチケットの発行を要求する
    チケット発行要求手段、 前記チケット発行元から前記チケット発行要求に応答し
    て送信されてくる電子的形態のチケットに相当するチケ
    ット情報を受信する受信手段、 前記受信手段により受信されたチケット情報を、記録媒
    体としてメモリチップと光ICカードの光記憶部に格納
    する格納手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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