JP2023158961A - 衣類処理装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023158961000001
【課題】開閉扉の開閉を検知する開閉検知部が故障したときに、開閉扉の開状態で衣類処理運転が実行されてしまうのを簡易な構成で防止することができる衣類処理装置を提供する。
【解決手段】衣類処理装置1は、衣類投入口4に開口する衣類収容室3と、衣類投入口4を開閉する開閉扉5と、開閉扉5の開閉を検知する開閉検知部6と、衣類収容室3に収容された衣類に対する処理を行う衣類処理運転に関する運転制御を行う制御部27とを備える。制御部27は、衣類処理運転の終了後、開閉検知部6が開閉扉5の開状態および閉状態を順に検知することを必要条件として、次回の衣類処理運転の実行を許可するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類乾燥機等の衣類処理装置に関する。
衣類の乾燥や洗濯等の衣類処理を行い得る衣類処理装置は、通常、衣類収容室と、該衣類収容室の衣類投入口を開閉する開閉扉とを備え、開閉扉を開いた状態で衣類収容室に衣類が投入され、さらに、開閉扉が閉じられた後に、衣類処理運転が行われる。
そして、例えば特許文献1には、ガス衣類乾燥機に関し、その開閉扉の開閉をドアスイッチにより検知し、開閉扉の開状態が検知されている状態では、バーナに対する燃料遮断状態を維持する(ひいては、衣類乾燥運転を開始しない)ものが記載されている。
また、特許文献2には、遠心機に、開閉扉の開閉に応じてオン・オフする2つの開閉検知部(ドアスイッチ及びドアロック検出スイッチ)を備え、開閉扉が開いているのに、一方の開閉検知部がオンになる故障が発生しても、他方の開閉検知部がオフ状態に維持されることで、遠心機の運転が開始されないようにしたものが記載されている。
特開昭62―211099号公報 特開2001-259478号公報
特許文献1に見られる技術では、ドアスイッチ(開閉検知部)の故障が生じると、開閉扉が開いているのに、ドアスイッチの出力が開閉扉の閉状態を示す出力になる場合がある。この場合、開閉扉が開いているのに、衣類乾燥運転が開始されてしまうおそれがある。
これを防止するために、特許文献2のように複数の開閉検知部を備えることが考えられる。しかるにこの場合、複数の開閉検知部を備えることで、衣類処理装置の製造コストの増加や、装置構成の複雑化等の不都合を招いてしまう。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、開閉扉の開閉を検知する開閉検知部が故障したときに、開閉扉の開状態で衣類処理運転が実行されてしまうのを簡易な構成で防止することができる衣類処理装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の衣類処理装置は
衣類投入口に開口する衣類収容室と、
前記衣類投入口を開閉する開閉扉と、
前記開閉扉の開閉を検知する開閉検知部と、
前記衣類収容室に収容された衣類に対する処理を行う衣類処理運転に関する運転制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記衣類処理運転の終了後、前記開閉検知部が前記開閉扉の開状態および閉状態を順に検知することを必要条件として、次回の衣類処理運転の実行を許可するように構成されていることを特徴とする。
かかる構成の衣類処理装置によれば、開閉検知部の閉故障(開閉扉が開いているのに、開閉検知部が開閉扉を閉状態と検知してしまう故障)が生じた場合、開閉扉を開く操作と閉じる操作とが実際に順次行われても、開閉検知部は、開閉扉の開状態及び閉状態を順次検知しない。このため、制御装置は、衣類処理運転の実行を許可せず、ひいては、該衣類処理運転の実行が禁止される。
よって、本発明によれば、開閉扉の開閉を検知する開閉検知部を複数備えることを必要とすることなく、該開閉検知部が故障したときに、開閉扉の開状態で衣類処理運転が実行されてしまうのを簡易な構成で防止することができる。
さらに、本発明の衣類処理装置は、
前記開閉検知部が故障している旨を報知する報知部を備え、
前記制御部は、前記衣類処理運転の終了後、前記開閉検知部が前記開閉扉の開状態および閉状態を順に検知せずに前記衣類処理運転の開始操作を複数回受けたとき、前記報知部に前記報知を実行させる機能をさらに有するように構成されていることが好ましい。
開閉検知部の閉故障又は開故障(開閉扉が閉じているのに、開閉検知部が開閉扉を開状態と検知してしまう故障)が生じた場合、使用者が開閉扉を開く操作と閉じる操作を順次行った上で、衣類処理運転の実行を衣類処理装置に対して指示する操作を行っても、開閉検知部は、開閉扉の開状態及び閉状態を順次検知しないため、衣類処理運転は開始されない。このため、使用者は、一般に、衣類処理運転の実行を衣類処理装置に対して指示する操作を複数回実施する。
このため、前記開閉検知部が開閉扉の開状態および閉状態を順に検知せずに乾燥運転の実行指示が複数回あった場合は、開閉検知部が故障しているとみなし得る。従って、本発明によれば、開閉検知部が故障した旨の報知を的確に行うことができる。
本発明の衣類処理装置の内部構成を示す断面図である。 開閉検知部の構成を説明する図である。 開閉検知部の故障の有無を判断するフローを示すフローチャートである。
(衣類処理装置の構成)
本発明の一実施形態は、下記の説明および図面において、説明される。衣類処理装置1は、本実施形態では、衣類乾燥機である。そして、本実施形態では、衣類処理装置1の乾燥運転(衣類を乾燥させるための運転)が衣類処理運転である。図1に示すように、本実施形態の衣類処理装置1は、本体部2と、衣類収容室3(乾燥室)とを備えている。衣類収容室3は回転ドラムにより構成され、衣類収容室3は本体部2に対して回転自在な状態で軸支される。衣類収容室3は、本体部2の正面側に開設された衣類投入口4に開口している。衣類投入口4は、片開き式の開閉扉5で覆われている。
本体部2および開閉扉5には、開閉扉5の開閉状態を検知する開閉検知部6が配設されている。図2を参照して、開閉検知部6はスイッチ6aと、スイッチ6aをオン・オフさせるスイッチピン6bとを有し、これらのスイッチ6aおよびスイッチピン6bが本体部2および開閉扉5の一方と他方とに各々取り付けられている。本実施形態では、スイッチ6aは例えば本体部2に取り付けられ、スイッチピン6bは例えば開閉扉5に取り付けられている。開閉扉5が閉状態であるとき、スイッチピン6bがスイッチ6aの作動片6cを押すことで、スイッチ6aがオン状態になる。開閉扉5が使用者により、閉状態から開状態に操作されると、スイッチピン6bが作動片6cから離隔することで、作動片6cがもとに戻り、スイッチ6aがオフ状態になる。
上記では、開閉検知部6の例として、スイッチ6a及びスイッチピン6bを含む接触式の検知手段が開示されたが、これに限られない。例えば、本体部2及び開閉扉5の一方に磁石を設け、他方に強磁性体の作動片を含むスイッチを設けることで、磁力によって、スイッチの作動片を操作させ、開閉扉5の開閉を検知することもできる。また、本体部2及び開閉扉5の一方に突出部を設け、他方に差動トランスを設けることもできる。この場合、突出部が、弾性体で付勢された差動トランスにおける金属芯を変位させることで、その変位量に応じて差動トランスの出力が変化する。この出力の変化量から、開閉扉5の開閉を検知することもできる。
本体部2の衣類投入口4に開口する衣類収容室3の開口端部31の外周は、リング板7を介して本体部2に回転自在に支持されている。
衣類収容室3の開口端部31と反対側端部には奥壁8が形成される。奥壁8には排出口9が形成されている。排出口9にはフィルタ10が着脱自在に取り付けられている。
衣類収容室3の奥壁8に、回転軸11が組付けられている。衣類収容室3の排出口9の下流には、排気を機外へ排出する排気路34が設けられている。排気路34には、衣類収容室3内の空気を本体部2の外部(屋外等)へ導出する排気ダクト12(排気筒)が接続される。このとき、排出口9から排気ダクト12までが排気路34として構成される。
排気路34には、ファンなどにより構成される送風部13が設けられている。送風部13は、その回転により衣類収容室3内の空気を排出すると共に、衣類収容室3内に熱風を導入する。
送風部13が回転すると、外気が本体部2の底部に形成されている給気口14から本体部2の内部へ取り込まれる。本体部2の内部へ取り込まれた外気は、後述する加熱部15の熱源によって加熱されて熱風となり、後述する熱風路16を通って導入口17から衣類収容室3内へ導入される。熱風は、衣類収容室3の内部で衣類Wの水分を蒸発させ、水蒸気を含んだ熱風はフィルタ10を通過して排気ダクト12へ向かい、本体部2の外部へ強制的に排出される。このとき、フィルタ10によって、衣類Wから発生した糸屑などが捕捉される。
本体部2内には、衣類収容室3および送風部13を回転させるためのモータ18と、外気を加熱して熱風を生成する加熱部15と、熱風を衣類収容室3内へ導入する熱風路16とが設けられている。熱風路16の下流端部に形成された導入口17により、熱風が衣類収容室3内に導入される。
モータ18は、二つの駆動軸(第1駆動軸20、第2駆動軸21)を備えている。第1駆動軸20の回転力は、第1伝動ベルト22を介して衣類収容室3へ伝達され、衣類収容室3を回転させる。第2駆動軸21の回転力は、第2伝動ベルト23を介して送風部13へ伝達され、送風部13を回転させる。送風部13の回転により、衣類収容室3内部に熱風を送風し、水蒸気を含んだ熱風を排気口に送風する一連の気流が形成される。なお、衣類収容室3を回転させるモータと送風部13を回転させるモータとが各別に備えられていてもよい。
本体部2の前面には、使用者が操作する入力装置24が設けられている。使用者は、入力装置24に設けられたスイッチ類を含む入力部25を操作することにより、乾燥運転モードの選択や各種設定を行う。また、入力装置24には、ランプや表示器、音響出力装置などの報知部26が設けられており、該報知部26により各種報知情報を出力することが可能である。
報知部26は、ランプや表示器、音響出力装置の他に、インターネット等のネットワークに接続するための通信部を備えていてもよい。そして、報知部26は、外部のサーバを介してメンテナンス作業者等に衣類処理装置1の故障および後述する開閉検知部6の故障等の状態を報知する機能を備えていてもよい。
乾燥運転時におけるモータ18の駆動制御、加熱部15の加熱制御、開閉検知部6の故障の認識、及び報知部26による報知制御は、制御部27により行われる。制御部27は開閉検知部6の故障を検知し、故障が検知された場合に、報知部26を作動させて報知する。
(開閉検知部の故障検知)
開閉検知部6の故障の有無についての検知は以下の説明および図面によって説明される。
図3は本発明の故障検知を示すフローチャートである。衣類処理装置1は、初期状態において、待機状態である。まず、STEP1において、制御部27が、衣類処理装置1に備えられた電源スイッチ(図示省略)がONされたか否かを判断する。
電源スイッチがONされていないと判断された場合(STEP1:NO)、制御部27は、STEP1に戻り、同じ判断を繰り返す。
一方、電源スイッチがONされたと判断された場合(STEP1:YES)、制御部27は、開閉カウントが、1以上であるか否かを判断する(STEP2)。
ここで、開閉カウントとは、開閉検知部6により開閉扉5の開状態および閉状態が順に検知されたときに(詳しくは、開閉検知部6の出力が開閉扉5の開状態を示す出力から該開閉扉5の閉状態を示す出力に変化したときに)、制御部27が1増加させる計数値である。開閉カウントは後述するように、衣類処理運転の終了後(STEP6)において、リセットされる。
開閉カウントが1未満であると判断された場合(STEP2:NO)、制御部27は、開閉検知部6により開閉扉5の開状態および閉状態が順に検知されたか否かを、判断する(STEP9)。
制御部27が、開閉検知部6により開閉扉5の開状態および閉状態が順に検知されたと判断した場合(STEP9:YES)、開閉カウントは現在値に1加算された値になり(STEP12)、制御部27は、STEP2からの処理を再び実行する。
STEP2において、制御部27が、開閉カウントが1以上であると判断した場合(STEP2:YES)、制御部27は、使用者によって、衣類処理装置1の運転開始操作(乾燥運転の開始を指示する操作)がなされたか否かを判断する(STEP3)。該運転開始操作は、例えば入力部25での所定の操作スイッチ(スタートスイッチ)の操作によってなされる。
STEP3において、衣類処理装置1の運転開始操作がなかったと判断された場合(STEP3:NO)、制御部27は、STEP3の判断処理を繰り返す。
STEP3において、衣類処理装置1の運転開始操作がなされたと判断された場合(STEP3:YES)、制御部27は、衣類処理装置1の乾燥運転を開始させる(STEP4)。
次いで、制御部27は、乾燥運転が終了したか否かを判断する(STEP5)。なお、乾燥運転の終了タイミングは、運転開始時からの経過時間等に応じて規定される。STEP5において、乾燥運転が終了していないと判断された場合(STEP5:NO)、制御部27は、STEP5の判断処理を繰り返す。
一方で、STEP5において、乾燥運転が終了したと判断された場合(STEP5:YES)、制御部27は、STEP6において、開閉カウントをリセットする(開閉カウントの値を0にする)。
次いで、制御部27は、衣類処理装置1の電源スイッチがOFFされたか否かを判断する(STEP7)。電源スイッチがOFFされたと判断された場合には(STEP7:YES)、制御部27は、衣類処理装置1を待機状態に移行させる(STEP8)。
一方で、電源スイッチがOFFされていないと判断された場合には(STEP7:NO)、制御部27は、開閉検知部6により開閉扉5の開状態および閉状態が順に検知されたか否かを判断する(STEP13)。
開閉検知部6により開閉扉5の開状態及び閉状態が順に検知された場合(STEP13:YES)、開閉カウントは現在値の開閉カウントに1加算された値になり(STEP18)、制御部27は、STEP2からの処理を継続する。ここで、使用者は乾燥運転の終了後、電源スイッチをOFFにすることなく、衣類収容室3内の衣類の状態を確認、あるいは、衣類収容室3内の衣類を入れ替える場合がある。このような場合に、開閉検知部6の正常状態では、STEP13の判断結果がYESになる。そして、この場合、STEP2の判断結果がYESになるので、使用者は、運転開始操作を行うことで、乾燥運転を再開させることができる。
一方、STEP3で、開閉検知部6により開閉扉5の開状態および閉状態が順に検知されなかった場合には(STEP13:NO)、制御部27は、使用者によって、衣類処理装置1の運転開始操作がされたか否かを判断する(STEP14)。ここで、使用者は、乾燥運転の終了後、電源スイッチをOFFにすることなく、開閉扉5を閉じたままで(例えば、衣類の状態の確認や、衣類の入れ替えを失念して)、乾燥運転を再開させようとしてしまう場合もある。このような場合に、STEP14の判断結果がYESになる。
STEP14で、使用者によって、衣類処理装置1の運転開始操作がされていないと判断された場合(STEP14:NO)、制御部27は、STEP7からの処理を継続する。
STEP14で、運転開始操作がされたと判断された場合(STEP14:YES)、制御部27は、開閉検知部6により開閉扉5の開状態および閉状態を順に検知されていない状態での2回以上の連続運転(連続的に繰り返される乾燥運転)がされたか否かを判断する(STEP15)。なお、2回の連続運転というのは、STEP4で開始された乾燥運転を含めて、該乾燥運転と、その次の乾燥運転とからなる連続運転である。
STEP15において、上記連続運転が2回に満たない場合には(STEP15:NO)、制御部27は、STEP4からの処理を継続する。従って、この場合は、乾燥運転が再開される。
一方、STEP15において、上記連続運転が2回に達した場合には(STEP15:NO)、制御部27は、次にSTEP16の処理を実行する。ここで、使用者が開閉扉5を閉じたまま、乾燥運転を連続的に2回以上、衣類処理装置1に行わせることは一般的には無いとみなし得る。
ただし、開閉検知部6の故障(閉故障又は開故障)が発生した場合には、使用者が実際には開閉扉5を開閉させているのに、STEP13の判断結果が定常的にNOになり、ひいては、開閉扉5の開閉およびそれに続く乾燥運転を繰り返した場合にSTEP15の判断結果がNOになる。なお、開閉検知部6の閉故障は、開閉扉5が実際に開状態であっても、開閉検知部6の出力が開閉扉5の閉状態を示す出力に維持される故障、開閉検知部6の開故障は、開閉扉5が実際に閉状態であっても、開閉検知部6の出力が開閉扉5の開状態を示す出力に維持される故障である。
そこで、制御部27はSTEP15の判断結果がNOになった場合には、乾燥運転の再開を許容せずに(STEP4からの処理を実行せずに)、STEP16において、衣類処理装置1の運転停止状態での運転開始操作が使用者によって連続で例えば3回以上されたか否かを判断する。そして、使用者による運転開始操作が3回に満たない場合には(STEP16:NO)、制御部27は、STEP7からの処理を継続する。
ここで、使用者は運転開始操作を行っても、乾燥運転が開始されない場合、通常、運転開始操作を繰り返すことを試みる。これにより、STEP16の判断結果がYESになる。
この場合、STEP15の判断結果が繰り返しNOになることで、開閉検知部6の故障が発生したとみなし得るので、制御部27は、報知部26により、開閉検知部6が故障した旨を報知する(STEP17)。その後、制御部27は、衣類処理装置1を待機状態に移行させる(STEP8)。
また、前記STEP9において、開閉検知部6により開閉扉5の開状態および閉状態が順に検知されていない場合には(STEP9:NO)、制御部27は、次に使用者によって、衣類処理装置1の運転開始操作がされたか否かを判断する(STEP10)。そして、運転開始操作がなかったと判断された場合には(STEP10:NO)、制御部27は、STEP9からの処理を継続する。
ここで、開閉検知部6の故障(閉故障又は開故障)が発生している場合には、使用者が、乾燥運転を開始すべく開閉扉5を実際に開閉させても、STEP9の判断結果が定常的にNOになる。そして、この場合、使用者が運転開始操作を行うと、制御部27は、乾燥運転の実行を許容することなく、次にSTEP11において、衣類処理装置1の運転停止状態での運転開始操作が使用者によって連続で例えば3回以上されたか否かを判断する。そして、使用者による運転開始操作が3回に満たない場合には(STEP11:NO)、制御部27は、STEP9からの処理を継続する。
使用者は、運転開始操作を行っても乾燥運転が開始されない場合、前記したように、運転開始操作を繰り返すことを試みる。このため、STEP11の判断結果がやがてYESになる。この場合、制御部27は、前記したSTEP17において、報知部26により、開閉検知部6が故障した旨を報知する(STEP17)。その後、制御部27は、衣類処理装置1を待機状態に移行させる(STEP8)。
以上説明した実施形態によれば、STEP4で乾燥運転を開始することは、開閉検知部6が開閉扉5の開状態および閉状態を順に検知することを必要条件として実行される。このため、開閉検知部6の閉故障が発生している状態において、開閉扉5が実際には開状態であるのに、使用者が誤って運転開始操作を行った場合に、乾燥運転が開始されてしまうのを防止することができる。
また、衣類処理装置1の運転停止状態で、運転開始操作が複数回(本実施形態では、3回以上)、連続的に繰り返された場合に、開閉検知部6の故障の発生を検知することで、該故障の発生の検知及びそれに応じた報知を的確に行うことができる。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態のSTEP11およびSTEP15において、衣類処理装置1の運転停止状態での運転開始操作の回数が3回以上、連続したか否かを判断したが、該回数は、任意に設計的に設定し得る。
また、上記実施形態では、開閉検知部6により開閉扉5の開状態及び閉状態が順に検知された後の乾燥運転の終了後、開閉扉5の開状態及び閉状態が順に検知されることなく、運転開始操作が行われた場合(STEP14の判断結果がYESになった場合)に、1回だけ、乾燥運転が再開されるようにしたが、例えば、STEP15の判断処理を省略することで、乾燥運転が再開されないようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、開閉検知部6により開閉扉5の開状態及び閉状態が順に検知されたか否かの判断を、衣類処理装置1の電源スイッチがONにされた状態で行うようにしたが、電源スイッチのOFF状態(衣類処理装置1の待機状態)でも、開閉検知部6により開閉扉5の開状態及び閉状態が順に検知されたか否かの判断を行い得るようにしてもよい。この場合、待機状態で、開閉扉5の開状態及び閉状態が順に検知され、その後、電源スイッチがONになるまで、開閉検知部6により開閉扉5の開状態が検知されない場合に、開閉カウントの値を1に設定し、電源スイッチがONになることに応じて、前記したSTEP2からの処理を実行してもよい。
また、上記実施形態では、衣類処理装置1として衣類乾燥機を例示したが、本発明の衣類処理装置は、衣類乾燥機に限られない。例えば、衣類処理装置は、衣類の洗濯を衣類処理運転として実行し得る洗濯機、あるいは、衣類の洗濯と衣類の乾燥とを衣類処理運転として実行し得る衣類洗濯・乾燥機であってもよい。また、衣類処理装置は、家庭用のものに限らず、コインランドリー等に設置される業務用の装置であってもよい。
W…衣類、1…衣類処理装置、3…衣類収容室、4…衣類投入口、5…開閉扉、6…開閉検知部、26…報知部、27…制御部。

Claims (2)

  1. 衣類投入口に開口する衣類収容室と、
    前記衣類投入口を開閉する開閉扉と、
    前記開閉扉の開閉を検知する開閉検知部と、
    前記衣類収容室に収容された衣類に対する処理を行う衣類処理運転に関する運転制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記衣類処理運転の終了後、前記開閉検知部が前記開閉扉の開状態および閉状態を順に検知することを必要条件として、次回の衣類処理運転の実行を許可するように構成されていることを特徴とする衣類処理装置。
  2. 請求項1記載の衣類処理装置であって、
    前記開閉検知部が故障している旨を報知する報知部を備え、
    前記制御部は、前記衣類処理運転の終了後、前記開閉検知部が前記開閉扉の開状態および閉状態を順に検知せずに前記衣類処理運転の開始操作を複数回受けたとき、前記報知部に前記報知を実行させる機能をさらに有するように構成されていることを特徴とする衣類処理装置。
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