JP2023107438A - 衣類処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
例えば洗濯乾燥機などの衣類処理装置においては、オゾン発生装置により発生させたオゾンを、洗濯物などの衣類を収容する収容槽として機能する水槽に供給することにより、衣類、水槽などに付着した菌、カビ、ウイルスなどを失活させる機能を有するものがある。オゾンは、その濃度によっては人体に悪影響を与えるおそれがあるため、人が吸い込む可能性がある場合には極力低い濃度で使用することが望ましいが、除菌などの性能や効果は、オゾンの濃度が高くなるほど、またオゾンの供給時間が長くなるほど向上する。そのため、上記機能を有する洗濯乾燥機におけるオゾンの濃度としては、安全性を考慮した範囲において出来る限り高い濃度にすることが求められる。
しかし、洗濯乾燥機では、洗濯運転、乾燥運転、洗濯乾燥運転などの様々な種類の運転を実行可能であり、それら各運転に応じて水槽内の温度および湿度が大きく変化する。オゾンは、温度や湿度が上がるほど発生量が減少するとともに、寿命、つまり半減期が短くなることが知られている。そのため、上述したように水槽内の温度および湿度が大きく変化する洗濯乾燥機におけるオゾンの濃度について、人体への安全性と除菌などの効果とを両立させることが困難であるといった課題がある。
そこで、人体に悪影響を及ぼすことなく所望する除菌性能を満たすことができる衣類処理装置を提供する。
実施形態の衣類処理装置は、衣類を収容可能な収容槽と、オゾンを発生するとともに前記オゾンを前記収容槽に供給可能なオゾン発生装置と、前記オゾンの供給経路の温度および湿度のうち少なくとも一方を検知可能な検知部と、前記衣類に対する所定の処理を行うための衣類処理運転を制御するとともに前記オゾン発生装置の動作を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記検知部による検知結果に基づいて前記オゾン発生装置による前記オゾンの発生量を所定範囲の量に制御する。
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1~図9を参照して説明する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1~図9を参照して説明する。
図1などに示す本実施形態の洗濯機1は、衣類に対して洗濯、すすぎ、脱水、乾燥などの処理を行うための運転を実行することができるものであり、衣類に対する所定の処理を行うための衣類処理運転を実行することができる衣類処理装置の一例である。具体的には、洗濯機1は、洗濯運転、乾燥運転および洗濯乾燥運転を実行することが可能となっている。
本実施形態では、洗濯機1は、衣類の洗濯機能と乾燥機能を備えたいわゆるドラム式の洗濯乾燥機であり、乾燥行程においては衣類を乾燥する衣類乾燥機としても機能する。洗濯機1の本体を構成する筐体2は、ほぼ矩形の箱状をなしていて、その前面部2aがやや前下がりの傾斜状に形成されている。前面部2aには、図示しない衣類出入口が形成されている。また、前面部2aには、衣類出入口を開閉する扉3が回動可能に設けられている。
筐体2内には、水槽4がサスペンション5を介して弾性的に支持されている。水槽4は、前面が開口し後面が閉塞された有底円筒状をなしていて、軸線方向を前後方向に指向させ、且つ、やや前上がりの傾斜状態に配置されている。水槽4は、衣類を収容可能な収容槽の一例である。水槽4の前面開口部は、図示しない蛇腹状のべローズを介して出入口に接続されている。水槽4は、衣類などの洗濯物を洗う洗い行程、洗濯物をすすぐすすぎ行程においては洗濯槽の一例としても機能し、洗濯物を脱水する脱水行程においては後述の回転槽から脱水された水を受ける脱水槽の一例としても機能し、洗濯物を乾燥させる乾燥行程時においては乾燥槽の一例としても機能する。
水槽4内には、回転槽の一例であるドラム6が回転可能に配設されている。ドラム6も、水槽4と同様に、前面に開口部を有し後面が閉塞された有底円筒状をなしていて、軸線方向を前後方向に指向させ、且つ、やや前上がりの傾斜状態に配置されている。ドラム6の周壁部および後壁部には多数の孔6aが形成されている。これらの孔6aは、洗い行程時やすすぎ行程時、脱水行程時には水が通る通水孔として機能し、乾燥行程時には乾燥風が通る通風孔として機能する。
水槽4の背部にはドラムモータ7が設けられていて、ドラム6は、そのドラムモータ7により回転軸7aを介して回転駆動される。なお、ドラム6の周壁部の内部には、洗濯物をかき上げるための図示しない複数のバッフルが設けられている。衣類などの洗濯物は、衣類出入口、水槽4の開口部、およびドラム6の開口部を通してドラム6内に出し入れ可能に収容される。
水槽4には、周壁部の前部の上部に上向きの空気出口8bが設けられているとともに、後部壁の上部に空気入口8aが設けられている。空気出口8bの上部には、振動吸収可能に蛇腹状に形成された接続ダクト9を介してフィルタケース10が接続されている。フィルタケース10内のフィルタ収容部10aには、図示しないリントフィルタが着脱可能に取り付けられる。
フィルタケース10の後部には、排気ダクト11の前端部が接続されている。排気ダクト11は、フィルタケース10から後方へ向けて緩やかに下降傾斜して延びた後、下方に向きを変え、その下端部が筐体2内の後方下部において水槽4よりも下方に設けられたヒートポンプユニット12のユニットケース13の上流側に接続されている。排気ダクト11の途中の上部には排気口28aが設けられている。排気口28aは、排気ダクト11、ひいては後述する循環風路20内と循環風路20外とを連通させ、循環風路20内を循環する空気を外部へ排出する排気部として機能する。排気ダンパ35は、排気口28aを開閉するものであり、図示しないダンパ用モータによって回転駆動される。排気ダンパ35が開放動作して排気口28aが開放されると、循環風路20内を流れる空気の一部が、図1に矢印D1で示すように、排気口28aから外部排気口28bを通って筐体2の外部へ排出される。
ユニットケース13は、ヒートポンプユニット12の外殻を構成するものである。ユニットケース13は、サスペンション5の後方において洗濯機1の横方向に沿って、つまり、水平方向に沿って延びている。また、ユニットケース13の下流側には、振動吸収可能に蛇腹状に形成された図示しない接続ダクトを介して給気ダクト19の一端部が接続されている。給気ダクト19の他端部は上方へ延びていて、水槽4の空気入口8aに接続されている。
ここで、洗濯機1は、接続ダクト9、フィルタケース10、排気ダクト11、ヒートポンプユニット12のユニットケース13および給気ダクト19などにより、水槽4の空気出口8bと空気入口8aとの間を連通接続する循環風路20を構成している。循環風路20は、水槽4の外部であって、且つ、筐体2の内部において、一端部である上流側が空気出口8bに接続され、他端部である下流側が空気入口8aに接続されている。
ヒートポンプユニット12に備えられるヒートポンプ21は、圧縮機22、凝縮器23、図示しない絞り器、蒸発器25を図示しない冷媒管によりサイクル接続して冷凍サイクルを構成している。このうち、熱交換器を構成する凝縮器23および蒸発器25は、循環風路20の一部を構成するユニットケース13の内部に配置されている。また、循環風路20には、循環送風機14が備えられている。循環送風機14は、循環ファン16をファンモータ17により回転駆動することにより、水槽4内の空気を、循環風路20を通して循環させるものである。循環送風機14が駆動されることにより、水槽4内の空気は、循環風路20内に導入されて、空気出口8b側である上流側から空気入口8a側である下流側に向かって流れるようになっている。
そして、ユニットケース13内において、蒸発器25は、水槽4の空気出口8b側、つまり、循環風路20の上流側に配置されている。一方、凝縮器23は、水槽4の空気入口8a側、つまり、循環風路20の下流側に配置されている。すなわち、循環風路20内において、凝縮器23は、蒸発器25よりも下流側に配置されている。蒸発器25は、除湿手段の一例であり、循環風路20内を空気出口8b側から空気入口8a側、つまり、上流側から下流側に向かって流れる空気を冷却して除湿する除湿手段として機能する。一方、凝縮器23は、加熱手段の一例であり、循環風路20内を空気出口8b側から空気入口8a側、つまり、上流側から下流側に向かって流れる空気を加熱する加熱手段として機能する。
上記構成によれば、ヒートポンプ21の作用により加熱された空気である温風が、循環送風機14の作用により水槽4内に供給される。このように、本実施形態では、ヒートポンプ21は、水槽4内に供給される空気を加熱する加熱装置として機能する。なお、加熱装置としては、ヒートポンプ21を用いた加熱方式に限らずともよく、例えばヒータ式など様々な加熱方式のものを採用することもできる。また、洗濯機1は、上記した水槽4内に乾燥用の温風を供給するための各構成を備えていなくともよい、つまり乾燥機能を有していなくともよい。
図2に示すように、洗濯機1は、オゾンを発生するとともにオゾンを水槽4に供給可能なオゾン発生装置30を備えている。本実施形態では、オゾン発生装置30は、循環風路20に取り付けられており、より具体的には給気ダクト19のうちユニットケース13側の端部近傍に取り付けられている。この場合、オゾン発生装置30は、オゾンを発生するオゾン発生部30aが循環風路20内に露出するように設けられている。オゾン発生装置30により発生されたオゾンは、循環送風機14の作用により水槽4に供給される。オゾン発生装置30は、その出力を変化させることによりオゾンの発生量を制御することができる。
オゾン発生装置30の出力は、その電源がオンされる通電時間に応じて変化する。したがって、オゾン発生装置30の出力、ひいてはオゾンの発生量は、通電時間を短くすることで抑えられるとともに、通電時間を長くすることで増すことができる。本実施形態では、オゾン発生装置30は、その電源のオンオフのデューティを制御することにより、その出力、ひいてはオゾンの発生量を制御するようになっている。
図2に示すように、洗濯機1は、オゾン発生装置30と水槽4との間のオゾンの供給経路の温度を検知可能な温度センサ31と、上記オゾンの供給経路の湿度を検知可能な湿度センサ32と、を含む検知部33を備えている。検知部33は、循環風路20内に設けられており、より具体的には排気ダクト11のフィルタケース10側の端部近傍に設けられている。なお、検知部33は、温度センサ31および湿度センサ32のうち一方だけを含む構成でもよい。つまり、検知部33は、オゾン発生装置30と水槽4との間のオゾン供給経路の温度および湿度のうち少なくとも一方を検知可能な構成とすることができる。また、検知部33は、オゾンが供給されるオゾン供給経路の温度または湿度を検知可能な構成であればよく、例えば水槽4内の温度または湿度を検知可能な構成とすることができる。
洗濯機1は、図3に示す制御部40を備えている。制御部40は、例えば図示しないCPU、ROM、RAMおよび書き換え可能なフラッシュメモリなどの記憶領域を有するマイクロコンピュータを主体に構成されており、洗濯機1の動作全般の制御を行う。制御部40には、循環送風機14、ヒートポンプ21、オゾン発生装置30などが接続されている。循環送風機14、ヒートポンプ21、オゾン発生装置30は、制御部40により制御される。
制御部40には、検知部33の温度センサ31および湿度センサ32が接続されており、これにより、温度センサ31により検知されたオゾンの供給経路の温度である検知温度を表す温度検知信号および湿度センサ32により検知されたオゾンの供給経路の湿度である検知湿度を表す湿度検知信号が入力されている。制御部40には、ドアロック機構34が接続されている。
ドアロック機構34は、扉3により衣類出入口を閉じた状態に固定するドアロックを行うための機構である。ドアロック機構34は、制御部40により制御される。制御部40には、排気ダンパ35が接続されている。排気ダンパ35は、循環風路20に設けられた図示しない排気口を開閉するためのものである。排気口は、循環風路20内に循環する空気の一部を排出するためのものである。排気ダンパ35は、制御部40により制御される。
制御部40は、運転制御部41およびオゾン制御部42といった機能ブロックを備えている。これら機能ブロックは、制御部40のCPUがROMなどに格納されているコンピュータプログラムを実行してコンピュータプログラムに対応する処理を実行することにより実現されている、つまりソフトウェアにより実現されている。なお、各機能ブロックのうち少なくとも一部を集積回路などのハードウェアにより実現する構成としてもよい。
運転制御部41は、衣類に対する所定の処理を行うための衣類処理運転、具体的には洗濯運転、乾燥運転および洗濯乾燥運転を制御する。これら衣類処理運転のうち、乾燥運転および洗濯乾燥運転は、ヒートポンプ21による加熱動作を実行する行程を含む運転となっている。運転制御部41は、ドアロック機構34を制御することにより、衣類処理運転の実行中に扉3により衣類出入口を閉じた状態に固定するドアロックを実行するとともに、衣類処理運転を一時停止するとき、または衣類処理運転を終了するときにドアロックを解除するようになっている。
オゾン制御部42は、衣類処理運転の実行中にオゾン発生装置30により発生させたオゾンを水槽4に供給するように、オゾン発生装置30および循環送風機14の動作を制御する。なお、オゾン制御部42は、衣類処理運転が実行されていない期間にオゾン発生装置30により発生させたオゾンを水槽4に供給するようにオゾン発生装置30および循環送風機14の動作を制御することもできる。
オゾン制御部42は、衣類処理運転の実行中にオゾン発生装置30により発生させたオゾンを水槽4に供給する場合、オゾンを水槽4に供給しない場合に比べて排気ダンパ35の開度を小さくするようになっている。本実施形態では、オゾン制御部42は、オゾンを水槽4に供給する場合、排気ダンパ35の開度をゼロにする、つまり排気ダンパ35を閉じるようになっている。
オゾン制御部42は、温度検知信号および湿度検知信号のうち少なくとも一方に基づいて、つまり検知部33による検知結果に基づいてオゾン発生装置30を制御し、オゾン発生装置30によるオゾンの発生量を所定範囲の量に制御する。従来技術において既述したように、オゾンは温度や湿度が上がるほど発生量が減少するとともに寿命が短くなる。そこで、オゾン制御部42は、オゾンの供給経路の温度や湿度が変化したとしても、それに関係なく、オゾンの発生量が所定範囲の量となるようにオゾン発生装置30を制御する。
この場合、所定範囲の量としては、人体に対して安全なオゾン濃度となり得る範囲の量であり且つ所望する除菌性能を満たすような範囲の量とされる。より具体的には、オゾン制御部42は、オゾンの供給経路の温度や湿度に関係なく、オゾンの濃度が安全閾値濃度以下において出来る限り高い濃度となるように、オゾン発生装置30を制御する。なお、安全閾値濃度は、例えば0.05[ppm]とすることができる。
オゾン制御部42は、検知部33により検知された検知温度に応じてオゾン発生装置30の出力を変化させることにより、オゾンの発生量が所定範囲の量となるように制御することができる。オゾンの供給経路の温度が比較的低い状態ではオゾンの発生量が多くなるとともに寿命が長くなるため、オゾンの濃度が高濃度になる。また、オゾンの供給経路の温度が比較的高い状態ではオゾンの発生量が少なくなるとともに寿命が短くなるため、オゾンの濃度が低濃度になる。
そこで、オゾン制御部42は、検知温度が比較的低いときにはオゾン発生装置30の出力を抑えるとともに、検知温度が比較的高いときにはオゾン発生装置30の出力を増やすことができる。このようにすれば、オゾンの発生量を所定範囲の量に制御することができ、その結果、オゾンの濃度を一定に保つことが可能となる。なお、本明細書で言う「一定」とは、値が全く変化しないものに限らず、所望する効果を得ることが出来る範囲で値が変化するものも含むものとする。
具体的には、図4に示すように、オゾン制御部42は、検知温度に応じて連続的にオゾン発生装置30の出力を変化させること、より具体的には検知温度に比例してオゾン発生装置30の出力を変化させることができる。図4などにおける温度の単位は[℃]となっている。また、図5に示すように、オゾン制御部42は、検知温度に応じて段階的にオゾン発生装置30の出力を変化させることができる。この場合、オゾン制御部42は、オゾン発生装置30の出力をA1、A2、A3、A4の4段階に切り替えるようになっている。なお、オゾン発生装置30の各出力の値は、「A1<A2<A3<A4」の関係となっている。
具体的には、オゾン制御部42は、検知温度が第1閾値温度T1未満のときには出力をA1とし、検知温度が第1閾値温度T1以上且つ第2閾値温度T2未満のときには出力をA2とし、検知温度が第2閾値温度T2以上且つ第3閾値温度T3未満のときには出力をA3とし、検知温度が第3閾値温度T3以上のときには出力をA4とする。なお、各閾値温度の値は、「T1<T2<T3<T4」の関係となっている。
オゾン制御部42は、検知部33により検知された検知湿度に応じてオゾン発生装置30の出力を変化させることにより、オゾンの発生量が所定範囲の量となるように制御することができる。オゾンの供給経路の湿度が比較的低い状態ではオゾンの発生量が多くなるとともに寿命が長くなるため、オゾンの濃度が高濃度になる。また、オゾンの供給経路の湿度が比較的高い状態ではオゾンの発生量が少なくなるとともに寿命が短くなるため、オゾンの濃度が低濃度になる。
そこで、オゾン制御部42は、検知湿度が比較的低いときにはオゾン発生装置30の出力を抑えるとともに、検知湿度が比較的高いときにはオゾン発生装置30の出力を増やすことができる。このようにすれば、オゾンの発生量を所定範囲の量に制御することができ、その結果、オゾンの濃度を一定に保つことが可能となる。具体的には、図6に示すように、オゾン制御部42は、検知湿度に応じて連続的にオゾン発生装置30の出力を変化させること、より具体的には、検知湿度に比例してオゾン発生装置30の出力を変化させることができる。この場合、湿度は、相対湿度であり、図6などにおける湿度の単位は[%]となっている。なお、湿度は、絶対湿度であってもよい。
また、図7に示すように、オゾン制御部42は、検知湿度に応じて段階的にオゾン発生装置30の出力を変化させることができる。この場合、オゾン制御部42は、オゾン発生装置30の出力をB1、B2、B3、B4の4段階に切り替えるようになっている。なお、なお、オゾン発生装置30の各出力の値は、「B1<B2<B3<B4」の関係となっている。具体的には、オゾン制御部42は、検知湿度が第1閾値温度φ1未満のときには出力をB1とし、検知湿度が第1閾値湿度φ1以上且つ第2閾値湿度φ2未満のときには出力をB2とし、検知湿度が第2閾値湿度φ2以上且つ第3閾値湿度φ3未満のときには出力をB3とし、検知湿度が第3閾値湿度φ3以上のときには出力をB4とする。なお、各閾値湿度の値は、「φ1<φ2<φ3<φ4」の関係となっている。
オゾン制御部42は、検知温度および検知湿度の双方に応じてオゾン発生装置30の出力を変化させることもできる。なお、図4に示す検知温度に応じて変化するオゾン発生装置30の出力の傾きは、図6に示す検知湿度に応じて変化するオゾン発生装置30の出力の傾きに比べて大きくなっている。また、図5におけるオゾン発生装置30の各出力A1、A2、A3、A4は、図7におけるオゾン発生装置30の各出力B1、B2、B3、B4のそれぞれに対して大きい値となっている。そのため、検知温度および検知湿度の双方に応じてオゾン発生装置30の出力を変化させる制御では、検知温度が優先されるようになる。
オゾン制御部42は、衣類処理運転の実行中にオゾン発生装置30により発生させたオゾンを水槽4に供給していた場合、運転制御部41によるドアロックの解除よりも所定の設定時間だけ前の時点でオゾン発生装置30の動作を停止させるようになっている。なお、オゾン制御部42は、上述したようにオゾン発生装置30の動作を停止させた際、循環送風機14の動作を継続して行うことができる。このような動作は、衣類処理運転の実行中に制御部40において図8に示すような内容の処理が実行されることで実現されている。
すなわち、図8に示すように、ステップS110では、衣類処理運転を終了するための操作または一時停止するための操作が実行されたことを受け、衣類処理運転が終了または一時停止される。ステップS110の実行後はステップS120に進み、オゾン発生装置30の動作が停止される。ステップS120の実行後はステップS130に進み、例えば3分などの所定の設定時間が経過したか否かが判断される。ここで、設定時間が経過すると、ステップS130で「YES」となりステップS140に進む。ステップS140では、ドアロックの解除が実行される。
以上説明した本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
洗濯機1は、オゾンを発生するとともにオゾンを水槽4に供給可能なオゾン発生装置30と、オゾン発生装置30と水槽4との間のオゾンの供給経路の温度および湿度のうち少なくとも一方を検知可能な検知部33と、検知部33による検知結果に基づいてオゾン発生装置30によるオゾンの発生量を所定範囲の量に制御するオゾン制御部42と、を備えている。
洗濯機1は、オゾンを発生するとともにオゾンを水槽4に供給可能なオゾン発生装置30と、オゾン発生装置30と水槽4との間のオゾンの供給経路の温度および湿度のうち少なくとも一方を検知可能な検知部33と、検知部33による検知結果に基づいてオゾン発生装置30によるオゾンの発生量を所定範囲の量に制御するオゾン制御部42と、を備えている。
このような構成によれば、オゾン発生装置30により発生させたオゾンにより、衣類、水槽4などに付着した菌、カビ、ウイルスを失活させる機能を実現することができる。また、このような構成によれば、オゾン濃度に影響を与える温度や湿度を検知してオゾン発生装置30によるオゾンの発生量が変更されることにより、オゾン濃度を常に最適な濃度に保つことができる。したがって、本実施形態によれば、人体に悪影響を及ぼすことなく所望する除菌性能を満たすことができるという優れた効果が得られる。
オゾン制御部42は、検知部33による検知温度が比較的低いときにはオゾン発生装置30の出力を抑えるとともに、検知温度が比較的高いときにはオゾン発生装置30の出力を増やすことができる。また、オゾン制御部42は、検知部33による検知湿度が比較的低いときにはオゾン発生装置30の出力を抑えるとともに、検知湿度が比較的高いときにはオゾン発生装置30の出力を増やすことができる。これらのようにすれば、オゾンの発生量を所定範囲の量に制御することができ、その結果、オゾンの濃度を一定に保つことが可能となる。
このような本実施形態により得られる効果は、オゾン発生装置30の出力を変化させずに固定とした従来技術に相当する構成である比較例との比較によって一層明確になる。図9は、本実施形態および比較例のそれぞれについて、乾燥行程の実行中にオゾン発生装置30により発生させたオゾンを水槽4に供給する場合におけるオゾンの供給経路における温度、湿度およびオゾン濃度の推移を示している。
図9に示すように、時刻ta以前の期間、つまり乾燥行程の前半の期間では、特に温度が低いことからオゾンの発生量が多くなる傾向がある。本実施形態では、乾燥行程の前半の期間、検知温度が低いことからオゾン発生装置30の出力を抑えるような制御が行われる。これにより、本実施形態では、乾燥行程の前半の期間、オゾン濃度は、安全閾値濃度Th付近まで増加した後に減少に転じるようになり、その結果、オゾン濃度が安全閾値濃度Thを上回ることがなく、安全閾値濃度Th以下において出来る限り高い濃度に維持される。これに対し、比較例では、乾燥行程の前半の期間、オゾン発生装置30の出力が固定されていることから、オゾンの発生量が安全閾値濃度Thを大幅に上回るまで増加した後、ようやく減少に転じるようになっている。
また、時刻ta以降の期間、つまり乾燥行程の後半の期間では、特に温度が高いことからオゾンの発生量が少なくなる傾向がある。本実施形態では、乾燥行程の後半の期間、検知温度が高いことからオゾン発生装置30の出力を増やす制御が行われる。これにより、本実施形態では、乾燥行程の後半の期間、最初にオゾン濃度が一旦増加に転じる。これにより、本実施形態では、乾燥行程の後半の期間においても、オゾン濃度が安全閾値濃度Th以下において出来る限り高い濃度に維持される。これに対し、比較例では、乾燥行程の後半の期間でも、最初はオゾン濃度が安全閾値濃度Thを上回ったままとなっており、その後は、特に温度の上昇に伴いオゾン濃度が自然に低下し、やがて安全閾値濃度Th以下となる。
このように、比較例では、乾燥行程の全期間を通じてオゾン濃度が安全閾値濃度Thを上回るおそれがあり、オゾンの濃度について人体への安全性と除菌などの効果とを両立させることが困難となっている。一方、本実施形態によれば、乾燥行程の全期間を通じてオゾン濃度が安全閾値濃度Thを上回ることがなく、安全閾値濃度Th以下において出来る限り高い濃度に維持されている。したがって、本実施形態によれば、オゾンの濃度について、人体への安全性と除菌などの効果とを両立させることが可能となる。
オゾン制御部42は、衣類処理運転の実行中にオゾン発生装置30により発生させたオゾンを水槽4に供給する場合、排気ダンパ35を閉じるようになっている。このようにすれば、オゾン発生装置30により発生させたオゾンを機外に漏らすことなく効率良く除菌などに寄与させることができる。また、このようにすれば、例えば乾燥行程の実行中にオゾン発生装置30により発生させたオゾンを水槽4に供給する際、オゾンの供給経路の温度を速やかに上昇させることが可能となり、オゾン濃度が高濃度になる低温の領域を素早く通過させることができ、人体に悪影響を及ぼす可能性を一層低く抑えることができる。
衣類処理運転の実行中にオゾン発生装置30により発生させたオゾンを水槽4に供給していた場合、その後に扉3が開放されるとオゾンが外部に漏れ出すおそれがある。そこで、オゾン制御部42は、衣類処理運転の実行中にオゾン発生装置30により発生させたオゾンを水槽4に供給していた場合、ドアロックの解除よりも所定の設定時間だけ前の時点でオゾン発生装置30の動作を停止させるとともに、循環送風機14の動作を継続して行うようになっている。このようにすれば、ドアロックが解除された際に水槽4内のオゾンを消失させておくことが可能となり、安全性を高めることができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について図10および図11を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対し、制御部40の構成が異なっている。すなわち、図10に示すように、本実施形態の制御部40は、オゾン制御部42に代えてオゾン制御部43を備えている点などが異なっている。
以下、第2実施形態について図10および図11を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対し、制御部40の構成が異なっている。すなわち、図10に示すように、本実施形態の制御部40は、オゾン制御部42に代えてオゾン制御部43を備えている点などが異なっている。
オゾン制御部43は、オゾン制御部42と同様の制御に加えてまたは代えて、次のような制御を実行することができる。すなわち、オゾン制御部43は、ヒートポンプ21の動作を実行する行程である乾燥行程を含む衣類処理運転である洗濯乾燥運転または乾燥運転を実行する際、その乾燥行程の開始時点から所定時間tbが経過するまでの期間である第1期間では所定時間tbが経過した後の期間である第2期間に比べてオゾン発生装置30の出力を抑制する。
具体的には、図11に示すように、オゾン制御部43は、乾燥行程の開始時点からオゾン発生装置30の出力動作を実行する。そして、オゾン制御部43は、乾燥行程の開始時点から経過した時間に応じてオゾン発生装置30の出力を段階的に変化させるようになっている。この場合、オゾン制御部43は、オゾン発生装置30の出力をC1、C2の2段階に切り替えるようになっている。なお、オゾン発生装置30の各出力の値は、「C1<C2」の関係となっている。具体的には、オゾン制御部43は、乾燥行程の開始時点から所定時間tbが経過するまでの第1期間には出力をC1とし、所定時間tbが経過した後の第2期間には出力をC2とする。
以上説明した本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
第1実施形態において既述したように、乾燥行程の前半の期間では、オゾンの発生量が多くなる傾向がある。そのため、図9に示した比較例のようにオゾン発生装置30を一定出力で動作させると、オゾン濃度は、乾燥行程の開始から所定時間、例えば10~20分程度経過した時点で最大濃度まで上昇し、その後は徐々に低下してゆく。
第1実施形態において既述したように、乾燥行程の前半の期間では、オゾンの発生量が多くなる傾向がある。そのため、図9に示した比較例のようにオゾン発生装置30を一定出力で動作させると、オゾン濃度は、乾燥行程の開始から所定時間、例えば10~20分程度経過した時点で最大濃度まで上昇し、その後は徐々に低下してゆく。
そこで、オゾン制御部43は、乾燥行程を含む衣類処理運転を実行する際、その乾燥行程の開始時点から所定時間tbが経過するまでの期間である第1期間では所定時間tbが経過した後の期間である第2期間に比べてオゾン発生装置30の出力を抑制する。なお、所定時間tbは、オゾン濃度が最大濃度まで上昇すると考えられる時間、例えば10~20分などに設定することができる。
つまり、オゾン制御部43は、乾燥行程において、オゾン濃度が上昇し易い前半の期間ではオゾン発生装置30の出力を抑制するとともに、オゾン濃度が上昇し難い後半の期間ではオゾン発生装置30の出力を増やすようになっている。このようにすれば、オゾンの発生量を所定範囲の量に制御することができ、その結果、オゾンの濃度を一定に保つことが可能となる。したがって、本実施形態によっても、第1実施形態と同様、人体に悪影響を及ぼすことなく所望する除菌性能を満たすことができるという優れた効果が得られる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態について図12および図13を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対し、制御部40の構成が異なっている。すなわち、図12に示すように、本実施形態の制御部40は、オゾン制御部42に代えてオゾン制御部44を備えている点などが異なっている。
以下、第3実施形態について図12および図13を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対し、制御部40の構成が異なっている。すなわち、図12に示すように、本実施形態の制御部40は、オゾン制御部42に代えてオゾン制御部44を備えている点などが異なっている。
オゾン制御部44は、オゾン制御部42と同様の制御に加えてまたは代えて、次のような制御を実行することができる。すなわち、オゾン制御部44は、ヒートポンプ21の動作を実行する行程である乾燥行程を含む衣類処理運転である洗濯乾燥運転または乾燥運転を実行する際、その乾燥行程の開始時点から所定時間tcが経過するまでの期間である第1期間ではオゾン発生装置30の出力動作を停止させるとともに、所定時間tcが経過した後の期間である第2期間ではオゾン発生装置30の出力動作を実行させる。
具体的には、図13に示すように、オゾン制御部44は、乾燥行程の開始時点から所定時間tcが経過するまでの第1期間には、オゾン発生装置30の出力動作を停止している。そして、オゾン制御部44は、乾燥行程の開始時点から所定時間tcが経過した後の第2期間には、オゾン発生装置30の出力動作を実行する。このときのオゾン発生装置30の出力は、D1で一定とされる。
以上説明した本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
オゾン発生装置30が出力を可変することができない構成または通電のオン時間の最短時間の制約などにより出力の最低値が比較的大きい値にならざるを得ない構成である場合、第2実施形態のオゾン制御部43によるオゾン発生装置30の制御方法では、乾燥行程の前半の期間においてオゾン濃度が安全閾値濃度を超えて上昇してしまうおそれがある。
オゾン発生装置30が出力を可変することができない構成または通電のオン時間の最短時間の制約などにより出力の最低値が比較的大きい値にならざるを得ない構成である場合、第2実施形態のオゾン制御部43によるオゾン発生装置30の制御方法では、乾燥行程の前半の期間においてオゾン濃度が安全閾値濃度を超えて上昇してしまうおそれがある。
そこで、オゾン制御部44は、乾燥行程を含む衣類処理運転を実行する際、その乾燥行程の開始時点から所定時間tcが経過するまでの期間である第1期間ではオゾン発生装置30の出力動作を停止させるとともに、所定時間tcが経過した後の期間である第2期間ではオゾン発生装置30の出力動作を実行させる。なお、所定時間tcは、第2実施形態における所定時間tbと同様の考え方に基づいた時間に設定することができる。
つまり、オゾン制御部44は、乾燥行程において、オゾン濃度が上昇し易い前半の期間ではオゾン発生装置30の出力動作を停止するとともに、オゾン濃度が上昇し難い後半の期間ではオゾン発生装置30の出力動作を実行するようになっている。このようにすれば、オゾン発生装置30が出力を可変することができない構成または出力の最低値が比較的大きい値にならざるを得ない構成であっても、オゾンの発生量を所定範囲の量に制御することができ、その結果、オゾンの濃度を一定に保つことが可能となる。したがって、本実施形態によっても、第1実施形態と同様、人体に悪影響を及ぼすことなく所望する除菌性能を満たすことができるという優れた効果が得られる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に変形、組み合わせ、あるいは拡張することができる。
上記各実施形態で示した数値などは例示であり、それに限定されるものではない。
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に変形、組み合わせ、あるいは拡張することができる。
上記各実施形態で示した数値などは例示であり、それに限定されるものではない。
本発明は、ドラム式洗濯乾燥機である洗濯機1に限らず、例えば縦軸型の洗濯機や洗濯乾燥機、乾燥機など、洗濯、乾燥、脱臭などの衣類に対する所定の処理を行うための衣類処理運転を実行することができる衣類処理装置全般に適用することができる。
オゾン発生装置30は、オゾンを発生するとともにオゾンを水槽4に供給可能な構成であればよく、その構成および設置個所などは適宜変更することができる。
オゾン発生装置30は、オゾンを発生するとともにオゾンを水槽4に供給可能な構成であればよく、その構成および設置個所などは適宜変更することができる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯機、3は扉、4は水槽(収容槽)、21はヒートポンプ(加熱装置)、30はオゾン発生装置、33は検知部、40は制御部を示す。
Claims (6)
- 衣類を収容可能な収容槽と、
オゾンを発生するとともに前記オゾンを前記収容槽に供給可能なオゾン発生装置と、
前記オゾンの供給経路の温度および湿度のうち少なくとも一方を検知可能な検知部と、
前記衣類に対する所定の処理を行うための衣類処理運転を制御するとともに、前記オゾン発生装置の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記検知部による検知結果に基づいて前記オゾン発生装置による前記オゾンの発生量を所定範囲の量に制御する衣類処理装置。 - 前記検知部は、前記オゾンの供給経路の温度を検知可能であり、
前記制御部は、前記検知部により検知された前記オゾンの供給経路の温度である検知温度に応じて前記オゾン発生装置の出力を変化させる請求項1に記載の衣類処理装置。 - 前記検知部は、前記オゾンの供給経路の湿度を検知可能であり、
前記制御部は、前記検知部により検知された前記オゾンの供給経路の湿度である検知湿度に応じて前記オゾン発生装置の出力を変化させる請求項1または2に記載の衣類処理装置。 - さらに、前記収容槽内に供給される空気を加熱する加熱装置を備え、
前記制御部は、前記加熱装置の動作を実行する行程を含む前記衣類処理運転を実行する際、前記行程の開始時点から所定時間が経過するまでの期間である第1期間では前記所定時間が経過した後の期間である第2期間に比べて前記オゾン発生装置の出力を抑制する請求項1から3のいずれか一項に記載の衣類処理装置。 - さらに、前記収容槽内に供給される空気を加熱する加熱装置を備え、
前記制御部は、前記加熱装置の動作を実行する行程を含む前記衣類処理運転を実行する際、前記行程の開始時点から所定時間が経過するまでの期間である第1期間では前記オゾン発生装置の出力動作を停止させるとともに、前記所定時間が経過した後の期間である第2期間では前記オゾン発生装置の出力動作を実行させる請求項1から3のいずれか一項に記載の衣類処理装置。 - さらに、前記収容槽に前記衣類を出し入れ可能な衣類出入口を開閉する扉を備え、
前記制御部は、
前記衣類処理運転の実行中に前記扉により前記衣類出入口を閉じた状態に固定するドアロックを実行するとともに、前記衣類処理運転を一時停止するとき、または前記衣類処理運転を終了するときに前記ドアロックを解除するようになっており、
前記衣類処理運転の実行中に前記オゾン発生装置により発生させた前記オゾンを前記収容槽に供給していた場合、前記ドアロックの解除よりも所定の設定時間だけ前の時点で前記オゾン発生装置の動作を停止させる請求項1から5のいずれか一項に記載の衣類処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022008640A JP2023107438A (ja) | 2022-01-24 | 2022-01-24 | 衣類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022008640A JP2023107438A (ja) | 2022-01-24 | 2022-01-24 | 衣類処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023107438A true JP2023107438A (ja) | 2023-08-03 |
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ID=87474652
Family Applications (1)
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JP2022008640A Pending JP2023107438A (ja) | 2022-01-24 | 2022-01-24 | 衣類処理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2023107438A (ja) |
-
2022
- 2022-01-24 JP JP2022008640A patent/JP2023107438A/ja active Pending
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