JP2023158915A - クッション体、及びクッション体の製造方法 - Google Patents

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直樹 辻子
Naoki Tsujiko
陽亮 森川
Harusuke Morikawa
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【課題】接触冷感性を高めて蒸れ感を生じにくくすると共に、汚れを目立ちにくくすることができるクッション体、及びクッション体の製造方法を提供する。【解決手段】一実施形態に係るクッション体1は、平面視において、第1方向、及び第1方向に交差する第2方向D2に延在する袋体10と、熱可塑性エラストマーによって構成されており、袋体10の内部において第1方向及び第2方向D2のそれぞれに沿って並ぶ複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する空隙層20と、を備える。袋体10は、鉛直上方に向けられる第1側地11と、第1側地11とは反対側に向けられる第2側地12と、を有し、空隙層20は、第1側地11の下面11d、及び第2側地12の上面12d、の少なくともいずれかに固定されている。【選択図】図3

Description

本開示は、クッション体、及びクッション体の製造方法に関する。
特開2021-23453号公報には、クッション材が記載されている。クッション材は枕として用いられる。クッション材は、柱状を呈する芯材と、芯材の表面に設けられる表層部とを備える。表層部は、熱可塑性エラストマーによって構成されている構造体である。この構造体は、多数の中空室が隔壁を介して集合する態様で形成されている。表層部を構成する構造体は、芯材の略全面に取り付けられている。構造体は、複数の中空室が隙間無く並べられたものであり、隔壁によって形成されている。中空室の上端は開放されている。各中空室は、平面から見た形状が二等辺三角形状を呈する。
特開2021-23453号公報
熱可塑性エラストマーからなる構造体では、空気又は天然繊維より熱伝導率が高いため、使用者が発する熱は空気よりも構造体に素早く伝わり、使用者に冷感作用を生じさせることを可能としている。よって、接触冷感性を高めて蒸れ感を生じにくくすることが可能である。しかしながら、前述したクッション材では、中空室の上端が開放されている。すなわち、複数の中空室が並べられて形成された構造体が上方に露出している。従って、中空室に埃等が付着して汚れが溜まりやすいという問題が生じうる。更に、中空室が上方に露出していることにより、溜まった汚れが目立つという問題も生じうる。
本開示は、接触冷感性を高めて蒸れ感を生じにくくすると共に、汚れを目立ちにくくすることができるクッション体、及びクッション体の製造方法を提供することを目的とする。
本開示の要旨は以下の[1]~[5]である。
[1]
平面視において、第1方向、及び前記第1方向に交差する第2方向に延在する袋体と、
熱可塑性エラストマーによって構成されており、前記袋体の内部において前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに沿って並ぶ複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する空隙層と、
を備え、
前記袋体は、
鉛直上方に向けられる第1側地と、
前記第1側地とは反対側に向けられる第2側地と、
を有し、
前記空隙層は、前記第1側地の下面、及び前記第2側地の上面、の少なくともいずれかに固定されている、
クッション体。
[2]
前記第1側地及び前記第2側地によって画成される前記袋体の内部空間を仕切る内側生地を備え、
前記空隙層は、前記第1側地の下面に固定されると共に前記第1側地及び前記内側生地の間に位置しており、
前記内側生地及び前記第2側地の間には詰め物が収容される収容空間が形成されている、
[1]に記載のクッション体。
[3]
前記空隙層は、前記空隙層の厚さ方向への前記壁部の高さが所定高さ以上である第1領域と、前記厚さ方向への前記壁部の高さが前記所定高さよりも低い第2領域と、を有する、
[1]又は[2]に記載のクッション体。
[4]
前記空隙層は、前記第1側地の下面に固定されており、
前記第1側地がメッシュ状の生地である、
[1]~[3]のいずれかに記載のクッション体。
[5]
平面視において、第1方向、及び前記第1方向に交差する第2方向に延在する第1側地に、熱可塑性エラストマーによって構成されており前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに沿って並ぶ複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する空隙層を固定させる工程と、
前記空隙層を、前記第1方向及び前記第2方向に延びる第2側地によって覆う工程と、
前記第1側地の縁部、及び前記第2側地の縁部を互いに縫い合わせる工程と、
を備えるクッション体の製造方法。
本開示に係るクッション体は、平面視において、第1方向、及び第1方向に交差する第2方向に延在する袋体と、熱可塑性エラストマーによって構成されており、袋体の内部において第1方向及び第2方向のそれぞれに沿って並ぶ複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する空隙層と、を備える。袋体は、鉛直上方に向けられる第1側地と、第1側地とは反対側に向けられる第2側地と、を有し、空隙層は、第1側地の下面、及び第2側地の上面、の少なくともいずれかに固定されている。
このクッション体は袋体の内部に空隙層を備え、空隙層は、熱可塑性エラストマーによって構成されており、且つ複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する。袋体は、鉛直上方に向けられる第1側地と、第1側地とは反対側に向けられる第2側地とを有し、空隙層は、第1側地の下面、及び第2側地の上面、の少なくともいずれかに固定されている。従って、第1側地の下面、及び第2側地の上面、の少なくともいずれかに熱可塑性エラストマーによって構成された空隙層が固定されているので、第1側地又は第2側地に対する接触冷感性を高めて蒸れ感を生じにくくすることができる。空隙層は、袋体の内部において第1側地及び第2側地の間に挟み込まれる。従って、空隙層は露出しないので、空隙層を汚れにくくできると共に、汚れてもその汚れを目立ちにくくすることができる。更に、空隙層は袋体の内部に固定されているので、クッション体の使用時における空隙層の移動を抑制できる。従って、空隙層の移動によって違和感を生じさせることを抑制できるので、クッション体の使い心地を良好にすることができる。
クッション体は、第1側地及び第2側地によって画成される袋体の内部空間を仕切る内側生地を備えてもよい。空隙層は、第1側地の下面に固定されると共に第1側地及び内側生地の間に位置してもよく、内側生地及び第2側地の間には詰め物が収容される収容空間が形成されていてもよい。この場合、第1側地の下面に空隙層が固定されているので、鉛直上方に向けられる第1側地に対する接触冷感性を高めて蒸れ感を生じにくくすることができる。袋体の内部空間が内側生地によって仕切られており、内側生地から見て第1側地側の空間に空隙層が固定され、内側生地から見て第2側地側の空間は詰め物の収容空間とされている。従って、空隙層が固定された袋体の内部に詰め物を収容することができる。
空隙層は、空隙層の厚さ方向への壁部の高さが所定高さ以上である第1領域と、厚さ方向への壁部の高さが当該所定高さよりも低い第2領域と、を有してもよい。この場合、空隙層の壁部の高さが第1領域と第2領域とで互いに異なるので、部分的に壁部の高さを異ならせることができる。
空隙層は、第1側地の下面に固定されていてもよく、第1側地がメッシュ状の生地であってもよい。この場合、空隙層が固定され、且つ鉛直上方に向けられる第1側地がメッシュ状の生地であることにより、第1側地の通気性を高めることができる。従って、第1側地の接触冷感性を更に高めて蒸れ感をより生じにくくすることができる。
本開示に係るクッション体の製造方法は、平面視において、第1方向、及び第1方向に交差する第2方向に延在する第1側地に、熱可塑性エラストマーによって構成されており第1方向及び第2方向のそれぞれに沿って並ぶ複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する空隙層を固定させる工程と、空隙層を、第1方向及び第2方向に延びる第2側地によって覆う工程と、第1側地の縁部、及び第2側地の縁部を互いに縫い合わせる工程と、を備える。
このクッション体の製造方法では、第1側地に空隙層を固定させ、空隙層は、熱可塑性エラストマーによって構成されており、且つ複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する。第1側地に固定された空隙層は第2側地によって覆われ、第1側地の縁部、及び第2側地の縁部は互いに縫い合わされる。従って、第1側地及び第2側地に空隙層が挟み込まれた状態とされるので、第1側地又は第2側地に対する接触冷感性を高めて蒸れ感を生じにくくすることができる。前述したクッション体と同様、空隙層は露出しないので、空隙層を汚れにくく、且つ汚れを目立ちにくくすることができる。更に、空隙層は袋体の内部で固定されるので、空隙層を移動しづらくすることができる。その結果、空隙層の移動によって違和感を生じさせることを抑制できるので、クッション体の使い心地を良好にすることができる。
本開示によれば、接触冷感性を高めて蒸れ感を生じにくくすると共に、汚れを目立ちにくくすることができる。
実施形態に係るクッション体を示す平面図である。 図1のクッション体の底面図である。 図1のA-A線断面図である。 (a)は、図1のクッション体の第1側地に固定される空隙層を示す平面図である。(b)は、図4(a)の空隙層の側面図である。 第1変形例に係るクッション体を上方から見た斜視図である。 図5のクッション体を捲った状態を示す斜視図である。 第2変形例に係るクッション体を示す断面図である。 第3変形例に係るクッション体を示す断面図である。
以下では、図面を参照しながら本開示に係るクッション体、及びクッション体の製造方法の実施形態について説明する。図面の説明において同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。図面は、理解の容易化のため、一部を簡略化又は誇張して描いている場合があり、寸法比率等は図面に記載のものに限定されない。
本開示に係るクッション体は、袋体と、袋体の内部に固定される空隙層とを備える。袋体とは、柔軟性素材によって構成された袋状のものを示している。柔軟性素材とは、身体の載置によって変形する柔らかさを備えた素材を示している。空隙層は、複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する。
壁部は、空隙層の面外方向に突出して空隙部を画成する部位である。複数の壁部は、例えば、格子状、千鳥状、又はハニカム状に配列されている。空隙部は、複数の壁部によって囲まれた部位である。複数の空隙部は、例えば、格子状、千鳥状、又はハニカム状に配列されている。
図1は、本実施形態に係るクッション体1を示す平面図である。図1に示されるように、平面視において、クッション体1は、第1方向D1、及び第1方向D1に交差する第2方向D2に延在している。例えば、第1方向D1は平面視におけるクッション体1の短手方向(幅方向)であり、第2方向D2は平面視におけるクッション体1の長手方向である。一例として、第1方向D1及び第2方向D2は互いに直交している。
図2は、クッション体1を示す底面図である。図1及び図2に示されるように、クッション体1は袋体10を有する。袋体10は、鉛直上方に向けられる第1側地11、及び第1側地11とは反対側に向けられる第2側地12とを有する。第1側地11は、例えば、布帛によって構成されている。しかしながら、第1側地11の材料は、布帛以外のものであってもよく、特に限定されない。第1側地11は、第1方向D1に沿って延びると共に第2方向D2に沿って並ぶ一対の短辺11bと、第2方向D2に沿って延びると共に第1方向D1に沿って並ぶ一対の長辺11cとを有する。
第2側地12の材料は、例えば、第1側地11の材料と同一である。しかしながら、第2側地12の材料は、第1側地11の材料と異なっていてもよく、特に限定されない。一例として、第2側地12は、メッシュ状の生地であってもよい。第2側地12は、第1方向D1に沿って延びると共に第2方向D2に沿って並ぶ一対の短辺12bと、第2方向D2に沿って延びると共に第1方向D1に沿って並ぶ一対の長辺12cとを有する。
袋体10は、第1側地11の各短辺11bが第2側地12の各短辺12bに縫い合わされ、且つ第1側地11の各長辺11cが第2側地12の各長辺12cに縫い合わされることによって形成されている。図3は、図1のA-A線断面図である。図1~図3に示されるように、例えば、クッション体1は、第1側地11の下面11dに固定された空隙層20を有する。なお、上記の例とは異なり、クッション体1は、第2側地12の上面12dに固定された空隙層20を有してもよい。一例として、クッション体1は枕である。空隙層20を備えたクッション体1は洗濯することが可能である。すなわち、空隙層20を備えたクッション体1は洗濯をしやすくなるように改良されている。
空隙層20は、熱可塑性エラストマー(TPE:Thermo PlasticElastomer)によって構成されている。すなわち、空隙層20は、合成ゴムと熱可塑性樹脂の間を埋める素材によって構成されている。空隙層20は、加熱されると流動する材料によって構成されているので、成形加工を容易に行うことができる。従って、種々の形状、及び種々の大きさの空隙層20を作製することが可能である。空隙層20は、常温では、ゴムとしての特性を有する。しかしながら、空隙層20は、加熱されると軟化する。
図4(a)は、第1側地11に固定された空隙層20を示す平面図である。図4(b)は、空隙層20を示す側面図である。図3、図4(a)及び図4(b)に示されるように、空隙層20は、平面視において長方形状を呈する。空隙層20は、第1方向D1に沿って延びると共に第2方向D2に沿って並ぶ一対の短辺20b、及び第2方向D2に沿って延びると共に第1方向D1に沿って並ぶ一対の長辺20cを有する。
空隙層20は、第1方向D1及び第2方向D2の双方に延在すると共に、第1方向D1及び第2方向D2の双方に交差する厚さ方向D3に厚みを有するシート状を呈する。空隙層20は、第1方向D1及び第2方向D2のそれぞれに沿って並ぶ複数の空隙部21を有する。各空隙部21は、複数の壁部22によって画成されている。空隙部21は、複数の壁部22によって囲まれた領域を示している。
図4(a)の例では、空隙部21は、六角形状(一例として正六角形状)を呈する。この場合、複数の空隙部21はハニカム状を呈する。複数の壁部22は、例えば、第2方向D2に沿って延びる基準線Lに対して角度θだけ傾斜する複数の第1壁部22bと、基準線Lに対して第1壁部22bとは反対側に角度θだけ傾斜する複数の第2壁部22cと、基準線Lに沿って延びる複数の第3壁部22dとを含む。
上記のように、壁部22が第1壁部22b、第2壁部22c及び第3壁部22dを含み、空隙部21が六角形状とされていることにより、空隙部21を収まりよく配置でき、形崩れしにくい空隙層20とすることができる。例えば、空隙部21は、互いに対向する2つの第1壁部22b、互いに対向する2つの第2壁部22c、及び互いに対向する2つの第3壁部22dによって画成されている。上記の角度θは、例えば、60°である。しかしながら、角度θの値は、60°でなくてもよく、適宜変更可能である。
本実施形態に係るクッション体1では、空隙部21の形状を第1側地11を介して僅かに視認することが可能である(図1参照)。本実施形態では、上記のように空隙部21が六角形状である例について説明した。しかしながら、空隙部21は、六角形状でなくてもよく、例えば、三角形状、四角形状、五角形状、若しくは八角形状、又は、円形状若しくは長円形状であってもよく、空隙部21の形状は適宜変更可能である。
空隙層20は、空隙層20の厚さ方向D3への壁部22の高さが所定高さH以上である第1領域23と、厚さ方向D3への壁部22の高さが所定高さHよりも低い第2領域24とを有する。「所定高さ」とは、壁部22の厚さ方向D3への高さ(厚さ)の基準となる高さを示しており、例えば、壁部22の厚さ方向D3への高さの平均値である。以下では、壁部22の厚さ方向D3への高さを単に「壁部22の高さ」と称することがある。
例えば、平面視における空隙層20の中央における壁部22の高さが最も高く、平面視における空隙層20の中央から空隙層20の端部に向かうに従って壁部22の高さが低くなっている。壁部22の高さの最小値は、例えば、0.2cm以上且つ1cm以下である。壁部22の高さの最小値は、0.3cm以上、又は0.5cm以上であってもよい。また、壁部22の高さの最小値は、0.8cm以下、又は0.6cm以下であってもよい。
壁部22の高さの最大値は、例えば、1cm以上且つ3cm以下である。壁部22の高さの最大値は、1.5cm以上、又は2cm以上であってもよい。また、壁部22の高さの最大値は、2.5cm以下、又は2cm以下であってもよい。なお、従来の壁部の高さの最大値は5cm程度であったのに対し、本実施形態に係る壁部22の高さの最大値は5cm未満とされている。これにより、TPEからなる空隙層20の重さを低減させることができ、軽量化を実現して扱いやすい空隙層20とすることが可能である。すなわち、従来重くて扱いづらかったTPE素材を、本実施形態では、薄くて軽い空隙層20としているので、使い勝手が良いクッション体1とすることが可能である。更に、空隙層20のコストを低減させることが可能である。
前述したように、空隙層20では、複数の空隙部21が第1方向D1に沿って並ぶと共に第2方向D2に沿って並んでいる。複数の空隙部21の大きさ(平面視における面積)は、例えば、互いに同一である。しかしながら、複数の空隙部21の大きさは、互いに異なっていてもよい。
例えば、平面視における中央の空隙部21の大きさが最も大きく、平面視における空隙層20の中央から空隙層20の端部に向かうに従って空隙部21の大きさが小さくなっていてもよい。また、使用者の頬が当たる箇所である空隙層20の第2方向D2の端部における空隙部21の大きさが、当該端部以外の箇所における空隙部21の大きさより大きくてもよい。このように、空隙部21の大きさについては適宜変更可能である。
クッション体1は、第1側地11及び第2側地12によって画成される袋体10の内部空間を仕切る内側生地15を備える。空隙層20は、第1側地11及び内側生地15の間に位置する。袋体10は、内側生地15と第2側地12との間に形成された収容空間Sを有する。
収容空間Sは、クッション体1の詰め物が収容される空間である。詰め物は、クッション体の内部に収容される内容物を示しており、例えば、パイプ材等の中空内容物、そば殻、アズキ若しくはヒノキ等の中実内容物、又は、わた等の柔軟性内容物であってもよい。袋体10は、例えば、収容空間Sを仕切るマチ部16を有していてもよく、マチ部16によって収容空間Sが分割されていてもよい。
そして、マチ部16によって分割された収容空間Sを有するクッション体1の領域ごとに収容空間Sを開閉するための開閉部材17(例えばファスナー)が設けられていてもよい。一例として、開閉部材17は第1方向D1に沿って延在している。分割された収容空間Sごとに開閉部材17を開放させて詰め物を出し入れすることが可能となる。
次に、本実施形態に係るクッション体の製造方法の例について説明する。以下では、クッション体1を製造する方法の例について説明する。まず、第1側地11に空隙層20を固定させる(空隙層を固定させる工程)。
具体的には、第1方向D1及び第2方向D2に延びる第1側地11を敷いて、第1側地11の上に第1方向D1及び第2方向D2に延びるように空隙層20を載せる。このとき、第1側地11の短辺11b及び長辺11cよりも空隙層20の短辺20b及び長辺20cが平面視における内側に位置するように空隙層20を配置する(空隙層を配置する工程)。
そして、第1側地11に空隙層20を固定する。具体例として、熱圧着によって空隙層20を第1側地11に貼り付ける。すなわち、第1側地11に載せられた空隙層20を加熱すると共に第1側地11に向けて空隙層20を加圧すると、空隙層20が溶融して第1側地11に密着する。その後、空隙層20を冷却させることによって空隙層20が第1側地11に固定された状態となる。但し、第1側地11への空隙層20の固定については、上記の熱圧着に限られず、例えば、接着剤によって空隙層20が第1側地11に固定されてもよい。
第1側地11に空隙層20を固定させた後には、空隙層20を内側生地15によって覆う(内側生地によって覆う工程)。このとき、空隙層20に内側生地15を被せて空隙層20を隠した状態にする。その後、第1側地11の縁部と、内側生地15の縁部とを互いに縫い合わせる(互いに縫い合わせる工程)。
そして、第1側地11の縁部と、第2側地12の縁部とを互いに縫い合わせ、内側生地15と第2側地12との間に収容空間Sを形成する。例えば、第1側地11の縁部、及び第2側地12の縁部にアドラー巻き(ヘム巻き)がなされてもよい。以上の工程を経てクッション体1が完成する。
次に、本実施形態に係るクッション体1、及びクッション体1の製造方法から得られる作用効果について説明する。図3及び図4に示されるように、クッション体1は袋体10の内部に空隙層20を備え、空隙層20は、熱可塑性エラストマーによって構成されており、且つ複数の空隙部21を画成する複数の壁部22を有する。袋体10は、鉛直上方に向けられる第1側地11と、第1側地11とは反対側に向けられる第2側地12とを有し、空隙層20は、第1側地11の下面11dに固定されている。従って、第1側地11の下面11dに熱可塑性エラストマーによって構成された空隙層20が固定されているので、第1側地11に対する接触冷感性を高めて蒸れ感を生じにくくすることができる。
より具体的には、空隙層20が露出している場合には、顔に空隙層20(壁部22の多角形状等)の跡がつく、又は空隙層20が汗でべとつくといった問題が生じうる。TPEによって構成された空隙層20は、汗を吸いにくいので、空隙層20が汗でべとつくと使用者に不快感を与える懸念がある。これに対し、本実施形態では、袋体10の内部に空隙層20が固定されており、空隙層20が使用者の顔の反対側(下側)に向けられるので、顔に空隙層20の跡がついたり、空隙層20が汗でべとついたり等の問題が生じにくい。その結果、クッション体1の使用者に不快感を与える可能性を低減できるので、使用者の寝心地を良好にすることができる。
空隙層20は、袋体10の内部において第1側地11及び第2側地12の間に挟み込まれる。従って、空隙層20は露出しないので、空隙層20を汚れにくくできると共に、汚れてもその汚れを目立ちにくくすることができる。更に、空隙層20は袋体10の内部に固定されているので、クッション体1の使用時における空隙層20の移動を抑制できる。より具体的には、クッション体1の使用時に空隙層20を潰れにくくできると共に空隙層20の横ぶれを抑制できる。従って、空隙層20の移動によって違和感を生じさせることを抑制できるので、クッション体1の使い心地を良好にすることができる。なお、第2側地12の上面12dに空隙層20が固定されたクッション体からも上記と同様の効果が得られる。
本実施形態において、クッション体1は、第1側地11及び第2側地12によって画成される袋体10の内部空間を仕切る内側生地15を備える。空隙層20は、第1側地11の下面11dに固定されると共に第1側地11及び内側生地15の間に位置しており、内側生地15及び第2側地12の間には詰め物が収容される収容空間Sが形成されている。袋体10の内部空間が内側生地15によって仕切られており、内側生地15から見て第1側地11側の空間に空隙層20が固定され、内側生地15から見て第2側地12側の空間は詰め物の収容空間Sとされている。従って、空隙層20が固定された袋体10の内部に詰め物を収容することができる。
本実施形態では、図4(a)及び図4(b)に示されるように、空隙層20は、空隙層20の厚さ方向D3への壁部22の高さが所定高さH以上である第1領域23と、厚さ方向D3への壁部22の高さが所定高さHよりも低い第2領域24と、を有する。従って、空隙層20の壁部22の高さが第1領域23と第2領域24とで互いに異なるので、部分的に壁部22の高さを異ならせることができる。
続いて、第1変形例に係るクッション体31について図5及び図6を参照しながら説明する。クッション体31の一部の構成は、前述したクッション体1の一部の構成と同一である。よって、以下の説明では、クッション体1の説明と重複する説明を同一の符号を付して適宜省略する。
クッション体31は、袋体40を有する。袋体40は、鉛直上方に向けられる第1側地41と、鉛直下方に向けられる第2側地42とを有する。第1側地41は、メッシュ状の生地である。すなわち、第1側地41は、第1側地41を貫通する複数の通気孔を有する。袋体40は、第1方向A1、及び第1方向A1に交差する第2方向A2に延在しており、第1方向A1及び第2方向A2の双方に交差する第3方向A3に厚みを有する。第1側地41及び第2側地42は、第3方向A3に沿って並んでいる。第1方向A1は袋体40の長手方向であり、第2方向A2は袋体40の短手方向である。
袋体40は、第2方向A2に沿って並ぶ一対の着座部43と、一対の着座部43の間に形成された凹部44とを有する。着座部43及び凹部44は、第1側地41によって形成されている。凹部44は、例えば、底面44bと、第2方向A2に沿って並ぶ一対の内側面44cとによって画成されている。一例として、底面44bは平坦面であり、内側面44cは湾曲面である。一対の内側面44cは、第1方向A1の端部から第1方向A1の中央に向かうに従って互いに離隔するように湾曲している。
クッション体31は、袋体40の内部に固定された空隙層20を有する。例えば、クッション体31は、複数(一例として2つ)の空隙層20を有し、各空隙層20は第1側地41の下面に固定されている。例えば、空隙層20は各着座部43の内部において各第1側地41の下面に固定されている。
第2側地42は、例えば、第1側地41とは異なる材料の生地である。第2側地42は、床面等の載置面に載せられる下面42bと、下面42bに固定された複数の滑り止め部42cとを有する。第2側地42は複数の滑り止め部42cを有し、複数の滑り止め部42cは下面42bにおいてドット状に配列されている。滑り止め部42cはゴム材料によって構成されている。一例として、滑り止め部42cの材料は、シリコンゴム、又はポリエチレンゴムである。しかしながら、滑り止め部42cの材料は特に限定されない。
袋体40は、例えば、第1側地41の縁部、及び第2側地42の縁部に縫い合わされた布部45を有する。布部45は、第1側地41の縁部、及び第2側地42の縁部にアドラー巻き(ヘム巻き)されている。以上のように構成されるクッション体31(袋体40)は、布製のカバーに収容されて使用される。
以上、第1変形例に係るクッション体31では、空隙層20は、第1側地41の下面に固定されており、第1側地41がメッシュ状の生地である。よって、空隙層20が固定され、且つ鉛直上方に向けられる第1側地41がメッシュ状の生地であることにより、第1側地41の通気性を高めることができる。従って、第1側地41の接触冷感性を更に高めて蒸れ感をより生じにくくすることができる。
次に、第2変形例に係るクッション体51について図7を参照しながら説明する。図7に示されるように、クッション体51は、袋体60と、第1側地61に固定された空隙層20とを有する。袋体60は、第1側地61と、第1側地61とは反対側を向く第2側地62とを備える。第1側地61及び第2側地62のそれぞれは、例えば、前述した第1側地11及び第2側地12のそれぞれと同一である。第1側地61及び第2側地62は互いに縫い合わされている。空隙層20は、袋体60の内部に設けられており、袋体60の外部に露出する部位を有しない。
続いて、クッション体51の製造方法について説明する。まず、前述したクッション体1の場合と同様、第1側地61に空隙層20を固定させる(空隙層を固定させる工程)。空隙層20を固定する方法は、クッション体1の場合と同様である。空隙層20が固定された後には、空隙層20を第2側地62によって覆う(第2側地によって覆う工程)。具体的には、第1側地61に固定された空隙層20に第2側地62を被せて空隙層20を隠した状態にする。
その後、第1側地61の縁部(短辺及び長辺)と、第2側地62の縁部(短辺及び長辺)とを互いに縫い合わせる(互いに縫い合わせる工程)。このとき、第1側地61の各短辺を第2側地62の各短辺に縫製し、第1側地61の各長辺を第2側地62の各長辺に縫製する。
例えば、第1側地61の縁部、及び第2側地62の縁部にアドラー巻き(ヘム巻き)がなされてもよい。以上の工程を経てクッション体51が完成する。更に、完成したクッション体51は、布製のカバーに収容されてもよい(クッション体をカバーに収容する工程)。そして、クッション体51は使用に供される。
以上、クッション体51の製造方法では、第1側地61に固定された空隙層20は第2側地62によって覆われ、第1側地61の縁部、及び第2側地62の縁部は互いに縫い合わされる。従って、第1側地61及び第2側地62に空隙層20が挟み込まれた状態とされるので、第1側地61又は第2側地62に対する接触冷感性を高めて蒸れ感を生じにくくすることができる。前述したクッション体1等と同様、空隙層20は露出しないので、空隙層20を汚れにくく、且つ汚れを目立ちにくくすることができる。更に、空隙層20は袋体60の内部で固定されるので、空隙層20を移動しづらくすることができる。その結果、空隙層20の移動によって違和感を生じさせることを抑制できるので、クッション体51の使い心地を良好にすることができる。
続いて、第3変形例に係るクッション体71について図8を参照しながら説明する。クッション体71は、上下両側に空隙層20が設けられる点が前述したクッション体1とは異なっている。クッション体71は袋体80を備える。袋体80は、前述した第1側地11及び第2側地12と同様の第1側地81及び第2側地82と、第1内側生地85と、第2内側生地86とを有する。クッション体71は、例えば、枕である。
クッション体71は上下一対に並ぶ2つの空隙層20を有する。空隙層20は、第1側地81の下面81d、及び第2側地82の上面82dのそれぞれに固定されている。2つの空隙層20のうちの一方は第1側地81と第1内側生地85との間に設けられており、2つの空隙層20のうちの他方は第2側地82と第2内側生地86との間に設けられている。袋体80は前述と同様の収容空間Sを有し、収容空間Sは第1内側生地85と第2内側生地86との間に形成されている。
以上、第3変形例に係るクッション体71では、第1側地81の下面81d、及び第2側地82の上面82dのそれぞれに空隙層20が固定されている。従って、第1側地81の下面81d、及び第2側地82の上面82dの双方に熱可塑性エラストマーによって構成された空隙層20が固定されているので、第1側地81及び第2側地82に対する接触冷感性を高めて蒸れ感を一層生じにくくすることができる。
そして、空隙層20は、袋体80の内部において、第1側地81と第1内側生地85との間、及び、第2側地82と第2内側生地86との間、のそれぞれに挟み込まれる。従って、空隙層20は露出しないので、空隙層20を汚れにくくできると共に、汚れてもその汚れを目立ちにくくすることができる。従って、前述したクッション体1等と同様の効果が得られる。
以上、本開示に係るクッション体、及びクッション体の製造方法の実施形態及び種々の変形例について説明した。しかしながら、本開示は、前述した実施形態又は変形例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨を変更しない範囲において変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。すなわち、クッション体の各部の形状、大きさ、材料、数及び配置態様、並びに、クッション体の製造方法の工程の内容及び順序は、前述した要旨を変更しない範囲において適宜変更可能である。
前述の実施形態では、布帛によって構成されている第1側地11を有する袋体10を備えるクッション体1について説明した。しかしながら、第1側地11は、例えば、ジェル状のポリウレタン素材(PU素材)によって構成されていてもよい。この場合、接触冷感性を更に良好にすることが可能となる。第2側地12についても同様である。このように、第1側地11及び第2側地12の材料は適宜変更可能である。空隙層20の材料についても適宜変更可能である。
前述の実施形態では、枕であるクッション体1について説明した。しかしながら、本開示に係るクッション体は、枕以外のものであってもよい。例えば、クッション体は、クッション、座布団、敷き布団若しくはマットレス等の敷き寝具、又は、掛け寝具等であってもよい。
1…クッション体、10…袋体、11…第1側地、11b…短辺、11c…長辺、11d…下面、12…第2側地、12b…短辺、12c…長辺、12d…上面、15…内側生地、16…マチ部、17…開閉部材、20…空隙層、20b…短辺、20c…長辺、21…空隙部、22…壁部、22b…第1壁部、22c…第2壁部、22d…第3壁部、23…第1領域、24…第2領域、31…クッション体、40…袋体、41…第1側地、42…第2側地、42b…下面、42c…滑り止め部、43…着座部、44…凹部、44b…底面、44c…内側面、45…布部、51…クッション体、60…袋体、61…第1側地、62…第2側地、71…クッション体、80…袋体、81…第1側地、81d…下面、82…第2側地、82d…上面、85…第1内側生地、86…第2内側生地、A1…第1方向、A2…第2方向、A3…第3方向、D1…第1方向、D2…第2方向、D3…厚さ方向、L…基準線、S…収容空間、θ…角度。

Claims (5)

  1. 平面視において、第1方向、及び前記第1方向に交差する第2方向に延在する袋体と、
    熱可塑性エラストマーによって構成されており、前記袋体の内部において前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに沿って並ぶ複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する空隙層と、
    を備え、
    前記袋体は、
    鉛直上方に向けられる第1側地と、
    前記第1側地とは反対側に向けられる第2側地と、
    を有し、
    前記空隙層は、前記第1側地の下面、及び前記第2側地の上面、の少なくともいずれかに固定されている、
    クッション体。
  2. 前記第1側地及び前記第2側地によって画成される前記袋体の内部空間を仕切る内側生地を備え、
    前記空隙層は、前記第1側地の下面に固定されると共に前記第1側地及び前記内側生地の間に位置しており、
    前記内側生地及び前記第2側地の間には詰め物が収容される収容空間が形成されている、
    請求項1に記載のクッション体。
  3. 前記空隙層は、前記空隙層の厚さ方向への前記壁部の高さが所定高さ以上である第1領域と、前記厚さ方向への前記壁部の高さが前記所定高さよりも低い第2領域と、を有する、
    請求項1又は2に記載のクッション体。
  4. 前記空隙層は、前記第1側地の下面に固定されており、
    前記第1側地がメッシュ状の生地である、
    請求項1又は2に記載のクッション体。
  5. 平面視において、第1方向、及び前記第1方向に交差する第2方向に延在する第1側地に、熱可塑性エラストマーによって構成されており前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに沿って並ぶ複数の空隙部を画成する複数の壁部を有する空隙層を固定させる工程と、
    前記空隙層を、前記第1方向及び前記第2方向に延びる第2側地によって覆う工程と、
    前記第1側地の縁部、及び前記第2側地の縁部を互いに縫い合わせる工程と、
    を備えるクッション体の製造方法。

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