JP2023154893A - 情報管理システム、及び、情報管理方法 - Google Patents

情報管理システム、及び、情報管理方法 Download PDF

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Shinji Takahashi
国シン 李
Guoshin Li
厚司 赤塚
Koji Akatsuka
佑香 勝俣
Yuka Katsumata
和基 佐藤
Kazumoto Sato
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Abstract

【課題】工務店などの建築会社の業務を支援することができる情報管理システムを提供する。【解決手段】情報管理システム10は、施設の施主に関する第1情報と、施設に関する施設情報および施設の少なくとも一部の工事に関する工事情報の少なくとも一方を含む第2情報とを取得する取得部24と、取得された第1情報及び第2情報のうち、所定の条件を満たす情報を出力する出力部25とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報管理システム、及び、情報管理方法に関する。
一戸建て住宅、集合住宅、ビルなどの建築物の施工を管理するための施工管理システムが知られている。特許文献1には、施主、監理者及び施工業者を含めた総合的な建築物の施工管理システムが開示されている。
特開2009-134685号公報
本発明は、工務店などの建築会社の業務を支援することができる情報管理システム等を提供する。
本発明の一態様に係る情報管理システムは、施設の施主に関する第1情報と、前記施設に関する施設情報および前記施設の少なくとも一部の工事に関する工事情報の少なくとも一方を含む第2情報とを取得する取得部と、取得された前記第1情報及び前記第2情報のうち、所定の条件を満たす情報を出力する出力部とを備える。
本発明の一態様に係る情報管理方法は、コンピュータによって実行される情報管理方法であって、施設の施主に関する第1情報と、前記施設に関する施設情報および前記施設の少なくとも一部の工事に関する工事情報の少なくとも一方を含む第2情報とを取得する取得ステップと、取得された前記第1情報及び前記第2情報のうち、所定の条件を満たす情報を出力する出力ステップとを含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様に係る情報管理システム等は、工務店などの建築会社の業務を支援することができる。
図1は、実施の形態に係る情報管理システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、工事情報の一覧画面の一例を示す図である。 図3は、リフォーム等に関する情報が記憶されるときの動作の一例を示すシーケンス図である。 図4は、表示動作の一例を示すシーケンス図である。 図5は、施設情報の一覧画面の一例を示す図である。 図6は、施主情報の一覧画面の一例を示す図である。 図7は、アカウントの種別と閲覧権限との関係を示す図である。 図8は、スレッドの一覧画面の一例を示す図である。 図9は、アカウントの種別と表示されるスレッドとの関係を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る情報管理システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る情報管理システムの機能構成を示すブロック図である。
図1に示される情報管理システム10は、工務店などの比較的小規模な建築会社の従業者または経営者(以下、単に、工務店の従業者等とも記載される)の日々の業務管理を支援するためのシステムである。情報管理システム10は、具体的には、工務店が施主から依頼された建築業務に関する情報を管理し、工務店の従業者等(従業者または経営者)と、工務店へ施設(住宅など)の建築を依頼する施主とに提供する。情報管理システム10は、具体的には、サーバ装置20と、情報端末30とを備える。
サーバ装置20は、工務店の建築業務に関する情報を管理し、当該情報を工務店の従業者等が使用する情報端末30に提供する。また、サーバ装置20は、当該情報を工務店に施設の建築を依頼する施主が使用する情報端末30へも提供する。サーバ装置20は、通信部21と、情報処理部22と、記憶部23とを備える。
通信部21は、サーバ装置20が情報端末30とインターネットなどの広域通信ネットワークを介して通信を行うための通信回路(通信モジュール)である。通信部21は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。通信部21が行う通信の通信規格については特に限定されない。
情報処理部22は、工務店の建築業務に関する情報を管理し、工務店の従業者等の要求に応じて当該情報を工務店の従業者等が使用する情報端末30へ提供する。また、情報処理部22は、上記建築業務に関する情報を、施主の要求に応じて施主が使用する情報端末30へ提供する。情報処理部22は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部22は、機能的な構成要素として、取得部24及び出力部25を備える。取得部24及び出力部25の機能は、例えば、情報処理部22を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ等が記憶部23に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。取得部24及び出力部25の具体的な機能については後述する。
記憶部23は、情報処理部22によって実行されるコンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部23は、例えば、半導体メモリによって実現される。
情報端末30は、工務店の従業者等、施主、または、関連事業者(後述)の従業者等が、サーバ装置20から建築業務に関する情報の提供を受けるために使用する情報端末である。情報端末30は、例えば、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の情報端末であるが、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末であってもよい。情報端末30は、入力受付部31と、表示部32と、情報処理部33と、記憶部34と、通信部35とを備える。なお、以下の実施の形態では、情報端末30は、工務店の従業者等が使用するものとして説明される。以下の実施の形態において、情報端末30は、必要に応じて施主または関連事業者(後述)の従業者等が使用する情報端末に読み替えられてもよい。
入力受付部31は、工務店の従業者等の入力を受け付ける。入力受付部31は、例えば、マウスまたはキーボードなどの入力デバイスであり、工務店の従業者等の操作(クリック操作など)を入力として受け付ける。また、入力受付部31は、タッチパネルなどのその他の入力デバイスであってもよく、この場合、工務店の従業者等のタップ操作などを入力として受け付ける。
表示部32は、建築業務に関する情報に関する画像を表示する。つまり、表示部32は、建築業務に関する情報を可視化する。表示部32は、例えば、液晶パネルまたは有機EL(Electro Luminescence)パネルなどの表示パネルによって実現される。
情報処理部33は、建築業務に関する情報の登録及び管理についての情報処理、並びに、上記画像の表示に関連する情報処理などを行う。情報処理部33は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部33の機能は、例えば、情報処理部33を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ等が記憶部34に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
記憶部34は、情報処理部33によって実行されるコンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部34は、例えば、半導体メモリによって実現される。
通信部35は、情報端末30がサーバ装置20と広域通信ネットワークを介して通信を行うための通信回路(通信モジュール)である。通信部35は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。通信部35が行う通信の通信規格については特に限定されない。
[情報管理システムによって管理される情報]
情報管理システム10は、工務店の従業者等の要求に応じた情報を含む表示画面を情報端末30の表示部32に表示することができる。図2は、情報管理システム10の表示画面の一例を示す図である。なお、図2のような表示画面は、工務店の従業者等が情報端末30を用いてサーバ装置20へアクセスすることで表示される。情報端末30を用いたサーバ装置20へのアクセスは、情報処理部33が専用のアプリケーションプログラムを実行することによって実現されてもよいし、ブラウザを実行することによって実現されてもよい。
図2に示される表示画面の左側のメニュー領域40に示されるように、情報管理システム10においては、新しく建築される施設に関する情報(図2の「新築」に対応)と、既に建築済みの施設の顧客情報(図2の「顧客情報管理」に対応)とが区別して管理される。既に建築済みの施設の顧客情報は、長期間にわたって管理される情報であり、アフターサービスまたはリフォームに関する情報を含む。以下、新しく建築される施設に関する情報は、新築に関する管理情報とも記載され、既に建築済みの施設の顧客情報(アフターサービスまたはリフォームに関する情報)は、リフォーム等に関する情報とも記載される。
リフォーム等に関する情報には、施設の施主に関する施主情報、施設に関する施設情報、及び、施設の少なくとも一部の工事に関する工事情報が含まれる。これらの情報は、例えば、工務店の従業者等によって情報端末30へ入力され、サーバ装置20の記憶部23に記憶(登録)される。図3は、リフォーム等に関する情報が記憶されるときの動作の一例を示すシーケンス図である。
工務店の従業者等は、リフォーム等に関する情報(施主情報、施設情報、及び、工事情報)を入力し、情報端末30の入力受付部31は、このような入力を受け付ける(S11)。例えば、工事情報を新規に入力するときには、工務店の従業者等は、図2の右上の新規追加アイコン41aを選択する。
情報処理部33は、リフォーム等に関する情報が入力されると、リフォーム等に関する情報をサーバ装置20へ送信する(S12)。リフォーム等に関する情報は、より具体的には、通信部35によってサーバ装置20へ送信される。
サーバ装置20の通信部21は、リフォーム等に関する情報を受信する。取得部24は、リフォーム等に関する情報を取得し(S13)、取得したリフォーム等に関する情報を記憶部23に記憶する(S14)。
上述のように、リフォーム等に関する情報には、施主情報、施設情報、及び、工事情報が含まれる。施主情報、施設情報、及び、工事情報のそれぞれには、施主の名称、及び、施設の名称などが含まれている。言い換えれば、施主の名称、及び、施設の名称などは、施主情報、施設情報、及び、工事情報に共通の情報である。このような共通の情報により、施主情報、施設情報、及び、工事情報は、相互に対応付けられて管理されている。
後述のように、施主情報、施設情報、及び、工事情報のそれぞれは、絞り込み条件に応じて一覧表示することが可能である。これら3つの情報が対応付けられていることにより、例えば、施主情報、施設情報、及び、工事情報のいずれか1つに含まれる情報が絞り込み条件を満たすか否かに応じて、施主情報、施設情報、及び、工事情報のそれぞれを絞り込むことができる。
以上説明したように、取得部24は、施設の施主に関する施主情報(第1情報の一例)と、施設に関する施設情報と、施設の少なくとも一部の工事に関する工事情報とを取得する。なお、取得部24は、施設情報及び工事情報の少なくとも一方を含む情報(第2情報の一例)を取得すればよく、施設情報及び工事情報の両方を取得することは必須ではない。
また、図3の例では、リフォームに関する情報が工務店の従業者等によって新たに入力されたが、新築に関する管理情報が、リフォームに関する情報としても利用されてもよい。つまり、取得部24は、施設を新たに建築したときの管理情報に基づいて、第1情報と第2情報とを取得してもよい。
例えば、工務店に施設の建築を依頼した施主が、引き続き同じ工務店にリフォーム等を依頼するときには、新築に関する管理情報がリフォームに関する情報としても利用できる機能(以下、管理情報のインポート等と記載される)が有用となる。
管理情報のインポートは、例えば、メニュー領域40の「新築」アイコンが選択されたときに表示される表示画面に設けられた、専用のアイコンの選択により行われる。なお、管理情報のインポートは、どのような操作または手順で行われてもよい。
[表示画面の表示動作例]
情報管理システム10は、工務店の従業者等の要求に応じて、表示画面を情報端末30の表示部32に表示することができる。表示画面には、施主情報の一覧画面、施設情報の一覧画面、及び、工事情報の一覧画面が含まれ、これら3つの一覧画面は選択的に表示される。以下、情報管理システム10の表示動作について説明する。図4は、表示動作の一例を示すシーケンス図である。
情報端末30の工務店の従業者等は、表示画面の左側のメニュー領域40(図2参照)において、「顧客情報管理」を選択し、さらに、「顧客一覧」、「物件一覧」、及び、「工事案件一覧」のいずれかを選択する入力を行う。入力受付部31は、このような入力を受け付ける(S21)。情報処理部33は、受け付けられた入力に応じて、要求情報をサーバ装置20へ送信する(S22)。要求情報は、入力に応じた表示画面情報(表示画面を表示するために必要な情報)の提供をサーバ装置20へ要求するための情報である。要求情報は、より具体的には、通信部35によってサーバ装置20へ送信される。要求情報には、受け付けられた入力の内容(どのような入力が行われたか)を示す情報が含まれる。
サーバ装置20の通信部21は、要求情報を受信する。出力部25は、受信された表示要求に含まれる上記情報に基づいて、表示画面を表示するための表示画面情報を生成する(S23)。また、出力部25は、生成した表示画面情報を情報端末30へ出力する(S24)。表示画面情報は、より具体的には、通信部21によって情報端末30へ送信される。
情報端末30の通信部35は、表示画面情報を受信する。情報処理部33は、受信された表示画面情報に基づいて、表示部32に表示画面を表示する(S25)。
このように、情報管理システム10は、工務店の従業者等の要求に応じた情報を含む表示画面を情報端末30の表示部32に表示することができる。
なお、以下の実施の形態においても、情報端末30の表示部32に表示される表示画面の変更(一覧表示される情報の数の変更など)は、基本的には、工務店の従業者等の入力受付部31への入力に基づいてサーバ装置20から情報端末30へ表示画面情報が提供されることによって行われるが、このような具体的な処理についての説明は省略される。
[工事情報の一覧画面]
ステップS21において工務店の従業者等が「工事案件一覧」を選択する入力を行った場合、ステップS25においては、図2の工事情報の一覧画面が表示される。以下、図2を参照しながら工事情報の一覧画面について説明する。
図2の一覧画面においては、1つの行が1つの工事情報に相当する。工事情報には、具体的には、顧客名(施主の名称)、物件名(施設の名称)、工事名、担当者、工事部位、推進開始日、推進終了日、ステータス、提案日、受注予定日、契約日、請求日、入金予定日、入金日、引渡し日、工事開始日、及び、工事終了日などの情報が含まれる。また、工事情報には、施設の新築時の情報(建築年月日など)が含まれてもよい。工事情報にどのような情報を含めるか(工務店の従業者等が工事情報としてどのような情報を管理したいか)については、工務店の従業者等によってカスタマイズすることができる。
工事情報の一覧画面においては、表示項目設定アイコン42aが表示される。図2に示されるように、工務店の従業者等によって表示項目設定アイコン42aが選択されると、チェックボックス付きの表示項目の一覧が表示される。工務店の従業者等は、チェックボックスへのチェックのオン及びオフにより、表示項目をオン及びオフすることができる。つまり、工務店の従業者等は、複数の工事情報のそれぞれに対する表示項目を設定することができる。
また、工事情報の一覧画面においては、絞り込み検索アイコン43aが表示される。工務店の従業者等によって絞り込み検索アイコン43aが選択されると、絞り込み条件の設定画面が表示される。絞り込み条件が設定されたうえで絞り込みを実行する入力が行われると、工事情報の一覧画面には、設定された絞り込み条件を満たす工事情報のみが表示される。つまり、一覧画面における行数が変動する。
なお、工事情報の一覧画面において表示されるのは工事情報であるが、絞り込み条件については、工事情報に設定される場合もあるし、工事情報に対応付けられた施設情報または施主情報に設定される場合もある。つまり、施設情報または施主情報に設定された絞り込み条件によって、絞り込み条件が設定されていない工事情報の絞り込みが行われる場合があり得る。
ここで、設定画面から設定可能な絞り込み条件の具体例について説明する。例えば、工事情報、または、当該工事情報に対応付けられた施設情報に、施設及び工事の少なくとも一方に関連する期間を示す情報が含まれれば、以下のように、当該期間についての絞り込み条件が設定可能である。
(1)最後に工事をしてから○○年以上が経過した施設
(2)築年数が○○年以上経過した施設
(3)設備の導入から○○年以上経過した施設
(4)アフターサービスの保証期限が切れた(あるいは切れかけている)施設
(5)所定期間内に定期点検が予定されている(あるいは定期点検が期日までに実施されていない)施設
なお、(1)~(5)のような絞り込み条件が設定される場合とは、言い換えれば、絞り込み条件が、工事情報及び施設情報の少なくとも一方を含む情報(第2情報)に対する条件を含む場合である。
このように、出力部25は、期間に関する絞り込み条件(第2情報に対する条件)を満たす工事情報(第2情報)を出力することで、工務店の従業者等が、工事等が必要な時期を迎えた施設を把握することを支援することができる。なお、工事情報に含まれる顧客名などを施主情報であると考えると、出力部25は、絞り込み条件を満たす工事情報及び施主情報(第2情報及び第2情報と関連する第1情報)を出力するともいえる。
また、工事情報、当該工事情報に対応付けられた施設情報、または、当該工事情報に対応付けられた施主情報に、施設の位置に関する情報が含まれれば、以下のように、当該位置についての絞り込み条件が設定可能である。
(6)特定地点の周囲○kmに位置する施設
なお、(6)のような絞り込み条件が設定される場合とは、絞り込み条件が、工事情報及び施設情報の少なくとも一方を含む情報(第2情報)に対する条件を含むと言い換えることもできるし、絞り込み条件が施主情報(第1情報)に対する条件を含む場合と言い換えることもできる。
このように、出力部25は、施設の位置に関する絞り込み条件(第1情報または第2情報に対する条件)に基づいて工事情報(第2情報)を出力することで、工務店の従業者等が施設のリフォームの提案などの目的で効率的に施設を訪問することを支援することができる。なお、工事情報に含まれる顧客名などを施主情報であると考えると、出力部25は、絞り込み条件を満たす工事情報及び施主情報(第2情報及び第2情報と関連する第1情報)を出力するともいえる。
ところで、工務店の従業者等は、上記絞り込み条件の設定画面において絞り込み条件に名前を付けて保存し、呼び出して使用することも可能である。保存された絞り込み条件は、絞り込み検索アイコン43aの右横の呼び出し欄44a(「保存した条件から絞り込み」と記載された欄)から呼び出して使用することができる。保存された絞り込み条件を編集することも可能である。
また、工務店の従業者等は、絞り込み条件を保存するに際して、当該絞り込み条件を個人用の条件として保存するか、工務店の他の従業者等と共有される条件として保存するかを指定することができる。また、工務店の従業者等は、絞り込み条件を保存するに際して、絞り込み条件を、呼び出し欄44aだけでなく、ダッシュボード画面にも表示するかどうかを指定することができる。ダッシュボード画面とは、メニュー領域40において「ダッシュボード」が選択されたときに表示される表示画面であり、個人向けにカスタマイズされた画面である。
[施設情報の一覧画面]
ステップS21において工務店の従業者等が「物件一覧」を選択する入力を行った場合、ステップS25においては、施設情報の一覧画面が表示される。図5は、施設情報の一覧画面の一例を示す図である。以下、図5を参照しながら施設情報の一覧画面について説明する。
図5の一覧画面において、1つの行が1つの施設情報に相当する。施設情報には、具体的には、顧客名(施主の名称)、物件名(施設の名称)、住所(施設の所在地)、建築年、建物種別、構造、利用している制度、及び、保証の内容などの情報が含まれる。また、施設情報には、施設の新築時の情報が含まれてもよい。施設情報にどのような情報を含めるか(工務店の従業者等が施設情報としてどのような情報を管理したいか)については、工務店の従業者等によってカスタマイズすることができる。なお、施設情報を新規に入力するときには、工務店の従業者等は、新規追加アイコン41bを選択する。
施設情報の一覧画面においては、表示項目設定アイコン42bが表示される。工務店の従業者等によって表示項目設定アイコン42bが選択されると、チェックボックス付きの表示項目の一覧が表示される。工務店の従業者等は、チェックボックスへのチェックのオン及びオフにより、表示項目をオン及びオフすることができる。つまり、工務店の従業者等は、複数の施設情報のそれぞれに対する表示項目を設定することができる。
また、施設情報の一覧画面においては、絞り込み検索アイコン43bが表示される。工務店の従業者等によって絞り込み検索アイコン43bが選択されると、絞り込み条件の設定画面が表示される。絞り込み条件が設定されたうえで絞り込みを実行する入力が行われると、施設情報の一覧画面には、設定された絞り込み条件を満たす施設情報のみが表示される。つまり、一覧画面における行数が変動する。
なお、施設情報の一覧画面において表示されるのは施設情報であるが、絞り込み条件については、施設情報に設定される場合もあるし、施設情報に対応付けられた工事情報または施主情報に設定される場合もある。つまり、工事情報または施主情報に設定された絞り込み条件によって、絞り込み条件が設定されていない施設情報の絞り込みが行われる場合があり得る。
ここで、設定画面から設定可能な絞り込み条件の具体例については、上述の通りである。例えば、施設情報、または、当該施設情報に対応付けられた工事情報に、施設及び工事の少なくとも一方に関連する期間を示す情報が含まれれば、上記(1)~(5)のような絞り込み条件が設定可能である。
このように、出力部25は、期間に関する絞り込み条件(第2情報に対する条件)を満たす施設情報(第2情報)を出力することで、工務店の従業者等が、工事等が必要な時期を迎えた施設を把握することを支援することができる。なお、施設情報に含まれる顧客名などを施主情報であると考えると、出力部25は、絞り込み条件を満たす施設情報及び施主情報(第2情報及び第2情報と関連する第1情報)を出力するともいえる。
また、施設情報、当該施設情報に対応付けられた工事情報、または、当該施設情報に対応付けられた施主情報に、施設の位置に関する情報が含まれれば、上記(6)のような絞り込み条件が設定可能である。
このように、出力部25は、施設の位置に関する絞り込み条件(第1情報または第2情報に対する条件)を満たす施設情報(第2情報)を出力することで、工務店の従業者等が施設のリフォームの提案などの目的で効率的に施設を訪問することを支援することができる。なお、施設情報に含まれる顧客名などを施主情報であると考えると、出力部25は、絞り込み条件を満たす工事情報及び施主情報(第2情報及び第2情報と関連する第1情報)を出力するともいえる。
ところで、工務店の従業者等は、上記絞り込み条件の設定画面において絞り込み条件に名前を付けて保存し、呼び出して使用することも可能である。保存された絞り込み条件は、絞り込み検索アイコン43bの右横の呼び出し欄44b(「保存した条件から絞り込み」と記載された欄)から呼び出して使用することができる。保存された絞り込み条件を編集することも可能である。
また、工務店の従業者等は、絞り込み条件を保存するに際して、当該絞り込み条件を個人用の条件として保存するか、工務店の他の従業者等と共有される条件として保存するかを指定することができる。また、工務店の従業者等は、絞り込み条件を保存するに際して、絞り込み条件を、呼び出し欄44bだけでなく、ダッシュボード画面にも表示するかどうかを指定することができる。ダッシュボード画面とは、メニュー領域40において「ダッシュボード」が選択されたときに表示される表示画面であり、個人向けにカスタマイズされた画面である。
[施主情報の一覧画面]
ステップS21において工務店の従業者等が「顧客一覧」を選択する入力を行った場合、ステップS25においては、施主情報の一覧画面が表示される。図6は、施主情報の一覧画面の一例を示す図である。以下、図6を参照しながら施主情報の一覧画面について説明する。
図6の一覧画面において、1つの行が1つの施主情報に相当する。施主情報には、具体的には、顧客名(施主の名称)、施主が所有する物件名(施設の名称)、顧客分類、担当者、流入元、メールアドレス、電話番号、住所、及び、工務店が主催するイベントへの参加の有無などの情報が含まれる。施主情報にどのような情報を含めるか(工務店の従業者等が施主情報としてどのような情報を管理したいか)については、工務店の従業者等によってカスタマイズすることができる。なお、施主情報を新規に入力するときには、工務店の従業者等は、新規追加アイコン41cを選択する。
施主情報の一覧画面においては、表示項目設定アイコン42cが表示される。工務店の従業者等によって表示項目設定アイコン42cが選択されると、チェックボックス付きの表示項目の一覧が表示される。工務店の従業者等は、チェックボックスへのチェックのオン及びオフにより、表示項目をオン及びオフすることができる。つまり、工務店の従業者等は、複数の施主情報のそれぞれに対する表示項目を設定することができる。
また、施主情報の一覧画面においては、絞り込み検索アイコン43cが表示される。工務店の従業者等によって絞り込み検索アイコン43cが選択されると、絞り込み条件の設定画面が表示される。絞り込み条件が設定されたうえで絞り込みを実行する入力が行われると、施主情報の一覧画面には、設定された絞り込み条件を満たす施主情報のみが表示される。つまり、一覧画面における行数が変動する。
なお、施主情報の一覧画面において表示されるのは施主情報であるが、絞り込み条件については、施主情報に設定される場合もあるし、施主情報に対応付けられた工事情報または施設情報に設定される場合もある。つまり、工事情報または施設情報に設定された絞り込み条件によって、絞り込み条件が設定されていない施主情報の絞り込みが行われる場合があり得る。
ここで、設定画面から設定可能な絞り込み条件の具体例については、上述の通りである。例えば、施主情報に対応付けられた施設情報、または、当該施主情報に対応付けられた工事情報に、施設及び工事の少なくとも一方に関連する期間を示す情報が含まれれば、上記(1)~(5)のような絞り込み条件が設定可能である。
このように、出力部25は、期間に関する絞り込み条件(第2情報に対する条件)を満たす施主情報(第1情報)を出力することで、工務店の従業者等が、工事等が必要な時期を迎えた施設の施主を把握することを支援することができる。
また、施主情報、当該施主情報に対応付けられた工事情報、または、当該施主情報に対応付けられた施設情報に、施設の位置に関する情報が含まれれば、上記(6)のような絞り込み条件が設定可能である。
このように、出力部25は、施設の位置に関する絞り込み条件(第1情報または第2情報に対する条件)を満たす施主情報(第1情報)を出力することで、工務店の従業者等が施設のリフォームの提案などの目的で効率的に施設を訪問することを支援することができる。
また、工務店の従業者等が施主に対してダイレクトメールを送付するような場合、工務店が主催するイベントへ参加したことがある等の絞り込み条件(第1情報に対する条件)に基づいて、施主情報(第1情報)を絞り込んで出力する構成が有用である。施設情報または工事情報で絞り込みを行うと、一人の施主が複数の施設を所有している場合、一人の施主に対して複数の工事情報が対応付けられている場合などに、ダイレクトメールが重複してしまう可能性があるからである。
ところで、工務店の従業者等は、上記絞り込み条件の設定画面において絞り込み条件に名前を付けて保存し、呼び出して使用することも可能である。保存された絞り込み条件は、絞り込み検索アイコン43cの右横の呼び出し欄44c(「保存した条件から絞り込み」と記載された欄)から呼び出して使用することができる。保存された絞り込み条件を編集することも可能である。
また、工務店の従業者等は、絞り込み条件を保存するに際して、当該絞り込み条件を個人用の条件として保存するか、他の工務店の従業者等と共有される条件として保存するかを指定することができる。また、工務店の従業者等は、絞り込み条件を保存するに際して、絞り込み条件を、上記呼び出し欄だけでなく、ダッシュボード画面にも表示するかどうかを指定することができる。ダッシュボード画面とは、メニュー領域40において「ダッシュボード」が選択されたときに表示される表示画面であり、個人向けにカスタマイズされた画面である。
[アカウントに応じた情報の出力1]
施主情報の一覧画面、施設情報の一覧画面、または、工事情報の一覧画面が表示されているときには、出力部25は、取得部24によって取得されて記憶部23にあらかじめ記憶された施主情報、施設情報、及び、工事情報のうち、絞り込み条件(所定の条件の一例)を満たす情報を出力した。
上述のように、情報管理システム10は、工務店の従業者等、及び、施主によって利用されるが、工務店の従業者等、及び、施主に加えて、工務店の関連事業者(工務店が工事等を依頼する、協力関係にある事業者など)の従業者等によっても使用される。これらの情報管理システム10の利用者には、あらかじめアカウント(ログインID及びパスワード)が発行され、アカウントごとに、施主情報、施設情報、及び、工事情報の閲覧権限(情報を閲覧できる範囲)が異なる。図7は、アカウントの種別と、施主情報、施設情報、及び、工事情報の閲覧権限との関係を示す図である。
図7に示されるように、利用者が工務店向けのアカウントでログインした場合には、特に閲覧制限はなく、利用者(つまり、工務店の従業者等)は、施主情報、施設情報、及び、工事情報の全てを閲覧することができる。つまり、工務店の従業者等が使用する情報端末30の表示部32には、サーバ装置20によって管理されている、全ての施主情報、施設情報、及び、工事情報が表示可能である。
一方、利用者が関連事業者向けのアカウントでログインした場合には、関連事業者が関与する工事案件に対応付けられた情報のみが閲覧可能となる。つまり、出力部25は、情報の利用者が関連事業者の従業者等(第2利用者)であるときには、情報の利用者が工務店の従業者等であるときに出力可能な施主情報、施設情報、及び、工事情報のうち、関連事業者の従業者等に関連しているという条件を満たす情報を出力する。言い換えれば、関連事業者の従業者等が使用する情報端末30の表示部32には、サーバ装置20によって管理されている、施主情報、施設情報、及び、工事情報の一部のみが表示可能である。
例えば、出力部25は、情報の利用者が関連事業者の従業者等(第2利用者)であるときには、関連事業者が関与する工事情報のみを出力し、施主情報または施設情報を出力しなくてもよい。このような情報の絞り込みは、例えば、記憶部23において、関連事業者向けのアカウントと、当該関連事業者が関与する工事情報とがあらかじめ対応付けられることによって実現可能である。
また、利用者が施主向けのアカウントでログインした場合には、施主に関連する情報のみが閲覧可能となる。つまり、出力部25は、情報の利用者が施主であるときには、情報の利用者が工務店の従業者等であるときに出力可能な施主情報、施設情報、及び、工事情報のうち、施主自身に関連しているという条件を満たす情報を出力する。言い換えれば、つまり、施主が使用する情報端末30の表示部32には、サーバ装置20によって管理されている、施主情報、施設情報、及び、工事情報の一部のみが表示可能である。このような情報の絞り込みは、例えば、記憶部23において、施主向けのアカウントと、当該施主の施主情報、施設情報、及び、工事情報とがあらかじめ対応付けられることによって実現可能である。
このように、出力部25は、アカウント(つまり、出力される情報の利用者についての条件)に応じて情報を出力することができる。
[アカウントに応じた情報の出力2]
ところで、サーバ装置20(出力部25)は、工務店の従業者等(または関連事業者の従業者等)と施主とがメッセージのやり取り(チャット)を行うためのスレッド(メッセージ情報)を提供することもできる。図8は、スレッドの一覧画面の一例を示す図である。スレッドの一覧画面は、情報端末30の表示部32に表示される。スレッドは、図8の一行分の情報に相当する。
図8のチャット画面には、「社内で会話」というタブと、「施主と会話」というタブとが設けられている。「社内で会話」というタブは、利用者が工務店向けのアカウントでログインした場合のみ表示され、利用者が関連事業者向けのアカウントでログインした場合、及び、利用者が施主向けのアカウントでログインした場合には表示されない。つまり、「社内で会話」タブ中に表示されるスレッドは、工務店に所属する利用者間におけるメッセージのやり取りを示すスレッドであるといえる。
一方、「施主と会話」タブは、利用者が3種類のアカウントのいずれでログインしたとしても表示される。つまり、「施主と会話」タブ中に表示されるスレッドは、施主と工事を行う事業者(工務店または関連事業者)に所属する利用者とのメッセージのやり取りを示すスレッドであるといえる。
しかしながら、「施主と会話」タブ中にどのスレッドが表示されるかについては、アカウントの種別によって異なる。図9は、アカウントの種別と、表示されるスレッドとの関係を示す図である。
「施主と会話」タブ中に表示される可能性のあるスレッドは、スレッドの作成時に当該スレッドを工事案件(図2の1行分の工事情報に相当)に対応付けるか否かが作成者によって選択される。つまり、「施主と会話」タブ中に表示される可能性のあるスレッドには、工事案件に対応付けられていない第1スレッドと、工事案件に対応付けられた第2スレッドとが含まれる。
図9に示されるように、利用者が工務店向けのアカウントまたは施主向けのアカウントでログインした場合には、スレッドが工事案件に対応付けられているか否かに関わらず全てのスレッド(図9の例では、スレッドA~Dの4つ)が表示される。つまり、出力部25は、工務店の従業者等、及び、施主に対しては、第1スレッド及び第2スレッドの両方を出力可能である。
これに対し、利用者が関連事業者向けのアカウントでログインした場合には、当該関連事業者が関与する工事案件(図9の例では、工事案件X)に対応付けられたスレッド(図9の例では、スレッドB)のみが表示される。つまり、出力部25は、関連事業者の従業者等に対しては、第1スレッド及び第2スレッドのうち第2スレッドのみを出力可能である。
このようなスレッドの絞り込みは、例えば、記憶部23において、関連事業者向けのアカウントと、当該関連事業者が関与する工事案件(工事情報)とがあらかじめ対応付けられることで実現可能である。
以上説明したように、出力部25は、アカウント(つまり、出力される情報の利用者についての条件)に応じてスレッドを出力することができる。
[通知情報の出力]
上記実施の形態において、施主情報、施設情報、及び、工事情報の各一覧画面においては、期間についての絞り込み条件(1)~(5)が設定可能であると説明された。ここで、情報管理システム10は、期間に基づいて通知(言い換えれば、リマインダまたはアラート)を行ってもよい。例えば、上記絞り込み条件(1)~(5)に対応する通知として、以下の(1)´~(5)´のような通知を行ってもよい。
(1)´最後に工事をしてから○○年以上が経過した施設が生じた場合に通知
(2)´築年数が○○年以上経過した施設が生じた場合に通知
(3)´設備の導入から○○年以上経過した施設が生じた場合に通知
(4)´アフターサービスの保証期限が切れた(あるいは切れかけている)施設が生じた場合に通知
(5)´所定期間内に定期点検が予定されている(あるいは定期点検が期日までに実施されていない)施設が生じた場合に通知
例えば、出力部25は、工務店の従業者等によって設定された通知条件(上記(1)´~(5)´に例示される、どのような条件で通知を行うかを示す情報)に基づいて、通知を行うべき時期が到来したか否かを判定する。出力部25は、通知を行うべき時期が到来したと判定したときに、通知情報を出力する。通知情報には、通知の対象となった施設に関連する、施主情報、施設情報、及び、工事情報の少なくとも1つが含まれる。通知は、上述のダッシュボード画面において行われてもよいし、あらかじめ登録された工務店の従業者等の電子メールアドレス宛に行われてもよい。
以上説明したように、出力部25は、通知条件に基づいて通知情報を出力することができる。
[変形例]
上記実施の形態では、情報管理システム10がリフォーム等に関する情報のうち所定の条件を満たす情報を出力する例について説明されたが、情報管理システム10は、新築に関する管理情報のうち所定の条件を満たす情報を出力するシステムとして実現されてもよい。また、情報管理システム10は、新築に関する管理情報、及び、リフォーム等に関する情報のそれぞれについて、所定の条件を満たす情報を出力することができるシステムとして実現されてもよい。
また、情報管理システム10は、新築に関する管理情報、及び、リフォーム等に関する情報のうちリフォーム等に関する情報のみを管理するシステムとして実現されてもよい。情報管理システム10は、新築に関する管理情報、及び、リフォーム等に関する情報のうち新築に関する管理情報のみを管理するシステムとして実現されてもよい。
[効果等]
以上説明したように、情報管理システム10は、施設の施主に関する第1情報と、施設に関する施設情報および施設の少なくとも一部の工事に関する工事情報の少なくとも一方を含む第2情報とを取得する取得部24と、取得された第1情報及び第2情報のうち、所定の条件を満たす情報を出力する出力部25とを備える。ここでの「所定の条件を満たす情報を出力する」には、施主情報、施設情報、及び、工事情報の各一覧画面において絞り込み条件に基づいて情報を出力すること、アカウント(出力される情報の利用者についての条件)に応じて情報を出力こと、及び、通知条件に基づいて通知情報を出力することなどが含まれる。
このような情報管理システム10は、所定の条件を満たす情報の出力により、工務店などの建築会社の業務を支援することができる。
また、例えば、所定の条件は、第2情報に対する条件を含む。出力部25は、(1)上記条件を満たす第2情報、または、(2)上記条件を満たす第2情報及び第2情報と関連する第1情報を出力する。
このような情報管理システム10は、第2情報に対する条件を満たす第2情報の出力により、建築会社の業務を支援することができる。
また、例えば、所定の条件は、第1情報に対する条件を含む。出力部25は、上記条件を満たす第1情報を出力する。
このような情報管理システム10は、第1情報に対する条件を満たす第1情報の出力により、建築会社の業務を支援することができる。
また、例えば、所定の条件は、施設および工事の少なくとも一方に関連する期間についての条件を含む。
このような情報管理システム10は、期間についての条件を満たす情報の出力により、建築会社の業務を支援することができる。情報管理システム10は、例えば、工務店の従業者等が、工事等が必要な時期を迎えた施設を把握することを支援することができる。
また、例えば、所定の条件は、施設の位置についての条件を含む。
このような情報管理システム10は、施設の位置についての条件を満たす情報の出力により、建築会社の業務を支援することができる。情報管理システム10は、例えば、工務店の従業者等が施設のリフォームの提案などの目的で効率的に施設を訪問することを支援することができる。
また、例えば、所定の条件は、出力される情報の利用者についての条件を含む。
このような情報管理システム10は、利用者に適した情報を出力することで、建築会社の業務を支援することができる。
また、例えば、利用者には、第1利用者と、第1利用者と異なる第2利用者とが含まれる。出力部25は、情報の利用者が第2利用者であるときには、取得された第1情報及び第2情報であって情報の利用者が第1利用者であるときに出力可能な第1情報及び第2情報のうち、第2利用者に関連しているという所定の条件を満たす情報を出力する。
このような情報管理システム10は、利用者に適した情報を出力することで、建築会社の業務を支援することができる。
また、例えば、第1利用者は、工事を行う工務店に所属する利用者である。第2利用者は、施主、または、工務店に関連する関連事業者に所属する利用者である。
このような情報管理システム10は、工務店の従業者等、関連事業者の従業者等、及び、施主のそれぞれに適した情報を出力することができる。
また、例えば、出力部25は、さらに、施主と工事を行う事業者に所属する利用者とのメッセージのやり取りを示すメッセージ情報を出力する。
このような情報管理システム10は、建築会社の従業者等と、施主とがメッセージのやり取りを行うツールを提供することにより、建築会社の業務を支援することができる。
また、例えば、利用者には、工事を行う工務店に所属する第1利用者と、工務店に関連する関連事業者に所属する第2利用者とが含まれる。メッセージ情報には、工事に対応付けられていない第1メッセージ情報と、工事に対応付けられた第2メッセージ情報とが含まれる。出力部25は、施主及び第1利用者に対しては、第1メッセージ情報及び第2メッセージ情報を出力可能であり、第2利用者に対しては、第1メッセージ情報及び第2メッセージ情報のうち第2メッセージ情報のみを出力可能である。
このような情報管理システム10は、関連会社の従業者等へのメッセージの不必要な開示を抑制することができる。
また、例えば、取得部24は、施設を新たに建築したときの管理情報に基づいて、第1情報と第2情報とを取得する。
このような情報管理システム10は、施設を新たに建築したときの管理情報を第1情報及び第2情報としても使用することができる。
また、情報管理システム10などのコンピュータによって実行される情報管理方法は、施設の施主に関する第1情報と、施設に関する施設情報および施設の少なくとも一部の工事に関する工事情報の少なくとも一方を含む第2情報とを取得する取得ステップと、取得された第1情報及び第2情報のうち、所定の条件を満たす情報を出力する出力ステップとを含む。
このような情報管理システム10は、所定の条件を満たす情報の出力により、建築会社の業務を支援することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、情報管理システムは、複数の装置によって実現された。情報管理システムが複数の装置によって実現される場合、情報管理システムが備える構成要素(特に、機能的な構成要素)は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。また、情報管理システムは、単一の装置として実現されてもよい。例えば、情報管理システムは、サーバ装置または情報端末に相当する単一の装置として実現されてもよい。
また、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。また、装置間の通信においては、図示されない中継装置(例えば、無線ルータなど)が介在してもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、上記実施の形態の情報端末またはサーバ装置として実現されてもよい。本発明は、情報管理システムなどのコンピュータが実行する情報管理方法として実現されてもよい。本発明は、このような情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。このようなプログラムには、情報端末にインストールされる専用のアプリケーションプログラムが含まれる。また、本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 情報管理システム
20 サーバ装置
21、35 通信部
22、33 情報処理部
23、34 記憶部
24 取得部
25 出力部
30 情報端末
31 入力受付部
32 表示部
40 メニュー領域
41a、41b、41c 新規追加アイコン
42a、42b、42c 表示項目設定アイコン
43a、43b、43c 検索アイコン
44a、44b、44c 呼び出し欄

Claims (13)

  1. 施設の施主に関する第1情報と、前記施設に関する施設情報および前記施設の少なくとも一部の工事に関する工事情報の少なくとも一方を含む第2情報とを取得する取得部と、
    取得された前記第1情報及び前記第2情報のうち、所定の条件を満たす情報を出力する出力部とを備える
    情報管理システム。
  2. 前記所定の条件は、前記第2情報に対する条件を含み、
    前記出力部は、(1)前記条件を満たす前記第2情報、または、(2)前記条件を満たす前記第2情報及び前記第2情報と関連する前記第1情報を出力する
    請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記所定の条件は、前記第1情報に対する条件を含み、
    前記出力部は、前記条件を満たす前記第1情報を出力する
    請求項1に記載の情報管理システム。
  4. 前記所定の条件は、前記施設および前記工事の少なくとも一方に関連する期間についての条件を含む
    請求項1に記載の情報管理システム。
  5. 前記所定の条件は、前記施設の位置についての条件を含む
    請求項1に記載の情報管理システム。
  6. 前記所定の条件は、出力される前記情報の利用者についての条件を含む
    請求項1に記載の情報管理システム。
  7. 前記利用者には、第1利用者と、前記第1利用者と異なる第2利用者とが含まれ、
    前記出力部は、前記情報の利用者が前記第2利用者であるときには、取得された前記第1情報及び前記第2情報であって前記情報の利用者が前記第1利用者であるときに出力可能な前記第1情報及び第2情報のうち、前記第2利用者に関連しているという前記所定の条件を満たす前記情報を出力する
    請求項6に記載の情報管理システム。
  8. 前記第1利用者は、前記工事を行う工務店に所属する利用者であり、
    前記第2利用者は、前記施主、または、前記工務店に関連する関連事業者に所属する利用者である
    請求項7に記載の情報管理システム。
  9. 前記出力部は、さらに、前記施主と前記工事を行う事業者に所属する利用者とのメッセージのやり取りを示すメッセージ情報を出力する
    請求項1~8のいずれか1項に記載の情報管理システム。
  10. 前記利用者には、前記工事を行う工務店に所属する第1利用者と、前記工務店に関連する関連事業者に所属する第2利用者とが含まれ、
    前記メッセージ情報には、前記工事に対応付けられていない第1メッセージ情報と、前記工事に対応付けられた第2メッセージ情報とが含まれ、
    前記出力部は、
    前記施主及び前記第1利用者に対しては、前記第1メッセージ情報及び前記第2メッセージ情報を出力可能であり、
    前記第2利用者に対しては、前記第1メッセージ情報及び前記第2メッセージ情報のうち前記第2メッセージ情報のみを出力可能である
    請求項9に記載の情報管理システム。
  11. 前記取得部は、前記施設を新たに建築したときの管理情報に基づいて、前記第1情報と前記第2情報とを取得する
    請求項1~8のいずれか1項に記載の情報管理システム。
  12. コンピュータによって実行される情報管理方法であって、
    施設の施主に関する第1情報と、前記施設に関する施設情報および前記施設の少なくとも一部の工事に関する工事情報の少なくとも一方を含む第2情報とを取得する取得ステップと、
    取得された前記第1情報及び前記第2情報のうち、所定の条件を満たす情報を出力する出力ステップとを含む
    情報管理方法。
  13. 請求項12に記載の情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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