JP2023154253A - 自動倉庫システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の自動倉庫から荷物が偏って出庫されることを抑制し、時間帯による出庫量の増減に対応する。【解決手段】ステーション130と、自動倉庫110と、分類荷物を自動倉庫110から対応するステーション130へ搬送する搬送装置120と、管理装置140と、を備えた自動倉庫システム100であって、管理装置140は、搬送装置120に分類荷物が配置される数の上限として設定される上限数をそれぞれ取得する上限数取得部141と、上限数に達している分類荷物については自動倉庫110への出庫指示を中断する出庫指示部142と、時刻情報を取得する時刻情報取得部143と、時刻情報と所定の上限数が対応付けられたスケジュール情報に基づき、取得した時刻情報に対応する上限数を更新する上限数更新部144と、を備える自動倉庫システム100。【選択図】図3

Description

本発明は、自動倉庫と、複数のステーションと、自動倉庫とステーションとを接続する搬送装置とを備えた自動倉庫システムに関する。
従来、複数の自動倉庫から出庫された複数の荷物を、コンベヤ、搬送台車などの搬送装置内においてある程度滞留させながら、複数のステーションの中から定められた一つのステーションまで搬送する自動倉庫システムが存在している。
例えば、特許文献1には、自動倉庫システムにおいて、予めステーションに優先順位を設定し、設定された優先順位に応じて各ステーションへ荷物を搬送する技術が記載されている。この自動倉庫システムは、複数の搬送装置のステーションに対する優先順位を時間帯に応じて更新する。
特開平10-167418号公報
ところが、ステーションのそれぞれに設定される優先順位を時間帯に応じて更新するだけでは、ステーションに搬送する荷物に偏りが発生する。搬送装置内において荷物の偏りが発生すると、優先度の高いステーションに搬送する荷物によって殆どの搬送装置が占められてしまい、結果として荷物の停滞を招く事がある。
本発明は、上記の状況に鑑みなされたものであり、自動倉庫からの荷物の出庫数を制限して荷物の停滞の発生を抑制し、さらに時間帯に応じて変化する荷物の出庫量の増減に対応する事ができる自動倉庫システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つである自動倉庫システムは、複数のステーションと、荷物を保管する自動倉庫と、前記ステーションのそれぞれに割り当てられた荷物である分類荷物を前記自動倉庫から対応する前記ステーションへ搬送する搬送装置と、前記自動倉庫の出庫を管理する管理装置と、を備えた自動倉庫システムであって、前記管理装置は、前記ステーション、および前記搬送装置の少なくとも一方に前記分類荷物が配置される数の上限として設定される上限数をそれぞれ取得する上限数取得部と、上限数に達している前記分類荷物については前記自動倉庫への出庫指示を中断する出庫指示部と、時刻情報を取得する時刻情報取得部と、時刻情報と所定の上限数が対応付けられたスケジュール情報に基づき、取得した時刻情報に対応する上限数を更新する上限数更新部と、を備える。
本発明によれば、それぞれのステーションに搬送されるそれぞれの荷物の自動倉庫からの出庫数を制限することにより、特定のステーションに搬送される荷物が偏って出庫されることを抑制することができる。また、時間帯に応じて出庫数の制限状態を更新することにより出庫量の増減に対応することができる。
自動倉庫システムを示す斜視図である。 自動倉庫システムを示す平面図である。 管理装置の機能部を示すブロック図である。 第一スケジュール情報を示す図である。 第二スケジュール情報を示す図である。 管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る自動倉庫システムの実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するために一例を挙示するものであり、本発明を限定する主旨ではない。例えば、以下の実施の形態において示される形状、構造、材料、構成要素、相対的位置関係、接続状態、数値、数式、方法における各段階の内容、各段階の順序などは、一例であり、以下に記載されていない内容を含む場合がある。また、平行、直交などの幾何学的な表現を用いる場合があるが、これらの表現は、数学的な厳密さを示すものではなく、実質的に許容される誤差、ずれなどが含まれる。また、同時、同一などの表現も、実質的に許容される範囲を含んでいる。
また、図面は、本発明を説明するために適宜強調、省略、または比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状、位置関係、および比率とは異なる。
また、以下では複数の発明を一つの実施の形態として包括的に説明する場合がある。また、以下に記載する内容の一部は、本発明に関する任意の構成要素として説明している。
図1は、自動倉庫システムを示す斜視図である。図2は、自動倉庫システムを示す平面図である。同図に示すように、自動倉庫システム100は、自動的に入庫された荷物200を自動的に振り分けて出庫するシステムであって、自動倉庫110と、搬送装置120と、ステーション130と、管理装置140とを備えている。
自動倉庫110は、荷物200を保管し、自動的に荷物200を出庫、および入庫可能な倉庫である。自動倉庫110の種類は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、自動倉庫110は、ラック115と、第一コンベヤ116と、倉庫内搬送装置117と、バーチカルコンベヤ118と、を備えている。
ラック115は、荷物200を保管する棚である。本実施の形態の場合、ラック115は、水平面内の第一方向(図中Y軸方向)に荷物200を並べて載置状に保持する棚板を垂直方向(図中Z軸方向)に複数段備えている。また、自動倉庫110は、水平面内において第一方向と直交する第二方向(図中X軸方向)において、倉庫内搬送装置117を挟んで2つのラック115を平行に並べて備えている。なお、第一方向におけるラック115の長さは、特に限定されるものではない。図中では、ラック115の長さを短く記載しているが、これは図示を容易にするためであり、ラック115は、図示されるものよりも長くても構わない。また本実施の形態の場合、自動倉庫システム100は、同種の自動倉庫110を複数備えている。なお、自動倉庫110が備える自動倉庫110の数は、限定されるものではない。また、自動倉庫110の種類や大きさ(荷物200の保管可能数)などは特に限定されるものではなく、複数の自動倉庫110の種類や大きさが相互に異なっていても構わない。
倉庫内搬送装置117は、ラック115、および第一コンベヤ116に保持される荷物200をラック115、および第一コンベヤ116の別の場所に移送することができる装置である。倉庫内搬送装置117の種類は、特に限定されるものではなく、スタッカクレーンなどを例示することができる。本実施の形態の場合、倉庫内搬送装置117は、ラック115の各段に対応する位置にそれぞれ敷設されるレールと、レール毎に配置される台車とを備えている。
レールは、ラック115に沿って第一方向に第一コンベヤ116に至るまで延在して配置され、台車は、荷物200を保持した状態でレールに沿って往復動する。台車には、ラック115、および第一コンベヤ116と台車との間で荷物200を移載することができる移載装置を備えている。移載装置は、倉庫内搬送装置117の両側に隣接するラック115、および第一コンベヤ116のいずれとの間でも荷物200を移載することができる。
第一コンベヤ116は、一方のラック115の各段に対応する位置にそれぞれ配置され、ラック115の延在方向である第一方向に沿って荷物200を搬送し、バーチカルコンベヤ118に荷物200を移載する。また、バーチカルコンベヤ118から移載された荷物200を第一コンベヤ116内の所定の位置まで搬送する。第一コンベヤ116の種類は、特に限定されるものではなく、ローラコンベヤ、ベルトコンベヤなどを例示することができる。
バーチカルコンベヤ118は、第一コンベヤ116が配置される各段に上下動する昇降台を備え、所定の段の第一コンベヤ116から移載された荷物200を垂直方向に搬送して搬送装置120に移載する。
搬送装置120は、自動倉庫110から出庫された荷物200をステーション130に搬送する装置である。搬送装置120の種類は、特に限定されるものではなく、また複数種類の装置が組み合わされたものでもかまわない。本実施の形態の場合、搬送装置120は、それぞれの自動倉庫110のバーチカルコンベヤ118にそれぞれ接続される第二コンベヤ122と、第二コンベヤ122が搬送した荷物200をそれぞれ受け取る事ができ、受け取った荷物200を環状の軌道上を巡回して目的のステーション130まで搬送する有軌道台車121と、を備えている。
ステーション130は、搬送装置120により搬送された荷物200を受け取り、次の作業に受け渡すための設備である。本実施の形態の場合、自動倉庫システム100は、3台のステーション130を備えている。以下、3台のステーション130をそれぞれ区別する場合、第一ステーション131、第二ステーション132、第三ステーション133と記載する場合がある。ステーション130の用途は、特に限定されるものではないが、例えば、搬送装置120から移載された荷物200から所定の商品を所定個数取り出し、取り出した商品を別の荷物200内に収容するピッキング作業に用いられる場合を例示できる。また、ステーション130はコンベヤを備え、移載された荷物200を人力、または駆動力により搬送してもかまわない。
図3は、管理装置の機能部を示すブロック図である。管理装置140は、自動倉庫110に対する荷物200の出庫を管理する装置であって、プログラムをプロセッサに実行させることにより実現する処理部として、上限数取得部141と、出庫指示部142と、時刻情報取得部143と、上限数更新部144と、を備えている。本実施の形態の場合、管理装置140は、切替部145を備えている。
上限数取得部141は、ステーション130、および搬送装置120の少なくとも一方に分類荷物が配置される数の上限として設定される上限数をそれぞれ取得する。上限数の取得先は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、上位制御装置210から上限数を取得している。
上限数の決定方法は、特に限定されるものではない。例えば、自動倉庫110から出庫された荷物200が、搬送装置120を経由してステーション130から搬出されるまでの時間である総搬送時間、および単位時間あたりステーション130から搬出させたい荷物200の数である要求搬出数から算出してもよい。具体的には、総搬送時間が240秒、単位時間あたりの要求搬出数が60個/1時間(3600秒)の場合、上限数=60/(3600/240)=4と算出できる。
本実施の形態の場合、第一ステーション131、第二ステーション132、および第三ステーション133のそれぞれに割り当てられた分類荷物として、第一荷物、第二荷物、第三荷物が存在している。自動倉庫110から出庫された第一荷物は、搬送装置120を経由して第一ステーション131から搬出され、自動倉庫110から出庫された第二荷物は、搬送装置120を経由して第二ステーション132から搬出され、自動倉庫110から出庫された第三荷物は、搬送装置120を経由して第三ステーション133から搬出される。自動倉庫110から出庫される分類荷物が第一荷物、第二荷物、または第三荷物のいずれかに決定されるタイミングは、限定されるものではないが、例えば、ステーション130がピッキング作業に用いられる場合、ピッキング作業に関するオーダーに基づき分類荷物がいずれのステーション130に割り当てられるかが決定されてもかまわない。また、割り当ての判断は、自動倉庫110からの分類荷物の出庫の都度実行されてもよい。
上限数は、分類荷物毎に決定される。具体的には、第一荷物の上限数として第一上限数が決定され、第二荷物の上限数として第二上限数が決定され、第三荷物の上限数として第三上限数が決定される。上限数取得部141は、それぞれの上限数を取得する。つまり、上限数は、ステーション130ごとに定められる。
出庫指示部142は、上限数に達している分類荷物については自動倉庫110への出庫指示を中断する。例えば、出庫指示部142は、搬送装置120、および第一ステーション131に保持される第一荷物の数を取得し、第一荷物が第一上限数になるまで第一荷物の出庫を示す出庫指示を出力する。出庫指示部142は、搬送装置120、および第一ステーション131に保持される第一荷物の数が第一上限数になると、搬送装置120、および第一ステーション131に保持される第一荷物の数が第一上限数未満になるまで出庫指示を中断する。言い換えれば、第一荷物の数が第一上限数未満になるまで第一荷物を出庫する新たな出庫指示は出力されない。これにより、搬送装置120、および第一ステーション131に保持される第一荷物の数は、第一上限数で維持され、第一ステーション131から第一荷物が安定した効率で搬出される。出庫指示部142は、第二荷物、および第三荷物に対しても同様の処理を実行する。
時刻情報取得部143は、時刻情報を取得する。時刻情報とは、時間の流れにおけるある一点、または期間を示す情報であり、時分秒に限定されるものではない。例えば、時刻情報は、日付、曜日、月、年度などを示す情報であってもよく、任意に定める繁忙期、閑散期などの情報でもかまわない。時刻情報取得部143が時刻情報を取得する先は、特に限定されるものではなく、例えば上位制御装置210から時刻情報を取得してもかまわない。本実施の形態の場合、時刻情報取得部143は、管理装置140に接続される計時装置149から時刻を取得し、後述の上限数更新部144から取得したスケジュール情報に基づく閾値判断により時刻情報を生成している。例えば、スケジュール情報が図4に示すような情報であった場合において、時刻情報取得部143は、計時装置149から取得した時刻が8時以上10時未満では時刻情報として01を生成し、計時装置149から取得した時刻が10時以上12時未満では時刻情報として02を生成し、計時装置149から取得した時刻が12時以上14時未満では時刻情報として03を生成し、計時装置149から取得した時刻が14時以上16時未満では時刻情報として04を生成し、計時装置149から取得した時刻が16時以上8時未満では時刻情報として00を生成する。なお、時刻は24時制で示している。
上限数更新部144は、時刻情報取得部143が取得、または自ら生成して取得した時刻情報に基づいてステーション130にそれぞれ対応する上限数を更新する。上限数更新部144は、図4に示すような時刻情報とステーション130のそれぞれの上限数が対応付けられたスケジュール情報に基づき、取得した時刻情報に対応する上限数を更新する。
例えば、上限数更新部144は、時刻情報取得部143が時刻情報として「01」を取得した場合、第一ステーション131に搬送される第一荷物の第一上限数を5に、第二ステーション132に搬送される第二荷物の第二上限数を0(つまり、第二荷物を自動倉庫110から出庫しない)に、第三ステーション133に搬送される第三荷物の第三上限数を0に更新する。上限数更新部144は、時刻情報取得部143が時刻情報として「02」を取得した場合、第一荷物の第一上限数を7に更新し、第二荷物の第二上限数、第三荷物の第三上限数を0に維持する。上限数更新部144は、時刻情報取得部143が時刻情報として「03」を取得した場合、第一上限数を3に、第二上限数を5に、第三上限数を5に更新する。上限数更新部144は、時刻情報取得部143が時刻情報として「04」を取得した場合、第一上限数を3に維持し、第二上限数を2に、第三上限数を7に更新する。なお、上限数更新部144は、時刻情報取得部143が時刻情報として「00」を取得した場合、第一上限数を0に、第二上限数を0に、第三上限数を0に更新してもよい。
本実施の形態の場合、上限数0とは、対応するステーション130の稼働を停止させる停止情報として機能する。スケジュール情報に停止情報を含ませることにより、定期的に所定のステーション130を停止させることができ、ステーション130のメンテナンス間隔を広げることができる。またステーション130の寿命を伸ばすことができる。具体的には図4に示すように8時から12時の間、第二ステーション132、および第三ステーション133の稼働をスケジュール情報に基づき停止させることができる。
切替部145は、各ステーション130の上限数と各時刻情報とが組み合わされたスケジュール情報として、図4に示す第一スケジュール情報、および図5に示す第二スケジュール情報が存在する場合、上限数更新部144が用いるスケジュール情報を第一スケジュール情報、または第二スケジュール情報に切り替える。切替部145がスケジュール情報を切り替える方法は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、管理装置140に接続されるインタフェース146を介して、作業者が入力した入力情報に基づきスケジュール情報を切り替える。なお、切替部145は、上位制御装置210から取得した切替情報に基づきスケジュール情報を切り替えてもかまわない。また、切替対象となるスケジュール情報は、三種類以上存在していてもかまわない。
次に、管理装置140の処理の流れを説明する。図6は、管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。時刻情報取得部143は、時刻を計時装置149から取得する(S101)。時刻情報取得部143は、取得した時刻がスケジュール情報に示される閾値を超えるまで時刻の取得(S101)を繰り返す(S102:No)。閾値は、図4に示すスケジュール情報の場合、10時、12時、14時、16時の四つである。閾値を超えると(S102:Yes)、時刻情報取得部143は、スケジュール情報に基づき時刻情報を取得する(S103)。上限数更新部144は、スケジュール情報に基づき時刻情報取得部143が取得した時刻情報に対応したステーション130のそれぞれの上限数を更新する(S104)。出庫指示部142は、更新された上限数になるまでステーション130にそれぞれ搬送される分類荷物の出庫を指示する(S105)。以上の処理を操業終了まで実行する(S106)。
上記実施の形態に係る自動倉庫システム100によれば、自動倉庫110から出庫される分類荷物の数を、各ステーション130からの搬出能力などに基づき設定された上限数を用いて規制するため、同一種類の分類荷物が偏って出庫されることを防止でき、各ステーション130から搬出される荷物200の数を適正に管理する事ができる。
また、時間帯によって出庫量に変動が生じた場合においても、予め設定された上限数に更新するだけで、搬送装置120内で分類荷物が滞ることなくステーション130へ搬送することが可能となる。
また、スケジュール情報に停止情報を含めることで、ステーション130を停止させることができる。これにより、ステーション130のメンテナンス間隔を伸ばすことができ、また、ステーション130の寿命を伸ばすことが可能となる。
また、複数のスケジュール情報を備え、これを作業者によって切り替えることで、突発的な出庫量の変動にも柔軟に対応することができる。また、スケジュール情報で区切られる期間よりも長い期間に基づきスケジュール情報を切り替えることで、繁忙期と閑散期とにおいて異なるスケジュール情報に基づき自動倉庫システム100を管理し、搬送効率を向上させることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、時刻情報取得部143は、計時装置149からの時刻に基づき時刻情報を生成して取得する場合を示したが、管理装置140は、計時装置149に接続されず、時刻情報取得部143は、上位制御装置210から時刻情報を取得してもかまわない。
また、管理装置140は、切替部145を備えなくてもかまわない。この場合、一つのスケジュール情報に基づき上限数の更新が繰り返される。
また、スケジュール情報として、第二ステーション132、第三ステーション133を停止させる停止情報を含む場合を説明したが、第一ステーション131、第二ステーション132、第三ステーション133を順に停止させて停止のローテーションを実行するスケジュール情報としてもかまわない。
本発明は、自動倉庫から出庫された荷物が搬送装置を経由して複数のステーションのいずれかから出庫される自動倉庫システムなどに利用可能である。
100 自動倉庫システム
110 自動倉庫
115 ラック
116 第一コンベヤ
117 倉庫内搬送装置
118 バーチカルコンベヤ
120 搬送装置
121 有軌道台車
122 第二コンベヤ
130 ステーション
131 第一ステーション
132 第二ステーション
133 第三ステーション
140 管理装置
141 上限数取得部
142 出庫指示部
143 時刻情報取得部
144 上限数更新部
145 切替部
146 インタフェース
149 計時装置
200 荷物
210 上位制御装置

Claims (3)

  1. 複数のステーションと、荷物を保管する自動倉庫と、前記ステーションのそれぞれに割り当てられた荷物である分類荷物を前記自動倉庫から対応する前記ステーションへ搬送する搬送装置と、前記自動倉庫の出庫を管理する管理装置と、を備えた自動倉庫システムであって、
    前記管理装置は、
    前記ステーション、および前記搬送装置の少なくとも一方に前記分類荷物が配置される数の上限として設定される上限数をそれぞれ取得する上限数取得部と、
    上限数に達している前記分類荷物については前記自動倉庫への出庫指示を中断する出庫指示部と、
    時刻情報を取得する時刻情報取得部と、
    時刻情報と所定の上限数が対応付けられたスケジュール情報に基づき、取得した時刻情報に対応する上限数を更新する上限数更新部と、を備える
    自動倉庫システム。
  2. 前記スケジュール情報には、前記ステーションの少なくとも一つの稼働を停止させる停止情報が含まれる
    請求項1に記載の自動倉庫システム。
  3. 前記スケジュール情報は、少なくとも第一スケジュール情報、および第二スケジュール情報を含み、
    前記管理装置は、
    前記上限数更新部が用いる前記スケジュール情報を第一スケジュール情報、または第二スケジュール情報に切り替える切替部を備える
    請求項1または2に記載の自動倉庫システム。
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