JP2023150643A - 機器設置構造 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、機器を所定の固定位置まで移動させて設置する機器設置構造に関する。
従来、特許文献1に示すように、衣類乾燥機等の比較的重量のある機器を固定可能な機器スタンド装置が知られている。このような機器スタンド装置では、機器をスタンドの上部から載置させ、所定位置に移動させた後に、ビス等で固定する形で使用される。
特許文献1に示すような機器スタンド装置に機器を設置する場合、非常に大きい労力を要する。特に、棚等の台に設置する場合、設置箇所の周囲にスペースが少ないときには、設置の際に壁等に接触することで、壁や機器を傷つける虞がある。
更に、機器が衣類乾燥機等の運転時に振動を伴うものである場合、振動を抑制する必要があるため、既存の衣類乾燥機には脚部に固定用のネジ穴を有するものが知られているが、床面に直接機器を設置する場合や、床面に面して設けられる棚等の最下部に設置する場合、機器を固定するには、床下から機器をビス止めする必要があり、固定作業が行い難く、改善の余地があった。
更に、機器が衣類乾燥機等の運転時に振動を伴うものである場合、振動を抑制する必要があるため、既存の衣類乾燥機には脚部に固定用のネジ穴を有するものが知られているが、床面に直接機器を設置する場合や、床面に面して設けられる棚等の最下部に設置する場合、機器を固定するには、床下から機器をビス止めする必要があり、固定作業が行い難く、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、設置時に機器自体を傷つけ難く、床面に面して設けられる棚等の最下部に設置する場合であっても設置作業の容易性を保ちながら機器の振動を十分に抑制できる機器設置構造を提供することにある。
上記目的を達成するための機器設置構造は、機器を所定の固定位置まで移動させて設置する機器設置構造であって、その特徴構成は、
前記機器を載置して固定可能な載置面を有する載置本体と、
前記機器を載置した前記載置本体を摺動しながら挿入可能な第1開口部を有する設置台と、
前記設置台の前記第1開口部に対し前記機器を載置した前記載置本体を挿入して設置した挿入設置状態において、前記機器の運転に伴う振動を前記載置本体と前記設置台との間で抑制する振動抑制機構が設けられている点にある。
前記機器を載置して固定可能な載置面を有する載置本体と、
前記機器を載置した前記載置本体を摺動しながら挿入可能な第1開口部を有する設置台と、
前記設置台の前記第1開口部に対し前記機器を載置した前記載置本体を挿入して設置した挿入設置状態において、前記機器の運転に伴う振動を前記載置本体と前記設置台との間で抑制する振動抑制機構が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、機器を固定位置まで移動させて設置する場合に、載置本体の載置面に対して固定された機器を、載置本体ごと設置台の第1開口部に対して摺動させながら移動できるから、安定した移動を実現して設置作業の容易性を保つことができ、移動中に機器が壁等に接触して、壁や機器が傷つくことを防止できる。
更に、第1開口部の内面と載置本体との間に設けられる振動抑制機構が、設置台の第1開口部に対し機器を載置した載置本体を挿入して設置した挿入設置状態において、機器の運転に伴う振動を抑制するから、機器が衣類乾燥機等の運転時に振動を伴うものである場合であっても、当該振動を適切に抑制することができる。
以上より、設置時に機器自体を傷つけ難く、床面に面して設けられる棚等の最下部に設置する場合であっても設置作業の容易性を保ちながら機器の振動を十分に抑制できる機器設置構造を実現できる。
更に、第1開口部の内面と載置本体との間に設けられる振動抑制機構が、設置台の第1開口部に対し機器を載置した載置本体を挿入して設置した挿入設置状態において、機器の運転に伴う振動を抑制するから、機器が衣類乾燥機等の運転時に振動を伴うものである場合であっても、当該振動を適切に抑制することができる。
以上より、設置時に機器自体を傷つけ難く、床面に面して設けられる棚等の最下部に設置する場合であっても設置作業の容易性を保ちながら機器の振動を十分に抑制できる機器設置構造を実現できる。
機器設置構造の更なる特徴構成は、
前記載置本体は、前記機器を挿入可能な第2開口部を有すると共に固定部材により前記機器を固定可能な箱状筐体であり、
前記設置台の前記第1開口部の内面は、前記箱状筐体の外面に沿って外囲する形状である点にある。
前記載置本体は、前記機器を挿入可能な第2開口部を有すると共に固定部材により前記機器を固定可能な箱状筐体であり、
前記設置台の前記第1開口部の内面は、前記箱状筐体の外面に沿って外囲する形状である点にある。
上記特徴構成によれば、載置本体が機器を挿入可能な第2開口部を有すると共に固定部材により機器を固定可能な箱状筐体であり、設置台の第1開口部の内面が、箱状筐体の外面に沿って外囲する形状であるから、載置本体の載置面に固定された機器は、箱状筐体の外面が設置台の第1開口部の内面に沿って摺動する状態で移動でき、固定位置への移動をより安定させ、設置作業の容易性を向上できる。
機器設置構造の更なる特徴構成は、
前記振動抑制機構は、前記設置台の前記第1開口部の内面と前記載置本体との間に形成される間隙に嵌入すると共に弾性変形可能な楔部材である点にある。
前記振動抑制機構は、前記設置台の前記第1開口部の内面と前記載置本体との間に形成される間隙に嵌入すると共に弾性変形可能な楔部材である点にある。
上記特徴構成の如く、振動抑制機構は、設置台の第1開口部の内面と載置本体との間に形成される間隙に嵌入すると共に弾性変形可能な楔部材から構成することで、当該楔部材により設置台と載置本体との間の振動を抑制・吸収して、固定位置での設置安定性を向上させることができる。
機器設置構造の更なる特徴構成は、
前記挿入設置状態において、前記第1開口部の正面視で、少なくとも前記第1開口部を形成する前記設置台の端面と前記載置本体の端面とを覆う化粧板を有し、
前記化粧板には、前記正面視における表面の裏側である裏面に対して、当該裏面から突出する形で複数の前記楔部材が設けられている点にある。
前記挿入設置状態において、前記第1開口部の正面視で、少なくとも前記第1開口部を形成する前記設置台の端面と前記載置本体の端面とを覆う化粧板を有し、
前記化粧板には、前記正面視における表面の裏側である裏面に対して、当該裏面から突出する形で複数の前記楔部材が設けられている点にある。
これまで説明してきた設置台に載置本体を挿入する構成においては、正面視において、設置台と載置本体との間に隙間が生じることになるが、上記特徴構成の如く、第1開口部を形成する設置台の端面と載置本体の端面とを覆う化粧板を備えることで、設置台と載置本体との間の隙間を覆い隠すことができ、美観性を向上できる。
更には、設置台と載置本体との間に沿う形状で設けられる化粧板の裏面に、楔部材を設けることで、設置台と載置本体との間の隙間に挿入可能な配置で複数の楔部材を設けることができ、当該複数の楔部材を設置台と載置本体との間に差し込むことで、設置台と載置本体との間の振動を抑制・吸収しながらも、化粧板の位置決めを良好に行うことができる。
更には、設置台と載置本体との間に沿う形状で設けられる化粧板の裏面に、楔部材を設けることで、設置台と載置本体との間の隙間に挿入可能な配置で複数の楔部材を設けることができ、当該複数の楔部材を設置台と載置本体との間に差し込むことで、設置台と載置本体との間の振動を抑制・吸収しながらも、化粧板の位置決めを良好に行うことができる。
機器設置構造の更なる特徴構成は、
前記載置本体としての前記箱状筐体の外面は、前記設置台の前記第1開口部の内面に対して摺動自在に構成されており、
前記振動抑制機構は、前記箱状筐体の外面と前記載置台の前記第1開口部の内面とから構成されている点にある。
前記載置本体としての前記箱状筐体の外面は、前記設置台の前記第1開口部の内面に対して摺動自在に構成されており、
前記振動抑制機構は、前記箱状筐体の外面と前記載置台の前記第1開口部の内面とから構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、振動抑制機構を、箱状筐体の外面と載置台の第1開口部の内面とを、互いの間の間隙を十分に小さい状態として、互いに摺動自在にすることで、別途、楔部材等を必要とせず、少ない構成部品により、機器の振動を良好に抑制できる。
本発明の実施形態に係る機器設置構造は、設置時に機器自体を傷つけ難く、床面に面して設けられる棚等の最下部に設置する場合であっても設置作業の容易性を保ちながら機器の振動を十分に抑制できるものに関する。
以下、図面に基づいて、実施形態に係る機器設置構造を説明する。
以下、図面に基づいて、実施形態に係る機器設置構造を説明する。
当該実施形態に係る機器設置構造100は、図1、2に示すように、機器10を所定の固定位置まで移動させて設置するものであって、機器10としては、例えば、都市ガス13Aを燃料として衣類を乾燥する衣類乾燥機等、種々の機器が挙げられる。
尚、機器10が衣類乾燥機である場合、燃料を供給する燃料供給配管や、燃焼排ガスを通流する排ガス通流配管等が機器10に連通接続されることになるが、図1、2では、これらの配管は、省略している。
尚、機器10が衣類乾燥機である場合、燃料を供給する燃料供給配管や、燃焼排ガスを通流する排ガス通流配管等が機器10に連通接続されることになるが、図1、2では、これらの配管は、省略している。
当該実施形態に係る機器設置構造100は、機器10を載置して固定可能な載置面20fを有する箱状筐体20(載置本体の一例)と、機器10を載置した箱状筐体20を摺動しながら挿入可能な第1開口部30dを有する設置台30と、設置台30の第1開口部30dに対し機器10を載置した箱状筐体20を挿入して設置した挿入設置状態において、機器10の運転に伴う振動を箱状筐体20と設置台30との間で抑制する振動抑制機構が設けられている。
箱状筐体20は、機器10を挿入した挿入状態において、機器10の底部側(図1で矢印Zの基端側)、側方側(図1で矢印Yの先端側及び基端側)、天部側(図1で矢印Zの先端側)を平板により外囲すると共に、機器10を挿入可能な第2開口部20dを有する形状である。
機器10は、図1に示すように、例えば、底部側に延びて自身を支持する脚部10aを有し、当該脚部10aは、箱状筐体20の底部側の外側からビスB(固定部材の一例)により固定される。尚、ビスBは、箱状筐体20の底部側へ突出しない状態で箱状筐体20の底部に螺合している。
機器10は、図1に示すように、例えば、底部側に延びて自身を支持する脚部10aを有し、当該脚部10aは、箱状筐体20の底部側の外側からビスB(固定部材の一例)により固定される。尚、ビスBは、箱状筐体20の底部側へ突出しない状態で箱状筐体20の底部に螺合している。
上述の如く機器10が挿入され固定された箱状筐体20は、その底面20aを、設置台30の底面30aに対して摺動させる形態で、設置台30の第1開口部30dへ挿入可能である。
ちなみに、設置台30は、その第1開口部30dが屋内の天井の近傍に設けられたり、床の近傍に設けられたりする場合があるが、このように、設置台30が機器10を設置し難い位置に位置する場合であっても、箱状筐体20へ挿入状態で固定された機器10であれば、箱状筐体20の底面20aを設置台30の底部30aに対して直接当接して摺動させる形態で、機器10や設置台30を傷つける虞がなく、機器10を安定して設置位置へ移動できる。
尚、図2に示すように、設置台30の第1開口部30dの内面30a、30b、30cは、箱状筐体20の外面20a、20b、20cに沿って外囲する形状である。換言すると、設置台30は、その第1開口部30dが、箱状筐体20を挿入した挿入設置状態で、箱状筐体20の側方の外面20bと対向する側方の内面30b、箱状筐体20の天部側の外面20cと対向する天部側の内面30cを形成する平板を有する。また、箱状筐体20の底面20a及び設置台30の底部30aについても平板から成る。
これにより、箱状筐体20は、設置台30へ挿入されるときに、設置台30の第1開口部30dの側方の内面30bでも案内されることになり、作業者は、設置位置への移動をより安定して実行できる。
ちなみに、設置台30は、その第1開口部30dが屋内の天井の近傍に設けられたり、床の近傍に設けられたりする場合があるが、このように、設置台30が機器10を設置し難い位置に位置する場合であっても、箱状筐体20へ挿入状態で固定された機器10であれば、箱状筐体20の底面20aを設置台30の底部30aに対して直接当接して摺動させる形態で、機器10や設置台30を傷つける虞がなく、機器10を安定して設置位置へ移動できる。
尚、図2に示すように、設置台30の第1開口部30dの内面30a、30b、30cは、箱状筐体20の外面20a、20b、20cに沿って外囲する形状である。換言すると、設置台30は、その第1開口部30dが、箱状筐体20を挿入した挿入設置状態で、箱状筐体20の側方の外面20bと対向する側方の内面30b、箱状筐体20の天部側の外面20cと対向する天部側の内面30cを形成する平板を有する。また、箱状筐体20の底面20a及び設置台30の底部30aについても平板から成る。
これにより、箱状筐体20は、設置台30へ挿入されるときに、設置台30の第1開口部30dの側方の内面30bでも案内されることになり、作業者は、設置位置への移動をより安定して実行できる。
尚、図示は省略するが、設置台30の第1開口部30dへの箱状筐体20の挿入設置状態において、設置台30の天部側の平板に第1挿通孔30eが形成されると共に、箱状筐体20の天部側の平板に第2挿通孔20eが形成され、当該第1挿通孔30e及び第2挿通孔20eを介して、上述した燃料供給配管(図示省略)や排ガス通流配管等(図示省略)が配設される。
さて、当該実施形態に係る機器設置構造100では、設置台30の第1開口部30dへの箱状筐体20の挿入設置状態において、振動抑制機構として、設置台30の第1開口部30dの内面30b、30cと箱状筐体20の外面20b、20cとの間に形成される間隙に嵌入すると共に弾性変形可能な楔部材Kを有する。当該楔部材Kは、例えば、ゴム等の材料から構成することができる。当該構成により、水平方向(図1及び図2で矢印Yに沿う方向)及び垂直方向(図1及び図2で矢印Zに沿う方向)での振動が抑制される。
尚、図示は省略するが、設置台30の奥側(図1で矢印Xの矢示先端側)には、背面壁部(図示せず)を設ける構成を採用でき、当該構成の場合、箱状筐体20を背面壁部に当接することで、矢印Xに沿う方向での振動も抑制される。
尚、図示は省略するが、設置台30の奥側(図1で矢印Xの矢示先端側)には、背面壁部(図示せず)を設ける構成を採用でき、当該構成の場合、箱状筐体20を背面壁部に当接することで、矢印Xに沿う方向での振動も抑制される。
また、当該実施形態においては、楔部材Kは、設置台30の第1開口部30dへの箱状筐体20の挿入設置状態において、第1開口部30dの側方の内面30bと箱状筐体20の側方の外面20bの間で、水平方向で左右両側に夫々一つと、第1開口部30dの天部側の内面30cと箱状筐体20の天部側の外面20cの間に一つの合計3つが設けられている。
更に、説明を加えると、当該実施形態に係る機器設置構造100は、美観性を向上する目的で、設置台30の第1開口部30dへの箱状筐体20の挿入設置状態において、第1開口部30dの正面視で、少なくとも第1開口部30dを形成する設置台30の端面と箱状筐体20の端面とを覆う化粧板40を有する。
更に、当該実施形態では、化粧板40には、正面視における表面の裏側である裏面40aに対して、当該裏面40aから突出する形で上述した楔部材Kが一体的に設けられている。
当該構成により、楔部材Kは、化粧板40を設置台30及び箱状筐体20に対して位置決め固定する位置決め固定部材としても機能する。
更に、当該実施形態では、化粧板40には、正面視における表面の裏側である裏面40aに対して、当該裏面40aから突出する形で上述した楔部材Kが一体的に設けられている。
当該構成により、楔部材Kは、化粧板40を設置台30及び箱状筐体20に対して位置決め固定する位置決め固定部材としても機能する。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、載置本体は、機器10を外囲する箱状筐体20である例を示したが、載置本体としては、機器10を載置可能な載置面を有するものであれば、種々のものを採用することができ、例えば、板状体(図示せず)であっても構わない。
上記実施形態において、載置本体を板状体とする場合、板状体の水平方向(図1で矢印Yに沿う方向)での端部と、設置台30の第1開口部30dの内面のうち側方の内面30bとの間に、楔部材Kを嵌入する構成をとることができる。
また、載置本体を板状体とする場合、板状体の水平方向(図1で矢印Yに沿う方向)での端部と、設置台30の第1開口部30dの内面のうち側方の内面30bとが隙間なく直接当接する構成としても構わない。
また、載置本体は、板状体の側方に板状体から上方へ延びる側方壁部を有する構成であっても構わない。
(1)上記実施形態では、載置本体は、機器10を外囲する箱状筐体20である例を示したが、載置本体としては、機器10を載置可能な載置面を有するものであれば、種々のものを採用することができ、例えば、板状体(図示せず)であっても構わない。
上記実施形態において、載置本体を板状体とする場合、板状体の水平方向(図1で矢印Yに沿う方向)での端部と、設置台30の第1開口部30dの内面のうち側方の内面30bとの間に、楔部材Kを嵌入する構成をとることができる。
また、載置本体を板状体とする場合、板状体の水平方向(図1で矢印Yに沿う方向)での端部と、設置台30の第1開口部30dの内面のうち側方の内面30bとが隙間なく直接当接する構成としても構わない。
また、載置本体は、板状体の側方に板状体から上方へ延びる側方壁部を有する構成であっても構わない。
(2)上記実施形態において、楔部材Kは、弾性変形可能な材料として、ゴム等の材料から構成する例を示したが、必ずしも弾性変形する必要はなく、例えば、木材や樹脂等から構成しても構わない。
また、楔部材Kは、化粧板40と別体で設けても構わない。
また、楔部材Kは、化粧板40と別体で設けても構わない。
(3)上記実施形態では、化粧板40を設ける構成を例示したが、当該化粧板40を設けない構成を採用しても構わない。
また、楔部材Kについても必ずしも設けなくても構わない。
この場合、例えば、箱状筐体20の外面20b、20cは、設置台30の第1開口部30dの内面30b、30cに対して摺動自在に構成されており、振動抑制機構は、箱状筐体20の外面20b、20cと設置台30の内面30b、30cとから構成することができる。
即ち、箱状筐体20の外面20b、20cと設置台30の内面30b、30cとが、互いにほぼ隙間のない形状となるように、箱状筐体20と設置台30との形状を適宜設計することで、振動を適切に抑制すると共に、美観性の向上も図り得る。
また、楔部材Kについても必ずしも設けなくても構わない。
この場合、例えば、箱状筐体20の外面20b、20cは、設置台30の第1開口部30dの内面30b、30cに対して摺動自在に構成されており、振動抑制機構は、箱状筐体20の外面20b、20cと設置台30の内面30b、30cとから構成することができる。
即ち、箱状筐体20の外面20b、20cと設置台30の内面30b、30cとが、互いにほぼ隙間のない形状となるように、箱状筐体20と設置台30との形状を適宜設計することで、振動を適切に抑制すると共に、美観性の向上も図り得る。
尚、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明の機器設置構造は、設置時に機器自体を傷つけ難く、床面に面して設けられる棚等の最下部に設置する場合であっても設置作業の容易性を保ちながら機器の振動を十分に抑制できる機器設置構造として、有効に利用可能である。
10 :機器
20 :箱状筐体
20a、20b、20c :外面
20d :第2開口部
20f :載置面
30 :設置台
30a、30b、30c :内面
30d :第1開口部
40 :化粧板
40a :裏面
100 :機器設置構造
K :楔部材
20 :箱状筐体
20a、20b、20c :外面
20d :第2開口部
20f :載置面
30 :設置台
30a、30b、30c :内面
30d :第1開口部
40 :化粧板
40a :裏面
100 :機器設置構造
K :楔部材
Claims (5)
- 機器を所定の固定位置まで移動させて設置する機器設置構造であって、
前記機器を載置して固定可能な載置面を有する載置本体と、
前記機器を載置した前記載置本体を摺動しながら挿入可能な第1開口部を有する設置台と、
前記設置台の前記第1開口部に対し前記機器を載置した前記載置本体を挿入して設置した挿入設置状態において、前記機器の運転に伴う振動を前記載置本体と前記設置台との間で抑制する振動抑制機構が設けられている機器設置構造。 - 前記載置本体は、前記機器を挿入可能な第2開口部を有すると共に固定部材により前記機器を固定可能な箱状筐体であり、
前記設置台の前記第1開口部の内面は、前記箱状筐体の外面に沿って外囲する形状である請求項1に記載の機器設置構造。 - 前記振動抑制機構は、前記設置台の前記第1開口部の内面と前記載置本体との間に形成される間隙に嵌入すると共に弾性変形可能な楔部材である請求項1又は2に記載の機器設置構造。
- 前記挿入設置状態において、前記第1開口部の正面視で、少なくとも前記第1開口部を形成する前記設置台の端面と前記載置本体の端面とを覆う化粧板を有し、
前記化粧板には、前記正面視における表面の裏側である裏面に対して、当該裏面から突出する形で複数の前記楔部材が設けられている請求項3に記載の機器設置構造。 - 前記載置本体としての前記箱状筐体の外面は、前記設置台の前記第1開口部の内面に対して摺動自在に構成されており、
前記振動抑制機構は、前記箱状筐体の外面と前記載置台の前記第1開口部の内面とから構成されている請求項2に記載の機器設置構造。
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