JP2023149836A - ポータブルトイレ - Google Patents

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智行 青山
Tomoyuki Aoyama
剛 李
Go Ri
智久 高▲濱▼
Tomohisa Takahama
健史 土井
Takeshi Doi
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Abstract

【課題】便座に座る使用者の姿勢をより安定させることができる。【解決手段】ポータブルトイレ100は、使用者が座る便座20と、便座20の後方に配置された背もたれ45と、側方ガード50とを備えている。側方ガード50は、平面視において便座20よりも側方に配置され、背もたれ45の前面よりも前方に延びている。側方ガード50は、便座20に座る使用者の肩または上腕を支持可能なものである。側方ガード50における、背もたれ45の前面のうちの最後方の部分の位置よりも前方に延びた突出長さL11は、10cm以上である。【選択図】図2

Description

本発明は、ポータブルトイレに関する。詳しくは、使用者を支持する側方ガードを備えたポータブルトイレに関する。
例えば特許文献1には、高齢者の介助などの用途としてポータブルトイレが開示されている。上記ポータブルトイレは、便器本体と、便器本体の上面に取り付けられる便座とを備えている。便座の後方には、使用者が凭れ掛かる背もたれが設けられている。便座の左方および右方には、肘掛けが設けられている。
上記ポータブルトイレによれば、使用者が便座に座ったとき、使用者の左右両側には肘掛けが配置される。そのため、使用者は、肘掛けに肘を付くことができ、使用者の姿勢を安定させることができる。
特開2004-97348号公報
ところで、上述のように、ポータブルトイレは、高齢者の介助などの用途として使用されることが多いと考えられている。高齢者にとって、便座に安定して座ることで、ポータブルトイレを安心して使用することができる。そのため、本願発明者は、ポータブルトイレの便座に使用者が座ったときに、使用者の姿勢をより安定させたいと考えている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、便座に座る使用者の姿勢をより安定させることができるポータブルトイレを提供することである。
本願発明者は、便座に座る使用者の姿勢をより安定させる手段について種々検討した。その結果、本願発明者は、使用者が便座に座ったとき、使用者の肩または上腕を支持することによって、より姿勢を安定させることができることを見出した。
本発明に係るポータブルトイレは、使用者が座る便座と、前記便座の後方に配置された背もたれと、平面視において前記便座よりも側方に配置され、前記背もたれの前面よりも前方に延び、前記便座に座る使用者の肩または上腕を支持可能な側方ガードと、を備えている。前記側方ガードにおける、前記背もたれの前面のうちの最後方の部分の位置よりも前方に延びた突出長さは、10cm以上である。
前記ポータブルトイレによれば、使用者が便座に座ったとき、側方ガードは、例えば使用者の肩や上腕の周囲に配置される。よって、便座に座った使用者の肩や上腕を側方ガードで支持することができる。したがって、便座に座った使用者の姿勢をより安定させることができる。本願発明者は、種々の実験によって、仮に側方ガードの突出長さを10cm未満にすると、使用者の肩や上腕の後部の一部を支持するのみであるため、使用者の姿勢を安定させ難いという知見を得ている。そのため、側方ガードの突出長さを10cm以上にすることで、便座に座った使用者の姿勢をより安定させることができる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記側方ガードにおける上下の長さは、前記側方ガードの左右の長さ以上である。
上記態様によれば、側方ガードにおける使用者との接触面積を大きくすることができる。よって、側方ガードによって使用者を安定して支持することができるため、使用者の姿勢を安定させることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記側方ガードの前記突出長さは、30cm以下である。
本願発明者は、仮に側方ガードの突出長さを30cmより長くすると、便座に座った使用者の上腕よりも前方に延びる側方ガードの部分が長くなり、側方ガードの材料費が増大するとの知見を得ている。そこで、上記態様によれば、側方ガードの突出長さを30cm以下にすることで、側方ガードの材料費を抑えつつ、側方ガードによって、便座に座った使用者の姿勢をより安定させることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記側方ガードの前記突出長さは、前記背もたれの最も大きい前後の最大厚みよりも大きい。
上記態様によれば、側方ガードにおける使用者との接触面積を大きくすることができる。よって、側方ガードによって使用者を安定して支持することができるため、使用者の姿勢を安定させることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記側方ガードは、前記背もたれに対する前記側方ガードの位置を変更する調整機構を有している。
上記態様によれば、例えば使用者が側方ガードを使用したくない場合には、調整機構によって、背もたれに対する側方ガードの位置を調整して、側方ガードが背もたれの前面よりも前方に延びてないような位置に変更することができる。よって、側方ガードの使用の有無に応じて、背もたれに対する側方ガードの位置を調整することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記調整機構は、左右に延びた回転軸を有し、前記側方ガードを、前記回転軸を中心に回動させるように構成されている。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記ポータブルトイレは、前記背もたれの側端部を支持する背もたれ支柱を備えている。前記側方ガードは、前記背もたれ支柱に設けられている。
上記態様によれば、使用者が背もたれに凭れ掛かるときに、使用者の側方に側方ガードを配置することができる。そのため、使用者が背もたれに凭れ掛かるときに、背中が側方ガードに接触し難くすることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記ポータブルトイレは、前記便座の側方に配置された肘掛けを備えている。前記側方ガードは、前記肘掛けよりも上方に配置されている。
上記態様によれば、肘掛けと側方ガードの両方を使用して、便座に座った使用者の姿勢を更に安定させることができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記側方ガードの内側の端は、前記肘掛けの内側の端よりも外方に配置されている。
例えば便座に使用者が座って、肘掛けに肘を置いたとき、肩や上腕は肘よりも外方に配置され得る。上記態様によれば、前記側方ガードの内側の端を、前記肘掛けの内側の端よりも外方に配置することで、使用者が肘を肘掛けに置いた状態であっても、肩や上腕を側方ガードで支持することができる。
本発明の好ましい他の一態様によれば、前記側方ガードの前記突出長さは、前記肘掛けの前後の長さよりも短い。
例えば便座に使用者が座って肘掛けに肘を置いたとき、肘は、肩や上腕よりも前方の位置に配置される。よって、使用者が便座に座っときの肘、肩や上腕の位置に沿って、側方ガードの突出長さを、肘掛けの前後の長さよりも短くすることで、側方ガードの材料費を抑えつつ、便座に座る使用者の姿勢を安定させることができる。
本発明によれば、便座に座る使用者の姿勢をより安定させることができるポータブルトイレを提供することができる。
実施形態に係るポータブルトイレを示す斜視図である。 実施形態に係るポータブルトイレを示す斜視図であり、蓋が取り外された状態を示し、かつ、第1状態の側方ガードを示す図である。 実施形態に係るポータブルトイレを示す斜視図であり、蓋が取り外された状態を示し、かつ、第2状態の側方ガードを示す図である。 実施形態に係るポータブルトイレを示す左側面図であり、第1状態の側方ガードを示す図である。 実施形態に係るポータブルトイレを示す左側面図であり、第2状態の側方ガードを示す図である。 肘掛け、背もたれ、および、側方ガードを示す平面図であり、第1状態の側方ガードを示す図である。 肘掛け、背もたれ、および、側方ガードを示す平面図であり、第2状態の側方ガードを示す図である。 左側の側方ガードの側面図である。 左側の側方ガードの正面図である。 背もたれ、背もたれ支柱、および、左側の側方ガードの分解斜視図である。 左側の背もたれ支柱、背もたれ、左側の側方ガードおよび調整機構を示す背面図である。 図11のXII-XII断面における断面図であり、背もたれ支柱に対して側方ガードが回動している状態を模式的に示した図である。 第1部材が省略された左側の側方ガードと、左側の背もたれ支柱を示す左側面図であり、第1状態の側方ガードを示す図である。 第1部材が省略された左側の側方ガードと、左側の背もたれ支柱を示す左側面図であり、第2状態の側方ガードを示す図である。 実施形態に係るポータブルトイレを示す左側面図であり、第3状態の側方ガードを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る一実施形態について説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の一実施形態に過ぎず、当然ながら本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1、図2、図3は、本実施形態に係るポータブルトイレ100を示す斜視図である。図2および図3では、図1のポータブルトイレ100から蓋25が取り外されている。以下の説明では、特に断らない限りにおいて、ポータブルトイレ100の前、後、左、右、上、下とは、ポータブルトイレ100を使用し、後述の便座20に座る使用者から見た前、後、左、右、上、下の各方向をそれぞれ意味するものとする。また、図面において、符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれポータブルトイレ100の前、後、左、右、上、下を示している。ただし、これら方向は説明の便宜上定めた方向に過ぎず、ポータブルトイレ100の設置態様を何ら限定するものではなく、本発明を何ら限定するものではない。
ポータブルトイレ100は、主に高齢者および身障者などのいわゆる要介助者に使用されるトイレであり、介助用に好適に使用されるトイレである。また、ポータブルトイレ100は、床に固定されるトイレではなく、移動可能式のトイレである。図1に示すように、ポータブルトイレ100は、座部10と、バケツ12(図2参照)と、脚15と、便座20(図2参照)と、蓋25と、肘掛け支柱30と、肘掛け35と、背もたれ支柱40と、背もたれ45と、側方ガード50と、を備えている。
図2に示すように、座部10は、箱状に形成されており、上方に開口している。バケツ12は、ポータブルトイレ100を使用する使用者の尿や便などの排泄物が排出される容器である。バケツ12は、座部10の開口を通じて座部10の内側に装着され、上方に開口している。バケツ12は、座部10に対して上下に着脱可能に構成されている。
脚15は、座部10を支持するものである。脚15は、座部10を介してバケツ12を間接的に支持している。脚15は、座部10の下面から下方に延びている。本実施形態では、脚15の数は4つである。脚15は、座部10の左前部、左後部、右前部、右後部に設けられている。なお、図1~図3では、右後部の脚15の図示が省略されている。詳しい説明は省略するが、脚15は、座部10から下方に延びる長さを調整することが可能に構成されている。座部10から下方に延びる脚15の長さを調整することで、使用者の体格に合うように、座部10(言い換えると、便座20)の高さを調整することができる。
図2に示すように、便座20は、使用者が尻を乗せて座る部位である。便座20は、座部10の上面に配置される。ここでは、便座20は、座部10の後部を軸に回転可能に座部10に取り付けられている。便座20は、前後に回動可能に構成されている。便座20を前方に回動させると、便座20を座部10の上面に配置し、かつ、水平に配置することができる。このとき、便座20は、バケツ12の上方に配置されるため、使用者は便座20に座って、排泄物をバケツ12に排出することができる。一方、便座20を後方に回動させると、便座20は、座部10の後部において立てることができる。このとき、座部10の内側を上方に開放することができる。よって、便座20を立てた状態にすることによって、座部10からバケツ12を上方に取り外すことができる。また、便座20を立てた状態にすることによって、バケツ12を上方から座部10に取り付けることができる。
図1に示す蓋25は、バケツ12の上方においてバケツ12を覆うものである。蓋25は、座部10の後部を軸に回転可能に座部10に着脱可能に取り付けられている。本実施形態では、蓋25は、折り畳み可能に構成されているが、折り畳まれなくてもよい。図2では、蓋25は、取り外されているが、折り畳まれた状態で背もたれ45の下方に配置されていてもよい。蓋25を前方に回動させ、かつ、展開させることによって、図1に示すように、便座20およびバケツ12を蓋25によって覆うことができる。蓋25を後方に回動させ、かつ、折り畳むことによって、便座20およびバケツ12が開放される。このことによって、使用者は、便座20に座ることができる。
図2に示すように、肘掛け支柱30は、便座20の側方(ここでは、外方)に配置されている。なお、本実施形態において、外方(外側)とは、ポータブルトイレ100の中心から離れる方(側)のことをいい、内方(内側)とは、ポータブルトイレ100の中心に近づく方(側)のことをいう。ここでは、左側の肘掛け支柱30は、便座20の左方に配置され、右側の肘掛け支柱30は、便座20の右方に配置されている。本実施形態では、便座20の左方および右方のそれぞれに対して、前後に配置された2本の肘掛け支柱30が配置されている。左側の肘掛け支柱30は、座部10の左部から上方に延びており、右側の肘掛け支柱30は、座部10の右部から上方に延びている。
なお、本実施形態では、右前の肘掛け支柱30には、ロール状のトイレットペーパー(図示せず)を保持するロールペーパーホルダ32が取り付けられている。ただし、ロールペーパーホルダ32は、左前の肘掛け支柱30に取り付けられてもよい。
図4、図5は、本実施形態に係るポータブルトイレ100を示す左側面図である。図6、図7は、肘掛け35、背もたれ45および側方ガード50を示す平面図である。肘掛け35は、便座20の上に座った使用者の肘を置くためのものである。図4に示すように、肘掛け35は、前後に並ぶ2本の肘掛け支柱30によって支持されている。言い換えると、肘掛け35は、前後に並ぶ2本の肘掛け支柱30に掛け渡されている。図2に示すように、肘掛け35は、便座20の側方(ここでは外方)に配置されている。左側の肘掛け35は、便座20の左方に配置され、座部10の左部の上方に配置されている。右側の肘掛け35は、便座20の右方に配置され、座部10の右部の上方に配置されている。肘掛け35は、前後に延びている。
肘掛け35は、左右よりも前後に長い形状を有している。本実施形態では、図7に示すように、肘掛け35の後端部のうち内側には、上下に貫通した溝36が形成されており、溝36の外方には突起37が形成されている。この突起37は、後方に突出している。左側の肘掛け35では、突起37は左後端部に設けられている。右側の肘掛け35では、突起37は右後端部に設けられている。
本実施形態では、肘掛け35は、高さを調整可能に構成されている。詳しくは、図1に示すように、座部10から上方に延びた肘掛け支柱30の長さを調整することによって、肘掛け35の高さを調整することができる。ここでは、肘掛け支柱30は、座部10に対して上下に移動可能に構成されている。肘掛け支柱30を下方に移動させることで、座部10の内部に配置される肘掛け支柱30の長さが長くなり、座部10から上方に延びた肘掛け支柱30の長さが短くなる。このことによって、肘掛け35を低い位置に配置することができる。なお、肘掛け35は、座部10の上面に接触する程度の高さにまで下方に移動させることが可能である。また、肘掛け支柱30を上方に移動させることで、座部10の内部に配置される肘掛け支柱30の長さが短くなり、座部10から上方に延びた肘掛け支柱30の長さが長くなる。このことによって、肘掛け35を高い位置に配置することができる。
図2に示すように、背もたれ支柱40は、便座20よりも側方(ここでは外方)に配置されている。背もたれ支柱40は、左右一対である。左側の背もたれ支柱40は、便座20よりも左方に配置されている。右側の背もたれ支柱40は、便座20よりも右方に配置されている。図4に示すように、背もたれ支柱40は、肘掛け支柱30の後方に配置されている。図7に示すように、背もたれ支柱40は、肘掛け35の少なくとも一部(ここでは、突起37以外の肘掛け35の部分)よりも後方に配置されている。ここでは、背もたれ支柱40の前端部は、肘掛け35の後端部に設けられた溝36に配置されている。そのため、肘掛け35の突起37は、前後方向で背もたれ支柱40と重なっている。ここでは、左側の背もたれ支柱40の左方に、左側の肘掛け35の突起37が配置され、右側の背もたれ支柱40の右方に、右側の肘掛け35の突起37が配置されている。ここでは、肘掛け35は、背もたれ支柱40よりも前方に延びており、背もたれ支柱40から後方には延びていない。
図4に示すように、背もたれ支柱40は、座部10から上方に延びている。詳しくは、図2に示すように、左側の背もたれ支柱40は、座部10の左後部の上面から上方に延びている。右側の背もたれ支柱40は、座部10の右後部の上面から上方に延びている。本実施形態では、背もたれ支柱40は、左右よりも前後に長い形状を有している。また、図4に示すように、背もたれ支柱40は、下部よりも上部の方が前後に長い形状を有している。ただし、背もたれ支柱40の形状は特に限定されるものではない。
背もたれ45は、便座20に座った使用者が凭れ掛かるものであり、背中が接触するものである。図2に示すように、背もたれ45は、便座20の後方に配置されており、座部10の後部の上方に配置されている。背もたれ45は、左側の肘掛け35よりも右方に配置され、かつ、右側の肘掛け35よりも左方に配置されている。図2に示すように、背もたれ45は、背もたれ支柱40に支持されている。ここでは、背もたれ45は、左側の背もたれ支柱40の上部と、右側の背もたれ支柱40の上部とに掛け渡されている。背もたれ45の左端は、左側の背もたれ支柱40に接続され、背もたれ45の右端は、右側の背もたれ支柱40に接続されている。
図6に示すように、背もたれ45は、左右延びている。背もたれ45は、上下よりも左右に長い形状を有している。また、背もたれ45は、前後よりも左右に長い形状を有している。本実施形態では、平面視において、背もたれ45は、中央部分に向かうにしたがって、前面が後方に湾曲するように突出している。背もたれ45の前面は、中央部分に向かうにしたがって後方に湾曲した面である。なお、背もたれ45の後面は、左右両端部よりも中央部分のほうが若干後方に突出している。ここでは、平面視において、背もたれ45は、中央部分から左右両端に向かうにしたがって厚み(ここでは前後の長さ)が大きくなっている。また、図2に示すように、背もたれ45は、左右両端から中央部分に向かうにしたがって上方に湾曲するように突出している。背もたれ45の上面は、左右両端から中央部分に向かうにしたがって上方に湾曲した面である。
図6に示すように、背もたれ45は、基部46と、クッション部47とを有している。基部46は、左右に延び、中央部分が後方に突出した形状のものである。基部46の左端が左側の背もたれ支柱40の上部に接続され、基部46の右端が右側の背もたれ支柱40の上部に接続されている。本実施形態では、基部46は、左右両側の背もたれ支柱40と一体的に形成されている。ただし、基部46は、左右両側の背もたれ支柱40と別体であってもよい。クッション部47は、クッション性を有する部材によって形成されており、使用者が直接凭れ掛かる部位である。クッション部47は、基部46の前面に設けられている。
なお、本実施形態では、背もたれ45の左右の範囲は、クッション部47の左右の範囲と同じである。
次に、本実施形態に係る側方ガード50について説明する。側方ガード50は、便座20に座った使用者を側方(ここでは、外方(左方および右方))から支持可能なものである。側方ガード50は、便座20に座った使用者の肩または上腕を支持可能である。図6に示すように、側方ガード50は、背もたれ45の前面よりも前方に突出するものである。側方ガード50は、背もたれ45の側方(ここでは外方)に配置されている。左側の側方ガード50は背もたれ45の左方に配置され、右側の側方ガード50は背もたれ45の右方に配置されている。図2に示すように、側方ガード50は、平面視において、便座20の側方(ここでは外方)に配置されている。ここでは、左側の側方ガード50は便座20の左方に配置され、右側の側方ガード50は便座20の右方に配置されている。
側方ガード50は、背もたれ支柱40に設けられている。本実施形態では、図6に示すように、側方ガード50は、背もたれ支柱40の外方に位置するように背もたれ支柱40に取り付けられている。詳しくは、左側の側方ガード50は、左側の背もたれ支柱40の左方に配置されるように左側の背もたれ支柱40に設けられている。右側の側方ガード50は、右側の背もたれ支柱40の右方に配置されるように右側の背もたれ支柱40に設けられている。図4に示すように、側方ガード50は、肘掛け支柱30および肘掛け35よりも上方に配置されている。側方ガード50は、肘掛け支柱30および肘掛け35よりも後方に延びている。図6に示すように、側方ガード50の内側の端は、肘掛け35の内側の端よりも外方に配置されている。詳しくは、左側の側方ガード50の右端は、左側の肘掛け35の右端よりも左方に配置されている。右側の側方ガード50の左端は、右側の肘掛け35の左端よりも右方に配置されている。
本実施形態では、側方ガード50は、背もたれ支柱40に対して着脱可能に設けられている。そのため、側方ガード50は、背もたれ支柱40から取り外すことが可能である。
詳しくは後述するが、図2および図3に示すように、側方ガード50は、回動可能に構成されている。側方ガード50は、図4に示すように、一部が背もたれ45よりも前方に延び、かつ、前後に延びた第1状態S1と、図5に示すように、一部が背もたれ45よりも上方に延び、かつ、上下に延びた第2状態S2とに位置変更が可能に構成されている。以下、側方ガード50の形状や大きさについて説明するが、これらの説明は、側方ガード50が前後に延びた第1状態S1を基準にしている。また、本実施形態では、左側の側方ガード50と右側の側方ガード50とは、左右対称となる形状であり、同じ大きさである。
本実施形態では、図6に示すように、側方ガード50における、背もたれ45の前面のうち最後方の部分の位置よりも前方に延びた長さを第1突出長さL11という。ここでは、背もたれ45の前面のうち最後方の部分とは、背もたれ45の中央部分(詳しくは、背もたれ45の左右の中心)のことである。そのため、側方ガード50の第1突出長さL11とは、背もたれ45の中央部分の前面の位置よりも前方に突出した側方ガード50の長さのことである。第1突出長さL11は、本発明の突出長さの一例である。本実施形態では、側方ガード50の第1突出長さL11は、10cm以上であり、好ましくは12cm以上あり、より好ましくは14cm以上である。また、側方ガード50の第1突出長さL11は、30cm以下であり、好ましくは27cm以下であり、より好ましくは25cm以下であり、更に好ましくは23cm以下であり、特に好ましくは20cm以下である。第1突出長さL11は、例えば16cmである。
本実施形態では、側方ガード50における、背もたれ45の前面のうち最前方の部分の位置よりも前方に延びた長さを第2突出長さL12という。ここでは、背もたれ45の前面のうち最前方の部分とは、背もたれ45の左右両端部のことである。そのため、側方ガード50の第2突出長さL12とは、背もたれ45の左右両端部の前面の位置よりも前方に突出した側方ガード50の長さのことである。本実施形態では、側方ガード50の第2突出長さL12は、8cm以上であり、好ましくは10cm以上あり、より好ましくは12cm以上である。また、側方ガード50の第2突出長さL12は、25cm以下であり、好ましくは23cm以下、より好ましくは20cm以下であり、更に好ましくは18cm以下、特に好ましくは15cm以下である。第2突出長さL12は、例えば14cmである。本実施形態では、上述の第1突出長さL11および第2突出長さL12の数値範囲は、側方ガード50が第1状態S1のとき、すなわち前後に延びているときの範囲のことをいう。
本実施形態では、側方ガード50の第1突出長さL11および第2突出長さL12は、背もたれ45の前後の厚みよりも大きい。ここでは、背もたれ45の前後の厚みは、部分毎に異なっている。背もたれ45の前後の厚みのうち最も大きい前後の厚みである最大厚みL21は、背もたれ45の左右両端部の前後の厚みである。背もたれ45の前後の厚みのうち最も小さい前後の厚みである最小厚みL22は、背もたれ45の中央部分(詳しくは、背もたれ45の左右の中心)の前後の厚みである。ここでは、側方ガード50の第1突出長さL11は、背もたれ45の最大厚みL21よりも大きく、かつ、最小厚みL22よりも大きい。側方ガード50の第1突出長さL11は、背もたれ45の最大厚みL21の1.1倍以上、好ましくは1.3倍以上、特に好ましくは1.5倍以上である。また、側方ガード50の第1突出長さL11は、背もたれ45の最大厚みL21の3倍以下、好ましくは2.5倍以下、特に好ましくは2.0倍以下である。第1突出長さL11は、例えば背もたれ45の最大厚みL21の1.7倍程度である。また、側方ガード50の第2突出長さL12も、背もたれ45の最大厚みL21よりも大きく、かつ、最小厚みL22よりも大きい。
本実施形態では、側方ガード50の第1突出長さL11および第2突出長さL12は、肘掛け35の前後の長さL31(図7参照)よりも短い。例えば第1突出長さL11は、肘掛け35の前後の長さL31の1/2以下であり、好ましくは2/5以下であり、特に好ましくは1/3以下である。ここでは、側方ガード50の前後の長さL15(図6参照)は、肘掛け35の前後の長さL31よりも短い。本実施形態では、上述の背もたれ45の前後の厚みとの比較、および、肘掛け35の前後の長さL31との比較は、側方ガード50が第1状態S1のとき、すなわち前後に延びているときの比較である。
図8は、側方ガード50の側面図である。図9は、側方ガード50の正面図である。図9に示すように、側方ガード50において、上下の長さL13は、左右の長さL14以上である。なお、ここでの側方ガード50の左右の長さL14とは、後述の回転軸61を除いた側方ガード50の左右の長さのことをいう。上下の長さL13は、左右の長さL14の1.1倍以上であり、好ましくは1.2倍以上であり、より好ましくは1.5倍以上である。また、図8に示すように、側方ガード50において、前後の長さL15は、上下の長さL13よりも長く、かつ、左右の長さL14よりも長い。
本実施形態では、側方ガード50は、便座20に使用者が座ったときにおける使用者の肩や上腕の高さ程度の高さ位置に配置されている。ここで、図4に示すように、便座20の上面から側方ガード50の下端までの上下の長さL16は、200mm~300mm、好ましくは220mm~280mm、特に好ましくは230mm~260mm、例えば245mmである。なお、上述した側方ガード50に関する数値の範囲は、本願発明者が種々の実験の結果から得られた知見に基づいた範囲であり、使用者(例えば65歳以上の男性および女性)の姿勢を安定させるための良好な範囲である。
本実施形態では、図6に示すように、側方ガード50は、前後に延びた板状のものである。ここでは、図8に示すように、側面視において、側方ガード50は、第1状態S1のときに前後に延びた長円形状である。すなわち、側方ガード50の前部および後部は、丸みを帯びている。また、図6に示すように、平面視において、側方ガード50の前部は、内方に突出している。すなわち、左側の側方ガード50では、前部が右方に突出している。右側の側方ガード50では、前部が左方に突出している。なお、側方ガード50の前部における内方に突出した部分は、背もたれ支柱40の前方に配置され、かつ、背もたれ支柱40と左右に重なる位置に配置されている。
1つの側方ガード50は、1つの部材によって構成されてもよいし、複数の部材によって構成され、複数の部材を組み付けることで形成されるものであってもよい。図10は、背もたれ45、背もたれ支柱40、および、左側の側方ガード50の分解斜視図である。本実施形態では、図10に示すように、側方ガード50は、板状の第1部材51と、板状の第2部材52とを有し、2つの部材によって構成されている。図9に示すように、第1部材51と第2部材52とは左右に重なるように配置されている。ここでは、図6に示すように、第1部材51は、第2部材52の外方、すなわち背もたれ45と反対側に配置されている。言い換えると、第2部材52は、第1部材51の内方、すなわち背もたれ45側に配置されている。ここでは、第1部材51と第2部材52とを接触させて組み付けることで、側方ガード50になる。
図10に示すように、本実施形態では、側方ガード50は、背もたれ45に対する側方ガード50の位置を変更する調整機構60を有している。図2および図3に示すように、調整機構60は、背もたれ45に対する側方ガード50の前端の位置(詳しくは、第1状態S1における側方ガード50の前端の位置)を変更する機構である。本実施形態では、調整機構60は、側方ガード50の後部を軸にして側方ガード50を回動させることで、背もたれ45に対する側方ガード50の位置を変更する。
本実施形態では、図2に示すように、側方ガード50が前後に延びた状態を第1状態S1という。図3に示すように、側方ガード50が上下に延びた状態を第2状態S2という。図1、図2、図4、図6では、第1状態S1の側方ガード50が示されている。図3、図5、図7では、第2状態S2の側方ガード50が示されている。調整機構60は、側方ガード50の状態が第1状態S1から第2状態S2に、および、第2状態S2から第1状態S1に遷移するように、側方ガード50の位置を変更可能に構成されている。
なお、調整機構60の構成は特に限定されない。図11は、左側の背もたれ支柱40、背もたれ45、左側の側方ガード50および調整機構60を示す背面図である。図12は、図11のXII-XII断面における断面図であり、背もたれ支柱40に対して側方ガード50が回動している状態を模式的に示した図である。本実施形態では、図11に示すように、調整機構60は、左右に延びた回転軸61を有している。図10に示すように、回転軸61は、側方ガード50の後部に設けられている。回転軸61は、側方ガード50の内側の面から内方、ここでは背もたれ支柱40側に向かって延びている。
詳しくは、回転軸61は、側方ガード50の第1部材51における第2部材52側の面に設けられている。側方ガード50の第2部材52には、第1部材51に設けられた回転軸61が挿入される第1ガード挿入孔53が形成されている。回転軸61は、第1部材51から第1ガード挿入孔53を通じて、背もたれ支柱40側に延びている。なお、回転軸61の形状は、左右に延びた円筒状であるが、円筒状に限定されない。
本実施形態では、背もたれ支柱40には、左右に貫通した挿入孔41が形成されている。挿入孔41の縁には、側方ガード50に向かって外方に突出したフランジ42が設けられている。フランジ42は、例えば円筒状である。回転軸61は、背もたれ支柱40の挿入孔41に挿入される。このことによって、側方ガード50は、背もたれ支柱40に対して回転軸61を中心に回動することができる。
本実施形態では、図10に示すように、調整機構60は、抜け防止部材65と、規制突起68を有している。抜け防止部材65は、背もたれ支柱40に形成された挿入孔41から回転軸61が抜けるのを防止するものである。ここでは、回転軸61が挿入孔41に挿入されると、図11に示すように、回転軸61の先端部が背もたれ支柱40内に配置される。抜け防止部材65は、回転軸61が挿入孔41に挿入された後、回転軸61の先端部に装着されるものである。抜け防止部材65は、一部が挿入孔41よりも大きい形状を有している。
ここでは、回転軸61の先端部には、貫通孔61aが形成されている。この貫通孔61aは、回転軸61の周面を貫通させる孔であり、詳しくは回転軸61を上下に貫通させる孔である。抜け防止部材65は、回転軸61の先端部に形成された貫通孔61aに挿入される棒状部66と、棒状部66の一端に接続され、回転軸61の周面に配置される周面部67とを有している。周面部67は、回転軸61の先端部の周方向に沿った形状であり、ここではC字状の形状を有している。図10に示すように、棒状部66は、周面部67内に配置されており、C字状の周面部67の開口部分に向かって延びている。ここでは、背もたれ支柱40に形成された挿入孔41に回転軸61が挿入された後、図11に示すように、回転軸61の先端部に抜け防止部材65を装着する。このことで、回転軸61が挿入孔41から抜けようとした場合であっても、挿入孔41の周囲の背もたれ支柱40の部分に抜け防止部材65が干渉することで、回転軸61が挿入孔41から抜けることを防止することができる。
規制突起68は、側方ガード50の回動を規制するものである。本実施形態では、図12に示すように、規制突起68は、側方ガード50が前後に延びた第1状態S1から下方に回動することを規制する。また、規制突起68は、側方ガード50が上下に延びた第2状態S2から後方に回動することを規制する。本実施形態では、規制突起68は、第1状態S1の側方ガード50における回転軸61よりも前方の部分に設けられている。図10に示すように、規制突起68は、側方ガード50の内方側の面よりも内方、ここでは背もたれ支柱40側に向かって突出している。詳しくは、規制突起68は、側方ガード50の第1部材51における第2部材52側の面に設けられている。側方ガード50の第2部材52には、規制突起68が挿入される第2ガード挿入孔54が形成されている。規制突起68は、第1部材51から第2ガード挿入孔54を通じて、背もたれ支柱40側に向かって突出している。
本実施形態では、図12に示すように、背もたれ支柱40における挿入孔41の周囲の部分には、曲線状の規制孔44が形成されている。規制孔44は、挿入孔41の前方の位置から、挿入孔41の上方の位置まで円弧状に延びた孔である。この規制孔44には、規制突起68が挿入され、規制突起68は、規制孔44に沿って移動する。ここでは、側方ガード50が回転軸61を中心に矢印A1のように回動すると、側方ガード50の回動に合わせて規制突起68が規制孔44に沿って、矢印A2のように移動する。
そして、側方ガード50が前後に延びた第1状態S1になったとき、規制突起68は、規制孔44の下端に位置して、規制孔44の縁に当接する。そのため、規制突起68が下方に移動できないため、側方ガード50が、第1状態S1から下方に回動することが規制される。一方、側方ガード50が上下に延びた第2状態S2になったとき、規制突起68は、規制孔44の後端に位置して、規制孔44の縁に当接する。そのため、規制突起68が後方に移動できないため、側方ガード50が、第2状態S2から後方に回動することが規制される。
本実施形態では、図11に示すように、背もたれ支柱40内には、補強部材48が設けられている。補強部材48は、側方ガード50が回動しているときに、背もたれ支柱40が変形しないように、背もたれ支柱40を補強するものである。ここでは、補強部材48は、背もたれ支柱40の挿入孔41の周囲の部分に沿って配置された板状の部材である。なお、図示は省略するが、補強部材48には、背もたれ支柱40の挿入孔41と重なる位置に、挿入孔41と同じ大きさおよび形状を有する補強挿入孔が形成されている。また、補強部材48には、背もたれ支柱40の規制孔44と重なる位置に、規制孔44と同じ大きさおよび形状を有する補強規制孔が形成されている。補強挿入孔には、回転軸61が挿入され、補強規制孔には、規制突起68が挿入される。補強部材48は、背もたれ支柱40内において、背もたれ支柱40の側面と、抜け防止部材65との間に配置されている。なお、図12では、補強部材48は省略されている。
本実施形態では、側方ガード50は、上記の規制突起68以外の構成によって、側方ガード50の回動を規制することが可能である。図13、図14は、第1部材51が省略された左側の側方ガード50と、左側の背もたれ支柱40を示す左側面図である。図13では、第1状態S1の側方ガード50が示されている。図14では、第2状態S2の側方ガード50が示されている。本実施形態では、図13に示すように、第1状態S1における側方ガード50の後部の内部には、前後に延びた筒状の収容空間71が形成されている。この収容空間71は、側方ガード50の第1部材51と第2部材52とを組み付けることで形成される空間である。収容空間71には、バネ72が収容されている。側方ガード50が背もたれ支柱40に設けられた状態において、バネ72は、背もたれ支柱40に形成されたフランジ42に向かって弾性力を付与するように構成されている。ここでは、フランジ42側のバネ72の端部には、ピン73が設けられている。ピン73は、バネ72の弾性力に伴ってフランジ42に向かって押し付けられている。
本実施形態では、フランジ42の外周面には、第1凹部42aと、第2凹部42bが形成されている。図13に示すように、第1凹部42aは、側方ガード50が第1状態S1のときに、ピン73に押し付けられる。側方ガード50が第1状態S1のときに、ピン73の先端は、第1凹部42aに嵌まる。第1状態S1では、バネ72は、フランジ42の後方からフランジ42に向かって弾性力を付与し、ピン73は、フランジ42の後方からフランジ42に向かってバネ72に押し付けられる。そのため、第1凹部42aは、フランジ42の外周面の後部に形成されている。ここでは、側方ガード50が第1状態S1のときに、ピン73の先端が第1凹部42aに嵌まることで、側方ガード50が第1状態S1の位置から回動し難くすることができる。ただし、ピン73は、例えば側方ガード50に対して所定の大きさ以上の力が加わることで、第1凹部42aを乗り越えて、側方ガード50が回動するように構成されている。
図14に示すように、第2凹部42bは、側方ガード50が第2状態S2のときに、ピン73に押し付けられるものである。側方ガード50が第2状態S2のときに、ピン73の先端は、第2凹部42bに嵌まる。第2状態S2では、バネ72は、フランジ42の下方からフランジ42に向かって弾性力を付与する。そのため、ピン73は、フランジ42の下方からフランジ42に向かってバネ72に押し付けられる。よって、第2凹部42bは、フランジ42の外周面の下部に形成されている。本実施形態では、側方ガード50が第2状態S2のときに、ピン73の先端が第2凹部42bに嵌まることで、側方ガード50が第2状態S2の位置から回動し難くすることができる。例えば第2状態S2において、ピン73の先端が第2凹部42bに嵌まることで、側方ガード50の自重で側方ガード50が第1状態S1に戻り難くすることができる。なお、ピン73は、第1凹部42aに嵌まるときと同様に、側方ガード50に対して所定の大きさ以上の力が加わることで、第2凹部42bを乗り越えて、側方ガード50が回動するように構成されている。
図15は、ポータブルトイレ100を示す左側面図であり、第3状態S3の側方ガード50を示す図である。本実施形態では、側方ガード50の状態を、上述の第1状態S1(図4参照)と第2状態S2(図5参照)の他に、第3状態S3(図15参照)にすることが可能である。ここで、図15に示すように、第3状態S3とは、使用者が側方ガード50を使用しないときの位置を示す側方ガード50の状態のことをいう。第3状態S3では、側方ガード50が後方に傾いている。詳しくは、第3状態S3では、側方ガード50の先端部(ここでは、第1状態S1における側方ガード50の前端部)が、側方ガード50の基端部(ここでは、第1状態S1における側方ガード50の後端部)よりも後方に配置されている。本実施形態では、第3状態S3において、側方ガード50の先端部は、側方ガード50の基端部よりも下方に配置されているが、側方ガード50の基端部よりも上方に配置されていてもよい。また、第3状態S3において、側方ガード50の先端部と、側方ガード50の基端部とは、同じ高さであってもよく、この場合、第3状態S3は、第1状態S1から側方ガード50を、回転軸61(図10参照)を中心に180度回転させた状態であってもよい。
本実施形態では、上述のように側方ガード50は、背もたれ支柱40に対して着脱可能に構成されている。側方ガード50を第3状態S3にするときには、まず側方ガード50を背もたれ支柱40から取り外す。このとき、例えば図10に示すように、抜け防止部材65を回転軸61から抜くことで、側方ガード50を背もたれ支柱40の挿入孔41から取り外すことができる。その後、第3状態S3の向きとなるように、側方ガード50の向きを変更して、側方ガード50の回転軸61を背もたれ支柱40の挿入孔41に挿入し、抜け防止部材65を回転軸61に装着する。なお、本実施形態では、図13に示すように、背もたれ支柱40のフランジ42の外周面には、第3凹部42cが形成されている。第3凹部42cは、側方ガード50が第3状態S3のときに、ピン73に押し付けられる位置に形成されており、ここでは、フランジ42の外周面の前上部に形成されている。側方ガード50が第3状態S3のときに、ピン73の先端は、第3凹部42cに嵌まる。このことによって、第3状態S3で側方ガード50の姿勢を維持することができる。以上のようにして、側方ガード50の状態を第3状態S3にすることができる。
本実施形態では、側方ガード50は、背もたれ支柱40に対する上下の位置が固定されている。詳しくは、側方ガード50は、背もたれ支柱40の上部に配置されている。しかしながら、側方ガード50は、背もたれ支柱40の上部に固定されていなくてもよい。側方ガード50は、背もたれ支柱40に対して上下の位置が変更可能に構成されていてもよい。すなわち、側方ガード50は、高さを変更可能に構成されていてもよい。例えば背もたれ支柱40には、複数の挿入孔41が上下に並んで形成されていてもよい。この場合、側方ガード50に設けられた回転軸61を挿入する挿入孔41を、複数の挿入孔41から選択して変更することで、側方ガード50の高さを変更することができる。また、側方ガード50は、背もたれ支柱40に対して上下にスライド可能に構成されていてもよい。このように、側方ガード50が背もたれ支柱40に対して上下にスライドすることで、側方ガード50の高さを変更することができる。
なお、ポータブルトイレ100を形成する材料は、特に限定されない。ここでは、ポータブルトイレ100の汚れ難さ(清拭性)、剛性、耐衝撃性、成形性などの観点から、ポータルブルトイレ100は、樹脂製であることが好ましい。本実施形態では、ポータブルトイレ100を構成する部品の多く、または全部は、樹脂によって形成されている。ここでは、背もたれ支柱40および側方ガード50は、樹脂製である。なお、ポータルブルトイレ100、例えば背もたれ支柱40および側方ガード50を形成する樹脂の種類は特に限定されない。ポータブルトイレ100、例えば背もたれ支柱40および側方ガード50を形成する樹脂として、ABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンの3種類の成分を組み合わせた樹脂)、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂などを用いることができる。これらの樹脂の種類のうち、ポータブルトイレ100の成形性(すなわち、成形のし易さ)の観点から、ABS樹脂、または、ポリプロピレン樹脂を用いてポータブルトイレ100を形成することが好ましい。ここでは、ポータブルトイレ100を構成する各部品は、射出成形で製造される。
本実施形態では、ポータブルトイレ100のうち、使用者が直接触れることが多い部分は、クッション性を有する材料によって形成されていてもよい。例えば背もたれ45の表面、便座20の表面、側方ガード50の表面、肘掛け35の表面などは、クッション性を有する材料によって形成されていてもよい。ここで、クッション性を有する材料として、発泡軟質樹脂が挙げられる。
以上、本実施形態に係るポータブルトイレ100の構成について説明した。本実施形態では、使用者がポータブルトイレ100を使用するとき、使用者は図2に示す便座20に座る。このとき、図2に示すように、側方ガード50を第1状態S1にして、前後に延びた状態にする。このことで、便座20に座った使用者の肩や上腕の外方に側方ガード50が位置することになる。よって、側方ガード50によって、使用者の肩や上腕を外方から支持することができる。また、便座20に座った使用者は、側方ガード50に肩または上腕を接触させて寄り掛かることが可能である。
本実施形態では、便座20に座った使用者は、肘掛け35の高さを調整することがあり得る。例えば使用者は、左手を右方に伸ばして右側の肘掛け35を掴んで、右側の肘掛け35の高さを調整する。このとき、使用者は、右肩が右方に傾いた姿勢になるが、右肩は、右側の側方ガード50に支持された状態になるため、肘掛け35の高さの調整を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、側方ガード50を使用しない場合には、図3に示すように、側方ガード50が第2状態S2になるように、側方ガード50の位置を調整すればよい。側方ガード50の位置の調整は、便座20に座った使用者が行うことが可能である。例えば便座20に座った使用者は、左手を用いて右側の側方ガード50の位置を調整することができる。ここでは、第1状態S1にある側方ガード50の前端部を手で掴み、当該前端部を上方に移動させる。このとき、側方ガード50は、回転軸61を中心に回転する。その後、側方ガード50は、上下に延びた状態になり、第2状態S2となる。なお、本実施形態では、側方ガード50は、背もたれ支柱40に対して着脱可能に構成されているため、側方ガード50を使用しない場合には、背もたれ支柱40から側方ガード50を取り外してもよい。
以上、本実施形態では、図2に示すように、ポータブルトイレ100は、使用者が座る便座20と、便座20の後方に配置された背もたれ45と、側方ガード50とを備えている。側方ガード50は、平面視において便座20よりも側方に配置され、図6に示すように、背もたれ45の前面よりも前方に延びている。側方ガード50は、便座20に座る使用者の肩または上腕を支持可能なものである。側方ガード50における、背もたれ45の前面のうちの最後方の部分(ここでは中央部分)の位置よりも前方に延びた第1突出長さL11は、10cm以上である。図9に示すように、側方ガード50における上下の長さL13は、側方ガード50の左右の長さL14以上である。ここでは、使用者が便座20に座ったとき、側方ガード50は、例えば使用者の肩や上腕の周囲(ここでは外方)に配置される。よって、便座20に座った使用者の肩や上腕を側方ガード50で支持することができる。したがって、便座20に座った使用者の姿勢をより安定させることができる。
本願発明者は、種々の実験によって、仮に側方ガード50の第1突出長さL11を10cm未満にすると、使用者の肩や上腕の後部の一部を支持するのみであるため、使用者の姿勢を安定させ難いという知見を得ている。そのため、側方ガード50の第1突出長さL11を10cm以上にすることで、便座20に座った使用者の姿勢をより安定させることができる。本実施形態では、側方ガード50の上下の長さL13は、左右の長さL14以上であるため、側方ガード50における使用者との接触面積を大きくすることができる。よって、側方ガード50によって使用者を安定して支持することができるため、使用者の姿勢を安定させることができる。
本実施形態では、図6に示すように、側方ガード50の第1突出長さL11は、背もたれ45の最も大きい前後の最大厚みL21よりも大きい。このことによって、側方ガード50の第1突出長さL11をある程度長くすることができるため、側方ガード50と使用者との接触面積を大きくすることができる。よって、側方ガード50が使用者をより安定して支持することができる。
本実施形態では、側方ガード50の第1突出長さL11は、30cm以下である。本願発明者は、仮に側方ガード50の第1突出長さL11を30cmより長くすると、便座20に座った使用者の上腕よりも前方に延びる側方ガード50の部分が長くなり、側方ガード50の材料費が増大するとの知見を得ている。そこで、本実施形態では、側方ガード50の第1突出長さL11を30cm以下にすることで、側方ガード50の材料費を抑えつつ、側方ガード50によって、便座20に座った使用者の姿勢をより安定させることができる。
本実施形態では、図12に示すように、側方ガード50は、背もたれ45に対する側方ガード50の位置を変更する調整機構60を有している。例えば使用者が側方ガード50を使用したくない場合には、調整機構60によって、背もたれ45に対する側方ガード50の位置を調整して、側方ガード50が背もたれ45の前面よりも前方に延びてないような位置(例えば図5に示すように、第2状態S2となるような側方ガード50の位置)に変更することができる。よって、側方ガード50の使用の有無に応じて、背もたれ45に対する側方ガード50の位置を調整することができる。
本実施形態では、図10に示すように、調整機構60は、左右に延びた回転軸61を有している。調整機構60は、側方ガード50を、回転軸61を中心に回動させるように構成されている。このように、回転軸61を中心に側方ガード50を回動させるという簡単な方法で、背もたれ45に対する側方ガード50の位置を調整することができる。
本実施形態では、図2に示すように、ポータブルトイレ100は、背もたれ45の側端部(ここでは、左端部および右端部)を支持する背もたれ支柱40を備えている。側方ガード50は、背もたれ支柱40に設けられている。このことによって、使用者が背もたれ45に凭れ掛かるときに、使用者の側方(ここでは、左方および右方)に側方ガード50を配置することができる。そのため、使用者が背もたれ45に凭れ掛かるときに、背中が側方ガード50に接触し難くすることができる。
本実施形態では、ポータブルトイレ100は、便座20の側方に配置された肘掛け35を備えている。図4に示すように、側方ガード50は、肘掛け35よりも上方に配置されている。このように、肘掛け35と側方ガード50との両方を使用して、便座20に座った使用者の姿勢を更に安定させることができる。
本実施形態では、図6に示すように、側方ガード50の内側の端は、肘掛け35の内側の端よりも外方に配置されている。例えば便座20に使用者が座って、肘掛け35に肘を置いたとき、肩や上腕は肘よりも外方に配置され得る。本実施形態では、側方ガード50の内側の端を、肘掛け35の内側の端よりも外方に配置することで、使用者が肘を肘掛け35に置いた状態であっても、肩や上腕を側方ガード50で支持することができる。
本実施形態では、側方ガード50の第1突出長さL11は、肘掛け35の前後の長さL31(図7参照)よりも短い。例えば便座20に使用者が座って肘掛け35に肘を置いたとき、肘は、肩や上腕よりも前方の位置に配置される。よって、使用者が便座20に座っときの肘、肩や上腕の位置に沿って、側方ガード50の第1突出長さL11を、肘掛け35の前後の長さL31よりも短くすることで、側方ガード50の材料費を抑えつつ、便座20に座る使用者の姿勢を安定させることができる。
上記実施形態では、調整機構60は、側方ガード50の後部に設けられた回転軸61を中心に側方ガード50を回動させることで、背もたれ45に対する側方ガード50の位置を変更するように構成されていた。しかしながら、調整機構60は、側方ガード50を回動させる構成に限定されない。例えば調整機構60は、背もたれ45(言い換えると、背もたれ支柱40)に対して前後に側方ガード50をスライドさせるように構成されてもよい。この場合、側方ガード50が前後にスライド移動することで、背もたれ45に対する側方ガード50の位置を変更することができる。
上記実施形態では、側方ガード50は、背もたれ支柱40の外側に設けられていた。しかしながら、側方ガード50が設けられる位置は、背もたれ支柱40の外側に限定されず、例えば背もたれ支柱40の内側であってもよいし、背もたれ支柱40の前側であってもよい。また、側方ガード50が設けられる位置は、背もたれ支柱40に限定されない。側方ガード50は、例えば背もたれ45に設けられてもよく、座部10の後部に設けることも可能である。例えば側方ガード50が座部10の後部に設けられる場合、側方ガード50は、座部10から上方に延びた棒状部と、棒状部から前方に延びたガード部とを有していてもよい。また、側方ガード50は、肘掛け35に設けることも可能である。例えば側方ガード50が肘掛け35に設けられる場合、側方ガード50は、肘掛け35から上方に延びた棒状部と、棒状部から前方または後方に延びたガード部とを有していてもよい。
上記実施形態では、側方ガード50は、背もたれ支柱40の上部に設けられていたが、側方ガード50の高さは特に限定されるものではない。上記実施形態のように、側方ガード50は、肘掛け35よりも高い位置に配置されていることが好ましいが、必ずしも肘掛け50よりも高い位置に限定されない。例えば側方ガード50が使用者の肩や上腕を支持するものであれば、側方ガード50は、肘掛け35と同じ高さに配置されていてもよいし、肘掛け35よりも低い位置に配置されていてもよい。
上記実施形態では、図6に示すように、第1状態S1において側方ガード50の前部は、内方に突出していた。しかしながら、側方ガード50の前部は、内方に突出していなくてもよく、例えば側方ガード50の内面は、平らな面で構成されていてもよい。
上記実施形態では、側方ガード50は、左側の側方ガード50と右側の側方ガード50の2つであった。しかしながら、側方ガード50の数は特に限定されず、例えば1つであってもよい。すなわち、左側の側方ガード50と右側の側方ガード50の何れか一方は省略されてもよい。
20 便座
35 肘掛け
40 背もたれ支柱
45 背もたれ
50 側方ガード
60 調整機構
61 回転軸
100 ポータブルトイレ
L11 側方ガードの第1突出長さ(突出長さ)
L21 背もたれの最大厚み

Claims (11)

  1. 使用者が座る便座と、
    前記便座の後方に配置された背もたれと、
    平面視において前記便座よりも側方に配置され、前記背もたれの前面よりも前方に延び、前記便座に座る使用者の肩または上腕を支持可能な側方ガードと、
    を備え、
    前記側方ガードにおける、前記背もたれの前面のうちの最後方の部分の位置よりも前方に延びた突出長さは、10cm以上である、ポータブルトイレ。
  2. 前記側方ガードにおける上下の長さは、前記側方ガードの左右の長さ以上である、請求項1に記載されたポータブルトイレ。
  3. 前記側方ガードの前記突出長さは、30cm以下である、請求項1または2に記載されたポータブルトイレ。
  4. 前記側方ガードの前記突出長さは、前記背もたれの最も大きい前後の最大厚みよりも大きい、請求項1から3までの何れか1つに記載されたポータブルトイレ。
  5. 前記側方ガードは、前記背もたれに対する前記側方ガードの位置を変更する調整機構を有している、請求項1から4までの何れか1つに記載されたポータブルトイレ。
  6. 前記調整機構は、左右に延びた回転軸を有し、前記側方ガードを、前記回転軸を中心に回動させるように構成された、請求項5に記載されたポータブルトイレ。
  7. 前記背もたれの側端部を支持する背もたれ支柱を備え、
    前記側方ガードは、前記背もたれ支柱に設けられている、請求項1から6までの何れか1つに記載されたポータブルトイレ。
  8. 前記便座の側方に配置された肘掛けを備えた、請求項1から7までの何れか1つに記載されたポータブルトイレ。
  9. 前記側方ガードは、前記肘掛けよりも上方に配置されている、請求項8に記載されたポータブルトイレ。
  10. 前記側方ガードの内側の端は、前記肘掛けの内側の端よりも外方に配置されている、請求項8または9に記載されたポータブルトイレ。
  11. 前記側方ガードの前記突出長さは、前記肘掛けの前後の長さよりも短い、請求項8から10までの何れか1つに記載されたポータブルトイレ。
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