JP2023148818A - X線透視撮影装置、および、その制御方法 - Google Patents

X線透視撮影装置、および、その制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】医師が自分とテーブルとの干渉を気にすることなく、テーブルの回転操作が可能なX線透視撮影装置を提供する。【解決手段】一端側に被検体10の足を、他端側に頭部を向けて臥位で搭載する状態のテーブル109を、被検体10の頭を足に対して高くする方向に回転させる指示を操作部が受け付けた場合、テーブルの一端と床面との距離を維持しながらテーブルを回転させるように、回転機構によりテーブルを回転させながら、テーブルの回転角度に応じて昇降機構によりテーブルを上昇させる。【選択図】図3

Description

本発明は、X線透視撮影装置に関し、特に、テーブルを起倒動させてX線画像を取得可能なX線透視撮影装置に関する。
X線透視撮影装置は、被検体を載せるテーブル、被検体にX線を照射するX線管、及び、テーブルの支持枠内に設けられるX線検出器を含む透視撮影台を備えている。透視撮影台のテーブル、X線管及びX線検出器は、複数の可動軸を備えた支持部によって、駆動可能に支持されている。支持部に含まれる複数の可動軸は、駆動部によって駆動される。このような構成のX線透視撮影装置は、X線管から被検体にX線を照射し、被検体を透過したX線をX線検出器により検出し、X線検出器が出力するX線信号からX線画像を生成し、表示させる。
このようなX線透視撮影装置では、駆動部によって複数の可動軸を駆動させることにより、透視撮影台に含まれるテーブル及びX線管を、共に、或いは、別個独立に移動させ、X線照射位置を任意の位置に移動させることができる。すなわち、X線透視撮影装置では、例えば、X線管とテーブルとの位置関係を維持した状態でこれらを共に傾斜させたり、X線管をテーブルに対して傾斜させたり、X線管とX線検出器との位置関係を維持した状態でテーブルを長軸方向または短軸方向に移動させたり、テーブルを上下動させたりすることができる。
特許文献1には、天板を回転させる際に、X線管と検出器を結ぶ直線と天板との交点が、鉛直方向において一定の高さに保たれるように天板を昇降させるX線透視撮影装置が開示されている。
国際公開2014/041725号
X線透視撮影装置を用いて泌尿器検査を行う場合、図2(a)、(b)に示したように、患者はテーブルの端部に患部が位置するように載置され、医師は、テーブルの短辺と向かい合うように椅子に座って、患者の患部を診断する。また、診断の際には、テーブルを10度程度、回転(起立)させることがある。そのため、患者を起立させる方向(図2(a)の矢印方向)にテーブルを回転させる場合は、医師の膝などにテーブルがぶつかったり、テーブルの底面と床面との間に、医師の膝が挟み込まれたりする可能性がある。
特許文献1では、医師の関心領域の床面からの高さを一定に保つことできるが、テーブルと医師との干渉については考慮がなされていない。
医師が、自分とテーブルとの干渉を避けるために注意してテーブルの回転操作をすると、検査時間が余計にかかることになり、検査効率が低下する。そのため、泌尿器検査の際の医師の安全を確保しつつ、医師が、自分とテーブルとの干渉を意識することなく、回転操作できることが望ましい。
本発明の目的は、医師が自分とテーブルとの干渉を気にすることなく、テーブルの回転操作が可能なX線透視撮影装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のX線透視撮影装置は、被検体を搭載するテーブルと、被検体にX線を照射するX線発生部と、テーブルを回転させる回転機構と、テーブルを鉛直方向に昇降させる昇降機構と、回転機構と昇降機構の動作を制御する制御部と、操作者からテーブルの回転の指示を受け付ける操作部を有する。制御部は、一端側に被検体の足を、他端側に頭部を向けて臥位で搭載する状態のテーブルを、被検体の頭を足に対して高くする方向に回転させる指示を操作部が受け付けた場合、テーブルの一端と床面との距離を維持しながらテーブルを回転させるように、回転機構によりテーブルを回転させながら、テーブルの回転角度に応じて昇降機構によりテーブルを上昇させる。
本発明によれば、医師は、自分とテーブルとの干渉を気にすることなく、テーブルの回転操作が可能であり、検査効率を向上させることができる。
本実施形態のX線透視撮影装置1の全体構成を示す図である。 本実施形態のX線透視撮影装置1を用いて泌尿器検査を行う際の被検体(患者)10と操作者(医師)20との位置関係を示す(a)正面図、(b)側面図である。 実施形態1のX線透視撮影装置1を用いて泌尿器検査を行う際の(a)テーブル109が水平な状態の正面図、(b)テーブル109を起動させた状態の正面図である。 (a)実施形態1のX線透視撮影装置1の制御部117のブロック図、(b)実施形態1のテーブル109の上昇動作距離hを示す図である。 実施形態1のX線透視撮影装置1の制御部117の動作を示すフローチャートである。 (a)~(d)実施形態2のX線透視撮影装置1を用いて泌尿器検査を行う際のテーブル109の回転角度と床面からの高さを示す正面図、(e)実施形態1のX線透視撮影装置1を用いてテーブル109を90度回転させた状態の正面図である。 実施形態2のX線透視撮影装置1の制御部117のブロック図である。 実施形態2のX線透視撮影装置1の制御部117の動作を示すフローチャートである。 実施形態3のX線透視撮影装置1の制御部117のブロック図である。 実施形態3のX線透視撮影装置1の制御部117の動作を示すフローチャートである。 実施形態4のX線透視撮影装置1の制御部117のブロック図である。 実施形態5のX線透視撮影装置1の制御部117のブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
まず、本実施形態のX線透視撮影装置1の全体構成について説明する。図1は本実施形態のX線透視撮影装置1の全体構成を示す図である。図2は、X線透視撮影装置1を用いて泌尿器検査を行う際の被検体(患者)10と操作者(医師)20との位置関係を示す図である。
本発明のX線透視撮影装置1は、被検体10を搭載するテーブル109と、被検体10にX線を照射するX線発生部101と、テーブル109を回転させる回転機構107aと、テーブル109を鉛直方向に昇降させる昇降機構107bと、回転機構107aと昇降機構107bの動作を制御する制御部117と、操作者20からテーブル109の回転等の指示を受け付ける操作部118を備えて構成される。以下、X線透視撮影装置1についてさらに詳しく説明する。なお、図1において、Z方向は鉛直方向であり、X方向およびY方向はそれぞれ、テーブル109の長手方向および短手方向である。
X線透視撮影装置1は、連結部106と、連結部106を床面に対して支持するスタンド部100とを有する。連結部106には、テーブル109と支柱103が搭載されている。支柱103の先端には、X線発生部101が支持されている。
スタンド部100には、連結部移動機構107が内蔵されている。連結部移動機構107は、連結部106をZ方向に昇降機構107b、および、Y方向を軸として回転させる回転機構107aを含む。これにより、連結部移動機構107が連結部106を昇降および/または回転移動させることにより、連結部106に搭載されたテーブル109及びX線発生部101は、その位置関係を保った状態で、回転および/または昇降することができる。連結部移動機構107は、テーブル109をY方向を軸として回転移動させることにより、テーブル109上の被検体10の姿勢を臥位、立位、頭が足よりも低い逆傾斜の位置にすることができる。
また、連結部106には、支柱103をY方向に移動させる支柱移動機構104が備えられている。支柱移動機構104が支柱103をY方向に移動させることにより、X線発生部101は、テーブル109の短手方向(Y方向)に移動する。
テーブル109は、連結部106に搭載された支持枠105と、支持枠105に支持された天板108とを備えている。支持枠105には、天板108を天板108の長手方向(X方向)に移動可能にする機構が内蔵されている。また、支持枠105内のX線発生部101に対向する位置には、X線発生部101から照射され、被検体10を透過したX線を検出するX線検出器113が配置されている。X線検出器113は、例えば、X線を検出する複数の検出素子が二次元アレイ状に配置した構成であり、被検体10を透過したX線の入射量に応じたX線信号を出力する。
なお、本実施形態では支柱103を連結部106上でY方向に移動させることにより、テーブル109に対してX線発生部101をY方向に移動させる構成であるが、本実施の形態はこの構成に限定されるものではない。天板108を支持枠105に対してY方向に移動させたり、テーブル109を連結部106に対してY方向に移動させる構造であってもよい。
また、X線発生部101には、電力供給を行なう高電圧発生部112が接続されている。X線検出器113には、X線検出器113が出力したX線信号に対して画像処理を行なうX線画像処理部114が接続されている。例えば、X線画像処理部114は、画像処理として、ガンマ変換、階調変換処理、画像の拡大・縮小等を行う。X線画像処理部114には、X線画像を表示する表示装置115と、X線画像を記憶する外部記憶部116が接続されている。操作部118は、ユーザからの指示を受け付ける。制御部117は、操作部118が受け付けた指示に応じて、X線透視撮影装置の各構成要素を制御する。
なお、X線発生部101は、高電圧発生部112から電力供給を受けてX線を発生させるX線管球を有する。また、X線発生部101には、特定のエネルギーのX線を選択的に透過させるX線フィルタや、被検体に対するX線照射領域を設定するX線絞り装置102が備えられている。X線絞り装置102は、X線発生部101から発生したX線を遮蔽する可動制限羽根を複数有し、複数の可動制限羽根(特に図示しない)をそれぞれ制御することにより移動し、被検体に対するX線照射領域を決定する。
以下、実施形態1~実施形態5により制御部117の動作について詳しく説明する。
<<<実施形態1>>>
実施形態1のX線透視撮影装置1の制御部117の構成と動作について説明する。
図2(a),(b)に示したように、X線透視撮影装置1を用いて泌尿器検査を行う際、患者被検体(患者)10は、水平に配置されたテーブル109の長手方向の端部に患部が位置するように搭載される。具体的には、テーブル109の端部109a側に足を、端部109b側に頭を向けて、足を曲げた状態で臥位でテーブル109に搭載される。この時、操作者(医師)20は、テーブル109の端部109aの短辺に向かい合うように椅子に座り、患者の患部を診断する。
診断の際に、被検体10の頭を足に対して高くする方向(図2(a)の矢印方向)に、テーブル109を10度程度、回転(起立)させることがある。テーブル109を回転させた場合、テーブル109の底面の端部109cと床面2との間に操作者20の膝が挟み込まれる恐れがある。
そこで、本実施形態1では、操作部118が、被検体10の頭を足に対して高くする方向にテーブル109を回転させる指示を操作者20から受け付けた場合、制御部117は、図3(a),(b)のようにテーブル109の端部109aと床面2との距離を維持しながらテーブル109を回転させる。具体的には、制御部117は、指示を受け付けた方向に回転機構107aによりテーブル109を回転させながら、テーブル109の回転角度に応じて昇降機構107bによりテーブル109を上昇させる。
このようにテーブル109を回転させる際、床面2からのテーブル109の端部109cの高さを一定に制御することにより、テーブル回転(起立)時でも、医師の安全を担保することができる。また、医師は自分とテーブルとの干渉を気にすることなく、テーブルの回転操作が可能であり、検査効率が向上する。
これを実現するため、制御部117は、図4(a)のように、テーブル動作制御部117aとテーブル速度制御部117bとを含む。
制御部117の動作を図5のフローを用いて説明する。
制御部117は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサーと、メモリとを備えたコンピュータ等によって構成され、CPUが、メモリに格納されたプログラムを読み込んで実行することにより、以下の処理を実現する。なお、制御部117の一部または全部をハードウエアにより構成することもできる。例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなカスタムICや、FPGA(Field-Programmable Gate Array)のようなプログラマブルICを用いて、各処理を実現するように回路設計を行えばよい。
(ステップS101、S102)
制御部117は、操作部118に操作者から回転の指示があったかどうか判定し(ステップS101)、回転の指示があった場合、指示された回転の方向を判別する(ステップS102)。指示された回転の方向が、被検体10の頭を足に対して高くする方向である場合(以下、起動とも呼ぶ)、ステップS103に進む。指示された回転の方向が、被検体10の頭を足に対して低くする方向である場合(以下、倒動と呼ぶ)、ステップS107に進む。
(ステップS103、S104)
指示された回転の方向が、被検体10の頭を足に対して高くする方向である場合、テーブル動作制御部117aは、回転機構107aに図3(a)の状態から図3(b)の状態に近づく方向にテーブル109を回転(起動)させるよう指示する動作信号を出力する。
つぎに、テーブル動作制御部117aは、昇降機構107bにテーブル109を上昇させるように指示する動作信号を出力する。
これにより、図3(b)のように、テーブル109は、回転して傾斜するが、同時に上昇するため、テーブル109の端部109aにおける底面の端部109cの高さA(端部109cと床面2との距離)を維持することができる。これにより、図2のように座っている操作者(医師)20の膝に端部109cが当たったり、端部109cと床面2との間に膝が挟み込まれたりするのを防ぐことができ、検査効率を低下を防ぐことができる。
(ステップS105、S106)
つぎに、テーブル速度制御部117bは、現時点の回転機構107aによるテーブル109の水平面からの回転角度(起動角度)θを回転機構107aから取り込み、下記式(1)で決まる端部109cの高さA(端部109cと床面2との距離)を維持するために必要なテーブル109の上昇動作距離hを算出する(図4(b)参照)。
=L*sin(θ+α)-H ・・・(1)
:上昇動作距離
L:テーブル109の上面の長手方向の中心から底面の端部109cまでの距離
H:テーブル109の厚さ
θ:回転角度
α:テーブルの長さと高さから決まる角度
つぎに、テーブル速度制御部117bは、現時点のテーブル109の高さを昇降機構107bから取り込み、回転前の水平状態からテーブル109の高さから現時点までの実際の上昇動作距離hを求める。
つぎに、式(1)により計算により求めた上昇動作距離hと、現時点までの実際の上昇動作距離hとの差を求め、求めた差の大きさに応じて昇降機構107bがテーブルを上昇させる速度を変化させる。具体的には、求めた差の絶対値が大きいほど、上昇速度を大きくすることにより、上昇動作距離hと実際の上昇動作距離hとの差の絶対値が小さくなるようにする。
このように、テーブル速度制御部117bは、昇降機構107bの上昇速度を変化させ、実際の上昇動作距離hをフィードバック制御することにより、計算により求めた上昇動作距離hに近づけることができる。よって、テーブル109の端部109aにおける底面の端部109cの高さA(端部109cと床面2との距離)を精度よく一定に維持することができる。
一方、上記ステップS102において、指示された回転の方向が、被検体10の頭を足に対して低くする方向である場合(以下、倒動と呼ぶ)、ステップS107に進む。倒動の場合には、テーブル109の端部109aは、回転に伴い上方に移動するため、操作者(医師)20の膝に端部109cが当たることはないが、倒動の前に起動を行っていた場合、テーブル109が傾いた状態でテーブル109の中心が高い位置にある場合がある。その状態で倒動するとテーブル109が高い位置に維持される可能性があり、被検体10にとって危険である。そのため、本実施形態では、倒動の場合も、ステップS103~S106と同様に端部109cの床面2からの高さを維持する。これにより被検体10が安全な状態で検査を行うことができる。具体的には、ステップS103~S106とは逆向きのテーブルの回転および下降動作を以下のステップS107~S110により行う。
(ステップS107、S108)
テーブル動作制御部117aは、回転機構107aにテーブル109を回転(倒動)させるように指示する。
つぎに、テーブル動作制御部117aは、昇降機構107bにテーブル109を下降させるように指示する。
これにより、テーブル109は、回転して傾斜するが、同時に下降するため、テーブル109の端部109aにおける底面の端部109cの高さA(端部109cと床面2との距離)を維持することができる。
(ステップS109、S110)
つぎに、テーブル速度制御部117bは、現時点の回転機構107aによるテーブル109の水平面からの回転角度(倒動角度)θ(ただし、θはマイナスの角度)を回転機構107aから取り込み、上述の式(1)で決まる端部109cの高さA(端部109cと床面2との距離)を維持するために必要なテーブル109の下降動作距離hを算出する。
テーブル速度制御部117bは、現時点のテーブル109の高さを昇降機構107bから取り込み、回転前の水平状態からテーブル109の高さから現時点までの実際の下降動作距離hを求める。
つぎに、式(1)により計算により求めた下降動作距離hと、現時点までの実際の下降動作距離hとの差を求め、求めた差の大きさに応じて昇降機構107bがテーブル109を下降させる速度を変化させる。具体的には、求めた差が大きいほど、下降速度を大きくすることにより、下降動作距離hと実際の下降動作距離hとの差が小さくなるようにする。これにより、テーブル109の端部109aにおける底面の端部109cの高さA(端部109cと床面2との距離)を精度よく一定に維持することができる。
制御部117は、ステップS100とステップS111の間の上記ステップS101~S110を所定の時間間隔で繰り返す。これにより、操作部118が操作者20により操作されている間、テーブル109の回転と昇降の動作を継続する。
上述してきたように、実施形態1によれば、テーブル109を回転させる時、テーブル109自体の高さを上昇または下降させ、床面からのテーブルの底面の高さ(最低地上高)が一定にするように制御するため、テーブル回転時における医師の安全を担保することができる。
また、医師は自分とテーブルとの干渉を気にすることなく、テーブルの回転操作が可能であるため、検査効率が向上する。
<<<実施形態2>>>
実施形態2のX線透視撮影装置1の制御部117の構成と動作について図6~図8を用いて説明する。
実施形態2において、制御部117は、テーブル109の水平に対する回転角度θが予め定めた角度β以上に達した場合、実施形態1のようにテーブル109の回転角度θに応じて昇降機構107bによりテーブル109を上昇させる動作を停止する(図6(a)~(d)参照)。これにより、テーブル109を例えば90度回動させて立位で検査するような場合に、図6(d)のように、テーブルの高さを床面に近づけることができる。よって、図6(e)のように、立位になっても端部の高さがAに維持されて床面から高い位置にテーブル109が維持される状態を回避し、被検体10にとってより安全に検査を行うことができる。また、X線透視撮影装置1を配置する天井の高さを抑えることができる。
なお、テーブル109を90度回動させて立位で検査するような場合、操作者(医師)は、テーブル109から離れた場所にいるため、操作者の膝がテーブル109の端部109cに当たる恐れはない。
実施形態2の制御部117は、テーブル動作制御部117aとテーブル速度制御部117bの他に、テーブル位置記憶部117cを備えて構成される。テーブル位置記憶部117cには、規定角度βが予め格納されている。
制御部117の動作を図8のフローと図6を用いて説明する。
(ステップS201、S102)
制御部117は、操作部118に操作者から回転の指示があったかどうか判定し(ステップS201)、回転の指示があった場合、現在のテーブル109の水平面に回転角度θを回転機構107aから取り込んで、規定角度βより小さいかどうかを判定する(ステップS202)。回転角度θが規定角度βより小さい場合、ステップS220に進む。回転角度θが規定角度β以上の場合、ステップS203に進む。
(ステップS220)
現在の回転角度θが規定角度βより小さい場合、制御部117は、実施形態1の図5のS10(ステップS102~S110)を行い、テーブル109を回転させながら、テーブル109の端部109aにおける底面の端部109cを床面2から一定の高さAに維持する(図6(a)、(b))。なお、実施形態1の図5のステップS10(ステップS102~S110)の処理を「特殊起倒の処理」と呼ぶ。
(ステップS203、S204、S205)
現在の回転角度θが規程角度β以上である場合、制御部117は、操作部118が操作者20から指示された回転の方向を判別する(ステップS203)。指示された回転の方向が、被検体10の頭を足に対して高くする方向である場合(起動)、ステップS204に進み、テーブル動作制御部117aは、回転機構107aにテーブル109を回転(起動)させるよう指示する動作信号を出力する。一方、指示された回転の方向が、被検体10の頭を足に対して低くする方向である場合(倒動)、ステップS205に進み、テーブル動作制御部117aは、回転機構107aにテーブル109を回転(倒動)させるよう指示する動作信号を出力する。
(ステップS206、S207)
つぎに、制御部117は、回転機構107aからテーブル109の現在の回転角度θを取り込み、昇降機構107bからテーブル109の高さを取り込み、床面2に近い方の端部109a(起動の場合)または端部109b(倒動の場合)の現在の床面2からの高さを予め定めておいた数式に従って算出する。制御部117は、算出した端部109aまたは端部109bの床面2からの高さ(距離)と、予め定めておいた所定値とを比較し(ステップS206)、所定値未満の場合は、床面2と干渉する恐れがあるので、昇降機構107bへテーブル109を上昇させるよう指示する動作信号を出力する(ステップS207)。
(ステップS208、S209)
ステップS206において、端部109aまたは端部109bの床面2からの高さが所定値以上の場合、ステップS206において取り込んだ回転角度θと高さから、天井に近い側の端部109b(起動の場合)または端部109a(倒動の場合)の天井までの高さを予め定めておいた数式に従って算出する。制御部117は、算出した端部109bまたは端部109aの天井までの高さ(距離)と、予め定めておいた所定値とを比較し(ステップS208)、所定値未満の場合は、天井と干渉する恐れがあるので、昇降機構107bへテーブル109を下降させるよう指示する動作信号を出力する(ステップS209)。
制御部117は、ステップ200とステップS210の間の上記ステップS201~S209、S220を所定の時間間隔で繰り返す。これにより、操作部118が操作者20により操作されている間、テーブル109の回転と、必要に応じた昇降の動作を継続する。
このように、実施形態2によれば、テーブル109の回転角度θが規定角度β未満の場合は、実施形態1のテーブルの端部109cの床面2からの高さを高さAに維持する特殊起倒の処理を行うことができ、回転角度θが規定角度β以上の場合、特殊起倒の処理を行わず、テーブル109が床面に近付きすぎる場合は昇動させ、天井方向に近付きすぎる場合は降動させることができる。
<<<実施形態3>>>
実施形態3のX線透視撮影装置1の制御部117の構成と動作について図9~図10を用いて説明する。
実施形態3のX線透視撮影装置1では、操作部118は、第1操作部118aと第2操作部118bを含んでいる。第1操作部118aは、テーブル109の端部109aと床面2との距離を維持しながらテーブル109を回転させる動作(特殊起倒)の指示を操作者20から受け付ける。第2操作部118bは、テーブル109の端部109bと床面との距離を一定に維持せずテーブル109を回転させる動作(実施形態2の図8のステップS20(ステップS203~S209)、以下、通常起倒と呼ぶ)の指示を操作者20から受け付ける。
実施形態3の制御部117は、実施形態2のテーブル動作制御部117aと、テーブル速度制御部117bと、テーブル位置記憶部117cの他に、操作記憶部117dを備えて構成される。
制御部117は、テーブル109を水平位置にある状態(θ=0)から回転させるたびに、第1操作部118aが受け付けた指示に従って回転させたか(特殊起倒)、第2操作部118bが受け付けた指示に従って回転させたか(通常起倒)を操作記憶部117dに格納する。
制御部117は、第1操作部118aが回転の指示を受けつけた場合であって、現在のテーブル109の角度が水平ではない場合(θ≠0)、操作記憶部117d内を参照する。操作記憶部117d内に、直近の回転角度θ=0の際に、第1操作部118aが受け付けた指示に従ってテーブル109を回転させたこと(特殊起倒)が格納されている場合、テーブル109の端部109aと床面2との距離を維持しながらテーブル109を回転させる処理を実行する(特殊起倒)。一方、操作記憶部117d内に、直近の回転角度θ=0の際に、第2操作部118bが受け付けた指示に従ってテーブル109を回転させたこと(通常起倒)が格納されている場合、テーブル109を回転させない。
このように、本実施形態では、操作部を特殊起倒用と通常起倒用の2種類設けるとともに、テーブルが直近の水平状態から特殊起倒で回転させていた場合には、特殊起倒でのみ回転可能とし、水平状態から通常起倒で回転させていた場合には、通常起倒でのみ回転可能とする。これにより、操作者が特殊起倒のつもりで通常起倒の操作をすること、あるいは通常起倒のつもりで特殊起倒の操作をすることを防止することができる。具体的には、特殊起倒のつもりで通常起倒の操作をした場合、テーブル109の端部の高さが維持されないことで、医師の膝とテーブル109がぶつかる可能性があるが、そのような事象を本実施の形態により回避できる。
以下、制御部117の動作を図10のフローを用いて具体的に説明する。
(ステップS301、S303)
制御部117は、第1操作部118aに操作者から回転の指示があったかどうか判定し(ステップS301)、回転の指示があった場合、現在のテーブル109の水平面に回転角度θを回転機構107aから取り込んで、θ=0かどうか判定する(ステップS302)。θ=0の場合、第1操作部118aの指示による起倒動作(特殊起倒)を行うことを操作記憶部117dに格納する(ステップS303)。
(ステップS304~S306)
上記ステップS302において、現在の回転角度θが0ではない(θ≠0)の場合、ステップS304に進み、規定角度βより小さいかどうかを判定する。回転角度θが規定角度βより小さい場合、ステップS305に進み、操作記憶部117dに特殊起倒が格納されているかどうか判定する(ステップS305)。特殊起倒が格納されている場合、ステップS306に進み、図5のS10の特殊起倒の処理を実行する。
一方、ステップS304において回転角度θが規定角度β以上の場合、および、ステップS305において操作記憶部117d内に通常起倒が格納されている場合、特殊起倒の処理は実行せず、ステップS312からステップS301に戻る。
(ステップS307~S309)
また、上記ステップS301において、第1操作部118aに回転の指示がなかった場合、ステップS307に進み、第2操作部118bに回転の指示があったかどうか判定し、回転の指示があった場合、現在のテーブル109の水平面に回転角度θを回転機構107aから取り込んで、θ=0かどうか判定する(ステップS308)。θ=0の場合、第2操作部118bの指示による起倒動作(通常起倒)を行うことを操作記憶部117dに格納する(ステップS309)。
(ステップS310~S311)
上記ステップS308において、現在の回転角度θが0ではない(θ≠0)の場合、ステップS310に進み、操作記憶部117dに特殊起倒が格納されているかどうか判定する(ステップS310)。通常起倒が格納されている場合、ステップS311に進み、図8のS20の特殊起倒の処理を実行する。
一方、ステップS307において第2操作部118bに回転の指示がない場合、および、ステップS310において操作記憶部117d内に特殊起倒が格納されている場合、特殊起倒の処理は実行せず、ステップS312からステップS301に戻る。
<<<実施形態4>>>
実施形態4のX線透視撮影装置1の制御部117の構成と動作について図11を用いて説明する。
実施形態4のX線透視撮影装置は、実施形態3の装置と同様に、操作部118は、特殊起倒用の第1操作部118aと、通常起倒用の第2操作部118bを備えている。
制御部117は、実施形態3の制御部117の構成に加えて、さらに、第2速度制御部117eを備えている。
制御部117は、第1操作部118aが受け付けた回転の指示に従ってテーブル109を特殊起倒で回転させる際の速度を、第2操作部118bが受け付けた回転の指示に従ってテーブル109を通常起倒で回転させる速度より遅く設定する。
これにより、特殊起倒でテーブル109を回転させる際に位置の微調整が可能になる。また、通常起倒ではより早く所望の回転角度にテーブルを移動することができる。
実施形態4の他の構成および動作は、実施形態1~3と同様であるので説明を省略する。
<<<実施形態5>>>
実施形態5のX線透視撮影装置1の制御部117の構成と動作について図12を用いて説明する。
実施形態5のX線透視撮影装置において、制御部117は、床面との距離を維持するテーブル109の一端を、テーブル109の両端のうちいずれの端部にするかを切り替え可能である。
具体的には、制御部117は、実施形態1の構成に加えて、設定記憶部117fを備える。設定記憶部117f内には、テーブル109の被検体10の頭側の端部109bと床面との距離を維持する場合、回転機構107aがテーブル109の回転させる方向が起動方向である場合、昇降機構107bは降動させ、回転機構107aがテーブル109を回転させる方向が倒動方向である場合、昇降機構107bは昇動させることが格納されている。また、設定記憶部117f内には、被検体10の足側のテーブル109の端部109aと床面2との距離を維持する場合、回転機構107aがテーブル109の回転させる方向が起動方向である場合、昇降機構107bは昇動させ、回転機構107aがテーブル109を回転させる方向が倒動方向である場合、昇降機構107bは降動させることが格納されている。
操作部118は、操作者からテーブル109の端部109aおよび端部109bのいずれの高さを維持するかの設定を受け付ける。
テーブル動作制御部117aは、操作部118が受け付けた高さを維持する端部が端部109aか109bかに応じて、設定記憶部117fに格納されている方向を読み出し、昇降機構107bの昇降の動作方向を切り換える。
このように、本実施形態5では、特殊起倒時の高さを維持する端部を選択することができるため、操作者は、両側の端部のいずれに被検体10の患部を配置してもよく、使いやすさが向上する。
なお、実施形態5のX線透視撮影装置の上述した以外の構成および動作は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。また、実施形態5の構成を、実施形態2~4のX線透視撮影装置に適用することももちろん可能である。
1 X線透視撮影装置
2 床面
10 被検体
20 操作者
100 スタンド部
101 X線発生部
102 X線絞り装置
103 支柱
104 支柱移動機構
105 支持枠
106 連結部
107 連結部移動機構
107a 回転機構
107b 昇降機構
108 天板
109 テーブル
109a 端部
109b 端部
109c 端部
112 高電圧発生部
113 X線検出器
114 X線画像処理部
115 表示装置
116 外部記憶部
117 制御部
117a テーブル動作制御部
117b テーブル速度制御部
117c テーブル位置記憶部
117d 操作記憶部
117f 設定記憶部
118 操作部

Claims (11)

  1. 被検体を搭載するテーブルと、前記被検体にX線を照射するX線発生部と、前記テーブルを回転させる回転機構と、前記テーブルを鉛直方向に昇降させる昇降機構と、前記回転機構と前記昇降機構の動作を制御する制御部と、操作者から前記テーブルの回転の指示を受け付ける操作部を有し、
    前記制御部は、一端側に前記被検体の足を、他端側に頭部を向けて臥位で搭載する状態の前記テーブルを、前記被検体の頭を足に対して高くする方向に回転させる指示を前記操作部が受け付けた場合、前記テーブルの前記一端と床面との距離を維持しながら前記テーブルを回転させるように、前記回転機構により前記テーブルを回転させながら、前記テーブルの回転角度に応じて前記昇降機構により前記テーブルを上昇させることを特徴とするX線透視撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記制御部は、前記テーブルの前記一端における、前記テーブルの底面の端部と、前記床面との距離を維持することを特徴とするX線透視撮影装置。
  3. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記制御部は、前記被検体の頭を足に対して低くする方向に前記テーブルを回転させる指示を前記操作部が受け付けた場合、前記テーブルの前記一端と前記床面との距離を維持しながら前記テーブルを回転させるように、前記回転機構により前記テーブルを回転させながら、前記テーブルの回転角度に応じて前記昇降機構により前記テーブルを下降させることを特徴とするX線透視撮影装置。
  4. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記制御部は、前記テーブルの回転角度に応じて前記テーブルの前記一端と前記床面との距離を維持するための前記テーブルの上昇動作距離を算出し、算出した上昇動作距離と、実際の前記テーブルの上昇動作距離との差を求め、前記差に応じて前記昇降機構が前記テーブルを上昇させる速度を変化させることを特徴とするX線透視撮影装置。
  5. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記制御部は、前記テーブルの水平に対する回転角度が予め定めた角度以上に達した場合、前記テーブルの回転角度に応じて前記昇降機構により前記テーブルを上昇させる動作を停止することを特徴とするX線透視撮影装置。
  6. 請求項5に記載のX線透視撮影装置であって、前記制御部は、前記回転機構により前記テーブルを回転させながら、前記テーブルの前記一端と前記床面との距離が予め定めた距離よりも小さくなった場合、前記昇降機構により前記テーブルを上昇させることを特徴とするX線透視撮影装置。
  7. 請求項5に記載のX線透視撮影装置であって、前記制御部は、前記回転機構により前記テーブルを回転させながら、前記テーブルの前記他端と天井との距離が予め定めた距離よりも小さくなった場合、前記昇降機構により前記テーブルを下降させることを特徴とするX線透視撮影装置。
  8. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記操作部は、第1操作部と第2操作部を含み、前記第1操作部は、前記テーブルの前記一端と床面との距離を維持しながら前記テーブルを回転させる指示を操作者から受け付け、前記第2操作部は、前記テーブルの前記一端と床面との距離を維持せず前記テーブルを回転させる指示を操作者から受け付け、
    前記制御部は、前記テーブルを水平位置にある状態から回転させるたびに、前記第1操作部が受け付けた指示に従って回転させたか、前記第2操作部が受け付けた指示に従って回転させたかを記憶部に格納し、
    前記制御部は、前記第1操作部が回転の指示を受けつけた場合であって、前記テーブルが水平ではない場合、前記記憶部内に、前記第1操作部が受け付けた指示に従って前記テーブルを水平位置にある状態から回転させたことが格納されている場合、前記テーブルの前記一端と床面との距離を維持しながら前記テーブルを回転させ、前記記憶部内に、前記第2操作部が受け付けた指示に従って前記テーブルを水平位置にある状態から回転させたことが格納されている場合、前記テーブルを回転させないことを特徴とするX線透視撮影装置。
  9. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記操作部は、第1操作部と第2操作部を含み、前記第1操作部は、前記テーブルの前記一端と床面との距離を維持しながら前記テーブルを回転させる指示を操作者から受け付け、前記第2操作部は、前記テーブルの前記一端と床面との距離を維持せず前記テーブルを回転させる指示を操作者から受け付け、
    前記制御部は、前記第1操作部が受け付けた回転の指示に従って前記テーブルを回転させる速度を、前記第2操作部が受け付けた回転の指示に従って前記テーブルを回転させる速度よりも遅く設定することを特徴とするX線透視撮影装置。
  10. 請求項1に記載のX線透視撮影装置であって、前記制御部は、前記床面との距離を維持する前記テーブルの前記一端を、前記テーブルの両端のうちいずれの端部にするかを切り替え可能であることを特徴とするX線透視撮影装置。
  11. 被検体を搭載するテーブルと、前記被検体にX線を照射するX線発生部と、前記テーブルを回転させる回転機構と、前記テーブルを鉛直方向に昇降させる昇降機構と、操作者から前記テーブルの回転の指示を受け付ける操作部を有するX線透視撮影装置の制御方法であって、
    一端側に被検体の足を、他端側に頭部を向けて臥位で搭載する状態の前記テーブルを、前記被検体の頭を足に対して高くする方向に回転させる指示を前記操作部が受け付けた場合、前記テーブルの前記一端と床面との距離を維持しながら前記テーブルを回転させるように、前記回転機構により前記テーブルを回転させながら、前記テーブルの回転角度に応じて前記昇降機構により前記テーブルを上昇させることを特徴とするX線透視撮影装置の制御方法。
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