JP2023147609A - 建具 - Google Patents

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Manabu Ishida
將之 衛藤
Masayuki Eto
宰児 竹長
Saiji Takenaga
修一 石川
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Abstract

【課題】建具の障子の外れ止め部品が上枠のガイド部に接触したときに、外れ止め部品とガイド部の接触による音の発生、及び、ガイド部の損傷を抑制する。【解決手段】建具1は、上枠5のガイド部5Aに沿って移動する障子3と、障子3に取り付けられてガイド部5Aとの間に隙間をあけて配置された外れ止め部品20を備える。外れ止め部品20は、障子3に固定された金属製のベース部材30と、ベース部材30に取り付けられて、障子3が上方に変位したときに、ガイド部5Aと接触する樹脂製の接触部材40を有する。【選択図】 図4

Description

本発明は、上枠のガイド部に沿って移動する障子を備えた建具に関する。
引戸等の摺動式の障子を備えた建具では、障子は、枠体の開口部に配置されて、枠体の上枠と下枠のそれぞれのガイド部に沿って摺動して移動する。また、障子は、上方に向かう力が作用したときに、下枠のガイド部に対して、上方に向かって変位することがある。そこで、従来、障子に設けた外れ止め金具により、枠体から障子が外れるのを防止する建具が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された従来の建具では、外れ止め金具は、障子の外れ止め部品であり、障子が上方に変位したときに、上枠のガイド部であるレールに接触する。これにより、障子の上下方向の移動量が小さくなり、障子が枠体に保持される。しかしながら、従来の建具では、外れ止め金具が金属製であり、外れ止め金具とレールの接触に伴い発生する音が大きくなる虞がある。また、外れ止め金具の接触によるレールの損傷についても考慮する必要がある。
特許第4503548号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、建具の障子の外れ止め部品が上枠のガイド部に接触したときに、外れ止め部品とガイド部の接触による音の発生、及び、ガイド部の損傷を抑制することである。
本発明は、上枠のガイド部に沿って移動する障子と、前記障子に取り付けられて前記ガイド部との間に隙間をあけて配置された外れ止め部品と、備えた建具であって、
前記外れ止め部品は、前記障子に固定された金属製のベース部材と、前記ベース部材に取り付けられて、前記障子が上方に変位したときに、前記ガイド部と接触する樹脂製の接触部材と、を有する建具である。
本発明によれば、建具の障子の外れ止め部品が上枠のガイド部に接触したときに、外れ止め部品とガイド部の接触による音の発生、及び、ガイド部の損傷を抑制することができる。
第1実施形態の建具を示す正面図である。 第1実施形態の建具を示す横断面図である。 第1実施形態の建具を示す縦断面図である。 第1実施形態の建具の外れ止め部品を含む部分を示す図である。 第1実施形態の障子の上部と外れ止め部品を図4の矢印X1方向からみた図である。 第1実施形態の障子の外れ止め部品の取付箇所を示す横断面図である。 第1実施形態の外れ止め部品を示す斜視図である。 第1実施形態の外れ止め部品を図7の矢印X2方向からみた側面図である。 第1実施形態の外れ止め部品を障子に取り付ける手順を示す図である。 第1実施形態の外れ止め部品を障子に取り付ける手順を示す図である。 第1実施形態の外れ止め部品を障子に取り付ける手順を示す図である。 第2実施形態の外れ止め部品を示す斜視図である。 第2実施形態の外れ止め部品を図12の矢印X4方向からみた側面図である。 第3実施形態の外れ止め部品を示す斜視図である。 第3実施形態の外れ止め部品を図14の矢印X5方向からみた側面図である。
本発明の建具の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の建具は、摺動(スライド)により移動する摺動式の障子を備えた建具である。以下では、建具が引戸である場合を例にとり、建具の複数の実施形態について説明する。また、建具は、浴室用の建具(浴室引戸)である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の建具1を示す正面図であり、建物2に設置された建具1を浴室側からみて示している。図2は、第1実施形態の建具1を示す横断面図であり、図3は、第1実施形態の建具1を示す縦断面図である。
図示のように、建具1は、浴室の出入口に設置されて、浴室と脱衣室の間に配置される。また、建具1は、3枚引戸であり、3つの障子3と、障子3を囲む枠体4を備えている。建具1及び枠体4は、建物2の開口部に設置され、建具1は、障子3により仕切られる建物2の2つの空間(浴室、脱衣室)の間に配置される。
なお、建物2に設置した建具1を正面からみたときに(図1参照)、上下となる方向が上下方向であり、左右となる方向が左右方向である。図1では、上下方向は鉛直方向であり、左右方向は水平方向である。障子3の厚み方向は、建物2に設置した障子3を正面からみたときに、前後となる方向(建具1の奥行方向)であり、図1では、左右方向に直交する水平方向である。このように、建具1に関する方向は、建物2に設置した状態での方向で特定する。また、建具1に関して脱衣室側、浴室側とは、建物2に設置した状態での脱衣室側、浴室側である。
障子3は、開閉可能な引戸障子(可動障子)であり、枠体4の開口部4Aに移動可能(摺動可能)に配置されている。障子3は、枠体4の開口部4Aで、左右方向に摺動して移動する。障子3の移動により、枠体4の開口部4Aが開閉される。3つの障子3は、脱衣室側に位置する第1障子3A(脱衣室側障子)と、浴室側に位置する第2障子3B(浴室側障子)と、第1障子3Aと第2障子3Bの間に位置する第3障子3C(中間障子)からなる。
障子3は、方形状の框体10と、框体10の内側に固定された方形状のパネル11を有している。框体10は、互いに組み合わされた4つの框12~15(上框12、下框13、一対の縦框14、15)を有している。上框12と下框13は、框体10の上部と下部に位置する上下の横框であり、框体10の上部と下部で左右方向(横方向)に延びる。一対の縦框14、15(第1縦框14、第2縦框15)は、框体10の左右の側部に位置する側框であり、框体10の側部で上下方向(縦方向)に延びる。
上框12、下框13、及び、左右の縦框14、15の端部同士が接続されて、4つの框12~15が枠組みされている。パネル11は、合成樹脂製の樹脂パネルであり、框体10の内側に嵌め込まれている。第1障子3Aと第2障子3Bでは、一対の縦框14、15のうち、一方の第1縦框14は、戸先框であり、他方の第2縦框15は、召合せ框である。第3障子3Cでは、一対の縦框14、15は、両方とも召合せ框である。
3つの障子3のうち、2つの障子3A、3Bは、戸先に位置する戸先部3Dと、戸先部3Dに取り付けられた操作部16を有している。障子3A、3Bの戸先部3Dは、第1縦框14(戸先框)である。操作部16は、ハンドルであり、障子3A、3Bの戸先部3D(第1縦框14)に設けられている。操作部16により、障子3A、3Bの移動が操作される。操作部16は、戸先部3Dの脱衣室側と浴室側のそれぞれに設けられて、戸先部3Dから浴室側と脱衣室側のそれぞれに向かって突出している。操作部16を用いて、障子3A、3Bに移動方向の力が加えられて、障子3A、3Bが移動する。
枠体4は、開口部4Aを形成する開口枠(戸枠)であり、互いに組み合わされた4つの枠5~8(上枠5、下枠6、一対の縦枠7、8)を有している。4つの枠5~8により、枠体4の方形状の開口部4Aが区画されている。上枠5と下枠6は、枠体4の上部と下部に位置する横枠であり、枠体4の上部と下部で左右方向に延びる。一対の縦枠7、8は、枠体4の左右の側部に位置する側枠であり、枠体4の側部で上下方向に延びる。上枠5、下枠6、及び、左右の縦枠7、8の端部同士が接続されて、4つの枠5~8が枠組みされている。
上枠5は、3つの障子3のそれぞれの上側に位置する3つのガイド部5A~5Cを有している。上枠5のガイド部5A~5Cは、上ガイド部であり、上枠5の長手方向(左右方向)に延び、互いに間隔をあけて並列する。脱衣室側に位置するガイド部5Aは、第1上ガイド部であり、浴室側に位置するガイド部5Bは、第2上ガイド部である。2つのガイド部5A、5Bの間に位置するガイド部5Cは、第3上ガイド部である。ここでは、上枠5のガイド部5A~5Cは、障子3の上側で障子3をガイドするガイドレール(上ガイドレール)であり、下方に突出するレール状の突片からなる。
下枠6は、3つの障子3のそれぞれの下側に位置する3つのガイド部6A~6Cを有している。下枠6のガイド部6A~6Cは、下ガイド部であり、下枠6の長手方向(左右方向)に延び、互いに間隔をあけて並列する。脱衣室側に位置するガイド部6Aは、第1下ガイド部であり、浴室側に位置するガイド部6Bは、第2下ガイド部である。2つのガイド部6A、6Bの間に位置するガイド部6Cは、第3下ガイド部である。ここでは、下枠6のガイド部6A~6Cは、障子3の下側で障子3をガイドするガイドレール(下ガイドレール)であり、上方に突出するレール状の突起からなる。
3つの障子3は、それぞれ、上下方向において対向する上枠5のガイド部5A~5Cと下枠6のガイド部6A~6Cに摺動可能に連結されている。障子3は、上枠5のガイド部5A~5Cの下側、及び、下枠6のガイド部6A~6Cの上側に位置して、上枠5のガイド部5A~5Cと下枠6のガイド部6A~6Cの間に配置されている。3つの障子3は、それぞれ上枠5のガイド部5A~5Cと下枠6のガイド部6A~6Cを摺動する。
上枠5のガイド部5A~5Cと下枠6のガイド部6A~6Cは、金属製(例えば、アルミニウム合金製)の金属ガイド部である。障子3は、上枠5のガイド部5A~5Cに下方から連結され、下枠6のガイド部6A~6Cに上方から載置されて、下枠6のガイド部6A~6Cに上方から連結される。障子3は、上枠5のガイド部5A~5Cと下枠6のガイド部6A~6Cに沿って移動(摺動)して、ガイド部5A~5C、6A~6Cにより、上枠5と下枠6の長手方向にガイドされる。これにより、障子3は、上枠5と下枠6の長手方向(左右方向)に移動する。
障子3は、上方に向かう力が作用したときに、上方に向かって変位する。これにより、障子3は、上枠5のガイド部5A~5Cに向かって変位するとともに、下枠6のガイド部6A~6Cに対して上方に変位する。また、障子3が下枠6のガイド部6A~6Cから外れる位置まで上方に変位すると、障子3が下枠6のガイド部6A~6Cから離隔して、障子3が下枠6のガイド部6A~6Cから外れる。そこで、障子3は、外れ止め部品を有している。外れ止め部品は、障子3に取り付けられて、障子3が下枠6のガイド部6A~6C及び枠体4から外れるのを防止する。
外れ止め部品は、障子3の上部に取り付けられている。ここでは、外れ止め部品は、障子3の縦框14、15の上部に取り付けられている。また、障子3には、操作部16から上方に向かう力が主に作用する。そのため、外れ止め部品は、少なくとも障子3A、3Bの操作部16の上方に位置する箇所に設けられている。外れ止め部品は、障子3A、3Bの戸先部3D(第1縦框14)の上部に取り付けられて、操作部16の上方に位置している。
障子3A、3Bの操作部16が大型ハンドルである場合には、操作部16を握って、障子3A、3Bを操作することができる。そのため、例えば、障がい者や高齢者には、操作部16として、大型ハンドルが好適である。しかしながら、大型ハンドルでは、操作部16を握った状態で転ぶ等したときに、操作部16ごと障子3A、3Bを持ち上げてしまうことがあり、想定外の動作に繋がり得る。このような事態に対して、障子3A、3Bの操作部16の上方に位置する箇所に外れ止め部品を設けることが有効である。また、障子3の重量が軽いとき、或いは、障子3の左右方向の寸法に対して上下方向の寸法が大きいときには、障子3が傾き易くなるため、外れ止め部品が有効に作用する。
図4は、第1実施形態の建具1の外れ止め部品20を含む部分を示す図であり、上枠5の一部、障子3の上部、及び、外れ止め部品20を左右方向における一方側からみて示している。また、図4では、3つの障子3のうちの1つの障子3(第1障子3A)のみを示している。図5は、第1実施形態の障子3の上部と外れ止め部品20を図4の矢印X1方向からみた図である。図6は、第1実施形態の障子3の外れ止め部品20の取付箇所を示す横断面図である。
図示のように、障子3は、戸車17を有している。戸車17は、障子3の上部に取り付けられて、上枠5のガイド部5A(第1上ガイド部)の下端部に下方から接触する。また、戸車17は、上枠5のガイド部5Aによりガイドされて、上枠5のガイド部5Aに沿って移動する。これにより、障子3は、上枠5のガイド部5Aの長手方向(左右方向)にガイドされて移動する。
建具1は、障子3に着脱可能に取り付けられた外れ止め部品20を備えている。外れ止め部品20は、ネジ21により、上下方向に移動可能に障子3の上部に取り付けられている。ネジ21は、ターンナット22のネジ部に捩じ込まれて螺合している。ターンナット22は、障子3(戸先部3D)の側面部3Eに形成された挿通孔3Fを挿通し、ネジ21の螺合に伴い、障子3の側面部3Eに取り付けられる。外れ止め部品20は、ターンナット22を介して、障子3の側面部3Eの上部に取り付けられている。
外れ止め部品20は、上枠5のガイド部5A(ここでは、ガイド部5Aの下端部)から下方に離隔して、上枠5のガイド部5Aの下方に配置されている。また、外れ止め部品20は、上下方向において、上枠5のガイド部5Aとの間に隙間をあけて配置されて、上枠5のガイド部5Aと対向している。障子3の静止時及び障子3のガイド部5Aに沿う正常な移動時には、外れ止め部品20は、上枠5のガイド部5Aと接触しない。これに対し、障子3が上方に変位したときには、外れ止め部品20は、上枠5のガイド部5Aに接触して、障子3の上方への変位を止める。
外れ止め部品20により、障子3は、下枠6のガイド部6A~6Cから外れない位置(ガイド部6A~6Cに保持される位置)で止まる。また、障子3が下枠6のガイド部6A~6Cから外れるのが阻止されて、障子3が下枠6のガイド部6A~6Cに保持される。このように、外れ止め部品20は、上枠5のガイド部5Aに接触することで、障子3の上方への変位を規制して、障子3が下枠6のガイド部6A~6C及び枠体4から外れるのを防止する。外れ止め部品20と上枠5のガイド部5Aとの間の隙間の寸法には、障子3が枠体4から外れるのを防止可能な寸法が設定される。
外れ止め部品20は、外れ止め部品20のベースとなるベース部材30と、上枠5のガイド部5Aとの接触用の接触部材40を有している。ベース部材30は、金属製の固定部材(金属部材)であり、ネジ21により、障子3に取り付けられて、障子3に着脱可能に固定されている。ベース部材30の固定により、外れ止め部品20が障子3に取り付けられる。ベース部材30は、障子3の側面部3E(図6参照)、及び、側面部3Eから突出して互いに対向する2つの対向部3Gに沿って配置されて、2つの対向部3Gの間の箇所にぴったりと納まる。これにより、ベース部材30が回転せず、1つのネジ21によるベース部材30及び外れ止め部品20の取り付けが可能となる。ベース部材30は、上枠5のガイド部5Aから下方に離隔して配置され、上枠5のガイド部5Aに向かって上方に突出している。
接触部材40は、樹脂製(ここでは、合成樹脂製)の取付部材(樹脂部材)であり、ベース部材30に着脱可能に取り付けられている。また、接触部材40は、ベース部材30の上方に突出する上側部に取り付けられて、ベース部材30から上枠5のガイド部5Aに向かって上方に突出している。接触部材40は、上枠5のガイド部5Aから下方に離隔して、上枠5のガイド部5Aの下方に配置されている。接触部材40は、上下方向において、上枠5のガイド部5Aとの間に隙間をあけて配置されて、上枠5のガイド部5Aと対向している。障子3が上方に変位したときに、接触部材40は、上枠5のガイド部5Aに接触して、障子3の上方への変位を止める。
図7は、第1実施形態の外れ止め部品20を示す斜視図であり、図8は、第1実施形態の外れ止め部品20を図7の矢印X2方向からみた側面図である。図7では、外れ止め部品20の縁部及び角部に設けられた丸み形状(R形状)の記載を省略している。図7(A)、図8(A)では、外れ止め部品20を分解して示し、図7(B)、図8(B)では、接触部材40をベース部材30に取り付けた外れ止め部品20を示している。
図示のように、外れ止め部品20のベース部材30は、障子3に固定される固定部31と、接触部材40が取り付けられる被取付部32を有している。また、ベース部材30の被取付部32は、接触部材40が装着される被装着部33と、接触部材40が係合する被係合孔34と、接触部材40が当接する被当接部35を有している。固定部31は、ベース部材30の下側部であり、被取付部32は、ベース部材30の上側部である。固定部31は、上下方向に延びる長孔36を有している。
ネジ21は、固定部31の長孔36を挿通して、ターンナット22及び障子3に取り付けられている。固定部31は、ネジ21により、障子3に取り付けられる。ネジ21を緩めた状態で、ベース部材30及び外れ止め部品20を上下方向に移動することで、長孔36の長手方向(上下方向)におけるネジ21の位置が変化する。これにより、外れ止め部品20の上下方向における位置が調整される。その後、ネジ21を締め付けることで、固定部31、ベース部材30、及び、外れ止め部品20が障子3に固定される。
固定部31の長孔36とネジ21により、外れ止め部品20が上下方向に移動可能に障子3に取り付けられる。障子3を枠体4の開口部4Aに配置するときには、外れ止め部品20を下方位置に配置して、障子3を枠体4の開口部4Aに入れる。障子3を枠体4の開口部4Aに配置した後に、外れ止め部品20を上方に移動させて、外れ止め部品20により、障子3の外れを防止する。また、建具1の枠体4の施工誤差に対応して建付け調整(戸車調整)を行う等して、障子3と上枠5のガイド部5Aとの位置関係が変化した際に、外れ止め部品20を上下方向に移動させて、外れ止め部品20の上下方向における位置を調整する。
ベース部材30は、被取付部32に設けられた被装着部33、被係合孔34、及び、被当接部35を有している。被取付部32、被装着部33、被係合孔34、及び、被当接部35は、固定部31に対して上枠5のガイド部5A側(上側)に形成されて、固定部31の上方に位置する。被装着部33は、ベース部材30の突出部であり、固定部31から上枠5のガイド部5Aに向かって上方に突出する。また、被装着部33は、接触部材40を受ける受け部であり、上方の先端部(上端部)に、上方に向かって突出する挿入部37を有している。
被係合孔34は、ベース部材30を貫通する孔状の被係合部であり、被装着部33の固定部31側(下側)の部分に設けられて、被装着部33と固定部31の間に位置している。被当接部35は、ベース部材30の被装着部33及び被係合孔34の両側の2箇所に位置している。2つの被当接部35は、被装着部33(ここでは、被装着部33の下端部)から張り出す張出部であり、互いの間に被装着部33及び被係合孔34を挟んで形成されている。
外れ止め部品20の接触部材40は、上枠5のガイド部5Aと接触する接触部41と、ベース部材30の被取付部32に取り付けられる取付部42を有している。また、接触部材40の取付部42は、ベース部材30に装着される装着部43と、ベース部材30に係合する係合部44と、ベース部材30に当接する当接部45を有している。接触部41は、接触部材40の上端部であり、取付部42、装着部43、係合部44、及び、当接部45に対して上枠5のガイド部5A側(上側)に形成されている。また、接触部41は、取付部42及び装着部43から上枠5のガイド部5Aに向かって上方に突出して、取付部42及び装着部43の上方に位置する。
接触部41は、接触部材40の上端部に形成された凹部であり、下方に向かって窪んで、上方に向かって開放されている。接触部材40は、接触部41である凹部と、取付部42に設けられた装着部43、係合部44、及び、当接部45を有している。装着部43は、ベース部材30の被装着部33に装着可能な受入部であり、ベース部材30の被装着部33を受け入れて、被装着部33に嵌る。これにより、装着部43は、被装着部33に装着されて、被装着部33に保持される。また、装着部43は、被挿入孔46Aを含む嵌込部46と、嵌込部46よりも下側に位置する挟込部47を有している。
嵌込部46の被挿入孔46Aは、接触部材40を貫通する貫通孔であり、嵌込部46は、装着部43の上側部分に形成されている。ベース部材30の被装着部33の挿入部37は、嵌込部46の被挿入孔46Aに挿入され、上方に向かって移動して、装着部43の嵌込部46に嵌め込まれる。装着部43の挟込部47は、ベース部材30の被装着部33と障子3(ここでは、障子3の上部の側面部3E)の間に挟み込まれる。その状態で、装着部43の挟込部47は、被装着部33により、障子3に押し付けられて、被装着部33と障子3の間に保持される。
当接部45は、接触部材40の装着部43及び係合部44の両側の2箇所に位置している。2つの当接部45は、装着部43(ここでは、装着部43の下端部)から張り出す張出部であり、互いの間に装着部43及び係合部44を挟んで形成されて、それぞれベース部材30の被当接部35に当接する。接触部材40の装着部43は、嵌込部46及び挿入部37よりも下側の箇所で、ベース部材30の被装着部33により、障子3の反対側から押えられる。また、接触部材40の嵌込部46は、ベース部材30の挿入部37により、障子3側から押えられ、接触部材40の当接部45は、ベース部材30の被当接部35により、障子3側から押えられる。
接触部材40は、1つの係合部44を有している。係合部44は、接触部材40の下部に設けられて、装着部43の下方に位置している。また、係合部44は、弾性変形可能な突出部(係合突出部)であり、装着部43から下方に向かって突出して、フック形状に形成されている。接触部材40をベース部材30に取り付けるときには、接触部材40をベース部材30に向かって下方に移動させて、接触部材40の装着部43をベース部材30の被装着部33に装着する。その際、係合部44は、ベース部材30に接触して弾性変形しつつ、ベース部材30の被係合孔34内に挿入される。また、係合部44は、被係合孔34内への挿入後に、弾性変形前の形状に復元する。
接触部材40の装着部43がベース部材30の被装着部33に装着された状態で、接触部材40の係合部44は、ベース部材30の被係合孔34内に配置されて、被係合孔34に嵌り、被係合孔34に係合する。装着部43の被装着部33への装着、当接部45の被当接部35への当接、及び、係合部44の被係合孔34への係合により、接触部材40(取付部42)は、被装着部33、被当接部35、及び、被係合孔34に取り付けられる。これにより、接触部材40は、ベース部材30の被取付部32及びベース部材30に取り付けられる。被係合孔34に係合する係合部44により、接触部材40がベース部材30に対して上方に移動するのが阻止されるとともに、接触部材40がベース部材30から外れるのが阻止される。
接触部材40の係合部44は、スナップフィットによりベース部材30の被係合孔34に係合するスナップであり、係止部48を有している。係止部48は、係合部44に形成された突部(フック部)である。係合部44が被係合孔34に係合した状態で、係合部44の係止部48は、被係合孔34の縁部に引っ掛かり、被係合孔34の縁部に係止される。ここでは、係合部44の係止部48は、被係合孔34の上方の縁部に下方から引っ掛かり、被係合孔34の上方の縁部に係止される。被係合孔34の縁部により、係止部48の上方への移動が阻止されて、係止部48及び係合部44が被係合孔34に保持される。
図9~図11は、第1実施形態の外れ止め部品20を障子3に取り付ける手順を示す図である。図9、図10は、図5と同様に、障子3の上部と外れ止め部品20を示している。また、図9は、障子3に取り付ける前の外れ止め部品20を示し、図10は、障子3に取り付けた後の外れ止め部品20を示している。図11は、障子3と外れ止め部品20を図10の矢印X3方向からみた図であり、図4と同様に、障子3の上部と外れ止め部品20を示している。
図示のように、外れ止め部品20の取り付け時には、ターンナット22を障子3の挿通孔3Fに挿通させる(図9参照)。また、ネジ21をベース部材30の固定部31の長孔36に挿入して、ネジ21をターンナット22のネジ部に螺合する。その際、ネジ21を締め付けずに、ネジ21により、ベース部材30の固定部31を上下方向に移動可能に障子3に仮に固定する(図10、図11参照)。これにより、外れ止め部品20を障子3の外れ止めが可能な位置(外れ止め位置)よりも下方の位置(下方位置)に配置して、外れ止め部品20を障子3に仮に取り付ける。
障子3を枠体4の開口部4Aに入れて、障子3を上枠5のガイド部5Aと下枠6のガイド部6Aに連結する。続いて、外れ止め部品20を上方に移動させ、外れ止め部品20の上下方向における位置を調整して、外れ止め部品20を外れ止め位置に配置する(図4、図5参照)。その状態で、ネジ21を締め付けて、ベース部材30の固定部31をターンナット22及び障子3に固定する。これにより、外れ止め部品20を障子3に取り付ける。
接触部材40の接触部41は、上枠5のガイド部5Aから下方に離隔して、上枠5のガイド部5Aの下方に配置される。また、接触部41は、上下方向において、上枠5のガイド部5Aとの間に隙間をあけて配置されて、上枠5のガイド部5Aと対向する。ここでは、上枠5のガイド部5Aは、ガイドレールであり、接触部材40の凹部である接触部41の内側に配置される。接触部41は、ガイド部5Aの下方に配置されるとともに、障子3の厚み方向(上枠5の見込み方向)において、ガイド部5Aを挟んで、ガイド部5Aの両側に配置される。
障子3の静止時及び障子3のガイド部5Aに沿う正常な移動時には、接触部材40の接触部41は、上枠5のガイド部5Aと接触しない。障子3の移動に伴い、接触部材40の接触部41は、ガイド部5Aとの間に隙間をあけた状態で、ガイド部5Aに沿って移動する。これに対し、障子3が上方に変位したときには、接触部材40の接触部41は、上枠5のガイド部5Aに接触して、障子3の上方への変位を止める。また、接触部材40の接触部41は、障子3が厚み方向に変位したときに、ガイド部5Aに接触して、障子3の厚み方向におけるガイド部5Aの変位を止める。
以上説明したように、第1実施形態の建具1では、障子3が上方に変位したときに、外れ止め部品20の金属製のベース部材30は上枠5のガイド部5Aに接触せず、外れ止め部品20の樹脂製の接触部材40のみがガイド部5Aに接触する。そのため、金属製の部材がガイド部5Aに接触する場合と比べて、外れ止め部品20とガイド部5Aの接触による音の発生、及び、ガイド部5Aの損傷を抑制することができる。また、外れ止め部品20とガイド部5Aの擦れによる音(擦れ音)を含む異音の発生を抑制することができる。障子3に固定されるベース部材30が金属製であるため、外れ止め部品20を障子3に強固に取り付けることもできる。
ベース部材30の固定部31が障子3に固定された状態で、接触部材40の装着部43がベース部材30の被装着部33に装着されるとともに、接触部材40の係合部44がベース部材30の被係合孔34に係合する。そのため、接触部材40をベース部材30に安定して保持することができる。また、接触部材40の装着部43の挟込部47をベース部材30の被装着部33と障子3の間に挟み込んでしっかりと保持することができる。係合部44の係止部48を被係合孔34の縁部に係止することで、接触部材40をベース部材30に簡単に取り付けることができる。
接触部材40の凹部である接触部41により、障子3の厚み方向の変位を規制することができる。障子3には、主に、操作部16を介して、上方の力が加えられる。そのため、障子3の操作部16の上方の箇所に外れ止め部品20を設けることで、障子3の上方への変位、及び、障子3の外れを効果的に防止することができる。接触部材40が損傷したときには、接触部材40をベース部材30から外して、接触部材40を新たな接触部材40に容易に交換することができる。
なお、1つの外れ止め部品20のみを障子3に取り付けてもよく、複数の外れ止め部品20を障子3に取り付けてもよい。また、外れ止め部品20は、障子3の操作部16の上方の箇所のみに設けてもよく、障子3の操作部16の上方の箇所に加えて、障子3の他の1箇所又は複数箇所に設けてもよい。外れ止め部品20は、障子3の操作部16の上方の箇所に設けずに、障子3の他の1箇所又は複数箇所に設けるようにしてもよい。
障子3のパネル11は、合成樹脂製の樹脂パネルに限定されず、他のパネル(例えば、ガラスパネル)であってもよい。また、ターンナット22を用いずに、外れ止め部品20を障子3に取り付けてもよい。この場合には、例えば、第1縦框14の内側(図6参照)に裏板を設け、ネジ21を裏板のネジ孔に螺合させて、外れ止め部品20を障子3に取り付ける。或いは、障子3の側面部3Eの厚みによっては、ネジ21を側面部3Eのネジ孔に螺合させて、外れ止め部品20を障子3に取り付ける。上枠5のガイド部5A~5Cと下枠6のガイド部6A~6Cは、ガイドレール以外のガイド部(例えば、障子3が内部に配置されるガイド溝)であってもよい。
建具1は、3枚引戸及び浴室引戸に限定されず、他の建具(例えば、3枚引戸以外の引戸、引き込み戸、浴室用以外の建具)であってもよい。また、建具1の施工前に、外れ止め部品20を障子3に予め取り付けておき、建具1の施工時に、外れ止め部品20付きの障子3を枠体4の開口部4Aに配置する。これに対し、既設の建具1の障子3が外れ止め部品20を有していない場合に、外れ止め部品20を障子3に取り付けて追加してもよい。
次に、他の実施形態の建具1の外れ止め部品20について説明する。以下の各実施形態では、第1実施形態と同じ事項の説明は省略し、第1実施形態と相違する事項について主に説明する。また、以下の各実施形態に関し、第1実施形態の構成に相当する構成には、第1実施形態の構成と同じ名称を用いる。
(第2実施形態)
図12は、第2実施形態の外れ止め部品20を示す斜視図であり、図13は、第2実施形態の外れ止め部品20を図12の矢印X4方向からみた側面図である。図12では、外れ止め部品20の縁部及び角部に設けられた丸み形状(R形状)の記載を省略している。図12(A)、図13(A)では、外れ止め部品20を分解して示し、図12(B)、図13(B)では、接触部材40をベース部材30に取り付けた外れ止め部品20を示している。
図示のように、ベース部材30の被当接部35は、ベース部材30の被係合孔34の両側の2箇所に位置している。2つの被当接部35は、被装着部33と固定部31の間に位置し、互いの間に被係合孔34を挟む。被係合孔34は、2つの被当接部35の間に位置している。接触部材40は、互いに並列する2つの係合部44を有しており、接触部材40の当接部45は、2つの係合部44である。2つの係合部44の係止部48は、障子3の厚み方向の両側に位置する被係合孔34の縁部に引っ掛かり、被係合孔34の縁部に係止される。その状態で、接触部材40の2つの当接部45は、ベース部材30の被係合孔34の両側で、ベース部材30の被当接部35に当接する。
(第3実施形態)
図14は、第3実施形態の外れ止め部品20を示す斜視図であり、図15は、第3実施形態の外れ止め部品20を図14の矢印X5方向からみた側面図である。図14では、外れ止め部品20の縁部及び角部に設けられた丸み形状(R形状)の記載を省略している。図14(A)、図15(A)では、外れ止め部品20を分解して示し、図14(B)、図15(B)では、接触部材40をベース部材30に取り付けた外れ止め部品20を示している。
図示のように、ベース部材30は、被当接部35を有していない。また、接触部材40は、当接部45を有しておらず、装着部43の嵌込部46は、被挿入孔46Aを有していない。接触部材40の装着部43は、障子3側から、ベース部材30の被装着部33に重ねて装着され、ベース部材30の被装着部33の挿入部37は、障子3の反対側から、装着部43の嵌込部46に重ねて嵌め込まれる。装着部43と被装着部33の間には、両面テープ50が設けられる。接触部材40の装着部43は、両面テープ50により、ベース部材30の被装着部33に接着されて、ベース部材30の被装着部33に装着される。これにより、接触部材40がベース部材30に取り付けられる。
接触部材40は、1つの係合部44を有している。係合部44は、接触部材40の下端部に設けられた突起である。接触部材40の装着部43をベース部材30の被装着部33に装着するときに、係合部44は、ベース部材30の被係合孔34内に挿入されて、被係合孔34に係合する。係合部44の係止部48は、被係合孔34の上方の縁部に下方から引っ掛かり、被係合孔34の上方の縁部に係止される。
装着部43の被装着部33への接着により、接触部材40をベース部材30に容易に取り付けることができる。なお、接触部材40の装着部43は、両面テープ50以外の接着物(例えば、接着剤)により、ベース部材30の被装着部33に接着してもよい。また、第1実施形態と第2実施形態の外れ止め部品20において、接触部材40の装着部43をベース部材30の被装着部33に接着してもよい。
以上のように、建具は、
上枠のガイド部に沿って移動する障子と、前記障子に取り付けられて前記ガイド部との間に隙間をあけて配置された外れ止め部品と、備えた建具であって、
前記外れ止め部品は、前記障子に固定された金属製のベース部材と、前記ベース部材に取り付けられて、前記障子が上方に変位したときに、前記ガイド部と接触する樹脂製の接触部材と、を有する建具である。
従って、建具の障子の外れ止め部品が上枠のガイド部に接触したときに、外れ止め部品とガイド部の接触による音の発生、及び、ガイド部の損傷を抑制することができる。また、障子に固定されるベース部材が金属製であるため、外れ止め部品を障子に強固に取り付けることもできる。
前記ベース部材は、前記障子に固定された固定部と、前記固定部の上方に位置する被装着部及び被係合孔と、を有し、
前記接触部材は、前記被装着部に装着される装着部と、前記被係合孔に係合する係合部と、を有する。
従って、接触部材をベース部材に安定して保持することができる。
前記装着部は、前記被装着部と前記障子の間に挟み込まれる挟込部を有する。
従って、接触部材の装着部の挟込部をベース部材の被装着部と障子の間に挟み込んでしっかりと保持することができる。
前記係合部は、前記被係合孔の縁部に係止される係止部を有する。
従って、係止部を被係合孔の縁部に係止することで、接触部材をベース部材に簡単に取り付けることができる。
前記装着部は、前記被装着部に接着される。
従って、装着部の被装着部への接着により、接触部材をベース部材に容易に取り付けることができる。
前記ガイド部は、ガイドレールであり、
前記接触部材は、前記ガイドレールが内側に配置されて、前記障子が上方に変位したときに、前記ガイドレールと接触する凹部を有する。
従って、凹部により、障子の厚み方向の変位を規制することができる。
前記障子は、前記障子の移動を操作する操作部を有し、
前記外れ止め部品は、少なくとも前記障子の前記操作部の上方の箇所に設けられる。
従って、操作部の上方の外れ止め部品により、障子の上方への変位、及び、障子の外れを効果的に防止することができる。
1・・・建具、2・・・建物、3・・・障子、3A・・・第1障子、3B・・・第2障子、3C・・・第3障子、3D・・・戸先部、3E・・・側面部、3F・・・挿通孔、3G・・・対向部、4・・・枠体、4A・・・開口部、5・・・上枠、5A・・・ガイド部、5B・・・ガイド部、5C・・・ガイド部、6・・・下枠、6A・・・ガイド部、6B・・・ガイド部、6C・・・ガイド部、7・・・縦枠、8・・・縦枠、10・・・框体、11・・・パネル、12・・・上框、13・・・下框、14・・・第1縦框、15・・・第2縦框、16・・・操作部、17・・・戸車、20・・・外れ止め部品、21・・・ネジ、22・・・ターンナット、30・・・ベース部材、31・・・固定部、32・・・被取付部、33・・・被装着部、34・・・被係合孔、35・・・被当接部、36・・・長孔、37・・・挿入部、40・・・接触部材、41・・・接触部、42・・・取付部、43・・・装着部、44・・・係合部、45・・・当接部、46・・・嵌込部、46A・・・被挿入孔、47・・・挟込部、48・・・係止部、50・・・両面テープ。

Claims (7)

  1. 上枠のガイド部に沿って移動する障子と、前記障子に取り付けられて前記ガイド部との間に隙間をあけて配置された外れ止め部品と、備えた建具であって、
    前記外れ止め部品は、前記障子に固定された金属製のベース部材と、前記ベース部材に取り付けられて、前記障子が上方に変位したときに、前記ガイド部と接触する樹脂製の接触部材と、を有する建具。
  2. 請求項1に記載された建具において、
    前記ベース部材は、前記障子に固定された固定部と、前記固定部の上方に位置する被装着部及び被係合孔と、を有し、
    前記接触部材は、前記被装着部に装着される装着部と、前記被係合孔に係合する係合部と、を有する建具。
  3. 請求項2に記載された建具において、
    前記装着部は、前記被装着部と前記障子の間に挟み込まれる挟込部を有する建具。
  4. 請求項2又は3に記載された建具において、
    前記係合部は、前記被係合孔の縁部に係止される係止部を有する建具。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載された建具において、
    前記装着部は、前記被装着部に接着された建具。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載された建具において、
    前記ガイド部は、ガイドレールであり、
    前記接触部材は、前記ガイドレールが内側に配置されて、前記障子が上方に変位したときに、前記ガイドレールと接触する凹部を有する建具。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載された建具において、
    前記障子は、前記障子の移動を操作する操作部を有し、
    前記外れ止め部品は、少なくとも前記障子の前記操作部の上方の箇所に設けられた建具。
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