JP2023147537A - 時計 - Google Patents

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健樹 長竹
Kenju Nagatake
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Abstract

【課題】組付け性及び解体性に優れ、見栄えにも優れた時計を提供する。【解決手段】時計は、前側ケース20、及び前側ケース20と前後方向において重なるように設けられる後側ケース30を有する筐体を備え、前側ケース20及び後側ケース30は、前後方向と直交する左右方向にスライドされることにより互いに係合され、前側ケース20及び後側ケース30の係合構造は、前後方向に噛み合うとともに前後方向及び左右方向と直交する上下方向に噛み合う構造とされている。【選択図】図2

Description

本発明は、時計に関する。
従来から、一対のケース部材が組み付けられることにより筐体が構成された時計が知られている。例えば、特許文献1には、正面側を構成する第1ケース部材と背面側を構成する第2ケース部材とが組付けられることにより筐体が構成された時計装置が開示されている。第1ケース部材と第2ケース部材は、互いにねじ止め又はフック止めすることにより組付けられる。
特開2012-52859号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される時計のように、ねじ止めによる組付けでは、組付け工数が多く、ねじの一部が外部に露出して外観の見栄えが悪くなることがある。また、フック止めのように弾性力を利用した組付けでは、解体時に組付け部分が割れる虞があり、解体性が損なわれることがある。さらに、例えば接着による組付けでは、接着部を剥離させることが出来ず、解体できない問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑み、組付け性及び解体性に優れ、見栄えにも優れた時計を提供することを目的とする。
本発明の時計は、第1ケース、及び該第1ケースと第1方向において重なるように設けられる第2ケースを有する筐体を備え、前記第1ケース及び前記第2ケースは、前記第1方向と略直交する第2方向にスライドされることにより互いに係合され、前記第1ケース及び前記第2ケースの係合構造は、前記第1方向に噛み合うとともに前記第1方向及び前記第2方向と略直交する第3方向に噛み合う構造とされている。
本発明は、上記の課題に鑑み、組付け性及び解体性に優れ、見栄えにも優れた時計を提供することができる。
実施形態に係る時計を前側から視た斜視図である。 実施形態に係る時計の分解斜視図であり、P1は第1のLED近傍を拡大した図である。 実施形態に係る時計の前側ケースを開口側から視た斜視図である。 実施形態に係る時計の後側ケースを開口側から視た斜視図である。 実施形態に係る時計において前側ケースと後側ケースの係合態様を示す縦断面図であって、図1におけるV-V断面の断面図である。 実施形態に係る時計の後側ケースの一部を開口側から視た拡大平面図である。 実施形態に係る時計の前側ケースと後側ケースの組付け方法を示す斜視図である。
図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る時計1は、薄型の横長略箱状をなす筐体10を備えている。筐体10には、時刻をデジタル表示する表示部12が設けられている。なお、各図には座標軸を示しており、以下では、各図におけるX軸方向を時計1の前後方向(第1方向)(X軸正方向を前方向とする)とし、各図におけるY軸方向を時計1の左右方向(第2方向)(Y軸正方向を左方向とする)とし、各図におけるZ軸方向を時計1の上下方向(第3方向)(Z軸正方向を上方向とする)として説明する。筐体10は、表示部12を前方側に向けた状態で図示しない基台等に立て掛けられて設置される。
筐体10は、前側に設けられる前側ケース(第1ケース)20と、後側に設けられる後側ケース(第2ケース)30とを有している。両ケース20,30が組付けられることにより、両ケース20,30の間に空間が設けられる。筐体10の下側部分は、下方に向かうにつれてその厚みが小さくなるように傾斜している。このため、図3に示すように、前側ケース20は、その開口側の端縁部のうち下端部を除いた部分が後方に壁状に浅く立ち上がっており、その下側部分が後方に傾斜する傾斜面とされ、全体として後側に開口する略浅皿状をなしている(以下、前側ケース20の上端縁部から立ち上がる壁状部分を「前側上端壁部20U」という。)。
図4に示すように、後側ケース30は、その開口側の端縁部のうち下端部を除いた部分が前方に浅く立ち上がっており、その下側部分が前方に傾斜する傾斜面とされ、全体として前側に開口する略浅皿状をなしている(以下、後側ケース30の上端縁部から立ち上がる壁状部分を「後側上端壁部30U」という。)。前側ケース20及び後側ケース30は、略等しい形状及び大きさとされ、その端縁部が前後方向に重なるように設けられている。
図1に示すように、前側ケース20の右側端部には、後述する第2のLED62からの光により発光する前側発光部21が設けられている。前側発光部21は、略円形状に開口し、第2のLED62からの光を前方側に出射する2つの前側光出射孔21aを有している。各前側光出射孔21aは、左右方向に並んで設けられている。一方、後側ケース30の右側端部には、同様に第2のLED62からの光により発光する後側発光部31が設けられている(図2参照)。後側発光部31は、各前側光出射孔21aと前後方向において重なる位置に、略円形状に開口し、それぞれ第2のLED62からの光を後方側に出射する後側光出射孔31aを有している。
図2に示すように、前側ケース20及び後側ケース30が組付けられることで両者の間に設けられる空間内には、制御回路基板40、導光部材50等が収容される。制御回路基板40は、表示部12における表示態様、前側発光部21及び後側発光部31における発光態様等を制御する。制御回路基板40は、前側ケース20の内面側(開口側)にネジ止めされることにより固定される。制御回路基板40上には、第1支持壁41に支持された第1のLED61と、第2支持壁42に支持された第2のLED62とが搭載されている(図2の拡大図P1参照)。第1のLED61は左側に光を出射するように第1支持壁41に支持され、第2のLED62は下側に光を出射するように第2支持壁42に支持されている。
図2の拡大図P1に示すように、制御回路基板40上における第1のLED61の左側には、第1のLED61からの光が入射するバックライト44が設けられている。バックライト44の前側には、拡散板45が設けられている。拡散板45の前側には、液晶パネル46が設けられている。バックライト44、拡散板45、及び液晶パネル46は、前後方向において表示部12と重なる位置に設けられており、表示部12において時刻を液晶表示するための機構を構成する。前側ケース20には、液晶パネル46が組付けられる表示開口部12aが設けられている。
導光部材50は、略板状の部材であり、第2のLED62の下側に配置される。導光部材50は、その側面に入射した第2のLED62からの光を前側発光部21側及び後側発光部31側にそれぞれ導光する。導光部材50は、前方側から視て下側角部が丸みを帯びた略台形状をなしており、前後対称及び左右対称の形状とされている。導光部材50は、前側ケース20の内側及び後側ケース30の内面側にそれぞれネジ止めされることにより固定される。
導光部材50の前面には、前方側に略円柱状に突出する2つの前側突出部51が設けられている。各前側突出部51は、各前側光出射孔21aと前後方向において重なる位置に設けられ、その先端部が各前側光出射孔21aの開口端に内側から当接する。第2のLED62から導光部材50に入射した光は、その一部が各前側突出部51の先端部まで導光され、各前側光出射孔21aから前方に出射される。同様に、導光部材50の後面には、後方側に略円柱状に突出する2つの後側突出部(不図示)が設けられている。各後側突出部は、各後側光出射孔31aと前後方向において重なる位置に設けられ、その先端部が各後側光出射孔31aの開口端に内側から当接する。第2のLED62から導光部材50に入射した光の一部は、各後側突出部を介して各後側光出射孔31aから後方に出射される。
前側ケース20及び後側ケース30の内面側(開口側)の構造について説明する。図3に示すように、前側ケース20の内面側の上端縁側には、前側上端壁部20Uに近接するように左右方向に沿って略等間隔で配置された3つの前側上端係合部(第1係合部)22が設けられている。各前側上端係合部22は、後方に略柵壁状に立ち上がる前側上端立壁部22aと、前側上端立壁部22aの先端部から上方に略90度屈曲して延びる前側上端屈曲部22bとを有している(図5参照)。各前側上端係合部22は、全体として爪状となっている。
また、前側ケース20の内面側の下端縁側には、左右方向に沿って略等間隔で配置された3つの前側下端係合部(第1係合部)24が設けられている。各前側下端係合部24は、後方に略壁状に立ち上がる前側下端立壁部24aと、前側下端立壁部24aの先端部から下方に略90度屈曲して延びる前側下端屈曲部24bとを有している(図5参照)。各前側下端係合部24は、全体として爪状となっている。爪状をなす各前側上端係合部22及び各前側下端係合部24は、その左右両側が開放されている。各前側下端係合部24は、少なくとも一部が上下方向において前側上端係合部22と重なるような配置で設けられている。
各前側上端係合部22の左側には、各前側上端係合部22と間隔を空けて後方に略柵壁状に立ち上がる前側上端当接部26がそれぞれ設けられている。また、各前側下端係合部24の左側やや上方位置には、各前側下端係合部24と空けて後方に壁状に立ち上がる前側下端当接部28がそれぞれ設けられている。
なお、前側ケース20の内面側の前側光出射孔21aの周りには、筐体10の内部に設けられる導光部材50の側面の前側部分を囲む壁状の前側囲み壁20aが設けられている。また、前側ケース20の内面側の表示開口部12aの周りには、制御回路基板40上に設けられたバックライト44、拡散板45、及び液晶パネル46を囲む壁状の表示部囲み壁20bが設けられている。
図4に示すように、後側ケース30の内面側の上端縁側には、左右方向に沿って略等間隔で配置された3つの後側上端係合部(第2係合部)32が設けられている。各後側上端係合部32は、後側上端壁部30Uと、後側上端壁部30Uの先端部から下方に略90度屈曲して延びる後側上端屈曲部32bとによりなっている(図5参照)。各後側上端係合部32は、全体として爪状となっている。各後側上端屈曲部32bは、前後方向において各前側上端屈曲部22bと重なる位置に設けられている。
また、後側ケース30の内面側の下端縁側には、左右方向に沿って略等間隔で配置された3つの後側下端係合部(第2係合部)34が設けられている。各後側下端係合部34は、後方に略壁状に立ち上がる後側下端立壁部34aと、後側下端立壁部34aの先端部から上方に略90度屈曲して延びる後側下端屈曲部34bとを有している(図5参照)。各後側下端係合部34は、全体として爪状となっている。爪状をなす各後側上端係合部32及び各後側下端係合部34は、その左右両側が開放されている。各後側下端屈曲部34bは、前後方向において各前側下端屈曲部24bと重なる位置に設けられている。
各後側上端係合部32の左側やや下方位置には、各後側上端係合部32と間隔を空けて後方に略壁状に立ち上がる後側上端当接部36がそれぞれ設けられている。また、各後側下端係合部34の左側やや上方位置には、各後側下端係合部34と間隔を空けて後方に壁状に立ち上がる後側下端当接部38がそれぞれ設けられている。各後側下端当接部38は、前方から視て左側が開放された略U字状をなしている。各後側上端当接部36は、その上面が上下方向において各前側上端当接部26と当接する位置に設けられている。また、各後側下端当接部38は、略U字状をなす壁部の内面が上下方向において各前側下端当接部28と当接する位置に設けられている。
なお、後側ケース30の内面側の後側光出射孔31aの周りには、筐体10の内部に設けられる導光部材50の側面の後側部分を囲む壁状の後側囲み壁30aが設けられている。前側ケース20と後側ケース30は、前側上端係合部22と後側上端係合部32とを係合させるとともに前側下端係合部24と後側下端係合部34を係合させることにより、組み付けることができる。
図5に示すように、各前側上端係合部22と各後側上端係合部32は、互いに係合されることにより、前後方向及び上下方向においてほぼ隙間なく噛み合うような形状とされている。即ち、各前側上端係合部22と各後側上端係合部32は、互いに係合された状態で、前側上端屈曲部22bが前後方向において後側上端屈曲部32bと近接又は当接するとともに前側上端屈曲部22bが上下方向において後側上端壁部30Uと近接又は当接する。各前側上端係合部22と各後側上端係合部32は、その左右両側が開放されていることから、一方側を他方側に対して左右方向にスライドさせて重ね合わせることにより互いに係合させることができる。
同様に、各前側下端係合部24と各後側下端係合部34は、互いに係合されることにより、前後方向及び上下方向においてほぼ隙間なく噛み合うような形状とされている。即ち、各前側下端係合部24と各後側下端係合部34は、互いに係合された状態で、前側下端屈曲部24bが前後方向において後側下端屈曲部34bと近接又は当接するとともに前側下端屈曲部24bが上下方向において後側下端立壁部34aと近接又は当接する。各前側下端係合部24と各後側下端係合部34についても、その左右両側が開放されていることから、一方側を他方側に対して左右方向にスライドさせて重ね合わせることにより互いに係合させることができる。
ここで、図6に示すように、各後側下端係合部34のうち最も右側に設けられた後側下端係合部34は、後側下端立壁部34aが、右方側に向かうにつれて上方に傾斜するテーパ状とされている(以下、当該傾斜する部分を「テーパ状部34a1」という。)。このため、当該後側下端係合部34に対してその左側から前側下端係合部24がスライドされて両者が係合される場合、前側下端係合部24が右方側に向かうにつれて、上下方向において両者の間の噛み合う強さが大きくなる。換言すれば、前側下端係合部24が右方側に向かうにつれて、前側下端立壁部24aがテーパ状部34a1により徐々に押圧されて後側下端係合部34と前側下端係合部24の係合が強固となり、両者の間が外れ難いものとなる。
次に、前側ケース20と後側ケース30の組付け方法を説明する。まず、図7に示すように、前側上端壁部20Uと後側上端壁部30Uの上下方向の位置が一致するように位置決めをして、各前側下端当接部28が各後側下端当接部38の間に位置するように前側ケース20の開口側と後側ケース30の開口側を前後方向に重ね合わせる。この状態では、前側ケース20が後側ケース30に対してやや左側にずれた状態とされる。次に、この状態から後側ケース30に対して前側ケース20を右方側にスライドさせる。これにより、各前側上端係合部22と各後側上端係合部32、各前側下端係合部24と各後側下端係合部34がそれぞれ係合される。
各前側上端係合部22と各後側上端係合部32が係合されることにより、各後側上端当接部36が上下方向において各前側上端当接部26と当接する。さらに、各前側下端係合部24と各後側下端係合部34が係合されることにより、各後側下端当接部38の内面側に各前側下端当接部28が嵌り込んで当接する。これにより、前側ケース20と後側ケース30が組付けられた状態で、両ケース20,30が上下方向に位置ずれすることが防止される。
また、上述したように、最も右側に設けられた後側下端係合部34がテーパ状部34a1を含むことから、最も右側に設けられた後側下端係合部34に前側下端係合部24が係合される際、前側ケース20を右方側にスライドさせるにつれて前側ケース20をスライドさせるために必要な力が大きくなる。そこで、後側ケース30に対して前側ケース20を圧入しつつスライドさせることにより、前側ケース20が後側ケース30と前後方向に重なり合うまで前側ケース20を右方側にスライドさせることができ、前側ケース20と後側ケース30を組付けることができる。
以上説明したように本実施形態に係る時計1は、前側ケース20、及び前側ケース20と前後方向において重なるように設けられる後側ケース30を有する筐体10を備えている。そして、前側ケース20及び後側ケース30は、前後方向と直交する左右方向にスライドされることにより互いに係合され、前側ケース20及び後側ケース30の係合構造は、前後方向に噛み合うとともに前後方向及び左右方向と直交する上下方向に噛み合う構造とされている。
上記のような構成とされた本実施形態に係る時計1では、前側ケース20と後側ケース30の一方を他方に対して左右方向にスライドさせることにより、両者を容易に組付けることができる。そして、前側ケース20と後側ケース30が係合された状態では、前側ケース20と後側ケース30の前後方向及び上下方向への相対移動が規制される。換言すれば、前側ケース20と後側ケース30は、一方が他方に対して前後方向及び上下方向に固定される。また、互いに係合された前側ケース20と後側ケース30の一方を他方に対して左右方向にスライドさせることにより、両者を容易に解体することができる。
さらに本実施形態に係る時計1は、スライドにより前側ケース20と後側ケース30の組付けができることから、ネジ止めによる組付けに比して外観の見栄えを良好なものとすることができる。また、弾性力を利用した組付けに比して解体時に前側ケース20と後側ケース30の組付け部分が割れ難いものとされる。また、スライドにより前側ケース20と後側ケース30の解体ができることから、接着による組付けに比して前側ケース20と後側ケース30を容易に解体することができる。以上のように時計1は、組付け性及び解体性に優れ、見栄えにも優れている。
また、時計1では、前側ケース20は、後側ケース30側に開口し、その開口側から突出する形で後側ケース30との係合部である前側上端係合部22、前側下端係合部24を有し、後側ケース30は、前側ケース20側に開口し、その開口側から突出する形で前側ケース20との係合部である後側上端係合部32、後側下端係合部34を有し、前側上端係合部22、前側下端係合部24及び後側上端係合部32、後側下端係合部34は、その先端部が上下方向に沿って互いに異なる向きに屈曲する形状とされている。
これにより、前側ケース20と後側ケース30が係合された状態では、前側上端係合部22と後側上端係合部32、前側下端係合部24と後側下端係合部34は、前後方向及び上下方向において近接又は当接し、その左右両側が開放された構成とされる。このため、互いに係合された前側ケース20と後側ケース30を、前後方向及び上下方向に固定するとともに左右方向へスライド可能とするための具体的な構成を提供することができる。
また、時計1では、前側上端係合部22、前側下端係合部24は、前側ケース20の開口側の端縁側に設けられ、後側上端係合部32、後側下端係合部34は、後側ケース30の開口側の端縁側に設けられている。これにより、前側ケース20と後側ケース30が組付けられた状態で前側ケース20と後側ケース30の間に形成される空間内に、各係合部22,24,32,34と干渉しないように制御回路基板40等の部材を収容することができる。
また、時計1では、前側ケース20及び後側ケース30の係合構造は、噛み合う部分の一部、即ち最も右側に設けられた後側下端係合部34が、右方側に向かうにつれて噛み合う強さが大きくなるように上下方向に対して傾斜するテーパ状とされている。これにより、右方側に向かうにつれて後側下端係合部34と前側下端係合部24の係合が強固となるため、前側ケース20と後側ケース30の係合が外れ難い構成を実現することができる。
また、時計1では、前側ケース20及び後側ケース30は、前側ケース20が後側ケース30に対して右方側に圧入されつつスライドされることにより互いに係合される。これにより、前側ケース20及び後側ケース30の係合構造が右方側に向かうにつれて噛み合う強さが大きくなる構成であっても、前側ケース20と後側ケース30を容易に係合させて組み付けることができる。
なお、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 時計 10 筐体
12 表示部 12a 表示開口部
20 前側ケース 20a 前側囲み壁
20b 表示部囲み壁 21 前側発光部
21a 前側光出射孔 20U 前側上端壁部
22 前側上端係合部 22a 前側上端立壁部
22b 前側上端屈曲部 24 前側下端係合部
24a 前側下端立壁部 24b 前側下端屈曲部
26 前側上端当接部 28 前側下端当接部
30 後側ケース 30a 後側囲み壁
31 後側発光部 31a 後側光出射孔
32 後側上端係合部 32b 後側上端屈曲部
34 後側下端係合部 34a 後側下端立壁部
34a1 テーパ状部 34b 後側下端屈曲部
36 後側上端当接部 38 後側下端当接部
40 制御回路基板 41 第1支持壁
42 第2支持壁 44 バックライト
45 拡散板 46 液晶パネル
50 導光部材 51 前側突出部
61 第1のLED 62 第2のLED

Claims (5)

  1. 第1ケース、及び該第1ケースと第1方向において重なるように設けられる第2ケースを有する筐体を備え、
    前記第1ケース及び前記第2ケースは、前記第1方向と略直交する第2方向にスライドされることにより互いに係合され、
    前記第1ケース及び前記第2ケースの係合構造は、前記第1方向に噛み合うとともに前記第1方向及び前記第2方向と略直交する第3方向に噛み合う構造とされている、
    ことを特徴とする時計。
  2. 前記第1ケースは、前記第2ケース側に開口し、その開口側から突出する形で前記第2ケースとの係合部である第1係合部を有し、
    前記第2ケースは、前記第1ケース側に開口し、その開口側から突出する形で前記第1ケースとの係合部である第2係合部を有し、
    前記第1係合部及び前記第2係合部は、その先端部が前記第3方向に沿って互いに異なる向きに屈曲する形状とされている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
  3. 前記第1係合部は、前記第1ケースの開口側の端縁側に設けられ、
    前記第2係合部は、前記第2ケースの開口側の端縁側に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の時計。
  4. 前記第1ケース及び前記第2ケースの係合構造は、前記噛み合う部分の少なくとも一部が、前記第2方向の一方側に向かうにつれて前記噛み合う強さが大きくなるように前記第1方向と前記第3方向のいずれかに対して傾斜するテーパ状とされている、
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の時計。
  5. 前記第1ケース及び前記第2ケースは、いずれか一方が他方に対して前記第2方向の前記一方側に圧入されつつスライドされることにより互いに係合される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の時計。
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