JP2023147317A - 風呂給湯装置 - Google Patents

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JP2023147317A JP2022054742A JP2022054742A JP2023147317A JP 2023147317 A JP2023147317 A JP 2023147317A JP 2022054742 A JP2022054742 A JP 2022054742A JP 2022054742 A JP2022054742 A JP 2022054742A JP 2023147317 A JP2023147317 A JP 2023147317A
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徳子 諸橋
Noriko Morohashi
基 阿部
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Abstract

【課題】所望の設定温度で湯張り運転が完了しても所定の時間(保温インターバル時間)が長い場合では、入浴時に所望の設定温度よりも低くなってしまう可能性があるという問題があった。【解決手段】制御装置28と通信可能に接続され、設定温度と設定湯量との設定情報をそれぞれ設定することが可能であると共に、風呂自動運転モードとは異なる特殊運転モードへの変更が可能な操作部を有したリモコンとを備え、制御装置28は、特殊運転モードで運転することをリモコンで選択されると、記憶手段37に記憶されたセット情報に基づいて、湯張り運転と追い焚き運転を行う風呂給湯装置において、制御装置28は、特殊運転モードが選択された場合、保温インターバル時間を保温インターバル時間よりも短い短縮インターバル時間に切り替えるようにしたことで、設定温度の浴槽に入浴することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、風呂給湯装置に関するものであり、より具体的には浴槽内に張られた水(湯)を所定時間経過する毎に追い焚き運転を行い、風呂温度を保温しておくことができる風呂加熱装置を内蔵した風呂給湯装置に関するものである。
従来よりこの種の風呂給湯装置においては、予め設定された設定温度の湯を設定湯量分だけ湯張りを行う湯張り運転が実行可能であり、さらに、好みや気分に合わせて一括で設定温度と設定湯量を変更可能な湯張り設定選択モードを備えた風呂給湯装置が知られていた(特許文献1参照)。
特開2006-220324号公報
しかし、特許文献1は、所望の設定温度になるように湯張り運転を行うので、湯張り完了時には所望の設定温度になるが、その後の保温運転に関する言及はされていない。通常の保温運転のように湯張り運転が完了してから所定の時間(保温インターバル時間)が経過する毎に追い焚きを行って、設定温度に保温する場合では、所定の時間の長さによっては追い焚き間隔が長くなり、入浴時に所望の設定温度よりも低くなってしまう可能性があるという問題があった。
本発明は上記課題を解決するため、予め設定された設定温度の湯を予め設定された設定湯量で浴槽への湯張りを行う湯張り運転と、前記湯張り運転完了後から保温インターバル時間が経過する毎に浴槽の湯を前記設定温度に沸き上げる追い焚き運転とからなる風呂自動運転モードを制御する制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続され、前記設定温度と前記設定湯量との設定情報をそれぞれ設定することが可能であると共に、前記風呂自動運転モードとは異なる特殊運転モードへの変更が可能な操作部を有したリモコンとを備え、前記制御装置には、前記特殊運転モードに関連した前記設定温度と前記設定湯量とを一括のセット情報として記憶できる記憶手段を設け、前記制御装置は、前記特殊運転モードで運転することを前記リモコンで選択されると、前記記憶手段に記憶された前記セット情報に基づいて、前記湯張り運転と前記追い焚き運転を行う風呂給湯装置において、前記制御装置は、前記特殊運転モードが選択された場合、前記保温インターバル時間を前記保温インターバル時間よりも短い短縮インターバル時間に切り替えるようにした。
また、前記風呂給湯装置は浴槽の水位を検出する水位センサと、前記水位センサに基づいて入浴しているか否かを判定する入浴判定手段と、前記入浴判定手段が入浴したと判定してからの時間をカウントし、予め設定された設定カウントに到達すると出浴を促す入浴タイマーとを設け、前記設定カウントは、前記セット情報内の前記設定情報の1つとして設定できるようにした。
また、前記風呂給湯装置は、浴室内に人が在室しているか否かを検出する人感センサと、前記人感センサに基づいて人が浴室から退室したことを判定する入室判定手段とを設け、前記特殊運転モードが選択されていた場合、前記入室判定手段で人が浴室から退室したと判定すると、前記短縮インターバル時間から前記保温インターバル時間に切り替えるようにした。
本発明によれば、特殊運転モードが選択されている場合は、保温インターバル時間を保温インターバル時間よりも短い短縮インターバル時間に変更して保温運転を行うので、所望の温度の浴槽に入浴することができ、入浴時に設定温度と異なる温度になっているという不満を低減することができる。
本発明の第1実施形態の概略説明図 本発明の風呂自動運転モードの動作を表すフローチャート 本発明の特殊運転モードの動作を表すフローチャート 本発明の保温運転時の動作を表すフローチャート 本発明の保温インターバル変更制御を表すフローチャート
次に、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
1は温水を貯湯する貯湯タンク、2は温水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニット、3は浴槽である。
4は貯湯タンク1とヒートポンプユニット2を循環可能に接続する加熱循環回路で、加熱循環ポンプ5を有し貯湯タンク1の下部に接続されたヒーポン往き管及び貯湯タンク1上部に接続されたヒーポン戻り管より構成され、貯湯タンク1下部の冷水を、ヒーポン往き管を介してヒートポンプユニット2で加熱し、加熱された高温の温水をヒーポン戻り管で貯湯タンク1上部に戻して貯湯タンク1内に温水を加熱貯湯するものである。なお、貯湯タンク1の外周面には貯湯温度センサ6を有しており、この貯湯温度センサ6が所定温度以上を検出することで貯湯量を検知するものである。
7は貯湯タンク1に水を供給する給水管、8は貯湯タンク1内の温水を出湯する出湯管、9は給水管7から分岐し、貯湯タンク1を迂回する給水バイパス管、10は給水バイパス管9からの冷水と出湯管8からの温水を設定温度になるように混合する給湯混合弁、11は混合された設定温度の温水を給湯する給湯管、12は給湯管11の端部に設けられる給湯栓である。13は給湯混合弁10の下流に設けた給湯温度センサ、14は給湯量をカウントする給湯流量センサである。なお、15は水道圧を所定の圧力に減圧する減圧弁、16は加熱されることによる過圧を逃がす圧力逃し弁である。
17は風呂循環回路で、貯湯タンク1内の湯水と循環する風呂の湯水とを熱交換させる風呂熱交換器18と浴槽3とを、浴槽3から風呂熱交換器18に向かう風呂往き管17a及び風呂熱交換器18から浴槽3に向かう風呂戻り管17bとで循環可能に接続するものである。
19は風呂循環回路17に設けられた風呂循環ポンプ、20は流水の有無を検出する流水センサ、21は風呂循環回路17を流れる風呂の温度を検出する風呂温度センサ、22の湯水の水圧から浴槽3内の水位を検出する水位センサであり、風呂循環回路17途中の風呂循環ポンプ19よりも上流側に設けられている。
23は給湯管11途中から分岐されて風呂循環回路17に接続され浴槽3への湯張りを行うための湯張り管、24はこの湯張り管23に設けられ浴槽3への湯張りの開始、停止を行う湯張り弁、25は浴槽3への湯量をカウントする風呂湯量センサである。なお、26は湯張り管23と水位センサ22との間に設けられる二方弁で、湯張り時に一旦開弁して風呂戻り管17bの湯張り管23から浴槽3までの配管のエアパージを行った後、閉弁して水位センサ22で正確な水位を監視しながら湯張りを行えるようにするものである。
27はヒートポンプユニット2の加熱制御を行う加熱制御部、28は給湯及び風呂の制御を行う制御装置である。具体的に制御装置28は、予め設定された設定温度の湯を予め設定された設定湯量で浴槽への湯張りを行う湯張り運転と、前記湯張り運転完了後から保温インターバル時間が経過する毎に浴槽の湯を前記設定温度に沸き上げる追い焚き運転とからなる風呂自動運転(風呂自動運転モード)の制御をしている。
また、制御装置28には、風呂自動運転時、湯張り運転完了後から保温インターバル時間を計時すると共に、人が入浴してからの入浴タイマーを計時するタイマー手段29が設けられている。
30は制御装置28と通信可能で、浴室内に設けられた浴室内リモコンであり、風呂自動運転の目標温度である設定温度と、目標湯量である設定湯量の設定をする操作部31と、設定内容を表示する表示部32と、浴室内における人の有無を検出する人感センサ33とが設けられている。
人感センサ33は、検出エリア内の熱源の温度変化量を検出する焦電センサであり、浴室に人がいることを検出する。具体的には、人感センサ33は、人が移動したときや手足などを動かすことによる検出エリアの温度変化を検出することにより、浴室内に人が在室しているか否かを検出するものであり、人感センサ33の検出結果に基づいて、制御装置28に設けられた入室判定手段34で浴室内への入室と浴室外への退室との判定を行う。
また、制御装置28には、浴槽3に人が入浴したのか、又は、浴槽3から人が出浴したのかを判定する入浴判定手段35が設けられている。具体的には、入浴判定手段35は、風呂循環ポンプ19が停止している時に、人が浴槽3内に入浴又は浴槽3外に出たときの出浴で生じる圧力変化を水位センサ22で検出し、検出結果に基づいて、人の入浴又は出浴を判定している。
そして、36は制御装置28と通信可能で、浴室内に設けられた浴室外リモコンであり、浴室内リモコン30と同様に操作部31、表示部32を有しているが、人感センサ33は備えていないリモコンである。また、操作部31のスイッチのうち、風呂自動運転の開始を指示する風呂自動運転スイッチ31aと、後述する風呂自動運転とは異なる特殊運転の開始を指示する特殊運転スイッチ31bとをそれぞれ設けても良く、表示部32に表示される風呂自動運転モードのアイコンや、特殊運転モードのアイコンを選択しても良い。
次に、沸き上げ運転について説明する。
沸き上げ要求があると、制御装置28は、貯湯タンク1とヒートポンプユニット2を繋ぐ配管の途中にある加熱循環ポンプ5を駆動して、貯湯タンク1内下部から水をくみ上げ、ヒートポンプユニット2で温めて貯湯タンク1上部に戻す動作を続ける事により徐々に貯湯タンク1内の水が高温水へと沸き上げる。
次に、給湯動作ついて説明する。
給湯栓12が開かれると給水管7から給水され、貯湯タンク1下部に流入すると共に給水バイパス管9を通り、貯湯タンク1上部から押し出された高温水と給水バイパス管9の給水が給湯混合弁10で混ぜ合わされ、設定温度と給湯サーミスタ13で検出された温度が同じなるように調整された湯水が給湯栓12から給湯される。
また、風呂自動運転モードについて図2のフローチャートに基づいて説明する。
浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36の風呂自動運転スイッチ31aが押されると(S1がYes)、制御装置28は湯張り弁24を開弁し、給水管7から給水を供給し、貯湯タンク1下部に流入すると共に給水バイパス管9を通り、貯湯タンク1上部から押し出された高温水と給水バイパス管9の給水が給湯混合弁10で混ぜ合わされ、予め操作部31で設定された設定温度と風呂温度センサ21で検出された温度が同じになるように調整された湯水が浴槽3に流入されることで湯張り運転が開始される(S2)。
そして、風呂流量センサ25で流れた流量を検出して、流れた流量の合計積算値が予め操作部31で設定された設定湯量分流れたら(S3がYes)、制御装置28が湯張り弁24を閉状態にすることで湯張り運転を完了する(S4)。
そして、浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36の表示部32や図示しないスピーカなどの報知部から湯張り運転が完了したことを報知する(S5)。
そして、湯張り運転が完了したあと、浴槽3の湯を設定温度に保温する保温運転を開始する(S6)。まず、制御装置28のタイマー手段29は、保温カウントのカウントを開始する(S7)。
風呂自動運転モードの場合、制御装置28はタイマー手段29でカウントしている保温カウントが所定の保温インターバル時間(ここでは30分)を経過したかを確認し(S8)、保温カウントが所定の保温インターバル時間を経過する毎に風呂循環ポンプ19が駆動して、風呂温度センサ21で検出した風呂温度を監視し、風呂温度が追い焚き開始温度(ここでは40℃)よりも低くなった場合、浴槽3の湯水と貯湯タンク1内の風呂熱交換器18とを風呂循環回路17を介して循環させ、風呂温度を予め浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36で設定された設定温度まで昇温する(S9)。そして保温カウントをリセットしてS7に戻る(S10)。この動作を湯張り完了後から浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36で予め設定された所定期間(ここでは約3時間)の間、保温インターバル時間経過する毎に行われ(ここでは約30分毎)、この繰り返し動作を保温運転とする。
そして、この湯張り運転が完了したあとの保温運転が開始されることで、制御装置28は入室判定手段34と入浴判定手段35の動作による本実施形態の動作が開始するものであり、浴室内リモコン30又は浴室外に設けられた浴室外リモコン36の電源を切ること、又は、所定期間の保温運転が終了することで、制御装置28は入室判定手段34と入浴判定手段35の動作による本実施形態の動作が停止するようにしている。また、浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36操作によって追い焚き運転による保温運転を任意で開始もしくは解除するようにしても良い。
次に、風呂自動運転(風呂自動運転モード)とは異なる特殊運転(特殊運転モード)について詳しく説明する。
まず、特殊運転モードの具体的な例をあげると、例えば「半身浴モード」、「身体の柔軟性UPモード」、「冷え解消モード」、「快眠モード」等がある。「半身浴モード」は、湯量を少なめにすることで、血圧の上昇や水圧による内臓の圧迫などの身体的負担を軽減させ、長い時間をかけて身体を温める入浴法である。「身体の柔軟性UPモード」は、入浴中の運動は身体に負担をかけるため、少しぬるめの湯に短時間でストレッチを行うことで柔軟性や基礎代謝を向上させる入浴法である。「冷え解消モード」は、全身に浮力を感じる程度に湯量を増やし、少し温浴を感じる温度の湯で少し長めに入浴し、リラックスと血行促進を促す入浴法である。「快眠モード」は、ぬるめの湯に長い時間入浴することで、心拍数を下げて体をリラックスさせ、副交感神経の働きを優位にさせる入浴法である。
また、それぞれの設定情報について説明すると(基準の設定情報は「設定温度42℃/設定湯量180L/入浴タイマー10分」とする。)、「半身浴モード」の設定情報は、「設定温度40℃/設定湯量120L/入浴タイマー25分」。「身体の柔軟性UPモード」の設定情報は、「設定温度41℃/設定湯量180L/入浴タイマー5分」。「冷え解消モード」は、「設定温度40℃/設定湯量200L/入浴タイマー15分」。「快眠モード」の設定情報は、「設定温度39℃/設定湯量180L/入浴タイマー20分」である。
この特殊運転モードの各設定情報になるように毎回浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36を操作するのは手間がかかるため、制御装置28には、各特殊運転モードに関連した設定温度と設定湯量と入浴タイマーとを一括のセット情報として記憶できる記憶手段37を設けた。
記憶手段37に記憶されたセット情報を出力する場合、浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36に設けられた特殊運転スイッチ31bを操作することで、設定情報の書き換えが可能である。また、特殊運転モードが複数ある場合には、表示部32に表示される特殊運転モードのアイコンのうちから1つを選択して出力するようにすることで、特殊運転が複数記憶されていても所望の特殊運転モードを選択することができる。
次に特殊運転モードの動作について図3のフローチャートに基づいて説明する。
浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36の特殊運転スイッチ31bが押されると(S11がYes)、制御装置28は、記憶手段37に記憶されている所望の特殊運転に関連したセット情報を出力し(S12)、現在の設定温度と設定湯量(記憶手段37に入浴タイマーを含む設定情報が記憶されている場合は入浴タイマーの設定カウントを含む)を変更する(S13)。
そして、制御装置28は湯張り弁24を開弁し、給水管7から給水を供給し、貯湯タンク1下部に流入すると共に給水バイパス管9を通り、貯湯タンク1上部から押し出された高温水と給水バイパス管9の給水が給湯混合弁10で混ぜ合わされ、記憶手段37で記憶されたセット情報から出力された設定温度と風呂温度センサ21で検出された温度が同じになるように調整された湯水が浴槽3に流入されることで湯張り運転が開始される(S14)。
そして、風呂流量センサ25で流れた流量を検出して、流れた流量の合計積算値が記憶手段37で記憶されたセット情報から出力された設定湯量分流れたら(S15がYes)、制御装置28が湯張り弁24を閉状態にすることで湯張り運転を完了する(S16)。
そして、浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36の表示部32や図示しないスピーカなどの報知部から湯張り運転が完了したことを報知する(S17)。
そして、湯張り運転が完了したあと、浴槽3の湯を設定温度に保温する保温運転を開始する(S18)。まず、制御装置28のタイマー手段29は、保温カウントを開始する(S19)。
特殊運転モードの場合、制御装置28はタイマー手段29でカウントしている保温カウントが所定の短縮インターバル時間(ここでは15分)を経過したかを確認し(S20)、保温カウントが短縮インターバル時間を経過した場合(S20がYes)、浴槽3の湯水と貯湯タンク1内の風呂熱交換器18とを風呂循環回路17を介して循環させ、風呂温度を予め浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36で設定された設定温度まで昇温する追い焚き運転を開始する(S21)。そして保温カウントをリセットしてS19に戻る(S22)。この動作を湯張り完了後から浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36で予め設定された所定期間(ここでは約3時間)の間、短縮インターバル時間経過する毎に行われ(ここでは約15分毎)、この繰り返し動作を保温運転とする。
このように、特殊運転モードで保温運転を行う場合は、保温インターバル時間を保温インターバル時間よりも短い短縮インターバル時間に変更して保温運転を行うので、所望の温度の浴槽に入浴することができる。
次に、図2のS8や図3のS20の保温運転開始時に並行して行う入室判定手段34と入浴判定手段35の動作及び入浴タイマーが設定されている場合の動作について図4のフローチャートに基づいて説明する。
S6又はS18で保温運転が開始されると、入室判定手段34は、人感センサ33の検出値に基づいて浴室に人がいるか否かを確認し(S23)、人が浴室にいると判定されて(S23がYes)、水位センサ22の検出値に基づいて入浴判定手段35が入浴ありと判定した場合は(S25がYes)、タイマー手段29は入浴タイマーのカウントを始める(S26)。この入浴タイマーは、風呂自動運転モードの場合、予め設定された設定カウントに基づいてタイマー手段29がカウントし、特殊運転モードの場合、記憶手段37に記憶されたセット情報から出力された設定カウントに基づいてタイマー手段29がカウントする。
また、人が入室して(S23がYes)、入浴せずに(S25がNo)、退室した場合は(S24がNo)、S23に戻る。
これは、浴槽に湯張り運転したにも関わらず、入浴しなかったので、所用で浴室に入室しただけと判断する。
そして、制御装置28は、入浴判定手段35で出浴したか否かを確認しつつ(S27)、入浴カウントが設定カウントに到達したかを確認し(S28)、入浴カウントが設定カウントを超えた場合(S28がYes)、浴室内リモコン30の表示部32又は図示しないスピーカ等の報知部から出浴を促す報知を行う(S29)。
出浴を促す報知を行ったあと(S29)、入浴判定手段35で人が浴槽から出浴し他かどうかを確認し(S30)、人が浴槽から出浴したと判定した場合(S30がYesu)、S31へ進む。
また、入浴カウントが設定カウントを超えない状態で(S28がNo)、入浴判定手段35で人が浴槽から出浴したと判定した場合(S27がNo)、S31へ進む。
その後、浴室から退室したかどうかを確認し(S31)、入室判定手段34で退室が判定されるとS32へ進む。
人が浴室から退室したと判定された場合、制御装置28は、運転モードが風呂自動運転モードであるか特殊運転モードかどうかを確認し(S32)、特殊運転モードである場合は(S32がYes)短縮インターバル時間を通常の保温インターバル時間に変更する(S33)。
このように、特殊な条件で入浴をしたい場合、設定温度、設定湯量、入浴タイマーの設定カウントのように複数の設定を変えずにセット情報として記憶手段37に記憶させておくことで、特殊運転スイッチ31bを操作することで、一括で設定することができるので使い勝手がよく、人が浴槽に入浴して出浴し、退室した場合に短縮インターバル時間を保温インターバル時間に戻すため、最初に入浴した人は確実に所望の入浴を行うことができると共に、退室後は通常の保温インターバル時間に戻すため、次の入浴までに時間が空いてしまってもエネルギーロスの少ない保温運転を提供することができる。
また、短縮インターバル時間毎に追い焚きを行っているので、特殊運転における一番効果が得られる設定温度に近しい温度付近で保温することができ、使い勝手の良い風呂給湯装置を提供することができる。
図4のフローチャートでは、特殊運転モードである場合、人が入浴をしてから出浴して退室をしたとき、個人が所望している入浴が完了したことから短縮インターバル時間から保温インターバル時間に切り替えているが、複数人が特殊運転モードを所望している場合では、図5のフローチャートのように入室判定手段34の判定に基づいて保温インターバル時間を制御することもできる。次に、この図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、運転モードが特殊運転モードであるかどうかを確認し(S34)、特殊運転モードである場合(S34がYes)、入室判定手段34は人が浴室に入室しているかどうかを確認する(S35)。
人が浴室にいない場合は(S35がYes)、制御装置28はタイマー手段29でカウントしている保温カウントが所定の保温インターバル時間(ここでは30分)を経過したかを確認し(S36)、浴槽3の湯水と貯湯タンク1内の風呂熱交換器18とを風呂循環回路17を介して循環させ、風呂温度を予め浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36で設定された設定温度まで昇温する(S37)。そして保温カウントをリセットする(S38)。
そして、保温運転開始から所定期間が経過したかどうかを確認し(S39)、所定期間(ここでは約3時間)が経過していない場合は(S39がNo)、S35に戻り、動作を繰り返して保温運転を行う。そして、保温運転を繰り返し、所定期間(ここでは約3時間)が経過すると(S39がYes)、保温運転を完了する(S40)。
また、浴室に人がいる状態が継続し(S35がNo、S41がYes)、制御装置28はタイマー手段29でカウントしている保温カウントが所定の短縮インターバル時間(ここでは15分)を経過したかを確認し(S42)、短縮インターバル時間が経過すると、浴槽3の湯水と貯湯タンク1内の風呂熱交換器18とを風呂循環回路17を介して循環させ、風呂温度を予め浴室内リモコン30及び浴室外リモコン36で設定された設定温度まで昇温する(S43)。そして保温カウントをリセットする(S44)。
そして、保温運転開始から所定期間が経過したかどうかを確認し(S45)、所定期間(ここでは約3時間)が経過していない場合は(S45がNo)、S35に戻り、動作を繰り返して保温運転を行う。そして、保温運転を繰り返し、所定期間(ここでは約3時間)が経過すると(S45がYes)、保温運転を完了する(S46)。
このように、特殊運転モードで入浴したい人が複数いた場合でも、浴室に入室したときに保温インターバル時間を短縮インターバル時間に切り替えるため、次の人が入浴するときに特殊運転による入浴効果を提供することができると共に、人が浴室にいないときは不必要な追い焚きを防止することができ、エネルギーロスを低減することができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で改変する事を妨げるものではなく、例えば、今回はヒートポンプ式貯湯給湯機を用いて説明したが、貯湯タンク1内にヒーターを設けたものやバーナなどの熱源で湯水を加熱する給湯機でもよいものである。
また、本発明の短縮インターバル時間は15分としているが、入室判定手段34で人が浴室にいる場合に限り短縮インターバル時間の時間をさらに短くすることで、特殊運転モードによる温熱効果を最大限に受けることが可能であり、また、人が浴室にいない場合は保温インターバル時間を長くして省エネ保温にすることで、エネルギー低減と快適性の両方の効果を得ることもできる。
1 貯湯タンク
3 浴槽
17 風呂循環回路
18 風呂熱交換器
21 風呂温度センサ
22 水位センサ
25 風呂流量センサ
28 制御装置
29 タイマー手段
30 浴室内リモコン
31 操作部
31a 風呂自動運転スイッチ
31b 特殊運転スイッチ
33 人感センサ
34 入室判定手段
35 入浴判定手段
37 記憶手段

Claims (3)

  1. 予め設定された設定温度の湯を予め設定された設定湯量で浴槽への湯張りを行う湯張り運転と、前記湯張り運転完了後からの時間をカウントし、保温インターバル時間が経過する毎に浴槽の湯を前記設定温度に沸き上げる追い焚き運転とからなる風呂自動運転モードを制御する制御装置と、
    前記制御装置と通信可能に接続され、前記設定温度と前記設定湯量との設定情報をそれぞれ設定することが可能であると共に、前記風呂自動運転モードとは異なる特殊運転モードへの変更が可能な操作部を有したリモコンとを備え、
    前記制御装置には、前記特殊運転モードに関連した前記設定温度と前記設定湯量とを一括のセット情報として記憶できる記憶手段を設け、
    前記制御装置は、前記特殊運転モードで運転することを前記リモコンで選択されると、前記記憶手段に記憶された前記セット情報に基づいて、前記湯張り運転と前記追い焚き運転を行う風呂給湯装置において、
    前記制御装置は、前記特殊運転モードが選択された場合、前記保温インターバル時間を前記保温インターバル時間よりも短い短縮インターバル時間に切り替えるようにしたことを特徴とする風呂給湯装置。
  2. 前記風呂給湯装置は
    浴槽の水位を検出する水位センサと、
    前記水位センサに基づいて入浴しているか否かを判定する入浴判定手段と、
    前記入浴判定手段が入浴したと判定してからの時間をカウントし、予め設定された設定カウントに到達すると出浴を促す入浴タイマーとを設け、
    前記設定カウントは、前記セット情報内の前記設定情報の1つとして設定できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の風呂給湯装置。
  3. 前記風呂給湯装置は、
    浴室内に人が在室しているか否かを検出する人感センサと、
    前記人感センサに基づいて人が浴室から退室したことを判定する入室判定手段とを設け、
    前記特殊運転モードが選択されていた場合、前記入室判定手段で人が浴室から退室したと判定すると、前記短縮インターバル時間から前記保温インターバル時間に切り替えるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の風呂給湯装置。
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