JP2023144193A - 給湯装置 - Google Patents

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JP2023144193A JP2022051038A JP2022051038A JP2023144193A JP 2023144193 A JP2023144193 A JP 2023144193A JP 2022051038 A JP2022051038 A JP 2022051038A JP 2022051038 A JP2022051038 A JP 2022051038A JP 2023144193 A JP2023144193 A JP 2023144193A
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Abstract

【課題】最低運転時間以上の昼間沸き上げ時間を確実に確保するとともに、昼間沸き上げの効果の高い時間帯を設定させやすくする給湯装置を提供すること。
【解決手段】本発明の給湯装置は、制御装置30は、加熱装置20が貯湯タンク10内の湯水を加熱する、沸き上げ運転モード31を有し、沸き上げ運転モード31は、昼間時間帯に沸き上げ運転を実行する昼間時間帯モード31Aと、夜間時間帯に沸き上げ運転を実行する夜間時間帯モード31Bとを有し、操作手段40では、時刻設定画面42が表示され、操作手段40によって使用者が昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定する際には、推奨昼間運転時間帯とが表示されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、沸き上げ運転モードを有する給湯装置に関する。
特許文献1は、貯湯タンクと、貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱装置と、制御装置と、を備え、制御装置は、加熱装置が貯湯タンク内の湯水を加熱する、沸き上げ運転モードを有し、沸き上げ運転モードは、加熱装置が他の機器が発電する電力を活用して、昼間時間帯に沸き上げ運転を実行する昼間時間帯モードを含み、使用湯量のみならず、電力の需要バランスを考慮して沸き上げ運転が行える給湯装置を開示している。
また、特許文献2は、夜間時間帯での沸き上げ運転である夜間沸き上げ運転により必要熱量を貯湯タンクに貯える第一モードと、昼間時間帯での沸き上げ運転である昼間沸き上げ運転と夜間沸き上げ運転との両方、または昼間沸き上げ運転のみにより、必要熱量を貯湯タンクに貯える第二モードとを切り替え可能とした貯湯式給湯装置を開示している。
特開2018-189347号公報 特開2019-95099号公報
特許文献1や特許文献2のように、昼間時間帯での沸き上げ運転が行われる場合が増えてきており、最低運転時間以上の昼間沸き上げ時間を確保することが望まれている。
本発明は、最低運転時間以上の昼間沸き上げ時間を確実に確保するとともに、昼間沸き上げの効果の高い時間帯を設定させやすくする給湯装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の給湯装置は、貯湯タンク10と、前記貯湯タンク10内の湯水を加熱する加熱装置20と、制御装置30と、操作手段40とを備え、前記制御装置30は、前記加熱装置20が前記貯湯タンク10内の前記湯水を加熱する、沸き上げ運転モード31を有し、前記沸き上げ運転モード31は、昼間時間帯に沸き上げ運転を実行する昼間時間帯モード31Aと、夜間時間帯に前記沸き上げ運転を実行する夜間時間帯モード31Bとを有し、前記操作手段40では、時刻設定画面42が表示され、前記操作手段40によって使用者が昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定する際には、推奨昼間運転時間帯が表示されることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の給湯装置において、前記制御装置30には、前記昼間時間帯の運転開始時刻として設定が可能な昼間運転開始設定可能時刻と、前記昼間時間帯の運転終了時刻として設定が可能な昼間運転終了設定可能時刻と、前記昼間時間帯で前記沸き上げ運転を実行しなければならない最低昼間運転時間と、前記昼間時間帯における前記沸き上げ運転の実行が好ましい時間帯として、前記昼間運転開始設定可能時刻以降、前記昼間運転終了設定可能時刻以前で、昼間運転設定可能最大時間よりも短い時間で設定される前記推奨昼間運転時間帯と、があらかじめ記憶され、前記操作手段40では、前記昼間運転開始設定可能時刻以前、前記昼間運転終了設定可能時刻以降では前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とを設定できず、前記推奨昼間運転時間帯でなくても、前記昼間運転開始設定可能時刻以降、前記昼間運転終了設定可能時刻以前であれば前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とを設定でき、前記操作手段40によって前記使用者が前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とを設定する際には、前記推奨昼間運転時間帯による推奨昼間運転開始時刻と推奨昼間運転終了時刻とが表示され、表示された前記推奨昼間運転開始時刻と前記推奨昼間運転終了時刻とを、前記使用者が変更することで、前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とが入力され、入力された前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とから入力運転時間が算出され、算出された前記入力運転時間が前記最低昼間運転時間以上であるかが判断され、前記入力運転時間が前記最低昼間運転時間以上であれば設定が完了し、前記入力運転時間が前記最低昼間運転時間未満であれば再入力を求めることを特徴とする。
請求項3記載の本発明の給湯装置は、請求項2に記載の給湯装置において、前記最低昼間運転時間と前記推奨昼間運転時間帯とがそれぞれ異なる複数の電力制度をあらかじめ記憶し、前記操作手段40によって前記使用者が複数の前記電力制度からいずれか1つの前記電力制度を選択できることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の給湯装置において、前記最低昼間運転時間で前記沸き上げ運転を実行することで、前記昼間時間帯モード31Aで沸き上げる昼間沸き上げ湯量を、1日の総沸き上げ湯量に対して所定比率以上とすることを特徴とする。
本発明によれば、推奨昼間運転開始時刻と推奨昼間運転終了時刻とを表示することで推奨昼間運転時間帯の設定に導くことができ、入力された昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とから入力運転時間を算出し、算出された入力運転時間が最低昼間運転時間以上である場合に設定を完了させることで確実に昼間沸き上げ時間を確保することができる。
本発明の一実施例による給湯装置の構成図 同給湯装置の動作説明図 同給湯装置の制御フロー図 同給湯装置における昼間運転時間の設定手順を示すフロー図
本発明の第1の実施の形態による給湯装置は、制御装置は、加熱装置が貯湯タンク内の湯水を加熱する、沸き上げ運転モードを有し、沸き上げ運転モードは、昼間時間帯に沸き上げ運転を実行する昼間時間帯モードと、夜間時間帯に沸き上げ運転を実行する夜間時間帯モードとを有し、操作手段では、時刻設定画面が表示され、操作手段によって使用者が昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定する際には、推奨昼間運転時間帯が表示されるものである。本実施の形態によれば、使用者が昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定する際には、最初に推奨昼間運転時間帯が表示されることで確実に昼間沸き上げ運転を行わせることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による給湯装置において、制御装置には、昼間時間帯の運転開始時刻として設定が可能な昼間運転開始設定可能時刻と、昼間時間帯の運転終了時刻として設定が可能な昼間運転終了設定可能時刻と、昼間時間帯で沸き上げ運転を実行しなければならない最低昼間運転時間と、昼間時間帯における沸き上げ運転の実行が好ましい時間帯として、昼間運転開始設定可能時刻以降、昼間運転終了設定可能時刻以前で、昼間運転設定可能最大時間よりも短い時間で設定される推奨昼間運転時間帯と、があらかじめ記憶され、操作手段では、昼間運転開始設定可能時刻以前、昼間運転終了設定可能時刻以降では昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定できず、推奨昼間運転時間帯でなくても、昼間運転開始設定可能時刻以降、昼間運転終了設定可能時刻以前であれば昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定でき、操作手段によって使用者が昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定する際には、推奨昼間運転時間帯による推奨昼間運転開始時刻と推奨昼間運転終了時刻とが表示され、表示された推奨昼間運転開始時刻と推奨昼間運転終了時刻とを、使用者が変更することで、昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とが入力され、入力された昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とから入力運転時間が算出され、算出された入力運転時間が最低昼間運転時間以上であるかが判断され、入力運転時間が最低昼間運転時間以上であれば設定が完了し、入力運転時間が最低昼間運転時間未満であれば再入力を求めるものである。本実施の形態によれば、入力された昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とから入力運転時間を算出し、算出された入力運転時間が最低昼間運転時間以上である場合に設定を完了させることで確実に昼間沸き上げ時間を確保することができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による給湯装置において、最低昼間運転時間と推奨昼間運転時間帯とがそれぞれ異なる複数の電力制度をあらかじめ記憶し、操作手段によって使用者が複数の電力制度からいずれか1つの電力制度を選択できるものである。本実施の形態によれば、最適な条件を選択しやすくなる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3のいずれかの実施の形態による給湯装置において、最低昼間運転時間で前記沸き上げ運転を実行することで、昼間時間帯モードで沸き上げる昼間沸き上げ湯量を、1日の総沸き上げ湯量に対して所定比率以上とするものである。本実施の形態によれば、昼間沸き上げを確実に行わせることができる。夜間に比較して昼間は、放熱が少ないために保温性が高く、気温が高いことでくみ上げる熱量も多くなるため、昼間沸き上げを確実に行わせることが有効である。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施例による給湯装置の構成図である。
本実施例による給湯装置は、貯湯タンク10と、貯湯タンク10内の湯水を加熱する加熱装置20と、加熱装置20を制御する制御装置30と、使用者が制御装置30の設定条件を設定できる操作手段40とを備えている。
貯湯タンク10の湯水は、貯湯タンク10の底部から導出し、沸き上げ配管11を通じて加熱装置20に通水され、加熱装置20で高温に沸き上げられた後に貯湯タンク10の上部から導入され、貯湯タンク10に貯湯される。高温に沸き上げられた貯湯タンク10内の湯水は、給湯栓12が開栓されると、混合弁13によって給水配管14からの給水と所定温度に混合されて給湯栓12から給湯される。
給湯栓12から給湯されることによって貯湯タンク10内で不足する湯水は、貯湯タンク10の底部に接続した給水配管14から供給され、貯湯タンク10内は常に湯水で満たされている。
貯湯タンク10から加熱装置20に至る沸き上げ配管11には循環ポンプ16を有しており、循環ポンプ16が動作することで、貯湯タンク10の湯水は、加熱装置20に通水され、貯湯タンク10に貯湯される。沸き上げ配管11は、貯湯タンク10の底部の湯水を加熱装置20に導き、加熱装置20で加熱された湯水を貯湯タンク10の頂部に導いている。このように、貯湯タンク10の底部の湯水を導出し、加熱された湯水を貯湯タンク10の頂部に導くことで、貯湯タンク10内には、高温層と低温層との間に混合層が形成される。
貯湯タンク10から給湯栓12に至る給湯配管15には、給湯栓12に供給する湯量を検知する給湯流量検知手段17を備えている。
貯湯タンク10の中間下部には残湯温度検知手段18aを備え、貯湯タンク10の下部に給水する給水配管14又は貯湯タンク10の下部には給水温度検知手段18bを備え、貯湯タンク10から循環ポンプ16に至る沸き上げ配管11には入水温度検知手段18cを備え、加熱装置20から貯湯タンク10の頂部に至る沸き上げ配管11には沸き上げ温度検知手段18dを備えている。
残湯温度検知手段18aは、使用湯量に応じた残湯温度を検知するもので、使用湯量が貯留された状態で形成される混合層の位置に配置される。
加熱装置20には、圧縮機、放熱器、減圧器、及び蒸発器から構成されるヒートポンプ装置が適している。ヒートポンプ装置を加熱装置20として用いる場合には、放熱器での放熱を加熱源として利用する。加熱装置20をヒートポンプ装置とすることで、電力を有効に利用することができる。
制御装置30は、加熱装置20が貯湯タンク10内の湯水を加熱する、沸き上げ運転モード31を有している。沸き上げ運転モード31として、昼間時間帯に沸き上げ運転を実行する昼間時間帯モード31Aと、夜間時間帯に沸き上げ運転を実行する夜間時間帯モード31Bとを有している。
制御装置30は、タイマー手段32を有している。タイマー手段32は時間を計時し、タイマー手段32によって年月日及び時刻を判定できる。従って、昼間時間帯や夜間時間帯は、タイマー手段32によって判定する。昼間時間帯と夜間時間帯とは、あらかじめ設定される他、操作手段40での操作によって変更されるものであってもよい。例えば、昼間時間帯は9時から16時までと、夜間時間帯は23時から6時までと設定する。
制御装置30は、使用湯量記憶手段33Aと、給水温度記憶手段33Bと、設定条件記憶手段33Cとを有している。
使用湯量記憶手段33Aは、給湯流量検知手段17で検知される湯量を、タイマー手段32で計時される時刻とともに記憶する。使用湯量記憶手段33Aには、1日分、1週間分、1ヶ月分、及び1年分のような所定期間における時間帯別の湯量を、使用湯量履歴として記憶している。
給水温度記憶手段33Bは、給水温度検知手段18bで検知される給水温度を、タイマー手段32で計時される時刻とともに記憶する。給水温度記憶手段33Bには、1日分、1週間分、1ヶ月分、及び1年分のような所定期間における時間帯別の給水温度を記憶している。
なお、制御装置30によって貯湯タンク10内の温水の熱量が最小になると推定される夜間時間帯に循環ポンプ16を動作させ、循環ポンプ16を動作させた後に、残湯温度検知手段18a、給水温度検知手段18b、入水温度検知手段18cで湯水の温度を検知することで、貯湯タンク10内の温水の影響を受けることなく給水温度を検知でき、更に貯湯タンク10内の温水の熱量が最小になると推定される夜間時間帯に循環ポンプ16を動作させることで、循環ポンプ16の動作時間を短くしても貯湯タンク10内の温水の影響を受けることなく給水温度を検知できる。
設定条件記憶手段33Cは、昼間時間帯モード31Aが実行される、昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とが記憶される。これらの設定条件は操作手段40によって設定される。
制御装置30は、1日の総沸き上げ湯量を算出する総沸き上げ湯量算出手段34Aと、夜間時間帯モード31Bで沸き上げる最小沸き上げ湯量を決定する最小沸き上げ湯量決定手段34Bと、操作手段40で設定された昼間設定運転時間での設定沸き上げ湯量を算出する設定沸き上げ湯量算出手段34Cと、設定沸き上げ湯量と最小沸き上げ湯量との合計湯量と1日の総沸き上げ湯量とを比較する沸き上げ湯量比較手段34Dとを有している。
総沸き上げ湯量算出手段34Aでは、使用湯量記憶手段33Aに記憶されている使用湯量履歴によって1日の総沸き上げ湯量を算出する。
最小沸き上げ湯量決定手段34Bでは、給水温度記憶手段33Bに記憶されている給水温度によって最小沸き上げ湯量を決定する。ここでの給水温度は、検知時点での給水温度を用いることができるが、例えば過去7日間の最低温度、最高温度、又は平均温度を用いてもよい。過去の所定期間における最低温度を用いることで湯切れの発生を防止できる。最小沸き上げ湯量は、給水温度とともに外気温度や使用湯量(熱量)によって決定することもできる。
また、最小沸き上げ湯量を、夏季用最小沸き上げ湯量、冬季用最小沸き上げ湯量、中間期用最小沸き上げ湯量に区分して決定することもできる。
設定沸き上げ湯量算出手段34Cでは、設定条件記憶手段33Cに記憶されている昼間設定運転時間によって設定沸き上げ湯量を算出する。
沸き上げ湯量比較手段34Dでは、総沸き上げ湯量算出手段34Aで算出される1日の総沸き上げ湯量、最小沸き上げ湯量決定手段34Bで決定される最小沸き上げ湯量、及び設定沸き上げ湯量算出手段34Cで算出される設定沸き上げ湯量を用いる。
沸き上げ湯量比較手段34Dにおいて、設定沸き上げ湯量と最小沸き上げ湯量との合計湯量が1日の総沸き上げ湯量以上であれば、昼間運転時間算出手段35Aによって合計湯量が総沸き上げ湯量となるように昼間時間帯モード31Aでの昼間運転時間を算出する。
昼間運転時間比較手段35Bでは、昼間時間帯モード31Aで算出された昼間運転時間と、設定条件記憶手段33Cに記憶されている昼間設定運転時間とを比較する。
昼間運転時間比較手段35Bにおいて、昼間運転時間より昼間設定運転時間が短い場合には、昼間運転終了時刻決定手段35Cでは、設定条件記憶手段33Cに記憶されている昼間運転終了時刻を運転終了時刻として決定し、昼間時間帯モード31Aでは昼間設定運転時間で沸き上げ運転を行う。
昼間運転時間比較手段35Bにおいて、昼間運転時間より昼間設定運転時間が長い場合には、昼間時間帯モード31Aは、操作手段40で設定された時刻で沸き上げ運転を開始し、昼間運転終了判断手段35Dによって昼間沸き上げ運転を終了する。
昼間運転終了判断手段35Dでは、残湯温度検知手段18a又は入水温度検知手段18cで検出される検出温度が設定温度に到達すると沸き上げ運転終了を判断する。なお、残湯温度検知手段18aで検出される検出温度が設定残湯温度に到達し、入水温度検知手段18cで検出される検出温度が設定入水温度に到達することを運転終了の判断条件とすることが好ましい。
更に、後述するように、総沸き上げ湯量から沸き上げレベルを設定し、設定温度を、沸き上げレベルに応じて変更することが好ましい。
また、制御装置30は、沸き上げ温度検知手段18dで検出される沸き上げ温度が沸き上げ設定温度となるように加熱装置20を制御し、沸き上げ設定温度を、沸き上げレベルに応じて変更することが好ましい。
また、合計湯量が1日の総沸き上げ湯量以上であれば、昼間時間帯モード31Aでの昼間運転時間を昼間設定運転時間より短くすることで必要以上の沸き上げを防ぐことができる。
沸き上げ湯量比較手段34Dにおいて、設定沸き上げ湯量と最小沸き上げ湯量との合計湯量が総沸き上げ湯量未満であれば、夜間運転時間算出手段36Aによって合計湯量が総沸き上げ湯量となるように夜間時間帯モード31Bでの夜間運転時間を算出する。
夜間運転時間算出手段36Aでは、合計湯量が総沸き上げ湯量未満であれば、夜間時間帯モード31Bでの夜間運転時間を長くすることで沸き上げ不足を無くすことができる。
制御装置30では、夜間時間帯モード31Bはあらかじめ設定された夜間運転終了時刻で運転を終了するように設定され、夜間運転時間算出手段36Aで夜間運転時間を算出した場合には、夜間運転開始時刻決定手段36Bによって夜間時間帯モード31Bでの夜間運転開始時刻を決定する。
このように、夜間時間帯モード31Bでは夜間運転終了時刻を一定とすることで、湯が使用されるまでの間での貯湯タンク10での湯温低下を防止でき、昼間時間帯モード31Aでは設定された昼間運転開始時刻から運転を開始することで貯湯タンク10に早期に温水を補充できるため、最小沸き上げ湯量を少なく設定することができる。
図2は本実施例による給湯装置の動作説明図である。
本実施例では、制御装置30は、昼間時間帯を9時から16時、夜間時間帯は23時から6時と設定し、昼間時間帯における最低昼間運転時間を例えば4時間に設定している。なお、最低昼間運転時間は4時間に限られるものではない。
図2(a)は、給湯の使用例を示している。例えば、図2(a)に示すように、18時から22時まで、7時、及び12時に湯を使用する。
図2(b)は貯湯タンク10の湯水の状態を示している。
図2(c)及び図2(d)は加熱装置20の運転時間帯を示している。
制御装置30で設定した夜間時間帯の開始時刻である23時になると、循環ポンプ16を動作させ、給水温度を検知する。そして、最小沸き上げ湯量決定手段34Bでは、検知した給水温度によって最小沸き上げ湯量を決定する。なお、給水温度は、過去の一定期間に検知された給水温度を用いることが好ましい。
このように、本実施例では6時から9時までに使用される必要湯量を、季節に応じて変動する給水温度によって決定することで、夜間時間帯モード31Bで沸き上げる最小沸き上げ湯量を、年間を通じて最適な必要最小量とすることができ、湯切れを発生させずに効率よく昼間時間帯モード31Aでの沸き上げを行うことができる。
また、制御装置30は、夜間時間帯の開始時刻である23時になると、総沸き上げ湯量算出手段34Aによって1日の総沸き上げ湯量を算出する。
図2(c)に示す運転状態Aは、昼間設定運転時間での設定沸き上げ湯量と最小沸き上げ湯量との合計湯量が1日の総沸き上げ湯量以上となる場合を示している。
運転状態Aは、使用者が昼間設定運転時間として9時から16時を設定している場合である。
制御装置30は、昼間設定運転時間での設定沸き上げ湯量と最小沸き上げ湯量との合計湯量が1日の総沸き上げ湯量以上であれば、合計湯量が総沸き上げ湯量となるように昼間時間帯モード31Aでの昼間運転時間を算出する。
図2(c)では、算出された昼間運転時間が4時間である場合を示している。昼間運転開始時刻は9時であるため、昼間運転時間で沸き上げ運転を行う場合には昼間運転終了予定時刻は13時となる。
本実施例では、図2(c)に示すように、昼間運転時間より昼間設定運転時間が長い場合には、13時を沸き上げ運転終了時刻とすることなく、残湯温度検知手段18aで検出される検出温度が設定残湯温度に到達し、入水温度検知手段18cで検出される検出温度が設定入水温度に到達することで沸き上げ運転を終了させることにより、例えば12時40分に沸き上げ運転を終了させることができる。
夜間時間帯モード31Bでは、決定された最小沸き上げ湯量を沸き上げる。制御装置30では、あらかじめ設定された夜間運転終了時刻である6時に運転を終了するように設定されているため、決定された最小沸き上げ湯量によって夜間運転開始時刻が決定される。
その結果、図2(c)に示す運転状態Aのように、夜間時間帯では6時に終了するように夜間時間帯モード31Bによる沸き上げ運転が実行され、昼間時間帯では、9時から13時まで昼間時間帯モード31Aによる沸き上げ運転が実行される。
図2(d)に示す運転状態Bは、昼間設定運転時間での設定沸き上げ湯量と最小沸き上げ湯量との合計湯量が1日の総沸き上げ湯量未満となる場合を示している。すなわち、昼間運転時間より昼間設定運転時間が短い場合には、昼間時間帯モード31Aでは昼間設定運転時間で沸き上げ運転を行う。
運転状態Bは、使用者が昼間設定運転時間として12時から16時を設定している場合である。
制御装置30は、昼間設定運転時間での設定沸き上げ湯量と最小沸き上げ湯量との合計湯量が1日の総沸き上げ湯量未満であれば、合計湯量が総沸き上げ湯量となるように夜間時間帯モード31Bでの夜間運転時間を算出する。
夜間時間帯モード31Bでは、算出された夜間運転時間で沸き上げる。制御装置30では、あらかじめ設定された夜間運転終了時刻である6時に運転を終了するように設定されているため、算出された夜間運転時間によって夜間運転開始時刻が決定される。
夜間時間帯モード31Bでは算出された夜間運転時間で夜間沸き上げ湯量を沸き上げ、昼間時間帯モード31Aでは設定沸き上げ湯量を沸き上げる。
その結果、図2(d)に示す運転状態Bのように、夜間時間帯では6時に終了するように夜間時間帯モード31Bによる沸き上げ運転が実行され、昼間時間帯では、12時から16時まで昼間時間帯モード31Aによる沸き上げ運転が実行される。
図3は本実施例による給湯装置の制御フロー図である。
制御装置30では、使用湯量履歴データを用いて1日の総沸き上げ湯量を算出し(S1)、給水温度データを用いて夜間時間帯モード31Bの最小沸き上げ湯量を決定する(S2)。
また、制御装置30では、昼間時間帯モード31Aでの設定運転時間によって設定運転時間での設定沸き上げ湯量を算出する(S3)。
そして、制御装置30では、S2で決定された最小沸き上げ湯量とS3で算出された設定沸き上げ湯量との合計湯量と、S1で算出された1日の総沸き上げ湯量とを比較する(S4)。
合計湯量が1日の総沸き上げ湯量以上であれば(S4でYes)、合計湯量が総沸き上げ湯量となるように昼間時間帯モード31Aでの昼間運転時間を算出する(S5)。
昼間時間帯モード31Aで算出された昼間運転時間と、設定条件記憶手段33Cに記憶されている昼間設定運転時間とを昼間運転時間比較手段35Bにおいて比較する(S6)。
昼間運転時間より昼間設定運転時間が短い場合には(S6でYes)、昼間運転終了時刻決定手段35Cでは設定条件記憶手段33Cに記憶されている昼間運転終了時刻を昼間時間帯モード31Aでの昼間運転終了時刻として決定する(S7)。
昼間運転時間より昼間設定運転時間が長い場合には(S6でNo)、昼間運転終了判断手段35Dによって運転終了を検出温度で判断する(S9)。
合計湯量が1日の総沸き上げ湯量未満であれば(S4でNo)、合計湯量が総沸き上げ湯量となるように夜間時間帯モード31Bでの夜間運転時間を算出する(S8)。
S7によって昼間時間帯モード31Aでの昼間運転終了時刻が決定されるか、S9によって運転終了を検出温度で判断された後に、S8によって夜間時間帯モード31Bでの夜間運転時間が算出されると、夜間時間帯モード31Bでの夜間運転開始時刻が決定される(S10)。
S10では、S7によって昼間時間帯モード31Aでの昼間運転終了時刻が決定された場合には、S2で決定された最小沸き上げ湯量を用いて夜間運転開始時刻が決定され、S8によって夜間時間帯モード31Bでの夜間運転時間が算出されると、この夜間運転時間を用いて夜間運転開始時刻が決定される。
そして、制御装置30は、S10によって決定された夜間運転開始時刻になると、加熱装置20の運転を開始し、あらかじめ設定された夜間運転終了時刻になるまで夜間時間帯モード31Bによる沸き上げを行う(S11)。
また、制御装置30は、操作手段40で設定された昼間運転開始時刻になると、加熱装置20の運転を開始し、S7によって決定された昼間運転終了時刻、又は残湯温度検知手段18a又は入水温度検知手段18cで検出される検出温度が設定温度に到達するまで昼間時間帯モード31Aによる沸き上げを行う(S12)。
ここで、S12による昼間時間帯モード31Aで沸き上げる昼間沸き上げ湯量を、S1で決定された1日の総沸き上げ湯量に対して所定比率以上とする。所定比率は50%以上とすることが好ましく、所定比率を50%以上とすることで昼間沸き上げを確実に行わせることができる。なお、所定比率は50%に限られない。夜間に比較して昼間は、放熱が少ないために保温性が高く、気温が高いことでくみ上げる熱量も多くなるため、昼間沸き上げを確実に行わせることが有効である。更に、ヒートポンプ装置を加熱装置20として用いる場合には、夜間に比較して昼間は、外気温度が高いために効率的に沸き上げを行える。
また、昼間時間帯モード31Aで沸き上げる昼間沸き上げ湯量を、S1で決定された1日の総沸き上げ湯量に対して所定比率以上とするために、操作手段40では、昼間設定運転時間が、あらかじめ設定された最低昼間運転時間未満となる設定を行えないように制限することが好ましく、最低昼間運転時間以上の昼間沸き上げ時間を確保することで、昼間時間帯モード31Aと夜間時間帯モード31Bとの運転を最適な比率にすることができる。
以上のように本実施例は、使用履歴に基づいて決定された1日の総沸き上げ湯量から昼間時間帯モード31Aでの昼間運転時間を算出し、操作手段40で設定された昼間設定運転時間と算出された昼間運転時間とを比較し、昼間運転時間より昼間設定運転時間が短い場合には、昼間時間帯モード31Aでは、昼間設定運転時間で沸き上げ運転を行い、昼間運転時間より昼間設定運転時間が長い場合には、昼間時間帯モード31Aでは、操作手段40で設定された時刻で沸き上げ運転を開始し、残湯温度検知手段18a又は入水温度検知手段18cで検出される検出温度が設定温度に到達すると、沸き上げ運転を終了させるものである。従って、昼間運転時間より昼間設定運転時間が長い場合に、算出された昼間運転時間で沸き上げ運転を終了するのではなく、残湯温度検知手段18a又は入水温度検知手段18cで検出される検出温度が設定温度に到達すると沸き上げ運転を終了することで、無駄な沸き上げが無くなり省エネ性能が向上する。
図4は、同給湯装置における昼間運転時間の設定手順を示すフロー図である。
制御装置30には、昼間運転開始設定可能時刻と、昼間運転終了設定可能時刻と、最低昼間運転時間と、推奨昼間運転時間帯とがあらかじめ記憶されている。
昼間運転開始設定可能時刻は、昼間時間帯の運転開始時刻として設定が可能な時刻である。
昼間運転終了設定可能時刻は、昼間時間帯の運転終了時刻として設定が可能な時刻である。
最低昼間運転時間は、昼間時間帯で沸き上げ運転を実行しなければならない運転時間である。
推奨昼間運転時間帯は、昼間時間帯における沸き上げ運転の実行が好ましい時間帯として、昼間運転開始設定可能時刻以降、昼間運転終了設定可能時刻以前で、昼間運転設定可能最大時間よりも短い時間で設定される運転時間帯である。
ここで、最低昼間運転時間と推奨昼間運転時間帯とは、それぞれ異なる複数の電力制度として記憶していることが好ましい。図4では、例えば、電力制度1として最低昼間運転時間が4時間で推奨昼間運転時間帯が10時から15時が記憶され、電力制度2として最低昼間運転時間が3時間で推奨昼間運転時間帯が12時から15時が記憶され、電力制度3として最低昼間運転時間が4時間で推奨昼間運転時間帯が11時から16時が記憶されていることを示している。このような電力制度は、地域によって設定される場合や、同一地域における異なる電力供給元によって設定される場合を想定している。
昼間運転時間の設定では、操作手段40に電力制度の選択を求める選択表示41がなされる(S21)。
使用者は、選択表示41で表示されている複数の電力制度からいずれか1つの電力制度を選択できる(S22)。
制御装置30では、S22において選択された電力制度における最低運転時間と推奨昼間運転時間帯のデータを抽出する(S23)。
操作手段40では、時刻設定画面42が表示される(S24)。
S24では、時刻設定画面42を表示する前に、最低設定時間表示43を行うことが好ましい。
時刻設定画面42では、設定する昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを表示する。
操作手段40によって使用者が昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定する際には、まず推奨昼間運転時間帯による推奨昼間運転開始時刻と推奨昼間運転終了時刻とが表示される。このように、使用者が昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定する際には、最初に推奨昼間運転時間帯が表示されることで確実に昼間沸き上げ運転を行わせることができる。
図4では、S22において「電力制度1」を選択しているため、時刻設定画面42には、「10:00」と「15:00」が表示される。
表示された推奨昼間運転開始時刻「10:00」と推奨昼間運転終了時刻「15:00」とを、使用者が変更することで、昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とが入力される(S25)。
S25で入力されて時刻設定画面42で決定がされると、制御手段30では、入力された昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とから入力運転時間を算出する(S26)。
制御手段30では、算出された入力運転時間が最低昼間運転時間以上であるかを判断する(S27)。
そして、入力運転時間が最低昼間運転時間以上であれば設定が完了し(S28)、入力運転時間が最低昼間運転時間未満であれば設定不備表示を行い(S29)、再入力を求める。すなわち、S24に戻って時刻設定画面42の表示を行う。
S28における設定完了時には設定受付完了画面44を表示し、S29における設定不備表示では、最低運転時間を表示して再設定移行表示画面45を表示する。
なお、操作手段40では、昼間運転開始設定可能時刻以前、昼間運転終了設定可能時刻以降では昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定できない。しかし、推奨昼間運転時間帯でなくても、昼間運転開始設定可能時刻以降、昼間運転終了設定可能時刻以前であれば、最低運転時間以上であれば、昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定できる。
このように、本実施例によれば、推奨昼間運転開始時刻と推奨昼間運転終了時刻とを表示することで推奨昼間運転時間帯の設定に導くことができ、入力された昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とから入力運転時間を算出し、算出された入力運転時間が最低昼間運転時間以上である場合に設定を完了させることで確実に昼間沸き上げ時間を確保することができる。
また、制御装置30では、最低昼間運転時間と推奨昼間運転時間帯とがそれぞれ異なる複数の電力制度をあらかじめ記憶し、操作手段40によって使用者が複数の電力制度からいずれか1つの電力制度を選択できることで、最適な条件を選択しやすくなる。
本発明によれば、昼間時間帯モードの運転を有効に効率よく行える。
10 貯湯タンク
11 沸き上げ配管
12 給湯栓
13 混合弁
14 給水配管
15 給湯配管
16 循環ポンプ
17 給湯流量検知手段
18a 残湯温度検知手段
18b 給水温度検知手段
18c 入水温度検知手段
18d 沸き上げ温度検知手段
20 加熱装置
30 制御装置
31 沸き上げ運転モード
31A 昼間時間帯モード
31B 夜間時間帯モード
32 タイマー手段
33A 使用湯量記憶手段
33B 給水温度記憶手段
33C 設定条件記憶手段
34A 総沸き上げ湯量算出手段
34B 最小沸き上げ湯量決定手段
34C 設定沸き上げ湯量算出手段
34D 沸き上げ湯量比較手段
35A 昼間運転時間算出手段
35B 昼間運転時間比較手段
35C 昼間運転終了時刻決定手段
35D 昼間運転終了判断手段
36A 夜間運転時間算出手段
36B 夜間運転開始時刻決定手段
40 操作手段
41 選択表示
42 時刻設定画面
43 最低設定時間表示
44 設定受付完了画面
45 再設定移行表示画面

Claims (4)

  1. 貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱装置と、制御装置と、操作手段とを備え、
    前記制御装置は、前記加熱装置が前記貯湯タンク内の前記湯水を加熱する、沸き上げ運転モードを有し、
    前記沸き上げ運転モードは、
    昼間時間帯に沸き上げ運転を実行する昼間時間帯モードと、
    夜間時間帯に前記沸き上げ運転を実行する夜間時間帯モードと
    を有し、
    前記操作手段では、時刻設定画面が表示され、
    前記操作手段によって使用者が昼間運転開始時刻と昼間運転終了時刻とを設定する際には、推奨昼間運転時間帯が表示される
    ことを特徴とする給湯装置。
  2. 前記制御装置には、
    前記昼間時間帯の運転開始時刻として設定が可能な昼間運転開始設定可能時刻と、
    前記昼間時間帯の運転終了時刻として設定が可能な昼間運転終了設定可能時刻と、
    前記昼間時間帯で前記沸き上げ運転を実行しなければならない最低昼間運転時間と、
    前記昼間時間帯における前記沸き上げ運転の実行が好ましい時間帯として、前記昼間運転開始設定可能時刻以降、前記昼間運転終了設定可能時刻以前で、昼間運転設定可能最大時間よりも短い時間で設定される前記推奨昼間運転時間帯と、
    があらかじめ記憶され、
    前記操作手段では、
    前記昼間運転開始設定可能時刻以前、前記昼間運転終了設定可能時刻以降では前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とを設定できず、
    前記推奨昼間運転時間帯でなくても、前記昼間運転開始設定可能時刻以降、前記昼間運転終了設定可能時刻以前であれば前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とを設定でき、
    前記操作手段によって前記使用者が前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とを設定する際には、
    前記推奨昼間運転時間帯による推奨昼間運転開始時刻と推奨昼間運転終了時刻とが表示され、
    表示された前記推奨昼間運転開始時刻と前記推奨昼間運転終了時刻とを、前記使用者が変更することで、前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とが入力され、
    入力された前記昼間運転開始時刻と前記昼間運転終了時刻とから入力運転時間が算出され、
    算出された前記入力運転時間が前記最低昼間運転時間以上であるかが判断され、
    前記入力運転時間が前記最低昼間運転時間以上であれば設定が完了し、前記入力運転時間が前記最低昼間運転時間未満であれば再入力を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記最低昼間運転時間と前記推奨昼間運転時間帯とがそれぞれ異なる複数の電力制度をあらかじめ記憶し、
    前記操作手段によって前記使用者が複数の前記電力制度からいずれか1つの前記電力制度を選択できる
    ことを特徴とする請求項2に記載の給湯装置。
  4. 前記最低昼間運転時間で前記沸き上げ運転を実行することで、前記昼間時間帯モードで沸き上げる昼間沸き上げ湯量を、1日の総沸き上げ湯量に対して所定比率以上とする
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の給湯装置。

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