JP2023143453A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザによる融資の利用を支援することが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理システムにおいて、情報処理装置であるサービス提供装置100は、サービス利用者から受け付けた融資の申込を提携先の金融機関に送信して、サービス利用者に対する融資額に相当する額の電子マネーのチャージを金融機関から受け付ける融資処理部を有する。融資処理部は、融資の申込を金融機関に送信する際、金融機関からの要求に応じて融資額を決定するために必要な情報を金融機関に提供する。融資額を決定するために必要な情報は、サービス利用者に関する情報及び融資の使途を含む。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
近年、個人による資産形成手段の一つとして、少額投資非課税制度などが見直されつつあるが、積立目的に沿った資産形成・資産管理という観点では、定期預金などによる目的別積立が存在する。
上述の目的別積立に関連して、たとえば、特許文献1には、顧客の積立目的に沿った残高管理を行う積立残高管理システムが開示されている。
特開2020-35359号公報
しかしながら、従来の技術は、ユーザによる融資の利用を支援する上で改善の余地がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザによる融資の利用を支援できる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、サービス利用者から受け付けた融資の申込を提携先の金融機関に送信して、サービス利用者に対する融資額に相当する額の電子マネーのチャージを金融機関から受け付ける融資処理部を有する。
実施形態の一態様によれば、ユーザによる融資の利用を支援できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の概要を示す図(その1)である。 図2は、実施形態に係る自動積立の処理の概要を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報表示例(その1)を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理の概要を示す図(その2)である。 図5は、実施形態に係る情報表示例(その2)を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報表示例(その3)を示す図である。 図7は、実施形態に係る融資に関する処理の概要を示す図である。 図8は、実施形態に係るサービス提供装置の構成例を示すブロック図である。 図9は、実施形態に係る積立情報の概要を示す図である。 図10は、実施形態に係る口座情報の概要を示す図である。 図11は、実施形態に係るユーザ情報の概要を示す図である。 図12は、実施形態に係る決済履歴の概要を示す図である。 図13は、実施形態に係る積立目標登録処理手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、実施形態に係る積立状況提供処理手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、実施形態に係る積立状況提供処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、実施形態または変形例に係るサービス提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「本実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この本実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.本実施形態に係る情報処理の一例〕
以下、図1を用いて、本実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理の概要を示す図(その1)である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システムSYSは、端末装置10と、金融機関装置20と、本願に係る情報処理装置の一例であるサービス提供装置100とを含む。なお、図1は、本実施形態に係る情報処理システムSYSの一例を示しており、ユーザUXやサービス事業者UZが利用する銀行により運営及び管理される銀行システムなど、図1には示されていない他の装置が含まれていてもよい。
また、以下の説明において、端末装置10をユーザUXと表記して説明する場合がある。すなわち、ユーザUXを端末装置10と読み替えることができる。また、以下の説明において、金融機関装置20を金融業者UYと表記して説明する場合がある。すなわち、金融業者UYを金融機関装置20と読み替えることができる。また、以下の説明において、サービス提供装置100をサービス事業者UZと表記して説明する場合がある。すなわち、サービス事業者UZをサービス提供装置100と読み替えることができる。
端末装置10、金融機関装置20、及びサービス提供装置100は、有線または無線により、ネットワークN(たとえば、図8参照)に接続される。端末装置10、金融機関装置20、及びサービス提供装置100は、ネットワークNを通じて、相互に通信できる。
端末装置10は、サービス事業者UZにより提供されるデジタルマネー(電子マネー)に関する各種サービスを利用するユーザUXにより使用される情報処理装置である。なお、デジタルマネーとは、たとえば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨などであってもよく、日本円やドルなどの国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
端末装置10は、たとえば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)や、ウェアラブル端末などの情報処理装置により実現される。
端末装置10は、所定の情報処理を実現する制御情報をサービス提供装置100から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、たとえば、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)などのスタイルシート言語、Java(登録商標)などのプログラミング言語、HTML(HyperText Markup Language)などのマークアップ言語などにより記述され得る。なお、本実施形態では、サービス提供装置100から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
金融機関装置20は、サービス事業者UZと業務提携する金融業者UYにより使用される情報処理装置である。たとえば、金融業者UYは、銀行やローン会社などの金融機関に該当する。金融機関装置20は、たとえば、金融業者UYが運営および管理を行う単独のサーバ装置やワークステーション、複数のサーバ装置及び複数のストレージ装置が協働して動作するクラウドシステムなどにより実現される。金融機関装置20は、たとえば、サービス提供装置100に対し、金融サービスやその付帯サービスなどに関するAPI(Application Programming Interface)サービスや、これらのサービスに関する各種データなどを提供できる。
サービス提供装置100は、デジタルマネー(電子マネー)に関する各種サービスを提供する事業を営むサービス事業者UZにより運営および管理される情報処理装置である。サービス提供装置100は、たとえば、単独のサーバ装置やワークステーション、複数のサーバ装置及び複数のストレージ装置が協働して動作するクラウドシステムなどにより実現される。なお、サービス提供装置100は、提供する各種サービスごとに、情報処理の主体が物理的または機能的に分散されている装置又はシステムとして構成されていてもよい。
サービス提供装置100が提供する各種サービスには、デジタルマネーを用いた電子決済サービスや、所定の目的に応じて資産形成を行うための目的別積立を実現する積立サービスなどが含まれる。これらのサービスは、サービス事業者UZがサービス利用者(たとえば、ユーザUX)に対して配布するアプリケーションや、専用のウェブサイトなどを通じて実現され得る。
サービス提供装置100は、電子決済サービスの提供に伴い、実店舗やオンラインなどでの商品購入に関する決済処理を実行する。たとえば、サービス提供装置100は、端末装置10を用いた電子決済に関する電子決済サービスを提供できる。具体的には、サービス提供装置100は、商品やサービスなどの取引対象を提供する事業者の口座と、取引対象が提供される利用者の口座とを管理し、利用者からの決済要求に従って、口座間において電子マネーの移行などを行うことで、各種決済を実現する。すなわち、サービス提供装置100は、電子決済サービスの提供に伴い、各サービス利用者が所有するデジタルマネーの決済口座(電子マネー口座)に対する入金や、この決済口座からの出金を管理する。
また、サービス提供装置100は、積立サービスの提供に伴い、専用のアプリケーションや専用のウェブサイトを通じて、積立サービスに関する各種操作や各種情報の提供などを実現するためのユーザインターフェイスを提供できる。ユーザインターフェイスは、GUI(Graphical User Interface)の形式で提供されてもよい。たとえば、サービス提供装置100は、サービス利用者(たとえば、ユーザUX)が指定する銀行口座からの自動振り込みなどを利用して、自動積立を実現できる。具体的には、サービス利用者に紐付く決済口座に対して、銀行口座から定期的に残高のチャージが行われ、この決済口座からサービス利用者に紐付く積立口座に対して、予め規定される積立金額を送金することにより自動積立が行われる。なお、積立対象は、広く一般に流通する現金やデジタルマネーなどを含む通貨であり、価値の保存機能、交換機能、及び価値の尺度機能などを有する媒体であれば、積立対象として採用できる。
以下、サービス提供装置100による自動積立の処理について具体的に説明する。図2は、実施形態に係る自動積立の処理の概要を示す図である。なお、図2を用いて、以下に説明するP銀行は、サービス事業者UZと業務提携を行っている提携先の銀行である。また、以下に説明する情報処理では、銀行Pにおいて、ユーザUXが銀行口座(代表口座)を所有していることを前提としている。
図2に示すように、サービス利用者であるユーザUXは、積立目標を設定する(ステップS01)。たとえば、ユーザUXは、端末装置10を操作して、専用のアプリケーションを起動したり、専用のウェブサイトにアクセスしたりすることにより、積立目標の設定操作を実行できる。ユーザUXにより設定された積立目標は、端末装置10からサービス提供装置100に送信される。積立目標は、デジタルマネーの使途である積立の目的や、目標金額や、積立額(月額)などの情報を含んでいる。図2は、ユーザUXにより設定される積立の目的として、目的1:「車購入資金」と、目的2:「結婚式場費用」が設定される場合を例示している。また、図2は、積立の目的ごとに設定された積立設定額として、毎月2万円(2万円/月)を例示している。
サービス提供装置100は、ユーザUXにより設定された積立目標を受け付けると、目的積立用の目的口座の作成依頼を銀行サーバ30に送信する(ステップS02)。図2では、サービス提供装置100から銀行サーバ30に送信される目的口座の作成依頼に、代表口座名義:「ユーザUX」と、積立の目的1:「車購入資金」と、積立の目的2:「結婚式場費用」とが含まれる例を示している。また、サービス提供装置100は、各種サービスの利用に際してユーザUXを識別するためにユーザUXに対して個別に付与するユーザアカウントに紐付けて、ユーザUXから受け付けた積立目標を管理する。
銀行サーバ30は、サービス提供装置100から目的口座の作成依頼を受け付けると、依頼内容に従って、目的積立用の目的口座の作成を実行する(ステップS03)。図2に示す場合、銀行サーバ30は、ユーザUXがP銀行において所有している代表口座に紐付けて、目的口座1:「車購入資金」と、目的口座2:「結婚式場費用」とを作成して管理する。銀行サーバ30は、目的口座作成が完了すると、目的口座の開設通知をサービス提供装置100に送信する(ステップS04)。図2に示すように、銀行サーバ30は、代表口座名義と、代表口座名義に紐付く目的口座の情報をサービス提供装置100に提供できる。
ユーザUXは、電子マネーをチャージする(ステップS05)。ユーザUXは、端末装置10を操作し、専用のアプリケーションを起動したり、専用のウェブサイトにアクセスしたりするなどの任意の方法で所定のチャージ操作を行うことにより、電子マネーをチャージできる。端末装置10は、ユーザUXによるチャージ操作に従って、チャージ金額などの情報を含むチャージ内容をサービス提供装置100に送信する。
サービス提供装置100は、ユーザUXから電子マネーのチャージがあると、チャージ金額の仕分けを実行する(ステップS06)。たとえば、サービス提供装置100は、チャージ金額から積立設定額に相当する額を積立目的分として仕分けて、ユーザUXに紐付けて管理する。具体的には、図2に示す場合、サービス提供装置100は、チャージ金額の10万円から、目的1:「車購入資金」に対応する2万円と、目的2:「結婚式場費用」に対応する2万円との合計額である計4万円を仕分ける。そして、サービス提供装置100は、仕分けた4万円のうち2万円を目的1:「車購入資金」に対応する積立目的分として割り振り、残りの2万円を目的2:「結婚式場費用」に対応する積立目的分として割り振って、通常利用を制限するマネー残高として個別に管理する。なお、サービス提供装置100は、チャージ金額から積立目的分を仕分けた後の残りの6万円を通常利用分のマネー残高として管理する。なお、サービス提供装置100は、所定のタイミングで積立目的分の仕分けを行ってもよい。所定のタイミングとしては、ユーザUXからのチャージがあった後、予め設定される所定期間の経過後などが例示される。これにより、たとえば、チャージ金額が積立設定額に満たない場合、以降のチャージによりチャージ金額の合計が積立設定額を超えた状態となるまで一定期間待機できる。
チャージ金額の仕分け後、サービス提供装置100は、所定のタイミングで、ユーザUXに紐付く積立用の目的口座に対して、積立目的分を自動送金する送金処理を実行する(ステップS07)。たとえば、サービス提供装置100は、所定のタイミングで送金処理を実行できる。所定のタイミングには、たとえば、チャージ金額の仕分けの完了直後であってもよいし、ユーザUXにより予め設定されている毎月の指定日(たとえば、毎月27日など)であってもよい。たとえば、図2に示すように、サービス提供装置100は、P銀行が運営および管理を行う銀行サーバ30に対して送金を行う際、目的口座の各々に対応する送金額を示す情報を送信できる。
銀行サーバ30は、サービス提供装置100からの送金内容に従って、目的口座への積立を行う(ステップS08)。たとえば、図2に示す場合、銀行サーバ30は、ユーザUXの代表口座に紐付く目的口座1および目的口座2の各々に対して、2万円をそれぞれ積み立てる。
このようにして、サービス提供装置100は、サービス利用者からチャージがあった場合、サービス利用者が所有する積立用の目的口座に対して、チャージ金額から仕分けた積立目的分を自動的に積み立てることができる。
また、サービス提供装置100は、チャージ金額が積立設定額に満たない場合、積立目的の中で予め設定された優先度に基づいて積立目的分の仕分けを行ってもよい。たとえば、図2に示す例において、目的1:「車購入資金」および目的2:「結婚式場費用」のうち、目的1を優先する旨がユーザUXにより予め設定されている場合、サービス提供装置100は、チャージ金額から目的1に対応する積立設定額を仕分けて、目的1に対応する積立目的分として優先的に割り振ってもよい。
また、サービス提供装置100は、チャージ金額が積立設定額に満たない場合、積立目的分の手動送金の提案をユーザUXに通知してもよい。たとえば、サービス提供装置100は、チャージ金額が積立設定額に満たない旨、及び、積立目的分の手動送金を提案する旨をユーザUXに通知してもよい。
また、サービス提供装置100は、たとえば、銀行PにおいてユーザUXの目的口座の開設が完了していない場合、目的口座の開設が完了するまでの間、ユーザUXの積立目的分を専用アプリケーション上で一時的に管理してもよい。
上述してきたように、実施形態に係る自動積立の処理によれば、サービス利用者(たとえば、ユーザUX)は、デルタルマネーのチャージを行うだけで、目的別の積立を簡易に実現できる。このように、サービス提供装置100は、電子決済用の既存のプラットフォームを通じて、目的別の積立に要するサービス利用者の手間をできるだけ軽減し、積立目標の成功率の向上に寄与できる。この結果、サービス提供装置100は、所定の目的に応じたサービス利用者の資産形成をサポートできる。
また、このようなサービス提供装置100は、上述の積立サービスの提供に関連して、以下に説明する実施形態に係る情報処理を実行する。以下、事例を交えつつ、実施形態に係る情報処理について説明する。
(1-1.積立目標登録処理)
以下、図1を用いて、実施形態に係る情報処理システムSYSにおいて実行される積立目標登録処理について説明する。図1に示すように、端末装置10は、デジタルマネーの積立目標の設定をユーザUXから受け付けると、設定された積立目標に関する情報をサービス提供装置100に送信する(ステップS1)。たとえば、積立目標には、デジタルマネーの使途である積立の目的や、目標金額や、積立額(月額)などの情報が含まれ得る。
一方、サービス提供装置100は、端末装置10から積立目標に関する情報を受信すると、金融機関装置20に対して、仮審査要求を送信する(ステップS2)。仮審査要求は、ユーザUXに関する所定のデータ項目を用いて、金融業者UYが即時に実施可能な簡便な審査(仮審査)の要求である。仮審査に必要な情報の一例としては、仮審査対象(たとえば、ユーザUX)の生年月日や、他社借入件数および借入金額や、年収や、勤務年数や、借入希望金額などが想定される。ユーザUXの仮審査により、現時点でユーザUXに融資可能な金額を示す限度額や、融資の際に適用する金利などが仮決定される。なお、サービス提供装置100は、予め管理するユーザ情報から、たとえば提携先の複数の金融業者UYが仮審査を行うために必要な情報を取得してもよいし、仮審査要求の送信にあたり、ユーザUXに対して、金融業者UYが仮審査を行うために必要な情報をユーザUXに要求して取得してもよい。サービス提供装置100は、金融業者UYに対して仮審査要求を行う際、仮審査に必要な情報を提供する。なお、後述するように、サービス提供装置100は、提携先の複数の金融業者UYから仮審査の結果を取得し、取得した仮審査の結果の中から、ユーザUXにとって最良の融資条件を提示する仮審査の結果を選択し、融資に関する情報として提供できる。最良な融資の条件とは、たとえば、他の融資条件と比較して金利が安いことや、頭金ができるだけ少なくてよいことなどが考えられる。
サービス提供装置100は、積立の目的ごとに仮審査要求を申し込むことができる。また、サービス提供装置100は、仮審査に必要な情報として、積立の目的を含めてもよい。また、使用目的を問わずに融資を行う金融業者UYに対しては、積立の目的を仮審査に必要な情報に含めなくてもよい。
金融機関装置20は、サービス提供装置100からの仮審査要求を受けて仮審査処理を実行し、仮審査結果をサービス提供装置100に対して送信する(ステップS3)。
サービス提供装置100は、金融機関装置20から仮審査結果を受信すると、ユーザUXに関連付けて、ユーザUXにより設定された積立目標に関する情報とともに、ユーザUXについての仮審査結果を積立情報として登録する(ステップS4)。
なお、サービス提供装置100は、ユーザUXなどのサービス利用者により設定される積立目標に関する情報の取得に伴い、仮審査要求を即時に送信する必要はなく、任意のタイミングで送信してもよい。また、サービス提供装置100は、仮審査が通らなかったサービス利用者について個人情報の変更があった場合、仮審査要求を再度送信してもよい。
(1-2.積立目標登録処理に伴う情報表示例)
以下、図3を用いて、積立目標登録処理に伴って端末装置10に表示される情報の一例を説明する。図3は、本実施形態に係る情報表示例(その1)を示す図である。なお、以下では、積立サービスに関する各種機能を提供するアプリケーション(以下、「積立アプリ」と称する。)を通じて、端末装置10に表示される画面情報の一例を説明する。なお、この積立アプリは、決済サービスを利用するためのアプリケーション(以下、「決済アプリ」を称する。)内で起動するミニアプリとして構成されていてもよいし、決済アプリとは独立して設けられるアプリケーションであってもよい。
図3に示すように、端末装置10が備えるディスプレイ11には、積立アプリの実行に伴い、目的別積立を実行するための画像情報G1が積立アプリのトップ画面W1にオーバレイ表示される(ステップS11)。なお、図3では、画像情報G1がトップ画面W1にオーバレイ表示される例を示すが、画像情報G1の代わりに、目的別積立の機能を提供するためのミニアプリを起動させるアイコンがトップ画面W1に表示されていてもよい。この場合、このアイコンをユーザUXが操作することにより、後述する目的選択画面W2がディスプレイ11に表示される。
また、ユーザUXが画像情報G1を操作すると、ディスプレイ11には、デジタルマネーの積立の目的の選択をユーザUXから受け付けるための目的選択画面W2が表示される(ステップS12)。
目的選択画面W2には、積立の目的として予めカテゴライズされた複数のアイコンOBが表示されている。アイコンOB1は、デジタルマネーの積立の目的が自動車(二輪を含む)購入である場合にユーザUXにより選択される。アイコンOB2は、積立の目的が結婚式の式場費用などの冠婚葬祭の費用である場合にユーザUXにより選択される。アイコンOB3は、積立の目的が教育資金や資格取得、スキルアップのための費用である場合にユーザUXにより選択される。アイコンOB4は、積立の目的がキャンプなどのアウトドアのための費用である場合にユーザUXにより選択される。アイコンOB5は、積立の目的が住宅購入やリフォームなどの住居関連費用である場合にユーザUXにより選択される。アイコンOB6は、スマートフォンの買い替えなどの電子機器の購入のための費用である場合にユーザUXにより選択される。アイコンOB7は、航空券の購入代金や旅行代金などの旅行関連費用である場合にユーザUXにより選択される。なお、図3に示すアイコンOBは一例であり、ユーザUXの希望事項を詳細にカテゴライズするために図3に示す例よりも多くのアイコンOBが含まれていてもよい。
また、目的選択画面W2において、たとえば、ユーザUXがアイコンOB1を操作すると、ディスプレイ11には、アイコンOB1に対応する積立の目的に応じた積立目標を設定するための積立目標設定画面W3が表示される(ステップS13)。このようにして、サービス提供装置100は、積立の目的ごとに積立目標の設定をユーザUXから受け付けることができる。
積立目標設定画面W3には、アイコンOB1に対応する「自動車購入」が積立の目的として表示されている。また、積立目標設定画面W3には、目標金額の入力を受け付ける入力ボックスBX1と、毎月の積立額の入力を受け付ける入力ボックスBX2が表示されている。また、積立目標設定画面W3には、積立の目的と、目標金額と、積立額の各情報を含む積立目標に関する情報をサービス提供装置100に送信するための送信ボタンG2が表示されている。
なお、積立目標設定画面W3には、詳細設定ボタンG3が表示されている。詳細設定ボタンG3は、積立の目的について、より詳細な設定をユーザUXから受け付けるためのボタンである。たとえば、ユーザUXは、詳細設定ボタンG3により、自動車購入であれば、購入を希望する自動車の車名や年式、グレードなどの詳細な情報を設定できる。
また、積立目標設定画面W3において、ユーザUXが送信ボタンG2を操作すると、ディスプレイ11には、送信完了画面W4が表示される(ステップS14)。送信完了画面W4には、積立の目的を追加するための目的追加ボタンG4や、トップ画面W1に戻るためのボタンG5などが表示されている。
たとえば、送信完了画面W4において、ユーザUXが目的追加ボタンG4を操作すると、ディスプレイ11には、ステップS12に示す目的選択画面W2が再表示される。また、送信完了画面W4において、ユーザUXがボタンG5を操作すると、ディスプレイ11には、ステップS11に示すトップ画面W1が再表示される。
(1-3.積立状況提供処理)
以下、図4を用いて、実施形態に係る情報処理システムSYSにおいて実行される積立状況提供処理について説明する。図4は、本実施形態に係る情報処理の概要を示す図(その2)である。
図4に示すように、端末装置10は、デジタルマネーの積立状況の表示要求をユーザUXから受け付けると、積立状況の表示要求をサービス提供装置100に送信する(ステップS21)。
一方、サービス提供装置100は、端末装置10から積立状況の表示要求を受信すると、表示要求に紐付くユーザUXの積立状況に関する情報を取得する(ステップS22)。積立状況に関する情報には、現時点での積立残高の情報などが含まれる。そして、サービス提供装置100は、取得した積立状況に関する情報を、表示要求の送信元である端末装置10に送信する(ステップS23)。
ここで、サービス提供装置100は、表示要求の送信元であるユーザUXから、融資に関する情報の取得要求を受け付けるためのボタン(たとえば、図5に示すボタンG9,G10)を積立状況に関する情報とともに提供できる。図5に示すボタンG9,G10は、融資に関する情報の取得要求をユーザUXから受け付けるための受付手段として機能する。なお、受付手段は、ボタンにより構成される場合に限られず、タップやスライド、ロングタッチやスワイプなどの各種タッチ操作により操作可能な操作用アイコンにより構成されてもよいし、後述するウィッシュリスト表示画面W6(たとえば、図5参照)に対する所定のタッチジェスチャ自体を受付手段としてもよい。サービス提供装置100は、融資に関する情報の取得要求を受け付けるためのボタンを通じて、融資に関する情報の取得要求をユーザUXから受け付けた場合、提携先の複数の金融業者UYに対してユーザUXの仮審査を要求し、複数の金融業者UYから取得した仮審査の結果の中から、ユーザUXにとって最良の融資条件を提示する仮審査の結果を選択し、融資に関する情報として提供する。なお、融資に関する情報の取得要求を受け付けるためのボタン(たとえば、図5に示すボタンG9,G10)は、ユーザUXが予め実施される融資に関する仮審査にユーザUXが通ることを条件として、積立状況に関する情報とともに提供してもよい。なお、仮審査は、サービス提供装置100は、金融業者UYに代わって、ユーザUXの仮審査を行ってもよい。
また、サービス提供装置100は、融資に関する情報を提供する際、融資を受けるための審査申込ボタン(たとえば、図5に示すボタンG12)を提供する。審査申込ボタンは、融資を受けるための審査申込手段として機能する。なお、審査申込手段は、ボタンにより構成される場合に限られず、タップやスライド、ロングタッチやスワイプなどの各種タッチ操作により操作可能な操作用アイコンにより構成されてもよいし、後述する審査申込画面W7(たとえば、図5参照)に対する所定のタッチジェスチャ自体を受付手段としてもよい。
(1-4.積立状況提供処理に伴う情報表示例)
以下、図5を用いて、積立状況提供処理に伴って端末装置10に表示される情報の一例を説明する。図5は、本実施形態に係る情報表示例(その2)を示す図である。なお、以下では、積立アプリを通じて、端末装置10に表示される画面情報の一例を説明する。
図5に示すように、端末装置10が備えるディスプレイ11に表示されるトップ画面W1には、積立目標の設定が完了すると、それ以降、目的別積立の画像G6が表示される(ステップS31)。
また、ユーザUXが、トップ画面W1において画像G6を操作すると、ディスプレイ11には、積立状況を示す情報をユーザUXに提示するための積立状況表示画面W5が表示される(ステップS32)。積立状況表示画面W5には、積立状況を示す情報として、現在の積立残高や、目標金額の達成率や、毎月の積立額などが表示される。また、図5に示す例では、積立状況表示画面W5に借入可能額などの情報が表示されている。
また、積立状況表示画面W5には、ユーザUXが設定した積立の目的ごとに積立状況を一覧で提示するウィッシュリストを表示させるためのウィッシュリスト表示ボタンG7が表示されている。
また、積立状況表示画面W5において、たとえば、ユーザUXがウィッシュリスト表示ボタンG7を操作すると、ディスプレイ11には、ウィッシュリスト表示画面W6が表示される(ステップS33)。なお、図5に示す例では、説明の便宜上、ウィッシュリスト表示画面W6に表示される情報の詳細を拡大して示している。
ウィッシュリスト表示画面W6には、ウィッシュリストと、持ち物リストとを相互に切り換えて表示するための切換表示ボタンG8が表示されている。後述するが、持ち物リストは、ウィッシュリストに表示される商品などのうち、積立目標を達成し、積み立てたデジタルマネーを用いた決済により、ユーザUXの所有物となった商品などを一覧で提示するためのリストである。
また、ウィッシュリスト表示画面W6には、積立の目的ごとに積立残高および積立設定(積立額)の情報が表示されている。図5に示す例では、自動車購入を積立の目的とする情報と、結婚式の式場費用を積立の目的とする情報とが表示されている。一方の自動車購入を積立の目的とする情報は、ユーザUXが購入を希望する車名「EX1-1」の自動車の画像と、積立残高:「120万円」と、積立設定:「2万円/月」とを対応付けて構成されている。もう一方の結婚式の式場費用を積立の目的とする情報は、ユーザUXが挙式を予定している結婚式場「EX2」の画像と、積立残高:「100万円」と、積立設定:「2万円/月」とを対応付けて構成されている。
なお、サービス提供装置100は、積立の目的である対象物が市場に流通していない場合、対象物に代わる代替物の情報を取得して管理し、積立残高の情報を提供する際、対象物の情報に差し替えて代替物の情報を提供する。たとえば、サービス提供装置100は、ウィッシュリスト表示画面W6に表示されている商品について欠品やモデルチェンジの情報を取得した場合、ウィッシュリスト表示画面W6に表示されている商品の画像を代替品として管理している同等の商品に自動的に差し替える。
また、ウィッシュリスト表示画面W6には、積立の目的に対応する積立状況を示す情報のそれぞれに、積立目標を早期に実現するための融資に関する情報の取得要求をユーザUXから受け付けるためのボタンG9やボタンG10が表示されている。これらのボタンG9,G10は、所定条件を満たす場合に表示される。たとえば、これらのボタンG9,G10は、ユーザUXが予め実施される融資に関する仮審査にユーザUXが通ることを条件として表示される。図5に示す例では、自動車購入を積立の目的とする情報に対応付けて、「すぐ買う」と表記されたボタンG9が表示されている。また、図5に示す例では、結婚式の式場費用を積立の目的とする情報に対応付けて、「すぐ予約」と表記されたボタンG10が表示されている。
たとえば、ユーザUXが、ウィッシュリスト表示画面W6においてボタンG9を操作すると、ディスプレイ11には、融資を受け付けるための審査申込画面W7が表示される(ステップS34)。
審査申込画面W7には、融資を受けることによるユーザUXのメリットを示すユーザメリット情報J1や、融資の内容を示す融資情報J2が表示されている。図5では、審査申込画面W7に表示されるユーザメリット情報J1として、積立目標として設定した積立額と同額の返済で、積立の目的である自動車購入を即時実現可能であることが示されている。
また、サービス提供装置100は、仮審査要求に対して金融業者UYから取得される仮審査の結果として、暫定的な融資条件を合わせて取得する。具体的には、サービス提供装置100は、仮審査要求の際、金融機関装置20に対し、積立サービスを利用してユーザUXがこれまでに積み立てた積立残高を頭金とする融資希望条件を合わせて提供する。たとえば、サービス提供装置100は、融資金の使用目的:自動車購入、頭金:120万円(これまでの積立残高の一例)、希望金額:80万円、毎月の返済金額:2万円を融資希望条件として設定する。サービス提供装置100は、融資希望条件に組み込む毎月の返済金額として、積立サービスにおいて設定した積立額(たとえば、2万円)と同額を設定できる。図5では、審査申込画面W7に表示される融資情報J2として、支払期間(たとえば、47ヵ月)や、金利(たとえば、8%)や、ローン利用金額(たとえば、80万円)や、総支払額(たとえば、94万円)などの情報が示されている。
なお、サービス提供装置100は、融資情報J2として、提携先の複数の金融業者UYに対してユーザUXの仮審査を要求し、複数の金融業者UYから取得した仮審査の結果の中から、ユーザUXにとって最良の融資条件を提示する仮審査の結果を選択し、融資に関する情報としてユーザUXに提供する。最良の融資条件とは、たとえば、他の融資条件と比較して金利が安いことや、頭金ができるだけ少なくてよいことなどが考えられる。
また、審査申込画面W7には、融資の対象として選択中である自動車の画像を切換表示するためのボタンG11-1およびボタンG11-2や、審査申込を行うためのボタンG12や、販売店の情報を検索するためのボタンG13が表示されている。
審査申込画面W7に表示されているボタンG11-1およびボタンG11-2は、融資の対象として選択中である車名「EX1-1」の自動車の画像を右回りまたは左回りに回転させて、車名「EX1-2」の自動車や車名「EX1-3」の自動車の画像に切換表示させるためのボタンである。すなわち、サービス提供装置100は、積立の目的である対象物(たとえば、車名「EX1-1」の自動車)を元に選定される選定物(たとえば、車名「EX1-2」の自動車や車名「EX1-3」の自動車)の情報を予め取得して管理する。たとえば、車名「EX1-2」の自動車や車名「EX1-3」の自動車は、サービス提供装置100により、ユーザUXが設定したウィッシュリスト上に掲載される車名「EX1-1」の自動車に基づいて自動的に抽出される。これらの自動車は、融資の対象物として選択中であるウィッシュリスト上の自動車に類似する車種の自動車であってもよいし、ウィッシュリスト上の自動車よりもハイグレード仕様の自動車であってもよいし、ウィッシュリスト上の自動車よりも維持費や税金が安価な経済性を重視した仕様の自動車であってもよい。そして、サービス提供装置100は、対象物の情報を提供する際、対象物の情報とともに選定物の情報を提供できる。
また、審査申込画面W7は、ユーザUXによるボタンG11-1およびボタンG11-2により切換表示された他の自動車に対応するユーザメリット情報J1や融資情報J2を表示できる。すなわち、サービス提供装置100は、対象物(たとえば、車名「EX1-1」の自動車)についての融資に関する情報の取得要求をユーザUXから受け付けた場合、提携先の複数の金融業者に対して対象物および選定物(たとえば、車名「EX1-2」の自動車や車名「EX1-3」の自動車)を含めてユーザUXの仮審査を要求する。そして、サービス提供装置100は、複数の金融業者から取得した仮審査の結果の中から、ユーザUXにとって最良の融資条件を提示する仮審査の結果を対象物および選定物の各々について選択し、融資に関する情報としてユーザUXに提供する。たとえば、サービス提供装置100は、審査申込画面W7において、車名「EX1-1」の自動車から車名「EX1-2」の自動車への切換操作をユーザUXから受け付けた場合、車名「EX1-2」の自動車についての融資に関する情報を審査申込画面W7に表示できる。
なお、サービス提供装置100は、ユーザUXによるボタンG11-1およびボタンG11-2の操作に応じて、選定物(たとえば、車名「EX1-2」の自動車や車名「EX1-3」の自動車)に対応するユーザメリット情報J1を切換表示してもよい。そして、サービス提供装置100は、切換表示した選定物について、改めて、融資に関する情報の取得要求をユーザUXから受け付けるようにしてもよい。
また、端末装置10において実行される積立アプリは、審査申込を行うためのボタンG12の操作を受け付けることにより、金融機関装置20に対して正式な審査申込を送信する。この場合、サービス提供装置100は、融資を受けるための正式な審査(本審査)に必要な情報を金融業者UYに提供する。本審査に必要な情報の一例としては、上述した仮審査に必要な情報に加えて、ユーザUXの氏名や、住所や、性別や、家族構成や、(借入がある場合の)残りの返済期間や、勤務先の名称や、居住形態や、居住年数などが想定される。また、積立アプリは、ユーザUXから、中古車販売店の情報を検索するためのボタンG17の操作を受け付けることにより、提携先の販売店や正規代理店の一覧を表示できる。
(1-5.持ち物リストの情報表示例)
以下、図6を用いて、積立状況提供処理に伴って端末装置10に表示される情報の一例を説明する。図6は、本実施形態に係る情報表示例(その3)を示す図である。なお、以下では、積立アプリを通じて、端末装置10に表示される画面情報の一例を説明する。
図6に示すように、端末装置10が備えるディスプレイ11に表示されるトップ画面W1には、図4に示すステップS21と同様に、目的別積立の画像G6が表示される(ステップS41)。
また、ユーザUXが、トップ画面W1において画像G6を操作すると、ディスプレイ11には、積立状況を示す情報をユーザUXに提示するための積立状況表示画面W5が表示される(ステップ42)。積立状況表示画面W5には、図6に示すステップS22と同様に、積立状況を示す情報として、現在の積立残高や、目標金額の達成率や、毎月の積立額などが表示される。
また、積立状況表示画面W5には、ウィッシュリスト表示ボタンG7の他、図5に示すステップS22とは異なり、持ち物リスト表示ボタンG14が表示されている。持ち物リスト表示ボタンG14は、ユーザUXの所有物の一覧を提示する持ち物リストを表示させるためのボタンである。持ち物リスト表示ボタンG14は、ユーザUXが積立の目的を達成し、積み立てたデジタルマネーを原資として、電子決済サービスを用いた決済により、ウィッシュリストに掲載されている商品などを購入することを契機として積立状況表示画面W5に表示される。
また、積立状況表示画面W5において、たとえば、ユーザUXが持ち物リスト表示ボタンG14を操作すると、ディスプレイ11には、持ち物リスト表示画面W8が表示される(ステップS43)。なお、図6に示す例では、説明の便宜上、持ち物リスト表示画面W8に表示される情報の詳細を拡大して示している。
持ち物リスト表示画面W8には、ウィッシュリスト表示画面W6(図5参照)と同様に、ウィッシュリストと持ち物リストとを相互に切り換えて表示するための切換表示ボタンG8が表示されている。
また、持ち物リスト表示画面W8には、購入した商品などの所有物の情報が表示されている。図6に示す例では、所有物の情報として、車名「EX1-1」の自動車の画像と、購入年月日:「2021/10/10」と、購入時価格:「200万円」とが表示されている。
また、持ち物リスト表示画面W8には、所有物の情報のそれぞれに、所有物の買取査定の要求をユーザUXから受け付けるためのボタンG15が表示されている。このボタンG15は、所定条件を満たす場合に表示されてもよい。たとえば、このボタンG15は、持ち物リストに所有物の情報を掲載した後、所定期間の経過を条件として表示されてもよい。あるいは、このボタンG15は、予めユーザUXから受け付ける設定に基づいて表示されてもよい。あるいは、このボタンG15は、市場における所有物の需要と供給の関係に基づいて、売り手市場のタイミングであることを条件として表示されてもよい。
たとえば、ユーザUXが、持ち物リスト表示画面W8においてボタンG15を操作すると、ディスプレイ11には、ボタンG15に対応付けられている車名「EX1-1」の自動車の買取査定の申し込みを行うための買取査定申込画面W9が表示される(ステップS44)。
買取査定申込画面W9には、車名「EX1-1」の自動車の買取相場を示す情報J3や、年式および走行距離を示す情報J4が表示されている。たとえば、サービス提供装置100は、買取相場として、現在までの所定期間における市場の平均価格を表示してもよい。また、サービス提供装置100は、市場の最低価格と最高価格とによる価格帯で買取相場を表示してもよい。また、買取査定申込画面W9には、買取査定の申込を行うためのボタンG16や、中古車販売店の情報を検索するためのボタンG17が表示されている。
端末装置10において実行される積立アプリは、ユーザUXから、買取査定の申し込みを行うためのボタンG16の操作を受け付けることにより、提携先の中古車販売店に対して、正式な買取査定の申込を送信する。また、積立アプリは、ユーザUXから、中古車販売店の情報を検索するためのボタンG17の操作を受け付けることにより、提携先の中古車販売店の一覧を表示できる。
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置の一例であるサービス提供装置100は、サービス利用者から、たとえば、積立の目的ごとに、通貨の積立目標の設定を受け付けて、サービス利用者ごとに管理する。また、サービス提供装置100は、設定に応じて自動積立させる積立残高の情報とともに、積立の目的を早期に実現するための融資に関する情報を提供する。このように、サービス提供装置100は、デジタルマネーの貯蓄スキームと融資取付スキームとを連携させ、これらのスキームを通じて、サービス利用者のライフプランの早期実現を支援できる。
以下、図7を用いて、たとえば、図5に示す審査申込画面W7を通じて、ユーザUXにより申し込まれた融資に関する処理の一例を説明する。図7は、実施形態に係る融資に関する処理の概要を示す図である。
図7に示すように、サービス提供装置100は、専用のアプリなどを通じて、ユーザUXから融資の申込を受け付けると(ステップS51)、融資の申込とともに、融資額の決定に必要な情報を金融機関装置20に送信する(ステップS52)。サービス提供装置100は、金融機関からの要求に応じて、ユーザUXに対する融資額を決定するために必要な情報を金融機関に提供できる。
融資額の決定に必要な情報には、ユーザUXに関する情報や、融資の使途などが含まれる。ユーザUXの情報には、サービス提供装置100からユーザUXに付与されているユーザアカウントや、融資に関連する積立額などが含まれる。融資の使途には、融資を受けて商品やサービスなどの取引対象を購入する購入先を示す情報や、取引対象を購入するために支払いを行う支払い予定日を示す情報が含まれる。
金融機関装置20は、サービス提供装置100からユーザUXについての融資の申込を受け付けると、サービス提供装置100から提供される情報に基づいて、ユーザUXに対する融資額を決定する。そして、金融機関装置20は、たとえば、ユーザUXとの間の融資契約が確定すると、決定した融資額(たとえば、180万円)に相当する額の電子マネーを、ユーザUXのユーザアカウントをチャージ先としてチャージする(ステップS53)。
サービス提供装置100は、金融機関装置20から融資額に相当する額の電子マネーのチャージがあると、融資額の仕分けを実行する(ステップS54)。たとえば、サービス提供装置100は、ユーザUXに対応する積立目標と積立額との差額を算出し、算出した差額を積立の目的ごとに仕分けて、ユーザUXのユーザアカウントに紐付けて管理する。具体的には、図7に示す場合、サービス提供装置100は、チャージ金額の180万円を、目的1(車購入資金)に対応する80万円と、目的2(結婚式場費用)に対応する100万円とに振り分けて、通常利用を制限するマネー残高として個別に管理する。
また、サービス提供装置100は、金融機関装置20からの融資額をユーザUXのマネー残高に反映する(ステップS55)。これにより、ユーザUXのマネー残高(総残高)は、一時的に大きくなる。
ユーザUXは、融資の使途として指定した自動車ディーラー(企業A)に支払予定日に赴き、端末装置10を用いて決済を行う。これに伴い、端末装置10は、決済要求をサービス提供装置100に送信する(ステップS56-1)。また、ユーザUXは、融資の使途として指定した挙式サービス会社(企業B)に支払予定日に赴き、端末装置10を用いて決済を行う。これに伴い、端末装置10は、決済要求をサービス提供装置100に送信する(ステップS56-2)。
サービス提供装置100は、ユーザUXからの決済要求に応じて、対応する決済処理を実行する(ステップS57)。また、サービス提供装置100は、ユーザUXに提供する専用のアプリケーションにより端末装置10に表示される画面W10を通じて、ユーザUXにより選択された決済履歴の送信要求を端末装置10から受信する。図7に示す画面W10は、金融機関からの融資を受けて行われた決済を一覧で表示する画面である。画面W10は、決済履歴の各々を選択可能に構成される。また、画面W10は、ユーザUXにより決済履歴の選択が行われた場合、融資を受けた金融機関に送信するか否かを確認するためのポップアップを表示する。端末装置10は、画面W10に表示されるポップアップを通じて、ユーザUXから選択中の決済履歴の送信指示を受け付けると、決済履歴の送信要求をサービス提供装置100に送信する(ステップS58)。
サービス提供装置100は、ユーザUXから選択中の決済履歴の送信要求を受信すると、選択中の決済履歴を金融機関装置20に提供する(ステップS59)。なお、サービス提供装置100は、ユーザUXからの要求に応じて決済履歴を金融機関装置20に送信するのではなく、自動的に送信してもよい。たとえば、サービス提供装置100は、決済が完了次第、決済履歴を金融機関装置20に送信してもよい。
上述してきたように、実施形態に係る融資に関する処理によれば、サービス提供装置100は、サービス利用者について、融資額の決定に必要な情報を金融機関に提供するとともに、融資を受けて行われた決済履歴を金融機関に提供する。このようにして、サービス提供装置100は、サービス利用者による融資の利用を支援できる。
〔2.装置構成例〕
以下、本実施形態に係るサービス提供装置100の構成について説明する。図8は、実施形態に係るサービス提供装置の構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、サービス提供装置100は、サービス事業者UZ(図1など参照)がサービス利用者であるユーザUX(たとえば、図1など参照)に提供するデジタルマネーに関する各種サービスに関する処理を実行する。図6に示すように、サービス提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、有線又は無線により、ネットワークNに接続される。通信部110は、ネットワークNを介して、端末装置10や、金融機関装置20や、銀行サーバ30などとの間で情報の送受信を行う。通信部110は、たとえば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
(記憶部120について)
記憶部120は、制御部130による制御及び演算に用いられるプログラム及びデータを記憶する。記憶部120は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部120は、積立情報記憶部121と、口座情報記憶部122と、ユーザ情報記憶部123と、決済履歴記憶部124とを有する。
(積立情報記憶部121について)
積立情報記憶部121は、積立の目的ごとに各サービス利用者から受け付けるデジタルマネーの積立目標に関する積立情報を記憶する。図9は、実施形態に係る積立情報の概要を示す図である。なお、図9は、実施形態に係る積立情報の一例を示すものであり、図9に示す例とは異なる形態で構成されていてもよい。
図9に示すように、積立情報記憶部121が記憶する積立情報は、「ユーザID」の項目や、「目的」の項目や、「目標金額」の項目や、「積立額(毎月)」の項目や、「仮審査結果」の項目や、「融資条件(融資額|金利(年率))」の項目などを有する。積立情報が有するこれらの項目は、相互に対応付けられている。
「ユーザID」の項目には、サービス事業者UZが提供する積立サービスなどの利用登録の際に、各サービス利用者(たとえば、ユーザUX)に対して個別に割り振るユーザID(識別情報)が記憶される。
「目的」の項目には、積立の目的を示す情報が記憶される。積立の目的を示す情報は、たとえば、上述の目的選択画面W2(たとえば、図3参照)を通じて、各サービス利用者から受け付けられる。
「目標金額」の項目には、積立を行う際に設定される目標金額を示す情報が記憶される。目標金額を示す情報は、たとえば、上述の積立目標設定画面W3(たとえば、図3参照)を通じて、各サービス利用者から受け付けられる。
「積立額(毎月)」の項目には、積立を行う際に設定される毎月の積立金額を示す情報が記憶される。積立金額を示す情報は、たとえば、上述の積立目標設定画面W3(たとえば、図3参照)を通じて、各サービス利用者から受け付けられる。
「仮審査結果」の項目には、各サービス利用者に対する融資が可能かどうかを仮決定する仮審査の結果を示す情報が記憶される。仮審査の結果を示す情報は、サービス事業者UZが、積立目標の設定を行ったサービス利用者の仮審査を金融業者UYに依頼することにより、金融業者UYから取得される。
「融資条件」の項目には、融資条件に関する情報が記憶される。融資条件に関する情報は、金融業者UYによる仮審査により決定されたユーザUXに融資可能な金額を示す限度額を示す情報や、融資の際に適用する金利を示す情報を含む融資条件に関する情報が記憶される。融資条件に関する情報は、仮審査の結果を示す情報とともには、金融業者UYから取得する。
たとえば、図9によれば、ユーザIDが「U#001」であるサービス利用者について、自動車購入を積立の目的として、目標金額が200万円、毎月の積立金額が2万円の積立目標が示されている。また、図7によれば、このユーザに対する仮審査の結果、融資が可能であり、限度額:200万円で、金利(年率):8%の融資条件が示されている。
(口座情報記憶部122について)
口座情報記憶部122は、サービス利用者に紐付くデジタルマネーの積立口座に関する情報が記憶されている。図10は、実施形態に係る口座情報の概要を示す図である。なお、図10は、実施形態に係る口座情報の一例を示すものであり、図10に示す例とは異なる形態で構成されていてもよい。
図10に示すように、口座情報記憶部122が記憶する口座情報は、「口座ID」の項目や、「所有者ID」の項目や、「総残高」の項目や、「内訳」の項目などの複数の項目を有する。口座情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。口座情報は、サービス利用者ごとに管理される。
「口座ID」の項目には、各サービス利用者のマネー口座を識別するためにマネー口座ごとに固有に割り振られる口座ID(識別情報)が記憶される。なお、マネー口座は、サービス利用者が保有している電子マネーのマネー残高が管理されるウォレットであり、各サービス利用者に対して個別に割り当てられるユーザアカウントに紐付けられる。
「所有者ID」の項目には、口座IDに紐付けられたマネー口座を所有する所有者を識別するために所有者ごとに個別に割り振られる所有者ID(識別情報)が記憶される。一例として、所有者IDには、積立サービスを利用する際にサービス利用者ごとに個別に割り振られるユーザIDがそのまま利用される場合が考えられる。
「総残高」の項目には、マネー口座に保有されているデジタルマネーの総残高(積立残高)を示す情報が記憶される。
「内訳」の項目には、「通常利用分」の項目と、「積立目的分」の項目とを有する。「通常利用分」の項目には、通常の決済を行う際に利用が可能なマネー残高が記憶される。「積立目的分」の項目には、目的積立に対応するマネー残高が記憶される。「積立目的分」の項目に記憶されるマネー残高は、通常の決済などの利用が不可となる。
たとえば、図10によれば、口座ID:「AC#1」に紐づく積立口座の所有者は、所有者ID:「U#001」が割り振られているサービス利用者であり、「1,150,000円」のマネー残高がマネー口座に保有されていることが示されている。また、図10によれば、マネー残高のうち、通常利用分として「6万円」が保有され、積立目的分として「4万円」が保有されていることが示されている。また、図10によれば、積立目的分のうち、目的1:車購入資金として「2万円」が保有され、目的2:結婚式場費用として「2万円」が保有されていることが示されている。
なお、「総残高」の項目は、デジタルマネーの管理方法に応じて、さらに細かく区分けされていてもよい。たとえば、「総残高」の項目を、「給与」の項目および「給与以外」の項目に区分けしてもよい。この場合、「給与」の項目は、「総残高」項目に記憶された総残高のうち、給与として入金されたデジタルマネーの残高を示す情報を記憶する。そして、「給与以外」の項目は、「総残高」項目に記憶された総残高のうち、給与以外の名目で入金されたデジタルマネーの残高を示す情報を記憶する。
また、「給与以外」の項目を、「通常」の項目および「利益」の項目などの項目にさらに区分けしてもよい。この場合、「通常」の項目は、決済口座の所有者が自らチャージしたデジタルマネーの残高を示す情報を記憶する。たとえば、「通常」の項目に記憶される情報には、決済口座に紐付けられたクレジットカードまたは銀行口座から入金されたデジタルマネーの残高を示す情報などが考えられる。また、たとえば、「利益」の項目に記憶される情報には、事業者Yがサービス利用者に提供する電子決済サービスを利用した際に決済金額に対してキャッシュバックされたデジタルマネーの残高を示す情報などが考えられる。
また、サービス提供装置100は、たとえば、銀行サーバ30からの入金通知などにより、各サービス利用者からの入金を確認すると、各サービス利用者に対応するマネー口座に対して、入金額に相当するマネー残高を加算する。たとえば、サービス提供装置100は、ユーザUXから10万円の入金を確認すると、ユーザUXに紐付くマネー口座に対して、10万円相当のデジタルマネーを通常利用分と積立目的分とに振り分けて残高加算する。
(ユーザ情報記憶部123について)
ユーザ情報記憶部123は、サービス利用者に関する各種ユーザ情報を記憶する。図11は、実施形態に係るユーザ情報の概要を示す図である。なお、図11は、実施形態に係るユーザ情報の一例を示すものであり、図11に示す例とは異なる形態で構成されていてもよい。
図11に示すように、ユーザ情報記憶部123に記憶されるユーザ情報は、「ユーザID」の項目や、「個人情報」の項目や、「居住情報」の項目や、「勤務先情報」の項目や、「借入情報」の項目などの複数の項目を有する。ユーザ情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「ユーザID」の項目には、サービス事業者UZが提供する積立サービスなどの利用登録の際に、各サービス利用者(たとえば、ユーザUX)に対して個別に割り振るユーザID(識別情報)が記憶される。
「個人情報」の項目には、サービス利用者に関する個人情報が記憶される。個人情報には、名前や性別、家族構成、年収などの情報が含まれる。「居住情報」の項目には、郵便番号や住所、居住形態などの情報が含まれる。
「勤務先情報」の項目には、勤務先名や、勤務先住所・連絡先や、勤務形態や、業種・職種や、部署や、入社年月などの情報が含まれる。「借入情報」の項目には、住宅ローンやカードローンの有無や、他社借入金額などの情報が含まれる。
ユーザ情報には、上述の項目に該当する情報の他、サービス利用者のアカウント管理に用いられるメールアドレスやパスワードなどの情報などが含まれ得る。
(決済履歴記憶部124について)
決済履歴記憶部124は、サービス事業者UZの提携先の金融機関からの融資を受けてサービス利用者により行われた決済履歴が記憶される。図12は、実施形態に係る決済履歴の概要を示す図である。なお、図12は、実施形態に係る決済履歴の一例を示すものであり、図12に示す例とは異なる形態で構成されていてもよい。決済履歴は、サービス利用者ごとに管理される。
図12に示すように、決済履歴記憶部124に記憶される決済履歴は、「ユーザID」の項目や、「決済番号」の項目や、「支払先」の項目や、「支払予定日」の項目や、「融資額」の項目や、「決済金額」の項目などの複数の項目を有する。決済履歴が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「ユーザID」の項目には、サービス事業者UZが提供する積立サービスなどの利用登録の際に、各サービス利用者(たとえば、ユーザUX)に対して個別に割り振るユーザID(識別情報)が記憶される。「決済番号」の項目には、サービス利用者により行われた決済を識別するための識別情報が記憶される。「支払先」の項目には、サービス利用者が融資の使途として指定した支払先を示す情報が記憶される。「支払予定日」の項目には、サービス利用者が融資の使途として指定した支払予定日を示す情報が記憶される。「融資額」の項目には、サービス利用者が金融機関から受けた融資額を示す情報が記憶される。「決済金額」の項目には、融資を受けて行われた決済の金額を示す情報が記憶される。
図12によれば、ユーザIDが「U#001」であるサービス利用者が金融機関から融資を受けて行った決済番号「決済#1」で識別される決済履歴には、支払先が「企業A」であり、支払予定日が「2022年3月31日」であり、融資額が「80万円」であり、決済金額が「200万円」であることが示されている。
(制御部130について)
制御部130は、サービス提供装置100の制御や演算を実行するコントローラ(controller)である。制御部130の各部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、サービス提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)、SoC(System on a Chip)などの集積回路により実現される。
図8に示すように、制御部130は、管理部131と、送金部132と、提供部133と、融資処理部134とを有する。制御部130は、図8に示す各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、説明は省略するが、制御部130の内部構成は、図8に示す各部に限られず、電子決済を実行するための情報処理の機能や作用を実現または実行する各部を有していてもよい。
(管理部131について)
管理部131は、積立の目的ごとにサービス利用者から受け付けるデジタルマネーの積立目標をサービス利用者ごとに管理する。
たとえば、管理部131は、通信部110を通じて、サービス利用者(たとえば、ユーザUX)から積立目標に関する情報を受け付けると、金融機関装置20に対して、仮審査要求を送信する。なお、管理部131は、積立の目的ごとに仮審査要求を申し込むことができる。また、サービス提供装置100は、仮審査に必要な情報として、積立の目的が含まれていてもよい。また、使用目的を問わずに融資を行う金融業者UYに対しては、積立の目的を仮審査に必要な情報に含めなくてもよい。そして、管理部131は、通信部110を通じて、金融機関装置20から仮審査結果を取得すると、サービス利用者に関連付けて、サービス利用者により設定された積立目標に関する積立情報とともに、サービス利用者についての仮審査結果を積立情報記憶部121に登録する。
また、管理部131は、積立の目的ごとに積立目標の設定をサービス利用者から受け付けることができる。
また、たとえば、管理部131は、積立の目的である対象物が市場に流通していない場合、対象物に代わる代替物の情報を取得して管理できる。
また、たとえば、管理部131は、対象物を元に選定される選定物の情報を取得して管理できる。
また、管理部131は、各サービス利用者の自動積立の処理を実行できる。たとえば、管理部131は、サービス利用者から電子マネーのチャージを受け付けた場合、サービス利用者により予め設定された積立設定額に基づいて、チャージ金額から積立目的分を仕分けて、サービス利用者に紐付けて管理する。
また、管理部131は、所定のタイミングで、チャージ金額から積立設定額に相当する額を積立目的分として仕分けする。
また、管理部131は、チャージ金額が積立設定額に満たない場合、積立目的の中で予め設定された優先度に基づいて積立目的分の仕分けを行う。
また、管理部131は、チャージ金額が積立設定額に満たない場合、積立目的分の手動送金の提案をサービス利用者に通知する。
また、管理部131は、目的口座が作成されるまでの間、サービス利用者に提供するアプリケーション上で積立目的分を一時的に管理する。
(送金部132について)
送金部132は、所定のタイミングで、サービス利用者に紐付く積立用の目的口座に対して、積立目的分を自動送金する。
(提供部133について)
提供部133は、積立目標に従って自動積立される積立残高の情報とともに、積立の目的を早期に実現するための融資に関する情報を提供する。
たとえば、提供部133は、通信部110を通じて、サービス利用者(たとえば、ユーザUX)から積立状況の表示要求を受け付けると、表示要求に紐付くサービス利用者の積立状況に関する情報を口座情報記憶部122から取得する。積立状況に関する情報には、積立情報記憶部121に記憶されている現時点での積立残高の情報などが含まれる。そして、提供部133は、取得した積立状況に関する情報(たとえば、図6に示す積立状況表示画面W5)を、通信部110を通じて送信することにより、表示要求の送信元であるサービス利用者に提供する。
また、たとえば、提供部133は、融資に関する情報の取得要求をユーザから受け付けるための受付手段(たとえば、図5に示すボタンG9,G10)を積立残高に関する情報とともに提供できる。
また、たとえば、提供部133は、受付手段を通じて、融資に関する情報の取得要求をサービス利用者から受け付けた場合、複数の金融業者に対してサービス利用者の仮審査を要求し、複数の金融業者から取得した仮審査の結果の中から、サービス利用者にとって最良の融資条件を提示する仮審査の結果を選択し、融資に関する情報として提供する。
また、たとえば、提供部133は、融資に関する情報とともに、融資の受けるための審査申込手段(たとえば、図5に示すボタンG12)を提供できる。
また、たとえば、提供部133は、積立残高を頭金とした場合の支払期間、金利、及び利用金額を含む融資に関する情報を提供できる。
また、たとえば、提供部133は、積立残高の情報を提供する際、対象物の情報に差し替えて代替物の情報を提供できる。
また、たとえば、提供部133は、対象物の情報を提供する際、対象物の情報とともに選定物の情報を提供できる。
また、たとえば、提供部133は、対象物についての融資に関する情報の取得要求をサービス利用者から受け付けた場合、複数の金融業者に対して対象物および選定物を含めてサービス利用者の仮審査を要求し、複数の金融業者から取得した仮審査の結果の中から、サービス利用者にとって最良の融資条件を提示する仮審査の結果を対象物および選定物の各々について選択し、融資に関する情報として提供できる。また、提供部133は、選定物について、融資を受けるための審査申込をユーザから受け付けることができる。
(融資処理部134について)
融資処理部134は、たとえば、図5に示す審査申込画面W7を通じて、ユーザUXにより申し込まれた融資に関する処理を実行する。たとえば、融資処理部134は、サービス利用者から受け付けた融資の申込を提携先の金融機関に送信して、サービス利用者に対する融資額に相当する額の電子マネーのチャージを金融機関から受け付ける。
また、融資処理部134は、融資の申込を金融機関に送信する際、金融機関からの要求に応じて融資額を決定するために必要な情報を金融機関に提供する。ここで、融資額を決定するために必要な情報は、サービス利用者に関する情報、及び、融資の使途を含む。
また、融資処理部134は、金融機関からの融資を受けて行われた決済の履歴を金融機関に提供する。たとえば、融資処理部134は、サービス利用者に提供されるユーザアプリの画面を通じて、サービス利用者により選択された決済履歴を金融機関に提供する。
〔3.処理手順〕
(3-1.積立目標登録処理)
以下、実施形態に係るサービス提供装置100による処理手順について説明する。まず、図13を用いて、実施形態に係る積立目標登録処理の処理手順の一例を説明する。図13は、実施形態に係る積立目標登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、サービス提供装置100が有する制御部130により繰り返し実行される。
図13に示すように、管理部131は、サービス利用者(たとえば、ユーザUX)から積立目標に関する情報を受け付ける(ステップS101)。次に、管理部131は、金融機関装置20に対して、仮審査要求を送信する(ステップS102)。
次に、管理部131は、通信部110を通じて、金融機関装置20から仮審査結果を取得する(ステップS103)。そして、管理部131は、サービス利用者により設定された積立目標に関する積立情報とともに、サービス利用者についての仮審査結果を積立情報記憶部121に登録して(ステップS104)、図10に示す処理手順を終了する。
(3-2.積立状況提供処理)
以下、図14を用いて、実施形態に係る積立状況提供処理の処理手順の一例を説明する。図14は、実施形態に係る積立状況提供処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、サービス提供装置100が有する制御部130により繰り返し実行される。
図14に示すように、提供部133は、サービス利用者(たとえば、ユーザUX)から積立状況の表示要求を受け付ける(ステップS201)。
次に、提供部133は、表示要求に紐付くサービス利用者の積立状況に関する情報を口座情報記憶部122から取得する(ステップS202)。
次に、提供部133は、表示要求に紐付くサービス利用者に対して、積立残高の情報とともに、融資に関する情報を提供して(ステップS203)、図14に示す処理手順を終了する。
(3-3.自動積立処理)
以下、図15を用いて、実施形態に係る自動積立処理の処理手順の一例を説明する。図15は、実施形態に係る積立状況提供処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、サービス提供装置100が有する制御部130により繰り返し実行される。
図15に示すように、管理部131は、サービス利用者(たとえば、ユーザUX)から電子マネーのチャージを受け付ける(ステップS301)。また、管理部131は、積立設定額に基づいて、チャージ金額から積立目的分を仕分ける(ステップS302)。
また、管理部131は、チャージ金額から仕分けた積立目的分を、サービス利用者に紐付けて管理する(ステップS303)。そして、管理部131は、所定のタイミングで、サービス利用者に紐付く積立用の目的口座に対して、積立目的分を自動送金し(ステップS304)、図15に示す処理手順を終了する。
〔4.ハードウェア構成〕
また、上述してきた本実施形態に係るサービス提供装置100は、たとえば、図16に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図16は、実施形態に係るサービス提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラムなどに基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAMなど、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、たとえば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナなどといった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、たとえば、USBなどにより実現される。
なお、入力装置1020は、たとえば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどから情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリなどの外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。たとえば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
たとえば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置の一例であるサービス提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)を実行することにより、制御部130と同様の機能を実現する。すなわち、演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)との協働により、実施形態に係るサービス提供装置100による処理を実現する。
〔5.効果〕
上述してきたように、本実施形態に係る情報処理装置の一例であるサービス提供装置100は、サービス利用者から受け付けた融資の申込を提携先の金融機関に送信して、前記サービス利用者に対する融資額に相当する額の電子マネーのチャージを前記金融機関から受け付ける融資処理部134を有する。
たとえば、融資処理部134は、融資の申込を金融機関に送信する際、金融機関からの要求に応じて融資額を決定するために必要な情報を金融機関に提供する。
また、融資額を決定するために必要な情報は、サービス利用者に関する情報、及び、融資の使途を含む。
また、融資処理部134は、金融機関からの融資を受けて行われた決済の履歴を金融機関に提供する。
また、融資処理部134は、サービス利用者に提供されるユーザアプリの画面を通じて、サービス利用者により選択された決済履歴を金融機関に提供する。
このようにして、実施形態に係るサービス提供装置100は、上述した各部により実行される処理、又は各部のうちのいずれかの組合せにより、サービス利用者であるユーザによる融資の利用を支援できる。
〔6.その他〕
以上、本実施形態および変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述したサービス提供装置100は、機能によっては外部のプラットフォームなどをAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、その構成を柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、制御部は、制御手段や制御回路に読み替えることができる。
また、本願の実施形態に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本願の実施形態は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、実施形態の記載から当業者にとって明らかな他の効果を奏しうる。
10 端末装置
20 金融機関装置
100 サービス提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 積立情報記憶部
122 口座情報記憶部
123 ユーザ情報記憶部
124 決済履歴記憶部
130 制御部
131 管理部
132 送金部
133 提供部
134 融資処理部

Claims (7)

  1. サービス利用者から受け付けた融資の申込を提携先の金融機関に送信して、前記サービス利用者に対する融資額に相当する額の電子マネーのチャージを前記金融機関から受け付ける融資処理部
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記融資処理部は、
    前記融資の申込を前記金融機関に送信する際、前記金融機関からの要求に応じて前記融資額を決定するために必要な情報を前記金融機関に提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記融資額を決定するために必要な情報は、前記サービス利用者に関する情報、及び、前記融資の使途を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記融資処理部は、
    前記金融機関からの融資を受けて行われた決済の履歴を前記金融機関に提供する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記融資処理部は
    前記サービス利用者に提供されるユーザアプリの画面を通じて、前記サービス利用者により選択された決済履歴を前記金融機関に提供する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    サービス利用者から受け付けた融資の申込を提携先の金融機関に送信して、前記サービス利用者に対する融資額に相当する額の電子マネーのチャージを前記金融機関から受け付ける融資処理工程
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. サービス利用者から受け付けた融資の申込を提携先の金融機関に送信して、前記サービス利用者に対する融資額に相当する額の電子マネーのチャージを前記金融機関から受け付ける融資処理手順
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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