JP2023140830A - 携帯端末用収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車幅方向の占有スペースを増やすことなく複数の携帯端末を収納できる携帯端末用収納装置を提供する。【解決手段】携帯端末用収納装置11は、車両の室内に設けられ、複数の段部18,19同士が段差部17によって連結された階段状の台座12と、複数の段部18,19上にそれぞれ配置され、携帯端末13が挿入される挿入口30を前端に有するとともに携帯端末13の一部を覆って収納する複数の収納部14とを備える。複数の収納部14は、収納位置と使用位置との間で車幅方向に延びる軸線を中心に回転可能に台座12にそれぞれ支持される。上下方向で隣り合う2つの収納部14は、下側に位置する収納部14の後端部の上に上側に位置する収納部14の前端部が重なって配置されるとともに、前端部同士がリンク34によって連結されることによって収納位置と使用位置との間で連動して回転するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、車室内に設けられて携帯端末を収納可能にした携帯端末用収納装置に関する。
従来、この種の携帯端末用収納装置として、例えば特許文献1に示す電子機器用ホールド装置が知られている。こうした電子機器用ホールド装置は、車室内のセンターコンソールの上面に固定されたホルダを備えている。ホルダは、上面が開放された収納スペースを有している。この収納スペースは、スマートフォンなどの電子機器をセットしたり取り出したりすることが可能に構成されている。
特開2013-237343号公報
ところで、上述の電子機器用ホールド装置では、ホルダを1つしか備えていないので、複数の電子機器を収納できない。このため、上述の電子機器用ホールド装置において、複数の電子機器を収納するべくホルダを複数に増やそうとすると、複数のホルダを車幅方向に並べて配置する必要がある。しかしながら、複数のホルダを車幅方向に並べて配置すると、複数のホルダによって車幅方向の占有スペースが増えてしまうので、車幅の狭い車両に電子機器用ホールド装置を搭載することが困難になるという問題がある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する携帯端末用収納装置は、車両の室内に設けられ、複数の段部同士が段差部によって連結された階段状の台座と、複数の前記段部上にそれぞれ配置され、携帯端末が挿入される挿入口を前端に有するとともに前記携帯端末の一部を覆って収納する複数の収納部と、を備えた携帯端末用収納装置であって、複数の前記収納部は、後端部において、水平な姿勢になる収納位置と後端部よりも前端部の方が高くなる姿勢になる使用位置との間で車幅方向に延びる軸線を中心に回転可能に前記台座にそれぞれ支持され、上下方向で隣り合う2つの前記収納部は、下側に位置する前記収納部の後端部の上に上側に位置する前記収納部の前端部が重なって配置されるとともに、前端部同士がリンクによって連結されることによって前記収納位置と前記使用位置との間で連動して回転するように構成されていることを要旨とする。
上記構成によれば、携帯端末を収納する複数の収納部が上下方向に重ねて配置されているとともに、複数の収納部を収納位置と使用位置との間で連動して回転させるために車幅方向にスペースを確保する必要がない。したがって、車幅方向の占有スペースを増やすことなく複数の携帯端末を収納できる。
上記携帯端末用収納装置は、前記収納部が前記収納位置にある場合に、前記収納部に収納された状態の前記携帯端末を固定する固定機構を備えることが好ましい。
上記構成によれば、例えば車両の急停車などによって慣性力が作用した場合に、収納部から携帯端末が前方に向かって飛び出すことを固定機構によって抑制できる。
上記携帯端末用収納装置において、前記収納位置にある前記収納部に収納された状態の前記携帯端末における前記収納部から露出する部分の下面には凹部が形成され、前記固定機構は、前記段部上及び前記収納部上に形成されるとともに、前記収納部が前記収納位置にある場合に前記収納部に収納された状態の前記携帯端末の前記凹部と嵌合する凸部を備えることが好ましい。
上記構成によれば、凹部と凸部とを嵌合させるだけで、例えば車両の急停車などによって慣性力が作用した場合でも、収納部に収納された状態の携帯端末が収納部から前方に向かって飛び出すことを抑制できる。すなわち、慣性力によって収納部から携帯端末が飛び出すことを簡単な構成で抑制できる。
本発明は、車幅方向の占有スペースを増やすことなく複数の携帯端末を収納できるという効果がある。
一実施形態において、携帯端末を収納した収納部が収納位置にあるときの携帯端末用収納装置を示す側断面図である。 携帯端末を表面側から見たときの斜視図である。 携帯端末を裏面側から見たときの斜視図である。 台座の斜視図である。 第1収納部の斜視図である。 第2収納部の斜視図である。 携帯端末用収納装置の要部を示す側面図である。 携帯端末を収納した収納部が使用位置にあるときの携帯端末用収納装置を示す側断面図である。
以下、携帯端末用収納装置の一実施形態を図面に従って説明する。以下の記載に関しては、車両の前進方向を前方とするとともに後進方向を後方として説明する。また、上下方向は車両の上下方向を意味するとともに、車幅方向は車両の左右方向を意味するものとする。
<携帯端末用収納装置11>
図1に示すように、携帯端末用収納装置11は、例えば、車両の室内における後部座席のアームレスト上や運転席と助手席との間のコンソール上などに設けられる。携帯端末用収納装置11は、1つの台座12と、携帯端末13を収納する複数(本例では2つ)の収納部14とを備えている。
<携帯端末13>
図2及び図3に示すように、携帯端末13は、矩形板状をなしている。携帯端末13は、表面の略全体にわたって例えば液晶や有機ELなどによって構成される表示画面15を有している。表示画面15は、例えばタッチディスプレイによって構成される。携帯端末13では、表示画面15の表示に乗員(ユーザ)が指などで触れることによって各種の入力操作が行われる。携帯端末13の裏面の中央部には、凹部16が形成されている。
<台座12>
図4に示すように、台座12は、前後方向に延びる略矩形板状をなしている。台座12の上面における前後方向の中央部よりも後部寄りの位置には、段差部17が設けられている。台座12の上面における段差部17よりも後側の領域は、段部の一例としての平面状の第1段部18とされている。
台座12の上面における段差部17よりも前側の領域は、段部の一例としての平面状の第2段部19とされている。第1段部18は、第2段部19よりも段差部17の高さ分だけ高くなっている。したがって、台座12は、複数(本例では2つ)の段部同士、すなわち第1段部18と第2段部19とが段差部17によって連結された階段状に形成されている。
図1及び図4に示すように、第1段部18の後端部における左右の両端部には、一対の第1軸受部20が立設されている。一対の第1軸受部20は、厚さ方向が左右方向(車幅方向)となる略半円板状に形成されている。一対の第1軸受部20は、左右方向において対向している。一対の第1軸受部20の中央部には、車幅方向である左右方向に延びる第1軸21が挿入される第1軸孔22がそれぞれ貫通して形成されている。
第2段部19の後端部における左右の両端部には、一対の第2軸受部23が立設されている。一対の第2軸受部23は、厚さ方向が左右方向となる四角板状に形成されている。一対の第2軸受部23は、左右方向において対向している。一対の第2軸受部23は、段差部17と一体に形成されている。一対の第2軸受部23の上面は、第1段部18と面一になっている。
一対の第2軸受部23の中央部には、車幅方向である左右方向に延びる第2軸24が挿入される第2軸孔25がそれぞれ貫通して形成されている。第2軸24は、第1軸21と同一の構成になっている。第2段部19の略中央部には、凸部の一例としての台形板状の第1凸部26が設けられている。
<収納部14>
図1に示すように、収納部14は、台座12の複数(本例では2つ)の段部上、すなわち台座12の第1段部18上及び第2段部19上にそれぞれ配置されている。2つの収納部14のうち、第1段部18上に配置された収納部14は第1収納部27とされるとともに、第2段部19上に配置された収納部14は第2収納部28とされている。
<第1収納部27>
図1、図4及び図5に示すように、第1収納部27は、全体として略矩形板状をなすとともに、第1段部18上に水平に載置されている。第1収納部27の前端部は、段差部17よりも前方に突出している。第1収納部27の後端部は、一対の第1軸受部20に挟まれている。第1収納部27の後端面は、左右方向から見て後側に膨らむ円弧状をなしている。第1収納部27の後端部には、当該後端部を左右方向に貫通するとともに第1軸21を挿入可能にした軸挿入孔29が形成されている。
第1収納部27の軸挿入孔29は、一対の第1軸受部20の第1軸孔22と左右方向において対応している。第1収納部27の軸挿入孔29には、第1軸21が挿入されている。第1軸21の両端部は、第1収納部27の軸挿入孔29から突出するとともに一対の第1軸受部20の第1軸孔22にそれぞれ回転不能に挿入されて支持されている。第1収納部27は、後端部にある軸挿入孔29において第1軸21に回転可能に支持されている。すなわち、第1収納部27は、第1軸21を回転中心として回転可能になっている。
第1収納部27は、後端部と前端部とが同じ高さとなる水平な姿勢になる収納位置(図1に示す姿勢)と、後端部よりも前端部の方が高くなる姿勢になる使用位置(一例として図8に示す位置)との間で回転可能になっている。第1収納部27は、第1軸21を介して、収納位置と使用位置との間で車幅方向に延びる軸線を中心に回転可能に台座12に支持されている。
第1収納部27の使用位置は特に決まっていないが、図8においては一例として第1収納部27を収納位置から反時計回り方向に30°程度回転した位置を使用位置として示している。第1収納部27は、軸挿入孔29と第1軸21との間の摩擦力により、収納位置から任意の角度分だけ回転させた位置で停止可能になっている。つまり、第1収納部27の使用位置は、乗員によって任意に変更可能になっている。これは、携帯端末13が第1収納部27に収納された状態であっても成り立つようになっている。
第1収納部27は、前端に矩形板状の携帯端末13が挿入される挿入口30を有している。すなわち、第1収納部27は、前端が挿入口30において開口した有底矩形箱状をなしている。挿入口30は、車幅方向の幅及び上下方向の厚さが携帯端末13の短辺方向の幅及び上下方向の厚さと対応している。第1収納部27は、内部に携帯端末13の一部を覆って収納する収納空間31を有している。収納空間31は、例えば、携帯端末13の長辺方向の4割程度が収納できる程度の大きさに設定される。
したがって、第1収納部27に挿入口30から携帯端末13を長辺方向において挿入して収納空間31に収納した状態では、第1収納部27の挿入口30から携帯端末13の長辺方向の6割程度が突出する。第1収納部27に携帯端末13を収納する場合には、表示画面15を上側に向けた状態で携帯端末13を挿入口30から挿入する。第1収納部27の左右両側面における前端部には、ピン32がそれぞれ突出するように設けられている。
<第2収納部28>
図1、図4及び図6に示すように、第2収納部28は、第1収納部27の上面中央部に凸部の一例としての台形板状の第2凸部33を設けたものである。すなわち、第2収納部28は、第2凸部33を設けたこと以外は、全て第1収納部27と同じ構成である。このため、第2収納部28の構成の説明は、省略する。
第2収納部28は、第2段部19上に水平に載置されている。第2収納部28の前端部は、第2段部19の第1凸部26よりも若干後側に位置している。第2収納部28の後端部は、一対の第2軸受部23に挟まれている。第2収納部28の軸挿入孔29は、一対の第2軸受部23の第2軸孔25と左右方向において対応している。第2収納部28の軸挿入孔29には、第1軸21と同一構成の第2軸24が挿入されている。
第2軸24の両端部は、第2収納部28の軸挿入孔29から突出するとともに一対の第2軸受部23の第2軸孔25にそれぞれ回転不能に挿入されて支持されている。第2収納部28は、後端部にある軸挿入孔29において第2軸24に回転可能に支持されている。すなわち、第2収納部28は、第2軸24を回転中心として回転可能になっている。第1収納部27よりも下側に位置する第2収納部28の後端部の上には、第1収納部27の前端部が重なって配置されている。
第2収納部28は、後端部と前端部とが同じ高さとなる水平な姿勢になる収納位置(図1に示す姿勢)と、後端部よりも前端部の方が高くなる姿勢になる使用位置(一例として図8に示す位置)との間で回転可能になっている。第2収納部28は、第2軸24を介して、収納位置と使用位置との間で車幅方向に延びる軸線を中心に回転可能に台座12に支持されている。
第2収納部28は、軸挿入孔29と第2軸24との間の摩擦力により、収納位置から任意の角度分だけ回転させた位置で停止可能になっている。つまり、第2収納部28の使用位置は、乗員によって任意に変更可能になっている。これは、携帯端末13が第2収納部28に収納された状態であっても成り立つようになっている。
図1及び図5~図7に示すように、第1収納部27の左右のピン32と第2収納部28の左右のピン32とは、それぞれリンク34によって回転可能に連結されている。すなわち、第1収納部27及び第2収納部28の前端部同士は、左右一対のリンク34によってそれぞれ連結されている。したがって、第1収納部27及び第2収納部28は、収納位置と使用位置との間で連動して同時に回転するようになっている。
<固定機構>
図1及び図3に示すように、収納位置にある収納部14に収納された状態の携帯端末13における収納部14から露出する部分の下面となる裏面には凹部16が形成されている。携帯端末用収納装置11は、収納部14が収納位置にある場合に、収納部14に収納された状態の携帯端末13を固定する固定機構の一例として、上記した第1凸部26及び上記した第2凸部33を備えている。
第1凸部26は、第2収納部28が収納位置にある場合に、第2収納部28に収納された状態の携帯端末13の凹部16に嵌合する。この場合、第1凸部26と携帯端末13の凹部16との嵌合により、第2収納部28に収納された状態の携帯端末13の特に前方への移動が阻害される。
第2凸部33は、第1収納部27が収納位置にある場合に、第1収納部27に収納された状態の携帯端末13の凹部16に嵌合する。この場合、第2凸部33と携帯端末13の凹部16との嵌合により、第1収納部27に収納された状態の携帯端末13の特に前方への移動が阻害される。
<携帯端末用収納装置11の作用>
図1に示すように、携帯端末用収納装置11における収納位置にある第1収納部27及び第2収納部28にそれぞれ収納された携帯端末13を使用する場合には、まず、第2収納部28に収納された携帯端末13の前端部を乗員の手で持ち上げる。すると、図8に示すように、第2収納部28が使用位置へ回転すると同時に第1収納部27が使用位置へ回転する。
このとき、第2収納部28に収納された状態の携帯端末13の凹部16と第1凸部26とが離れるとともに、第1収納部27に収納された状態の携帯端末13の凹部16と第2凸部33とが離れる。このため、第1収納部27及び第2収納部28からそれぞれ携帯端末13を取り出して使用できるようになる。
携帯端末13の使用後、携帯端末13を収納する場合には、まず、使用位置にある第1収納部27及び第2収納部28のそれぞれの挿入口30に携帯端末13を挿入して収納する。続いて、第1収納部27または第2収納部28に収納された携帯端末13の前端部を乗員の手で押し下げる。すると、図1に示すように、第1収納部27及び第2収納部28が連動して同時に収納位置へ回転する。
このとき、第2収納部28に収納された状態の携帯端末13の凹部16と第1凸部26とが嵌合するとともに、第1収納部27に収納された状態の携帯端末13の凹部16と第2凸部33とが嵌合する。これにより、両方の携帯端末13の前方への移動が阻害されるので、第1収納部27及び第2収納部28からそれぞれ携帯端末13を取り出すことができないロック状態となる。
このロック状態では、例えば車両の急停車などによって慣性力が作用した場合でも、第1収納部27及び第2収納部28にそれぞれ収納された状態の携帯端末13が前方に向かって飛び出すことが効果的に抑制される。なお、第1収納部27及び第2収納部28にそれぞれ収納された携帯端末13の上下方向、左右方向、及び後方への移動は、それぞれ第1収納部27及び第2収納部28によって阻害される。
<実施形態の効果>
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)携帯端末用収納装置11において、上下方向で隣り合う第1収納部27及び第2収納部28は、第2収納部28の後端部の上に第1収納部27の前端部が重なって配置されている。第1収納部27及び第2収納部28は、前端部同士がリンク34によって連結されることによって収納位置と使用位置との間で連動して回転するように構成されている。
上記構成によれば、第1収納部27及び第2収納部28が上下方向に重ねて配置されているため、第1収納部27及び第2収納部28が左右方向(車幅方向)に並べて配置された構成に比べて、車幅方向の占有スペースを低減できる。加えて、第1収納部27及び第2収納部28を収納位置と使用位置との間で連動して回転させるために、車幅方向にスペースを確保する必要がない。したがって、車幅方向の占有スペースを増やすことなく複数(本例では2つ)の携帯端末13を収納できる。
(2)携帯端末用収納装置11は、第1収納部27及び第2収納部28が収納位置にある場合に、第1収納部27及び第2収納部28にそれぞれ収納された状態の携帯端末13を固定する固定機構として第1凸部26及び第2凸部33を備える。第1凸部26は、第2段部19上に形成されるとともに第2収納部28が収納位置にある場合に第2収納部28に収納された状態の携帯端末13の凹部16と嵌合する。第2凸部33は、第2収納部28上に形成されるとともに第1収納部27及び第2収納部28が収納位置にある場合に第1収納部27に収納された状態の携帯端末13の凹部16と嵌合する。
上記構成によれば、第1収納部27及び第2収納部28が収納位置にある場合に、第1凸部26及び第2凸部33と、これらに対応する携帯端末13の凹部16とがそれぞれ嵌合される。このため、例えば車両の急停車などによって慣性力が作用した場合でも、第1収納部27及び第2収納部28にそれぞれ収納された状態の携帯端末13が前方に向かって飛び出すことを抑制できる。すなわち、慣性力によって第1収納部27及び第2収納部28にそれぞれ収納された状態の携帯端末13が前方に向かって飛び出すことを簡単な構成で抑制できる。
<変更例>
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第1凸部26及び第2凸部33のうちの少なくとも一方を省略してもよい。
・固定機構は、第1凸部26及び第2凸部33の代わりに、例えば表面に粘着性を有した凸部を用いてもよい。このようにすれば、第1収納部27及び第2収納部28が収納位置にある場合に、携帯端末13の裏面に凸部を接触させるだけで、当該凸部の粘着力によって携帯端末13の特に前方への移動を阻害できる。この場合、第1収納部27及び第2収納部28にそれぞれ収納された携帯端末13の上下方向、左右方向、及び後方への移動は、それぞれ第1収納部27及び第2収納部28によって阻害される。さらにこの場合、携帯端末13における凹部16は省略できる。
・携帯端末13における凹部16を凸部に変更するとともに、第1凸部26及び第2凸部33を対応する携帯端末13の凸部と嵌合可能にした凹部にそれぞれ変更してもよい。この場合、凹部が固定機構を構成する。
・台座12に段部を3つ以上設けるとともに、それぞれの段部に収納部14を配置してもよい。この場合、上下方向で隣り合う2つの収納部14同士をリンク34で連結することで、全て(3つ以上)の収納部14が収納位置と使用位置との間で連動して回転するように構成される。
11…携帯端末用収納装置
12…台座
13…携帯端末
14…収納部
15…表示画面
16…凹部
17…段差部
18…段部の一例としての第1段部
19…段部の一例としての第2段部
20…第1軸受部
21…第1軸
22…第1軸孔
23…第2軸受部
24…第2軸
25…第2軸孔
26…凸部の一例としての第1凸部
27…第1収納部
28…第2収納部
29…軸挿入孔
30…挿入口
31…収納空間
32…ピン
33…凸部の一例としての第2凸部
34…リンク

Claims (3)

  1. 車両の室内に設けられ、複数の段部同士が段差部によって連結された階段状の台座と、
    複数の前記段部上にそれぞれ配置され、携帯端末が挿入される挿入口を前端に有するとともに前記携帯端末の一部を覆って収納する複数の収納部と、
    を備えた携帯端末用収納装置であって、
    複数の前記収納部は、後端部において、水平な姿勢になる収納位置と後端部よりも前端部の方が高くなる姿勢になる使用位置との間で車幅方向に延びる軸線を中心に回転可能に前記台座にそれぞれ支持され、
    上下方向で隣り合う2つの前記収納部は、下側に位置する前記収納部の後端部の上に上側に位置する前記収納部の前端部が重なって配置されるとともに、前端部同士がリンクによって連結されることによって前記収納位置と前記使用位置との間で連動して回転するように構成されていることを特徴とする携帯端末用収納装置。
  2. 前記収納部が前記収納位置にある場合に、前記収納部に収納された状態の前記携帯端末を固定する固定機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用収納装置。
  3. 前記収納位置にある前記収納部に収納された状態の前記携帯端末における前記収納部から露出する部分の下面には凹部が形成され、
    前記固定機構は、前記段部上及び前記収納部上に形成されるとともに、前記収納部が前記収納位置にある場合に前記収納部に収納された状態の前記携帯端末の前記凹部と嵌合する凸部を備えることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末用収納装置。
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