JP2023137506A - ガス検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レトロリフレクタの中心と照射される赤外線の光軸とを容易に合わせることができるガス検出装置を提供することである。【解決手段】実施形態に係るガス検出装置は、赤外線を照射する第1の光源と、可視光を照射する第2の光源と、前記第1の光源から照射された前記赤外線を透過し、前記第2の光源から照射された前記可視光を反射するとともに、前記可視光の光軸を前記赤外線の光軸に合わせるローパスフィルタと、光軸が合わされた前記赤外線と前記可視光が入射する第1のレトロリフレクタと、前記第1のレトロリフレクタにより反射された前記赤外線を検出する第1の検出部と、前記第1のレトロリフレクタの中心に設けられた散乱体と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、ガス検出装置に関する。
分子は、赤外線に対して固有の吸収スペクトルを有する。そのため、対象となる空間に赤外線を照射すれば、空間にあるガスの検出や、空間にあるガスの成分分析を行うことができる。
例えば、検出対象となる空間を挟んで設けられた光源と、レトロリフレクタとを有するガス検出装置が提案されている。この様な装置においては、レトロリフレクタの中心と照射される赤外線の光軸とを合わせる様にしている。例えば、照射される赤外線の光軸と同軸の可視光をレトロリフレクタに照射して、レトロリフレクタの中心と、赤外線の光軸と同軸の可視光の光軸を合わせる様にしている。
ところが、レトロリフレクタに入射した可視光は、入射方向と平行で、かつ反対方向に反射される。そのため、レトロリフレクタの外側にいる作業者などが、レトロリフレクタにおける可視光の入射位置を視認するのが困難となっていた。
そこで、レトロリフレクタの中心と照射される赤外線の光軸とを容易に合わせることができるガス検出装置の開発が望まれていた。
特表2020-501161号公報
本発明が解決しようとする課題は、レトロリフレクタの中心と照射される赤外線の光軸とを容易に合わせることができるガス検出装置を提供することである。
実施形態に係るガス検出装置は、赤外線を照射する第1の光源と、可視光を照射する第2の光源と、前記第1の光源から照射された前記赤外線を透過し、前記第2の光源から照射された前記可視光を反射するとともに、前記可視光の光軸を前記赤外線の光軸に合わせるローパスフィルタと、光軸が合わされた前記赤外線と前記可視光が入射する第1のレトロリフレクタと、前記第1のレトロリフレクタにより反射された前記赤外線を検出する第1の検出部と、前記第1のレトロリフレクタの中心に設けられた散乱体と、を備えている。
本実施の形態に係るガス検出装置を例示するための模式図である。 他の実施形態に係るガス検出装置を例示するための模式図である。 他の実施形態に係るガス検出装置を例示するための模式図である。 他の実施形態に係るガス検出装置を例示するための模式図である。 他の実施形態に係るガス検出装置を例示するための模式図である。 他の実施形態に係るガス検出装置を例示するための模式図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施の形態に係るガス検出装置1を例示するための模式図である。
図1に示すように、ガス検出装置1は、例えば、第1の光源2、コリメータレンズ3、ビームスプリッタ4、レトロリフレクタ5(第1のレトロリフレクタの一例に相当する)、バンドパスフィルタ6、レンズ7、検出部8(第1の検出部の一例に相当する)、第2の光源9、ローパスフィルタ10、および散乱体11を有する。
第1の光源2は、光21を照射する。光21の波長は、例えば、0.7μm以上である。光21は、例えば、赤外線である。分子は、赤外線に対して固有の吸収スペクトルを有するので、ガス100に赤外線を照射すれば、ガス100の検出やガス100の成分の分析を行うことができる。
第1の光源2は、例えば、化合物半導体を含む量子カスケードレーザ(QCL:Quantum Cascade Laser)である。量子カスケードレーザは、例えば、4μm~16μmの範囲で発振波長を変えることができる。そのため、第1の光源2を量子カスケードレーザとすれば、光21の波長を変化させることができる。例えば、検出対象のガス100の成分が予め分かっていれば、ガス100に吸収されやすい波長を有する光21を第1の光源2から照射することができる。この様にすれば、例えば、ガス漏れなどの検出精度を向上させることができる。例えば、検出対象のガス100の成分を分析する場合には、ガス100に照射される光21の波長を振ることができる。この様にすれば、ガス100の成分の分析精度を向上させることができる。
コリメータレンズ3は、第1の光源2とレトロリフレクタ5との間に設けられている。コリメータレンズ3には、第1の光源2から照射された光21が入射する。コリメータレンズ3は、入射した光21を平行光にする。光21が平行光となれば、より遠くまで光21を到達させることができる。そのため、ガス100の遠隔検出や遠隔分析が可能となる。
ビームスプリッタ4は、コリメータレンズ3とレトロリフレクタ5との間に設けられている。ビームスプリッタ4は、コリメータレンズ3により平行光となった光21を透過する。また、ビームスプリッタ4は、レトロリフレクタ5により反射された光21を反射する。
後述するように、レトロリフレクタ5には、ローパスフィルタ10により光軸が合わされた光21と光91が入射する。レトロリフレクタ5は、入射した光21を、入射方向と平行で、かつ反対方向へ反射する。レトロリフレクタ5により反射された光21は、ビームスプリッタ4に入射する。ビームスプリッタ4に入射した光21は、ビームスプリッタ4により反射されて、検出部8に入射する。
バンドパスフィルタ6は、ビームスプリッタ4と検出部8との間に設けられている。バンドパスフィルタ6には、ビームスプリッタ4により反射された光21が入射する。バンドパスフィルタ6は、光21を透過し、光21とは異なる波長の光をカットする。バンドパスフィルタ6は、例えば、外乱光によるノイズを抑制するために設けられている。
レンズ7は、バンドパスフィルタ6と検出部8との間に設けられている。レンズ7は、バンドパスフィルタ6を透過した光21を集光する。レンズ7が設けられていれば、ガス100の検出感度や分析精度を向上させることができる。
検出部8には、レンズ7により集光された光21が入射する。検出部8は、レトロリフレクタ5により反射された光21を検出する。前述した様に、分子は、赤外線に対して固有の吸収スペクトルを有する。そのため、第1の光源2から照射された光21がガス100に入射すると、ガス100の成分に応じて所定の波長の赤外線が吸収される。したがって、ガス100を透過し、レトロリフレクタ5により反射された光21を検出部8により検出すれば、ガス100の存在(例えば、ガス漏れ)を検出したり、ガス100の成分を分析したりすることができる。
検出部8は、例えば、赤外線を検出するセンサとすることができる。検出部8は、例えば、水銀(Hg)・カドニウム(Cd)・テルル(Te)を用いた半導体センサであるMCTセンサとすることができる。
ここで、前述した様に、赤外線である光21がガス100に照射されると、光21の一部がガス100に吸収される。そのため、検出部8により検出される受光量(受光信号)が減少する。ところが、第1の光源2が故障などして、第1の光源2から照射される光21の光量が減少した場合であっても、検出部8により検出される受光量が減少する。そのため、検出部8により検出された受光量の減少が、ガス100、および第1の光源2のいずれに起因するものなのかが区別できない場合がある。
この様な場合には、第1の光源2を制御して、ガス100の光吸収帯域から外れる領域にまで光21の波長を変調させる。そして、検出部8により検出された、光吸収帯域における受光量と、光吸収帯域から外れる領域における受光量とを比較することで、検出部8により検出された受光量の減少が、ガス100、および第1の光源2のいずれに起因するものなのかを判別することができる。
この様にすれば、誤検出を抑制することができる。
なお、第1の光源2から照射される光21の光量をモニタリングし、それを検出部8により検出される受光量と比較することで、検出部8により検出された受光量の減少が、ガス100、および第1の光源2のいずれに起因するものなのかを判別することもできる。
この様にすれば、光21の波長を変調させなくても誤検出を抑制することができる。
なお、第1の光源2から照射される光21の光量のモニタリングについては後述する(図2を参照)。
ここで、レトロリフレクタ5による光21の反射の効率を向上させるためには、レトロリフレクタ5の中心と、平行光となった光21の光軸とを合わせることが好ましい。しかしながら、光21は赤外線であるため、伝搬中に発散しやすい。そのため、第1の光源2から離れた位置に設けられたレトロリフレクタ5においては、光21のスポット径が比較的大きくなる。また、光21は赤外線であるため視認することができない。そのため、レトロリフレクタ5の中心と、光21の光軸とを合わせるのが困難となる。
そこで、ガス検出装置1には、第2の光源9、ローパスフィルタ10、および散乱体11が設けられている。
第2の光源9は、光91を照射する。光91は、例えば、可視光である。光91のスポット径は、光21のスポット径よりも小さい。可視光である光91は、レトロリフレクタ5の中心と、光21の光軸とを合わせる際に用いられるガイド光とすることができる。第2の光源9は、例えば、可視光半導体レーザである。第2の光源9が可視光半導体レーザであれば、小さなスポット径の光91を遠くまで到達させることができる。
ローパスフィルタ10は、ビームスプリッタ4とレトロリフレクタ5との間に設けられている。ローパスフィルタ10は、光91よりも波長が長い光21を透過し、光91を反射する。第2の光源9から照射され、ローパスフィルタ10により反射された光91は、レトロリフレクタ5に入射する。前述した様に、光91はガイド光である。そのため、ローパスフィルタ10により反射された光91の光軸を、光21の光軸と合わせる様にする。例えば、赤外線センサーシールなどを用いて、光21のスポットを可視化し、光91が、可視化された光21のスポットの中心に照射されるようにする。この様にすれば、ローパスフィルタ10により反射された光91の光軸を、光21の光軸と合わせることができる。この場合、光91の照射位置は、ローパスフィルタ10の傾斜角度を変えることで調整することができる。
すなわち、ローパスフィルタ10は、第1の光源2から照射された光21を透過し、第2の光源9から照射された光91を反射するとともに、光91の光軸を光21の光軸に合わせることができる。
光91の光軸が、光21の光軸と合っていれば、例えば、レトロリフレクタ5の位置を移動させて、光91がレトロリフレクタ5の中心に入射するようにすればよい。この様にすれば、レトロリフレクタ5の中心と、光21の光軸とを合わせることができる。
ところが、レトロリフレクタ5は、入射した光91を、入射方向と平行で、かつ反対方向へ反射する。そのため、レトロリフレクタ5により反射された光91が、レトロリフレクタ5の位置調整を行う作業者に向かわなくなる。その結果、作業者がレトロリフレクタ5における光91の入射位置を視認することが難しくなるので、レトロリフレクタ5の中心と、光21の光軸とを合わせるのが困難となる。
そこで、レトロリフレクタ5には、散乱体11が設けられている。散乱体11は、光91の入射方向から見て、レトロリフレクタ5の中心と重なる位置に設けることができる。散乱体11は、入射した光91を散乱させる。例えば、散乱体11は、入射した光91をレイリー散乱させる。例えば、散乱体11は、光91の波長よりも小さい粒子を複数含むことができる。散乱体11に含まれる粒子は、例えば、酸化チタンの粒子などとすることができる。また、散乱体11は、例えば、入射した光91を乱反射させることもできる。この場合、散乱体11は、例えば、紙などから形成されたり、硫酸バリウムなどを含んでいたりすることができる。
散乱体11に入射した光91の一部は、光91の入射方向と交差する方向に照射される。そのため、作業者がレトロリフレクタ5における光91の入射位置を視認することが容易となる。
なお、散乱体11に入射した光21も散乱するので、散乱体11に入射した光21は検出部8により検出することができない。しかしながら、光91のスポット径は小さいので、散乱体11の寸法を小さくすることができる。そのため、散乱体11を設けることで検出できなくなる光21の光量を抑制することができ、ひいては検出感度や分析精度に与える影響を抑制することができる。
以上に説明した様に、本実施の形態に係るガス検出装置1とすれば、レトロリフレクタ5の中心と照射される光21の光軸とを容易に合わせることができる。そのため、レトロリフレクタ5に入射した光21を効率的に反射することができ、ひいては検出感度や分析精度の向上を図ることができる。
次に、第1の光源2から照射される光21の光量のモニタリングについて説明する。
図2は、他の実施形態に係るガス検出装置1aを例示するための模式図である。
ガス検出装置1aは、前述したガス検出装置1に、光21の光量のモニタリング機能を追加したものである。
図2に示すように、ガス検出装置1aは、例えば、第1の光源2、コリメータレンズ3、ビームスプリッタ4、レトロリフレクタ5、バンドパスフィルタ6、レンズ7、検出部8、第2の光源9、ローパスフィルタ10、散乱体11、レンズ12、および検出部13を有する。
前述した様に、ビームスプリッタ4は、コリメータレンズ3により平行光となった光21を透過する。この際、ビームスプリッタ4に入射した光21の一部は、ビームスプリッタ4により反射される。そのため、ビームスプリッタ4により反射された光21を検出すれば、光21の光量のモニタリングを行うことができる。
レンズ12は、ビームスプリッタ4により反射された光21を集光する。レンズ12が設けられていれば、検出部13における検出感度や検出精度を向上させることができる。
検出部13には、レンズ12により集光された光21が入射する。検出部13は、例えば、赤外線を検出するセンサとすることができる。検出部13は、例えば、MCTセンサとすることができる。
光21の光量のモニタリングは、例えば、以下の様にすることができる。
検出部13からの受光信号(受光量)と、検出部8からの受光信号(受光量)との比は、第1の光源2から照射される光21の光量が変化しても変わらず、光21がガス100に照射された場合(光21の一部がガス100に吸収された場合)に変化する。
そのため、検出部8により検出された受光量の減少が、ガス100、および第1の光源2のいずれに起因するものなのかを判別することができる。
また、ガス検出装置1aとすれば、前述したガス検出装置1と同様に、レトロリフレクタ5の中心と照射される光21の光軸とを容易に合わせることができる。
図3は、他の実施形態に係るガス検出装置1bを例示するための模式図である。
図3に示すように、ガス検出装置1bは、例えば、第1の光源2、コリメータレンズ3、ビームスプリッタ4、レトロリフレクタ5a(第2のレトロリフレクタの一例に相当する)、バンドパスフィルタ6、レンズ7、検出部8(第2の検出部の一例に相当する)、第2の光源9、ローパスフィルタ10、および検出部14(第3の検出部の一例に相当する)を有する。
前述したレトロリフレクタ5と同様に、レトロリフレクタ5aには、光軸が合わされた光21と光91が入射する。レトロリフレクタ5aは、入射した光21を、入射方向と平行で、かつ反対方向へ反射する。
検出部8は、レトロリフレクタ5aにより反射された光21を検出する。
また、レトロリフレクタ5aの中心には、孔5a1が設けられている。レトロリフレクタ5aの、光21の入射側とは反対側には検出部14が設けられている。そのため、第2の光源9から照射された光91が、孔5a1を介して検出部14に入射できるようになっている。
検出部14は、レトロリフレクタ5aの孔5a1を介して光91を検出する。検出部14は、例えば、可視光である光91を検出するセンサとすることができる。検出部14には、送信部14aを接続することもできる。送信部14aは、検出部14からの受光信号を外部の機器などに向けて送信する。例えば、送信部14aは、光信号や、Wi-Fi(短距離無線通信)などにより、受光信号を外部の機器などに向けて送信する。
前述した様に、孔5a1はレトロリフレクタ5aの中心に設けられている。そのため、作業者が検出部14からの受光信号に基づいて、レトロリフレクタ5aの位置を調整することで、レトロリフレクタ5aの中心と、光21の光軸とを合わせることができる。
また、例えば、レトロリフレクタ5aの位置を調整する移動装置18を設けることもできる。移動装置18は、光軸が合わされた光21と光91に対する、レトロリフレクタ5aの位置を移動させる。例えば、レトロリフレクタ5aに二軸ロボットなどの移動装置18を設け、検出部14からの受光信号に基づいて移動装置18を制御することで、レトロリフレクタ5aの中心と光91の光軸、ひいてはレトロリフレクタ5aの中心と光21の光軸とを合わせることができる。この様にすれば、レトロリフレクタ5aの中心と光21の光軸とを自動制御により合わせることができる。
本実施の形態に係るガス検出装置1bとすれば、レトロリフレクタ5aの中心と照射される光21の光軸とを容易に合わせることができる。そのため、レトロリフレクタ5aに入射した光21を効率的に反射することができ、ひいては検出感度や分析精度の向上を図ることができる。
図4は、他の実施形態に係るガス検出装置1cを例示するための模式図である。
図4に示すように、ガス検出装置1cは、例えば、第1の光源2、コリメータレンズ3、ビームスプリッタ4、レトロリフレクタ5a、バンドパスフィルタ6、レンズ7、検出部8、第2の光源9、ローパスフィルタ10、検出部14、および照射位置調整部15を有する。
照射位置調整部15は、レトロリフレクタ5aにおける、光軸が合わされた光21と光91の照射位置を制御する。
照射位置調整部15は、例えば、ミラー15a、駆動部15b、および制御部15cを有する。
ミラー15aは、一対設けることができる。一対のミラー15aは、揺動可能に設けられている。例えば、一方のミラー15aは、水平方向において、光21および光91の照射方向を調整するために設けられる。他方のラー15aは、垂直光21および光91の照射方向を調整するために設けられる。
駆動部15bは、一対のミラー15aの角度を変化させることで、光21および光91の反射角、ひいてはレトロリフレクタ5aにおける光21および光91の照射位置を変化させる。駆動部15bは、例えば、サーボモータなどの制御モータを備えたものとすることができる。
制御部15cは、送信部14aを介して入力された検出部14からの受光信号に基づいて、駆動部15bを制御する。例えば、制御部15cは、検出部14からの受光信号に基づいて、一対のミラー15aの角度を変化させることで、レトロリフレクタ5aにおける光21および光91の照射位置を変化させる。
また、レトロリフレクタ5aに二軸ロボットなどの移動装置18をさらに設けることもできる。この場合、制御部15cは、照射位置調整部15および移動装置18の少なくともいずれかを制御することで、レトロリフレクタ5aの中心と光91の光軸、ひいてはレトロリフレクタ5aの中心と光21の光軸とを合わせることができる。
本実施の形態に係るガス検出装置1cとすれば、レトロリフレクタ5aの中心と光21の光軸とを自動制御により合わせることができる。そのため、位置合わせ作業の効率化を図ることができる。
以上に例示をしたガス検出装置1~1cにおいては、ビームスプリッタ4を用いて、レトロリフレクタ5(5a)により反射された光21を検出部8に導いている。この場合、レトロリフレクタ5(5a)により反射された光21は平行光であるが、光21は赤外線であるため、伝搬中に発散しやすい。そのため、例えば、光21の光軸方向において、検出部8とレトロリフレクタ5(5a)との間の距離が長い場合などにおいては、発散した光21を検出部8により検出することができる。
なお、以下においては、散乱体11が設けられるレトロリフレクタ5の場合を説明するが、検出部14が設けられるレトロリフレクタ5aの場合も同様である。
図5は、他の実施形態に係るガス検出装置1dを例示するための模式図である。
図5に示すように、ガス検出装置1dは、例えば、第1の光源2、コリメータレンズ3、レトロリフレクタ5、バンドパスフィルタ6、レンズ7、検出部8、第2の光源9、ローパスフィルタ10、散乱体11、およびミラー16を有する。
ミラー16には、レトロリフレクタ5により反射された光21の一部が入射する。ミラー16に入射した光21は、ミラー16により反射される。ミラー16により反射された光21は、バンドパスフィルタ6およびレンズ7を介して、検出部8に入射する。
この様にすれば、ビームスプリッタ4を省くことができる。
また、ガス検出装置1dとすれば、前述したガス検出装置1と同様に、レトロリフレクタ5の中心と照射される光21の光軸とを容易に合わせることができる。
図6は、他の実施形態に係るガス検出装置1eを例示するための模式図である。
図6に示すように、ガス検出装置1eは、例えば、第1の光源2、コリメータレンズ3、レトロリフレクタ5、バンドパスフィルタ6、検出部8、第2の光源9、ローパスフィルタ10、散乱体11、および放物面鏡17を有する。
放物面鏡17は、孔17aを有する。第1の光源2から照射された光21は、コリメータレンズ3により平行光となる。平行光となった光21は、孔17aを介して、レトロリフレクタ5に照射される。レトロリフレクタ5により反射された光21は、放物面鏡17の反射面17bで反射される。光21は、反射面17bで反射されることにより集光される。集光された光21は、検出部8に入射する。
この様にすれば、ビームスプリッタ4およびレンズ7を省くことができる。
また、ガス検出装置1eとすれば、前述したガス検出装置1と同様に、レトロリフレクタ5の中心と照射される光21の光軸とを容易に合わせることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 ガス検出装置、1a~1e ガス検出装置、2 第1の光源、3 コリメータレンズ、4 ビームスプリッタ、5 レトロリフレクタ、5a レトロリフレクタ、5a1 孔、8 検出部、9 第2の光源、10 ローパスフィルタ、11 散乱体、13 検出部、14 検出部、15 照射位置調整部、16 ミラー、17 放物面鏡、17a 孔、17b 反射面、18 移動装置

Claims (6)

  1. 赤外線を照射する第1の光源と、
    可視光を照射する第2の光源と、
    前記第1の光源から照射された前記赤外線を透過し、前記第2の光源から照射された前記可視光を反射するとともに、前記可視光の光軸を前記赤外線の光軸に合わせるローパスフィルタと、
    光軸が合わされた前記赤外線と前記可視光が入射する第1のレトロリフレクタと、
    前記第1のレトロリフレクタにより反射された前記赤外線を検出する第1の検出部と、
    前記第1のレトロリフレクタの中心に設けられた散乱体と、
    を備えたガス検出装置。
  2. 前記散乱体に入射した前記可視光の一部は、前記可視光の入射方向と交差する方向に照射される請求項1記載のガス検出装置。
  3. 前記散乱体は、前記可視光の入射方向から見て、前記第1のレトロリフレクタの中心と重なる位置に設けられている請求項1または2に記載のガス検出装置。
  4. 赤外線を照射する第1の光源と、
    可視光を照射する第2の光源と、
    前記第1の光源から照射された前記赤外線を透過し、前記第2の光源から照射された前記可視光を反射するとともに、前記可視光の光軸を前記赤外線の光軸に合わせるローパスフィルタと、
    光軸が合わされた前記赤外線と前記可視光が入射し、中心に孔を有する第2のレトロリフレクタと、
    前記第2のレトロリフレクタにより反射された前記赤外線を検出する第2の検出部と、
    前記第2のレトロリフレクタの、前記赤外線の入射側とは反対側に設けられ、前記第2のレトロリフレクタの前記孔を介して前記可視光を検出する第3の検出部と、
    を備えたガス検出装置。
  5. 前記2のレトロリフレクタにおける、前記光軸が合わされた前記赤外線と前記可視光の照射位置を制御する照射位置調整部をさらに備えた請求項4記載のガス検出装置。
  6. 前記光軸が合わされた前記赤外線と前記可視光に対する、前記2のレトロリフレクタの位置を移動させる移動装置をさらに備えた請求項4または5に記載のガス検出装置。
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