JP2023136950A - 仕切り体 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装箱内を仕切る壁部材が倒れ難い仕切り体を提供する。【解決手段】包装箱2内に収容される仕切り体1であって、下敷き板10と、前後方向に延びている壁部材50と、を備え、壁部材50は、下敷き板10に形成されたスリット31,32に差し込まれている。下敷き板10には、前板部11と、前板部11の後縁部から下方に向けて延びている第一縦板部12と、第一縦板部12の下縁部から後方に向けて斜め上向きに延びている第一横板部13と、が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱内に収容される仕切り体に関する。
包装箱内に収容される段ボール製の仕切り体としては、包装箱の底面に重ねられる下敷き板を備え、下敷き板の一部を上側に折り曲げて、壁部を立ち上げるように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3198090号公報
前記した仕切り体では、壁部は折れ線を介して下敷き板に連設されており、壁部が倒れ易いため、包装箱内の内容物が壁部を押し倒して移動してしまうという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、包装箱内を仕切る壁部材が倒れ難い仕切り体を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、包装箱内に収容される仕切り体であって、前記包装箱の底面に重ねられる下敷き板と、前後方向に延びている壁部材と、を備え、前記壁部材は、前記下敷き板に形成されたスリットに差し込まれている。前記下敷き板には、前板部と、前記前板部の後縁部から下方に向けて延びている縦板部と、前記縦板部の下縁部から後方に向けて斜め上向きに延びている横板部と、が形成されている。
本発明の仕切り体では、下敷き板が山折りおよび谷折りされることで、前板部、縦板部および横板部による段差部が形成されている。そして、下敷き板のスリットに差し込まれた壁部材の両側面に左右方向の力が作用した場合には、下敷き板の段差部によって壁部材が支持されるため、壁部材が倒れ難くなっている。
前記した仕切り体において、前記壁部材の上縁部に下方に向けて窪んでいる窪み部を形成し、前記窪み部に前記下敷き板の前記縦板部を差し込むことで、壁部材に対して下敷き板の縦板部を固定した場合には、段差部の形状を安定させることができる。
前記した仕切り体において、前記下敷き板には、二つの前記スリットを前後方向に間隔を空けて形成し、前記両スリットの間に形成された差込部を、前記壁部材の下縁部に形成された凹部に差し込むことが好ましい。
このようにして、壁部材に対して下敷き板を固定した場合には、段差部の形状を安定させることができる。
また、下敷き板が上方に向けて移動しようとしたときに、下敷き板の差込部が壁部材の凹部に引っ掛かるため、壁部材から下敷き板が外れるのを防ぐことができる。
前記した仕切り体において、前記壁部材の下部には、前方に向けて突出した支持部を形成し、前記支持部の上縁部に、前記下敷き板の前記前板部を載置することが好ましい。
この構成では、下敷き板の前板部によって壁部材の前端部は上方への移動が押さえられるため、壁部材が下敷き板から外れるのを防ぐことができる。
さらに、壁部材の支持部の上縁部に下敷き板の前板部を載置するとともに、下敷き板の差込部を壁部材の凹部に差し込んだ場合には、下敷き板の上下方向の移動を押さえることができる。これにより、下敷き板を安定させるとともに、下敷き板が壁部材から外れるのを防ぐことができる。
本発明の仕切り体では、壁部材が下敷き板の段差部によって支持されることで、壁部材が倒れ難くなるため、包装箱内の内容物の移動を押さえることができる。
本発明の実施形態に係る仕切り体を前方左上から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る仕切り体のブランクシートを示した図である。 本発明の実施形態に係る仕切り体を示した分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る仕切り体を示した図で図1のIV-IV断面図である。 本発明の他の実施形態に係る仕切り体を示した側面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、仕切り体の構成や使用形態を限定するものではない。
本実施形態の仕切り体1は、図1に示すように、包装箱2内に収容されるものである。本実施形態の包装箱2は、底板3と、底板3の縁部に立ち上げられた前後左右の側壁4と、を有している。
なお、本発明の仕切り体を収容可能な箱体の形式は限定されるものではない。例えば、上面の開口部に蓋板が設けられた包装箱や、上面が開口しているトレイ形状の包装箱でもよい。
仕切り体1は、包装箱2の底面に重ねられる下敷き板10と、前後方向に延びている壁部材50と、を備えている。仕切り体1は、別体の下敷き板10と壁部材50とを組み付けることで形成されている(図3参照)。
下敷き板10は、図2に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートS1を各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。また、壁部材50は、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートS2を各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図2に示すブランクシートS1,S2は内面側が見えるように配置されている。
各ブランクシートS1,S2の折れ線は、各ブランクシートS1,S2の表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線において各ブランクシートS1,S2を折り曲げ易くなる。
また、各ブランクシートS1,S2の表面のみを切断したハーフカットの切れ込みや、各ブランクシートS1,S2を貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
下敷き板10は、図1に示すように、包装箱2内に嵌め込まれる板状の部材であり、包装箱2の底面(底板3の上面)の上側に重ねられる。図4に示すように、下敷き板10によって、包装箱2の底部に二重底が形成される。そして、下敷き板10の上面に内容物Pが載置される。
下敷き板10には、図1に示すように、前板部11と、前板部11に連設された第一縦板部12と、第一縦板部12に連設された第一横板部13と、第一横板部13に連設された第二縦板部14と、第二縦板部14に連設された第二横板部15と、が形成されている。また、下敷き板10には、前板部11の前縁部に連設された前壁16と、第二横板部15の後縁部に連設された後壁17と、が形成されている。
前板部11は、左右方向に延びている帯状の部位である。仕切り体1を包装箱2内に収容したときに、前板部11の前縁部は、前側の側壁4の内面に接するとともに、前板部11の左右の縁部は、それぞれ左右の側壁4,4の内面に接する。
図4に示すように、前板部11は、底板3の上面に対して上方に間隔を空けて配置されている。前板部11は、前縁部よりも後縁部が上側に配置されるように、前縁部から後方に向けて斜め上向きに傾斜している。
前板部11の前縁部には、図1に示すように、折れ線を介して、前壁16が連設されている。前壁16は、前板部11の前縁部に沿って帯状に形成されている。前壁16は、図4に示すように、前板部11の前縁部から鉛直方向の下向きに延びている。
仕切り体1を包装箱2内に収容したときに、前壁16は前側の側壁4の内面に重ね合わされるとともに、前壁16の下縁部が底板3の上面に接する。
前板部11の後縁部には、図1に示すように、折れ線を介して、第一縦板部12が連設されている。第一縦板部12は、前板部11の後縁部に沿って帯状に形成されている。第一縦板部12は、図4に示すように、前板部11の後縁部から下方に向けて延びている。第一縦板部12は、上縁部よりも下縁部が後側に配置されるように傾斜している。
第一縦板部12の下縁部には、図1に示すように、下方に向けて突出した左右の突出部18,18が形成されている。図2に示すように、左右の突出部18,18は、下敷き板10の左右方向の中央部を挟んで左右対称に形成されている。
突出部18は、ブランクシートS1の状態から第一縦板部12と後記する第一横板部13とを折り曲げたときに、第一横板部13から切り離される部位である。
図4に示すように、仕切り体1を包装箱2内に収容したときに、突出部18の下縁部が底板3の上面に接する。
第一縦板部12の下縁部には、図1に示すように、折れ線を介して、第一横板部13が連設されている。第一横板部13は、第一縦板部12の下縁部に沿って帯状に形成されている。
第一横板部13は、図4に示すように、第一縦板部12の下縁部から後方に向けて延びている。第一横板部13は、前縁部よりも後縁部が上側に配置されるように、前縁部から後方に向けて斜め上向きに傾斜している。第一横板部13は、前板部11と略同じ角度で傾斜するように構成されている。
第一横板部13の前後方向の長さは、前板部11の前後方向の長さと略同じである。仕切り体1を包装箱2内に収容したときに、前板部11および第一横板部13は、包装箱2内の前後方向の中央部よりも前側に配置される。
第一横板部13の後縁部には、図1に示すように、折れ線を介して、第二縦板部14が連設されている。第二縦板部14は、第一横板部13の後縁部に沿って帯状に形成されている。
第二縦板部14は、図4に示すように、第一横板部13の後縁部から下方に向けて延びている。第二縦板部14は、上縁部よりも下縁部が後側に配置されるように傾斜している。第二縦板部14は、第一縦板部12と略同じ角度で傾斜するように構成されている。
仕切り体1を包装箱2内に収容したときに、第二縦板部14の下縁部が底板3の上面に接する。
第二縦板部14の下縁部には、図1に示すように、折れ線を介して、第二横板部15が連設されている。第二横板部15は、第二縦板部14と左右方向の長さが同じ四角形に形成されている。
第二横板部15は、図4に示すように、第二縦板部14の下縁部から後方に向けて延びている。第二横板部15は、前縁部よりも後縁部が上側に配置されるように、前縁部から後方に向けて斜め上向きに傾斜している。第二横板部15は、前板部11および第一横板部13と略同じ角度で傾斜するように構成されている。
第二横板部15の前後方向の長さは、包装箱2内の前後方向の長さの半分よりも大きく形成されており、仕切り体1を包装箱2内に収容したときに、第二横板部15の前縁部は、包装箱2内の前後方向の中央部よりも前側に配置される。また、第二横板部15の前縁部が底板3の上面に接する。
第二横板部15の後縁部には、図1に示すように、折れ線を介して、後壁17が連設されている。後壁17は、第二横板部15の後縁部に沿って帯状に形成されている。後壁17は、図4に示すように、第二横板部15の後縁部から鉛直方向の下向きに延びている。
仕切り体1を包装箱2内に収容したときに、後壁17は後側の側壁4の内面に重ね合わされるとともに、後壁17の下縁部が底板3の上面に接する。
下敷き板10は、図2に示すブランクシートS1の状態では、前後方向の長さ(図2における左右方向の長さ)が、図4に示す包装箱2内の前後方向の長さよりも大きく形成されている。
下敷き板10を包装箱2内に収容するときには、下敷き板10を各折れ線において山折りまたは谷折りに折り曲げて、前後方向の長さを包装箱2内の前後方向の長さに合わせる。この状態で、下敷き板10を包装箱2内に収容すると、前壁16および後壁17がそれぞれ前後の側壁4,4の内面に接して、前後方向の長さが規制され、下敷き板10が折り曲げられた状態に保たれる。
下敷き板10を包装箱2内に収容した状態では、前板部11、第一縦板部12および第一横板部13によって第一の段差部20が形成されるとともに、第一横板部13、第二縦板部14および第二横板部15によって第二の段差部20が形成される。
図2に示すように、下敷き板10の左右方向(図2における上下方向)の中央部には、前後のスリット31,32が形成されている。両スリット31,32は、前後方向(図2の左右方向)に延びている細長い貫通穴である。
前側のスリット31は、第一縦板部12の下端部から第一横板部13、第二縦板部14および第二横板部15に亘って形成されている。前側のスリット31は、第二横板部15の前後方向の中央部よりも後側まで延びている。
後側のスリット32は、前側のスリット31に対して前後方向に間隔を空けて形成されている。後側のスリット32は、第二横板部15の後部から後壁17の上端部に亘って形成されている。
前後のスリット31,32の間の部位は、図3に示すように、後記する壁部材50の凹部53に差し込まれる差込部33である。
壁部材50は、図1に示すように、前後方向に延びており、包装箱2内を左右に仕切る壁体である。壁部材50は、ブランクシートS2(図2参照)を折れ線において二つ折りに折り畳むことで形成されている。
壁部材50は、下敷き板10の前後のスリット31,32に差し込まれている。壁部材50は、包装箱2の底板3および下敷き板10に対して垂直に組み付けられている。壁部材50の上部は、下敷き板10の上面に対して垂直に立ち上げられ、壁部材50の下部は、下敷き板10下面に対して垂直に突出している。図4に示すように、仕切り体1を包装箱2内に収容したときに、壁部材50の下縁部が底板3の上面(底面)に接する。
壁部材50の前縁部の下部には、前縁部の上部よりも前方に向けて突出した支持部51が形成されている。つまり、壁部材50の前縁部の上部は、支持部51の前縁部よりも後方に配置されている。
支持部51の上縁部には、下敷き板10の前板部11が載置されている。支持部51の上縁部は、前端部よりも後端部が上側に配置されている。支持部51の上縁部の後端部は、その後方の壁部材50の上縁部よりも一段下がった位置に配置されている。
前板部11は、支持部51の上縁部に沿って傾斜している。支持部51の前縁部は、下敷き板10の前壁16の後面に接している。
壁部材50の上縁部(本実施形態では、支持部51の上縁部の後端部)には、下方に向けて窪んでいる窪み部52が形成されている(図3参照)。窪み部52には、下敷き板10の第一縦板部12が差し込まれている。窪み部52は、上端部よりも下端部が後側に配置されている。第一縦板部12は、窪み部52に沿って傾斜している。
壁部材50の下縁部の後部には、図3に示すように、上方に向けて窪んだ凹部53が形成されている。壁部材50の凹部53には、図1に示すように、下敷き板10の前後のスリット31,32の間に形成された差込部33が差し込まれている。
凹部53の上端部に、下敷き板10の差込部33が嵌め込まれている。凹部53の上縁部(頂部の縁部)は、前端部よりも後端部が上側に配置されている。第二横板部15は、凹部53の上縁部に沿って傾斜している。
本実施形態の仕切り体1を組み立てるときには、図2に示すブランクシートS1を各折れ線において山折りおよび谷折りして、図3に示す下敷き板10を形成する。また、図2に示すブランクシートS2を折れ線において二つ折りにして、図3に示す壁部材50を形成する。
続いて、図1に示すように、壁部材50を下敷き板10の上方から両スリット31,32に差し込む。このとき、壁部材50の支持部51は、前側のスリット31を通過させて下敷き板10の前板部11の下側に配置する。また、下敷き板10の差込部33を壁部材50の凹部53に差し込む。
このようにして、下敷き板10に壁部材50を垂直に組み付けることで、仕切り体1を形成することができる。
本実施形態の仕切り体1を包装箱2内に収容すると、図4に示すように、下敷き板10の前壁16および後壁17がそれぞれ前後の側壁4,4の内面に接して、下敷き板10の前後方向の長さが規制されることで、下敷き板10が折り曲げられた状態に保たれる。
また、下敷き板10の前壁16の下縁部が底板3の上面に当接することで、前板部11の前縁部が所定の高さに支持されるとともに、下敷き板10の後壁17の下縁部が底板3の上面に当接することで、第二横板部15の後縁部が所定の高さに支持される。
図1に示すように、仕切り体1の内部空間は、壁部材50によって左右に仕切られる。本実施形態では、図4に示すように、壁部材50によって仕切られた包装箱2の内部空間の片方の空間に、三つの箱状の内容物Pを上下方向に積み重ねて収容できる。
下から一段目の内容物Pは、第二横板部15の上面に載置され、前端面が第二縦板部14の後面に当接する。
下から二段目の内容物Pは、一段目の内容物Pの上面に載置され、前端面が第一縦板部12の後面に当接する。
下から三段目の内容物Pは、二段目の内容物Pの上面に載置され、前端面が包装箱2の前側の側壁4の内面に当接する。
本実施形態の仕切り体1によれば、下側の内容物Pに対して上側の内容物Pを前方にずらした状態で、三つの内容物Pを上下方向に積み重ねて包装箱2内に収容できる。
以上のような仕切り体1では、図1に示すように、下敷き板10が山折りおよび谷折りされており、上下方向に凹凸が形成された二つの段差部20,20が形成されている。
壁部材50の左右の側面に左右方向の力が作用した場合には、下敷き板10の段差部20によって壁部材50が支持されるため、壁部材50が倒れ難くなり、仕切り体1によって包装箱2内の内容物P(図4参照)の移動を押さえることができる。
本実施形態の仕切り体1では、図4に示すように、壁部材50の支持部51の上縁部に形成された窪み部52に、下敷き板10の第一縦板部12が差し込まれている。また、仕切り体1では、下敷き板10の差込部33が、壁部材50の下縁部に形成された凹部53に差し込まれている。
このようにして、壁部材50に対して下敷き板10の各部を固定することで、下敷き板10の両段差部20,20の形状を安定させることができる。
本実施形態の仕切り体1では、壁部材50の前端部が上方に向けて移動しようとしたときに、下敷き板10の前板部11によって壁部材50の前端部の上方への移動が押さえられるため、壁部材50が下敷き板10から外れるのを防ぐことができる。
本実施形態の仕切り体1では、壁部材50の支持部51の上縁部に、下敷き板10の前板部11を載置するとともに、下敷き板10の差込部33を、壁部材50の凹部53に差し込んでいる。これにより、下敷き板10の上下方向の移動を押さえることができるため、下敷き板10を安定させるとともに、下敷き板10が壁部材50から外れるのを防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態の仕切り体1では、図1に示すように、下敷き板10に二つの段差部20,20が形成されているが、段差部20の数は限定されるものではなく、内容物の数に応じて適宜に設定される。
また、前板部11、第一縦板部12、第一横板部13、第二縦板部14および第二横板部15の大きさや傾斜角度は限定されるものではなく、内容物の形状に応じて適宜に設定される。
本実施形態の仕切り体1では、下敷き板10に一つの壁部材50が組み付けられているが、壁部材50の数は限定されるものではない。例えば、下敷き板10に複数のスリットを左右方向に並べて形成し、複数の壁部材50を各スリットにそれぞれ組み付けてもよい。
また、壁部材50の形状は限定されるものではなく、内容物の形状に応じて適宜に設定される。また、本実施形態の壁部材50は、ブランクシートS2(図2参照)を二つ折りにして形成されているが、壁部材50を一層のシートによって形成してもよい。
本実施形態の仕切り体1では、壁部材50の前縁部の下部から支持部51が突出し、壁部材50の上部の前縁部は、支持部51の前縁部よりも後方に配置されている。しかしながら、図5に示す仕切り体1Aのように、壁部材50の上部の前縁部を支持部51の前縁部に揃えてもよい。
この構成では、壁部材50の前縁部に窪みが形成されることになり、この窪みに下敷き板10の前板部11が差し込まれる。これにより、下敷き板10の前部の上下方向の移動を押さえることができるため、下敷き板10を安定させるとともに、下敷き板10が壁部材50から外れるのを防ぐことができる。
1 仕切り体
2 包装箱
3 底板
4 側壁
10 下敷き板
11 前板部
12 第一縦板部
13 第一横板部
14 第二縦板部
15 第二横板部
16 前壁
17 後壁
18 突出部
20 段差部
31 前側のスリット
32 後側のスリット
33 差込部
50 壁部材
51 支持部
52 窪み部
53 凹部
P 内容物
S1 ブランクシート
S2 ブランクシート

Claims (4)

  1. 包装箱内に収容される仕切り体であって、
    前記包装箱の底面に重ねられる下敷き板と、
    前後方向に延びている壁部材と、を備え、
    前記壁部材は、前記下敷き板に形成されたスリットに差し込まれており、
    前記下敷き板には、
    前板部と、
    前記前板部の後縁部から下方に向けて延びている縦板部と、
    前記縦板部の下縁部から後方に向けて斜め上向きに延びている横板部と、が形成されていることを特徴とする仕切り体。
  2. 請求項1に記載の仕切り体であって、
    前記壁部材の上縁部には、下方に向けて窪んでいる窪み部が形成されており、
    前記窪み部に前記下敷き板の前記縦板部が差し込まれていることを特徴とする仕切り体。
  3. 請求項1に記載の仕切り体であって、
    前記下敷き板には、二つの前記スリットが前後方向に間隔を空けて形成され、
    前記両スリットの間に形成された差込部が、前記壁部材の下縁部に形成された凹部に差し込まれていることを特徴とする仕切り体。
  4. 請求項1に記載の仕切り体であって、
    前記壁部材の下部には、前方に向けて突出した支持部が形成されており、
    前記支持部の上縁部に、前記下敷き板の前記前板部が載置されていることを特徴とする仕切り体。
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