JP2023132921A - 挟持機構および電子錠 - Google Patents

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慎介 庄司
Shinsuke Shoji
滋 岩瀬
Shigeru Iwase
聡 鐘井
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Abstract

【課題】電子錠が有する連結部材の回転中心軸と、サムターン装置のツマミ部が有する回転中心軸とを、容易に一致させることができるようにすること。【解決手段】挟持機構は、サムターン装置のツマミ部を回転操作可能に挟持する挟持機構であって、ツマミ部の長手方向における中心位置と、ツマミ部の短手方向における中心位置とを、回転操作の回転中心軸に位置合わせされるように、ツマミ部を挟持できる。【選択図】図5

Description

本発明は、挟持機構および電子錠に関する。
下記特許文献1には、サムターンのつまみを挟持可能な挟持機構を備え、当該挟持機構をモータによって回転させることで、サムターンのつまみを回転動作させて、扉を施錠又は開錠することができる、錠開閉装置(いわゆる、電子錠)が開示されている。
特許第6060471号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている挟持機構は、サムターンのつまみを厚さ方向に挟持するものであるため、サムターンのつまみが幅方向に位置ずれしてしまう虞がある。よって、特許文献1に開示されている挟持機構は、電子錠が有する連結部材の回転中心軸と、サムターン装置のツマミ部が有する回転中心軸とを、容易に一致させることができるものではない。
一実施形態に係る挟持機構は、サムターン装置のツマミ部を回転操作可能に挟持する挟持機構であって、ツマミ部の長手方向における中心位置と、ツマミ部の短手方向における中心位置とを、回転操作の回転中心軸に位置合わせされるように、ツマミ部を挟持できる。
一実施形態によれば、電子錠が有する連結部材の回転中心軸と、サムターン装置のツマミ部が有する回転中心軸とを、容易に一致させることができる。
一実施形態に係る電子錠の概要を説明するための図 一実施形態に係る連結部材の正面側(Y軸正側)から視た外観斜視図 一実施形態に係る連結部材の背面側(Y軸負側)から視た外観斜視図 一実施形態に係る連結部材の背面側(Y軸負側)から視た平面図 一実施形態に係る挟持機構の開閉状態を示す図 一実施形態に係る電子錠の取り付け手順を説明するための図 一実施形態に係る連結部材の一部分解斜視図 一実施形態に係る連結部材が備える第1連動機構の構成を説明するための図 一実施形態に係る連結部材が備える第2連動機構の構成を説明するための図 一実施形態に係る連結部材が備えるアダプタの装着例を示す図 一実施形態に係る連結部材が備えるアダプタの装着例を示す図 一実施形態に係る連結部材のXY平面による断面図 一実施形態に係る連結部材の一変形例を示す外観斜視図 一実施形態に係る連結部材の一変形例を示す外観斜視図
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態では、扉20の表面20Aの上下方向に対応する方向を、Z軸方向とする。また、扉20の表面20Aの左右方向に対応する方向をX軸方向とする。また、扉20の表面20Aと直交する方向(前後方向)をY軸方向とする。但し、Z軸正方向を上方向とし、X軸正方向を右方向とし、Y軸正方向を前方向とする。
(電子錠100の概要)
図1は、一実施形態に係る電子錠100の概要を説明するための図である。図1に示す電子錠100は、サムターン装置30を備える扉20の室内側の表面20Aに取り付けられ、サムターン装置30のツマミ部32を回転操作するための装置である。
図1に示すように、電子錠100は、筐体101、連結部材200、およびノブ103を有する。
筐体101は、電子錠100の外形状をなす樹脂製且つ箱状の部材である。筐体101は、電子錠100の各種構成部品を収容および保持する。筐体101の下側(Z軸負側)且つ背面101B側(Y軸負側)には、概ね直方体形状に切り欠かれた形状を有する切り欠き部101Aが形成されている。
連結部材200は、前後方向(Y軸方向)に延びる回転中心軸AX1上において、筐体101の下部(切り欠き部101Aよりも前側(Y軸正側)の部分)から、切り欠き部101A内に突出して設けられている。連結部材200は、電子錠100において回転中心軸AX1上に設けられた出力軸104(図12参照)に連結されることにより、筐体101の内部に設けられたモータ(図示省略)の駆動によって、回転中心軸AX1を回転中心として回転可能である。連結部材200は、サムターン装置30と対向する背面側(Y軸負側)に、サムターン装置30のツマミ部32を挟持可能な挟持機構210を有する。
ノブ103は、回転中心軸AX1上において、筐体101の下部の表面(Y軸正側の面)から露出して設けられている、概ね円盤状の部材である。ノブ103は、連結部材200と連結されており、回転中心軸AX1を回転中心として、連結部材200と一体に回転可能である。ノブ103は、操作者による回転操作が可能である。
このように構成された電子錠100は、筐体101の背面101Bが扉20の室内側の表面20Aに密着し、且つ、連結部材200の回転中心軸AX1とサムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2とが一致するように、扉20の室内側の表面20Aに取り付けられる。
この際、電子錠100は、連結部材200が有する挟持機構210によって、サムターン装置30のツマミ部32を挟持することにより、連結部材200の回転中心軸AX1と、サムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2とを、容易に一致させることができる。
また、電子錠100は、筐体101の背面101Bが、扉20の室内側の表面20Aに対して任意の固定手段(例えば、両面テープ等)によって、扉20の室内側の表面20Aに固定される。
これにより、電子錠100は、各種無線機器(例えば、スマートフォン、リモコン等)からの無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等)を介した遠隔操作によって、連結部材200がサムターン装置30のツマミ部32を回転操作することで、扉20を施錠および開錠することができる。
(連結部材200の詳細構成)
図2は、一実施形態に係る連結部材200の正面側(Y軸正側)から視た外観斜視図である。図3は、一実施形態に係る連結部材200の背面側(Y軸負側)から視た外観斜視図である。図4は、一実施形態に係る連結部材200の背面側(Y軸負側)から視た平面図である。
図2に示すように、一実施形態に係る連結部材200は、背面側(Y軸負側)における中心位置(すなわち、回転中心軸AX1上)に、後述する第2プレート222を前後方向(Y軸方向)に貫通する貫通孔である連結部201を有する。連結部材200は、連結部201に出力軸104の先端部104A(図12参照)が挿し込まれて、当該先端部104Aが当該先端部104Aを上下方向(Z軸方向)に貫通する固定ネジ202によってねじ止め固定されることにより、出力軸104とともに、回転中心軸AX1の軸回りに回転可能となる。
図3および図4に示すように、一実施形態に係る連結部材200は、本体部200Aの背面側(Y軸負側)に挟持機構210を有する。挟持機構210は、サムターン装置30のツマミ部32を挟持可能である。
挟持機構210は、一対の第1挟持部材211および一対の第2挟持部材212を有する。
一対の第1挟持部材211は、本体部200Aが有するケース230の背面(Y軸負側の表面)から、後方(Y軸負方向)に突出して設けられている。一対の第1挟持部材211は、左右方向(X軸方向)に並べて設けられている。一対の第1挟持部材211は、回転中心軸AX1を間に挟んで、互いに対向している。図4に示すように、一対の第1挟持部材211の各々は、平面視において、矩形状を有する。一対の第1挟持部材211は、互いに連動して、左右方向(X軸方向)に移動可能である。すなわち、一対の第1挟持部材211は、回転中心軸AX1に向かって互いに連動して移動可能である。これにより、一対の第1挟持部材211は、両者の間隔が可変となっており、サムターン装置30のツマミ部32の左右幅(X軸方向の幅)に応じて両者の間隔を変化させることで、一対の第1挟持部材211の各々の平面状の挟持面211Aによって、サムターン装置30のツマミ部32の左右方向(X軸方向)における両側部を挟持することができる。なお、一対の第1挟持部材211が互いに連動して移動することにより、回転中心軸AX1は、常に、一対の第1挟持部材211の間の中間位置にある。これにより、本実施形態の挟持機構210は、一対の第1挟持部材211を回転中心軸AX1に向けて移動させて、一対の第1挟持部材211にツマミ部32を挟持させることで、ツマミ部32の左右幅(X軸方向の幅)によらず、連結部材200の回転中心軸AX1の左右方向(X軸方向)の位置を、ツマミ部32の回転中心軸AX2に一致させることができる。
一対の一対の第2挟持部材212は、本体部200Aが有するケース230の背面(Y軸負側の表面)から、後方(Y軸負方向)に突出して設けられている。一対の第2挟持部材212は、上下方向(Z軸方向)に並べて設けられている。一対の第2挟持部材212は、回転中心軸AX1を間に挟んで、互いに対向している。図4に示すように、一対の第2挟持部材212各々は、平面視において、半月形状を有する。一対の第2挟持部材212は、互いに連動して、上下方向(Z軸方向)に移動可能である。すなわち、一対の第2挟持部材212は、回転中心軸AX1に向かって互いに連動して移動可能である。これにより、一対の第2挟持部材212は、両者の間隔が可変となっており、サムターン装置30のツマミ部32の上下幅(Z軸方向の幅)に応じて両者の間隔を変化させることで、一対の第2挟持部材212の各々の平面状の挟持面212Aによって、サムターン装置30のツマミ部32の上下方向(Z軸方向)における両側部を挟持することができる。なお、一対の第2挟持部材212が互いに連動して移動することにより、回転中心軸AX1は、常に、一対の第2挟持部材212の間の中間位置にある。これにより、本実施形態の挟持機構210は、一対の第2挟持部材212を回転中心軸AX1に向けて移動させて、一対の第2挟持部材212にツマミ部32を挟持させることで、ツマミ部32の上下幅(Z軸方向の幅)によらず、連結部材200の回転中心軸AX1の上下方向(Z軸方向)の位置を、ツマミ部32の回転中心軸AX2に一致させることができる。
(挟持機構210の開閉状態)
図5は、一実施形態に係る挟持機構210の開閉状態を示す図である。図5(a)は、挟持機構210において、一対の第1挟持部材211および一対の第2挟持部材212が全開した状態を示している。図5(b)は、挟持機構210において、一対の第1挟持部材211および一対の第2挟持部材212が全閉した状態を示している。
一対の第1挟持部材211は、図5(a)に示す全開状態から、作業者によって回転中心軸AX1方向に押圧されることにより、図5(b)に示す全閉状態に至るまで、ラチェット機構の分解能に応じて段階的に、互いに連動して回転中心軸AX1に近づく方向(X軸方向)に移動することができる。この際、一対の第1挟持部材211が互いに連動して移動するため、回転中心軸AX1は、常に一対の第1挟持部材211の間の中間位置にある。したがって、一対の第1挟持部材211の閉じ方向への移動に伴って、一対の第1挟持部材211の間でサムターン装置30のツマミ部32を挟持したとき、回転中心軸AX1の左右方向(X軸方向)の位置は、ツマミ部32の回転中心軸AX2の左右方向(X軸方向)の位置と一致する。したがって、本実施形態の挟持機構210は、ツマミ部32にサイズに依らず、連結部材200の回転中心軸AX1を、ツマミ部32の回転中心軸AX2に容易に位置合わせすることができる。
なお、一対の第1挟持部材211は、第1コイルスプリング253(図8参照)によって復帰方向(回転中心軸AX1から離れる方向)に付勢されているため、作業者による第1解除レバー263(図8参照)の操作によって第1ラチェット機構260(図8参照)のロックが解除されたとき、第1コイルスプリング253からの付勢力によって図5(a)に示す全開状態に復帰することができる。
また、一対の第2挟持部材212は、図5(a)に示す全開状態から、作業者によって回転中心軸AX1方向に押圧されることにより、図5(b)に示す全閉状態に至るまで、ラチェット機構の分解能に応じて段階的に、互いに連動して回転中心軸AX1に近づく方向(Y軸方向)に移動することができる。この際、一対の第2挟持部材212が互いに連動して移動するため、回転中心軸AX1は、常に一対の第2挟持部材212の間の中間位置にある。したがって、一対の第2挟持部材212の閉じ方向への移動に伴って、一対の第2挟持部材212の間でサムターン装置30のツマミ部32を挟持したとき、回転中心軸AX1の上下方向(Z軸方向)の位置は、ツマミ部32の回転中心軸AX2の上下方向(Z軸方向)の位置と一致する。したがって、本実施形態の挟持機構210は、ツマミ部32にサイズに依らず、連結部材200の回転中心軸AX1を、ツマミ部32の回転中心軸AX2に容易に位置合わせすることができる。
なお、一対の第2挟持部材212は、第2コイルスプリング273(図9参照)によって復帰方向に付勢されているため、作業者による第2解除レバー283(図9参照)の操作によって第2ラチェット機構280(図9参照)のロックが解除されたとき、第2コイルスプリング273からの付勢力によって図5(a)に示す全開状態に復帰することができる。
(電子錠100の取り付け手順)
図6は、一実施形態に係る電子錠100の取り付け手順を説明するための図である。
初めに、図6(a)に示すように、取付作業者は、サムターン装置30のツマミ部32の長手方向が左右方向(X軸方向)となるように、サムターン装置30のツマミ部32を回転させておく。また、取付作業者は、連結部材200の第1解除レバー263および第2解除レバー283を操作することにより、連結部材200を図5(a)に示す全開状態にしておく。
そして、取付作業者は、図6(a)に示すように、連結部材200の一対の第1挟持部材211の間、且つ、一対の第2挟持部材212の間に、サムターン装置30のツマミ部32を配置する。
次に、取付作業者は、一対の第1挟持部材211を手で押し込んで互いに近づく方向に移動させることにより、一対の第1挟持部材211によって、サムターン装置30のツマミ部32の長手方向(X軸方向)の両側部を挟持させる。
また、取付作業者は、一対の第2挟持部材212を手で押し込んで互いに近づく方向に移動させることにより、一対の第2挟持部材212によって、サムターン装置30のツマミ部32の短手方向(Z軸方向)の両側部を挟持させる。これにより、挟持機構210により、サムターン装置30のツマミ部32は把持される。
これにより、図6(b)に示すように、連結部材200の回転中心軸AX1と、サムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2とが一致した状態で、サムターン装置30のツマミ部32に連結部材200が装着される。
さらに、取付作業者は、図6(c)に示すように、出力軸104を連結部材200の連結部201に嵌め込みつつ、筐体101の背面101Bを、扉20の室内側の表面20Aに押し当てて接着する。さらに、連結部201に嵌め込まれた出力軸104を、固定ネジ202によって、連結部材200に固定する。
これにより、電子錠100の取り付けは完了する。以降、電子錠100は、当該電子錠100の回転中心軸AX1とサムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2とが一致した状態で、サムターン装置30のツマミ部32を回転操作することができる。
(偏心機構220の構成)
図7は、一実施形態に係る連結部材200の一部分解斜視図である。図7に示すように、一実施形態に係る連結部材200は、本体部200Aと、本体部200Aの正面側(Y軸正側)に設けられた、偏心機構220とを有する。偏心機構220は、第1プレート221および第2プレート222を有して構成されている。
第1プレート221は、回転中心軸AX1を中心とし、且つ、本体部200Aの直径と略等しい、円盤状の部材である。第1プレート221は、本体部200Aの正面側(Y軸正側)に重ねて設けられる。第1プレート221は、左右一対の貫通孔221Aを有し、当該一対の貫通孔221Aを貫通する2本のガイドネジ223によって、左右方向(X軸方向)へ移動可能に、本体部200Aの正面側(Y軸正側)に取り付けられる。
一対の貫通孔221Aは、左右方向(X軸方向)を長手方向とする長孔形状を有する。これにより、第1プレート221は、一対の貫通孔221A内でガイドネジ223が左右方向(X軸方向)へ移動することで、当該第1プレート221の左右方向(X軸方向)への移動がガイドされ、当該第1プレート221の中心位置を、本体部200Aの中心よりも左右方向(X軸方向)にシフトすることができる。
第2プレート222は、回転中心軸AX1を中心とし、且つ、本体部200Aの直径と略等しい、円盤状の部材である。第2プレート222は、第1プレート221の正面側(Y軸正側)に重ねて設けられる。第2プレート222は、上下一対の貫通孔222Aを有し、当該一対の貫通孔222Aを貫通する2本のガイドネジ224によって、上下方向(Z軸方向)へ移動可能に、第1プレート221の正面(Y軸正側の表面)に取り付けられる。
一対の貫通孔222Aは、上下方向(Z軸方向)を長手方向とする長孔形状を有する。これにより、第2プレート222は、一対の貫通孔222A内でガイドネジ224が上下方向(Z軸方向)へ移動することで、当該第2プレート222の上下方向(Z軸方向)への移動がガイドされ、当該第2プレート222の中心位置を、本体部200Aの中心よりも上下方向(Z軸方向)にシフトすることができる。
以上のように構成された偏心機構220は、第1プレート221および第2プレート222によって、本体部200Aの中心位置に対して、連結部201の中心位置(すなわち、出力軸104の中心位置、回転中心軸AX1)を、上下方向(Z軸方向)および左右方向(X軸方向)にシフトすることができる。
これにより、一実施形態に係る連結部材200は、本体部200Aをサムターン装置30のツマミ部32に取り付けたときに、本体部200Aの中心位置と、サムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2との間に位置ずれ(ラチェット機構の分解能による)が生じた場合であっても、第1プレート221および第2プレート222を位置調整することで、連結部201の中心位置(すなわち、出力軸104の中心位置、回転中心軸AX1)を、ツマミ部32の回転中心軸AX2に一致させることができる。
(第1連動機構250の構成)
図8は、一実施形態に係る連結部材200が備える第1連動機構250の構成を説明するための図である。図8は、連結部材200が備える本体部200Aを、本体部200Aが備えるケース230の前面側(Y軸正側)から示している。但し、図8では、ケース230の前面部分に取り付けられているカバー231(図7参照)の図示を省略している。
図8に示すように、一実施形態に係る連結部材200は、ケース230の内部に、第1連動機構250を備える。第1連動機構250は、一対の第1挟持部材211に設けられた一対の第1ラックギア251と、一対の第1ラックギア251の間に設けられた第1ピニオンギヤ252とを有する。
第1ピニオンギヤ252は、ケース230の内部の中心(すなわち、回転中心軸AX1上)に設けられている。
一対の第1ラックギア251の各々は、左右方向(X軸方向)に直線状に並べて設けられた複数のギヤ歯を有して構成されている。
一方の第1挟持部材211が備える一方の第1ラックギア251は、第1ピニオンギヤ252の上側(Z軸正側)に配置されており、第1ピニオンギヤ252に噛み合っている。
他方の第1挟持部材211が備える他方の第1ラックギア251は、第1ピニオンギヤ252の下側(Z軸負側)に配置されており、第1ピニオンギヤ252に噛み合っている。
第1連動機構250は、上記構成を有することにより、一対の第1挟持部材211を、互いに連動して、回転中心軸AX1を中心として、左右方向(X軸方向)における互いに近づく方向、および、左右方向(X軸方向)における互いに離間する方向に移動させることができる。
また、図8に示すように、第1連動機構250は、第1コイルスプリング253を備える。第1コイルスプリング253は、一方の第1挟持部材211を、開方向(X軸正方向)に付勢する。
また、図8に示すように、一実施形態に係る連結部材200は、ケース230の内部に、第1ラチェット機構260を備える。第1ラチェット機構260は、第1ラチェットギヤ261と、第1ラチェット爪262と、第1解除レバー263と、トーションバネ264とを有する。
第1ラチェットギヤ261は、同一円周上に並べて設けられた複数のギヤ歯を有しており、第1ラチェットギヤ261と同軸上に設けられた不図示のピニオンギヤと一体で回転する。このピニオンギヤが他方の第1挟持部材211に設けられた第3ラックギア254と噛み合うことで、第1ラチェットギヤ261は他方の第1挟持部材211の移動に伴って回転する。
第1ラチェット爪262は、トーションバネ264によって第1ラチェットギヤ261側に付勢されており、第1ラチェットギヤ261のギヤ歯に係合することにより、第1ラチェットギヤ261の回転をロックし、これにより、第1ラチェットギヤ261と連動する一対の第1挟持部材211の開方向への移動を抑止する。
一実施形態に係る連結部材200は、第1ラチェット機構260を備えることにより、一対の第1挟持部材211を閉方向へ所定の移動量移動させる毎(すなわち、第1ラチェットギヤ261のギヤ歯毎)に、一対の第1挟持部材211の閉方向へ移動をロックすることができる。
第1解除レバー263は、第1ラチェット爪262と一体に形成されており、図2に示すように、ケース230の正面からケース230外に突出する。第1解除レバー263は、レバー操作がなされることにより、第1ラチェット爪262による、第1ラチェットギヤ261のギヤ歯への係合を解除する。これにより、第1ラチェットギヤ261はフリーに回転可能となり、第1ラチェットギヤ261と連動する一対の第1挟持部材211が、第1コイルスプリング253からの付勢力により、開方向へ移動して、図5(a)に示す全開状態となる。
(第2連動機構270の構成)
図9は、一実施形態に係る連結部材200が備える第2連動機構270の構成を説明するための図である。図9は、連結部材200が備える本体部200Aを、本体部200Aが備えるケース230の前面側(Y軸正側)から示している。但し、図9では、ケース230の前面部分に取り付けられているカバー231(図7参照)、および、図8を用いて説明した第1連動機構250および第1ラチェット機構260の図示を省略している。
図9に示すように、一実施形態に係る連結部材200は、ケース230の内部に、第2連動機構270を備える。第2連動機構270は、一対の第2挟持部材212に設けられた一対の第2ラックギア271と、一対の第2ラックギア271の間に設けられた第2ピニオンギヤ272とを有する。
第2ピニオンギヤ272は、ケース230の内部の中心(すなわち、回転中心軸AX1上)に設けられている。
一対の第2ラックギア271の各々は、上下方向(Z軸方向)に直線状に並べて設けられた複数のギヤ歯を有して構成されている。
一方の第2挟持部材212が備える一方の第2ラックギア271は、第2ピニオンギヤ272の右側(X軸正側)に配置されており、第2ピニオンギヤ272に噛み合っている。
他方の第2挟持部材212が備える他方の第2ラックギア271は、第2ピニオンギヤ272の左側(X軸負側)に配置されており、第2ピニオンギヤ272に噛み合っている。
第2連動機構270は、上記構成を有することにより、一対の第2挟持部材212を、互いに連動して、回転中心軸AX1を中心として、上下方向(Z軸方向)における互いに近づく方向、および、上下方向(Z軸方向)における互いに離間する方向に移動させることができる。
また、図9に示すように、第2連動機構270は、一対の第2コイルスプリング273を備える。一対の第2コイルスプリング273は、一対の第2挟持部材212を、上下方向(Z軸方向)における開方向に付勢する。なお、一対の第2コイルスプリング273は、回転中心軸AX1と交わるZ軸方向に回転中心軸AX1に対して対称な位置に配置すると、一対の第2挟持部材212を開方向に効率よく移動させることができる。
また、図9に示すように、一実施形態に係る連結部材200は、ケース230の内部に、第2ラチェット機構280を備える。第2ラチェット機構280は、第2ラチェットギヤ281と、第2ラチェット爪282と、第2解除レバー283と、トーションバネ284とを有する。
第2ラチェットギヤ281は、同一円周上に並べて設けられた複数のギヤ歯を有しており、第2ラチェットギヤ281と同軸上に設けられた不図示のピニオンギヤと一体で回転する。このピニオンギヤが他方の第2挟持部材212に設けられた第4ラックギア274と噛み合うことで、第2ラチェットギヤ281は他方の第2挟持部材212の移動に伴って回転する。
第2ラチェット爪282は、トーションバネ284によって第2ラチェットギヤ281側に付勢されており、第2ラチェットギヤ281のギヤ歯に係合することにより、第2ラチェットギヤ281の回転をロックし、これにより、第2ラチェットギヤ281と連動する一対の第2挟持部材212の開方向への移動を抑止する。
一実施形態に係る連結部材200は、第2ラチェット機構280を備えることにより、一対の第2挟持部材212を閉方向へ所定の移動量移動させる毎(すなわち、第2ラチェットギヤ281のギヤ歯毎)に、一対の第2挟持部材212の閉方向へ移動をロックすることができる。
第2解除レバー283は、第2ラチェット爪282と一体に形成されており、図2に示すように、ケース230の正面からケース230外に突出する。第2解除レバー283は、レバー操作がなされることにより、第2ラチェット爪282による、第2ラチェットギヤ281のギヤ歯への係合を解除する。これにより、第2ラチェットギヤ281はフリーに回転可能となり、第2ラチェットギヤ281と連動する一対の第2挟持部材212が、一対の第2コイルスプリング273からの付勢力により、開方向へ移動して、図5(a)に示す全開状態となる。
(アダプタ240)
図10および図11は、一実施形態に係る連結部材200が備えるアダプタ240の装着例を示す図である。これまでの説明では、ツマミ部32の長手方向における中間位置にツマミ部32の回転中心軸AX2があるものとした。このため、連結部材200は、挟持機構210によってツマミ部32を挟持することで、連結部材200の回転中心軸AX1を、ツマミ部32の回転中心軸AX2に一致させることができる。
しかしながら、図10に示すツマミ部32-2のように、ツマミ部32-2の中心に回転中心軸AX2がない場合、挟持機構210によって当該ツマミ部32-2を挟持したとき、連結部材200の回転中心軸AX1を、ツマミ部32-2の回転中心軸AX2に一致させることができない。
そこで、図10に示すように、連結部材200は、アダプタ240を備え、当該アダプタ240をツマミ部32-2に装着する。具体的には、アダプタ240は、薄板状(薄型の直方体形状)を有しており、ツマミ部32-2と対向する表面に、ツマミ部32-2の外形状と略同形状の、凹部241を有する。そして、アダプタ240は、凹部241にツマミ部32-2が嵌め込まれることにより、ツマミ部32-2に装着される。
図11に示すように、ツマミ部32-2に装着されたアダプタ240は、その中心位置に、ツマミ部32-2の回転中心軸AX2があるものとなる。このため、連結部材200は、挟持機構210によって、ツマミ部32-2に装着されたアダプタ240を挟持することで、連結部材200の回転中心軸AX1を、ツマミ部32-2の回転中心軸AX2に一致させることができる。
(有効長D1)
図12は、一実施形態に係る連結部材200のXY平面による断面図である。図12では、出力軸104に連結された状態、且つ、ツマミ部32を挟持した状態の、連結部材200の断面を示している。
図12に示すように、前後方向(Y軸方向)において、一対の第1挟持部材211によるツマミ部32を挟持可能な有効長D1は、ケース230の背面から、第1挟持部材211の先端部までの長さである。
ここで、図12に示すように、有効長D1が、ツマミ部32(使用が想定される最大の突出量D2を有するツマミ部32)のサムターン装置30の台座31からの前方(Y軸正方向)への突出量D2よりも小さくなるように、第1挟持部材211の先端部までの長さを設定することが好ましい。
有効長D1が、ツマミ部32の前方(Y軸正方向)への突出量D2よりも大きいと、第1挟持部材211の先端部が、サムターン装置30の台座31に干渉してしまうからである。
(変形例)
図13および図14は、一実施形態に係る連結部材200の一変形例を示す外観斜視図である。図13は、サムターン装置30のツマミ部32を挟持していない状態の連結部材200-2を示している。図14は、サムターン装置30のツマミ部32を挟持している状態の連結部材200-2を示している。
図13および図14に示す連結部材200-2は、一対の第2挟持部材212の代わりに一対の第3挟持部材213を備えており、一対の第3挟持部材213の各々にクランプ部213Aが設けられており、すなわち、上下一対のクランプ部213Aを有する。一対のクランプ部213Aの各々は、上下方向(Z軸方向)における外側に向かってV字状に切り欠かれた、V字溝213Bを有する。なお、一対の第3挟持部材213は、一対の第2挟持部材212と同様の構成により、互いに連動して上下方向(Z軸方向)に移動可能である。
図13に示すように、一方のV字溝213Bの谷底部と、他方のV字溝213Bの谷底部とを結ぶ直線L1は、回転中心軸AX1と交差する。
これにより、連結部材200-2は、図14に示すように、上下方向(Z軸方向)が長手方向となっている状態のツマミ部32の上下方向(Z軸方向)の両端部を、上下一対のV字溝213Bによって挟持するだけで、回転中心軸AX2に対して、回転中心軸AX1を上下方向(Z軸方向)に位置合わせすることができるだけでなく、回転中心軸AX1を左右方向(X軸方向)にも位置合わせすることができる。
したがって、連結部材200-2は、一対の第1挟持部材211、第1連動機構250、および第1ラチェット機構260を設けない構成とすることができ、よって、部品点数およびコストを削減することができ、且つ、サイズを小型化することができる。
(効果)
以上説明したように、一実施形態に挟持機構210は、サムターン装置30のツマミ部32を回転操作可能に挟持する挟持機構210であって、ツマミ部32の長手方向における中心位置と、ツマミ部32の短手方向における中心位置とを、回転操作の回転中心軸AX1に位置合わせされるように、ツマミ部32を挟持できる
これにより、一実施形態に係る挟持機構210は、ツマミ部32を挟持するだけで、回転操作の回転中心軸AX1を、サムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2に容易に位置合わせすることができる。したがって、一実施形態に係る挟持機構210によれば、電子錠100が有する連結部材200に設けられることで、電子錠100が有する連結部材200の回転中心軸AX1と、サムターン装置30のツマミ部32が有する回転中心軸AX2とを、容易に一致させることができる。
また、一実施形態に係る電子錠100は、サムターン装置30を有する扉20に取り付けられる電子錠100であって、回転中心軸AX1の軸回りに回転可能に設けられ、サムターン装置30のツマミ部32を挟持する挟持機構210を有し、挟持機構210によって挟持されたツマミ部32を回転操作する連結部材200を備え、挟持機構210は、ツマミ部32の長手方向における中心位置と、ツマミ部32の短手方向における中心位置とを、回転中心軸AX1に位置合わせされるように、ツマミ部32を挟持できる。
これにより、一実施形態に係る電子錠100は、挟持機構210によってツマミ部32を挟持するだけで、連結部材200の回転中心軸AX1を、サムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2に容易に位置合わせすることができる。したがって、一実施形態に係る電子錠100によれば、電子錠100が有する連結部材200の回転中心軸AX1と、サムターン装置30のツマミ部32が有する回転中心軸AX2とを、容易に一致させることができる。
なお、一実施形態に係る電子錠100は、連結部材200の回転中心軸AX1を、サムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2に位置合わせすることで、ツマミ部32に駆動に係る負荷を抑制することができる。
特に、一実施形態に係る電子錠100において、挟持機構210は、回転中心軸AX1に向かって互いに連動して移動し、ツマミ部32の長手方向における両側部を挟持する一対の第1挟持部材211と、回転中心軸AX1に向かって互いに連動して移動し、ツマミ部32の短手方向における両側部を挟持する一対の第2挟持部材212とを有する。
これにより、一実施形態に係る電子錠100は、ツマミ部32の長手方向において、一対の第1挟持部材211によってツマミ部32を挟持するだけで、連結部材200の回転中心軸AX1を、サムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2に容易に位置合わせすることができ、ツマミ部32の短手方向において、一対の第2挟持部材212によってツマミ部32を挟持するだけで、連結部材200の回転中心軸AX1を、サムターン装置30のツマミ部32の回転中心軸AX2に容易に位置合わせすることができる。
また、一実施形態に係る電子錠100において、挟持機構210は、一対の第1挟持部材211に設けられた一対の第1ラックギア251と、一対の第1ラックギア251の間に設けられた第1ピニオンギヤ252とを有する第1連動機構250と、一対の第2挟持部材212に設けられた一対の第2ラックギア271と、一対の第2ラックギア271の間に設けられた第2ピニオンギヤ272とを有する第2連動機構270とを有する。
これにより、一実施形態に係る電子錠100は、比較的簡易な構成で、一対の第1挟持部材211を互いに連動して移動させることができ、且つ、一対の第2挟持部材212を互いに連動して移動させることができる。このため、一実施形態に係る電子錠100は、連結部材200のコストの増加およびサイズの大型化を抑制することができる。
また、一実施形態に係る電子錠100において、挟持機構210は、一対の第1挟持部材211を閉方向への所定の移動量毎にロックする第1ラチェット機構260と、一対の第2挟持部材212を閉方向への所定の移動量毎にロックする第2ラチェット機構280とを備える。
これにより、一実施形態に係る電子錠100は、一対の第1挟持部材211および一対の第2挟持部材212の開き幅を、サムターン装置30のツマミ部32の幅に応じた幅で容易に固定することができ、加えて、一対の第1挟持部材211および一対の第2挟持部材212の開方向への移動を抑止することができるため、サムターン装置30のツマミ部32を挟持した状態を維持することができる。
また、一実施形態に係る電子錠100は、回転中心軸AX1に設けられた出力軸104を有し、連結部材200は、出力軸104が連結される連結部201と、挟持機構210を有する本体部200Aと、本体部200Aの中心位置に対して、連結部201の中心位置をシフトさせる偏心機構220とを有する。
これにより、一実施形態に係る電子錠100は、挟持機構210でツマミ部32を挟持したときに、回転中心軸AX1と回転中心軸AX2とに僅かな位置ずれが生じた場合であっても、偏心機構220によって当該位置ずれを解消することで、回転中心軸AX1と回転中心軸AX2とを完全に一致させることができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形または変更が可能である。
20 扉、20A 表面、30 サムターン装置、31 台座、32,32-2 ツマミ部、100 電子錠、101 筐体、101A 切り欠き部、101B 背面、103ノブ、200,200-2 連結部材、200A 本体部、201 連結部、202 固定ネジ、210 挟持機構、211 第1挟持部材、211A 挟持面、212 第2挟持部材、212A 挟持面、213 第3挟持部材、213A クランプ部、213B V字溝、220 偏心機構、221 第1プレート、222 第2プレート、223,224ガイドネジ、230 ケース、240 アダプタ、241 凹部、250 第1連動機構、251 第1ラックギア、252 第1ピニオンギヤ、253 第1コイルスプリング、254 第3ラックギア、260 第1ラチェット機構、261 第1ラチェットギヤ、262 第1ラチェット爪、263 第1解除レバー、270 第2連動機構、271 第2ラックギア、272 第2ピニオンギヤ、273 第2コイルスプリング、274 第4ラックギア、280 第2ラチェット機構、281 第2ラチェットギヤ、282 第2ラチェット爪、283 第2解除レバー、264,284 トーションバネ、AX1,AX2 回転中心軸、D1 有効長、D2 突出量、L1 直線

Claims (8)

  1. サムターン装置のツマミ部を回転操作可能に挟持する挟持機構であって、
    前記ツマミ部の長手方向における中心位置と、前記ツマミ部の短手方向における中心位置とを、前記回転操作の回転中心軸に位置合わせされるように、前記ツマミ部を挟持できる
    ことを特徴とする挟持機構。
  2. 前記挟持機構は、
    前記回転中心軸に向かって互いに連動して移動し、前記ツマミ部の長手方向における両側部を挟持する一対の第1挟持部材と、
    前記回転中心軸に向かって互いに連動して移動し、前記ツマミ部の短手方向における両側部を挟持する一対の第2挟持部材と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の挟持機構。
  3. 前記挟持機構は、
    前記一対の第1挟持部材に設けられた一対の第1ラックギアと、前記一対の第1ラックギアの間に設けられた第1ピニオンギヤとを有する第1連動機構と、
    前記一対の第2挟持部材に設けられた一対の第2ラックギアと、前記一対の第2ラックギアの間に設けられた第2ピニオンギヤとを有する第2連動機構と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の挟持機構。
  4. 前記挟持機構は、
    前記一対の第1挟持部材を閉方向への所定の移動量毎にロックする第1ラチェット機構と、
    前記一対の第2挟持部材を閉方向への所定の移動量毎にロックする第2ラチェット機構と
    を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の挟持機構。
  5. 前記挟持機構は、
    前記回転中心軸に向かって互いに連動して移動し、前記ツマミ部の長手方向における両側部を挟持する一対の第3挟持部材を有し、
    前記一対の第3挟持部材は、一対のV字溝を有し、前記一対のV字溝により、前記ツマミ部の長手方向における両側部を挟持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の挟持機構。
  6. 前記挟持機構は、
    前記ツマミ部に装着されることにより、前記ツマミ部の中心を、前記ツマミ部の回転中心軸に一致させるアダプタを備える
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の挟持機構。
  7. サムターン装置を有する扉に取り付けられる電子錠であって、
    前記回転中心軸の軸回りに回転可能に設けられ、請求項1から6のいずれか一項に記載の挟持機構を有し、前記挟持機構によって挟持された前記ツマミ部を回転操作する連結部材を備える
    ことを特徴とする電子錠。
  8. 前記電子錠は、
    前記回転中心軸に設けられた出力軸を有し、
    前記連結部材は、
    前記出力軸が連結される連結部と、
    前記挟持機構を有する本体部と、
    前記本体部の中心位置に対して、前記連結部の中心位置をシフトさせる偏心機構と
    を有することを特徴とする請求項7に記載の電子錠。
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