JP2023132428A - 端子ユニットおよび第1端子 - Google Patents

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Yuta Kanematsu
ソンヒョン ビョン
Sung-Hyun Byun
宣和 廣脇
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Abstract

【課題】柱状接続部や筒状接続部のめっきの削れを抑制できる、新規な端子ユニットを開示する。【解決手段】端子ユニット10が、柱状接続部16と、柱状接続部16に設けられた第1側接点22と、柱状接続部16の先端面25から第1側接点22に向かって延びる摺動抵抗低減部38と、を有する第1端子12と、筒状接続部18と、筒状接続部18に設けられた第2側接点72a,72bと、を有する第2端子14と、を備え、柱状接続部16は、筒状接続部18に圧入されて筒状接続部18に組み付けられ、圧入方向において、摺動抵抗低減部38が第2側接点72aを越えるまで、摺動抵抗低減部38は、柱状接続部16の外周面22と第2側接点72aの直接の摺動接触を回避して第2側接点72aに対する柱状接続部16の摺動抵抗を低減し、摺動抵抗低減部38が第2側接点72aを越えた後、第1側接点22が第2側接点72aに圧接される。【選択図】図4

Description

本開示は、端子ユニットおよび第1端子に関する。
特許文献1には、ピン端子等と呼ばれる柱状接続部を有する雄端子(第1端子)と、スリーブ端子等と呼ばれる筒状接続部を有する雌端子(第2端子)との雌雄型端子による電気的な接続構造を実現する端子ユニットが開示されている。第2端子の筒状接続部の内部には、先端開口部から後方に折り返された弾性接触片が設けられている。第2端子の筒状接続部の先端開口部から第1端子の柱状接続部を挿し入れると、柱状接続部に接触した弾性接触片が、弾性復元力に抗して拡径変形されて、柱状接続部の筒状接続部の内方への進入が許容される。この弾性接触片の弾性復元力により、弾性接触片の端部に設けられた接点部が第1端子の柱状接続部に押圧されて、第1端子と第2端子が接触状態に保持されて電気的接続が図られるようになっている。
特開2016-24901号公報
ところで、このような従来構造の端子ユニットにおいては、第1端子の柱状接続部を第2端子の筒状接続部の内部に圧入する際に、柱状接続部の表面を、筒状接続部の弾性接触片が擦りながら移動する。それゆえ、第2端子に対する第1端子の繰り返しの挿抜により、柱状接続部や筒状接続部のめっきが削れ、接触抵抗の増大等の不具合を招くおそれもあった。
そこで、柱状接続部や筒状接続部のめっきの削れを抑制できる、新規な端子ユニットおよび第1端子を開示する。
本開示の端子ユニットは、柱状接続部と、前記柱状接続部の外周面に設けられた第1側接点と、前記柱状接続部の先端面から前記第1側接点に向かって延びる摺動抵抗低減部と、を有する第1端子と、拡径方向で弾性変形可能な筒状接続部と、前記筒状接続部の内周面に設けられた第2側接点と、を有する第2端子と、を備え、前記柱状接続部は、前記先端面から前記筒状接続部に圧入されて前記筒状接続部に組み付けられるようになっており、前記柱状接続部の前記筒状接続部への圧入方向において、前記摺動抵抗低減部が前記第2側接点を越えるまで、前記摺動抵抗低減部は、前記柱状接続部の前記外周面と前記第2側接点の直接の摺動接触を回避して前記第2側接点に対する前記柱状接続部の摺動抵抗を低減し、前記摺動抵抗低減部が前記第2側接点を越えた後、前記第1側接点が前記第2側接点に圧接される、ものである。
本開示の第1端子は、拡径方向で弾性変形可能な筒状接続部と、前記筒状接続部の内周面に設けられた第2側接点と、を有する第2端子に組み付けられる第1端子であって、本開示の端子ユニットを構成する、ものである。
本開示によれば、柱状接続部や筒状接続部のめっきの削れを抑制できる。
図1は、実施形態1に係る端子ユニットを第1端子と第2端子との接続状態で示す斜視図である。 図2は、図1に示された端子ユニットを第1端子と第2端子との非接続状態で示す斜視図である。 図3は、図1に示された端子ユニットにおける断面図であって、図4におけるIII-III断面図である。 図4は、図1に示された端子ユニットにおける断面図であって、図3におけるIV-IV断面図である。 図5は、図1に示された端子ユニットを構成する第1端子を示す斜視図である。 図6は、図5に示された第1端子を構成する第1端子金具を示す斜視図である。 図7Aは、第2端子に対して第1端子を圧入する際の状態をモデル的に説明するための説明図であって、第2端子に対して第1端子が圧入し始める状態を図3におけるVIIA-VIIA断面に相当する断面で示す図である。 図7Bは、図7Aの状態から更に第1端子を圧入した状態を説明するための説明図である。 図7Cは、図7Bの状態から更に第1端子を圧入した状態を説明するための説明図である。 図7Dは、図7Cの状態から更に第1端子を圧入した状態を説明するための説明図であって、第1端子と第2端子が嵌合する状態を示す図である。 図8は、実施形態2に係る端子ユニットを示す断面図であって、図4に相当する図である。 図9は、図8に示された端子ユニットを構成する第1端子を示す斜視図である。 図10は、図9に示された第1端子を構成する第1端子金具を示す斜視図である。 図11Aは、第2端子に対して第1端子を圧入する際の状態をモデル的に説明するための説明図であって、図7Aに対応する図である。 図11Bは、図11Aの状態から更に第1端子を圧入した状態を説明するための説明図である。 図11Cは、図11Bの状態から更に第1端子を圧入した状態を説明するための説明図である。 図11Dは、図11Cの状態から更に第1端子を圧入した状態を説明するための説明図であって、第1端子と第2端子が嵌合する状態を示す図である。
<本開示の実施形態の説明>
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の端子ユニットは、
(1)柱状接続部と、前記柱状接続部の外周面に設けられた第1側接点と、前記柱状接続部の先端面から前記第1側接点に向かって延びる摺動抵抗低減部と、を有する第1端子と、拡径方向で弾性変形可能な筒状接続部と、前記筒状接続部の内周面に設けられた第2側接点と、を有する第2端子と、を備え、前記柱状接続部は、前記先端面から前記筒状接続部に圧入されて前記筒状接続部に組み付けられるようになっており、前記柱状接続部の前記筒状接続部への圧入方向において、前記摺動抵抗低減部が前記第2側接点を越えるまで、前記摺動抵抗低減部は、前記柱状接続部の前記外周面と前記第2側接点の直接の摺動接触を回避して前記第2側接点に対する前記柱状接続部の摺動抵抗を低減し、前記摺動抵抗低減部が前記第2側接点を越えた後、前記第1側接点が前記第2側接点に圧接される、ものである。
この構造の端子ユニットによれば、第1端子の柱状接続部が、先端面から柱状接続部の外周面に設けられた第1接点部に向かって延びる摺動抵抗低減部を有しており、柱状接続部の筒状接続部への圧入方向において、摺動抵抗低減部が第2側接点を越えるまで、摺動抵抗低減部は、柱状接続部の外周面と第2側接点の直接の摺動接触を回避して第2側接点に対する柱状接続部の摺動抵抗を低減し、摺動抵抗低減部が第2側接点を越えた後、第1側接点が前記第2側接点に圧接されるようになっている。これにより、柱状接続部を筒状接続部に圧入する際に、第1側接点が第2側接点に至るまでに、第2側接点に柱状接続部の外周面が直接摺動接触して第2側接点のめっき削れが生じるリスクを低減または防止することができる。その結果、第1および第2側接点間の接触抵抗の増大等の不具合の発生も抑制できる。さらに、柱状接続部の筒状接続部への圧入初期から摺動抵抗低減部が第2側接点を越えるまでの間、摺動抵抗低減部が、柱状接続部の外周面と第2側接点の直接の摺動接触を回避していることから、柱状接続部(第1端子)の筒状接続部(第2端子)への挿入抵抗の低減を図りつつ、第2接点のめっき削れ等の不具合を低減または防止することができる。
なお、摺動抵抗低減部は、圧入方向で摺動抵抗低減部が第2側接点を越えるまでの間、柱状接続部の外周面と第2側接点の直接の摺動接触を回避して摺動抵抗を低減するものであれば、任意の構成が採用可能である。
また、柱状接続部とは、柱状に突出する形状のものであればいずれも含まれ得る。例えば、中実筒形状や中空筒形状のものがいずれも採用可能である。
(2)前記柱状接続部の前記筒状接続部への圧入に際して同心状に配置された際に、前記圧入方向で前記第2側接点に重なる前記柱状接続部の周方向領域において、前記先端面から前記第1側接点に至る領域が、前記第2側接点に対して径方向で隙間を隔てて対向するように径方向内方に位置された離隔対向面を有しており、前記離隔対向面によって前記摺動抵抗低減部が構成されている、ことが好ましい。柱状接続部の所定の周方向領域に径方向内方に位置されて、第2側接点に対して径方向で隙間を隔てて対向する離隔対向面を設けることで、摺動抵抗低減部を容易に構成することができる。特に、摺動抵抗低減部である離隔対向面が、第2側接点に対して径方向で隙間を隔てて対向するように構成されていることから、第1側接点が第2側接点に至るまでに柱状接続部の外周面が第2側接点に直接摺動してめっきが削れる不具合を、一層確実に低減または回避することができる。
(3)前記柱状接続部の前記筒状接続部への圧入に際して同心状に配置された際に、前記圧入方向で前記第2側接点に重なる前記柱状接続部の周方向領域において、前記先端面から前記第1側接点に至る領域が、合成樹脂材で構成された樹脂外周面を有しており、前記樹脂外周面によって前記摺動抵抗低減部が構成されている、ことが好ましい。柱状接続部の所定の周方向領域、すなわち、第1側接点が第2側接点に至るまでに第2側接点に接触する柱状接続部の外周面を樹脂外周面により構成して摺動抵抗低減部が設けられていることから、第1側接点が第2側接点に至るまでに柱状接続部の外周面が第2側接点に直接摺動してめっきが削れる不具合を、有利に低減または回避することができる。特に、上記(2)の態様と組み合わせて採用することで、樹脂外周面の第2側接点に対する摺動抵抗を一層低減することができ、第2側接点のめっき削れの低減と、柱状接続部の筒状接続部への圧入抵抗の低減を両立して図ることができる。
(4)前記柱状接続部の前記先端面を覆う樹脂キャップを有し、前記樹脂外周面が前記樹脂キャップと一体的に設けられている、ことが好ましい。柱状接続部に装着する樹脂部材である樹脂キャップと樹脂外周面を一体的に設けることで、部品点数の削減や取扱性や組付性の向上を図ることができるからである。また、先端面を樹脂キャップで覆うことにより、誤った触指による感電対策を施すことができる。
(5)前記樹脂外周面の前記柱状接続部への接触面が、前記柱状接続部に設けられた突起部に係合する係合穴を有し、前記突起部が前記係合穴に嵌合することで前記樹脂外周面が前記柱状接続部に保持されている、ことが好ましい。係合穴と突起部の嵌合力により、樹脂外周面に摺動抵抗が及ぼされても樹脂外周面を安定して柱状接続部に保持できるからである。しかも、係合穴と突起部は樹脂外周面と柱状接続部の対向面間に設けられていることから、大型化を伴うことなく、樹脂外周面の保持性の向上を図ることができる。
(6)前記第1端子を収容する第1ハウジングをさらに備え、前記第1ハウジングが前記柱状接続部の径方向外方に離隔して配置された筒状カバー部を有し、前記筒状カバー部が前記筒状カバー部の径方向で対向する2か所に設けられた一対の切欠部を有し、前記一対の切欠部に前記第2端子が挿入配置されることで、前記第1端子の前記柱状接続部が前記第2端子の前記筒状接続部に周方向で位置決めされる、ことが好ましい。第1ハウジングの筒状カバー部に設けられた一対の切欠部に第2端子が挿入されることで、柱状接続部と筒状接続部が周方向で位置決めされることから、柱状接続部が誤った周方向向きで圧入され、筒状接続部の第2側接点が柱状接続部の金属製の外周面で摺動されてめっき削れが発生する不具合を未然に防止できる。
本開示の第1端子は、
(7)拡径方向で弾性変形可能な筒状接続部と、前記筒状接続部の内周面に設けられた第2側接点と、を有する第2端子に組み付けられる第1端子であって、上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の端子ユニットを構成する、ものである。
本態様によれば、(1)~(6)に記載された作用効果を同様に享受することができる第1端子を提供することができる。
<本開示の実施形態の詳細>
本開示の端子ユニットおよび第1端子の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
以下、本開示の実施形態1の端子ユニット10、および端子ユニット10を構成する第1端子12と第2端子14について、図1から図7Dを用いて説明する。第1端子12が柱状接続部16を備えているとともに、第2端子14が拡径方向で弾性変形可能な筒状接続部18を備えている。この第2端子14の筒状接続部18に第1端子12の柱状接続部16が圧入されて、柱状接続部16が筒状接続部18に組み付けられる。そして、柱状接続部16の外周面と筒状接続部18の内周面20とが相互に接触することで、第1端子12と第2端子14とが導通接続されるようになっている。すなわち、実施形態1では、第1端子12がオス端子であり、第2端子14がメス端子である。また、第1端子12の外周面によって第1側接点22が構成されているとともに、筒状接続部18の内周面20に後述する第2側接点72a,72bが設けられている。以下の説明において、前方とは図3中の左方をいい、後方とは図3中の右方をいう。上方とは図3中の上方をいい、下方とは図3中の下方をいう。左方とは図4中の左方をいい、右方とは図4中の右方をいう。また、複数の同一部材については、一部の部材にのみ符号を付し、他の部材については符号を省略する場合がある。
<第1端子12>
第1端子12は、図5,6にも示されるように、先端に、最大外径寸法がφA(図7A参照)とされた柱状接続部16を備えている。実施形態1では、柱状接続部16の断面形状が略真円であり、軸方向において後述する摺動抵抗低減部(離隔対向面38)の形成位置以外の部分の外径寸法がφAで略一定とされている。第1端子12は、図6に示される金属製の第1端子金具24を有しており、この第1端子金具24の先端に柱状接続部16が設けられている。第1端子12は、柱状接続部16における筒状接続部18への圧入方向(後述するように右方から左方へ向かう方向)の先端面25を覆う樹脂キャップ26を備えている。すなわち、柱状接続部16は、筒状接続部18に対して先端面25側から圧入されて組み付けられるようになっている。
なお、第1端子12において、柱状接続部16より基端側の形状は限定されるものではないが、実施形態1では、第1端子12の基端部(右端部)に平板状部28が設けられており、この平板状部28には板厚方向外方に突出する周方向位置決め凸部30が設けられている。この周方向位置決め凸部30が、後述する第1ハウジング42における右端部において、図示しない凹部に嵌め入れられることにより、第1ハウジング42に対する第1端子12の中心軸回りでの回転が防止されている。また、第1端子12の平板状部28は、例えばボルト等で機器の端子部に固定されてもよいし、電線に固着されてもよい。
また、第1端子金具24の先端面25には小径部32を介して樹脂キャップ26が固定される円形断面の固定部34が設けられており、これら小径部32および固定部34を覆うように樹脂キャップ26が設けられている。このように、樹脂キャップ26が固定部34を乗り越えるようにして設けられることで、柱状接続部16(第1端子金具24)からの樹脂キャップ26の脱落のおそれが低減され得る。
樹脂キャップ26は、合成樹脂により形成されて電気絶縁性を有している。実施形態1では、樹脂キャップ26の外形状が略真円の横断面形状であり、軸方向で略一定の外径寸法を有するとともに、樹脂キャップ26の外周面における先端部分(左端部分)には、先端側に向かって次第に小径となるテーパ面36が設けられている。これにより、樹脂キャップ26の先端における外径寸法が、樹脂キャップ26における基端部分の外径寸法よりも小さくされている。
なお、樹脂キャップ26の最大外径寸法は限定されるものではないが、例えば柱状接続部16の最大外径寸法φAと略等しくされるか、僅かに小さくされる。実施形態1では、樹脂キャップ26の外周面における下端部が後述する離隔対向面38よりも僅かに下方に位置する大きさで、樹脂キャップ26が形成されている。このような樹脂キャップ26は、柱状接続部16と別体で形成されて、柱状接続部16の先端に対して圧入等により組み付けられてもよいし、柱状接続部16と一体的に形成されてもよい。
ここにおいて、柱状接続部16の先端部分には、先端面25から第1側接点22である柱状接続部16の外周面に向かって、すなわち基端側に向かって軸方向(左右方向)に延びる摺動抵抗低減部が設けられており、実施形態1では、摺動抵抗低減部が、離隔対向面38によって構成されている。
<摺動抵抗低減部(離隔対向面38)>
離隔対向面38は、柱状接続部16の外周面における先端部分に設けられており、所定の長さ寸法(左右方向寸法)を有している。離隔対向面38は、周上の一部に設けられており、実施形態1では、図3等にも示されるように、柱状接続部16の下方において所定の周方向領域にわたって設けられている。離隔対向面38は略平面形状であり、略円環形状とされた柱状接続部16の外周面に対して径方向内方に位置している。すなわち、柱状接続部16の先端部分には、外周面に対して窪んで軸方向に延びる凹部が設けられており、当該凹部の底面により離隔対向面38が構成されている。これにより、柱状接続部16の外周面における上端部と離隔対向面38との上下方向の離隔距離B(図7A参照)は、柱状接続部16の最大外径寸法φAよりも小さくされている。
なお、離隔対向面38と柱状接続部16の外周面とは滑らかに連続しており、離隔対向面38の周縁部には湾曲面40が設けられている。なお、柱状接続部16の先端面25には樹脂キャップ26が重ね合わされて設けられることから、湾曲面40は、樹脂キャップ26の基端にもまたがって設けられている。このような湾曲面40が設けられることにより、柱状接続部16における筒状接続部18への圧入時および筒状接続部18からの抜去時において、離隔対向面38が設けられることに伴う段差によって柱状接続部16が筒状接続部18へ引っ掛かることがないようにされている。
<第1ハウジング42>
第1ハウジング42は、全体として略筒状であり、左右方向に延びる貫通孔を有する筒状カバー部44を有しているとともに、筒状カバー部44において径方向で対向する前後方向両側の2か所には、左右方向に延びる一対の切欠部46,46が設けられている。これら各切欠部46は、所定の周方向寸法(幅寸法)を有しているとともに、筒状カバー部44の略全長にわたって設けられており、筒状カバー部44は、これら各切欠部46により周方向で分断されている。これにより、筒状カバー部44には、上下方向両側において相互に対向する一対の湾曲板部48,48が設けられている。すなわち、筒状カバー部44において各湾曲板部48は、各切欠部46の周方向間に設けられており、各湾曲板部48は、それぞれ所定の前後方向寸法を有している。また、各湾曲板部48の周方向両端部には、前後方向の外方に突出する平坦板部50,50が設けられている。これら各平坦板部50は、各湾曲板部48の長さ方向の略全長にわたって設けられている。
そして、第1ハウジング42における筒状カバー部44の貫通孔に第1端子12が挿通されて、圧入や凹凸による係止、接着や溶着等により第1端子12と第1ハウジング42とが相互に固定されることで、図2等に示されるハウジング付き第1端子52が構成されている。なお、前述のように、第1ハウジング42の右端部には図示しない凹部が設けられており、第1端子12における周方向位置決め凸部30が嵌め入れられることにより、第1ハウジング42に対する第1端子12の中心軸回りでの回転が防止されている。これにより、ハウジング付き第1端子52における各第1端子12において、下方に離隔対向面38が設けられている。また、図2にも示されるように、ハウジング付き第1端子52では、各湾曲板部48の内周側に所定の径方向距離を隔てて柱状接続部16が位置しており、柱状接続部16が、長さ方向(左右方向)の全長にわたって各湾曲板部48により覆われている。実施形態1では、一対の第1端子12,12が共通の第1ハウジング42に組み付けられており、一対の第1端子12,12が上下方向で相互に離隔して配置されている。
<第2端子14>
第2端子14は、第2端子金具54を含んで構成されており、この第2端子金具54は、例えば全体として略帯状とされた金属平板を所定の形状にプレス加工することで形成される。金属平板を構成する金属としては、電気抵抗の低い銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等を採用することができる。第2端子金具54は、前述の筒状接続部18を備えている。また、第2端子14は、後述する第1周壁部58と第2周壁部60とを相互に接近する方向に付勢するばね部材等を含んで構成されてもよい。
<筒状接続部18>
筒状接続部18は、全体として略円筒形状であり、左右方向両側に開口している。すなわち、筒状接続部18の軸方向は左右方向である。なお、第1端子12の圧入前の第2端子14において、後述する第2側接点72a,72bを構成する円弧状突部66および各線状接触部74を通る仮想的な円の径寸法φC(図7A参照)は、柱状接続部16の外径寸法φAよりも小さくされているとともに、柱状接続部16の外周面における上端部と樹脂キャップ26の下端部との上下方向の離隔距離D(図7A参照)よりも小さくされている。また、筒状接続部18における両開口部には、それぞれ開口方向外方に向かって次第に拡径するテーパ面56,56が設けられている。なお、実施形態1では、後述するように、筒状接続部18が、上下方向で対向する第1周壁部58と第2周壁部60とに分割されていることから、各テーパ面56が、それぞれ上下方向両側の第1周壁部58と第2周壁部60とに分割されて設けられている。
<第1周壁部58および第2周壁部60>
筒状接続部18は、上下方向で相互に対向配置される第1周壁部58と第2周壁部60とを含んで構成されている。実施形態1では、第1周壁部58が下側に位置しているとともに、第2周壁部60が上側に位置している。第1周壁部58と第2周壁部60は、それぞれ略半割りの筒状体であり、第1および第2周壁部58,60は、図3等に示される第2端子14の縦断面において、それぞれ断面円弧形状の内周面62,64を有している。したがって、第1および第2周壁部58,60の両内周面62,64により筒状接続部18の内周面20が構成される。そして、図3にも示されるように、第2端子14の筒状接続部18に第1端子12の柱状接続部16が圧入された際には、柱状接続部16の外周面により構成される第1側接点22と、筒状接続部18の内周面20(両内周面62,64)に設けられる後述する各第2側接点72a,72bとが相互に接触するようになっている。
図3,4にも示されるように、第1周壁部58の内周面62には、周方向中央部分において、周方向に延出しつつ径方向内方に突出する円弧状突部66が設けられている。この円弧状突部66は、第1周壁部58における左右方向中央部分に設けられており、左右方向中央が最も径方向内方に突出している。円弧状突部66は、所定の軸方向寸法(左右方向寸法)を有しており、第1周壁部58の左右方向全長よりは小さくされている。また、図4にも示されるように、円弧状突部66の内面において、径方向内方に最も突出する左右方向中央を挟んだ左右方向両側は、左右方向外方になるにつれて突出寸法が次第に小さくなる湾曲面68,68である。
なお、実施形態1では、円弧状突部66が、第1周壁部58にプレス加工を施すことにより形成されている。これにより、第1周壁部58の外周面において、円弧状突部66と対応する位置には、外方(下方に)開口する凹部70が形成されている。
そして、円弧状突部66の内面における曲率は、柱状接続部16の外周面(第1側接点22)における曲率よりも小さくされている。これにより、図3等に示される第1端子12と第2端子14との嵌合時には、円弧状突部66の周方向中央が柱状接続部16の外周面(第1側接点22)と接触するようになっている。すなわち、円弧状突部66の内面における特に周方向中央の頂部により、第1端子12と第2端子14との嵌合時において第1側接点22と接触する第2側接点72aが構成されている。
図3等に示す第2端子14の縦断面において、第2周壁部60の内周面64は周方向で部分的に曲率が異ならされている。具体的には、内周面64において、周方向中央部分よりも周方向両端側に離隔した2箇所において、周方向中央部分よりも曲率が小さくされた部分が設けられている。これにより、図3等に示される第2端子14の縦断面において、内周面64の周方向中央部分が略一定の曲率を有する円弧形状であるとともに、その円弧の周方向両端には、略直線状に延びる部分が接続されている。要するに、内周面64が略一定の曲率の湾曲面とされる場合に比べて、周方向中央部分よりも周方向両端側に離隔した2箇所は、径方向内方に突出している。
実施形態1では、第2周壁部60が、略一定の内外面形状をもって、筒状接続部18の軸方向である左右方向に延びている。それゆえ、後述するように、筒状接続部18に柱状接続部16が圧入される際には、内周面64における周方向中央部分よりも周方向両端側に離隔した2箇所で、第2周壁部60の内周面64と、柱状接続部16の外周面(第1側接点22)とが接触する。また、筒状接続部18への柱状接続部16の圧入が完了した際には、内周面64における周方向中央部分よりも周方向両端側に離隔した2箇所で、第2周壁部60の内周面と、柱状接続部16の外周面(第1側接点22)とが当接する。これら第2周壁部60と柱状接続部16とは、周方向中央部分よりも周方向両端側に離隔した2箇所で、線接触の態様で接触する。実施形態1では、第2周壁部60において、内周面64の曲率が小さくされて径方向内方に突出し、柱状接続部16と接触する部分が線状接触部74である。
すなわち、第2周壁部60の内周面64には、筒状接続部18の軸方向に延出しつつ径方向内方に突出する線状接触部74が、周方向に離隔した複数箇所(2箇所)に設けられている。そして、前述の円弧状突部66の第2側接点72aに加えて、これら各線状接触部74の頂部により、第1端子12と第2端子14との嵌合時において第1側接点22と接触する一対の第2側接点72b,72bが構成されている。第2周壁部60側の各第2側接点72b(各線状接触部74)は、左右方向で線状に延びている。特に、実施形態1では、第1周壁部58と第2周壁部60の対向方向の投影(上下方向視)で、第1周壁部58側の第2側接点(円弧状突部66の周方向中央)72aが、第2周壁部60側の第2側接点(一対の線状接触部74,74)72b,72bの前後方向間に配置されている。
<第2端子金具54>
第2端子金具54において、第1周壁部58と第2周壁部60の後端部は、上下方向で相互に対向する周方向端部であり、それぞれ第1周端部76,76とされている。これら一対の第1周端部76,76は、上下方向で所定の離隔距離を隔てて、相互に対向している。また、第1周壁部58と第2周壁部60の前端部は、上下方向で相互に対向する周方向端部であり、それぞれ第2周端部78,78とされている。これら一対の第2周端部78,78は、上下方向で所定の離隔距離を隔てて、相互に対向している。
一対の第1周端部76,76には、それぞれ筒状接続部18の径方向外方(後方)に突出する一対の基端側板部80,80が設けられている。前述のように、第2端子金具54は、略帯状とされた金属平板をプレス加工することによって形成されており、一対の基端側板部80,80は、基端側板部80,80の後方部分で相互に連結されている。実施形態1では、一対の基端側板部80,80が、それぞれ上下方向視において略矩形状である。
基端側板部80,80よりも後方の部分には、図示しない電線が固着される電線固着部82が設けられている。電線固着部82に固着される電線は、例えば被覆電線であり、電線の端部において絶縁被覆が剥がされることにより露出された芯線が、第2端子14(第2端子金具54)の後端部に設けられた電線固着部82において固着されるようになっている。なお、電線における芯線を第2端子14(第2端子金具54)に固着する方法は限定されるものではなく、例えば圧着片による圧着であってもよいし、接着や溶着等であってもよい。なお、第2端子14は、電線に代えて、機器の端子部にボルト等で固定されるようになっていてもよい。
一対の第2周端部78,78には、それぞれ筒状接続部18の径方向外方(前方)に突出する一対の先端側板部84,84が設けられている。一対の先端側板部84,84は、それぞれ上下方向視において略矩形状であり、上下方向で相互に離隔している。すなわち、第2端子14においては、第1周壁部58と第2周壁部60に対して前後方向の一方側(後方側)で基端側板部80,80が相互に連結されており、第1周壁部58と第2周壁部60に対して前後方向の他方側(前方側)で先端側板部84,84が相互に離隔して片持ち梁状に突出した自由端を構成している。その結果、先端側板部84,84は、相互に接近または離隔する方向に弾性変形可能である。
これら先端側板部84,84の先端部(前端部)には、各先端側板部84を相互に接近方向に付勢し、ひいては第1周壁部58と第2周壁部60とを相互に接近する方向に付勢する図示しないばね部材としてのクリップばねが装着されてもよい。各先端側板部84の上下方向外面には、例えばクリップばねを固定するための凸部86が上下方向外方に突出して設けられている。また、各先端側板部84の上下方向内面には、例えばクリップばねが設けられた際に、各先端側板部84の相互の当接を阻止するストッパ部88が上下方向内方に突出して設けられている。
このような形状に金属平板が折り曲げられることによって形成された第2端子金具54において、柱状接続部16が圧入される前における筒状接続部18の内径寸法(各第2側接点72a,72b,72bを通る仮想的な円の径寸法)φCは、前述のように、柱状接続部16の最大外径寸法φAよりも小さくされているとともに、柱状接続部16の外周面における上端部と離隔対向面38との上下方向の距離Bよりも小さく、且つ柱状接続部16の外周面における上端部と樹脂キャップ26の下端部との上下方向の距離D(図7A参照)よりも小さくされている。
<端子ユニット10の組立て>
上記のような形状とされた第2端子14の筒状接続部18に対して第1端子12の柱状接続部16を圧入して、端子ユニット10を組み立てる方法を、図7Aから図7Dを示してモデル的に説明する。なお、図7Aから図7Dには、筒状接続部18に対する柱状接続部16の圧入が段階的に進行している状態が示されており、図7Aが圧入の始まりの状態を示すとともに、図7Bおよび図7Cが、圧入の途中の状態を示す。また、図7Dが、圧入の完了の状態を示しており、端子ユニット10が組み立てられた前述の図1から図4の状態を示すものである。
先ず、第1ハウジング42に対して各第1端子12を固定して、ハウジング付き第1端子52を形成する。なお、第2端子14は、図示しない第2ハウジングに固定されるようになっており、第2ハウジングに対して第2端子を固定することで、ハウジング付き第2端子が形成されるようになっていてもよい。その後、図2に示されるように、第1端子12における柱状接続部16と第2端子14における筒状接続部18とを左右方向で対向させ、それぞれの中心軸を位置合わせして略同心状に配置する。このように、柱状接続部16と筒状接続部18とを略同心状に配置した状態が図7Aに示される状態である。
なお、図1,2では、2つの第1端子12のうち上方の第1端子12に第2端子14が組み付けられるようになっているが、下方の第1端子12にも第2端子14が組み付けられるようになっていてもよいし、第2端子14とは別のメス端子が組み付けられるようになっていてもよい。また、下方の第1端子12に第2端子14が組み付けられる場合、下方の第1端子12に組み付けられる第2端子14は、上方の第1端子12に組み付けられる第2端子14と同じ向き(すなわち、筒状接続部18の後方に電線固着部82が設けられて第2端子14の後端部に電線が接続される向き)で組み付けられてもよいし、上方の第1端子12に組み付けられる第2端子14とは前後方向で反対向き(すなわち、筒状接続部18の前方に電線固着部82が設けられて第2端子14の前端部に電線が接続される向き)で組み付けられてもよい。
そして、図7Aに示される状態から、筒状接続部18に対して柱状接続部16を挿入して、図7Bに示される状態とする。この状態では、筒状接続部18に対して、柱状接続部16が樹脂キャップ26側から挿入されている。ここで、筒状接続部18における初期内径寸法φCは、柱状接続部16における外周面の上端部と樹脂キャップ26の下端部における離隔距離Dよりも小さくされている。これにより、図7Bに示される状態では、筒状接続部18の下方において円弧状突部66が樹脂キャップ26の外周面に当接するとともに、筒状接続部18の上方において各線状接触部74が柱状接続部16の外周面に当接して、筒状接続部18における第1および第2周壁部58,60を外周側に押し広げている。
なお、図7Bには図示されていないが、この状態では、図1にも示されるように、上下の湾曲板部48と柱状接続部16との間の上下方向両側の隙間に第2端子14における第1周壁部58および第2周壁部60が差し入れられている。そして、前方側の切欠部46を通じて第2端子14における一対の先端側板部84,84が前方に突出しているとともに、後方側の切欠部46を通じて第2端子14における一対の基端側板部80,80が後方に突出している。これにより、各先端側板部84および各基端側板部80と各湾曲板部48の周方向端部(各平坦板部50)とが当接することで、第1端子12と第2端子14との相対回転、すなわち柱状接続部16と筒状接続部18とにおける柱状接続部16の中心軸回りでの相対回転が防止されている。要するに、一対の切欠部46,46に第2端子14が挿入配置されることで、柱状接続部16が筒状接続部18に対して周方向で位置決めされている。
この図7Bに示される状態から、さらに筒状接続部18に対して柱状接続部16を挿入して、図7Cに示される状態とする。図7Cに示される状態では、樹脂キャップ26が円弧状突部66の周方向中央部分(下側の第2側接点72a)を乗り越えている。ここにおいて、柱状接続部16の外周面における下方には、柱状接続部16の外周面よりも径方向内方に位置する離隔対向面38が設けられている。この時点では、筒状接続部18の内径寸法は、柱状接続部16の外周面における上端部と樹脂キャップ26の下端部における上下方向の離隔距離と等しくDであり、柱状接続部16の外周面における上端部と離隔対向面との上下方向の離隔距離Bよりも大きくされている。これにより、下側の第2側接点72aと離隔対向面38とは筒状接続部18の径方向(上下方向)で離隔しており、隙間を隔てて対向している。この結果、図7Cに示されるように、柱状接続部16の挿入途中の状態においては、下側の第2側接点72aと柱状接続部16の外周面との直接の摺動接触が回避されている。
そして、図7Cに示される状態から、さらに柱状接続部16が挿入されることで、図7Dに示される挿入完了状態とされる。挿入完了状態では、離隔対向面38が円弧状突部66の周方向中央部分を通過しており、柱状接続部16の外周面(第1側接点22)において離隔対向面38よりも後方の部分が、円弧状突部66の周方向中央部分(下側の第2側接点72a)に接触している。また、筒状接続部18の上方部分では、各線状接触部74から構成される各第2側接点72bと柱状接続部16の外周面(第1側接点22)との接触が維持されている。これにより、柱状接続部16における第1側接点22と筒状接続部18における各第2側接点72a,72b,72bとが接触して第1端子12と第2端子14とが電気的に導通する。
特に、筒状接続部18の初期内径寸法φCは、柱状接続部16の最大外径寸法φAより小さくされていることから、柱状接続部16の挿入完了状態では、柱状接続部16の外周面により筒状接続部18が外周側へ押し広げられて、第1周壁部58と第2周壁部60とが上下方向外方に弾性変形する。そして、この弾性変形に対する弾性的な復元力が上下方向内方への付勢力として第1周壁部58と第2周壁部60に作用して、第1周壁部58と第2周壁部60が柱状接続部16の外周面に圧接される。
すなわち、柱状接続部16の筒状接続部18への圧入方向において、摺動抵抗低減部(離隔対向面38)が下側の第2側接点72aを越えるまで、摺動抵抗低減部(離隔対向面38)により柱状接続部16の外周面と下側の第2側接点72aとの直接の摺動接触が回避される。これにより、下側の第2側接点72aに対する柱状接続部16の摺動抵抗が低減される。そして、摺動抵抗低減部(離隔対向面38)が下側の第2側接点72aを越えた後、柱状接続部16の外周面(第1側接点22)が各第2側接点72a,72b,72bに圧接される。以上のような組立工程をもって実施形態1の端子ユニット10が完成する。
実施形態1の端子ユニット10によれば、柱状接続部16において摺動抵抗低減部(離隔対向面38)が設けられることにより、筒状接続部18に対する柱状接続部16の圧入途中においては、筒状接続部18における下側の第2側接点72aと第1側接点22(柱状接続部16の外周面)との直接の摺動が回避される。これにより、いずれも金属により形成される第1側接点22と下側の第2側接点72aとのメタルタッチが回避されて、第1側接点22および下側の第2側接点72aに設けられるめっきの削れが防止される。また、筒状接続部18に対する柱状接続部16の圧入完了状態では、第1側接点22と各第2側接点72a,72b,72bとが圧接されることから、第1端子12と第2端子14との電気的な導通状態もより確実に実現される。なお、筒状接続部18に対する柱状接続部16の圧入途中において、柱状接続部16の外周面(第1側接点22)と上側の各第2側接点72bとは直接的に接触して摺動することとなるが、上側の各第2側接点72b(各線状接触部74)は、筒状接続部18の軸方向(左右方向)において直線状に延びており、接触面積が大きいことから、第1側接点22と上側の各第2側接点72bとの摺動圧は比較的小さく、メタルタッチの状態で摺動しても大きな問題になることはない。
特に、実施形態1では、摺動抵抗低減部が、下側の第2側接点72aから径方向で離隔する離隔対向面38により構成されていることから、第1側接点22と下側の第2側接点72aとの摺動がより確実に回避されて、メタルタッチに伴うめっき削れをより確実に防止することができる。
第1ハウジング42が各湾曲板部48と各切欠部46とを備えており、各切欠部46に第2端子14が挿入配置されることで、第1端子12における柱状接続部16と第2端子14における筒状接続部18とが、第1ハウジング42を介して周方向で位置決めされるようになっている。これにより、摺動抵抗低減部(離隔対向面38)が、下側の第2側接点72aの形成位置から柱状接続部16の中心軸回りで外れることがなく、例えば柱状接続部16の圧入途中において、柱状接続部16の外周面において摺動抵抗低減部(離隔対向面38)以外の部分と下側の第2側接点72aとが接触してめっきが削れる不具合が回避され得る。
<実施形態2>
次に、本開示の実施形態2の端子ユニット100、および端子ユニット100を構成する第1端子102について、図8から図11Dを用いて説明する。なお、実施形態2において、第2端子14は、実施形態1と同様の構造が採用され得る。以下の説明において、実施形態1と実質的に同一の部材および部位には、図中に、実施形態1と同一の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。
<第1端子102>
図9,10に示されるように、第1端子102は、第1端子金具104と、第1端子金具104の先端面25を覆う樹脂キャップ106とを備えている。第1端子金具104における柱状接続部16の先端部には、先端面25から所定の軸方向寸法に至る領域において切欠き形状の凹部108が設けられている。この凹部108は、第1端子金具104における下方部分において所定の周方向寸法をもって形成されており、凹部108の底面が第1端子金具104の軸方向(左右方向)において平坦に広がっている。そして、この凹部108の底面には、下方に突出する突起部110が設けられている。突起部110は、略半円形断面を有しており、所定の長さ寸法をもって第1端子金具104の軸方向に延びている。なお、この第1端子102には、実施形態1と同様の第1ハウジング42が組み付けられるようになっており、柱状接続部16の筒状接続部18への挿入時において、第1ハウジング42を介して柱状接続部16と筒状接続部18とが周方向(柱状接続部16の中心軸回り)で位置決めされるようになっている。
<摺動抵抗低減部(樹脂外周面112)>
このような柱状接続部16の先端部において、柱状接続部16の先端面25および凹部108の底面を覆うように樹脂キャップ106が取り付けられている。このような樹脂キャップ106には、凹部108を覆うように設けられ、柱状接続部16の外周面を構成する樹脂外周面112を一体的に備えている。要するに、柱状接続部16の下方において、先端面25から第1側接点22に至る領域、すなわち先端面25から基端側に向かって所定の軸方向寸法にわたる領域が、樹脂外周面112とされている。実施形態2では、この樹脂外周面112により摺動抵抗低減部が構成されている。特に、実施形態2では、樹脂外周面112において、実施形態1と同様の離隔対向面38が設けられている。これにより、後述する柱状接続部16の筒状接続部18への挿入時において、下側の第2側接点72aと樹脂外周面112との摺動量を減少させることができて、摺動抵抗の低減が図られる。
なお、樹脂外周面112において柱状接続部16への接触面(すなわち、柱状接続部16における凹部108の底面と重なる面)114には、柱状接続部16に設けられた突起部110と係合する係合穴116が設けられており、突起部110と係合穴116とが嵌合することで樹脂外周面112(樹脂キャップ106)が柱状接続部16に保持されている。なお、樹脂外周面112を備える樹脂キャップ106は、実施形態1と同様に、柱状接続部16と別体として形成されて後固着されてもよいし、柱状接続部16と一体的に形成されてもよい。
<端子ユニット100の組立て>
上記のような形状とされた第2端子14の筒状接続部18に対して第1端子102の柱状接続部16を圧入して、端子ユニット100を組み立てる方法を、図11Aから図11Dを示してモデル的に説明する。なお、図11Aから図11Dは、実施形態1における図7Aから図7Dと対応する図であり、図11Aが圧入の始まりの状態を示すとともに、図11Bおよび図11Cが、圧入の途中の状態を示す。また、図11Dが、圧入の完了の状態を示しており、端子ユニット100が組み立てられた図8の状態を示すものである。
先ず、図11Aに示されるように、第1端子102における柱状接続部16と第2端子14における筒状接続部18とを左右方向で対向させ、それぞれの中心軸を位置合わせして略同心状に配置する。
そして、図11Aに示される状態から筒状接続部18に対して柱状接続部16を挿入して、図11Bに示される状態とする。これにより、図11Bに示される状態では、筒状接続部18の下方において円弧状突部66が樹脂キャップ106の外周面に当接するとともに、筒状接続部18の上方において各線状接触部74が柱状接続部16の外周面に当接して、筒状接続部18における第1および第2周壁部58,60が外周側(上下方向両側)へ押し広げられている。
この図11Bに示される状態から、さらに筒状接続部18に対して柱状接続部16を挿入して、図11Cに示される状態とする。図11Cに示される状態では、樹脂キャップ106が円弧状突部66の周方向中央部分(下側の第2側接点72a)を乗り越えている。そして、実施形態2においても柱状接続部16の外周面における下方(樹脂外周面112)には、柱状接続部16の外周面よりも径方向内方に位置する離隔対向面38が設けられている。この結果、図11Cに示されるように、柱状接続部16の挿入途中の状態においては、下側の第2側接点72aと柱状接続部16の外周面(樹脂外周面112)との直接の摺動接触が回避されている。なお、実施形態2では樹脂外周面112において離隔対向面38は設けられなくてもよく、筒状接続部18に対して柱状接続部16を挿入する際に、円弧状突部66の周方向中央部分(下側の第2側接点72a)と樹脂外周面112とが相互に摺動してもよい。この場合、金属により形成される柱状接続部16の外周面と下側の第2側接点72とがメタルタッチで摺動するものではないことから、めっき削れの問題は、第1端子102と第2端子14との電気的導通性に影響を与える程度には発生しない。
そして、図11Cに示される状態から、さらに柱状接続部16が挿入されることで、図11Dに示される挿入完了状態とされる。挿入完了状態では、樹脂外周面112が円弧状突部66の周方向中央部分を通過しており、柱状接続部16の外周面(第1側接点22)において樹脂外周面112よりも後方の部分が、円弧状突部66の周方向中央部分(下側の第2側接点72a)に接触している。また、筒状接続部18の上方部分では、各線状接触部74から構成される各第2側接点72bと柱状接続部16の外周面(第1側接点22)との接触が維持されている。これにより、柱状接続部16における第1側接点22と筒状接続部18における各第2側接点72a,72b,72bとが接触して第1端子12と第2端子14とが電気的に導通する。
すなわち、柱状接続部16の筒状接続部18への圧入方向において、摺動抵抗低減部(樹脂外周面112)が下側の第2側接点72aを越えるまで、摺動抵抗低減部(樹脂外周面112)により金属製の柱状接続部16の外周面と下側の第2側接点72aとの直接の摺動接触が回避される。これにより、下側の第2側接点72aに対する柱状接続部16の摺動抵抗が低減される。そして、摺動抵抗低減部(樹脂外周面112)が下側の第2側接点72aを越えた後、柱状接続部16の外周面(第1側接点22)が、実施形態1と同様に各第2側接点72a,72b,72bに圧接される。以上のような組立工程をもって実施形態2の端子ユニット100が完成する。
以上のような構造とされた実施形態2における端子ユニット100においても、実施形態1における端子ユニット10と同様の効果が発揮され得る。特に、実施形態2においては、柱状接続部16の外周面の一部が樹脂外周面112により構成されており、仮に下側の第2側接点72aと樹脂外周面112とが摺動する場合にも、メタルタッチによる摺動が回避されることから第1端子102および/または第2端子14のめっき削れが防止される。また、このような樹脂外周面112が樹脂キャップ106と一体的に設けられていることから、部品点数の削減を図ることもできるし、樹脂キャップ106が設けられることで、意図せず第1端子102に接触して感電するおそれも低減され得る。また、柱状接続部16と樹脂外周面112には、相互に嵌合する突起部110と係合穴116が設けられており、これにより第1端子102からの樹脂外周面112(樹脂キャップ106)の脱落が効果的に防止され得る。
<変形例>
以上、本開示の具体例として、実施形態1,2について詳述したが、本開示はこの具体的な記載によって限定されない。本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本開示に含まれるものである。例えば次のような実施形態の変形例も本開示の技術的範囲に含まれる。
(1)柱状接続部や筒状接続部の構造は前記実施形態に記載の態様に限定されるものではない。前記実施形態では、柱状接続部16の断面形状が略真円形状であったが、限定されるものではなく、例えば楕円や長円、半円等であってもよいし、多角形状であってもよい。また、柱状接続部は必ずしも中実形状である必要はなく、中空形状であってもよい。同様に、前記実施形態では、筒状接続部18の形状が略円筒形状であったが、柱状接続部に対応して、または対応することなく、楕円筒、長円筒、半円筒等であってもよいし、多角筒形状であってもよい。
(2)前記実施形態では、第1側接点22と接触する各第2側接点72a,72bが、第1周壁部58における円弧状突部66の周方向中央部分と第2周壁部60における各線状接触部74に設けられていたが、この態様に限定されるものではない。例えば、1つの態様として、第1周壁部に加えて、第2周壁部にも第2側接点を構成する円弧状突部が設けられてもよいし、別の態様として、第2周壁部に加えて、第1周壁部にも第2側接点を構成する線状接触部が設けられてもよい。第2側接点が複数設けられる場合、筒状接続部への柱状接続部の圧入時において、第2側の接点のいずれか1つと第1側接点の摺動抵抗を低減する摺動抵抗低減部が設けられればよいが、柱状接続部には、前記実施形態のように、摺動抵抗が比較的大きくなる円弧状突部の周方向中央部分との摺動抵抗を低減するような摺動抵抗低減部が設けられることが好ましい。
(3)前記実施形態に記載したように、第2端子には、第1周壁部と第2周壁部を相互に接近する方向に付勢するばね部材が設けられてもよい。なお、ばね部材は前記実施形態に例示したクリップばねの他、コイルスプリングや環状の弾性部材であってもよい。
(4)第1ハウジングの形状は限定されるものではない。前記実施形態では、一対の第1端子12,12が共通の第1ハウジング42に組み付けられていたが、第1ハウジングには、1つや3つ以上の第1端子が組み付けられるようになっていてもよい。
(5)前記実施形態2において記載したように、樹脂外周面において離隔対向面は設けられる必要はなく、柱状接続部の外周面は樹脂外周面を含んで全体にわたって滑らかに連続する環状面であってもよい。
10 端子ユニット(実施形態1)
12 第1端子
14 第2端子
16 柱状接続部
18 筒状接続部
20 内周面
22 第1側接点(外周面)
24 第1端子金具
25 先端面
26 樹脂キャップ
28 平板状部
30 周方向位置決め凸部
32 小径部
34 固定部
36 テーパ面
38 離隔対向面(摺動抵抗低減部)
40 湾曲面
42 第1ハウジング
44 筒状カバー部
46 切欠部
48 湾曲板部
50 平坦板部
52 ハウジング付き第1端子
54 第2端子金具
56 テーパ面
58 第1周壁部
60 第2周壁部
62,64 内周面
66 円弧状突部
68 湾曲面
70 凹部
72a,72b 第2側接点
74 線状接触部
76 第1周端部
78 第2周端部
80 基端側板部
82 電線固着部
84 先端側板部
86 凸部
88 ストッパ部
100 端子ユニット(実施形態2)
102 第1端子
104 第1端子金具
106 樹脂キャップ
108 凹部
110 突起部
112 樹脂外周面(摺動抵抗低減部)
114 接触面
116 係合穴

Claims (7)

  1. 柱状接続部と、前記柱状接続部の外周面に設けられた第1側接点と、前記柱状接続部の先端面から前記第1側接点に向かって延びる摺動抵抗低減部と、を有する第1端子と、
    拡径方向で弾性変形可能な筒状接続部と、前記筒状接続部の内周面に設けられた第2側接点と、を有する第2端子と、を備え、
    前記柱状接続部は、前記先端面から前記筒状接続部に圧入されて前記筒状接続部に組み付けられるようになっており、
    前記柱状接続部の前記筒状接続部への圧入方向において、前記摺動抵抗低減部が前記第2側接点を越えるまで、前記摺動抵抗低減部は、前記柱状接続部の前記外周面と前記第2側接点の直接の摺動接触を回避して前記第2側接点に対する前記柱状接続部の摺動抵抗を低減し、
    前記摺動抵抗低減部が前記第2側接点を越えた後、前記第1側接点が前記第2側接点に圧接される、端子ユニット。
  2. 前記柱状接続部の前記筒状接続部への圧入に際して同心状に配置された際に、前記圧入方向で前記第2側接点に重なる前記柱状接続部の周方向領域において、前記先端面から前記第1側接点に至る領域が、前記第2側接点に対して径方向で隙間を隔てて対向するように径方向内方に位置された離隔対向面を有しており、前記離隔対向面によって前記摺動抵抗低減部が構成されている、請求項1に記載の端子ユニット。
  3. 前記柱状接続部の前記筒状接続部への圧入に際して同心状に配置された際に、前記圧入方向で前記第2側接点に重なる前記柱状接続部の周方向領域において、前記先端面から前記第1側接点に至る領域が、合成樹脂材で構成された樹脂外周面を有しており、前記樹脂外周面によって前記摺動抵抗低減部が構成されている、請求項1または請求項2に記載の端子ユニット。
  4. 前記柱状接続部の前記先端面を覆う樹脂キャップを有し、前記樹脂外周面が前記樹脂キャップと一体的に設けられている、請求項3に記載の端子ユニット。
  5. 前記樹脂外周面の前記柱状接続部への接触面が、前記柱状接続部に設けられた突起部に係合する係合穴を有し、前記突起部が前記係合穴に嵌合することで前記樹脂外周面が前記柱状接続部に保持されている、請求項3または請求項4に記載の端子ユニット。
  6. 前記第1端子を収容する第1ハウジングをさらに備え、
    前記第1ハウジングが前記柱状接続部の径方向外方に離隔して配置された筒状カバー部を有し、
    前記筒状カバー部が前記筒状カバー部の径方向で対向する2か所に設けられた一対の切欠部を有し、
    前記一対の切欠部に前記第2端子が挿入配置されることで、前記第1端子の前記柱状接続部が前記第2端子の前記筒状接続部に周方向で位置決めされる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の端子ユニット。
  7. 拡径方向で弾性変形可能な筒状接続部と、前記筒状接続部の内周面に設けられた第2側接点と、を有する第2端子に組み付けられる第1端子であって、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の端子ユニットを構成する、第1端子。
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