JP2023128308A - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】先端部の長さを長くすることなく硬性長を短縮することが可能な内視鏡を提供する。【解決手段】内部構成部材であるフレーム68を固定するためのビス126と、湾曲部構成部材を固定するためのビス130とを周方向Bの位置が互いに異なる位置に配置し、更に、ビス126とビス130とを周方向Bの同一位置に配置し且つビス126とビス130との長手軸A方向の距離が最も短くなる位置に配置する場合よりも、ビス126とビス130とを長手軸A方向に相対的に近づけて配置する。【選択図】図6

Description

本発明は。内視鏡に係り、特に挿入部の先端部に先端硬質部を有する内視鏡に関する。
体内に挿入される内視鏡の挿入部は、先端側から基端側に向けて、先端硬質部、湾曲部、及び軟性部を備えている。
上記の先端硬質部は、先端硬質部の基端側に、湾曲部の先端湾曲駒が連結される環状連結部を備えている。このような構成の内視鏡では、挿入部の長手軸方向において、上記の環状連結部の基端(先端硬質部の基端)から先端硬性部の先端までの長さが「硬性長」と称される場合があり、また、先端硬質部のうち上記の環状連結部を除く部分の長さが「先端部の長さ」と称される場合がある。以下、本明細書では、挿入部の長手軸方向において、先端硬質部の基端から先端硬性部の先端までの長さを「硬性長」と定義し、先端硬質部のうち上記の環状連結部を除く部分の長さを「先端部の長さ」と定義して説明する。
ところで、上記の硬性長が長い内視鏡の場合、湾曲部を湾曲操作して、例えば先端硬質部を軟性部に対して略90度の角度で立ち上げた場合、先端硬質部の先端の高さ(「立ち上がり高さ」とも言う。)が高くなってしまう。そうすると、例えば、胃内を隅々まで観察することが困難になり、特に胃角部の観察ができなくなる問題がある。
このように内視鏡の分野では、上記の問題を解消するために硬性長の短縮化が望まれており、その硬性長の短縮化を図った内視鏡が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された内視鏡は、挿入部の先端部を構成する先端構成部材と、先端構成部材の基端部を囲繞するように先端構成部材に外装される先端湾曲駒と、を備えている。そして更に、先端湾曲駒の駒内周面に設けられ、駒内周面から内部に突出した凸部と、先端構成部材に設けられ、上記の凸部を収容し、収容した凸部の先端面が当接する当接面を有する凹部と、を備えている。
特開2014-057731号公報
ところで、内視鏡は、多機能化を実現するために先端硬質部の内部に鉗子管、鏡筒、送気送水管及びライトガイド管等の複数の内部構成部材が挿通配置され、更には超音波内視鏡においては、上記の内部構成部材の他に超音波トランスデューサが配置されている。このような内部構成部材を有する内視鏡においては、先端部の長さが長くなる傾向にあるが、そうすると、硬性長も長くなることから既述の問題が発生してしまう。このため、内視鏡の分野では、先端部の長さを長くすることなく硬性長を短縮することが求められている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、先端部の長さを長くすることなく硬性長を短縮することが可能な内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡は、上記の目的を達成するために、内視鏡挿入部の先端側を構成する先端硬質部と、先端硬質部の基端側に連設される湾曲可能な湾曲部と、を備える内視鏡であって、先端硬質部の外装を構成する外装構成部材と、外装構成部材の内部に配置される内部構成部材と、外装構成部材との連結部分を構成する湾曲部構成部材と、外装構成部材と内部構成部材とを互いに固定する第1固定具と、外装構成部材と湾曲部構成部材とを互いに固定する第2固定具と、を備え、第1固定具と第2固定具は、内視鏡挿入部の長手軸方向周りの周方向の位置が互いに異なる位置に配置され、第1固定具と第2固定具とを周方向の同一位置に配置し且つ第1固定具と第2固定具との長手軸方向の距離が最も短くなる位置に配置する場合よりも、第1固定具と第2固定具とが長手軸方向に相対的に近づけて配置される。
本発明の一形態によれば、外装構成部材は、第1固定具が挿通される第1穴部と、第2固定具が挿通される第2穴部と、を有し、第1穴部と第2穴部は、周方向の位置が互いに異なる位置に配置され、第1穴部と第2穴部とを周方向の同一位置に配置し且つ第1穴部と第2穴部との長手軸方向の距離が最も短くなる位置に配置する場合よりも、第1穴部と第2穴部とが長手軸方向に相対的に近づけて配置されることが好ましい。
本発明の一形態によれば、外装構成部材は、第1穴部及び第2穴部のいずれか一方の穴部を形成する穴形成部を有し、穴形成部の少なくとも一部が、長手軸方向において第1穴部及び第2穴部の他方の穴部と重なる位置に配置されることが好ましい。
本発明の一形態によれば、第1穴部と第2穴部は、長手軸方向において少なくとも一部が重なる位置に配置されることが好ましい。
本発明の一形態によれば、第1穴部と第2穴部との長手軸方向の中心間距離は、第1穴部の半径と第2穴部の半径との和よりも短いことが好ましい。
本発明の一形態によれば、外装構成部材には、第1穴部及び第2穴部がそれぞれ2個ずつ設けられていることが好ましい。
本発明の一形態によれば、外装構成部材には、第1穴部及び第2穴部がそれぞれ3個ずつ設けられていることが好ましい。
本発明の一形態によれば、第1穴部及び第2穴部は、ネジ穴であることが好ましい。
本発明の一形態によれば、第1固定具及び第2固定具は、ネジ部材であることが好ましい。
本発明の一形態によれば、内部構成部材は、外周面に複数の超音波振動子が周方向に沿って配列された超音波振動子固定フレームであることが好ましい。
本発明によれば、先端部の長さを長くすることなく硬性長を短縮することが可能となる。
超音波内視鏡を用いる超音波検査システムの一例を示す概略構成図である。 図1に示した先端硬質部の拡大斜視図である。 図2に示した先端硬質部の断面図である。 先端硬質部に装着されたバルーンの断面図である。 先端湾曲駒を含む先端硬質部の斜視図である。 図5に示した先端硬質部の側面図である。 先端硬質部と先端湾曲駒との連結部分の拡大図である。 3個のビスによってフレームを固定した環状連結部の断面図である。 2個のビスによってフレームを固定した環状連結部の断面図である。 3個のビスによって先端湾曲駒を固定した環状連結部の断面図である。 2個のビスによって先端湾曲駒を固定した環状連結部の断面図である。 第1実施形態と比較例の先端硬質部を示した模式図である。 第2実施形態の先端硬質部を示した模式図である。 第3実施形態の先端硬質部を示した模式図である。 第4実施形態と先端硬質部を示した模式図である。
以下、添付図面に従って本発明に係る内視鏡の実施形態について説明する。
図1は、超音波内視鏡12を使用する超音波検査システム10の一例を示す概略構成図である。以下、本発明の内視鏡として、超音波内視鏡12を例に挙げて説明する。
図1に示すように、超音波検査システム10は、超音波内視鏡12と、超音波用プロセッサ装置14と、内視鏡用プロセッサ装置16と、光源装置18と、モニタ20とを備える。また、超音波検査システム10は、洗浄水等を貯留する送水タンク22と、体腔内の吸引物を吸引する吸引ポンプ24と、を備える。
超音波内視鏡12は、被検体の体腔内に挿入される挿入部26と、挿入部26の基端部に連設され、術者が操作を行うための操作部28と、操作部28に一端が接続されたユニバーサルコード30とを有する。挿入部26は、本発明の内視鏡挿入部の一例である。
操作部28には、送水タンク22からの送気送水管(不図示)を開閉する送気送水ボタン32と、吸引ポンプ24からの吸引管路(不図示)を開閉する吸引ボタン34とが並設される。また、操作部28には、一対のアングルノブ36と処置具挿入口37とが設けられる。
ユニバーサルコード30の他端部には、超音波用プロセッサ装置14に接続されるコネクタ38と、内視鏡用プロセッサ装置16に接続されるコネクタ40と、光源装置18に接続されるコネクタ42とが設けられる。超音波内視鏡12は、これらのコネクタ38、40及び42を介して超音波用プロセッサ装置14、内視鏡用プロセッサ装置16及び光源装置18に着脱自在に接続される。また、コネクタ42は、送水タンク22に接続される送気送水用チューブ44と、吸引ポンプ24に接続される吸引用チューブ46とを有している。
挿入部26は、先端側から順に、内視鏡観察部48と超音波トランスデューサ50とを有する先端硬質部52と、先端硬質部52の基端側に連設される湾曲部54と、湾曲部54の基端側と操作部28の先端側との間を連結する軟性部56とを有する。先端硬質部52は、挿入部26の先端側を構成するものであり、本発明の先端硬質部の一例である。先端硬質部52、湾曲部54及び軟性部56は、長尺状の挿入部26の長手軸Aに沿って配置されている。湾曲部54は、複数の湾曲駒を連結してなり、湾曲自在に構成される。軟性部56は、細長、且つ長尺で可撓性を有する。
湾曲部54は、操作部28に設けられた一対のアングルノブ36を回動操作することにより遠隔的に湾曲操作される。これによって、先端硬質部52を所望の方向に向けることができる。また、後述の図3には、湾曲部54を構成する複数の湾曲駒58と、複数本(図3では2本)の湾曲操作ワイヤ60とが示されている。複数の湾曲駒58のうち先端側に配置された先端湾曲駒59が、先端硬質部52の基端側に構成された環状連結部122に連結されている。この先端湾曲駒59に湾曲操作ワイヤ60の先端側が連結され、湾曲操作ワイヤ60の基端側が一対のアングルノブ36(図1参照)に連結されている。なお、上記の環状連結部122ついては後述する。また、先端湾曲駒59と環状連結部122とを互いに連結するための連結構造についても後述する。
図1に戻り、超音波用プロセッサ装置14は、超音波トランスデューサ50を構成する複数の超音波振動子62(図2参照)に超音波を発生させるための超音波信号を生成して供給する。超音波は、複数の超音波振動子62から観察対象部位に向けて放射される。超音波用プロセッサ装置14は、観察対象部位から反射されたエコー信号(反射波)を超音波振動子62で受信して取得し、取得したエコー信号に対して各種の信号処理を施して超音波画像を生成する。生成された超音波画像がモニタ20に表示される。
また、観察対象部位は、内視鏡観察部48において光源装置18からの照明光によって照明される。内視鏡用プロセッサ装置16は、その観察対象部位から取得された画像信号を受信して取得し、取得した画像信号に対して各種の信号処理及び画像処理を施して、内視鏡画像を生成する。生成された内視鏡画像がモニタ20に表示される。
モニタ20は、超音波用プロセッサ装置14及び内視鏡用プロセッサ装置16によって生成された各映像信号を受けて超音波画像及び内視鏡画像を表示する。これらの超音波画像及び内視鏡画像の表示は、いずれか一方のみの画像を適宜切り替えてモニタ20に表示したり両方の画像を同時に表示したりすることも可能である。
次に、図2及び図3を参照して先端硬質部52の構成を説明する。図2は、図1に示した先端硬質部52の拡大斜視図である。図3は、図2に示した先端硬質部52の断面図である。
図2に示すように、先端硬質部52には、先端側に内視鏡画像を取得するための内視鏡観察部48が設けられ、基端側に超音波画像を取得するための超音波トランスデューサ50が設けられている。
図2及び図3に示すように、先端硬質部52は、超音波トランスデューサ50に対して先端側に配置された環状の先端側キャップ64と、超音波トランスデューサ50に対して基端側に配置された筒状の外装構成部材66とを有する。先端側キャップ64は、先端部本体65に装着されることにより先端硬質部52の先端を構成している。これらの先端側キャップ64、先端部本体65及び外装構成部材66は、硬質樹脂等の絶縁部材からなる。外装構成部材66は、先端硬質部52の外装を構成するものであり、本発明の外装構成部材の一例である。
図3に示すように、先端側キャップ64の基端側には筒状のフレーム68が連結される。フレーム68の内側には後述する観察系ユニット70、シールドケーブル72及び鉗子管74等が配置され、フレーム68の外側には超音波トランスデューサ50が配置される。フレーム68は、超音波トランスデューサ50を支持するため、例えば材料強度の高い金属製である。フレーム68を金属製にすることで、フレーム68を電磁波シールド部材として機能させることができる。フレーム68は、外装構成部材66の内部に配置されるものであり、本発明の内部構成部材の一例である。
図2に示すように、超音波トランスデューサ50は、超音波を送受信する複数の超音波振動子62を、フレーム68(図3参照)の外周壁の円周方向に配列することにより構成される。すなわち、本例の超音波トランスデューサ50は、複数の超音波振動子62が長手軸A周りの周方向に沿って配列されたラジアル型の超音波トランスデューサである。
複数の超音波振動子62は、複数のケーブル(不図示)とそれぞれ接続される。複数のケーブルは、例えば超音波シールドケーブルに収容された状態で図1に示した湾曲部54から軟性部56を介して操作部28に挿通される。そして、複数のケーブルは、操作部28からユニバーサルコード30に挿通されて、超音波用のコネクタ38に接続される。このコネクタ38は、超音波用プロセッサ装置14に接続される。超音波用プロセッサ装置14で生成された超音波信号は、複数のケーブルを介して複数の超音波振動子62に供給される。
図2に示すように、先端硬質部52には、超音波トランスデューサ50を囲繞するバルーン100(図4参照)が着脱自在に装着される。このバルーン100内に超音波伝達媒体(例えば水)が供給される。ここで、超音波及びエコー信号は空気中で減衰する。そのため、バルーン100内に水を供給して膨らませ、膨らんだバルーン100を観察対象部位に当接させて、超音波トランスデューサ50と観察対象部位との間から空気を排除する。これにより、超音波及びエコー信号の減衰を抑制することができるので、良好な超音波画像を得ることができる。なお、バルーン100については後述する。
図2に示すように、内視鏡観察部48は、先端部本体65の先端面76に開口された処置具導出口78、観察窓80、照明窓82及びノズル84等を有している。すなわち、本例の超音波内視鏡12は、先端硬質部52の先端面76に観察窓80を有する直視タイプの超音波内視鏡である。なお、照明窓82は、観察窓80を挟んで一対設けられている。
図3に示すように、処置具導出口78には、鉗子管74が連結される。この鉗子管74は、先端側が処置具導出口78に連結された鉗子パイプ96と、先端側が鉗子パイプ96の基端側に連結された鉗子チューブ98とを有する。鉗子チューブ98は、湾曲部54の内側から軟性部56(図1参照)の基端側に延設され、鉗子チューブ98の基端側が操作部28(図1参照)の処置具挿入口37に連結される。鉗子等の処置具は処置具挿入口37から鉗子チューブ98に挿入され、鉗子パイプ96を介して処置具導出口78から導出される。
図3に示すように、観察窓80の後方(基端側)には、観察系ユニット70が配置される。観察系ユニット70は、対物レンズ86、プリズム88、撮像素子90、基板92及び信号ケーブル94等を有している。対物レンズ86は、鏡筒95に固定された状態で先端部本体65に設けられている。
観察窓80から入射した観察対象部位の反射光は、対物レンズ86によって取り込まれる。取り込まれた反射光は、プリズム88により光路が直角に折り曲げられて、撮像素子90の撮像面に結像される。撮像素子90は、上記の撮像面に結像された観察対象部位の反射光を光電変換して、画像信号を出力する。撮像素子90としては、CCD(Charge Coupled Device)及びCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を挙げることができる。
撮像素子90は基板92に搭載される。基板92には撮像素子90と電気的に接続される回路パターン(不図示)が形成されている。回路パターンは複数の電極を有し、これらの電極に複数の信号ケーブル94がそれぞれ接続される。複数の信号ケーブル94は、複数の信号ケーブル94を含むシールドケーブル72の状態で図1に示した湾曲部54から軟性部56を介して操作部28に挿通される。そして、複数の信号ケーブル94は、操作部28からユニバーサルコード30に挿通されて、内視鏡用のコネクタ40に接続される。このコネクタ40は、内視鏡用プロセッサ装置16に接続される。
図2に示す2つの照明窓82には、ライトガイド(不図示)の出射端がそれぞれ接続される。ライトガイドは、図1に示した挿入部26から操作部28に延設され、操作部28からユニバーサルコード30内に挿通されて、ライトガイドの入射端が光源用のコネクタ42に接続される。このコネクタ42は、光源装置18に接続される。光源装置18で発せられた照明光は、ライトガイドを伝搬して図2の照明窓82から照射される。
図2に示すノズル84には、送気送水管(不図示)の先端側が連結される。この送気送水管は、図1に示した挿入部26から操作部28に延設され、操作部28からユニバーサルコード30内に挿通されて、送気送水管の基端側が光源用のコネクタ42に接続される。これにより、送気送水管の基端側が、コネクタ42及び送気送水用チューブ44を介して送水タンク22に接続される。送水タンク22内の水は、送気送水用チューブ44からコネクタ42を介して送気送水管に送水されてノズル84から観察窓80及び照明窓82に向けて噴出される。また、送気送水管には、エアポンプ(不図示)から送られる空気が供給されるように構成されており、この空気は送気送水管を介してノズル84から観察窓80及び照明窓82に向けて噴出される。
次に、図4に示したバルーン100について説明する。図4は、先端硬質部52に装着されたバルーン100の断面図である。
図4に示すように、外装構成部材66の外周面には、バルーン100の基端側を装着するための装着溝102が形成され、先端側キャップ64の外周面には、バルーン100の先端側を装着するための装着溝104が形成されている。これらの装着溝102、104は、長手軸A周りの周方向に沿って形成されている。
また、外装構成部材66の外表面であって装着溝102と装着溝104との間には、バルーン100内に水を供給し且つバルーン100内の水を排出するための供給口106が形成されている。また、供給口106は、装着溝102と超音波トランスデューサ50との間に形成されている。
バルーン100は、ゴム等の弾性部材によって形成される。バルーン100は、バルーン100の両端のうち、一端側にリング状のバンド部110を有し、他端側にリング状のバンド部112を有している。このバルーン100は、先端硬質部52に対してバンド部110が装着溝102に弾性をもって装着され、バンド部112が装着溝104に弾性をもって装着される。
ところで、内視鏡の分野では、操作性を改善することを目的として、先端硬質部において先端部の長さを長くすることなく硬性長を短縮することが求められている。そこで、本例の超音波内視鏡12は、先端部の長さを長くすることなく硬性長を短縮するために以下の構成を採用している。
以下、図3、図5、図6及び図7を参照して第1実施形態に係る先端硬質部52の構成について説明する。図5は、先端湾曲駒59を含む先端硬質部52の斜視図であり、図6は、図5に示した先端硬質部52の側面図であって、図5に対し先端湾曲駒59の一部を破断して示した図である。図7は、先端硬質部52と先端湾曲駒59との連結部分の拡大図である。
図5乃至図7に示すように、先端硬質部52は、先端硬質部52を構成する外装構成部材66を有しており、この外装構成部材66の基端側には2つの環状連結部120、122が長手軸A方向に沿って連設されている。すなわち、環状連結部120、122は、外装構成部材66の一部を構成している。環状連結部120は、バルーン100(図4参照)の装着溝102に連設されたフランジ部124から挿入部26(図1参照)の基端側に突出して設けられている。なお、フランジ部124は、長手軸A方向周りの周方向Bに沿って形成されており、環状連結部120の直径よりも大きな直径を有している。また、環状連結部122は、環状連結部120から挿入部26(図1参照)の基端側に突出され、環状連結部120よりも小径に形成されている。
ここで、上記の先端部の長さと硬性長について図6を参照して説明する。まず、硬性長とは、挿入部26の長手軸A方向において、先端硬質部52の基端52A(環状連結部122の基端122A)から先端硬質部52の先端52B(先端側キャップ64の先端64A)までの長さL1を指す。また、上記の先端部の長さとは、挿入部26の長手軸A方向において、環状連結部120の基端120Aから先端硬質部52の先端52Bまでの長さ(先端硬質部52のうち環状連結部122を除く部分の長さ)L2を指す。
図5乃至図7に示すように、環状連結部120には、ビス126が設けられている。このビス126は、環状連結部120に配置された穴部128に挿通されて、外装構成部材66の内部に配置されたフレーム68(図3参照)に締結されている。したがって、外装構成部材66とフレーム68(図3参照)とがビス126によって互いに固定されている。ビス126は、本発明の第1固定具の一例であって、ネジ部材の一例である。本例では、第1固定具としてビス126を例示したが、ビス126に限定されるものではなく、リベット等の他の固定具を第1固定具として適用してもよい。また、穴部128は、本発明の第1穴部の一例であって、ネジ穴の一例である。
図8は、環状連結部120の断面図(長手軸A方向に対して直交する方向の断面図)である。図8に示すように、穴部128は、環状連結部120の周方向Bに沿って3個設けられている。図8に示す3個の穴部128は、周方向Bにおいて略等間隔に配置されている。このように3個の穴部128を利用して外装構成部材66とフレーム68(図3参照)とを互い固定する本例の先端硬質部52によれば、外装構成部材66の内部において、筒状のフレーム68を外装構成部材66に安定して固定することができる。
また、本例では、3個の穴部128が配置された形態の外装構成部材66を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、図9に示す環状連結部120の断面図の如く、2個の穴部128が配置された形態の外装構成部材66を採用してもよい。この形態であっても、フレーム68を外装構成部材66に安定して固定することができる。但し、フレーム68は、筒状に構成されているため、2個の穴部128を有する形態よりも、3個の穴部128を有する形態の方がフレーム68をより安定して固定することができる。更に、1個の穴部128が配置された形態の外装構成部材66を採用してもよい。この形態によれば、フレーム68以外の他の内部構成部材(例えば、ライトガイド管(不図示)等の他の内部構成部材)を外装構成部材66に安定して固定することができる。
図5及び図7に示すように、環状連結部122には、ビス130が設けられている。このビス130は、先端湾曲駒59に配置された穴部132を介して挿入されて、環状連結部122に配置された穴部134(図6参照)に締結されている。したがって、外装構成部材66と先端湾曲駒59とがビス130によって互いに固定されている。ビス130は、本発明の第2固定具の一例であって、ネジ部材の一例である。本例では、第2固定具としてビス130を例示したが、ビス130に限定されるものではなく、リベット等の他の固定具を第2固定具として適用してもよい。また、穴部134は、本発明の第2穴部の一例であって、ネジ穴の一例である。また、先端湾曲駒59は、本発明の湾曲部構成部材の一例である。
なお、本例の先端湾曲駒59は、図3に示すように、先端湾曲駒59の肉厚が、環状連結部120と環状連結部122との直径差の約半分に設定されている。これにより、先端湾曲駒59が環状連結部122に外装されて連結された場合、先端湾曲駒59の外表面と環状連結部120の外表面とが略面一になる。そして、図3に示すように、湾曲部54の外被を構成する筒状のアングルゴム138が、略面一となった先端湾曲駒59の外表面と環状連結部120の外表面とに被せられる。
図10は、環状連結部122の断面図(長手軸A方向に対して直交する方向の断面図)である。図10に示すように、穴部134は、環状連結部122の周方向Bに沿って3個設けられている。図10に示す3個の穴部134は、周方向Bにおいて略等間隔に配置されている。このように3個の穴部134を利用して外装構成部材66と先端湾曲駒59とを固定する本例の先端硬質部52によれば、先端湾曲駒59を外装構成部材66に安定して固定することができる。
また、本例では、3個の穴部134が配置された形態の外装構成部材66を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、図11に示す環状連結部122の断面図の如く、2個の穴部134が配置された形態の外装構成部材66を採用してもよい。この形態であっても、先端湾曲駒59を外装構成部材66に安定して固定することができる。但し、先端湾曲駒59は、筒状に構成されているため、2個の穴部134を有する形態よりも、3個の穴部134を有する形態の方が先端湾曲駒59をより安定して固定することができる。
引き続き環状連結部120について説明する。図5乃至図7に示すように、環状連結部120は、穴部128を形成するための穴形成部136を有している。この穴形成部136は、環状連結部120の基端120Aから環状連結部122に亘って突出形成されている。また、穴形成部136は、半円部136Aを有し、この半円部136Aが環状連結部122の一部に重畳して設けられている。また、半円部136Aの少なくとも一部が長手軸A方向において穴部134(図6)と重なる位置に配置されている。
具体的に説明すると、図6に示すように、穴形成部136と穴部134を長手軸Aに対して直交する方向から見た場合、穴形成部136の少なくとも一部は、仮想線である接線Cに対して挿入部26(図1参照)の基端側に配置されている。この接線Cは、穴部134に接する接線のうち先端側に位置し且つ長手軸Aと直交する方向の接線である。更に具体的に説明すると、穴形成部136の半円部136Aの領域のうち、例えば30%から50%程度の領域部分が、接線Cに対して挿入部26(図1参照)の基端側に配置されている。このような穴形成部136を有する構成を採用することにより、穴部128を環状連結部120の基端120Aに近接して配置することが可能となる。また、後述するように、穴部128と穴部134とを長手軸A方向において少なくとも一部が互い重なる位置に配置することが可能となる(図14及び図15参照)。
次に、ビス126とビス130の具体的な配置位置について、図12を参照して説明する。
図12は、ビス126とビス130の配置位置の一例を示した先端硬質部52、200の模式図が示されている。図12のXIIAは、第1実施形態の先端硬質部52の構成を模式的に示しており、図12のXIIBは、比較例の先端硬質部200の構成を模式的に示している。
比較例として示した先端硬質部200は、ビス126とビス130とが、周方向Bの同一位置に配置され且つビス126とビス130との長手軸A方向の距離が最も短くなる位置に配置されている。
このような構成の先端硬質部200に対し、第1実施形態の先端硬質部52は、ビス126とビス130とが、周方向Bの位置が互いにずれた位置に配置され且つビス126とビス130とが上記の先端硬質部200の形態の場合よりも、長手軸A方向に相対的に近づけられて配置されている。
具体的に説明すると、第1実施形態の先端硬質部52によれば、先端硬質部200の構成よりも、ビス126をビス130に対して距離D分だけビス130に近づけて配置している。これにより、先端硬質部52の先端部の長さL2を先端硬質部200の先端部の長さL3よりも距離D分だけ短縮することができると共に、硬性長L1を先端硬質部200の硬性長L4よりも距離D分だけ短縮することができる。
したがって、第1実施形態の先端硬質部52は、ビス126とビス130とを周方向Bの位置が互いに異なる位置に配置し、更に、先端硬質部200の構成の場合(ビス126とビス130とを周方向Bの同一位置に配置し且つビス126とビス130との長手軸A方向の距離が最も短くなる位置に配置する場合)よりも、ビス126とビス130とを長手軸A方向に相対的に近づけて配置した構成を採用したので、先端部の長さを長くすることなく硬性長を短縮することが可能となる。
また、上記の構成を別の表現で説明すれば、第1実施形態の先端硬質部52は、穴部128と穴部134とを周方向Bの位置が互いに異なる位置に配置し、穴部128と穴部134とを周方向Bの同一位置に配置し且つ穴部128と穴部134との長手軸A方向の距離が最も短くなる位置に配置する場合(先端硬質部200の構成の場合)よりも、穴部128と穴部134とを長手軸A方向に相対的に近づけて配置した構成であると説明することができる。このように、ビス126とビス130の位置を特定するのと同様に、穴部128と穴部134の位置を特定することによっても、上記と同様の効果を得ることができる。
更に、第1実施形態の先端硬質部52は、図6に示したように、外装構成部材66に穴部128を形成するための穴形成部136を形成し、穴形成部136の少なくとも一部が、長手軸A方向において穴部134と重なる位置に配置したので、長手軸A方向において穴部128を穴部134に対して近づけることが容易になる。
なお、第1実施形態の先端硬質部52は、図12のXIIAに示したように、ビス126(穴部128)をビス130(穴部134)に対して近づけた構成を有しているが、この構成に代えて、ビス130(穴部134)をビス126(穴部128)に対して近づけた構成を採用してもよい。
図13は、第2実施形態の先端硬質部300の模式図であり、ビス130(穴部134)をビス126(穴部128)に対して近づけた構成が採用されたものである。第2実施形態の先端硬質部300によれば、先端硬質部200(図12XIIB参照)の構成よりも、ビス130をビス126に対して距離D分だけビス126に近づけることができる。これにより、先端硬質部300の先端部の長さL3を先端硬質部200の先端部の長さL3に維持しつつ、硬性長L5を先端硬質部200の硬性長L4よりも距離D分だけ短縮することができる。その結果、先端部の長さを長くすることなく硬性長を短縮することが可能となる。
また、第2実施形態の先端硬質部300は、図13に示すように、外装構成部材66に穴部134を形成するための穴形成部302を形成し、穴形成部302の少なくとも一部が、長手軸A方向において穴部128と重なる位置に配置している。これにより、長手軸A方向において穴部134を穴部128に対して近づけることが容易になる。なお、本例の穴形成部302は、環状連結部122から環状連結部120に亘って形成されるものであり、一例として環状連結部120に形成された凹部によって構成される。
図14は、第3実施形態の先端硬質部400の模式図である。第3実施形態の先端硬質部400は、穴部128と穴部134とが、長手軸A方向において少なくとも一部が互い重なる位置に配置された構成が採用されている。換言すれば、穴部128と穴部134との長手軸A方向の中心間距離dが、穴部128の半径r1と穴部134の半径r2との和よりも短い構成が採用されている。
具体的な構成について説明すると、第3実施形態の先端硬質部400は、図12のXIIBに示した先端硬質部200の構成よりも、穴部128を穴部134に対して距離E(E>D)分だけ穴部134に近づけて配置している。これにより、先端硬質部400の先端部の長さL6を先端硬質部200の先端部の長さL3よりも距離E分だけ短縮することができると共に、硬性長L7を先端硬質部200の硬性長L4よりも距離E分だけ短縮することができる。
図15は、第4実施形態の先端硬質部500の模式図であり、穴部128と穴部134とが、長手軸A方向において少なくとも一部が互い重なる位置に配置された構成のうち、穴部134を穴部128に対して近づけた構成が採用されたものである。第4実施形態の先端硬質部500によれば、先端硬質部200(図12XIIB参照)の構成よりも、穴部134を穴部128に対して距離E分だけ穴部128に近づけることができる。これにより、先端硬質部500の先端部の長さL3を先端硬質部200の先端部の長さL3に維持しつつ、硬性長L8を先端硬質部200の硬性長L4よりも距離E分だけ短縮することができる。その結果、先端部の長さを長くすることなく硬性長を短縮することが可能となる。
〔その他〕
上記の実施形態では、本発明が適用される内視鏡として、超音波内視鏡12を例に挙げて説明したが、超音波内視鏡に限定されるものではない。例えば、超音波トランスデューサを備えていない大腸鏡及び小腸鏡等の一般的な内視鏡においても本発明を適用可能である。
以上、実施形態に係る内視鏡について説明したが、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、いくつかの改良又は変形を行ってもよい。
10 超音波検査システム
12 超音波内視鏡
14 超音波用プロセッサ装置
16 内視鏡用プロセッサ装置
18 光源装置
20 モニタ
22 送水タンク
24 吸引ポンプ
26 挿入部
28 操作部
30 ユニバーサルコード
32 送気送水ボタン
34 吸引ボタン
36 アングルノブ
37 処置具挿入口
38 コネクタ
40 コネクタ
42 コネクタ
44 送気送水用チューブ
46 吸引用チューブ
48 内視鏡観察部
50 超音波トランスデューサ
52 先端硬質部
52A 基端
52B 先端
54 湾曲部
56 軟性部
58 湾曲駒
59 先端湾曲駒
60 湾曲操作ワイヤ
62 超音波振動子
64 先端側キャップ
64A 先端
65 先端部本体
66 外装構成部材
68 フレーム
70 観察系ユニット
72 シールドケーブル
74 鉗子管
76 先端面
78 処置具導出口
80 観察窓
82 照明窓
84 ノズル
86 対物レンズ
88 プリズム
90 撮像素子
92 基板
94 信号ケーブル
95 鏡筒
96 鉗子パイプ
98 鉗子チューブ
100 バルーン
102 装着溝
104 装着溝
106 供給口
108 バルーン管路
110 バンド部
112 バンド部
120 環状連結部
120A 基端
122 環状連結部
122A 基端
124 フランジ部
126 ビス
128 穴部
130 ビス
132 穴部
134 穴部
136 穴形成部
136A 半円部
138 アングルゴム
200 先端硬質部
300 先端硬質部
302 穴形成部
400 先端硬質部
500 先端硬質部
A 長手軸
B 周方向
C 接線
D 距離
E 距離
L1 硬性長
L2 先端部の長さ
L3 先端部の長さ
L4 硬性長
L5 硬性長
L6 先端部の長さ
L7 硬性長
L8 硬性長

Claims (10)

  1. 内視鏡挿入部の先端側を構成する先端硬質部と、前記先端硬質部の基端側に連設される湾曲可能な湾曲部と、を備える内視鏡であって、
    前記先端硬質部の外装を構成する外装構成部材と、
    前記外装構成部材の内部に配置される内部構成部材と、
    前記外装構成部材との連結部分を構成する湾曲部構成部材と、
    前記外装構成部材と前記内部構成部材とを互いに固定する第1固定具と、
    前記外装構成部材と前記湾曲部構成部材とを互いに固定する第2固定具と、
    を備え、
    前記第1固定具と前記第2固定具は、前記内視鏡挿入部の長手軸方向周りの周方向の位置が互いに異なる位置に配置され、
    前記第1固定具と前記第2固定具とを前記周方向の同一位置に配置し且つ前記第1固定具と前記第2固定具との前記長手軸方向の距離が最も短くなる位置に配置する場合よりも、前記第1固定具と前記第2固定具とが前記長手軸方向に相対的に近づけて配置される、
    内視鏡。
  2. 前記外装構成部材は、前記第1固定具が挿通される第1穴部と、前記第2固定具が挿通される第2穴部と、を有し、
    前記第1穴部と前記第2穴部は、前記周方向の位置が互いに異なる位置に配置され、
    前記第1穴部と前記第2穴部とを前記周方向の同一位置に配置し且つ前記第1穴部と前記第2穴部との前記長手軸方向の距離が最も短くなる位置に配置する場合よりも、前記第1穴部と前記第2穴部とが前記長手軸方向に相対的に近づけて配置される、
    請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記外装構成部材は、前記第1穴部及び前記第2穴部のいずれか一方の穴部を形成する穴形成部を有し、前記穴形成部の少なくとも一部が、前記長手軸方向において前記第1穴部及び前記第2穴部の他方の穴部と重なる位置に配置される、
    請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記第1穴部と前記第2穴部は、前記長手軸方向において少なくとも一部が重なる位置に配置される、
    請求項2又は3に記載の内視鏡。
  5. 前記第1穴部と前記第2穴部との前記長手軸方向の中心間距離は、前記第1穴部の半径と前記第2穴部の半径との和よりも短い、
    請求項2又は3に記載の内視鏡。
  6. 前記外装構成部材には、前記第1穴部及び前記第2穴部がそれぞれ2個ずつ設けられている、
    請求項2から5のいずれか1項に記載の内視鏡。
  7. 前記外装構成部材には、前記第1穴部及び前記第2穴部がそれぞれ3個ずつ設けられている、
    請求項2から5のいずれか1項に記載の内視鏡。
  8. 前記第1穴部及び前記第2穴部は、ネジ穴である、
    請求項2から7のいずれか1項に記載の内視鏡。
  9. 前記第1固定具及び前記第2固定具は、ネジ部材である、
    請求項8に記載の内視鏡。
  10. 前記内部構成部材は、外周面に複数の超音波振動子が前記周方向に沿って配列された超音波振動子固定フレームである、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の内視鏡。
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