JP2023128275A - 飛行体 - Google Patents

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一徳 山内
Kazunori Yamauchi
宗一郎 佐野
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Abstract

【課題】飛行体の飛行性能を向上させる。【解決手段】搭乗者が搭乗可能であって地上から浮上して移動する飛行体であって、搭乗者が搭乗する機体と、機体の前側及び後側にそれぞれ配設されて、少なくとも該機体の上方から下方に向かう気流を発生させる揚力発生部と、それぞれの揚力発生部の下側に位置し、揺動変位可能に設けられた少なくとも一対のフラップを有し、フラップの揺動変位により気流の流動方向を変えるフラップ部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、飛行体、特に、搭乗者が搭乗可能であって地上から浮上して移動する飛行体に関する。
搭乗者を乗せて浮上して移動することが可能な飛行体は、陸路を移動する自動二輪車等の移動体が、陸路を移動する際に他の移動体との関係で受けることになる移動に対する制約を受けることなく移動することが可能であることから、新たな移動手段として実現されることが期待されている。
本発明の特許出願人は、特許文献1において、搭乗者を乗せた状態で、プロペラの回転によって地上から50cm乃至100cm程度の高さに浮上して移動する、いわゆるホバーバイクとも称される飛行体を提案している。当該飛行体は、機体の前後に取り付けられたプロペラを回転させることで浮上に必要な揚力を発生させている。
特開2019-14396公報
この種の飛行体を、陸路の移動体以外の新たな移動手段として実現するためには、法律や各種の規制の整備が必要となる一方で、飛行体が備えるべき技術的な性能の向上を図ることも必要となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、飛行体の飛行性能を向上させることができる飛行体を提供することを課題とするものである。
上記課題を達成するための、本発明に係る飛行体は、搭乗者が搭乗可能であって地上から浮上して移動する飛行体であって、
前記搭乗者が搭乗する機体と、
前記機体の前側及び後側にそれぞれ配設されて、少なくとも該機体の上方から下方に向かう気流を発生させる揚力発生部と、
それぞれの前記揚力発生部の下側に位置し、揺動変位可能に設けられた少なくとも一対のフラップを有し、該フラップの揺動変位により前記気流の流動方向を変えるフラップ部と、
を備えることを特徴とするものである。
この飛行体によれば、揚力発生部が発生させる気流の向きを一対のフラップで変えることができる。これにより、飛行体の揚力発生部の気流を有効に活用して、飛行体の水平移動や旋回に活かすことができる。
この発明によれば、飛行体の飛行性能を向上させることができる。
本発明の第1実施の形態に係る飛行体の構成の概略を説明する概念図である。 本実施の形態に係る飛行体の後方向側からみた揚力発生部及びフラップ部の構成の概略を説明する概念図である。 本実施の形態に係る飛行体のハードウェア構成の概略を説明するブロック図である。 本実施の形態に係る飛行体の制御部の構成の概略を説明するブロック図である。 本実施の形態に係る飛行体のフラップ部が外向きに揺動変位した状態を示す背面図である。 本実施の形態に係る飛行体のフラップ部が内向きに揺動変位した状態を示す背面図である。 本実施の形態に係る飛行体のフラップ部が右側に揺動変位した状態を示す背面図である。 本実施の形態に係る飛行体のフラップ部が左側に揺動変位した状態を示す背面図である。 本実施の形態に係る飛行体の浮上状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る飛行体の構成の概略を説明する概念図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る飛行体の構成の概略を説明する概念図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る飛行体の構成の概略を説明する概念図である。
次に、図1~図12に基づいて、本発明の実施の形態に係る飛行体について説明する。
(第1実施の形態)
本発明の実施の形態に係る飛行体について説明する。
図1は、本実施の形態に係る飛行体1の構成の概略を説明する概念図である。図示のように、飛行体1は、搭乗者が搭乗可能であって地上から50cm~100cm程度の高さに浮上して水平方向に移動することが可能な、いわゆるホバーバイクとも称される移動手段である。
この飛行体1は、機体2、揚力発生部としての前後一対の第1プロペラ部3、及びこの第1プロペラ部3の下側に設けられるフラップ部4を備える。また、本例の飛行体1は、前後の各第1プロペラ部3の左右両側にそれぞれ位置する第2プロペラ部5を備えているが、第2プロペラ部5は必須の構成ではない。ここで、前後一対の第1プロペラ部3は、搭乗者及び機体の重量に応じて、機体を浮上させるために必要な揚力を発生させるように出力が制御される。また、前方左右と後方左右の4か所に配置される第2プロペラ部5は、センサにより検出される機体の姿勢(ピッチ角、ロール角、ヨー角)に応じて、機体を所望の姿勢にコントロールするために第2プロペラ部5の出力がそれぞれ制御される。
機体2は、搭乗者が着座するシート2a及び飛行体1を操縦するための入力を行うハンドル2bを備え、機体2の前側及び後側にそれぞれ第1プロペラ部3が配設される。図1において、矢線FBは機体2の前後方向(前方向F、後方向B)であり、矢線LRは機体2の左右方向(左方向L、右方向R)である。前後方向及び左右方向に直行する方向が機体2の上下方向(上方向U、下方向D)である。ハンドル2bには、アクセル及びブレーキなどの操作情報を入力することができるレバーやボタンなどの入力手段が備えられており、また左右への旋回を行う場合には、ハンドルを左回りに回転させると左旋回の操作情報が入力でき、逆に右回りに回転させると右旋回の操作情報を入力できるようになっている。あるいは、左右旋回の操作情報の入力は、ハンドルの回転による入力に替えて、ハンドルに設けられたレバーやボタンなどの別の入力手段により入力することも可能である。
図2は、機体2の後方向B側から見た第1プロペラ部3の概略を説明する概念図である。図2及び図1で示すように、第1プロペラ部3は、プロペラユニット31及びプロペラユニット31を収容するケーシング32を備える。プロペラユニット31は、例えば、プロペラ31aを備えている。プロペラ31aは、シート2aに下部に搭載されるエンジン31bとシャフト等で接続されることで駆動され、回転する。プロペラユニット31は、プロペラ31aを覆い保護するためのプロペラガードを備えていてもよい。ケーシング32は、プロペラ31aの回転軸を中心軸とする略円筒形状であり、その断面形状は流線形となっていることが好ましい。なお、プロペラユニット31、ケーシング32の形状は図示例に限定されず、適宜変更可能である。
プロペラ31aは、本実施の形態では、回転軸の周りに複数のブレードを有する1枚のプロペラ体で構成されている。プロペラ31aの回転によって、機体2の上方から下方に向かう気流が発生する。なおプロペラ31aは、上下方向に重ね合わせられた一対のプロペラ体が互いに反対方向に回転する二重反転プロペラであってもよい。
この第1プロペラ部3のプロペラ31aの下側、すなわちプロペラ31aの回転によって機体2の上方から下方に向かう気流の下流側に、本実施の形態ではフラップ部4が配設される。機体2の上下方向において、フラップ部4は、その全体又は一部(上側部分)が、ケーシング32の内側に入り込んでいてもよいし、ケーシング32の外側(下方)に全体が位置していてもよい。
各フラップ部4は、前後それぞれの第1プロペラ部3の下側で変位可能に設けられた少なくとも一対のフラップを有し、各フラップの変位により気流の流動方向を変えることができるように構成されている。各フラップ部4を構成する一対のフラップは、互いに平行に配置されていてもよいし、そうでなくてもよい。一対のフラップは、同一形状であってもよいし、そうでなくてもよい。本例では、各フラップ部4を構成する一対のフラップは同一形状で互いに平行であり、平面視で、第1プロペラ部3の回転軸を通る中心線(図1においてはロール軸Aに重なる線)を挟んで左右対称に配置されている。
本例のフラップ41、42は、長手方向(揺動軸の延在方向)における長さが、第1プロペラ部3の直径(ケーシング32の最外径)よりも小さく、その半径よりも大きい。
本実施の形態では、前後の各フラップ部4は、機体2の前後方向FBに平行に延在する左右一対のフラップ41、42を有する。すなわち、本例の飛行体1は、前方の左側フラップ41a、前方の右側フラップ42a、後方の左側フラップ41b、後方の右側フラップ42b、の合計4枚のフラップを有する。各フラップ41、42は、それぞれ独立して動作可能であり、全て同一方向(例えば、右側)に変位させることも可能であるし、それぞれ別々の方向に変位させることも可能である。本例では、4枚のフラップ41、42が全て平行であり、平面視で、前方左側フラップ41aと後方左側フラップ41bは互いに同一直線状に配置されている。同様に、前方右側フラップ41bと後方右側フラップ42bも同一直線状に配置されている。本例のフラップ41、42は、機体2の前後方向に延びるロール軸Aに対して平行に配設されている。
図1、2に示すように、フラップ41、42は、ロール軸Aに平行なロール可動軸43(揺動軸)を備え、このロール可動軸43を中心としてフラップ41、42が機体2に対して左右に(ロール方向に)揺動するように構成されている。ロール可動軸43は、フラップ41、42の上部に位置する。すなわち、フラップ41、42は、その下部が自由端となり、左右に揺動するように構成されている。なお、ロール可動軸43の位置は、図示例に限られず、フラップ41、42の下部でも中央部でもよい。
フラップ41、42の揺動変位動作は、本実施の形態では、例えば図示しないサーボモータ等が駆動せしめられることによって実現される。
それぞれのフラップ41、42は、本実施の形態では、第1プロペラ部3の回転軸31cに平行な中立位置を介してフラップ41、42の下部が最大まで右側に揺動変位した右側限界位置R1と、最大まで左側に揺動変位した左側限界位置R2との間で動作する。フラップ41、42が中立位置にある場合、プロペラ31aの回転による気流の気流方向は実質的に変化しない。右側限界位置R1及び左側限界位置R2は、中立位置からそれぞれ90°未満の角度で揺動変位した位置とすることができるが、特に限定されない。
フラップ41、42が、中立位置と右側限界位置R1との間の何れかの角度で位置決めされている場合(フラップが右側に揺動変位している場合)に、プロペラ31aの回転によって、機体2の上方から下方に向かう気流がフラップ41、42に衝突すると、気流が上方から下方に向かう際に機体2の右側に流動するように、気流の流動方向が変えられる。
一方、フラップ41、42が、中立位置と左側限界位置R2との間の何れかの角度で位置決めされている場合(フラップが左側に揺動変位している場合)に、プロペラ31aの回転によって、機体2の上方から下方に向かう気流がフラップ41、42に衝突すると、気流が上方から下方に向かう際に機体2の左側に流動するように、気流の流動方向が変えられる。
第2プロペラ部5は、本実施の形態では、矢線LRで示す機体2の左右方向である前側の第1プロペラ部3の左右両側、及び後側の第1プロペラ部3の左右両側にそれぞれ配設される。
これらの第2プロペラ部5は、プロペラ5a及びプロペラ5aを回転させるモータ5bによって構成され、プロペラ5aの回転によって、機体2の上下方向の気流が発生する。第2プロペラ部5は、それぞれ独立して制御可能であり、機体2の姿勢を適切な角度に調整する役割を果たす。これにより、機体2のヨー方向及びロール方向、更にはピッチ方向の傾きを高精度に制御することができる。また、プロペラ5aの回転によって飛行体1の浮上時、又は降下字、又はホバリング時に揚力を付加することも可能である。なお、第2プロペラ部5は、上方から下方に向かう気流が発生するようにプロペラ5aを回転させることができるとともに、逆に、下方から上方に向かう気流が発生するようにプロペラ5aを回転させることもできる。
図3は、飛行体1のハードウェア構成の概略を説明するブロック図である。図示のように、飛行体1は、搭乗者からの操作情報が入力されるハンドル2b(操作情報入力部)、ハンドル2bを制御するハンドル制御部120、エンジン31b、エンジン31bにより駆動されるプロペラ31a、エンジン31bにガソリンを供給するガソリンタンク11、エンジン31bの動力を利用して発電を行うジェネレータ12、ジェネレータ12で発電した電力を調整するパワーコントロールユニット13、エンジン31bの駆動を制御するエンジン制御部130、バッテリ21、バッテリの電力管理を行うバッテリ制御部22、フラップ4、フラップ4を駆動するモータ4b、モータ4bを制御するフラップ制御部140、プロペラ5a、プロペラ5aを駆動するモータ5b、飛行体の高度を検知する高度検知センサ160、高度情報に応じてモータ5bを制御するプロペラ制御部150、上記した各制御部に制御指示を行うフライトコントローラ(メインコントローラ)100を備える。
各制御部(ハンドル制御部120、エンジン制御部130、バッテリ制御部22、フラップ制御部140、プロペラ制御部150)は、それぞれ接続された各機器(モータ、ハンドル、センサ、バッテリ、エンジンなど)を制御し、各機器の動作状態、入力情報、センシング情報をフライトコントローラへ送信する。フライトコントローラは、各制御部から取得した情報及び後述するセンサ類100Cによるセンシング情報に基づいて、各制御部への制御指令を生成して送信する。例えば、フライトコントローラは、センサ類100C(ジャイロセンサや加速度センサ)の検出情報に基づいて現在の飛行体の姿勢を推定し、目標の姿勢にするためのプロペラ5a又はモータ5bの出力指令値を計算すると共に、プロペラ制御部150に対して前記出力指令値を通知する。
ハンドル制御部120は、ハンドル2bに搭載された操作レバーの操作入力値のセンシング情報を、フライトコントローラへ送信する。ハンドルから入力される操作入力として、例えば、ブレーキ操作入力(速度又は角速度を減少させる操作)、前進操作入力(前傾方向にピッチ角を大きくする操作)、後進操作入力(後傾方向にピッチ角を大きくする操作)、左右移動操作入力(ロール角を変更して左又は右方向に平行移動させる操作)、旋回操作入力(左回転、右回転のいずれかにヨー回転させる操作)、飛行モード切替操作入力(姿勢角維持制御が開始される姿勢角しきい値を変更する操作)などを設定することが可能である。
フライトコントローラは、推定した飛行体1の姿勢及びハンドル制御部から取得したブレーキ操作入力、前進操作入力、後進操作入力、左右移動操作入力、旋回操作入力、飛行モード切替操作入力などに基づいて、エンジン制御部、フラップ制御部、プロペラ制御部への各制御指令値を算出する。フライトコントローラは、算出した各制御指令値を各制御部に送信し、各制御部は、受信した制御指令値に応じて各機器の制御を実行することにより、飛行体の姿勢制御を行うことができる。
図4は、制御部10の構成の概略を説明するブロック図である。図示のように、フライトコントローラ100は、プロセッサ100A、メモリ100B、及びセンサ類100Cを主要構成として備える。
プロセッサ100Aは、本実施の形態では例えばCPU(Central Processing Unit)で構成され、フライトコントローラ100の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御や、プログラムの実行に必要な処理等を行う。
メモリ100Bは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶装置、及びフラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶装置を備える。
このメモリ10Bは、プロセッサ100Aの作業領域として使用される一方、フライトコントローラ100が実行可能であるロジック、コード、あるいはプログラム命令といった各種の設定情報等が格納される。
本実施の形態では、このメモリ100Bに、フラップ41をロール方向に可動させるプログラム命令が格納される。
さらに、このメモリ100Bに、次述するセンサ類100C等から取得したデータが直接的に伝達されて記憶されるように構成してもよい。
センサ類100Cは、本実施の形態では、慣性センサ(加速度センサ、ジャイロセンサ)、GPS衛星から電波を受信するGPSセンサ、近接センサ、ビジョン/イメージセンサ(カメラ)、大気圧を測定する気圧センサ、温度を測定する温度センサといった各種のセンサによって構成される。
本実施の形態では、これら各種のセンサで取得されたデータに基づいて、エンジン31b及びモータ5bの出力等が算出される。
次に、本実施の形態に係る飛行体1の作動概略について説明する。
搭乗者が飛行体1に搭乗した状態で、前後の第1プロペラ部3のプロペラ31aが回転すると、上方から下方に向かう気流が発生して、飛行体1が地上から浮上する(図9参照)。この時、第2プロペラ部5のプロペラ5aを回転させてもよい。これによれば、機体の姿勢を安定させ易くしたり、浮上速度を調整し易くしたりすることができる。また、前後の第1プロペラ部3及び/または第2プロペラ部5の回転数を調整することにより、飛行体1の飛行高度を調整することができる。さらに、飛行体1の浮上状態で、前後の第1プロペラ部3の回転数を減少させる(もしくは停止させる)と、飛行体1を徐々に降下させ、最終的に着陸させることができる。
飛行体1が浮上する際、また、飛行体1が浮上状態から着陸する際、全てのフラップ41、42は、図2に実線で示すように、中立位置であることが好ましい。また、中立位置でない場合には、左右のフラップ41、42が左右対称となる位置に設定されることが好ましい。左右のフラップ41、42が左右対称となる位置とは、例えば、図5に示すような外向きに変位、または、図6に示すような内向きに変位した状態である。この場合、機体2の前後のバランスを確保するため、前後のフラップ部4が同じ変位状態であることが好ましいが、これに限られるものではない。なお、飛行体1の浮上時及び着陸時において、安定性の観点から搭乗者はシート2aに着座していることが好ましいが、足を置くステップ上で立ち上がるように乗車していてもよい。
飛行体1が浮上した状態で、前後のフラップ部4を左右の何れかの同一方向に変位させることで、飛行体1を左右に水平移動させることができる。例えば、前後のフラップ部を共に、ロール可動軸43を中心としてフラップ41、42の下部が右側に揺動するようにフラップ41、42を変位させた場合(図7参照)、プロペラ31aの回転による上方から下方の気流がフラップ41、42のフラップ面に衝突して、気流が上方から下方に向かう際に機体2の右側に向けて流動するように気流の流動方向が変えられる。このように、前後のフラップ部4を共に右側に変位させることにより、機体2の前側及び後側で飛行体1を左方向Lに移動させる力が作用して、飛行体1が左側に水平移動する。逆に、前後のフラップ部4を共に左側に変位させた場合には(図8参照)、飛行体1は右側に水平移動する。なお、各フラップ部4を構成する左右のフラップ41、42を共に(同時に)左側又は右側に変位させてもよいし、左右の何れか一方は中立位置として他方のみを変位させてもよい。各フラップ部4を構成する左右の何れか一方のみのフラップ41(42)を変位させる場合、当該変位させるフラップ41(42)は、前側と後側のフラップ部4で共通していてもよいし、共通していなくてもよい。
このように、前側と後側のフラップ41、42を共に、飛行体1が水平移動したい方向とは逆側に揺動変位させることで、飛行体1を右側又は左側に水平移動させることができる。なお、このような制御を利用して、飛行体1が横風を受けた際の横滑りを防止することもできる。すなわち、飛行体1が横風を受けた場合、横風の風下側にフラップ部4を変位させることで、横風の風上側に向けて飛行体1に力を付与することができる。例えば、右方向から左方向に向かう横風を受けている場合には、前後のフラップ部4を共に左側に変位させることで、横風に逆らう向きに飛行体1に力を与え、飛行体1が横風に流されないようにすることができる。
なお、浮上した飛行体1の水平移動は、上記のフラップ部4を利用した移動方法に限らず、機体2を水平姿勢から僅かに傾けることでも可能である。例えば、機体2の前側が下方を向くように飛行体1を僅かに傾けることにより、飛行体1が前方に水平移動する。同様に、機体2の後側が下方を向くように飛行体1を僅かに傾けることにより、浮上した飛行体1が後方に水平移動する。また、機体2の左側が下方を向くように飛行体1を僅かに傾けることにより、飛行体1が左側に水平移動し、機体2の右側が下方を向くように飛行体1を僅かに傾けることにより、飛行体1が右側に水平移動する。機体2を水平姿勢から僅かに傾けることは、搭乗者の姿勢を変更することによる体重移動や、各第2プロペラ部5のプロペラ5aの出力(回転数)をそれぞれ制御することにより可能となる。
飛行体1が浮上した状態で、前側のフラップ部4と後側のフラップ部4とを左右の逆方向に変位させることで、ヨー方向に回転する旋回力が飛行体1に作用して、飛行体1を旋回させることができる。例えば、機体2の前側のフラップ部4を構成するフラップ41a,42aを、左側(フラップの下部が左側に向かう方向)に揺動変位させ(図8参照)、後側のフラップ部4を構成するフラップ41b,42bを、右側(フラップの下部が右側に向かう方向)に揺動変位させた(図7参照)場合、飛行体1がヨー方向の右側に(機首が右側に向けて回転する方向に)旋回する。同様に、前側のフラップ41a,42aを右側に変位させ、後側のフラップ41b,42bを左側に変位させた場合、飛行体1が左方向(機首が左側に向けて回転する方向)に旋回する。つまり、機体2の前側と後側とで左右逆側の力を生じさせることで、飛行体1をヨー方向に回転させることができる。なお、前側のフラップ41a,42aのみ、または、後側のフラップ41b,42bのみを左右の何れかに揺動変位させた場合でも、飛行体1に旋回力(ヨー方向の回転力)を付与して旋回させることができるが、前後のフラップ部4を同時に逆向きに変位させることにより、より大きな旋回力が働き、より迅速な旋回が可能となる。
このように、本実施の形態の飛行体1によれば、各第1プロペラ部3に配設された各フラップ部4の各フラップ41、42が揺動変位することによって、プロペラ31aの回転による上方から下方の気流の流動方向を変えることができる。これによれば、飛行体1の揚力発生部(第1プロペラ部3)の気流を有効に活用して、飛行体1の水平移動や旋回に活かすことができる。よって、飛行体1の飛行性能を向上させることができる。
本例の飛行体1は、機体2の前後方向に延在する揺動軸(ロール可動軸43)を中心に揺動変位する左右一対のフラップ41、42を有する構成としている。このような構成により、前後それぞれの第1プロペラ部3の気流をフラップ部4で左右に向けることができる。その結果、第1プロペラ部3の気流を活用して
及びフラップ部4を利用した飛行体1の左右の水平移動や旋回の精度を高め、よりスムーズに飛行することができる。これにより、搭乗者の運転フィーリングや乗り心地も向上させることができる。
(変形例)
次に、図10~図12に基づいて、本発明に係る飛行体の変形例について説明する。なお、以下の説明に際しては、上述の飛行体1と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。また、図10~図12においては、説明の便宜及び図面の視認性を確保する観点から、第1プロペラ部3及び第2プロペラ部5のプロペラの図示を省略する。
図10に示す飛行体1Aは、前側及び後側の第1プロペラ部3に対応する各フラップ部4がそれぞれ、機体2の左右方向に平行に延在する揺動軸(ピッチ可動軸)を中心に前後(ピッチ方向)に揺動変位する、前後一対のフラップ44、45を有する。また、各フラップ部4には、機体2の前後方向に平行に延在する揺動軸(ロール可動軸)を中心に左右(ロール方向)に揺動変位する、左右一対のフラップ41、42も設けられている。つまり、図10の飛行体は、前後の各フラップ部4が4枚のフラップ41、42、44、45で構成されており、全体として合計8枚のフラップ41、42、44、45を有している。フラップ41、42、44、45の揺動変位は、例えば図示しないサーボモータ等の駆動により実現される。本例では、フライトコントローラ100のメモリ100Bに、フラップ44、45をピッチ方向(前後方向)に可動させるプログラム命令が格納される。
前後に揺動変位するフラップ44、45はそれぞれ、下向きの中立位置を介して、前側限界位置と後側限界位置との間で揺動変位可能に構成されている。前側限界位置と後側限界位置は、中立位置からそれぞれ90°未満の角度で揺動変位した位置とすることができるが、特に限定されない。フラップ44、45が、後側に揺動変位している(中立位置と後側限界位置との間に位置決めされている)場合、プロペラ31aの回転によって、機体2の上方から下方に向かう気流がフラップ44、45に衝突すると、気流が上方から下方に向かう際に機体2の後側に流動するように、気流の流動方向が変えられる。これにより、前方向Fに向かって水平移動する力が飛行体1に作用する。前後のフラップ部4を構成するフラップ44、45を共に後側に揺動変位させることで、浮上状態の飛行体を前側に水平移動させることができる。また、機体2を前傾させる(機体2の前側が下方を向くように飛行体1を傾ける)とともに、フラップ44、45を利用して第1プロペラ部3の気流を後側に流動させることで、飛行体の前進速度を増大させることができる。各フラップ部4を構成する前後一対のフラップ44、45を共に、同一方向(前方又は後方)に揺動変位させることが好ましいが、何れか一方(44又は45)のみを揺動変位させ、他方は中立位置としてもよい。また、前側のフラップ部4と後側のフラップ部4は、同一の向きに揺動変位させるのみならず、場合によっては、異なる向きに揺動変位させることも可能である。
フラップ41aが前側に揺動変位している(中立位置と前側限界位置との間に位置決めされている)場合、プロペラ31aの回転によって、機体2の上方から下方に向かう気流がフラップ41に衝突すると、気流が上方から下方に向かう際に機体2の前側に流動するように、気流の流動方向が変えられる。これにより、後方向Bに向かって水平移動する力が飛行体1に作用する。前後のフラップ部4を構成するフラップ44、45を共に前側に揺動変位させることで、浮上状態の飛行体を前側に水平移動させることができる。
上述の通り、図10に示す例では、フラップ部4の操作に応じて、飛行体の前後方向及び左右方向の水平移動並びに旋回を行うことができる。また、前後方向及び左右方向の水平移動を組み合わせることで、斜め方向(左斜め前方、右斜め前方、左斜め後方、及び右斜め後方)への水平移動も可能となる。すなわち、飛行体の揚力発生部(第1プロペラ部3)をより有効に活用した飛行制御が可能となる。
図11、12に示す例では、前側及び後側の第1プロペラ部3にそれぞれ対応するフラップ部4が、第1プロペラ部3の径方向に延在する揺動軸を中心に揺動変位するフラップ46、47を有する。
図11に示す飛行体1Bは、前後のフラップ部4がそれぞれ、前後方向及び左右方向に対して斜めに延在する4枚のフラップ46a、46b、46c、46dで構成されており、飛行体1Bは合計8枚のフラップ46を有している。本例の各フラップ46は、前後方向及び左右方向に対して45°の角度に延在しており、第1プロペラ部3の中心を通る前後方向の線に対して左右対称、且つ、当該中心を通り左右方向に延びる線に対して前後対称である。なお、図示例に限定されず、各フラップ46の延在角度は適宜変更可能である。このような構成により、前後方向及び左右方向の水平移動に加えて、左斜め前方、右斜め前方、左斜め後方、及び右斜め後方への移動が可能となる。例えば、左斜め前方に水平移動する場合には、進行方向(左斜め前方)に対して直交するフラップ46b、フラップ46cを右後方向側に揺動変位させることで、第1プロペラ部3からの気流が右後方向に流れ、飛行体1Bを左斜め前方に進行させる力が作用する。このように、進行方向に対して交差する方向に延在するフラップを、進行方向と逆側に向けて揺動変位させることで、所望の方向に水平移動することができる。
なお、図11に示す飛行体1Bを旋回させる場合、例えば、前側のフラップ部4のフラップ46b、フラップ46cを右後方向側に揺動変位させるとともに、後側のフラップ部4のフラップ46a、フラップ46dを左後方向側に揺動変位させる。これにより、飛行体1Bは、ヨー方向の左側に(機首が左側に向けて回転する方向に)旋回する。
図12に示す飛行体1Cは、前後のフラップ部4がそれぞれ、前後方向に延在する2枚のフラップ47a、47bと左右方向に延在する2枚のフラップ47c、47dとで構成されており、飛行体1Cは合計8枚のフラップ47を有している。
飛行体1Cは、前後方向に延在する2枚のフラップ47a、47bを左右に揺動変位させることで、左右方向の水平移動が可能である。また、左右方向に延在する2枚のフラップ47c、47dを前後に揺動変位させることで、前後の水平移動が可能である。また、前後方向に延在するフラップ47a、47bと左右方向に延在する2枚のフラップ47c、47dとを共に揺動変位させることで、斜め方向の水平移動が可能となる。また、前側のフラップ部4のフラップ47a、47bを左右の何れか一方(例えば左側)に揺動させ、後側のフラップ部4のフラップ47a、47bを他方側(例えば右側)に揺動させることで、ヨー方向の右側に旋回させることができる。
このように、図10~12に示す飛行体1A、1B、1Cによれば、フラップ部4の揺動変位により、第1プロペラ部3の気流を利用した前後方向、左右方向、及び斜め方向の水平移動、並びに旋回が可能となる。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、前側及び後側の各フラップ部はそれぞれ一対のフラップを有していればよく、その延在方向や長さは特に限定されない。また、図1、図10、図11,図12に記載のフラップ41、42、44、45、46、47の何れかを組み合わせてもよい。
上記各実施の形態では、各第1プロペラ部3のプロペラ31aがそれぞれエンジン31bによって回転される場合を説明したが、モータによって回転されるように構成してもよい。
上記各実施の形態では、エンジン31b及びモータ5bがフライトコントローラ100を介して各制御部によって制御される場合を説明したが、これに限定されず、フライトコントローラを設けずに制御部のみでエンジン及びモータを制御するように構成してもよい。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(項目1)
搭乗者が搭乗可能であって地上から浮上して移動する飛行体であって、
前記搭乗者が搭乗する機体と、
前記機体の前側及び後側にそれぞれ配設されて、少なくとも該機体の上方から下方に向かう気流を発生させる揚力発生部と、
それぞれの前記揚力発生部の下側に位置し、揺動変位可能に設けられた少なくとも一対のフラップを有し、該フラップの揺動変位により前記気流の流動方向を変えるフラップ部と、
を備えることを特徴とする飛行体。
(項目2)
前側及び後側の前記揚力発生部にそれぞれ対応する前記フラップ部は、
前記機体の前後方向に延在する揺動軸を中心に揺動変位する、左右一対の前記フラップを有する、項目1に記載の飛行体。
(項目3)
前側及び後側の前記揚力発生部にそれぞれ対応する前記フラップ部は、
前記機体の左右方向に平行に延在する揺動軸を中心に揺動変位する、前後一対の前記フラップを有する、項目1又は2に記載の飛行体。
(項目4)
前側及び後側の前記揚力発生部にそれぞれ対応する前記フラップ部は、前記揚力発生部の径方向に延在する揺動軸を中心に揺動変位する前記フラップを有する、項目1に記載の飛行体。
(項目5)
前記揚力発生部としての第1プロペラ部と、
それぞれの前記第1プロペラ部の外周側に位置し、左右両側に設けられた第2プロペラ部と、を備える、項目1~4の何れか一項に記載の飛行体。
(項目6)
前記第2プロペラ部の回転軸は、前記第1プロペラ部の回転軸に対して平行である、項目5に記載の飛行体。
(項目7)
前側の前記揚力発生部に対応する前記フラップと、後側の前記揚力発生部に対応する前記フラップとを同一の方向に揺動変位させることにより、前記機体が浮上した状態から水平方向に移動するように構成されている、項目1~6の何れか一項に記載の飛行体。
(項目8)
前側の前記揚力発生部に対応する前記フラップと、後側の前記揚力発生部に対応する前記フラップとを相互に逆方向に揺動変位させることにより、前記機体が浮上した状態から旋回するように構成されている、項目1~7の何れか一項に記載の飛行体。
1、1A、1B、1C:飛行体
2:機体
3:第1プロペラ部(揚力発生部)
4:フラップ部
41、42、44、45、46、47:フラップ
5:第2プロペラ部

Claims (8)

  1. 搭乗者が搭乗可能であって地上から浮上して移動する飛行体であって、
    前記搭乗者が搭乗する機体と、
    前記機体の前側及び後側にそれぞれ配設されて、少なくとも該機体の上方から下方に向かう気流を発生させる揚力発生部と、
    それぞれの前記揚力発生部の下側に位置し、揺動変位可能に設けられた少なくとも一対のフラップを有し、該フラップの揺動変位により前記気流の流動方向を変えるフラップ部と、
    を備えることを特徴とする飛行体。
  2. 前側及び後側の前記揚力発生部にそれぞれ対応する前記フラップ部は、
    前記機体の前後方向に延在する揺動軸を中心に揺動変位する、左右一対の前記フラップを有する、請求項1に記載の飛行体。
  3. 前側及び後側の前記揚力発生部にそれぞれ対応する前記フラップ部は、
    前記機体の左右方向に平行に延在する揺動軸を中心に揺動変位する、前後一対の前記フラップを有する、請求項1又は2に記載の飛行体。
  4. 前側及び後側の前記揚力発生部にそれぞれ対応する前記フラップ部は、前記揚力発生部の径方向に延在する揺動軸を中心に揺動変位する前記フラップを有する、請求項1に記載の飛行体。
  5. 前記揚力発生部としての第1プロペラ部と、
    それぞれの前記第1プロペラ部の外周側に位置し、左右両側に設けられた第2プロペラ部と、を備える、請求項1~4の何れか一項に記載の飛行体。
  6. 前記第2プロペラ部の回転軸は、前記第1プロペラ部の回転軸に対して平行である、請求項5に記載の飛行体。
  7. 前側の前記揚力発生部に対応する前記フラップと、後側の前記揚力発生部に対応する前記フラップとを同一の方向に揺動変位させることにより、前記機体が浮上した状態から水平方向に移動するように構成されている、請求項1~6の何れか一項に記載の飛行体。
  8. 前側の前記揚力発生部に対応する前記フラップと、後側の前記揚力発生部に対応する前記フラップとを相互に逆方向に揺動変位させることにより、前記機体が浮上した状態から旋回するように構成されている、請求項1~7の何れか一項に記載の飛行体。
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