JP2023126600A - 熱変色性筆記具の摩擦体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、本発明方法によって製造される摩擦体を有する熱変色性筆記具の第1実施形態を説明する。図4は、本実施形態における熱変色性筆記具10の概略図である。図4に示すように、当該熱変色性筆記具10は、筆記体12と、該筆記体12を収容する筒部13と、筒部に摺動可能に保持されたクリップ14と、筒部13に保持された摩擦体15と、を備えている。筆記体12は、ペン先11と、該ペン先11が前端開口部に圧入固着されたインク収容管と、該インク収容管内に充填される熱変色性インクと、該熱変色性インクの後端に充填され且つ該熱変色性インクの消費に伴い前進する追従体(例えば高粘度流体)とからなる。ペン先11は、クリップ14の摺動を利用して出没可能に構成されている。
本発明は、ストリッパーブッシュ等の構成を追加することなく(すなわちコストの増大を抑えつつ)樹脂成形品とエジェクタ部材とが互いに付着して分離しないという問題を解消する樹脂成形品の製造方法である。当該発明の一実施形態として、樹脂成形品として前述の熱変色性筆記具10の摩擦体15を製造する方法について説明する。
以上のような製造方法によれば、摩擦体15を射出成形法によって製造する際、エジェクタ要素303、304を用いて射出成形金型である他方側キャビティ302の他方空洞302cから摩擦体15の他方側を抜き出す工程において、隆起部151を弾性変形させて潰れた形状とすることによって当該他方空洞302c内を通過させることができる。
まず、本発明方法によって製造される摩擦体を有する熱変色性筆記具の第2実施形態を説明する。図17は、本実施形態における熱変色性筆記具20の概略図である。図17に示すように、当該熱変色性筆記具20も、前述の熱変色性筆記具10と略同様、筆記体22と、該筆記体22を収容する筒部23と、筒部に摺動可能に保持されたクリップ24と、筒部23に保持された摩擦体25と、を備えている。筆記体22は、ペン先21と、該ペン先21が前端開口部に圧入固着されたインク収容管と、該インク収容管内に充填される熱変色性インクと、該熱変色性インクの後端に充填され且つ該熱変色性インクの消費に伴い前進する追従体(例えば高粘度流体)とからなる。ペン先21は、クリップ24の摺動を利用して出没可能に構成されている。
本発明は、ストリッパーブッシュ等の構成を追加することなく(すなわちコストの増大を抑えつつ)樹脂成形品とエジェクタ部材とが互いに付着して分離しないという問題を解消する樹脂成形品の製造方法である。当該発明の一実施形態として、樹脂成形品として前述の熱変色性筆記具20の摩擦体25を製造する方法について説明する。
以上のような製造方法によれば、摩擦体25を射出成形法によって製造する際、エジェクタ要素403、404を用いて射出成形金型である他方側キャビティ402の他方空洞402cから摩擦体25の他方側を抜き出す工程において、係止部251を弾性変形させて潰れた形状とすることによって当該他方空洞402c内を通過させることができる。
11、21、101 ペン先
12、22、102 筆記体
13、23、103 筒部
14、24、104 クリップ
15、25、105 摩擦体
15a、25a ドーム状部
15b、25b 第1切頭円錐部
15c、25c 第1接続部
15d、25d 第2切頭円錐部
15e、25e 第2接続部
15f、25f 第3切頭円錐部
15g、25g 小径部
53、54 被押圧要素
151 隆起部
151f 被押圧要素から遠い方の端部
151n 被押圧要素に近い方の端部
153 平坦部(被押圧要素)
154 平坦部(被押圧要素)
251 係止部
252 凹部(溝状)
252a 平坦な壁面
252b 円筒面
253 平坦部(被押圧要素)
254 平坦部(被押圧要素)
301、401 一方側キャビティ
301c、401c 一方空洞
302、402 他方側キャビティ
302c、402c 他方空洞
302r 凹部
402p 突部
303、403 第1エジェクタ要素
304、404 第2エジェクタ要素
501 一方側キャビティ
501c 一方空洞
502 他方側キャビティ
502c 他方空洞
503 エジェクタ要素
504 エジェクタ要素
C 軸心
S1 段差
S2 段差
Claims (9)
- 樹脂成形品を製造するために、
前記樹脂成形品の一方側の輪郭に対応する一方空洞を有する一方側キャビティと、
前記樹脂成形品の他方側の一部に設けられた被押圧部の形状に対応する先端形状を有するエジェクタ部材と、
前記一方側キャビティの前記一方空洞に隣接すると共に前記樹脂成形品の他方側の前記被押圧部を除いた輪郭に対応する他方空洞を有する他方側キャビティと、
を用いて、
前記一方側キャビティの前記一方空洞と、前記他方側キャビティの前記他方空洞と、前記エジェクタ部材の前記先端形状と、によって区画される成形空間内に樹脂材料を射出して前記樹脂成形品を成形する工程と、
前記一方側キャビティと前記他方側キャビティとを互いから離隔して、前記一方空洞と前記他方空洞とを互いから離隔することによって、前記樹脂成形品の一方側を前記一方空洞から抜き出す一方側抜き出し工程と、
前記他方側キャビティに対して前記エジェクタ部材を一方側に移動させて前記樹脂成形品の前記被押圧部を一方側に押圧することによって、前記樹脂成形品の他方側を前記他方空洞から抜き出す他方側抜き出し工程と、
を備えた樹脂成形品の製造方法であって、
前記樹脂成形品の他方側の輪郭上には、前記他方側キャビティの前記他方空洞の一部に対してより他方側の位置に、前記他方側キャビティの前記他方空洞の前記一部と前記エジェクタの移動方向において干渉する係止部が設けられており、
前記係止部は、前記エジェクタの移動方向に見て、前記他方側キャビティの前記他方空洞の前記一部の輪郭からはみ出しており、
前記他方側抜き出し工程は、前記係止部を弾性変形させて潰れた形状としながら前記他方側キャビティの前記他方空洞内を通過させる工程を含んでいる
ことを特徴とする方法。 - 前記他方側抜き出し工程は、前記係止部が前記他方側キャビティの前記他方空洞の前記一部から解放された直後において潰れた形状から元の形状に弾性的に復帰する反動の力によって、前記樹脂成型品と前記エジェクタ部材とを分離させる工程を含んでいる
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記他方側抜き出し工程の後に、前記他方側キャビティに対して前記エジェクタ部材を他方側に移動させるエジェクタ戻し工程を更に備え、
前記エジェクタ戻し工程は、元の形状に復帰した前記係止部によって前記樹脂成形品が前記他方空洞内に戻ることが妨げられることによって、前記樹脂成型品と前記エジェクタ部材とを分離させる工程を含んでいる
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記係止部は、ドーム状である
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の製造方法。 - 前記他方側キャビティの前記他方空洞の前記一部は、内方側へ突出する突部であり、
前記係止部は、前記突部によって形成される凹部に隣接する部分からなる
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の製造方法。 - 前記被押圧部は、複数の被押圧要素を有していて、
前記エジェクタ部材は、各々が対応する被押圧要素の形状に対応する先端形状を有する複数のエジェクタ要素を有する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の製造方法。 - 前記樹脂成形品は、熱変色性筆記具の摩擦体である
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の製造方法。 - 筆記体と、
前記筆記体を収容する筒部と、
前記筒部に保持された樹脂製の摩擦体と、
を備え、
前記筆記体は、少なくともペン先と、前記ペン先が固着されたインク収容管と、前記インク収容管に充填される熱変色性インクと、からなり、
前記摩擦体の側面に、ドーム状の隆起部が設けられている
ことを特徴とする熱変色性筆記具。 - 筆記体と、
前記筆記体を収容する筒部と、
前記筒部に保持された樹脂製の摩擦体と、
を備え、
前記筆記体は、少なくともペン先と、前記ペン先が固着されたインク収容管と、前記インク収容管に充填される熱変色性インクと、からなり、
前記摩擦体の側面に、軸方向に延びる溝が設けられており、
前記溝の断面は、少なくとも片側が傾斜または湾曲している
ことを特徴とする熱変色性筆記具。
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