JP2023125405A - 吐出容器 - Google Patents

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芳夫 紀陸
Yoshio Kiriku
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Abstract

【課題】外観の見映えの悪化を抑えつつ、内容物の残量を視認可能にする。【解決手段】内容物が収容される容器本体11と、容器本体の胴部12内に上方移動可能に嵌合された中皿13と、容器本体の口部14に装着されたポンプ15と、を備え、ポンプは、下端開口が容器本体内に位置するシリンダ17と、シリンダから上方に向けて延び、上方付勢状態で下方移動可能に設けられたステム18と、ステムの上端部に装着され、内容物の吐出孔19aが形成された押下ヘッド19と、を備え、中皿は、胴部内に上方移動可能に嵌合された本体筒21と、本体筒に離脱可能に取付けられ、中皿が上方移動したときに、シリンダに押し込まれて本体筒から脱落する分離部材22と、を備え、分離部材に強磁性体23が設けられ、容器本体の底部16に、強磁性体と上下方向で対向する磁石24が設けられるとともに、本体筒から脱落した分離部材を視認可能な窓孔16aが形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、吐出容器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物が収容される有底筒状の容器本体と、容器本体の胴部内に上方移動可能に嵌合された中皿と、容器本体の口部に装着されたポンプと、を備え、ポンプは、下端開口が容器本体内に位置するシリンダと、シリンダから上方に向けて延び、上方付勢状態で下方移動可能に設けられたステムと、ステムの上端部に装着され、内容物の吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備えた吐出容器が知られている。
押下ヘッドを押下すると、シリンダ内の内容物が吐出孔から吐出され、押下ヘッドの押下を解除すると、中皿が胴部内を上方移動しつつ、容器本体内の内容物がシリンダ内に供給される。これにより、容器本体内の内容物が外気と触れるのを抑制することができる。この種の吐出容器では、一般に容器本体内の内容物に紫外線が当たらないように、容器本体内の内容物を外部から視認できない構成となっている。
そこで、内容物の残量を視認可能とするために、容器本体の胴部に、容器本体内を透視可能な透視窓部を設ける場合がある。
特開2010-173701号公報
しかしながら、この場合、透視窓部が吐出容器の外観の見栄えを悪くするという問題がある。
本発明は、外観の見映えの悪化を抑えつつ、内容物の残量を視認することができる吐出容器を提供する。
本発明の吐出容器は、内容物が収容される有底筒状の容器本体と、前記容器本体の胴部内に上方移動可能に嵌合された中皿と、前記容器本体の口部に装着されたポンプと、を備え、前記ポンプは、下端開口が前記容器本体内に位置するシリンダと、前記シリンダから上方に向けて延び、上方付勢状態で下方移動可能に設けられたステムと、前記ステムの上端部に装着され、内容物の吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備え、前記中皿は、前記胴部内に上方移動可能に嵌合された本体筒と、前記本体筒に離脱可能に取付けられ、前記中皿が上方移動したときに、前記シリンダに押し込まれて前記本体筒から脱落する分離部材と、を備え、前記分離部材に強磁性体が設けられ、前記容器本体の底部に、前記強磁性体と上下方向で対向する磁石が設けられるとともに、前記本体筒から脱落した前記分離部材を視認可能な窓孔が形成されている。
中皿が、本体筒および分離部材を備えているので、容器本体内の内容物の減少に伴い、中皿が胴部内を上方移動したときに、分離部材が、シリンダに押し込まれて本体筒から脱落する。この際、分離部材に強磁性体が設けられ、かつ容器本体の底部に強磁性体と上下方向で対向する磁石が設けられているので、分離部材が、容器本体の底部の上面に向けてほぼ真直ぐ落下することとなり、分離部材が、底部に形成された窓孔に対して位置ずれするのを抑制することができる。
以上より、中皿が胴部内を上方移動し、容器本体の内容物の残量が少なくなったときに、本体筒から脱落した分離部材を、窓孔を通して容器本体の外部から視認することにより、内容物の残量を視認することができる。
窓孔が、容器本体の胴部ではなく底部に形成されているので、外観の見映えの悪化を抑えることができる。
前記分離部材は、前記中皿が上方移動したときに前記シリンダに当接する上部材と、前記シリンダに押し込まれて下方移動した前記上部材により押し込まれて前記本体筒から脱落する下部材と、を備え、前記上部材は、有色の合成樹脂材料で形成され、前記下部材は、有色透明な合成樹脂材料で形成され、前記強磁性体は、前記上部材および前記下部材に各別に設けられ、前記上部材が前記本体筒から脱落するときの前記中皿の上方移動量が、前記下部材が前記本体筒から脱落するときの前記中皿の上方移動量より大きくてもよい。
上部材が本体筒から脱落するときの中皿の上方移動量が、下部材が本体筒から脱落するときの中皿の上方移動量より大きいので、中皿が上方移動する過程において、下部材が本体筒から脱落した後に、上部材が本体筒から脱落することとなる。
この際、強磁性体が、上部材および下部材に各別に設けられているので、上部材および下部材が、容器本体の底部の上面に向けてほぼ真直ぐ落下することとなり、上部材および下部材が、底部に形成された窓孔に対して位置ずれするのを抑制することができる。
また、下部材が、有色透明な合成樹脂材料で形成されているので、本体筒から脱落して、下部材の上面に重ね合わさった有色の上部材を、窓孔および下部材を通して視認することが可能になり、本体筒から下部材だけ脱落したときと、上部材および下部材の双方が本体筒から脱落したときと、で窓孔を通して見える色、若しくは色の濃淡等が異なることとなり、例えば、容器本体内の内容物の残量が少なくなったときと、無くなったときと、を窓孔を通して視認すること等ができる。
前記窓孔は、前記底部を上下方向に貫き、前記底部の上面に、前記窓孔を閉塞し、かつ有色透明なシート部材が固定されてもよい。
底部の上面に、有色透明なシート部材が固定されているので、本体筒から脱落して、シート部材の上面に重ね合わさった有色透明の下部材を、窓孔およびシート部材を通して視認することが可能になり、本体筒から下部材が脱落する前後で、窓孔を通して見える色、若しくは色の濃淡等が異なることとなり、容器本体内の内容物の残量が少なくなったときを確実に判別させることができるとともに、窓孔を通して底部内にゴミが進入するのを抑制することができる。
この発明によれば、外観の見映えの悪化を抑えつつ、内容物の残量を視認することができる。
一実施形態として示した吐出容器の縦側面図である。 図1において中皿が上方移動しシリンダに当接した状態を示す図である。 図2から中皿が上昇し下部材が本体筒から脱落した状態を示す図である。 図3から中皿が上昇し上部材が本体筒から脱落した状態を示す図である。
以下、図面を参照し、吐出容器1の一実施形態について説明する。
吐出容器1は、図1に示されるように、口部14、胴部12および底部16を有するとともに、内容物が収容される有底筒状の容器本体11と、容器本体11の胴部12内に摺動可能に嵌合された中皿13と、容器本体11の口部14に装着されたポンプ15と、を備えている。
以下、容器本体11の中心軸線Oに沿って口部14側を上側、底部16側を下側といい、中心軸線Oに沿う方向を上下方向といい、上下方向から見て、中心軸線Oに交差する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体11のうち、胴部12および口部14は一体に形成され、底部16は、有底筒状に形成されるとともに、胴部12の下端部に嵌合されて固定されている。
ポンプ15は、下端開口が容器本体11内に位置するシリンダ17と、シリンダ17から上方に向けて延び、上方付勢状態で下方移動可能に設けられたステム18と、ステム18の上端部に装着され、内容物の吐出孔19aが形成された押下ヘッド19と、シリンダ17内に上下摺動可能に嵌合された不図示のピストンと、を備えている。
シリンダ17、ステム18、押下ヘッド19、およびピストンは、中心軸線Oと同軸に配設されている。シリンダ17の下端部は、胴部12の上部内に位置している。
中皿13は、胴部12内に上方移動可能に嵌合された本体筒21と、本体筒21に離脱可能に取付けられ、中皿13が上方移動したときに、シリンダ17に押し込まれて本体筒21から脱落する分離部材22と、を備えている。
本体筒21は、表裏面が上下方向を向く押上げ壁28を備えている。図示の例では、押上げ壁28は、本体筒21の上端部に形成されており、本体筒21は、頂壁に押上げ壁28を有する有頂筒状に形成されている。押上げ壁28は、環状に形成され、中心軸線Oと同軸に配設されている。押上げ壁28の下面における開口周縁部に、下方に向けて延びる筒体29が形成されている。
なお、押上げ壁28は、本体筒21のうち、下端部、若しくは上下方向の中間部に形成されてもよい。
分離部材22は、中皿13が上方移動したときにシリンダ17に当接する上部材25と、シリンダ17に押し込まれて下方移動した上部材25により押し込まれて本体筒21から脱落する下部材26と、を備えている。分離部材22は、容器本体11の底部16の上面から上方に離れている。
上部材25は、筒体29内に下方に向けて離脱可能に液密に嵌合された嵌合筒31と、嵌合筒31の下端部から径方向の外側に向けて突出し、周方向の全長にわたって連続して延びるフランジ部32と、を備えている。
フランジ部32は、筒体29の下方に位置している。
嵌合筒31は有頂筒状に形成され、頂壁の上面に連通凹部33が形成されている。連通凹部33は、中皿13が上方移動し、上部材25がシリンダ17の下端開口縁に当接したときに、容器本体11内のうち、中皿13より上方に位置する部分と、シリンダ17の下端開口と、を連通する。連通凹部33は、中心軸線Oと同軸に配設され、連通凹部33の内径は、シリンダ17の下端部の外径より大きくなっている。
連通凹部33の底面に、上方に向けて突出し、中皿13が上方移動したときに、シリンダ17の下端開口縁に突き当たる突起33aが、周方向に間隔をあけて複数形成されている。突起33aは、表裏面が周方向を向く板状に形成されている。突起33aは、連通凹部33の底面のうち、シリンダ17の下端開口と上下方向で対向する部分を回避して設けられている。
上部材25は、有色の合成樹脂材料で形成されている。下部材26は、有色透明な合成樹脂材料で形成されている。下部材26は、板状に形成されている。
上部材25および下部材26が上方から下方に向けてこの順に重ね合わさった状態で、下部材26の下方から視認される色彩が、下部材26単体を見たときの色彩と異なれば、上部材25および下部材26は、同じ濃さで同じ色であってもよいし、異なる濃さで異なる色であってもよい。
上部材25および下部材26に、強磁性体23が各別に設けられている。強磁性体23は、上部材25および下部材26に各別に固着されている。強磁性体23は、中心軸線Oと同軸に配設されている。強磁性体23は、鉄系の金属材料で形成されている。強磁性体23は、表裏面が上下方向を向く板状に形成されている。
上部材25に設けられた強磁性体23は、嵌合筒31の下端開口を閉塞している。上部材25に設けられた強磁性体23の下面は、フランジ部32の下面と段差無く連なっている。下部材26に設けられた強磁性体23の下面は、下部材26の下面と段差無く連なっている。
ここで、上部材25の嵌合筒31の上端部には、筒体29内に液密に嵌合された環状突起31aが形成されるとともに、筒体29の内周面の下端部には、凹部29aが形成されている。環状突起31aは、凹部29aから上方に離れている。凹部29aは、筒体29の下端開口縁に開口している。
下部材26の外周縁部は、本体筒21の内周面に形成された係止突起21aにアンダーカット嵌合され、係止突起21aに当接、若しくは近接している。
以上より、図2および図3に示されるように、中皿13が上方移動し、上部材25がシリンダ17の下端開口縁に押し込まれる過程において、上部材25の環状突起31aが、筒体29の凹部29aに到達する前に、下部材26が、上部材25に押し込まれ、本体筒21の係止突起21aを下方に乗り越える。すなわち、上部材25が本体筒21から脱落するときの中皿13の上方移動量が、下部材26が本体筒21から脱落するときの中皿13の上方移動量より大きくなっている。
容器本体11の底部16には、強磁性体23と上下方向で対向する磁石24が設けられるとともに、本体筒21から脱落した分離部材22を視認可能な窓孔16aが形成されている。
磁石24は、表裏面が上下方向を向く板状に形成され、底部16における径方向の中央部に設けられている。磁石24の上面は、底部16の上面と段差無く連なっている。
窓孔16aは、底部16を上下方向に貫いている。窓孔16aは、上部材25のフランジ部32の下面と、下部材26を介して上下方向で対向している。
底部16の上面に、窓孔16aを閉塞し、かつ有色透明なシート部材27が固定されている。シート部材27は、磁石24の上面を覆っている。シート部材27の色は、例えば下部材26の色に対して薄く、かつ異なっている。下部材26およびシート部材27が上方から下方に向けてこの順に重ね合わさった状態で、シート部材27の下方から視認される色彩が、シート部材27単体を見たときの色彩と異なれば、下部材26およびシート部材27は、同じ濃さで同じ色であってもよいし、異なる濃さで異なる色であってもよい。
次に、以上のように構成された吐出容器1の作用について説明する。
押下ヘッド19を押下すると、ステム18がピストンとともに下方移動し、シリンダ17内が加圧され、シリンダ17内の内容物が、ステム18内を上昇して吐出孔19aから吐出される。
押下ヘッド19の押下を解除すると、ステム18およびピストンが上方に向けて復元移動し、シリンダ17内が負圧になり、容器本体11の内容物が、シリンダ17内にシリンダ17の下端開口を通して供給される。このときの容器本体11内の内容物の減少量に応じて、中皿13が胴部12内を上方移動する。
以上の過程において、下部材26が、本体筒21から脱落して容器本体11の底部16の上面に到達するまでは、窓孔16aから視認される色、若しくは色の濃淡等に変化は無い。
中皿13が胴部12内を上方移動して、図2に示されるように、シリンダ17の下端部が、本体筒21の筒体29内に進入し、シリンダ17の下端開口縁が、上部材25の突起33aに突き当たった後に、さらに、中皿13が上方移動すると、上部材25の環状突起31aが、筒体29の内周面を下方に向けて摺動し、凹部29aに到達するまでに、上部材25が下部材26を押し込んで、下部材26が係止突起21aを下方に乗り越える。
これにより、図3に示されるように、下部材26が、本体筒21から脱落して容器本体11の底部16の上面に到達する。この際、下部材26に設けられた強磁性体23が、底部16に設けらた磁石24に磁着されるとともに、下部材26が底部16に設けらたシート部材27に載置され、下部材26がシート部材27を介して窓孔16aを覆う。これにより、窓孔16aを通して、下部材26の色彩を視認することができる。
さらに、中皿13が上方移動すると、上部材25の環状突起31aが、筒体29の内周面の凹部29aに到達し、図4に示されるように、上部材25が、本体筒21から脱落して、すでに脱落している下部材26の上面に到達する。この際、上部材25に設けられた強磁性体23が、底部16に設けらた磁石24に、下部材26に設けられた強磁性体23を介して磁着されるとともに、上部材25が下部材26およびシート部材27を介して窓孔16aを覆う。これにより、窓孔16aを通して、下部材26および上部材25が上下方向に重ね合わさった状態の色彩を視認することができる。この際、本体筒21の押上げ壁28が、容器本体11の内面に上下方向で突当り、中皿13のこれ以上の上方移動が規制される。
以上説明したように、本実施形態による吐出容器1によれば、中皿13が、本体筒21および分離部材22を備えているので、容器本体11内の内容物の減少に伴い、中皿13が胴部12内を上方移動したときに、分離部材22が、シリンダ17に押し込まれて本体筒21から脱落する。
この際、分離部材22に強磁性体23が設けられ、かつ容器本体11の底部16に強磁性体23と上下方向で対向する磁石24が設けられているので、分離部材22が、容器本体11の底部16の上面に向けてほぼ真直ぐ落下することとなり、分離部材22が、底部16に形成された窓孔16aに対して位置ずれするのを抑制することができる。
以上より、中皿13が胴部12内を上方移動し、容器本体11の内容物の残量が少なくなったときに、本体筒21から脱落した分離部材22を、窓孔16aを通して容器本体11の外部から視認することにより、内容物の残量を視認することができる。
窓孔16aが、容器本体11の胴部12ではなく底部16に形成されているので、外観の見映えの悪化を抑えることができる。
上部材25が本体筒21から脱落するときの中皿13の上方移動量が、下部材26が本体筒21から脱落するときの中皿13の上方移動量より大きいので、中皿13が上方移動する過程において、下部材26が本体筒21から脱落した後に、上部材25が本体筒21から脱落することとなる。
この際、強磁性体23が、上部材25および下部材26に各別に設けられているので、上部材25および下部材26が、容器本体11の底部16の上面に向けてほぼ真直ぐ落下することとなり、上部材25および下部材26が、底部16に形成された窓孔16aに対して位置ずれするのを抑制することができる。
また、下部材26が、有色透明な合成樹脂材料で形成されているので、本体筒21から脱落して、下部材26の上面に重ね合わさった有色の上部材25を、窓孔16aおよび下部材26を通して視認することが可能になり、本体筒21から下部材26だけ脱落したときと、上部材25および下部材26の双方が本体筒21から脱落したときと、で窓孔16aを通して見える色、若しくは色の濃淡等が異なることとなり、例えば、容器本体11内の内容物の残量が少なくなったときと、無くなったときと、を窓孔16aを通して視認すること等ができる。
底部16の上面に、有色透明なシート部材27が固定されているので、本体筒21から脱落して、シート部材27の上面に重ね合わさった有色透明の下部材26を、窓孔16aおよびシート部材27を通して視認することが可能になり、本体筒21から下部材26が脱落する前後で、窓孔16aを通して見える色、若しくは色の濃淡等が異なることとなり、容器本体11内の内容物の残量が少なくなったときを確実に判別させることができるとともに、窓孔16aを通して底部16内にゴミが進入するのを抑制することができる。
なお、本発明の技術範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、分離部材22が、上部材25および下部材26を備える構成を示したが、上部材25および下部材26のうちのいずれか一方のみ備える構成を採用してもよい。
上部材25は、有色透明の合成樹脂材料で形成されてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記実施形態および変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 吐出容器
11 容器本体
12 胴部
13 中皿
14 口部
15 ポンプ
16 底部
16a 窓孔
17 シリンダ
18 ステム
19 押下ヘッド
19a 吐出孔
21 本体筒
22 分離部材
23 強磁性体
24 磁石
25 上部材
26 下部材
27 シート部材

Claims (3)

  1. 内容物が収容される有底筒状の容器本体と、
    前記容器本体の胴部内に上方移動可能に嵌合された中皿と、
    前記容器本体の口部に装着されたポンプと、を備え、
    前記ポンプは、
    下端開口が前記容器本体内に位置するシリンダと、
    前記シリンダから上方に向けて延び、上方付勢状態で下方移動可能に設けられたステムと、
    前記ステムの上端部に装着され、内容物の吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備え、
    前記中皿は、
    前記胴部内に上方移動可能に嵌合された本体筒と、
    前記本体筒に離脱可能に取付けられ、前記中皿が上方移動したときに、前記シリンダに押し込まれて前記本体筒から脱落する分離部材と、を備え、
    前記分離部材に強磁性体が設けられ、
    前記容器本体の底部に、前記強磁性体と上下方向で対向する磁石が設けられるとともに、前記本体筒から脱落した前記分離部材を視認可能な窓孔が形成されている、吐出容器。
  2. 前記分離部材は、
    前記中皿が上方移動したときに前記シリンダに当接する上部材と、
    前記シリンダに押し込まれて下方移動した前記上部材により押し込まれて前記本体筒から脱落する下部材と、を備え、
    前記上部材は、有色の合成樹脂材料で形成され、
    前記下部材は、有色透明な合成樹脂材料で形成され、
    前記強磁性体は、前記上部材および前記下部材に各別に設けられ、
    前記上部材が前記本体筒から脱落するときの前記中皿の上方移動量が、前記下部材が前記本体筒から脱落するときの前記中皿の上方移動量より大きい、請求項1に記載の吐出容器。
  3. 前記窓孔は、前記底部を上下方向に貫き、
    前記底部の上面に、前記窓孔を閉塞し、かつ有色透明なシート部材が固定されている、請求項2に記載の吐出容器。
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