JP2023124042A - 直動案内ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】高い密封性能を維持しながら円滑なスライダの摺動運動を確保することができる直動案内ユニットを提供する。【解決手段】直動案内ユニット10aは、第1軌道面16a,16b,16c,16dを有するレール11aと、レール11aに相対移動可能に取り付けられるスライダ21aと、複数の転動体と、を備える。スライダ21aは、ケーシング22aと、エンドキャップ23aと、エンドシール27aと、を含む。エンドシール27aは、長手方向の一方側において外方側に露出し、レール11aと接触する第1リップ部51aと、第1リップ部51aよりも内方側に配置され、レール11aと接触する第2リップ部52aと、を含む。第2リップ部52aにおいて、第1軌道面16a,16b,16c,16dに対向する第1領域61aにおける締め代は、第1軌道面16a,16b,16c,16d以外の面に対向する第2領域62aにおける締め代よりも大きい。【選択図】図5
Description
本開示は、直動案内ユニットに関するものである。
案内レールと、スライダと、転動体と、を含むリニアガイド装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に開示のリニアガイド装置は、案内レールの上面および両側面とスライダとの間を密封するサイドシールを含む。
レールとスライダとの間の密封性は高い方が好ましい。また、高い密封性能を維持しながら円滑なスライダの摺動運動を確保することが望まれる。特許文献1に開示のリニアガイド装置では、このような要望に十分に対応することができない。
そこで、高い密封性能を維持しながら円滑なスライダの摺動運動を確保することができる直動案内ユニットを提供することを目的の1つとする。
本開示に従った直動案内ユニットは、長手方向に延びる第1軌道面を有するレールと、レールに相対移動可能に取り付けられ、第1軌道面に対向する第2軌道面を有するスライダと、第1軌道面と第2軌道面とから構成される軌道路を転動する複数の転動体と、を備える。スライダは、軌道路と並行する第1循環路が設けられ、第2軌道面を含むケーシングと、ケーシングの長手方向の一方側に配置され、軌道路と第1循環路とを接続する第2循環路が設けられるエンドキャップと、長手方向に見てケーシングの外形形状に沿った形状を有し、エンドキャップの長手方向の一方側に配置され、スライダとレールとの間の隙間を密封するエンドシールと、を含む。ケーシングは、レールの幅方向の両側に配置される一対のケーシング袖部と、一対の袖部のそれぞれと連結されるケーシングベース部と、を含む。エンドシールは、長手方向の一方側において外方側に露出し、レールと接触する第1リップ部と、第1リップ部よりも内方側に配置され、レールと接触する第2リップ部と、を含む。第2リップ部おいて、第1軌道面に対向する第1領域における締め代は、第1軌道面以外の面に対向する第2領域における締め代よりも大きい。
上記直動案内ユニットによれば、高い密封性能を維持しながら円滑なスライダの摺動運動を確保することができる。
[実施形態の概要]
本開示の直動案内ユニットは、長手方向に延びる第1軌道面を有するレールと、レールの幅方向の両側に配置される一対の袖部と、一対の袖部のそれぞれと連結されるベース部と、を含み、レールに相対移動可能に取り付けられ、第1軌道面に対向する第2軌道面を有するスライダと、第1軌道面と第2軌道面とから構成される軌道路を転動する複数の転動体と、を備える。スライダは、軌道路と並行する第1循環路が設けられ、第2軌道面を含むケーシングと、ケーシングの長手方向の一方側に配置され、軌道路と第1循環路とを接続する第2循環路が設けられるエンドキャップと、長手方向に見てケーシングの外形形状に沿った形状を有し、エンドキャップの長手方向の一方側に配置され、スライダとレールとの間の隙間を密封するエンドシールと、を含む。エンドシールは、長手方向の一方側において外方側に露出し、レールと接触する第1リップ部と、第1リップ部よりも内方側に配置され、レールと接触する第2リップ部と、を含む。第2リップ部において、第1軌道面に対向する第1領域における締め代は、第1軌道面以外の面に対向する第2領域における締め代よりも大きい。
本開示の直動案内ユニットは、長手方向に延びる第1軌道面を有するレールと、レールの幅方向の両側に配置される一対の袖部と、一対の袖部のそれぞれと連結されるベース部と、を含み、レールに相対移動可能に取り付けられ、第1軌道面に対向する第2軌道面を有するスライダと、第1軌道面と第2軌道面とから構成される軌道路を転動する複数の転動体と、を備える。スライダは、軌道路と並行する第1循環路が設けられ、第2軌道面を含むケーシングと、ケーシングの長手方向の一方側に配置され、軌道路と第1循環路とを接続する第2循環路が設けられるエンドキャップと、長手方向に見てケーシングの外形形状に沿った形状を有し、エンドキャップの長手方向の一方側に配置され、スライダとレールとの間の隙間を密封するエンドシールと、を含む。エンドシールは、長手方向の一方側において外方側に露出し、レールと接触する第1リップ部と、第1リップ部よりも内方側に配置され、レールと接触する第2リップ部と、を含む。第2リップ部において、第1軌道面に対向する第1領域における締め代は、第1軌道面以外の面に対向する第2領域における締め代よりも大きい。
本開示の直動案内ユニットによると、一対の袖部およびそれぞれの袖部に接続されるベール部を含むスライダは、レールに対して一対の袖部が跨ぐようにして取り付けられる。そして、スライダに含まれるエンドシールにより、レールの上面とレールの両側面とを密封することができる。ここで、エンドシールは、第1リップ部と、第2リップ部と、を含むため、密封性能の向上を図ることができる。
ここで、本発明者らは、上記構成を有するスライダおよびレールを含む直動案内ユニットにおいて、弾性を有するエンドシールについて、ゴムの弾性力によりエンドシールがレールの上面側に引っ張られてエンドシールが変位し、その結果、密封性能を低下させていることを見出した。そして、エンドシールに設ける締め代について鋭意検討し、本開示の着想を得るに至った。本開示の直動案内ユニットによると、第1領域における締め代は、第2領域における締め代よりも小さいため、エンドシールの変位量を低減することができる。したがって、このような直動案内ユニットによると、高い密封性能を維持しながら円滑なスライダの摺動運動を確保することができる。
本開示の直動案内ユニットは、長手方向に延びる第1軌道面を有するレールと、レールの幅方向の両側に配置される一対の袖部と、一対の袖部のそれぞれと連結されるベース部と、を含み、レールに相対移動可能に取り付けられ、第1軌道面に対向する第2軌道面を有するスライダと、第1軌道面と第2軌道面とから構成される軌道路を転動する複数の転動体と、を備える。スライダは、軌道路と並行する第1循環路が設けられ、第2軌道面を含むケーシングと、ケーシングの長手方向の一方側に配置され、軌道路と第1循環路とを接続する第2循環路が設けられるエンドキャップと、長手方向に見てケーシングの外形形状に沿った形状を有し、エンドキャップの長手方向の一方側に配置され、スライダとレールとの間の隙間を密封するエンドシールと、を含む。エンドシールは、長手方向の一方側において外方側に露出し、レールと接触する第1リップ部と、第1リップ部よりも内方側に配置され、レールと接触する第2リップ部と、を含む。第2リップ部において、第1軌道面に対向する第1領域にのみ締め代が設けられている。
このような直動案内ユニットによると、第2リップ部において、第1軌道面に対向する第1領域にのみ締め代が設けられているため、高い密封性能を維持しながらより円滑なスライダの摺動運動を確保することができる。
上記直動案内ユニットにおいて、エンドシールの材質は、ニトリルゴム(NBR)、フッ素ゴム(FKM)または水素化ニトリルゴム(HNBR)であってもよい。エンドシールの材質としてニトリルゴムを採用することにより、シール部品として要求される圧縮永久ひずみ、引っ張り強さ、耐摩耗性を比較的良好にすることができる。エンドシールの材質としてフッ素ゴムを採用することにより、例えば直動案内ユニットが特殊環境下において使用される際に、耐油性、耐薬品性、耐候性、耐オゾン性等を良好にすることができる。エンドシールの材質として水素化ニトリルゴムを採用することにより、ニトリルゴムを採用した場合に比べて耐熱性、耐油性、耐候性を良好にすることができる。
上記直動案内ユニットにおいて、第1領域における締め代と、第1リップ部における締め代とは、等しくてもよい。このようにすることにより、密封性能の向上を図ることができる。
[実施形態の具体例]
次に、本開示の直動案内ユニットの具体的な実施の形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
次に、本開示の直動案内ユニットの具体的な実施の形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
まず、本開示の実施の形態である実施の形態1について説明する。図1は、本開示の実施の形態1における直動案内ユニットを示す概略斜視図である。図2は、図1に示す直動案内ユニットの一部の部材を省略して示す概略正面図である。図3は、図2中の矢印III-IIIで示す断面で切断した場合の概略断面図である。なお、図1および以下に示す図において、X方向は、直動案内ユニットの幅方向である短手方向を示し、Y方向は、直動案内ユニットの長手方向を示し、Z方向は、直動案内ユニットの厚さ方向(高さ方向)を示す。X方向、Y方向およびZ方向はそれぞれ、直交している。図2は、矢印Yで示す向きから見た図である。なお、理解を容易にする観点から、図2および図3において、後述するローラの一部の図示を省略している。
まず、本開示の実施の形態である実施の形態1について説明する。図1は、本開示の実施の形態1における直動案内ユニットを示す概略斜視図である。図2は、図1に示す直動案内ユニットの一部の部材を省略して示す概略正面図である。図3は、図2中の矢印III-IIIで示す断面で切断した場合の概略断面図である。なお、図1および以下に示す図において、X方向は、直動案内ユニットの幅方向である短手方向を示し、Y方向は、直動案内ユニットの長手方向を示し、Z方向は、直動案内ユニットの厚さ方向(高さ方向)を示す。X方向、Y方向およびZ方向はそれぞれ、直交している。図2は、矢印Yで示す向きから見た図である。なお、理解を容易にする観点から、図2および図3において、後述するローラの一部の図示を省略している。
図1~図3を参照して、本開示の実施の形態1に係る直動案内ユニット10aは、軌道レールであるレール11aと、スライダ21aと、転動体としての複数のローラ20a,20b,20c,20dと、を含む。レール11aは、長手方向であるY方向に真っ直ぐに延びる構成である。実施の形態1に係る直動案内ユニット10aは、転動体として複数のローラ20a,20b,20c,20dを含むことにより、例えば転動体がボールである場合と比較して、サイズをコンパクトにしながら定格荷重を大きくすることができる。本実施形態においては、直動案内ユニット10aは、いわゆる4条列の直動案内ユニットである。
まず、レール11aの構成について説明する。レール11aは、Z方向に間隔をあけて配置されるレール上端面12aおよびレール下端面12bと、X方向に間隔をあけて配置される第1レール側面13aおよび第2レール側面13bと、Y方向に間隔をあけて配置されるレール前端面14aおよびレール後端面14bと、を含む。すなわち、レール11aは、長手方向に沿ってそれぞれ平行に延びる第1レール側面13aおよび第2レール側面13bを含む。レール11aは、長手方向に互いに平行に延びる一対の第1軌道溝15a,15bを有する。第1軌道溝15aは、第1レール側面13aに設けられる。第1軌道溝15bは、第2レール側面13bに設けられる。このような構成のレール11aを含む直動案内ユニット10aは、より確実に小型化を実現することができる。
第1軌道溝15aは、第1軌道面16a,16bと、側壁面17aと、から構成されている。第1軌道面16aは、X-Y平面に対して傾斜しており、レール上端面12a側に設けられている。第1軌道面16bは、X-Y平面に対して傾斜しており、レール下端面12b側に設けられている。側壁面17aは、第1軌道面16aおよび第1軌道面16bのそれぞれに連なって設けられている。第1軌道溝15bも第1軌道溝15aと同様に、第1軌道面16c,16dと、側壁面17bと、から構成されている。第1軌道面16cは、X-Y平面に対して傾斜しており、レール上端面12a側に設けられている。第1軌道面16dは、X-Y平面に対して傾斜しており、レール下端面12b側に設けられている。側壁面17bは、第1軌道面16cおよび第1軌道面16dのそれぞれに連なって設けられている。すなわち、レール11aは、長手方向に延びる第1軌道面16a,16b,16c,16dを含む。このようなレール11aを含む直動案内ユニット10aは、工作機械や組み立て装置、搬送機械等に好適に用いられる。
レール11aには、レール上端面12aからレール下端面12bに至るようZ方向に貫通する複数の貫通孔18が設けられる。複数の貫通孔18は、Y方向において間隔をあけて設けられる。貫通孔18は、例えば直動案内ユニット10aの使用時において、レール11aを所定の箇所に取り付ける際にそれぞれ有効に利用される。
次に、スライダ21aの構成について説明する。スライダ21aは、レール11aに相対移動可能に取り付けられる。スライダ21aは、レール11aの幅方向の両側に配置される一対の袖部28a,28bと、一対の袖部28a,28bのそれぞれと連結されるベース部29aと、を含む。一対の袖部28a,28bは、X方向に間隔をあけて配置される。ベース部29aは、スライダ21aをレール11aに取り付けた際に、レール上端面12aと対向する領域を含む。一対の袖部28a,28bとベース部29aとの境界L1は、図2中のX方向に延びる一点鎖線で示される。スライダ21aには、Z方向に凹む凹部24aが設けられている。スライダ21aは、この凹部24aにレール11aが嵌め込まれるようにして取り付けられている。すなわち、スライダ21aは、レール11aに摺動可能に跨架される。本実施形態においては、スライダ21aは、レール11aに跨るように取り付けられ、Y方向に移動可能な構成である。
スライダ21aは、ケーシング22aと、一対のエンドキャップ23a,23b、具体的には、第1のエンドキャップ23aと、第2のエンドキャップ23bと、一対のエンドシール27a,27b、具体的には、第1のエンドシール27aと、第2のエンドシール27bと、ローラ20a,20b,20c,20dをケーシング22aに保持させる保持部材41a,41bと、を含む。第1のエンドキャップ23aは、ケーシング22aの長手方向の一方側、具体的には、長手方向においてケーシング22aのうちのレール前端面14a側に配置される。第2のエンドキャップ23bは、ケーシング22aの長手方向の他方側、具体的には、長手方向においてケーシング22aのうちのレール後端面14b側に配置される。すなわち、スライダ21aは、ケーシング22aの長手方向の両側に配置される一対のエンドキャップ23a,23bを含む。第1のエンドキャップ23aには、Y方向に貫通する貫通孔が設けられている。第1のエンドキャップ23aおよび第2のエンドキャップ23bは共に、長手方向を厚さ方向としたいわゆる板状である。第1のエンドキャップ23aは、貫通孔を利用して、複数のボルト26a,26b,26c,26dによりケーシング22aに連結されている。第2のエンドキャップ23bは、貫通孔を利用して、複数のボルトによりケーシング22aに連結されている。
保持部材41aは、保持板42aと、保持バンド43aと、を含む。保持板42aは、ローラ20a,20bの他方側に位置する第2端面と接触してローラ20a,20bを案内する第2案内面を含む。また、保持板42aは、保持バンド43aを収容するように凹む溝部を含む。保持部材41bも保持部材41aと同様に、保持板42bと、保持バンド43bと、を含む。保持板42bの構成についても、保持板42aの構成と同様である。すなわち、保持板42bは、ローラ20c,20dの他方側に位置する第2端面と接触してローラ20c,20dを案内する第2案内面を含む。また、保持板42bは、保持バンド43bを収容するように凹む溝部を含む。
エンドシール27aは、第1のエンドキャップ23aの長手方向の一方側に配置される。エンドシール27bは、第2のエンドキャップ23bの長手方向の他方側に配置される。スライダ21aはさらに、潤滑油を付与する潤滑部材を含む。エンドシール27aおよび潤滑部材は、ボルト26a,26b,26c,26dにより第1のエンドキャップ23aと共にケーシング22aに取り付けられている。エンドシール27aの場合と同様に、エンドシール27bおよび潤滑部材は、複数のボルトにより第2のエンドキャップ23bと共にケーシング22aに取り付けられている。エンドシール27aの構成については、後に詳述する。なお、ケーシング22aにはZ方向に貫通し、それぞれ内周面にねじ溝が形成された複数の貫通孔25が設けられている。複数の貫通孔25は、本実施形態においては6つ設けられている。6つの貫通孔25はそれぞれ、X方向およびY方向にそれぞれ間隔をあけて設けられており、例えばスライダ21aと他の部材とを連結する際に利用される。
ケーシング22aは、第1軌道面16a,16b,16c,16dにそれぞれ対向する第2軌道面32a,32b,32c,32dを含む。ローラ20aが転動する軌道路31aは、第1軌道面16aと第2軌道面32aとから構成される。ローラ20bが転動する軌道路31bは、第1軌道面16bと第2軌道面32bとから構成される。ローラ20cが転動する軌道路31cは、第1軌道面16cと第2軌道面32dとから構成される。ローラ20dが転動する軌道路31dは、第1軌道面16dと第2軌道面32dとから構成される。
ケーシング22aには、軌道路31a,31b,31c,31dとそれぞれ並行する第1循環路33a,33b,33c,33dが設けられている。第1循環路33a,33b,33c,33dは、リターン路とも呼ばれる。第1循環路33a内には、第1分割部材35aおよび第2分割部材36aを組み合わせて形成される中空円筒状のスリーブ34aが配置されている。スリーブ34a内を複数のローラ20aが移動する。同様に、第1循環路33b内には、第1分割部材35bおよび第2分割部材36bを組み合わせて形成される中空円筒状のスリーブ34bが配置されている。第1循環路33c内には、第1分割部材35cおよび第2分割部材36cを組み合わせて形成される中空円筒状のスリーブ34cが配置されている。第1循環路33d内には、第1分割部材35dおよび第2分割部材36dを組み合わせて形成される中空円筒状のスリーブ34dが配置されている。ケーシング22aは、ローラ20a,20b,20c,20dの一方側に位置する第1端面と接触してローラ20a,20b,20c,20dを案内する第1案内面を含む。
第1のエンドキャップ23aには、第2循環路37aが設けられている(特に図3参照)。第2のエンドキャップ23bには、第2循環路38aが設けられている。第2循環路37a,38aはそれぞれ、方向転換路とも呼ばれる。第2循環路37a,38aはそれぞれ、軌道路31aと第1循環路33aとを接続する。複数のローラ20aは、軌道路31a、第2循環路37a、第1循環路33aおよび第2循環路38aによって構成される環状路を循環している。なお、複数のローラ20bは、軌道路31b、第1のエンドキャップ23aの第2循環路、第1循環路33bおよび第2のエンドキャップ23bの第2循環路によって構成される環状路を循環している。複数のローラ20cは、軌道路31c、第1のエンドキャップ23aの第2循環路、第1循環路33cおよび第2のエンドキャップ23bの第2循環路によって構成される環状路を循環している。複数のローラ20dは、軌道路31d、第1のエンドキャップ23aの第2循環路、第1循環路33dおよび第2のエンドキャップ23bの第2循環路によって構成される環状路を循環している。
ここで、エンドシール27a(第1のエンドシール)の構成について詳述する。図4は、エンドシール27aをY-Z平面に平行な面で、X方向の中央で切断した場合のエンドシール27aの概略断面図である。なお、エンドシール27b(第2のエンドシール)の構成については、エンドシール27aの構成と同様であるため、その説明を省略する。
エンドシール27aは、ゴム製である。エンドシール27aの材質は、ニトリルゴム(NBR)、フッ素ゴム(FKM)または水素化ニトリルゴム(HNBR)である。エンドシール27aの材質としてニトリルゴムを採用することにより、シール部品として要求される圧縮永久ひずみ、引っ張り強さ、耐摩耗性を比較的良好にすることができる。エンドシール27aの材質としてフッ素ゴムを採用することにより、例えば直動案内ユニット10aが特殊環境下において使用される際に、耐油性、耐薬品性、耐候性、耐オゾン性等を良好にすることができる。エンドシール27aの材質として水素化ニトリルゴムを採用することにより、ニトリルゴムを採用した場合に比べて耐熱性、耐油性、耐候性を良好にすることができる。本実施形態においては、エンドシール27aの材質は、ニトリルゴムである。
エンドシール27aは、第1リップ部51aと、第2リップ部52aと、板状部53aと、を含む。板状部53aは、Y方向を厚さ方向とする平板状であって、X-Z平面に平行に配置される。板状部53aには、厚さ方向に貫通する貫通孔54aが設けられている。また、板状部53aには、厚さ方向に凹む窪み55aが設けられており、この窪み55a内に潤滑部材56aが配置される。
第1リップ部51aは、板状部53aの厚さ方向の一方側に突出すると共に、レール11a側にも突出する構成である。第1リップ部51aは、エンドシール27aの取り付け時において、レール上端面12a、第1レール側面13aの一部および第2レール側面13bの一部と弾性変形をしてニップ部57aにおいて接触する。また、第1リップ部51aは、エンドシール27aの取り付け時において、外方側に露出する。
第2リップ部52aは、板状部53aの厚さ方向の他方側に突出すると共に、レール11a側にも突出する構成である。また、第2リップ部52aは、第1リップ部51aとY方向に間隔をあけて形成される。第2リップ部52aは、エンドシール27aの取り付け時において、レール上端面12a、第1レール側面13aの一部および第2レール側面13bの一部と弾性変形をしてニップ部58aにおいて接触する。また、第2リップ部52aは、エンドシール27aの取り付け時において、外方側に露出せず、外部からは視認できない構成である。エンドシール27aの取り付け時において、第1リップ部51aと第2リップ部52aとのY方向の間には、空間59aが形成される。このような構成のエンドシール27aは、いわゆるダブルリップ構造を採用するものであり、密封性能を向上することができる。
ここで、第2リップ部52aおいて、第1軌道面16a,16b,16c,16dに対向する第1領域61aにおける締め代は、第1軌道面16a,16b,16c,16d以外の面に対向する第2領域62aにおける締め代よりも大きい。図5は、エンドシール27aを長手方向に見た概略正面図である。図5を参照して、第1領域61aが位置する領域については、一点鎖線で示され、第2領域62aが位置する領域については、二点鎖線で示される。具体的には、第1軌道面16a,16b,16c,16d以外の面は、レール11aの側壁面17a,17b、レール上端面12aを含む。さらに第1軌道面16a,16b,16c,16d以外の面は、レール上端面12aから第1軌道面16a,16cに至るまでの面、第1軌道面16a,16cから側壁面17a,17bに至るまでの面、側壁面17a,17bから第1軌道面16b,16dに至るまでの面、第1軌道面16b,16dから第1レール側面13aのうちのスライダ21aの下端面に至るまでの面および第1軌道面16b,16dから第2レール側面13bのうちのスライダ21aの下端面に至るまでの面を含む。また、本実施形態においては、第1領域61aにおける締め代と、第1リップ部51aにおける締め代とは、等しい。
図6は、第1領域61aが配置される位置におけるエンドシール27aの一部を拡大して示す拡大断面図である。なお、理解を容易にする観点から、図6および以下図7、図8に示す場合において、レール11aを破線で示している。図6を参照して、エンドシール27aが取り付けられていない状態において、第1リップ部51aの締め代、すなわち、エンドシール27aが取り付けられた状態におけるレール11aの表面19aから第1リップ部51aの先端部63aまでの長さは、長さD1で示される。このレール11aの表面19aは、例えば、第1軌道面16bに相当する。そして、第2リップ部52aの締め代、すなわち、レール11aの表面19aから第2リップ部52aの先端部64aまでの長さは、長さD2で示される。本実施形態においては、長さD1=長さD2となっている。
図7は、第2領域62aが配置される位置におけるエンドシール27aの一部を拡大して示す拡大断面図である。図7を参照して、エンドシール27aが取り付けられていない状態において、第2リップ部52aの締め代、すなわち、エンドシール27aが取り付けられた状態におけるレール11aの表面19aから第2リップ部52aの先端部65aまでの長さは、長さD3で示される。このレール11aの表面19aは、例えば、レール上端面12aに相当する。なお、第1リップ部51aの締め代、すなわち、レール11aの表面19aから第1リップ部51aの先端部65aまでの長さは、長さD1で示される。本実施形態においては、長さD1>長さD3となっている。
上記直動案内ユニット10aによると、第1領域61aにおける締め代は、第2領域62aにおける締め代よりも小さいため、エンドシール27aの変位量を低減することができる。したがって、このような直動案内ユニット10aによると、高い密封性能を維持しながら円滑なスライダ21aの摺動運動を確保することができる。
なお、有限要素法を用いたシミュレーション結果として、本開示の直動案内ユニット10aにおけるエンドシール27aの変位量は、レール11aに接触する領域に全て締め代を設けた場合と比べて4分の1以下となった。
本実施形態においては、第1領域61aにおける締め代と、第1リップ部51aにおける締め代とは、等しい。よって、密封性能の向上を図ることができる。
(実施の形態2)
次に、他の実施の形態である実施の形態2について説明する。図8は、本開示の実施の形態2における直動案内ユニットの一部を示す概略断面図である。図8を参照して、実施の形態2における直動案内ユニットに含まれるエンドシール27cは、長手方向の一方側において外方側に露出し、レール11aと接触する第1リップ部51aと、第1リップ部51aよりも内方側に配置され、レール11aと接触する第2リップ部52aと、を含む。本実施形態においては、第2リップ部52aにおいて、第1軌道面16a,16b,16c,16dに対向する第1領域61aにのみ締め代が設けられている。すなわち、第1軌道面16a,16b,16c,16d以外の面に対向する第2領域62aにおける締め代は設けられていない。より具体的には、エンドシール27cが取り付けられた状態におけるレール11aの表面19aから第2リップ部52aの先端部66aまでの長さD3=0である。
次に、他の実施の形態である実施の形態2について説明する。図8は、本開示の実施の形態2における直動案内ユニットの一部を示す概略断面図である。図8を参照して、実施の形態2における直動案内ユニットに含まれるエンドシール27cは、長手方向の一方側において外方側に露出し、レール11aと接触する第1リップ部51aと、第1リップ部51aよりも内方側に配置され、レール11aと接触する第2リップ部52aと、を含む。本実施形態においては、第2リップ部52aにおいて、第1軌道面16a,16b,16c,16dに対向する第1領域61aにのみ締め代が設けられている。すなわち、第1軌道面16a,16b,16c,16d以外の面に対向する第2領域62aにおける締め代は設けられていない。より具体的には、エンドシール27cが取り付けられた状態におけるレール11aの表面19aから第2リップ部52aの先端部66aまでの長さD3=0である。
(他の実施の形態)
なお、上記実施の形態において、転動体をローラとすることとしたが、これに限らず、転動体をボールとしてもよい。
なお、上記実施の形態において、転動体をローラとすることとしたが、これに限らず、転動体をボールとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10a 直動案内ユニット、11a レール、12a レール上端面、12b レール下端面、13a 第1レール側面、13b 第2レール側面、14a レール前端面、14b レール後端面、15a,15b 第1軌道溝、16a,16b,16c,16d 第1軌道面、17a,17b 側壁面、18,25,54a 貫通孔、19a 表面、20a,20b,20c,20d ローラ、21a スライダ、22a ケーシング、23a エンドキャップ(第1のエンドキャップ)、23b エンドキャップ(第2のエンドキャップ)、24a 凹部、26a,26b,26c,26d ボルト、27a エンドシール(第1のエンドシール)、27b エンドシール(第2のエンドシール)、28a,28b 袖部、29a ベース部、31a,31b,31c,31d 軌道路、32a,32b,32c,32d 軌道路、33a,33b,33c,33d 第1循環路、34a,34b,34c,34d スリーブ、35a,35b,35c,35d 第1分割部材、36a,36b,36c,36d 第2分割部材、37a,38a 第2循環路、41a,41b 保持部材、42a,42b 保持板、43a,43b 保持バンド、51a 第1リップ部、52a 第2リップ部、53a 板状部、55a 窪み、56a 潤滑部材、57a,58a ニップ部、59a 空間、61a 第1領域、62a 第2領域、63a,64a,65a,66a 先端部。
Claims (4)
- 長手方向に延びる第1軌道面を有するレールと、
前記レールの幅方向の両側に配置される一対の袖部と、前記一対の袖部のそれぞれと連結されるベース部と、を含み、前記レールに相対移動可能に取り付けられ、前記第1軌道面に対向する第2軌道面を有するスライダと、
前記第1軌道面と前記第2軌道面とから構成される軌道路を転動する複数の転動体と、を備え、
前記スライダは、
前記軌道路と並行する第1循環路が設けられ、前記第2軌道面を含むケーシングと、
前記ケーシングの長手方向の一方側に配置され、前記軌道路と前記第1循環路とを接続する第2循環路が設けられるエンドキャップと、
長手方向に見て前記ケーシングの外形形状に沿った形状を有し、前記エンドキャップの長手方向の一方側に配置され、前記スライダと前記レールとの間の隙間を密封するエンドシールと、を含み、
前記エンドシールは、
長手方向の一方側において外方側に露出し、前記レールと接触する第1リップ部と、
前記第1リップ部よりも内方側に配置され、前記レールと接触する第2リップ部と、を含み、
前記第2リップ部において、前記第1軌道面に対向する第1領域における締め代は、前記第1軌道面以外の面に対向する第2領域における締め代よりも大きい、直動案内ユニット。 - 長手方向に延びる第1軌道面を有するレールと、
前記レールの幅方向の両側に配置される一対の袖部と、前記一対の袖部のそれぞれと連結されるベース部と、を含み、前記レールに相対移動可能に取り付けられ、前記第1軌道面に対向する第2軌道面を有するスライダと、
前記第1軌道面と前記第2軌道面とから構成される軌道路を転動する複数の転動体と、を備え、
前記スライダは、
前記軌道路と並行する第1循環路が設けられ、前記第2軌道面を含むケーシングと、
前記ケーシングの長手方向の一方側に配置され、前記軌道路と前記第1循環路とを接続する第2循環路が設けられるエンドキャップと、
長手方向に見て前記ケーシングの外形形状に沿った形状を有し、前記エンドキャップの長手方向の一方側に配置され、前記スライダと前記レールとの間の隙間を密封するエンドシールと、を含み、
前記エンドシールは、
長手方向の一方側において外方側に露出し、前記レールと接触する第1リップ部と、
前記第1リップ部よりも内方側に配置され、前記レールと接触する第2リップ部と、を含み、
前記第2リップ部において、前記第1軌道面に対向する第1領域にのみ締め代が設けられている、直動案内ユニット。 - 前記エンドシールの材質は、ニトリルゴム、フッ素ゴムまたは水素化ニトリルゴムである、請求項1または請求項2に記載の直動案内ユニット。
- 前記第1領域における締め代と、前記第1リップ部における締め代とは、等しい、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
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