JP2023119284A - 試験装置 - Google Patents

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颯斗 椋木
Hayato Kuraki
伸二 中島
Shinji Nakajima
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract

【課題】狭小部に位置するソケットの端子と、測定端子の先端を確実かつ安全に導通可能な試験装置を提供する。【解決手段】試験装置1は、継電器52に被着される本体2と、本体2の上端面2a及び下端面2bに設けられる接触部3~6,3´~6´と、本体2が、接触部3~6,3´~6´を、本体2に対してスライド可能に保持するための複数の保持部材7を備え、接触部3~6,3´~6´は、筒体8~11,8´~11´と、筒体8~11,8´~11´に収容される導電線体12~15,12´~15´を備え、筒体8~11,8´~11´は、その途中に伸縮部16~19,16´~19´が形成され、伸縮部16~19,16´~19´は、筒体8~11,8´~11´がソケット51に当接することで収縮し、導電線体12~15,12´~15´の先端を筒体8~11,8´~11´の開口部から露出可能に構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ソケットを介して配電盤と接続される継電器の接続状態の試験に用いられる
試験装置に係り、特に、狭小部に存在するソケットの端子と、測定器に接続された測定端
子を容易に導通させて、容易かつ安全に試験を行うことができる試験装置に関する。
従来、配電盤には複数の補助継電器が接続されているが、例えばこれらを取替えた際に
は、新たな補助継電器が配電盤へ正常に接続ができているか否かを試験する必要がある。
この試験は、模擬の電圧電流発生器に接続された複数種類の測定器の各端子を地絡方向継
電器の端子に接続するものであり、複数種類の測定器として、例えば、電圧計、電流計、
位相計が使用される。よって、測定器によって電圧、電流、位相の各値が測定されるため
、接続状態の適否が判定可能となる。
しかし、測定器の各端子は、複数本のリード線を介して地絡方向継電器の端子に接続さ
れることから、リード線の配線状態を確認する作業に手間がかかるという課題があった。
このような課題を解決するため、近年、配線状態の確認を容易にすることができる端子
接続台に関する技術が開発されている。
特許文献1には「端子接続台および端子接続方法」という名称で、装置間の配線のチェ
ックを容易にする端子接続台および端子接続方法に関する発明が開示されている。
以下、特許文献1に開示された発明について説明する。特許文献1に開示された発明は
、複数の端子ブロックを備える端子接続台であって、端子ブロックは、絶縁性の本体と、
本体に設けられ、互いに電気的に接続された複数の端子と、本体の対抗面にそれぞれ設け
られ、別の本体を着脱可能に接続するための接続部とを備える。
このような構成の発明によれば、各測定器の各端子間をリード線で接続するとき、複数
のリード線を同時に端子ブロックに接続して、端子接続台を各測定器間に介在させること
ができる。これにより、各リード線が正しく接続されているかどうかをチェックする場合
、測定器の端子と端子接続台との間のリード線が正常に接続されているかどうかを目視で
チェックすればよいので、従来のように目視で順にリード線を確認していく作業を不要に
し、配線のチェックを容易にする。
特開2007-165031号公報
しかしながら、ソケットを介して配電盤に接続された継電器の、例えばリレー接点の動
作を確認するためには、ソケットの端子に、テスターのテストリード棒の先端やリード線
の先端に設けられたクリップを接触させる必要がある。そのため、端子接続台を用いるこ
とはできない。また、一種類の測定器によって、各種測定値を簡易的に測定できる場合に
は、端子接続台を用いる必要もない。
しかし、ソケットの端子は、配電盤の前面に近い奥まった位置にあり、かつソケットの
周囲に複数の継電器が別の各ソケットを介して配電盤に接続されていることから、目的の
ソケットの端子の位置を目視で確認したり、指先を接触させたりすることが困難である。
そのため、ソケットの端子にテストリード棒の先端等を接触させることに苦慮する場合が
多い。また、テストリード棒の先端等は金属製であるため、正確に目的の端子に接触させ
なければならない。目的でない端子に接触させてしまうと、短絡や地絡を引き起こし、電
気の供給に影響を及ぼすおそれがあるためである。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、狭小部に位置するソ
ケットの端子にテストリード棒の先端等を直接接触させることなく、ソケットの端子と、
テストリード棒の先端等を確実かつ安全に導通させることができる試験装置を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、配電盤にソケットを介して接続される継電器
の電気的接続状態を試験するための試験装置であって、継電器に被着される本体と、この
本体の上端面及び下端面にそれぞれ設けられる少なくとも1の接触部と、本体が、接触部
を、本体に対してスライド可能に保持するための保持部材を備え、接触部は、開口端と、
この開口端の反対端を有する筒体と、ソケットの端子に接触させる先端と、筒体の反対端
に取り付けられる後端を有し、少なくとも先端が筒体に収容される導電線体を備え、筒体
は、開口端と、反対端の間に伸縮部が形成され、伸縮部は、開口端がソケットに当接する
ことで収縮し、先端を開口端から露出可能に構成されることを特徴とする。
このような構成の発明において、本体として、例えば、継電器を内部に収容可能な四角
筒体が使用される。また、伸縮部として、筒体の開口端を、筒体の反対端から遠ざける方
向に向かって付勢する押しばねやジャバラ構造が使用される。また、筒体は、1本の連続
する筒体の途中に伸縮部が形成されるものや、2本の筒体が伸縮部を介して接続されるも
のが使用される。
上記構成の発明においては、接触部は、保持部材を介して、ソケットに接近する方向へ
スライド可能に構成される。このとき、導電線体の後端は、筒体の反対端に取り付けられ
ているため、本体と、導電線体の双方、すなわち接触部の全体がソケットに接近する。な
お、複数の接触部が設けられる場合、それぞれに保持部材が設けられるため、これらのう
ちから任意の接触部を選択してソケットに接近させることができる。
そして、導電線体の先端は、筒体に収容されていることから、筒体と、導電線体の双方
がソケットに接近すると、まず筒体の開口端がソケットに当接する。すると、筒体の伸縮
部が収縮し、導電線体の先端を開口端から露出させる。次いで、そのまま筒体と、導電線
体の双方がソケットに接近すると、導電線体の先端がソケットの端子に接触する。
この状態で、導電線体の後端に、例えば、測定器に接続された測定端子を接触させると
、ソケットの端子と、導電線体と、測定端子が導通状態となるため、測定器による測定が
可能となって、継電器の電気的接続状態を知ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、本体は、継電器の上面及び下面にそれぞれ配置さ
れる上板及び下板と、この上板及び下板を連結する連結部材と、摩擦面が形成されて上板
及び下板にそれぞれ取り付けられる摩擦部材を備え、筒体は、開口端と、反対端に、それ
ぞれ摩擦面に当接する当接部が形成されることを特徴とする。
このような構成の発明において、連結部材として、例えば、上板及び下板を貫通するボ
ルトと、このボルトのネジ先にねじ込まれるナットや、上板及び下板を貫通することなく
、これらの端面を挟持し、上板及び下板に架け渡されるクランプが使用される。
また、摩擦部材として、例えば、本体の上端面及び下端面に対し、接触部の長手方向に
直交する方向に沿って底面が取り付けられる長尺部材が考えられる。そして、摩擦面とし
て、この長尺部材の底面の反対面に形成される凹凸面が考えられる。
さらに、当接部としては、摩擦面に当接して、この摩擦面との摩擦を生じさせるような
形状であればよいが、例えば、摩擦面に直交する方向からこの摩擦面に当接可能な棒体や
板状体が考えられる。
上記構成の発明においては、第1の発明の作用に加えて、上板及び下板は、継電器をそ
の上下方向から挟持することで、継電器の上面及び下面に被着される。すなわち、本体は
、継電器の上面と下面の間の左右両側面に被着されないことから、本体が継電器の幅方向
に沿って移動し得る。
また、異なる長さの連結部材を選択することで、様々な高さ方向のサイズを有する継電
器に対しても本体が被着される。
さらに、摩擦部材と、この摩擦部材の摩擦面に当接する当接部が形成されることにより
、接触部が継電器の幅方向に沿って微少な距離毎に移動できるように調整される。
第3の発明は、上板及び下板は、連結部材が貫通する貫通孔がそれぞれ形成され、貫通
孔は、導電線体の長さ方向と直交する方向に沿って長い長孔であることを特徴とする。
このような構成の発明においては、第2の発明の作用に加えて、連結部材の上端及び下
端が貫通する貫通孔が、導電線体の長さ方向と直交する方向、すなわち継電器の幅方向に
沿って長い長孔であることから、連結部材の取付位置が継電器の幅方向に沿って調整され
る。
第4の発明は、第1乃至第3のいずれかの発明において、本体は、ソケットに対向する
対向端面が形成されるとともに、第1のランプと、対向端面に取り付けられるセンサが設
けられ、第1のランプは、センサが、対向端面がソケットに接触したことを検知して出力
するセンサ信号に基づき点灯することを特徴とする。
このような構成の発明において、第1のランプは、1個または複数個が設けられる。例
として、前者では第1のランプは対向端面を構成する一辺の中央に設けられ、後者では第
1のランプはこの一辺の両端にそれぞれ1個ずつ設けられる。
上記構成の発明においては、第1乃至第3のいずれかの発明の作用に加えて、第1のラ
ンプは、センサが出力するセンサ信号に基づき点灯することから、点灯または不点灯によ
り、ソケットに対する対向端面の配置が確認される。
第5の発明は、第1乃至第4のいずれかの発明において、本体は、導電線体の後端を少
なくとも照明する第2のランプが取り付けられることを特徴とする。
このような構成の発明においては、第1乃至第4のいずれかの発明の作用に加えて、第
2のランプは、導電線体の後端を少なくとも照明することから、測定器の測定端子が導電
線体の後端へ正確に接触するように補助する。また、第2のランプは導電線体の後端の周
囲を広範囲に照明するものであってもよい。
第1の発明によれば、筒体と、導電線体の双方がソケットに接近すると、導電線体の先
端がソケットの端子に接触するため、手指を差し込むことなくソケットの端子に導電線体
の先端を接触させることができる。また、任意の接触部を選択してソケットに接近させる
ことができるので、ソケットの目的外の端子に導電線体の先端が接触することを防止でき
る。
また、伸縮部により、導電線体の先端を目的とするソケットの端子に接触させる際に限
り、先端が筒体の開口部から露出するため、この先端が作業者の体や目的外のソケットの
端子、ほかの構造物に接触することを防止できる。
このように、第1の発明によれば、狭小部に位置するソケットの端子に、テストリード
棒の先端等を確実かつ安全に導通させることができる。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加えて、本体が継電器の幅方向に沿って移動
できるため、本体の被着位置をずらすことができる。また、高さ方向のサイズが異なる継
電器に対しても本体を被着できるため、様々な大きさの継電器に対して、試験装置を使用
することが可能になる。よって、試験装置の汎用性を高いものにすることができる。
また、摩擦部材と、当接部が形成されることにより、接触部が継電器の幅方向に沿って
微少な距離毎に移動できるように調整されるので、使い勝手も良好である。
第3の発明によれば、第2の発明の効果に加えて、貫通孔が長孔であることにより、連
結部材の取付位置が継電器の幅方向に沿って調整されるため、一種類の本体を、異なる幅
方向のサイズを有する継電器に対して被着可能である。
第4の発明によれば、第1乃至第3のいずれかの発明の効果に加えて、第1のランプの
点灯または不点灯により、ソケットに対する対向端面の配置が確認されるので、本体を、
対向端面がソケットに対して平行となるように、かつソケットに最も近づけた状態で、継
電器に被着させることができる。
第5の発明によれば、第1乃至第4のいずれかの発明の効果に加えて、第2のランプが
測定器の測定端子が導電線体の後端へ正確に接触するように補助することから、暗所にお
いても手間取ることなく電気的接続状態の試験を行うことができる。また、第2のランプ
は導電線体の後端の周囲を広範囲に照明するものである場合には、例えば、作業者の手元
を視認しやすく、スムーズに試験を完了させることができる。
(a)及び(b)は、それぞれ実施例1に係る試験装置の使用状態を示す外観図であり、(a)は試験装置をその側方からみた平面図であり、(b)は(a)におけるA方向に沿ってみた平面図である。 実施例1に係る試験装置の筒体及び接触部の構成を説明するための断面図である。 (a)は図1(a)におけるB-B線断面図であり、(b)は実施例1に係る試験装置をその側方からみた平面図である。 (a)及び(b)は、それぞれ実施例2に係る試験装置の使用状態を示す外観図であり、(a)は試験装置をその側方からみた平面図であり、(b)は(a)におけるC方向に沿ってみた平面図である。 (a)は図4(a)におけるE-E線断面図であり、(b)は(a)におけるF-F線断面図である。 実施例2に係る試験装置を図4(a)におけるG方向に沿ってみた平面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る試験装置について、図1乃至図3を用いて詳細に説明
する。図1(a)及び図1(b)は、それぞれ実施例1に係る試験装置の使用状態を示す
外観図であり、図1(a)は試験装置をその側方からみた平面図であり、図1(b)は図
1(a)におけるA方向に沿ってみた平面図である。なお、図1(a)及び図1(b)に
おいては、後述するソケットの複数の端子のうち、一部の図示を省略する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、実施例1に係る試験装置1は、配電盤50に
ソケット51を介して接続される継電器52の電気的接続状態を試験するための試験装置
である。
試験装置1は、継電器52に被着される本体2と、この本体2の上端面2aに設けられ
る4個の接触部3~6と、本体2の下端面2bに設けられる4個の接触部3´~6´と、
上端面2a及び下端面2bが、接触部3~6,3´~6´を、それぞれ上端面2a及び下
端面2bに対してスライド可能に保持するための8個の保持部材7を備える。なお、継電
器52は、図示しない模擬電源の一対の端子が、それぞれ任意の接触部3~6,3´~6
´に接続されることで仮給電される。
このうち、本体2は、上端面2a及び下端面2bのほか、上端面2aと下端面2bの間
の側端面2c,2dを備え、その内部に継電器52を収容可能である。具体的には、本体
2は、樹脂製の四角筒体であって、その内部は、継電器52を収容可能な奥行方向D、幅
方向W、高さ方向Hの各サイズを有している。
また、接触部3~6,3´~6´は、それぞれ筒体8~11,8´~11´と、導電線
体12~15,12´~15´を備える。この接触部3~6,3´~6´は、その長手方
向が本体2の奥行方向Dと平行に配置される。また、接触部3~6,3´~6´は、それ
ぞれ本体2の幅方向Wに沿って並列して配置される。
そして、筒体8~11,8´~11´は、開口端8a~11a,8a´~11a´と、
この開口端8a~11a,8a´~11a´の反対端8b~11b,8b´~11b´を
それぞれ有し、開口端8a~11a,8a´~11a´と、反対端8b~11b,8b´
~11b´の間にそれぞれ伸縮部16~19,16´~19´が形成される。
なお、開口端9a´~11a´、反対端9b´~11b´、伸縮部17´~19´の構
成は、開口端8a、反対端8b、伸縮部16の構成と同一であるため、これらの図示を省
略する。
また、反対端8b~11b,8b´~11b´も開口構造であるが、導電線体12~1
5,12´~15´が貫通する略閉止構造であってもよい。
次に、導電線体12~15,12´~15´は、それぞれ先端12a~15a,12a
´~15a´と、後端12b~15b,12b´~15b´を有している(ただし、先端
13a´~15a´、後端13b´~15b´は図示せず)。
そして、先端12a~15a,12a´~15a´は、ソケット51の端子51a~5
1dと、端子51a~51dと並列する端子51e~51h(ただし、端子51f~51
hは図示せず)にそれぞれ接触させる。
また、後端12b~15b,12b´~15b´は、筒体8~11,8´~11´の反
対端8b~11b,8b´~11b´に取り付けられる。
さらに、後端12b~15b,12b´~15b´以外の部分が、筒体8~11,8´
~11´にそれぞれ収容される。ただし、筒体8~11,8´~11´に収容される部分
は、先端12a~15a,12a´~15a´(後述するピンP)であれば足り、これ以
外の部分(後述するリード線LやネジS)は、必ずしも筒体8~11,8´~11´に収
容されなくてもよい。
そして、導電線体12~15,12´~15´は、それぞれ針形状のピンPと、後端1
2b~15b,12b´~15b´を筒体8~11,8´~11´の反対端8b~11b
,8b´~11b´にそれぞれ固定するネジSと、このネジSと、ピンPをそれぞれ接続
するリード線Lからなる。よって、導電線体12~15,12´~15´において、先端
12a~15a,12a´~15a´とはピンPである。
続いて、筒体及び伸縮部の構成について、図2を用いて説明する。図2は、実施例1に
係る試験装置の筒体及び接触部の構成を説明するための断面図である。なお、図1で示し
た構成要素については、図2においても同一の符号を付して、その説明を省略する。
図2には、筒体8~11,8´~11´のうちの筒体8と、この筒体8の途中に設けら
れる伸縮部16の、リード線Lに沿った断面図が示されている。
詳細には、筒体8は、開口端8aを含む内筒8Aと、反対端8b(図1参照)を含む外
筒8Bと、内筒8Aと、外筒8Bを連結する伸縮部16を備える。
このうち、内筒8Aは、開口端8aの反対側にリード線Lが貫通可能な細径部d1が形
成され、外筒8Bは、細径部d1寄りの内部にリード線Lが貫通可能な係止部d2が形成
される。
また、伸縮部16は、コイル状の押しばね20と、押しばね20を収容する収容部20
Sからなる。
このうち、押しばね20は、その一端20aが細径部d1に巻回されて固定される。ま
た、係止部d2を貫通する他端20bにはループが形成され、この係止部d2に係止され
ている。なお、押しばね20は、細径部d1を係止部d2から離隔させる方向へ付勢する
よう作用する。
さらに、収容部20Sは、細径部d1と、外筒8Bの周壁と、係止部d2で囲まれた空
間である。
よって、伸縮部16は、開口端8aがソケット51(図1参照)に当接することで押し
ばね20が収縮し、導電線体12の先端12aを開口端8aから露出可能である。また、
開口端8aのソケット51に対する当接が解除されると、押しばね20が元の長さに復元
し、導電線体12の先端12aが内筒8Aの内部へ収納される。なお、筒体9~11,8
´~11´及び伸縮部17~19,16´~19´においても、それぞれ筒体8及び伸縮
部16と同様の構成及び作用を有する。
また、図1(a)及び図1(b)に示すように、本体2は、上端面2aに第1のランプ
21,21と、第2のランプ22が取り付けられる。また、本体2は、ソケット51に対
向する対向端面2eが形成されるとともに、対向端面2eに取り付けられるセンサS1,
S2が設けられる。なお、第1のランプ21,21と、第2のランプ22は、本体2に取
り付けられるボタン電池(図示せず)によって給電される。そして、センサS1,S2は
、いずれも押圧を受けて電気回路を開閉する公知のマイクロスイッチである。
このうち、第1のランプ21,21は、センサS1,S2が、対向端面2eがソケット
51に接触したことを検知して出力するセンサ信号に基づき点灯するLEDである。
具体的には、本体2の対向端面2eには、センサS1,S2が、側端面2c,2d寄り
に間隔を空けてそれぞれ設けられる。また、第1のランプ21,21と、センサS1,S
2と、上記のボタン電池は、図示しない回路によって接続される。この回路は、側端面2
c寄りのセンサS1、または側端面2d寄りのセンサS2が、ソケット51に接触した場
合に、接触した側の第1のランプ21が点灯可能に構成される。
よって、本体2が継電器52に被着されたときに、2個の第1のランプ21,21が点
灯する場合は、本体2の対向端面2eがソケット51に対して平行に被着されたことが確
認される。これに対し、いずれか一方の第1のランプ21のみが点灯する場合は、対向端
面2eがソケット51に対して斜めにずれて被着されたことが確認されるとともに、ずれ
の向きを知ることができる。
また、第2のランプ22は、導電線体12~15,12´~15´の後端12b~15
b,12b´~15b´や、その周囲を照明し、図示しないスイッチによって、点灯また
は消灯する。
次に、試験装置を構成する保持部材の構成と、試験装置の使用方法について図3を用い
て説明する。図3(a)は図1(a)におけるB-B線断面図であり、図3(b)は実施
例1に係る試験装置をその側方からみた平面図である。なお、図1及び図2で示した構成
要素については、図3においても同一の符号を付して、その説明を省略する。さらに、セ
ンサS1,S2(図1参照)の図示も省略する。
図3(a)及び図3(b)に示すように、保持部材7は、筒体8~11,8´~11´
の長手方向に沿ったスライドレールである。
このうち、筒体8に取り付けられる保持部材7は、外筒8Bの底面に固着される第1の
レール7aと、本体2の上端面2aに固着されて、第1のレール7aが嵌合する第2のレ
ール7bと、第1のレール7aの内筒8A寄りの一端に形成されるストッパー7cからな
る。
また、図3(a)に示すように、第1のレール7aは、縦断面が略台形状であるため、
第2のレール7bから外方へ外れることなく、第2のレール7bに沿ってスライド可能で
ある。
さらに、図3(b)に示すように、ストッパー7cは、上端面2aに接する直角構造を
なしている。よって、ストッパー7cによって、筒体8が後退(図中β方向)した際に、
第1のレール7aが第2のレール7bから脱落することが防止される。
なお、筒体9~11,8´~11´に取り付けられる保持部材7も上記と同様の構造及
び作用を有する。
上記の構造を有する試験装置1においては、図3(b)に示すように、筒体8,8´を
前進(図中α方向)させて、例えば、内筒8A,8A´の開口端8a,8a´をソケット
51の端子51a,51eにそれぞれ当接させると、伸縮部16,16´において押しば
ね20,20が収縮し、内筒8A,8A´がβ方向に後退する。そのため、導電線体12
,12´のピンP,Pが開口端8a,8a´から露出する。次いで、そのまま外筒8B,
8B´と、導電線体12,12´の双方がソケット51に接近すると、導電線体12のピ
ンPがソケット51の端子51aに接触するとともに、導電線体12´のピンPがソケッ
ト51の端子51eに接触する。
この状態で、導電線体12,12´のネジS,Sに、測定器に接続された測定端子(図
示せず)を接触させると、ソケット51の端子51a,51eと、導電線体12,12´
と、測定器の測定端子が導通状態となるため、測定器による測定が可能となって、継電器
52の電気的接続状態を知ることができる。
測定が終了すると、測定器の測定端子を導電線体12,12´のネジS,Sから離し、
さらに外筒8B,8B´をβ方向へ後退させると、ソケット51の端子51a,51eに
対する内筒8A,8A´の開口端8a,8a´の当接が解除されて、筒体8,8´の長さ
が元の長さに復元する。
その後、筒体8~11,8´~11´のうちから筒体8,8´とは別のものを選択して
、上記と同様の測定を行う。
以上説明したように、試験装置1によれば、筒体8~11,8´~11´と、導電線体
12~15,12´~15´の双方がソケット51に接近すると、導電線体12~15,
12´~15´の先端12a~15a,12a´~15a´がソケット51の端子51a
~51hに接触するため、手指を差し込むことなくこの端子51a~51hに導電線体1
2~15,12´~15´の先端12a~15a,12a´~15a´を接触させること
ができる。また、接触部3~6,3´~6´から目的のものを選択してソケット51に接
近させることができるので、ソケット51の端子51a~51hのうち、目的外のものに
導電線体12~15,12´~15´の先端12a~15a,12a´~15a´が接触
することを防止できる。
また、伸縮部16~19,16´~19´により、導電線体12~15,12´~15
´の先端12a~15a,12a´~15a´のいずれかを、目的とするソケット51の
端子51a~51hのいずれかに接触させる際に限り、先端12a~15a,12a´~
15a´が筒体8~11,8´~11´の開口端8a~11a,8a´~11a´から露
出するため、この先端12a~15a,12a´~15a´が作業者の体やソケット51
の端子51a~51hのうちの目的外のもの、ほかの構造物に接触することを防止できる

したがって、試験装置1によれば、狭小部に位置するソケット51の端子51a~51
hに、測定器の測定端子の先端を確実かつ安全に導通させることができる。
加えて、試験装置1によれば、第1のランプ21,21の点灯状態により、ソケット5
1に対する対向端面2eの配置が確認されるので、本体2を、対向端面2eがソケット5
1に対して平行となるように、かつソケット51に最も近づけた状態で、継電器52に被
着させることができる。
このとき、筒体8~11,8´~11´の開口端8a~11a,8a´~11a´もソ
ケット51に最も近づいた状態となるから、導電線体12~15,12´~15´の先端
12a~15a,12a´~15a´をソケット51の端子51a~51hに確実に接触
させることができる。
また、第1のランプ21,21の点灯により、ソケット51の周囲が照明されて、端子
51a~51hを視認可能である。よって、導電線体12~15,12´~15´の各ピ
ンPを、支障なく端子51a~51hに接触させることができる。
さらに、第2のランプ22が、測定器の測定端子が導電線体12~15,12´~15
´の後端12b~15b,12b´~15b´へ正確に接触するように補助することから
、暗所においても手間取ることなく電気的接続状態の試験を行うことができる。また、第
2のランプ22は後端12b~15b,12b´~15b´の周囲を広範囲に照明するも
のである場合には、作業者が手元を視認しやすくなって、手間取ることなく試験を完了さ
せることができる。
そして、試験装置1によれば、保持部材7を構成する第1のレール7aが、第2のレー
ル7bから外方へ外れることなく、第2のレール7bに沿ってスライド可能であることか
ら、筒体8~11,8´~11´を上端面2aまたは下端面2bに対して、スムーズに前
進又は後退させることができる。
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る試験装置について、図4乃至図6を用いて詳
細に説明する。図4(a)及び図4(b)は、それぞれ実施例2に係る試験装置の使用状
態を示す外観図であり、図4(a)は試験装置をその側方からみた平面図であり、図4(
b)は図4(a)におけるC方向に沿ってみた平面図である。なお、図1乃至図3で示し
た構成要素については、図4においても同一の符号を付して、その説明を省略する。また
、図4(b)においては、筒体の図示も省略する。さらに、センサS1,S2(図1参照
)の図示も省略する。
図4(a)及び図4(b)に示すように、実施例2に係る試験装置1Aは、試験装置1
における本体2の代わりに、本体23を備える。
この本体23は、継電器52の上面52a及び下面52bにそれぞれ配置される樹脂製
の上板23a及び下板23bと、この上板23a及び下板23bを連結する連結部材24
,24と、摩擦面25aが形成されて上板23a及び下板23bにそれぞれ2個ずつ取り
付けられる樹脂製の摩擦部材25を備える。
このうち、連結部材24は、ボルト24aと、このボルト24aのネジ先にねじ込まれ
るナット24bである。よって、異なる長さのボルト24aを選択することで、高さ方向
(本体23の高さ方向Hと一致する方向)のサイズが異なる継電器52に対しても本体2
3が被着される。
また、上板23a及び下板23bは、ボルト24aが貫通する貫通孔26,26がそれ
ぞれ形成される。
さらに、摩擦部材25は、長尺状をなしており、長手方向が本体23の幅方向Wと平行
な方向に沿って配置される。その摩擦面25aは、図4(b)に示すように、ギザギザの
凹凸が形成されている。
そして、試験装置1Aは、試験装置1を構成する接触部3~6,3´~6´に加えて、
これらと同構造の接触部6A~6C,6A´~6C´がそれぞれ上板23a及び下板23
bに増設されている。
また、接触部3~6C,3´~6C´を構成する筒体8~11C,8´~11C´の開
口端8a~11Ca,8a´~11Ca´と、反対端8b~11Cb,8b´~11Cb
´に、それぞれ摩擦面25aに当接する当接部27が形成される。なお、開口端9a~1
1Ca,9a´~11Ca´、反対端9b~11Cb,9b´~11Cb´の構成は、そ
れぞれ開口端8a、反対端8bの構成と同一であるため、これらの図示を省略する。
この当接部27は、具体的には、摩擦面25aに形成される凹凸に噛み合う3本の樹脂
製の板状突起である。よって、当接部27が、摩擦部材25と、摩擦面25aに噛み合う
ことにより、接触部3~6C,3´~6C´が継電器52の幅方向に沿って微少な距離毎
に移動できるように調整される。
このほか、試験装置1Aは、試験装置1の保持部材7の代わりに、保持部材28を備え
る。これ以外の試験装置1Aの構成及び作用は、試験装置1の構成及び作用と同様である
次に、保持部材の構成について、図5を用いて説明する。図5(a)は図4(a)にお
けるE-E線断面図であり、図5(b)は図5(a)におけるF-F線断面図である。な
お、図1乃至図4で示した構成要素については、図5においても同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、保持部材28は、本体23の幅方向Wに直交
する奥行方向Dに沿ったスライドレール28Aと、本体23の幅方向Wに沿ったスライド
レール28Bからなる。
このうち、スライドレール28Aは、外筒8Bの底面に固着される第1のレール28a
と、この第1のレール28aが嵌合する第2のレール28bと、第1のレール28aの内
筒8A寄りの一端に形成されるストッパー(図示せず)からなる。また、第1のレール2
8aは縦断面が略台形状である。すなわち、スライドレール28Aは、試験装置1の保持
部材7と同様の構造である。
また、スライドレール28Bは、第2のレール28bの底面に固着される第1のレール
28cと、この第1のレール28cが嵌合するとともに、上板23a及び下板23bの表
面に底面が固着される第2のレール28dからなる。また、図5(b)に示すように、第
1のレール28cも縦断面が略台形状である。
よって、筒体8は、スライドレール28Aを備えることで、本体23の奥行方向Dに沿
ってスライド可能であり、かつスライドレール28Bを備えることで、本体23の幅方向
Wに沿ってスライド可能である。これ以外の保持部材28の作用は、試験装置1の保持部
材7の作用と同様である。
なお、筒体9~11C,8´~11C´に取り付けられる保持部材28も上記と同様の
構造及び作用を有する。
さらに、図6は、実施例2に係る試験装置を図4(a)におけるG方向に沿ってみた平
面図である。なお、図1乃至図5で示した構成要素については、図6においても同一の符
号を付して、その説明を省略する。さらに、センサS1,S2(図1参照)の図示も省略
する。
図6に示すように、試験装置1Aは、本体23の上板23aにおいて、接触部3~6C
を備える。これらの接触部3~6Cは、それぞれのソケット51の端子51a~51d,
51d~51dに接触可能なピンPを備えている。本体23の下板23b(図4参照
)に設けられる接触部3´~6C´も同様な構造を有するため、図示は省略する。
また、上板23a及び下板23bは、継電器52をその上下方向から挟持することで、
継電器52の上面52a及び下面52b(図4参照)に被着される。すなわち、本体23
は、継電器52の上面52aと下面52bの間の左右両側面52c,52dに被着されな
いことから、本体23が継電器52の幅方向に沿って移動し得る。なお、継電器の幅方向
は、本体23の幅方向Wと一致する方向である。
また、貫通孔26,26は、導電線体12~15Cの長さ方向と直交する方向、すなわ
ち、継電器52の幅方向に沿って長い長孔、具体的には楕円形状である。よって、連結部
材24,24の取付位置が継電器52の幅方向に沿って調整される。
試験装置1Aは、本体23の下板23bにおいても、上板23aの場合と同様の構成及
び作用を有する。
以上説明したように、試験装置1Aによれば、本体23が継電器52の幅方向に沿って
移動し得るため、例えば、測定対象の継電器52と隣接する継電器との間隔に応じて、本
体23の被着位置をずらすことができる。また、高さ方向のサイズが異なる継電器52に
対しても本体23を被着できるため、様々な高さ方向のサイズを有する継電器52に対し
て、試験装置1Aを使用することが可能になる。
加えて、貫通孔26,26が長孔であることにより、連結部材24,24の取付位置が
継電器52の幅方向に沿って調整されるため、一種類の本体23を、異なる幅方向のサイ
ズを有する継電器52に対して被着可能である。よって、試験装置1Aの汎用性を高いも
のにすることができる。
また、摩擦部材25と、当接部27が形成されることにより、接触部3~6C,3´~
6C´が継電器52の幅方向に沿って微少な距離毎に移動できるように調整されるので、
使い勝手も良好である。
これ以外の試験装置1Aの効果は、実施例1に係る試験装置1の効果と同様である。
なお、本発明に係る試験装置は、実施例に示すものに限定されない。例えば、筒体8~
11,8´~11´が備える伸縮部16~19,16´~19´は、ジャバラ構造が使用
されてもよい。この場合、筒体8~11,8´~11´は、それぞれ1本の連続する筒体
となる。また、第1のランプ21,21及び第2のランプ22は省略されてもよい。この
ほか、貫通孔26,26は、長方形状であってもよい。
本発明は、配電盤にソケットを介して接続される継電器の電気的接続状態を試験するた
めの試験装置として利用可能である。
1,1A…試験装置 2…本体 2a…上端面 2b…下端面 2c,2d…側端面
2e…対向端面 3~6C,3´~6C´…接触部 7…保持部材 7a…第1のレール
7b…第2のレール 7c…ストッパー 8~11C,8´~11C´…筒体 8a~
11Ca,8a´~11Ca´…開口端 8b~11Cb,8b´~11Cb´…反対端
8A,8A´…内筒 8B,8B´…外筒 12~15C,12´~15´…導電線体
12a~15a,12a´~15a´…先端 12b~15b,12b´~15b´…
後端 P…ピン L…リード線 S…ネジ 16~19C,16´~19´…伸縮部 2
0…押しばね 20a…一端 20b…他端 20S…収容部 d1…細径部 d2…係
止部 21…第1のランプ 22…第2のランプ S1,S2…センサ 23…本体 2
3a…上板 23b…下板 24…連結部材 24a…ボルト 24b…ナット 25…
摩擦部材 25a…摩擦面 26…貫通孔 27…当接部 28…保持部材 28A,2
8B…スライドレール 28a,28c…第1のレール 28b,28d…第2のレール
50…配電盤 51…ソケット 51a~51h、51d~51d…端子 52…
継電器 52a…上面 52b…下面 52c,52d…側面

Claims (5)

  1. 配電盤にソケットを介して接続される継電器の電気的接続状態を試験するための試験装
    置であって、
    前記継電器に被着される本体と、
    この本体の上端面及び下端面にそれぞれ設けられる少なくとも1の接触部と、
    前記本体が、前記接触部を、前記本体に対してスライド可能に保持するための保持部材
    を備え、
    前記接触部は、
    開口端と、この開口端の反対端を有する筒体と、
    前記ソケットの端子に接触させる先端と、前記筒体の前記反対端に取り付けられる後
    端を有し、少なくとも前記先端が前記筒体に収容される導電線体を備え、
    前記筒体は、前記開口端と、前記反対端の間に伸縮部が形成され、
    前記伸縮部は、前記開口端が前記ソケットに当接することで収縮し、前記先端を前記開
    口端から露出可能に構成されることを特徴とする試験装置。
  2. 前記本体は、前記継電器の上面及び下面にそれぞれ配置される上板及び下板と、この上
    板及び下板を連結する連結部材と、摩擦面が形成されて前記上板及び前記下板にそれぞれ
    取り付けられる摩擦部材を備え、
    前記筒体は、前記開口端と、前記反対端に、それぞれ前記摩擦面に当接する当接部が形
    成されることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記上板及び前記下板は、前記連結部材が貫通する貫通孔がそれぞれ形成され、
    前記貫通孔は、前記導電線体の長さ方向と直交する方向に沿って長い長孔であることを
    特徴とする請求項2に記載の試験装置。
  4. 前記本体は、前記ソケットに対向する対向端面が形成されるとともに、第1のランプと
    、前記対向端面に取り付けられるセンサが設けられ、
    前記第1のランプは、前記センサが、前記対向端面が前記ソケットに接触したことを検
    知して出力するセンサ信号に基づき点灯することを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1項に記載の試験装置。
  5. 前記本体は、前記導電線体の前記後端を少なくとも照明する第2のランプが取り付けら
    れることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の試験装置。
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