JP2023119084A - 保護カバー及びグラインダ - Google Patents

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毅 長田
Takeshi Osada
真一 蔭山
Shinichi Kageyama
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Fuji Kuki KK
Fuji Air Tools Co Ltd
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Fuji Kuki KK
Fuji Air Tools Co Ltd
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Abstract

【課題】ハウジングからの脱落を防止することができる保護カバーを提供する。【解決手段】先端工具2を取り付けるための回転軸22を有する駆動部20と、回転軸22の周囲を囲い、保護カバー50を取り付けるための筒状部32bを有するハウジング30と、を備えたグラインダ本体10に取り付けて用いる保護カバー50であって、先端工具2の後方を覆うカバー部60と、カバー部60を筒状部32bに締付固定するための略環状のバンド部70と、を備え、筒状部32bの軸方向において、バンド部70の幅W1を筒状部32bの幅W2よりも小とし、バンド部70内面側の2つの角72c、72cが両方とも筒状部32bの外表面に当接するように、バンド部70の前方上部に上側切欠部72aが設けられている。【選択図】図3

Description

この発明は、グラインダに取り付けて用いる保護カバー及び保護カバーを取り付けたグラインダに関する。
砥石等の円盤状の先端工具を取り付けるための回転軸を有する駆動部と、駆動部を覆うハウジングとを備えたグラインダは従来から知られている。また、割れて飛散する先端工具から使用者を守るために、先端工具を覆う保護カバーを取り付けることも従来から行われている(例えば特許文献1参照)。図4に示すように、通常、保護カバー150は、回転軸122の周囲を囲うハウジング130の筒状部132bに取り付けられる。また、保護カバー150は、先端工具12の後方(使用者側)を覆うカバー部160と、カバー部160を筒状部132bに締付固定するための略環状のバンド部170とを備えている。
特開2001-88056号公報
ところで、割れた先端工具12が保護カバー150に衝突すると、その衝撃で保護カバー150が傾くことがある(図4の点線参照)。バンド部170が筒状部132bから上下方向に迫り出している場合、保護カバー150が傾くと、バンド部170が筒状部132bの角132cの上を滑るようにして上又は下方向に進み、比較的簡単に筒状部132bからバンド部170が外れてしまう。
本願発明は、ハウジングからの脱落を防止することができる保護カバーと、保護カバーを備えたグラインダの提供を目的とする。
本発明の保護カバー50は、先端工具2を取り付けるための回転軸22を有する駆動部20と、回転軸22の周囲を囲い、保護カバー50を取り付けるための筒状部32bを有するハウジング30と、を備えたグラインダ本体10に取り付けて用いる保護カバー50であって、先端工具2の後方を覆うカバー部60と、カバー部60を筒状部32bに締付固定するための略環状のバンド部70と、を備え、筒状部32bの軸方向において、バンド部70の幅W1を筒状部32bの幅W2よりも小とし、バンド部70内面側の2つの角72c、72cが両方とも筒状部32bの外表面に当接するように、バンド部70の前方上部に上側切欠部72aが設けられていることを特徴としている。
上記保護カバー50においては、バンド部70の前方下部に下側切欠部72bが設けられていることが好ましい。
本発明のグラインダ1は、先端工具2を取り付けるための回転軸22を有する駆動部20と、先端工具2を覆う保護カバー50と、回転軸22の周囲を囲い、保護カバー50を取り付けるための筒状部32bを有するハウジング30と、を備え、保護カバー50が、先端工具2の後方を覆うカバー部60と、カバー部60を筒状部32bに締付固定するための略環状のバンド部70とを備え、筒状部32bの軸方向において、バンド部70の幅W1を筒状部32bの幅W2よりも小とし、バンド部70内面側の2つの角72c、72cが両方とも筒状部32bの外表面に当接するように、バンド部70の前方上部に上側切欠部72aが設けられていることを特徴としている。
上記グラインダ1においては、バンド部70の前方下部に下側切欠部72bが設けられていることが好ましい。
また、筒状部32bが、筒状部32bと連続する他の部分よりも前方に突出しており、他の部分との間に段差32cが形成されていることが好ましい。
本発明の保護カバー及びグラインダは、筒状部の軸方向において、バンド部の幅を筒状部の幅よりも小とし、バンド部内面側の2つの角が両方とも筒状部の外表面に当接するように、バンド部の前方上部に上側切欠部が設けられているため、バンド部が筒状部から上下方向に迫り出すことがなく、先端工具の衝突によりバンド部が傾いたとしても、バンド部内面側の角が筒状部の外表面に引っ掛かり、ハウジングからの保護カバーの脱落を防止することができる。
バンド部の前方下部に下側切欠部が設けられている場合、バンド部内面側の2つの角を筒状部の外表面に当接させやすくなる。
筒状部が、筒状部と連続する他の部分よりも前方に突出しており、他の部分との間に段差が形成されている場合、ハウジングを鋳造した場合でも筒状部の寸法調整やバリ取り等の仕上げ作業を容易に行うことができる。
この発明の一実施形態に係るグラインダを示す一部断面側面図である。 保護カバーの斜視図である。 保護カバーの取り付け状態を示す要部断面図である。 従来のグラインダを示す一部断面側面図である。
次に、この発明のグラインダの一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発明のグラインダ1は、図1に示すように、グラインダ本体10と、グラインダ本体10に取り付けられる保護カバー50とを備えている。
グラインダ本体10は、駆動部20と、駆動部20を収容するハウジング30とを備えている。
駆動部20は、出力軸21aを有するモータ21と、出力軸21aに対して所定の角度(例えば90度)をもって配置された回転軸22と、出力軸21aと回転軸22とを接続するギヤ部23とを備えている。
モータ21は、外部から供給される圧縮空気によって出力軸を回転させるエアモータである。ただ、出力軸21aを回転させることができるものであればよく、例えば電気モータであってもよい。出力軸21aは、第1軸受(ボールベアリング)24によって回転可能に支持されている。
回転軸22は、第2軸受(ボールベアリング)25によって回転可能に支持されている。符号26は、第2軸受25をハウジング30に固定するための軸受蓋である。この軸受蓋26は、図3に示すように、中心に回転軸22を通す透孔26aを備えており、透孔26aに回転軸22を通した状態でハウジング30の内面に設けられた雌ネジ32dと螺合している。回転軸22の先端には、砥石や回転刃等の円盤状の先端工具2を取り付けるための取付具27が設けられている。取付具27は、先端工具2の上面に当接する受け具27aと、先端工具2の下面に当接する押さえ具27bと、下から回転軸22に螺合して、受け具27aと押さえ具27bとを回転軸22に固定する固定ネジ27cとを備えており、固定ネジ27cを締めることで、受け具27aと押さえ具27bとで先端工具2を挟持する仕組みになっている。
ギヤ部23は、出力軸21a先端に取り付けられた第1傘歯車23aと、回転軸22の上端に取り付けられた第2傘歯車23bとからなり、モータ21からの回転を回転軸22に伝達できるよう互いにかみ合うようにして配置されている。
ハウジング30は、出力軸21aに沿って前後方向に延び、主にモータ21を収容する筒状の本体部31と、本体部31の前方から下方に屈曲し、主に回転軸22を収容する筒状の屈曲部32とを備えている。このハウジング30は、例えば鋳物であって、本体部31と屈曲部32がはじめから一体成型されている。
屈曲部32の下端は開口しており、この開口32aから回転軸22が下方に突出している。開口縁近傍は、保護カバー50を取り付けるための筒状部32bとされている。この筒状部32bは、筒状部32bと連続する他の部分よりも前方に突出しており、他の部分との間に段差32cが形成されている。筒状部32bの内周面には、軸受蓋26の外周面に設けられた雄ネジ26bと螺合する雌ネジ32dが設けられている。
保護カバー50は、先端工具2の後方を覆うカバー部60と、カバー部60を筒状部32bに締付固定するための略環状のバンド部70とを備えている。材質は金属で、例えば鋼である。
カバー部60は、平面視略半円状であって、先端工具2のうち、後ろ半分の上面と側面とを覆っている。
バンド部70は、全体としては平面視略環状とされている。このバンド部70は、図2に示すように、カバー部60の上端から上方に延びる、平面視円弧状の後方バンド71と、後方バンド71の弧の一端から前方に延びて弧の他端側に戻る、平面視円弧状の前方バンド72とを備えている。前方バンド72の先端は、後方バンド71の他端とは接しておらず、隙間をあけて近接している。前方バンド72の先端と後方バンド71の他端とは、ボルト80aとナット80bとからなる連結具80によって連結されており、この連結具80の締め具合によって、バンド部70の内径を変えることができるようになっている。
ところで、バンド部70の前方、すなわち前方バンド72にはその上部に上側切欠部72aが設けられている。また、前方バンド72の下部に下側切欠部72bが設けられている。上側切欠部72aと下側切欠部72bは、前方バンド72の周方向の略全長に亘って設けられている。筒状部32bの軸方向における前方バンド72の幅(バンド幅)W1は、筒状部32bの幅W2よりも小とされている(図3参照)。前方バンド72の垂直断面形状は、上下方向に長い長方形であって、内面側の2つの角72c、72cが両方とも筒状部32bの外表面に当接している。
なお、後方バンド71には上側切欠部が設けられていない。従って、後方バンド71の上端面71aは、前方バンド72の上側切欠部72aが設けられている部分の上端面72dよりも上に位置している。この後方バンド71の上端面71aを、保護カバー50の上下方向の位置決めとして利用してもよい。すなわち、後方バンド71の上端面71aがハウジング30に当接したときに、前方バンド72の内面側の2つの角72c、72cが両方とも筒状部32bの外表面に当接するよう設計してもよい。
上記構成の保護カバー50は、上記の通り、前方バンド72の内面側の2つの角72c、72cが両方とも筒状部32bの外表面に当接している、換言すれば、前方バンド72が筒状部32bから上下方向に迫り出していないため、先端工具2がカバー部60に衝突してバンド部70が傾いたとしても、角72cが筒状部32bの外表面に引っ掛かり、ハウジング30からの保護カバー50の脱落を防止することができる。
以上に、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施形態では、前方バンド72の上下に切欠部を設けていたが、上部のみ、すなわち上側切欠部72aのみを設けて、前方バンド72の角72cが両方とも筒状部32cの外表面に当接するようにしてもよい。また、カバー部60とバンド部70とが一体形成されていたが、別体で形成し、組み立てることで一体にしてもよい。また、後方バンド71と前方バンド72も別体であってもよい。例えば、連結具80を2つ用いて、後方バンド71と前方バンド72とを連結してもよい。前方バンド72の垂直断面形状は長方形に限られず、上下方向に2つの角を有するものであれば正方形、五角形以上の多角形や三角形等、種々の形状を採用し得る。
また、「切欠部」とは、現に切欠加工を施したものに限らず、前方バンド72の上端面72dが後方バンド71の上端面71aよりも下になるように、また前方バンド72の下端面72eが後方バンド71の下端面71bよりも上になるように形成したものを含む。従って、例えばプレス加工で一度に切り出した場合も「切欠部」に含まれる。また、「切欠部」の形状は図2に示すような略矩形状に限らず、半楕円状や半円状、略U字状等であってもよい。また、上側切欠部72aや下側切欠部72bの周方向長さは、角72cが筒状部32bに当接する長さを十分に確保できる長さとすることが好ましい。例えば、筒状部32bの外周長の1/4以上とすることが好ましく、1/3以上とすることがさらに好ましい。
1 グラインダ
2、12 先端工具
10 グラインダ本体
20 駆動部
21 モータ
21a 出力軸
22、122 回転軸
23 ギヤ部
23a 第1傘歯車
23b 第2傘歯車
24 第1軸受
25 第2軸受
26 軸受蓋
26a 透孔
26b 雄ネジ
27 取付具
27a 受け具
27b 押さえ具
27c 固定ネジ
30、130 ハウジング
31 本体部
32 屈曲部
32a 開口
32b、132b 筒状部
132c 角
32c 段差
32d 雌ネジ
50、150 保護カバー
60、160 カバー部
70、170 バンド部
71 後方バンド
71a 上端面
71b 下端面
72 前方バンド
72a 上側切欠部
72b 下側切欠部
72c 角
72d 上端面
72e 下端面
80 連結具
80a ボルト
80b ナット
W1 バンド幅
W2 筒状部の幅

Claims (5)

  1. 先端工具を取り付けるための回転軸を有する駆動部と、
    回転軸の周囲を覆い、保護カバーを取り付けるための筒状部を有するハウジングと、を備えたグラインダ本体に取り付けて用いる保護カバーであって、
    先端工具の後方を覆うカバー部と、カバー部を筒状部に締付固定するための略環状のバンド部と、を備え、
    筒状部の軸方向において、バンド部の幅を筒状部の幅よりも小とし、バンド部内面側の2つの角が両方とも筒状部の外表面に当接するように、バンド部の前方上部に上側切欠部が設けられている、保護カバー。
  2. バンド部の前方下部に下側切欠部が設けられている、請求項1記載の保護カバー。
  3. 先端工具を取り付けるための回転軸を有する駆動部と、
    先端工具を覆う保護カバーと、
    回転軸の周囲を覆い、保護カバーを取り付けるための筒状部を有するハウジングと、を備え、
    保護カバーが、先端工具の後方を覆うカバー部と、カバー部を筒状部に締付固定するための略環状のバンド部とを備え、
    筒状部の軸方向において、バンド部の幅を筒状部の幅よりも小とし、バンド部内面側の2つの角が両方とも筒状部の外表面に当接するように、バンド部の前方上部に上側切欠部が設けられている、グラインダ。
  4. バンド部の前方下部に下側切欠部が設けられている、請求項3記載のグラインダ。
  5. 筒状部が、筒状部と連続する他の部分よりも前方に突出しており、他の部分との間に段差が形成されている、請求項3又は4記載のグラインダ。
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