JP2019171544A - 電動工具および集塵カバー - Google Patents

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【課題】先端工具を集塵カバーからわずかに露出させた状態でも、先端工具を集塵カバーから大きく露出させた状態でも、作業を行うことが可能な技術を提供する。【解決手段】電動工具は、モータと、前記モータに接続される動力伝達機構と、前記モータおよび前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、前記先端工具の周囲を覆う集塵カバーを備えていてもよい。前記集塵カバーは、前記ハウジングに対して固定された固定カバー部と、前記固定カバー部に対して移動可能な可動カバー部を備えていてもよい。前記可動カバー部は、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第1位置と、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第2位置で固定可能であってもよい。前記第2位置は前記第1位置とは異なってもよい。【選択図】図1

Description

本明細書で開示する技術は、電動工具および集塵カバーに関する。
特許文献1には、モータと、前記モータに接続される動力伝達機構と、前記モータおよび前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、前記先端工具の周囲を覆う集塵カバーを備える電動工具が開示されている。前記集塵カバーは、前記ハウジングに対して固定された固定カバー部と、前記固定カバー部に対して移動可能な可動カバー部を備えている。
実開昭61−9247号公報
上記のような電動工具では、先端工具を集塵カバーからわずかに露出させた状態で作業を行いたい場合もあれば、先端工具を集塵カバーから大きく露出させた状態で作業を行いたい場合もある。先端工具を集塵カバーからわずかに露出させた状態で作業を行うことができれば、集塵性をそれほど損なうことなく、露出させた先端工具を用いて作業を行うことができる。先端工具を集塵カバーから大きく露出させた状態で作業を行うことができれば、先端工具の視認性や、露出させた先端工具による作業性をより向上することができる。本明細書では、先端工具を集塵カバーからわずかに露出させた状態でも、先端工具を集塵カバーから大きく露出させた状態でも、作業を行うことが可能な技術を提供する。
本明細書は電動工具を開示する。電動工具は、モータと、前記モータに接続される動力伝達機構と、前記モータおよび前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、前記先端工具の周囲を覆う集塵カバーを備えていてもよい。前記集塵カバーは、前記ハウジングに対して固定された固定カバー部と、前記固定カバー部に対して移動可能な可動カバー部を備えていてもよい。前記可動カバー部は、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第1位置と、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第2位置で固定可能であってもよい。前記第2位置は前記第1位置とは異なってもよい。
本明細書は、集塵カバーも開示する。集塵カバーは、モータと、前記モータに接続される動力伝達機構と、前記モータおよび前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部を備える電動工具に、前記先端工具の周囲を覆うように取り付けられてもよい。前記集塵カバーは、前記ハウジングに対して固定された固定カバー部と、前記固定カバー部に対して移動可能な可動カバー部を備えていてもよい。前記可動カバー部は、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第1位置と、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第2位置で固定可能であってもよい。前記第2位置は前記第1位置とは異なってもよい。
上記の電動工具や、上記の集塵カバーによれば、先端工具を集塵カバーから部分的に露出させた状態で、可動カバー部を固定カバー部に対して固定することができる。さらに、上記の電動工具や、上記の集塵カバーによれば、可動カバー部を固定カバー部に対して、第1位置で固定することもできるし、第1位置とは異なる第2位置で固定することもできる。上記の電動工具や、上記の集塵カバーによれば、先端工具を集塵カバーからわずかに露出させた状態で作業を行うこともできるし、先端工具を集塵カバーから大きく露出させた状態で作業を行うこともできる。
実施例1の集塵カバー2が取り付けられたグラインダ4を前方右方上方から見た斜視図である。 実施例1の集塵カバー2が取り付けられたグラインダ4を後方左方下方から見た斜視図である。 実施例1の集塵カバー2が取り付けられたグラインダ4の縦断面図である。 実施例1の集塵カバー2の斜視図である。 実施例1の集塵カバー2が取り付けられたグラインダ4の、可動カバー部64が開いた状態を、前方右方上方から見た斜視図である。 実施例1の集塵カバー2のガイド部材78の斜視図である。 実施例1の集塵カバー2において、可動カバー部64が閉じた状態における、カム部78d、78eとカム溝64a、64bを示す側面図である。 実施例1の集塵カバー2において、可動カバー部64が開いた状態における、カム部78d、78eとカム溝64a、64bを示す側面図である。 実施例2の集塵カバー102が取り付けられたグラインダ4を前方左方上方から見た斜視図である。 実施例2の集塵カバー102が取り付けられたグラインダ4の、可動カバー部64が開いた状態を、前方左方上方から見た斜視図である。 実施例2の集塵カバー102のカバー開閉機構104の斜視図である。 実施例2の集塵カバー102のカバー開閉機構104の分解斜視図である。 実施例2の集塵カバー102において、可動カバー部64が閉じた状態における、係合シャフト部106bと係合凹部108b、110bを示す側面図である。 実施例2の集塵カバー102において、可動カバー部64が開いた状態における、係合シャフト部106bと係合凹部108b、110bを示す側面図である。
1つまたはそれ以上の実施形態において、電動工具は、モータと、前記モータに接続される動力伝達機構と、前記モータおよび前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、前記先端工具の周囲を覆う集塵カバーを備えていてもよい。前記集塵カバーは、前記ハウジングに対して固定された固定カバー部と、前記固定カバー部に対して移動可能な可動カバー部を備えていてもよい。前記可動カバー部は、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第1位置と、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第2位置で固定可能であってもよい。前記第2位置は前記第1位置とは異なってもよい。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバーは、モータと、前記モータに接続される動力伝達機構と、前記モータおよび前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部を備える電動工具に、前記先端工具の周囲を覆うように取り付けられてもよい。前記集塵カバーは、前記ハウジングに対して固定された固定カバー部と、前記固定カバー部に対して移動可能な可動カバー部を備えていてもよい。前記可動カバー部は、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第1位置と、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第2位置で固定可能であってもよい。前記第2位置は前記第1位置とは異なってもよい。
上記の電動工具や、上記の集塵カバーによれば、先端工具を集塵カバーから部分的に露出させた状態で、可動カバー部を固定カバー部に対して固定することができる。さらに、上記の電動工具や、上記の集塵カバーによれば、可動カバー部を固定カバー部に対して、第1位置で固定することもできるし、第1位置とは異なる第2位置で固定することもできる。上記の電動工具や、上記の集塵カバーによれば、先端工具を集塵カバーからわずかに露出させた状態で作業を行うこともできるし、先端工具を集塵カバーから大きく露出させた状態で作業を行うこともできる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記先端工具保持部は、前記ハウジングに対して回転軸周りに回転可能であってもよい。前記可動カバー部は、前記固定カバー部に対して、前記回転軸に略直交する方向に沿った回動軸周りに回動可動であってもよい。
上記の構成によれば、可動カバー部を固定カバー部に対して回動させた時に、可動カバー部が先端工具やワークから遠ざかる方向に移動するので、可動カバー部が壁面等の障害物と干渉することを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記可動カバー部および前記固定カバー部の一方は、カム突起を備えていてもよい。前記可動カバー部および前記固定カバー部の他方は、前記カム突起に対応するカム溝を備えていてもよい。前記カム溝は、前記カム突起が係合可能な第1凹部と、前記カム突起が係合可能な第2凹部を備えていてもよい。前記第1凹部は、前記第1位置に対応して配置されていてもよい。前記第2凹部は、前記第2位置に対応して配置されていてもよい。
上記の構成によれば、可動カバー部を固定カバー部に対して、第1位置でも固定可能であり、第2位置でも固定可能である構造を、簡素な構成により実現することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記可動カバー部および前記固定カバー部の一方は、係合部を備えていてもよい。前記可動カバー部および前記固定カバー部の他方は、前記係合部と係合可能な第1被係合部と、前記係合部と係合可能な第2被係合部を備えていてもよい。前記第1被係合部と、前記第2被係合部は、前記回動軸を中心とする円周上に配置されていてもよい。前記第1被係合部は、前記第1位置に対応して配置されていてもよい。前記第2被係合部は、前記第2位置に対応して配置されていてもよい。
上記の構成によれば、可動カバー部を固定カバー部に対して、第1位置でも固定可能であり、第2位置でも固定可能である構造を、簡素な構成により実現することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記可動カバー部は、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから露出しない第3位置まで移動可能であってもよい。
上記の構成によれば、先端工具を集塵カバーから露出させない状態でも、作業を行うことができる。
(実施例1)
図1に示すように、本実施例の集塵カバー2は、グラインダ4に取り付けて使用される。図2に示すように、グラインダ4は、ダイヤモンドカップ6の回転によって、コンクリート、ブロック、レンガ、石材等のワークの研削を行うことができる。なお、以下の説明では、グラインダ4の長手方向を前後方向といい、ダイヤモンドカップ6の回転軸方向を上下方向といい、前後方向と上下方向に直交する方向を左右方向という。
図3に示すように、グラインダ4は、本体ハウジング8と、ギヤハウジング10と、ベアリングボックス12を備えている。
本体ハウジング8の前方内部には、モータ14が収容されている。モータ14は、前後方向に伸びる出力軸16を有している。出力軸16は、ベアリング18,20を介して、本体ハウジング8に回転可能に支持されている。本体ハウジング8の後方内部には、電源回路22が収容されている。電源回路22には、外部の電源から電源コード24を介して電力が供給される。電源回路22は、ユーザがスイッチ26(図2等参照)をオンに操作すると、モータ14に電力を供給し、ユーザがスイッチ26をオフに操作すると、モータ14への電力の供給を停止する。モータ14は、電源回路22から供給される電力によって、出力軸16を回転させる。
ギヤハウジング10は、本体ハウジング8の前方に取り付けられている。ギヤハウジング10の内部には、互いに噛み合うように配置された第1ベベルギヤ28と第2ベベルギヤ30が収容されている。第1ベベルギヤ28は、出力軸16の前方端部に固定されている。第2ベベルギヤ30は、上下方向に伸びるスピンドル32の上方端部に固定されている。以下では、第1ベベルギヤ28と第2ベベルギヤ30を総称して、単にベベルギヤ34ともいう。ベベルギヤ34は、モータ14の回転を減速してスピンドル32に伝達する減速機構であり、動力伝達機構ということができる。ギヤハウジング10は、ベアリング36を介して、スピンドル32の上方端部を保持している。図1に示すように、ギヤハウジング10の上面には、シャフトロック38が設けられている。ユーザがシャフトロック38を下方に押し込むと、第2ベベルギヤ30の回転が禁止されて、スピンドル32の回転が禁止される。
ベアリングボックス12は、ギヤハウジング10の下方に取り付けられている。ベアリングボックス12は、ベアリング40,42を介して、スピンドル32を保持している。スピンドル32は、上下方向に沿った回転軸に関して、ベアリングボックス12に対して回転可能である。スピンドル32の下方端部には、インナフランジ44とアウタフランジ46を介して、ダイヤモンドカップ6を取り付け可能である。インナフランジ44は、スピンドル32に嵌合されている。ダイヤモンドカップ6は、インナフランジ44の下方からスピンドル32に取り付けられて、インナフランジ44に嵌合されている。アウタフランジ46は、スピンドル32の下方端部からスピンドル32に螺着されて、インナフランジ44との間でダイヤモンドカップ6を挟持する。グラインダ4において、モータ14が回転すると、スピンドル32とともにダイヤモンドカップ6が回転軸周りに回転することで、ワークの研削を行うことができる。スピンドル32は、先端工具であるダイヤモンドカップ6を保持する先端工具保持部ということもできる。なお、以下の説明では、本体ハウジング8、ギヤハウジング10およびベアリングボックス12を総称して、単にハウジング48ともいう。
集塵カバー2は、ベアリングボックス12に形成された略円筒形状のカバー取り付け部50に取り付けられている。集塵カバー2は、グラインダ4に取り付けられた時に、ダイヤモンドカップ6の周囲を覆う形状に形成されている。集塵カバー2は、ダイヤモンドカップ6がワークを研削する際に、周囲に切削粉が飛び散ることを防止するとともに、切削粉を集塵機(図示せず)によって収集するために使用される。
図4に示すように、集塵カバー2は、ベース52と、カバー本体54と、ノズル56とを備えている。
ベース52は、バンド58と、ベースプレート60を備えている。バンド58は、帯状の平板を円筒形状に湾曲させた湾曲部58aと、湾曲部58aの両端から外側に向けて伸びる一対の平板部58bと、一対の平板部58bの間隔を調整する締結具58cを備えている。ベースプレート60は、略円形状の開口部60aを有する平板部60bと、開口部60aの縁に沿って上方に屈曲する半円筒形状の半円筒部60cを備えている。バンド58とベースプレート60は、半円筒部60cの外周面と湾曲部58aの内周面を溶接することによって、互いに固定されている。集塵カバー2は、締結具58cを緩めてバンド58を拡径させた状態で、バンド58をベアリングボックス12のカバー取り付け部50の外周面に取り付け、その後に締結具58cを締めてバンド58を縮径させることで、ベアリングボックス12に対して固定される。
カバー本体54は、固定カバー部62と、可動カバー部64と、カバー開閉機構66を備えている。固定カバー部62は、ベース52の下方に配置されている。固定カバー部62は、締結具68を介して、ベース52のベースプレート60に固定されている。可動カバー部64は、固定カバー部62の前方に配置されている。可動カバー部64は、カバー開閉機構66を介して、固定カバー部62に連結されている。固定カバー部62と可動カバー部64は、互いに組み合わされた時に皿型の形状となるように形成されている。固定カバー部62の外縁下方と、可動カバー部64の外縁下方には、集塵ブラシ70が設けられている。グラインダ4によってワークを研削する際には、固定カバー部62と、可動カバー部64と、集塵ブラシ70によって、ダイヤモンドカップ6の周囲が覆われる。なお、固定カバー部62には、ノズル56が一体的に形成されている。ノズル56の内部の空間は、固定カバー部62の内側の空間と連通している。ノズル56には、集塵機(図示せず)から伸びるホース(図示せず)を取り付けることができる。
カバー開閉機構66は、支持部材72と、回動シャフト74と、捩りばね76と、ガイド部材78を備えている。支持部材72は、固定カバー部62の前方端部の上面に締結具80を介して固定されている。回動シャフト74は、支持部材72と可動カバー部64を、互いに回動可能に連結している。回動シャフト74は、長手方向が左右方向に沿うように配置されている。すなわち、可動カバー部64は固定カバー部62に対して、回動シャフト74の長手方向(すなわち左右方向)に伸びる回動軸周りに回動可能である。捩りばね76は、可動カバー部64が閉じる方向に、可動カバー部64を支持部材72に対して付勢している。
可動カバー部64が開く方向に、可動カバー部64を固定カバー部62に対して回動させると、図5に示すように、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー2から部分的に露出する。例えばグラインダ4によって壁面の近傍の床面を研削する際に、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー2から部分的に露出させることで、集塵カバー2が壁面と干渉することなく、ダイヤモンドカップ6による床面の研削を行うことができる。また、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー2から部分的に露出させることで、ダイヤモンドカップ6とワークの状態を視認しながら研削作業を行うことができる。
図6に示すように、ガイド部材78は、円柱形状の金属を屈曲させて形成されている。ガイド部材78は、支持部78aと、支持部78aの両端から屈曲するアーム部78b、78cと、アーム部78bの先端からアーム部78c側に向けて屈曲するカム部78dと、アーム部78cの先端からアーム部78b側に向けて屈曲するカム部78eを備えている。ガイド部材78では、支持部78aの中央で支持部78aに直交する平面に関して、アーム部78bとアーム部78cは対称な形状を有しており、カム部78dとカム部78eは対称な形状を有している。
図4に示すように、ガイド部材78は、支持部78aの長手方向を回動軸として回動可能に、支持部材72に支持されている。また、ガイド部材78は、支持部78aの長手方向が、可動カバー部64の回動軸の方向(すなわち左右方向)に略平行となるように配置されている。ガイド部材78のカム部78dは、可動カバー部64に形成されたカム溝64aに入り込んでいる。ガイド部材78のカム部78eは、可動カバー部64に形成されたカム溝64bに入り込んでいる(図1参照)。可動カバー部64のカム溝64aとカム溝64bは、可動カバー部64の中央を通る前後方向および上下方向を含む平面に関して、対称な形状を有している。
図7、図8に示すように、ガイド部材78のカム部78d,78eは、可動カバー部64の固定カバー部62に対する回動動作に応じて、可動カバー部64のカム溝64a,64bの内部を移動する。可動カバー部64のカム溝64a,64bの側壁には、捩りばね76の付勢力に抗してカム部78d,78eと係合可能な第1凹部64c,64dと、第1凹部64c,64dとは異なる位置に形成されており、捩りばね76の付勢力に抗してカム部78d,78eと係合可能な第2凹部64e,64fが形成されている。カム部78d,78eが第1凹部64c,64dに係合したときの、可動カバー部64の固定カバー部62に対する開き角度は、0°よりも大きく90°よりも小さい。また、カム部78d,78eが第2凹部64e,64fに係合したときの、可動カバー部64の固定カバー部62に対する開き角度は、カム部78d,78eが第1凹部64c,64dに係合したときの、可動カバー部64の固定カバー部62に対する開き角度よりも大きく、かつ0°よりも大きく90°よりも小さい。上記のような構成とすることによって、可動カバー部64を固定カバー部62に対して開いた状態で保持する際の可動カバー部64の開き角度を、段階的に選択することができる。なお、カム部78d,78eが第1凹部64c,64d(または第2凹部64e,64f)に係合している状態であっても、ユーザが可動カバー部64を掴んで固定カバー部62に対して回動させることで、カム部78d,78eと第1凹部64c,64d(または第2凹部64e,64f)の間の係合を解除することができる。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、グラインダ4(電動工具の例)は、モータ14と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)と、ダイヤモンドカップ6の周囲を覆う集塵カバー2を備えている。集塵カバー2は、ハウジング48に対して固定された固定カバー部62と、固定カバー部62に対して移動可能な可動カバー部64を備えている。可動カバー部64は、固定カバー部62に対して、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー2から部分的に露出する第1位置(カム部78d,78eが第1凹部64c,64dに係合したときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)と、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー2から部分的に露出する第2位置(カム部78d,78eが第2凹部64e,64fに係合したときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)で固定可能である。第2位置は第1位置とは異なる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー2は、モータ14と、モータ14に接続されるベベルギヤ34と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6を保持するスピンドル32を備えるグラインダ4に、ダイヤモンドカップ6の周囲を覆うように取り付けられる。集塵カバー2は、ハウジング48に対して固定された固定カバー部62と、固定カバー部62に対して移動可能な可動カバー部64を備えている。可動カバー部64は、固定カバー部62に対して、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー2から部分的に露出する第1位置(カム部78d,78eが第1凹部64c,64dに係合したときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)と、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー2から部分的に露出する第2位置(カム部78d,78eが第2凹部64e,64fに係合したときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)で固定可能である。第2位置は第1位置とは異なる。
上記のグラインダ4や、上記の集塵カバー2によれば、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー2から部分的に露出させた状態で、可動カバー部64を固定カバー部62に対して固定することができる。さらに、上記のグラインダ4や、上記の集塵カバー2によれば、可動カバー部64を固定カバー部62に対して、第1位置で固定することもできるし、第1位置とは異なる第2位置で固定することもできる。上記のグラインダ4や、上記の集塵カバー2によれば、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー2からわずかに露出させた状態で作業を行うこともできるし、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー2から大きく露出させた状態で作業を行うこともできる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、スピンドル32は、ハウジング48に対して回転軸周りに回転可能である。可動カバー部64は、固定カバー部62に対して、スピンドル32の回転軸に略直交する方向(左右方向)に沿った回動軸周りに回動可動である。
上記の構成によれば、可動カバー部64を固定カバー部62に対して回動させた時に、可動カバー部64がダイヤモンドカップ6やワークから遠ざかる方向に移動するので、可動カバー部64が壁面等の障害物と干渉することを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、固定カバー部62は、カム部78d,78e(カム突起の例)を備えている。可動カバー部64は、カム部78d,78eに対応するカム溝64a,64bを備えている。カム溝64a,64bは、カム部78d,78eが係合可能な第1凹部64c,64dと、カム部78d,78eが係合可能な第2凹部64e,64fを備えている。第1凹部64c,64dは、第1位置に対応して配置されている。第2凹部64e,64fは、第2位置に対応して配置されている。
上記の構成によれば、可動カバー部64を固定カバー部62に対して、第1位置でも固定可能であり、第2位置でも固定可能である構造を、簡素な構成により実現することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、可動カバー部64は、固定カバー部62に対して、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー2から露出しない第3位置(可動カバー部64を閉じた状態としたときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)まで移動可能である。
上記の構成によれば、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー2から露出させない状態でも、作業を行うことができる。
なお、上記とは異なり、可動カバー部64の回動軸は、スピンドル32の回転軸と略直交する方向以外の方向に沿ったものであってもよい。また、上記とは異なり、可動カバー部64がカム突起を備えていてもよく、固定カバー部62がカム溝を備えていてもよい。
(実施例2)
本実施例の集塵カバー102は、実施例1の集塵カバー2と同様に、グラインダ4に取り付けて使用される。本実施例の集塵カバー102は、実施例1の集塵カバー2とほぼ同様の構成を備えている。以下では本実施例の集塵カバー102について、実施例1の集塵カバー2と相違する点のみについて詳細に説明する。
図9に示すように、本実施例の集塵カバー102は、実施例1のカバー開閉機構66の代わりに、カバー開閉機構104を備えている。また、本実施例の集塵カバー102では、可動カバー部64に、カム溝64a,64bは形成されていない。図10に示すように、本実施例の集塵カバー102でも、可動カバー部64が開く方向に、可動カバー部64を固定カバー部62に対して回動させることで、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー102から部分的に露出する。
図11に示すように、カバー開閉機構104は、可動カバー部64に一体的に形成された可動側開閉部材106と、固定カバー部62に一体的に形成された固定側開閉部材108、110を備えている。可動側開閉部材106は、可動カバー部64の後方端部の上面に配置されている。固定側開閉部材108、110は、固定カバー部62の前方端部の上面に配置されている。
図12に示すように、可動側開閉部材106は、可動カバー部64の回動軸の方向(すなわち左右方向)に長手方向を有する略円柱形状の回動シャフト部106aと、可動カバー部64の回動軸の方向(すなわち左右方向)に長手方向を有する略円柱形状の係合シャフト部106bと、回動シャフト部106aおよび係合シャフト部106bと一体的に形成された保持部106cを備えている。回動シャフト部106aと係合シャフト部106bは互いにオフセットしており、回動シャフト部106aの長手方向と係合シャフト部106bの長手方向は略平行である。回動シャフト部106aの左方向の端部は、保持部106cの左方向の端部よりも左方向に突出しており、回動シャフト部106aの右方向の端部は、保持部106cの右方向の端部よりも右方向に突出している。係合シャフト部106bの左方向の端部は、保持部106cの左方向の端部よりも左方向に突出しており、係合シャフト部106bの右方向の端部は、保持部106cの右方向の端部よりも右方向に突出している。
固定側開閉部材108は、略円筒形状に形成されており、内側に可動カバー部64の回動軸の方向(すなわち左右方向)に長手方向を有する貫通孔108aが形成されている。また、固定側開閉部材108の外周面には、所定の角度間隔で、複数の係合凹部108bが形成されている。複数の係合凹部108bは、それぞれ、可動カバー部64の回動軸の方向(すなわち左右方向)に長手方向を有しており、可動側開閉部材106の係合シャフト部106bと係合可能な形状を有している。固定側開閉部材110は、略円筒形状に形成されており、内側に可動カバー部64の回動軸の方向(すなわち左右方向)に長手方向を有する貫通孔110aが形成されている。また、固定側開閉部材110の外周面には、所定の角度間隔で、複数の係合凹部110bが形成されている。複数の係合凹部110bは、それぞれ、可動カバー部64の回動軸の方向(すなわち左右方向)に長手方向を有しており、可動側開閉部材106の係合シャフト部106bと係合可能な形状を有している。固定側開閉部材108と固定側開閉部材110は、可動カバー部64の中央を通る前後方向および上下方向を含む平面に関して、対称な形状を有している。
図11に示すように、可動カバー部64を固定カバー部62に取り付けた状態では、可動側開閉部材106の回動シャフト部106aの左方向の端部が、固定側開閉部材108の貫通孔108aに挿入され、可動側開閉部材106の回動シャフト部106aの右方向の端部が、固定側開閉部材110の貫通孔110aに挿入される。これによって、可動カバー部64は固定カバー部62に、左右方向を回動軸として回動可能に保持される。また、可動カバー部64を固定カバー部62に取り付けた状態では、可動側開閉部材106の係合シャフト部106bの左方向の端部が、固定側開閉部材108の複数の係合凹部108bのうちの一つに係合し、可動側開閉部材106の係合シャフト部106bの右方向の端部が、固定側開閉部材110の複数の係合凹部110bのうちの一つに係合する。
図13、図14に示すように、ユーザが可動カバー部64を掴んで固定カバー部62に対して回動させると、可動側開閉部材106の係合シャフト部106bは、固定側開閉部材108,110の複数の係合凹部108b,110bのうち、可動カバー部64の開き角度に応じた位置にあるものと係合する。その状態で、ユーザが可動カバー部64から手を離しても、係合シャフト部106bが可動カバー部64の開き角度に応じた係合凹部108b,110bと係合しているので、可動カバー部64はその開き角度で開いた状態に維持される。このような構成とすることによって、可動カバー部64を固定カバー部62に対して開いた状態で保持する際の可動カバー部64の開き角度を、段階的に選択することができる。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、グラインダ4(電動工具の例)は、モータ14と、モータ14に接続されるベベルギヤ34(動力伝達機構の例)と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6(先端工具の例)を保持するスピンドル32(先端工具保持部の例)と、ダイヤモンドカップ6の周囲を覆う集塵カバー102を備えている。集塵カバー102は、ハウジング48に対して固定された固定カバー部62と、固定カバー部62に対して移動可能な可動カバー部64を備えている。可動カバー部64は、固定カバー部62に対して、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー102から部分的に露出する第1位置(係合シャフト部106bが複数の係合凹部108b(110b)のうちの1つと係合したときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)と、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー102から部分的に露出する第2位置(係合シャフト部106bが複数の係合凹部108b(110b)のうちの別の1つと係合したときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)で固定可能である。第2位置は第1位置とは異なる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、集塵カバー102は、モータ14と、モータ14に接続されるベベルギヤ34と、モータ14およびベベルギヤ34を収容するハウジング48と、ベベルギヤ34に接続されており、ダイヤモンドカップ6を保持するスピンドル32を備えるグラインダ4に、ダイヤモンドカップ6の周囲を覆うように取り付けられる。集塵カバー102は、ハウジング48に対して固定された固定カバー部62と、固定カバー部62に対して移動可能な可動カバー部64を備えている。可動カバー部64は、固定カバー部62に対して、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー2から部分的に露出する第1位置(係合シャフト部106bが複数の係合凹部108b(110b)のうちの1つと係合したときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)と、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー2から部分的に露出する第2位置(係合シャフト部106bが複数の係合凹部108b(110b)のうちの別の1つと係合したときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)で固定可能である。第2位置は第1位置とは異なる。
上記のグラインダ4や、上記の集塵カバー102によれば、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー102から部分的に露出させた状態で、可動カバー部64を固定カバー部62に対して固定することができる。さらに、上記のグラインダ4や、上記の集塵カバー102によれば、可動カバー部64を固定カバー部62に対して、第1位置で固定することもできるし、第1位置とは異なる第2位置で固定することもできる。上記のグラインダ4や、上記の集塵カバー102によれば、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー102からわずかに露出させた状態で作業を行うこともできるし、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー102から大きく露出させた状態で作業を行うこともできる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、スピンドル32は、ハウジング48に対して回転軸周りに回転可能である。可動カバー部64は、固定カバー部62に対して、スピンドル32の回転軸に略直交する方向(左右方向)に沿った回動軸周りに回動可動である。
上記の構成によれば、可動カバー部64を固定カバー部62に対して回動させた時に、可動カバー部64がダイヤモンドカップ6やワークから遠ざかる方向に移動するので、可動カバー部64が壁面等の障害物と干渉することを抑制することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、可動カバー部64は、係合シャフト部106b(係合部の例)を備えている。固定カバー部62は、係合シャフト部106bと係合可能な第1被係合部(複数の係合凹部108b(110b)のうちの1つ)と、係合シャフト部106bと係合可能な第2被係合部(複数の係合凹部108b(110b)のうちの別の1つ)を備えている。第1被係合部と、第2被係合部を含む、複数の係合凹部108b(110b)は、可動カバー部64の回動軸を中心とする円周上に配置されている。第1被係合部は、第1位置に対応して配置されている。第2被係合部は、第2位置に対応して配置されている。
上記の構成によれば、可動カバー部64を固定カバー部62に対して、第1位置でも固定可能であり、第2位置でも固定可能である構造を、簡素な構成により実現することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、可動カバー部64は、固定カバー部62に対して、ダイヤモンドカップ6が集塵カバー102から露出しない第3位置(可動カバー部64を閉じた状態としたときの可動カバー部64の固定カバー部62に対する位置)まで移動可能である。
上記の構成によれば、ダイヤモンドカップ6を集塵カバー102から露出させない状態でも、作業を行うことができる。
なお、上記とは異なり、可動カバー部64の回動軸は、スピンドル32の回転軸と略直交する方向以外の方向に沿ったものであってもよい。また、上記とは異なり、固定カバー部62が係合部を備えていてもよく、可動カバー部64が被係合部を備えていてもよく、係合部が凹部であってもよく、被係合部が凸部であってもよい。
上記の各実施例では、電動工具がグラインダ4であり、先端工具がダイヤモンドカップ6であり、先端工具保持部がスピンドル32である場合を例として説明したが、電動工具は他の種類の電動工具であってもよいし、先端工具は他の種類の先端工具であってもよいし、先端工具保持部は他の種類の先端工具保持部であってもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :集塵カバー
4 :グラインダ
6 :ダイヤモンドカップ
8 :本体ハウジング
10 :ギヤハウジング
12 :ベアリングボックス
14 :モータ
16 :出力軸
18 :ベアリング
20 :ベアリング
22 :電源回路
24 :電源コード
26 :スイッチ
28 :第1ベベルギヤ
30 :第2ベベルギヤ
32 :スピンドル
34 :ベベルギヤ
36 :ベアリング
38 :シャフトロック
40 :ベアリング
42 :ベアリング
44 :インナフランジ
46 :アウタフランジ
48 :ハウジング
50 :カバー取り付け部
52 :ベース
54 :カバー本体
56 :ノズル
58 :バンド
58a :湾曲部
58b :平板部
58c :締結具
60 :ベースプレート
60a :開口部
60b :平板部
60c :半円筒部
62 :固定カバー部
64 :可動カバー部
64a :カム溝
64b :カム溝
64c :第1凹部
64d :第1凹部
64e :第2凹部
64f :第2凹部
66 :カバー開閉機構
68 :締結具
70 :集塵ブラシ
72 :支持部材
74 :回動シャフト
76 :ばね
78 :ガイド部材
78a :支持部
78b :アーム部
78c :アーム部
78d :カム部
78e :カム部
80 :締結具
102 :集塵カバー
104 :カバー開閉機構
106 :可動側開閉部材
106a :回動シャフト部
106b :係合シャフト部
106c :保持部
108 :固定側開閉部材
108a :貫通孔
108b :係合凹部
110 :固定側開閉部材
110a :貫通孔
110b :係合凹部

Claims (10)

  1. モータと、
    前記モータに接続される動力伝達機構と、
    前記モータおよび前記動力伝達機構を収容するハウジングと、
    前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部と、
    前記先端工具の周囲を覆う集塵カバーを備えており、
    前記集塵カバーが、前記ハウジングに対して固定された固定カバー部と、前記固定カバー部に対して移動可能な可動カバー部を備えており、
    前記可動カバー部が、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第1位置と、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第2位置で固定可能であって
    前記第2位置は前記第1位置とは異なる、電動工具。
  2. 前記先端工具保持部が、前記ハウジングに対して回転軸周りに回転可能であって、
    前記可動カバー部が、前記固定カバー部に対して、前記回転軸に略直交する方向に沿った回動軸周りに回動可動である、請求項1の電動工具。
  3. 前記可動カバー部および前記固定カバー部の一方が、カム突起を備えており、
    前記可動カバー部および前記固定カバー部の他方が、前記カム突起に対応するカム溝を備えており、
    前記カム溝が、前記カム突起が係合可能な第1凹部と、前記カム突起が係合可能な第2凹部を備えており、
    前記第1凹部が、前記第1位置に対応して配置されており、
    前記第2凹部が、前記第2位置に対応して配置されている、請求項2の電動工具。
  4. 前記可動カバー部および前記固定カバー部の一方が、係合部を備えており、
    前記可動カバー部および前記固定カバー部の他方が、前記係合部と係合可能な第1被係合部と、前記係合部と係合可能な第2被係合部を備えており、
    前記第1被係合部と、前記第2被係合部が、前記回動軸を中心とする円周上に配置されており、
    前記第1被係合部が、前記第1位置に対応して配置されており、
    前記第2被係合部が、前記第2位置に対応して配置されている、請求項2の電動工具。
  5. 前記可動カバー部が、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから露出しない第3位置まで移動可能である、請求項1から4の何れか一項の電動工具。
  6. モータと、前記モータに接続される動力伝達機構と、前記モータおよび前記動力伝達機構を収容するハウジングと、前記動力伝達機構に接続されており、先端工具を保持する先端工具保持部を備える電動工具に、前記先端工具の周囲を覆うように取り付けられる集塵カバーであって、
    前記ハウジングに対して固定された固定カバー部と、前記固定カバー部に対して移動可能な可動カバー部を備えており、
    前記可動カバー部が、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第1位置と、前記先端工具が前記集塵カバーから部分的に露出する第2位置で固定可能であって
    前記第2位置は前記第1位置とは異なる、集塵カバー。
  7. 前記先端工具保持部が、前記ハウジングに対して回転軸周りに回転可能であって、
    前記可動カバー部が、前記固定カバー部に対して、前記回転軸に略直交する方向に沿った回動軸周りに回動可動である、請求項6の集塵カバー。
  8. 前記可動カバー部および前記固定カバー部の一方が、カム突起を備えており、
    前記可動カバー部および前記固定カバー部の他方が、前記カム突起に対応するカム溝を備えており、
    前記カム溝が、前記カム突起が係合可能な第1凹部と、前記カム突起が係合可能な第2凹部を備えており、
    前記第1凹部が、前記第1位置に対応して配置されており、
    前記第2凹部が、前記第2位置に対応して配置されている、請求項7の集塵カバー。
  9. 前記可動カバー部および前記固定カバー部の一方が、係合部を備えており、
    前記可動カバー部および前記固定カバー部の他方が、前記係合部と係合可能な第1被係合部と、前記係合部と係合可能な第2被係合部を備えており、
    前記第1被係合部と、前記第2被係合部が、前記回動軸を中心とする円周上に配置されており、
    前記第1被係合部が、前記第1位置に対応して配置されており、
    前記第2被係合部が、前記第2位置に対応して配置されている、請求項7の集塵カバー。
  10. 前記可動カバー部が、前記固定カバー部に対して、前記先端工具が前記集塵カバーから露出しない第3位置まで移動可能である、請求項6から9の何れか一項の集塵カバー。
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