JP2023118595A - 表示処理装置、取引支援装置及びプログラム - Google Patents

表示処理装置、取引支援装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】取引支援装置の対処効率の向上を支援する。【解決手段】表示処理装置は、通信部と、表示制御部とを備える。通信部は、取引支援装置の事象に関する信号を受信する。表示制御部は、取引支援装置の事象に関する信号に基づいて取引支援装置を示すオブジェクトをディスプレイに表示する。表示制御部は、複数の取引支援装置を示す複数のオブジェクトをディスプレイに表示する場合、複数の取引支援装置の事象に基づいて複数の取引支援装置の優先順を識別可能な態様で複数のオブジェクトを前記ディスプレイに表示する。【選択図】 図7

Description

本発明の実施形態は、表示処理装置、取引支援装置及びプログラムに関する。
近年、スーパーマーケット等の店舗では、人件費の削減及び感染症の感染予防対策等の観点から、セルフPOS(Point Of Sales)端末が注目されている。セルフPOS端末は、商品の登録から決済までの操作を客が自ら行うようにしたフルセルフ対応の装置である。
多くのセルフPOS端末を導入する店舗では、店舗のスタッフは、複数のセルフPOS端末を監視し、スタッフの呼出等の各セルフPOS端末で発生する事象に対処しなければならない。
特開2014-211831号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、取引支援装置の対処効率の向上を支援する技術を提供しようとするものである。
一実施形態において、表示処理装置は、通信部と、表示制御部とを備える。通信部は、取引支援装置の事象に関する信号を受信する。表示制御部は、取引支援装置の事象に関する信号に基づいて取引支援装置を示すオブジェクトをディスプレイに表示する。表示制御部は、複数の取引支援装置を示す複数のオブジェクトをディスプレイに表示する場合、複数の取引支援装置の事象に基づいて複数の取引支援装置の優先順を識別可能な態様で複数のオブジェクトを前記ディスプレイに表示する。
図1は、実施形態に係るフルセルフ方式のチェックアウトシステムを示す概略構成図である。 図2は、実施形態に係るセルフPOS端末を例示するブロック図である。 図3は、実施形態に係るアテンダント端末を例示するブロック図である。 図4は、実施形態に係るセルフPOS端末における第1の画像の表示例を示す図である。 図5は、実施形態に係るセルフPOS端末における第2の画像の表示の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るセルフPOS端末における第2の画像の表示の別の例を示す図である。 図7は、実施形態に係るアテンダント端末における表示例を示す図である。 図8は、実施形態に係るアテンダント端末における別の表示例を示す図である。 図9は、実施形態に係るアテンダント端末におけるさらに別の表示例を示す図である。 図10は、実施形態に係るセルフPOS端末における表示処理を例示するフローチャートである。 図11は、実施形態に係るアテンダント端末における表示処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係るアテンダント端末における表示処理の別の例を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて実施形態について説明する。各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(構成例)
図1は、フルセルフ方式のチェックアウトシステム100を示す概略構成図である。チェックアウトシステム100は、複数のセルフPOS端末10、複数のカメラ20及びアテンダント端末30を含む。複数のセルフPOS端末10、複数のカメラ20及びアテンダント端末30は、ネットワーク40を介して互いに通信自在に接続する。例えば、ネットワーク40は、インターネット、携帯通信網及びLAN(Local Area Network)等の種々のネットワークのうちの1以上のネットワークで構成される。1以上のネットワークは、無線ネットワークを含んでもよいし、有線ネットワークを含んでもよい。なお、チェックアウトシステム100は、複数のセルフPOS端末10、複数のカメラ20及びアテンダント端末30のうちの少なくとも2つの電子機器を含むシステムを指すこともある。
複数のセルフPOS端末10は、商品の登録から支払いまでの取引に係る決済を客がセルフで行うことのできる電子機器である。電子機器は、コンピュータを含む。複数のセルフPOS端末10は、店舗の会計場に設置されている。客は、商品が陳列された売場において商品を買物籠等に入れて会計場へと移動し、セルフPOS端末10を操作して、商品の登録から支払いまでの取引に係る決済を行う。商品の登録は、商品を購入対象として登録することを含む。セルフPOS端末10を使用する客は、セルフPOS端末10のユーザの一例である。セルフPOS端末10は、商品の取引を支援するための取引支援装置の一例である。取引支援装置は、セルフPOS端末10で例示される商品の登録から支払いまでの取引に係る決済を客自身により行う装置に限定されない。取引支援装置は、例えば、少なくとも商品の登録を行う機能を有する商品登録装置であってもよい。取引支援装置は、少なくとも支払い機能を有する会計装置であってもよい。
複数のカメラ20は、撮影機能を有し、撮影に基づいて撮影画像データを取得する電子機器である。例えば、撮影画像は、動画像であるが、静止画像でもよい。カメラ20は、撮影機能を有する撮影機器の一例である。カメラ20は、単体の機器でもよいし、タブレット端末又はスマートフォン等の機器に搭載された機器でもよい。複数のカメラ20は、店舗の会計場に設置されている。
複数のカメラ20は、複数のセルフPOS端末10の近傍を撮影する。複数のカメラ20は、複数のセルフPOS端末10のそれぞれを使用する客を撮影するカメラ20を含む。1つのカメラ20が1つのセルフPOS端末10を使用する客を撮影してもよいし、複数のカメラ20が1つのセルフPOS端末10を使用する客を撮影してもよい。例えば、複数のカメラ20は、セルフPOS端末10を使用する客の顔を撮影するカメラ20を含む。複数のカメラ20は、セルフPOS端末10を使用して商品を登録する客の手元を撮影するカメラ20を含んでもよい。複数のカメラ20は、セルフPOS端末10を使用する客の顔及び商品を登録する客の手元を撮影するカメラ20を含んでもよい。
複数のカメラ20は、商品の登録後であって決済前の登録取消に伴う返品のための商品置き場を撮影するカメラ20を含んでもよい。登録取消に伴う返品のための商品置き場は、セルフPOS端末10毎に決められていてもよい。複数のカメラ20は、決済後の返品のための商品置き場を撮影するカメラ20を含んでもよい。決済後の返品のための商品置き場は、セルフPOS端末10毎に決められていてもよい。決済後の返品のための商品置き場は、登録取消に伴う返品のための商品置き場と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
なお、カメラ20は、セルフPOS端末10と別体でなくてもよい。セルフPOS端末10は、少なくとも1つのカメラ20を含んでいてもよい。
アテンダント端末30は、セルフPOS端末10の事象に対処するための情報の表示を処理する電子機器である。セルフPOS端末10の事象については後述する。アテンダント端末30は、PC(Personal Computer)、タブレット端末又はスマートフォン等であるが、これらに限定されない。アテンダント端末30は、店舗内に設置されていてもよいし、店舗外に設置されていてもよい。店舗内の設置例では、アテンダント端末30の使用場所は、セルフPOS端末10と同じ売場でもよいし、同じ売場以外にバックオフィス等の同一店舗の別フロアでもよい。店舗外の設置例では、アテンダント端末30の使用場所は、コールセンターのような店舗とは別の場所でもよい。アテンダントは、アテンダント端末30を使用する。アテンダントは、店員等の店舗のスタッフを含む。アテンダント端末30を使用するアテンダントは、アテンダント端末30のユーザの一例である。なお、図1では、1つのアテンダント端末30が示されているが、複数のアテンダント端末30がネットワーク40に接続されていてもよい。アテンダント端末30は、情報の表示を処理するための表示処理装置の一例である。アテンダント端末30は、セルフPOS端末10とは異なる電子機器の一例である。
セルフPOS端末10の構成例について説明する。
図2は、セルフPOS端末10を例示するブロック図である。
セルフPOS端末10は、プロセッサ101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、通信インタフェース104、表示デバイス105、入力デバイス106、カードリーダ107、プリンタ108、スキャナ109、現金処理機110、スピーカ111及びマイク112を含む。セルフPOS端末10を構成する各部は、互いに信号を入出力可能に接続されている。図2では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
プロセッサ101は、セルフPOS端末10の中枢部分に相当する。プロセッサ101は、セルフPOS端末10のコンピュータを構成する要素である。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)であるが、これに限定されない。プロセッサ101は、種々の回路で構成されていてもよい。プロセッサ101は、メインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶されているプログラムをメインメモリ102に展開する。プログラムは、セルフPOS端末10のプロセッサ101に後述する各部を実現し、プロセッサ101に各部の処理を実行させるためのプログラムである。プロセッサ101は、メインメモリ102に展開されるプログラムを実行することで、種々の処理を実行する。
メインメモリ102は、セルフPOS端末10の主記憶部分に相当する。メインメモリ102は、セルフPOS端末10のコンピュータを構成する要素である。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域及び揮発性のメモリ領域を含む。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はプログラムを記憶する。メインメモリ102は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ101によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば、メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域としてROM(Read Only Memory)を含む。例えば、メインメモリ102は、揮発性のメモリ領域としてRAM(Random Access Memory)を含む。
補助記憶デバイス103は、セルフPOS端末10の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス103は、セルフPOS端末10のコンピュータを構成する要素である。補助記憶デバイス103は、EEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等である。補助記憶デバイス103は、上述のプログラム、プロセッサ101が各種の処理を行う上で使用するデータ及びプロセッサ101での処理によって生成されるデータを記憶する。
通信インタフェース104は、所定の通信プロトコルに従い、ネットワーク40を介して、セルフPOS端末10を他の電子機器と通信可能に接続する種々のインタフェースを含む。
表示デバイス105は、プロセッサ101の制御により種々の画像を表示可能なデバイスである。例えば、表示デバイス105は、液晶ディスプレイまたはEL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。表示デバイス105は、タッチパネルを含む。表示デバイス105は、ディスプレイの一例である。
入力デバイス106は、客の操作に基づいて指示を入力可能なデバイスである。入力デバイス106は、ボタン式の入力キーを含んでもよい。入力デバイス106は、入力キーを実現可能なタッチパネルを含んでもよい。
カードリーダ107は、カード媒体に記録されたデータを読み取るデバイスである。例えば、カード媒体は、クレジットカード、電子マネーカード又はポイントカード等である。カードリーダ107は、磁器カードの磁気ストライプに記録されたデータを読み取るデバイスを含む。カードリーダ107は、IC(Integrated Circuit)カードのICチップに記録されたデータを読み取るデバイスを含む。
プリンタ108は、シートに画像を印刷するためのデバイスである。例えば、プリンタ108は、サーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタ等である。
スキャナ109は、光学的に以下に例示する種々のコードシンボルを読み取り、コードシンボルから情報を取得するデバイスである。例えば、コードシンボルは、バーコードシンボル又は二次元コードシンボルである。コードシンボルは、商品を識別可能な識別情報を格納した商品のコードシンボルでもよい。商品のコードシンボルは、商品に付された画像でもよい。コードシンボルは、会員を識別可能な識別情報を格納した会員のコードシンボルでもよい。会員のコードシンボルは、会員カードに付された画像でもよいし、スマートフォン等の端末に表示可能な画像でもよい。コードシンボルは、コード決済用のコードシンボルでもよい。スキャナ109は、セルフPOS端末10に固定されたスキャナを含む。スキャナ109は、客が持って動かすことが可能なスキャナを含む。
現金処理機110は、現金を処理するデバイスである。現金処理機110は、投入された紙幣又は硬貨を処理する。現金処理機110は、釣銭としての紙幣又は硬貨を排出する。
スピーカ111は、セルフPOS端末10の制御により音声を出力可能なデバイスである。
マイク112は、音声を入力可能なデバイスである。
なお、セルフPOS端末10のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。セルフPOS端末10は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。表示デバイス105、入力デバイス106、カードリーダ107、プリンタ108、スキャナ109、現金処理機110、スピーカ111及びマイク112のうちの少なくとも1つは、セルフPOS端末10とは別体であってもよい。
上述のプロセッサ101に実現される各部について説明する。
プロセッサ101は、検知部1011、通信部1012及び表示制御部1013を実現する。プロセッサ101に実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ101に実現される各部は、プロセッサ101及びメインメモリ102を含む制御部に実現されるということもできる。
検知部1011は、セルフPOS端末10の事象を検知する。セルフPOS端末10の事象は、セルフPOS端末10で発生する事象であって、アテンダントによる対処を必要とする事象である。アテンダントにより対処することは、アテンダントにより対応することを含む。
セルフPOS端末10の事象は、客により入力デバイス106を介して入力された事象を含む。この例では、検知部1011は、客による入力デバイス106を介したセルフPOS端末10の事象の指示の入力に基づいて、セルフPOS端末10の事象を検知する。以下では、客により入力デバイス106を介して入力された事象は、第1の事象ともいう。第1の事象をいくつか例示するが、第1の事象はこれらに限定されるものではない。
第1の事象は、通話の要求を含んでもよい。通話の要求は、セルフPOS端末10を使用する客とアテンダント端末30を使用するアテンダントとの間の通話の要求である。通話の要求は、「店員呼び出しの要求」や「応対の要求」と読み替えてもよい。通話は、ネットワーク40を介したセルフPOS端末10とアテンダント端末30との間の音声データの通信に基づくものである。通話は、音声に加えて、撮影画像データに基づく撮影画像の表示を伴うものでもよい。例えば、通話の要求に対するアテンダントによる対処は、客との通話である。第1の事象は、登録取消に伴う返品の要求を含んでもよい。例えば、登録取消に伴う返品の要求に対するアテンダントによる対処は、アテンダント端末30等の端末を介した登録取消の入力である。第1の事象は、決済後の返品の要求を含んでもよい。例えば、決済後の返品の要求に対するアテンダントによる対処は、アテンダント端末30等の端末を介した返金処理等の入力である。この通話の要求は、例えば、客が、画面上に表示された「店員呼び出し」等と表示されたアイコンや物理的に設けられた「店員呼び出し」ボタンをタッチすることで、セルフPOS端末10から通話の要求が実行される。
セルフPOS端末10の事象は、セルフPOS端末10により自律的に発生する事象を含む。この例では、検知部1011は、セルフPOS端末10における事象の発生に基づいて、セルフPOS端末10の事象を検知する。以下では、セルフPOS端末10により自律的に発生する事象は、第2の事象ともいう。第2の事象は、客による入力デバイス106を介したセルフPOS端末10の事象の入力によらない事象である。第2の事象は、客による正しいセルフPOS端末10の使用にもかかわらず、セルフPOS端末10により自律的に発生する事象である。第2の事象をいくつか例示するが、第2の事象はこれらに限定されるものではない。
第2の事象は、重量エラーを含んでもよい。重量エラーは、ここで重量エラーとは、操作者が正しい操作をしたにも関わらず発生してしまうエラーの事を指す。例えば、複数の同じ商品の総重量がこの商品の数に基づいて設定された重量範囲外である場合に発生するエラーである。例えば、5個の同じ果物を登録する場合を想定する。登録した5個の同じ果物の総重量がこの果物の数5個に対して設定された重量範囲外である場合、重量エラーが発生する。例えば、重量エラーに対するアテンダントによる対処は、アテンダント端末30等の端末を介したエラーの解除の入力である。
第2の事象は、年齢制限のある商品(年齢制限商品)の登録を含んでもよい。年齢制限商品は、例えば、いわゆる20禁商品と呼ばわれる20歳未満への販売を禁止されている商品である。例えば、20禁商品は、アルコール又はたばこである。例えば、年齢制限商品の登録に対するアテンダントによる対処は、アテンダントによる客の確認に基づくアテンダント端末30等の端末を介した年齢制限商品の登録の許可の入力である。
第2の事象は、薬事法関連商品の登録を含んでもよい。例えば、薬事法関連商品は、医薬品である。薬事法関連商品の登録に対するアテンダントによる対処は、薬事法関連商品の登録の許可を判断可能な医薬品の分類に応じた適任者への連絡等である。
通信部1012は、通信インタフェース104を介して、アテンダント端末30と通信する。通信部1012は、検知部1011によるセルフPOS端末10の事象の検知に基づいて、セルフPOS端末10の事象に関する信号をアテンダント端末30に送信する。以下では、セルフPOS端末10の事象に関する信号は、事象信号ともいう。通信部1012が通話の要求に関する信号をアテンダント端末30に送信する場合、通信部1012は、通話の要求に関する信号に対する応答をアテンダント端末30から受信する。以下では、応答は、応答信号ともいう。応答信号は、通話開始に関する信号を含んでもよい。通話開始に関する信号は、通話を開始することを示す。応答信号は、通話開始の保留に関する信号を含んでもよい。通話開始の保留に関する信号は、通話の開始を保留することを示す。
通信部1012は、セルフPOS端末10のマイク112を介して入力された音声に基づく音声データをアテンダント端末30に送信する。マイク112を介して入力された音声は、客の音声を含む。通信部1012は、図3で示すアテンダント端末30のマイク309を介して入力された音声に基づく音声データをアテンダント端末30から受信する。マイク309を介して入力された音声は、アテンダントの音声を含む。通信部1012は、図3で示すアテンダント端末30のカメラ307により取得された撮影画像データをアテンダント端末30から受信する。カメラ307により取得された撮影画像データは、アテンダントの顔等を含むデータである。なお、ここでは、通信部1012が信号、情報又はデータをアテンダント端末30に送信し、通信部1012が信号、情報又はデータをアテンダント端末30から受信する例について説明するが、これに限定されない。通信部1012は、セルフPOS端末10とアテンダント端末30との間に接続されたサーバを経由することで、アテンダント端末30との間で、信号、情報又はデータのやり取りを行ってもよい。この例では、通信部1012は、アテンダント端末30宛ての信号、情報又はデータをサーバに送信する。通信部1012は、アテンダント端末30からPOS端末10に宛てられた信号、情報又はデータをサーバから受信する。
表示制御部1013は、第1の画像を表示デバイス105に表示する。第1の画像は、取引における種々の段階の画像である。ここでは、第1の画像が商品の登録段階における画像である例について説明するが、第1の画像は、会計段階における画像であってもよい。第1の画像は、通話に関する表示領域を含まない画像である。以下では、通話に関する表示領域は、通話表示領域ともいう。通話表示領域は、通話に関する画像を表示する領域である。通話表示領域は、通話の状況に応じて異なる画像を表示する。通話の状況が通話中である場合、通話表示領域は、通話中の画像を表示する。一例では、通話中の画像は、アテンダント端末30のカメラ307により取得された撮影画像データに基づく撮影画像である。この例では、通話表示領域は、アテンダントの顔等を含むリアルタイムの撮影画像を表示する。別の例では、通話中の画像は、アバター等のキャラクタの画像である。通話の状況が通話開始の保留中である場合、通話表示領域は、通話開始の保留中の画像を表示する。通話開始の保留中の画像は、アテンダントによる別のユーザの対応中により、ユーザの処理を待たせている状態に表示される画像である。例えば、通話開始の保留中の画像は、アテンダントにより通話開始が保留されていることを示すメッセージの画像である。通話開始の保留中の画像は、通話開始が保留されていることを示すメッセージとして、「今しばらくお待ちください」又は「現在〇人対応中です」等の順番待ちを示すメッセージの画像でもよい。第1の画像の例については後述する。
表示制御部1013は、応答信号に基づいて、第2の画像を表示デバイス105に表示する。第2の画像は、取引における種々の段階の画像である。ここでは、第2の画像が商品の登録段階における画像である例について説明するが、第2の画像は、会計段階における画像であってもよい。第2の画像は、応答信号に基づいて、第1の画像から遷移する画像である。第2の画像は、通話表示領域を含む画像である。第2の画像の例については後述する。
アテンダント端末30の構成例について説明する。
図3は、アテンダント端末30を例示するブロック図である。
アテンダント端末30は、プロセッサ301、メインメモリ302、補助記憶デバイス303、通信インタフェース304、表示デバイス305、入力デバイス306、カメラ307、スピーカ308及びマイク309を含む。アテンダント端末30を構成する各部は、互いに信号を入出力可能に接続されている。図3では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
プロセッサ301は、アテンダント端末30の中枢部分に相当する。プロセッサ301は、アテンダント端末30のコンピュータを構成する要素である。プロセッサ301は、上述のプロセッサ101と同様のハードウェア構成である。プロセッサ301は、メインメモリ302又は補助記憶デバイス303に記憶されているプログラムをメインメモリ302に展開する。プログラムは、アテンダント端末30のプロセッサ301に後述する各部を実現し、プロセッサ301に各部の処理を実行させるためのプログラムである。プロセッサ301は、メインメモリ302に展開されるプログラムを実行することで、種々の処理を実行する。
メインメモリ302は、アテンダント端末30の主記憶部分に相当する。メインメモリ302は、アテンダント端末30のコンピュータを構成する要素である。メインメモリ302は、上述のメインメモリ102と同様のハードウェア構成である。メインメモリ302は、上述のプログラムを記憶する。
補助記憶デバイス303は、アテンダント端末30の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス303は、アテンダント端末30のコンピュータを構成する要素である。補助記憶デバイス303は、上述の補助記憶デバイス103と同様のハードウェア構成である。補助記憶デバイス303は、上述のプログラムを記憶する。
通信インタフェース304は、所定の通信プロトコルに従い、ネットワーク40を介して、アテンダント端末30を他の電子機器と通信可能に接続する種々のインタフェースを含む。
表示デバイス305は、プロセッサ301の制御により種々の画像を表示可能なデバイスである。表示デバイス305は、上述の表示デバイス105と同様のハードウェア構成である。表示デバイス305は、ディスプレイの一例である。
入力デバイス306は、アテンダントの操作に基づいて指示を入力可能なデバイスである。入力デバイス306は、上述の入力デバイス106と同様のハードウェア構成である。
カメラ307は、撮影機能を有し、撮影に基づいて撮影画像データを取得する電子機器である。カメラ307は、撮影機能を有する撮影機器の一例である。カメラ307は、アテンダント端末30を使用するアテンダントの顔等を撮影する。
スピーカ308は、アテンダント端末30の制御により音声を出力可能なデバイスである。
マイク309は、音声を入力可能なデバイスである。
なお、アテンダント端末30のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。アテンダント端末30は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。表示デバイス305、入力デバイス306、カメラ307、スピーカ308及びマイク309のうちの少なくとも1つは、アテンダント端末30とは別体であってもよい。
上述のプロセッサ301に実現される各部について説明する。
プロセッサ301は、通信部3011及び表示制御部3012を実現する。プロセッサ301に実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ301に実現される各部は、プロセッサ301及びメインメモリ302を含む制御部に実現されるということもできる。
通信部3011は、通信インタフェース304を介して、複数のセルフPOS端末10のそれぞれと通信する。通信部3011は、事象信号をセルフPOS端末10から受信する。通信部3011は、アテンダントによる入力デバイス306を介した応答指示の入力に基づいて、応答信号をセルフPOS端末10に送信する。応答指示は、通話の要求に対する応答の指示である。一例では、通信部3011は、アテンダントによる入力デバイス306を介した通話開始指示の入力に基づいて、通話開始に関する信号をセルフPOS端末10に送信する。通話開始指示は、通話を開始する指示である。別の例では、通信部3011は、アテンダントによる入力デバイス306を介した通話開始保留指示の入力に基づいて、通話開始の保留に関する信号をセルフPOS端末10に送信する。通話開始保留指示は、通話開始を保留する指示である。通信部3011は、セルフPOS端末10のマイク112を介して入力された音声に基づく音声データをセルフPOS端末10から受信する。通信部3011は、通信インタフェース304を介して、複数のカメラ20により取得された撮影画像データを受信する。通信部3011は、アテンダント端末30のカメラ307により取得された撮影画像データをセルフPOS端末10に送信する。通信部3011は、アテンダント端末30のマイク309を介して入力された音声に基づく音声データをセルフPOS端末10に送信する。なお、ここでは、通信部3011が信号、情報又はデータをPOS端末10に送信し、通信部3011が信号、情報又はデータをPOS端末10から受信する例について説明するが、これに限定されない。通信部3011は、セルフPOS端末10とアテンダント端末30との間に接続されたサーバを経由することで、セルフPOS端末10との間で、信号、情報又はデータのやり取りを行ってもよい。この例では、通信部3011は、セルフPOS端末10宛ての信号、情報又はデータをサーバに送信する。通信部3011は、セルフPOS端末10からアテンダント端末30に宛てられた信号、情報又はデータをサーバから受信する。
表示制御部3012は、事象信号に基づいてセルフPOS端末10を示すオブジェクトを表示デバイス305に表示する。以下では、セルフPOS端末10を示すオブジェクトは、POS端末オブジェクトともいう。表示制御部3012は、2以上のセルフPOS端末10のそれぞれからの事象信号に基づいて、2以上のセルフPOS端末10を示す2以上のPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する。「2以上」の表記は、「複数」と読み替えてもよい。表示制御部3012は、2以上のPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する場合、2以上のセルフPOS端末10の事象に基づいて2以上のセルフPOS端末10の優先順を識別可能な態様で2以上のPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する。
優先順は、アテンダントによる対処を必要とする順序である。優先順は、セルフPOS端末10の事象に応じて設定された序列の高い順を含む。例えば、序列は、重要度である。重要度は、アテンダントによる対処を必要とする重要性又は緊急性及びアテンダントによる対処効率等の種々の事情に基づいて適宜設定され得る。重要度が低くなるにつれて、アテンダントによる対処が保留されても、客がセルフPOS端末10を操作する上での影響が低くなる。重要度は、高い順に、「高」、「中」、「低」の3段階を例にして説明するが、重要度の段階数は、これに限定されない。例えば、通話の要求は、重要度「高」とする。通話の要求は、客による積極的な要求であり、アテンダントは通話を開始しなければ客による問い合わせ内容を把握できない。そのため、通話の要求の重要度は最も高い。重量エラーは、重要度「中」とする。年齢制限商品は、重要度「低」とする。薬事法関連商品の登録は、重要度「低」とする。登録取消に伴う返品の要求は、重要度「低」とする。決済後の返品の要求は、重要度「低」とする。補助記憶デバイス303は、セルフPOS端末10の事象と重要度との関係性を示すデータを記憶してもよい。セルフPOS端末10の事象と重要度との関係性を示すデータは、適宜更新され得る。同じ重要度の複数のPOS端末オブジェクトの優先順は、通信部3011による事象信号の受信時刻の古い順を含んでもよい。
2以上のセルフPOS端末10の優先順を識別可能な態様は、2以上のPOS端末オブジェクトの配置により優先順を識別可能な態様とすることを含む。2以上のPOS端末オブジェクトの配置は、2以上のPOS端末オブジェクトの並びを含む。この例では、表示制御部3012は、2以上のセルフPOS端末10の事象に基づく並びで2以上のPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する。なお、2以上のセルフPOS端末10の優先順を識別可能な態様は、2以上のPOS端末オブジェクトの配置に限定されない。2以上のセルフPOS端末10の優先順を識別可能な態様は、2以上のPOS端末オブジェクトの色又は大きさ等の外観により優先順を識別可能な態様とすることを含んでもよい。
POS端末オブジェクトは、種々の情報を含む。POS端末オブジェクトは、事象信号をアテンダント端末30に送信したセルフPOS端末10を示す名称等の識別情報を含んでもよい。POS端末オブジェクトは、通信部3011による事象信号の受信時刻を含んでもよい。POS端末オブジェクトは、事象信号で特定される事象の重要度を含んでもよい。POS端末オブジェクトは、事象信号で特定される事象を含んでもよい。POS端末オブジェクトは、応答指示を入力するための入力キーを含んでもよい。POS端末オブジェクトは、応答指示として通話開始指示を入力するための入力キーを含んでもよい。POS端末オブジェクトは、応答指示として通話開始保留指示を入力するための入力キーを含んでもよい。POS端末オブジェクトは、事象信号で特定される事象に応じて応答指示を入力するための入力キーを含むか否か変わってもよい。これは、アテンダントが客と通話する必要性がセルフPOS端末10の事象に応じて変わるからである。セルフPOS端末10の事象が通話の要求である場合、アテンダントは客と通話する必要がある。この例では、POS端末オブジェクトは、応答指示を入力するための入力キーを含む。セルフPOS端末10の事象が重量エラーである場合、アテンダントは客と通話する必要性が低い。この例では、POS端末オブジェクトは、応答指示を入力するための入力キーを含まなくてもよい。なお、アテンダント端末30は、1つのセルフPOS端末10から同一の又は異なるタイミングで複数の事象信号を受信することもある。この例では、POS端末オブジェクトは、事象信号毎の情報を含んでもよい。表示制御部3012は、事象毎の複数の重要度のうち高い方の重要度に基づいて、POS端末オブジェクトの優先順を設定してもよい。
表示制御部3012は、対象セルフPOS端末に関する撮影画像を表示する。例えば、対象セルフPOS端末に関する撮影画像は、対象セルフPOS端末に関連するカメラ20により取得された撮影画像である。表示制御部3012は、撮影画像を、POS端末オブジェクトを表示する表示デバイス305と同一の又は異なる表示デバイスに表示する。表示制御部3012は、撮影画像をPOS端末オブジェクトと共に表示デバイス305に表示することができる。表示制御部3012は、撮影画像を表示デバイス305とは異なる表示デバイスであって、アテンダントが利用可能な表示デバイスに表示することができる。ここでは、表示制御部3012が撮影画像を表示デバイス305に表示する例について説明する。
対象セルフPOS端末は、アテンダントによる対処の対象となるセルフPOS端末10である。対象セルフPOS端末は、POS端末オブジェクトを表示された2以上のセルフPOS端末10のうちから選択されたセルフPOS端末10である。対象セルフPOS端末は、アテンダントによる入力デバイス306を介した対象セルフPOS端末の選択指示の入力に基づいて選択される。対象セルフPOS端末の選択指示は、上述の通話開始指示を含んでもよい。対象セルフPOS端末に関連するカメラ20は、対象セルフPOS端末に関連する範囲を撮影する1台以上のカメラ20である。対象セルフPOS端末に関連するカメラ20は、対象セルフPOS端末を使用する客を撮影するカメラ20を含む。対象セルフPOS端末に関連するカメラ20は、対象セルフPOS端末に関連付けられた登録取消に伴う返品のための商品置き場を撮影するカメラ20を含む。対象セルフPOS端末に関連するカメラ20は、対象セルフPOS端末に関連付けられた決済後の返品のための商品置き場を撮影するカメラ20を含む。
表示制御部3012は、アテンダントによる入力デバイス306を介した消去指示の入力に基づいて、POS端末オブジェクトの表示を消去する。消去指示は、POS端末オブジェクトの表示を消去する指示である。消去することは、表示状態から非表示状態に遷移させることを含む。消去指示は、通話開始指示後にアテンダントにより入力デバイス306を介して入力される通話終了指示を含んでもよい。通話終了指示は、開始された通話を終了する指示である。消去指示は、POS端末オブジェクトの消去に加えて、撮影画像を消去する指示であってもよい。この例では、表示制御部3012は、入力デバイス306を介した消去指示の入力に基づいて、撮影画像の表示を消去する。アテンダントは、入力デバイス306を介して、対処済みのセルフPOS端末10を示すPOS端末オブジェクトの消去指示を入力することができる。
(表示例)
セルフPOS端末10における画像の表示例について説明する。
第1の画像について説明する。
第1の画像は、複数の表示領域を含む。表示領域は、共通の内容を表示する領域である。表示領域は、明示的に枠を表示された領域であってもよいし、明示的に枠を表示されていない仮想的な領域であってもよい。
図4は、セルフPOS端末10における第1の画像51の表示例を示す図である。
表示デバイス105は、第1の画像51を表示する。
第1の画像51は、複数の表示領域601~606を含む。
表示領域601は、客へのメッセージを表示する領域である。表示領域602は、登録された1以上の商品のそれぞれの明細を表示する領域である。明細は、商品名、点数及び価格を含んでもよい。表示領域603は、登録された1以上の商品の合計点数及び合計金額を表示する領域である。表示領域604は、通話の要求の指示を入力するための入力キーを表示する領域である。表示領域605は、表示デバイス105に表示される画像を、登録段階における画像から会計段階における画像へ遷移させる指示を入力するための入力キーを表示する領域である。表示領域606は、コードシンボルの付されていない商品を登録するための1以上の入力キーを表示する領域である。
第2の画像について説明する。
一例では、第2の画像は、通話表示領域とは異なる複数の表示領域を含む。第2の画像に含まれる複数の表示領域は、複数の表示領域の一部又は全部である。第2の画像に含まれる複数の表示領域のそれぞれの位置及び形状は、第1の画像に含まれる対応する表示領域の位置及び形状と同じである。第2の画像は、第1の画像に含まれる複数の表示領域のうちの少なくとも1つの表示領域に通話表示領域を重畳した画像である。通話表示領域は、少なくとも1つの表示領域の全体と重なってもよいし、少なくとも1つの表示領域の一部と重なってもよい。
図5は、セルフPOS端末10における第2の画像52の表示の一例を示す図である。
表示デバイス105は、第2の画像52を表示する。
第2の画像52は、複数の表示領域611~615及び通話表示領域61を含む。
複数の表示領域611~615は、複数の表示領域601~606の一部である複数の表示領域601~605に対応する領域である。複数の表示領域611~615は、複数の表示領域601~605と同内容を表示する領域である。複数の表示領域611~615のそれぞれの位置及び形状は、複数の表示領域601~605のそれぞれの位置及び形状と同じである。
第2の画像52は、第1の画像51に含まれる複数の表示領域601~606のうちの表示領域606に通話表示領域61を重畳した画像である。通話表示領域61は、第1の画像51における表示領域606の全体と重なる。第2の画像52では、表示領域606の代わりに、通話表示領域61が視認可能となる。なお、通話表示領域61は、第1の画像51における表示領域606の一部と重なるように設定されてもよい。この例では、第2の画像52は、通話表示領域61と重なっていない表示領域606の一部を視認可能に含む。
通話表示領域61が重畳される少なくとも1つの表示領域は限定されない。通話表示領域61は、アテンダントとの通話中に必要性の低い情報を表示する表示領域に重畳することが好ましい。1以上の入力キーを表示する表示領域606は、アテンダントとの通話中に必要性の低い情報を表示する表示領域の一例である。明細を表示する表示領域612は、客がアテンダントとの通話中に参照する可能性のある情報を表示する。明細を表示する表示領域612は、必要性の高い情報を表示する表示領域の一例である。
別の例では、第2の画像は、通話表示領域とは異なる複数の表示領域を含む。第2の画像に含まれる複数の表示領域は、複数の表示領域の一部又は全部である。第2の画像に含まれる複数の表示領域のうちの少なくとも1つの表示領域のそれぞれの態様は、第1の画像に含まれる対応する表示領域の態様と異なる。表示領域の態様は、位置及び形状のうちの少なくとも何れか一方を含む表示態様であってもよい。第2の画像は、第1の画像に含まれる複数の表示領域のうちの少なくとも1つの表示領域の態様を変更した画像である。少なくとも1つの表示領域の態様の変更は、通話表示領域を設定するために少なくとも1つの表示領域の態様を変更することを含む。例えば、通話表示領域は、第2の画像に含まれる複数の表示領域と重ならないように設定された領域である。通話表示領域は、第2の画像に含まれる複数の表示領域の一部に重畳されてもよい。少なくとも1つの表示領域の態様の変更は、少なくとも1つの表示領域を縮小することを含む。少なくとも1つの表示領域の態様の変更は、少なくとも1つの表示領域の位置を移動することを含む。
図6は、セルフPOS端末10における第2の画像53の表示の別の例を示す図である。
表示デバイス105は、第2の画像53を表示する。
第2の画像53は、複数の表示領域621~626及び通話表示領域62を含む。
複数の表示領域621~626は、複数の表示領域601~606の全部に対応する領域である。複数の表示領域621~626は、複数の表示領域601~606と同内容を表示する領域である。複数の表示領域621、623~626のそれぞれの位置及び形状は、複数の表示領域601、603~605のそれぞれの位置及び形状と同じである。表示領域622の形状は、表示領域602の形状を横方向に縮小した形状であるので、表示領域622の態様は、表示領域602の態様と異なる。第2の画像53は、複数の表示領域601~606のうちの表示領域602の態様を変更した画像である。通話表示領域62は、表示領域602から表示領域622への縮小により生じた複数の表示領域621~626の何れにも含まれない領域に設定された領域である。第2の画像53では、複数の表示領域621~626と共に、通話表示領域62が視認可能となる。
なお、図4~図6に示される第1の画像51、第2の画像52及び第2の画像53は、商品の登録段階の画像の例であるが、表示デバイス105は、会計段階においても、同様に第1の画像又は第2の画像を表示することができる。例えば、表示デバイス105は、商品の登録段階の画像における会計ボタンの選択に基づいて、会計段階の第1の画像を表示する。会計段階の第1の画像は、合計金額及び支払金額の表示並びに通話の要求の指示を入力するための「店員呼出」の入力キー(アイコン)の表示を含む。表示デバイス105は、会計段階の第1の画像における「店員呼出」の入力キーの選択に基づいて、会計段階の第2の画像を表示する。会計段階の第2の画像は、合計金額及び支払金額の表示並びに通話表示領域を含む。会計段階の第2の画像は、決済後の返品の要求時に表示される画像である。
アテンダント端末30における画像の表示例について説明する。
図7は、アテンダント端末30における表示例を示す図である。
表示制御部3012は、3つのPOS端末オブジェクト71~73を表示デバイス305に表示する。POS端末オブジェクト71は、識別情報「セルフPOS端末K」を含む。POS端末オブジェクト71は、受信時刻「16:40」を含む。POS端末オブジェクト71は、重要度「高」を含む。POS端末オブジェクト71は、事象「店員呼出」を含む。事象「店員呼出」は、通話の要求に対応する。POS端末オブジェクト71は、応答指示を入力するための複数の入力キーを含む。POS端末オブジェクト71は、応答指示として通話開始指示を入力するための入力キー81を含む。POS端末オブジェクト71は、応答指示として通話開始保留指示を入力するための入力キー82を含む。POS端末オブジェクト72及び73は、POS端末オブジェクト71と同様に種々の情報を含む。
POS端末オブジェクト71に示される重要度は、POS端末オブジェクト72及びPOS端末オブジェクト73に示される重要度よりも高い。POS端末オブジェクト72に示される重要度及びPOS端末オブジェクト73に示される重要度は同じである。POS端末オブジェクト72に示される受信時刻は、POS端末オブジェクト73に示される受信時刻よりも古い。優先順は、POS端末オブジェクト71に示される「セルフPOS端末K」、POS端末オブジェクト72に示される「セルフPOS端末B」、POS端末オブジェクト73に示される「セルフPOS端末R」の順である。表示制御部3012は、POS端末オブジェクト71、POS端末オブジェクト72及びPOS端末オブジェクト73を、左側から横方向にこの並びで表示デバイス305に表示する。
図8は、アテンダント端末30における別の表示例を示す図である。
図8は、図7に示す3つのPOS端末オブジェクト71~73に加えて、POS端末オブジェクト74を表示デバイス305に表示する例を示す。
通信部3011は、事象信号を「セルフPOS端末D」で識別されるセルフPOS端末10から受信したものとする。3つのPOS端末オブジェクト71~73の表示は、消去されていないものとする。
表示制御部3012は、通信部3011による「セルフPOS端末D」からの事象信号の取得に基づいて、4つのセルフPOS端末10の優先順を更新する。POS端末オブジェクト74に示される重要度は、POS端末オブジェクト71に示される重要度よりも低い。POS端末オブジェクト74に示される重要度は、POS端末オブジェクト72及びPOS端末オブジェクト73に示される重要度よりも高い。優先順は、POS端末オブジェクト71に示される「セルフPOS端末K」、POS端末オブジェクト74に示される「セルフPOS端末D」、POS端末オブジェクト72に示される「セルフPOS端末B」、POS端末オブジェクト73に示される「セルフPOS端末R」の順である。表示制御部3012は、POS端末オブジェクト71、POS端末オブジェクト74、POS端末オブジェクト72及びPOS端末オブジェクト73を、左側から横方向にこの並びで表示デバイス305に表示する。
図9は、アテンダント端末30におけるさらに別の表示例を示す図である。
アテンダントは、POS端末オブジェクト71に示される入力キー81の選択により、入力デバイス306を介して通話開始指示を入力したものとする。対象セルフPOS端末は、「セルフPOS端末K」である。
通信部3011は、「セルフPOS端末K」に関連するカメラ20により取得された撮影画像データを受信する。例えば、撮影画像データは、「セルフPOS端末K」を使用する客の顔等を含むデータである。表示制御部3012は、「セルフPOS端末K」に関連するカメラ20により取得された撮影画像データに基づく撮影画像91を表示デバイス305に表示する。撮影画像91は、「セルフPOS端末K」を使用する客の顔等を含む通話中のリアルタイムの画像である。
(動作例)
次に、以上のように構成されたチェックアウトシステム100の動作例を説明する。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
セルフPOS端末10の動作の動作について説明する。
図10は、セルフPOS端末10における処理を例示するフローチャートである。
表示デバイス105は、第1の画像を表示しているものとする。
検知部1011は、セルフPOS端末10の事象を検知する(ACT1)。
通信部1012は、検知部1011によるセルフPOS端末10の事象の検知に基づいて、事象信号をアテンダント端末30に送信する(ACT2)。
通信部1012は、応答信号をアテンダント端末30から受信する(ACT3)。
表示制御部1013は、応答信号に基づいて、第2の画像を表示デバイス105に表示する(ACT4)。ACT4では、例えば、表示制御部1013は、通信部1012による応答信号の受信に基づいて、表示デバイス105に表示する画像を、第1の画像から第2の画像に遷移させる。
応答信号が通話開始の保留に関する信号である場合、表示制御部1013は、通話開始の保留中の画像を通話表示領域に表示する。応答信号が通話開始に関する信号である場合、表示制御部1013は、通話中の画像を通話表示領域に表示する。通信部1012は、通話中、セルフPOS端末10のマイク112を介して入力された音声に基づく音声データをアテンダント端末30に送信する。通信部1012は、通話中、アテンダント端末30のマイク309を介して入力された音声に基づく音声データをアテンダント端末30から受信する。スピーカ111は、通信部1012により受信された音声データに基づく音声を出力する。通信部1012は、通話中、アテンダント端末30のカメラ307により取得された撮影画像データをアテンダント端末30から受信することもある。表示制御部1013は、通信部1012により受信された撮影画像データに基づく撮影画像を通話表示領域に表示する。
なお、通信部1012は、通話開始の保留に関する信号の受信後に、通話開始に関する信号を受信することもある。この例では、表示制御部1013は、通信部1012による通話開始に関する信号の受信に基づいて、通話表示領域に表示する画像を、通話開始の保留中の画像から通話中の画像に遷移させる。
表示制御部1013は、通話を終了するか否かを判断する(ACT6)。ACT6では、例えば、表示制御部1013は、客による入力デバイス106を介した通話終了指示の入力に基づいて通話を終了すると判断してもよい。表示制御部1013は、通信部1012によるアテンダント端末30からの通話終了に関する信号の受信に基づいて、通話を終了すると判断してもよい。通話終了に関する信号は、アテンダントにより入力デバイス306を介して入力される通話終了指示に基づく信号である。表示制御部1013は、通話を終了すると判断しない場合(ACT5、NO)、ACT5の処理を繰り返す。表示制御部1013が通話を終了すると判断した場合(ACT5、YES)、処理は、AT5からACT6へ遷移する。
表示制御部1013は、通話を終了する場合、第1の画像を表示デバイス105に表示する(ACT7)。ACT7では、例えば、表示制御部1013は、表示デバイス105に表示する画像を、第2の画像から第1の画像に遷移させる。
なお、ACT2において通信部1012によりアテンダント端末30に送信された事象信号で特定される事象が通話を必要としないこともある。この例では、ACT3~6の処理は、省略され得る。なお、検知部1011は、同一の又は異なるタイミングで複数の事象を検知することもある。この例では、ACT1~2の処理は、複数回繰り返される。
アテンダント端末30の動作の動作について説明する。
図11は、アテンダント端末30における表示処理の一例を示すフローチャートである。
アテンダント端末30は、事象信号を受信する毎に、以下に例示する処理を実行する。
通信部3011は、事象信号をセルフPOS端末10から受信する(ACT11)。
表示制御部3012は、事象信号に基づいてPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する(ACT12)。表示デバイス305がPOS端末オブジェクトを表示していない場合について説明する。この例では、表示対象のPOS端末オブジェクトは、通信部3011により受信された事象信号に基づく新たなPOS端末オブジェクトのみである。表示制御部3012は、通信部3011による事象信号の受信に基づいて、事象信号に基づく新たなPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する。
表示デバイス305が1以上のPOS端末オブジェクトを表示している場合について説明する。この例では、表示対象のPOS端末オブジェクトは、表示デバイス305に表示中の1以上のPOS端末オブジェクトと、通信部3011により受信された事象信号に基づく新たなPOS端末オブジェクトを合わせた2以上のPOS端末オブジェクトである。表示制御部3012は、通信部3011による事象信号の受信に基づいて、事象信号の送信元であるセルフPOS端末10を含む2以上のセルフPOS端末10の優先順を更新する。表示制御部3012は、優先順の更新に基づいて、新たなPOS端末オブジェクトを含む2以上のPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する。表示制御部3012は、2以上のセルフPOS端末10の優先順を識別可能な態様で2以上のPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する。例えば、表示制御部3012は、優先順に沿って2以上のPOS端末オブジェクトの並びを変える。表示制御部3012は、2以上のセルフPOS端末10の事象に基づく並びで2以上のPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する。
図12は、アテンダント端末30における表示処理の別の例を示すフローチャートである。
表示制御部3012は、対象セルフPOS端末の選択を検知する(ACT21)。ACT21では、例えば、表示制御部3012は、入力デバイス306を介した対象セルフPOS端末の選択指示の入力に基づいて、対象セルフPOS端末の選択を検知する。
表示制御部3012は、対象セルフPOS端末に関連するカメラ20により取得された撮影画像データに基づく撮影画像を表示デバイス305に表示する(ACT22)。ACT22では、例えば、通信部3011は、対象セルフPOS端末に関連するカメラ20により取得された撮影画像データを受信する。表示制御部3012は、通信部3011により受信された撮影画像データに基づく撮影画像を表示デバイス305に表示する。
表示制御部3012は、対象セルフPOS端末の事象に応じた撮影条件の撮影画像を表示デバイス305に表示してもよい。撮影条件は、撮影画像データを取得するカメラ20による撮影に関する条件である。撮影条件は、撮影範囲を含んでもよい。撮影範囲は、カメラ20により撮影される範囲である。撮影される範囲は、撮影される対象を含む。撮影条件は、撮影時間を含んでもよい。撮影時間は、カメラ20により撮影されるタイミングである。撮影されるタイミングは、リアルタイム又は過去のある一時点を含む任意の長さの時間等である。撮影条件は、撮影範囲及び撮影時間の組み合わせでもよい。
セルフPOS端末10の事象が「店員呼び出し」、すなわち「通話」の要求である場合について説明する。撮影範囲は、対象セルフPOS端末を使用する客の顔等を含む範囲であってもよい。撮影時間は、リアルタイムであってもよい。これにより、アテンダントは、リアルタイムに客の顔を見ながら適切に客と通話をすることができる。
セルフPOS端末10の事象が重量エラーである場合について説明する。撮影範囲は、対象セルフPOS端末を使用する客の手元等を含む範囲であってもよい。撮影時間は、事象の発生時刻に対応するアテンダント端末30による事象信号の受信時刻を含む任意の長さの時間であってもよい。これにより、アテンダントは、重量エラーの発生時点を含む時間における客の手元を確認することで、適切にエラーの解除の要否を判断することができる。
セルフPOS端末10の事象が年齢制限商品の登録である場合について説明する。撮影範囲は、対象セルフPOS端末を使用する客の顔等を含む範囲であってもよい。撮影時間は、リアルタイムであってもよい。これにより、アテンダントは、年齢制限商品の登録をした客の顔を確認することで、適切に年齢制限商品の登録の許可の要否を判断することができる。
セルフPOS端末10の事象が登録取消に伴う返品の要求である場合について説明する。撮影範囲は、対象セルフPOS端末に関連付けられた登録取消に伴う返品のための商品置き場を含む範囲であってもよい。撮影時間は、リアルタイムであってもよい。これにより、アテンダントは、リアルタイムで商品置き場の状況を確認することで、客により登録取消に伴う返品が適切になされているのかを判断することができる。
セルフPOS端末10の事象が決済後の返品の要求である場合について説明する。撮影範囲は、対象セルフPOS端末に関連付けられた決済後の返品のための商品置き場を含む範囲であってもよい。撮影時間は、リアルタイムであってもよい。これにより、アテンダントは、リアルタイムで商品置き場の状況を確認することで、客により決済後の返品が適切になされているのかを判断することができる。
撮影時間がリアルタイムである場合、表示制御部3012は、通信部3011により受信されたリアルタイムの撮影画像データに基づく撮影画像を表示デバイス305に表示する。撮影時間が過去の時間である場合、表示制御部3012は、通信部3011により受信された過去の時間の撮影画像データに基づく撮影画像を表示デバイス305に表示する。この例では、補助記憶デバイス303は、通信部3011により受信された過去の撮影画像データを記憶していてもよい。
なお、通信部3011は、通話中、セルフPOS端末10のマイク112を介して入力された音声に基づく音声データをセルフPOS端末10から受信する。スピーカ308は、通信部3011により受信された音声データに基づく音声を出力する。通信部3011は、通話中、アテンダント端末30のマイク309を介して入力された音声に基づく音声データをセルフPOS端末10に送信する。通信部3011は、通話中、アテンダント端末30のカメラ307により取得された撮影画像データをセルフPOS端末10に送信することもある。
表示制御部3012は、対象セルフPOS端末に関するPOS端末オブジェクトを消去するか否かを判断する(ACT23)。ACT23では、例えば、表示制御部3012は、入力デバイス306を介した消去指示の入力に基づいて、対象セルフPOS端末に関するPOS端末オブジェクトを消去すると判断してもよい。表示制御部1013は、POS端末オブジェクトを消去すると判断しない場合(ACT23、NO)、ACT23の処理を繰り返す。表示制御部1013がPOS端末オブジェクトを消去すると判断した場合(ACT23、YES)、処理は、ACT23からACT24へ遷移する。
表示制御部3012は、入力デバイス306を介した消去指示の入力に基づいて、撮影画像の表示を消去する(ACT24)。
表示制御部3012は、入力デバイス306を介した消去指示の入力に基づいて、対象セルフPOS端末に関するPOS端末オブジェクトの表示を消去する(ACT25)。表示制御部3012は、消去したPOS端末オブジェクトの分を詰めた並びとなるように、表示を継続する1以上のPOS端末オブジェクトを表示デバイス305に表示する。
実施形態は、以下のように構成され得る。
[1]
取引支援装置のユーザと前記取引支援装置とは異なる電子機器のユーザとの間の通話の要求に関する信号を送信し、前記通話の要求に関する信号に対する応答を受信する通信部と、
通話に関する表示領域を含まない第1の画像をディスプレイに表示し、前記応答に基づいて、前記通話に関する表示領域を含む第2の画像を前記ディスプレイに表示する表示制御部と、
を備える取引支援装置。
[2]
前記第1の画像は、複数の表示領域を含み、
前記第2の画像は、前記複数の表示領域のうちの少なくとも1つの表示領域に前記通話に関する表示領域を重畳した画像である、
[1]に記載の取引支援装置。
[3]
前記第1の画像は、複数の表示領域を含み、
前記第2の画像は、前記複数の表示領域のうちの少なくとも1つの表示領域の態様を変更した画像である、
[2]に記載の取引支援装置。
[4]
コンピュータに、
取引支援装置のユーザと前記取引支援装置とは異なる電子機器のユーザとの間の通話の要求に関する信号を送信する機能と、
前記通話の要求に関する信号に対する応答を受信する機能と、
通話に関する表示領域を含まない第1の画像をディスプレイに表示する機能と、
前記応答に基づいて、前記通話に関する表示領域を含む第2の画像を前記ディスプレイに表示する機能と、
を実行させるためのプログラム。
(効果)
実施形態に係る表示処理装置は、取引支援装置の事象に関する信号を受信する。表示処理装置は、取引支援装置の事象に関する信号に基づいて取引支援装置を示すオブジェクトをディスプレイに表示する。表示処理装置は、複数の取引支援装置を示す複数のオブジェクトをディスプレイに表示する場合、複数の取引支援装置の事象に基づいて複数の取引支援装置の優先順を識別可能な態様で複数のオブジェクトをディスプレイに表示する。
このように、表示処理装置は、複数の取引支援装置の優先順を識別可能な態様で複数のオブジェクトを表示するので、対処順序を明確化して表示することができる。複数の取引支援装置の優先順は、複数の取引支援装置の事象に基づいているので、表示処理装置は、対処を必要とする順序で複数のオブジェクトを表示することができる。アテンダントは、複数の取引支援装置について対処を必要とする順序で把握することができるので、複数の取引支援装置を効率的に対処することができる。少人数のアテンダントによる多数の取引支援装置の監視が可能になる。これにより、表示処理装置は、アテンダントによる取引支援装置の対処効率の向上を支援することができる。
表示処理装置は、複数の取引支援装置の事象に基づく並びで前記複数のオブジェクトをディスプレイに表示する。
このように、表示処理装置は、複数の取引支援装置の優先順に複数のオブジェクトを並べて表示するので、対処順序を把握し易い態様で表示することができる。
表示処理装置は、複数の取引支援装置のうちから選択された取引支援装置に関する撮影画像をディスプレイと同一の又は異なるディスプレイに表示する。
このように、表示処理装置は、撮影画像を表示することで、選択された取引支援装置の対処を支援することができる。アテンダントは、撮影画像を見ることで、取引支援装置の事象に対して適切に対処することができる。これにより、表示処理装置は、アテンダントによる取引支援装置の対処効率の向上を支援することができる。
表示処理装置は、選択された取引支援装置の事象に応じた撮影条件の撮影画像を表示する。
このように、表示処理装置は、アテンダントが必要とする事象に応じた撮影画像を表示することができる。アテンダントは、取引支援装置の事象に対して確認することが必要な撮影画像を見ることができるので、取引支援装置の事象に対して効率的に対処することができる。
実施形態に係る取引支援装置は、取引支援装置のユーザと取引支援装置とは異なる電子機器のユーザとの間の通話の要求に関する信号を送信する。取引支援装置は、通話の要求に関する信号に対する応答を受信する。取引支援装置は、通話に関する表示領域を含まない第1の画像をディスプレイに表示する。取引支援装置は、応答に基づいて、通話に関する表示領域を含む第2の画像をディスプレイに表示する。
このように、表示処理装置は、通話に関する表示領域を表示しながら、アテンダントが客と通話することを可能にする。アテンダントは、客の元へ行くことなく、通話により客からの問い合わせに対処することができる。これにより、表示処理装置は、アテンダントによる取引支援装置の対処効率の向上を支援することができる。また、表示処理装置は、通話に関する表示領域の表示又は非表示を切り替えるので、客による取引支援装置の使い勝手を損ねることはない。表示処理装置は、通話に関する表示領域を表示することで客にアテンダントの画像等を見せることができるので、客に安心感を与えることができる。
第1の画像は、複数の表示領域を含む。第2の画像は、複数の表示領域のうちの少なくとも1つの表示領域に通話に関する表示領域を重畳した画像である。
このように、取引支援装置は、複数の表示領域の態様を変更することなく通話に関する表示領域を重畳して表示するので、処理負荷をかけることなく通話に関する表示領域を表示するこができる。例えば、取引支援装置は、アテンダントとの通話中に必要性の低い情報を表示する表示領域に通話に関する表示領域を重畳することで、客が通話中に見る可能性のある情報を隠すことはない。そのため、取引支援装置は、客による取引支援装置の使い勝手を損ねることはない。
第1の画像は、複数の表示領域を含む。第2の画像は、複数の表示領域のうちの少なくとも1つの表示領域の態様を変更した画像である。
このように、取引支援装置は、通話に関する表示領域の表示前に表示されていた複数の表示領域の何れも非表示にすることなく、通話に関する表示領域を表示することができる。取引支援装置に表示されている情報量は通話に関する表示領域が表示されてもほとんど減らないので、客は、必要な情報を見ながらアテンダントと通話することができる。
[他の実施形態]
セルフPOS端末10が表示デバイス105に通話に関する表示領域を表示する例について説明したが、これに限定されない。表示制御部1013は、第1の画像を表示する表示デバイス105とは異なる表示デバイスに通話に関する表示領域を表示してもよい。表示デバイス105とは異なる表示デバイスは、客が利用可能な表示デバイスである。表示デバイス105とは異なる表示デバイスは、セルフPOS端末10に含まれていてもよいし、セルフPOS端末10と別体でもよい。この例では、表示制御部1013は、通信部1012による応答信号の受信に基づいて、表示デバイス105とは異なる表示デバイスに通話に関する表示領域を表示する。表示制御部1013は、通信部1012による応答信号の受信に基づいて、表示デバイス105に表示する画像を、第1の画像から第2の画像に遷移させることを必要としない。
取引支援装置は、セルフPOS端末10のような1つの装置で実現されてもよいし、機能を分散させた複数の装置で実現されてもよい。表示処理装置は、アテンダント端末30のような1つの装置で実現されてもよいし、機能を分散させた複数の装置で実現されてもよい。
プログラムは、電子機器に記憶された状態で譲渡されてよいし、電子機器に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。後者の場合は、プログラムは、ネットワークを介して譲渡されてよいし、記録媒体に記録された状態で譲渡されてもよい。記録媒体は、非一時的な有形の媒体である。記録媒体は、コンピュータ可読媒体である。記録媒体は、CD-ROM、メモリカード等のプログラムを記憶可能かつコンピュータで読取可能な媒体であればよく、その形態は問わない。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…セルフPOS端末、20…カメラ、30…アテンダント端末、40…ネットワーク、51…第1の画像、52…第2の画像、53…第2の画像、61…通話表示領域、62…通話表示領域、71~74…POS端末オブジェクト、81…入力キー、82…入力キー、91…撮影画像、100…チェックアウトシステム、101…プロセッサ、102…メインメモリ、103…補助記憶デバイス、104…通信インタフェース、105…表示デバイス、106…入力デバイス、107…カードリーダ、108…プリンタ、109スキャナ、110…現金処理機、111…スピーカ、112…マイク、301…プロセッサ、302…メインメモリ、303…補助記憶デバイス、304…通信インタフェース、305…表示デバイス、306…入力デバイス、307…カメラ、308…スピーカ、309…マイク、601~606…表示領域、611~615…表示領域、621~626…表示領域、1011…検知部、1012…通信部、1013…表示制御部、3011…通信部、3012…表示制御部。

Claims (5)

  1. 取引支援装置の事象に関する信号を受信する通信部と、
    前記取引支援装置の事象に関する信号に基づいて前記取引支援装置を示すオブジェクトをディスプレイに表示する表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、複数の取引支援装置を示す複数のオブジェクトを前記ディスプレイに表示する場合、前記複数の取引支援装置の事象に基づいて前記複数の取引支援装置の優先順を識別可能な態様で前記複数のオブジェクトを前記ディスプレイに表示する、
    表示処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記複数の取引支援装置の事象に基づく並びで前記複数のオブジェクトを前記ディスプレイに表示する、請求項1に記載の表示処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記複数の取引支援装置のうちから選択された取引支援装置に関する撮影画像を前記ディスプレイと同一の又は異なるディスプレイに表示する、
    請求項1に記載の表示処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記選択された取引支援装置の事象に応じた撮影条件の前記撮影画像を表示する、請求項3に記載の表示処理装置。
  5. コンピュータに、
    取引支援装置の事象に関する信号を前記取引支援装置から受信する機能と、
    前記取引支援装置の事象に関する信号に基づいて前記取引支援装置を示すオブジェクトをディスプレイに表示する機能と、
    を実行させ、
    前記表示する機能は、複数の取引支援装置を示す複数のオブジェクトを前記ディスプレイに表示する場合、前記複数の取引支援装置の事象に基づいて前記複数の取引支援装置の優先順を識別可能な態様で前記複数のオブジェクトを前記ディスプレイに表示する、
    プログラム。
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