JP2023118029A - 釣り針外し具 - Google Patents

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【課題】釣り針を確実に挟持し、針を外し、魚から針を外す際に人体に針が刺さる事故を減らし、釣り針外し具の海中への落下を減らす釣り針外し具を提供する。【解決手段】「釣り針外し具」の材質や構造や形状を見直し、釣り針外し具の素材をステンレス等の硬質の金属で作り、針を引っ掛け引き寄せるAを鋭角の鉤状とし、Aで引き寄せた針を挟持するためAにA-1を設け、針を受けるBにB-1を設けることにより、針を挟持した状態でもAとBが重なり合う構造なので、ねじれ等の多方向からの力に対しても強く、針をA-1とB-1で挟持すると4つの接点で挟持する事になり、針が滑りづらく、A-1の中心とB-1の中心をずらすことにより、挟持した針を内側に押さえつける力も働き、強力に針を挟持でき、安全かつ確実に魚から針を外す。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 1.掲載日:令和3年7月30日 2.アドレス:https://www.facebook.com/ymogi 3.公開者:茂木陽一 4.杉本勝が、上記アドレスのウェブサイトで公開されている茂木陽一のフェイスブックにて、杉本勝が発明した釣り針外し具について公開した。
この発明は釣り上げた魚から針を外す道具の形状に関する。
釣り上げた魚から釣り針を外すためには、プライヤー等の工具や釣り針外し具等の針を外すための道具を用いることが多い。ほとんどの釣り針の先には、針に掛かった魚が外れづらいように返し(かかり)が付いており、魚が大型になると針も大型になり返しも大きくなる。返しが大きくなればなるほど針を外す際に大きな力が必要になるので、大型の魚に使う大型の針を外す場合は、プライヤーではプライヤー本体の大きさの割に針に接する面積が大きいため、力が分散され、針を挟持する力が弱く、またプライヤー自体の形状が小さい分、力を掛けて握るにも限界があるため上手く針を外すことが出来ない。また既存の釣り針外し具は、針を挟持する際に力を入れすぎて針外し具の形が変形したり破損したりする。プライヤー、既存の釣り針外し具のどちらも、針を外す行為を行っている者の体に針が刺さる、針を外す際に魚が暴れてプライヤー・針外し具の水中への落下等の問題がある。
特許第6928378号(P6928378)
既存の技術によれば、釣り針が掴みづらく、特に大型の魚および大きな針に対して針を外すことが難しく、時には腕などに釣り針が刺さるという事故が発生していた。また、魚が暴れたときに釣り針外し具が変形したり破損したり海の中に落下させることも多かった。そこで、この発明は大型の魚および大きな針に対応したサイズの釣り針外し具の場合、両手で操作する形状・構造とし、針を掴む部位の形状・材質を変えることにより、安全かつ確実に魚を外すことを課題とする。
以上の課題を解決するために第1発明は、針やハリス(針を結んである釣り糸)を引っ掛けやすく、なおかつ針を強力に挟持する。また、第2発明は大型の魚を対象とするサイズの釣り針外し具の場合、釣り針外し具を両手で操作する形状・構造にすることにより、使用する人の体から離れた場所で針を外すことにより魚から外れた針が腕などに刺さりづらくする。
既存の釣り針外し具の素材は弱く変形(削れる曲がる等)や破損しやすいため、ステンレス等の硬質の素材で製作し、なおかつ必要最低限の部品で製作することにより、単純な構造になり故障や破損が少なくなる。材料を軽くすると強度が落ちるので、実際に強度テストを繰り返した上での最適な資材を用いて製作している。強度と操作性を考慮し、大型の魚および大きな針を対象とするサイズの釣り針外し具の場合、あえて片手では操作できない長さと重さにすることで、必然的に両手での操作になり、釣り針外し具の水中への落下を防げるようになった。それと同時に、両手で力いっぱいレバーを握っても変形や破損しない強度に作り上げることが出来た。このことは、数多く黒マグロのリリース(殺さずに海に戻す)を実施して、結果を積み上げてきている。
第1発明は、針やハリス(針を結んである釣り糸)を引っ掛けやすく強力に挟持することができる。第2発明は、大型の魚および大きな針を対象とするサイズの釣り針外し具の場合、構造上、両手での作業が必要となるため、釣り針外し具の海中への落下が防げる。安全面では、動作する位置は従来品より魚からかなり離れた位置を持ち動作して外すため、針が人体に刺さる等の危険度も低く、また大型の魚をリリース(魚を殺さずに海に戻す)する場合、通常は船上から身を乗り出した状態で作業するため、釣り針外し具が長いので、行為の際、船からの人の落下の危険度も軽減することができた。
この発明の実施形態を示す全体図である。 この発明の実施形態を示す部位名称である。 この発明の実施形態を示す短手方向から見た前後左右の全体図である。 この発明の実施形態を示す短手方向から見た前後左右の先端部分拡大図である。 この発明の動作図である。(実施例1) この発明の実施形態を示す先端部分の拡大立体図である。 この発明の先端部分を真下から見た拡大図である。 この発明の実施形態を示す持ち手部分の拡大図である。 この発明の実施形態である。 この発明は違う形状の針を外す場合にも用いることができることを解説する図である。(実施例2) この発明は違う形状の針を外す場合、どこを挟んでも外すことができることを解説する図である。 この発明は針外し具と針との接点が4カ所あることを解説する図である。
この発明の実施形態を図1~図11に示す。図面を参照しながら詳細を説明する。
「釣り針外し具」の本体は全体がステンレス等の硬質の素材である。胴部のシャフトEは中空で、端部にグリップFと針受け部Bをそれぞれに有する。シャフト内にはロッドGが存在。AとCとDとGは一体化しており、E内をF側のE端部に長手方向に切りかいたスリット(溝)E-1に沿ってGが人力により前後に動く仕組みになっている。Dを指の背で押すことによりAとBが開き、Cを引くことでAとBで針を挟持し、魚から針を外すことが出来る。
動作は、親指と薬指と小指と手のひらでFを握り、人差し指と中指の背でDを押すことによりAが動き、AとBの間に隙間ができる。人差し指と中指でCを握ると、Aが手前に動く。JをBよりも1倍~10倍まで長くすることにより、図9のようにHやIを引っ掛けることが容易になる、また、Aの部品の先端を、図5のようにJ-1の角度を60°以上90°未満に内側に向けることにより、図9の(3)のように簡単にA-1のくぼみに針を誘導することができる仕組みである。
図5の(1)ようにA-1とB-1のくぼみの中心をずらすことにより(B-1の中心を後ろへずらした)、針との接点をBの長手方向の軸に対して斜めにした。(2)と(3)は針を挟持するA-1とB-1の針との接点は、力を入れて針を挟持した場合、Bのスライド孔のAに対するクリアランスの分だけAが後方へ押されてずれることにより、AとBとの重なりも増え、針を挟持する力も多方向より掛かるため、より強く針を挟持することができる。(4)針を挟持するAとBの針との接点がBの長手方向の軸に対して斜めにしていないので針を挟持する力が弱い。
図6、図7のようにAがBの切り込みに収まる構造ゆえ、ねじれを含む他方向からの力にも強い構造になっている。Aを針金状の材料ではなく、フラットバー(角のある材料)で製作したことにより、曲がりづらく強い。Bは硬質の素材を整形した構造なので強い。先行技術で存在するものは針を3点で押さえる構造になっているが、図6、図7のようにこの釣り針外し具はAを角のある部材で作っているため、図12のように4点で針を挟持する構造である。A側、B側ともに接点を2点ずつとすることにより、バランス良く針に力をかけることができる。この針外し具全体がステンレス等の硬質の素材なので、頑丈な作りである。Eの中を通るGは、フラットバーで出来ているので、強度もありねじれに強く、無垢の丸棒やパイプを使うより、Eとのクリアランスを少なくしても軽量化でき、ガタツキも少ない。
この発明の動作図(実施例1)は、図9の(1)~(7)に示したとおり。(1)どちら向きでも、針を外す人の使いやすい向きで使用が可能。(2)まずはHのハリス(針を結び付けている糸)かIの針(針本体)に引っ掛ける。H・Iどちらに引っ掛けても大丈夫(機能する)。JがBに対して1倍~10倍であり、釣り針外し具の大きさや対象の魚の大きさに合わせた長さにしてあるため、使いやすい(3)矢印の方向へAをスライドさせることにより、間単にA‐1にH及びIを収めることが出来る。(4)矢印の方向に針外し具を押し下げる。(3)の動作と(4)の動作の順番はどちらが先でも構わない。(5)レバーを握りA-1とB-1の部分で針を挟持する。(6)針外し具を前後左右・回す・ねじる等をして針を外す。(7)挟持する力が強いので、針を外した後でも魚が外れた衝撃で針が外れて飛んでくることがない(針が外れたときに、針が飛んできて、人体に刺さることを防げる)。図10と図11では違う形状の針を外す場合にも用いることができることを解説する(実施例2)。以上のように、この形の針のいろいろな部位を挟持して外すことが出来る釣り針外し具は、先行技術で存在しているが、小型の針であれば外せるが、大型の針、それも返し(かかり)のある針の場合、強力に挟持することができずに、魚が暴れると挟持した針の向きがいろいろ変わるため、針を外す際に苦戦を強いられる。その点、この釣り針外し具の場合、作業する人物の握力の分だけの力を(両手で50kgまでは実証済み)針を挟持する部位に掛けることが可能であるため、針の向きも変わらずに簡単に外すことができる。
釣り用具にかかわる分野に利用可能である。
A ロッド先端の針掛け部
A-1 針掛け部くぼみ
A-2 Aの力の方向
A-3 挟持した時に針が逃げようとする方向
A-4 針を強く挟持した時に新たに働く力の方向
B 針受け部
B-1 針受け部くぼみ
B-2 針掛け部先端を外へ逃がす切り欠き
B-3 Bの力の方向
B-4 針受け部のクリアランス(力を入れてレバーを握ったときに針とA-1が収ま る位置)
C レバー(引く)
D レバー(押す)
E シャフト(柄)
E-1 スリット(溝またはロッドを前後させるための切りかき)
F グリップ
G ロッド
H ハリス
I 釣り針
J 鉤(かぎ)部
J-1 鉤(かぎ)部の角度
K 針との接点

Claims (2)

  1. 中空のシャフトEにグリップFと針受け部Bをそれぞれ端部に有し、その中を長手方向に相対移動可能なロッドGを備え、Gを人力で相対移動させるためのレバーCとDが、EのF側の端部に長手方向に設けられたスリットE-1を通して中のGと繋がる構造とし、E-1に沿ってE内のGを相対移動させ、もう一方のG端部にはL字型の鉤状の針掛け部Aを有し、E内部でGと繋がり、針または針を縛っている糸を引っ掛け引き寄せる仕組みになっており、BはAを受けるためにAの形に合わせクリアランスを持たせたスライド孔が設けられており、その中を長手方向に相対移動することができ、レバーを握った状態でAがBの長手方向よりはみ出さずにBのスライド孔に収まるようにするため、Aの鉤の部位を収めるだけの切り欠きB-2をBの長手方向の端部に有することにより、Aの鉤の先端部を短手方向に突出させ、Aが収まる形となり、そのAは強度を出し針との接点を増やし、スライド孔内でぶれたりねじれたりしないために板状の物を使い、また、Aの鉤の角の内側の部位には、針をしっかり挟持するためのくぼみA-1を有し、針をA-1に誘導しやすいように角度が鋭角になっており、Aの鉤状部分の長さはBの短手方向の長さに対して1倍~10倍の範囲とし、Aを受けるBは、針を挟持した時点でもAとBが重なり合うようにするために、Bの長手方向端部にくぼみB-1を線対称な形でB-2とは垂直の位置関係になるように有し、A-1とB-1で針を挟持する仕組みであり、B-1を後方にずらすことにより挟持した針を後方に押さえつける力が働くことにより、挟持した針が針外し具から外れづらい構造の釣り針外し具。
  2. ロッド先端部の針を引っ掛けて挟持する針掛け部AのくぼみA-1と、針掛け部を受けるまたは針を挟持する針受け部Bに設けた針を挟持するためのくぼみB-1の中心をずらすことと、ロッド先端AのL字型の鉤の形状と角度J-1と長さと、シャフト先端Bの形状と、針との接点が多いことを特徴とする請求項1に記載の釣り針外し具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11318304A (ja) * 1998-05-11 1999-11-24 Nippon Jishaku Kogyo Kk 釣針外し具
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