JP2023114335A - ガス捕捉装置およびガス捕捉剤バッグ - Google Patents

ガス捕捉装置およびガス捕捉剤バッグ Download PDF

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Abstract

【課題】逃がしガスを簡単な構成で確実に捕捉して地球温暖化防止に寄与することができるガス捕捉装置およびガス捕捉剤バッグを提供すること。【解決手段】本発明に係る一態様は、ガスの導管と接続されるガス機器に設けられるガス捕捉装置であって、ガス機器に常設され、ガス機器に設けられるガス逃がし機構のガス逃がし口と連通する筐体と、筐体に設けられ、ガス逃がし口から導出した逃がしガスを筐体内に導入する導入口と、筐体に設けられる導出口と、筐体内における導入口から導出口に至る導通経路の途中に配置されるガス捕捉部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ガス捕捉装置およびガス捕捉剤バッグに関し、より詳しくは、ガス調整機器類から流出する逃がしガスを大気中に放出しないように捕捉するガス捕捉装置およびガス捕捉剤バッグに関するものである。
家庭用、業務用、産業用等に用いられる都市ガスおよび液化石油ガス(以下「LPガス」と呼ぶ。)は、有圧気体として消費設備へ供給される。都市ガスおよびLPガスは気体であるため、周囲温度の上昇や需要家の使用状況により変動する圧力を一定範囲に制御する機器が設置される。例えば、都市ガスおよびLPガスの導管、供給設備、消費設備等に設けられるガバナ、調整器、レギュレータ等のガス調整器具(以下「ガス調整器具類」と呼ぶ。)には、安全弁、リリーフ弁等のガス逃がし機構が設けられる。
これにより、周囲の高温化や上流下流での使用状況などで、一時的に圧力上昇が発生した場合、設定圧力以上に昇圧したガスをガス逃がし機構から一時的に外部に逃がすことができる。このようなガス逃がし機構によってガス圧を設定圧力以下に減圧することで、導管、供給設備、消費設備等の破損やガス漏れ等を防止し、周囲の安全を確保している。
このように、安全確保のために必要なガス逃がし機構であるが、都市ガスの主成分であるメタンガス(CH)は国連が定めた温室効果ガスであり、逃がしガスを無処理で大気へと放出しないように対策することは国内外で急務である。
LPガスの主成分はプロパン(C)、ブタン(C10)であり、現時点では温室効果ガスには定められていないものの、無処理での大気放出が環境に影響を及ばさないわけではなく、LPガスについても都市ガスと同様に対策が必要であると考えられる。
また、都市ガスおよびLPガスには、人間がガス漏れに気づくよう付臭されている。このため、逃がしガスの臭いが災害を招くガス漏れと間違われないよう、ガスが風で十分に希釈されるようガス逃がし機構を屋外に設置したり、ガス逃がし機構から排ガス配管を人のいない区域まで敷設したりするなどの対応をとることが多い。
ガスの大気放出を防止する技術として、特許文献1には、ガスメータの交換時に配管とガスメータに残留した都市ガスを回収するガスの回収方法が開示される。このガスの回収方法は、所定のガスを吸着する吸着材料が収納された容器を閉空間に接続するステップと、所定のガスを吸着材料に吸着させるガス吸着ステップと、吸着材料に吸着した所定のガスを回収または処理するステップとを含む。
特許文献2には、都市ガスのガスメータの交換やプロパンガスボンベの交換時など配管内には残存した燃料ガスを吸着する残存燃料ガス吸着カートリッジの交換についての技術が開示される。特許文献3には、混合ガス製造装置を使用する場合、最初に混合ガス供給配管内の滞留空気を混合ガスにガスパージ(ガス置換)する方法が開示される。
特開2004-132662号公報 特開2020-025924号公報 特開2019-211031号公報
ガス逃がし機構が設けられたガス調整機器類は無数に存在することから、一つのガス逃がし機構から放出される逃がしガスの量が少ないとしても、放出される総量は多大なものとなる。これまで無処理で大気放出されていた温室効果ガスおよびその可能性がある物質を捕捉できれば、地球温暖化の防止に寄与することができる。また、逃がしガスの放出のガス漏れとの勘違いを防ぐための対応策の簡素化も望まれる。
本発明は、逃がしガスを簡単な構成で確実に捕捉することができるガス捕捉装置およびガス捕捉剤バッグを提供することを目的とする。
本発明に係る一態様は、ガスの導管と接続されるガス機器に設けられるガス捕捉装置であって、ガス機器に常設され、ガス機器に設けられるガス逃がし機構のガス逃がし口と連通する筐体と、筐体に設けられ、ガス逃がし口から導出した逃がしガスを筐体内に導入する導入口と、筐体に設けられる導出口と、筐体内における導入口から導出口に至る導通経路の途中に配置されるガス捕捉部と、を備える。
このような構成によれば、ガス捕捉部を収容する筐体がガス機器に常設されているため、どのようなタイミングでガス逃がし機構から逃がしガスが出されても、そのガスを常にガス捕捉部で捕捉することができる。
上記ガス捕捉装置において、筐体は、ガス機器のガス逃がし機構が設けられた部分と直接接続されていることが好ましい。これにより、ガス捕捉装置がガス機器と一体的に構成される。
上記ガス捕捉装置において、導入口は、連結部を介してガス逃がし口と連結されていてもよい。これにより、ガス捕捉装置がガス機器と連結部を介して直接的に接続される構成となる。
上記ガス捕捉装置において、ガス逃がし口と導入口との間に延長部材が設けられていてもよい。これにより、ガス捕捉装置が延長部材を介してガス機器と接続される構成を採用することができる。
上記ガス捕捉装置において、ガス捕捉部は、ガス捕捉剤を収容して保形する筒部を有し、筐体内から交換可能に設けられることが好ましい。これにより、ガス捕捉部のガス捕捉能力が低下した場合に、ガス捕捉部のみを交換することで対応可能となる。
上記ガス捕捉装置において、ガス捕捉部は、導入口と接続される第1ノズル部と、導出口と接続される第2ノズル部とを有する密閉容器と、密閉容器に収容されるガス捕捉剤と、を有していてもよい。ガス捕捉剤が密閉容器に収容されていることで、ガス捕捉剤の保管性および可搬性が高まる。また、密閉容器に第1ノズル部および第2ノズル部が設けられることで、密閉容器を導入口および導出口に取り付ける作用が容易となる。
上記ガス捕捉装置において、ガス捕捉部のガス捕捉能力を目視または電気的に検知する検知部をさらに備えていてもよい。これにより、検知部によってガス捕捉部のガス捕捉能力を客観的に判断することができる。
上記ガス捕捉装置において、検知部は、筐体に設けられた窓部と、窓部の内側に設けられ、ガスの捕捉量に応じて態様が変化する検知物質とを含んでいてもよい。これにより、検知物質の態様の変化を目視してガス捕捉能力を判断することができる。
上記ガス捕捉装置において、検知部は、筐体内おけるガス捕捉部の導出口側に設けられたガスセンサを有していてもよい。これにより、ガスセンサによってガス捕捉部のガス捕捉能力を判断することができる。
上記ガス捕捉装置において、ガス捕捉部は、筐体内おける導入口に近い位置に収容される第1捕捉部と、導出口に近い位置に収容される第2捕捉部と、を有し、検知部は、第1捕捉部と第2捕捉部との間に設けられていてもよい。これにより、検知部によって第2捕捉部よりも先に第1捕捉部のガス捕捉能力の低下を検知することができ、ガス捕捉部を交換するまでの間、第2捕捉部でガスの捕捉をバックアップすることができる。
上記ガス捕捉装置において、ガス捕捉部は、活性炭およびゼオライトの少なくともいずれかを原料とするガス捕捉剤を有する。これにより、ガス捕捉剤によって所定のガスを効果的に吸着して空気に置換することができる。
本発明の他の一態様は、ガス捕捉装置に用いられるガス捕捉剤バッグであって、ガス捕捉剤を収容するバッグ本体と、バッグ本体に設けられ、導入口と接続される第1ノズル部と、バッグ本体に設けられ、導出口と接続される第2ノズル部と、第1ノズル部に設けられる第1キャップと、第2ノズル部に設けられる第2キャップと、を備え、ガス捕捉剤バッグを使用しない状態では第1キャップおよび第2キャップによってバッグ本体の内部の密閉性が保持されるガス捕捉剤バッグである。
このような構成によれば、ガス捕捉剤が密閉容器に収容されていることで、ガス捕捉剤の可搬性や交換作業が容易となる。また、密閉容器に第1ノズル部および第2ノズル部が設けられ、使用しない状態では第1キャップおよび第2キャップで密閉されているため、保管性に優れる。また、使用する際には第1キャップおよび第2キャップを外すことで、第1ノズルおよび第2ノズルを介して密閉容器を導入口および導出口に容易に取り付けることができる。
上記ガス捕捉剤バッグにおいて、密閉容器は、密閉容器の内部の一部を仕切る隔壁部を有し、バッグ本体の内部は、隔壁部で仕切られる一方側の第1区画部と、他方側の第2区画部と、隔壁部で仕切られない第3区画部と、を有し、第1ノズル部は第1区画部と連通し、第2ノズル部は第2区画部と連通し、ガス捕捉剤バッグを使用する状態では、ガス捕捉剤は、第1区画部と第2区画部との両方に収容される。これにより、逃がしガスが第1ノズル部から第1区画部に入ってガス捕捉剤で捕捉され、第1区画部のガス捕捉剤のガス捕捉能力が低下した際には、第2区画部のガス捕捉剤で捕捉される。
上記ガス捕捉剤バッグにおいて、第3区画部と連通する第3ノズル部をさらに備え、ガス捕捉剤バッグを使用する状態では、第3ノズル部がガス検知部に接続されていてもよい。これにより、検知部によって第2区画部のガス捕捉剤よりも先に第1区画部のガス捕捉剤のガス捕捉能力の低下を検知することができ、ガス捕捉剤バッグを交換するまでの間、第2区画部のガス捕捉剤でガス捕捉をバックアップすることができる。
本発明によれば、逃がしガスを簡単な構成で確実に捕捉して地球温暖化防止に寄与することができるガス捕捉装置およびガス捕捉剤バッグを提供することが可能になる。
第1実施形態に係るガス捕捉装置の設置位置を例示する図である。 一般的なガス調整器具類の一例を示す図である。 本実施形態に係るガス捕捉装置の設置状態を例示する図である。 本実施形態に係るガス捕捉装置の設置状態を例示する図である。 ガス捕捉部のカートリッジ構造を例示する模式図である。 本実施形態に係るガス捕捉装置の構造を例示する模式図である。 本実施形態に係るガス捕捉装置の構造を例示する模式図である。 本実施形態に係るガス捕捉装置の構造を例示する模式図である。 本実施形態に係るガス捕捉装置の構造を例示する模式図である。 第2実施形態に係るガス捕捉装置の構造を例示する模式図である。 ガス捕捉剤バッグの構造を例示する模式図である。 第3実施形態に係るガス捕捉装置の設置状態を例示する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るガス捕捉装置の設置位置を例示する図である。図1(a)には都市ガスの配管構成が示され、図1(b)にはLPガスの配管構成が示される。
図1(a)に示す都市ガスの配管構成では、都市ガスは、ガスホルダ(例えば、球状タンク)101からガス導管111、中圧ガバナ102を介して下流に送られる。中圧ガバナ102の下流の都市ガスは、ガス導管112およびポストガバナ103を介して需要家(中圧ガス)151に送られる。さらに、ガス導管112の下流には地区ガバナ104が設けられ、地区ガバナ104の下流に送られた都市ガスはガス導管113およびポストガバナ105を介して需要家(低圧ガス)152に送られる。
図1(b)に示すLPガスの配管構成では、LPガスは、供給設備201からガバナ202を介して施設251に送られる。また、住宅252や小店舗などでは、LPガスは、LPガスタンク203から切替調整器204を介して宅内に送られる。本実施形態に係るガス捕捉装置は、ガス逃がし機構が設けられた中圧ガバナ102、ポストガバナ103および105、地区ガバナ104、ガバナ202、切替調整器204などのガス調整器具類100に設けられる。
図2は、一般的なガス調整器具類の一例を示す図である。
図2に示す一般的なガス調整器具類100Bでは、ガス流入部120からガスを器具本体110に導入し、ガス圧を調整する。調整後のガスはガス流出部130から下流のガス機器や設備へ送られる。ガス調整器具類100Bのガス流入部120からガス流出部130との間には、ガス逃がし機構140が設けられる。ガス逃がし機構140は、例えば、ガス調整器具類100Bに異常な内圧が発生した時に作動する安全弁、リリーフ弁等を有する。これにより、異常が発生した場合にガス逃がし機構140のガス逃がし口141からガスを大気に放出できるようになっている。
図3および図4は、本実施形態に係るガス捕捉装置の設置状態を例示する図である。
図3には、本実施形態に係るガス捕捉装置1がガス調整器具類100の器具本体110に一体的に接続された構成が示される。本実施形態にガス捕捉装置1は、ガス逃がし機構140が設けられたガス調整器具類100に常設される。ガス捕捉装置1は、ガス逃がし機構140のガス逃がし口141と連通する筐体10を備える。筐体10には、ガス逃がし口141から導出した逃がしガスを筐体10内に導入する導入口11と、筐体10から気体を外部に放出する導出口12とが設けられる。また、ガス捕捉装置1は、筐体10内における導入口11から導出口12に至る導通経路の途中に配置されるガス捕捉部20を備える。
筐体10は筒形(例えば、略円筒形)に設けられ、ガス調整器具類100のガス逃がし機構140に隣接するように配置される。筐体10はガス調整器具類100の器具本体110と一体に成形されていてもよいし、器具本体110とは別体に設けられていてもよい。筐体10が器具本体110と別体に設けられる場合には、筐体10の導入口11とガス逃がし口141とを連結部(図示せず)によって連結すればよい。例えば、連結部は、導入口11とガス逃がし口141とのそれぞれと螺合によって接続可能なパイプ材などである。
ガス捕捉部20に用いられるガス捕捉剤25としては、活性炭、ゼオライト、またはそれらの混合物が好ましく、それらの表面に化学処理等を施してガス吸着能力を向上させたものがさらに好ましい。また、ガス捕捉部20は、筐体10内から交換可能に設けられているとよい。例えば、筐体10に着脱可能な蓋10cを設けておき、蓋10cを開けることで筐体10の開口部からガス捕捉部20を出し入れ可能とする。ガス吸着力が低下した場合には、蓋10cを開けて筐体10の開口部からガス捕捉部20を取り出し、新しいものに入れ替えるようにする。
本実施形態に係るガス捕捉装置1が設けられたガス調整器具類100に、例えば異常な内圧が発生して、ガス逃がし機構140のガス逃がし口141からガスが出された場合、ガスは大気に放出されず、ガス捕捉装置1の導入口11から筐体10内に送られる。筐体10内に送られたガスはガス捕捉部20のガス捕捉剤25によって吸着され、ガスと置換された空気のみが筐体10の導出口12から大気へと放出される。
このような本実施形態に係るガス捕捉装置1によれば、ガス捕捉部20を収容する筐体10がガス調整器具類100に常設されているため、どのようなタイミングでガス逃がし機構140から逃がしガスが出されても、そのガスを常にガス捕捉部20で捕捉することができる。これにより、逃がしガスを無処理で大気に放出することがなくなる。
図4に示すガス捕捉装置1では、ガス調整器具類100のガス逃がし口141と、筐体10の導入口11との間に延長部材15が設けられている。延長部材15は、可撓性を有するホース(例えば、ゴムホース)でもよいし、金属製や樹脂製の配管であってもよい。これにより、ガス調整器具類100の直近にガス捕捉装置1を配置するスペースが確保できない場合など、延長部材15を介してガス調整器具類100から設置可能な位置に本実施形態に係るガス捕捉装置1を配置することができる。
ガス捕捉装置1は、ガス調整器具類100に一体として組み込まれていてもよいし、既存のガス調整器具類100に後付けで接続することも可能である。すなわち、ガス調整器具類100の器具本体110に予めガス捕捉装置1が内蔵されており、ガス調整器具類100の交換時に本実施形態に係るガス捕捉装置1が内蔵されたものを設置したり、既存のガス調整器具類100のガス逃がし機構140に本実施形態に係るガス捕捉装置1を別体で接続したりすることができる。多くのガス調整器具類100に本実施形態に係るガス捕捉装置1が設置されることで、温室効果ガスおよびその可能性がある物質の大気放出抑制において多大な効果を発揮することになる。
図5は、ガス捕捉部のカートリッジ構造を例示する模式図である。
本実施形態に係るガス捕捉装置1で用いられるガス捕捉部20としては、図5に示すようなカートリッジ構造を採用することが好ましい。例えば、ガス捕捉剤25を筐体10の内部に収容できる形状(例えば、円筒形)に保形できるように、筒部21の上下の開口21hをメッシュ材22で覆い、筒部21内にガス捕捉剤25を充填する。これにより、ガス捕捉部20をカートリッジ構造にすることができる。カートリッジ構造にすることで、ガス捕捉剤25の能力低下時に新しいものと容易に交換可能となる。
図6から図9は、本実施形態に係るガス捕捉装置の構造を例示する模式図である。
なお、説明の便宜上、図6から図9では、筐体10を透視した模式図となっている。
図6に示すガス捕捉装置1では、図5に示すカートリッジ構造のガス捕捉部20が筐体10内に収容されている。ガス捕捉部20は、筐体10の蓋10cを開けることで内部に容易に収容可能であり、また、取り出しも容易である。
筐体10の内壁10aにおける導入口11に近い位置には全周シール材13が設けられる。これにより、カートリッジ構造のガス捕捉部20を筐体10内に収容した際、ガス捕捉部20と筐体10の内壁10aとの隙間が全周シール材13によって封止される。全周シール材13が設けられていることで、導入口11から導入されたガスがガス捕捉部20と筐体10の内壁10aとの隙間から導出口12側へ漏れ出ることを防止し、確実にガス捕捉剤25で吸着させることができる。
図7に示すガス捕捉装置1では、筐体10に検知部30としての窓部31が設けられている。窓部31は筐体10の例えば側面に設けられ、筐体10の内部と連通しており、透光性部材(例えば、ガラス)によって塞がれている。窓部31の内側には、吸着対象のガスや付臭剤と化学的に反応して態様が変化(変色、発光、発熱など)する検知物質31aが取り付けられている。窓部31は、筐体10のガス捕捉部20の収容位置に対して導入口11とは反対側(導出口12側)に設けられる。これにより、窓部31からガス捕捉剤25の導出口12側の端部の態様変化を確認することができる。例えば、検知物質31aの色が変化することで吸着能力の低下を確認した場合、速やかにガス捕捉部20を新しいものと交換することができる。
図8に示すガス捕捉装置1では、検知部30としてガスセンサ32が設けられている。ガスセンサ32はガス漏れ警報器で使用されるもので、ガスを検知した場合に電気的な信号を出力する。ガスセンサ32は、筐体10のガス捕捉部20の収容位置に対して導入口11とは反対側(導出口12側)に設けられる。これにより、ガス捕捉剤25の吸着能力が低下してガス捕捉剤25によって吸着しきれなかったガスが筐体10内の導出口12側の空間に達した場合、ガスセンサ32によって電気信号として検知することができる。ガスセンサ32でガスを検知した場合には、速やかにガス捕捉部20を新しいものと交換することができる。
図9に示すガス捕捉装置1では、筐体10内に収容されるガス捕捉部20として、第1捕捉部20Aと第2捕捉部20Bとが設けられる。第1捕捉部20Aおよび第2捕捉部20Bはそれぞれカートリッジ構造となっている。第1捕捉部20Aは、筐体10内における導入口11に近い側に収容され、第2捕捉部20Bは、筐体10内における導出口12に近い側に配置される。すなわち、筐体10内における導入口11から導出口12までの間に、第1捕捉部20Aと第2捕捉部20Bとが直列(2段)に配置される。
筐体10における第1捕捉部20Aの導入口11に近位な内壁10aには第1全周シール材13Aが設けられる。第1全周シール材13Aによって、導入口11から導入されたガスが第1捕捉部20Aと筐体10の内壁10aとの隙間から導出口12側へ漏れ出ることを防止する。また、筐体10における第2捕捉部20Bの第1捕捉部20Aに近位な内壁10aには第2全周シール材13Bが設けられる。第2全周シール材13Bによって、第1捕捉部20A側のガスが第2捕捉部20Bと筐体10の内壁10aとの隙間から導出口12側へ漏れ出ることを防止する。
また、図9に示すガス捕捉装置1においては、第1捕捉部20Aと第2捕捉部20Bとの間に検知部30としてガスセンサ32が設けられていることが好ましい。これにより、ガスセンサ32によって第2捕捉部20Bよりも先に第1捕捉部20Aのガス捕捉能力の低下を検知することができ、ガス捕捉部20を交換するまでの間、第2捕捉部20Bでガスの捕捉をバックアップすることができる。すなわち、第1捕捉部20Aでのガス捕捉能力の低下をガスセンサ32によって検知した場合、第2捕捉部20Bでのガス捕捉能力が低下するまでの間にガス捕捉部20の全体を交換する時間的な余裕を持たせることができる。
(第2実施形態)
図10は、第2実施形態に係るガス捕捉装置の構造を例示する模式図である。
本実施形態に係るガス捕捉装置1Bでは、ガス捕捉部20としてガス捕捉剤バッグ200が用いられる。ガス捕捉剤バッグ200は、ガス捕捉剤25を収容する密閉容器210を有する。密閉容器210には、導入口11と接続される第1ノズル部211と、導出口12と接続される第2ノズル部212とが設けられる。
ガス捕捉剤バッグ200を筐体10内にセットする際、第1ノズル部211を導入口11と接続し、第2ノズル部212を導出口12と接続する。ガス捕捉剤25は密閉容器210に収容されているため、第1ノズル部211と導入口11とを直接接続し、第2ノズル部212と導出口12とを直接接続することで、ガスは筐体10内に漏れることなくガス捕捉剤バッグ200の密閉容器210内に導入される。したがって、本実施形態に係るガス捕捉装置1Bにおいては、筐体10の内壁10aに全周シール材13を設ける必要はない。
図11は、ガス捕捉剤バッグの構造を例示する模式図である。
ガス捕捉剤バッグ200は、ガス捕捉剤25を収容する密閉容器210と、密閉容器210に設けられる第1ノズル部211および第2ノズル部212と、第1ノズル部211に設けられる第1キャップ211cと、第2ノズル部212に設けられる第2キャップ212cとを備える。ガス捕捉剤バッグ200の密閉容器210には、いわゆるスパウト付きのパウチパックを適用してもよい。
ガス捕捉剤バッグ200を使用しない状態では第1キャップ211cおよび第2キャップ212cによって第1ノズル部211および第2ノズル部212が閉じられていることから、密閉容器210の内部の密閉性が保持される。これにより、ガス捕捉剤25の保管性および可搬性が高まる。また、使用済みで回収されたガス捕捉剤バッグ200の第1ノズル部211および第2ノズル部212を第1キャップ211cおよび第2キャップ212cで閉じておくことで回収したガスをガス捕捉剤バッグ200に確実に閉じ込めておくことができ、また、回収したガス捕捉剤バッグ200を別の熱源(燃焼剤など)として再利用しやすくなる。
ガス捕捉剤バッグ200を使用する際には、第1キャップ211cおよび第2キャップ212cを外し、ガス捕捉剤バッグ200を筐体10内に入れて、導入口11(図10参照)と第1ノズル部211とを接続し、導出口12(図10参照)と第2ノズル部212とを接続する。導入口11と第1ノズル部211とが直接接続され、導出口12と第2ノズル部212とが直接接続されることで、導入口11からガスを確実に密閉容器210内に送り込むことができ、ガスと置換された空気を導出口12から確実に大気放出することができる。
ガス捕捉剤バッグ200において、密閉容器210は、密閉容器210の内部の一部を仕切る隔壁部220を有していてもよい。隔壁部220が設けられるガス捕捉剤バッグ200においては、密閉容器210の内部は、隔壁部220で仕切られる一方側の第1区画部S1と、他方側の第2区画部S2と、隔壁部220で仕切られない第3区画部S3と、を有する。そして、第1ノズル部211は第1区画部S1と連通し、第2ノズル部212は第2区画部S2と連通するように設けられる。
ガス捕捉剤バッグ200を使用する状態では、ガス捕捉剤25は、第1区画部S1と第2区画部S2との両方に収容される。これにより、導入口11から密閉容器210に導入されるガスは、第1ノズル部211から第1区画部S1のガス捕捉剤25で捕捉される。第1区画部S1のガス捕捉剤25でガスが吸着されると、ガスと置換された空気は第2区画部S2のガス捕捉剤25を通過して第2ノズル部212から導出口12へ進み、大気に放出される。
また、第1区画部S1のガス捕捉剤25のガス捕捉能力が低下した際には、第2区画部S2のガス捕捉剤25で捕捉されることになる。第1区画部S1を第2区画部S2よりも大きくしておくことで、第1区画部S1に収容されたガス捕捉剤25が主たる捕捉剤となり、第2区画部S2に収容されたガス捕捉剤25がバックアップ用の捕捉剤となる。
ガス捕捉剤バッグ200においては、第3区画部S3と連通する第3ノズル部213をさらに備えていてもよい。第3ノズル部213には第3キャップ213cが設けられる。図10に示すように、ガス捕捉剤バッグ200を使用する状態では、第3ノズル部213がガスの検知部30に接続される。第3区画部S3にはガス捕捉剤25が収容されておらず、導入口11から第1ノズル部211を介して密閉容器210に導入されたガスは第1区画部S1のガス捕捉剤25で吸着され、第3区画部S3を経由して第2区画部S2のガス捕捉剤25に送られる。
第3区画部S3と連通する第3ノズル部213をガスの検知部30に接続することで、検知部30によって第3区画部S3のガスを検知することができる。第3区画部S3のガスを検知した場合、第1区画部S1のガス捕捉剤25でのガス捕捉能力が低下したと判断することができる。第1区画部S1のガス捕捉剤25のガス捕捉能力が低下しても、第2区画部S2のガス捕捉剤25によってガスを吸着することができる。したがって、ガス捕捉剤バッグ200を交換するまでの間、第2区画部S2のガス捕捉剤25でガス捕捉をバックアップして、交換までの時間的猶予を得ることができる。
(第3実施形態)
図12は、第3実施形態に係るガス捕捉装置の設置状態を例示する図である。
本実施形態に係るガス捕捉装置1Cでは、筐体10に袋部10dが設けられる。袋部10dは筐体10の一部として設けられていてもよい。袋部10dは、ガス調整器具類100のガス逃がし機構140の全体を覆う密閉性の高い袋であり、例えばポリエチレン、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリプロピレンなどの樹脂や、樹脂材料にアルミニウム等の金属を蒸着したり、積層したりしたフィルム材料などによって形成される。袋部10dに接続された筐体10にはガス捕捉部20が収容される。
このような本実施形態に係るガス捕捉装置1Cによれば、ガス逃がし口141から放出されたガスを大気に逃がすことなく一旦袋部10dに納め、その後、袋部10dから導入口11を介してガス捕捉部20で捕捉することができる。既存のガス調整器具類100には袋部10dを被せるようにして覆うことで設置可能であり、低コストで多くの既存のガス調整器具類100に設置することが可能となる。
以上説明したように、実施形態に係るガス捕捉装置1、1Bおよびガス捕捉剤バッグ200によれば、逃がしガスを簡単な構成で確実に捕捉することができる。これにより、ガス調整器具類100から無処理で大気放出されていた温室効果ガスおよびその可能性がある物質を捕捉することができ、地球温暖化の防止に寄与することができる。
また、逃がしガスをガス逃がし機構140のガス逃がし口141の近傍で捕捉することで、ガス漏れとの勘違いを防ぐための設置場所の制約がなくなり、さらに、排ガス配管の敷設も不要または削減可能となり、工事材料の削減や工事の簡易化に寄与する。
なお、上記に本実施形態およびその適用例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、筐体10や密閉容器210の内部でのガスの流れは、下から上、下から下、横から横など、各種の態様をとることができる。また、前述の各実施形態またはその適用例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
1,1B,1C…ガス捕捉装置
10…筐体
10a…内壁
10c…蓋
10d…袋部
11…導入口
12…導出口
13…全周シール材
13A…第1全周シール材
13B…第2全周シール材
15…延長部材
20…ガス捕捉部
20A…第1捕捉部
20B…第2捕捉部
21…筒部
21h…開口
22…メッシュ材
25…ガス捕捉剤
30…検知部
31…窓部
31a…検知物質
32…ガスセンサ
100,100B…ガス調整器具類
101…ガスホルダ
102…中圧ガバナ
103…ポストガバナ
104…地区ガバナ
105…ポストガバナ
110…器具本体
111,112,113…ガス導管
120…ガス流入部
130…ガス流出部
140…ガス逃がし機構
141…ガス逃がし口
151…需要家(中圧ガス)
152…需要家(低圧ガス)
200…ガス捕捉剤バッグ
201…供給設備
202…ガバナ
203…LPガスタンク
204…切替調整器
210…密閉容器
211…第1ノズル部
211c…第1キャップ
212…第2ノズル部
212c…第2キャップ
213…第3ノズル部
213c…第3キャップ
220…隔壁部
251…施設
252…住宅
S1…第1区画部
S2…第2区画部
S3…第3区画部

Claims (14)

  1. ガスの導管と接続されるガス機器に設けられる逃がしガス捕捉装置であって、
    前記ガス機器に常設され、前記ガス機器に設けられるガス逃がし機構のガス逃がし口と連通する筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記ガス逃がし口から導出した逃がしガスを前記筐体内に導入する導入口と、
    前記筐体に設けられる導出口と、
    前記筐体内における前記導入口から前記導出口に至る導通経路の途中に配置されるガス捕捉部と、
    を備えた逃がすガス捕捉装置。
  2. 前記筐体は、前記ガス機器の前記ガス逃がし機構が設けられた部分と直接接続された、請求項1記載のガス捕捉装置。
  3. 前記導入口は、連結部を介して前記ガス逃がし口と連結される、請求項2記載のガス捕捉装置。
  4. 前記ガス逃がし口と前記導入口との間に延長部材が設けられる、請求項1記載のガス捕捉装置。
  5. 前記ガス捕捉部は、ガス捕捉剤を収容して保形する筒部を有し、前記筐体内から交換可能に設けられる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のガス捕捉装置。
  6. 前記ガス捕捉部は、
    前記導入口と接続される第1ノズル部と、前記導出口と接続される第2ノズル部と、を有する密閉容器と、
    前記密閉容器に収容されるガス捕捉剤と、を有する請求項5記載のガス捕捉装置。
  7. 前記ガス捕捉部のガス捕捉能力を目視または電気的に検知する検知部をさらに備えた、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のガス捕捉装置。
  8. 前記検知部は、前記筐体に設けられた窓部と、前記窓部の内側に設けられ、ガスの捕捉量に応じて態様が変化する検知物質と、を含む請求項7記載のガス捕捉装置。
  9. 前記検知部は、前記筐体内おける前記ガス捕捉部の前記導出口側に設けられたガスセンサを有する、請求項7記載のガス捕捉装置。
  10. 前記ガス捕捉部は、前記筐体内おける前記導入口に近い位置に収容される第1捕捉部と、前記導出口に近い位置に収容される第2捕捉部と、を有し、
    前記検知部は、前記第1捕捉部と前記第2捕捉部との間に設けられる、請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のガス捕捉装置。
  11. 前記ガス捕捉部は、活性炭およびゼオライトの少なくともいずれかを原料とするガス捕捉剤を有する、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のガス捕捉装置。
  12. 請求項1記載のガス捕捉装置に用いられるガス捕捉剤バッグであって、
    ガス捕捉剤を収容する密閉容器と、
    前記密閉容器に設けられ、前記導入口と接続される第1ノズル部と、
    前記密閉容器に設けられ、前記導出口と接続される第2ノズル部と、
    前記第1ノズル部に設けられる第1キャップと、
    前記第2ノズル部に設けられる第2キャップと、
    を備え、
    前記ガス捕捉剤バッグを使用しない状態では前記第1キャップおよび前記第2キャップによって前記密閉容器の内部の密閉性が保持される、ガス捕捉剤バッグ。
  13. 前記密閉容器は、前記密閉容器の内部の一部を仕切る隔壁部を有し、
    前記密閉容器の内部は、前記隔壁部で仕切られる一方側の第1区画部と、他方側の第2区画部と、前記隔壁部で仕切られない第3区画部と、を有し、
    前記第1ノズル部は前記第1区画部と連通し、
    前記第2ノズル部は前記第2区画部と連通し、
    前記ガス捕捉剤バッグを使用する状態では、前記ガス捕捉剤は、前記第1区画部と前記第2区画部との両方に収容される、請求項12記載のガス捕捉剤バッグ。
  14. 前記第3区画部と連通する第3ノズル部をさらに備え、
    前記ガス捕捉剤バッグを使用する状態では、前記第3ノズル部がガスの検知部に接続される、請求項13記載のガス捕捉剤バッグ。
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