JP2023112697A - 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋 - Google Patents

縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋 Download PDF

Info

Publication number
JP2023112697A
JP2023112697A JP2023037025A JP2023037025A JP2023112697A JP 2023112697 A JP2023112697 A JP 2023112697A JP 2023037025 A JP2023037025 A JP 2023037025A JP 2023037025 A JP2023037025 A JP 2023037025A JP 2023112697 A JP2023112697 A JP 2023112697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
pleat
seal
pleats
fill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2023037025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7297357B1 (ja
Inventor
晶 山口
Akira Yamaguchi
千斗 堀口
Sento Horiguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orihiro Engineering Co Ltd
Original Assignee
Orihiro Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Orihiro Engineering Co Ltd filed Critical Orihiro Engineering Co Ltd
Priority to JP2023037025A priority Critical patent/JP7297357B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7297357B1 publication Critical patent/JP7297357B1/ja
Publication of JP2023112697A publication Critical patent/JP2023112697A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B9/00Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
    • B65B9/10Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
    • B65B9/20Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B9/00Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
    • B65B9/10Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
    • B65B9/20Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles
    • B65B9/213Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles the web having intermittent motion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D29/00Sacks or like containers made of fabrics; Flexible containers of open-work, e.g. net-like construction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/52Details
    • B65D75/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D75/5861Spouts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】トップガセットのプリーツの頂部に注出部が配置されたフィルム包装袋を効率よく製造することができる縦型製袋充填包装機を提供する。【解決手段】縦型製袋充填包装機1は、帯状のフィルムの一方の側部をZ字形に折り畳んで第一折込を形成するトップ折畳部と、フィルムの中央を折り畳んでフィルムの側縁同士を対向させるボトム折畳部と、第一折込の第一プリーツを引き起こす第一プリーツガイドと、フィルムの側縁同士の間に注出部を形成する注出部形成部と、フィルムの側縁同士を熱溶着して第二プリーツを形成し、フィルムをチューブ状にする第二プリーツシール部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、トップガセットのプリーツの頂部に口栓等の注出部が配置されたフィルム包装袋を製造する縦型製袋充填包装機等に関する。
縦型製袋充填包装機は、帯状のプラスチックフィルムから袋体を形成すると共に、この袋体に内容物を充填して、内容物が封入されたフィルム包装袋を連続的に製造する。縦型製袋充填包装機は、食品を自動包装するために用いられることが多い。また、バス・トイレ・ランドリー用洗剤等の自動包装にも用いられる。
飲料や洗剤等を充填したフィルム包装袋として、底部にガセットを設けた自立袋が製造されている。このような包装袋は、スタンディングパウチ等と呼ばれ、陳列棚に自立させることにより販売を促進する高いディスプレイ効果を期待できる。
スタンディングパウチ等の自立袋は、底部が楕円形、頂部が扁平形であるため、立てた姿勢にして輸送用の段ボール箱等に箱詰めすると積載効率(空間容積率)が悪化してしまう。そこで、頂部にもガセットを形成したダブルガセット袋が開発されている。
特開2009-208836号公報
従来のダブルガセット袋は、製袋と内容物の充填が別々に行われている。このため、縦型製袋充填包装機により製袋と充填を同時に行い、ダブルガセット袋の製造効率を向上させることが必要である。
ガセット袋では、ガセットを構成する一対のプリーツは、それぞれの折り幅(山折りから谷折りまでの深さ)が均一なアコーディオン形(蛇腹形)にするのが好ましい。一対のプリーツの深さが異なると、内容物の充填量が安定しづらいからである。
ところが、一対のプリーツの幅を均一にすると、一方のプリーツの頂部(山折り)に口栓等を熱溶着して配置するときに溶着不良が生じることが判明した。
図11は、従来の縦型製袋充填包装機における口栓の熱溶着工程を示す模式図である。
図11に示すように、口栓の外面(後面)側に一枚のフィルムが配置され、口栓の内面(正面)側に三枚のフィルムが重なって配置される。このため、熱溶着時に口栓の外面側と内面側の加熱温度が均一にならず、溶着不良が発生する。
したがって、トップガセットの一対のプリーツの幅(折り幅)が均一で、その一方のプリーツの頂部に口栓等が配置されたフィルム包装袋を製造することが困難になっている。
本発明は、トップガセットのプリーツの頂部に注出部が配置されたフィルム包装袋を効率よく製造することができる縦型製袋充填包装機等を提供することを目的とする。
本発明の実施態様に係る縦型製袋充填包装機は、帯状のフィルムの一方の側部をZ字形に折り畳んで第一折込を形成するトップ折畳部と、前記フィルムの中央を折り畳んで前記フィルムの側縁同士を対向させるボトム折畳部と、前記第一折込の第一プリーツを引き起こす第一プリーツガイドと、前記フィルムの側縁同士の間に注出部を形成する注出部形成部と、前記フィルムの側縁同士を熱溶着して第二プリーツを形成し、前記フィルムをチューブ状にする第二プリーツシール部と、を備えることを特徴とする。
前記注出部形成部は、前記フィルムの側縁同士の間に口栓を配置する口栓供給部と、前記フィルムの側縁同士と前記口栓を熱溶着する口栓融着部と、を備えることを特徴とする。
前記第二プリーツシール部は、前記フィルムの側縁同士を前記口栓を含めて熱溶着するヒーターバー対と、前記口栓と前記フィルムの側縁同士を冷却するクーラーバー対と、を備えることを特徴とする。
前記第一プリーツガイドは、前記フィルムの外面を内面側に向けて押圧してテンションを掛け、前記第一プリーツのテンションを開放して、前記第一プリーツを自立させることを特徴とする。
前記ボトム折畳部は、前記フィルムの外面に摺接して前記フィルムの側部同士を近接させるアウトガイドを有し、前記第一プリーツガイドは、前記アウトガイドのフィルム摺接面と、このフィルム摺接面に開口して前記フィルム摺接面に交差する方向に延びて前記第一プリーツを挿通させるスリット溝からなることを特徴とする。
前記トップ折畳部と前記ボトム折畳部の間に配置されて、前記第一プリーツを熱溶着する第一プリーツシール部を備え、前記第一プリーツシール部は、前記第一プリーツの長手方向の中央を頂部のみ、長手方向の両端を頂部から基部に亘って、それぞれ熱溶着することを特徴とする。
前記第一プリーツを前記第二プリーツに向けて倒す第二プリーツガイドと、前記第一プリーツと前記第二プリーツの長手方向の両端同士を熱溶着してトップガセットを形成するトップ補強シール部と、を備えることを特徴とする。
前記第二プリーツガイドの上方に配置されて、前記第一プリーツを短手方向に一定間隔で切断するプリーツカッターを備えることを特徴とする。
前記プリーツカッターが前記第一プリーツを切断するときに、前記第一プリーツを起こした姿勢で支持するプリーツ支持具を備えることを特徴とする。
前記ボトム折畳部は、前記フィルムの中央をM字形に折り畳んで第二折込を形成し、前記ボトム折畳部の下方に前記第二折込を熱溶着してボトムガセットを形成するボトムシール部を備えることを特徴とする。
前記フィルムを供給するフィルム供給部と、前記フィルムを下方向に搬送するフィルム搬送部と、前記フィルムの内部に向けて流動体を吐出する充填部と、前記フィルムを横方向に熱溶着して袋体を形成するサイドシール部と、前記フィルムから前記袋体を切り離すカッター部と、を備えることを特徴とする。
前記流動体が投入された前記フィルムを前後方向から挟持して前記フィルムの充填形状を矯正する矯正部と、前記矯正部の上方に配置されて、前記フィルムを前後方向から押圧して扱くシゴキローラー部と、を備えることを特徴とする。
前記フィルム搬送部は、前記フィルムに密着する駆動ローラーと、前記駆動ローラーを回転させる駆動回転シャフトと、を備え、前記駆動回転シャフトは、軸方向に沿って延在するラックギアを備え、前記駆動ローラーは、前記ラックギアに噛み合うコマと、前記コマを前記ラックギアに向けて移動させるレバーと、前記レバーを前記ラックギアに向けて押圧する押圧スプリングと、を備えることを特徴とする。
前記レバーの第一端が前記駆動ローラーに対して回転可能に固定され、前記コマが前記第一端の近傍に配置され、前記押圧スプリングが前記レバーの第二端を押圧する、ことを特徴とする。
本発明の実施態様に係る内容物入りフィルム包装袋の製造方法は、帯状のフィルムの一方の側部をZ字形に折り畳んで第一折込を形成するトップ折畳工程と、前記フィルムの中央を折り畳んで前記フィルムの側縁同士を対向させるボトム折畳工程と、前記第一折込の第一プリーツを引き起こす第一プリーツガイド工程と、前記フィルムの側縁同士の間に注出部を形成する注出部形成工程と、前記フィルムの側縁同士を熱溶着して第二プリーツを形成し、前記フィルムをチューブ状にする第二プリーツシール工程と、を有することを特徴とする。
前記第一プリーツガイド工程は、前記フィルムの外面を内面側に向けて押圧してテンションを掛けつつ、前記第一プリーツのテンションを開放して、前記第一プリーツを自立させることを特徴とする。
前記第二プリーツシール工程は、前記第一プリーツを前記第二プリーツに向けて倒す第二プリーツガイド工程と、前記第一プリーツと前記第二プリーツの長手方向の両端同士を熱溶着してトップガセットを形成するトップ補強シール工程と、を有することを特徴とする。
前記第二プリーツシール工程は、前記第二プリーツガイド工程に先立って、前記第一プリーツを短手方向に一定間隔で切断するプリーツカッター工程を有することを特徴とする。
本発明の実施態様に係る内容物入りフィルム包装袋は、フィルム包装袋に流動体を充填封入した内容物入りフィルム包装袋であって、前記フィルム包装袋の天面のフィルムがM字形に重なるトップガセットと、前記フィルム包装袋の底面のフィルムがM字形に重なるボトムガセットと、前記トップガセットが有する二つのプリーツの一方の頂部に配置された注出部と、を備え、前記二つのプリーツは、折り幅が同一であることを特徴とする。
前記二つのプリーツの長手方向の両端同士が熱溶着により連結されることを特徴とする。
前記プリーツは、その頂部を長手方向に亘って熱溶着したシールを有することを特徴とする。
前記シールは、前記長手方向の中央が頂部に向かって円弧状に凹んだ形状を有することを特徴とする。
前記注出部は、プラスチック製の口栓であり、前記口栓が前記フィルムの側縁同士の間に配置されて固着されることを特徴とする。
前記注出部は、前記フィルムの側縁同士を熱溶着して形成された切取片を有し、前記切取片を切り落して前記流動体を取り出す開口を形成することを特徴とする。
本発明は、トップガセットのプリーツの頂部に口栓等の注出部が配置されたガセット袋を効率よく製造できる。特に、トップガセットが有する二つのプリーツの折り幅が均一(均等)であっても、口栓等の注出部とフィルムとの熱溶着を良好に行うことができる。
実施形態に係る内容物入りフィルム包装袋Gを示す図であって、(a)前上方向から見た斜視図、(b)後下方向から見た斜視図である。 実施形態に係る縦型製袋充填包装機1の概略構成を示す正面図である。 縦型製袋充填包装機1のボトム折畳ユニット30等を前上方向から見た斜視図である。 (a)アウトガイド33Aを示す斜視図、(b)アウトガイド33Aの平面図、(c)ボトム折畳ユニット30におけるフィルムFの搬送経路を示す右側面図である。 プリーツカッター54、プリーツ支持具55および第二プリーツガイド56を前上方向から見た斜視図である。 フィルム搬送部70の駆動ローラーユニット71を示す図であり、(a)断面図、(b)側面図である。 ラックギア74とコマ77等を示す拡大図であり、(a)噛み合い時、(b)噛み合い開放時を示す。 (a)シゴキローラー部90からカッター部120を示す側面図、(b)矯正部100を示す斜視図である。 実施形態に係る内容物入りフィルム包装袋Gの製造方法のトップ折畳工程S2からボトム折畳工程S3を工程順に示す模式図である。 実施形態に係る内容物入りフィルム包装袋Gの製造方法の口栓取付工程S4からボトムシール工程S6を工程順に示す模式図である。 従来の縦型製袋充填包装機における口栓の熱溶着工程を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態に係る縦型製袋充填包装機1および内容物入りフィルム包装袋Gの製造方法について説明する。
〔内容物入りフィルム包装袋G〕
図1は、内容物入りフィルム包装袋Gを示す図であって、(a)前上方向から見た斜視図である。
内容物入りフィルム包装袋Gは、一枚のプラスチックフィルムFから形成された袋体に内容物Xを充填したものである。フィルムFは、ナイロンやポリエステル等の高強度フィルムを積層したラミネートフィルムある。
フィルム包装袋Gは、いわゆるダブルガセット袋であり、天面(上部)にトップガセットG3、底面(下部)にボトムガセットG4を有する。
内容物入りフィルム包装袋Gを立てた姿勢にしたときの高さ方向を上下方向ともいう。内容物入りフィルム包装袋Gの幅方向を左右方向ともいう。内容物入りフィルム包装袋Gの厚み方向(膨らむ方向)を前後方向ともいう。前後方向のうち、口栓G8が配置される面(後面G2)側を後方という。
トップガセットG3は、第一プリーツG31、第二プリーツG32を有する。第一プリーツG31と第二プリーツG32は、同一形状(長方形)である。第一プリーツG31と第二プリーツG32は、左右方向の長さが同一、上下方向の幅(折り幅、深さ)が左右方向に亘って均一(同一)である。後方側の第二プリーツG32の頂部(山折り)に口栓G8が配置される。
ボトムガセットG4は、第一プリーツG41、第二プリーツG42を有する。第一プリーツG41、第二プリーツG42は、同一形状(長方形)である。第一プリーツG41、第二プリーツG42は、左右方向の長さが同一、上下方向の幅(折り幅、深さ)が左右方向に亘って均一(同一)である。
トップガセットG3とボトムガセットG4は、それぞれ左右方向の両端が溶着される。つまり、第一プリーツG31と第二プリーツG32の左右方向の両端、第一プリーツG41と第二プリーツG42左右方向の両端がそれぞれ接続する。このため、フィルム包装袋Gが略楕円柱形になる。言い換えれば、フィルム包装袋Gは、水平方向の断面が凸レンズ形状またはアーモンド形状になる。
トップガセットG3は、天面の外周縁に沿って形成されたトップシールTを有する。トップシールTは、3つのシール(シールT1、シールT2、シールT3)からなる。
シールT1は、フィルム包装袋Gの前面G1(第一プリーツG31)の上端(山折りF3)を熱溶着して形成される。
シールT2は、フィルム包装袋Gの後面G2(第二プリーツG32)の上端(両側縁E1,E2同士)を熱溶着して形成される。シールT2の長手方向(フィルム包装袋Gの左右方向)の中央には、プラスチック製の口栓G8が配置される。トップガセットG3の第二プリーツG32の中央頂部に口栓G8が溶着される。
口栓(注出部)G8は、フィルム包装袋Gの内部空間(収容部G5)に連通するノズルと、このノズルに螺合するキャップからなり、ノズルの基端がフィルムFの両側縁E1,E2に挟まれて熱溶着される。そして、口栓G8のノズルからキャップを取り外すことにより、内容物入りフィルム包装袋Gが開封される。
シールT3は、フィルム包装袋Gの上部の左右方向両端(フィルムFが四重になった重畳部分)を熱溶着して形成される。シールT3は、第一プリーツG31、第二プリーツG32の左右方向の両端同士を連結(固着)する。
ボトムガセットG4は、底面の外周縁に沿って形成されたボトムシールBを有する。ボトムシールBは、3つのシール(一対のシールB1、シールB3)からなる。
一対のシールB1は、フィルム包装袋Gの前面G1(第一プリーツG41)と後面G2(第二プリーツG42)の下端をそれぞれ熱溶着して形成される。一対のシールB1は同一形状であり、同時に形成される。
シールB3は、フィルム包装袋Gの下部の左右方向両端(フィルムFが四重になった重畳部分)を熱溶着して形成される。シールB3は、第一プリーツG41、第二プリーツG42の左右方向の両端同士を連結(固着)する。
フィルムFのシーラント層が片面(内面)のみに配置されている場合には、フィルムFを四重に折り畳んでもフィルムFの外面同士を熱溶着できない。このため、第一プリーツG41と第二プリーツG42が分離してしまう。フィルム包装袋Gを立てた姿勢で安定させるためには、第一プリーツG41と第二プリーツG42の左右方向の両端同士を連結する必要がある。
そこで、フィルムFの外面同士が重なる部位にパンチング孔を設けてもよい。それぞれの外面にパンチング孔を設けて、折り畳んときに対向させる。これにより、フィルムFを四重に折り畳んでも、パンチング孔を介してフィルムFの内面(シーラント層)同士が密着して、良好に熱溶着できる。
ボトムシールB(シールB1,B3)は、トップシールT(シールT1,T2,T3)よりもシール幅が太く形成されて、内容物入りフィルム包装袋Gを立てたときの支え(補強)となる。
フィルム包装袋Gのうち、トップシールT,ボトムシールBに囲まれた部位(天面、底面)は、フィルム包装袋Gの折込マチとして機能する。
フィルム包装袋Gは、左右方向両端において上下方向に延在する一対のサイドシールSを有する。サイドシールSは、上端がトップシールTのシールT3に接続し、下端がボトムシールBのシールB3に接続する
フィルム包装袋Gは、天面と底面にそれぞれ折込マチ(トップガセットG3、ボトムガセットG4)を有するため、前後方向に膨らみやすく、内容物Xを収容する内部空間(収容部G5)を大きくすることができる。
収容部G5は、フィルム包装袋Gのうち、熱溶着されていない非シール部(筒状のフィルム)であって、内容物Xが充填封入される空間である。収容部G5は、トップガセットG3の第一プリーツG32の中央頂部に配置された口栓G8に連通する。
内容物Xは、液状またはペースト状(半固形物)の飲料、食品、化学製品等である。具体的には、飲料水やゼリー、家庭用洗剤、シャンプー等の流動体である。
〔縦型製袋充填包装機1〕
図2は、実施形態に係る縦型製袋充填包装機1の概略構成を示す正面図である。
図3は、縦型製袋充填包装機1のボトム折畳ユニット30等を前上方向から見た斜視図である。説明の都合上、図3では、ボトム折畳ユニット30の一部や口栓取付部40、充填部80等を省略して図示する。
縦型製袋充填包装機1は、帯状のフィルムFからダブルガセット形のフィルム包装袋Gを形成すると同時に、このフィルム包装袋Gに内容物Xを充填する。
縦型製袋充填包装機1は、制御部(不図示)により制御されて、フィルムFを下方向に間欠搬送しながら、内容物Xを充填する。縦型製袋充填包装機1は、フィルム包装袋Gの内部に空気を極力残さないように、内容物Xをほぼ満杯に充填する。
縦型製袋充填包装機1は、内容物Xを連続充填しながら、内容物Xの充填量にバラつきのない内容物入りフィルム包装袋Gを製造する。
なお、縦型製袋充填包装機1は、内容物Xの充填量を計測する計測部や充填量を調整するシャッター弁を備えてもよいし、備えなくてもよい。
フィルムFの長手方向を搬送方向ともいう。フィルムFの幅方向を横方向ともいう。フィルムFの厚み方向を重畳方向ともいう。
縦型製袋充填包装機1における鉛直方向を上下方向または縦方向ともいう。上方を上流、下方を下流ともいう。
縦型製袋充填包装機1における横方向を左右方向ともいう。
上下方向と左右方向にそれぞれ直交する方向を前後方向という。前後方向において、フィルムFから離間する方向を外側または外面側、フィルムFに近づく方向を内側または内面側という。
縦型製袋充填包装機1は、フィルム供給部10、トップ折畳ユニット20、ボトム折畳ユニット30、口栓取付部40、トップシール部50、ボトムシール部60、フィルム搬送部70、充填部80、シゴキローラー部90、矯正部100、サイドシール部110、カッター部120等を備える。
〔フィルム供給部10〕
フィルム供給部10は、ロール(不図示)からフィルムFを繰り出し、複数の従動ローラー等を経由させる。フィルム供給部10は、フィルムFに弛みや蛇行がないように、一定のテンションを掛けて送り出す。フィルム供給部10は、トップ折畳ユニット20に向けてフィルムFを供給する。
〔トップ折畳ユニット20〕
トップ折畳ユニット(トップ折畳部)20は、フィルム供給部10の右斜め上方に配置される。トップ折畳ユニット20は、帯状のフィルムFをZ字形(N字形)に折り込む。フィルムFは、幅方向の一側部(側縁E1側)がZ字形に折り込まれて、トップガセット用折込F1が形成される。
トップガセット用折込(第一折込)F1は、フィルムFの側縁E1側の谷折りF2と中央側の山折りF3からなり、三つ折りとも呼ばれる。トップガセット用折込F1には、第一プリーツG31と第二プリーツG32の片面が同時に形成される。
トップ折畳ユニット20は、折り畳み板部22、圧着ローラー対24、第一プリーツシール部26を備える。
折り畳み板部22は、フィルムFの搬送方向(右方向)に沿って延在する複数の板部材を有する。フィルムFは、これらの板部材に沿って摺動する。折り畳み板部22は、フィルムFの一側部(側縁E1側)を下方に押し曲げ、さらに中央に向けて押し込んで、Z字形に折り畳む。谷折りF2から山折りF3の幅と谷折りF2から側縁E1までの幅がほぼ同一になるよう折り畳まれる。第一プリーツG31と第二プリーツG32は、ほぼ同一の幅(均一な深さ)に形成される。
圧着ローラー対24は、折り畳み板部22の下流に配置された一対の従動ローラーである。圧着ローラー対24は、Z字形に折り畳んだ部位を上下方向(重畳方向)に押し潰して、フィルムFに折り目(トップガセット用折込F1)を付ける。
圧着ローラー対24は、フィルムFの搬送方向を下方に変える。フィルムFは、圧着ローラー対24を経由して下方に送られる。
第一プリーツシール部26は、トップガセット用折込F1の山折りF3を熱溶着して、シールT1を形成する。第一プリーツシール部26は、第一プリーツG31の頂部等にシールT1を形成する。
第一プリーツシール部26は、第一トップヒーターバー対27を有する。第一トップヒーターバー対27は、上下方向に延在する一対の部材であり、フィルムF(トップガセット用折込F1)を前後方向に挟んで対向配置される。第一トップヒーターバー対27は、トップガセット用折込F1を前後方向から挟持し、第一プリーツG31を上下方向に亘って熱溶着してシールT1を形成する。
シールT1は、上下方向において、中央の幅が細く、両端の幅が太く形成される。シールT1は、第一プリーツG31の上下方向中央は頂部のみに形成され、上下方向両端は頂部から基部まで形成される。
図1に示すように、シールT1は、フィルム包装袋Gを立てた姿勢にしたときに、第一プリーツG31の左右方向の全長に亘って形成され、左右方向に中央が上方向(頂部)に向かって円弧状に凹んだ形状を有する。これにより、第一プリーツG31が搬送途中に弛みや蛇行することなく、その形状を維持したまま、下流に向けて送り出される。
〔ボトム折畳ユニット30〕
図4(a)は、アウトガイド33Aを示す斜視図、図4(b)は、アウトガイド33Aの平面図である。図4(b)は、ボトム折畳ユニット30におけるフィルムFの搬送経路を示す右側面図である。説明の都合上、図4(c)では側縁E1,E2、山折りF3を太線で図示する。
ボトム折畳ユニット(ボトム折畳部)30は、トップ折畳ユニット20の直下に配置される。ボトム折畳ユニット30は、帯状のフィルムFをM字形(W字形)に折り込む。フィルムFは、幅方向の中央がM字形に折り込まれて、ボトムガセット用折込F5が形成される。
ボトムガセット用折込(第二折込)F5は、フィルムFの中央の谷折りF6と、その両側の一対の山折りF7からなり、蛇腹折りとも呼ばれる。ボトムガセット用折込F5には、第一プリーツG41と第二プリーツG42が同時に形成される。
ボトム折畳ユニット30は、折り畳み板部31と、二組の圧着ローラー対38を備える。
折り畳み板部31は、台形板32、アウトガイド33、押込み板36および押え板37を有し、フィルムFをこれら複数の板部材等に沿って摺動させる。
折り畳み板部31は、まず、逆台形状の台形板32、アウトガイド33によりフィルムFの両側部をそれぞれ内面側(右側)に押し込んでU字形に折り曲げる。さらに、折り畳み板部31は、押込み板36と一対の押え板37によりフィルムFの中央を右側(内面側)に押し込んでM字形(W字形)に折り畳む。これにより、フィルムFの左側にボトムガセット用折込F5が形成される。
ボトムガセット用折込F5には、第一プリーツG41と第二プリーツG42が同時に形成される。ボトムガセット用折込F5は、谷折りF6から山折りF7の幅がそれぞれほぼ同一になるよう折り畳まれる。ボトムガセット用折込F5の第一プリーツG41と第二プリーツG42は、同一の幅(均一な深さ)に形成される。
アウトガイド33は、左右方向に延在する一対の角棒形の部材であり、これらが前後方向に離間して配置される。各アウトガイド33は、その内面(フィルム摺接面34)がフィルムFの側部の外面に摺接し、フィルムFの側部をそれぞれ前後方向(内面側)に押圧する。アウトガイド33は、フィルムFの側部同士を近接させて、側縁E1,E2が揃うようにフィルムFの側部同士を対向させる。
アウトガイド33は、フィルムFの側部を内面側に向けて押圧することによりフィルムFにテンションを掛けながら、フィルムFを下方に案内する。
アウトガイド33は、角棒形の部材に限らず、丸棒形等であってもよい。アウトガイド33は、棒材に限らず、L字形やU字形等に折り曲げた板金等であってもよい。
図4(a)に示すように、一対のアウトガイド33のうち、前方向に配置されたアウトガイド33Aは、フィルム摺接面34に開口するスリット溝35を有する。
図4(b)に示すように、スリット溝35は、フィルム摺接面34に交差する方向(前方向)に延在し、アウトガイド33を上下方向に貫通する。スリット溝35のフィルム摺接面34に対する角度θは、約50°から70°程度である。角度θは、60°が好ましい。スリット溝35の幅は、例えば3mmである。スリット溝35は、フィルム摺接面34では幅が広く、前方向に向かって徐々に幅が狭くなってもよい。
スリット溝35の角度θや幅は、第一プリーツG31がスリット溝35を通過する際に外力を受けないように、設定される。フィルムFの硬さや厚さ、第一プリーツG31の折込量等に応じて、スリット溝35の最適な角度θや幅、長さ等を調整する。
スリット溝35には、トップガセット用折込F1の第一プリーツG31が挿通される。これにより、第一プリーツG31は、アウトガイド33により内面側に押圧されることなく、下方に送られる。
フィルム摺接面34(第一プリーツガイド)がフィルムFの側部(第一プリーツG31を除く外面)を内面側に押圧してテンションを掛ける一方で、スリット溝35(第一プリーツガイド)が第一プリーツG31のテンションを開放する。これにより、第一プリーツG31が自立する(能動的に立ち上がる)。
図4(c)に示すように、フィルムFの搬送経路は、一側部(側縁E1)が内側(後方側)に窪む湾曲弧形になる一方で、第一プリーツG31(シールT1)がこの湾曲弧の弦の形になる。すなわち、第一プリーツG31は、フィルムFの側部よりも外側(前方側)を通り、搬送距離が短くなる。この搬送経路の距離の相違に伴って、第一プリーツG31が自然に立ち上がる。
このように、アウトガイド33は、第一プリーツG31に外力を加えることなく、第一プリーツG31を引き起こす。第一プリーツG31は、第二プリーツG32(フィルムFの側縁E1)から離間する。つまり、フィルム摺接面34とスリット溝35が、第一プリーツG31を引き起こすガイドとして機能する。
そして、フィルムFは、第一プリーツG31が立ち上がった状態のまま、下方に送られる。
圧着ローラー対38は、折り畳み板部31の下流に配置された二組の従動ローラー対からなる。
図2の右側に配置された圧着ローラー対38は、フィルムFの側縁E1,E2同士を前後方向(重畳方向)に挟持して密着させる。
図2の左側に配置された圧着ローラー対38は、M字形に折り畳んだ部位を前後方向(重畳方向)に押し潰して、フィルムFに折り目(ボトムガセット用折込F5)を付ける。
そして、圧着ローラー対38は、フィルムFを下方に送る。
〔口栓取付部40〕
口栓取付部(注出部形成部)40は、ボトム折畳ユニット30の下方、右側に配置される。口栓取付部40は、口栓供給部42と口栓融着部44を備え、これらがボトム折畳ユニット30(圧着ローラー対38)の下方、右側に配置される。
口栓供給部42は、プラスチック製の口栓G8をフィルムFの側縁E1,E2同士の間に向けて供給配置する。口栓供給部42は、フィルムFの側縁E1,E2同士を一旦離間させ、その間に口栓G8を一定間隔で配置する。
口栓融着部44は、口栓G8(ノズルの基端)とフィルムFの側縁E1,E2同士を熱溶着して、口栓G8をフィルムFに取り付ける。
口栓融着部44は、上下方向に延在するヒーターバー対45を有し、これらがフィルムFの側縁E1,E2を前後方向に挟んで対向配置される。
ヒーターバー対45は、上下方向の中央に窪みを有し、この窪みでフィルムFの側縁E1,E2と口栓G8(ノズルの基端)を重ねて挟持する。
ヒーターバー対45は、側縁E1,E2と口栓G8を熱溶着して、フィルムFに口栓G8を取り付ける。ヒーターバー対45は、口栓G8の上下両側にある側縁E1,E2同士も同時に溶着する。口栓融着部44は、フィルムFにシールT2の一部も形成する。
〔トップシール部50〕
トップシール部50は、口栓取付部40の下方に配置される。
トップシール部50は、フィルムFの側縁E1,E2同士を熱溶着して、シールT2を形成する。フィルムFにシールT2を形成することにより、第二プリーツG32が組み立てられ、同時にフィルムFがチューブ状になる。
また、トップシール部50は、第一プリーツG31と第二プリーツG32の上下方向の両端同士(フィルムFが四重になった重畳部分)を熱溶着してシールT3を形成し、トップガセットG3を組み立てる。
トップシール部50は、第二プリーツシール部51、プリーツカッター54、第二プリーツガイド56、トップ補強シール部57等を備える。
第二プリーツシール部51は、フィルムFにシールT2を形成して、第二プリーツG32を組み立てる。
第二プリーツシール部51は、圧着ローラー対38の直下に配置された第二トップヒーターバー対52と、トップクーラーバー対53を有する。
第二トップヒーターバー対52は、上下方向に延在する一対の部材であり、これらがフィルムFの側縁E1,E2同士を前後方向に挟んで対向配置される。第二トップヒーターバー対52は、上下方向の中央に窪みを有し、この窪みでフィルムF(側縁E1,E2)に取り付けられた口栓G8を把持する。
第二トップヒーターバー対52は、フィルムFの側縁E1,E2同士を上下方向に亘って熱溶着してシールT2を形成する。口栓G8も同時に再加熱される。これにより、口栓G8が取り付けられた第二プリーツG32が組み立てられる。また、同時にフィルムFがチューブ状になる。
トップクーラーバー対53は、第二トップヒーターバー対52の直下に配置される。トップクーラーバー対53は、口栓融着部44のヒーターバー対45とほぼ同一形状を有する部材であり、これらの内部に冷媒が供給される。
トップクーラーバー対53は、口栓G8を前後方向から挟持して、口栓G8を冷却する。これにより、口栓G8とフィルムFの側縁E1,E2の熱溶着が急速に固化して、口栓G8がフィルムFに完全に固定される。
図5は、プリーツカッター54、プリーツ支持具55および第二プリーツガイド56を前上方向から見た斜視図である。説明の都合上、図5では口栓G8等を省略して図示する。
プリーツカッター54は、トップクーラーバー対53の下方の前方側に配置される。プリーツカッター54は、カッターを左右に振って、第一プリーツG31を短手方向(水平方向)に切断する。プリーツカッター54は、第一プリーツG31の頂部から基部に至る切れ目を、上下方向において一定間隔(フィルム包装袋Gの幅に一致する長さ)に入れる。
プリーツカッター54には、第一プリーツG31を起こした姿勢で支持するプリーツ支持具55が付設される。プリーツ支持具55は、プリーツカッター54の直上に固定配置されたU字形の板材である。プリーツ支持具55は、第一プリーツG31を左右方向から挟持して、第一プリーツG31をプリーツカッター54に向けて案内する。第一プリーツG31は、プリーツ支持具55により前方に向かって立った姿勢で支持(保持)される。
プリーツ支持具55が第一プリーツG31を前方に向かう姿勢にして支持するので、プリーツカッター54は第一プリーツG31を良好に切断できる。
第二プリーツガイド56は、プリーツカッター54の下方に配置された板材であり、第一プリーツG31を第二プリーツG32に向けて押し倒す。第一プリーツG31には、一定間隔に短手方向に延びる切れ目が形成されているため、第一プリーツG31は、第二プリーツガイド56により円滑に押し倒される。
さらに、第二プリーツガイド56は、第一プリーツG31を右側に押し倒して、第一プリーツG31と第二プリーツG32を重ねて密着させる。
トップ補強シール部57は、第二プリーツガイド56の直下に配置された第三トップヒーターブロック対58を有する。第三トップヒーターブロック対58は、一対の台形状の板材であり、これらがフィルムFの第一プリーツG31と第二プリーツG32を前後方向に挟んで対向配置される。
第三トップヒーターブロック対58は、第一プリーツG31と第二プリーツG32の上下方向の両端同士を熱溶着してシールT3を形成する。これにより、フィルムFが四重になった重畳部分が熱溶着されて、トップガセットG3が組み上がる。
トップシール部50を経ることにより、トップガセットG3を有するチューブ状のフィルムFが形成される。
〔ボトムシール部60〕
ボトムシール部60は、トップシール部50の左側に配置される。ボトムシール部60は、ボトムガセット用折込F5を熱溶着して、ボトムシールBを形成する。ボトムシール部60は、第一プリーツG41,第二プリーツG42を有するボトムガセットG4を組み立てる。
ボトムシール部60は、第二トップヒーターバー対52に並列に配置された第一ボトムヒーターバー対62と、その直下に配置された第二ボトムヒーターバー対64を備える。
第一ボトムヒーターバー対62は、ボトムガセット用折込F5の一対の山折りF7(第一プリーツG41、第二プリーツG42)をそれぞれ挟持し、熱溶着して一対のシールB1を形成する。
第二ボトムヒーターバー対64は、第一プリーツG41と第二プリーツG42の上下方向の両端同士を挟持し、熱溶着してシールB3を形成する。これにより、フィルムFが四重になった重畳部分が熱溶着されて、ボトムガセットG4が組み上がる。
ボトムシール部60を経ることにより、ボトムガセットG4を有するチューブ状のフィルムFが形成される。
〔フィルム搬送部70〕
フィルム搬送部70は、トップシール部50およびボトムシール部60の下方に配置されて、フィルムFを下方に向けて間欠搬送する。
フィルム搬送部70は、4つの駆動ローラー72を備える。駆動ローラー72は、フィルムFの右側と左側に、フィルムFを挟んでそれぞれ配置される。この4つの駆動ローラー72は、フィルムFを前後方向に挟持しつつ回転して、フィルムFを下方に送り出す。
図6は、フィルム搬送部70の駆動ローラーユニット71を示す図であり、(a)断面図、(b)側面図である。
図7は、ラックギア74とコマ77等を示す拡大図であり、(a)噛み合い時、(b)噛み合い開放時を示す。
フィルム搬送部70は、フィルムFの前後方向にそれぞれ駆動ローラーユニット71を備える。各駆動ローラーユニット71は、二つの駆動ローラー72と、この駆動ローラー72を回転させる駆動回転シャフト73を備える。
駆動回転シャフト73は、左右方向に延在する丸棒部材であり、駆動ローラー72に回転力を伝達する。駆動回転シャフト73は、その外周面に、軸方向(左右方向)に沿って配置されたラックギア74を有する。ラックギア74は、駆動ローラー72を駆動回転シャフト73に固定するキーとしても機能する。
駆動ローラー72は、駆動回転シャフト73に嵌合する中心孔を有し、この中心孔の一部にキー溝75が設けられる。このキー溝75にラックギア74に嵌まり込むことにより、駆動回転シャフト73に対して回転方向において固定され、軸方向において平行移動可能に支持される。
駆動ローラー72のキー溝75の内部には、レバー76、コマ77および押圧スプリング78が配置される。
レバー76は、L形状の棒材であり、第一端76aがキー溝75の側壁に回転可能に固定され、第二端76bがキー溝75から突出する。レバー76の第一端側は、ラックギア74に沿って延び、レバー76の第二端側は、駆動ローラー72の側面に沿って延びる。
レバー76の第二端76bを駆動ローラー72の側面から遠ざけると、レバー76の一端側がラックギア74に近づく。レバー76の第二端76bを駆動ローラー72の側面に近づけると、レバー76の一端側がラックギア74から遠のく。
コマ77は、レバー76の第一端76aの近傍に設けられた突起であり、ラックギア74に噛み合う一つの歯の形状を有する。コマ77は、レバー76の第一端側の揺動に伴って、上下方向に移動する。レバー76の第二端76bを駆動ローラー72の側面から遠ざけると、コマ77がラックギア74に向かって移動して、コマ77がラックギア74に噛み合う。これにより、駆動ローラー72が駆動回転シャフト73に対して軸方向において固定される。
レバー76とコマ77は、梃子(倍力装置)として機能する。すなわち、第一端76aが支点、コマ77が作用点、第二端76bが力点となる。レバー76の第二端76bを弱い力で操作しても、コマ77をラックギア74に強く押し付けることができる。
押圧スプリング78は、キー溝75の底壁に配置され、その先端(下端)がレバー76の第二端側に当接する。押圧スプリング78は、レバー76の第二端側をラックギア74に向けて押圧する。押圧スプリング78の作用により、コマ77がラックギア74に常に噛み合って、駆動ローラー72の左右方向の位置が設定(固定)される。
フィルムFに皺等を発生させることなく、円滑に下方に送り出すために、4つの駆動ローラー72の左右方向の位置を調整する必要がある。フィルムFの種類(材質)や厚み等に応じて、4つの駆動ローラー72の左右方向の位置が調整される。特に、前後方向において向き合う一対の駆動ローラー72は、左右方向の位置を正確に一致させる必要がある。
フィルム搬送部70では、作業者がレバー76の第二端76bを駆動ローラー72の側面に近づけると、コマ77とラックギア74の噛み合いが解除される。これにより、駆動ローラー72を左右方向の位置を容易に変更できる。そして、作業者がレバー76から手を離すと、自動的にコマ77がラックギア74に噛み合い、駆動ローラー72の左右方向の位置が設定される。このため、4つの駆動ローラー72の左右方向の位置を容易かつ確実に調整できる。
〔充填部80〕
充填部80は、フィルム搬送部70の下方において、チューブ状のフィルムFの内部(収容部G5)に内容物Xを連続投入する。
充填部80は、充填ポンプ81、充填ノズル82を備える。充填ポンプは、内容物Xを充填ノズル82に向けて圧送する。
充填ノズル82は、ボトム折畳ユニット30(台形板32)の右側からU字形に折り曲げられて、フィルムFの内側に挿入される。充填ノズル82は、ボトム折畳ユニット30から真っすぐに下方に延在して、フィルム搬送部70の下方に至る。
充填部80は、充填ポンプ81を駆動して、チューブ状のフィルムFの内部に向けて、充填ノズル82から内容物Xを連続して吐出し続ける。
〔シゴキローラー部90〕
図8(a)は、シゴキローラー部90からカッター部120を示す側面図である。図8(b)は、矯正部100を示す斜視図である。
シゴキローラー部90は、充填ノズル82の下方に配置されて、内容物Xが充填されたチューブ状のフィルムFを扱く。
シゴキローラー部90は、左右方向に延在するシゴキローラー対92を備え、このシゴキローラー対92でチューブ状のフィルムFを前後方向に挟持しながら下方に送る。これにより、チューブ状のフィルムFに充填された内容物Xがシゴキローラー対92を境にして上下に分断される。
チューブ状のフィルムFは、扁平になってサイドシール部110に向けて搬送される。これにより、フィルムFにサイドシールSを確実に形成することが可能になる。
〔矯正部100〕
矯正部100は、シゴキローラー部90の直下に配置されて、内容物Xが充填されたチューブ状のフィルムFの充填形状を矯正する。矯正部100は、シゴキローラー部90が作動する前に、チューブ状のフィルムFの充填形状を前後方向から押圧する。チューブ状のフィルムFのトップガセットG3とボトムガセットG4にまで内容物Xを確実に行き渡らせる。そして、チューブ状のフィルムFに封入される内容物Xの充填量を一定化させる。
矯正部100は、一対の矯正板102を備える。図8(b)に示すように、矯正板102は、左右方向に延在する板部材であって、フィルムFを前後方向に挟んで対向配置される。一対の矯正板102は、フィルムFを挟んで対称な形状を有する。具体的には、矯正板102は、それぞれ半筒形状を有し、近接し合うとその間に略楕円形の空間を形成する。
矯正板102は、チューブ状のフィルムFのボトムガセットG4からトップガセットG3に亘る部位(収容部G5)を押圧する。矯正板102が内容物Xが充填されたフィルムFを押圧すると、フィルムFの充填形状が略楕円形に矯正される。
矯正部100がチューブ状のフィルムFを押圧した後に、シゴキローラー部90がフィルムFを扁平に押し潰す。これにより、フィルムFに封入される内容物Xの充填量が一定化される。
〔サイドシール部110〕
サイドシール部110は、矯正部100の下方に配置される。サイドシール部110は、シゴキローラー部90が扁平に押し潰したフィルムFを左右方向に熱溶着して、サイドシールSを形成する。フィルムFは、サイドシールSにより上下方向がそれぞれ封止されて完全な袋体(フィルム包装袋G)になる。
また、サイドシール部110は、次のフィルム包装袋GのサイドシールSも形成する。サイドシールSがその上方向のチューブ状のフィルムFの底部になる。
サイドシール部110は、サイドヒーターバー対112を備える。サイドヒーターバー対112は、左右方向に延在して、フィルムFを前後方向に挟んで対向配置される。
サイドヒーターバー対112は、チューブ状のフィルムFを熱溶着して、左右方向に延びるサイドシールSを形成する。サイドシールSは、左右方向の両端がシールT3とシールB3に重なるように形成される。これにより、チューブ状のフィルムFが左右方向に亘って封止され、フィルムFの下端が袋体(フィルム包装袋G)になる。
〔カッター部120〕
カッター部120は、サイドシール部110の下方に配置される。カッター部120は、フィルムFから袋体(フィルム包装袋G)を切り落とす。
カッター部120は、カッターバー対122を備える。カッターバー対122は、左右方向に延在して、フィルムFを前後方向に挟んで対向配置される。カッターバー対122は、フィルムFのサイドシールS(シールT3及びシールB3を含む)を上下方向に二分割する。これにより、フィルムFからフィルム包装袋Gが切り落とされる。
〔内容物入りフィルム包装袋Gの製造方法〕
次に、縦型製袋充填包装機1を用いて、内容物入りフィルム包装袋Gを製造する工程について説明する。
図9は、実施形態に係る内容物入りフィルム包装袋Gの製造方法のトップ折畳工程S2からボトム折畳工程S3を工程順に示す模式図である。
図10は、実施形態に係る内容物入りフィルム包装袋Gの製造方法の口栓取付工程S4からボトムシール工程S6を工程順に示す模式図である。
説明の都合上、図9,10では、フィルムFの一部(一つのフィルム包装袋Gに対応する部分等)のみを図示する。また、フィルムFが折り畳まれる様子を理解しやすいように、密着・溶着した部分を変形(分離、開放)させて図示する。
内容物入りフィルム包装袋Gを製造する工程は、フィルム供給搬送工程S1、トップ折畳工程S2、ボトム折畳工程S3、口栓取付工程S4、トップシール工程S5、ボトムシール工程S6、充填工程S7、矯正工程S8、シゴキ工程S9、サイドシール工程S10、切離工程S11を有する。
そして、フィルム供給搬送工程S1、トップ折畳工程S2、ボトム折畳工程S3、口栓取付工程S4、トップシール工程S5、ボトムシール工程S6、サイドシール工程S10、充填工程S7、矯正工程S8、シゴキ工程S9、サイドシール工程S10、切離工程S11の順に行われる。トップシール工程S5とボトムシール工程S6は、ほぼ同時に行われる。
(フィルム供給搬送工程S1)
まず、フィルム供給部10のロールから帯状のフィルムFが繰り出される。フィルム搬送部70がフィルムFを下流に向けて間欠搬送する。フィルムFは、一定のピッチで送り出される。1ピッチは、フィルム包装袋Gの左右方向(横方向)の長さと同一である。
フィルム供給搬送工程(搬送工程)S1は、継続して行われる。
(トップ折畳工程S2)
図9(a),(b)に示すように、フィルムFは、トップ折畳ユニット20において、幅方向の一側部(側縁E1側)がZ字形(N字形)に折り込まれる。フィルムFは、折り畳み板部22と圧着ローラー対24を経て、トップガセット用折込F1が形成される。
さらに、図9(c)に示すように、フィルムFは、第一プリーツシール部26を経て、トップガセット用折込F1の山折りF3(第一プリーツG31の頂部等)にシールT1が形成される。これにより、トップガセット用折込F1に第一プリーツG31が形成される。
(ボトム折畳工程S3)
次に、図9(d)に示すように、フィルムFは、ボトム折畳ユニット30の折り畳み板部31(台形板32、一対のアウトガイド33)において、両側部を押圧されてU字形に折り曲げられる(二つ折りになる)。
そして、図9(e)に示すように、二つ折りになったフィルムFの一側部(側縁E1側)は、アウトガイド33において、第一プリーツG31を立ち上げられる(第一プリーツガイド工程)。
アウトガイド33のフィルム摺接面34がフィルムFの側部(外面)を内面側に押圧してテンションを掛ける一方で、スリット溝35が第一プリーツG31のテンションを開放する。これにより、第一プリーツG31が自然に立ち上がる。
アウトガイド33は、フィルム摺接面34に開口するスリット溝35に第一プリーツG31を挿通させることにより、第一プリーツG31を第二プリーツG32(フィルムFの側縁E1)から離間させる。
続いて、図9(f)に示すように、フィルムFは、折り畳み板部31(押込み板36、一対の押え板37)において、フィルムFの中央が内面側に押し込まれて、M字形(W字形)に折り込まれたボトムガセット用折込F5が形成される。
さらに、フィルムFは、圧着ローラー対38を経て、扁平化される。
右側に配置された圧着ローラー対38により、フィルムFは、側縁E1,E2同士が前後方向において密着させる。左側に配置された圧着ローラー対38により、フィルムFは、M字形に折り畳んだ部位が前後方向に押し潰されて折り目(ボトムガセット用折込F5)が付けられる。
そして、フィルムFは、圧着ローラー対38から下方に搬送される。
(口栓取付工程(注出部形成工程)S4)
図10(a)に示すように、フィルムFは、口栓取付部40において、側縁E1,E2同士の間にプラスチック製の口栓G8が取り付けられる。
まず、口栓供給部42が口栓G8をフィルムFの側縁E1,E2同士の間に向けて供給配置する。口栓供給部42は、フィルムFの側縁E1,E2同士を一旦離間させ、その間に口栓G8を一定間隔で配置する。
次に、口栓融着部44が口栓G8と側縁E1,E2同士を熱溶着して、口栓G8をフィルムFに取り付ける。
(トップシール工程S5)
次に、図10(a)に示すように、フィルムFは、トップシール部50において、トップシールT(シールT2,T3)が形成される。
フィルムFにシールT2が形成されると、第二プリーツG32が組み立てられ、同時にフィルムFがチューブ状になる。フィルムFにシールT3が形成されると、第一プリーツG31と第二プリーツG32の上下方向の両端同士(フィルムFが四重になった重畳部分)が接続して、トップガセットG3が組み立てられる。
まず、第二プリーツシール部51は、フィルムFの側縁E1,E2同士を熱溶着してシールT2を形成し、第二プリーツG32を組み立てる(第二プリーツシール工程)。
第二トップヒーターバー対52がフィルムFの側縁E1,E2を、口栓G8も含んで挟持する。そして、第二トップヒーターバー対52は、フィルムFの側縁E1,E2同士を熱溶着してシールT2を形成する。
続いて、トップクーラーバー対53が口栓G8を前後方向から挟持して、口栓G8を冷却する(第二プリーツシール工程)。
これにより、口栓G8とフィルムFの側縁E1,E2が固化して、口栓G8がフィルムFに完全に固定される。
次に、図10(b)に示すように、プリーツカッター54が第一プリーツG31を水平方向に切断し、頂部から基部に至る切れ目を第一プリーツG31に入れる(プリーツカッター工程)。
プリーツカッター54が第一プリーツG31に切れ目を入れるときに、プリーツ支持具55が第一プリーツG31を前方に向かって立った姿勢にして支持(保持)する。
プリーツカッター54とプリーツ支持具55により、第一プリーツG31には、上下方向において一定間隔(フィルム包装袋Gの幅に一致する長さ)に切れ目が入れられる。
続いて、図10(c)に示すように、第二プリーツガイド56は、第一プリーツG31が第二プリーツG32に向けて押し倒す(第二プリーツガイド工程)。
第一プリーツG31は、第二プリーツガイド56により押し倒されて、第二プリーツG32を重ねて密着する。
最後に、トップ補強シール部57は、第三トップヒーターブロック対58により、第一プリーツG31と第二プリーツG32の上下方向の両端同士を熱溶着して、シールT3を形成する(トップ補強シール工程)。
フィルムFは、トップシール部50を経てチューブ状になり、さらにトップガセットG3が組み立てられる。
(ボトムシール工程S6)
次に、図10(a)~(c)に示すように、フィルムFは、ボトムシール部60において、ボトムシールB(シールT1,T3)が形成される。
まず、第一ボトムヒーターバー対62がボトムガセット用折込F5の一対の山折りF7(第一プリーツG41、第二プリーツG42)をそれぞれ熱溶着して一対のシールB1を形成する。
続いて、第二ボトムヒーターバー対64が第一プリーツG41と第二プリーツG42の上下方向の両端同士(フィルムFが四重になった重畳部分)を熱溶着してシールB3を形成する。
フィルムFは、ボトムシール部60を経て、ボトムガセットG4が形成される。
(サイドシール工程S10)
次に、図8(a)に示すように、フィルムFは、サイドシール部110において、サイドシールSが形成される。サイドシール部110は、サイドヒーターバー対112によりフィルムFを熱溶着してサイドシールSを形成する。
これにより、チューブ状のフィルムFに底部が形成される。
(充填工程S7)
次に、図8(a)に示すように、フィルムFは、充填部80により内容物Xが充填される。フィルムFがサイドヒーターバー対112に挟持されているときに、充填部80は、充填ノズル82からフィルムFの内部に内容物Xを吐出して、フィルムFに内容物Xを充填する。
(矯正工程S8)
次に、図8(a),(b)に示すように、フィルムFは、矯正部100により充填形状が矯正される。フィルムFは、内容物Xが充填された状態で、一対の矯正板102により前後方向から押圧される。これにより、フィルムFの内部で偏在していた内容物Xが、フィルムFの内部の隅々まで行き渡る。
一対の矯正板102は、ボトムガセットG4からトップガセットG3に亘る部位(収容部G5)を押圧する。一対の矯正板102は、フィルムFを挟んで対称な半筒形状を有するので、フィルムFの充填形状が略楕円形に矯正される。
(シゴキ工程S9)
次に、図8(a)に示すように、フィルムFは、シゴキローラー部90により扱かれる。
フィルムFは、矯正部100の直上に配置されたシゴキローラー対92により挟持される。シゴキローラー対92は、矯正部100がフィルムFを押圧するまで、僅かに離間して待機する。そして、矯正部100によりフィルムFの充填形状が矯正された後に、シゴキローラー対92が密着してフィルムFを扁平に押し潰す。これにより、フィルムFに封入される内容物Xの充填量が一定化(定量化)される。
続いて、矯正部100がフィルムFから離間すると、フィルムFが下方に送られる。シゴキローラー対92は、フィルムFを押し潰した状態を維持する。これにより、余計な内容物Xがシゴキローラー対92の上方向に残る。
(サイドシール工程S10)
次に、図8(a)に示すように、フィルムFは、サイドシール部110において、サイドシールSが形成される。サイドヒーターバー対112は、シゴキローラー対92により押し潰されたフィルムFを熱溶着してサイドシールSを形成する。これにより、フィルムFの下端が完全な袋体(フィルム包装袋G)になる。
(切離工程S11)
次に、図8(a)に示すように、フィルムF(フィルム包装袋G)は、カッター部120において、サイドシールSが切断される。カッター部120は、サイドシールSを上下に二分割する。これにより、フィルムFから内容物入りのフィルム包装袋Gが切り落とされる。
以上により、内容物入りフィルム包装袋Gを製造する工程が完了する。
縦型製袋充填包装機1は、内容物入りフィルム包装袋Gを製造する工程を繰り返す。これにより、縦型製袋充填包装機1は、複数の内容物入りフィルム包装袋Gを連続して製造する。
上述した通り、縦型製袋充填包装機1は、帯状のフィルムFに形成されたZ字形のトップガセット用折込F1の第一プリーツG31を引き起こすアウトガイド33A、フィルムFの側縁E1,E2同士の間に口栓G8を配置(形成)する口栓取付部40、側縁E1,E2同士を熱溶着して第二プリーツG32を形成し、フィルムFをチューブ状にする第二プリーツシール部51を備える。これにより、口栓G8の外面(後面)側に一枚のフィルムFが配置され、内面(正面)側に三枚のフィルムFが重なって配置される場合であっても、溶着不良の発生を回避できる。すなわち、口栓G8を側縁E1,E2同士の間に熱溶着するときに、第一プリーツG31(二枚のフィルムF)を引き起こす。これにより、熱溶着時に口栓G8の外面側と内面側にそれぞれ一枚のフィルムFのみが配置されるため、加熱温度が均一になり、口栓G8を良好に熱溶着できる。
アウトガイド33Aは、フィルムFの外面を内面側に向けて押圧してテンションを掛ける一方で、第一プリーツG31のテンションを開放して、第一プリーツG31を自立させる。これにより、口栓G8の内面(正面)側に配置された三枚(三重)のフィルムFから二枚のフィルムF(第一プリーツG31)を確実に引き離して、一枚のフィルムFのみにすることができる。
ボトム折畳ユニット30は、フィルムFの外面に摺接して、フィルムFの側部同士を近接させるアウトガイド33Aを有する。このアウトガイド33Aは、フィルム摺接面34と、このフィルム摺接面34に開口してフィルム摺接面34に交差する方向に延びて第一プリーツG31を挿通させるスリット溝35からなる。
簡単な構成部材により、三枚(三重)のフィルムFから二枚のフィルムF(第一プリーツG31)を確実に引き離して、一枚のフィルムFのみにすることができる。
トップ折畳ユニット20とボトム折畳ユニット30の間に配置されて、第一プリーツG31を熱溶着する第一プリーツシール部26を備える。この第一プリーツシール部26は、第一プリーツG31の長手方向の中央を頂部のみ、長手方向の両端を頂部から基部に亘って、それぞれ熱溶着する。これにより、第一プリーツG31が搬送途中に弛みや蛇行することなく、その形状を維持したまま、下流に向けて送り出される。
第一プリーツG31を第二プリーツG32に向けて倒す第二プリーツガイド56と、第一プリーツG31と第二プリーツG32の長手方向の両端同士を熱溶着してトップガセットを形成するトップ補強シール部57と、を備える。
第二プリーツガイド56がアウトガイド33Aにより引き起こされた第一プリーツG31を押し倒して第二プリーツG32に重ねるので、トップ補強シール部57が四枚(四重)のフィルムFを良好に熱溶着することができる。
第二プリーツガイド56の上方に配置されて、第一プリーツG31を短手方向に一定間隔で切断するプリーツカッター54を備える。これにより、第二プリーツガイド56が第一プリーツG31を第二プリーツG32に向けて押し倒しやすくなる。
プリーツカッター54が第一プリーツG31を切断するときに、第一プリーツG31を起こした姿勢で支持するプリーツ支持具55を備えるので、プリーツカッター54が第一プリーツG31を正確かつ確実に切断することができる。
フィルム搬送部70では、駆動回転シャフト73がラックギア74を備え、駆動ローラー72がラックギア74の噛み合うコマ77を備える。これにより、駆動回転シャフト73に対する駆動ローラー72の軸方向(左右方向)の位置を容易に変更できる。
レバー76、コマ77および押圧スプリング78が倍力装置(梃子)として機能するので、簡単にコマ77をラックギア74に押し付けたり、引き離したりできる。
押圧スプリング78の弾性力を調整することにより、駆動回転シャフト73に対して駆動ローラー72を強固に固定できる。
特別な工具等を用いずに駆動ローラー72の位置を調整できるので、工具落下による他部品の破損等の不具合を回避できる。また、メンテナンス作業の効率化、作業時間の削減等も図ることができる。
内容物X入りフィルム包装袋Gは、ボトムガセットG4のみならず、トップガセットG3も、2つのプリーツ(第一プリーツG31、第二プリーツG32)の折り幅が同一(均一)である。このため、内容物Xが安定して充填される。また、一方のプリーツ(第二プリーツG32)の頂部に口栓G8が溶着不良がなく良好に固着されている。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
フィルムFは、帯状に限らず、インフレーションフィルム等であってもよい。つまり、帯状のフィルムFの側縁E1,E2同士を熱溶着してチューブ状にする場合に限らない。また、複数枚の帯状フィルムを貼り合わせてチューブ状のフィルムに形成してもよい。
内容物Xは、液体や流動体(ペースト)に限らず、液体や流動体に固体が含まれる場合等であってもよい。液体や流動体を冷やして固体にする場合等であってもよい。
注出部は、側縁E1,E2の間にプラスチック製の口栓G8(Plastic Mouth plug)を配置(固着)する場合に限らない。
例えば、トップシールTの一部(シールT2、側縁E1,E2)に切取片(Spout)を設け、開封時にこの切取片を切り落して、収容部G5に連通する開口(開封口)を形成する場合であってもよい。
フィルム搬送部70は、ボトム折畳ユニット30を備える縦型製袋充填包装機1のみならず、他の形式の製袋充填包装機において採用可能である。すなわち、フィルム搬送部70は、セーラーカラー形に折り曲げたフォーマー部材を有する製袋充填包装機においても採用され得る。
駆動ローラーユニット71は、一本の駆動回転シャフト73に対して2つの駆動ローラー72を備える場合に限らない。駆動ローラー72の数は任意に設定することができる。
レバー76やコマ77(倍力装置)は、キー溝75の内部に配置される場合に限らない。これらは、駆動ローラー72の側面等に配置されてもよい。
1 縦型製袋充填包装機 10 フィルム供給部 20 トップ折畳ユニット(トップ折畳部) 26 第一プリーツシール部 30 ボトム折畳ユニット(ボトム折畳部) 33,33A アウトガイド 34 フィルム摺接面(第一プリーツガイド) 35 スリット溝(第一プリーツガイド) 40 口栓取付部(注出部形成部) 42 口栓供給部 44 口栓融着部 50 トップシール部 51 第二プリーツシール部 52 第二トップヒーターバー対(ヒーターバー対) 53 トップクーラーバー対(クーラーバー対) 54 プリーツカッター 55 プリーツ支持具 56 第二プリーツガイド 57 トップ補強シール部 58 第三トップヒーターブロック対 60 ボトムシール部 70 フィルム搬送部 71 駆動ローラーユニット 72 駆動ローラー 73 駆動回転シャフト 74 ラックギア 75 キー溝 76 レバー 77 コマ 78 スプリング 80 充填部 90 シゴキローラー部 100 矯正部 110 サイドシール部 120 カッター部 F フィルム F1 トップガセット用折込(第一折込) F2 谷折り F3 山折り F5 ボトムガセット用折込(第二折込) F6 谷折り F7 山折り E1,E2 側縁 G フィルム包装袋(内容物入りフィルム包装袋、袋体) G3 トップガセット G31 第一プリーツ G32 第二プリーツ G4 ボトムガセット G41 第一プリーツ G42 第二プリーツ G5 収容部 G8 口栓(注出部) T トップシール T1,T2,T3 シール B ボトムシール B1,B3 シール S サイドシール X 内容物

Claims (24)

  1. 帯状のフィルムの一方の側部をZ字形に折り畳んで第一折込を形成するトップ折畳部と、
    前記フィルムの中央を折り畳んで前記フィルムの側縁同士を対向させるボトム折畳部と、
    前記第一折込の第一プリーツを引き起こす第一プリーツガイドと、
    前記フィルムの側縁同士の間に注出部を形成する注出部形成部と、
    前記フィルムの側縁同士を熱溶着して第二プリーツを形成し、前記フィルムをチューブ状にする第二プリーツシール部と、
    を備える、縦型製袋充填包装機。
  2. 前記注出部形成部は、
    前記フィルムの側縁同士の間に口栓を配置する口栓供給部と、
    前記フィルムの側縁同士と前記口栓を熱溶着する口栓融着部と、
    を備える、請求項1に記載の縦型製袋充填包装機。
  3. 前記第二プリーツシール部は、
    前記フィルムの側縁同士を前記口栓を含めて熱溶着するヒーターバー対と、
    前記口栓と前記フィルムの側縁同士を冷却するクーラーバー対と、
    を備える、請求項2に記載の縦型製袋充填包装機。
  4. 前記第一プリーツガイドは、前記フィルムの外面を内面側に向けて押圧してテンションを掛け、前記第一プリーツのテンションを開放して、前記第一プリーツを自立させる、請求項1から3のうちいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機。
  5. 前記ボトム折畳部は、前記フィルムの外面に摺接して前記フィルムの側部同士を近接させるアウトガイドを有し、
    前記第一プリーツガイドは、前記アウトガイドのフィルム摺接面と、このフィルム摺接面に開口して前記フィルム摺接面に交差する方向に延びて前記第一プリーツを挿通させるスリット溝からなる、請求項4に記載の縦型製袋充填包装機。
  6. 前記トップ折畳部と前記ボトム折畳部の間に配置されて、前記第一プリーツを熱溶着する第一プリーツシール部を備え、
    前記第一プリーツシール部は、前記第一プリーツの長手方向の中央を頂部のみ、長手方向の両端を頂部から基部に亘って、それぞれ熱溶着する、請求項1から5のうちいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機。
  7. 前記第一プリーツを前記第二プリーツに向けて倒す第二プリーツガイドと、
    前記第一プリーツと前記第二プリーツの長手方向の両端同士を熱溶着してトップガセットを形成するトップ補強シール部と、
    を備える、請求項1から6のうちいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機。
  8. 前記第二プリーツガイドの上方に配置されて、前記第一プリーツを短手方向に一定間隔で切断するプリーツカッターを備える、請求項7に記載の縦型製袋充填包装機。
  9. 前記プリーツカッターが前記第一プリーツを切断するときに、前記第一プリーツを起こした姿勢で支持するプリーツ支持具を備える、請求項8に記載の縦型製袋充填包装機。
  10. 前記ボトム折畳部は、前記フィルムの中央をM字形に折り畳んで第二折込を形成し、
    前記ボトム折畳部の下方に前記第二折込を熱溶着してボトムガセットを形成するボトムシール部を備える、請求項1から9のうちいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機。
  11. 前記フィルムを供給するフィルム供給部と、
    前記フィルムを下方向に搬送するフィルム搬送部と、
    前記フィルムの内部に向けて流動体を吐出する充填部と、
    前記フィルムを横方向に熱溶着して袋体を形成するサイドシール部と、
    前記フィルムから前記袋体を切り離すカッター部と、
    を備える、請求項1から10のうちいずれか一項に記載の縦型製袋充填包装機。
  12. 前記流動体が投入された前記フィルムを前後方向から挟持して前記フィルムの充填形状を矯正する矯正部と、
    前記矯正部の上方に配置されて、前記フィルムを前後方向から押圧して扱くシゴキローラー部と、
    を備える、請求項11に記載の縦型製袋充填包装機。
  13. 前記フィルム搬送部は、
    前記フィルムに密着する駆動ローラーと、
    前記駆動ローラーを回転させる駆動回転シャフトと、
    を備え、
    前記駆動回転シャフトは、軸方向に沿って延在するラックギアを備え、
    前記駆動ローラーは、
    前記ラックギアに噛み合うコマと、
    前記コマを前記ラックギアに向けて移動させるレバーと、
    前記レバーを前記ラックギアに向けて押圧する押圧スプリングと、
    を備える、請求項11または12に記載の縦型製袋充填包装機。
  14. 前記レバーの第一端が前記駆動ローラーに対して回転可能に固定され、
    前記コマが前記第一端の近傍に配置され、
    前記押圧スプリングが前記レバーの第二端を押圧する、請求項13に記載の縦型製袋充填包装機。
  15. 帯状のフィルムの一方の側部をZ字形に折り畳んで第一折込を形成するトップ折畳工程と、
    前記フィルムの中央を折り畳んで前記フィルムの側縁同士を対向させるボトム折畳工程と、
    前記第一折込の第一プリーツを引き起こす第一プリーツガイド工程と、
    前記フィルムの側縁同士の間に注出部を形成する注出部形成工程と、
    前記フィルムの側縁同士を熱溶着して第二プリーツを形成し、前記フィルムをチューブ状にする第二プリーツシール工程と、
    を有する、内容物入りフィルム包装袋の製造方法。
  16. 前記第一プリーツガイド工程は、
    前記フィルムの外面を内面側に向けて押圧してテンションを掛けつつ、前記第一プリーツのテンションを開放して、前記第一プリーツを自立させる、請求項15に記載の内容物入りフィルム包装袋の製造方法。
  17. 前記第二プリーツシール工程は、
    前記第一プリーツを前記第二プリーツに向けて倒す第二プリーツガイド工程と、
    前記第一プリーツと前記第二プリーツの長手方向の両端同士を熱溶着してトップガセットを形成するトップ補強シール工程と、
    を有する、請求項15または16に記載の内容物入りフィルム包装袋の製造方法。
  18. 前記第二プリーツシール工程は、
    前記第二プリーツガイド工程に先立って、前記第一プリーツを短手方向に一定間隔で切断するプリーツカッター工程を有する、請求項17に記載の内容物入りフィルム包装袋の製造方法。
  19. フィルム包装袋に流動体を充填封入した内容物入りフィルム包装袋であって、
    前記フィルム包装袋の天面のフィルムがM字形に重なるトップガセットと、
    前記フィルム包装袋の底面のフィルムがM字形に重なるボトムガセットと、
    前記トップガセットが有する二つのプリーツの一方の頂部に配置された注出部と、
    を備え、
    前記二つのプリーツは、折り幅が同一である、内容物入りフィルム包装袋。
  20. 前記二つのプリーツの長手方向の両端同士が熱溶着により連結される、請求項19に記載の内容物入りフィルム包装袋。
  21. 前記プリーツは、その頂部を長手方向に亘って熱溶着したシールを有する、請求項19または20に記載の内容物入りフィルム包装袋。
  22. 前記シールは、前記長手方向の中央が頂部に向かって円弧状に凹んだ形状を有する、請求項21に記載の内容物入りフィルム包装袋。
  23. 前記注出部は、プラスチック製の口栓であり、
    前記口栓が前記フィルムの側縁同士の間に配置されて固着される、請求項19から22のうちいずれか一項に記載の内容物入りフィルム包装袋。
  24. 前記注出部は、前記フィルムの側縁同士を熱溶着して形成された切取片を有し、
    前記切取片を切り落して前記流動体を取り出す開口を形成する、請求項19から22のうちいずれか一項に記載の内容物入りフィルム包装袋。

JP2023037025A 2022-02-01 2023-03-10 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋 Active JP7297357B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023037025A JP7297357B1 (ja) 2022-02-01 2023-03-10 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022014142A JP7262146B1 (ja) 2022-02-01 2022-02-01 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋
JP2023037025A JP7297357B1 (ja) 2022-02-01 2023-03-10 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022014142A Division JP7262146B1 (ja) 2022-02-01 2022-02-01 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7297357B1 JP7297357B1 (ja) 2023-06-26
JP2023112697A true JP2023112697A (ja) 2023-08-14

Family

ID=86052908

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022014142A Active JP7262146B1 (ja) 2022-02-01 2022-02-01 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋
JP2023037025A Active JP7297357B1 (ja) 2022-02-01 2023-03-10 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022014142A Active JP7262146B1 (ja) 2022-02-01 2022-02-01 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋

Country Status (4)

Country Link
JP (2) JP7262146B1 (ja)
CN (1) CN117615967A (ja)
TW (1) TW202340046A (ja)
WO (1) WO2023149228A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020100972A1 (ja) * 2018-11-16 2020-05-22 株式会社フジシールインターナショナル パウチ容器およびその製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2298850A (en) * 1995-03-14 1996-09-18 Gainsborough Craftsmen Limited A stand-up pack
JP3560919B2 (ja) * 2001-02-06 2004-09-02 オリヒロエンジニアリング株式会社 包装袋の製造方法および縦型製袋充填機
JP3704319B2 (ja) * 2001-03-28 2005-10-12 オリヒロエンジニアリング株式会社 シゴキ装置および縦型製袋充填機
JP5174426B2 (ja) * 2006-10-27 2013-04-03 株式会社彫刻プラスト ヒダ付き自立性包装袋、ヒダ付き自立性包装体、ヒダ付き自立性包装体用原反ロール及びヒダ付き自立性包装体の製造方法
JP5302554B2 (ja) 2008-03-06 2013-10-02 押尾産業株式会社 自立包装袋及びその製造方法
JP5688872B2 (ja) 2008-03-18 2015-03-25 大日本印刷株式会社 円筒パウチ
JP5498766B2 (ja) * 2009-05-22 2014-05-21 株式会社イシダ 製袋包装機
CA2767045C (en) * 2009-07-02 2014-01-28 Orihiro Engineering Co., Ltd. Vertical filling and packaging machine and method of manufacturing packaging bag with content
JP2018115034A (ja) * 2018-04-27 2018-07-26 大日本印刷株式会社 ひだ部を備えた袋
JP2020055605A (ja) 2018-10-03 2020-04-09 オリヒロエンジニアリング株式会社 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020100972A1 (ja) * 2018-11-16 2020-05-22 株式会社フジシールインターナショナル パウチ容器およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN117615967A (zh) 2024-02-27
JP2023112384A (ja) 2023-08-14
JP7297357B1 (ja) 2023-06-26
JP7262146B1 (ja) 2023-04-21
TW202340046A (zh) 2023-10-16
WO2023149228A1 (ja) 2023-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6635564B2 (ja) 縦型製袋充填機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法
WO2018225422A1 (ja) 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法
JP6265486B2 (ja) 内容物入りのフィルム包装袋の製造装置およびその製造方法
WO2001024999A1 (en) Bag making
JP7297357B1 (ja) 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋
JP4875877B2 (ja) ヘム付き袋製袋装置
JP6121039B1 (ja) 底ガゼット付き袋体の製造方法
JPH0449046Y2 (ja)
US11780616B2 (en) Machine for automatically making a pouch type container
JP2008168931A (ja) 製袋包装機の横シール機構
WO2022176645A1 (ja) 縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法、内容物入りフィルム包装袋
JP6980057B2 (ja) 内容物入りフィルム包装袋、縦型製袋充填包装機、内容物入りフィルム包装袋の製造方法
JP2021041963A (ja) 縦型充填包装機および被包装物の充填包装方法
JP2010269810A (ja) 縦形製袋充填包装機
US20120106877A1 (en) Flexible packaging material and a package formed therewith
JP5635542B2 (ja) 製袋充填機における袋開封部形成装置
JPH0454085Y2 (ja)
CN115916649B (zh) 立式制袋填充包装机、装有内容物的薄膜包装袋的制造方法
JP2001315708A (ja) 充填包装機
JP2004182309A (ja) 小袋包装装置に対して供給される包装材料の繋ぎ方法
JPH11152104A (ja) 自立袋の製袋充填包装方法および自立袋製袋充填包装機
JPH1128773A (ja) 包装袋の製造方法、並びに包装体の製造方法及び製造装置
JP2010111419A (ja) 包装袋、該包装袋の製造方法および製袋充填包装機
JP5224339B2 (ja) 縦形製袋充填包装機
JP2020175914A (ja) 複数列縦型充填包装機および複数列充填包装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230310

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230310

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20230310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7297357

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150