JP2023108438A - センサモジュール、及び力覚センサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】力覚センサ装置の量産性を向上させることができるセンサモジュールの提供する。【解決手段】本センサモジュールは、基板と、前記基板の一方の面に実装され、所定の軸方向の変位を検知するセンサチップと、前記基板の一方の面に形成された第1電極と前記センサチップの第2電極とを電気的に接続するボンディングワイヤと、前記基板の一方の面の周縁に、前記ボンディングワイヤと離間して設けられた保護枠と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、センサモジュール、及び力覚センサ装置に関する。
従来より、所定の軸方向の変位を検知する力覚センサ装置が知られている。一例として、センサチップと、センサチップの周囲に配置され、外力が加わる外力印加板、センサチップを支持する台座部、外力印加板を台座部に固定する外力緩衝機構、外力伝達機構である連結ロッドから成る構造体を備え、外力印加板と作用部が連結ロッドで連結されている力覚センサ装置が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-254843号公報
特許文献1の力覚センサ装置では、センサが、台座部と緩衝支柱と外力印加板から成る構造体である筐体に直接実装されている。センサに比べて非常に大きい筐体にセンサを実装する場合、センサからの信号を取り出すためのワイヤボンディング工程において、筐体の上面からセンサの表面までの距離が大きいため、半導体実装装置が干渉し、通常の半導体実装装置が使用できず、量産性が低下するという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、力覚センサ装置の量産性を向上させることができるセンサモジュールの提供を目的とする。
本センサモジュール(300)は、基板(310)と、前記基板(310)の一方の面に実装され、所定の軸方向の変位を検知するセンサチップ(100)と、前記基板(310)の一方の面に形成された第1電極(313)と前記センサチップ(100)の第2電極(110)とを電気的に接続するボンディングワイヤ(90)と、前記基板(310)の一方の面の周縁に、前記ボンディングワイヤ(90)と離間して設けられた保護枠(320)と、を備える。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
開示の技術によれば、力覚センサ装置の量産性を向上させることができるセンサモジュールを提供できる。
一実施形態に係る力覚センサ装置を例示する斜視図である。 一実施形態に係る力覚センサ装置の蓋板を外した状態を例示する斜視図である。 図2のI-I断面における断面斜視図である。 起歪体の蓋板を外した状態を例示する斜視図である。 一実施形態に係るセンサモジュールを例示する斜視図である。 一実施形態に係るセンサモジュールを例示する平面図である。 一実施形態に係るセンサモジュールを例示する底面図である。 基板を例示する斜視図である。 センサチップをZ軸方向上側から視た斜視図である。 センサチップをZ軸方向上側から視た平面図である。 センサチップをZ軸方向下側から視た斜視図である。 センサチップをZ軸方向下側から視た底面図である。 各軸にかかる力及びモーメントを示す符号を説明する図である。 センサチップのピエゾ抵抗素子の配置を例示する図である。 図14に示すセンサチップの1組の検知ブロックの部分拡大図である。 各ピエゾ抵抗素子を用いた検出回路の一例を示す図(その1)である。 各ピエゾ抵抗素子を用いた検出回路の一例を示す図(その2)である。 Fx入力について説明する図である。 Fy入力について説明する図である。 一実施形態の変形例に係るセンサモジュールの上基板を外した状態を例示する平面図である。 一実施形態の変形例に係るセンサモジュールの上基板を例示する平面図である。 一実施形態の変形例に係るセンサモジュールを例示する平面図である。 図22のII-II断面を示す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
(力覚センサ装置1)
図1は、一実施形態に係る力覚センサ装置を例示する斜視図である。図2は、一実施形態に係る力覚センサ装置の蓋板を外した状態を例示する斜視図である。図3は、図2のI-I断面における断面斜視図である。図1~図3を参照すると、力覚センサ装置1は、センサモジュール300と、起歪体200とを有している。力覚センサ装置1は、例えば、工作機械等に使用されるロボットの腕や指等に搭載される多軸の力覚センサ装置である。
起歪体200は、受力板210と、起歪部220と、入力伝達部230と、蓋板240とを有している。受力板210上に起歪部220が積層され、起歪部220上に入力伝達部230が積層され、入力伝達部230上に蓋板240が積層され、全体として略円筒状の起歪体200を形成している。なお、起歪体200としての機能は主に起歪部220及び入力伝達部230が担っているため、受力板210及び蓋板240は必要に応じて設けられる。
なお、本実施形態では、便宜上、力覚センサ装置1において、蓋板240側を上側又は一方の側、受力板210側を下側又は他方の側とする。また、各部位の蓋板240側の面を一方の面又は上面、受力板210側の面を他方の面又は下面とする。但し、力覚センサ装置1は天地逆の状態で用いることができ、又は任意の角度で配置することができる。また、平面視とは対象物を蓋板240の上面の法線方向(Z軸方向)から視ることを指し、平面形状とは対象物を蓋板240の上面の法線方向(Z軸方向)から視た形状を指すものとする。
図2及び図3に示すように、起歪体200の入力伝達部230には、センサモジュール300が取り付けられている。センサモジュール300は、センサチップ100を保持し、起歪体200に対して着脱可能となっている。
センサチップ100は、所定の軸方向の変位を最大で6軸検知する機能を有している。起歪体200は、印加された力及び/又はモーメントをセンサチップ100に伝達する機能を有している。以降の実施形態では、一例として、センサチップ100が6軸を検知する場合について説明するが、これには限定されず、例えば、センサチップ100は3軸を検知する場合等にも用いることができる。
図4は、起歪体200の蓋板240を外した状態を例示する斜視図である。図4に示すように、入力伝達部230には、入力伝達部230の下面から起歪部220側に突出する収容部235が設けられている。そして、収容部235の蓋板240側に、センサモジュール300が固定される。センサモジュール300を入力伝達部230に取り付ける際、収容部235によって、高い位置精度で取り付けることができる。
具体的には、中央部232は、平面視で略リング状の第1連結部234と、第1連結部234の下面から起歪部220側に伸びる略十字状の収容部235とを有している。収容部235は、第1連結部234の内側に設けられており、センサチップ100を収容可能である。
収容部235は、一端が第1連結部234に接続され、第1連結部234の下面から起歪部220側に垂直に伸びる4つの垂直支持部235aと、垂直支持部235aの下側の端部から水平方向に伸びる4つの水平支持部235bと、水平支持部235bの他端同士を連結する第2連結部235cとを有する。
収容部235には、蓋板240側に突起する4つの第2接続部235dが配置されている。そして、各々の第2接続部235dは、センサチップ100の力点151~154(後述の図7等参照)の下面と接続される。
また、収容部235は起歪部220側に入り込んでいる。そして、起歪部220には、入力伝達部230側に突起する5本の柱状の第1接続部224が配置されている。そして、各々の第1接続部224は、センサチップ100の支持部101~105(後述の図9~図12等参照)の下面の少なくとも一部と接続される。
起歪体200において、受力板210に力やモーメントが印加されると、力やモーメントは受力板210と接続された起歪部220の中央部へ伝達し、例えば、図示しない4つの梁構造で入力に応じた変形が生じる。このとき、起歪部220の外枠部と入力伝達部230は変形しない。
すなわち、起歪体200において、受力板210と起歪部220の中央部及び梁構造とは、所定の軸方向の力又はモーメントを受けて変形する可動部であり、起歪部220の外枠部は力又はモーメントを受けて変形しない非可動部である。また、非可動部である起歪部220の外枠部と接合される入力伝達部230は、力又はモーメントを受けて変形しない非可動部であり、入力伝達部230と接合される蓋板240も力又はモーメントを受けて変形しない非可動部である。
起歪体200が力覚センサ装置1に用いられる場合、可動部である起歪部220の中央部に設けられた第1接続部224に、センサチップ100の支持部101~105が接続される。また、非可動部である収容部235に設けられた第2接続部235dに、センサチップ100の力点151~154が接続される。そのため、センサチップ100は、力点151~154が動かずに、支持部101~105を通じて各検知用梁が変形する動作となる。
ただし、可動部である起歪部220の中央部に設けられた第1接続部224にセンサチップ100の力点151~154が接続され、非可動部である収容部235に設けられた第2接続部235dにセンサチップ100の支持部101~105が接続された構成としてもよい。
すなわち、収容部235に収容可能なセンサチップ100は、力又はモーメントを受けて互いの相対位置が変化する支持部101~105及び力点151~154を有している。そして、起歪体200において、可動部である起歪部220の中央部は、入力伝達部230側に延伸して支持部101~105及び力点151~154の一方と接続される第1接続部224を備えている。また、収容部235は、支持部101~105及び力点151~154の他方と接続される第2接続部235dを備えている。
以下、センサモジュール300について詳説する。
(センサモジュール300)
図5は、一実施形態に係るセンサモジュール300を例示する斜視図である。図6は、一実施形態に係るセンサモジュール300を例示する平面図である。図7は、一実施形態に係るセンサモジュール300を例示する底面図である。図8は、基板310を例示する斜視図である。
図5~図7に示すセンサモジュール300は、基板310と、基板310の上面(一方の面)に実装され、所定の軸方向の変位を検知するセンサチップ100とを有する。基板310の上面(一方の面)には、第1電極(ボンディングパッド)313が形成され、第1電極313とセンサチップ100の第2電極110とは、ボンディングワイヤ90によって電気的に接続されている。また、基板310の上面(一方の面)の周縁に、ボンディングワイヤ90と離間して設けられた保護枠320を有する。さらに、基板310の下面(他方の面)に補強板330を有していてもよい。
センサチップ100は、第2電極110が形成された電極形成面とは反対側に位置する裏面を基板310の上面側に向けて実装されている。
基板310は、図8示すように、センサチップ100の裏面の一部を露出させる開口部(第1開口部)314を有している。具体的には、開口部314は、後述するセンサチップ100の力点151~154を露出させる。
基板310の形状は、特に限定されないが、例えば、センサチップ100が実装される実装部311と、実装部311が延設されたアーム部312とを有していてよい。開口部314は、実装部311に設けるとよい。アーム部312を有することにより、センサモジュール300を入力伝達部230に取り付ける際、アーム部312を保持することができ、センサモジュール300を入力伝達部230に容易に取り付けることができる。
基板310には、位置決め穴315が設けられていてよい。位置決め穴315は、センサモジュール300を入力伝達部230に取り付ける際、入力伝達部230の突起と係合し、位置決め可能な穴である。図8の例では、平面視円形の2つの位置決め穴315が実装部311の中心を挟んで対向して設けられている。
基板310の厚さは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、例えば、30μm~500μm程度とすることができる。
基板310は、フレキシブル基板(FPC)であってよく、リジッド基板であってもよい。フレキシブル基板を構成する材料としては、例えば、PI(ポリイミド)樹脂、エポキシ樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、PEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。リジッド基板を構成する材料としては、例えば、ガラスエポキシ樹脂、セラミック等が挙げられる。
保護枠320は、センサチップ100及びボンディングワイヤ90が、他の部材と接触しないように保護するための部材である。保護枠320は、図5の例では、実装部311の上面の周縁に設けられている。即ち、アーム部312は、保護枠320からはみ出している。保護枠320の上面の位置は、ボンディングワイヤ90の頂部の位置よりも高いことが好ましい。これにより、センサチップ100の電極形成面側に位置する他の部材とボンディングワイヤ90とが接触することを防止することができる。
保護枠320には、位置決め穴321が設けられていてよい。位置決め穴321は、センサモジュール300を入力伝達部230に取り付ける際、入力伝達部230の突起と係合し、位置決め可能な穴である。図5及び図6の例では、平面視円形の2つの位置決め穴321が保護枠320の中心を挟んで対向して設けられている。
保護枠320の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、センサチップ100の厚み、及びボンディングワイヤ90の頂部の基板310上面からの高さより大きいことが好ましい。保護枠320の厚みは、例えば、700μm~1000μm程度とすることができる。
保護枠320の材料は、絶縁性の材料であれば特に制限はなく、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、ガラスエポキシ樹脂等が挙げられる。
補強板330は、基板310を補強するための部材である。特に、基板310が、フレキシブル基板である場合、補強板330によって基板310が補強されるため、センサチップをダイボンディングやワイヤボンディングを行う際の実装性の向上が望める他、センサモジュール300を入力伝達部230に取り付ける際、容易に取り付けることができる。
補強板330は、図7に示すように、センサチップ100の裏面の一部を露出させる開口部(第2開口部)331を有している。具体的には、開口部331は、センサチップ100の力点151~154を露出させる。
補強板330には、位置決め穴332が設けられていてよい。位置決め穴332は、センサモジュール300を入力伝達部230に取り付ける際、入力伝達部230の突起と係合し、位置決め可能な穴である。図7の例では、平面視円形の2つの位置決め穴332が補強板330の中心を挟んで対向して設けられている。基板310の位置決め穴315、保護枠320の位置決め穴321、及び補強板330の位置決め穴332は、平面視で重なり、連通した1つの位置決め穴を構成する。
補強板330の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、センサチップ100の厚みより小さいことが好ましい。補強板330の厚みは、例えば、100μm~500μm程度とすることができる。
補強板330の材料は、絶縁性の材料であれば特に制限はなく、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、ガラスエポキシ樹脂等が挙げられる。
次に、センサモジュール300の組み立て方法について説明する。
まず、基板310の上面において、開口部314の周縁の四隅に接着剤を塗布する。接着剤としては、例えば、エポキシ系やシリコーン系の樹脂等を用いることができる。次に、センサチップ100を基板310上に開口部314を覆うように配置し、ダイボンディングする。センサチップ100の第2電極110と基板310の第1電極313をボンディングワイヤ90で接続(ワイヤボンディング)する。そして、保護枠320を実装部311の上面の周縁に接着剤で固定する。接着剤としては、上述の接着剤と同様のものを用いることができる。さらに、補強板330を実装部311の下面に接着剤で固定してもよい。
次に、センサチップ100について詳説する。なお、以下の説明において、『直交』とは、2つの直線や辺等が90°±10°の範囲にある場合を含むものとする。ただし、個別に特別な説明がある場合は、この限りではない。また、『中心』や『中央』は、対象物のおおよその中心や中央を示すものであり、厳密な中心や中央を示すものではない。すなわち、製造誤差程度のばらつきは、許容されるものとする。点対称等についても同様である。
図9は、センサチップ100をZ軸方向上側から視た斜視図である。図10は、センサチップ100をZ軸方向上側から視た平面図である。図11は、センサチップ100をZ軸方向下側から視た斜視図である。図12は、センサチップ100をZ軸方向下側から視た底面図である。なお、図12において、便宜上、同一高さの面を同一の梨地模様で示している。なお、ここでは、センサチップ100の上面の一辺に平行な方向をX軸方向、垂直な方向をY軸方向、センサチップ100の厚さ方向(センサチップ100の上面の法線方向)をZ軸方向としている。X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向は、互いに直交している。
図9~図12に示すセンサチップ100は、1チップで最大6軸を検知できるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)センサチップであり、SOI(Silicon On Insulator)基板等の半導体基板から形成されている。センサチップ100の平面形状は、例えば、7000μm角程度の矩形(正方形又は長方形)とすることができる。
センサチップ100は、柱状の5つの支持部101~105を備えている。支持部101~105の平面形状は、例えば、2000μm角程度の正方形とすることができる。支持部101~104は、矩形のセンサチップ100の四隅に配置されている。支持部105は、矩形のセンサチップ100の中央に配置されている。なお、支持部101~104は本発明に係る第1支持部の代表的な一例であり、支持部105は本発明に係る第2支持部の代表的な一例である。
支持部101と支持部102との間には、支持部101と支持部102とに両端を固定された(隣接する支持部同士を連結する)枠部112が設けられている。支持部102と支持部103との間には、支持部102と支持部103とに両端を固定された(隣接する支持部同士を連結する)枠部113が設けられている。
支持部103と支持部104との間には、支持部103と支持部104とに両端を固定された(隣接する支持部同士を連結する)枠部114が設けられている。支持部104と支持部101との間には、支持部104と支持部101とに両端を固定された(隣接する支持部同士を連結する)枠部111が設けられている。
言い換えれば、4つの枠部111、112、113、及び114が枠状に形成され、各枠部の交点をなす角部が、支持部101、102、103、及び104となる。
支持部101の内側の角部と、それに対向する支持部105の角部とは、連結部121により連結されている。支持部102の内側の角部と、それに対向する支持部105の角部とは、連結部122により連結されている。
支持部103の内側の角部と、それに対向する支持部105の角部とは、連結部123により連結されている。支持部104の内側の角部と、それに対向する支持部105の角部とは、連結部124により連結されている。
すなわち、センサチップ100は、支持部105と支持部101~104とを連結する連結部121~124を有している。連結部121~124は、X軸方向(Y軸方向)に対して斜めに配置されている。つまり、連結部121~124は、枠部111、112、113、及び114と非平行に配置されている。
支持部101~105、枠部111~114、及び連結部121~124は、例えば、SOI基板の活性層、BOX層、及び支持層から形成することができ、それぞれの厚さは、例えば、400μm~600μm程度とすることができる。
センサチップ100は、4つの検知ブロックB~Bを有している。また、各々の検知ブロックは、歪検出素子であるピエゾ抵抗素子が配置されたT字型梁構造を3組備えている。ここで、T字型梁構造とは、第1検知用梁と、第1検知用梁の中央部から第1検知用梁と直交する方向に伸びて力点と接続する第2検知用梁とを含む構造を指す。
なお、検知用梁とは、ピエゾ抵抗素子を配置可能な梁を指すが、必ずしもピエゾ抵抗素子を配置しなくてもよい。つまり、検知用梁は、ピエゾ抵抗素子を配置することで力やモーメントの検出が可能であるが、センサチップ100は、ピエゾ抵抗素子を配置せず、力やモーメントの検出に用いない検知用梁を有してもよい。
具体的には、検知ブロックBは、T字型梁構造131T、131T、及び131Tを備えている。また、検知ブロックBは、T字型梁構造132T、132T、及び132Tを備えている。また、検知ブロックBは、T字型梁構造133T、133T、及び133Tを備えている。また、検知ブロックBは、T字型梁構造134T、134T、及び134Tを備えている。以下に、より詳しい梁構造の説明を行う。
検知ブロックBには、平面視において、枠部111の支持部101に近い側と、連結部121の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部101の支持部104側の辺と平行に第1検知用梁131aが設けられている。また、第1検知用梁131aの長手方向の中央部に一端が接続され、支持部104側に向かって第1検知用梁131aの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁131bが設けられている。第1検知用梁131aと第2検知用梁131bとは、T字型梁構造131Tを形成している。
平面視において、枠部111の支持部104に近い側と、連結部124の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部104の支持部101側の辺と平行に第1検知用梁131cが設けられている。また、第1検知用梁131cの長手方向の中央部に一端が接続され、支持部101側に向かって第1検知用梁131cの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁131dが設けられている。第1検知用梁131cと第2検知用梁131dとは、T字型梁構造131Tを形成している。
平面視において、連結部121の支持部105に近い側と、連結部124の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部105の枠部111側の辺と平行に第1検知用梁131eが設けられている。また、第1検知用梁131eの長手方向の中央部に一端が接続され、枠部111側に向かって第1検知用梁131eの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁131fが設けられている。第1検知用梁131eと第2検知用梁131fとは、T字型梁構造131Tを形成している。
第2検知用梁131bと第2検知用梁131dと第2検知用梁131fの他端側同士が接続して接続部141を形成し、接続部141の下面側に力点151が設けられている。力点151は、例えば、四角柱状である。T字型梁構造131T、131T、及び131Tと接続部141及び力点151とにより、検知ブロックBを構成している。
検知ブロックBにおいて、第1検知用梁131aと第1検知用梁131cと第2検知用梁131fとは平行であり、第2検知用梁131b及び131dと第1検知用梁131eとは平行である。検知ブロックBの各々の検知用梁の厚さは、例えば、30μm~50μm程度とすることができる。
検知ブロックBには、平面視において、枠部112の支持部102に近い側と、連結部122の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部102の支持部101側の辺と平行に第1検知用梁132aが設けられている。また、第1検知用梁132aの長手方向の中央部に一端が接続され、支持部101側に向かって第1検知用梁132aの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁132bが設けられている。第1検知用梁132aと第2検知用梁132bとは、T字型梁構造132Tを形成している。
平面視において、枠部112の支持部101に近い側と、連結部121の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部101の支持部102側の辺と平行に第1検知用梁132cが設けられている。また、第1検知用梁132cの長手方向の中央部に一端が接続され、支持部102側に向かって第1検知用梁132cの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁132dが設けられている。第1検知用梁132cと第2検知用梁132dとは、T字型梁構造132Tを形成している。
平面視において、連結部122の支持部105に近い側と、連結部121の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部105の枠部112側の辺と平行に第1検知用梁132eが設けられている。また、第1検知用梁132eの長手方向の中央部に一端が接続され、枠部112側に向かって第1検知用梁132eの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁132fが設けられている。第1検知用梁132eと第2検知用梁132fとは、T字型梁構造132Tを形成している。
第2検知用梁132bと第2検知用梁132dと第2検知用梁132fの他端側同士が接続して接続部142を形成し、接続部142の下面側に力点152が設けられている。力点152は、例えば、四角柱状である。T字型梁構造132T、132T、及び132Tと接続部142及び力点152とにより、検知ブロックBを構成している。
検知ブロックBにおいて、第1検知用梁132aと第1検知用梁132cと第2検知用梁132fとは平行であり、第2検知用梁132b及び132dと第1検知用梁132eとは平行である。検知ブロックBの各々の検知用梁の厚さは、例えば、30μm~50μm程度とすることができる。
検知ブロックBには、平面視において、枠部113の支持部103に近い側と、連結部123の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部103の支持部102側の辺と平行に第1検知用梁133aが設けられている。また、第1検知用梁133aの長手方向の中央部に一端が接続され、支持部102側に向かって第1検知用梁133aの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁133bが設けられている。第1検知用梁133aと第2検知用梁133bとは、T字型梁構造133Tを形成している。
平面視において、枠部113の支持部102に近い側と、連結部122の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部102の支持部103側の辺と平行に第1検知用梁133cが設けられている。また、第1検知用梁133cの長手方向の中央部に一端が接続され、支持部103側に向かって第1検知用梁133cの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁133dが設けられている。第1検知用梁133cと第2検知用梁133dとは、T字型梁構造133Tを形成している。
平面視において、連結部123の支持部105に近い側と、連結部122の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部105の枠部113側の辺と平行に第1検知用梁133eが設けられている。また、第1検知用梁133eの長手方向の中央部に一端が接続され、枠部113側に向かって第1検知用梁133eの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁133fが設けられている。第1検知用梁133eと第2検知用梁133fとは、T字型梁構造133Tを形成している。
第2検知用梁133bと第2検知用梁133dと第2検知用梁133fの他端側同士が接続して接続部143を形成し、接続部143の下面側に力点153が設けられている。力点153は、例えば、四角柱状である。T字型梁構造133T、133T、及び133Tと接続部143及び力点153とにより、検知ブロックBを構成している。
検知ブロックBにおいて、第1検知用梁133aと第1検知用梁133cと第2検知用梁133fとは平行であり、第2検知用梁133b及び133dと第1検知用梁133eとは平行である。検知ブロックBの各々の検知用梁の厚さは、例えば、30μm~50μm程度とすることができる。
検知ブロックBには、平面視において、枠部114の支持部104に近い側と、連結部124の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部104の支持部103側の辺と平行に第1検知用梁134aが設けられている。また、第1検知用梁134aの長手方向の中央部に一端が接続され、支持部103側に向かって第1検知用梁134aの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁134bが設けられている。第1検知用梁134aと第2検知用梁134bとは、T字型梁構造134Tを形成している。
平面視において、枠部114の支持部103に近い側と、連結部123の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部103の支持部104側の辺と平行に第1検知用梁134cが設けられている。また、第1検知用梁134cの長手方向の中央部に一端が接続され、支持部104側に向かって第1検知用梁134cの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁134dが設けられている。第1検知用梁134cと第2検知用梁134dとは、T字型梁構造134Tを形成している。
平面視において、連結部124の支持部105に近い側と、連結部123の支持部105に近い側とを橋渡しするように、所定間隔を空けて支持部105の枠部114側の辺と平行に第1検知用梁134eが設けられている。また、第1検知用梁134eの長手方向の中央部に一端が接続され、枠部114側に向かって第1検知用梁134eの長手方向と垂直方向に伸びる第2検知用梁134fが設けられている。第1検知用梁134eと第2検知用梁134fとは、T字型梁構造134Tを形成している。
第2検知用梁134bと第2検知用梁134dと第2検知用梁134fの他端側同士が接続して接続部144を形成し、接続部144の下面側に力点154が設けられている。力点154は、例えば、四角柱状である。T字型梁構造134T、134T、及び134Tと接続部144及び力点154とにより、検知ブロックBを構成している。
検知ブロックBにおいて、第1検知用梁134aと第1検知用梁134cと第2検知用梁134fとは平行であり、第2検知用梁134b及び134dと第1検知用梁134eとは平行である。検知ブロックBの各々の検知用梁の厚さは、例えば、30μm~50μm程度とすることができる。
このように、センサチップ100は、4つの検知ブロック(検知ブロックB~B)を有している。そして、各々の検知ブロックは、支持部101~104のうちの隣接する支持部と、隣接する支持部に連結する枠部及び連結部と、支持部105と、に囲まれた領域に配置されている。平面視で、各々の検知ブロックは、例えば、センサチップの中心に対して点対称に配置することができる。
また、各々の検知ブロックは、T字型梁構造を3組備えている。各々の検知ブロックにおいて、3組のT字型梁構造は、平面視で、接続部を挟んで第1検知用梁が平行に配置された2組のT字型梁構造と、2組のT字型梁構造の第2検知用梁と平行に配置された第1検知用梁を備えた1組のT字型梁構造とを含む。そして、1組のT字型梁構造の第1検知用梁は、接続部と支持部105との間に配置されている。
例えば、検知ブロックBでは、3組のT字型梁構造は、平面視で、接続部141を挟んで第1検知用梁131aと第1検知用梁131cとが平行に配置されたT字型梁構造131T及び131Tと、T字型梁構造131T及び131Tの第2検知用梁131b及び131dと平行に配置された第1検知用梁131eを備えたT字型梁構造131Tとを含む。そして、T字型梁構造131Tの第1検知用梁131eは、接続部141と支持部105との間に配置されている。検知ブロックB~Bも同様の構造である。
力点151~154は、外力が印加される箇所であり、例えば、SOI基板のBOX層及び支持層から形成することができる。力点151~154のそれぞれの下面は、支持部101~105の下面と略面一である。
このように、力又は変位を4つの力点151~154から取り入れることで、力の種類毎に異なる梁の変形が得られるため、6軸の分離性が良いセンサを実現することができる。力点の数は組み合わされる起歪体の変位入力箇所と同数である。
なお、センサチップ100において、応力集中を抑制する観点から、内角を形成する部分はR状とすることが好ましい。
センサチップ100の支持部101~105は起歪体200の非可動部に接続され、力点151~154は起歪体200の可動部に接続される。ただし、可動と非可動との関係が逆であっても力覚センサ装置として機能する。すなわち、センサチップ100の支持部101~105は起歪体200の可動部に接続され、力点151~154は起歪体200の非可動部に接続されてもよい。
図13は、各軸にかかる力及びモーメントを示す符号を説明する図である。図13に示すように、X軸方向の力をFx、Y軸方向の力をFy、Z軸方向の力をFzとする。また、X軸を軸として回転させるモーメントをMx、Y軸を軸として回転させるモーメントをMy、Z軸を軸として回転させるモーメントをMzとする。
図14は、センサチップ100のピエゾ抵抗素子の配置を例示する図である。図15は、図14に示すセンサチップの1組の検知ブロックの部分拡大図である。図14及び図15に示すように、4つ力点151~154に対応する各検知ブロックの所定位置には、ピエゾ抵抗素子が配置されている。なお、図14に示す他の検知ブロックにおけるピエゾ抵抗素子の配置は、図15に示す一の検知ブロックにおけるピエゾ抵抗素子の配置と同様である。
図9~図12、図14、及び図15を参照すると、接続部141及び力点151を有する検知ブロックBにおいて、ピエゾ抵抗素子MzR1'は、第1検知用梁131aにおいて、第2検知用梁131bと第1検知用梁131eとの間に位置する部分の第2検知用梁131bに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FxR3は、第1検知用梁131aにおいて、第2検知用梁131bと第1検知用梁131eとの間に位置する部分の第1検知用梁131eに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子MxR1は、第2検知用梁131bにおいて、接続部141に近い側に配置されている。
また、ピエゾ抵抗素子MzR2'は、第1検知用梁131cにおいて、第2検知用梁131dと第1検知用梁131eとの間に位置する部分の第2検知用梁131dに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FxR1は、第1検知用梁131cにおいて、第2検知用梁131dと第1検知用梁131eとの間に位置する部分の第1検知用梁131eに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子MxR2は、第2検知用梁131dにおいて、接続部141に近い側に配置されている。
また、ピエゾ抵抗素子FzR1'は、第2検知用梁131fにおいて、接続部141に近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FzR2'は、第2検知用梁131fにおいて、第1検知用梁131eに近い側に配置されている。なお、ピエゾ抵抗素子MzR1'、FxR3、MxR1、MzR2'、FxR1、及びMxR2は、各々の検知用梁の長手方向の中心からオフセットした位置に配置されている。
接続部142及び力点152を有する検知ブロックBにおいて、ピエゾ抵抗素子MzR4は、第1検知用梁132aにおいて、第2検知用梁132bと第1検知用梁132eとの間に位置する部分の第2検知用梁132bに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FyR3は、第1検知用梁132aにおいて、第2検知用梁132bと第1検知用梁132eとの間に位置する部分の第1検知用梁132eに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子MyR4は、第2検知用梁132bにおいて、接続部142に近い側に配置されている。
また、ピエゾ抵抗素子MzR3は、第1検知用梁132cにおいて、第2検知用梁132dと第1検知用梁132eとの間に位置する部分の第2検知用梁132dに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FyR1は、第1検知用梁132cにおいて、第2検知用梁132dと第1検知用梁132eとの間に位置する部分の第1検知用梁132eに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子MyR3は、第2検知用梁132dにおいて、接続部142に近い側に配置されている。
また、ピエゾ抵抗素子FzR4は、第2検知用梁132fにおいて、接続部142に近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FzR3は、第2検知用梁132fにおいて、第1検知用梁132eに近い側に配置されている。なお、ピエゾ抵抗素子MzR4、FyR3、MyR4、MzR3、FyR1、及びMyR3は、各々の検知用梁の長手方向の中心からオフセットした位置に配置されている。
接続部143及び力点153を有する検知ブロックBにおいて、ピエゾ抵抗素子MzR4'は、第1検知用梁133aにおいて、第2検知用梁133bと第1検知用梁133eとの間に位置する部分の第2検知用梁133bに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FxR2は、第1検知用梁133aにおいて、第2検知用梁133bと第1検知用梁133eとの間に位置する部分の第1検知用梁133eに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子MxR4は、第2検知用梁133bにおいて、接続部143に近い側に配置されている。
また、ピエゾ抵抗素子MzR3'は、第1検知用梁133cにおいて、第2検知用梁133dと第1検知用梁133eとの間に位置する部分の第2検知用梁133dに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FxR4は、第1検知用梁133cにおいて、第2検知用梁133dと第1検知用梁133eとの間に位置する部分の第1検知用梁133eに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子MxR3は、第2検知用梁133dにおいて、接続部143に近い側に配置されている。
また、ピエゾ抵抗素子FzR4'は、第2検知用梁133fにおいて、接続部143に近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FzR3'は、第2検知用梁133fにおいて、第1検知用梁133eに近い側に配置されている。なお、ピエゾ抵抗素子MzR4'、FxR2、MxR4、MzR3'、FxR4、及びMxR3は、各々の検知用梁の長手方向の中心からオフセットした位置に配置されている。
接続部144及び力点154を有する検知ブロックBにおいて、ピエゾ抵抗素子MzR1は、第1検知用梁134aにおいて、第2検知用梁134bと第1検知用梁134eとの間に位置する部分の第2検知用梁134bに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FyR2は、第1検知用梁134aにおいて、第2検知用梁134bと第1検知用梁134eとの間に位置する部分の第1検知用梁134eに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子MyR1は、第2検知用梁134bにおいて、接続部144に近い側に配置されている。
また、ピエゾ抵抗素子MzR2は、第1検知用梁134cにおいて、第2検知用梁134dと第1検知用梁134eとの間に位置する部分の第2検知用梁134dに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FyR4は、第1検知用梁134cにおいて、第2検知用梁134dと第1検知用梁134eとの間に位置する部分の第1検知用梁134eに近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子MyR2は、第2検知用梁134dにおいて、接続部144に近い側に配置されている。
また、ピエゾ抵抗素子FzR1は、第2検知用梁134fにおいて、接続部144に近い側に配置されている。ピエゾ抵抗素子FzR2は、第2検知用梁134fにおいて、第1検知用梁134eに近い側に配置されている。なお、ピエゾ抵抗素子MzR1、FyR2、MyR1、MzR2、FyR4、及びMyR2は、各々の検知用梁の長手方向の中心からオフセットした位置に配置されている。
このように、センサチップ100では、各検知ブロックに複数のピエゾ抵抗素子を分けて配置している。これにより、力点151~154に印加された入力に応じた所定の梁に配置された複数のピエゾ抵抗素子の出力の変化に基づいて、所定の軸方向の力又はモーメントを最大で6軸検知できる。
なお、センサチップ100において、歪の検出に用いるピエゾ抵抗素子以外に、ダミーのピエゾ抵抗素子が配置されてもよい。ダミーのピエゾ抵抗素子は、検知用梁にかかる応力やブリッジ回路の抵抗のバランスを調整するために用いられ、例えば、歪の検出に用いるピエゾ抵抗素子も含めた全てのピエゾ抵抗素子が、支持部105の中心に対して点対称となるように配置される。
センサチップ100では、T字型梁構造を構成する第1検知用梁に、X軸方向の変位及びY軸方向の変位を検知する複数のピエゾ抵抗素子を配置している。また、T字型梁構造を構成する第2検知用梁に、Z軸方向の変位を検知する複数のピエゾ抵抗素子を配置している。また、T字型梁構造を構成する第1検知用梁に、Z軸方向のモーメントを検知する複数のピエゾ抵抗素子を配置している。また、T字型梁構造を構成する第2検知用梁に、X軸方向のモーメント及びY軸方向のモーメントを検知する複数のピエゾ抵抗素子を配置している。
ここで、ピエゾ抵抗素子FxR1~FxR4は力Fxを検出し、ピエゾ抵抗素子FyR1~FyR4は力Fyを検出し、ピエゾ抵抗素子FzR1~FzR4及びFzR1'~FzR4'は力Fzを検出する。また、ピエゾ抵抗素子MxR1~MxR4はモーメントMxを検出し、ピエゾ抵抗素子MyR1~MyR4はモーメントMyを検出し、ピエゾ抵抗素子MzR1~MzR4及びMzR1'~MzR4'はモーメントMzを検出する。
このように、センサチップ100では、各検知ブロックに複数のピエゾ抵抗素子を分けて配置している。これにより、力点151~154に印加(伝達)された力又は変位の向き(軸方向)に応じた、所定の梁に配置された複数のピエゾ抵抗素子の出力の変化に基づいて、所定の軸方向の変位を最大で6軸検知することができる。また、各検知用梁の厚みと幅を可変することで、検出感度の均一化や、検出感度の向上等の調整を図ることができる。
なお、ピエゾ抵抗素子の数を減らし、5軸以下の所定の軸方向の変位を検知するセンサチップとすることも可能である。
センサチップ100において、力及びモーメントは、例えば、以下に説明する検出回路を用いて検出できる。図16及び図17に各ピエゾ抵抗素子を用いた検出回路の一例を示す。図16及び図17において、四角で囲まれた数字は外部出力端子を示している。例えば、No1はFx軸Fy軸Fz軸の電源端子、No2はFx軸出力マイナス端子、No3はFx軸のGND端子、No4はFx軸出力プラス端子である。No19はFy軸出力マイナス端子、No20はFy軸のGND端子、No21はFy軸出力プラス端子である。No22はFz軸出力マイナス端子、No23はFz軸のGND端子、No24はFz軸出力プラス端子である。
また、No9はMx軸出力マイナス端子、No10はMx軸のGND端子、No11はMx軸出力プラス端子である。No12はMx軸My軸Mz軸の電源端子である。No13はMy軸出力マイナス端子、No14はMy軸のGND端子、No15はMy軸出力プラス端子である。No16はMz軸出力マイナス端子、No17はMz軸のGND端子、No18はMz軸出力プラス端子である。
次に、検知用梁の変形について説明する。図18は、Fx入力について説明する図である。図19は、Fy入力について説明する図である。図18に示すように、センサチップ100が搭載される起歪体200からの入力がFxである場合、4つの力点151~154の全てが同じ方向(図18の例では右方向)に移動しようとする。同様に、図19に示すように、センサチップ100が搭載される起歪体200からの入力がFyである場合、4つの力点151~154の全てが同じ方向(図19の例では上方向)に移動しようとする。すなわち、センサチップ100では、4つの検知ブロックが存在するが、いずれの検知ブロックにおいても、X軸方向の変位及びY軸方向の変位に対して、すべての力点が同じ方向に移動する。
センサチップ100では、T字型梁構造の第1検知用梁の中に、入力の変位方向に対して直交する第1検知用梁を1つ以上有し、入力の変位方向に対して直交する第1検知用梁が大きな変形に対応できる。
Fx入力の検知に使用する梁は、第1検知用梁131a、131c、133a、及び133cであり、いずれも力点から一定距離離れたT字型梁構造の第1検知用梁である。また、Fy入力の検知に使用する梁は、第1検知用梁132a、132c、134a、及び134cであり、いずれも力点から一定距離離れたT字型梁構造の第1検知用梁である。
Fx入力及びFy入力において、ピエゾ抵抗素子が配置されたT字型梁構造の第1検知用梁が大きく変形することで、入力される力を効果的に検知できる。また、入力の検知に使用しない梁もFx入力及びFy入力の変位に追従して大きく変形可能に設計されているため、大きなFx入力及び/又はFy入力があっても検知用梁が破壊されることがない。
なお、従来のセンサチップでは、Fx入力及び/又はFy入力に対して大きく変形できない梁が存在していたため、大きなFx入力及び/又はFy入力があった場合には、変形できない検知用梁が破壊されるおそれがあった。センサチップ100では、このような問題を抑制できる。すなわち、センサチップ100では、様々な方向の変位に対する梁の破壊耐性を向上できる。
このように、センサチップ100は、入力の変位方向に対して直交する第1検知用梁を1つ以上有し、入力の変位方向に対して直交する第1検知用梁が大きく変形できる。そのため、Fx入力及びFy入力を効果的に検知できると共に、大きなFx入力及び/又はFy入力があっても検知用梁が破壊されることがない。その結果、センサチップ100は、大きな定格にも対応でき、測定範囲や耐荷重の向上が可能となる。例えば、センサチップ100では、定格を従来の10倍程度である500Nとすることも可能である。
また、各検知ブロックにおいて力点から3方向へ繋がるT字型梁構造が入力によって異なる変形をするため、多軸の力を分離性良く検出できる。
また、梁がT字型であるため、梁から枠部や連結部へ至る経路が多いため、配線をセンサチップの外周部へ引き回すことが容易となり、レイアウト自由度を向上できる。
センサチップ100では、Z軸方向のモーメントに対しては、各力点を挟んで対向して配置された第1検知用梁131a、131c、132a、132c、133a、133c、134a、及び134cが大きく変形する。従って、これらの第1検知用梁の一部又は全部にピエゾ抵抗素子を配置できる。
また、Z軸方向の変位に対しては、主に、各力点に直接繋がる第2検知用梁131b、131d、131f、132b、132d、132f、133b、133d、133f、134b、134d、及び134fが大きく変形する。従って、これらの第2検知用梁の一部又は全部にピエゾ抵抗素子を配置できる。
以上のように、センサモジュール300によって、基板310とセンサチップ100とを予めワイヤボンディングすることができるため、例えば、センサチップ100に対して起歪体200のサイズが非常に大きい場合であっても、一般的な半導体実装装置を用いてセンサチップ100をセンサモジュール300として起歪体200に取り付けることができる。よって、センサモジュール300は、力覚センサ装置1の量産性を向上させることができる。
また、センサモジュール300によって、基板310とセンサチップ100とを予めワイヤボンディングすることができるため、センサチップ100を起歪体200に直接取り付ける場合と比較して、ワイヤボンディングの難易度を低くすることができ、ワイヤボンディングの品質を向上させることができる。
さらに、基板310が開口部314を有することにより、センサチップ100の力点151~154を露出させることができるため、力点151~154は、入力伝達部230の第2接続部235dに直接接続できる。よって、基板310がセンサチップ100と起歪体200との接続を妨げることはなく、力覚センサ装置1は、センサチップ100を起歪体200に直接取り付ける場合と同等の力覚特性を発揮することができる。
補強板330も、基板310と同様に開口部331を有することにより、センサチップ100の力点151~154を露出させることができるため、力点151~154は、入力伝達部230の第2接続部235dに直接接続できる。よって、補強板330がセンサチップ100と起歪体200との接続を妨げることはなく、力覚センサ装置1は、センサチップ100を起歪体200に直接取り付ける場合と同等の力覚特性を発揮することができる。
また、センサモジュール300の形態で検査を行うことができるため、検査を簡便に行うことができる。検査で不良と判定された場合においても、比較的高価な起歪体200に組み付ける前の段階でセンサモジュール300として排除できるため、最終的な廃棄コストを低減することができる。
(センサモジュール300の変形例)
図20は、一実施形態の変形例に係るセンサモジュール400の上基板412を外した状態を例示する平面図である。図21は、一実施形態の変形例に係るセンサモジュール400の上基板412を例示する平面図である。図22は、一実施形態の変形例に係るセンサモジュール400を例示する平面図である。図23は、図22のII-II断面を示す図である。
図20~図23に示すセンサモジュール400は、図5~図8に示すセンサモジュール300と、保護枠を有しない点、及び基板の構造が異なる点で異なる。センサモジュール400は、図20に示すようにキャビティ415を有する実装基板411と、実装基板411のキャビティ415内に実装され、所定の軸方向の変位を検知するセンサチップ100と、実装基板411及びセンサチップ100を覆う上基板412とを有する。センサチップ100は、第2電極110が形成された電極形成面とは反対側に位置する裏面をキャビティ415の底面側に向けて実装されている。実装基板411は、図23に示すようにセンサチップ100の力点151~154を露出させる開口部416を備えていることが好ましい。
上基板412は、図21に示すようにセンサチップ100の第2電極110を露出させる開口部413を有する。上基板412の上面(一方の面)には、図22に示すように第1電極(ボンディングパッド)414が形成され、第1電極414とセンサチップ100の第2電極110とは、ボンディングワイヤ90によって電気的に接続されている。第1電極414は、ワイヤボンディングにおける第1電極414と第2電極110との距離を短くする観点から、開口部413の周縁部に設けられていることが好ましい。上基板412の上面には、例えば、フレキシブルフラットケーブル(FFC)等の配線部材を接続してもよい。
実装基板411及び上基板412の厚さ、並びに、実装基板411及び上基板412を構成する材料は、センサモジュール300の基板310と同様のものを適用することができる。
以上、好ましい実施形態について詳説したが、上述した実施形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施形態では、起歪体を被測定物にネジで締結する例を説明したが、これに限定されず、起歪体を被測定物に固定できる締結具であれば、例えば、ボルト、リベットなど種々を使用することができる。
1 力覚センサ装置、90 ボンディングワイヤ、100 センサチップ、101~105 支持部、110 第2電極、111~114 枠部、121~124 連結部、131a、131c、131e、131g、132a、132c、132e、133a、133c、133e、134a、134c、134e 第1検知用梁、131b、131d、131f、131h、132b、132d、132f、133b、133d、133f、134b、134d、134f 第2検知用梁、131T、131T、131T、131T、132T、132T、132T、133T、133T、133T、134T、134T、134T T字型梁構造、141~144 接続部、151~154 力点、200 起歪体、210 受力板、238 ネジ穴、220 起歪部、224 第1接続部、230 入力伝達部、232 中央部、234 第1連結部、235 収容部、235a 垂直支持部、235b 水平支持部、235c 第2連結部、235d 第2接続部、238 ネジ穴、240 蓋板、300、400 センサモジュール、310 基板、311 実装部、312 アーム部、313、414 第1電極、314 第1開口部、320 保護枠、315、321、332 位置決め穴、330 補強板、331 第2開口部、411 実装基板、412 上基板、413、416 開口部、415 キャビティ

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板の一方の面に実装され、所定の軸方向の変位を検知するセンサチップと、
    前記基板の一方の面に形成された第1電極と前記センサチップの第2電極とを電気的に接続するボンディングワイヤと、
    前記基板の一方の面の周縁に、前記ボンディングワイヤと離間して設けられた保護枠と、を備えた、センサモジュール。
  2. 前記保護枠の上面の位置は、前記ボンディングワイヤの頂部の位置よりも高い、請求項1に記載のセンサモジュール。
  3. 前記センサチップは、前記第2電極が形成された電極形成面と、前記電極形成面とは反対側に位置する裏面と、を備え、前記裏面を前記基板の一方の面側に向けて実装され、
    前記基板は、前記センサチップの前記裏面の一部を露出させる第1開口部を有する、請求項1又は2に記載のセンサモジュール。
  4. 前記センサチップは、外力が印加される力点を有し、
    前記力点は、前記第1開口部から露出している、請求項3に記載のセンサモジュール。
  5. 前記基板の他方の面に補強板が設けられ、
    前記補強板は、前記力点を露出させる第2開口部を有する、請求項4に記載のセンサモジュール。
  6. 前記基板は、前記センサチップが実装される実装部と、前記実装部が延設されたアーム部とを有する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のセンサモジュール。
  7. 所定の軸方向の力又はモーメントを受けて変形する可動部、及び前記力又は前記モーメントを受けて変形しない非可動部、を備えた起歪部と、前記非可動部と接合され、前記力又は前記モーメントを受けて変形しない入力伝達部と、を有する起歪体と、
    前記入力伝達部に固定された、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のセンサモジュールと、を有する力覚センサ装置。
  8. 前記入力伝達部は、接続部を有し、
    前記接続部は、前記センサチップの力点と接続される、請求項7に記載の力覚センサ装置。
  9. 前記入力伝達部は、前記センサモジュールを収容可能な収容部を有する、請求項7又は8に記載の力覚センサ装置。
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