JP2023108068A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客が欄干に接触しにくい構造の乗客コンベアを提供する。【解決手段】通路に沿って循環移動する無端搬送体41と、通路の側方において通路に沿って循環移動するハンドレール50と、ハンドレール50を循環移動可能に支持する欄干51とを備える乗客コンベア1において、ハンドレール50は、ハンドレール50の往路部分である上辺部の通路側部分が欄干51の下部の通路側部分54よりも進入量Pにて通路の中心側に位置するように設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、通路に沿って循環移動する無端搬送体と、通路の側方において通路に沿って循環移動するハンドレールと、ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干とを備える乗客コンベアに関する。
エスカレータや動く歩道といった乗客コンベアは、ブラシや長尺な樹脂シェープ等のアタッチメントをスカートガードに取り付けることがある(特許文献1)。これは、無端搬送体への乗り込み時や無端搬送体による搬送中において、無端搬送体の側縁部及び欄干の下部(スカートガード)間の隙間への巻き込みを防止する観点である。
特開2019-210098号公報
しかし、乗客によっては、衛生面や自分の衣服が汚れることを気にして、スカートやズボンの裾がアタッチメントに接触することを不快に感じる者がいる。あるいは、アタッチメントの有無に関わらず、乗客のスカートやズボンの裾が欄干の下部に接触する場合も同様である。
そこで、本発明は、これらの事情に鑑みてなされたもので、乗客が欄干に接触しにくい構造の乗客コンベアを提供することを課題とする。
本発明に係る乗客コンベアは、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
通路の側方において通路に沿って循環移動するハンドレールと、
ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干とを備え、
ハンドレールは、ハンドレールの往路部分である上辺部の通路側部分が欄干の下部の通路側部分よりも通路の中心側に位置するように設けられる
乗客コンベアである。
ここで、本発明に係る乗客コンベアの一態様として、
ハンドレールは、上側が通路の中心側に近づく傾斜面において循環移動するように設けられる
との構成を採用することができる。
また、本発明に係る乗客コンベアの他態様として、
欄干は、ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干パネルを備え、
欄干パネルは、欄干パネルの上辺部が通路の中心側に近づくように傾斜ないし湾曲して設けられる
との構成を採用することができる。
また、これらの場合、
ハンドレールは、無端搬送体の駆動機構から駆動が伝達されて回転駆動される回転体により、無端搬送体と連動して循環移動するものであり、
回転体は、垂直面において回転運動する入力部と、傾斜面において回転運動する出力部と、入力部及び出力部間で運動方向を変換する変換部とを備える
との構成を採用することができる。
本発明によれば、一般的な乗客コンベアに比べ、ハンドレールの往路部分である上辺部、すなわち、手摺となる部分が通路の中心側にシフトした構造となる。これにより、乗客は、欄干から離れて通路の中心側に寄る立ち位置を取ることとなる。このため、本発明によれば、乗客が欄干に接触しにくい構造の乗客コンベアを提供することができる。
図1は、実施形態1に係るエスカレータの一部断面側面図である。 図2は、図1のA-A線における断面図である。 図3は、図1のB-B線における断面図である。 図4は、図1のC-C線から見た、実施形態1に係るエスカレータのハンドレールの駆動ローラの正面図である。 図5(a)は、実施形態1に係るエスカレータに乗客が搭乗している状態の説明図である。図5(b)は、一般的なエスカレータに乗客が搭乗している状態の説明図である。 図6は、実施形態2に係るエスカレータであって、図1のA-A線に相当する箇所における断面図である。 図7は、実施形態2に係るエスカレータであって、図1のB-B線に相当する箇所における断面図である。 図8は、実施形態3に係るエスカレータであって、図1のA-A線に相当する箇所における断面図である。 図9は、実施形態3に係るエスカレータであって、図1のB-B線に相当する箇所における断面図である。
<実施形態1>
以下、本発明に係る実施形態1として、乗客コンベアの一つであるエスカレータについて、図1ないし図5を参酌して説明する。
図1に示すように、エスカレータ1は、トラス2と、乗降口3と、搬送部4と、ハンドレール部5とを備える。トラス2は、エスカレータ1の自重及び積載荷重を支える構造体である。乗降口3は、トラス2の両端部の上部に設けられる。搬送部4は、トラス2に支持され、踏面が通路に沿って移動することにより、乗客をその位置に立たせたまま歩かせることなく搬送する。ハンドレール部5も、トラス2に支持され、通路の両側に通路に沿って設けられる。本実施形態においては、エスカレータ1は、乗客を左から右(階下から階上)に搬送する設定となっている。このため、エスカレータ1は、左から右に、乗り口3A、搬送部4、降り口3Bを備える。設定を逆に切り替えると、乗り口3Aは降り口に、降り口3Bは乗り口に切り替わり、乗客を右から左(階上から階下)に搬送する設定となる。
トラス2は、等辺山形鋼(等辺アングル)、不等辺山形鋼(不等辺アングル)、角形鋼管(角パイプ)、平鋼、溝形鋼、I鋼、H鋼、又はこれらの組合せからなる上弦材20、下弦材21、縦材22、斜材23及び横桁(図示しない)を適宜組み合わせた骨組構造である。トラス2は、2つの水平端部2a,2aと、傾斜部2bとを備える。
乗降口3は、トラス2の水平端部2aの上方に設けられる。乗降口3は、フロアプレート30を備える。フロアプレート30は、乗降口3の床を構成し、通路の端部(始端部及び終端部)を構成する。フロアプレート30の先端は、乗降口3と搬送部4との境界を画する。
搬送部4は、無端搬送体40を備える。無端搬送体40は、複数の踏段(ステップ)41,…が無端状に連結されたもので、循環駆動される。搬送部4の駆動機構は、駆動モータ42と、減速機43と、一対のスプロケット44,44と、踏段チェーン45とを備える。駆動モータ42及び減速機43は、トラス2の上端部側の水平端部2aに設けられる。一方のスプロケット44も、上端部側の水平端部2aに設けられ、減速機43及びチェーンやベルト等の伝達手段を介して駆動モータ42の駆動が伝達される。他方のスプロケット44は、トラス2の下端部側の水平端部2aに設けられる。踏段チェーン45は、複数の踏段41,…を無端状に連結する手段であって、一対のスプロケット44,44に巻き掛けられる。無端搬送体40は、駆動モータ42の駆動に伴って踏段チェーン45が循環駆動されることにより、一方向又は反対方向に循環駆動される。なお、踏段チェーン45の2つの折返し端部のうち、従動側の折返し端部(図1においては、左側)の折返し手段は、スプロケット44ではなく、半円弧状のガイドレールであってもよい。
ハンドレール部5は、ハンドレール50と、欄干51とを備える。ハンドレール50は、移動手摺とも呼ばれ、可撓性を有する無端状で、循環駆動される。欄干51は、下辺部がトラス2に支持され、ハンドレール50を循環移動可能に支持する。ハンドレール部5の駆動機構は、駆動ローラ52を備える。駆動ローラ52は、トラス2の傾斜部2bの上部又は上端部側の水平端部2aに設けられ、チェーンやベルト等の伝達手段を介して駆動モータ42の駆動が伝達される。これにより、ハンドレール50は、無端搬送体40と連動して循環移動する。ハンドレール50及び欄干51は、通路の両側に通路に沿って一対設けられる。
図2及び図3に示すように、欄干51は、欄干パネル53と、スカートガード54と、外装材55と、デッキカバー56と、インレットガード57と、ハンドレールガイド58とを備える。
欄干パネル53は、下辺部がトラス2のたとえば上弦材20に支持部材24を介して支持され、ハンドレール50の上辺部(往路部分)及び下辺部(復路部分)間に縦に配置され、通路に面する。スカートガード54は、欄干パネル53よりも内側に欄干パネル53の下辺部の高さ位置から下方に縦に配置され、通路に面する。外装材55は、欄干パネル53よりも外側に欄干パネル53の下辺部の高さ位置から下方に縦に配置され、スカートガード54と所定の間隔を有して縦に配置される。デッキカバー56は、内デッキカバー56Aと、外デッキカバー56Bとを備える。内デッキカバー56Aは、欄干パネル53及びスカートガード54間の上部開放部を閉鎖するように脱着自在に取り付けられ、通路に面する。外デッキカバー56Bは、欄干パネル53及び外装材55間の上部開放部を閉鎖するように脱着自在に取り付けられる。インレットガード57は、長手方向の両端部(ハンドレール50の下辺部(復路部分)が出入りする部分)を覆うように配置される。このように、欄干51は、スカートガード54、外装材55、デッキカバー56及びインレットガード57に囲まれる内部空間を有する。ハンドレール50の下辺部(復路部分)は、内部空間に収容され、外部から遮蔽される。
インレットガード57は、中央から左右に分割可能なカバー570で構成される。カバー570は、内カバー570Aと、外カバー570Bとを備える。内カバー570Aは、中間部で湾曲ないし屈曲され、一端が外カバー570Bの一端と突き合わせられ、他端がスカートガード54の終端と突き合わせられる形状を有する。外カバー570Bは、中間部で湾曲ないし屈曲され、一端が内カバー570Aの一端と突き合わせられ、他端が外装材55の終端と突き合わせられる形状を有する。カバー570の正面部がインレット部571となる。
内カバー570A及び外カバー570Bは、それぞれ突き合わせ端にて開放される切欠きを備える。内カバー570A及び外カバー570Bが組み合わせられると、2つの切欠きが合わさって一つの横長の孔となり、ハンドレール50のインレット(出入り口)572となる。すなわち、インレット572は、左右に分割可能なカバー570の分割ラインに跨って形成される。
インレット部571は、インレット体573を備える。インレット体573は、ハンドレール50に遊嵌され、先端部がインレット572から外部に突出するように、インレットガード57内に配置される。乗客の身体や持ち物との接触を受けてインレット体573が内部に押し込まれると、安全回路が作動し、エスカレータ1が自動停止するようになっている。
ハンドレールガイド58は、上部ハンドレールガイド58Aと、下部ハンドレールガイド58Bとを備える。上部ハンドレールガイド58Aは、長尺なガイド部材であり、欄干パネル53の上辺部に欄干パネル53の上辺部に沿って取り付けられ、ハンドレール50の内部に挿入されてハンドレール50の上辺部(往路部分)を案内支持する。下部ハンドレールガイド58Bは、長尺なガイド部材であり、トラス2のたとえば縦材22に支持部材25を介して支持され、ハンドレール50の内部に挿入されてハンドレール50の下辺部(復路部分)を案内支持する。
本実施形態に係るエスカレータ1は、一般的なエスカレータが備える以上の構成を備えた上で、以下の特徴的な構成を備える。
欄干パネル53は、欄干パネル53の上辺部が通路の中心(無端搬送体40ないし踏段41の幅方向中心、以下、同様)側に近づくように傾斜して設けられる。これにより、ハンドレール50は、上側が通路の中心側に近づく傾斜角θの傾斜面において循環移動するように設けられる。そして、ハンドレール50は、ハンドレール50の上辺部(往路部分)の通路側部分(側部)が欄干51の下部の通路側部分(スカートガード54)よりも通路の中心側に位置するように設けられる。ハンドレール50の上辺部(往路部分)の側部とスカートガード54との水平方向における距離(厳密に言えば、そこから内デッキカバー56Aの板厚を引いた距離)、すなわち、ハンドレール50の上辺部(往路部分)の通路側部分(側部)が欄干51の下部の通路側部分(スカートガード54)よりも内側に入り込む水平方向における量は、正数Pである。
欄干パネル53の傾斜した状態を構成するために、欄干パネル53を支持する支持部材24において、欄干パネル53の下辺部を挿入する溝は、傾斜して形成される。欄干パネル53は、傾斜した状態で支持部材24に支持される。そして、ハンドレール50も、欄干パネル53の傾斜に伴い、欄干パネル53の板面と直交するように傾斜した状態で欄干パネル53に(ハンドレールガイド58を介して)支持される。インレット部571のインレット572及びインレット体573も、ハンドレール50の傾斜に伴い、傾斜した状態で設けられる。
ここで、ハンドレール50は、上述のとおり、搬送部4の駆動機構の駆動モータ42から駆動が伝達されて回転駆動される駆動ローラ52により、無端搬送体40と連動して循環移動する。駆動モータ42は、垂直面において(水平軸回りに)回転運動する。これに対し、ハンドレール50は、傾斜角θの傾斜面において(傾斜軸回りに)循環移動する。そこで、図4に示すように、駆動ローラ52は、ロータ520と、スプロケット521と、ローラ本体522とを備えて構成される。ロータ520は、垂直面において(水平軸である回転軸C1回りに)回転運動する。ロータ520は、外周部にフェースギアないしベベルギア520aを備える。スプロケット521は、ロータ520と同軸に一体化され、垂直面において(水平軸である回転軸C1回りに)回転運動する。スプロケット521は、チェーンやベルト等の伝達手段を介して駆動モータ42の駆動が伝達される。スプロケット521は、入力部として機能する。ローラ本体522は、傾斜角θの傾斜面において(傾斜軸である回転軸C2回りに)回転運動する。ローラ本体522は、外周部にベベルギアないしフェースギア522aを備える。噛合するロータ520のフェースギアないしベベルギア520a及びローラ本体522のベベルギアないしフェースギア522aは、変換部として機能する。ローラ本体522は、外周部にハンドレール50が巻き掛けられ、傾斜角θの傾斜面においてハンドレール50を循環駆動する。ローラ本体522は、出力部として機能する。
以上のとおり、本実施形態に係るエスカレータ1によれば、一般的なエスカレータ(図5(b)参照)に比べ、ハンドレール50の往路部分である上辺部、すなわち、手摺となる部分が通路の中心側にシフトした構造となる(図5(a)参照)。これにより、乗客は、欄干51から離れて通路の中心側に寄る立ち位置を取ることとなる。このため、本実施形態に係るエスカレータ1によれば、乗客が欄干51に接触しにくい構造のエスカレータ1を提供することができる。そして、これにより、本実施形態に係るエスカレータ1によれば、無端搬送体40の側縁部及びスカートガード54間の隙間への(衣服や靴紐等の)巻き込みを防止することができたり、乗客のスカートやズボンの裾がスカートガード54に接触することの不快感を解消することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2に係るエスカレータについて、図6及び図7を参酌して説明する。なお、実施形態2に係るエスカレータが実施形態1に係るエスカレータと異なる点は、欄干の構成に関する点である。この点以外については、両者は、同じである。そこで、以下においては、異なる点について記載し、同じ点については、実施形態1についての記載と同様であるとして、記載を省略する。
欄干51は、欄干パネル53、スカートガード54、外装材55、デッキカバー56、インレットガード57及びハンドレールガイド58に加え、支持部材59を備える。支持部材59は、欄干パネル53の上辺部を挿入する溝を備え、欄干パネル53の上辺部に取り付けられる。支持部材59は、欄干パネル53から通路の中心側に延伸し、先端上部に上部ハンドレールガイド58Aが取り付けられる。
欄干パネル53は、一般的なエスカレータと同様、垂直の状態のままである。ただし、ハンドレール50の上辺部(往路部分)を支持する部位(上部ハンドレールガイド58A)は、ハンドレール50の下辺部(復路部分)を支持する部位(下部ハンドレールガイド58B)よりも通路の中心側に位置するようにシフトしている。これにより、ハンドレール50は、上側が通路の中心側に近づく傾斜角θの傾斜面において循環移動するように設けられる。そして、ハンドレール50は、ハンドレール50の上辺部(往路部分)の通路側部分(側部)が欄干51の下部の通路側部分(スカートガード54)よりも通路の中心側に位置するように設けられる。
このように、実施形態2に係るエスカレータ1によっても、実施形態1に係るエスカレータ1が奏する作用効果と同様の作用効果を奏する。
<実施形態3>
次に、実施形態3に係るエスカレータについて、図8及び図9を参酌して説明する。なお、実施形態3に係るエスカレータが実施形態1,2に係るエスカレータと異なる点は、欄干の構成に関する点である。この点以外については、両者は、同じである。そこで、以下においては、異なる点について記載し、同じ点については、実施形態1,2についての記載と同様であるとして、記載を省略する。
欄干パネル53は、欄干パネル53の上辺部が通路の中心側に近づくように湾曲(屈曲も可)して設けられる。これにより、ハンドレール50は、上側が通路の中心側に近づく傾斜角θの傾斜面において循環移動するように設けられる。そして、ハンドレール50は、ハンドレール50の上辺部(往路部分)の通路側部分(側部)が欄干51の下部の通路側部分(スカートガード54)よりも通路の中心側に位置するように設けられる。
なお、外装材55は、欄干パネル53よりも外側に欄干パネル53と所定の間隔を有して縦に配置される。これにより、欄干51は、欄干パネル53及び外装材55間に内部空間を有する。支持部材59は、トラス2のたとえば上弦材20に固定される柱26の上端部に取り付けられる。支持部材59は、柱26から通路の中心側に延伸し、先端上部に上部ハンドレールガイド58Aが取り付けられる。
このように、実施形態3に係るエスカレータ1によっても、実施形態1,2に係るエスカレータ1が奏する作用効果と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
物理的に干渉するものでない限り、以上に記載した技術要素を他の実施形態ないし例に適用すること、以上に記載した技術要素を他の実施形態ないし例に係る技術要素と置換すること、以上に記載した技術要素同士を組み合わせること等は、当然に可能であり、これは、本発明が当然に意図するところである。たとえば、次のとおりである。
i)実施形態1又は実施形態2において、実施形態3と同様、外装材55は、欄干パネル53よりも外側に欄干パネル53と所定の間隔を有して縦に配置され、これにより、欄干51は、欄干パネル53及び外装材55間に内部空間を有すること
ii)実施形態1において、傾斜する欄干パネル53ではなく、実施形態3と同様、湾曲(屈曲も可)する欄干パネル53を採用すること
iii)実施形態3において、湾曲する欄干パネル53ではなく、実施形態1と同様、傾斜する欄干パネル53を採用すること
iv)ハンドレール部5の水平端部と傾斜部とで、異なる実施形態の構造を採用すること
また、上記実施形態において、回転体として、図4に示す駆動ローラ52の構造は一例に過ぎない。
また、上記実施形態においては、乗客コンベアは、エスカレータである。しかし、本発明は、動く歩道にも適用できることは言うまでもない。
1…エスカレータ、2…トラス、2a…水平端部、2b…傾斜部、20…上弦材、21…下弦材、22…縦材、23…斜材、24…支持部材、25…支持部材、26…柱、3…乗降口、3A…乗り口、3B…降り口、30…フロアプレート、4…搬送部、40…無端搬送体、41…踏段、42…駆動モータ、43…減速機、44…スプロケット、45…踏段チェーン、5…ハンドレール部、50…ハンドレール、51…欄干、52…駆動ローラ、520…ロータ、520a…フェースギアないしベベルギア、521…スプロケット、522…ローラ本体、522a…ベベルギアないしフェースギア、53…欄干パネル、54…スカートガード、55…外装材、56…デッキカバー、56A…内デッキカバー、56B…外デッキカバー、57…インレットガード、570…カバー、570A…内カバー、570B…外カバー、571…インレット部、572…インレット、573…インレット体、58…ハンドレールガイド、58A…上部ハンドレールガイド、58B…下部ハンドレールガイド、59…支持部材、C1,C2…回転軸、P…進入量、θ…傾斜角
本発明に係る乗客コンベアは、
通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
無端搬送体の駆動機構から駆動が伝達されて回転駆動される回転体と、
回転体により無端搬送体と連動して循環移動するとともに、通路の側方において通路に沿って循環移動するハンドレールと、
ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干とを備え、
ハンドレールは、上側が通路の中心側に近づく傾斜面において循環移動するとともに、ハンドレールの往路部分である上辺部の通路側部分が欄干の下部の通路側部分よりも通路の中心側に位置するように設けられ
回転体は、無端搬送体の駆動機構から駆動が伝達されて垂直面において回転運動する入力部と、傾斜面において回転運動してハンドレールを循環駆動する出力部と、入力部及び出力部間で運動方向を変換する変換部とを備える
乗客コンベアである。
また、これらの場合、
変換部は、入力部及び出力部のそれぞれに設けられて互いに噛合するベベルギア又はフェースギアである
との構成を採用することができる。

Claims (4)

  1. 通路に沿って循環移動する無端搬送体と、
    通路の側方において通路に沿って循環移動するハンドレールと、
    ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干とを備え、
    ハンドレールは、ハンドレールの往路部分である上辺部の通路側部分が欄干の下部の通路側部分よりも通路の中心側に位置するように設けられる
    乗客コンベア。
  2. ハンドレールは、上側が通路の中心側に近づく傾斜面において循環移動するように設けられる
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 欄干は、ハンドレールを循環移動可能に支持する欄干パネルを備え、
    欄干パネルは、欄干パネルの上辺部が通路の中心側に近づくように傾斜ないし湾曲して設けられる
    請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベア。
  4. ハンドレールは、無端搬送体の駆動機構から駆動が伝達されて回転駆動される回転体により、無端搬送体と連動して循環移動するものであり、
    回転体は、垂直面において回転運動する入力部と、傾斜面において回転運動する出力部と、入力部及び出力部間で運動方向を変換する変換部とを備える
    請求項2又は請求項3に記載の乗客コンベア。
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