JP2542757B2 - マンコンベア - Google Patents
マンコンベアInfo
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- rail
- main frame
- escalator
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B23/00—Component parts of escalators or moving walkways
- B66B23/02—Driving gear
- B66B23/028—Driving gear with separate drive chain or belt that engages directly the carrying surface chain
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
ンベアに関し、より詳しくは、踏段リンク又はチェーン
の脈動(しゃくり)発生の防止手段に関するものであ
る。
エスカレータを示すもので、図4で1は踊り場付きエス
カレータの主枠で、この主枠1は上階に設置された上部
機械室1Aと、下階に設置された下部機械室1Bと、上
部機械室1Aと下部機械室1Bの間に傾斜して架設され
た傾斜部1Cと、この傾斜部1Cの中央に水平に設けら
れた踊り場1Dとを備え、その両側には、無端状の移動
手摺2を案内する欄干3が立設されている。また、上部
機械室1Aには、駆動機4の駆動に基づき回転するスプ
ロケット5が、下部機械室1Bには、追従スプロケット
5Aが、それぞれ配設されている。さらに、主枠1の内
部長手方向には、無端状の踏段レール6が配設され、こ
の踏段レール6には、主枠1の形状に応じR1〜R8 で
示す曲部が湾曲形成されている。
長手方向に無端状に複数配置され、ローラ8が踏段レー
ル6に案内されるようになっており、前輪軸には、スプ
ロケット5Aと追従スプロケット5Bの間に巻架された
無端状の踏段チェーンが連結されている。9は上階寄り
の傾斜部1Cの内部に設置された手摺駆動装置で、この
手摺駆動装置9は、駆動機4の駆動に基づき帰路側の移
動手摺2を挾持した上部ローラと下部ローラを回転させ
て移動手摺2を循環移動させる機能を有している。
モジュラー式のもの(図1)があり、この方式のエスカ
レータの場合には、踊り場1Dを挟む傾斜部1C・1C
にドライブユニットが駆動機4、スプロケット5、及び
追従スプロケット5Aの代わりに設置されるとともに、
該ドライブユニットと噛合する踏段リンクが踏段チェー
ンの代わりに使用される。
載する踏段7のローラ8を案内する機能を営むが、曲部
パスと踏段リンクの直線パスとの相違により図6に示す
Zの値(Z=x+y)が常に一定ではなく少し変化す
る。つまり、図6に示すように曲線レールに対しステッ
プリンク(チェーン)が直線で構成されているため、そ
のパスの違いから曲線の前後のローラで移動速度が常に
変化する。即ち、ローラCX を速度一定で移動させたと
きローラCY は速度を変化させながら移動する。この脈
動(しゃくり)はステップリンク(チェーン)ピッチの
通過速度の周期で発生するものである。踊り場付きエス
カレータでは、主枠1の中間にも曲部(R2 、R3 、R
6 、R7 )が存在するので、踊り場1Dの上階側の踏段
リンク速度と下階側の踏段リンク又はチェーンの速度で
も差が生じることとなり、大きなしゃくりが発生する。
特に図1に示すモジュラー方式の場合、ドライブユニッ
トと踏段リンクの噛合に影響を及ぼし、ドライブユニッ
ト上の乗心地が変化したり踏段7のしゃくりが発生する
ことが考えられる。そこで、Zの値の変化量を計算して
以下の結論を得た(図2参照)。
0としたとき△Z=0.86となり、R3 =1300の
とき△Z=0.86となり、最悪の場合、合計1.7ミ
リ以上の脈動(しゃくり)が生じる。上階側のドライブ
ユニットを基準とすると、下階側ドライブユニットで
は、ドライブユニットと踏段リンクの噛み合いが1.7
ミリ変化し、又下階側のドライブユニットが1.7ミリ
揺すられることとなる。
secの周期で発生する。
いてローラCX の法線Aからの距離をX、レール曲線部
をはさんで反対側に位置するローラCY の法線Bからの
距離をYとする。このとき脈動量△zはXを変化させた
際のz(=X+Y)の変化量で表される。zが常に一定
ならば脈動は発生しない。ここでレールの曲率半径を
R、エスカレータの傾斜角度をθ、ステップリンクのピ
ッチをPとすると、
のz値の変化を求めることにより、 脈動量△z=zmax −zmin (7) が与えられる。
8−37909号、及び特公昭51−49114号公報
等がある。
以上のように構成され、踏段レール6の曲率や踏段7の
ローラ8の曲部中の数にさほど考慮が払われていなかっ
たので、脈動(しゃくり)に伴い踏段7に搭乗した乗客
が乗心地悪化による不快感を催すのを防止し得なかっ
た。
(しゃくり)の発生を大幅に減少させることのできるマ
ンコンベアを提供することを目的としている。
目的を達成するため、エスカレータの主枠の内部長手方
向に配設された踏段レールと、主枠の内部長手方向に無
端状に複数連結して配置され踏段レールにローラが案内
されて循環移動する踏段とを備え、しかも、 踏段レールの曲部の屈曲角をθ ローラのピッチ角をθ3
数)+0.25となるように少なくともいずれかの該曲
部の曲率半径を選定したことを特徴としている。
ールの曲部に位置するローラの数を3.25個、又は
4.25個とするのが良い(最大の場合は、ローラの数
が2.75個、又は3.75個の場合である)。例え
ば、3.25個(R=1750)とすることにより、R
=1300に比べ△Zの値を1/18にすることが可能
で、△Z=0.05となる。
0.25となるように該曲部の曲率半径を選定するの
で、踏段リンクの脈動(しゃくり)の防止を通じて乗客
が乗心地悪化による不快感を催すのを解消することがで
きる。
本発明を詳述すると、図中、1はモジュラー式の踊り場
付きエスカレータの主枠で、この主枠1は上階に設置さ
れた上部機械室1Aと、下階に設置された下部機械室1
Bと、上部機械室1Aと下部機械室1Bの間に傾斜して
架設された傾斜部1Cと、この傾斜部1Cの中央に水平
に設けられた踊り場1Dとを備え、その両側には、無端
状の移動手摺2を案内する欄干3が立設されている。ま
た、踊り場1Dを挟む傾斜部1C・1Cには、ドライブ
ユニット10がそれぞれ配置されている。さらに、主枠
1の内部長手方向には、無端状の踏段レール6が配設さ
れ、この踏段レール6には、主枠1の形状に応じ複数の
曲部が湾曲形成されている。
長手方向に無端状に複数配置され、ローラ8が踏段レー
ル6に案内されるようになっており、前輪軸には、ドラ
イブユニット10と噛合する無端状の踏段リンク11が
連結されている。尚、ローラ8の数は踏段レール6の曲
部において3.25個又は4.25個となるように設定
される。9は踊り場1Dを挾む傾斜部1C・1Cの内部
に設置された手摺駆動装置である。
なり、踏段レール6の曲部の曲率半径が以下の式に基づ
いて選定される。即ち、踏段レール6の曲部の屈曲角を
θ(通常は30°である) 踏段7のローラ8のピッチ角θ3 (図6参照)
+0.25となるように踏段レール6の曲部の曲率半径
が選定され、この選定に基づき踏段リンク11の脈動が
大幅に低減される。
08前後としたとき、踏段レール6の曲部の曲率は図2
に示す如く、1750ミリ、2500ミリ、又は330
0ミリとするのが望ましい。
750ミリ、2500ミリ、3300ミリとすることに
より、踏段レール6の曲部に位置する踏段7のローラ8
の数が3.25個又は4.25個になるので、図2に示
す如く、踏段リンク11の脈動、即ち△Zの値を大幅に
低減することができる。特に、曲部が複数ある踊り場付
きエスカレータの踏段リンク11又はチェーンの脈動を
大幅に低減して乗客の不快感を解消することが可能とな
る。また、従来の踊り場のないエスカレータに適用して
も、追従スプロケット5Aでの脈動発生を抑制し、しか
も乗心地の改善を図ることができる。
の前輪を案内する前輪用ガイドレールとして促えたもの
を示したが、踏段7の後輪を案内する後輪用ガイドレー
ルにも本発明が適用される。また、上記実施例では単一
の踊り場1Dを備えた踊り場付きエスカレータを示した
が、図3に示す複数の踊り場1Dを備えた踊り場付きエ
スカレータに適用しても上記実施例と同様の作用効果を
奏する。また、本発明の効果を最とするためには、レー
ル曲部の全ての曲率を適切に(請求項1のように)設定
する必要があるが、場合に応じ効果の大きい往路側のみ
(R1 、R2 、R3 、R4 )実施しても良い。また、R
2 、R3 のみというように適宜選択して実施しても良
く、又中間踊り場のないエスカレータではR1 のみ実施
しても良い。
ータの主枠の内部長手方向に配設された踏段レールと、
主枠の内部長手方向に無端状に複数連結して配置され踏
段レールにローラが案内されて循環移動する踏段とを備
え、しかも、踏段レールの曲部の屈曲角をθ ローラのピッチ角をθ3
0.25となるように該曲部の曲率半径を選定している
ので、踏段リンクの脈動を大幅に低減して乗客の不快感
を解消することがてきるという効果がある。
明図である。
説明図である。
明図である。
を示す説明図である。
を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 エスカレータの主枠の内部長手方向に配
設された踏段レールと、主枠の内部長手方向に無端状に
複数連結して配置され踏段レールにローラが案内されて
循環移動する踏段とを備えたマンコンベアにおいて、 上記踏段レールの曲部の屈曲角をθ ローラのピッチ角をθ3 【数1】 としたときに、およそθ/θ3 =N(整数)+0.25
となるように少なくともいずれかの該曲部の曲率半径を
選定したことを特徴とするマンコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3223419A JP2542757B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | マンコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3223419A JP2542757B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | マンコンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0543179A JPH0543179A (ja) | 1993-02-23 |
JP2542757B2 true JP2542757B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16797850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3223419A Expired - Fee Related JP2542757B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | マンコンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542757B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1101780C (zh) * | 1996-11-15 | 2003-02-19 | 株式会社日立制作所 | 自动扶梯装置 |
WO1998022383A1 (en) * | 1996-11-15 | 1998-05-28 | Hitachi, Ltd. | Escalator device |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP3223419A patent/JP2542757B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543179A (ja) | 1993-02-23 |
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WO2006100851A1 (ja) | 乗客コンベア |
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