JP2023105633A - 自動車用防音材と自動車の防音構造 - Google Patents

自動車用防音材と自動車の防音構造 Download PDF

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Abstract

【課題】防音材の重量を増加させることなく、遮音性の低下を抑えることができる、自動車用防音材を提供する。【解決手段】自動車のフロアパネル6上に配置される防音材1が、多孔質材からなる吸音層2と、吸音層2の一方の面に積層され吸音層2に比べて通気性が低い材料からなる遮音層3と、吸音層2の他方の面に設けられフロアパネル6に対する接合面を構成する界面層4とを有する。界面層4は、JIS K6253に準拠して、厚さ3mmのプレスシートの状態で測定される、押針接触開始直後のショアーA硬度の値と、押針接触開始から15秒後におけるショアーA硬度の値との間の変化量ΔHsが5以上50以下であり、JIS K7107に準拠して測定した40℃での圧縮応力緩和率が25%以上であり、ガラス転移温度(Tg)が20℃以上45℃以下であり、密度が1.2g/cm3以下である。【選択図】図1

Description

本発明は自動車用防音材と自動車の防音構造に関する。
自動車において、車室の外部の騒音(ロードノイズなど)が車室の内部に伝わることを抑えるために、車体に防音材が取り付けられている。
特許文献1に記載されている防音材は、フェルト等からなり通気性を有する吸音層の一方の面に、樹脂シートからなり非通気性の遮音層と、毛羽立たせた不織布からなるカーペット表皮とが積層された構成である。吸音層の他方の面が、車室の床板を構成するフロアパネルに固定されている。
特許文献2に記載されている防音材は、ウレタン層の一方の面に、下部マス層を介して繊維質層または低弾性ウレタン層が積層され、さらに繊維質層または低弾性ウレタン層の上に、上部マス層を介してカーペットが積層された構成である。ウレタン層の他方の面が、車室の床板を構成するフロアパネルに固定されている。
特開2010-234896号公報 特開2003-104135号公報
特許文献1,2には、防音材をフロアパネルに固定する方法については明示されていない。通常は、防音材の端部等を樹脂製クリップ等の固定部材でフロアパネルに固定することが一般的である。この場合、防音材は、固定部材に接する部分のみがフロアパネルに固定され、それ以外の部分はフロアパネルの上に載っているだけで固定されていない。従って、防音材の大部分はフロアパネルに固定されていない。
特許文献1に記載の構成によると、遮音層に磁性体が含まれており、磁性体の磁力により防音材をフロアパネルに密着させようとしている。しかし、磁性体は、防音材のフロアパネルに接する面とは反対側に位置する遮音層に含まれており、フロアパネルに接する部分には磁性体が存在しない。そのため、特許文献1に記載の構成では、フロアパネルの形状に対する防音材の追従性は不十分であり、フロアパネルと防音材とは十分に密着せず、フロアパネルと防音材との間に空隙(空気層)が生じて音響透過損失が低下し、遮音性が低下する可能性がある。そして、フロアパネルと防音材との密着性を向上させるため、すなわち、フロアパネルの形状に対する防音材の追従性を向上させるためには、遮音層に含まれる磁性体の量を増やす必要があり、防音材の重量増加を招くという問題がある。
また、特許文献2は一般的な防音材(フロアカーペット)の一例を開示しており、フロアパネルへの防音材の密着性(追従性)は不十分であり、フロアパネルと防音材の間に空隙(空気層)が生じて遮音性が低下する可能性がある。
そこで、本発明の目的は、防音材の重量を増加させることなく、遮音性の低下を抑えることができる、自動車用防音材と自動車の防音構造を提供することにある。
本発明は、自動車の車室の床面を構成するフロアパネル上に配置される防音材であって、多孔質材からなる吸音層と、前記吸音層の一方の面に積層されており前記吸音層に比べて通気性が低い材料からなる遮音層と、前記吸音層の他方の面に設けられており前記フロアパネルに対する接合面を構成する界面層と、を有し、前記界面層は、JIS K6253に準拠して、厚さ3mmのプレスシートの状態で測定される、押針接触開始直後のショアーA硬度の値と、押針接触開始から15秒後におけるショアーA硬度の値との間の変化量ΔHsが5以上50以下であり、JIS K7107に準拠して測定した40℃での圧縮応力緩和率が25%以上であり、ガラス転移温度(Tg)が20℃以上45℃以下であり、密度が1.2g/cm3以下であることを特徴とする。
前記吸音層の厚さは2mm以上30mm以下であってよい。
前記遮音層の厚さは0.2mm以上5mm以下であってよい。
前記界面層の厚さは0.01mm以上2mm以下であってよい。
前記吸音層の単位厚さ流れ抵抗は1.0×104Ns/m4以上1.0×107Ns/m4以下であってよい。
前記界面層は4-メチル-1-ペンテン共重合体を含む熱可塑性樹脂組成物からなるものであってよい。
前記界面層が、1.6Hzの周波数で動的粘弾性を測定して得られる損失正接(tanδ)の0~50℃の間にあるピーク値が0.5以上5.0以下であってよい。
本発明の自動車の防音構造は、前述したいずれかの構成の防音材と、前記フロアパネルと、を含むことを特徴とする。
本発明によると、防音材の重量を増加させることなく、遮音性の低下を抑えることができる、自動車用防音材と自動車の防音構造を提供することができる。
本発明の一実施形態の防音材を示す拡大断面図である。 (A)は図1に示す防音材が取り付けられた自動車を示す側面図であり、(B)は自動車の内部の一部を拡大して示す側面図である。 本発明の実施例1と比較例1の音響透過損失を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の防音材1の基本構造を示している。防音材1は、多孔質材からなる吸音層2と、吸音層2の一方の面に積層されている遮音層3と、吸音層2の他方の面に設けられている界面層4と、を有する積層体である。遮音層3は、吸音層2に比べて通気性が低い材料からなる。界面層4は、熱可塑性樹脂組成物を含み、図2に示す自動車5の車室の床面を構成するフロアパネル6に対する接合面を構成する。
この防音材1を、図2(A)に示す自動車5の車体の一部、具体的には、例えば鋼板からなるフロアパネル6に取り付けることにより、自動車の防音構造(フロアカーペット、フロアサイレンサーとも言う)を構成している。図2(B)に示すように、自動車5の内部において座席7の下方のフロアパネル6の上に防音材1が配置されている。この防音材1とフロアパネル6とを含む防音構造により、車室の外部の騒音(ロードノイズ等)がフロアパネル6を介して車室の内部に進入することを抑制することができる。
防音材の防音効果について説明する。防音材をフロアパネルに取り付けて防音構造を構成すると、車室の内部への騒音の進入を抑制することができる。しかし、例えば特許文献1,2に記載されている防音材は、フロアパネルの形状に対する追従性が悪いため、防音材とフロアパネルとの密着性が悪く、両者の間に空気層が存在する。その結果、防音材の遮音性が低下する。具体的には、中空二重壁構造において一般的に生じる共鳴透過現象、すなわち空気層がバネとなって振動する共振現象が発生し、特に低周波数から中周波数の領域の音に対する遮音性が低下する。
それに対し、図1に示す本実施形態の防音材1は、フロアパネル6に対する接合面に界面層4が設けられている。この界面層4は熱可塑性樹脂組成物からなり、防音材1のフロアパネル6の形状に対する追従性を向上させ、防音材1とフロアパネル6との密着性を向上させる。それにより、防音材1とフロアパネル6との間における空気層の発生を抑え、その結果、共鳴透過現象による特に低周波数から中周波数の領域の音に対する遮音性の低下を抑えることができる。すなわち、従来の防音材に比べて、防音効果を向上させることができる。
このように、フロアパネル6の形状に対する追従性を向上させ、かつ遮音性の低下を招かないように、本実施形態の防音材1の界面層4は、ガラス転移温度(Tg)が室温付近であって応力緩和が大きいことが好ましい。具体的には、界面層4の押針接触開始直後から15秒後までのショアーA硬度の変化量ΔHsが5以上50以下であることが好ましい。この変化量ΔHsは、より詳しくは、JIS K6253に準拠して、厚さ3mmのプレスシートの状態で測定される、押針接触開始直後のショアーA硬度の値と、押針接触開始から15秒後におけるショアーA硬度の値との差である。また、界面層4の温度40℃における圧縮応力緩和率(JIS K7107に準拠して測定)が25%以上であり、ガラス転移温度(Tg)(1.6Hzの周波数で動的粘弾性を測定して得られる損失正接(tanδ)のピーク温度)が20℃以上45℃以下であり、密度が1.2g/cm3以下であることが好ましい。このような界面層4の一例としては、4-メチル-1-ペンテン共重合体からなる層が挙げられる。界面層4の厚さは0.01mm以上2.0mm以下であることが好ましく、0.1mm以上1.0mm以下であることがより好ましい。界面層4の厚さが薄すぎると、フロアパネルに対する密着性が悪化する恐れがあり、界面層4の厚さが厚すぎると、防音材1の重量が増加してしまう。
また、界面層4の、1.6Hzの周波数で動的粘弾性を測定して得られる損失正接(tanδ)の0~50℃の間にあるピーク値が0.5以上5.0以下であることが好ましい。損失正接(tanδ)の0~50℃の間にあるピーク値がこの範囲にあることで、この界面層4がフロアパネル6に接するように防音材1を車体に設置する際に、界面層4がフロアパネル6に追従しやすく、しかも過剰に変形することはなく、より好適である。
この界面層4を構成する熱可塑性樹脂組成物は、JIS K6253に準拠して、厚さ3mmのプレスシートの状態で測定される、押針接触開始直後のショアーA硬度の値と、押針接触開始から15秒後におけるショアーA硬度の値との間の変化量ΔHsが5以上50以下であり、JIS K7107に準拠して測定した40℃での圧縮応力緩和率が25%以上であり、ガラス転移温度(Tg)が20℃以上45℃以下であり、密度が1.2g/cm3以下であることを満たせば特に制限されないが、4-メチル-1-ペンテンから導かれる構成単位(A-i)と、4-メチル-1-ペンテンを除く炭素原子数2~20のα-オレフィンから選ばれる少なくとも1種以上のα-オレフィンから導かれる構成単位(A-ii)とを含む4-メチル-1-ペンテン・α-オレフィン共重合体を含む組成物であることが特に好ましい。この4-メチル-1-ペンテン・α-オレフィン共重合体は、非共役ポリエンから導かれる構成単位(A-iii)をさらに含んでいてもよく、含んでいなくてもよい。前述した構成単位(A-i)と(A-ii)と(A-iii)との合計を100モル%とすると、構成単位(A-i)を55モル%以上85モル%以下含み、構成単位(A-ii)を15モル%以上45モル%以下含む。そして、構成単位(A-iii)を含む場合には、10モル%以下である。
この界面層4を構成する熱可塑性樹脂組成物は、その全質量に対して10質量%以上1 00質量%以下の4-メチル-1-ペンテン・α-オレフィン共重合体を含有することが特に好ましい。また、この界面層4を構成する熱可塑性樹脂組成物は、前述した4-メチル-1-ペンテン・α-オレフィン共重合体を10質量%以上90質量%以下含有するとともに、オレフィン系エラストマーまたはスチレン系エラストマーを10質量%以上90質量%以下含有する組成物であってもよい。また、この熱可塑性樹脂組成物は必要に応じて、充填剤、補強剤、可塑剤、パラフィンオイル、安定材、酸化防止剤、難燃剤、顔料などの添加剤を含む組成物であってもよい。また、この熱可塑性樹脂組成物は発泡体であってもよい。
本実施形態の防音材1の遮音層3は、マス層として機能するように、非通気性のゴムや低通気性の多孔質材等からなることが好ましい。遮音層3の厚さは0.2mm以上5mm以下であることが好ましい。遮音層3の厚さが薄すぎると防音材1としての遮音性が悪化する恐れがあり、遮音層3の厚さが厚すぎると、防音材1の重量が増加してしまう。
本実施形態の防音材1の吸音層2は、バネ層として機能するように、高通気性の多孔質材料、例えばフェルトや不織布やウレタンフォーム等からなることが好ましい。吸音層2の厚さは2mm以上30mm以下であることが好ましく、吸音層2の単位厚さ流れ抵抗(ISO 9053に準拠して測定)は1.0×104Ns/m4以上1.0×107Ns/m4以下であることが好ましい。防音材1の実際の使用時には側面(端部)において吸音層2がむき出しとなっている場合があり、この側面や隙間から音波が入射する場合に吸音層2自体の吸音機能が必要になる可能性がある。そこで、現在特に遮音することが望まれている周波数帯の音に対する吸音機能を発現するために、吸音層2の単位厚さ流れ抵抗を前述した範囲にすることが好ましい。
このような構成の遮音層3と吸音層2と界面層4とがこの順番に積層された防音材1が、界面層4がフロアパネル6に接するように配置されると、界面層4のフロアパネル6の形状に対する追従性およびフロアパネル6との密着性が良いため、良好な遮音性が得られ、例えばロードノイズの車室内への進入を抑えることができる。さらに、このように界面層4のフロアパネル6の形状に対する追従性およびフロアパネル6との密着性が良いため、防音材1の制振性も良好であり、樹脂製クリップ等の固定部材が少なくて済むなど車体への設置が容易であるという効果も得られる。
図示しないが、防音材1は遮音層3の上にカーペット表皮が設けられていてもよい。カーペット表皮はニードルパンチにより毛羽立たせた不織布であってよい。
[実施例1]
本発明の防音材1の具体的な実施例について説明する。本発明の実施例1の防音材1は、以下の遮音層3と吸音層2と界面層4とを有する。遮音層3はEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)からなり、厚さが1.5mmで密度が1400kg/m3である。吸音層2はフェルトからなり、厚さが20mmで、単位厚さ流れ抵抗が13000Ns/m4で、密度が50kg/m3で、せん断弾性率が5.0×106Paで、損失係数が0.10である。
界面層4は、4-メチル-1-ペンテン共重合体(4-メチル-1-ペンテンに由来する構成単位の含有量は72モル%、プロピレンに由来する構成単位の含有量は28モル%)を含む熱可塑性樹脂組成物からなり、厚さが0.3mmで、密度が850kg/m3である。そして界面層4の押針接触開始直後のショアーA硬度の値と、押針接触開始から15秒後におけるショアーA硬度の値との間の変化量ΔHsは38であり、JIS K7107に準拠して測定した40℃での圧縮応力緩和率が53%以上であり、ガラス転移温度(Tg)は28℃である。
前述した遮音層3と吸音層2と界面層4とが順番に積層された防音材1を、図1,2に示すフロアパネル6に相当する厚さ0.8mmの鉄板(図示せず)に積層して防音構造を構成して、音響透過損失を求めた。具体的には、界面層4が鉄板に密着した積層状態にして、鉄板側を入射側としてランダム入射条件(0度~78度)による伝達マトリクス法を行って音響透過損失を算出した。音響透過損失の算出結果を図3に示している。音響透過損失の値が高いほど遮音性に優れている。
[比較例1]
本発明の実施例1と同様な遮音層3と吸音層2とが積層されているが、界面層4を有していない防音材を作製し、厚さ0.8mmの鉄板に重ね合わせて防音構造を構成して、音響透過損失を求めた。この時、吸音層2を鉄板側に配置するが、吸音層2と鉄板との間に厚さ0.5mmの空気層を介在させた。これは、防音材の鉄板への追従性(密着性)が低い取り付け状態を再現するためであった。この比較例1の音響透過損失の算出結果を図3に示している。
[遮音性の比較]
図3を参照すると、界面層4を有していない防音材を用いる比較例1では、特に自動車のフロア用の防音材として重要な400Hz~630Hzの中周波数の音に対する音響透過損失が低く、遮音性が劣る。これは、共鳴透過の影響による音響透過損失の低下が一因であると考えられる。一方、鉄板に密着する界面層4を有する防音材1を用いる実施例1では、400Hz~630Hzの中周波数の音に対する音響透過損失が低くなっておらず、良好な遮音性が得られる。これは、防音材1の鉄板への追従性(密着性)が良好であることにより、共鳴透過現象の発生が抑制されたからであると考えられる。
1 防音材
2 吸音層
3 遮音層
4 界面層
5 自動車
6 フロアパネル
7 座席

Claims (8)

  1. 自動車の車室の床面を構成するフロアパネル上に配置される防音材であって、
    多孔質材からなる吸音層と、前記吸音層の一方の面に積層されており前記吸音層に比べて通気性が低い材料からなる遮音層と、前記吸音層の他方の面に設けられており前記フロアパネルに対する接合面を構成する界面層と、を有し、
    前記界面層は、JIS K6253に準拠して、厚さ3mmのプレスシートの状態で測定される、押針接触開始直後のショアーA硬度の値と、押針接触開始から15秒後におけるショアーA硬度の値との間の変化量ΔHsが5以上50以下であり、JIS K7107に準拠して測定した40℃での圧縮応力緩和率が25%以上であり、ガラス転移温度(Tg)が20℃以上45℃以下であり、密度が1.2g/cm3以下であることを特徴とする防音材。
  2. 前記吸音層の厚さは2mm以上30mm以下である、請求項1に記載の防音材。
  3. 前記遮音層の厚さは0.2mm以上5mm以下である、請求項1または2に記載の防音材。
  4. 前記界面層の厚さは0.01mm以上2mm以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の防音材。
  5. 前記吸音層の単位厚さ流れ抵抗は1.0×104Ns/m4以上1.0×107Ns/m4以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の防音材。
  6. 前記界面層は4-メチル-1-ペンテン共重合体を含む熱可塑性樹脂組成物からなる、請求項1から5のいずれか1項に記載の防音材。
  7. 前記界面層が、1.6Hzの周波数で動的粘弾性を測定して得られる損失正接(tanδ)の0~50℃の間にあるピーク値が0.5以上5.0以下である、請求項1から6のいずれかに記載の防音材。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の防音材と、前記フロアパネルと、を含むことを特徴とする自動車の防音構造。
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