JP2023102837A - 造影部材および造影部材付き医療用長尺体 - Google Patents

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Abstract

【課題】血管内において医療用長尺体の周方向における向きを把握できる造影部材を提供する。【解決手段】第1造影部材50は、バルーンカテーテル1の内管シャフト20に配置可能な第1円筒部51と、第1円筒部から軸方向に延在するとともに、半円筒形状を備える延在部52と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、造影部材および造影部材付き医療用長尺体に関する。
医療用長尺体として、例えば、血管等の生体管腔に形成された病変部(狭窄部等)を拡張させる手技や、病変部へのステント等の留置に用いられる医療器具として、バルーンカテーテルが知られている。
このようなバルーンカテーテルでは、バルーンの軸方向の位置を把握するために、造影マーカー(造影部材)が設けられる(例えば、下記の特許文献1)。
特開2017-63830号公報
しかしながら、上記の先行技術文献に開示された造影マーカーでは、円筒状に構成されているため、X線透視下において、血管内に挿入したバルーンカテーテルが血管の周方向に対してどの方向に向いているかが不明である。
このため、例えば、血管の周方向において、プラーク領域および石灰化領域が存在する病変部に対して、各領域に対して適切な治療を行うことが困難である。
本発明は、上記課題の解決を図るものであり、血管内において医療用長尺体の周方向における向きを把握できる造影部材および造影部材付き医療用長尺体を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る造影部材は、医療用長尺体のシャフト部に配置可能な第1円筒部と、前記第1円筒部から軸方向に延在するとともに、半円筒形状を備える延在部と、を有する。
また、上記目的を達成する本発明に係る造影部材付き医療用長尺体は、医療用長尺体のシャフト部に配置可能な第1円筒部と、前記第1円筒部から軸方向に延在するとともに、半円筒形状を備える延在部と、を有する造影部材が、前記医療用長尺体の前記シャフト部に配置されてなる。
上記のように構成した造影部材および造影部材付き医療用長尺体によれば、第1円筒部が延在部に対して幅方向に大きくなるような透過画像を取得した場合に、正面および背面で透過画像が異なるため、医療用長尺体の周方向の向きを把握できる。以上から、血管内において医療用長尺体の周方向における向きを把握できる造影部材および造影部材付き医療用長尺体を提供することができる。
本発明の実施形態に係るバルーンカテーテルを示す概略正面図である。 図1のA部における正面断面図である。 本実施形態に係るバルーンカテーテルの第1造影部材を示す概略斜視図である。 本実施形態に係るバルーンカテーテルの第1造影部材を示す概略斜視図であって、図3の状態を下面から視たときの図である。 図3、図4に示す第1造影部材のX線透視画像であって、図5(A)は、図3の状態におけるX線透視画像を示し、図5(B)は、図4の状態におけるX線透視画像を示し、図5(C)は、図3の状態から軸方向周りに180度回転したときのX線透視画像を示し、図5(D)は、図4の状態から軸方向周りに180度回転したときのX線透視画像を示す。 本実施形態に係るバルーンカテーテルの使用例を示す図であって、病変部内においてバルーンを拡張させた様子を示す図である。 変形例に係るバルーンカテーテルの図2に対応する図である。
以下、図1~図5を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本発明の実施形態に係るバルーンカテーテル1を示す概略正面図である。図2は、図1のA部における正面断面図である。図3は、本実施形態に係るバルーンカテーテル1の第1造影部材50を示す概略斜視図である。図4は、本実施形態に係るバルーンカテーテル1の第1造影部材50を示す概略斜視図であって、図3の状態を下面から視たときの図である。図5は、図3、図4に示す第1造影部材50のX線透視画像である。
本実施形態に係るバルーンカテーテル1は、血管、胆管、気管、食道、尿道、またはその他の生体管腔に生じた狭窄部を押し広げて治療する医療装置として構成している。
バルーンカテーテル1は、図1、図2に示すように、中空形状を備える外管シャフト10と、外管シャフト10の内部に配置される内管シャフト(シャフト部に相当)20と、内管シャフト20の先端に配置される先端チップ30と、内管シャフト20の径方向の外方に配置されるバルーン40と、バルーン40の位置を確認するための第1造影部材50、第2造影部材60と、を有する。なお、本明細書では、生体内に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」、手元側を「基端」若しくは「基端側」と称することとする。
外管シャフト10は、図1に示すように、先端シャフト11と、先端シャフト11の基端側に接続された中間シャフト12と、中間シャフト12の基端側に接続された基端シャフト13と、を有する。基端シャフト13の基端側にはハブ70を有する。
先端シャフト11および中間シャフト12は、ガイドワイヤポートP付近において内管シャフト20と一体的に接続(融着)している。基端シャフト13は、基端シャフト13の先端側が中間シャフト12の内腔に配置された状態において、中間シャフト12の基端側に接続(融着)している。
外管シャフト10の先端シャフト11は、図2に示すように、バルーン40の基端まで延在している。
先端シャフト11および中間シャフト12の構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、軟質ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂、ポリウレタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー等の各種エラストマー、ポリアミド、結晶性ポリエチレン、結晶性ポリプロピレン等の結晶性プラスチックを用いることができる。
基端シャフト13の構成材料としては、比較的大きな剛性を有する金属材料、例えば、ステンレス鋼、ステンレス延伸性合金、Ni-Ti合金、真鍮、アルミニウムである。必要に応じて、比較的大きな剛性を有する樹脂材料、例えば、ポリイミド、塩化ビニル、ポリカーボネートを適用することも可能である。
内管シャフト20は、外管シャフト10の内部に配置される。内管シャフト20は、ガイドワイヤが挿通可能なガイドワイヤルーメンLを有する。ガイドワイヤルーメンLの基端部側は、ガイドワイヤポートPと連通している。内管シャフト20は、図2に示すように、バルーン40の先端まで延在している。
バルーンカテーテル1は、外管シャフト10の先端部側寄りにガイドワイヤが出入り可能なガイドワイヤポートPが形成された、いわゆるラピッドエクスチェンジ型のカテーテルとして構成している。なお、バルーンカテーテルは、いわゆるオーバーザワイヤ型のカテーテルとして構成してもよい。
内管シャフト20の構成材料としては、例えば、外管シャフト10の先端シャフト11および中間シャフト12と同様の材料を用いることが可能である。
先端チップ30は、図2に示すように、内管シャフト20の先端側に設けられる。先端チップ30は、先端側に向けて外径が小さくなるテーパー形状を備えている。先端チップ30の内部には、軸方向に沿って貫通孔31が形成されている。貫通孔31は、ガイドワイヤルーメンLと連続して形成されている。
先端チップ30は、例えば、柔軟な樹脂製の部材で構成することが可能である。ただし、先端チップ30の材質は、柔軟であり、内管シャフト20に対して固定することが可能であれば、特に限定されない。
このように、先端チップ30が設けられることによって、バルーンカテーテル1の先端が生体器官(血管の内壁等)に接触した際に、生体器官に損傷等が生じることを好適に防止できる。
図2に示すように、バルーン40の先端は、内管シャフト20に対して固定され、バルーン40の基端は、外管シャフト10の先端シャフト11に対して固定される。バルーン40の内管シャフト20または先端シャフト11に対する固定方法は、特に限定されないが、例えば接着剤による接着である。
バルーン40は、外管シャフト10の内腔10Lを通じて、作動流体が注入されることにより、径方向に拡張する。作動流体は、例えば、造影剤と生理食塩水の混合液からなる。
本実施形態において、バルーン40は、周方向のうち半周分がカッティングバルーンとして構成され、残りの半周分が薬剤塗布バルーンとして構成されている。
バルーン40の構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル、エチレン-酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン-酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリスチレンエラストマー、シリコーンゴム、ラテックスゴム等を用いることができる。
第1造影部材50、第2造影部材60は、図2に示すように、内管シャフト20の外周かつバルーン40の内周に設けられる。第1造影部材50、第2造影部材60は、バルーン40の位置を把握するために設けられる。
第1造影部材50は、放射線不透過性を有する。ここで、「放射線不透過性を有する」とは、通常の医療現場において、放射線透視画像上で第1造影部材50の存在が確認(例えば、画像上で視認)できる程度であることを意味する。以下の説明では、放射線としてX線を用いた例を説明するが、医療現場で診断または治療のために使用される放射線である限りにおいてX線に限定されない。
第1造影部材50は、バルーンカテーテル1の周方向の向きを把握するために設けられる。第1造影部材50は、図2~図4に示すように、先端から順に、第1円筒部51と、延在部52と、第2円筒部53と、を有する。
第1円筒部51、延在部52、および第2円筒部53に形成される内周面50Lは、内管シャフト20に固定されて配置される。第1造影部材50の内管シャフト20に対する固定方法は特に限定されないが、例えば接着剤による接着である。
第1円筒部51は、内管シャフト20に対して配置可能であって、円筒状に構成される。
延在部52は、第1円筒部51に対して基端側に連続して軸方向に延在する。また、延在部52は、半円筒形状を備える。ここで半円筒形状は、完全に半円筒形状のみではなく、本発明に係る効果を備える限りにおいて、半円筒形状からの誤差も含まれるものとする。
延在部52は、図4に示すように、その周面に軸方向に沿う中心軸CLに対して非対称な貫通孔52Hを有する。本実施形態において、貫通孔52Hは、図4に示すように、軸方向(図4の左右方向)に延在して、基端側において周方向(図4の上下方向)に延在するL字状に形成される。
第2円筒部53は、延在部52に対して基端側に連続する。第2円筒部53は、内管シャフト20に対して配置可能であって、円筒状に構成される。
このように、第1円筒部51、延在部52、および第2円筒部53が軸方向に連続的に形成される第1造影部材50によれば、図3に示す角度から視たときに、第1円筒部51および第2円筒部53の間であって、延在部52に相当する箇所に、溝部54が形成される。
第1造影部材50は、例えば、白金、金、銀、イリジウム、チタン、タングステン等の金属、またはこれらの合金等により構成することができる。
次に、第1造影部材50のX線透視画像について説明する。第1造影部材50が、図3に示すように配置されているとき、図5(A)に示すX線透視画像において、溝部54が上方に出現する。
また、第1造影部材50を図3の状態から先端側から視て反時計回りに90度回転したとき、すなわち、図4に示すように配置されているとき、図5(B)に示すX線透視画像において、貫通孔52Hが、左右方向に延在するとともに、基端側において上方向に延在するL字状に出現する。
また、第1造影部材50を図3の状態から先端側から視て反時計回りに半周(180度)回転したとき、図5(C)に示すX線透視画像において、溝部54が下方に出現する。
また、第1造影部材50を図3の状態から先端側から視て反時計回りに270度回転したとき、すなわち、図4に示す状態から先端側から視て反時計回りに半周(180度)回転したとき、図5(D)に示すX線透視画像において、貫通孔52Hが、左右方向に延在するとともに、基端側において下方向に延在するL字状に出現する。
ここで後述する公知の第2造影部材60の構成の場合、円筒状に構成されているため、X線透視下において、血管内に挿入したバルーンカテーテルが血管の周方向に対してどの方向に向いているかが不明である。
これに対して、本実施形態に係るバルーンカテーテル1の第1造影部材50では、図5(A)~図5(D)に示されるX線透視画像によって、バルーンカテーテル1の周方向における向きを把握することができる。したがって、後述するように、血管Vの周方向において、プラーク領域N1および石灰化領域N2が存在する病変部Nに対して、バルーン40周方向の所望の位置に配置することができ、各領域に対して適切な治療を行うことができる。
第2造影部材60は、図1、図2に示すように、第1造影部材50の基端側に配置される。第2造影部材60は、特開2017-63830号公報に開示されているような円筒状のものを用いることができる。第2造影部材60を形成する材料は、第1造影部材50を形成する材料と同一のものを用いることができる。
ハブ70は、流体(作動流体)を供給するためのインデフレーター等の供給装置(図示省略)と液密・気密に接続可能なポート71を有している。ハブ70のポート71は、例えば、流体チューブ等が接続・分離可能に構成された公知のルアーテーパー等によって構成することができる。
ハブ70の構成材料は、例えば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルサン、ポリアリレート、メタクリレート-ブチレン-スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
次に、図6を参照して、蛇行する血管V内にバルーンカテーテル1を挿通した後、血管Vにおいて形成される病変部N(プラーク領域N1および石灰化領域N2を備える)にバルーンカテーテル1のバルーン40を押し込み、病変部Nに適切な処置を行う手順例を説明する。
まず、術者は、バルーンカテーテル1の導入に先立って血管Vに配置されているガイドワイヤ(不図示)に、バルーン40が収縮状態のバルーンカテーテル1を這わせて、バルーン40を病変部Nに送達する。
次に、術者はX線透視画像を取得・確認して、図5(A)~図5(D)のX線透視画像に基づいて、バルーンカテーテル1の血管の周方向の向きを把握する。そして術者は、バルーン40のカッティングバルーンがプラーク領域N1に一致するよう、かつバルーン40の薬剤塗布バルーンが石灰化領域N2に一致するように、バルーンカテーテル1を周方向に所定角度回転する。
次に、術者はバルーン40内に流体を注入して、バルーン40を拡張する(図6参照)。そして、術者は、バルーン40表面に軸方向に延びるカッティング部(図示せず)によってプラーク領域N1を除去するとともに、薬剤塗布バルーンによって石灰化領域N2に薬剤を塗布する。
以上説明したように、本実施形態に係るバルーンカテーテル1の第1造影部材(造影部材に相当)50は、バルーンカテーテル1(医療用長尺体に相当)の内管シャフト20(シャフト部に相当)に配置可能な第1円筒部51と、第1円筒部51から軸方向に延在するとともに、半円筒形状を備える延在部52と、を有する。このように構成された第1造影部材50によれば、第1円筒部が延在部に対して幅方向に大きくなるような透過画像を取得した場合に、正面および背面で透過画像が異なるため、バルーンカテーテル1の向きを把握できる。
また、第1造影部材50は、延在部52に対して第1円筒部51の反対側に設けられ、バルーンカテーテル1の内管シャフト20に配置可能な第2円筒部53をさらに有する。このように構成された第1造影部材50によれば、第1円筒部51および第2円筒部53が内管シャフト20に配置されるため、第1造影部材50の軸方向に位置ずれを抑制することができる。さらに、第2円筒部53がさらに設けられることによって、バルーンカテーテル1の周方向の向きを把握するときの視認性が向上する。
また、延在部52は、延在部52の周面に設けられ、周面の中心軸に対して非対称な貫通孔52Hをさらに有する。このように構成された第1造影部材50によれば、90度間隔でバルーンカテーテル1の周方向の向きを把握することができ、より精度よくバルーンカテーテル1の周方向の向きを把握することができる。
また、貫通孔52Hは、L字状に形成される。このように構成された第1造影部材50によれば、容易な構成で、90度間隔でバルーンカテーテル1の周方向の向きを把握することができる。
以上、実施形態を通じて本発明に係るバルーンカテーテル1および第1造影部材50を説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されず、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、第1造影部材50は、第2円筒部53を有した。しかしながら、第1造影部材には、第2円筒部53が設けられていなくてもよい。
また、上述した実施形態では、第1造影部材50の延在部52は、L字状に形成される貫通孔52Hを有した。しかしながら、貫通孔52Hの構成は、延在部52の周面の中心軸に対して非対称である限りにおいて限定されない。非対称の別の例としては、中心軸に対して斜めのスロットや、中心軸に対して直交する方向に頂点を向けた三角形状あったりしてもよい。
また、上述した実施形態では、第1造影部材50の延在部52は、延在部52の周面に設けられ、周面の中心軸に対して非対称な貫通孔52Hを有した。しかしながら、延在部は、貫通孔52Hを有していなくてもよい。
また、上述した実施形態では、第2造影部材60は、第1造影部材50の基端側に配置された。しかしながら、第1造影部材50および第2造影部材60の配置される位置は逆であってもよい。
また、上述した実施形態では、バルーンカテーテル1は、第1造影部材50および第2造影部材60を軸方向に有した。しかしながら、図7に示すように、バルーンカテーテル2は、2つの第1造影部材150が軸方向に2つ形成されていてもよい。第1造影部材150の延在部152の周面には貫通孔が形成されていない。また、2つの第1造影部材150は、軸方向周りに所定角度(例えば90度)ずれた状態で配置されている。このように構成されたバルーンカテーテル2の場合、延在部152の周面に貫通孔が形成されていなくても、2つの第1造影部材150を用いて、より精度よく(例えば90度間隔で)バルーンカテーテル1の周方向の向きを把握することができる。
また、上述した実施形態では、第1造影部材50が配置される医療用長尺体として、バルーンカテーテルを例に挙げて説明したが、マイクロカテーテルや画像診断カテーテル等のデバイスに配置されてもよい。
1、2 バルーンカテーテル(医療用長尺体)、
20 内管シャフト(シャフト部)、
50、150 第1造影部材(造影部材)、
51 第1円筒部、
52、152 延在部、
53 第2円筒部、
CL 中心軸。

Claims (7)

  1. 医療用長尺体のシャフト部に配置可能な第1円筒部と、
    前記第1円筒部から軸方向に延在するとともに、半円筒形状を備える延在部と、を有する造影部材。
  2. 前記延在部に対して前記第1円筒部の反対側に設けられ、前記医療用長尺体の前記シャフト部に配置可能な第2円筒部をさらに有する、請求項1に記載の造影部材。
  3. 前記延在部は、前記延在部の周面に設けられ、前記周面の中心軸に対して非対称な貫通孔をさらに有する、請求項1または2に記載の造影部材。
  4. 前記貫通孔は、L字状に形成される、請求項3に記載の造影部材。
  5. 医療用長尺体のシャフト部に配置可能な第1円筒部と、
    前記第1円筒部から軸方向に延在するとともに、半円筒形状を備える延在部と、を有する造影部材が、前記医療用長尺体の前記シャフト部に配置された造影部材付き医療用長尺体。
  6. 前記造影部材は、前記シャフト部に対して前記軸方向の異なる位置において2つ配置され、
    2つの前記造影部材は、軸方向周りに互いに所定角度ずれた状態で配置される、請求項5に記載の造影部材付き医療用長尺体。
  7. 前記医療用長尺体はバルーンカテーテルである、請求項5または6に記載の造影部材付き医療用長尺体。
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